グルメな人々からアツい注目を集める街、宮崎市。温暖な気候が作り出す色の濃い野菜に、豊かな自然のなかで育てられる牛や鶏、美しい海で採れる魚介など、素晴らしい素材が揃ってます。素材を活かした美味しいものをいただけるのが宮崎市の魅力のひとつです。そんな宮崎市で先日、堀江貴文さんと名店10軒をハシゴするイベントが開催されました。宮崎市の中心街に位置する西橘通りのほか、中央通りや西銀座通りなどを中心に、1000軒を超える店が連なる通称・ニシタチの、グルメ通御用達のディープな店をめぐりました。今回堀江さんが回った10軒のうち、『DRESS』目線で5軒をセレクト。イベント中に堀江さんが食したメニュー1品のほか、お店がおすすめする1品をご紹介します。宮崎市を訪れる際の店選びの参考にしてください。■先代から40年以上愛される洋食店「らんぷ亭」シェフの藤澤賢二さんは父がオープンした「らんぷ亭」を継いだ2代目。安定感のある老舗洋食店でありながら、自身が修行した「オテル・ドゥ・ミクニ」などのフレンチの技法を取り入れるなど、新感覚の洋食を作り出すシェフです。2000年にらんぷ亭に戻り、2007年からは代替わりし、以来11年に渡って腕を奮っています。注目のシェフが仕切るらんぷ亭には、芸能人やアスリートなどの著名人も訪れていて、日本全国からお客さんが集まる名店となっています。■華やかな見た目もさっぱり感も素敵。トマトが主役の一品この日いただいたのは、「新門さんが作ったフルーツトマトのシュープリーズ」(950円・税込)。シュープリーズ(surprrise)はフランス語で「驚き」「びっくり」などの意味があります。「宮崎県北部の海沿いの町・門川町にある新門トマト農園さんが作る高糖度トマトを使っています。トマトを丸々1個使っていて、食べたときにびっくりしてもらうのを狙っています」(藤澤シェフ、以下同)トマトを覆い隠すつやつやとした黒色の“カバー”は、トマトの皮と塩、宮崎県三股町で自然栽培された黒ごまをあわせてピューレにしたもの。上には紅菜苔(こうさいたい)、側面には金柑の輪切りが華を添えています。ぱっと見、トマトなのか何なのかわからない、「なんだろう?」感をくすぐる謎めいたメニュー。でも、ナイフを入れるとあらびっくり。甘いトマトが出てきます。数種類の香草を使ったちょっぴりスパイシーな緑のソース、フルーツトマトを使った甘酸っぱい赤のソースを付けていただいて。さっぱりした爽やかな一品です。前菜にオーダーしたい。■肉々しさが神々しい。肉汁を贅沢に閉じ込めたふっくらハンバーグ続いていただくのは、なんともフォトジェニックな「ハンバーグ(自家製デミグラスソース)」(2000円・税込)。ボリューミーな宮崎牛の肉塊を支えるのは、宮崎県内で自然栽培されたじゃがいもです。牛肉界で高評価を得る宮崎牛は、「宮崎県産の黒毛和種であること」「肉質等級が4級以上のもの」が条件とされ、霜降りの具合や肉の締まりとキメ、肉の色沢、脂肪の色沢の4項目すべてで5段階中4以上の評価がつくことが求められます。厳選された良質な肉はキメ細かい霜降りがありながら、脂っぽくないのが特徴。「宮崎牛のなかでも、赤みの強い経産牛(お産を経たお母さん牛)を手切りにして、肉々しい食感を大切にしています。フライパンで軽く焼いた後、オーブンで焼いて、ハンバーグのなかに肉汁をしっかり閉じ込めているのもポイントです」切り分けると肉汁がじゅわっとあふれ出ます。一口含むとその「THE・肉!」と言わんばかりの、荒々しさと繊細さが同居する肉感、ジューシーな味わいにうっとり。ソースがこってりしすぎず、かるめな味わいなのは、デミグラスソースに少量の赤ワインを混ぜているから。ほくほくしたポテトともからめていただきます。宮崎市を代表する洋食屋のひとつとなりながらも、現状に満足することなく、変化を楽しみながら新しい挑戦を続けるらんぷ亭のシェフ、藤澤さん。次に来店すると、どんなメニューが待っているんだろう、とワクワクさせてくれるお店です。■らんぷ亭宮崎県宮崎市中央通8-16 第2三輪ビル中2FTEL 0985-25-8337/池田園子Photo/サトウナホ取材協力/宮崎市
2018年04月03日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■キャリアを重ねたからこそ見せられる世界があるおぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!3月6日は俺様が所属する新日本プロレスの「旗揚げ記念日」興行だった。そのビッグマッチで俺はIWGPインターコンチネンタルのベルトを奪取すべく、王者・鈴木みのるに挑戦したんだ。結果は俺の負け。すげぇ悔しいけど、俺と鈴木にしか見せられない試合ができたと思ってる。プロレス界で地獄を見てきた男たちが、リング上で人生ドラマを繰り広げる――そんな時間になったんじゃねぇかな。プロレスの面白さって、何だと思う?リングの上でぶっ倒れてる姿なんて、カッコいいもんじゃないと思う。でも、やられている姿は隠さない。プロレスはそうやってすべてをさらけ出す。そこに魅力があるんだと俺は思うぜ。俺は40代半ばになった。年齢的にもう若くはない。ただ、キャリア20年超っていうのは、だてに積み重ねてきただけじゃねぇんだ。世代交代が進んで若手が台頭してきたけど、まだまだ他の奴らに負ける気はしない。絶対的な練習量や覚悟……そういったものに自信があるから、これからもバリバリと、泥臭いところも含めて、俺にしか見せられない世界観をリング上で展開していきたいと思う。■真壁刀義さんがおすすめする、4月の手土産プロレスの話をした後は、DRESSから「4月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のスプリング・スイーツをお見舞いしてやるッ!!小樽洋菓子舗ルタオ「ドゥーブルフロマージュ」俺、何を隠そう、プロレスラーだろ?って、隠してねぇけどな(笑)。試合やプロモーションで各地を回るわけで、北海道にもけっこう足を運んでて。あるとき小樽にも行って、ルタオ本店に寄ったんだよ。そこでびっくりしたのは、店員さんの何人かが「スイーツ真壁」を知らなかったこと!俺、メディア出演も一生懸命がんばってるんだけど、お前ぇら知らねぇのか!って驚いたよな(笑)。でも、知られてないことで、逆にのびのびできたんだ。素の俺を見せてもいっか、ってリラックスして過ごしてたな。そこで作りたてのドゥーブルフロマージュを食ったらびびったよ。口に入れた瞬間、チーズの深みのある味わいや香りがふわっと広がるんだ。もともとドゥーブルフロマージュは知ってたけど、マジで、「なんじゃこりゃあ!」ってなった。チーズが何種類か入っていて、それぞれの味や香りのいいとこ取りをしたスイーツ、って印象。香りの強弱があるんだよね。心持っていかれるのもわかるだろ?フォークを持つ手が止まらなくて、あっという間に1個ぺろりと食べ切っちゃうんだよなぁ。チーズはにおいがあるから苦手、って人も中にはいると思うけど、ドゥーブルフロマージュで使われてるチーズは「うまい!」って感動する人が多いんじゃないかな。一番おすすめなのは、俺みたいに現地で作りたてのドゥーブルフロマージュを食べることだけど、遠方に住んでたり、小樽へ旅行する機会が当分なかったり……って人は、オンラインストアで注文して食べてみてほしい。保存は冷凍なんだけど、食べる数時間前に冷蔵庫に移して解凍するんだ。解凍から48時間以内に食べて、って説明書きにはあるけど、俺としては「半解凍の半解凍」くらいの状態で冷蔵庫から取り出して、家族や友達なんかとしゃべりながら食べるのがおすすめだな。しばらくしてくるといい感じの硬さになるからさ。■商品情報小樽洋菓子舗ルタオ「ドゥーブルフロマージュ」北海道の新鮮な生乳から作るルタオ特製の生クリームと世界のチーズの最強タッグが魅せる濃厚なチーズケーキ。しっかりしたコクを感じさせるベイクドチーズ層と、ミルク感が楽しめるレアチーズ層が、口の中で一体となってとろける。保存が冷凍(-18℃以下)。食べるときは冷蔵庫で解凍し、解凍開始から48時間以内に食べること。1728円(税込)。真壁 刀義(まかべ とうぎ)1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「濵かつ Presents レスリングどんたく 2018」日時:2018年5月3日(木)~2018年5月4日(金)@福岡国際センター最新情報はこちらより構成/池田園子写真/タカハシアキラ
2018年04月03日お笑いコンビのレインボーが2日、都内で行われた「THE SUIT COMPANY“グッドスーツの日”制定記念PRイベント」に出席。池田直人は、フジテレビの山崎夕貴アナウンサーと結婚した元相方・おばたのお兄さんを祝福した。レインボーの池田直人池田は、おばたが結婚を発表した30日に、ツイッターで「沢山、色々おもいだして、なんだか話したいこと凄くあるよ!おめでとう!!!」と祝福。それに対し、おばたも「ありがとう!そして三年間相方でいてくれてありがとう!池田からもたくさん学んだわ!これからも宜しく!」と返していた。この日のイベントで、あらためておばたの結婚についてコメントを求められると、「ツイッターで『おめでとう』って送って返ってきた。フォローも返ってきた」とやや照れくさそうに話し、「劇場で30日に会って『おめでとう』って」と直接会ったときに祝福の言葉をかけたことも報告。そして、「お客さんも久しぶりに2人がツイッターでやりとりしているのうれしいって言ってくれてました」とファンの反応も明かし、「おめでたいですね」と元相方の幸せを喜んだ。また、実方孝生も「幸せそうでしたよ」とおばたの様子を伝えた。青山商事は、新年度の初日であり、新生活”がスタートする4月1日を、“4(よ)1(い)スーツ”=「グッドスーツの日」に制定。日本記念日協会に記念日登録をした。そして、レインボーと、大阪府立登美丘高校ダンス部の元キャプテン・伊原六花が「グッドスーツアンバサダー」に認定され、イベントに登場した。
2018年04月02日モデルの"みちょぱ"こと池田美優が3月31日、横浜アリーナで開催された「マイナビ presents 第26回 東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演した。池田美優池田は「GYDA」のステージで、ダメージ加工されたデニムに、ミニ丈の白いトップスをあわせた、へそ出しコーディネートを披露。クールな表情でランウェイを歩き、美しいスタイル、そして美くびれで観客の視線を釘付けにした。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。26回目となる今回は「BE YOURSELF(あなたらしく)」をテーマに、多様化する日本のガールズカルチャーを発信。ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万2,200人の観客が詰めかけた。撮影:蔦野裕
2018年04月02日モデルの"みちょぱ"こと池田美優が27日、千葉・幕張メッセで開催された10代女性向け体験型フェス「超十代 - ULTRA TEENS FES - 2018@TOKYO」に出演。ステージの合間に報道陣の取材に応じ、イベントの感想やファッションのこだわりを語った。池田美優2016年の初開催から3回連続で出演している池田は「ラスト10代なので気合いをめちゃくちゃ入れて昼からずっと楽しんでいます」とイベントを満喫。「ほかのファッションショーは先輩のモデルの方もたくさんいるけど、(超十代は)出演者側もみんな10代なので、後輩もいて逆にちゃんとしなきゃ感がありますね」と話した。また、ファッションのこだわりについて「オープニングのときもけっこう露出した格好で出させてもらった。今着ているのも衣装なんですけど、私服もこんな感じで、どっかしら出ているのが好き」と説明。「冬場の厚着は嫌いで、これから私の季節が来たなと。露出は体型維持にもつながるので、露出しまくりたいです!」と宣言した。囲み取材には、池田のほか、岡田結実、久間田琳加、MCを務めたお笑いコンビ・三四郎も参加した。同イベントは、10代女性の「やってみたい」「見てみたい」「触れてみたい」を実現させる体験型イベント。十代から絶大な人気を得ているモデルやタレントによるファッションショーをはじめ、ライブパフォーマンス、アーティストや芸人による"授業"などを展開し、今年は10代で活躍する人たちを表彰する「超十代アワード 2018 presented by ポカリスエット」も初開催した。
