そのトリックの斬新さと予想を裏切る展開で、東野圭吾作品“初期の名作”と名高い小説『仮面山荘殺人事件』。本作の初舞台化作品が本日9月28日、東京・サンシャイン劇場で幕を開ける。東野圭吾作品といえば、映画やドラマ、舞台化などのメディアミックス作品も数多いのは御存知の通り。しかしこの『仮面山荘殺人事件』は、これまで映像化も舞台化もされてこなかった。1990年刊行の作品ということもあり、ミステリ好きの間では知られているものの、一般の東野作品ファンでも「読んだことがなかった」という人が多いのではないだろうか?そんな今作の演出を手がけるのは、演劇集団キャラメルボックスの成井豊。東野作品では『容疑者Xの献身』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の舞台化を手がけ、高い評価を得ているだけに、今作にかける意気込みは大きい。そもそも、今回の舞台化は成井自身の「この作品を舞台化したい」という強い要望から実現したものなのだ。物語の舞台となるのは、製薬会社社長が所有する山荘。交通事故で亡くなった社長の娘を偲ぶため、娘の婚約者や従姉妹など、8人の男女が集まってくる。ところがその山荘へ逃亡中の銀行強盗が侵入、何度も脱出を試みる8人だが、そこで殺人事件が発生し……というストーリー。この緊張感溢れる密室劇を具現化するため、キャストも実力派が顔を揃えた。主演は声優としてのキャリアはもちろん、近年はミュージカル界で活躍がめざましい平野綾と、2.5次元作品から本格ミュージカルまで幅広い活躍を見せる木戸邑弥。山荘の所有者である製薬会社社長役に辰巳琢郎、従姉妹役には乃木坂46卒業後初の舞台出演となる伊藤万理華らが名前を連ねる。また、5月に活動休止を発表したキャラメルボックスから畑中智行、坂口理恵、筒井俊作、原田樹里らも出演。成井作品の世界観を体現する存在として、しっかりとしたチームワークを見せてくれることだろう。トリックに騙される快楽はもちろん、事件の根底にある人と人との「思い」が判明したときのカタルシス、これこそが東野作品の真骨頂。舞台ならではの熱量で、ぜひその感動を味わおう。舞台『仮面山荘殺人事件』は、10月6日(日)までサンシャイン劇場で公演の後、10月11日(金)から13日(日)までサンケイホールブリーゼ、10月19日(土)には新潟市民芸術文化会館 劇場に上演される。文:川口有紀
2019年09月28日シリーズ累計発行部数85万部を超えるベストセラー「仮面病棟」が映画化されることが決定。「99.9 -刑事専門弁護士-」の木村ひさしが監督を務め、映画単独初主演の坂口健太郎を主人公に迎える。9月下旬からクランクイン、来年に公開される予定だ。原作は現役医師が描くリアルな傑作病院ミステリー本作は、作家でありながら現役医師である知念実希人が描く、精巧で緻密な同名病院ミステリー作品の映画化。ポスト東野圭吾と称されるほど全国の書店員の心をつかみ、2年連続で本屋大賞ノミネートを果たすなど、注目を集めている。ストーリー鉄格子で閉ざされた元精神科病院。一日限りの当直を代わった医師・速水は、目的の見えない事件に巻き込まれる。ピエロ面の凶悪犯が、負傷した美少女・瞳と立てこもり、身元不明の64名の入院患者と職員たちと共に監禁された。病院内で次々と遭遇する不可解な出来事――。そして発見された1人の遺体。犯人からも、得体の知れない病院からも逃げられない、ノンストップ脱出ミステリー。坂口健太郎「楽しみたい」「コウノドリ」「シグナル 長期未解決事件捜査班」「イノセンス 冤罪弁護士」『64-ロクヨン-』に出演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞など、これからの日本を代表する若手実力派俳優となった坂口さん。今回彼が演じるのは、主人公の医師・速水秀悟。不慮の事故で婚約者を亡くした過去を隠し、事件に巻き込まれる医師に挑戦する。クランクインを前に、坂口さんは「閉鎖された病院という空間の中で、一ヶ月近くお芝居をすることになります。とても過酷な撮影が続くとは思いますが、役と作品を楽しみたいと思っています」と意気込み、「まだまだ速水に対しては分かっていないことも多いですが、今までと役作りの仕方は同じく、役に寄り添って、彼の考えを理解できるように演じたいです」と役と真摯に向き合いたいと語る。ヒロインは永野芽郁偶然、ピエロ面の凶悪犯に撃たれ、傷を負う女子大生・川崎瞳を演じるのは、大きな反響を集めた連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインを演じた永野芽郁。拉致された先の病院で当直医の速水に治療を施され、救われた速水と共に脱出を試みる。これまでに演じたことのないミステリアスなヒロイン役に挑戦する永野さんは「閉鎖空間だからこそ起こる一つ一つの反応を大切に表現できたらと思います。また、坂口さんとは久しぶりにご一緒するので少し恥ずかしさもありますがとても笑顔が溢れた現場になるんだろうな、と今から楽しみにしています」とクランクイン前の心境を明かす。また「言っていることやっていること、真実は何なんだろう。と思っていただけるように演じられたら」とコメントしている。木村ひさし監督コメント(かんばんは。木村ひさしです。)本作は僕にとって今まで経験のないジャンルであり、出演される坂口さん、永野さんも御一緒したかった俳優さんです。新しい作品にチャレンジするのに、大変良い環境が整いました。仮面病棟は僕にとって間違いなく新境地を開く作品になると思います。原作・知念実希人コメント『仮面病棟』が私の作品の中で初の映画化となり、嬉しく思っております。若手実力派俳優である坂口健太郎さんと永野芽郁さんが本作をどのように演じて下さるのか、今からとても楽しみです。息つく間もないほど緊張感に溢れるサスペンス&ミステリー作品になると期待しておりますので、皆様ぜひご覧になってください。『仮面病棟』は2020年3月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年09月20日『神と共に』2部作の興奮も収まらぬ中、韓国映画ファンを中心に注目を集めているのが、北朝鮮に潜入する実在の韓国工作員を描いた『工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』だ。ド派手な銃撃戦も、カーチェイスもない“スパイ映画”ではあるものの、“バレたら全てが終わる”極限の心理ドラマでファン・ジョンミンをはじめとする人気俳優たちが熱演を繰り広げる。また、韓国映画に初めてのカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールをもたらしたポン・ジュノ監督×ソン・ガンホ主演『パラサイト 半地下の家族』の公開が、2020年1月に決まった。こうした話題作で映画界を牽引し、カリスマ性に溢れた存在感を放ち続ける名優たちに注目した。ファン・ジョンミン作品に外れなし!『工作黒金星と呼ばれた男』日本でも大きな話題を呼んだ『タクシー運転手~約束は海を越えて~』『1987、ある闘いの真実』に続く実話を基にしたフィクション。1990年代、北側に何年も潜入し、当時の最高権力者・金正日に最も近づいたといわれる実在のスパイで、“黒金星”というコードネームを持つ男パク・ソギョンをファン・ジョンミンが演じている。『哭声/コクソン』『ベテラン』『アシュラ』など多くのヒット作で知られ、その圧倒的演技力と気さくな人柄で日本でも大人気のジョンミン。昨年11月に「第4回大阪韓国映画祭」で来日した際にも熱狂を持って迎えられていた。今回、彼が演じた“黒金星”は北朝鮮の核開発について探るため、ケチな実業家になりすまし、外貨を獲得したい北の対外交渉責任者(イ・ソンミン)に近づいていく工作員。『国際市場で逢いましょう』では家族思いの純朴で熱い男、『アシュラ』では冷酷で邪悪な市長という正反対のキャラクターを演じ分けたジョンミンだけに、どこまでも調子のいい実業家を“演じる”スパイの姿は本当の素顔が分からなくなってしまうほど。特に、北側の国家安全保衛部員チョン・ムテク(チュ・ジフン)が自白剤を盛って(!)ソギョンの素性を吐かせようとするシーン、さらに金正日(そっくり!)とついに面会シーンを果たすシーンでの、手に汗MAXの緊張感は彼らの演技合戦があればこそ。また、『神と共に』シリーズの冥界の使者役で人気がさらに拡大したチュ・ジフンは、『アシュラ』ではジョンミン演じる悪徳市長に頭が上がらなかったが、本作では立場が逆転したかのよう。終始、冷ややかな疑いの眼差しをソギョンに向けていく。北朝鮮の対外経済委員会リ・ミョンウン所長を演じたイ・ソンミンは、東野圭吾原作の『さまよう刃』など数多くの作品に出演する名バイプレイヤーで、主演作『目撃者』がスマッシュヒット。本作でも絶賛されており、薄氷を踏むような経験をともに乗り越えてきたことから深まる、ソギョンとの立場を超えた友情も見どころだ。チョ・ジヌンの進化に中毒者が続出!『毒戦 BELIEVER』『工作』で韓国側の国家安全企画部(現在の国家情報院)室長としてスパイ作戦の総責任者を演じているのが、チョ・ジヌン。日本でもリメイクされたドラマ「シグナル」の熱血刑事、映画『最後まで行く』の不気味な不死身男、『お嬢さん』のエロ親父など、幅広い役柄でバイプレイヤーとして名を馳せてきたが、韓国で『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『デッドプール2』を押さえて初登場1位を記録した『毒戦 BELIEVER』(10月4日公開)で主演を果たす。一時は体重120キロ超もあったが、約30キロのダイエットに成功してルックスが劇変したジヌン。傑作ノワール『新しき世界』(ファン・ジョンミンをトップ俳優に押し上げた)を超えて観客動員数500万人を突破した本作では、麻薬組織への潜入捜査で次第に狂気を増していく麻薬取締官ウォノを好演。いまや主演作が相次ぐ存在となっている。そんな彼が演じるウォノ刑事と大胆かつ、危険極まりない潜入捜査に挑むのは、『タクシー運転手~約束は海を越えて~』『リトル・フォレスト 春夏秋冬』などで注目を集め、ドラマ「恋のスケッチ~応答せよ1988~」でもファン層を広げたリュ・ジュンヨル。本作では終始感情を押し殺し、麻薬組織から見捨てられた青年ラクを演じる。是枝裕和監督の大ファンを公言しており、是枝監督も起用してみたい韓国俳優にマ・ドンソクと並んで彼の名を上げているという逸材だ。そのほか、組織の謎の人物で残虐なクリスチャンを演じたチャ・スンウォン(『ハイヒールの男』)や、狡猾なドラッグディーラーを演じたパク・ヘジュン(「ミセン -未生-」)、闇マーケットを牛耳るボスを演じ、本作が遺作となったキム・ジュヒョク(『コンフィデンシャル/共助』)といった濃いにもほどがあるクセ者俳優たちがぶつかり合う点でも見逃せない。ソン・ガンホ、“半地下”からセレブに寄生?『パラサイト』日本で最も知名度と人気のある韓国俳優として、ソン・ガンホを一番に挙げる人も多いだろう。韓国映画の底力を日本に知らしめた1作でもある『JSA』や、実際の歴史的冤罪事件を描いた『弁護人』など、代表作は数え切れない。『タクシー運転手~約束は海を越えて~』では「光州事件」の渦中に巻き込まれながら、ひとりの父親として、人間として、なすべきことをした市井のタクシー運転手役も記憶に新しい。そんな彼が、ポン・ジュノ監督と『殺人の追憶』『グエムル -漢江の怪物-』『スノーピアサー』に続いて4度目のタッグを組んだのが、パルム・ドール受賞のブラックコメディ『パラサイト 半地下の家族』。