人生を動かしたいと思うなら、毎日触れる2つのツールから!ということで、手帳とSNSを使いこなすポイントをエキスパートに話を聞きました。「紙の手帳がデジタル系に優るのは、高い一覧性。また、スケジュール管理以外にも、日々を記録するライフログや日記、タスク管理など、多くの使い方が可能です」(日本手帖の会代表・juunさん)予定を立てたりメモをしたりして、それらをあとから振り返るのにも有効な手帳。手帳が自分と向き合えるツールだとしたら、SNSはそんな自分を表現して人と繋がるツールといえる。「SNSは、誰でも情報を発信してフラットに繋がれる場。表に出る仕事をしている人でなくても有名になれるし、知り合いの幅が広がります」(モデル・田中里奈さん)日々自分のやっていることを発信することで、人から関心を持たれる機会も増える。「人生を変えるのは、人との出会い。今は、チャンスを自分で作れる時代です」(ブロガー、作家・はあちゅうさん)実際に利用するときに気をつけるべきポイントとは?<手帳>■目標を書き出す。余白にやりたいことや目標を書いておき、都度目に入るように。「自分に関する気づきが増えて、考えも整理されます」(juunさん)■予定・計画を立てる。手帳なら、一目で予定全体を把握しやすい。「段取りや時間管理も楽になり、やりたいことに時間を割けるように」(juunさん)■記録をつける。一日で食べたもの、会った人、使ったお金などを記すのにも使える手帳。「生活パターンや気持ちをも振り返れます」(juunさん)<SNS>■自分を表現する。興味関心のあるものを紹介したり、アイデアを積極的に発信して。「自分の思いを自分の言葉で発信することがポイントに」(田中さん)■人と繋がる。「SNSは、ユーザー同士が対等に出会える場」(田中さん)。大切なのは、「見つけられる努力をすること」(はあちゅうさん)■情報を集める。みんなが近況やおすすめを載せるSNSは、有用な情報元。「いいものを見ていれば、自分の審美眼も高まると思います」(田中さん)◇juun手帳愛好家による市民団体「日本手帖の会」代表。監修に『手帳事典』(玄光社ムック)。なんと6冊もの手帳を同時に使っているとのこと。◇はあちゅうブロガー、作家。ブログやSNSを通じた発信を行う。課金制マガジン「月刊はあちゅう」やオンラインサロン「ちゅうもえサロン」などを運営。◇たなか・りなカリスマ読者モデル。コーディネートアプリWEARのフォロワー数112万人、インスタグラムのフォロワー数25万人と、絶大な人気を誇る。※『anan』2015年12月16日号より。写真・内山めぐみイラスト・micca
2015年12月11日大阪府・万博公園の千里バンパクロフト(ららぽーと EXPOCITY内)は、「ほぼ日手帳」の「ことば」を、さまざまなテーマで集めた展示イベント「手帳のことば展 This is my LIFE.」を開催している。会期は11月25日まで。開場時間は10:00~21:00。入場無料。同イベントは、東京糸井重里事務所が販売する「ほぼ日手帳」を、2002年版の誕生から15年間支えてきた「ことば」を、さまざまなテーマで集めたもの。渋谷・福岡・金沢を回った展示は、同会場が最後の開催地となる。会場では、ほぼ日手帳の1ページごとに毎日書かれている「日々のことば」の展示のほか、手帳のことばを大きく手帳に写せる「日々のことばスタンプ」や、「日々のことば」おみくじなど、心に響く「ことば」を読んで、触れることができる。また、会場限定のオリジナルグッズとして、「セフティ・マッチ金の言葉」や過去の「日々のことば」をさらに選りすぐり、そばに置いておきたい「ことば」をスーパーボール(350円)と特製缶マグネット(250円)にしたものが販売されるということだ。そのほか、会場であるEXPOCITYのオープンを記念して、千里バンパクロフトでは岡本太郎関連のアイテムを取り扱う。そのなかで、「ほぼ日手帳2014」で販売された手帳カバー、岡本太郎「TARO/建設」が特別に再販売される。1956年に旧東京都庁舎の壁画として描かれた「建設」を、手帳カバー全面にプリントしたもので、同店でのみの販売となるということだ。
2015年11月20日紙の手帳の利用者が手帳以外に使っているスケジュール管理ツールは紙の手帳の使い分けが最も多く、スマートフォンなどのデジタル・ツールとの併用者は減少傾向にある。高橋書店が11月16日に発表した「第9回『手帳に関する意識と実態調査』」による。同調査は、首都圏および近畿圏に在住する20代から60代で紙の手帳を使っている男女(有効回答数は900人)を対象に、同社が2015年7月31日から8月3日にかけて実施したもの。現在使用している手帳のタイプを複数回答で尋ねたところ、全体では月間のカレンダー式が43.0%と最多であり、以下、レフト式(見開きに1週間のスケジュール表と横罫のページがあるタイプ)が30.2%で続いた。男女別では、女性の最多は57.8%でカレンダー式だったが、男性ではレフト式が30.2%とカレンダー式(28.2%)を上回った。年代別では、20代女性のカレンダー式利用率はレフト式の2倍強あったが、60代ではレフト式がカレンダー式を上回っている。紙の手帳以外に使用しているスケジュール管理ツールを尋ねると、「アナログ手帳の使い分け」(54.7%)が最も多く、次いで「カレンダー(壁掛もしくは卓上)」(27.0%) 、「携帯電話(iPhoneなどのスマートフォン)」(13.0%)、「メモ帳やノート」(11.7%)の順だった。手帳やカレンダーなど「アナログ・ツールのみ(手帳+カレンダー+メモ帳やノート)」が73.0%、「デジタル・ツールと併用(携帯電話+PC+Webサイト+電子機器)」が26.6%となり、アナログ派が多いという結果になった。2014年の調査結果と比較すると、「アナログ手帳の使い分け」や「メモ帳やノート」などアナログ利用が増え、アナログ・ツールのみの利用者は66.1%から73.0%へ増加した。一方、「携帯電話(iPhoneなどのスマートフォン)」や「パソコンのスケジュール管理ソフト」の利用者は減少し、2014年には33.3%いた「デジタル併用派」が26.6%に減少している。紙の手帳とデジタル・ツールそれぞれに対してどんな考えを持っているのか尋ねたところ、デジタル・ツールでのスケジュール管理に関しては、「データ消失の心配がある」(75.1%)、「紙の手帳にもバックアップを取るべき」(68.0%)、「電池切れの心配がある」(63.1%)など、多くの回答者がデジタル・ツールのリスクを感じている結果になった。年代別に見ると、デジタル・ツールを使いこなしている20代で心配度が高くなっており、特に「電池切れ」(74.0%)に対する心配度が高く、痛い思いをした経験に基づいているようだと同社は見ている。取引先でのデジタル・ツールの使用に関しては、20代が最も失礼だと感じており、上司世代にあたる50代や60代での割合は20代や30代よりも低い。また、全体の9割が「デジタル・ツールより紙の手帳の方が好きだ」と答えおり、デジタル・ツールのリスクを反映した結果ではないかと同社は推測している。
2015年11月17日やり手銀行マンの知人男性から久しぶりに連絡をもらったとき、ちょうど来年用の手帳を探している最中でした。その話をすると、俺にまかせろといわんばかりに「××メーカーのやつはすぐボロボロになるからやめろ」「モレスキンは面倒くさがりの君には向かない」など、手帳に関するウンチクが次々と出てきました。熱く語る彼を見てさすが…と思ったものです。スマホやタブレットなど、スケジュールを管理するための便利なツールはたくさんありますが、仕事もプライベートも忙しい人ほど、紙の手帳を愛用する傾向があるようです。ここでは、イタリアの人たちが実践している「生活を充実させる手帳の活用方法」について紹介します。 1.予定以外のことも積極的に書く新聞社で働く知人男性のこだわりは、1日に1ページずつ書きこめる手帳。開いたらA5程度の大きさになるもので、学生時代から同じサイズを愛用しているとか。バスルームに入るとき以外はほぼ手元におき、予定以外でも、その日に起きたニュースやプライベートのできごとなどをすぐ書くようにしているそう。どんなくだらないことでも、必ず箇条書きで3つほど書くことを習慣づけているとか。おかげで、仕事のネタには困らないといいます。プライベートでは、新しい友人ができたときに相手の似顔絵とプロフィールを簡単に書いて、人間関係の管理をしているそう。「この習慣のおかげで、アドレス帳を持ったことが一度もない。名前も顔もキャラクターも一発で思いだせるから重宝している。とくに似顔絵は、相手に見せるとよろこんでもらえるからね」と語っていました。2.余白スペースを活用シェフの知人女性は、余白スペースが大きめの手帳を愛用しています。家族にいちばんウケた夕食の1品を毎週書きこむという、彼女流のこだわりがあるようです。家でつくる料理を参考に、レストランのメニューを考えることが多いという彼女。小さめにプリントした写真も貼って、あとから読みかえすときにイメージしやすいようにしているといいます。普段は手帳をキッチンにおき、家族とコミュニケーションをとるためのツールとして活躍。ご主人や子どもたちに、料理の感想や次のメニューのリクエストを書きこんでもらっているのだとか。「仕事が立てこんで帰宅が遅くなるときは、夫がこの手帳のレシピから夕食を用意してくれて、助かっているわ」と語っていました。手帳を活用するためのツールはたくさんあるものの、習慣づけることはなかなかむずかしいもの。余白にうんざりして、何も書かなくなる、というパターンにハマってしまうことも少なくありません。毎日見ても飽きないものや、シンプルだけど続けられるコツを身につけることが、手帳活用のための第1歩といえるでしょう。手帳を新調したときに、少し意識してみることをオススメします。
2015年11月11日サンスターはこのほど、日々の血糖値や食事内容などを記録できる「糖尿病管理手帳 WITHNOTE 2016」を抽選で1,000名にプレゼントすると発表した。「糖尿病管理手帳 WITHNOTE 2016」は、糖尿病患者の意見をもとに2014年版から製作されているもの。日々の血糖値や食事内容に加えて、血圧、体重、歩数などが記録でき、血糖値のコントロールに活用することができる。2015年版利用者へのアンケートでは、「自身の生活習慣改善のヒントが得られた」などの声が寄せられ、回答者の90%が糖尿病管理に役立っていると回答したという。2016年版では、糖尿病・歯科検診の検査結果に対しての目標記入欄や、糖尿病のお役立ち情報コラムなども付いている。メモページを追加したり、月間カレンダーの表示を改良したりするなど、さらに使いやすさを高めた仕上がりになっているとのこと。同社が運営するウェブサイトから応募が可能。締め切りは11月25日となっている。