2018年03月27日モデルの石田ニコル、池田美優らが3日、神戸・ワールド記念ホールで開催された「神戸コレクション2018 SPRING/SUMMER」に出演した。石田ニコル(左)と池田美優石田と池田は「GYDA」のステージで、デニムにショート丈のキャミソール、オフショルダーのトップスというコーデを披露。引き締まったウエストや美しいデコルテで観客の視線を釘付けにした。同ステージでは、香川沙耶や島袋聖南、瑛茉ジャスミンらもへそ出しコーデで登場し、美ボディを披露した。「神戸コレクション」は、阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたいという想いのもと、2002年にスタート。32回目となる今回は、3月3日の「ひな祭り」=「女の子にとって特別な日」の開催ということで、「You are special」をテーマにファッションショーを行った。118人のモデル・タレントが出演。1万2,514人の観客が駆けつけた。なお、3月29日にMBSで特別番組『神戸コレクション2018 SPRING/SUMMER』(25:59~26:29、MBSローカル)を放送。ステージの模様や舞台裏の様子を届ける。(C)神戸コレクション2018 SPRING/SUMMER
2018年03月06日"みちょぱ"ことモデルの池田美優が3日、神戸・ワールド記念ホールで開催された「神戸コレクション2018 SPRING/SUMMER」に出演した。「ROXY」ステージでへそ出しファッションを披露した池田は、報道陣の取材に対し「ヘソ出しがポイントです。通常のスポーツウエアだと、だいたい決まったデザインの服が多いけどヘソ出しすることにより、差別化できていてポイントだと思います」と説明。「あとこのブランド・ROXYのロゴがすごい好きです」と話した。そして、ファッション好きの女の子に向けて「ファッションの流行に乗っていかなきゃいけない時もあるけど自分の個性を出すのが一番だと思っています。今日のお客さんの中でもランウェイからの距離でも目立っている子がいましたよ!」と伝え、「自分なりに自由にファッションをたくさん楽しんでほしいです!」と呼びかけた。「神戸コレクション」は、阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたいという想いのもと、2002年にスタート。32回目となる今回は、3月3日の「ひな祭り」=「女の子にとって特別な日」の開催ということで、「You are special」をテーマにファッションショーを行った。118人のモデル・タレントが出演し、1万2,514人の観客が駆けつけた。(C)神戸コレクション2018 SPRING/SUMMER
2018年03月04日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■いちご、うますぎ。品種改良がすさまじいレヴェルになってるおぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!いちごがうまい季節がやってきたな。俺様といちごとの思い出といえば……岩手に住んでたじいちゃんが昔、ビニールハウスでいちごを作ってたんだ。売るために栽培してたわけじゃなくて、身内で食べる分を作るくらいの、気軽な感じだったから、正直めちゃくちゃうまいとは言えなくて、どこか青臭かったのを覚えてるよ。まぁ、そんなもんだろ、って思ってたけど。それにしても、最近のいちごはすげぇよな。こないだある仕事で、うまいいちごをたらふく食う機会があったんだ。いや〜、びびったよ。いちご1個でごはん3杯余裕で食える、って例えがちょっと変だけど、伝わるだろ(笑)?要は、それくらいうまいのよ。17年かけて開発された「きらぴ香」、あとは美味しいと定評のある「紅ほっぺ」とか食べたなぁ。生で食べるか、スイーツ用に加工して食べるか――用途によっても使われるいちごは違うみたいだね。それぞれの食べ方に合わせて、最高に美味しいいちごが育つように、品種改良のレヴェルはすごいことになってんだよ。■真壁刀義さんがおすすめする、3月の手土産真面目な話(?)をした後は、DRESSから「3月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のスプリング・スイーツをお見舞いしてやるッ!!京みずは「いちご大福」なんとなく今回はいちごスイーツだろうな、って冒頭のくだりから予想してた人がいるかもしれないけど、その通り。京都の和菓子店「京みずは」のいちご大福を紹介するぜ。ここのいちご大福と出会ったのは巡業中だな。俺様のファンの方たちが、「スイーツ真壁を喜ばせたい」と思って、いろいろと探してきてくれるんだよな。プロレスを通してスイーツを、スイーツを通してプロレスを伝えている、スイーツの手練ともいえる俺様がもらって、「ほぉ……?」と満足しそうなものを、差し入れてくれるわけよ。その気持ちは嬉しいけど、俺は正直何でもいいのよ。昔から駄菓子屋で売ってるヨーグルト味風のクリームみてぇなやつでもいい……っていうのは極論だけど(笑)、俺がスイーツで笑顔になるのを想像しながら、選んで買ってきてくれる、その人の気持ちが入ったものなら、何でも嬉しいってことを言いたいわけ。で、京みずはのいちご大福。これをひと目見て、「おっ?」って思わない人、いないんじゃねぇかな。うっすらと見えているいちご本体……。中にいちご入ってんじゃないの!?って、当たり前だろ(笑)。一口食べると、いちごの凄まじい弾力を感じるんだ。噛んだ瞬間、新鮮でジューシーな果汁がジュワッとあふれる瞬間がいいんだよな。いちご自体に噛みごたえもある。俺、歯ごたえのある食材が使われてるスイーツが好きなんだよ。その証拠に、これまでもナッツやドライフルーツが使われたスイーツを、この連載で紹介してきたよな。もちろん、ペースト状とかクリーム状になった食材が使われたスイーツもうまいけど、若干歯ごたえがあるくらいの方が、「こいつ生きてるな」とか「全身で存在を訴えてるな」とか感じるわけ。それがいいんだよね。いちごの周りを薄く覆う白餡も、果汁を邪魔しない、甘すぎないタイプだからたまらねぇな。餡の量やバランスもほどよい感じ。「大福っぽさ」を出しすぎるいちご大福が案外多いんだよな。どうしても、いちごより餡のほうの主張が強くなる。いちご大福は大福の一種だから、最後は大福として終わっていいでしょ、って気持ちもわかるけど、いちご大福の場合は、いちごを活かしたほうがいいと俺は思う。だから、京みずはのいちご大幅は俺好み。いちごの存在感を大事にして、何よりいちごを優先した結果、餡も引き立って、すべてがいいバランスに保たれてうまい。最高の材料を組み合わせてるから、うまくないわけがない。これは誰に渡しても喜ばれること間違いなしだと思うぜ!■商品情報京みずは「いちご大福」京都の和菓子店「京みずは」店長が、同店の商品のなかで最も美味しい和菓子だと絶賛する一品。長崎産の新鮮な大粒Lサイズのいちごを、北海道テボ豆の白あんとふわっふわっの白いぎゅうひ餅で優しく包んだ、高級感たっぷりないちご大福。消費期限は発送日を含めて2日(到着したその日が消費期限当日)。6個入りで2106円(税込)。真壁 刀義(まかべ とうぎ)1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「旗揚げ記念日」日時:2018年3月6日(火)@大田区総合体育館第7試合にて、「鈴木軍」の鈴木みのるが保持するIWGPインターコンチネンタル王座への挑戦が決定!「NEW JAPAN CUP 2018」日時:2018年3月9日 (金) 〜 2018年3月21日(水)「Road to SAKURA GENESIS 2018」日時:2018年3月30日(金)@東京・後楽園ホール最新情報はこちらより構成/池田園子写真/タカハシアキラ
2018年03月01日■30年以上、一緒に頑張ってきた肌だからこそ大切に向き合いたい30代に入ってから、肌質が年々変わっていくのを感じます。ある日突然目の周りがかぶれたり、口元が乾燥しすぎて粉を吹いたり、頬に油分がなくなったり……。一難去ってまた一難状態が顔の上で起きています(笑)。もともと肌はけっこう丈夫なほうで、皮膚科にかかることもなかったのですが、自力で解決するのは無理だと思い、近所の皮膚科へ通うようになりました。目元の腫れや赤みはプレドニンという処方薬を、医師から教わった方法――綿棒にとってすっとやさしく塗る。回数もひどいときは1日2〜3回、そうでなければ1日1回――を守り、定期的に診てもらっていると、たしかに良い方向へ進んでいるのを実感。皮膚科に通うようになって変わった「いいこと」があります。それは、每朝晩、洗面所に立つときに、自分の肌をまじまじと見て、触れて、昨日との違いを確かめ、ときに文字で記録するようになったこと。2回目の診察時、「いつからまた(目元の腫れが)ひどくなったの?」「そのころ薬は1日に何回塗ってたの?」と医師から聞かれ、うまく説明できなかったんです。どんな仕事でもなんらかの準備をするのと同じように、自分の肌状態を事前に知って、状況を的確に伝えられるようにしないと、医師から的確なアドバイスがもらえるわけがない、と気づきました。肌がよろしくない状態になるには、やっぱり原因があります。それを正しく知って、確かな対処をすることで、問題解決へと進めていける。かかりつけ皮膚科を持ち、医師に丁寧な診察をしてもらうこと、そのために自分の肌と向き合う時間をつくることの大切さを知りました。30年以上、自分と一緒にがんばってきた肌。歳を重ねるにつれ、良くも悪くも変わっていくのは仕方がないのだと思います。それなら、今の肌に何が影響しているのか、日々してきたことを見直し、自分なりに考え、ときにプロの手を借りつつ、コンディションを整えていく。そんなふうにコツコツと調整しながら、「お気に入りの肌」を保っていきたいと思うのです。Text/池田園子DRESS編集長。DRESSプロレス部 部長補佐。ツイッター(@sonoko0511)もチェック。illust/野出木彩\2月大特集「ほしいのは"前向き"肌」はこちらからご覧いただけます/
2018年02月18日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■70代のおばあちゃんたちからチョコをいただいた思い出おぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!もうすぐバレンタインデーじゃねぇか!俺様はこのビジュアルだからよ、45年間生きてきて、今まで死ぬほどチョコをもらってきたぜ。……いや、もらいたかった、の間違いだわ(笑)。正直、もらいたいよな〜。ただ、何年か前、大阪でサイン会をしたときに、ちょうどバレンタインシーズンだったこともあって、すごいことになったんだ。サイン会に来てくれたファンたちが、ほんとにいろんな種類のチョコを持ってきてくれてさ。大きなダンボール2箱以上の量になって、マジでびっくりしたね、あのときは。とくに印象に残ってるのは70代後半のおばあちゃん3人組。「はい、真壁さん」ってチョコを手渡されたときは、俺も背筋がぴんと伸びて、「どうもありがとうございます!」って、敬語を使わずにはいられなかった(笑)。若いファンや俺と同じくらいの世代のファンがついてくれて、会いに来てくれるのも、もちろんすげぇ嬉しいけど、おばあちゃんたちとの対面が、その日一番嬉しかったかもな。ついにおばあちゃん世代の中にも、真壁刀義っていうプロレスラーを知ってくれる人たちが現れたんだ……と思うと、プロレスラーをやってて良かったなって思ったし、メディア出演もがんばってきた甲斐があるなと改めて感じたね。■真壁刀義さんがおすすめする、2月の手土産ちょっといい話をした後は、DRESSから「2月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のウインター・スイーツをお見舞いしてやるッ!!BAKED「ディープダーク・ブラウニー」今回紹介するのは、ニューヨーク発のブランド、BAKEDの「ディープダーク・ブラウニー」。これの何がすごいかって、まず手に持った感じがずっしりしてて、すげぇ重いんだよ。重くて開封する前からニヤついちゃうくらい(笑)。生地の表面はアスファルトかよ、ってくらいかてぇんだよ。……そこまでじゃないけど、見た目は乾いてて硬そうな感じなんだよな。写真で見ると、その硬さが伝わるだろ。このブラウニーで一番すごいのは食感。生地のサクサク感と内側のしっとりしたやわらかさの対比……これは滅多に出会わない、珍しい食感だな。口に入れるとブラウニーが分裂していって、口の中で溶け始めるんだけど、飲み込む直前にはねっとりしたチョコのクリームに変わってるんだよ。なんじゃこりゃあ!って思ったな。マジで、なんじゃこりゃあ!って思うはずだぜ。この不思議な食感は、今までに食べたブラウニーとは全然違う。チョコの味わいが最後まで残るウマさも、実際に食べて自分の舌で確かめてほしいね。俺のおすすめはコーヒーじゃなく、紅茶と一緒に食べること。ブラウニー自体が濃厚だから、紅茶との相性もいいと思うぜ。これ食べたら午後もかろやかに、仕事や家事も楽しめるよ!■商品情報BAKED「ディープダーク・ブラウニー」ニューヨーク発の「クラシックなアメリカンスタイルのデザートを提供すること」をコンセプトにしたブランド。ずっしり、しっとりが特徴的な、リッチなブラウニー。540円(税込)真壁 刀義(まかべ とうぎ)1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「THE NEW BEGINNING in OSAKA」2018年2月10日(土)@大阪府立体育会館「HONOR RISING:JAPAN 2018」2018年2月23日(金)〜 2018年2月24日(土)@後楽園ホール「旗揚げ記念日」日時:2018年3月6日(火)@大田区総合体育館最新情報はこちらより構成/池田園子写真/タカハシアキラ
