「同性愛者を法律で守れば足立区は滅んでしまう」と発言をした足立区議・白石正輝議員(78・自民党)。10月20日に陳謝したものの、議事録から発言を削除するよう要請した。その行動が、再び非難されている。白石議員は先月25日に開かれた足立区議会の定例会で、少子化について言及。その際、LGBTに言い触れ「レズとゲイについてだけは、もし足立区に完全に広がってしまったら足立区民がいなくなってしまう」「法律で守られているじゃないかなんていうような話になったんでは、足立区は滅んでしまう」と持論を展開した。白石議員の発言が報じられると、「同性愛差別だ」との声が相次いだ。またTwitterでは「♯私たちはここにいる」というハッシュタグのもと、《何も滅ばせないし、幸せの形がもっと増えて欲しいな》《絶対に滅ばない。なんなら新しい世界を作ってく》と「同性愛で足立区が滅びる」発言への反論が集まっている。そんななかで今月20日、白石議員は区議会本会議に登場した。各メディアによると「差別的な発言と受け止められる表現があり、不快な思いをした方、傷つけた全ての皆様に対しておわび申し上げる」と陳謝。そして白石議員の要望があり、問題となった発言が議事録から削除されることになったという。「白石議員の所属する自民党といえば、安倍政権下で行われた『桜を見る会』に関する公文書の改ざんや廃棄を行っていたとして非難されていました。また野党の追及が始まった途端、議員らは公式サイトやブログから『桜を見る会』の関連個所を削除。さらに菅義偉首相(71)も自身の著作を改訂するにあたり、公文書の重要性を訴える箇所を削除しています。都合の悪いことをすぐ“なかったこと”にするため、『自民党は歴史を軽視している』との揶揄もあります」(全国紙記者)白石議員の削除要請に、ネットでは「自民党らしい」と呆れる声が上がっている。《他者を攻撃し煽るためにはどんな暴言もしてよくて都合悪くなったら記録を削除、というのが自民党の党是なんだな》《都合が悪ければ無かったことにしてはいおしまい。自民党の十八番ですね》《終始一貫した自民しぐさ》また、削除を許可した区議会に対しても《議会ぐるみでなかったことにするのか》《あくまで議事録として残すべし。足立区議会は発言を無かったことにしてはいけない》《議事録から発言ホイホイ消しちゃうような議会の方が余程足立区滅ぼしそうだがな》と厳しい声が相次いでいる。
2020年10月21日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「一発録り」です。「レコーディングで一発録りをした」なんていうコメントを雑誌のインタビュー記事などで見かけることがあると思います。みなさん、「一発録り」とは、どういうものを想像されますか?言葉の通り受け取るとバンド全員で一斉に演奏して、それ一発で決めることのように思いませんか?僕もずっとそうだと勘違いしていました。ライブのように一発で決めることを指すのだと。ディープ・パープルの名曲「SMOKE ON THE WATER」で有名なギターリフをリッチー・ブラックモアがミスピックしたけど、そのまま収録された音源があります。ああいうのを「一発録り」やなと思っていましたが、あれはライブ盤であり「一発録り」とは違うそうです。実際の「一発録り」とは、メンバー全員が同じ空間で同時に演奏していることは間違いないのですが、その演奏がたった一度きりとは限りません。僕がバンドをやっている友達に素朴な疑問として「この前、一発録りしたって雑誌で読んだけど、そんなにうまいこと演奏できるもんやねんな」と感想を述べたところ、「いや、確かに一斉に演奏はしてるけど、それを何回も録ってるんやで」と教えてもらったことで、そのことが判明しました。ファーストテイクで決めなくてはいけないわけではなく、何テイク録るかはうまくいくか次第なんです。だから、正確に言うと「一発録り」とは「一斉録り」または「一気録り」のことなんですね。ちなみに「一発録り」の対になるのが「バラ録り」です。これは、ひとつずつ楽器の演奏を録音していって、音を重ねていきます。「一発録り」のメリットとしては、一体感があるということでしょうか。バンドとしてのグルーヴを出したいなら、一斉に演奏したほうが、それが醸し出されるはずです。デメリットは、録音の難しさがあると思います。バンドの形態に合わせてマイクもたくさん立てないといけないですし、ギターとベースはめっちゃうまくいったけど、ドラムがイマイチだったから録り直ししないとあかんとか、全員の息が合ってないと難しい。バラ録りなら、それぞれのベストテイクを使えばいいわけですから、それぞれにいいところ、難しいところがあります。とはいえ、僕は常に一人きりなので、ある意味何やっても「一発録り」です。常に緊張感を持って、一人でレコーディングしております。おかざきたいいく『よなよなラボ』(NHK総合 毎月1回土曜24:05~)が好評放送中。YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の新コンテンツ「THE FIRST TAKE FES」への出演が話題に!※『anan』2020年9月16日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2020年09月14日ディーゼル(DIESEL)の回顧録「5D: DIESEL DREAM DISRUPTION DEVIATION DENIM」が、2019年11月15日(金)に、ディーゼル 銀座・渋谷・大阪・青山店及び、公式オンラインストアにて発売される。「5D: DIESEL DREAM DISRUPTION DEVIATION DENIM」は、ディーゼルの創始者であるレンツォ・ロッソが立ち上げたレーベルの成長・発展の軌跡にフォーカスした書籍。全248ページに及ぶ本の中には、ディーゼルのアイコン“ジーンズ”誕生のきっかけとなる、15歳の頃のロッソのエピソードをはじめとする、数十年に渡るブランドの歴史を記録。またディーゼル従業員のストーリーやブランド関係者の寄稿や書簡なども、回顧録として紹介している。さらにデニムにフィーチャーした写真をはじめ、世界中のフリーマーケットやリサイクルショップからかき集めた“レア”なアーカイブ品、歴史的キャンペーンの様子を捉えた写真なども収録。ディーゼルファンにはたまらない、見ごたえたっぷりの1冊に仕上がっている。【詳細】ディーゼル回顧録「5D: DIESEL DREAM DISRUPTION DEVIATION DENIM」発売日:2019年11月15日(金)取扱:ディーゼル 銀座・渋谷・大阪・青山店及び、公式オンラインストア価格:11,880円(税込)【問い合わせ先】ディーゼルジャパンTEL:0120-55-1978
2019年11月17日メ~テレが開局55周年を記念して、妻夫木聡と井上真央の初共演で貫井徳郎の小説「乱反射」をスペシャルドラマ化。9月22日(土)今夜オンエアする。原作は「愚行録」「犯罪症候群」など数々のミステリーで知られる貫井氏が「週刊朝日」に連載、第63回日本推理作家協会賞長編、連作短編部門受賞のほか第141回直木三十五賞候補作にもなった同名小説。現代の日本が抱える社会問題を斬新な切り口で描き出した社会派ミステリーとして高く評価される原作を、今回、『川の底からこんにちは』で第53回ブルーリボン賞監督賞を受賞し、松田龍平主演の『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞に輝いたほかアカデミー賞外国語映画部門にも選出されるなど世界的な評価を受けた石井裕也監督がメガホンを取って映像化。主演には貫井氏の原作を映画化した『愚行録』で主演を務めたほか、石井監督とも『バンクーバーの朝日』でタッグを組んだ妻夫木さん。妻夫木さん演じる主人公の妻役には「花より男子」や連続テレビ小説「おひさま」のヒロイン役で国民的人気となり大河ドラマ「花燃ゆ」や『白ゆき姫殺人事件』など数々の作品で知られる井上さん。そのほか「BG~身辺警護人~」などの萩原聖人をはじめ、『響 -HIBIKI-』「アンナチュラル」などの北村有起哉、「おんな城主 直虎」や『羊と鋼の森』の光石研、「高嶺の花」『3D彼女』の三浦貴大、「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などの芹澤興人、「嫌われる勇気」などの相楽樹らが共演。自らの虚栄心を満たすため街路樹伐採の反対運動を起こす主婦、飼っている愛犬のフンを始末しない老人、医師としての責任を負うのが嫌で救急要請を断ってしまうアルバイト当直医、犬のフンを拾う仕事を放置した市の職員、極度の潔癖症で不潔なものに触れられないことを隠している造園業者…本当は悪いと思いながら行なってしまう「小さな罪」の連鎖によって奪われた2歳の男の子の命。誰も謝罪をせず誰もが人のせいにし自分の責任を認めない。責任を追及しようにも法でも裁くことができない。そして追い込まれた父親と母親は幼い息子を失った悲しみと怒りの矛先を、自分自身に向けていく…。妻夫木さんと井上さんを中心にして、重厚なキャスト陣による迫真の演技で日本社会の闇を暴き出す社会派ミステリーエンターテインメント。「乱反射」は9月22日(土)22時15分~メ~テレ・テレビ朝日系でオンエア。(笠緒)