2015年11月06日アンリアレイジ(ANREALAGE)が11月1日、ポーター(PORTER)とのコラボレーションによる「ほぼ日手帳 2016」の手帳カバー「サークルケース」を発売した。9月1日より発売中の「ほぼ日手帳 2016」のカバーとなる同アイテムは、開いたときに円になる半月形の手帳カバー。1日や1年の円環、移り変わりなどの意味を込め半円形が採用された。製作はポーターが担当しており、機能性も充実。ジッパーで開閉するタイプのカバーとなっており、内側には透明のビニールポケットを含む4つの半円形のポケットと、4つのカードポケットが施された。手帳カバーだけでなくクラッチバッグやポーチとしても使用することが出来る。カラーはブラックとオリーブの2色展開。価格は、カバーと本体のセットで1万8,500円となっている。制作現場の映像(ANREALAGE 森永邦彦篇)
2015年11月03日手帳選びのシーズンになり、どこのお店も手帳コーナーの周りにはたくさんの人があふれています。人気の手帳は早くも売り切れになっているものもあるとか。さて、今回はあまり知られていない手帳カバーのオーダーについてご紹介します。2015年の手帳として私はジブン手帳miniという手帳を購入しました。ジブン手帳miniはビニールカバーの手帳なのですが、手帳はどうせいつも持ち歩くものなので、"一緒に連れ歩いておしゃれでウキウキして楽しい手帳"になるように革のカバーを「手作り革雑貨のお店 ブラン・クチュール」さんでオーダーしました。ブラン・クチュールさんはハンドメイドの革小物やステーショナリーを扱うお店です。地中海沿岸のような明るくナチュラルな素材感、素朴でカラフルないろいろをコンセプトに毎日の生活にワクワクや幸せを感じられるような製品を作っておられます。製品に使用している素材にも格別のこだわりが。革本来の素材感を十分に感じることができるように、タンニンなめしされたヌメ革になるべく加工を加えずに、そして染色も革の自然な風合いを残すように、なるべく薄めの染料で素朴に仕上げてあるとのことです。○ショップ店長にインタビューさて、今回はそんな素敵な革雑貨を提供されているブラン・クチュールの水上店長にお話をお伺いしました。――いつ頃から手帳カバーを作るようになったのですか? また、きっかけは何ですか?水上店長「2010年の開店当初から手帳カバーの製作をさせていただいております。あるお客様から、あまり市販されていないサイズのクオバディス用の手帳カバーのご依頼を頂いたのがきっかけでした。その後ブログや口コミなどでご紹介いただきいろいろな手帳のカバーを製作させていただくようになりました」――手帳カバーづくりで気をつけている点やこだわりはありますか?水上店長「やはり皆様ご自分だけの手帳カバーが欲しいと思ってご注文いただいておりますのでそれぞれの手帳にピッタリと合うように微妙なサイズや厚みの調整などできる限りさせていただいております。またHPに紹介していない手帳でもご依頼があれば専用サイズでお作りしております」――最近のオーダーの傾向は?水上店長「昨年に続きまして『ジブン手帳』用カバーの人気が大変強いです。今年は『ジブン手帳mini』も人気を上げておりまして負けず劣らずの勢いです。先月(9月)だけでも両方で100件近くのジブン手帳カバーを製作させていただきました」――手帳カバーを作ろうかどうか検討している方にメッセージをお願いします!水上店長「革のあたたかい風合いは持っているだけで気分を盛り上げてくれます。毎日手にする身近な手帳だからこそ自分だけのオリジナル手帳カバーでワクワクする一日を過ごしましょう♪」○オーダーメイドの革カバー、1年後はどうなる?さて、私も初めての経験でちょっとドキドキしましたが、ちょうど1年ほど前に自分好みの手帳カバーを作っていただきました。色はチョコレートでほぼ日手帳のようなバタフライストッパーをオプションカスタマイズでオーダーしました。このカスタマイズをつけることでペンがストッパーとなり、かばんの中でバタバタと手帳が開くことはありません。ペンホルダーも兼ねるのでまさに「一石二鳥カスタマイズ」ですね。革の手触りもとても良く、職人さんの手でしっかりと作られているように感じました。そして約1年たった今の状態はこちら! 常に持ち歩き、仕事でかなり酷使しましたので傷が付いているところもありますがツヤがでて手になじんでいます。今でもすごく気に入っています。みなさんもご自分がお使いの手帳の革カバーを作られてはいかがでしょうか? 私が使っているブラン・クチュール製のほかにも、オーダーで作っていただけるところも幾つかあるようですよ。たかたく文房具の魅力を発信するウェブマガジン
2015年10月29日手帳の出版・販売を行う高橋書店は21日、「第19回 手帳大賞」の表彰式を東京・日比谷の帝国ホテルで実施した。○作品応募数は計2万通以上同賞は「手帳をもっと身近に感じてもらいたい、日常生活の中でもっと活用してほしい」という思いから始まったもの。作品は一般から募集し、第1回から18回までの応募総数は26万3,000通を超える。第19回となる今回は、「手帳・日記・家計簿の商品企画部門」「思わずメモしたくなった『身近な人の名言・格言』」の2部門において、「高橋をうならせたら50万。」をキャッチコピーに作品を募集。応募作品は「商品企画部門」は1,330通、「名言・格言部門」には1万9,452通が寄せられたという。○商品企画部門は2作品が受賞「日記・手帳・家計簿部門」では、実際に商品化することを前提とした手帳・日記帳・家計簿の企画アイディアを募集。最優秀賞受賞作品は商品化され、高橋書店より発売される。今回の最優秀企画賞受賞作品は2作。1作目の茨城大学教育学部 齋藤ゼミ チームDの「5W1H手帳」は、年間予定表・月間予定表・1日に1ページ予定表の全ページに「5W1H」項目を設けた手帳だ。ポイントは「5W(いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ)」と「1H(どのように)」を記入することで、使う人の思考や行動がシンプルに整理できるという点。「日々使う人の行動や成長に大きな影響を与える企画」と高評価だった。「『5W1H手帳』は、日々の予定を5W1Hに分けて書くことで、複数のプロジェクトなどの複雑な予定をインデックス化します。それにより、短時間で情報にアクセスし、効率良くスケジューリングをすることが可能になるのです。また過去を振り返ったときに自分が『いつ・どこで・何を』していたかが瞬時にわかります。時間と行動、思考をインデックス化し、よりスマートなライフスタイルを実現できると思います」(チーム代表 中村 沙里衣さん)2作品目は、見開きページが縦横ブロック状に8分割された「時間軸―メモ領域並列配置型 見開き1週間バーティカル式手帳」。会社員 佐々木滉太さんのアイディアで、メモスペースと時間メモリが一体化した記入欄を持ち、予定に対する詳細も記入しやすい。1日ごと、1週間ごとの予定が一目で把握できるため、「選考予定管理帳」としての視認性が非常に高いという。自由でありながらまとまりのある記入形式と、タームごとの予定管理が自然とできる利便性が認められた。「今回の作品を考えるときに、『手帳』という限られたスペースの中で、自分の考えを表すことは本当に難しいのだと感じました。アナログだからこその良さを追求していこうと思い作品を考えた結果、このように評価されたのをうれしく思います」(佐々木さん)○名言・格言部門では子供の一言が大賞に続いて行われた「身近な人の名言・格言部門」では、ふとした会話の中で相手が言った意見やアドバイスのうち、思わず手帳にメモしたくなった名言・格言を募集した。選考を行った審査員は高橋書店 代表取締役社長 髙橋秀雄さん、コラムニストの泉麻人さん、作家の椎名誠さん、俳人の黛まどかさん。大賞は「お父さんのにおいはおつかれ様のにおい。」(茨城県/塚本勝子さん)。6歳の息子が父親に抱きついて言った一言だそうで、子供なりに父親の頑張りをわかっているのだと感動し、応募したという。「仕事から帰ってきた大好きなお父さんに向けられた一言。自然とこんな言葉が出てくる温かい家庭の情景が目に浮かぶ、誰もが優しい気持ちになれる言葉」として大賞に選ばれた。「人生においてはいろいろな出会いがありますが、私にとって最も自分を成長させてくれたのは子供たちとの出会いでした。子供のお陰で毎日新鮮で、気付かされることがたくさんあります。そんな日々の中で息子から出てきた言葉にこのような評価をいただけて本当にうれしいです。自分の子育てに○をいただけたような気分です。このような素敵な場所に連れて来てくれた子供にお礼を言いたいと思います」(塚本さん)会場では大賞のほか、審査員賞3作と優秀賞2作の授賞式も行われた。審査員賞・優秀賞は下記の5作品。泉麻人賞「雨にジャズば習(なろう)とる」(東京都/高橋絵美さん)椎名誠賞「顔じゃいけませんか?」(埼玉県/高辻清長さん)黛まどか賞「思い出は心の非常食」(京都府/小田嶋幸美さん)優秀賞「おこりんぼうより笑いんぼうの方がいいな。」(熊本県/牛嶋香織さん)優秀賞「布団の中って平和だよなあ」(愛媛県/立花健さん)第19回の受賞作は、同社が発売する「名言・格言 日めくりカレンダー 手帳大賞作品集」に収録される予定だ。○手帳は絶対に廃れない最後に高橋書店 取締役 東宏志さんが今後の手帳に関する展望を述べ、授賞式は幕を閉じた。「高橋書店には、手帳に挟まっているアンケートハガキが毎日のように届くのですが、『昭和53年から40年近く使い続けています』といったユーザーの声に触れる度に勇気をもらっています。ユーザーの声に応え続ける限り、手帳は絶対に廃れないという気持ちになれるのです。ユーザーの声にどれだけ答えていけるか、それに向かってこれからも精進していきたいです」(東さん)表彰式後の懇親会にはAKB48の高橋みなみさんが登場するなど盛り上がりを見せた第19回 手帳大賞。商品企画部門 最優秀企画賞受賞の2作品は、今後の商品化が決まっている。どのような形の手帳になるのか、その使いごこちはどうなのか。実物を見られる日が楽しみだ。
2015年10月22日日本手帖の会(にほんてちょうのかい)は、イベント「第4回・手帳100冊!書き比べ総選挙!!」を開始した。同イベントは、国内で発売される手帳の中から同会が選定した100冊の展示を行うというもので、2012年に初開催した。参加者は展示する手帳を自由に手に取って試し書きができる。フォーマット・デザインや書き心地の点から気に入った手帳に投票。国内3会場での投票結果を集計してランキング発表を行う。昨年は東京、神戸、大阪、横浜の4会場で、のべ1,200人以上が来場した。会場では同会会員をはじめ、多くの手帳ユーザーが交流を図り、情報交換の場にもなったという。昨年特別開催した台湾(台北市)でも、多くの台湾ユーザーが来場し、日本の手帳文化に触れた。今年も台湾側からの強い要望により、昨年に引き続き開催することが決定した。同イベントは、10月31日~11月1日に横浜会場(横浜市なか区民活動センター)、11月27日~29日に台北会場(台北市・金石堂書店 城中店)で開催。東京・神戸会場での実施は終了している。参加費は無料。また、12月5日には、国内3会場での投票結果を集計して順位を決定する「感謝祭」を、東京都お台場の東京カルチャーカルチャーで開催する。