2018年02月06日チョコとコーヒー、紅茶を一緒にいただくのもいいけれど、チョコとお酒を組み合わせてみるのはいかがですか?艶っぽい化学反応が生まれます。2018年冬、注目のチョコを選んでいただいたのは、チョコ専門メディア「チョコレートくんのチョコラボ」を主宰する、チョコ探検家のチョコレートくん。渋谷のワインバー「bar bossa」のマスター林伸次さんとふたりで、チョコとお酒のマリアージュを提案していただきました。■チョコとお酒のマリアージュ、おすすめの楽しみ方マリアージュの考え方は大きく3つあります、と林さん。・合わせるもの同士に足りないものを補う・合わせたときに両方が高まる相乗効果を狙う・合わせることで3つめの新しい味を生み出す3つの考え方を頭の片隅に置いて、自分が「このふたつは相性がいい」と感じるチョコとお酒の組み合わせを選んでみてください。「マリアージュの楽しみ方はいろいろ。ぼくはチョコ好きなので、チョコから食べてチョコが溶けかかったときに、お酒を飲むようにしています。お酒好きな人だとお酒を口に含んでから、チョコを食べる場合も。順番を変えるだけでも味わい方は変わります。冷たいお酒は、チョコが溶けづらいため、チョコが8〜9割溶けたころに飲むと、チョコとお酒双方の味や香りをしっかり楽しめると思います」(チョコレートくん)以下に4種のチョコとお酒のマリアージュを、おふたりのコメントと共にご紹介します。■Le petit bonheur(ル・プティ・ボヌール) ラフランス&アマンドバニラティー緑が「ラフランス&アマンドバニラティー」、ピンクが「完熟もも&レモン」薄く繊細なチョコレートのコーティングが特徴。かじるとみずみずしいラフランスがさらりと溶け出す。バニラティーの優しい香りがふんわり鼻を抜けた後、チョコが時間差で溶け始め、カカオの美味しさが口のなかへ幸福に広がる。ラフランス&アマンドバニラティーの組み合わせで、チョコ単体でマリアージュを堪能できる逸品。こちらのチョコに合わせるお酒は……グラン・マルニエ(Grand Marnier)「コニャックにビターオレンジの蒸留エキス分を加え、オーク樽で熟成させて作られたリキュールです。パリのカフェではトニックウォーターで割って飲んだり、大人向けのデザートとして食後にストレートでいただいたりすることが多いです。ラフランスの繊細な香りとアーモンドっぽさが、オレンジの皮の苦味と合うかなと思って選びました。合わせると、口の中で新しいデザートが生まれる感じ」(林さん)「口の中でチョコが7〜8割溶けた後、グラン・マルニエを口に含むと、力強さがやってきます。そのあと甘みがまろやかに広がっていきますね。というのも、お酒の強さに負けないくらい、チョコの甘さが残るから。オレンジの爽やかさとラフランスのみずみずしさ……フルーティーな味わいが複雑になっていくのも楽しい。チョコとお酒がうまく協調し合うマリアージュですね」(チョコレートくん)バーには必ず置いてあるグラン・マルニエ。洋菓子店でも使われるメジャーなリキュールで、手に入りやすいのも嬉しいですね。■Le petit bonheur 完熟もも&レモン甘酸っぱいジューシーな桃に、レモンの苦味を持たせた酸が後から追いかけてくる。こちらのチョコに合わせるお酒は……ドランブイ(DRAMBUIE)「スコッチとはちみつのとろりとしたリキュールです。はちみつとレモンは相性が良いですよね。はちみつの甘さはチョコの強い酸味に負けないかな、とも思って選びました」(林さん)「DRAMBUIEは“THEはちみつ!”という感じのお酒ですね。重さもあります。溶けたチョコと合わさると、はちみつをかけたチーズを食べているみたい。鼻抜けはレアチーズケーキみたいです。これはびっくりするマリアージュ」(チョコレートくん)チョコはカカオを発酵させて作ることから、チーズやヨーグルトなどと同じ「発酵食品」でもあります。そのため組み合わせるお酒によって、口の中で「レアチーズケーキ」といった味わいが誕生することも不思議ではないのです。なんとも奥深い世界……!■フレンチブロードチョコレート コスタリカダークチョコレート80%カカオ重厚感のある香りや味わいが魅力のコスタリカ産カカオをたっぷり使用。フルーティな酸味から始まり、チョコレートクッキーを思わせる風味が最後に登場し……というように、風味の移り変わりを楽しめる面白い1枚。こちらのチョコに合わせるお酒は……シーバス・リーガル(CHIVAS REGAL)「チョコが繊細なので、何を合わせようかけっこう悩みました。いろいろ試してみると、お酒のほうが強くなりすぎたので、最終的に選んだのはシンプルで繊細、品の良さもあるシーバス・リーガル。少量入っているスモーキーフレーバーも、チョコの邪魔にならないかなと思いました。どちらかと言うと、消極的なマリアージュ。チョコとお酒を合わせるというより、双方が寄り添う感じでしょうか」(林さん)「シーバス・リーガルの青りんごのような爽やかさとチョコの酸味がうまく反応し、面白いコラボレーションになります。お酒のパワーが強いので、少しずつ飲むのが良いでしょうか。スモーキーフレーバーが少々、というのもポイントですね。一瞬“葉巻っぽい”味わいのあるチョコと合わさって、いいバランスを引き出します。チョコのアーモンド感を押し上げてくれるのも良いです。深く考えさせられるマリアージュですね」(チョコレートくん)溶けていくにつれ、さまざまな味わいに変化していくチョコ。それにお酒を合わせることで、味わいがより繊細に変わっていくのを感じ取れるはずです。■ディック・テイラー クラフトチョコレート キャラメライズアーモンドシナモンと砂糖でキャラメリゼしたカリッと香ばしいアーモンドと、カカオ分73%のダークチョコレートを合わせたチョコ。マダガスカル産カカオの強めな酸味、チョコ自体のやわらかさも特徴。本商品のように、ナッツやオレンジピール、焙煎したカカオを砕いたカカオニブなど、味に立体感が出るものを混ぜ込むのが、ビーントゥバー界でトレンドになっている。こちらのチョコに合わせるお酒は……バニュルス(Banyuls)「南フランスのデザートワインです。発酵途中でブランデーを足して、ぶどうの甘さがしっかり残っているのが特徴。ロースト香も楽しめます。ぶどうの酸味とチョコに含まれるシナモン、アーモンドが合うかなと思いました」(林さん)「ぶどうの甘さがチョコと合っています。飲んでいるとアーモンドの香りが立ち上り、アーモンドとぶどうで完成形に。このチョコは溶けるスピードが速いので、チョコが8割くらい溶けたタイミングでというより、アーモンドの香ばしさがマックスになった瞬間を狙って、お酒を口に含んでみると、美味しさが最大限に出てきそうです」(チョコレートくん)■チョコとお酒のマリアージュを楽しんでチョコのプロとお酒のプロが提案する、チョコとお酒の相性のいい組み合わせ、試してみてはいかがでしょうか。チョコとお酒のマリアージュは自由。自分がときめくマリアージュを考えてみてください!「私が楽しむバレンタイン」特集のページはこちらからご覧いただけます。チョコレートくんプロフィールチョコレート探検家/コンビニで買えるチョコレートから、専門店のものまで幅広いカテゴリーで美味しいチョコレートを追い求める。チョコレートの評価についてはチョコなだけに甘め。チョコレート好きが高じでチョコレートブランド「ショコラ ドゥ シマ」を立ち上げる。林伸次さんプロフィール1969年生まれ、徳島県出身。1997年、渋谷のワインバー「bar bossa(バールボッサ)」をオープン。「cakes」で「ワイングラスのむこう側」を連載中。著書に『ちょっと困っている貴女へ バーのマスターからの47の返信』などがある。noteでも毎日コラムを発信している。/池田園子Photo/タカハシアキラ
2018年02月01日ミラノで1月13日に行われたリック・オウエンス(Rick Owens)のパーティーでパリ在住の日本人アーティスト、池田亮司がソロパーフォーマンスを行った。2017年12月15日よりミラノのトリエンナーレ美術館(TRIENNALE DI MILANO)で開催されているリック・オウエンスの回顧展「SUBHUMAN INHUMAN SUPERHUMAN」(~3月25日まで開催)を記念して行われた今回のパーティーは、ミラノファッションウィークメンズの2日目深夜にミラノ市郊外でスタート。「SUBHUMAN INHUMAN SUPERHUMAN」 / © OWENSCORP会場エントランスでは白馬、会場内ではDJをバックにペリコン(扇子)を持った全裸の巨漢男性パフォーマーがお立ち台の上で踊るというアナーキーな演出。会場内は回顧展でも使用されている超白色レーザーをリングロープのように走らせ、白と黒だけのリック・オウエンス・ワールドに、ゲストたちが続々と集まった。会場にはジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)のデザイナー柳川荒士の姿も見られた。会場エントランスでゲストを出迎える白馬パーティー会場風景90年代から活動する池田亮司は電子音楽アーティストとして、日本ではダムタイプでの活動を始め、杉本博司、伊藤豊雄など建築家とのコラボレーションでも知られている。現在はパリに拠点を移し、ヨーロッパ、アメリカを中心にテクノ、エレクトロ系のフェスやイベントでライブを発表している。リック・オウエンスとはこれまでから交友があり「友だち」(池田)。クローズドな場ではパフォーマンスをすることはあったものの、公式の場では今回が初めてのイベントとなった。池田亮司12時を過ぎてからスタートしたライブパフォーマンスは、巨大スクリーンとクラブのサウンドシステムを使った、シークエンスとホワイトノイズの洪水。図らずも、前々日にフィレンツェで開催されたピッティ・ウオモで行われたアンダーカバー(UNDERCOVER)とタカヒロミヤシタザソロイスト(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)のショー同様に、その未来感、デジタル表現が日本人によってイタリアでプレゼンテーションされるという2018年のスタートとなった。Text: Tatsuya Noda
2018年01月22日2015年に俳優・池田純矢が立ち上げた企画“エン*ゲキ”。「演劇とは娯楽であるべきだ」という理念のもと、あらゆる世代が楽しめ、笑い、感動できる王道エンタテインメントを追求するステージで、池田自身が脚本・演出も手がけている。その第3弾となる『ザ・池田屋!』が、4月に東京・紀伊国屋ホール、5月に大阪・ABCホールにて上演される。エン*ゲキ#03「ザ・池田屋!」チケット情報『ザ・池田屋!』のモチーフは、幕末の京都で起きた「池田屋事件」。江戸幕府に叛旗を翻す長州藩士のひとり吉田稔麿(としまろ)を主人公に、ハイテンポ、ハイテンション、コメディで贈る。ぴあ関西版WEBでは、池田純矢と出演の松尾貴史のインタビューを掲載中!()公演は4月20日(金)より東京・紀伊国屋ホール、5月12日(土)より大阪・ABCホールにて上演。チケットぴあでは、1月21日(日)までプレリザーブ受付中。一般発売は1月27日(土)午前10時より。
