世界中の料理とお酒を一度に楽しめるグルメイベント「国際観光食文化博 世界のグルメ名酒博2015」が、7月15日から26日まで東京の日比谷公園で開催される。近年、その国のカルチャーとして、また安全性の見直しなど様々な視点から注目を集めている“食文化”というテーマを通じて、日本のさらなる国際化に向けて他文化への関心や相互理解をより深めていくことを目的とする同イベント。会場では、“見る・知る・味わう・聴く”をキーワードに、ドイツ料理やイギリス料理、ベルギー料理、アメリカ料理などを提供する飲食ブースや、各国の民族音楽、舞踊を堪能できるステージなど様々なコンテンツが用意される。6日間で5万人が来場した14年度に続き2回目となる今回は、国内屈指の観光スポットでもある東京・銀座至近の日比谷公園にて開催。世界中の食文化が一堂に会するイベントとしてだけでなく、訪日・在日外国人も気軽に参加しやすい国際グルメイベントを目指すとしている。【イベント情報】「国際観光食文化博 世界のグルメ名酒博2015」会場:日比谷公園住所:東京都千代田区日比谷公園1会期:7月15日~26日まで時間:11:00~21:00まで(最終日は20:00まで)料金:無料(会場内での飲食は有料)
2015年06月02日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが今週のテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「炎上系女子」。SNSで自分の恋愛やプライベートを露出しすぎたために、批判を受けてしまう女性のこと。何を言われても頑なに意見を曲げない姿勢が問題視されることも。そんな炎上系女子について土田さんはこう話します。***炎上している女性って、けっこうな肉食系だと思いますよ。「人は人、私は私」という典型。ネット上でもなんでも、自我を貫くことに躊躇なし。少数の人に支持されていればいいっていう開き直りがあるから、ある意味強いですよね。きっとその強がっている感じが、同性からすると鼻に付いてイヤなんでしょうね。で、叩くという行為に出てしまう。それを総じて“ひがみ”って言うんでしょうけど。男からしても、叩かれる脇の甘い女性が好みかというと、むしろ眼中にないですよ。男ウケは悪いでしょうし、モテの要素はない気がしますけど。女性が女性を叩いているのを、男は対岸の火事のように遠巻きに見ているだけですから。でも皮肉なことに、そうやってひたすら炎上させようと、一生懸命薪をくべることが、結果その人の話題を振りまいていることになるんですけどね。一番効果てきめんなのは、まったく興味を示さない、一切触れないことなんですよ。まぁそもそもネット上の話なんて興味ないからなぁ。ネットでごちゃごちゃ言っていること自体が僕はキライです。※『anan』2015年6月3日号より。文・神保亜紀子(C)deeeoblue
2015年06月02日レベルファイブの代表取締役社長/CEO・日野晃博氏が、5月31日にTBS系列で放送されるドキュメンタリー番組『情熱大陸』(23:10~)に出演することが明らかになった。同番組では、ゲーム、玩具、アニメ、漫画など爆発的ヒットを記録した『妖怪ウォッチ』に続いて、同社が立ち上げた新たなクロスメディアプロジェクト『スナックワールド』を発表するまでの舞台裏を密着取材。番組公式サイトの次回予告文によれば、プロジェクトにかかわった米国のアニメスタッフや国内のクリエイターたちとの制作現場を通して、日野氏の「徹底的に子供たちにアプローチする」という作品へのこだわりを映したものになっているという。また『妖怪ウォッチ』の新キャラクターのアフレコにも密着し、日野氏の次なる一手に迫っていく。さらに、『妖怪ウォッチ』のほかにも『イナズマイレブン』や『ダンボール戦機』といった多くの子どもたちを楽しませるコンテンツを制作してきた日野氏が、いかにしてエンターテインメントの世界に携わるようになったのか、その原点に迫りながら、日野氏の成功の秘密を探る。『情熱大陸』は、TBS系列にて5月31日(23:10~23:40)に放送、放送後1週間は見逃し配信も予定されている。(C)LEVEL-5 Inc.
2015年05月27日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが今週のテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「ありのまま女子」。映画『アナと雪の女王』から流行った言葉“ありのまま”より、自分を解放して開き直る強さを身につけた女性の呼び名に。これに対する土田さんの意見は?***昨年の流行ワードを踏まえて、アラサー女性が自分を解放する暴挙に出はじめた!?僕自身、『アナ雪』は観てないけど、歌くらいはなんとなく知っています。けど、そんな趣旨の歌でしたっけ?「ありのままの私を受け入れて」なんて言っちゃってるんですか。じゃあ、相手の“あるがまま”も受け入れられるってことでいいんですよね? というか…、これ、ただの開き直りですよね。ありのままっていう言葉を、自分勝手に解釈しているだけでしょう。もっと言えば、自己プロデュースができない自分を正当化しているだけですね。自分の感情にブレーキがかけられない、コントロールできない時点で、もう大人じゃないですよ。人間社会で協調性をなくしたら、どうしようもないですよね。もっとタチが悪いなって思うのは、“ありのまま”スタイルをアピールしてくる人。相当キライですね。つくづく、人に対する気遣いって大切だと思うんです。みんな気を使いあって生きて いるんです。それができないなら、無人島で一人、ありのままに生きればいいんですよ。※『anan』2015年5月27日号より。文・神保亜紀子
2015年05月21日本誌の連載「あなたがいいならそれでいいけど」で、フラットな目線と語り口でアラサー女性の事象ワードを切る、お笑い芸人の土田晃之さん。 月刊誌で連載していた、サラリーマンからの悩みに答える連載が一冊の“ビジネス書”としてまとめられた。そのタイトルも『納得させる話力』。なるほど、出演しているテレビ番組での土田さんは、「いかに説得力があるか」「いかにふつうの話をおもしろく語れるか」というポジションのことが多い。その話力にいつも納得させられ、時にはユーモアを交えた熱っぽい語り口にひきこまれてしまう。 そんな“トークのプロ”土田さんだが、実は子供時代はとてつもなく人見知りだったという。 「恥ずかしがり屋で人前に出るのがすごく苦手でした。でも、小学校の卒業アルバムにも書いているんですが、お笑い芸人にはなりたかったんですよね。なぜかって、僕、根がおもしろかったんですよ(笑)。でも、クラスの先頭に立って何かやるかというと、面倒くさい、恥ずかしいで何もやらなかったんです」 そんな土田さんが芸人を目指して入った専門学校時代に、転機がやってきたという。 「タレント科っていうところに在籍していたんですけど、そこには歌手、レポーター、お笑い志望など、いろんなタイプのヤツがいたんです。このままじっとしていたら輪から外れてしまうと思って、片っぱしから話しかけていったんですよ。どうやってみんなの輪に入っていくか、自己プロデュースできるかどうかが、そこで試されたんです」 いまや芸歴20年以上。人間交差点のような芸能界で培ったスキルは、初対面の人との接し方から話題のふりまき方、プレゼン術、説明が苦手…などのビジネスから対人関係まで、コミュニケーションにおけるさまざまな悩みを解消するヒントとなって、本書にちりばめられている。 「どんな仕事の場でも、必ず人との接点がありますよね。そこをどう磨いていくか、どう自分に取り込んでいくか、なんです。初対面の人が苦手…、みんなそうですよ。だって、 相手のことを知らないんですから。 苦手じゃない人はこの世で、(明石 家)さんまさんくらいです!でも、誰もが持っている苦手意識って、ちょっとしたコツだったり、見方を変えることで、解消されることが多いと思うんです。この本の中で『ふーん』って思えることがあれば、参考にしてもらって、あとはどう思ってもらってもいいですよ」 つちだ・てるゆき芸人。『直撃LIVEグッディ!』(フジ月~金曜13:55~)金曜レギュラー、『そうだ旅に行こう』(テレ東火曜18:57~)レギュラーはじめ、出演番組多数。 トーク、交渉、プレゼン、コミュニケーション…。人間関係において大事な「話し方」のコツを、トークのプロらしい語り口で指南したビジネス書。実践テクニック編では、“ひな壇芸人”の本領を存分に発揮。双葉社926円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月20日号より