2018年09月22日俳優・妻夫木聡が、3月放送スタートのドラマ「連続ドラマW イノセント・デイズ」で主演を務めることが決定。妻夫木さんが連続ドラマWに登場するのは初、また連続ドラマへの出演は3年半ぶりとなる。原作は、早見和真のヒューマン・サスペンス小説「イノセント・デイズ」。第68回日本推理作家協会賞・長編及び連作短編集部門受賞作で、発行部数が30万部を突破したベストセラー。監督は映画『愚行録』以来2度目のタッグとなる石川慶が務める。■女性死刑囚の無実を信じる、ただひとりの男の駆け抜ける先は…「被告人を死刑に処す」。佐々木慎一(妻夫木さん)は、幼なじみの田中幸乃が元交際相手の住むアパートに火を放ち妻子を焼死させたとして、死刑判決を受ける姿を法廷で見つめていた。幼少期の幸乃を知り、そしてある負い目を持つ慎一は、彼女が真犯人ではないと直感。幸乃を救いたい一心で、味方を探して幸乃の姉や中学校時代の同級生など彼女の人生を知るさまざまな人々に会いに行くが、先々でその壮絶な過去を聞かされることになる。そして、ともに幸乃の幼なじみで弁護士の丹下翔と再会するも次第に意見があわなくなっていく。一方で近づいてくる死刑の時を淡々と待つ幸乃。刑務官の佐渡山瞳は、その姿になぜか惹かれ始めていた――。■幼なじみの死刑判決に疑問を抱く“主人公”を妻夫木さんが熱演妻夫木さんが演じるのは、死刑判決を受けた幼なじみの女性の罪の真偽に疑問を感じている主人公・佐々木慎一。死刑執行が迫る中、幼なじみの幸乃の無実を信じ調査を進めていく中で、彼女の壮絶な半生を知るとともに、意外な真実にたどり着く展開に。■『愚行録』石川慶監督と再タッグ!原作者・早見氏は「本当にワクワク」本作でメガホンを取るのは、今年公開の妻夫木さん主演映画『愚行録』を手掛けた石川慶監督。また原作者である早見氏は、妻夫木さん主演の映画『ぼくたちの家族』の原作者でもある。今回は、原作を読み映像化を強く望んだ妻夫木さん自身の想いによって、本作の企画の実現に至ったという。「『僕に原作を預けていただくことはできませんか?』妻夫木さんに電話でそう尋ねられた日のことをいまでも鮮明に覚えています」と今回の企画の始まりを話す早見氏。また、「同い年の石川監督がどう料理するのか、本当にワクワクしています。僕にとって思い入れのある作品を皆さんにお預けします。第1話の放送がいまから楽しみでなりません」放送が待ち遠しいとコメント。石川監督は、「映画につづき、妻夫木さんと作品を作れることが、本当に嬉しく、贅沢なことだと実感しています」と喜び、「素晴らしいシナリオがあがりました。素晴らしいキャストが集っています。いままでにない力強いドラマになるはずですから、どうぞご期待ください」と自信を見せている。■主演の妻夫木さんよりコメント到着早見氏の小説の中で一番大好きな作品がこの本原作だと言う妻夫木さんは、「人間にとって幸せとは何なのか、幸せの定義を求められたとき、僕には答えがなかった。だせるわけもないんです。幸せに定義なんてないのかもしれない。でも、ただただ信じていたい、そんな気持ちにさせられました」と語る。また、原作を読んだときからドラマでじっくり演じてみたいと強く感じたと言い、「なかなか映像化するには難しい題材ではあるのですが、石川監督を初め、素晴らしいキャスト、スタッフの方々に囲まれてこの作品に挑めることに静かに興奮しています。僕たちがこの作品にかける思いを信じてくださった方々に感謝の気持ちしかありません」と想いを述べた。連続ドラマW「イノセント・デイズ」は2018年3月18日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全6話)※第1話無料放送。(cinemacafe.net)
2017年12月20日恋愛マンガの金字塔作品として呼び声の高い、魚喃キリコ原作の「南瓜とマヨネーズ」が実写映画化されることが決定。『愚行録』の臼田あさ美が主演を務め、太賀、オダギリジョーらと競演する。ツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)のミュージシャンになる夢を叶えるために、内緒でキャバクラで働き生活を支えていた。一方、無職で曲が書けずスランプに陥ったせいいちは、毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。しかし、ツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。そんな矢先、ツチダにとって、いまでも忘れられない昔の恋人・ハギオ(オダギリジョ-)と偶然、再会を果たした。過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくツチダだったが…。映画化もされた「blue」「strawberry shortcakes」などの魚喃キリコの代表作を、『乱暴と待機』『パビリオン山椒魚』などで知られ、2015 年に『ローリング』で「第89 回キネマ旬報ベスト・テン」日本映画第10 位を受賞した鬼才・冨永昌敬監督が実写化。もろく崩れやすい日常の大切さを説きながらも、女性の切ない恋模様をリアルに描いた原作世界を忠実に再現。近年の青春恋愛映画を象徴するような、“壁ドン”“顎クイ”などは一切なし!20代半ばに誰もが経験するような、甘く切ない恋のほろ苦さ、そして人には言えない葛藤を描く等身大の恋愛映画を誕生させた。主人公ツチダを演じたのは、映画『愚行録』やTVドラマ「金と銀」に出演中の臼田さん。“今彼”「せいいち」と“元彼”「ハギオ」の間で揺れるツチダの繊細な心理を見事に表現した。映像化の実現と昨秋10月の撮影をふり返り、「映画を作りました。と、こうして皆様に伝えられること、ツチダとして過ごした時間、せいちゃんが太賀さんだったこと、ハギオがオダギリさんだったこと、すべてが尊くて、大切で、嬉しいです」と感慨ひとしお。「1999 年の魚喃キリコさんが誕生させたツチダが2017 年のいまも相変わらず元気でやってます」と語り、原作を初めて読んだときから出演を熱望していた、思い入れタップリの本作で5年ぶりの主演に挑む。映像化に着手するにあたり、4年も前から臼田さんにオファーしていたという冨永監督は、「魚喃さんが描いたツチダそっくりな人を探しました。その女優はすぐに見つかりましたが、似ているのは顔だけではなかった気がします。ツチダは臼田さん以外にありえません。臼田さん本人もそう思ってるはずです」と、キャスティングに絶対的な自信を覗かせる。臼田さん演じるツチダに生活を支えられながら夢を追う、ミュージシャン志望の恋人・せいいち役には、現在ドラマ「レンタルの恋」に出演中、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』『淵に立つ』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』など数々の作品に出演し、若手実力派の筆頭としてネクストブレイクの呼び声が高い太賀さん。「冨永組として『南瓜とマヨネーズ』を作っていく過程は、役者としてあまりにも濃密で幸せな時間で、撮影を終えたいまでも、心地の良い余韻がまだ残っています」と撮影をふり返り、本作の仕上がりについて「原作ファンの方にも映画ファンの方にも納得していただける作品になっていると思います。どうか楽しみにしていてください」とコメントした。そして、ツチダが再会を果たす忘れられない昔の恋人・ハギオ役に、『オーバー・フェンス』の好演も記憶に新しい日本映画界を牽引するオダギリさん。自由奔放で女にだらしのない役柄ながら、どこか憎めないキャラクター像を作り上げた。冨永監督とは商業長編デビュー作『パビリオン山椒魚』以来、約11 年ぶりのタッグとなる。そのほか、キャバクラでのツチダの同僚役に清水くるみ。ツチダがせいいちとの生活費を稼ぐために愛人関係となるサラリーマン・安原役に光石研。優しく厳しい眼差しで見守るせいいちのバンド仲間に浅香航大、若葉竜也、大友律、岡田サリオらが名を連ねる。また、「音楽」「バンド」が重要な要素となる本作では、冨永監督が数々のMV を手がけるなど親交も深く、唯一無二の活躍を続ける音楽家・やくしまるえつこが音楽監修・劇中歌制作を担当。早くも映像化された本作を観た原作の魚喃さんは、「みごとにのまれた、感謝!」と絶賛のコメントを寄せている。夢を追うミュージシャン志望の恋人か、自由奔放で女好きな昔の恋人か。その狭間で揺れる、普遍的ともいえる繊細な女心に注目していて。『南瓜とマヨネーズ』は11月より新宿武蔵野館ほかにて全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月04日俳優・小出恵介が出演する、妻夫木聡主演の映画『愚行録』(2月18日公開)の特別映像が20日、公開となった。同作は作家・貫井徳郎氏の同名ミステリ小説を映画化。1年前に起こった一家殺人事件の取材を開始した週刊誌記者・田中(妻夫木)が、妹・光子(満島ひかり)の問題を抱えながら、関係者の証言によって事件の背後にあった人間関係の摩擦に気付いていく様を描く。小出が演じるのは、殺害されたエリートサラリーマン・田向浩樹。今回公開された特別映像では、同僚の渡辺(眞島秀和)と喫煙室で身勝手な男の会話を繰り広げる。渡辺に対して、田向が「この間の飲み会覚えてる? 山本さんって子いたじゃん?」と話し、実はその日のうちに男女の関係になったことを明かす。「ええやん、付き合うたら」と言う渡辺に、「会ってその日にやっちゃう子なんて嫌だよ。そんな軽い女」と言い放った。20日に誕生日をむかえ、32歳になったばかりの小出。爽やかで真面目な役のイメージも強いが、大人の技巧で憎めない「身勝手男」を演じた。