2018年01月15日ポイントメイクのなかで、トレンドが刻々と移り変わっていくパーツのひとつが眉。少し前までは太めな眉が旬でしたが、太めでもなく、細めでもない「やや太め」な眉が最旬に。いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する本連載では、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。第10回では「2018年の流行り眉」をご紹介します。2018年の流行り眉は「スマートアーチ眉」眉メイクの流行りやトレンドを導き出す前にしていることがあります。それは、海外の2018SSのコレクションをウォッチして、パリやミラノでどんな洋服が流行るのか、トレンドをつかむこと。『VOGUE』や『ELLE』などのファッション誌にも、さまざまなコレクションが掲載され、傾向をチェックすることができます。多くのブランドはカッコいい系の洋服も、フェミニン系の洋服も、一シーズンのうちに両方出していて、それぞれでメイクを変えています。流行するであろう洋服やそれに合わせられたメイクをしっかり見た上で、トレンドの洋服に合う眉メイク、メイクはいったいどんなものかを割り出していきます。2018年SSは、とくにパフスリーブやバルーンスリーブ、フリルなど袖コンシャスの流れが続きます。レディライクで、ボリューム感のある洋服が多いです。それをそのままかわいらしく着こなすのではなく、ワイドパンツを合わせてカッコよく見せるなど、アイテムはスイートだけどハンサムに着こなすスタイルが旬になることが予想されます。洋服はフェミニン系、でもハンサムに着こなす。そんなふたつの観点から、「スマートアーチ」眉が2018年の流行り眉になるでしょう。2018年の流行り眉「スマートアーチ眉」のつくり方一般的なアーチ眉は目に沿う形の眉頭〜眉尻まで、最初から最後までやわらかなアーチを描いた、上品でかわいらしい印象です。対して、スマートアーチ眉の特徴は、フェミニン+ハンサム。ベースはアーチですが、直線的な部分もあり、どこかハンサムな感じがあります。顔に意志の強さや凛とした雰囲気を宿らせて、ハンサムに見せるのが直線眉の特徴。直線眉とアーチ眉のあいのこ、とも言えるスマートアーチ眉なら、レディライクなファッションをハンサムに着こなせます。以下のポイントを意識すると良いでしょう。・全体的に長め・太さはやや太め・眉頭は太め・眉頭〜眉山までは直線的に描く眉を長めにすると華やかさが出ます。色もしっかり乗せるようにします。アイブロウパウダーだけだとカジュアルな印象になるため、アイブロウペンシルも使って。眉山〜眉尻にかけてはペンシル、ほかはパウダーを使うのがおすすめです。■眉メイクのやり方〜基本編■「美眉レッスン」連載一覧はこちら写真提供/玉村麻衣子構成/池田園子
2017年12月15日ポイントメイクのなかで、トレンドが刻々と移り変わっていくパーツのひとつが眉。少し前までは太めな眉が旬でしたが、太めでもなく、細めでもない「やや太め」な眉が最旬に。いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する本連載では、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。第9回では「知的に見せる眉メイクのやり方とコツ」をご紹介します。知的に見せる眉メイクの特徴「知的」な印象を与えたい――では、どんな眉メイクをすれば、知的な雰囲気をつくれるのでしょうか。芸能人でいうなら、天海祐希さんや吉田羊さん、ホラン千秋さんなどが、知的に見える素敵な女性の代表格。どこかハンサムで、きりりとした印象を持つ方たちです。彼女たちの眉に共通するのは、直線的で眉山から角度がついた眉であること。以下に眉メイクの具体的な方法をご紹介します。1.眉尻は細めにする眉尻はペンシルでキュッと細く描きます。太くボサッと見えると、知的というよりもカジュアル感が強くなったり、幼い印象に見えたりします。2.色はしっかりめに乗せる知的に見える眉は、色がしっかり乗っているのが特徴。それだけで意志を感じさせる、きりりとした眉に。「眉メイクのやり方〜基本編」で、眉の色は「髪色よりもワントーン明るい色」をおすすめしてきましたが、知的に見える眉はそれよりも気持ちしっかりめに色を乗せて。ただ、眉全体を気持ち濃い目にすると、ベタッとした海苔のような印象の眉になります。気持ち濃くするといっても、眉中央の濃くて太い毛が生えた部分のみと意識して。眉を一通り描いた後、黒目の真上、眉中くらいに色をオンするくらいで良いでしょう。眉頭と眉尻は色を乗せすぎないようにします。メリハリを意識することで、立体的に見える眉になります。3.上下のアウトラインを直線にする眉のアウトラインは直線を意識して描きます。直線になるようにブラシを動かすのがコツです。4.眉山に角度をつける眉山にはしっかり角度をつけます。アイブロウペンシルで角度がつくように描くと簡単です。眉のタイプはストレートとアーチ、大きくふたつに分かれます。ストレートは上と下のアウトラインが直線的で、カッコよくメンズライクな印象。直線と角度を意識して、きりりとした仕上がりを目指してくださいね。■眉メイクのやり方〜基本編■「美眉レッスン」連載一覧はこちら写真提供/玉村麻衣子構成/池田園子
2017年12月13日ポイントメイクのなかで、トレンドが刻々と移り変わっていくパーツのひとつが眉。少し前までは太めな眉が旬でしたが、太めでもなく、細めでもない「やや太め」な眉が最旬に。いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する本連載では、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。第8回では「大人かわいく見せる眉メイクのやり方とコツ」をご紹介します。大人かわいく見せる眉メイクの特徴「大人かわいい」印象を与えたい――では、どんな眉メイクをすれば、大人かわいい雰囲気をつくれるのでしょうか。芸能人でいうなら、佐々木希さんや白石麻衣さん、深田恭子さんなどが、大人かわいいの代表格。誰もが認める、大人っぽさもありながら、どこかキュートな印象を持つ方たちです。彼女たちの眉に共通するのは、やや太めで曲線的な眉であること。以下に眉メイクの具体的な方法をご紹介します。1.目幅の3分の2くらい、やや太めに描く目幅の3分の2くらいの太さを意識して描きます。目幅の2分の1くらいの細さにすると、大人かわいいというよりも、色っぽい雰囲気に仕上がります。2.短めに描く大人かわいい眉は気持ち短めに描くのがコツ。若々しく見せたいときは太め・短めな眉と覚えてください。短めな眉の目安は、口角と目尻を結んだ延長線上に眉尻がきます。描き終わってそれよりも長いと感じたら、綿棒で余分な部分をとって、短くしてください。注意点は目安よりも短くしないこと。眉を短くしすぎると、眉〜生え際までの余白が大きくなり、顔が大きく見えてしまいます。※綿棒の使い方は、「美眉づくりに欠かせない道具の選び方・使い方」でもご紹介しています。3.上下のアウトラインをアーチ型にする大人かわいい眉は、アーチ型にするのがポイント。眉のアウトラインはアイブロウペンシルではなく、眉の内側から色を乗せた後、ブラシに残ったパウダーでふんわりと描き足すようにします。淡い色でぼかすイメージです。4.眉頭をぼかす眉頭はブラシに残ったアイブロウパウダーをなじませ、スクリューブラシでぼかします。■眉メイクのやり方〜基本編■「美眉レッスン」連載一覧はこちら写真提供/玉村麻衣子構成/池田園子
2017年12月12日ポイントメイクのなかで、トレンドが刻々と移り変わっていくパーツのひとつが眉。少し前までは太めな眉が旬でしたが、太めでもなく、細めでもない「やや太め」な眉が最旬に。いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する本連載では、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。第7回では「大人きれいに見せる眉メイクのやり方とコツ」をご紹介します。大人きれいに見せる眉メイクの特徴「大人きれい」な印象を与えたい――では、どんな眉メイクをすれば、大人きれいな雰囲気をつくれるのでしょうか。芸能人でいうなら、井川遥さんや吉瀬美智子さんなどが、大人きれいの代表格。誰もが認める、大人っぽく落ち着いた、しっとりした印象を持つ方たちです。彼女たちの眉に共通するのは、やや長めの直線的な眉であること。以下に眉メイクの具体的な方法をご紹介します。1.目幅の2分の1の細さで描く大人きれいな眉は、やや細めなのが特徴です。目安は目幅の2分の1程度の細さ。細めに描くことで色っぽさを演出できます。2.やや長めに描く大人きれいな眉、特徴その2はやや長めなこと。最近人気の短め眉を目指す場合、眉尻は「小鼻と目尻の延長線上」に来るのがバランスが良い、とされていますが、それよりも眉尻を気持ち長めにすることで、大人っぽく、華やかに見せることができます。3.眉山をしっかりつくる昨今、眉山の角度が小さい「平行眉」が流行っています。大人きれいに仕上げたいなら、眉山をつくり、眉山から眉尻を斜め下に降ろすのがコツ。きちんと角度をつけます。角度がついた下の空間に、大人の余裕が漂います。4.眉尻は細く描く眉尻をキュッと細くすることで、大人きれいに見えます。眉尻が太めなのと細めなのとでは、印象が大きく変わります。眉尻が太めだと野暮ったい印象に。綿棒で余分な眉を削って、シャープな印象の眉尻に仕上げてください。※綿棒の使い方は、「美眉づくりに欠かせない道具の選び方・使い方」でもご紹介しています。■眉メイクのやり方〜基本編■「美眉レッスン」連載一覧はこちら写真提供/玉村麻衣子構成/池田園子
2017年12月11日ポイントメイクのなかで、トレンドが刻々と移り変わっていくパーツのひとつが眉。少し前までは太めな眉が旬でしたが、太めでもなく、細めでもない「やや太め」な眉が最旬に。いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する本連載では、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。第6回では「やわらかい雰囲気に見せる眉メイクのやり方とコツ」をご紹介します。やわらかい雰囲気に見せる眉メイクの特徴眉メイクレッスンに来られる方たちから、「キツそうに見られてしまうんです……」という悩みを聞くことは多いです。皆さんにどう見せたいかと尋ねると、「話しかけやすそうな人」「やさしそうな人」などとおっしゃいます。やわらかい雰囲気に見せたい、と感じていらっしゃるんですね。芸能人でいうなら、森絵梨佳さんや宮崎あおいさん、佐々木希さんなどが、やわらかい雰囲気の顔立ち。柔和な表情が印象的です。彼女たちの眉に共通するのは、眉頭がやや離れ気味であること。以下に眉メイクの具体的な方法をご紹介します。1.左右の眉頭をやや離す左右の眉頭が顔の中心に近ければ近いほど、力が入った顔立ちに見えます。逆に、眉頭が離れていると、やわらかな顔立ちに。ただし、眉頭同士を離しすぎると、間の抜けた表情に見えてしまうのでご注意を。目頭の真上またはやや内側に眉頭を持ってくるのがコツです。2.眉頭の位置を上げる(眉頭が鼻筋に入り込んでいる場合は)眉頭を1〜2ミリ上げます。方法は簡単。鼻筋に入り込んでいる不要な毛(眉頭の下ライン)をカットするだけでOK。余白をつくる感覚です。一方、眉頭がもともと上がっている方は、さらに上げてしまうと、自信なさげな下がり眉になってしまいます。もともと上がっている方は、眉頭周りをいじる必要はありません。3.眉の輪郭はボカし気味に眉の輪郭をきっちり描きすぎると、やわらかい雰囲気の眉からは遠ざかります。「輪郭がけっこうはっきりしているかも……」と思ったら、ブラシでボカしてください。4.眉マスカラで眉色を和らげる仕上げに眉マスカラで眉全体の色を和らげると、よりやわらかい雰囲気の眉になります。親しみやすい、話しかけやすい雰囲気に見られたい方は、やわらかい雰囲気に見せる眉メイクを試してみてください。■眉メイクのやり方〜基本編■「美眉レッスン」連載一覧はこちら写真提供/玉村麻衣子構成/池田園子