2015年05月19日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが今週のテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。 今回のテーマは「涙婚」。意識的に涙を流す“涙活”などを通じて、泣きのツボが同じ異性を見つけて結婚するというもの。価値観が同じ人と結婚したい人にとっては注目の婚活になっているようですが、土田さんはこう話します。 * ** 涙のツボが同じ人を見つける婚活があるんですか。感動のツボが同じ=価値観が同じだと…?僕はそうは思いませんけどね。価値観が一緒の人が結婚相手としてふさわしいかというと、そんな甘いものじゃないですよ。 そもそも、涙のツボが同じっていうデータひとつだけで価値観が一緒だと決めるのも、どうなのかな。ツボにしたって、長く一緒に生活していたらだんだん好みや趣味嗜好は変わっていくんでしょうから。 人って、気持ちが盛り上がっていれば泣けちゃうんですよね。泣ける映画は、だいたいの人が泣くでしょう。そこで泣けない人は、逆に反感を買っちゃったりして。感動するって、けっこう簡単なことだと思うんですよ。こう見えて僕も、意外と泣くタイプだし。スポーツ選手の引退とかノンフィクションに弱いんですよ。ただ、自分の意志で泣きたいとは思いませんけどね。 まぁ、涙活がひとつの入り口になるならOKじゃないの。ただ、泣こうが泣くまいが、結婚してから一緒に生活することの現実のキツさは、まったく関係ないですからね! ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月08日レベルファイブの代表取締役社長/CEO・日野晃博氏が、2日にNHK Eテレで放送された『SWITCHインタビュー 達人達』に出演し、現在、小学生を中心に爆発的な人気を誇る『妖怪ウォッチ』のヒットの理由について語った。『SWITCHインタビュー 達人達』は、異なる分野の二人が互いの仕事の極意について語る対談番組で、この日の相手は、同社が展開する人気ゲーム『レイトン教授』の声優を務めた縁もある俳優の大泉洋。ゲーム、玩具、アニメ、漫画などクロスメディアで展開され、そのどれもが爆発的なヒットを記録している『妖怪ウォッチ』だが、日野氏は対談の中で「クロスメディアは、まず子供たちに敷居が低いところから好きになってもらうこと」を挙げている。その敷居の低さ、一番わかりやすい入り口として見据えたのが、2014年からスタートしたTVアニメだったという。日野氏は「テレビをつけるだけで観られるアニメの効果は(子供たちに)絶大」としながら、一方でゲームは「4,800円とか5,000円するゲームソフトをなかなか買うまでいかない。誕生日やクリスマスなど、1年に1回クラスのイベントじゃないと」とハードルの高さを説明。「まず、アニメや漫画など、とっつきやすい部分から好きになってもらい、その先にゲームがある」と自身の戦略を明かした。その狙い通り、『妖怪ウォッチ』はTVアニメの放送をきっかけに、玩具、ゲーム、漫画、グッズ、映画と加速度的にヒット街道を突き進んでいく。その中でもアニメは特に力を入れており、シナリオ会議にすべて出席し、実際にシナリオを書く回もあるという日野氏。アニメの中では、ドラえもんの名前が挙がり、実際にくまモンが登場するなど、人気キャラクターやヒーロー、ドラマのパロディがふんだんに盛り込まれていることでも大きな話題となった。日野氏は、この意図について「テレビも含めパロディもいっぱい入っていますが、あれは、子供たちと一緒に親にも観て欲しいし、そこに会話を作りたい。子供たちにわからないネタをわざと入れている」という。一見かたやぶりとも言える手法だが、日野氏は「(子供がわからないネタで)お父さんだけが笑うとする、そうすると子供は『今なんで笑ったの?』と聞くでしょう。それを作り出すためにあえて入れている。『妖怪ウォッチ』には、子供に向けた動きのあるギャグと、大人にしかわからないギャグの両方があるんです」と、単なるパロディやお遊びではないと強調。また、そうしたパロディやギャグ、シナリオのシュールさなどから苦情もあるというが、日野氏は「苦情は皆で受け止めて、反省しています。でも反省はするけど、次のチャレンジはやめない。二度と同じ失敗はしませんし、それを恐れて縮こまることはないんです」と語っている。アニメ化で最も大切にしていることは「子供たちの等身大の悩み」。それを物語の中に散りばめることで、「子供たちが、自分たちに繋がったものすごいリアルな世界だと思うかもしれない」と日野氏は話す。そしてアニメ化にあたり、今の子供たちが置かれている状況、どんなことに悩んでいるのか、学校にはどんな楽しみや辛いことがあるのか――スタッフの家族、親戚、広告代理店のリサーチなど、あらゆるものを駆使して「お悩みリスト」を作り上げていく。日野氏はそれを踏まえ、子供たちにとっての小さな社会=学校を挙げる。「子供たちのとっての"小さい社会"が学校の中にあります。その小さい社会の中には、真剣な悩みがあり、その悩みが『妖怪ウォッチ』の中にちょいちょい出てくる。小学校の子供たちは、それを『ああ、これリアルだわ』と感じてくれる。妖怪が出てくるから、突飛なファンタジーではあるけれど、それを本当に自分たちに近い世界で起こっていることだと思えるはず」終盤には「子供たちをちゃんと見ているプロデューサーだと自負しています」と語る日野氏。今年3月には、TVアニメのセカンドシーズンやゲーム『妖怪ウォッチ3』、そして海外展開と続々と新たな試みが発表されている。この海外展開についても日野氏は「日本で作ったイメージが、海外の人からはファンタジックなものだって捉えられるようで、あまり海外のことを意識しなくても売れると思うんです。むしろ、海外のことを意識して作ったタイトルほど結果が小さい。なので、日本流、自分たち流に普通に作るのが一番。変に海外のセンスを真似ようとしてもうさんくさいものになるだけです」と持論を語っている。
2015年05月03日5月2日22:00~よりNHK Eテレで放送される対談番組『SWITCHインタビュー 達人達』に、レベルファイブ代表取締役社長/CEO・日野晃博氏と俳優・大泉洋が出演することが明らかになった。『SWITCHインタビュー 達人達』は、異なる分野の二人が出会い、語り合う対談番組。番組では『妖怪ウォッチ』をはじめ、『ダンボール戦機』『イナズマイレブン』『レイトン教授』などヒット作を次々にプロデュースする日野氏と、『レイトン教授』の声優を務めた大泉が、お互いの"仕事の極意"、大ヒット企画の裏側や笑いを取るコツ、二人の意外な過去などを、爆笑トークで語っていくという。さらに番組では、シルエットに包まれた謎のキャラクターも。どことなく大泉の髪型をモチーフにしたようなこの妖怪の全貌は、番組の中で明かされる。『SWITCHインタビュー 達人達』は、NHK Eテレにて5月2日22:00放送、再放送は5月7日0:00~1:00予定。(C)LEVEL-5 Inc.(C)NHK