2017年02月20日俳優の妻夫木聡が2月18日(土)、都内で行われた主演作『愚行録』の初日舞台挨拶に出席。「今日は『何でも上手にできるように』とジョーズの絵が入った勝負パンツを履いています。あまりに履き過ぎて、穴が開いて、自分で縫いました」と“秘密”を明かしていた。第135回直木賞の候補になった貫井徳郎氏の同名小説を映画化。週刊誌記者の田中(妻夫木さん)は1年前に発生し、未解決のままになっているエリートサラリーマン一家殺害事件を取材しながら、被害者一家を取り巻く羨望や嫉妬、駆け引きといった人間の“愚行”を目の当たりにする。「直感で出演したいと思った。確実に心に傷あとを残してくれる映画」(妻夫木さん)。舞台挨拶には妻夫木さんをはじめ、主人公・田中の妹を演じる満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、石川慶監督が出席した。妻夫木さんと満島さんは、映画『悪人』をはじめ、共演経験があるだけに「ひかりちゃんだったら、付き合いも長いから、(演技について)話し合いなしで、通じ合っている部分があり安心していた。女優さんとして尊敬している」(妻夫木さん)、「右に同じです。妻夫木さんがお兄ちゃんじゃなければ、演じられなかった」(満島さん)と互いに全幅の信頼を寄せていた。また、市川さんは昨年、夫で俳優の戸次重幸との間に第1子となる男児を出産して以来、初めての公の場に。「3日ぐらい前に息子を抱っこして予防接種に行ったら、帰りにギックリ腰になりまして…。いまも、立っているのがやっとです。コルセットをして、ここに立っています」と“秘密”を披露していた。『愚行録』は現在公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愚行録 2017年2月18日より全国にて公開(C) 2016「愚行録」製作委員会
2017年02月18日公開初日を迎えた映画『愚行録』の舞台あいさつが18日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、妻夫木聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、石川慶監督が出席した。ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎による直木賞候補作の同名小説を映画化にした本作は、ロマン・ポランスキーなどを輩出した名門・ポーランド国立映画大学で演出を学んだ石川慶監督の長編映画監督デビュー作。主人公・週刊誌の記者である田中役を妻夫木聡、田中の妹・光子役を満島ひかりが務め、人間関係における羨望、嫉妬、見栄、駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の愚行が複雑に絡み合い、人間性が極限まで試される戦慄の群像劇を描き出す。妻夫木は「このお話は見終わった後に『面白い!』というような感じではないかもしれませんが、皆さんの心に確実に何かを残せる作品だと思っているので、最後までスクリーンの絵の中に引き込まれていただければと思います」とアピール。妹役の満島ひかりについて「ひかりちゃんだったら話し合いを抜きにして、通じ合っている部分があると思っているので、安心したというのが正直な感想です。女優さんとして尊敬できるし、人間としてもお付き合いが長いので、話し合って構築するよりも感覚的に一緒に入れられるという思いが最初からあり、心強かったですね」と話し、満島も「右に同じく(笑)。私も妻夫木さんがお兄さんじゃなければできなかったと思います」と信頼を寄せていた。劇中で満島扮する光子がある秘密を抱えているが、それにちなみ「自身の秘密は?」という共通質問に、妻夫木は「秘密って言った時点で秘密じゃないですよね」と疑問を呈すも「今日は勝負パンツを穿いています。上手に何でもできるように『ジョーズ』のパンツを穿いています。あまりにも穿きすぎて穴が開いていたので、先日自分で縫いました(笑)」と告白。そんな妻夫木の回答に満島は「妻夫木さんが『ジョーズ』のパンツを穿いているのをみんなが想像している! 面白い(笑)」と茶化すなど観客の笑いを誘っていた。
2017年02月18日妻夫木聡ら豪華キャストが出演し、日本から唯一の長編実写作品として、第73回ベネチア国際映画祭「オリゾンティ・コンペティション部門」で正式上映された話題作『愚行録』。この度、本作に出演する中村倫也の登場シーンを収めた特別映像が到着した。エリートサラリーマンの夫、美人で完璧な妻、そして可愛い一人娘の田向一家。絵に描いたように幸せな家族を襲った一家惨殺事件は迷宮入りしたまま1年が過ぎた。週刊誌の記者である田中は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。ところが、関係者たちの証言から浮かび上がってきたのは、理想的と思われた夫婦の見た目からはかけ離れた実像、そして証言者たち自らの思いもよらない姿であった。その一方で、田中も問題を抱えている。妹の光子が育児放棄の疑いで逮捕されていたのだ――。本作は、貫井徳郎の第135回直木賞候補作「愚行録」の映画化。日常で交わす何気ない会話や人のウワサ話、人間関係における秘められた羨望、嫉妬、見栄、駆け引き…無意識に積み重ねられる愚行の数々には、観る者自身の生き方が問われ、極限まで人間性が試される。誰が真の被害者で誰が加害者なのか?SNSに翻弄され、本音が見えない現代社会に一石を投じる未だかつてない戦慄の群像ミステリー。主人公・週刊誌の記者である田中役を妻夫木さんが演じるほか、田中の妹・光子役を満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村さん、眞島秀和ら豪華キャストが集結している。中村さんが演じるのは、殺害された田向の妻(旧姓:夏原)友季恵(松本若菜)と同じ大学の同級生だった尾形孝之役。妻夫木さん扮する週刊誌記者の田中が取材する証言者の1人だ。そして今回到着したのは、そんな尾形の証言映像。田中が殺された夫婦の妻・夏原友季恵の大学時代の様子を聞こうと尋ねると、尾形は「女って基本、自分の話を聞いてもらいたがるじゃないですか」と切り出し、「でも夏原さんはちゃんとこっちの話を聞いてくれるんですよね。場の空気をちゃんと読んで必要以上に目立たないし」と夏原をベタ褒め。そして次には、夏原と大学同期であり、また尾形の元カノでもあった宮村淳子にも取材をしてきた田中に、自分のことを気にしていなかったかを確認。過去の女性はいまでも自分のことを気にしているんじゃないか、そんな淡い期待を膨らませる“男の愚かな一面”を覗かせるセリフだ。また聞いてもいないのに淳子から夏原へと心が移ったことを暴露し、さらなる愚行が露呈されている映像となっている。本作で中村さんは、20代前半の大学生役から30代半ばの少し疲れた社会人となった尾形を演じ分けており、大学生時代はまだ世間を知らないあどけなさを出しつつ、社会人の尾形はいろいろと経験をしてきたうえで、何かを諦めたような空気感を出す熱演ぶりにも注目してみて。『愚行録』は2月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月12日俳優の妻夫木聡と満島ひかりが22日、都内で行われた映画『愚行録』(2月18日公開)のジャパンプレミアに、共演の小出恵介、臼田あさ美、松本若菜、中村倫也、眞島秀和、濱田マリ、平田満、石川慶監督とともに登場した。同作は作家・貫井徳郎氏の同名ミステリ小説。1年前に起こった一家殺人事件の取材を開始した週刊誌記者・田中(妻夫木)が、妹・光子(満島ひかり)の問題を抱えながら、関係者の証言によって事件の背後にあった人間関係の摩擦に気付いていく様を描く。何度も共演しており、今回も兄妹役を演じた妻夫木と満島は気心の知れた仲の様子。満島は過去の"愚行"として、舞台挨拶などに出始めたころは「ずっとこういう顔してしか写真に残ってなかった」と、真顔で映っていたという表情を再現した。満島はその後、妻夫木に「袖で『あのね、マスコミの人も、毎日たくさんいろんな取材をして、ここにきてるの。だから疲れて怒ってる顔に見える時もあるけど、そうじゃなくて、ちゃんと撮りにきてるから』」と諭されたことを明かした。満島は「(妻夫木から)ちゃんと大人として対応しなきゃダメだよ』って、怒られたことがあります」と振り返り、「ほんとにすみません」と、過去の自分の表情を反省していた。