2015年10月16日毎日のスケジュール、何で管理していますか? カレンダーに直接書き込む、スマホで管理する、手帳に書く……いろいろな方法がありますが、ここでは付箋 (ふせん) を使ってスケジュール管理する方法を1週間試してみた結果をお伝えします。○付箋でやることを書き出す付箋を使ったスケジュール管理の長所は、予定がコロコロと変わっても、予定の付け替えが容易にできること。筆者宅は中学生を筆頭に、小学生、幼稚園の子どもがいるので、行事も予定もバラバラです。さらに小さな子どもがいると、予定の変更は頻繁に起こります。それに加え、仕事の進行、幼稚園の委員会活動、自治会活動、学校のPTA、ペットの管理、プライベートの用事……これらの予定も管理しなくてはなりません。筆者は以前、カレンダーを使ってスケジュール管理をしていました。予定を書き込むのですが、終わった用事を塗りつぶしたり、変更があった用事を移動させたり、新しい予定を加えたりすると、ごちゃごちゃになってしまいます。わかりにくい上、見た目も汚くなります。そこで、「やること」をすべて付箋に書き出して貼り、1週間分のスケジュールを組んでみました。付箋は仕事用、家庭用、学校・幼稚園用、プライベート用と色分けしています。色分けすると、ほとんどが仕事と学校・幼稚園用で占められていて、仕事と子どもを中心に毎日が回っていることがわかります。プライベートの予定は、たった1回の「ランチ」だけ……という寂しい状況であることも一目瞭然。「あ、もっと自分のために時間を作らなきゃ」なんて、ワークライフバランスの状況確認もできそうです。用意できたら書き出した付箋を貼ります。1日にやることの付箋を貼ってみると、スケジュールはこのような感じです。終わった用事の付箋は破棄します。急にスケジュールが変わっても、付箋を別の時間や日に貼り直すだけでOK。付箋スケジュール管理のよいところは、「やっていない用事」の付箋は、必然的に残ること。目に付くので「やらなければ」という気持ちになってきます。○買い物するものも付箋に書きとめる購入しなくてはならない商品や気になる本の名前、借りたいレンタルDVDのタイトルなども、付箋に書いて余白に貼り付けておきます。スマホで撮影しておくと、それを参考に買い物をすることもできますよ。今回は、週明けまでに、「漢字練習帳」が必要ということがわかりました。忘れないうちに付箋に書きとめて、買いに行けそうな日や時間に貼ります。今回は取材で外出する日に、出先にある100円ショップで購入することにしました (取材当日、忘れずに100円ショップに立ち寄って漢字練習帳を購入できました)。子どもの細かなリクエストも、こうやって付箋に書いて貼っておくと忘れません。例えば「体操着のゴムがゆるいから入れ替えて」「給食袋にほつれがある」「なわとびの長さを変えて」といった、さりげない要望を聞いたとしても「時間ができたらやろう」と思っているうちに忘れてしまった……ということ、ないでしょうか。こうして付箋を貼り替えたり、新しい付箋を貼ったりして1週間が終わりました。付箋のスケジュール管理は、やるべきことが一目瞭然で、とてもわかりやすいと思います。1週間が終わった状態です。いくつか付箋は残っていますが、ほぼ用事は消化できています。来週にやりたいことなどを余白に貼りました。「付箋に全部書き出すのなんて面倒くさい!」なんて思うかもしれませんが、書いているうちにどんどん「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」という思いが出てきて、テンションが上がります。1日が始まる前は付箋でいっぱいのカレンダーも、1日が終わるころは付箋が少なくなっていて、「仕事をこなした」という実感もわいてきます。家族のスケジュールを管理しなければならない人や、仕事をしながら子育てしている人、仕事で複数のプロジェクトに携わっている人など、平行して様々な業務をこなす人には、付箋スケジュール管理が適していると思います。執筆:麦原 ケイ (ベル・エキップ)猫とビールと唐揚げとコーヒーが好きな神奈川県・横浜在住の主婦ライター。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年10月15日東京糸井重里事務所は1日より、「ほぼ日手帳2016」の5つのシリーズのカバーとアイテムが新たに追加で販売開始した。○「ほぼ日手帳2016」、10月発売ラインナップ発表9月1日より発売中の「ほぼ日手帳2016」のラインナップに、今回5つシリーズの手帳カバーとアイテムが新たに登場した。追加されたのは、「ほぼ日刊イトイ新聞」で2013年にデビューしたKIGIデザイナーの渡邉良重氏による洋服ブランド「CACUMA」、聖林公司氏のデニムブランド「BLUE BLUE」。シリコン樹脂を素材に用いた手帳カバーの「SSACK」は、「ほぼ日手帳」本体のアートディレクションを担当するグラフィックデザイナー佐藤卓氏が手掛けたもの。このほか、スコットランド老舗タータンメーカー「Lochcarron」からは、手帳だけでなくマフラー・ストールも発売される。さらに、「ほぼ日手帳WEEKS 2016」の手帳カバーで最も人気だという「MOTHER2 どせいさん」シリーズと同じ、ネクタイ生地を用いたペンケース・カードケース、大小のポーチの4種類も登場した。商品価格については、[CACUMA]では、オリジナルの「バラと歩く人」が6,500円、カズンの「ヒヤシンスと座る人」が1万円(ともにカバー&本体セット)。WEEKSカバーの「光るスイセン」が9,000円(カバーのみ)。[BLUE BLUE]INDIGO BOOKは、オリジナルが1万2,500円(カバー&本体セット)。[Lochcarron]Royal Stewartはオリジナル・ジッパーズが7,500円、[Lochcarron]Dress Gordenは、カズン・ジッパーズが1万2,000円(ともにカバー&本体セット)。マフラーは4,800円、ストールは1万3,027円。[SSACK]はオリジナル1,500円、カズン2,300円(ともにカバーのみ)。なお、「ほぼ日手帳」は文庫本サイズの「オリジナル」、A5サイズの「カズン」、ウォレットサイズの週間手帳「WEEKS」、英語版の「Hobonichi Planner」の4種類で展開している。MOTHERシリーズの「どせいさん」グッズは、ペンケースが2,000円、カードケースが2,300円。ポーチの「すこしたてなが」が2,600円、「すこしよこなが」が3,000円。※価格はすべて税別
2015年10月05日ロフトは9月下旬、オリジナル商品「ワナドゥ手帳」より、新たな2シリーズ「学べるワナドゥ手帳」「県民ワナドゥ手帳」の21タイトルを新発売する。○趣味特化型の手帳「ワナドゥ手帳」ワナドゥ手帳は、同社とエイ(木へんに世)出版社、マークス、銀座メディカル、学研パブリッシングの共同開発による、趣味特化型の手帳。「写真を印刷し自由なデコレーションで好きな時に記録できる」というアナログなログ方式が人気で、特に「映画」「旅行」「筋トレ」「野球観戦」などが好評だという。「学べるワナドゥ手帳」シリーズは、従来のシリーズとは異なり、学ぶための「教科書」とログをする「ノート」の2冊1セット。ログだけ持ち運びたいという声に応えて開発した。種類は、紅茶、ハーブ、そば、漬物、カロリー、資格、落語、お城、小鳥、相撲の全10種。価格は1,706円(税込)。また、都道府県別の11種の「県民ワナドゥ手帳」シリーズ(税込1,620円)も発売。「ワナドゥ手帳」の新タイトル4種類「パワースポット」「ウエディング」「メディカル手帳」「デンタル手帳」(税込1,620円~2,052円)も順次登場する予定。○手のひらサイズの「ちいさいダイアリー」が人気同社によると、最近の手帳人気は「たっぷりかけて厚みもあるデイリータイプ」と、「薄くて気軽に使えるマンスリータイプ」に二極分化する傾向があるという。同社は今年のトレンドとして、小さく必要な事だけ書ける「ちいさいダイアリー」を挙げている。渋谷ロフト 地下1階文具売場では、A6サイズ以下の小さいダイアリーを約600点販売する。あるようでなかった横開きタイプや、スマホと一緒に持ち運べる手のひらサイズが新登場。小さなバッグにも入り、「アルバイトのシフトだけ書く」など用途別のセカンドダイアリーとして使用するのにも適しているとのこと。
2015年09月09日エレコムは8日、ポータブルサイズのBluetoothスピーカーとして、手帳風カバーが付いた「LBT-SPTR02」シリーズと、胸ポケットに入れて持ち運べる「LBT-SPTR01」シリーズを発表した。発売は9月中旬。推定市場価格は、LBT-SPTR02シリーズが7,980円、LBT-SPTR01シリーズが4,980円(ともに税別)。LBT-SPTR02シリーズとLBT-SPTR01シリーズは、Bluetooth 3.0に対応したコンパクトなスピーカー。本体に低域用のパッシブラジエーター×1基を搭載する。側面に備えたボタンでは、電源のオン・オフ、音楽の再生、ペアリングなどを操作。ペアリングは最大8台まで同時に行える。音声コーデックはSBC、SCMS-Tに対応。プロファイルはA2DP、AVRCPに加え、通話やチャットが可能なHFP、HSPを利用できる。内蔵バッテリーの充電はACアダプタか、付属のUSBケーブルを経由して行う。○LBT-SPTR02シリーズLBT-SPTR02シリーズは、出力1Wのスピーカードライバーを2基搭載したモデルだ。手帳のようなデザインの着脱式フェイクレザーフラップが付属。フラップはたたむとスピーカースタンドとして使用できる。連続動作時間は約8時間で、連続待受時間は最大約450時間。本体サイズはW137×H18×D72mm。重量は約243g。○LBT-SPTR01シリーズLBT-SPTR02シリーズは、出力1.8Wのスピーカードライバーを1基搭載したモノラルスピーカー。小型かつ軽量で、洋服の胸ポケットなどに入れて持ち運べる。連続動作時間は約6時間で、連続待受時間は最大約330時間。本体サイズはW90×H10×D48mm。重量は約73g。