2015年04月30日レベルファイブは7日、新作や新展開に関する発表会「LEVEL5 VISION 2015 -THE BEGINING-」を東京ドームシティホールで開催し、『妖怪ウォッチ』シリーズのセカンドシーズン構想と新展開について発表した。プレゼンテーションを行ったレベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏自身も「社会現象とも言えるコンテンツになった」と語り、大ヒットを記録した『妖怪ウォッチ』だが、今回の発表会で変化への大きな舵を切る。その軸となるのはハズブロ社と提携した『YO-KAI WATCH』の世界進出と、アニメやゲームに女の子主人公の新キャラクター「未空イナホ」を加えた、現在の主人公・ケータとのダブル主人公体制への移行だ。海外展開には『トランスフォーマー』や『マイリトルポニー』のハズブロ社が全面協力。任天堂ブランドでのゲームを含めたクロスメディア展開を展開し、2016年春を目処に北米で玩具展開をしていくという。ハズブロ・ブランズのジョン・フラスコッティ社長はビデオメッセージの中で、「『妖怪ウォッチ』の海外展開にあたり、自社ブランドの育成同様、周到な準備を行うつもりです。それは自社のブランドである『トランスフォーマー』『マイリトルポニー』『リトレストペットショップ』他数多くの自社ブランドを世界中で成功させたように『妖怪ウォッチ』も万全の体制で成功を目指して行きたいと思います」と語っていた。その他ハズブロ社側の関係者コメントが紹介されたが、日本独自のテイストが強い『妖怪ウォッチ』をハズブロ社サイドでも入念に研究し、レベルファイブ側との協力体制を取っていることが感じられた。また、2015年夏にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンでタイアップアトラクション「妖怪ウォッチ THE REAL」を実施。「妖怪ウォッチ THE REAL」は精巧な作りの「妖怪ウォッチ」と「妖怪パッド」と呼ばれるタブレット状のアイテムを使い、本物の妖怪に出会える体験ができるアトラクションになるという。○2015年7月からのTVアニメ、そしてゲーム『妖怪ウォッチ3』には女主人公イナホが登場そしてもうひとつの大きな「変化」が、2015年7月からのアニメ『妖怪ウォッチ』セカンドシーズンや、ゲーム『妖怪ウォッチ3』に登場する女主人公・未空イナホの投入。日野氏は「妖怪ウォッチは元々アニメやゲーム、漫画といったクロスメディア展開向けに作られた設定で、玩具展開やメディア展開がしやすいギミックが最初から含まれていました」とプロジェクトの成り立ちを紹介。さらに現在、女児層にも広く受け入れられている『妖怪ウォッチ』のデータを紹介した上で、「これからの妖怪ウォッチは変化することを選択しました」と明言した。セカンドシーズンに登場する未空イナホは宇宙人などにも興味津々なちょいオタ少女で、興奮すると超早口になったりとかなり個性的なキャラクター。未空イナホは悠木碧、パートナー的妖怪のUSAピョンはDream5のリーダーで声優初挑戦となる重本ことりが担当する。現在の主人公であるケータはそのままに、ケータとジバニャン、イナホとUSAピョンを中心にしたふたつの物語の軸ができるようだ。発表会中には「イナUSA不思議探偵社」というキーワードも聞こえた。発表会にはキャストの悠木碧と重本ことりがジバニャン、USAピョンと共に登場。悠木は「私のオタク知識を活かしてくれと言われ、私の早口とかも採用されたり、すごくいろんなパターンでアドリブを入れたりしました。この子(イナホ)の普通じゃない個性はどこなんだろうと探しながら、キャラクター作りの段階から関わらせていただいたのは貴重な体験でした」と語り、「たくさんの子供たちが楽しみにしている作品なので、イナホちゃんとUSAピョンとがんばっていきたいです」と意気込みを語っていた。USAピョン役の重本は「声優の仕事は始めてなのですが、精いっぱいがんばりますのでよろしくお願いします」とあいさつしていた。TVアニメ以外にも、2015年12月の劇場映画第2弾公開決定、新規楽曲の投入(TVアニメ5月ED・Dream5の「ようかい体操第二」、7月OP・キング・クリームソーダの「人生ドラマティック」、7月ED・コトリwithステッチバードの「宇宙ダンス!」)、新型ウォッチ『妖怪ウォッチU プロトタイプ』の商品化など、この夏をピークに数多くの施策が発表された。発表を終えた日野氏は「『妖怪ウォッチ』は10年20年と続けられるように、エンターテイメントとして変化していきます。もちろん新しく『妖怪ウォッチ』を好きになってくれる子供もいますから、変わらない良さと、変わっていくことを両方大事にしたいです」と方針を語っていた。(C)LEVEL-5 Inc.
2015年04月08日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは2015年夏、「妖怪ウォッチ」の世界を“驚愕のリアル体験“で再現する期間限定のイベント、「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」の開催を発表した。4月7日(火)に行われた株式会社レベルファイブの新作発表会「LEVEL5 VISION 2015 -THE BEGINNING-」において、代表取締役社長/CEO日野晃博氏によって発表された「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」は、“ホンモノの妖怪に出会える”感動を体感できるイベントに。パーク内に登場するアトラクション内では、リアルに再現された“妖怪ウォッチ”を駆使して、妖怪を探し出すワクワク感や“ジバニャン”をはじめとした“ホンモノの妖怪に出会える”感動を体感。ゲームやアニメーションの世界の中に飛び込んだような感覚にもなるという。また、パーク内ではアトラクション以外にもスペシャルグッズやメニューをはじめ、妖怪ウォッチの世界を五感で楽しめる、さまざまなコンテンツを展開していく予定だという。(C) L5/YWP・TX(text:cinemacafe.net)
2015年04月08日レベルファイブは7日、新作や新展開に関する発表会「LEVEL5 VISION 2015 -THE BEGINNIING-」を東京ドームシティホールで開催し、新たな大規模クロスメディアプロジェクト『スナックワールド』を発表した。『スナックワールド』は、『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』『妖怪ウォッチ』に続くレベルファイブ第四のクロスメディアプロジェクト。レベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏は「妖怪ウォッチに匹敵するクロスメディア展開をしていきます」と説明し、テレビ東京系でのTVアニメ放送や東宝系での劇場版公開、タカラトミーによる玩具展開、漫画誌『コロコロコミック』(小学館)での漫画連載が決定しており、TVアニメと連動した時期に展開するという。発表会では、放送される『スナックワールド』のアニメと同じクオリティの映像が紹介された。映像は3DCGアニメーションで制作され、砂漠の国を思わせるオリエンタルな都市の上空をドラゴンが疾空するビジュアルからスタート。キャラクターたちは3DCGによるコミカルでキュートな絵柄で描かれるが、わがままでセクシーなお姫さまのお願いを聞いてメデューサと戦う危険なクエストを引き受けたり、主人公が自分の村を焼いた仇敵への復讐を誓ったりとシリアスな物語も垣間見える。日野氏は『スナックワールド』について、「今回はフルCGアニメーションで、このクオリティでTVアニメを制作していきます。『スナックワールド』はファンタジーと現実世界をクロスオーバーした世界観のハイパーカジュアルファンタジーです。クロスメディアの真髄である同時展開をしていきます」と語っていた。コンビニでくじをひいてアイテムを入手し、乗り物代わりにドラゴンに乗るような世界観になるという。今回公開されたパイロットフィルムの総監督、原案・脚本は日野氏が担当。メインキャストはチャップ役に潘めぐみ、マヨネ役に竹達彩奈、ペペロン役に杉村憲司、ゴブソン役に宮澤正、ブタ子(ドラゴン)役に岡田恵、メローラ姫役に柚木涼香らが名を連ねているさらに発表会では、タカラトミーの玩具と連動させたゲームも紹介。ゲームの『スナックワールド』では、「ジャラ」と呼ばれるゲーム中のアイテムを模したキーホルダーのようなアイテムが重要な役割を果たす。実際のアイテムと同じ見た目の「ジャラ」は「トレジャラボックス」に入っており、「ジャラ」には村田製作所が手がけた小型NFCチップが仕込まれ、アイテムをゲーム機にかざすとデータが連動する仕組み。ステージでは日野氏が『Newニンテンドー3DS』とスマホを使ってジャラ連動を実演。作品映像にも登場した「クリスタルソード」のジャラをNewニンテンドー3DSにタッチさせると、ゲーム内でクリスタルソードの地図が手に入った。また、ミラーシールドのジャラを接触させると「(世界内のコンビニの)ヒーローマートでのミラーシールドの入手確率が30%アップした」との表示も。「ジャラ」は友達同士で使ったり、店頭の端末との連携なども予定しているという。(C)LEVEL-5 Inc.