2017年01月23日俳優の妻夫木聡と満島ひかりが1月22日(日)、兄妹役で共演する意欲作『愚行録』の完成披露試写会に出席。撮影を前に不安があったという満島さんは「メールで妻夫木さんに『でも頑張ります。愛してるよ』と送ったら、『愛してるよ』と返ってきた」と明かした。第135回直木賞の候補になった貫井徳郎氏の同名小説を映画化。週刊誌記者の田中(妻夫木さん)は1年前に発生し、未解決のままになっているエリートサラリーマン一家殺害事件を取材しながら、被害者一家を取り巻く羨望や嫉妬、駆け引きといった人間の“愚行”を目の当たりにする。絶望的な事件の真相を知り、極限まで追い込まれる主人公を演じた妻夫木さんは「観終った皆さんに『楽しんでいただけましたか?』と聞けるような題材ではないですが、この愚行をじっくりと味わっていただければ…」と神妙な面持ち。満島さんとは『悪人』(李相日監督)でも共演しており、「お互いにがっちりとつかまれている“何か”があるので、役作りとか考えず、その場に生きることだけを意識し、現場にいられたのはすごく救いでしたね」と全幅の信頼を寄せていた。完成披露試写会には妻夫木さんと満島さんに加えて、小出恵介、臼田あさ美、松本若菜、中村倫也、眞島秀和、濱田マリ、平田満、本作が長編デビューとなる石川慶監督が出席した。臼田さんは今月14日にロックバンド「OKAMOTO’S」のドラマー・オカモトレイジとの結婚を発表して以来、公の場に登場するのは初めてで、「新年早々、携帯電話を洗濯機で洗ってしまい、数日間、音信不通に(笑)。しばらく携帯のない生活を、気持ちよく過ごしました。すみません…」と自らの“愚行”をわびていた。『愚行録』は2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月23日本日12月24日(土)は俳優・中村倫也の30歳の誕生日。2016年は主演作『星が丘ワンダーランド』や「闇金ウシジマくん Season3」の“洗脳くん”などでひと際注目を集めた実力派は、2017年も話題作に続々出演。なかでも、妻夫木聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美らと共演を果たす『愚行録』から新たな場面写真が解禁となった。エリートサラリーマンの夫(小出恵介)、美人で完璧な妻(松本若菜)、そして可愛いひとり娘の田向一家。絵に描いたように幸せな家族を襲った一家惨殺事件は、迷宮入りしたまま一年が過ぎた。週刊誌の記者である田中(妻夫木聡)は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。ところが、関係者たちの証言から浮かび上がってきたのは、理想的と思われた夫婦の見た目からはかけ離れた実像、そして証言者たち自身の思いもよらない姿だった。その一方で、田中も問題を抱えている。妹の光子(満島ひかり)が育児放棄の疑いで逮捕されていたのだ…。直木賞候補となった貫井徳郎によるミステリー小説を、本作で長編デビューを果たす新鋭・石川慶監督が映画化した本作。中村さんは、殺害された田向の妻(旧姓:夏原)友季恵と同じ大学の同級生だった、尾形孝之役を演じている。妻夫木さん扮する週刊誌記者の田中が取材する証言者の1人だ。1986年生まれ、東京都出身の中村さん。2005年にダンカン監督の『七人の弔』で俳優デビュー。舞台「ライチ☆光クラブ」「RENT」「ヒストリーボーイズ」などでも活躍し、主な出演映画には『マエストロ!』『ピース オブ ケイク』『やるっきゃ騎士』、さらに『星ガ丘ワンダーランド』『日本で一番悪い奴ら』など話題作ばかり。ドラマでも「ファーストクラス」や「下町ロケット」などで注目を集め、「闇金ウシジマくん Season3」では甘い言葉を巧みに操り、女性とその家族を洗脳するサイコパスの熱演が話題となった。今回の映画『愚行録』では、20代前半の大学生役から30代半ばの少し疲れた社会人となった尾形孝之を演じ分けている。大学時代はまだ世間を知らないあどけなさを醸しつつ、さまざまな経験をしてきた社会人の尾形は、週刊誌記者・田中の取材に応じる姿も何かを諦めたような空気感を出す熱演ぶり。大学時代のラクロスをプレイするシーンのために、入念にラクロスの練習をして役作りも行ったという。2017年は本作を皮切りに、『3月のライオン』(前篇3月18日、後編4月22日公開)、『先生!』(秋公開)など注目作が目白押し。ブレイクを迎えても、着々とキャリアを積んでいく若手屈指の演技派・中村倫也の活躍に、これからも目が離せない。『愚行録』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月24日第73回ヴェネチア国際映画祭<オリゾンティ・コンペティション>部門に、日本から唯一の長編実写作品として出品され、話題を呼んだ『愚行録』。本日12月13日(火)、本作の主人公の週刊誌記者・田中武を演じた妻夫木聡が36歳の誕生日を迎えることを記念して、新たな場面写真3点が到着。合わせて、話題作が続いた妻夫木さんの2016年をふり返った。妻夫木さん、満島ひかりが兄妹役となり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和ら実力派キャストたちが脇を固める本作。ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎の直木賞候補作を、注目の新鋭監督・石川慶が映画化した。2016年は、すでに続編が始動している山田洋次監督『家族はつらいよ』(3月12日公開)、群像時代劇で存在感を放った『殿、利息でござる!』(5月14日公開)、李相日監督と『悪人』以来のタッグとなった『怒り』(9月17日公開)、そして、衝撃のビジュアルで“カエル男”を怪演した『ミュージアム』(11月12日公開)と4本もの映画が劇場公開され、その活躍と演技力に改めて注目が集まった妻夫木さん。特に『怒り』では、綾野剛演じる大西直人とゲイのカップルになる藤田優馬役を熱演。役作りのために綾野さんと同居生活を送ったことも大きな話題となり、日刊スポーツ映画大賞では自身初となる助演男優賞を受賞した。さらなる飛躍が期待される中、2017年2月18日には、『バンクーバーの朝日』以来約2年ぶりとなる主演作の本作『愚行録』が待機する。妻夫木さんは本作でも徹底した役作りを行ったそうで、週刊誌記者を演じるにあたり、実際に編集部を訪問。現役記者に立ち居振る舞いなどを逆取材した上で撮影に臨んだという。今回解禁となった場面写真からも、“週刊誌記者・田中”の眼光鋭い姿を目にすることができる。2017年はさらに、大根仁監督のもと映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』でも主演を務めることが発表されており、『家族はつらいよ2』が5月に公開、舞台では「NODA・MAP第21回公演『足跡姫』~時代錯誤冬幽霊~」にも出演するなど、その活躍はとどまることを知らない。プライベートでは、女優のマイコとの仲むつまじい結婚報告も話題を呼んだ妻夫木さん。30代半ばを過ぎ、さらに円熟味を増した“俳優・妻夫木聡”のこれからにも目が離せない。『愚行録』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日映画『愚行録』が、2017年2月18日(土)より全国で公開される。本作は、貫井徳郎による第135回直木賞候補作「愚行録」の映画化。日本からの唯一の長編実写作品として、第73回ベネチア国際映画祭「オリゾンティ・コンペティション」部門で正式上映され、世界的に注目を集めている話題作だ。ストーリーは、ある幸せな家庭を襲った一家惨殺事件をきっかけに展開。その事件の関係者たちの「語り」を通して、残酷なまでにリアルで繊細な描写で、人間の内面が描き出される。それぞれの人物の心に潜んだエゴや、欲望、嫉妬、見栄、駆け引き…。極限まで人間性を試すような迫真迫る展開に、観る者自身の生き方が問われるような戦慄の群像ミステリーだ。事件を追う週刊誌記者を演じるのは、『怒り』の体当たり演技でも話題を呼んだ妻夫木聡。さらに、満島ひかりや、小出恵介、臼田あさ美など、日本の映画界に名を連ねる実力派俳優が勢ぞろいする。■ストーリーエリートサラリーマンの夫、美人で完璧な妻、そして可愛い一人娘の田向一家。絵に描いたように幸せな家族を襲った一家惨殺事件は迷宮入りしたまま一年が過ぎた。週刊誌の記者である田中は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。ところが、関係者たちの証言から浮かび上がってきたのは、理想的と思われた夫婦の見た目からはかけ離れた実像、そして、証言者たち自らの思いもよらない姿であった。その一方で、田中も問題を抱えている。妹の光子が育児放棄の疑いで逮捕されていたのだ―。【詳細】『愚行録』公開日:2017年2月18日(土) 全国ロードショー出演:妻夫木 聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜監督:石川 慶原作:『愚行録』貫井徳郎脚本:向井康介音楽:大間々 昂(C)2017「愚行録」製作委員会