全員失業中で、“半地下”住宅でその日暮らしの生活を送るキム一家の長男が、ひょんなことからIT企業を経営する裕福な一家の家庭教師になったことから、想像を絶する悲喜劇が展開していく。韓国都市部の“半地下”住宅は日当たりも悪く、薄暗くてジメッとしており、大邸宅や超高層マンションの対極にある、いわば“貧困”の象徴ともいえるもの。日本で例えるなら、『万引き家族』でポツンと取り残された初枝さんの平屋のようなものだ。『母なる証明』(’09)以来、10年振りに韓国を舞台にしたジュノ監督は、信頼の置けるガンホを主演にして格差社会を独特の切り口で、なおかつ見応えあるエンターテイメントとして描いているらしく、すでに世界各国で絶賛を受け大ヒットとなっている。その中で飄々とした父親を演じる(でも絶対に裏の顔がある!?)ガンホにも、ぜひ注目してほしい。共演には『最後まで行く』のイ・ソンギュン、『後宮の秘密』のチョ・ヨジョン、『オクジャ/okja』『新感染 ファイナル・エクスプレス』のチェ・ウシクなど、各世代の実力派も顔を揃える。このほかにも、『神と共に』のハ・ジョンウ、マーベル『Eternals』(原題)にも起用され大ブレイク中のマ・ドンソクら、その名があるだけで心躍る俳優たちの作品が続々と公開されている。チョン・ジェヨン&キム・ナムギルら共演の『感染家族』(公開中)はSNSで大絶賛を受けており、人気俳優ヒョンビンが悪役に初挑戦した『ザ・ネゴシエーション』(8月30日公開)、韓国歴代興収NO.1の記録を作った『エクストリーム・ジョブ』(2020年1月3日公開)なども見逃せない。彼らのみならず、若手注目株たちが選ぶ映画は、エンターテイメント性に富みながらも歴史や社会の暗部と真摯に向き合ったものばかり。韓国映画の気概を感じさせる作品を、彼らの熱演を通じてぜひ覗いてみてほしい。(text:Reiko Uehara)■関連作品:工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 2019年7月19日よりシネマート新宿ほか全国にて公開(C)2018 CJ ENM CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED
2019年09月04日東野圭吾原作映画『マスカレード・ホテル』のBlu-ray&DVDが8月にリリース。今回、そのリリースに先立ち、本作で初共演となった木村拓哉と長澤まさみのインタビュー映像が到着した。累計355万部突破の東野作品屈指の人気を誇る「マスカレード」シリーズの第1作「マスカレード・ホテル」を実写映画化した本作。連続殺人事件を解明するためにホテルに潜入するエリート刑事・新田浩介を木村さん、共に事件の真相に迫る一流ホテルマン・山岸尚美を長澤さんが演じ、立場も性格も正反対な2人が難事件に挑む!2人のほかにも、小日向文世、梶原善、泉澤祐希、濱田岳、前田敦子、笹野高史、菜々緒、生瀬勝久、松たか子、渡部篤郎などなど、豪華俳優陣が登場している。今回到着した映像は、撮影の舞台裏に密着したメイキング映像の一部で、木村さん演じる新田が初めて本編に登場するホテルのロビーでのシーンが切り取られている。新田と山岸(長澤さん)が一画面に収まる初共演シーンは、“まだ2人は出会わない”という秀逸な場面だが、監督も興奮の息の合ったコンビネーションを披露。また、撮影序盤にお互いの印象について語るインタビューでは、お互いへの信頼が表れている。このほかにも、新田の登場シーンでアイスコーヒーを持つアイディアが生まれた場面や、豪華キャストとの共演シーンの舞台裏など、撮影の裏側が90分以上収録されている。加えてBlu-ray&DVDの豪華版には木村さんと長澤さん、そして鈴木雅之監督による豪華ビジュアルコメンタリ―など、ここでしか観られない貴重な映像も収録される。『マスカレード・ホテル』Blu-ray&DVDは8月7日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:マスカレード・ホテル 2019年1月18日より全国東宝系にて公開Ⓒ 2019 映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 Ⓒ 東野圭吾/集英社
2019年07月30日東野圭吾の小説『仮面山荘殺人事件』がこの秋、初めて舞台化される。とある山荘を舞台に繰り広げられる密室劇。1990年に発表され、その予想を裏切る展開から“初期の名作”と名高い作品だ。【チケット情報はこちら】平野綾、木戸邑弥、辰巳琢郎と注目のキャストが揃う中、脚本・演出を担当するのはこれまでも『容疑者Xの献身』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』と東野作品の舞台化を手がけてきたキャラメルボックスの成井豊。ほとんどの東野作品を読んではいたものの、今作は「タイトルが恐そうだったから」という理由でつい後回しにしていたのだとか。そして初めて読んだのが2年ほど前。「もう、大感動して。“これを舞台でやりたい!”と思ってしまったんですよ。山荘に閉じ込められた人々の間で起こる殺人事件なので、舞台にもしやすい。これは面白いのではないか、と。ただ問題は、私の場合はそういう“舞台にしやすい”ものをむしろやらない人間だということ(笑)」この作品を自ら舞台化しても、自分らしさは出ない。それでもやりたい!と思ったのは、この作品の中からとある“思い”を感じたから。「これはネタバレになっちゃうんで詳しくは言えないんですけど、最後真相がわかった時のヒロインの思い、ですよね。そもそもトリックの凄さだけでは終わらない、人間ドラマの深さが東野作品の魅力。今作もそこに感動したんです」山荘に集まる人物のひとり、雪絵を演じるのは元乃木坂46の伊藤万理華。グループ卒業後、初の舞台出演となる。「ソロになってからも舞台はやりたいし、いつかやるんだろうなというのはずっと思ってました。でも乃木坂時代に出ていた舞台は、周りに頼れる人……メンバーという仲間がいた中でやってきたもの。今度はひとりで戦うというのが、今すごく恐怖で。でもこの作品に呼ばれたということは、何か意味があるんだろうなと思ってるんです」そんな不安をポツリと吐露した伊藤に、成井が優しく語りかける。「大丈夫、“ひとりで戦わなくちゃ”って思うのは初日だけ。稽古場に行ったら色んな人が寄ってきて仲良くなれるし、そもそも今回は出演者みんなが舞台上にいる時間が多いから、ひとりで戦ってる場合じゃない(笑)。チームとして強くならないと、演劇は面白くないから!」。その言葉を聞いて、ホッとしたように笑う伊藤。「舞台の稽古をしている間は、いつもの自分よりテンションもモチベーションも一段上がっている気がする。その状態が好き」と舞台愛を語る伊藤に、成井も笑顔を見せる。出演者たちがチーム一丸となり、客席が“騙される”快楽。ぜひ劇場で体感して欲しい。舞台『仮面山荘殺人事件』は9月28日(土)から10月6日(日)まで東京・サンシャイン劇場、10月11日(金)から13日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼ、10月19日(土)に新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)で上演。
2019年07月11日東野圭吾原作の「新参者」を阿部寛主演でドラマ化してきたシリーズの完結作となる映画『祈りの幕が下りる時』が6月30日(日)本日TBS系で地上波初放送される。東野氏の原作を阿部さん主演で連続ドラマ化、2010年から放送され“泣けるミステリー”として人気を博してきた「新参者」シリーズ。阿部さんが演じているのは、鋭い洞察眼を持つ凄腕の刑事・加賀恭一郎。本作は殺人事件の真犯人を探すサスペンスと、謎を解明していく過程でのヒューマンドラマとしての要素が相まって大ヒット。連続ドラマ放送後には「赤い指」「眠りの森」の2作のSPドラマが放送。2012年には劇場版『麒麟の翼』が公開、16億を超える興収を記録し、人気シリーズへと成長した。そのシリーズ完結作となる『祈りの幕が下りる時』では加賀の“最大の謎”が明かされることに。東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。被害者はハウスクリーニングの会社で働く滋賀県在住の押谷道子。殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。松宮たち警視庁捜査一課の刑事たちが捜査にあたるが、押谷道子と越川睦夫の接点が全く見つからず、捜査は難航。捜査を進めるなかで松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見。その事実を知った加賀恭一郎は激しく動揺する。それは失踪した加賀の母に繋がっていた…加賀恭一郎の母はなぜ息子を残し失踪したのか?加賀が日本橋に留まる理由とは?加賀はなぜ「新参者」になったのか?捜査線上に浮かびあがる女性演出家・浅居博美に松嶋菜々子。加賀の従兄弟にあたる松宮脩平役には溝端淳平。さらに田中麗奈、キムラ緑子、烏丸せつこ、春風亭昇太、音尾琢真、及川光博、伊藤蘭、小日向文世、山崎努らが共演。また本作公開後、「花のち晴れ」で一躍ブレイクした飯豊まりえに、『ういらぶ。』などで注目を集める桜田ひよりといった若手キャストのフレッシュぶりにも注目。映画『祈りの幕が下りる時』は6月30日(日)21時~TBS系で地上波初放送。(笠緒)■関連作品:祈りの幕が下りる時 2018年1月27日より全国にて公開© 2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会
2019年06月30日6月28日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」は、東野圭吾の“最も泣ける感動作”を原作に、「Hey! Say! JUMP」山田涼介を主演に迎え、西田敏行らの共演で映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を地上波初放送する。「東野圭吾作品史上最も泣ける感動作」として高い支持を得ている同名小説を原作に映画化した本作。2012年。幼なじみの敦也、翔太、幸平の3人は、ある日夜を明かすため1軒の廃屋に忍び込む。そこはかつて悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」。いまはもう廃業しており、自分たち以外誰もいないはずの店内に、突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてくる。なんとその手紙は32年前に書かれた悩み相談だった。敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く――。次第に明らかになっていく雑貨店の秘密と、相談者たちと敦也たちの共通点。彼らがこの雑貨店に 忍び込んだのは偶然ではなかったのか?そして、敦也たちがある人物からの“最後の手紙”を受け取ったとき、彼らの運命が大きく動きだす――という物語。主演には『暗殺教室』『鋼の錬金術師』「カインとアベル」などの作品で俳優としても活躍する「Hey! Say! JUMP」の山田涼介。共演には『釣りバカ日誌』「ドクターX」シリーズなどの人気作をはじめ『アウトレイジ 最終章』や大河ドラマ「西郷どん」のナレーションなど数々の作品で知られる西田敏行。NHK連続テレビ小説「カーネーション」や「この世界の片隅に」『ミュージアム』などの尾野真千子。「仰げば尊し」や『二度めの夏、二度と会えない君』などの村上虹郎。『心が叫びたがってるんだ。』『チワワちゃん』などの寛一郎。連続テレビ小説「べっぴんさん」や大ブームとなった「おっさんずラブ」の林遣都。大河ドラマ「平清盛」や『ストレイヤーズ・クロニクル』などの成海璃子。連続テレビ小説「まれ」に先日公開された映画『さよならくちびる』も話題の門脇麦。「トレース~科捜研の男~」に『こんな夜更けにバナナかよ』などの萩原聖人。この春主演作『こどもしょくどう』が公開された鈴木梨央、「フルーツ宅配便」などの山下リオ、「警視庁ゼロ係」の手塚とおる、『沈黙 -サイレンス-』のPANTA、『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン』などの小林薫、『東京家族』などの吉行和子といった豪華な面々が揃った。オムニバス形式で綴られるドラマが世代を超えた感動を巻き起こす、金曜ロードSHOW!『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は6月28日(金)21時~日本テレビ系で地上波初放送。(笠緒)■関連作品:ナミヤ雑貨店の奇蹟 2017年9月23日より全国にて公開© 2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会