2015年04月07日レベルファイブは7日、『妖怪ウォッチ3』などの新作や新展開に関する発表会「LEVEL5 VISION 2015 -THE BEGINING-」を東京ドームシティホールにて開催した。冒頭のあいさつでは、レベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏が「皆さんが知りたがっている妖怪ウォッチの新作発表を予定しています」とあいさつし、今回の発表会でビジネス来場者とファンの両方に対して、一緒に新しいものを楽しんでもらうために最大の会場を用意したことを明かした。さまざまな注目タイトルが多数紹介された発表会だが、やはり会場注目度が最も高かったのは『妖怪ウォッチ3』。発表会の冒頭にはDream5とキング・クリームソーダによる「ようかい体操第一」「ゲラゲラポーのうた」のメドレーライブも披露され、力の入れようが伺えた。日野氏は自身の原体験として『ドラゴンクエスト』シリーズでアレフガルドに立った時の興奮をあげ、「見知らぬ場所、新しい場所での冒険が『妖怪ウォッチ3』のテーマです」と述懐。『妖怪ウォッチ3』では、お父さんの転勤に伴い舞台が海外の「USA」にある町「セントピーナッツバーグ」が舞台になるという。日野氏は作品の魅力を「今度の冒険は日本を飛び出しUSAで繰り広げられます。日本では見られない町並みや人々を細部まで作りこんでいます。見知らぬ土地で見知らぬ妖怪を探すことが楽しめます」と説明した。『妖怪ウォッチ3』には、7月から放送されるTVアニメ『妖怪ウォッチ』セカンドシーズンにも登場する女主人公未空イナホ(CV:悠木碧)と妖怪USAピョン(CV:重本ことり)、またUSAの妖怪たちも登場。大人気のアイテム・妖怪ウォッチにも新たなウォッチ「妖怪ウォッチU プロトタイプ」と新たなメダル「メリケンメダル」の存在も明らかに。日野氏によれば、「妖怪ウォッチU プロトタイプにはまだ明かせないさまざまな秘密があります」という。さらに『妖怪ウォッチ3』は発売後にも数回にわたって無料の大型アップデートが行われる更新型ゲームであることが明かされていた。発表会前半には、妖怪の視点で描くニンテンドー3DS『妖怪ウォッチバスターズ赤猫団/白犬隊』、コーエーテクモゲームスとのコラボタイトル・ニンテンドー3DS『妖怪三国志』、シリーズ初のリズムゲームであるiOS/Android『妖怪ウォッチ ゲラポリズム』、パズルゲームのiOS/Android『妖怪ウォッチぷにぷに』といった新作タイトルも続々と紹介。中でも日野氏が「我々の世代には憧れの存在」と呼ぶコーエーテクモゲームスのシブサワ・コウ氏が登場してプレゼンテーションを行った『妖怪三国志』については、三國志武将風のジバニャンたちのビジュアルともあいまって大きなどよめきが起こっていた。シブサワ氏は「全ての三國志ファン、全てのゲームファンが是非とも『妖怪三國志』を遊びたいと思ってもらえる作品にしたい」と作品に自信を見せていた。(C)LEVEL-5 Inc.
2015年04月07日ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区)で今夏、ゲームやアニメで人気の『妖怪ウォッチ』の世界をリアルに再現する期間限定イベント「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」を開催することが7日、明らかになった。レベルファイブの新作発表会「LEVEL5 VISION 2015 -THE BEGINNING-」において、代表取締役社長/CEOの日野晃博氏より発表された。「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」は、主人公が妖怪を探したり、呼び出したりする時に使うアイテム"妖怪ウォッチ"を活用して妖怪を探し出すアトラクション。重厚かつ高級時計を彷彿とさせるクオリティで再現した"妖怪ウォッチ"を使って、妖怪を探し出すワクワク感や、ジバニャンをはじめとした本物の妖怪に出会える感動が体感できる。また、アトラクション以外にも、グッズやメニューをはじめ、『妖怪ウォッチ』の世界を五感で楽しめるさまざまなコンテンツを展開する。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、『ハリー・ポッター』をテーマにした新エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」を昨年7月にオープン。秋、冬のシーズナルイベントや、「ユニバーサル・クールジャパン」といった各イベントも続々開催し、2014年度の年間入場者数が過去最高を記録した。(C)L5/YWP・TX
2015年04月07日優秀なデジタルコンテンツなどの製作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’14 / 第20回記念 AMDアワード」の授賞式が16日、東京・明治記念館にて行われ、同アワード最高賞である「大賞・総務大臣賞」を『妖怪ウォッチ』が受賞した。今回優秀賞を獲得した9作品は、いずれも平成26年1月1日~12月31日までに注目された「最新のデジタル技術を駆使して制作されたデジタルコンテンツ」が対象。アニメ、ゲーム作品からは、小学生女児を中心に成年まで幅広い層に受け入れたれた『アイカツ!~アイドルカツドウ!~』や、国民的キャラクター『ドラえもん』を最新の3D技術で描いた『STAND BY ME ドラえもん』、『Ingress』、そして『妖怪ウォッチ』とが受賞した。『妖怪ウォッチ』はゲーム、玩具、漫画などクロスメディアで展開され、小学生を中心に爆発的な人気を獲得。3バージョンで展開されたゲーム『妖怪ウォッチ2』は合計560万本、初の映画となった『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』公開16日間で興収54億円&動員数491万人と大ヒットを記録した。また、主題歌を担当したキング・クリームソーダ、Dream5が紅白歌合戦に出場するなど、2014年を象徴するコンテンツとなった。登壇したレベルファイブの代表取締役社長・日野晃博氏は、「ゲームを売るというプロジェクトではなく、日本を代表するコンテンツにしたいという気持ちで『妖怪ウォッチ』を作りました。日本のコンテンツ業界には、まだまだチャンスがあると感じています」と熱弁。また、『イナズマイレブン』や『ダンボール戦機』といった多方面に展開するクロスメディア作品を7年間作り続けてきたレベルファイブというチームについては「今、日本の子供たちを一番理解していると自負しております」と自信をのぞかせた。また、4月7日には『妖怪ウォッチ3』や『レイトン7』といった新作、さらには次世代大型クロスメディアプロジェクトなどの発表会「LEVEL5 VISION 2015 -THE BEGINNING-」の開催を控えているレベルファイブだが、日野氏は「まだまだたくさんの優秀な作品が生まれると思いますが、それらに負けず『妖怪ウォッチ』に次ぐ作品を発表していきたいです」と今後の展望も明かした。■大賞・総務大臣賞妖怪ウォッチ(レベルファイブ)■AMD理事長賞Smart News(スマートニュース)■年間コンテンツ賞「優秀賞」アイカツ!~アイドルカツドウ!~(バンダイ/サンライズ)SEKAI NO OWARI ARENA TOUR2014「炎と森のカーニバル-スターランド編-」(TOKYO FANTASY)Ingress(ナイアンティック・ラボ)王様のブランチ「TBSぶぶたすアプリ」(TBSテレビ)STAND BY ME ドラえもん(「STAND BY ME ドラえもん」製作委員会)チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地(日本科学未来館、チームラボ、日本テレビ放送網、BS日テレ)RICOH THETA(m15)(リコー)■20周年記念特別賞鈴木敏夫(スタジオジブリ)■20周年記念ソーシャルインパクト賞ご当地キャラ■江並直美賞(新人賞)藤本実氏(東京工科大学 メディア学部 メディア学科 博士)■リージョナル賞魅力ある愛媛の演劇コンテンツを海外へ~新たなビジネス展開と文化芸術の交流に向けて~(愛媛CATV)