2016年12月10日妻夫木聡を始め、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣ら実力派キャストが出演する映画『愚行録』。この度、本作の場面写真が一挙解禁された。エリートサラリーマンの夫、美人で完璧な妻、そして可愛い一人娘の田向たこう一家。絵に描いたように幸せな家族を襲った一家惨殺事件は迷宮入りしたまま一年が過ぎた。週刊誌の記者である田中(妻夫木聡)は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。殺害された夫・田向浩樹(小出恵介)の会社同僚の渡辺正人(眞島秀和)。妻・友希恵(松本若菜)の大学同期であった宮村淳子(臼田あさ美)。その淳子の恋人であった尾形孝之(中村倫也)。そして、大学時代の浩樹と付き合っていた稲村恵美(市川由衣)。 ところが、関係者たちの証言から浮かび上がってきたのは、 理想的と思われた夫婦の見た目からはかけ離れた実像、そして、 証言者たち自らの思いもよらない姿であった。 その一方で、田中も問題を抱えている。 妹の光子(満島ひかり)が育児放棄の疑いで逮捕されていたのだ――。原作は、ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎の第135回直木賞候補作「愚行録」。SNSに翻弄され、本音が見えない現代社会に一石を投じる未だかつてない戦慄の群像ミステリーを描く。本作は、日本から唯一の長編実写作品として第73回ベネチア国際映画祭「オリゾンティ・コンペティション部門」で正式上映され、世界でも話題を集めている。このほど到着したのは、妻夫木さん演じる週刊誌の記者・田中武志が、中村倫也演じる尾形孝之に深刻な表情で取材をしている写真を始め、満島さん演じる光子がただ一点を見つめている場面、子どもを抱きかかえながら不敵な笑みを浮かべる稲村恵美(市川さん)、小出さん演じる田向浩樹と眞島秀和演じる渡辺正人が喫煙室で何やらよからぬことを話しているシーンなど計10点。果たして、他人を語り、自分の本性をさらけ出すのは一体誰なのか――。作品への期待がますます高まる場面写真となっている。『愚行録』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月07日俳優・妻夫木聡主演の映画『愚行録』(2017年2月18日公開)予告編とポスタービジュアルが18日、公開された。同作は作家・貫井徳郎氏の同名ミステリ小説。1年前に起こった一家殺人事件の取材を開始した週刊誌記者・田中(妻夫木)が、妹・光子(満島ひかり)の問題を抱えながら、関係者の証言によって事件の背後にあった人間関係の摩擦に気付いていく様を描く。予告編では、キャスト陣の役柄が判明。殺された田向浩樹を小出恵介、妻・友季恵を松本若菜が演じる。また、宮村淳子役の臼田あさ美、稲村恵美役の市川由衣、尾形孝之役の中村倫也、渡辺正人役の眞島秀和も登場する。被害者・関係者による、それぞれの思惑を感じさせる”語り”が登場し、事件の真相に迫っていく田中は「悪魔みたいな生き物が、この世にはいるんです」と発言。一方で、満島演じる田中の妹・光子の姿も挿入され、”仕掛けられた3度の衝撃”というキャッチコピーが大きく表示される予告編となっている。
2016年11月18日第73回ベネチア国際映画祭「オリゾンティ・コンペティション」部門で、日本から唯一、長編実写作品として正式上映された妻夫木聡×満島ひかりの『愚行録』。このほど、妻夫木さん、満島さんを取り囲む豪華実力派キャストたちが、全員イヤ~なやつであることが見えてくる本予告編が完成。意味深な笑みを浮かべる本ビジュアルも解禁となった。ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎の直木賞候補作を映画化。東北大学物理学科出身で、ロマン・ポランスキーを輩出したポーランド国立映画大学で学んだ期待の異才・石川慶が、満を持しての長編監督デビューを果たす。撮影はポーランド出身のピオトル・ニエミイスキが担当し、鮮烈な印象を与えている。絵に描いたように幸せなエリートサラリーマン一家を襲った惨殺事件の真相を追う、週刊誌の記者・田中を主人公にした本作。今回の予告編は、先日解禁された特報映像よりも各キャストの人物像がより明らかになり、それぞれが妙にイヤ~な感じを醸し出し、「誰は犯人だ!」と、ますます謎が増していく映像に仕上がっている。登場するのは、妻夫木さん、満島さんはじめ、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和といった豪華実力派俳優陣。被害者、関係者を含む彼らの、思惑を持った表情とセリフが次々と飛び出してくる。「俺のために動いてくれたお礼は、ちゃんとしてるよね?」と被害者の田向浩樹(小出さん)がイヤミたっぷりに言えば、田向夫婦の学生時代の同級生・宮村淳子(臼田さん)は「やめてよ、人のせいにするの」、さらに「皆、愚かで空っぽなのよ」(稲村恵美役/市川さん)、「人間ってホンマ勝手な生き物やなあって思いますけどね」(渡辺正人役/眞島さん)と、矢継ぎ早に登場するイヤ~なセリフの数々。実は、他人のことを語っているようでいて、話している彼ら自身の本性が露わになっていく。果たして、真の被害者、そして加害者はいったい誰なのか?また、「私、殺した人知ってます」という声の主が、満島さん演じる田中の妹・光子であったことが分かる。そして、田中が放つ「悪魔みたいな生き物が、この世にはいるんです」という締めくくりの言葉と共に、画面いっぱいに登場する「仕掛けられた3度の衝撃」とは…?そして、冒頭に笑顔で走り希望に満ちていたはずの光子は、どんな秘密を抱えてしまったのか…?併せて解禁となった本ビジュアルでは、そんな豪華キャストたちの表情に迫ったカットで構成されており、妻夫木さん演じる田中武と満島さん演じる田中光子以外、全員が含みをもった笑みを浮かべ、イヤ~な印象を残している。「他人を語り、本性を現すのは、誰だ?」のキャッチコピーがさらに不穏さを押し出し、彼らの“愚行”の数々を予感させる仕上がりとなっている。『愚行録』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月18日ダコタ・ジョンソンの祖母でメラニー・グリフィスの母である女優ティッピ・ヘドレン(86)が来月に回想録を出版する。ティッピは1961年にテレビのコマーシャルに出演していた姿をヒッチコック監督に見いだされ、1963年に『鳥』に主演。当時は監督のミューズであり、寵愛を受けているものだと思われていたが、実際は6か月の製作期間中、度重なるセクハラに耐えていたそうだ。「The New York Post」が抜粋した具体的な例として、ヒッチコックは『鳥』でティッピと共演したハンサムなロッド・テイラーに「ティッピと仲良くするな、触れるな」と釘を刺し、ティッピが男性と楽しそうに話しているだけで冷たい視線を送ったり子どものようにすねたり、激しく嫉妬したという。また、「監督は、車に一緒に乗るとドライバーに私の家の前を通過させました。そして『僕に触れて』と言うのです」。何とも驚きのセクハラであるが、リムジンの後部座席で無理矢理キスを迫られたこともあり、「もう本当に最低最悪な瞬間でした」とティッピは回想録に綴っている。当時誰にも相談することができなかったのは「60年代には“セクハラ”や“ストーカー”なんていうのは存在し得ないものだったから…」。また、スタジオにとって大切なのは、自分ではなく監督の方だと明らかだったのも声を上げられなかった理由だと語っている。(Hiromi Kaku)
2016年10月31日プリンスの1番目の妻マイテ・ガルシア(42)が回顧録を執筆中だという。マイテによる回顧録『ザ・モスト・ビューティフル』では、お互いに「異世界でのつながり」ともいえるマイテとプリンスの関係全般がつづられることになるようだ。出版は来年4月を予定している。そんなマイテは先日、元夫プリンスのために入れたタトゥーについて動画を投稿していたばかりだ。それには「これは私を笑顔にさせ、涙を流させる。愛は永遠!私の手を見るたびに思い出すわよ。傷ついている全ての人のために」とコメントをつけていた。また、6月のプリンスの誕生日は、完全菜食主義だったプリンスに習って、肉を食べないことのよさを実感してもらう日にしてほしいと意欲を見せていた。「プリンスは誕生日を祝いたいタイプじゃなかったけど、次の悟りのレベルに到達するために生活を送り、向上して、学びたい人だった」「毎年6月7日がプリンスの誕生を祝う日というだけでなく、プリンスのファンたちがどれだけ完全菜食主義になると気持ちよく感じるかを体験し、プリンスの思いやりのある残したものを讃える日に(動物愛護団体の)PETAとともにするってことが私のミッションよ」と話していた。プリンスは今年4月、ミネソタ州のペイズリー・パークの自宅でフェンタニルの過剰摂取により57歳で死去した。(C)BANG Media International