2017年12月09日ポイントメイクのなかで、トレンドが刻々と移り変わっていくパーツのひとつが眉。少し前までは太めな眉が旬でしたが、太めでもなく、細めでもない「やや太め」な眉が最旬に。いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する本連載では、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。第5回では「ふんわり眉メイクのやり方とコツ」をご紹介します。ふんわり眉メイク、最初にすべきは毛の描き足しふんわり眉を目指す上で避けたいのは、眉の輪郭がくっきり出ることです。「いかに描きました」というように、色が濃い目に乗ってしまうと、ふんわりした印象には見えません。自眉の「ふさっと感」を意識して仕上げるのがコツ。とくに毛がまばらに生えている方は、アイブロウリキッドで眉を足すところからスタートして。毛がないところに、アイブロウパウダーやアイブロウペンシルでふんわり眉メイクをしようとすると、色をたくさん乗せることになります。そうなると、ふんわり眉からはかけ離れた、しっかりした眉になってしまいます。アイブロウリキッドでは、あたかも毛が生えているかのように、生えていない部分を1本1本描き足していきます。この時点で眉の「形」を作るのがコツです。眉が比較的しっかり生えている方も、「このあたりの毛は薄めかな」と感じる部分には、アイブロウリキッドで毛を足してください。ここまでが一番大事な行程です。違いは明らか。ふんわり眉メイク向きな、チップ式のアイブロウパウダー眉の形ができあがったら、続いてアイブロウパウダーをブラシに取って、眉の真ん中に色を乗せます。パウダーの量は少なめに、優しい色でやわらかく乗せるのがポイントです。と、ここで写真に見慣れないアイテムがある、と感じた方へ。今回使用するアイブロウパウダーはチップタイプのもの。最近のアイブロウパウダーには、チップタイプも登場しています。チップタイプを使うと独特のふんわり感が出るのでおすすめです。ある程度、色が乗ったタイミングで、ブラシに残ったパウダーで眉のアウトラインを軽くなぞります。ふんわり眉で大事なのは、眉のアウトラインの印象を薄くすること。そのため、アウトラインは、ブラシに残ったパウダーで軽くなぞる程度でOKです。最後に眉頭をボカして仕上げます。■眉メイクのやり方〜基本編■「美眉レッスン」連載一覧はこちら写真提供/玉村麻衣子構成/池田園子
2017年12月07日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■プロレスファンにとっての「初詣」1.4東京ドームの楽しみ方をレクチャーおぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!いよいよ「WRESTLE KINGODOM 12 in TOKYO DOME」(以下、通称の「1.4東京ドーム」)まで1カ月を切った。今回は1.4東京ドームを初めて観にいく人向けに、俺様なりの楽しみ方をレクチャーするぜ。最初に押さえておいてほしいのが、プロレスと他の競技との違いだ。プロレスは「相手の技を受ける」んだな。ぶつかり合うのを前提としたスポーツなんだ。でも、あえてよけることもある。基本的にはぶち当たっていく。でも、すかすこともある。選手同士の「読み合い」があるんだ。その予想や予想の違いを目の当たりにしてみると面白いと思うぜ。ただ、やっぱり、初めて観るならシンプルに、体のデカい人間がぶつかり合うのを生で観てほしい。光る汗が飛び散る様子とか、打ち合う音とか、テレビの画面だけじゃ伝わらないものを、現場で自分の目で観て、心がどう動くのか、楽しんでほしいね。1.4東京ドームはその名の通り、東京ドームで行われる。新日本プロレスにとって、年間で一番規模が大きな試合だよ。会場の大きさもハンパない。俺たちプロレスラーは、ドームの中央に設置したリングに立つ。客席との距離は他の会場と比べると、かなり遠い。ただ、一番上の席に座っている人にも伝わるプロレスを、俺は心がけている。大きなモニターでも観えるけどね。当日は音楽ライブやフェスに行っているような感覚で、大声出してストレスを発散してほしい。広い会場で、応援している選手に大きな声援を送って。かなりスッキリするし、戦う選手たちから元気をもらえること間違いなしだ。新年からの仕事も気分よくスタートを切れるはず!絶対に観にこいよなッ!■真壁刀義さんがおすすめする、12月の手土産さて、DRESSから「12月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のウィンター・スイーツをお見舞いしてやるッ!!ノワ・ドゥ・ブール「焼きたてフィナンシェ ヘーゼルナッツキャラメル」今回紹介するのは、ノワ・ドゥ・ブールの「焼きたてフィナンシェ ヘーゼルナッツキャラメル」だ。ある日の仕事帰り、スイーツ探訪をしていて、出会っちまった。この店の焼きたてフィナンシェは何種類かあるんだ。でも、俺はそのなかで、ヘーゼルナッツキャラメルが1位だな。なんでかって?このナッツ感がすごくいいんだ。ごろごろしたナッツが丸ごと入っているから、噛めば噛むほど味わいが出るわけよ。リズムを刻む感じもある。ナッツの食感と中のほどよいやわらかさの対比が絶妙にしても、こんなにナッツが散りばめられてると、こっちまで楽しくなるよな(笑)。この噛みごたえがたまんない。おっ、やるじゃねぇか、って思うよ。プレーンなものより、カリッとした食感があるほうが、確かな存在感があって俺好みだ。表は硬くて、中はやわらかい、っていう風に、ひとつで2種類の食感を楽しめるのもいいよな。もっと詳しく言うと、外見はサクサクした感じなんだけど、中がエアー系というか、ほどよくやわらかいんだ。単純に硬い、やわらかい、っていうんじゃなく、きめ細やかに考えられて、作られてるんだと思うよ。ぬれ煎餅みたい、というのが近いかもな。仕事をする上で忘れてはならない「きめ細やかさ」「きめ細やか」って話で思い出すのは、昔、蝶野正洋さんから受けた指導。若いときはよく、「練習でもきめ細かくやれ」と先輩たちから言われてきた。例えば、首を鍛えるトレーニングに「首押し」がある。ひとりは仰向けに寝転がって、ひとりは相手の頭の側に座って、相手の頭を押さえ込む。寝ている側は首の力を使って、首から頭を上に上げる。頭を押し込む側は、もちろん相手の首の力や鍛え具合に合った押し方をしないといけない。じゃないと、相手の首にダメージがかかるからだ。ただ闇雲に強く押せばいい、ってわけじゃないんだな。この首押しのトレーニングをしているときに、若手時代の俺は、蝶野さんから注意を受けたことがある。「ガムシャラに行くだけでは試合には勝てない。相手に合わせてやらないとダメだ」と。何でもきめ細やかにやる、というのは蝶野さんから学んだね。当時からずっと俺の頭にある。どんな仕事においても大事なことだと思うよ。■商品情報ノワ・ドゥ・ブール「焼きたてフィナンシェ ヘーゼルナッツキャラメル」アーモンドプードルとバターで作る、中はしっとり、外はカリッとした食感が美味しいフィナンシェ。一つひとつ丁寧に焼き上げている。303円(税込)。「ヘーゼルナッツキャラメル」は12月26日までの期間限定。真壁 刀義(まかべ とうぎ)1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「WRESTLE KINGDOM 12 in TOKYO DOME」日時:2018年1月4日(木)15:30開場 17:00開始会場:東京・東京ドーム構成/池田園子写真/タカハシアキラ
2017年12月07日モデルで女優の池田エライザが主演を務める映画『ルームロンダリング』が、2018年公開決定。共演には、渋川清彦、健太郎、光宗薫、オダギリジョーらを迎えることも分かった。あらすじ5歳で父親と死別した八雲御子(池田エライザ)。その翌年には母親が失踪してしまった。その後は祖母に引き取られた御子だが18歳になると祖母も亡くなり、天涯孤独となってしまった。度重なる不幸に自分の殻に閉じこもってしまった御子のところに、母親の弟である雷土悟郎(オダギリジョー)が現れ、住む場所とアルバイトを用意してくれた。そのアルバイトとは“物件を浄化する=ルームロンダリング”だった。「1K・4万円・自殺」新たな部屋に越してきた御子。夜、風呂場へ行くとそこには春日公比古(渋川清彦)の幽霊がいた。自分の姿が見える御子に驚く公比古だが、御子は公比古に驚かない。ルームロンダリングを始めて以来、幽霊が見えるようになっていたのだ。奇妙な共同生活を送る2人だが、あるとき、公比古は自分の演奏が収録されたデモテープを見つける。そのテープこそレコード会社に送ろうと思って送れなかったまま亡くなってしまった後悔の産物。いまからでも送って欲しいと公比古から頼まれる御子。そんな折に悟郎からの連絡。新たな物件への引っ越しが決まる。「2K・10万円・刺殺」引っ越した先の幽霊・千夏本悠希(光宗薫)は見知らぬ男に殺されたOLだった。隣人の虹川亜樹人(健太郎)は事件当時、異変には気付いたが何も出来なかったことを悔いていた。そこへ、居るはずのない公比古が現れる。御子がまだ送っていないカセットテープへの執着から現れたようだ。幽霊同士語り合う公比古と悠希。悠希の恨みを晴らしてあげたい御子は似顔絵描きで犯人を探そうと思いつく。御子の書いた似顔絵を元に、警察へ連絡した亜樹人だが、なんと偶然にも連絡を受けた警官こそが悠希を殺した犯人であった。一方的に殴られ続ける亜樹人の絶体絶命のピンチを御子の決死のアイディアで救い出し、さらには犯人逮捕へと至るのだった。母親の深月にも幽霊が見える能力があり、そのことで精神を病んだのだと悟郎から聞かされた御子は、悟郎に頼み込んで深月の居場所を聞き出す。そこはかつて一緒に暮らした区営住宅の跡地であり、そこに深月は確かにいたのだが…。ハートフルなオカルトファンタジーが誕生!本作は、新たな映像クリエイターの発掘を目的としてプロ・アマを問わず広く企画募集を行うコンペティション「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015」にて準グランプリを受賞、企画提出者であり脚本を手掛けた片桐健滋と、共同で脚本を手掛けた梅本竜矢が居酒屋での語り合いから生み出したオリジナルストーリー。いわくつきの“訳アリ物件”転々とすることになった主人公・御子は、部屋に居座る幽霊たちが見えるようになり、会話出来る能力が開花。そんな御子と様々な幽霊たちとのふれあいは、多忙を極める現代人に立ち止まることや、人を思いやることの大切さを再認識するきっかけとなるかもしれない…。切なく哀しくも可笑しい、ハートフルなオカルトファンタジーがここに誕生する!主演・池田エライザ「愛おしいと思える台本に出会えた」いわくつき物件ばかりに引っ越しを繰り返す八雲御子役を演じるのは、『みんな!エスパーだよ!』『オオカミ少女と黒王子』『一礼して、キス』などに出演する池田さん。「愛おしいと思える台本に出会えたことが素直に幸せだと感じました」と本作への出演を喜んだ池田さんは、「御子として様々な人に出会い影響を受けていくことが、わたしにとってとても有意義な時間であり、とても大切な時間でした。誰に出会い、何を思い、何を大切だと思うか。それが人の心を育てていくということを、命の垣根を超えて教えてくれる作品になりました」とコメント。「小さな女の子がぬいぐるみを抱えるように、優しい気持ちで見てもらえると思っています。ちょっぴり可笑しなキャラクターたちをよろしくお願いします」とメッセージを寄せている。また、御子の母親の弟・雷土悟郎をオダギリジョー、引っ越し先の幽霊役として渋川清彦(春日公比古役)と光宗薫(千夏本悠希役)、悠希の隣人を健太郎が演じる。■キャスト&スタッフからコメント到着オダギリジョー(雷土悟郎役):残念ながら、いまの時代、オリジナルの脚本を映画化することは容易ではありません。そんな中でTSUTAYAさんのこうした取り組みは素晴らしいと思いますし、微力ながら応援したい気持ちでこの企画に参加することにしました。そしてもちろん、想いの詰まった脚本がとてもユニークでしっかりと魅力のある世界観を感じさせてくれたことも、参加したいと思った大きな理由でした。片桐健滋(監督・脚本):日々の暮らしの息苦しさとか孤独をどうやってコメディーにできるかと頭ばっか悩ましてましたが…いざ始まったら!素敵なキャストの皆さんが動き出して、大好きなスタッフのみんなが頭の中の妄想を叶えてくれました。最後には、書いたことなんて忘れて「ルームロンダリング」のファンになってました…撮影で感じた楽しいがきっとスクリーンから溢れ出していると思います!ぜひ、劇場でご覧ください!宜しくお願いします!梅本竜矢(共同脚本):大好きすぎるキャストの皆さんと頼れるスタッフの皆さんが、片桐監督と僕の「こんなこといいな、できたらいいな」を、各々の不思議なポッケで叶えてくれました。本当に有り難うございます。この映画は、職場や学校や家庭の中で居場所を探している人たちに勇気を贈る物語です。『ルームロンダリング』という題名ですが、皆さんの日々の荒んだ気持ちもロンダリング(浄化)する仕様になっておりますので、まずは劇場でお試し下さい。なお、本作は羽生生純によるコミカライズも決定。12月12日(火)発売の月刊「コミックビーム1月号」にて表紙&巻頭カラーで連載スタートする。