2015年03月16日ラーメン女子博実行委員会は3月7日・8日、横浜赤レンガ倉庫(神奈川県横浜市)にて「ラーメン女子博15’ -Ramen girls Festival-」を開催。このほど、同イベントに出店する8店舗のオリジナルメニューを発表した。同イベントでのオリジナルメニューは、同イベントプロデューサーの森本聡子さんが"女子的視点"で厳選した8店舗が、「女子に楽しんでもらえること」をコンセプトに開発した限定メニューとなる。限定メニューは、「おっぱいラーメン×SOBAHOUSE 金色不如帰×ストライク軒」の「愛カップ(ハート)クリームヌードル」や、「麺や 庄の」の「プレミアム豆乳海老白湯」、「麺屋 六感堂」の「グリーン麺ゆずみつば和えそば」など全8品。会場では、「美容・健康」というコンセプトをもとにトッピングができるスイーツやドリンクを提供。また、スキンチェッカーによる肌チェックや美容カウンセリングを受けられるコーナーなど、女性の美と健康をサポートするさまざまな仕掛けを用意するとのこと。スマートフォン向けのゲームアプリ「ラーメン魂」も、同イベントとコラボレーションする。このコラボレーションを記念し、来場者にヘアゴムや紙エプロンなどをプレゼントするという。女性限定エリアではブランケットやレンゲを貸し出すほか、通常よりも小さめサイズの丼を用意するなど、女性の食べ心地にも配慮する。ラーメンのほかにも、スムージー等の飲み物やかき氷も提供。ラーメンを作る男性"IKE麺(イケメン)"も登場し、時間によっては"おもてなしIKE麺"がラーメンのサーブなども行うとのこと。ほかにも、7日にはサンリオのキャラクター「マイメロディ」も登場し、移動式花屋「マイメロディの思いやりお花屋さん」を展開。撮影会も行うという。同イベントの予定開催時間は11:00~21:00(ラストオーダー20:30)で、入場は無料。飲食の際には飲食券(1,500円分)の購入が必要で、当日飲食券が1,500円、前売り飲食券が1,400円となる。商品価格は、ラーメン1杯あたり900円、ハーフサイズ600円。なお、男性の入場も可能となっている。※価格は全て税込
2015年03月06日東京、谷中にある銭湯を改築し1993年にオープンしたギャラリー「スカイザバスハウス(SCAI THE BATHHOUSE)」で、名和晃平の個展「FORCE」が開催される。期間は3月7日から4月18日まで。名和晃平はプリズムシートや発泡ポリウレタン、ガラスビーズなどを用いた作品で知られる現代アーティスト。最先端の3Dテクノロジーや化学的なアプローチを駆使したオブジェは、表層のテクスチャーにおける情報量を増幅させるとともに、その素材特性を最大限に引き出している。観察者の知覚体験によって現代彫刻の新たな可能性を示すとともに、その一方で希薄化していくオブジェの実体を対比させ、デジタル社会における存在のリアリティーを問いかけてきた。今回の展示会では三つの新作が発表される。そのうちの一つ、インスタレーション「Force」では黒いシリコンオイルが雨のように降り、床の所々に黒い池を構成。一定方向に高速で流れ続けるオイルは、独特の粘性と重力によって空間に配置され、液状化した彫刻作品を完成させる。一方、平面作品「Direction」シリーズは、垂直に張ったキャンバスの上端から顔料を滴らせたもの。モノクロームの反復、自律的な階調が強いコントラストを生む。また、「Moment」では顔料入りのタンクを振り子にして、インクの軌跡を円心状に錯綜させながら、画布を動かすことで局所的なカオスを発生させた。【イベント情報】FORCE会場:SCAI THE BATHHOUSE住所:東京都台東区谷中6-1-23 柏湯跡会期:3月7日から4月18日時間:12:00から18:00休館日:日・月曜日(3月21日は開館)
2015年03月03日一般社団法人 国際食文化交流会は、「国際観光 食文化博 世界のグルメ名酒博 2015」を、東京都世田谷区・駒沢オリンピック公園中央広場で4月10日~19日の10日間、また東京都墨田区・東京スカイツリータウン4F スカイアリーナで4月24日~5月10日の17日間、それぞれ開催する。○"見る・知る・味わう・聴く"をキーワードに、さまざまなコンテンツを提供同イベントは、世界中の料理とお酒を一度に楽しめる"世界のグルメ&ビール&ワインの祭典"。今後、日本のさらなる国際化に向けて、"食文化"という多くの人々にとって親しみのあるテーマを通じて国際交流の契機を提供し、他文化への関心・相互理解をより深めていくことを目的としているという。会場では、"見る・知る・味わう・聴く"をキーワードに、ドイツ・イギリス・ベルギー・アメリカ料理など世界中のグルメを提供する飲食ブースや、各国の民族音楽や舞踊を堪能できるメインステージなど、さまざまなコンテンツを予定している。2014年度の日比谷公園、東京スカイツリータウンに続き2回目の開催となる今回は、市民の憩いの場として親しまれている駒沢オリンピック公園が新たな会場として加わり、世界中の食文化が一堂に会するイベントとしてのブランド確立を目指す。また、訪日・在日外国人も気軽に参加できる国際グルメイベントとして成長させていきたい、としている。4月10日~19日は、駒沢オリンピック公園 中央広場(東京都世田谷区駒沢公園1)にて開催。4月24日~5月11日は、東京スカイツリータウン 4F スカイアリーナ(東京都墨田区押上1丁目)にて開催。ともに時間は、11時~21時予定(最終日20時まで)。入場料は無料(会場内での飲食は有料)。飲食ブースやメインステージなどのコンテンツに関する情報は、詳細が決まり次第、順次発表となる。
2015年02月05日中川晃教らが出演するトップシンガーとトップダンサーによるショー「THE SHOW INFECTED “CONNECTION”」(3月19日(木)から東京・天王洲 銀河劇場にて)に、河村隆一がスペシャルシンガーとして出演決定。THE SHOW INFECTED “CONNECTION”チケット情報また、アフタートークイベントも3月20日(金)昼公演と21日(土)夜公演終演後に実施される事が決まった。アフタートークイベントにはキャストの中川、蓮水ゆうやが出演。さらに20日(金)にはショーの構成・演出・振付を手がける大澄賢也と、河村隆一も登場する。同ショーは2部構成。1部では『白鳥の湖』の楽曲を様々なアプローチで歌い踊りながら男女のドラマを描き、2部ではボブ・フォッシーなどのミュージカル曲やマイケル・ジャクソンの楽曲などを現代風のアレンジも加えながら綴っていく。公演は3月19日(木)から22日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。チケットの一般発売は1月24日(土)午前10時より。なおチケットぴあではインターネット先着先行「プリセール」を実施中、1月20日(火)午後11時59分まで受付。
2015年01月20日ダンサーで振付家の西島数博が芸術監督を務めるガラ公演「プレミアム・ダンス・ガラ」が4月24日(金)、東京・メルパルクTOKYOで行われる。「プレミアム・ダンス・ガラ」チケット情報西島が立ち上げた企画団体J.D.I(ジャパン・ダンス・イノベーション)による旗揚げ公演で、バレエ、タップ、ジャズ、コンテンポラリー、ストリート、アルゼンチンタンゴ、ボールルームダンスなど、様々なジャンルのトップダンサーが一堂に集結。タップのHIDEBOHと異ジャンルのダンサーによるコラボ作品、小尻健太振付の宮沢賢治「雨ニモマケズ」をコンセプトにした新作など12演目を上演する。「他のジャンルのダンサーとの壁をとっぱらいたかった。今まで一緒に舞台に立ったことのない方々に集まっていただいて、『こんなのアリだったんだ』と思ってもらえるような舞台をお見せできたら」と、12月に行われた会見で意気込みを語っている西島。西島自身は、東北の被災地を撮り続ける写真家とのコラボレーション作品を発表する予定だ。公演は4月24日(金)の昼夜2回。チケットの一般発売は1月17日(土)午前10時より。なお、チケットぴあでは本日午後6時より一般発売直前先行を実施。
2015年01月16日トヨタ自動車と日野自動車は1月8日、新しい燃料電池システム「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を搭載した燃料電池バス(FCバス)を開発し、1月9日から愛知県豊田市内を走る路線バス「とよたおいでんバス」の営業運行向けに提供すると発表した。TFCSは、燃料電池技術とハイブリッド技術を融合させ、燃料電池自動車(FCV)「MIRAI」向けに開発されたシステムである。今回のFCバスには、出力を高めるためにFCスタック、およびモータなどを2個搭載する他、高圧水素タンクを8本搭載している。さらに、外部電源供給(V2H)システムは、2013年11月より開始した実証試験などの結果を活かし改良しているという。トヨタと日野は、FCバスの実用化に向け、公共交通である路線バスの営業運行による実証試験を通じて、FCバスの実用性や有用性を検証し、着実に研究開発を進めていくとコメントしている。なお、燃料となる水素の充填は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)事業として、とよたエコフルタウン水素ステーションを使用するとしている。