2016年09月15日妻夫木聡と満島ひかりのタッグで描く『愚行録』。この度、本作が日本から唯一の長編実写映画として「第73回ベネチア国際映画祭」オリゾンティ・コンペティション部門でワールドプレミアとなる公式上映が行われ、満島さんと石川慶監督が出席した。本作は、ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎による直木賞候補作の同名小説を原作とし、主人公・週刊誌の記者である田中役を妻夫木聡、田中の妹・光子役を満島さんが務めたほか、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和など実力派揃いのキャストが出演。またメガホンを取ったのは、本作で長編映画監督デビューを飾った石川監督。人間関係における秘められた羨望、嫉妬、駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の“愚行”(=愚かな行為)が複雑に絡み合い、見る者の人間性が極限まで試される戦慄の群像劇となっており、予想を覆す展開に圧倒的な衝撃が走る新たなる傑作ミステリーが誕生した。現地時間9月6日(火)、この日まず最初に石川監督、満島さん、撮影のピオトル・ニエミイスキ、オフィス北野のプロデューサー・加倉井誠人が記者会見に登場。石川監督は「まず小説を読ませていただいた時に、この小説自体が日本の縮図という感じがしました。実際、映画化するにあたって告白のスタイルで各人物がチャプターに分かれていて一人称で語っていくスタイルなのでチャレンジでしたが、映画化することには意味があると思ってお受けしました」と監督をすることになった経緯を話し、加倉井氏は「この作品をどのように解釈するのか、我々の方としましては、大きな意味ではミステリーであって、娯楽性を秘めた作品になると思っています。娯楽性の中に隠されたテーマ性、目に見えない階級社会とか無意識なものをどう感じてもらえるのかが楽しみです。見ているうちに引き込まれていくこの作品を、日本のお客様には届けていきたい」とコメント。そして、ピンク地にゴールドの花があしらわれた華やかなPRADAのドレスで登場した満島さん。本映画祭の出席は初となる満島さんは、「船に乗っている時から雰囲気が違うと感じました。住んでみたいと思いました」とベネチアの印象述べる。本作の出演のきっかけについては、「長編を初めて撮る石川監督の誠実さに惹かれました」と明かし、「難しい題材なので、ディスカッションができる監督じゃなきゃ難しいのではと思いました。石川監督はディスカッションができる監督でした」とコメント。また、この日の上映において「とても日本的な題材を扱っているので、どこまで伝わるかなと思っています」と期待を寄せ、来年日本でに公開を控えることについては、「どう感じてもらえるのかが楽しみです。原作が人それぞれ捉える形が違ったので、映画の公開が楽しみです」と公開を待ち望んでいた。その後フォトコールをはさみ、レッドカーペットイベントに参加した際にはサインに応じる姿も。そして、夕方からは行われたワールドプレミアには、約700名が世界で初めて鑑賞し、上映が終わると満島さんと石川監督は5分間の拍手喝采を浴び、大盛況のうちに終了した。『愚行録』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月07日妻夫木聡と満島ひかりが兄妹役を演じ、第73回ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門で唯一の長編実写日本映画としてワールドプレミアを迎える『愚行録』。その公開日が2017年2月18日(土)に決定し、特報とティザービジュアルが解禁となった。閑静な住宅街で起こった一家惨殺事件。被害者・田向浩樹(小出恵介)は大手デベロッパーに勤めるエリートサラリーマン。妻の友季恵(松本若菜)は物腰が柔らかく、近所からも慕われる上品な美人。夫婦は娘とよく買い物に出かけるなど、誰もが羨む仲睦まじい“理想の家族”として知られていたが、田向は自宅の1階で、友季恵と娘は2階寝室で刺殺された姿で発見され、世間を騒然とさせた。やがて未解決のまま1年が過ぎ、風化していく事件。週刊誌記者の田中(妻夫木さん)は、改めて真相を探ろうと関係者の証言を追い始める。しかし、そこから浮かび上がってきたのは田向夫妻の姿からは想像もできない、うわさの数々だった――。ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎の直木賞候補作を、妻夫木さん、満島さんはじめ、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和といった豪華実力派俳優人で映画化した本作。監督は、本作で長編映画監督デビューを飾った期待の異才・石川慶。革新的、独創的な若手作家・独立系作家の監督作や長編デビュー作がプレミア上映される、ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門への正式出品が決定している。特報映像の冒頭では、1年前に起きた一家惨殺事件の真相を追う、妻夫木さん扮する週刊誌の記者・田中が「田向さんを殺した人って誰なんですか?」と問いかけると、眞島さん、小出さん、臼田さん、松本さん、中村さん、市川さんが演じた人物が次々と登場。それぞれが含みのある表情を見せる中、何者かによる「私、殺した人を知っています」という衝撃の告白が聞こえてくる。続いて、美しくも、表情を失ったようにうわの空でどこかを見つめる、満島さん演じる田中の妹・光子の姿が。果たして、理想的な家族を惨殺した犯人は誰なのか。また、光子が持つ秘密とは…?そして、<仕掛けられた3度の衝撃>との文字が、立て続けに映し出される登場人物たちの衝撃の瞬間を覆っていく…。ティザービジュアルにも配されている、「そこには、悪意も、善意もない。」というコピーが、繰り広げられる“愚行”(=愚かな行為)の数々を予感させるミステリー。その一端を、まずはここから覗いてみて。『愚行録』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月12日貫井徳郎の小説を妻夫木聡、満島ひかりの共演で映画化する『愚行録』の特報映像と新ビジュアルが公開になった。今月末に開催される第73回ベネチア映画祭のオリゾンティ・コンペティション部門で正式上映されることが決定している話題作だ。公開された特報映像始まりは、閑静な住宅街で起こった一家惨殺事件。被害者の田向浩樹(小出恵介)は、大手デベロッパーに勤めるエリートサリーマンで、妻の友季恵(松本若菜)は物腰の柔らかい上品な美人。ふたりは娘とよく買い物に出かけるなど、誰もが羨む仲睦まじい“理想の家族”として知られていたが、田向は1階で、友季恵と娘は2階寝室で刺殺された姿で発見される。特報映像は、未解決のまま一年が過ぎ、風化していく事件の真相を追う週刊誌の記者・田中(妻夫木)が、「田向さんを殺した人って誰なんですか?」と一家の隣人や、知人・友人に問いかけるところから始まる。次々に映し出される関係者は、皆一様に含み笑いのような表情を見せ、そして何者かが「私、殺した人を知っています」と衝撃の告白をして終わっている。特報映像とビジュアルに登場する「そこには、悪意も、善意もない。」というコピーと、記者・田中が目の当たりにする田向家へ向けられる噂の数々は、観る者に何を突きつけるのか? 本作は、複雑に絡み合う人々の思惑や感情を描き出す作品になりそうだ。『愚行録』2017年2月18日(土)全国ロードショー
2016年08月12日妻夫木聡×満島ひかりのタッグで、ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎の直木賞候補作を映画化した石川慶監督作品『愚行録』が、8月31日(現地時間)より開催される第73回ベネチア国際映画祭にて、ワールドプレミア作品を集めたオリゾンティ・コンペティション部門の正式上映作品に決定。由緒ある映画祭で、世界に向け初お披露目されることが分かった。エリートサラリーマン、その妻、そして1人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から1年。週刊誌記者の田中(妻夫木聡)は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。だが、関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは、理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像。そして次第に浮かび上がってくる事件の真相とは…。これまで、園子温監督『冷たい熱帯魚』『地獄でなぜ悪い』や、西島秀俊主演作『CUT』(アミール・ナデリ監督)、加瀬亮主演『自由が丘で』(ホン・サンス監督)などが出品され、塚本晋也監督『KOTOKO』がグランプリを受賞するなど、日本関係作品が高い評価を受けてきたベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門。主に長編デビュー作や、革新的、独創的な若手作家・独立系作家の監督作品に焦点を当てる部門としては世界最高峰の1つに数えられている。そこでワールドプレミア上映されることになった本作。第135回直木賞候補作に選出された著者・貫井氏渾身の原作を映像化するのは、ロマン・ポランスキーを輩出したポーランド国立映画大学で演出を学び、本作で長編映画デビューを果たす石川慶監督。脚本は、『マイ・バック・ページ』『聖の青春』などで注目を集めている向井康介が務める。主人公の記者・田中を演じるのは、日本アカデミー賞を受賞した『悪人』の李相日監督作『怒り』も待機している妻夫木さん。田中の妹・光子役には、映画・テレビで幅広く活躍し、『ONE PIECE FILM GOLD』では声優を務める満島ひかり。また、共演には小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和、濱田マリと平田満ほか、人気実力派俳優たちが集結する。石川監督とっては、カンヌ、ベルリンと並び世界三大映画祭であるベネチアで世界デビューを果たす快挙。本映画祭への出品決定を受け、監督や原作者の貫井氏からもコメントが到着。さらに、一家惨殺事件の真相を追う週刊誌記者・田中に扮した妻夫木さんが、意味深な目線を向ける初の劇中写真も解禁となっている。予想を覆す展開に衝撃が走る超傑作ミステリー群像劇に、世界がどんな反応をするのか、引き続き注目していて。