『ルームロンダリング』2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年12月07日ポイントメイクのなかで、トレンドが刻々と移り変わっていくパーツのひとつが眉。少し前までは太めな眉が旬でしたが、太めでもなく、細めでもない「やや太め」な眉が最旬に。いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する本連載では、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。第3回では「眉メイクに必要な道具と使い方」をご紹介します。今っぽい美眉に欠かせない道具を揃えて、選び方や使い方も改めておさらいしましょう。今回取り上げるのは、ブラシ、スクリューブラシ、コーム、綿棒の4点です。パウダーブラシ個人的には、柄の長いパウダーブラシがおすすめです。アイブロウパウダーに付属したブラシも使えますが、柄が短いのが難点。眉を描きながら鏡を見ると、眉に指がかかってしまい、今どの部分をどう描いているか、確認しづらいなと感じることはありませんか。柄の長さが変わるだけで驚くほど、パウダーブラシが動かしやすくなります。1本持っておくと眉メイクの仕上がりが変わります。ブラシの先が細く、毛にコシがあるもの(ある程度硬いもの)を選ぶのが◯です。眉尻を細くきれいに描けますし、眉のアウトラインも描きやすくなります。スクリューブラシスクリューブラシは、スクリューブラシ単体を使うも良し、アイブロウペンシルの後ろに付属したものを使うも良し。描いた眉をボカすのが得意な道具です。どんな眉であっても眉頭は必ずぼかすため、美眉つくりに欠かせない道具のひとつといえます。スクリューブラシは、眉全体をぼかすのはもちろん、濃く描きすぎたアウトラインをぼかすことも可能。色を乗せすぎたときも少しぼかすことで、余分なパウダーがとれて、ナチュラルな印象の眉に仕上がります。コーム眉メイクをする前に、毛流れに沿ってコームで梳かしておくと、自眉の形がはっきりして、眉メイクしやすくなります。そのほか、眉マスカラを付けた後、余分なマスカラを取り除くとき、眉カットをするときにも使える、案外出番の多い道具です。綿棒綿棒は眉の形を簡単に整えることができる優れもの。太く描いてしまった眉尻を細くしたいときは、綿棒で余分な部分を取り除くだけで、細く美しい眉尻になります。眉下のラインを1ミリだけ削りたい――綿棒さえあればそんな微調整も、消しゴムで消すような感覚でサッとできるんです。まずは一度お試しください!写真提供/玉村麻衣子構成/池田園子■眉メイクのやり方〜基本編■「美眉レッスン」連載一覧はこちら
2017年12月02日ポイントメイクのなかで、トレンドが刻々と移り変わっていくパーツのひとつが眉。少し前までは太めな眉が旬でしたが、太めでもなく、細めでもない「やや太め」な眉が最旬に。いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する本連載では、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。第2回では「眉メイクに必要なコスメと使い方」をご紹介します。今っぽい美眉に欠かせないコスメを揃えて、選び方や使い方も改めておさらいしましょう。今回取り上げるのは、アイブロウペンシル、アイブロウパウダー、眉マスカラ、アイブロウリキッドの4点です。絶対に欠かせないのはペンシルとパウダーで、マスカラとリキッドはなくてもOK。出番があるのは時と場合による、と考えてください。アイブロウペンシル眉尻を細く描きたいとき、眉の輪郭をきれいに取りたいときに欠かせないアイブロウペンシル。パウダーとは違い、ペンシルは狙った場所に色をしっかり乗せることができます。毛を1本ずつ描き足すのにも適しています。一口にペンシルと言ってもいろいろなタイプがあります。大きくは、自分で削る必要がある「鉛筆タイプ」に、ペン先が丸くて細い「繰り出しタイプ1」、先が楕円・きしめん型になっている「繰り出しタイプ2」の3種類に分かれます。とくに使いやすいのは、ペン先が細くて丸い「繰り出しタイプ1」。削る必要がないのが魅力です。使う度に削る(*)のが面倒でないなら、「鉛筆タイプ」も描きやすくておすすめ。*美眉をつくりたいなら、鉛筆は使用前に必ず削ること。先が細い鉛筆を使うことで、狙った部分を細くきれいに描けて、ラインを足したいときも簡単です。ペンシルの色を選ぶときは、「髪色よりもワントーン明るい色」を意識します。色の系統は大きくは赤味寄りのブラウンと黄味寄りのブラウンに分かれます。具体的には、ピンクブラウン/イエローブラウン/アッシュブラウン/オレンジブラウン/ナチュラルブラウンなど。自分の髪色の明るさだけではなく、ペンシルの色の系統も把握して選ぶと、眉の色が浮くことはありません。髪色が黄味寄りなのか、赤味寄りなのかわからないときは、ナチュラルブラウンを選ぶと間違いなし。ナチュラルブラウンは最も平均的で、誰にでもしっくりくる安心の色です。アイブロウパウダーパウダーもペンシルと同じで、「髪色よりもワントーン明るい色」を選ぶのがコツ。おすすめなのは、3色程度入っているパウダーです(やわらかいブラシと硬くてコシがあるブラシ付きだとなお良し)。3色入りのパウダーを使うメリットは3つあります。(1)複数の色を混ぜて使うことで、髪色に合わせて調合できる(2)場所によって濃淡をつけることができる眉中には色をしっかり乗せたいため、一番濃い色を使うのが基本。一方、眉頭に一番濃い色を乗せると、不自然な印象になります。眉頭には中間の色を乗せるのがナチュラルに見せるコツ。いずれもコシがある方のブラシを使います。3色あると、このように色の使い分けができます。(3)一番薄い色はノーズシャドウとして使える3色中、1色は薄いベージュが入っているケースが多いです。この一番明るい色を眉頭と鼻筋をつなげるようにして、やわらかい方のブラシで乗せると、目元がくっきりした印象に見えます。ちなみに、一番薄い色は、全体の眉色をやわらかくしたいときにも活躍します。眉全体にベールをかけるように、やわらかい方のブラシでふわりと乗せるだけでOK。眉マスカラ眉の黒さが目立つ自眉が濃い人は、仕上げに眉マスカラを乗せると、眉色がやわらかくなります。眉1本1本が細い猫っ毛タイプの人、ふさっとした雰囲気がほしい人にも眉マスカラはおすすめです。眉山〜眉尻、眉中には毛流れに沿って乗せるように動かします。眉頭はジグザグと上に動かします。仕上げにコームで眉全体を梳かすと、付きすぎたマスカラが取れ、眉の1本1本がきれいにコーティングされた状態になります。アイブロウリキッドアイブロウリキッドは、眉の一部が生えていない人(毛がまばらになっている人)、毛が薄い人などが、眉を書き足したいときに役立ちます。ない眉をあるように見せる優れたコスメ。色の選び方はペンシルやパウダーと同じです。アイブロウリキッドは2017年秋、各社から続々と発売しています。カラーも豊富。使い方のコツは、色をベタッと乗せるのではなく、ないはずの毛を書き足すように、毛を1本1本乗せていくこと。ビフォーアフターを比べてみると、毛がうっすら生えているように見えます。このように、ペンシルなどで眉を描く前に、毛がない部分に毛を描き足してから、いつも通り眉メイクの基本プロセスを進めていきます。写真提供/玉村麻衣子構成/池田園子■眉メイクのやり方〜基本編■「美眉レッスン」連載一覧はこちら
2017年12月01日ポイントメイクのなかで、トレンドが刻々と移り変わっていくパーツのひとつが眉。少し前までは太めな眉が旬でしたが、太めでもなく、細めでもない「やや太め」な眉が最旬に。いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する本連載では、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。第1回では「眉メイクのやり方(基本編)」をご紹介します。アイブロウペンシルとアイブロウパウダー、スクリューブラシのご用意を。1.眉山〜眉尻をペンシルで描く眉の中で最初に描くのは、「眉山〜眉尻」です。ペンシルを使ってキュッと細く仕上がるように描いていきます。大人は眉尻を細くした方が、横顔がきれいに見えたり、目元や口元に締まりが出ます。逆に眉尻が太いと目元の印象がぼやけたり、垢抜けない雰囲気に見えたりも。<ポイント>眉を左右対称に見せたいなら、必ず眉山から描いてください。片方の眉山の位置を「目尻と黒目の間」などと把握できると、もう片方もそれと同じ位置から描き始めることができます。2.眉上下のアウトラインをパウダーで描く眉山〜眉尻をペンシルで描き終えたら、パウダーに持ち替えて、眉の上下のアウトラインをブラシで描きます。3.眉の内側にパウダーで色を乗せるブラシでパウダーを取り直して、眉の内側に色を付けていきます。このときにブラシは毛と毛の間を埋めるように小刻みに動かすのがコツ。ただ毛流れに沿って動かすだけだと、色が乗らない部分が出て、ムラができているように見えるためご注意を。4.ブラシに残ったパウダーで眉頭を描く眉頭を描くのは最後です。というのも、眉頭は描けば描くほど、不自然に仕上がってしまうパーツだから。最初に眉頭から描くと、濃い色をボンッ!と乗せてしまうことになります。眉頭は、ブラシに残ったパウダーをなじませて、少し色を乗せるくらいに、できるだけ自眉を活かして自然に仕上げます。眉の内側に色を乗せたときのように、ブラシにパウダーを取り直して描くと、眉頭が濃くなって不自然に見えます。5.眉頭をスクリューブラシでなじませる仕上げにスクリューブラシで眉頭をぼかします。ブラシを鼻側へ数回動かしたら完成。「基本の美眉」完成写真提供/玉村麻衣子構成/池田園子
2017年11月28日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、池田学の『池田学《誕生》が誕生するまで』。東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)によるご紹介です。■『池田学《誕生》が誕生するまで』池田学池田学はペン先が1mmにも満たないペンで壮大な世界を描くアーティストだ。本書は彼がアメリカで約3年もの時間をかけて描き、日本で熱狂的なフィーバーとなった《誕生》の生まれた経緯、3m×4mに及ぶ絵の細部を自ら解説している。この作品を目の前にすると細部のメッセージ性など知らずとも、そのエネルギーに圧倒される。そして、作品に近づき細部を見ていくとさらにその世界に引き込まれる。池田は東日本大震災をカナダ・バンクーバーにてニュースで知る。「表現者としてこの災害とどう向き合うか」と考え《誕生》の製作に至ったと話す。‘‘この作品は絵と外観とタイトルからして「東日本大震災への復興の願いを込めて」と表現されることが特に多いが、それは必ずしも意図することではない。’’と本書に記している。作品制作過程の自らの様々な出来事を反映させ、悲しみや恐ろしさだけでなく喜びや希望、未来を描いたのだ。美術批評家の布施英利、《誕生》の制作場となったチェゼン美術館の館長ラッセル・パンチェンコ、池田が所属するミヅマアートギャラリーのエグゼクティブプロデュ―サー三潴末雄の文章も必見だ。カバーを外し広げると、《誕生》の拡大図が見られる。それを見ながら本書を読み進めると、よりわかりやすく楽しめる。【書籍情報】『池田学《誕生》が誕生するまで』著者:池田学出版社:青幻舎言語:日本語、英語ソフトカバー/205ページ/B6判発刊:2017年8月価格:1,800円