2015年01月09日トヨタ自動車と日野自動車は8日、新しい燃料電池システム「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を搭載した燃料電池バス(FCバス)を開発し、9日から豊田市内を走る路線バス「とよたおいでんバス」の営業運行向けに提供すると発表した。TFCSは、燃料電池技術とハイブリッド技術を融合させ、燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」向けに開発したシステム。今回のFCバスには、出力を高めるためにFCスタック及びモーターなどを2個搭載するほか、高圧水素タンクを8本搭載している。外部電源供給(V2H)システムは、2013年11月より開始した実証試験等の結果を活かして改良が行われており、燃料となる水素の充填はNEDO事業として「とよたエコフルタウン水素ステーション」を使用する。同実証試験は、経済産業省「次世代エネルギー・社会システム実証事業」として採択され「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」の一環として2010年度から進めているFCバスによる公道走行試験および非常時における外部への電力供給実証の一部であり、豊田市の協力を得て行うもの。両社はFCバスの実用化に向けて、公共交通である路線バスの営業運行による実証試験を通じてFCバスの実用性や有用性を検証し、研究開発を進めていくとしている。
2015年01月08日日野自動車は6日、千葉県の幕張メッセで9日~11日の期間に開催される『東京オートサロン2015 with NAPAC』に、大型トラック「プロフィア」のカーゴ、および小型トラック「デュトロ」のハイブリッド カーゴとダンプをカスタマイズして出展すると発表した。今回出展する車両は、多くのカスタムパーツと鮮烈なカラーリングでドレスアップし「カッコ良いCOOLなトラック」を提案する。プロフィア カーゴ(FR1EXBG)には、カスタムパーツとしてフロントグリル・ヘッドランプ・ステアリング・シフトノブ・ルーフランプ・ドアトリム・フットランプ・ベッド表皮・アルミホイールを採用し、ボデーカラーとデカールでドレスアップ。デュトロ ハイブリッド カーゴ(XKU605M)は、フロントバンパースポイラー・サイドスカート・シート表皮にカスタムパーツを使用。鮮やかなボデーカラーとデカールが採用されている。デュトロ ダンプ(XZC630T)は、フロントバンパーガーニッシュ・アンダーガード・サイドプロテクター・ミラーカバー・オーバーフェンダー・シート表皮にカスタムパーツを使用。こちらも、鮮やかなボデーカラーとデカールを採用した。
2015年01月06日日野自動車は、小型バス「日野リエッセII」を改良して2015年1月13日に発売すると発表した。今回の改良では燃費を向上させており、110kW(150PS)エンジン搭載車は平成27年燃費基準を達成。110kW(150PS)エンジン搭載のマニュアルトランスミッション車はエコカー減税対象車となり、自動車取得税が60%、自動車重量税が50%の減税となる。客席シートにはELR付3点式シートベルトを、補助席にはELR付2点式シートベルトを標準装備とするとともに、リクライニングの標準化やシート形状の改良により安全性と快適性を向上させている。幼児専用車の幼児用シートについては、シートバックの高さおよび厚さ拡大とシート前パイプ部等への保護パッド装着を実施し「幼児専用車の車両安全性向上のためのガイドライン」に対応した。日野リエッセIIの価格は、110kW(150PS)エンジン+5速マニュアルを搭載し、乗車定員が29人の代表車型(EXグレード)で805万4,640円、110kW(150PS)エンジン+6速オートマチックを搭載し、乗車定員が29人の代表車型(LXグレード)で658万440円(いずれも税込)。
2014年12月26日水戸芸術館の現代美術ギャラリーで「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」が開催される。期間は2月21日から5月17日まで。山口晃とは馬を模るバイクに武士を乗せるなど、個性的な芸術観で注目を集める画家。13年には「ヘンな日本美術史」で小林秀雄賞を受賞するなど、キャンバスには美術や歴史に対する批判精神が描き込まれ、そのタッチは大和絵や浮世絵を思わせる。細部を緻密に書き込む作風も有名で、『Tokio山水』シリーズといった都市の鳥瞰図、合戦図などを数多く手掛けてきた。今回の展覧会では大作『続・無残ノ介』が50m規模の大展示室に飾られる他、代表作『忘れじの電柱』が発表時とは別の形で展示される。その他、小道のような通路につながる各部屋には、それぞれに異なる山口の作品世界が広がり、その先には新作のインスタレーションが待ち受けるという構成だ。3月21日と4月19日には山口によるトークイベントが開催される予定。また、5月2日には「お絵描き道場」として、会場を訪れた人から提案されたお題を元に、山口がその場で絵を描き上げる。その他、3月7日から5月17日までは週末に、市民ボランティアによるギャラリートークも催される。【イベント情報】山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8会期:2月21日から5月17日時間:9:30から18:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(5月4日は開館)入場料:一般800円(中学生以下、65歳以上は無料)
2014年12月23日『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』が12月20日に全国408スクリーンで封切られた。配給の東宝によると、午前中の段階で『劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来』(2010年12月23日公開、興収17.7億円)対比300%の動員となっており、興行成績は50億円突破確実。さらには60億円突破も見据えた好調なスタートを見せたという。『映画 妖怪ウォッチ』初日舞台挨拶その他の写真数々のヒット作で知られるレベルファイブが昨年発表したゲームを原作に、コミックやアニメも含めたクロスメディア展開で、社会現象を巻き起こした『妖怪ウォッチ』の劇場版アニメ。劇場前売り券の売り上げ枚数が東宝史上最多となる106万枚突破し(12月14日時点)、すでに2015年12月公開の映画第2弾も決定している。同日、東京・TOHOシネマズ日本橋では初日舞台あいさつが行われ、生みの親である日野晃博氏(レベルファイブ代表取締役社長/CEO)が登壇。「3年前に企画し、コツコツと丹念に作ってきた『妖怪ウォッチ』がまさかこんなに人気になるとは。スタッフ一同驚き、感慨深く思っている」と感無量の面持ちだった。また、「開発当初、ジバニャンのしっぽは3本あったが、紆余曲折あって今の(しっぽが2本の)ジバニャンに行きついた」と秘話を語り、「これからはゲームの発売やアニメの放送など、世界中の子どもたちが熱狂できる仕掛けを作っていきたい」と世界展開の強化に積極的な姿勢を打ち出した。主人公のケータが、仲間の妖怪ウィスパーやジバニャン、新たに出会ったフユニャンとともに60年前の世界にタイムスリップし、突然消えてしまった妖怪ウォッチの行方を追う。この日は“ジバニャン”の声優を務める小桜エツコ、知ったかぶりで自称妖怪執事“ウィスパー”を演じる関智一、ゲスト声優の志村けんと島崎遥香(AKB48)が駆けつけた。志村は神秘のエネルギー“ホース”を使いこなす伝説の猫老師で最強とうたわれる妖怪マスターニャーダ、島崎は主人公ケータのおばあちゃんの若かりし頃の姿ユキッペを演じている。『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』公開中取材・文・写真:内田 涼