<コメント>■貫井徳郎(原作者)試写を観たとき、これは世界で勝負できる作品だろうと直感しました。だから今回のベネチア国際映画祭への出品は、まったく驚きではありませんでした。世界でどのように評価されるのか、いまはただただ楽しみです。■石川慶(監督)いろいろな人に支えられながら、必死で撮りあげた『愚行録』が、憧れのベネチア国際映画際に選出され、その舞台で長編監督としてのスタートを切れる自分は、ほんとうに幸せ者だと思うと同時に、背筋が伸びる思いでいます。支えてくれた素晴らしいキャスト、スタッフに感謝しかありません。そして、願わくば皆の思いがベネチアの観客に届きますように。■加倉井誠人(プロデューサー)『愚行録』がその質の高さを評価されまして先ずは海外の地で披露される事を光栄に思っております。この冒険心あふれるミステリー作品が新たなる力を蓄えまして、しっかりと日本のお客様にお届けできればと願っております。『愚行録』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月28日妻夫木聡&満島ひかりが“兄妹”役で共演し、ミステリー作家・貫井徳郎による直木賞候補作を映画化する『愚行録』。このほど、第二弾キャストとして、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、中村倫也ら豪華8名が明らかとなった。エリートサラリーマン、その妻、そして1人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人は不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から一年。週刊誌の記者をしている田中(妻夫木聡)は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始。だが、関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは、理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像だった。そして次第に浮かび上がってくる事件の真相とは…。デビュー作「慟哭」で脚光を浴び、「乱反射」で第63回日本推理作家協会賞、「後悔と真実の色」で第23回山本周五郎賞を受賞した作家・貫井氏の傑作ミステリーを、『殿、利息でござる!』がヒット中の妻夫木さんと、現在NHK「トットてれび」で黒柳徹子を好演する満島さんという実力派で描き出す本作。発表された第二弾キャストには、今年いじめをテーマにした『十字架』で主演を務めた小出さん、『色即ぜねれいしょん』『鈴木先生』の臼田さん、『海を感じる時』で熱演を見せた市川さん、『GONIN サーガ』『無伴奏』の松本若菜。さらに、『星ガ丘ワンダーランド』『日本で一番悪い奴ら』と出演作が続く中村さんに、「僕のヤバイ妻」などドラマ・映画・舞台に幅広く活躍する眞島秀和、「重版出来!」『団地』の濱田マリ、『悼む人』『キツツキと雨』の平田満と、若手からベテランまで気になる俳優たちが集結。それぞれのキャストの配役はまだ明らかになっていないが、人間関係の裏側に秘められた羨望、嫉妬や駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の“愚行”が複雑に絡み合う戦慄の群像劇を、いっそう盛り上げてくれるに違いない。『愚行録』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月01日貫井徳郎の小説『愚行録』が、妻夫木聡と満島ひかりをキャストに迎えて映画化されることが決定した。オフィス北野が企画と制作を手がけ、2017年に公開される。本作は、一家連続殺人事件の謎を追う週刊誌の記者・田中(妻夫木)が、理想的に見えていた一家の実像や、事件の真相に迫る過程を通して、人間が無意識に積み重ねていく“愚行”があぶりだされていくミステリー。満島は田中の妹、光子を演じる。「人間は愚かな生き物なのだ、ということにこんなにも真正面からぶつかった作品はなかなかありません。僕たちはこの泥沼に浸かることに決めました」と語る妻夫木は「何度も共演させて頂いていますが、その都度役に全力投球してきてくれる満島ひかりという女優が僕は大好きです。全力で受け止め全力で返していければいいなと考えています」とコメント。「愚かさを追求すること自体、愚かな行為」としながらも「ですが、この映画に期待せずにはいられないこの想いこそ、人の業というべきものか。足を踏み入れてはいけないとわかっていつつも僕はこの作品と一緒に前進したいと思っています」と語っている。満島は「好んでやりたいと思う役柄ではありませんが、育った環境の中で生まれてしまった独特の愛について、存在についてを、いままでと違った風に問いかけられる予感がして、参加しようと決めました。切ないきもちが押し寄せてきて、涙してしまうこともありますが、同情なんかせずに、リラックスしてやりたいです」と言い、「ほんとうの兄のように慕っている妻夫木さんがいるので、とても安心です。新しい挑戦を一緒にやれる幸せも感じます」とコメントを寄せている。『マイ・バック・ページ』や『もらとりあむタマ子』を手がける向井康介が脚本を、ポーランド国立映画大学で演出を学んだ石川慶が監督を務める。『愚行録』2017年 全国ロードショー
2016年03月17日公開中の『家族はつらいよ』ほか『殿、利息でござる!』『怒り』も控える妻夫木聡と、“月9”ドラマ「いつ恋」の印象的なゲスト出演や黒柳徹子を演じる4月放送のNHK土曜ドラマ「トットてれび」などの満島ひかりが、作家・貫井徳郎による直木賞候補作の傑作ミステリー「愚行録」の映画化に出演!オフィス北野が企画・制作を務め、2017年にワーナー・ブラザース映画/オフィス北野の共同配給にて公開されることが決まった。エリートサラリーマン、その妻、そして1人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から1年。週刊誌の記者をしている田中(妻夫木聡)が改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは、理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像。そして、次第に浮かび上がってくる事件の真相とは――。原作は、デビュー作「慟哭」で脚光を浴び、「乱反射」で第63回日本推理協会賞を受賞、「後悔と真実の色」で第23回山本周五郎賞を受賞した貫井徳郎のミステリー小説。第135回直木賞候補作にも選出された著者渾身の原作を映像化するのは、東北大学物理学科出身、ロマン・ポランスキーを輩出したポーランド国立映画大学で演出を学んだ異色の新鋭監督・石川慶。これまで短編作品を中心に活動しており、日本とポーランドの合作長編企画『BABY』はプチョン国際映画祭企画マーケットでグランプリにあたるプチョン賞を受賞、本作で満を持しての長編監督デビューを果たす。また、脚本を『マイ・バック・ページ』『松ヶ根乱射事件』などの向井康介が務めている。主人公の事件の真相に迫る週刊誌記者・田中には、李相日監督作『悪人』で第34回日本アカデミー賞「主演男優賞」を受賞し、いまや日本映画界に欠かせない俳優となった妻夫木さん。そして、田中の妹・光子役には、園子温監督の『愛のむきだし』以後も活躍し、先日は『駆込み女と駆出し男』で第39回日本アカデミー賞「優秀助演女優賞」を受賞、いまや海外映画祭でも評価を集める満島さん。妻夫木さんとは『悪人』やドラマ「若者たち2014」などで共演しており、お互いに深い信頼を寄せている様子だ。人間関係における秘められた羨望、嫉妬や駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の“愚行”が複雑に絡み合う本作。あなたの人間性が極限まで試される戦慄の群像ミステリーに期待していて。<以下、コメント>■妻夫木聡人間は愚かな生き物なのだ、ということにこんなにも真正面からぶつかった作品はなかなかありません。僕たちはこの泥沼に浸かることに決めました。追い込まれて、追い込まれて出た最後の命の一滴を最後まで見つめていただければ幸いです。何度も共演させて頂いていますが、その都度、役に全力投球してきてくれる満島ひかりという女優が僕は大好きです。全力で受け止め全力で返していければいいなと考えています。愚かさを追求すること自体、愚かな行為だと思います。ですが、この映画に期待せずにはいられないこの想いこそ、人の業というべきものか。足を踏み入れてはいけないとわかっていつつも僕はこの作品と一緒に前進したいと思っています。■満島ひかり好んでやりたいと思う役柄ではありませんが、育った環境の中で生まれてしまった独特の愛について、存在についてを、いままでと違った風に問いかけられる予感がして、参加しようと決めました。切ないきもちが押し寄せてきて、涙してしまうこともありますが、同情なんかせずに、リラックスしてやりたいです。ほんとうの兄のように慕っている妻夫木さんがいるので、とても安心です。新しい挑戦を一緒にやれる幸せも感じます。石川監督には、ココロのままに映画を作って欲しいです。監督が嬉しくなるような芝居ができたらなぁと、誠実な姿を見ていて思っています。■原作:貫井徳郎「愚行録」を映画に、というお話をいただいたのは、かなり意外でした。