2019年06月28日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が10日、主演映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(5月31日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶に、森義隆監督とともに登場した。同作は小説家・東野圭吾による累計発行部数150万部の恋愛小説を実写化。最新技術の研究を行う会社で働く敦賀崇史敦賀崇史(玉森)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。「愛と感謝を込めて…」というタイトルの舞台挨拶だったために、「愛と感謝でできております。玉森裕太です」と名乗った玉森。Kis-My-Ft2のメンバーでは、宮田から感想が来たようで、司会の青木源太アナウンサーが深く話を聞くと「『玉が玉じゃなかった』とか、『ちょっとエロかった』とか。いろんなのくれました」と明かした。舞台挨拶では、「頭フル回転ミステリー」というコピーにちなみ、お題のルーレットを回しながらトークを展開。様々な選択肢の中から1発目に「玉」を当てた玉森は、けん玉に挑戦し、失敗したら青木アナのリクエストに応えることに。見事けん玉を成功させた玉森は「できちゃった。良かったんですか?」とバラエティ的に気遣いつつも「やった。わ〜お!」と喜んでいた。「嫉妬」エピソードでは、北海道の舞台挨拶で前のりしたスタッフが食べていたというジンギスカンを食べられなかったとトーク。さらに、玉森は「未公開」エピソードとして「3人でごはんを食べて、トイレ行って、顔洗って、顔を上げた時の嫉妬に狂った表情、使ってないですよね?」が本編に使われていなかったことを指摘する。この流れで青木アナから「嫉妬の表情が見たい」というリクエストがあったため、「ジンギスカンが食べられなかった時の顔」or「嫉妬に狂った顔」を披露し、森監督に当ててもらうことに。玉森が"嫉妬顔"を見せると、森監督からは「ジンギスカンですね」と即当てられていた。劇中のどきっとするセリフを言うお題では、玉森が「もう、あいつと寝たの?」と再現し、客席からが悲鳴が上がたっために、玉森も「言う方もけっこうどきどきしてました。こんなセリフってまず言うことないだろうなと思って」と照れた様子を見せる。また、「驚愕」のあいうえお作文で愛の告白をするという無茶ぶりには、「今日さ、うち来る? ガビーン。来るの? 来ないの?」と頑張った玉森。「わかんないです、もう! なんで俺、こんなことしてるんだろう。ガビーン」と赤面していた。
2019年06月10日小説家・東野圭吾によるベストセラー小説『パラレルワールド・ラブストーリー』が、実写映画化され、現在公開中だ。最新技術の研究を行う会社で働く崇史(玉森)を主人公に、愛する女性・麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの智彦(染谷将太)と恋人である世界と、崇史が麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。1995年に刊行された同作は累計150万部のヒットを飛ばしながら、これまで実写化されたことはなかった。なぜ今同作を実写映画化することになったのか、そしてメインキャストにプロデューサーが感じた魅力とは。松竹 石田聡子プロデューサーに話を聞いた。○■常に誰かが映像化に挑んでいた――どうして今、『パラレルワールド・ラブストーリー』を実写化されたのですか?20年くらい前の原作ですが、常に誰かが映像化に挑んでいた作品です。それでも誰も完成に至らなかったのは、2つの世界をどのように絶え間なく行き来させながら映像として見せていくか、その中に3人のメインキャラクターの感情をどのように入れ込んでいくか、という根本的な部分がとても複雑でバランスが難しい作品だったためではないかと思います。一方で、映像で見せたときに、本を読んで感じるものとは別の、心の中や肌で感じる”ざわざわ”とした感覚を作り出して、原作の世界を広げられると思いました。2つの世界の描き分けには工夫が必要で、どこまで何を見せるのか、やってみないとわからないところがありました。脚本制作の段階だけでなく、仕上げに至るまで森監督や各部署のスタッフ達と何回もスクラップ&ビルドを重ね、最終的には余計なものは削ぎ落としきった形で作品を仕上げました。あえて混乱を残した部分もありますが、最後は画から放たれる空気感と役者の表情や演技に委ねるつもりで、世界観を作り上げることに注力しました。本当に挫折しそうな時も何度かあったのですが、最後は意地みたいなところもあったのかもしれません(笑)。――挫折しそうなのは、どの段階だったのでしょうか?特に脚本は大変でした。色々な方法でのアプローチを試し、話し合いを重ねました。原作がいかに素晴らしくても、脚本がうまくいかなかったらやめよう、という覚悟ではありましたが、さらにその先に映像となった時にどう見えるだろうか、という不安もありました。ただ、その大きなチャレンジがあったからこそ、キャストやスタッフも含め、全員で同じ方向に進んでいけたと思います。――ほとんどが玉森さん、吉岡さん、染谷さんでまわっていく物語だと思うのですが、どういう意図でキャスティングされたんですか?玉森さんは森監督が一度お仕事されたことがあって、「アイドルという仕事をしながらも、どこか憂いや影を感じる佇まいが気になる」と。笑顔の時にも、その裏にいる彼をもう少し覗いてみたくなる、そんな求心力のある姿が崇史に重なりました。森監督からも、玉森さんを中心においた三角関係を作り上げる中で「あえてアンバランスな方が面白いんじゃないか」という話がありました。特に親友の智彦は「玉森さんと接点がなさそうに見える人がいいね」と。染谷さんは同じ芸能界にいながらも、玉森さんと全然違う畑で自分の足跡を残してきた方で、2人が並んだ時の「どっちにどう転ぶかわからない」という関係性が面白いのではないかと、お願いすることになりました。ヒロインは「できれば、色のついてない女優さんがいい」という話から、吉岡さんの名前があがりました。朝ドラ『あさが来た』や『カルテット』で活躍はされていたし、その後も主役が続く時期ではありましたが、今までにないような役の中で、かなり自分をさらけ出していただいたと思います。3人のキャスティングがはまったところから、ようやく作品のカラーが定まったように思いました。――2つの世界を行き来するということで、キャストのみなさんの演じ分けも大変だったのではないでしょうか。監督は「崇史の表情で、どっちの世界かわかるというところまでもっていきたい」とおっしゃっていましたが、皆さん本当に大変な作業だったと思います。玉森さんも約4年ぶりの映画でしたが、「監督に全て捧げます」という姿勢がすばらしかったです。一見「嫌なやつ」に見えてもおかしくない役について、玉森さん自身は「純粋」と捉えていましたが、実は脚本でも崇史の麻由子への思いを一番重要視していました。どちらの世界でも、唯一崩れないのが、崇史から麻由子への思いなんです。麻由子が撮影に合流した日の夜に、玉森さんとも「やっぱり、麻由子への気持ちが、崇史をつないでいる鍵だね」という話をしました。ご自身も、その気持ちをすごく大切にして演じられてたのではないかなと思いました。――崇史と麻由子のラブシーンも熱がこもっていて、すごかったですよね。唯一はっきりとお互いが自分の気持ちを開くシーンですから、「情熱的にやろう」ということで、2人ともがんばってくれました。麻由子は全編を通して、自分の気持ちに鍵をかけているような役でしたし、気持ちを発散できるシーンが少なかった中で、吉岡さんも辛い現場だったと思います。2回目に観るときは、ぜひ麻由子の視点から彼女の愛を感じて観ていただきたいですね。○■まさかの鼻血に現場は驚き――玉森さんは、染谷さんと対峙するシーンで鼻血を出してしまった、という話も話題になっていました。そうなんですよ! きっと、テンションが高ぶってしまったのだと思います。智彦とのとても重要なシーンでしたし、染谷さんの迫真の演技に応えようとされていたのかな。本当に、「えっ」と思った瞬間に、血が……という感じでした。染谷さんも驚かれて、監督は一瞬そのまま撮り続けようと迷ったそうですが、さすがにカットをかけました(笑)。玉森さんと染谷さんは、2人ともあまり多くを語らないのですが、気持ちの上では通じ合っていたのではないかと、現場中に何度も感じる瞬間がありました。染谷さんが撮影に入る前日の夜、森監督から「本読みをしよう」と提案があったんです。ただ、すぐに本読みに入るのではなく、そこで、森監督が「親友ってなんだと思う?」と2人に聞かれていて、互いに「友達とはどういう存在か」「親友はいる?」と、それぞれの「友達」観を共有できたことが、後の撮影にもいきていた気がして。とても穏やかないい時間でした。現場では、2人ともマイペースなのか、黙って何をするでもなくその場にいる感じが印象的でした。そこはかとなく、信頼している感じも漂って。玉森さん本人は、「ふだん(Kis-My-Ft2の)メンバーが賑やかだから、自分がしゃべらなくてもいい」と言う話をされていましたが、染谷さんとの間にも、何かそのような気負いのない、いい空気が流れていました。――今回は、鑑賞後の方を対象にしたシークレットサイトも公開されるんですよね。キーワード制のサイトを作っています。今回の映画は2回目の鑑賞でも、より楽しめるのではないか、ということを打ち出していますが、複数回見ていただく際の注目ポイントや、謎の解明に役立つヒントなどを載せています。宣伝の際には、ネタバレに気を使っていまして、キャストの方々や監督にも「これは言わないでください」といういくつかのワードをお伝えしていましたが、シークレットサイトではそれらを全面開放しつつ、映画の中の疑問が少しでも解消できたらと思っています。映画をご覧になる皆さまも、ぜひ作品のなかで、崇史という主人公が迷い込む世界を共に体験していただきたいですし、見るたびに印象が変わる作品だと思いますので、何度でもこの作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。■石田聡子 プロデューサー映画プロデューサー。主なプロデュース作品として、『リトル・フォレスト夏・秋/冬・春』『紙の月』『植物図鑑運命の恋、ひろいました』『クリーピー偽りの隣人』『PとJK』『空飛ぶタイヤ』『虹色デイズ』など。(C)2019「パラレルワールド・ラブストーリー」 製作委員会(C)東野圭吾/講談社