2015年09月08日タワーレコードは、オリジナル手帳「タワレコ手帳2016」を数量限定で発売することを発表した。販売店舗はタワーレコード全店(TOWERmini、TOWERanime含む)および直営オンラインショップ「タワーレコード オンライン」。販売開始は9月17日(9月2日正午より予約受付)。価格は1,898円(税別)。「タワレコ手帳2016」は、「自分の手で書き込むことで完成する、カスタマイズも自由自在な音楽手帳」をコンセプトに作られた、タワーレコードのオリジナル手帳。表紙はリバーシブルで、タワレコカラーの黄色いポップな表面とビジネスシーンにも適した黒を基調とした裏面の2タイプから選んで利用できる。手帳は糸かがり綴じの全416ページ、サイズはA6(高さ148mm×幅105mm×厚さ12mm)。PVCカバーシートにはペン挿しやカード入れ、ポケットが装備されている。手帳の中身に関して、スケジュールや日記などを1日1ページでたっぷり書き込める「日めくりカレンダー」では、音楽・カルチャー関連の出来事や著名アーティストの誕生日/命日、音楽にまつわる記念日などを確認できるほか、その日の自分のトピックを書き込める「MUSIC」と「LIFE」のメモ欄を用意。また、2016年12月までの13カ月分を各月見開きで掲載する「月間カレンダー」には、休日や六曜、タワレコのフリーマガジン発行日が掲載されている。このほか、日めくりカレンダーに書き込んだMUSICやLIFEのトピックから印象的なものを抜粋してまとめるための「NO MUSIC, NO LIFE.2016 まとめページ」や、アイデアや図形などを自由に書き込める「ブランクページ」、同手帳の便利な使い方を紹介する「タワレコ手帳使い方提案&ガイド」で構成されている。なお、特設サイトでは、印刷して手軽に交換できる「着せ替え表紙」や、週間カレンダーなどの追加ページ「and more!ページ」を無償でダウンロードできるということだ(9月17日より公開予定)。また、別売りの「TOEWR RECORDS 手帳カバー」は、ベルクロタイプとジッパータイプの2種類が用意。サイズはベルクロタイプが幅130mm×高さ175mm、ジッパータイプが幅130mm×高さ180mm。素材はポリエステル/PU合皮で、カラーはどちらもLACK、CAMO、CHECKの3種類ずつ。価格は各2,000円(税別)。手帳カバーの取扱店舗は、タワーレコード札幌ピヴォ店、仙台パルコ店、渋谷店、池袋店、新宿店、秋葉原店、吉祥寺店、町田 店、川崎店、横浜ビブレ店、柏店、静岡店、名古屋パルコ店、名古屋近鉄パッセ店、梅田大阪マルビル店、難波店、梅田 NU 茶屋町店、神戸店、広島店、タワーレコード オンライン。
2015年09月02日デザインフィルは、同社が展開するプロダクトブランド「KNOX」の革小物シリーズ"knoxbrain"のシステム手帳「LUFT」に関して、好みの革色やバックプレートを組み合わせて自分だけの一冊を作成できるカスタマイズイベントを東京と大阪で開催する。日程および会場は、9月11日~13日が大阪府・梅田の阪急うめだ本店10階うめだスーク北街区「文具雑貨マルシェ」、10月23日~25日が東京都・銀座の伊東屋 G.Itoya 5階。参加費用は6,000円~(税別)。同イベントは、同社が展開するプロダクトブランド「KNOX」の革小物シリーズ"knoxbrain(ノックスブレイン)"の30周年を記念し、今年8月に発売された「LUFT(ルフト)」のオリジナルシステム手帳を作成できるカスタマイズ実演販売。手帳サイズをナローサイズ(8mm径6穴リング、高さ180×幅100×厚み15mm)またはバイブルサイズ(11mm径6穴リング、高さ180×幅115×厚み15mm)から選び、同イベント限定カラーとして用意された18色の革カバー(スムースのみ)と4色のバックプレート、およびコーナー金具を選ぶと、スタッフがその場で組み立ててくれる。さらに、カスタマイズ用のオリジナルスタンプ(9種類)も用意されるなど、さまざまな組み合わせやアレンジによる自分だけの一冊がその場で完成する。費用はナローサイズが6,000円、バイブルサイズは6,500円(ただしコーナー金具は別料金/4個セット200円、金額はすべて税別)。なお、カスタマイズの実施時間は大阪が9月11日 14:30~20:00 / 12日 11:00~20:00 / 13日 11:00~18:00。東京は9月23日 12:00~19:00/ 24日 10:00~19:00 / 25日 10:00~17:00。カスタマイズしたLUFTは基本的にその場で受け取れるが、受付時間によっては後日店頭での商品渡しとなるとのことだ。詳しくは大阪、東京それぞれのイベント特設ページで確認のこと。
2015年09月01日糸井重里が手掛ける「ほぼ日手帳」の16年度版が9月1日に発表される。新作の目玉はミナ ペルホネンやアンリアレイジとのコラボレーション商品だ。「ほぼ日手帳」は国内だけで15年度版が55万部を売り上げ、取り扱い店であるLoFt(ロフト)の手帳部門では11年連続で売り上げNo,1を誇る。発売に先駆け、東京・青山の「ほぼ日刊イトイ新聞」の店舗兼ギャラリー「TOBICHI」で行われた内覧会では16年度版の総ラインナップが披露され、糸井自らが新作の「ほぼ日手帳」について語った。16年度版のテーマは“This is my LIFE”。ラインナップとして、糸井が任天堂と共に製作した名作ゲーム「MOTHER2」をモチーフにしたものを始め、ミナ ペルホネンとのコラボ手帳、ビームスと吉田カバンによる共同レーベル「B印YOSHID」とポーターのコラボレーションにより製作されたPCケース、ブックデザイナーの祖父江慎がデザインした漫画家・岡崎京子とのコラボ手帳など、全82種類が並ぶ。この中で今年、糸井に衝撃を与えた1つの“作品”があるという。それが、「色が変わる服」「サイズが変わる服」など最新テクノロジーを駆使し、服の可能性を様々な角度から追求するブランド、アンリアレイジがデザインを手掛け、ポーターが製作した「サークルケース」(ブラック、オリーブの2色 各1万8,500円)。開いた時に真円が現れる、直径34cmの半月形のクラッチバックのような作品だ。糸井はこのサンプルがあがってきた当時を振り返り、「ビックリしたね(笑)。これまで一緒に作ってきた人たちに『もっと遊んでもいい』『もっと自由でいい』と言ってきたけど、アンリアレイジにはそう言ってた自分が(その自由さに)驚かされた。僕自身、『ほぼ日手帳』って、もっと“手帳”として使われるものだと思ってたんですよ。でも、『(作るのを)止めろ』とは言えなかった。それは作った人以上の魂や想いがないと説得できないから。僕にはきっとアンリアレイジの人たちの想いを越えられないと思ったので、これはもう受け入れようと。その上で、絶対喜んでくれる人がいると思ったのも確かなんです。もう最終的にはね、手帳だけ抜き出して(バッグとして)使ってくれても構わないんです(笑)。このコラボは、きっと今後の展開に一石を投じるものになるでしょうね」。この度量の深さこそが糸井重里であり、「ほぼ日手帳」なのだろう。糸井は続けて言う、「みんなが好き勝手に使ってくれるようになって、“自由さ”が見えてきましたね。たまに『手帳をうまく使いこなせません』という質問が来るんです。でも、スポーツカーを買った人が『うまく乗りこなせんが、どうしたらいいでしょうか?』とはあまり言わないですよね。もう、その人のモノになっているんだから、あとはその人がどう使うかなんですよ。最近になって“あんたが主役”感が、ようやく分かってもらえるようになったなと感じてます。手帳とはいっていますが、要は使う人にとっての“日々の入れ物”であって欲しい。何も書かない日があるなら、それはそういう日だった、でいいんです。手帳を通して振り返った時に、使う人の人生そのものになっていてくれたら嬉しいですね。そんな思いもあって、今年のテーマは“This is my LIFE”なんです」。「ほぼ日手帳」は、01年に「ほぼ日刊イトイ新聞」のオリジナルグッズとして誕生し、16年度版で15周年を迎える「ほぼ日手帳」。文庫本サイズの「オリジナル」、A5サイズの「カズン」、ウォレットサイズの週間手帳「WEEKS」、英語版の「Hobonichi Planner」の全4種で、世界82カ国で販売されている。また16年度版の発売を記念して、「ほぼ日手帳」を支える根幹として糸井が大切にしてきたという“ことば”を、さまざまなテーマで集めた展示イベント「手帳のことば展 This is my LIFE.」を、9月1日~8日の期間で渋谷ロフトにて開催。初日となる1日には、作詞家の松本隆を迎え、糸井と“ことば”について語るトークイベントも行われる。【イベント詳細】「手帳のことば展 This is my LIFE.」場所:渋谷ロフト6F住所:東京都渋谷区宇田川町18-2日時:9月1日~9月8日時間:10:00~21:00入場:無料
2015年08月25日ラウダは、カバーを閉じたままでも操作できる手帳型iPhone 6向けケース「BOOK TOUCH for iPhone 6」を23日より発売する。価格は税込み4,990円。「BOOK TOUCH for iPhone 6」は、カバーを閉じたままでもタッチやスワイプ操作が行える手帳型iPhone 6ケース。端末に着信があった場合でも、カバーの上から操作し通話が行える。カバーは半透明なタッチスクリーンで、閉じたまま時間やプッシュ通知を確認できる。そのほか、Lightningケーブルやイヤホン、各種ボタンへのアクセスも、ケースを着けたままでも可能となっている。
2015年08月22日コクヨS&Tは、大手広告代理店のクリエイターで、ジブン手帳制作者の佐久間英彰氏プロデュースの手帳第2弾「Pat-mi」を9月上旬より発売すると発表した。「Pat-mi」は、「月間予定と週間予定のページの行き来が面倒」、「1年1冊の手帳は厚い・重い」を解決した新しいスタイルの手帳。マンスリーブロック(月間)とウィークリーバーチカル(週間)が連動し、ページを上下にめくるだけで月間・週間・一日の予定が確認できる。また、従来の手帳の固定観念を捨てた「1カ月1冊」の分冊型のため、必要な月の分だけを持ち運ぶことができる。持ち運びには、専用ホルダーに必要な月だけを(最大2冊(2ヶ月分))挟むため、薄くて軽い携帯性を実現。専用ホルダーはブラック、ネイビー、カーキ、ブルー、レッドの5色を展開するサイズは縦が210mm、横が148mm。価格(税別)は12カ月分で、3,800円、5,000円(専用ホルダー付き)。