内容的にも構成的にも、映像化に向いていない作品だと認識していたからです。ところがプロデューサーと監督の熱意により、映画化が実現しました。それだけでも驚きなのに、妻夫木聡さん、満島ひかりさんという当代きっての人気と実力を兼ね備えた役者さんに演じていただけることになり、望外の幸せを味わっています。願わくは、この映画をご覧になった皆様の胸に、抜けない棘が深く刺さっておりますことを。■監督:石川慶複雑に入り組んだプロット、一筋縄ではいかない登場人物たち、そして全体を貫く重厚なテーマ。「こういう映画が見たい」と常々思っていたものが全部詰まっている作品です。妻夫木さん、満島さんらの繊細な芝居と、この作品のために集まってくれた最高のスタッフたちとの間に、どんな化学反応が起こるのか、規格外の映画になる予感がしています。『愚行録』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月17日俳優・妻夫木聡が、石川慶氏の長編映画監督デビュー作となる『愚行録』(2017年公開)で主演を務め、女優・満島ひかりと兄妹役で再共演することが15日、明らかになった。原作は、山本周五郎賞の受賞歴もある作家・貫井徳郎氏の同名ミステリー小説。1年前に起こった一家殺人事件の取材を開始した週刊誌記者・田中が、関係者の証言によって事件の背後にあった人間関係の摩擦に気付いていく様を描く。脚本を手掛けるのは、『マイ・バック・ページ』(11年)の向井康介氏。人間の秘められた羨望(せんぼう)、嫉妬と駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の"愚行"が複雑に絡み合う様を映し出す。田中を演じる妻夫木は、本作を「『人間は愚かな生き物なのだ』ということにこんなにも真正面からぶつかった作品はなかなかありません」と説明。また、「愚かさを追求すること自体、愚かな行為」としつつ、「この映画に期待せずにはいられないこの思いこそ、人の業というべきものか」と作品の持つ空気感にいや応なく心が引かれてしまっていることを明かす。その上で、「この泥沼に漬かることに決めました」「足を踏み入れてはいけないとわかっていつつも僕はこの作品と一緒に前進したい」と覚悟を決め、「追い込まれて、追い込まれて出た最後の命の一滴を最後まで見つめていただければ」と呼びかけている。さらに、女優・満島ひかりの出演も発表。田中の妹・光子役を務める。最初こそ「好んでやりたいと思う役柄ではありません」と感じたようだが、「育った環境の中で生まれてしまった独特の愛について、存在についてを、いままでと違った風に問いかけられる予感がして」参加を決意。「切ないきもちが押し寄せてきて、涙してしまうこと」があっても、「同情なんかせずに、リラックスしてやりたい」と意気込みを見せる。2014年のドラマ『若者たち2014』(フジテレビ系)でも兄妹役を演じたほか、これまで度々共演機会のあった2人。「その都度役に全力投球してきてくれる満島ひかりという女優が僕は大好きです。全力で受け止め全力で返していければいいなと考えています」(妻夫木)、「ほんとうの兄のように慕っている妻夫木さんがいるので、とても安心です。新しい挑戦を一緒にやれる幸せも感じます」(満島)と互いに認め合いながら、本作に臨んだ。初めて長編映画でメガホンを取る石川監督は、「複雑に入り組んだプロット、一筋縄ではいかない登場人物たち、そして全体を貫く重厚なテーマ」と本作の魅力を矢継ぎ早に挙げる。そして、「『こういう映画が見たい』と常々思っていたものが全部詰まっている作品」「規格外の映画になる予感がしています」と胸を張って語った。(C)2016「愚行録」製作委員会
2016年03月17日先日、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染を公表したチャーリー・シーンが回想録の執筆を出版業界にもちかけているが、原稿料の希望額が1,000万ドル(約12億円)だといわれている。某大手出版社のベテラン社員が匿名を条件に「New York Post」紙に語ったもので、法外な金額設定に業界は呆れ返っているという。10代でデビューし、すぐに人気者になったチャーリーの「人生の大半は誰もが知っていること。情報過多で、いまさら明らかになることなんてあるのか?」というのが大方の見解だ。チャーリーは以前、詩作に挑戦したと話していたことがあり、それを念頭に「彼の自伝を叙事詩として出版したい」と興味を示す出版関係者もいるそうだ。4年前にHIV陽性の診断を受けて以来、周囲に口止め料として億単位の金を支払っていたチャーリーだが、今回の告白を受けて、彼を相手取って裁判を起こそうとしている元恋人が何人もいる。物入りな状況が続き、大金を稼いでおきたいのだろう。彼との関係について暴露本執筆を持ちかけられた元恋人や友人、知人も大勢いる。彼らに全てを語り尽くされる前に出版契約を交わすべく、チャーリーは画策中だという。(text:Yuki Tominaga)
2015年12月04日●6TB HDDに15日分を録りためる放送されている全ての番組を一時録画する全録マシン。全録マシンのユーザーになると、それまでとはまったく違ったテレビ視聴のスタイルを手に入れることになる。ここで紹介する「レグザサーバー DBR-M590」は、全録マシンの代表といえる最新モデルだ。DBR-M590は9基のチューナーを搭載した全録マシンだ。チューナーはいずれも3波対応。地上デジタル放送だけでなく、BSデジタル放送や110度CSデジタル放送も、タイムシフトマシン機能によって全録できる。9基のチューナー全てをタイムシフトマシン用に使ってもよいが、そのうち3基までを通常の録画用に割り当てることも可能だ。内蔵HDDは2TB×3、計6TBの構成となっている。内蔵HDDだけで最大9チャンネルを15日分、録りためられる。また、別途USB HDDを接続してタイムシフトマシン用に利用することもできる。フロントパネルを開けると、miniB-CASスロットが3基装備されている。1枚あたり何局の受信まで許容できるかは、現在のところ明確な定義はないが、DBR-M590では、1枚あたり3局の放送の受信に対応していることになる。なお、有料放送の場合、1枚のB-CASカードごとに1契約となるので、どのような組み合わせでチューナーを割り当てるのかを事前に練っておくといいだろう。●「タイムシフトリンク」や「ざんまいプレイ」○他のレコーダーの番組表をマージする「タイムシフトリンク」機能DBR-M590は液晶テレビ「レグザ Z10X」シリーズなどと同様に、「タイムシフトリンク」機能を搭載している。同機能は、他のタイムシフトマシンの過去番組表を取り込んで、同一画面内に表示させるというものだ。もちろん、過去番組表に表示されている番組はすべて、DBR-M590側から再生可能だ。2台のDBR-M590を同時利用した場合、最大で18局分の過去番組表を表示できることになる。なお、タイムシフトリンク機能では、他の機器の過去番組表の番組をネットワーク経由で再生している。そのためダビングなどの操作は行えない。○拡大した過去番組表で迷わないための「ざんまいプレイ」過去番組表には録りためた番組がすべて含まれているため、自分の見たい番組を探すのはなかなか大変だ。そこで活用したいのが、「ざんまいプレイ」機能だ。同機能は、現在視聴している番組に似た番組や、ユーザーの視聴傾向に合った番組、話題の番組などをリストアップしてくれる。もちろん、特定のジャンルを選択して、番組を抽出することもできる。また、シーンの検索にも対応。情報番組から特定のジャンルのシーンだけを連続再生するといったことも可能だ。ざんまいプレイは、2012年9月に発表した液晶テレビレグザ「Z7」シリーズ以降のタイムシフトマシン搭載モデルに採用されているのだが、DBR-M590では、当時のものに比べて、大幅にレスポンスが向上しているのが印象的だ。タイムシフトリンク機能により、過去番組表の番組がさらに増えたことで、ざんまいプレイの有用性は、よりアップしたといえるだろう。●宅内・宅外を問わずストリーミング再生が可能○プレイスシフトも実現しているDBR-M590スマートフォンなどからレグザサーバーに録画された番組や放送中の番組を楽しむことができる。「デジタル放送受信機におけるリモート視聴要件」と「リモートアクセスガイドライン2.0」に対応しており、宅内・宅外を問わずストリーミング再生が可能だ。もちろん、通常録画されている番組だけでなく、タイムシフトマシンで全録された番組もリモート視聴できる。番組の再生や検索には、録画した日時やチャンネルだけでなく、ざんまいプレイも利用可能だ。タイムシフトマシンは、2011年11月に発表した「DBR-M190」「DBR-M180」から、世代を重ねるごとに、その完成度を上げてきている。DBR-M590は録画できる放送の種類や数、操作性など、現時点での集大成といえるモデルだ。初期のレグザサーバーのユーザーインターフェースは、現在のものに比べると高速とはいいがたい。しかし、タイムシフトリンク機能を使用することで、旧機種の過去番組表をDBR-M590の高速なユーザーインターフェースから利用できるようになる。DBR-M590は、初めて全録マシンを導入するユーザーだけでなく、すでにレグザサーバーや、タイムシフト機能を搭載したレグザを持っている人にも勧められるレコーダーだといえる。
2015年04月22日