2019年06月05日東野圭吾さん原作の映画『パラレルワールド・ラブストーリー』が劇場公開されましたね。研究者の崇史(玉森祐太さん)は麻由子(吉岡里帆さん)と付き合い、円満な関係を築いています。しかしある日目覚めたら、よく似た違う世界に入り込んでいました。そこでは麻由子が、親友の智彦(染谷将太さん)の恋人で…。■親友の恋人を好きになる崇史と智彦、そして智彦の恋人・麻由子は、バイテックという企業が運営している学校に入り、給料をもらいながら研究していました。親友と恋人の姿を目の当たりにし、日々嫉妬を募らせる崇史。そんなある日、麻由子が自分と付き合っていて、智彦が存在しない世界に目覚めます。それから崇史は、2つの世界を行き来するのです。いったいどちらの世界が本当なのか。ふたつの世界はやがてひとつになり…。あなたは崇史のように、友達と同じ人を好きになった経験はありますか?もし好きになってしまったら、どうするでしょうか。■迫られる選択素敵な異性に心惹かれるのは、自然な衝動です。友達の恋人として紹介された男性が魅力的だったら、ドキっとするくらいのことはあるでしょう。ただ、その後、男女の関係への「一歩」を進めようとするでしょうか。あなたが、本当に友達を大切に思っていて、その友情を守りたいと考えているなら…万が一、友達の恋人と色っぽい空気になろうとも、きちんと「節度」を保てるはずです。流されて、友達の恋人と一線を越えてしまった…。その場合、そもそも彼女は「友達ではない」のです。上っ面の「友達ごっこ」をしているにすぎなかったと言えるでしょう。また、好きになった相手がたまたま友達の恋人だったと、後から知った場合。そうそう簡単に恋心を消せるわけではないので、恐らく大変苦しむことになるでしょう。友情を大切にするため、恋心を捨てるか。恋愛を優先して友達をやめるか。どちらを大切にしたいかで、選択することになります。■友情と愛情は同じ感情でもなぜ、友情も愛情もというわけにいかないのでしょうか。例えばあなたに、真剣に恋愛している相手がいたとします。そんな状態で、違う男性を心から好きになるでしょうか?おそらく、本当に彼を愛していたら余所見などしません。世の中には「好きな人が二人(以上)いる」という女性もいますが、それは単に「二人に恋していると思っている自分」が好きなだけ。真剣に交際したいと思っているなら、一人とだけ向き合うものです。実はこれは、友情においても同じことが言えます。心理学的に、友情と愛情は同じ感情です。ふたつを分かつのは、障害があるかないか。障害とは、同性である、既婚者である、年の差があるといった、気持ちにブレーキをかける要素です。障害を感じていなければ恋愛が、障害が存在し続ける限り友情が成立します。友達への想いも、好きな人への愛情も、根は同じ感情です。友達の恋人に心惹かれているのは、二人の男性に心惹かれているのと同じ状態になります。たまたま、友達に対して障害があるから「友情」となっているだけ。どっちをより愛しているのか、そして愛したいのか。それによって、友情を諦めて恋を叶えるか、友情を大切にして恋を諦めるかが決まるのです。■まとめ友情と愛情の心理学、ご理解いただけましたでしょうか。ときどき「本当に友達だったら、好きになってしまった気持ちを理解してもらえるはず」と言っている女性を見かけますが、これは誤りです。本当に友達だと思っているなら、むしろ彼女の恋を尊重できるはず。尊重できない時点で、所詮は「その程度の仲」だったにすぎません。友達の恋人を好きになったら…あなたなら、どうしますか?
2019年06月01日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が1日、主演映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(5月31日公開)の公開記念舞台挨拶に、吉岡里帆、染谷将太、森義隆監督とともに登場した。同作は小説家・東野圭吾による累計発行部数150万部の恋愛小説を実写化。最新技術の研究を行う会社で働く敦賀崇史敦賀崇史(玉森)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。もしこのメンバーで次回作をやるなら? という質問に、『パラレルワールド・ラブストーリー2』を撮りたいと答える森監督。今回玉森が撮影で追い詰められたため、『2』をやるなら「玉森くんが15kgくらい痩せちゃうかも」と心配し、玉森は「カリッカリになっちゃいますよ」と苦笑する。また吉岡は「時代劇したいですね」と希望する。「染谷さんは、前に時代物に出ているのを見たので、はまるのは確信しています。玉森さんは色白で上品な風貌を生かして、殿の役とかしてほしい」と構想を明かすと、玉森は「みんなが殿を守ってくれるんですよね?」と守ってもらう気まんまんの様子。吉岡は「私、くノ一とかします」と立候補し、染谷も「それでお願いします」と従っていた。この日は「パラレルワールド」と「玉森」にかけた2つのくす玉が割られ、原作の東野から玉森にサプライズで手紙も到着。「『パラレルワールド・ラブストーリー』映画、公開おめでとうございます。つるがたかしのないめんは、私がこれまで創作したキャラクターの中でも、飛び抜けて複雑です。引き受けてくださったことに感謝いたします。また正面から取り組まれたことに敬意を評します。今後様々な役を演じられるのだろうと思いますが、この度の経験が少しでも糧になることを祈っています」と真摯なメッセージが送られた。この言葉に、玉森は「嬉しいですね。監督にもたくさん追い込んでいただいたので」と、喜ぶ。「みなさんの力でできたものなので、いろんな方に感謝したいです」と改めて感謝の気持ちを表した。
2019年06月01日玉森裕太を主演に、共演に吉岡里帆、染谷将太を迎えた東野圭吾のベストセラー小説の映画化『パラレルワールド・ラブストーリー』が、いよいよ5月31日(金)より公開。この度、玉森さんが「すべて出し切った」と語る本作のメイキング映像が解禁となった。玉森さんが演じた主人公の崇史は、容姿端麗、スポーツ万能、大学院を首席で卒業するほどの頭脳の持ち主。完璧ともいえるそんな男がある日、2つの世界へ迷い込み、恋人と親友の間で様々な感情に葛藤する様が描かれていく。今回解禁された映像でも「崇史は自分の中で挑戦的な役どころ」と語る玉森さん。さらに「毎日悩んでずっと戦っていましたね」という通り、撮影裏をとらえたメイキング映像からは難しい役どころに悩みながら、真剣に役へと向き合う姿が映し出されている。そして映像の最後には、「自分の中にあるものはすべて出し切った」と語る玉森さんが、クランクアップの瞬間、感極まった様子で安堵の表情を浮かべる姿も。まさに玉森さんが全身全霊をかけて挑んだといえる本作。そのパラレルワールドの真実を、劇場で確かめてみて。『パラレルワールド・ラブストーリー』は5月31日(金)より全国にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラレルワールド・ラブストーリー 2019年5月31日より全国にて公開©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会©東野圭吾/講談社
2019年05月30日映画『パラレルワールド・ラブストーリー』が今週末に公開されるのを記念して、5月27日(月)深夜の日本テレビ「映画天国」枠では、同じ東野圭吾原作の小説を映画化した『手紙』をオンエアする。本作の同名原作は毎日新聞で連載され単行本化、その後劇場映画版である本作のほか、舞台化やTVドラマ化もされており、犯罪加害者の家族の苦悩を描いた作品。2006年に公開された本作は、主演にドラマ「WATER BOYS」でブレイク、本作の前年に公開された『電車男』も大きな話題を呼び、最近では「dele」や『50回目のファーストキス』などに主演したほか、プロデューサー業や音楽活動も活動的に行なっている山田孝之。共演には、山田さん演じる直貴の兄・剛志役で『逆境ナイン』『NANA』などで当時注目され、その後も『亜人』や大河ドラマ「西郷どん」で活躍する玉山鉄二。「1リットルの涙」「タイヨウのうた」『パッチギ!』などの作品が高い評価を受け、先日放送された「白い巨塔」などでは円熟味を増した演技で見るものを魅了する沢尻エリカ。そのほか、公開当時は大河ドラマ「新選組!」や『着信アリ』などで若手女優として活躍。その後も『ゲゲゲの女房』『永遠の0』などで女優として活躍し続ける吹石一恵らを迎える。物語は川崎のリサイクル工場で働く青年、武島直貴(山田さん)は、兄・剛志(玉山さん)が、弟を大学に行かせるための学費欲しさに盗みに入った邸宅で、誤って人を殺してしまったという経験から、数度にわたる引越や転職、お笑い芸人になる夢やはじめて愛した女性との痛切な別離などを経験。自暴自棄になっていたとき、そんな直貴を由美子(沢尻エリカ)が救うのだが、彼女とのささやかな幸せが再び脅かされるようになっていた。そして、彼は決意する。―塀の中から届き続ける、兄からの忌まわしい「手紙」という鎖を断ち切ってしまおうと…という物語。本作と同じく東野さんの原作を映像化した『パラレルワールド・ラブストーリー』は5月31日(金)全国公開。主人公の崇史は愛する恋人の麻由子と幸せな生活を送っていたが、ある日、目を覚ました世界では麻由子は親友・智彦の恋人として存在。目を覚ますたびに入れ替わる世界を体験するという、パラレルワールド=2つの異なる世界に迷い込んでしまった男が真実を追い求める謎解きミステリーになっており、「Kis-My-Ft2」玉森裕太が主演、吉岡里帆、染谷将太らも出演する。映画天国『手紙』は5月27日(月)25時59分~日本テレビでオンエア。(笠緒)■関連作品:手紙 (2006) 2006年11月3日より渋谷東急ほか全国松竹・東急系にて公開©2006『手紙』製作委員会
2019年05月27日映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(5月31日公開)の公開直前イベントが23日に都内で行われ、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、吉岡里帆、ハリセンボン(近藤春菜、箕輪はるか)が登場した。同作は小説家・東野圭吾による累計発行部数150万部の恋愛小説を実写化。最新技術の研究を行う会社で働く敦賀崇史敦賀崇史(玉森)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。映画にちなみ「恋人と親友、どちらを取るか」という質問をされた吉岡は、「私は友達を取ったことがあります。学生時代に仲良かった子とかぶっちゃって、『なんか、好きじゃなくなったと思う』と。甘酸っぱく悲しい気持ちがあります」と振り返る。さらにイベントでは玉森と吉岡が4つの対決を行い、観客も大盛り上がりに。「箱の中身はなんだクイズ」では、なかなか触れない玉森に対し、吉岡は果敢に挑戦し絶叫をあげる。吉岡は「ぬめぬめしてて、なんか、生きてるって感じ。生命、すごい」と感想を述べ、見事「うなぎ」と正解を叩き出していた。また「ガマンしてるのはどっちだ!?」クイズでは、激痛足つぼマッサージを受けながらも気持ち良い振りをしなければいけない玉森を尻目に、通常のマッサージを受け、うっとりした様子の吉岡。最終的にポイント数で玉森に勝利し、「イベント的には、負けた方が良かったんだろうなと思ったんですけど、そこまでコントロールできなかったですね」と反省していた。