2017年10月19日「完成」「成熟」といった言葉が似合うプロレスラーがいます。彼らの洗練された試合を観戦するのはもちろん楽しい。一方で、彼らと比べると経験が少ないせいか、「未完成」「荒削り」な印象を与えるものの、今後必ず素晴らしい選手になると感じさせてくれる、次世代のプロレスラーを見つめ、応援するのもとても楽しい。プロレス観戦歴1年半と短いですが、そんな楽しみ方を見つけた、DRESS編集長/DRESSプロレス部 部長補佐の池田です。今春より私が注目する若手選手のひとり、全日本プロレス所属の野村直矢選手をインタビューしました。■プロレスを見るのが好きな少年時代――幼い頃からプロレスラーになりたいと思っていたんですか。プロレスラーを志したのは10代の終わりで、それまでは単に、プロレスが好きな子どもでした。父がプロレスファンだったこともあって、僕も幼稚園くらいからプロレスに興味を持って、昔の映像をビデオで見ていましたね。小3くらいから、夜中に放送されるプロレス番組を見るようになりました。夜更かし型な小学生だったんです。土曜の新日本プロレスで長州力さん、日曜のプロレスリング・ノアで小橋建太さんを見て、カッコいいなと憧れました。これぞレスラーだ!という印象で、はまっていきました。――生観戦もするようになりましたか。初めて生で試合を観戦したのは中2の頃です。僕の地元は金沢で、あるとき偶然、全日本プロレス金沢大会のポスターを見かけて、これは行きたい!と夏休みに見にいきました。地方での興行は東京と比べると全然少ないので、行けても年に1回くらいのペースでしたね。――当時、生でプロレスラーや戦いを見て、どんな感想を持ちましたか。ものすごい迫力でした。休憩中にトイレに行ったとき、外国人レスラーと出くわして、「でけぇ……!」とびっくりしたのを覚えています(笑)。「この人、プロレスラーだ」と、ひと目でわかる大きさだったんです。■実は戦略的?全日本プロレスに入った理由――そうやってプロレスにはまっていくなかで、プロレスラーになろうと明確に決意して、動き始めたきっかけは、なんだったんですか。高3の夏に進路を考えるとき、軽い気持ちでAO入試を受けて、仙台の私大に進学したんです。でも、せっかく大学生になったのに、勉強をだらけてしまい、授業についていけなくなって、悶々としていました。そんなときに、読んでいたプロレス雑誌で、全日本プロレスが「練習生募集」の広告を出しているのを見て、大学1年の終わりに応募してみたんです。――なんと……。運命的な出会いですね!いえ、そんな感じでもなく、打算的な気持ちが働いていました(笑)。当時、全日本プロレスは所属選手の離脱が続いていたので、他の団体よりも若手選手を欲している印象があったんです。だから、中学では陸上部、高校ではラグビー部と、格闘技経験がまったくない僕でも、入団できるチャンスはあるのではと思い、入団テストを受けにいきました。――プロレス団体の入門テストは、非常に厳しいと聞きますが、どうでしたか。正直、テスト内容は全然こなせませんでした。でも、意識して大きな声を出すとか、プロレスをやりたい、という気持ちは示すようにしていましたね。キツいメニューでも途中で投げ出さず、とにかくやりきるようにもしました。そういう姿勢を見せていたので、「まぁ仕方ない。合格にしてやるか」という感じで、入団させていただけたんだと思います。■入門からデビューまでの半年――現在(2017年9月末時点)、新生・全日本プロレスの生え抜き第1号が野村選手だと思います。入門後の思い出を教えてください。先輩たちとの合同練習は、入門テストとは比べ物にならないほどキツかったです。毎回つぶれていた記憶があります。ただ、僕ができるようになるまで、先輩たちが見てくれたのが大きくて、おかげでできることが少しずつ増えていきました。とくにマット運動はとても苦手で、倒立もろくにできないほどだったんですが、練習を続けるうちにできるようになって。練習をすればするほど、できることが多くなっていて、嬉しかったですね。――デビューは入門から約半年。とても順調な滑り出しに見えます。正確に言うと、デビューさせていただいた、という感じです(笑)。金沢大会開催(2014年3月30日)に向けて、なんとか間に合わせようと、先輩たちにも力を貸していただき、なんとかデビューしました。――初めてリングに上がって、地元のお客様の前で戦ったその日のことを覚えていますか。デビュー戦の内容はさっぱり覚えていません。ただ、めちゃくちゃ緊張したのは確かです。今でも試合前は緊張しますが、「絶対に勝ってやる」という思いが、気持ちの大部分を占めています。デビュー戦のときは、ただ緊張して「どうしよう……どうしよう……」という思いであふれていましたが(笑)。とりあえず、思いっきり戦おう、という気持ちはありましたね。懐かしいです。――野村選手の表情を見ていると、良い意味で緊張しているように見えないです。これもポジティブな意味ですが、若干のふてぶてしさを感じさせ、大物になる感を醸し出しているので。ありがとうございます(笑)。意識して、緊張を見せないようにしています。堂々としているように見せる、というか。入場曲が流れると自分のなかでスイッチがオンになり、ぱっと切り替えられています。それと、試合前には誰とも話さず、ひとりになる時間を作っています。集中力を研ぎ澄ませたり、勝ちにいくぞという気持ちを高めたり、どんな戦いをするかシミュレーションしたりする大事な時間です。■相手の技を受け切った後、自分の技を出し切って勝ちたい――野村選手の試合で惹かれるポイントのひとつに、相手の技を受けて受けて受けまくる、受けっぷりの良さがあると思います。毎回気持ちを揺さぶられるんです。どうしてこんなにボコボコになっても立ち上がれるのか、と。相手の攻撃から逃げたら負けだと僕は考えてるんです。それに相手の技をとことん受けた上で、自分の技を出し切って勝つ――そんなプロレスラーになりたい、と思うので。だから、どんなに技を受けようと、意地でも倒れないというか、立ち上がり続けて、「自分は負けない」「まだ余裕があるからな」と相手にもお客様にも伝えたいです。――かなり負けず嫌いなタイプですよね。自分ではそうは思わないんです。むしろ、負けず嫌いになろうとしている、というのが正しいかもしれません。「やられたらやり返す」のを常に意識しています。やり返すためには、いくらやられても、立ち上がらないといけないですからね。――そのメンタルの強さはどこからくるんですか。折れない心を持つ方法を知りたいです。方法というほど大層なことではないですが、あまり先のことは考えない、深刻に考えすぎないようにはしています。考え込んでもいい方向にはいかないので、考えすぎないことです。すごいシンプルですね(笑)。――最後に、野村選手が思うプロレスの魅力や面白さについて教えてください。もしまだプロレスを見たことがない方がいたら、まずは一度見てほしいです。生で見ると、その“非日常っぷり”に、きっとはまると思います。たとえば、プロレスラーの体の大きさや厚み、技、表情の変化……現実で目にしないことが多いですから。「表情」もすごく面白いポイントだと思います。見ていて、「えっ、そんなに怒る!?」と驚くこともありますし、ものすごくふてぶてしい顔をして戦う人もいます。僕自身はがむしゃらな感じが伝わる表情かなぁと思います。僕が所属する全日本プロレスは、体の大きい選手が多いのが特徴のひとつです。そういう男たちの戦いを生で見ると、迫力や音がものすごいし、スッキリするはずです。9月30日にはパートナーの青柳優馬とアジアタッグ王座を獲りました。僕らのような若い世代の活躍も見せていきたいです。――ありがとうございました!最近寮を出て、ひとり暮らしを始めた野村選手。プライベートは自称「地味で、そんなに面白味がない」。試合で各地を巡り、東京でゆっくり過ごすオフは少ないプロレスラーの生活ですが、少ないオフはゆっくり寝るか、目的を定めずに出かけるか、ごはんを食べにいくか、といった暮らしだそう。個人的には試合後のマイクパフォーマンスで、以前と比ると「ぐいぐい前に出る感」が出ているのが気になっています。聞くと「自己主張をしないとお客様には伝わらないのかな、と最近考えるようになった」とのこと。表現や伝え方はまだまだ勉強中だという野村選手。これからの活躍がますます楽しみです。野村直矢さんプロフィール1993年10月26日、石川県生まれ。2013年10月、全日本プロレスに入門。練習期間を経て、2014年3月に青木篤志を相手に、地元金沢にてデビューを果たす。185cm、95kg。Twitter( @nomuraajpw )野村直矢さんが所属する全日本プロレスの大会情報「2017 旗揚げ記念シリーズ [最終戦] ~秋山準&大森隆男デビュー25周年記念大会~」日時:2017年10月21日(土)16:00開場 17:00開始会場:神奈川・横浜文化体育館構成/池田園子試合写真提供/全日本プロレス
2017年10月16日「スイーツ真壁」の呼び名で知られる、新日本プロレス所属のプロレスラー、真壁刀義さん。スイーツ大好きプロレスラーとして、メディアでもひっぱりだこ。バラエティ番組やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』への出演など幅広く活躍する中で、スイーツを差し入れしたり、されたりする機会も多々あります。自身のブログやTwitterでは、新作からお気に入りのスイーツまで幅広く取り上げ、自らスイーツをプロデュースすることも。そんな真壁刀義さんに、必ず喜ばれるスイーツの手土産をご紹介いただく連載です。■真壁刀義さんがおすすめする、10月の手土産おぅッ!!お前ぇらぁーッ!!何してヤがんだぁーッ!!俺様・真壁刀義の昨日は……不二家にて、黄栗のクリームとマロンブラウンクリームがハーフ&ハーフになった「Wクリームモンブラン」を買って帰ってやったんだッ!!(C)新日本プロレス「ケーキはいつものモンブラン以外、食さん!」みたいな母ちゃんに、冒険させてやろうじゃねぇかと思ってな。って、どんだけ頑固なんだッ!!クリームが2種類あるから、ウマさも2倍だろ?って俺は思ってて。初めてWクリームモンブランを食べた母ちゃんの反応も良かったな。……わかりゃいいんじゃい(笑)!!DRESSから「10月の手土産にぴったりなスイーツを紹介してくれ」って頼まれたからよ、お前ぇらに俺様渾身のオータム・スイーツをお見舞いしてやるッ!!真壁刀義少年、モンブランに目覚める俺とモンブランの思い出は12〜13歳頃まで遡るッ!そもそもその頃は、ケーキなんてめったに食えなかったんだ。近所の喫茶店は大人の世界で立ち入りできないし、お金もなかったから、ケーキ屋もただ目の前を通りすぎるだけだった。そんなワケで、ケーキを食べられるのは、家族の誕生日とか「記念日」くらいだった。親父と母ちゃん、兄貴と俺だから、チャンスは1年でだいたい4回ある。誕生日というと、デカいデコレーションケーキを買うイメージもあるけど、そんなにたくさんは食わないから、小さいケーキをひとり2個くらい買う、って選択肢もある。選べるのって嬉しいよな。選べるっていっても、親父はショートケーキ、母ちゃんはモンブランって決めていた。いつも同じなんだ。俺はチョコケーキやフルーツが乗ったケーキとか、毎回楽しみながらいろいろ選んでたよ。でも、あるとき急に、モンブランに注目したんだ。「母ちゃんがこよなく愛するモンブランって、いったいなんなんだ?」って。それまで全然関心がなかったんだ。モンブラン=栗=栗きんとんみたいなもんだろ?みたいな意識だった(笑)。でも、毎回モンブランを選ぶ母ちゃんを見てると、なんか特別なウマさがあるんだろうと思って、一口もらったらなんだこれ、ウマすぎるぞ……!って気づいたんだよ。なめらかなモンブランクリームが口のなかに広がって、今度、誰かの誕生日が来たら、丸ごとひとつ食うぜ!と決意するくらい、ハマったんだ(笑)。不二家「モンブラン」そんな俺が生まれて初めて食べたモンブランは、不二家のモンブランだった。とくに思い出深いのが「マロンモンブラン」だ。今もどこかへケーキを持参するときは、不二家へ寄っていろいろな種類のケーキをランダムに詰めつつ、マロンモンブランは多めに入れることにしてんだよ。俺も絶対に食いたいから、モンブランだけは必ず、余裕を持った個数で買う(笑)。不二家のマロンモンブランがなぜ、俺をここまで惹きつけるのか……。ちょっと真面目に考えてみたら、モンブランクリームだけじゃなく、中に入っているカスタードクリームもめちゃくちゃウマいからなんだ。俺流の食べ方は、(1)表側のモンブランクリームだけ先に味わう、(2)中のカスタードクリームを食べる、というもの。こうすれば、ウマさを追い込めるぜッ!モンブランクリームで1回満足して、さらにカスタードクリームで大満足するんだわ。ヴィタメール「モンブラン」ここまで長く不二家のモンブランについて語ってきたけど、今回、DRESS編集部が持ってきてくれたのは、「あえて」という理由らしいが(笑)、俺が食べ慣れている不二家のじゃなくて、ヴィタメールのモンブラン。フォルムからしてこだわりを尽くして作られているのがわかるぜ。食ってみたら……ものすごく優しいんだよな、これが。ふわっと広がる栗の香りは、これまで食ってきたどのモンブランよりも強めな気がしたよ。後味の広がりもGoodだッ!とろけるような口溶けも良くて、まろやかなモンブランクリーム全体を味わっている感覚がある。モンブランクリーム特有のねっとりした食感を楽しむというより、香りや味わいを堪能する、大人にぴったりなモンブランだと思う。食感を楽しみたいなら、てっぺんに乗っている栗だな。俺は今回、栗を最後に食べた。栗にこのモンブランの「終着点」があると感じたからだ。ショートケーキの上のいちごなど、乗っているものを先に食べることもあるけど、今回の栗はセンターにどんと陣取っていて、スペシャルな「宝物」感があった。だから、無意識のうちに最後まで残していたんだと思う。この食べ方で、大正解だったぜ。モンブランクリームやケーキの生地を味わい尽くした後、栗の歯ごたえを楽しんで、完璧に満足。上品な大人に愛されるタイプのモンブランだよ。■商品情報不二家「モンブラン」マロンクリーム、シャンテリークリーム、スポンジの一体感が楽しめる、定番商品の「マロンモンブラン」は300円(税込)。2種類のクリームが贅沢な味わいの「Wクリームモンブラン」は388円(税込)。ヴィタメール「モンブラン」取材時(8月末)のモンブランとは商品が一新し、栗とショコラの贅沢な味わいの秋限定のモンブラン「ショコラ・モンブラン」として展開中(9月1日〜11月30日)。フランス産のマロンペーストを使用したショコラマロンクリームを絞っています。681円(税込)真壁 刀義(まかべ とうぎ)さんプロフィール1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。新日本プロレス所属。181cm、110kg。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日にデビュー。IWGPヘビー級王座、IWGP ヘビー級タッグ王座など多数のタイトルを獲得。「スイーツ真壁」としてお茶の間にも幅広く知られている。■真壁刀義さんが所属する新日本プロレスの大会情報「KING OF PRO-WRESTLING」日時:2017年10月9日(月・祝)15:30開場 17:00開始会場:東京・両国国技館構成/池田園子写真/小林航平