2015年07月25日妊娠すると自治体から交付される母子手帳。それを入れる母子手帳ケースは、どんどん進化しています。デザインのかわいさだけでなく、機能面も充実したものが登場しているので、どんなケースにしようか、選ぶだけでもきっと楽しいはずです。母子手帳は乳幼児期だけでなく、小学校を卒業するくらいまで長く使用するものなので、お気に入りの母子手帳ケースを選びたいものですよね。今回は、母子手帳ケース選びで注目したいポイントをまとめました。■母子手帳ケース選びのチェックポイント(1)大きさ実は、母子手帳の大きさは、自治体によって異なっています。市販されている母子手帳ケースは、大抵の母子手帳であれば、すっぽりと入る大きさに作られているはずですが、若干大き目の作りになっている母子手帳だと、母子手帳ケースにうまく入らない…ということもあるかもしれません。念のため、購入時にサイズ表記をきちんと確認しておくことが大切です。■母子手帳ケース選びのチェックポイント(2)収納の多さ母子手帳は、子どもを病院に連れて行く時に必ず持っていきます。そのため、病院の診察券や保険証といったカード類が一緒に入れられる、収納力の高いものがおすすめ。エコー写真などもすべて母子手帳ケースにしまいたいなら、より高い収納力が必要になりますね。カード入れの数はどれくらいか、大きなポケットがついているかなど、見た目だけでなく中身までしっかりと確認しましょう。■母子手帳ケース選びのチェックポイント(3)使い勝手の良さがまぐちタイプのもの、ラウンドファスナータイプのもの、ペンホルダーがついているものなど、開け閉めする部分の作りもさまざまです。どのタイプが「使い勝手がよい」と感じるかは人それぞれ。できれば手に取ってみて、使いやすいかどうかを確認しましょう。■母子手帳ケース選びのチェックポイント(4)丈夫なものを選ぼう最初にもお伝えした通り、母子手帳は子どもが大きくなるまで使うもの。それを入れるケースなので、やはり丈夫さは重要なポイントになるでしょう。防水加工が施されているもの、革でしっかりと縫われているものなどは、比較的長く使用することができるはず。長く使うことを考えて、落ち着いたデザインを選ぶのもよいですね。■母子手帳ケースは、子どもが成長したら処分するの? 子どもが成長してからも、母子手帳ケースは活用することができます。通帳ケースやパスポート入れなどに使えますし、バッグの中身を整理するポーチにも代用できるでしょう。我が子の成長を収めるため、思い入れのあるアイテムになることは間違いありません。そうした点から考えても、長く使えるものを選ぶといいですね。好みに合わせて選べる母子手帳ケース。ぜひ、あなたにぴったりなケースを見つけてください。
2015年04月15日エレコムは7日、使い勝手や素材など好みに合わせて選べる手帳型タブレットケース3モデルを発表した。それぞれのモデルについて、3種類のサイズを用意し、4月下旬の発売を予定する。ソフトレザー素材を使用した「TB-xxLCHシリーズ」、ソフトな手触りのファブリック素材を使用した「TB-xxFCHシリーズ」、プラスチック素材を使用した「TB-xxPCシリーズ」の3シリーズを用意する。それぞれに対して、7~8.4型向け/8.5~10.5型向け/10.6~12.0型向けの3サイズをそろえる。対応するタブレットのサイズは7~8.4型向けモデルがW104×D173×H6.4mm~W154×D225×H13mm。8.5~10.5型向けモデルがW158×D231×H6.7mm~W195×D266×H19.3mm。10.6~12.0型向けモデルがW172×D275×H8.9mm~W233×D310×H20mm。いずれのモデルも手帳型のデザインで、タブレットの四隅を支えるシリコンバンドを備え、さまざまな機種のタブレットに対応する。ケースに装着したままで本体の操作やケーブルの接続が可能となっている。さらに、ケースの内側にはタブレット本体にキズを付けにくいベルベット調の素材や起毛素材を使用する。3モデルのうち、「TB-xxLCHシリーズ」と「TB-xxFCHシリーズ」には、手に持った状態で操作しやすいようにフラップ部分にベルトを搭載する。また、スタンド機能として「TB-xxLCHシリーズ」と「TB-xxPCシリーズ」は好きな角度に調節できるフリーアングル式で、「TB-xxFCHシリーズ」は2アングル式となっている。TB-xxLCHシリーズはブラック、ブラウン、ホワイト、レッド、ブルーの5色をラインナップする。重量は7~8.4型向けモデルが約184g。8.5~10.5型向けモデルが約280g。10.6~12.0型向けモデルが約390g。TB-xxFCHシリーズはブラック、ブラウン、グレー、レッド、ブルーの5色をラインナップする。重量は7~8.4型向けモデルが約204g。8.5~10.5型向けモデルが約258g。10.6~12.0型向けモデルが約346g。TB-xxPCシリーズはブラック、ホワイト、イエロー、レッド、ブルーの5色をラインナップする。重量は7~8.4型向けモデルが約132g。8.5~10.5型向けモデルが約196g。10.6~12.0型向けモデルが約364g。
2015年04月07日病院や調剤薬局などにお世話になったことがある人ならば、持っている人も多いであろう「お薬手帳」。ただ、その電子版の存在は意外と知らない人もいるのではないだろうか。すべての都道府県で調剤薬局を運営している日本調剤が展開する電子版のお薬手帳アプリ「お薬手帳プラス」を実際に使ってみたので、その特徴や感じたことをレポートしよう。○「お薬手帳」ってなに?私たちは体調を崩したとき、さまざまな薬を用いて健康体に戻ろうと努める。時には医療機関にかかって、医師から複数の薬を処方してもらうこともあるだろう。ただ、複数の病を患っていたりケガを負ったりしていた場合、処方される薬も増え、患者本人がそのすべてを覚えておくのは難しい。そんなときに心強いのが、「お薬手帳」。処方された薬の名前や注意事項、飲み方などを専門の薬剤師が手帳に記録することで、どんな薬がどれくらい自分に処方されているのかがひと目でわかるようになる。かかりつけとは別の病院にかかったときにも、この手帳を見せることで「今、こんな薬をこれくらい飲んでいて……」と本人の口から医師に説明するよりも確実だ。お薬手帳があれば、薬局の薬剤師が薬の重複や飲み合わせなどを確認して調剤できるので、より安全に薬を受け取ることができる。また、災害時や旅行先などで具合が悪くなっても、使っている薬をすぐに把握できることも、大きなメリットだ。お薬手帳は購入の必要はなく、調剤薬局で手に入れることができる。○電子版「お薬手帳」に早速トライでは、その紙のお薬手帳と電子版のお薬手帳プラスとでは、どのような違いがあるのだろうか。お薬手帳プラスはパソコン上でも利用できるが、利便性がいいアプリ版(iOSとAndroidに対応)をスマートフォンにダウンロードし、早速トライしてみた。まずは本登録前でも利用できる「処方せん送信機能」を使った。撮影した処方せんの画像をスマートフォンで薬局に送信しておくと、調剤の完了時間をメールで知らせてくれる。そのため、薬の受け取りがスムーズになり、時間を有効活用できるメリットも生まれる機能だ。そして登録。日本調剤の窓口で薬を受け取ったら、領収書に書かれている初期ログインIDを使って登録を終える。登録後にログインすると、すでに処方された薬が記録されているではないか! 今後は日本調剤で処方してもらえば、自動的にそのデータが更新されていくという。これは楽だ。日本調剤以外の薬局で処方してもらった場合は、QRコードがあればそれを読み込むことで薬の情報を登録することができる。もちろん手入力も可能で、普段使っている市販薬なども記録できる。薬を飲む時間を知らせるアラーム機能も付いているため、スマートフォンを常に携帯していれば飲み忘れも防げるというわけだ。他にもカレンダー機能で、通院履歴や次の通院予定なども登録できる。○電子版は薬以外の「プラス」要素が充実薬だけではなく、自分の体調管理にも使える。「健康記録」の機能では、身長と体重を入力すればBMI値も自動で計算してくれるため、ダイエットを意識している人にはありがたい。そのほか、血圧と脈拍、歩数、血糖値なども入力でき、その変化をグラフで可視化することが可能だ。血液検査や尿検査の結果も入力できるとのことで、早速入力してみた。項目数が多いので、スマートフォンからの入力は少々大変だが、診察後の会計待ちの時間などでちょうど入力できそうだ。総コレステロールや中性脂肪、白血球数など基本的な項目に加え、追加検査項目も3つまで追加できる。大抵の人はこれで十分だろう。いろいろと使ってみると、びっくりするほどの便利さに驚く。これだけ使いやすいと、「項目の並び替えや項目ごとに表示・非表示を設定ができたらいい」なんて、より高次元な"お願い"もついついしたくなってしまう…。病院によって出力される検査結果の数値の順番はまちまちだし、検査していない項目は余分になるためだ。それと「有名な市販薬なら、サジェスト機能で入力できる」とかも実現してくれるとうれしい。とはいえ、検査結果を紙でもらってそのまま保管していただけだった従来に比べれば、はるかに使い勝手がいい。データとして入力できれば、前回の検査結果との比較や、長期スパンでの状態の確認もしやすい。自分の体のことを、より深く理解することができるので、ぜひ今後も活用していきたいと感じた。○家族の健康管理など、いろいろな活用方法も「確かにいろいろと便利そうだけれど、スマホやパソコンに詳しくないし……」という人もいるかもしれないが、心配無用。「お薬手帳プラス」はマルチユーザーにも対応しているので、家族などの情報も一括で管理できるのだ。例えば、離れて暮らす高齢の両親の通院状況も見ることができるので安心だ。薬を飲み忘れがちな子どもでも、スマートフォンを持たせていればアラームで知らせることができる。仕事や用事でどうしてもずっと薬の服用を管理できないときに、大きな助けになるだろう。体重計や血圧計、血糖値計などがNFC通信対応の指定機種(現在はテルモ社4機種)であれば、自動で体重計や血圧計などから情報を自動連携することも可能。持っている人は、さらに便利に使えるだろう。また、医療費通知をオンにしておけば、日本調剤での1年間の医療費が翌年1月に自動的に計算され、通院レポート画面に表示されるようになる。確定申告で医療費控除の申請をする場合にはとてもありがたい機能だ。せっかく検査などを受けても、その結果はその場で確認するのみになってしまう人は意外と多いのではないだろうか。「いざ」というときにサッと使える紙版「お薬手帳」に加え、さまざまな健康情報の記録や、通院・投薬の管理と便利な機能がプラスされた電子版「お薬手帳プラス」も活用することで、もっと自分の体と賢く向き合ってみてはいかがだろうか。