2019年05月23日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が23日、主演映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(5月31日公開)の公開直前イベントに、吉岡里帆、ハリセンボン(近藤春菜、箕輪はるか)とともに登場した。同作は小説家・東野圭吾による累計発行部数150万部の恋愛小説を実写化。最新技術の研究を行う会社で働く敦賀崇史敦賀崇史(玉森)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。サプライズで現れたスペシャルゲストのハリセンボンに、観客は驚き。近藤の「シュレックじゃねーよ!」という芸にも黄色い声が上がり、戸惑う姿も。イベントでは玉森と吉岡が4つの対決を行った。「多いのはどっちだ、数当てクイズ」では、二択の質問で観客の回答が多いと思う方を当てる。「恋人を選ぶか親友を選ぶか」という質問に「恋人を取る人の方が多いと思う。女性はいざとなったら異性の方を取るのかなと思います」と予想した玉森に軍配があがり、1ポイントゲット。また2問目の「睡眠時間」を当てる問題でも玉森が勝利し、2ポイントをゲットした。「箱の中身はなんだクイズ」では、なかなか触れない玉森と、何回か触って絶叫する吉岡と反応が分かれ、うなぎを当てた吉岡が正解に。さらに「ガマンしてるのはどっちだ!?」クイズでは、一方が激痛足つぼマッサージを受けているが、気持ち良い振りをしなければいけない……という状況で、どちらが演技しているのかを観客が当てる。悶絶を隠しきれず、激痛マッサージを受けていたことが観客にバレてしまった玉森は、「耐えた方ですよ」と苦笑していた。最後の「真実のバルーンはどっちだ」クイズでは、吉岡が正解。最終的なポイント数でも吉岡が勝利し、玉森は「吉岡さんが強かったですね」と称えた。イベントの途中では、司会の青木源太アナウンサーから、寝るときはどんなパジャマを着ているのか執拗に聞かれた玉森。「無地の紺色のパジャマ。綿とシルク両方持ってますけど、洗いやすいので、普通のやつ使ってます」と回答していた。
2019年05月23日パラレルワールド=2つの異なる世界に迷い込んでしまった男が、真実を追い求める謎解きミステリー『パラレルワールド・ラブストーリー』。近年は俳優としても目覚ましい活躍を見せている玉森裕太だが、本作では監督をも魅了してしまう大人の色気を見せているという。「Kis-My-Ft2」として歌やバラエティなど様々な場所で活躍し、今作では約4年ぶりの映画主演を務める玉森さん。愛する恋人の麻由子(吉岡里帆)と幸せな生活を送っていたが、ある日、目を覚ました世界では麻由子は親友・智彦(染谷将太)の恋人として存在。目を覚ますたびに入れ替わる世界を体験する主人公の崇史を演じている。本作の監督・森義隆は「彼は、どちらかというと感情の発散は苦手なんですけど、そのぶん、ひき込む力がかなり強い。何も語らずに立っているだけなのに、どうしても放っておけない感じというか、その中身を覗き込みたくなる感じというか、ブラックホールみたいな求心力がある」と玉森さんについて語る。そして「嫉妬とか混乱とか悶々としたものを心の内に抱えて、それでいながら作品の真ん中に立っていなければならない役で、そういう玉森くんの資質はすごくフィットしたと思います」とそんな“ひき込む力”は、崇史という役と非常に相性が良かったようだ。また、「この現場のどこかで『映画俳優・玉森裕太』という存在が誕生する瞬間を作り出せないと映画は失敗に終わるだろう。逆に言えば、その瞬間が作り出せれば映画は面白くなる」と確信していた森監督。ゆえに撮影中には玉森さんにかなりのプレッシャーをかけたそう。玉森さんも「撮影期間中はずっと自分の中のどこかに常に崇史がいるようにするため、友達と会うのもやめていました」と明かし、「日頃からずっと智彦と麻由子のことを考えていました。考え過ぎて訳がわからなくなることもありましたけど」とそのストイックな役作りを語る。さらに、撮影中盤に差し掛かると、大体のことが共有でき始め、監督と玉森さんの間でしか分からないニュアンスで演出が行われるまでになったという。玉森さんの中でも崇史像が出来上がってきており、森監督は「その男は確かにいやな奴なんだけど、それ以上に男としてかっこよくて色っぽいんですよね。撮っていてすごく楽しかったし、なんかドキドキして、最後は僕自身が彼の魅力にひき込まれてましたね(笑)」と玉森さん演じる色気炸裂の崇史に魅了されていたと話している。ルックスや知性に恵まれ、誰からも好かれる非の打ち所がない崇史が突如、パラレルワールドに迷い込むことで、混乱や恐怖、嫉妬に駆られる様子を、静かに、そして生き生きと演じている玉森さん。監督をもドキドキさせた“大人の色気”をぜひ、本作でご堪能あれ。『パラレルワールド・ラブストーリー』は5月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パラレルワールド・ラブストーリー 2019年5月31日より全国にて公開©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会©東野圭吾/講談社
2019年05月19日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太の主演映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(5月31日公開)について、森義隆監督がコメントを寄せた。同作は小説家・東野圭吾による累計発行部数150万部の恋愛小説を実写化。最新技術の研究を行う会社で働く敦賀崇史敦賀崇史(玉森)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。森監督は、主人公の崇史を演じた玉森の俳優としての資質は「ひき込む力」にあると語る。アイドルという一面を持ちながら「満面の笑顔でもどこか影を感じさせる佇まいがとても印象的で、すごく映画向きな人だなと勝手に思っていた」と魅力を表し、「この現場のどこかで『映画俳優・玉森裕太』という存在が誕生する瞬間を作り出せないと映画は失敗に終わるだろう。逆に言えば、その瞬間が作り出せれば映画は面白くなる」と確信したという。撮影中、ぎりぎりまでプレッシャーをかけ、彼の真価を引き出すことに心血を注いだ。ヒロインの吉岡は、パラレルワールドをつなぐ謎の女性・麻由子を演じているが、森監督は「(麻由子は)この映画のミステリーそのものともいえる存在なので、まだ色がついていない女優がいいと思っていました。吉岡里帆さんという提案があり、演技を見たことはなかったのですが直感的にいいと思いました」とオファーの理由を明かす。「ドラマやCM出演が増えている時期でしたが、この映画が彼女を女優としてさらに大きくしていくようなイメージがふっと湧いたんですよね」と様子を振り返った。また、森監督の『聖の青春』(2016)にも出演している染谷は、崇史の親友・智彦を演じる。子役からキャリアをスタートさせ、現在26歳という若さでありながらすでにベテランの風格を漂わせる。「智彦は天才で、障害を抱えていて、内面的で、と非常にアプローチが難しい役であり、この人の存在感次第で作品の質が大きく左右されてしまう。満を持して、僕があの世代で一番いい俳優と思っている染谷くんに声をかけました」と信頼を寄せた。「3人が決まったときにキャスティングがうまくいったという手ごたえはありましたね」と自信を覗かせる森監督。「アイドルグループでセンターを張ってきた玉森くんを真ん中に、フレッシュで伸び盛りの吉岡さん、そこに老獪ともいえる染谷くん。合うような全然合わないような、なんか危なっかしい組み合わせが作品の世界観に合っていて、すごくワクワクしました」と、3人の組み合わせの魅力について語った。
2019年05月12日2019年5月31日(金)全国ロードショーとなる、映画『パラレルワールド・ラブストーリー』をご紹介。“世界”が変わりまくる、驚愕の108分、2つの世界に迷い込む、東野圭吾さん原作の頭フル回転ミステリーを、ぜひチェックしてみてくださいね。東野圭吾原作『パラレルワールド・ラブストーリー』を映像化!累計発行部数140万を超える大ヒットベストセラー小説『パラレルワールド・ラブストーリー』。映像化不可能と言われてきた、東野圭吾さんの傑作ミステリーが、この春ついに待望の映画化!2019年5月31日(金)に全国映画館にて公開されます。豪華メインキャストに注目主人公・崇史を演じるのは、Kis-My-Ft2の玉森裕太さん。そして、物語の鍵となる謎のヒロイン・麻由子を吉岡里帆さんが、崇史の親友・智彦を、実力派俳優の染谷将太さんが演じます。映像化困難といわれた原作に森義隆監督が挑戦!『ひゃくはち』や『宇宙兄弟』、『聖の青春』を手がけ、発表ごとに評価を高める森義隆さんが監督を務めます。原作の出版から20年。常に誰かが映像化したいと思いながらも実現しなかった困難な作品に「この小説は絶対におもしろい映画になる」という確信のもとに挑戦。“見終わったあとに誰かと語り合いたくなり、もう一回見たくなるような作品”を目指したという通り、誰もが楽しめるエンターテインメント作品に仕上がっています。主題歌は宇多田ヒカル「嫉妬されるべき人生」愛の真実が明かされるエンディングを飾る主題歌は、宇多田ヒカルさんが2018年にリリースしたアルバム「初恋」に収録された楽曲「嫉妬されるべき人生」に決定。曲を聞いた森義隆監督が「サウンドの切れ味や得難く奥深い歌詞の世界観が、自分がラストシーンに込めた思いと驚くほど共鳴し鳥肌がたった。“これだ!これしかない!”」と熱望してオファー。奇跡のコラボが実現しました。映画『パラレルワールド・ラブストーリー』あらすじ“ある日突然、崇史(玉森裕太)が迷い込んでしまった2つの世界。1つの世界は、愛する麻由子(吉岡里帆)と自分が恋人同士。しかし、もう1つの世界では麻由子が親友の智彦(染谷将太)の恋人に・・・。混乱する崇史の前に現れる、2つの世界をつなぐ【謎】の暗号。目が覚めるたびに変わる世界で、真実にたどり着けるのか?”出典:映画『パラレルワールド・ラブストーリー』の一部シーンキャラクター&出演者をご紹介敦賀 崇史本作の主人公。大学院を首席で卒業するほど頭が良くスポーツ万能。学年一の人気者だった中学時代に、智彦と知り合い親友となる。大学院を卒業後、最先端研究を行うバイテック社に入社。付属研究所(カレッジ)にて智彦と研究に取り組む。学生時代、電車越しに出会った麻由子に密かに思いを寄せていたが…。■演:玉森裕太2011年、Kis-My-Ft2としてCDデビュー。歌・ドラマ・映画・バラエティ・舞台などで幅広く活躍している。主な出演映画に『ごくせん THE MOVIE』、『劇場版 私立バカレア高校』、映画初主演作『レインツリーの国』などがある。津野 麻由子1つの世界では崇史の恋人として、もう1つの世界では智彦の恋人として存在するミステリアスな女性。崇史と智彦の後輩としてカレッジに入り、智彦と同じ班に所属している。■演:吉岡里帆2013年より女優活動をスタート。2015年~2016年に放送されたNHK連続テレビ小説『あさが来た』で一躍人気女優となった。ドラマ・映画・CMのほか、ラジオ番組のナビゲーターなど、多方面に活躍中。主な出演映画『幕が上がる』、『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』など。