2014年12月20日公開初日を迎えた『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』の初日舞台あいさつが20日、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われ、声優陣から小桜エツ子、関智一、ぱるることアイドルグループ・AKB48の島崎遥香、志村けんに加え、レベルファイブの代表取締役社長・日野晃博氏が登壇した。ジバニャン役の小桜は「ジバニャンと一緒にステージに立てる日が来るとは思っていなかったので、夢のようです」と感無量の様子で、続く関は「ど~もみなさ~ん、ウィスパーです。みんなが楽しそうに見ている姿を見て、僕もうれしくなりました」と自身が演じるウィスパーの声でサービス。ゲスト声優としてマスターニャーダを演じた志村は「みんな、いろんな声があっていいですね。私の一言のあいさつはこれしかありません」と断った上で持ちネタの「アイ~ン」を披露して会場を沸かせた。『妖怪ウォッチ』が満を持して劇場アニメとなったことについて、レベルファイブの日野社長は「3年前に『妖怪ウォッチ』を企画したのですが、まさかこんなに大きな作品になるとは、スタッフ一同驚いています」と感激もひとしお。小桜もわずか1年を待たずして劇場アニメ化されたことを驚きを隠せない様子で、関は「日野さんから、長く続く作品を目指していると聞いていましたが、収録から半年間は悶々として過ごしました」と『妖怪ウォッチ』が世に出るまでの期間を振り返っていた。また、小桜から「関くんのウィスパーもはじめはかっこいい感じだったんだけど、1本目のゲームには、今のウィスパーの声なんて出てこないもんね」と初期のアフレコから現在までのキャラクターの変遷について言及。日野社長も「一番最初にジバニャンが生まれるときに、原案時には尻尾の数は3本だったんですが、これが、3本がいいのか2本がいいのか、紆余曲折を経て、今のジバニャンが生まれました」とジバニャン誕生秘話を明かし、「『妖怪ウォッチ』の世界が、スタッフと声優さんたちの素晴らしい演技によって作られて、本当にうれしいです」と感謝を伝えた。主人公のケータの祖母の若かりし頃のユキっペ役でアニメ声優に初挑戦したぱるるは、「すごく難しくて、声優さんって本当にすごいなって思いました」と声優陣をリスペクト。監督からは"コントでやっているおじいさんやおばあさんの感じの声"というリクエストを受けた志村は「おばあさんの声をやってみたけど合わないな……と思って、おじいさんの声を出してみたらぴったりきましたね」とアフレコを振り返った。また、日野社長はが目標とする"長く続く作品"にするための秘訣について志村は「まずは健康。後は、お客さんが喜ぶことを提供することです。なので、正月に放送するバカ殿では、ようかい体操をやります!」と、バカ殿がまさかの"ようかい体操"に挑戦するようで、小桜は「次回があったら呼んでください」と熱烈なラブコールを送っていた。最後に日野社長は「日本で大人気になっていますが、今後は世界中の子どもたちが勉強できるような仕掛けを作っていきたいなと思って、海外で展開するプランが出来上がっています。これから世界中で放送が始まります」と海外展開に意欲を見せていた。なお、東宝によれば、これからの冬休みやお正月興行に向けて、ゲーム&アニメファンの子供から家族まで、ファミリー層を取り込んだ興行を見通しており、11時現在のメーターで『劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来』(2010年12月23日公開、興収17.7億円)対比300%の動員となり、興行成績は50億円を突破確実。さらには60億円突破も見据えた爆発的大ヒットスタートを切っているという。(C)LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2014
2014年12月20日日替わりでふたりの実力派ミュージシャンを迎え、コラボレーションを繰り広げる3夜連続のライブ『I Sing~Versus~』を、2015年1月に開催する中川晃教。4か月ぶりのワンマンライブにして、自身にとって初のセッションライブとなるこの公演にかける意気込みを、本人が語ってくれた。今回の共演者は「テクニックが抜群なのはもちろんですが、一緒にプレイしながら“リミッターが外れる瞬間”をともに感じることができる方々ばかり。正直、展開が読めないんですけど、だからこそ絶対にすごいコンサートになるぞっていう予感がある」と自信をのぞかせる。セットリストは取材時点では未定だが、彼が近年展開している、クラシック音楽とポップスを融合させた“POPSSIC”を基調としながらも、フュージョン、ロック、ブラックミュージックなど、さまざまなジャンルを採り入れたバラエティ豊かなステージとなるようだ。「編成はシンプルだけど、いや、シンプルだからこそ、ユニバース(宇宙)を感じさせるような、壮大で深遠な音楽の世界を感じていただけると思います」。サブタイトルの『Versus』は、もちろん「中川晃教“vs”楽器(そしてミュージシャン)」を意味しているが、「実はもうひとつ、『中川晃教“vs”歌』、つまり僕が歌と対峙する、という意味も込められている」のだとか。「『I Sing』と銘打ったライブは今回で5回目ですが、過去4回、歌というものに正面から向き合ってきて、今改めて、歌うことの楽しさを感じているんです」。シンガーとして活躍する一方、ミュージカル俳優としても確固たる地位を築いているが「昔は、2足のわらじを履いている自分に少し引け目を感じていたんですけど、今はそんな不安はまったくなくなりました。むしろ、ミュージカルや芝居の経験が、自分の音楽性を広げてくれることも多々ありますし。やっぱり、歌こそが自分の核を成すものなんだと思いますね」と語る。そんな確信を得た彼にとって、この『I Sing』シリーズは、今や大切なライフワークとなっているようだ。「最近つくづく思うのは、歌という表現には“人生”がつきまとうものなんだなって。自分はこれまでどう生きてきたのか、なぜ自分は歌うのか、歌い続けるのか。歌には、そのすべてが表れる。それを僕自身が実感するためにも、そしてファンの方々に見届けていただくためにも、『I Sing』というコンサートは長く続けていきたいと思っています」。公演は1月16日(金)から18日(日)まで東京・日本橋三井ホールにて。チケット発売中。取材・文:泉 英一■中川晃教『I Sing~Versus~』1月16日(金)VS ベース&チェロ(渡辺等 and 結城貴弘)1月17日(土)VS ピアノ&キーボード(旭 純 and 大坪正)1月18日(日)VS ギター&パーカッション(鈴木英俊 and MATARO)
2014年12月17日そこは暴力や憎悪がはびこる凄惨な世界だが高橋一生は「美しい舞台になるはず。そこだけは確信を持っています」と語る。演出・白井晃の生み出す舞台『マーキュリー・ファー』の世界に飛び込むことに恐怖も不安もない。「いろんな感情が希薄になりがちな社会において、僕も含め現代を生きる人間が必要としている感覚に出会う瞬間があると思います」とうなずく。舞台『マーキュリー・ファー』チケット情報英国の作家フィリップ・リドリーによる戯曲の本邦初演。人間の本能をさらけ出し“第二のデヴィッド・リンチ”とも評される彼の面目躍如とも言える作品で、ある“パーティ”の準備をする兄弟とそこに集まる人々の物語が展開する。暴力的でグロテスクな描写の中から高橋が感じたのは本質的かつ普遍的な“愛”。「この兄弟愛ってすごく野性的で普遍的。動物がじゃれ合うように、傷つけることでしか表現できない愛ってあると思うんです。先行して凄惨な描写があるけど、その内側に『透明な暴力』というか、心臓が見えている状態で殴られるような感覚を秘めているホンですね」。リドリーはイラク戦争に対する怒りを込めて本作を書いたと演出・白井晃が語るように、随所に様々なメタファーが見られるが、高橋は「兄弟が巻き込まれていく現実が、決して自分たちと遠いものとは思わない」とも。「内なるところで僕らは既に“戦争”を抱えていて、それはもしかしたらイラクの戦争よりも残酷かもしれない。僕のこれまでの三十数年の体感として持っている戦争のイメージをイラクに飛躍させることはできないけど、そうせずとも戦々恐々とした感覚はいまの僕の中にあるはず。その感覚をまずは舞台上で試してみたいと思います」。演出の白井とは2012年の『4 four』(作・川村毅)以来2度目の仕事となるが、「美」への確信は白井の存在があるゆえ。絶対的な信頼を持った上で、前回、完全な“合致”を見せた互いの感性を「溶け合わせたい」とも。「白井さんが言う“白”にあえて違う“白”をぶつけて溶けあわせたらどうなるか?白井さんとならそうやって別次元に進める気がします。今年は大河ドラマをはじめ、映像での露出も多かったが、TVの中とは全く違う姿を舞台上で見せてくれそうだ。「作品を観たあとの感想は『分からなかった』でもいいと思う。いまの時代、分からないまま放置することが難しくなっているけれど、時間をかけて咀嚼してもらって、いつかふとした瞬間に『あぁ、そういうことか!』と感じてもらえたらいいなと思います」。舞台は2月1日(日)より東京・シアタートラムにて。その後、兵庫・福岡でも公演。チケットの一般発売は12月14日(日)午前10時より。撮影・取材・原稿:黒豆直樹スタイリスト:秋山貴紀ヘアメイク:Tetsuya Mori