2015年03月13日パルコが運営する国・エリアを編集したセレクトショップ「Meetscalストア by once A month」(渋谷パルコパート1・1階)にて、「ほぼ日手帳」とコラボレーションしたオリジナルデザインの手帳を販売する。発売日は2月10日。価格は2800円(税別)。今回発売されるのは、2014年にパリコレクションデビューを飾ったデザイナーズブランド「アンリアレイジ」が表紙デザインを手がけた週間手帳「ほぼ日手帳 WEEKS 2015 spring」 (4月はじまり版)。同ブランドが2015S/Sコレクションで発表した「Shadow–邦題;光-」をテーマとし、デザイナーの森永氏自身が街を歩き集めた「影」をあしらった生地を使用している。また。表紙デザイン「金網」、「木漏れ日」の2種。販売店舗は、渋谷パルコ パート1・ 1F 「Meetscalストア by once A month」(2月10日から3月9日 にかけて「ANREALAGE POPUP SHOP」を開催)のほか、福岡パルコ 本館1F 「once A month」でも2月10日より取り扱い、3月20日から4月19日にかけ「ANREALAGE POPUP SHOP」を開催する。なお、オンラインストア「ONLINE SHOP Meetscalストア by once A month」では先行予約を受け付けている。
2015年02月08日東京糸井重里事務所はこのほど、4月はじまりの「ほぼ日手帳 2015 Spring(スプリング)」を発売した。Spring限定の新カバーには、フランスの伝統的な「オクトゴナル」(フランス語で八角形の意味)のお皿をモチーフにしたカバーが、オリジナルとカズンに登場する。主に19世紀のフランスの貴族が好んで使っていたという皿の形だが、現在は市場に出回ることもほとんどなくとても貴重なものだという。今回は、オクトゴナルのお皿模様を、淡いブルーグレーを背景に配置した。コットン生地に水彩絵の具で描いたような淡くかすれた風合いが特長となっている。デザインは、佐藤卓デザイン事務所の日下部昌子さんが手がけた。オリジナルのカバー&本体セットは、5,940円、カズンのカバー&本体セットは9,180円。また、その発売を記念して、フランスの雑貨を集めた「マルシェ(市場)」を、「ほぼ日」サイト上で開催する。「ほぼ日」で「パリこれ!」を連載しているフランス在住のとのまりこさん協力のもと、カフェオレボウル、フランスの蚤の市で見つけた古道具などのフランス雑貨を紹介している。WEEKS(週間タイプ)のタイ&チーフシリーズからは、「レジメンタルストライプ」に、Spring限定カラーが登場する。アーガイル&サザーランド・ハイランダーズというイギリス陸軍の連隊旗をモチーフにしたオーセンティックなデザインで、グリーンとネイビーの配色をベースに、アクセントとして赤と黄色のラインを入れている。価格は2,160円。※価格はすべて税込
2015年02月02日フォーカルポイントは、角度調整可能なスタンド機能を搭載した手帳型iPadケース「TUNEWEAR TUNEFOLIO ULTRA-LIGHT for iPad mini (3/2/第1世代)」を発売した。価格は税別5,980円。「TUNEWEAR TUNEFOLIO ULTRA-LIGHT for iPad mini (3/2/第1世代)」は、角度調整可能なスタンド機能を搭載した手帳型のiPad mini向けケース。iPad miniの最新モデルとなるiPad mini 3にも対応している。収納部分には、ポリカーボネートのハードケースを採用し、収納した端末がずれ落ちたり脱落することなく、安定して使用できるという。カバー部分には特殊機構を採用し、フロントカバーを閉じるだけでiPadをスリープ状態に、開けるとスリープ状態を解除することができる。「TUNEWEAR TUNEFOLIO ULTRA-LIGHT for iPad mini (3/2/第1世代)」のサイズ/重量は、幅約139mm×高さ約204mm×厚さ約12mm/約149g。対応機種はiPad mini 3/2/第1世代。パッケージには液晶部分を保護するフィルムが付属する。カラーバリエーションはブラック、レッド、ブルーの3色。
2015年01月18日2015年がスタートし、気持ちは一新!手帳には身近なスケジュールの他に、目標やチャレンジしたいことを書き込んでいる人も多いはず。美意識の高いハウコレ女子の皆さんにぜひお勧めしたいのが「美人手帳」。書き込むことでなりたい肌、体型を叶えることが出来る“レコーディング美容法”は、未来に目標を叶えることはもちろん、読み返すことで発見や反省があり、過去を振り返るための記録の役割も期待出来ます。スケジュール手帳とは別に一冊用意するのが秘訣です。早速始めてみましょう!■なりたい肌、体型を叶える手帳のつくり方美人手帳には、押さえておきたいポイントがあります。その1.ノートかスケジュール帳(マンスリータイプ)を一冊用意する。サイズは自由。ノートの場合、見開きで1ヶ月分のカレンダーを12ヶ月分作る。その2.最初のページに、1年を通じで実行するプランを2~3つ書く。その3.次のページに、毎日書き込む項目の一覧を書く。その4.月ごとの目標をカレンダーの余白に、2~3つ書く。手帳は誰かに見せる必要はありません。鏡で自分の顔や身体を見るように、素直に自分に向き合うことが大事!相棒感覚で付き合うといいでしょう。次はいよいよ1~4の実践編です。■一年後、どんな自分に成長していたいかが重要その2では、一年後、どんな自分になっていたいか、そのために何を実践するかを3つ書き出します。例えば・・・・・・□ヨガに入会して、姿勢が良く、たるみのないスリムな体型になる!□シミをつくらないために、外出時は必ず日焼け止め化粧品を使う。□ダメージのないロングヘアを目指す!ここでは一日や一ヶ月という短期で結果を出すのではなく、一年続けられそうな美容の目標を挙げましょう。■寝る前に毎日書き込む習慣をつける健やかで美しい肌や体型を目指すためには、それぞれと深く関わっている要素を、毎日意識すること。それらは、体の調子を予測するバロメーターになります。その3に必要な内容は次の通り。毎日書き込んでほしい事柄です。□朝(食事前)と夜(寝る前)、それぞれの体重□肌質□睡眠時間と睡眠の質□その日に食べたメニュー他にも生理開始日・終了日や基礎体温をつけておくと、女性ホルモンと密接な関係のある肌状態を見るときの参考になります。さらに顔のイラストを書いて、どの部分にニキビが出来たか、治ったか、シミの濃さ、大きさをメモしておくのも肌観察に効果的です。■細かく書き込む必要なし!メモ感覚がコツニキビを直して凹凸のない滑らかな肌になりたい、体重を1ヶ月で1㎏落としたい、現状を維持したいなど、女性は美にどん欲。憧れやなりたい自分がいるはずです。毎月2~3つ(上記その4)、目標を書き出します。例えば・・・・・・□ニキビ治療を受ける。皮膚科を予約する!□顔に贅肉をつけないために、寝る前に必ず「あえいうえおあお」の発音を10回繰り返して表情筋を鍛える!□どんなに疲れて帰っても、丁寧なクレンジングと洗顔、保湿は実行する!!日々実践出来そうなことを目標に立てましょう。■シールやスタンプ、切り抜きでオリジナリティーを発揮美人手帳に書き込むことで、何気ない毎日にメリハリがつけばベスト!三日坊主にならないためにも、かわいいシールやスタンプ、カラフルなペンを使うのもいいですね。雑誌の切り抜きを貼って自分で編集することで、手帳への思い入れも強くなるはずです。■さいごに毎日、毎月記録することで、肌のリズムや太りやすい周期を把握することが出来ます。何度も読み返したくなるような、楽しめる美人手帳をぜひ作って、美人度アップに役立てましょう。(米村亜希子/ハウコレ)
2015年01月17日新年を迎え、新しい手帳を使い始めた方も多いはず。昔ながらの紙の手帳だけでなく、アプリやオンラインツールも増えている最近では、何を使ってスケジュールを管理したらよいのか、選ぶのに困ってしまうくらいです。そこで今回は、手帳を選ぶ際のポイントと、子どもや夫の予定も把握しておく必要のあるママならではのメリットや活用方法を、手書きの紙の手帳(アナログ手帳編)とオンラインスケジューラーやアプリなどのデジタルツール(デジタル手帳編)に分けて、それぞれメリットや活用法などをご紹介します。■手帳を選ぶ時には、まず使用目的を考える本題の前に、まずは手帳選びに悩んでいる人に、ひとつアドバイスを。スケジュール管理を手書きの手帳でするかデジタルにするか悩んだ時は、手帳を使うことの目的を明確にしましょう。なぜなら、手帳を使う目的によって選ぶツールが変わってくるからです。ひとくちに「手帳」と言っても、スケジュールやタスクの管理だけでなく、アイデア帳、一言日記、目標管理、お小遣い帳、レシピブックなど、使い方は本当にさまざまです。数ある手帳の活用法の中で、自分が一番優先したい使い方と目的を考えると、どのようなタイプを選ぶと良いか、またアナログかデジタルかの選択も見えてきます。ちなみに、私自身はアナログとデジタル、両方の手帳を併用しています。アナログ手帳はスケジュールの管理+アイデア帳としての活用が目的。そのため、ノート部分が多いB5サイズが定番です。デジタル手帳については、主人とのスケジュールの情報共有が主な目的です。それでは、いよいよ本題である紙の手帳、アナログ手帳のメリットや活用法について考えてみましょう。■手書きの手帳=アナログ手帳のメリットとは? どれだけデジタルの手帳ツールが増えても、紙の手帳には根強い人気があります。そのメリットとして、「メモしたい時にすぐ書ける」「消えない(データ消失がない)」「スケジュールを一覧で見渡せる(視認性が良い)」という声が多いようです。それに、デジタルが苦手な人はもちろん、携帯を持っていない(持たせられない)子どもでも、手帳にシールを貼ることで予定を理解することもできます。ただし、「持ち歩かないと予定が分からない」「書き直しで汚れる」「(ケータイと手帳を別に持つことで)荷物が増える」といったデメリットが、手書きのアナログ手帳にはあります。■手書きの手帳=アナログ手帳の活用法最近はママ手帳(*1)という、ママに特化した手帳も販売され、自分の状況に合った、家族全員の予定を把握しやすい手帳を探しやすくなっています。けれども、手持ちの普通の手帳に一工夫するだけで、仕事とプライベート、夫や子どもと自分など、複数の予定を把握しやすくなるものです。使い始めた手帳にも使える活用法を3つご紹介します。アナログ手帳の活用法(1)色分けをするすでにこの方法を取り入れている人も多いかもしれませんが、予定によって使うペンの色分けをするのは、予定の把握をわかりやすくしてくれる簡単な方法です。とはいえ、あれこれ使い過ぎると、かえってわかりにくくなってしまうので、3種類くらいまでにとどめるのがおすすめです。それでも、途中でペンのインクがなくなり、別の色で書かざるを得なくなることが嫌だったり、色分け自体にごちゃごちゃした印象を感じたりする人もいるでしょう。そういう人は、次の方法を試してみては?アナログ手帳の活用法(2)1本線をひく予定表に1本線を引くだけで、プライベートと仕事、自分と家族の予定を区別することができます。マンスリーだけではなく、デイリーの場合にも線を引くことで予定を分けて記入できます。これなら手帳に予定を書くペンの色が全部同じでも大丈夫。簡単ですが、目からウロコの方法です。ちなみに線を引くときは黒などの濃い色で引くのではなく、薄めの色で線を引きましょう。濃い色だと線が目に入りすぎて見にくくなります。アナログ手帳の活用法(3)ふせん(ポストイット)の活用変更の可能性が高い予定やTo do管理をするには、ふせん(ポストイット)が便利です。貼ったりはがしたりできるので、予定の変更への対応が簡単です。最近は手帳用のかわいい薄型のタイプやTo do管理にも役立つふせんがたくさんあります。このように、どんどん自分なりに使いやすくアレンジできるのが、アナログ手帳のよさでもありますよね。では、デジタル手帳にはどのようなよさがあるのでしょうか? それについては次回ご紹介します。*1…ママ手帳・ ペイジェムファミリーマンスリー ・ Mom’s Diary ・ 働くママの手帳