三輪 智彦崇史の中学時代からの親友。足が悪く、子供の頃は友人がいなかった。麻由子は初めてできた恋人。カレッジでは崇史とともに二大天才と呼ばれている。■演:染谷将太子役として活動を始め、2009年『パンドラの匣』で長編映画初主演を務める。『ヒミズ』で第68回ヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞。『永遠の0』、『寄生獣』、『3月のライオン』など多数映画に出演する実力派俳優。小山内 護カレッジでの崇史の教官。■演:筒井道隆1990年『バタアシの金魚』で俳優デビューし、第14回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な映画出演作に『魔女の宅急便』や『ママレード・ボーイ』、『洗骨』などがある。桐山 景子カレッジで崇史と同じ班に所属している先輩研究員。■演:美村里江2003年、ヒロイン公募オーディションにて1万人以上の応募者の中から選ばれ、同年『ビギナー』で女優デビュー。2005年『着信アリ2』で映画初主演を果たす。主な出演作品は、映画『後妻業の女』やNHK大河ドラマ『西郷どん』など。2018年、芸名をミムラから改名している。篠崎 伍郎カレッジで智彦と同じ班に所属しており、智彦に心酔している。■演:清水尋也2014年、映画『渇き。』に出演に注目を集める。主な出演映画は『ソロモンの偽証 前編・事件/後編・裁判』や『ちはやふる(上の区・下の句・結び)』、『3D彼女 リアルガール』など。柳瀬 礼央カレッジで崇史と同じ班に所属。篠崎と仲が良い。■演:水間ロン中国出身の大阪育ち。主な出演映画作品に、ショートフィルム『恋恋九州』、『ビジランテ』、『美しい星』などがある。テレビドラマでは『孤独のグルメ Season5 台湾編』や『闇金ウシジマくん Season3』に出演。岡田 夏江崇史の遊び仲間。智彦が崇史に麻由子を紹介する際に同席している。■演:石田ニコル2010年「神コレモデルオーディション2010」でグランプリを受賞、モデルデビューを果たす。女優として『パラダイス・キス』や、映画『シャンティ デイズ 365、幸せな呼吸』、『CUTIE HONEY-TEARS-』などの映画に出演。須藤 隆明カレッジでの智彦の教官。■演:田口トモロヲ1989年、主演を務めた映画『鉄男』で注目を浴びる。近年の出演映画は『PとJK』や『孤狼の血』、『終わった人』など多数。映画監督も務めており、2009年『色即ぜねれいしょん』で新藤兼人賞銀賞を受賞している。原作者:東野圭吾さんのコメント“本作について、「アイデアが生まれたのは20代。小説にしたのは30代。そして今ではもう書けない」とコメントした時、私は40代だったと思います。それからさらに十数年が経ち、もはや別人の作品のようです。ぶっ飛んだアイデアで、よく書いたものだと感心しますが、映像化となればさらにハードルが上がるはずで、一体どんなものができるのだろうと楽しみにしておりました。完成した映画を観てうなりました。複雑な構造を持ったストーリーから逃げることなく、見事に真っ向勝負した作品でした。監督をはじめとするスタッフの皆さんたちの度胸と自信が伝わってきました。主要人物たちの内面がいずれも極めて複雑にもかかわらず、時に繊細に、時に堂々と演じておられる若い役者さんたちの演技力にも圧倒されました。きっと多くの人が、この映画に翻弄されることでしょう。”出典:映画『パラレルワールド・ラブストーリー』詳細公開日2019年5月31日(金)全国ロードショー原作東野圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」(講談社文庫)出演者玉森裕太/吉岡里帆/染谷将太/筒井道隆/美村里江/清水尋也/水間ロン/石田ニコル/田口トモロヲスタッフ監督:森義隆脚本:一雫ライオン音楽:安川午朗主題歌「嫉妬されるべき人生」宇多田ヒカル(Epic Records Japan)配給松竹©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会©東野圭吾/講談社
2019年05月10日累計発行部数140万部を超える東野圭吾のベストセラー傑作ミステリーの映画化『パラレルワールド・ラブストーリー』。現在26歳の若さで出演した映画の本数は70本を超えるなど、その実力は誰もが認める染谷将太は、主人公・崇史の“天才”の親友役を演じている。染谷さん演じる智彦は研究者であり、その優秀さから天才と呼ばれるが、“染谷将太が天才役を演じる”のは妙にしっくりくるものがある。近年では、人気漫画を実写化した『バクマン。』で漫画家を目指す佐藤健と神木隆之介演じる主人公たちのライバルであり、17歳ながら連載漫画家として活躍する若き天才・新妻エイジを演じた。配役について様々な意見が出やすい漫画原作の実写化で、新妻エイジに染谷さんという配役には多くのファンが納得するほどハマり役だったといえる。また、日中共同制作として注目を集めたチェン・カイコー監督の『空海ーKU-KAIー 美しき王妃の謎』では、弘法大師としても知られる真言宗の開祖・空海の若きころを演じたことも記憶に新しい。ほかにも、放送中のNHK連続テレビ小説「なつぞら」では、「アニメーション編」でヒロイン・広瀬すず演じるなつの後輩アニメーター・神地航也を演じることが発表されている。抜群の画力、周囲を圧倒する歯に衣着せぬ物言い、既成概念にとらわれない発想でアニメ表現を革新していく人物、という設定からもまた天才の片鱗が伺える。さらに2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」では、あの織田信長を演じるという。子役としてデビューしてから、2012年に主演を務めた園子温監督の『ヒミズ』により、第68回ベネチア国際映画祭で日本人初の最優秀新人俳優賞を受賞するなど、その実力もさることながら、年齢以上に落ち着いて見え、アンニュイな外見から発せられる唯一無二の存在感が染谷さんの演じる“天才”に確かな説得力を与えている様子だ。森義隆監督「次はもっともっと面倒くさくて大変な役を」本作のメガホンをとった森義隆監督の前作『聖の青春』では、主演の松山ケンイチ演じる天才棋士・村山聖の弟弟子にあたる江川貢を演じていた染谷さん。森監督自身も「前作『聖の青春』ではプロ棋士になれない青年というマイルドな役をやってもらい、次はもっともっと面倒くさくて大変な役で彼を演出してみたいとも思っていたので出演が決まって『よし!』という感じでしたね」とコメント。前作では引き出せなかった染谷さんの一面を引き出せることへの期待を持ちつつ撮影に臨んでいたことを明かす。さらに、本作で染谷さんが智彦を演じることについては、「智彦は天才で、障害を抱えていて、内面的で、と非常にアプローチが難しい役であり、この人の存在感次第で作品の質が大きく左右されてしまう。満を持して、僕があの世代で一番いい俳優と思っている染谷くんに声をかけました」と語っており、本作における智彦に重要性をにおわせた。「Kis-My-Ft2」のメンバーとして活躍しながら4年ぶりの映画主演となる玉森裕太、いまやドラマやCMに引っ張りだこのフレッシュな吉岡里帆、そこに加わる染谷さんを森監督は「老獪(ろうかい)」だと表現する。若くしてさまざまな作品で経験を積んできた染谷さんが最後のピースだからこそ、不思議なバランスで成り立つ3人から生まれる違和感が、お互いの演技をより引き立たせていることにも注目してほしい。『パラレルワールド・ラブストーリー』は5月31日(金)より全国もて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラレルワールド・ラブストーリー 2019年5月31日より全国にて公開©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会©東野圭吾/講談社
2019年04月21日映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(5月31日公開)の完成披露試写会が16日に都内で行われ、玉森裕太 、吉岡里帆、染谷将太、筒井道隆、美村里江、清水尋也、石田ニコル、田口トモロヲ、森義隆監督が登場した。同作は小説家・東野圭吾による累計発行部数110万部の恋愛小説を実写化。脳の研究を行うバイテック社で働く敦賀崇史(玉森)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。ヒロインの吉岡は、ひときわ目立つ赤とピンクのチェックシャツワンピースで登場。光沢のある素材とノースリーブで華やかさ見せた。撮影については「監督がドSすぎる。本当にこんな現場あるのかというくらい、味わったことのないとてもストイックな現場だった」と振り返る。また、作品にちなみ「こんなパラレルワールドがあったら」という難テーマを与えられたキャスト陣。「ない」と困惑していた玉森は、「ずーっと晴れの日。穏やかにいきたいと思います」回答し、染谷は「体力が欲しい」と希望する。一方、吉岡は「全員、特殊能力が持てる世界」と答えたものの、周囲のあまりピンときていない様子に「あれ、すべってる?」と不安を見せる。「炎が出るだの、目からビームが出るだの」と世界の概要を説明し、「私は、大きなバリアを張れる!」とアイディアを出すも、「話を広げるの難しいですね」と赤面。「バリアの中に入ると、みんな優しい気持ちになる。これにします! これがいい!」と主張し、「みんな平和な気持ちになる。森監督が入ってきても」と、"ドS"の監督も平和になれる能力を夢見ていた。
2019年04月16日映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(5月31日公開)の完成披露試写会が16日に都内で行われ、玉森裕太 、吉岡里帆、染谷将太、筒井道隆、美村里江、清水尋也、石田ニコル、田口トモロヲ、森義隆監督が登場した。同作は小説家・東野圭吾による累計発行部数110万部の恋愛小説を実写化。脳の研究を行うバイテック社で働く敦賀崇史(玉森)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。「基本ずっと緊張感のある現場で、そんなに笑いとかにこやかな空気ではなかった」という玉森。吉岡が「玉森さんが、染谷さんとの大事なシーンで、鼻血を出したって聞きまして」と明かすと、玉森は「智彦との大事なシーンで、自分も熱が上がりすぎちゃったのか、いろいろ考えてたら、鼻血がたらーんと垂れてきて」と苦笑する。染谷も「お弁当を選ぶときだけ、お二人とも笑みがこぼれると言いますか。それが唯一の心の救いでした」と頷いていた。一方、筒井は「ピリピリしてたとは知らずに、けっこうへらへらしてて、すいません。玉森くんと話をして、すごいかわいくて、楽しかったです」と振り返る。どんな話で盛り上がったのかは「ないしょです」と明かすのを拒否し、再度聞かれた玉森も「いや、ないしょです」と乗っかっていた。さらに、撮影時に18歳だったという清水も「イエイって感じで入ろうと思ったら、すっごいストイックな雰囲気だった」と同意する。「僕も、難しい顔をして廊下をうろついたりしてました。秘めたる、落ち着きみたいなものですね」と現場の様子を語った。キャスト陣から相次いで現場の緊張感を指摘されていた森監督だが、その理由については「映画を見ていただければ」と期待を持たせる。さらに「玉森裕太という映画俳優を、僕が生み出すという覚悟で関わって、鼻血を出すまで追い込みました」と心境を吐露。「その期待に大いに答えていただいたと思うので、映画俳優・玉森裕太の誕生も、大いに目撃していただきたいと思います」と観客に語りかけた。舞台挨拶の最後には、急な暗号クイズも。スクリーンに映し出された問題を前に、キャスト陣は首を捻る。わかった様子で手を挙げていた玉森は「これはあの……パラレルワールド・ラブストーリー?」と答えたものの、正解は同じ色のマスを重ねたときに出てくる「パラレルワールド」という言葉だった。玉森は「あ、すいません」と苦笑したが、「正解にしてもらっていいですか?」とおねだり。見事「正解です!」と甘やかしてもらい、「やった!」と喜んでいた。