2014年12月11日イオンは、11月20日にグランドオープンした東京都日野市「イオン多摩平の森」店内に、フランスでNo.1の人気を誇る冷凍食品スーパー「ピカール」のコーナーを日本で初めて導入した。同店への導入を皮切りに、2014年内に首都圏の総合スーパー「イオン」「ダイエー」9店舗に展開する。○フランス人の好きな食べ物ブランド4年連続第1位「ピカール」を販売「ピカール」は、フランスのほかイタリア、ベルギーなどに約1,000店舗展開し、野菜や肉料理・魚介類からパン・デザートまで、自宅で調理に手間のかかる料理を冷凍食品として提供。同国では、食事の準備の手軽さやおいしさなどから家庭での食事の他ホームパーティーなど、あらゆる"食"のシーンで利用されており、フランス人の好きな食べ物ブランドで4年連続第1位を獲得するなど、同国の生活にはなくてはならない存在になっているという。今回の商品は、前菜・メインディッシュ・デザートなど、フランスで人気の商品を中心に約50品目品をそろえている。ユーザーの意見をもとに品ぞろえなどを検証、2016年にはフランスと同様に路面店を展開し、日本における冷凍食品販売のビジネスモデル確立を目指す、としている。代表商品としては、前菜が、トマトとバジル、ヤギのチーズなど4種類のミニパイが40個入った「4種類のミニパイ」(799円・税込)。メインディッシュは、そのまま焼くだけでソテーができるフランス産のフォアグラのスライス「フォアグラのスライス」(2,160円・税込)。デザートには、トロけた柔らかいチョコレートがケーキの中から出てくる新感覚のチョコレート「モアローショコラ」(756円・税込)などとなる。
2014年11月28日今年最も活躍し、日本を沸かせたチームを表彰する「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー 2014」の表彰式が東京・原宿で開催された。○過去には「東京オリンピック招致委員会」や「はやぶさ」も同賞は2008年に設けられ、ビジネス・スポーツなどあらゆる業界においてその年最も顕著な業績を残したチームを表彰。過去には「東京五輪招致委員会」やJAXAの「小惑星探査機『はやぶさ』プロジェクトチーム」などが最優秀賞を受賞した。第7回目となる今回は、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」「WHILLプロジェクトチーム」「妖怪ウォッチ プロジェクトチーム」がノミネート。どのチームも、「一致団結」といった精神論的なチームワークではなく、個人のスキルが明確で、一人一人がリーダーシップを発揮できる「多様性・異質性」を持っているという。審査員は著書『声に出して読みたい日本語』などで知られる明治大学教授 齋藤孝さんと、厚生労働省イクメンプロジェクトなどに携わるプロデューサー おちまさとさん。齋藤さんは同賞について、「今の日本社会では、チームの実行力、周囲の人と一緒に新しい価値を見いだすことが求められています。ベストチーム賞は、その動きを後押しする賞であり、そのチームがあることで、日本に希望が生まれるような社会的意義のあるものを表彰しています」とコメント。おちさんは「チームには『役割を全うする』『スケジュール管理』の要素が大切です。この賞はそれを成し遂げたチームに贈りたいと考えています」と語った。○最優秀賞はクロスメディア戦略で人気爆発の「妖怪ウォッチ」2014年の最優秀賞チームは「妖怪ウォッチ プロジェクトチーム」。妖怪ウォッチは2013年7月に発売されたニンテンドー3DS専用ゲームソフトで、小学生を中心に人気が爆発し社会現象となっている。授賞式にはレベルファイブ 代表取締役 日野晃博さん、「ようかい体操第一」作詞・振り付け師のラッキィ池田さん、原作キャラクターのジバニャン・ケータくんらが登壇。また、ゲストプレゼンターとして妖怪ウォッチの大ファンだという加藤憲史郎くんも登場した。審査員の両名は、「コミックやアニメなどの多角メディア展開を前提として企画され、その全てが成功をおさめた極めて珍しい例。会社を超えたチーム力で、メンバー全員が役割を全うしている」と評価した。日野さんは「このチームは妖怪ウォッチをはやらせるために、ゲーム・アニメ・コミック・おもちゃなどのプロフェッショナルが集まったプロジェクトです。今の人気は、全員が役割を全うしたことでさらなる相乗効果が生まれ、会社を超えたチーム力が発揮できたからではないでしょうか。メンバーとミーティングをするときは『楽しいことを皆で考えよう!』というノリで話し合っています。メンバーは『悪ノリ仲間』ですね」と語った。妖怪ウォッチは子供向けではなく、ファミリー向けのコンテンツ。アニメ内に子供がわからないような大人向けのギャグが出てくるのも、そのノリの中から生まれたアイディアだという。またクロスメディア戦略によって、妖怪ウォッチを知る入り口が「アニメ」「ゲーム」「ダンス」「歌」など多様化。どのコンテンツにも負けないブームを巻き起こしたのだ。表彰式ではラッキィ池田さんの振り付け指導のもと、受賞者と審査員が「ようかい体操第一」を踊ることに。日野さんもジバニャンらとともに切れのあるダンスを披露した。○必要な物を必要な人に - 「ふんばろう東日本支援プロジェクトチーム」優秀賞は「ふんばろう東日本支援プロジェクトチーム」。東日本大震災を機に、2011年4月に立ち上がった被災地支援のボランティア組織だ。TwitterとWebを連動させ、被災者が必要なものを、必要なだけ送るという仕組みの支援活動を実施している。早稲田大学大学院 客員准教授の西條剛央さんは「チームというのは1人ではできないことをするためのもの、ヴィジョンを実現する仲間です。このプロジェクトは、協会があるというわけではないので、実際は何人のメンバーがいるかはわかりません。でも被災者の方が本当に必要な物を送ることで、自立サポートにつながります」と述べた。西條さんは被災者と支援者を「遠い親戚のようなもの」だという。物資を受け取った被災者からお礼の手紙や電話が届くこともあるそうで、支援物資を一括して被災者に送るのとは異なる「人とのつながり」が生まれるのだ。それにより、継続的に支援しようという気持ちも芽生えるのだという。○乗ってみたい! - 次世代車いす「WHILL」プロジェクトチーム同じく優秀賞を受賞した「WHILLプロジェクトチーム」は、新しい次世代車いす「WHILL」を作り上げた。車椅子ユーザーも、そうでない人も乗ることができるだけでなく、「乗ってみたい」と思わせるデザインや仕組みがポイントだ。WHILL 代表取締役 内藤淳平さんは「車椅子ユーザーの方に『100メートル先のコンビニに行くのを諦める』という話を伺ったことがあります。移動するのが大変ですし、あまり見られたくないからと。そのような人も外に出られるように、近未来的で『乗ってみたい』と思わせるようなコンパクトなデザインにこだわりました。プロジェクトには部品を製造する町工場の方から、日米のユーザーまでたくさんの人が関わっています。タイヤのようにチームは『輪』であり、人と人とのつながりがWHILLを作り上げたのです」と語った。最初の開発資金はクラウドファンディングで調達し、30社以上のメーカーや、日米のテストユーザーとともに作り上げたというWHILL。1人では実現し得ないことを達成できたのもチームの力によるものだ。脚が不自由な人だけでなく、一般の人や高齢者なども使いたくなるパーソナルモビリティが普及する日も近いかもしれない。ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、「チーム力」で生まれた知恵や発想、活動に伴う苦労、達成した喜びを発表する場を設けることで、「新しいチームワーク」が周知され、ビジネスシーンや日々の生活において新たな発想のヒントとなり、日本の活力へつながっていってほしいとしている。
2014年11月21日