2015年01月11日スペックコンピュータは、本革製の手帳型iPhone 6/6 Plus向けケース「DISCOVER for iPhone 6・iPhone 6 Plus」を発売した。価格はiPhone 6向け、iPhone 6 Plus向けともに税別4,980円。「DISCOVER for iPhone 6・iPhone 6 Plus」は、本革を100%使用した手帳型のiPhone 6/6 Plusケース。内側には4枚収納のカード入れと内ポケットを搭載しており、お札やカード類を収納できる。蓋部分は折りたたむとスタンドとしても使用できる。また、ケースを装着したままでも充電可能で、ボリューム/電源/ミュート全てのボタン操作に対応している。カラーバリエーションは、iPhone 6向けにはブラックとブラウンが、iPhone 6 Plus向けにはブラウンが用意されている。
2014年12月20日●新製品「SSACK」は「ほぼ日手帳」の"新しい顔"スマートフォンがかなりの割合で普及してきた昨今でも、やはり手帳の買い換え時期になると、文房具店や書店などの手帳売り場はにわかに活気づく。山と積まれた手帳の中でも、定番ブランドとしての地位を確立している感がある「ほぼ日手帳」も2015年版の新商品を多く売り出しているが、その中でも異彩を放っているのがシリコン製の手帳カバー「SSACK」だ。「SSACK」は、著名クリエイターとのコラボレーションの「ひながた」、あるいは「キャンバス」とも言える基本の手帳カバーとは素材が異なり、かたちもいちからデザインされている。すでに定番の位置を占めている手帳カバーのラインナップに、あえて異なる設計の新製品を投入したのは、いったいどのような理由があったのだろうか。今回は、「ほぼ日手帳」全体のアートディレクションを担い、新製品「SSACK」のデザインも手がけたデザイナー・佐藤卓氏と、開発に携わった「ほぼ日刊イトイ新聞」のスタッフに、「SSACK」の開発エピソードやシリコンという素材を選んだ理由、そして「アナログとデジタルの行く先」についてお話を伺った。――まず、SSACKを制作されることになったきっかけをお教えください。佐藤:まず最初に糸井さんから打診をいただきまして、それが直接のきっかけですね。糸井さんが求めていらした"「ほぼ日手帳」の新しい顔"という大きなテーマに対して、シリコンはその答えに近いと思い、採用したというところです。手帳のカバーとしては新鮮に感じられるシリコンですが、素材としてはかなり生活に浸透してきていますよね。手帳に近い形であればブックカバーですとか、そのほかにも財布や小物入れなど、本当にいろいろな物に使われている。そして、シリコンについて市場調査をしてみると、意外と加工もしやすいし、色もきれいに出るし、とても面白いものだと分かったんです。――では、初期段階からシリコンに絞って開発を進められたのでしょうか?佐藤:いえ、革や紙など、手帳によく使われてきた素材も試してみたのですが、どうしても保守的な感じになっていってしまいます。というのも、既存の手帳カバーはいろいろな試行錯誤の末に今の形になっているので、そのデザインの完成度はとても高くて、新規にデザインしても、手帳としての使い勝手を考えていくと、既存の形に近づいていってしまうんですね。だから、シリコンのような、いわば「ちょっと手ごわい素材」にチャレンジしてみてはどうかというご提案をしたのですが、何せシリコンはテロテロとして、形がしっかり決まらない素材なので、提案しつつも「本当に製品化できるのかな」という危惧はありましたね。しかし、「手帳のカバーには丈夫な素材を使う」という、常識のようなものを超えないと、結局新しい顔なんてできるわけがないと思ったんです。だから、逆にそういう意味では、素材の難点と思える部分を乗り越えていく方が、もしかすると、新しい可能性が見えてくるんじゃないかということで、開発に着手することになりました。ほぼ日:先ほど佐藤さんがおっしゃったように、「今あるもの」で作ろうとすると、考えれば考えるほどに、結局今の形状が一番便利なんじゃないかという結論に行き着くような状況でした。素材や作り方から変えたいという共通認識を持つことができたことから、今回の「SSACK」の原型になる物を含め、さまざまなアイデアをご提案いただきました。――どういったプロセスでデザインの方向を固めていかれたのでしょうか?佐藤:糸井さんを含め、ほぼ日の皆さんと話しているうちに、これまでの手帳カバーは、ある程度固さのある素材で、中身の手帳を守るという意識で作られていることを再確認しました。もちろん、それは手帳カバーの使命のひとつでもあるわけです。「固い物で守る」という既存の手帳カバーのイメージをもとに、分厚いシリコンを使って、ある程度しっかりと四角い形が出る物も作ってみました。ですが、ほぼ日手帳は使う人によって自由に貼ったり挟んだりできますし、さらにSSACKと同じタイミングで、1年分の手帳が2冊に分かれている「アベック」というのが発売されたので、「厚くなる」方向だけでなく、従来よりかなり薄くなる可能性も出てきました。そのため、場合によってはうまく留まらず、カバーの形が崩れてしまいました。柔らかなシリコンを使っていながら、無理やり決まった形に収めるということがフィットしていないように感じましたね。シリコンという素材は柔らかいので、そのまま巻き付けると、手帳本体の表面に、被膜のようにはりつくような状態になります。既存の手帳の方法論ではなく、シリコンに合った形の方向性を見つけて、考え方を変えようと意識しました。――SSACKは、従来のほぼ日手帳と形は異なるものの、カードポケットからしおりまで、1枚のシリコンで機能を網羅しています。どういった設計の工夫で機能の面を解決されたのですか?佐藤:完成品を見るといかにも計算づくというように見えますが、最初から全てが計画通りに行ったわけではないんです。素材らしさを引き出すというのは、デザインにおいてとても重要なわけですよね。逆に言えば、素材らしさを活かさないのであれば、シリコンを使う意味がありません。例えば、しおりについて、そもそもシリコンで機能を満たせるかどうかという根本的な点から検討しましたし、シリコンが曲がるなりの曲線を活かすほうが自然だから、カバー範囲の真上の方向から切り出すことにしたり……というのは、実際に手を動かしながら気付いていったんです。●新素材への挑戦と試行錯誤――従来のほぼ日手帳はペンホルダーとペンで閉じるバタフライストッパーを採用していますが、SSACKはそれとはまったく異なり、マグネットで止める形式ですね。ほぼ日:カバーの留め方に関しては、かなり悩みました。佐藤:最初は、シリコンの素材同士を密着させることで張り付かないかだとか、でこぼこをつけておいて、押すだけでくっつくような構造を模索したりと、さまざまな方法を考えました。あとは、バンドで留めてしまおう、という案もありました。先ほどお話しした通り、人によって手帳の厚さ、すなわち手帳を留める位置が変化しやすいのがほぼ日手帳の特性ですから、そこをどのようにクリアするかという部分が、とても難しかったですね。試行錯誤の末、磁石で留めることに決まりました。そうすると、巻き付ける終点のところが、洋封筒のような形になるわけです。斜めにカットしないと、余った端の部分がベロベロとめくれてしまうでしょう。でも、磁石を1点で留めて引っ張る形にすれば、こうベロベロするところが少なくなります。この形も、見た目を追い求めたのではなくて、機能から必然的にそうなったものなんです。こうした創意工夫を乗り越えてみると、変化する手帳の厚みに沿わせていくということに対して柔軟に対応できるシリコンは、この手帳に適した素材なんだと感じられるようになりました。――従来のほぼ日手帳ではペンホルダーがストッパーでもありましたが、SSACKでは別途ペンクリップを挟むためのパーツを作られていますね。留め具の話の続きにもなりますが、既存のほぼ日手帳から離れる、という意味だけではなくて、シリコンでバタフライストッパーを作ると強度が足りないんです。ペンの抜き差しにも耐えられないでしょうし、手帳の外側にあると、かばんの中の持ち物と引っかかって力がかかってしまう。だから、いっそ手帳の中に入れてしまった方がいいだろうなと考えて、そこからペンを引っかけて入れるような形が生まれました。――SSACKのカラーバリエーションはかなり鮮やかでありつつ、ややパステル調の色味ですが、この色選びに至った理由を教えてください。佐藤:シリコンという素材の発色はかなり自由になるので、皆さんと一緒に話し合いながら検討していきました。ほぼ日:どうしても他のラインナップとの兼ね合いもあるので、バリエーションをたくさん出して、他との調和を見ながら決めていきました。ただ、やっぱりシリコンらしい発色のよさとかわいらしさが合わさった雰囲気は、生地では出せない部分なので、そこを活かすことは考えました。佐藤:シリコンという素材は本当にバリエーション豊かなので、その発見と共に、またカラーバリエーションが増えてくる可能性もありますよね。ほぼ日:色を決定してから工場に行ったところ、それまでに見たことのないすごくはっきりとした蛍光色のシリコン素材を見かけたました。蛍光色に関しては、毎日使う物としては強すぎるかと思って見送りましたけれど、今後色が増えることもあるかもしれません。表面も、今回のような平らな物だけでなく、シボを付けたり、エンボス加工をしたり、模様を付けたりもできるので、まだまだ発展しそうな面白い素材を見つけた、という段階です。