2019年04月16日「Kis-My-Ft2」の玉森裕太が4年ぶりに主演を務める映画『パラレルワールド・ラブストーリー』の完成披露が4月16日(火)、都内にて行われ、玉森さんらが舞台挨拶に登壇した。『パラレルワールド・ラブストーリー』は、累計発行部数130万部を超える東野圭吾の珠玉の同名小説を映画化。研究者の崇史(玉森さん)は、ひとつの世界では愛する麻由子(吉岡里帆)と恋人同士だが、もうひとつの世界では麻由子は親友の智彦(染谷将太)の恋人だった。混乱する崇史は、彼女が本当は自分の恋人なのか、親友の恋人なのか探り、ふたつの世界の間で、ある真実にたどり着く。「監督がどSすぎる…」キャスト陣の証言続々本作において、だいぶ追い込まれたという玉森さんは、「基本、ずっと緊張感のある現場で、そんなに笑いとかにこやかな空気ではなかったんです」と、穏やかな舞台挨拶の雰囲気とは一変した空気感であったと伝えた。ふたつの世界が描かれるのだが、役作りについても「自分には経験もないことですし、役作りもすごく苦労しました。監督からもいっぱいアドバイスをいただいて現場に挑みました」と苦労があったと明かした。ヒロインとなった吉岡さんも、玉森さんの隣でうんうんとうなずき、「監督がどSすぎる…こんな現場あるのかっていうくらい、味わったことないくらいとてもストイックな現場でした」と、ほとんどキャスト同士も会話なく緊迫していたという。さらに、吉岡さんが「玉森さんが染谷さんとの大事なシーンで鼻血を出したと聞いた。本当に追い込まれすぎて出た鼻血なのかなと…」と言えば、森義隆監督が「暴力は現場にはなかったです!」とすかさず否定。うっすら笑みを浮かべた玉森さんは、「智彦との大事なシーンで、自分も熱が上がりすぎちゃったのか、いろいろ考えていたら鼻血がタラーンと垂れてきて(笑)」と、在りし日の撮影を思い起こしていた。森監督が絶賛「映画俳優・玉森裕太の誕生も同時に目撃して」キャストが歯を食いしばって演じた本作について、森監督は「面白いと思ってもらえることを目指して作った。玉森裕太という映画俳優を生み出す覚悟をもって関わって、本当に鼻血が出るまで追い込みました」と真摯にふり返る。「彼という俳優が誕生させられれば絶対いい映画になるという覚悟の中で、期待に大いに応えてくれたと思う。映画俳優・玉森裕太の誕生も同時に目撃してもらいたいです」と最後は玉森さんの大いなる賞賛に変えた言葉を添えると、この日一番の拍手が観客から送られていた。そのほか、舞台挨拶には、染谷さん、筒井道隆、美村里江、清水尋也、石田ニコル、田口トモロヲも出席した。『パラレルワールド・ラブストーリー』は5月31日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:パラレルワールド・ラブストーリー 2019年5月31日より全国にて公開©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会©東野圭吾/講談社
2019年04月16日映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(5月31日公開)のプレミアイベントが16日に都内で行われ、玉森裕太 、吉岡里帆、染谷将太、筒井道隆、美村里江、清水尋也、石田ニコル、田口トモロヲ、森義隆監督が登場した。同作は小説家・東野圭吾による累計発行部数110万部の恋愛小説を実写化。脳の研究を行うバイテック社で働く敦賀崇史(玉森)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。キャスト陣がレッドカーペットに登場すると、集まったファンからは大歓声。約100名のプレミアすぎるイベントに、玉森は観客・キャスト全員での自撮りを試みる。しかし、自撮りがあまり得意ではないようで、操作をやり直す場面も。再度撮影し、満足そうに戻っていった。手を振るだけで歓声があがってしまうため、「あ、しゃべります」と宣言してから話し始めた玉森。「みなさんで魂を込めた作品です。頭フル回転のメッセージに、映画館で、みなさんも楽しみながら挑戦していただけたら、より楽しめるなと思っています。本日はどうもありがとうございました」とメッセージを送り、レッドカーペットを後にした。
2019年04月16日圧倒的知名度と人気を誇る、日本を代表するベストセラー作家・東野圭吾。その代名詞といえば、ヒューマンドラマやラブストーリーが鮮やかなまでに盛り込まれたミステリー。作中に仕込まれた巧妙なトリックはもちろん、情景描写や登場人物の心情描写にも定評があるため、ミステリーでありながら人間ドラマとしても楽しむことができることで幅広い年代から支持を得ている。映像化された作品は数知れず。そのエンターテインメント性から幅広い層に受け入れられ、多くの大ヒットを飛ばしてきた。そこで今回は、劇場で観れる作品から過去の作品まで、東野圭吾原作のミステリー映画からオススメをピックアップ。『パラレルワールド・ラブストーリー』この愛の謎が解けるか…?(5月31日全国公開)東野氏自身が「ぶっ飛んだアイデアで、よく書いたものだと感心します」と語り、映像化は不可能といわれていた同名原作が20年の時を経て実写映画化。主人公・敦賀崇史を演じるのは「Kis-My-Ft2」のメンバーとして活躍する玉森裕太。本作では爽やかなルックスを生かしつつ、その内面に秘められた感情を滲ませるような演技を披露している。崇史は恋人である麻由子(吉岡里帆)と幸せな同棲生活を送っているが、目を覚ますと麻由子は親友の智彦(染谷将太)の恋人である、もう1つの世界に迷い込んでしまう。目を覚ますたびに変わる世界に混乱する崇史は“謎”を解き、真実にたどり着けるのか?本作のポイントはなんといっても「目を覚ますと別のパラレルワールドにいる」という不思議な感覚を、主人公の崇史と同じように体験できることだ。2つの世界をつなぐ“謎”の暗号、ひとつひとつのシーンがパズルのピースのようになっている構成に登場人物の感情が絡んでいくことによって、さらなるスリルを生み出す。頭をフル回転にして、本作の謎に挑んで欲しい。『マスカレード・ホテル』木村拓哉×長澤まさみのバディムービーとしての魅力も(公開中)2019年最初の東野圭吾実写化作品は、大人気「マスカレード」シリーズの第1作目を映画化した『マスカレード・ホテル』。誰もが“お客”という仮面をかぶってやってくる、ホテルという非日常空間を舞台に、連続殺人事件を解明するため潜入捜査をする刑事・新田浩介を木村拓哉、一流ホテルマンである山岸尚美を長澤まさみが演じる。刑事として次々にやってくる宿泊客を疑う新田と、ホテルマンとしてお客様を最後まで信じる山岸。立場も性格も正反対の2人が難事件に挑む本作はミステリーとしてだけでなく、バディムービーとしても多くの観客を熱狂させた。宿泊客としてやってくる豪華すぎるキャストたちにも注目!『ラプラスの魔女』新境地の小説を三池崇史監督×旬なキャストで映画化(2018)「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」と東野氏が野心的に語る同名原作を三池崇史監督がメガホンを取り、櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰をキャストに迎えて映画化。“ラプラスの魔女”とはかつてフランスの天才数学者ピエール=シモン・ラプラスが提唱した、全てを知り、未来を予見する者の存在のこと。全く離れた場所で硫化水素中毒死の死亡事件が連続して発生、さらに死亡した2人は知り合いであること、しかも同じ自然現象の下で事件が起きたことがわかり、警察は地球化学の研究者である大学教授の青江修介(櫻井翔)に協力を依頼する。もしこれが事件であるなら、“ラプラスの魔女”にしかなし得ない犯行だと行き詰まる青江の前に、謎の女・羽原円華(広瀬すず)が現れるーー。『祈りの幕が下りる時』“泣けるミステリー”「新参者」シリーズ完結!(2018)東野作品の中でも屈指の人気を誇る主人公・加賀恭一郎を阿部寛が2010年の連続ドラマから演じてきた、「新参者」シリーズ完結編。謎に包まれた殺人事件の捜査線上にある女性演出家(松嶋菜々子)が浮上したことで、加賀の母が失踪した理由や父との不和、加賀自身の過去が明かされる。事件に隠されたトリックを謎解いていく過程が楽しめるのはもちろん、東野作品の中でも、犯罪に隠された人々の想いを描写することで“泣けるミステリー”として評判のシリーズなので、これまで「新参者」に触れたことがない人でも楽しめる作品となっている。『真夏の方程式』(2013)誰もが知る天才物理学者・湯川学が活躍する劇場版第2作目福山雅治が頭脳明晰、スポーツ万能、容姿端麗の天才物理学でありながら、理屈屋で「変人ガリレオ」とあだ名される湯川学を演じ、大ヒットしたドラマ「ガリレオ」シリーズの劇場版第2作目。主人公の湯川は「マスカレード」シリーズの新田、「新参者」(加賀恭一郎)シリーズの加賀と並ぶ東野作品の人気主人公であり、クセ者だ。しかし、本作では子どもは大の苦手としている湯川が10歳の少年・恭平(山崎光)と海辺の町で夏を過ごすことになり、彼のために事件を解決していく、というかつてない姿と切なすぎる結末が話題に。1作でさまざまな感情が入り乱れる傑作ミステリー。ぜひスクリーンでも楽しんでみて。『パラレルワールド・ラブストーリー』は5月31日(金)は全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マスカレード・ホテル 2019年1月18日より全国東宝系にて公開Ⓒ 2019 映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 Ⓒ 東野圭吾/集英社パラレルワールド・ラブストーリー 2019年5月31日より全国にて公開©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会©東野圭吾/講談社
2019年03月31日アイドルグループ・Kis My Ft2の玉森裕太が主演を務める映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(5月31日公開)の劇場前売特典ビジュアルが17日、公開された。同作は小説家・東野圭吾による累計発行部数110万部の恋愛小説を実写化。脳の研究を行うバイテック社で働く敦賀崇史(玉森裕太)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。今回、23日から同作の劇場限定“パラレル”クリアファイル付ムビチケカードの発売が決定。全国の劇場窓口でムビチケカードを購入すると、3万部限定でオリジナルクリアファイルがプレゼントされる(一部劇場除く)。特典となるクリアファイルは、という2つの世界を表現したカラーとモノクロの両面デザインで、アンニュイな雰囲気漂う玉森が表と裏の2つの顔を見せる撮り下ろしカットを使用し、クールなビジュアルに仕上がった。販売劇場の詳細については、玉森の誕生日でもある、きょう17日に公式サイト内劇場情報ページにて掲載される。○玉森裕太 コメント崇史のような役を演じるのは初めてで、不安やプレッシャーとの闘いでした。毎日が挑戦で、役に没頭して自分を追い込み、撮影がない日もずっと崇史を意識していました。僕の魂を込めて作り上げた映画は、自信を持って皆さんへお届けできる作品になりました。観る度に色々な捉え方・感じ方ができるので、崇史と一緒に二つの世界に迷い込み、繰り返し楽しんでもらえたら嬉しいです。