2017年10月04日ペンを使って超細密画を描く注目のアーティスト、池田学さんの展覧会が日本橋高島屋ではじまりました。開幕に先立って行われたプレスプレビューには池田さんご本人が登場!作品制作の背景や秘話なども語ってくださいました。『池田学 展 The Pen ―凝縮の宇宙―』スタート!【女子的アートナビ】vol. 84この展覧会は、池田さんの20年にわたる画業を紹介する初の大規模個展。2016年に完成した大作《誕生》をはじめ、世界の美術館やコレクターたちが所蔵する作品約120点をまとめて見ることができる貴重な機会です。池田学さんは、1973年佐賀県生まれ。東京藝術大学を卒業後、2011年には文化庁芸術家在外研究員としてカナダのバンクーバーに滞在。その後はアメリカで制作活動を続けられています。作品の特徴は、リアルな細密画。道具はペンを使われています。細かい線を重ねて絵を埋め尽くしていく描き方で、しかも全体の下絵もつくらず考えながら描きすすめるとのことで、1日に仕上げられる面積は約10センチ四方。大きな作品の場合、完成するまで1年以上かかるそうです。池田さんが作品解説!開幕初日に行われたプレスプレビューでは、池田さんによる作品解説が行われました。まずは、1998年の作品《巌ノ王》について。この絵は、藝大の卒業制作で描かれた作品とのことですが、よく見ると9枚のパネルが組み合わさって1枚の絵になっています。なぜ、このような形になっているのでしょう?池田さん最初に描いたのは、この一番上の真ん中にあるパネルです。藝大の山岳部にいたので、登った山の記憶や想像した世界を、日ごろ使っていたペンで細かく描いていました。その時は、作品になるとは思っていなくて。とりあえず描いてみて、卒業制作のアイデアになるのではと思っていました。そのパネルを担当教官の中島千波先生に見せたところ、「これだけでおもしろいから、どんどん継ぎ足して大きくしてみたら?」といわれ、それから左右や下に絵をつけ足していき作品になりました。ペンを使って描く今のスタイルの元となった作品です。超細密なサムライも登場!続いて解説されたのは、2×2メートルの大作《興亡史》。お城の中で大勢のサムライが戦っていたり、滅びたりする様子が描かれている壮大な作品です。離れて見ると人間の姿に気づかないかもしれませんが、近づくと……サムライたちがいっぱいいます!オドロキの細かさです。しかも、どの人物もなぜか真っ白。池田さんこれは、紙の白を残して描いています。白にする理由のひとつは、背景が細かいので人間も描きこむと見づらくなるから。また、特別なキャラクターを限定せず白抜きにすれば見る人が自分を投入できると思ったのです。この作品では、竜巻が近づき人間世界を壊そうとしている様子も描きました。人間同士の戦いだけでなく、人間と自然の二者による戦いも表現しているのです。最新作には『あまちゃん』も登場!?最後は、最新作《誕生》について。この絵は、アメリカ・ウィスコンシン州マディソン市にあるチェゼン美術館の制作スタジオで2013年から3年3カ月かけて挑まれた作品。大きさは3×4メートルもあります。テーマは2011年に起きた東日本大震災。左下の方から描き始めたそうで、下の段には津波や自然災害で破壊された世界が表現されています。池田さんは、最初に全体の構図を決めるのではなく、描きながら考えていくとのこと。この作品でも、下の段を描いているうちに「真ん中には木を入れよう」と思いついたそうです。中段から上段には生き残った人が生活を再建しているシーンや満開の花も描かれ、再生を感じることができます。池田さんでも、実はこの木自体には一輪も本物の花は咲いていないのです。花びらをよく見ると“がれき”だったり放射能のマークだったり。右の方では、仮設住宅を象徴するテントでできた白い花びらの真ん中で大人たちが赤ちゃんを迎え入れている様子も描きました。いろいろな花が満開になっていますが、全部かりそめ。実はまだ何も再生していないのです。本当にこの木が花を咲かせるのには何百年もかかる。そうして回復していくのではという思いが込められています。池田さん最初は大震災をテーマにスタートしましたが、3年のうちに個人的な出来事がいろいろ起きてきます。二人の娘が生まれたり、高校の時からの親友がガンで亡くなったり、スキー事故で自分の右手がまったく動かなくなったり……。この絵の左側にある枝の部分は3カ月かけて左手で描いていました。そのうちに少しずつ右手の神経がよみがえっていく感じがして、全く動かなかった右手が動き始め、なんか枝の形が神経の形にも似ていて。だんだん再生していく自分の体と絵がリンクして絵の中身が変わっていき、いろいろな意味を込めて「誕生」と名づけました。絵の中には、池田さんの娘さんたちなど身近な方々やマディソン市のガソリンスタンド、美術館の名前なども描きこまれています。また、制作当時には『あまちゃん』も見ていたそうで、おなじみ三陸鉄道の車両もありました。池田さんが解説された作品のほかにも、会場では動物たちを描いたかわいい作品や静かな波や森の絵、さらに制作過程を記録したタイムラプス映像やインタビュー映像なども見ることができます。特にタイムラプスには《誕生》が仕上がっていく過程や、左手で描いている様子なども記録されているので、ぜひぜひご覧になってみてください。さらに作品が味わい深いものになると思います。同展の会期は10月9日まで。短めですので、お早めにお出かけくださいね。Information会期:~ 10月9日(月・祝)※会期中無休時間:10:30 ~ 19:00 (19:30閉場)※最終日は17:30まで(18:00閉場)会場:日本橋高島屋8階ホール料金:一般 800円/大学生・高校生 600円/中学生以下無料
2017年10月02日世界的に注目を集める鬼才・園子温の代表作にして、日本映画史に残る問題作『愛のむきだし』。その幻のファーストカット6時間バージョンをもとに、全編が脚本通りに再構成された完全版「愛のむきだし【最長版 ザ・テレビショー】」が9月27日(水)にリリースされる。このほど、Blu-ray映像特典の中から、誕生10周年を迎えて初めて語られる園監督の特別インタビューの一部が到着した。「愛のむきだし」は、敬虔なクリスチャン一家に育ったユウ(西島隆弘)が主人公。神父の父(渡部篤郎)に懺悔を強要されたユウは、父の期待に応えようと、懺悔のために毎日“罪作り”に励むうち、気づけば女性ばかりを狙う盗撮魔のプロとなっていた。そんなある日、運命の女子高生・ヨーコ(満島ひかり)と出会い、ユウは生まれて初めて恋に落ちる――。「AAA」のリードボーカルのみならず、俳優としても活躍する西島さん、いまや実力派女優としての地位を確立した満島さんや安藤サクラの躍動に加え、ベテランの渡部篤郎、渡辺真起子、板尾創路の力演、その後『新宿スワン』で園監督と運命の再会を果たす綾野剛や、若手女優の筆頭株・松岡茉優の初々しい姿も見どころとなる本作。今回は、全10話のTVシリーズ仕様となり、映像も“4K”完全リマスターを施し、高精細・高解像の映像美で生まれ変わった。劇場公開時の上映時間は約4時間、今回のリブートの【最長版】で5時間弱という超大作(最初の編集版は6時間)だが、その撮影スケジュールは実質6週間ほどと、タイトな撮影期間だったという本作。園監督は「相当きつかったと思います。あんなにハードな映画はその後もないです。1日の撮影スケジュールが書かれた香盤表っていうものがあって、普通は1日分の予定は用紙1枚で十分収まるんですが、『愛のむきだし』のときは1日3枚から4枚あってホッチキスでとめて配られていました。さらに最後のほうは、“その他”とまで書いてあるくらいの恐ろしい撮影日程でした」と、驚愕の撮影スケジュールをふり返る。さらに、「ユウ役の『AAA』の西島隆弘くんは、『撮影が終わって家に帰って、玄関で靴を脱ごうとした途端に睡魔に襲われて、ハッと目を覚ましたらもう出かける時間だった。靴を履いたままでよかった』なんてことを言っていました」と、衝撃のエピソードも激白!そんな過酷な現場で、見事主演を務めあげた西島さんは、初の映画出演・主演にして第83回キネマ旬報ベスト・テン「新人男優賞」と第64回毎日映画コンクール「スポニチグランプリ新人賞」を受賞、鮮烈な映画デビューを果たした。また、今回の特典映像には、撮影のクランクアップ直後の映像も収録されており、いまや伝説の作品となった本作が、園監督自身にとってどんな存在だったか伺い知ることができる。映像の中で作品の出来を聞かれた監督は、「うまくいったところもそうでないところもある。作らなければよかったとも言えるね」と複雑な心境を明かし、「作品をひとつ作ると自分の心が傷つく。『愛のむきだし』は相当心が傷ついた。毎日が苦痛ですごく自虐的で…何度もつくらなければよかったと思った。こんなに現場が楽しくない映画は初めてだった」と、心情を吐露。傑作誕生の裏側には、心身ともに想像を絶する過酷な状況にさらされた背景があったことが見てとれる。この園監督の特別インタビュー「誕生10周年の真実!?」はBlu-rayに特典映像として収録。当時のキャスティング状況や、困難を極める撮影、さらに個々のキャストに対する想いなど、各話ごとの裏話を、10年目にして余すところなく語ったファン必見の1本になっている。「愛のむきだし【最長版 THE TV-SHOW】」は9月27日(水)よりBlu-ray発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛のむきだし 2009年1月31日より渋谷ユーロスペースほかにて公開(C) 愛のむきだしフィルムパートナーズ
2017年09月24日モデルの"みちょぱ"こと池田美優が16日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2017 AUTUMN/WINTER」に出演した。池田は「GYDA」ステージで、レザーのミニスカートにキャミソール、ニットのアウター、ニーハイブーツという白と黒でまとめたコーディネートを披露。美脚と胸元を露出し、お腹もチラ見せしたセクシーな衣装で、色気を漂わせながらランウェイを歩いた。同ステージは、emmaがトップバッターを飾り、超ミニのデニムスカート×キャミソールで大胆に肌を露出。滝沢カレンや香川沙耶、Niki、藤井サチ、朝比奈彩、トリを務めたラブリらも、キャミソールやミニスカートなどで美ボディを披露した。「GirlsAward」は、2010年から年2回、東京・代々木第一体育館を拠点とし、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催してきた日本最大級のファッション&音楽イベント。16回目となる今回は、同イベント初となる幕張メッセに場所を移して開催し、モデル151人、アーティスト14組(130人)、ゲスト31人が出演、観客3万1,000人が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2017年09月18日