佐藤:そうそう、だから、可能性の扉が開いた感じがしますよね。――なるほど。話は変わりますが、以前糸井重里さんに今季のほぼ日手帳についてインタビューさせていただいた際、「SSACK」はこの手帳のスチューデント・モデルにあたるというようなご説明をいただいたんです。佐藤さんがデザインを手がけるに当たって、若い方が手に取ることを念頭に置かれていたんでしょうか。佐藤:シリコンのような素材に違和感なく触れる人たちというのは、比較的若い人だろうなという意識はありました。だけど、最初の入り口を若い人だとしても、大人の方々に好きになっていただけたのであれば、ぜひ使っていただきたいです。第一の対象としては若い人になるかもしれないけども、その奥にはいろんな人たちがいるので、デザインにおいて、やはり普遍性というのは、常に考えておかないといけないと感じています。だから、僕がデザインするときはいつも、例えば「若い人」向けに完全に絞ったデザインはまずしてないんですよ。入り口のその先を見る視点というか、それはいつもね、考えてはいるんですよね。――SSACKは100%シリコンで作られたカバーですが、今後、他の素材と組み合わせるなど、他の展開はあるのでしょうか?佐藤:そうですね、可能性としてはあると思います。繰り返しになりますが、シリコンはこう、テロテロとした形の決まらない素材なんです。だから、何かと貼り合わせることによって、質感や触感、使い勝手といった感覚的な部分で、新しいと感じられる素材が生まれるんじゃないかと思いまして、そのような作りのプロトタイプも提案させていただいたんです。だけども、新しい素材から開発を行うみたいな方向になると、それはそれは時間がかかるんですよ。そうやって複雑なことを突き詰めていく一方で、ものすごくシンプルに作ることも考えて、後者のほうがコストは抑えられると気づきました。まず手にとってくださる若い人たちのことを考えた時に、やっぱり高価な物は買えないじゃないですか。そういった流れで、今回は違ったかたちになりましたが、この(シリコンと異素材と組み合わせる)方向をこれからも探っていくことは、僕はいいのではないかと思っています。――今後、SSACKの第2弾、第3弾もありうるということですか?佐藤:「ほぼ日手帳」全般にいえることなのですが、糸井さんやみなさん、そして僕たちという"「ほぼ日手帳」チーム"は、決して満足しないんですよ。次の年には「何か」できる、もっとよくできるぞという姿勢で取り組んでいます。もちろん、その時点では一番いいと思えるものを世に出しているのですが、それでも、出来上がったものを常に疑ってかかるわけです。SSACKに関して言えば、初々しい新人で、「まだまだこれから精進しなさい」と言いたくなるようなところがありますね。●デジタルメディアの「朽ち方」――最後にお聞きします。SSACKのデザインを拝見したとき、昨今スマートフォンなどでスケジュール管理をしている人たちにも受け入れられやすそうな雰囲気を感じました。デジタルがアナログにとってかわる、というような論議はさまざまなところで起こっていますが、佐藤さんのデザインのお仕事の上で、デジタルとアナログはどのような違いがあり、どちらを好んで使っていらっしゃいますか?"デジタル"と"紙"はよく比較されますが、これからもずっと共存していくものだと思います。僕個人としては、大人になるまでずっと紙に親しんでいて、そもそもデジタルメディアがなかったですからね。だからこそ感じる安心感と、鉛筆と紙の摩擦によって、スケッチが見えてくるというその触感、そして自分がアウトプットすることによって、目からその結果がインプットされるという相互作用が非常に重要だと感じています。もちろん、インターネットで調べものをしたり、メールをしたり、連絡のために文章を書いたりだとか、そういった用途には当たり前のように使いますし、スマホも使っています。けれど、デザインに関しては、デジタルな道具で線を引くことは1本たりともないです。――現在のデジタルツールは、まだ佐藤さんのデザインの仕事における相互作用を成り立たせるまでには至ってないということでしょうか。佐藤:そういう意味では、まだまだ発展途上なんでしょう。だって、デジタルな入力デバイスでは、質感みたいなものまでは自分に戻ってこないじゃないですか。まだ「平らなものを、とがったものでこする」というような触感しかなくて、紙と鉛筆が持っている「豊かさ」はそこにはないわけです。デジタルなツールのほうが情報はどんどん手に入るけれども、自分の身体の感覚を常に活かしながらクリエイションするという意味では、まだまだといった印象です。今のところは、紙のほうが面白くてしょうがないですね。だから僕にとっては、比べようとも思わないというか。――まだ比べる段階にない、ということですか?佐藤:ええ、全くないですね。たぶん、そのまま僕は逃げ切っちゃうのかもしれない(笑) でも、デジタルなものを否定しているわけではまったくなくて。なぜなら、これからの若い人にとってはね、当たり前のことだからなんです。もうそういう世代はすでに生まれているのだから。僕らの時代だって、シャープペンシルが出た時には、「普通は鉛筆をナイフで削るもんだ!」って、怒られたわけでしょう。ロットリングが出た時には、「本来はカラス口で引くものだ」って言われてたわけだし、常に道具っていうのは進化して、その都度「昔はこうだった」ってお叱りを受ける運命にあるものなんです。誰が文句を言っても、新しい道具の可能性がどんどん切り開かれていくのは事実で、僕にとっては、紙と鉛筆と消しゴムっていうのが感覚的に一番信頼できる、というだけの話です。ただ、いまのデジタルメディアに対して思うのは、「朽ちていく」という要素を入れるといいと思うんですよ。紙は時と共に朽ちていくので、時間を経た自分のスケッチを見ると、黄ばんで時間を経た状態が、過去の情報を自分に戻してくれます。また、例えば人間の細胞も、細胞そのものに死ぬプログラムが組み込まれているからうまく働くのであって、もし細胞が死ななかったら、どんどん増長して大変なことになってしまう。デジタルデータには、この例えに近いものを感じます。だから、いつまでもきれいなままではなくて、デジタルならではの「朽ち方」みたいなものがあったりしたら、すてきなのではないかと思います。――ありがとうございました。
2014年12月05日そろそろ年末。新しい年に向けて、手帳を新調した人も多いと思います。今年の手帳を振り返って「あんまり手帳を活用できなかったな」と思う人も、新年からは心機一転! 手帳を賢く使って、仕事もプライベートも充実の1年をスタートさせたいですね。■ライフスタイルによってメインページを分ける手帳で多いのが、前半に見開き1ヶ月のマンスリーページ、後半に1週間ごとのウィークリーページがついているタイプ。マンスリーとウィークリーのどちらかだけに書き込んでいて、使っていない方のページはスカスカ…という人も多いようです。仕事とプライベートの予定が一緒に書き込まれていると、スケジュールが把握しにくいうえ、仕事の打ち合わせなどで手帳を広げたときにプライベートの予定が見えてしまって恥ずかしい…ということも。仕事とプライベートの予定は、それぞれ別のページに書くのがおすすめです。マンスリーとウィークリーのどちらかを仕事、どちらかをそれ以外、というように分けてみましょう。たとえば、外出や会議など仕事上の予定が多い人は、スペースの広いウィークリーページを仕事用に。逆に、デスクワーク中心であまり時間の変動がない人は、マンスリーページを使うとよいでしょう。■気持ちが上向きになる手帳の使い方手帳はただ予定を書き込むだけのツールではありません。アイディアによっていろいろな使い方ができます。月や週のはじめには、達成したい目標ややりたいことを書き込んでみましょう。仕事上の目標はもちろん、「ストレッチを毎日続ける」「早起きする」といったことでもOK。毎日手帳を開くたびにその目標が目に入るので、自然と意欲も高まります。そして目標がクリアできれば、その達成感がさらにモチベーションアップに。また、プライベートページに多い使い方が日記をつけること。このとき、良かったことや嬉しかったことを意識して書くようにすると、あとで読み返したときにポジティブな気持ちになれますよ。ダイエットや資格取得の勉強などに取り組んでいる人は、その頑張った記録をつけてみては。「○kmウォーキングをした」「○時間勉強をした」と日々書いておくと、その積み重ねが自分の自信になってくれます。■意外と使われていない!? 年ページの活用法手帳の表紙を開くと一番はじめにあるのが年間のページ。毎日のスケジュールを書き込むにはスペースも狭く、「毎年、手帳の年ページは白紙のまま」という人もいるかもしれません。年ページのメリットは、長期的なスケジュールを把握しやすいこと。たとえば数ヶ月にわたる仕事のプロジェクトや、先の予定から逆算してのスケジューリングなども、年ページを使えば管理も簡単です。また、友人や家族の誕生日や、記念日を書いておくのもおすすめ。また、1日に使ったお金の集計を記入すれば家計管理に、体重を記録しておけばダイエットの成果も一目瞭然です。手帳もかわいく残したい! という人は、カラーペンやシール、マスキングテープなどを活用してみては。ただし、あまり使いすぎると本来の予定が分かりにくくなってしまいます。手帳の記入に使用するペンは細めのものを選び、カラーは多くても3色程度に。仕事、プライベート、家族の予定、など、色分けのルールを決めておくとスッキリ分かりやすくまとまりますよ。
2014年12月02日手帳や実用書を出版・販売する高橋書店は「手帳をのぞいてみたいスポーツ選手」「手帳をのぞいてみたい(スポーツ選手以外)有名人」をテーマにしてアンケート調査を行った。対象としたのは、東京エリア(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)と大阪エリア(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県)に住む20代から50代までの働く男女900 名。そのアンケート結果によると「手帳をのぞいてみたいスポーツ選手」の1位となったのは、ニューヨーク・ヤンキースで活躍するイチロー。続いてフィギュアスケート選手の浅田真央が2位、サッカー日本代表の長谷部誠が3位となった。一方、スポーツ選手以外のアンケート結果は1位ソフトバンクの孫正義、2位安倍晋三首相、3位ビル・ゲイツという順になった。スポーツ選手以外のアンケートは、今回で3回目の調査で、一昨年、昨年とも孫正義が首位をキープ。常に高い注目を集めていることをうかがわせた。なお、10位までの調査結果は以下のとおり。●第1回手帳をのぞいてみたいスポーツ選手●第3回手帳をのぞいてみたい(スポーツ選手以外)有名人
2014年12月01日