2019年03月17日「『ダイイング・アイ』のようなミステリー作品主演は連続ドラマでは未経験。“バーテンダー”や“記憶喪失”などの設定も初です」陰のある男を演じることが増えてきた。風貌も大人の渋み増す三浦春馬(28)。3月16日からは東野圭吾原作のドラマ『ダイイング・アイ』(WOWOWプライム・毎週土曜22時~。第1話無料放送)に主演。夜の世界で働く危険な香りのする男の姿を見せてくれる。「最初に企画を聞いたときは、いろいろなチャレンジができそうだと思いました。高橋メアリージュンさんとの官能的なシーンもその一つ。裸のまま鎖につながれ部屋を探索……とエッジの利いたストーリー展開は実際に演じてみてすごく面白かったです」(三浦・以下同)三浦が演じた慎介は、保身と贖罪のはざまで揺れ動く青年。「(2月まで上演していた)舞台『罪と罰』に続いて人間の苦悩や後悔、嘆きを表現する作品になりましたが、それはたまたま重なっただけです。ただ、僕も今年で29歳。そういう芝居に挑戦させてもらえる年齢になったということなのかな、と。役の幅がどんどん広がっていくことはうれしいです。このヒゲも舞台のために伸ばしたんですが、初めてですね、こんなに長いのは」役者としての人生を振り返ると、「生意気な時期もあったように思います」と語る。「先日も、ある俳優さんが“春馬は一時期の俺みたいにすごく尖ろうとしていた”と人に話しているのを聞きましたから(笑)。たぶん当時は気が大きくなっていたんだと思います。いまの自分だったら“そんなことをしても得るものはなかったよ”と言ってあげますよ。周りの人に迷惑をかけたり、お酒を飲んで酔っ払ったり、破壊的な感情からはいいものは生まれないと思います」最近は自分で作るぬか漬けにハマっているという三浦。「そのまま食べたり、刻んだ納豆やアボカドを混ぜたり。夜はぬか漬けを食べながら日本酒を飲んで、というのがルーティン。昨日は芽キャベツを買いました。漬けたらおいしいかもしれないと思って(笑)」
2019年03月17日ひとりの新聞記者の姿を通して、報道メディアは権力にどう対峙するのかを問いかける、シム・ウンギョン×松坂桃李W主演の衝撃作『新聞記者』。この度、W主演の2人の脇を固める実力派俳優たちの参加が決定した。今回新たに決定したのは、「ゆうべはお楽しみでしたね」でのW主演も話題となった本田翼と岡山天音をはじめ、高橋和也、西田尚美、北村有起哉、そして田中哲司の6名。まず、近年では「東野圭吾 手紙」『空母いぶき』などシリアスな作品への出演も目立つ本田さんが演じるのは、松坂さん演じる内閣特別調査室に務める若き官僚・杉原拓海の妻の奈津美。松坂桃李さんとは今回が初共演だ。また、吉岡エリカ(シム・ウンギョン)の同僚の新聞記者・倉持大輔役に、連続テレビ小説「ひよっこ」や『帝一の國』、『氷菓』、「I”s」などに出演、唯一無二の存在感を放ち続ける岡山さんに決定。そのほか、杉原の元上司で内閣府勤務の神崎俊尚役に元「男闘呼組」高橋さん。その妻・伸子役に、ミステリーからコミカルまで様々な作品に出演する西田さん。そして吉岡の上司、社会部デスクの陣野和正役に「駐在刑事」シリーズの北村さん、杉原の上司で内閣参事官の多田智也役を「SPEC」「緊急取調室」シリーズの田中さんが演じ、信念にまっすぐな2人の前にそれぞれ立ちふさがる壁として登場する。『新聞記者』は6月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:新聞記者 2019年6月28日より全国にて公開©2019『新聞記者』フィルムパートナーズ
2019年03月11日東野圭吾さんの人気小説「マスカレード・ホテル」の実写映画の公開が開始しました。主演を務める木村拓哉さんは、東野圭吾作品に初出演。2019年の年明けにふさわしい、豪華な作品の情報をお届けします。映画「マスカレード・ホテル」公開決定映画「マスカレード・ホテル」が2019年1月18日(金)より公開。映画「検察側の罪人」の大ヒットも記憶に新しい、木村拓哉さんの次なる作品に注目が集まります。原作は東野圭吾作品の人気シリーズ本作は、東野圭吾さんによる同名小説。東野圭吾作品の中でも人気の高い「マスカレード」シリーズ第一作の実写映画化に、小説ファンからも期待の声が挙がっています。木村拓哉さんは、本作が東野圭吾作品初出演となるそうです。豪華キャストが多数出演すると話題長澤まさみさんヒロインは長澤まさみさんが出演。本作の舞台となるホテルの従業員として登場します。松たか子さん日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞など、数々の栄えある受賞経歴をもつ松たか子さんも本作に出演。木村拓哉さんとの共演も多い松たか子さんが、本作ではどのような掛け合いを見せてくれるのでしょうか。「ロイヤルパークホテル」とのコラボ商品2種を販売!出典:PRTIMES(映画「マスカレード・ホテル」の舞台となった東京・日本橋にある「ロイヤルパークホテル」では、2019年1月10日(木)~2月28日(木)までの期間、映画「マスカレード・ホテル」とのスペシャルコラボレーション商品2種が登場します。撮影ロケ地の「ロイヤルパークホテル」だけで楽しめるコラボメニューをいただいて、さらに作品の世界観に陶酔してみませんか。スイーツ「マスカレードショコラ」出典:PRTIMES(真っ赤なマスカレードとバラ、「ホテル・コルテシア東京」のロゴマークをあしらった大人のビタースイーツ「マスカレードショコラ」。甘酸っぱいいちごと、香ばしいヘーゼルナッツのハーモニーを堪能して。・期間2019年1月10日(木)~2月28日(木)・店舗1F スイーツ&ベーカリー「粋」/1F ロビーラウンジ「フォンテーヌ」・料金756円(税込)/テイクアウト 831円(税サ込)ホットノンアルコールカクテル「コルテシア」真っ白な生クリームに「ホテル・コルテシア東京」のロゴマークが浮かび上がるホットノンアルコールカクテル「コルテシア」。セイロンティーをベースに、チーズケーキのほのかな甘い香りが、心を和ませる一杯です。・期間2019年1月10日(木)~2月28日(木)・店舗1F ロビーラウンジ「フォンテーヌ」/B1F メインバー「ロイヤルスコッツ」・料金1,188(税サ込)イベント情報イベント名:映画「マスカレード・ホテル」×「ロイヤルパークホテル」コラボメニュー催行期間:2019年01月10日 〜 2019年02月28日住所:東京都中央区日本橋蛎殻町2-1-1電話番号:03-3667-1111(代表)スポット情報スポット名:ロイヤルパークホテル住所:東京都中央区日本橋蛎殻町2-1-1電話番号:03-3667-1111(代表)映画「マスカレード・ホテル」公開情報公開日2019年1月18日(金)※全国東宝系にて公開スタッフ監督:鈴木雅之原作:東野圭吾脚本:岡田道尚プロデューサー:上原寿一音楽:佐藤直紀キャスト木村拓哉長澤まさみ小日向文世梶原善泉澤祐希などお問い合わせ先公式HP:映画「マスカレード・ホテル」オフィシャルサイト映画「マスカレード・ホテル」を見に行こう全キャストが主役クラスの豪華出演者による大人気小説の実写化に、公開前から話題の「マスカレード・ホテル」。2019年の幕開けにふさわしい、華やかな映画を見に足を運んでみませんか。©2019映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 ©東野圭吾/集英社
2019年02月27日Kis-My-Ft2・玉森裕太(28)が主演を務める映画「パラレルワールド・ラブストーリー」。その主題歌を宇多田ヒカル(36)が担当していると、2月16日に発表された。主題歌に起用された楽曲は、宇多田が昨年6月にリリースしたアルバム「初恋」に収録された「嫉妬されるべき人生」。各メディアによると、同作の森義隆監督(40)は同曲について「宇多田さんの作り出すサウンドの切れ味や、得難く奥深い歌詞の世界観が、自分がラストシーンに込めた思いと驚くほどに共鳴し、鳥肌がたった」とコメント。また玉森は、こう語ったという。「エンドロールで宇多田さんの曲が流れた途端、来た!という感じでゾクゾクしました。もともと宇多田さんの曲の世界観や歌がすごく好きだったこともあって、今もよく聞いています」玉森と宇多田のコラボとあって、話題性十分。早くもネット上で話題となっている。しかし注目を集める理由は、それだけではない。というのも同作の原作は、大人気小説家・東野圭吾(61)によるものなのだ。そのためTwitterでは「並びがすごい!」と感激する声が上がっている。《玉ちゃんすごい。東野圭吾×宇多田ヒカル×玉森裕太。この並び》《東野圭吾+宇多田ヒカルの組合せとか最強じゃない!世間からの関心度が一気に高まるね(号泣)玉森くんの演技のお仕事がコンスタントにありますよーに!》《これ期待しかない!玉森裕太の代表作になること間違いなし!》松本人志の持論に非難殺到!性行為の同意に「冷める」と発言5月31日から公開される「パラレルワールド・ラブストーリー」。大ヒットなるか?
2019年02月26日歌手の宇多田ヒカルが、映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(5月31日公開)の主題歌を務めることが26日、分かった。同作は小説家・東野圭吾による累計発行部数110万部の恋愛小説を実写化。脳の研究を行うバイテック社で働く敦賀崇史(玉森裕太)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進み、崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく。主題歌は、宇多田のアルバム『初恋』(18)に収録された楽曲「嫉妬されるべき人生」に決定。同主題歌が流れる最新予告編も完成し、玉森・吉岡・染谷の3人の顔が寄り添うポスタービジュアルと合わせて公開された。予告映像では、ある日突然2つの世界に迷い込んでしまった崇史が、目が覚めるたびに変わる世界の中で真実を追い求めていく姿が描かれる。はたして真実の世界はどっちなのか?謎が謎を呼ぶ衝撃的な展開が繰り広げられ「世界が変わりまくる驚愕の108分」となる映画本編の魅力が凝縮された予告編となった。森義隆監督は、「嫉妬されるべき人生」がリリースされた時に、「宇多田さんの作り出すサウンドの切れ味や、得難く奥深い歌詞の世界観が、自分がラストシーンに込めた想いと驚くほどに共鳴し、鳥肌がたった。『これだ!これしかない!』と」熱望してオファーしたという。監督は「この曲が映画のエンディングを彩ることで、作品が積み重ねてきたひとつひとつの粒が一気に結晶になり、もっともっと大きく深いテーマとして胸に広がっていくはずです」と語った。また、主演の玉森も主題歌について「完成した映画を見た帰り道に、すぐダウンロードしました。エンドロールで宇多田さんの曲が流れた途端、来た! という感じでゾクゾクしました。もともと宇多田さんの曲の世界観や歌がすごく好きだったこともあって、今もよく聞いています」と喜びを表した。
2019年02月26日