昨年11月に合成麻薬MDMAやLSDを所持していたとして、麻薬取締法違反で逮捕・起訴された沢尻エリカ(33)。彼女の初公判が1月31日に行われ、傍聴席を求めて約2千200人が抽選に参加していた。12月6日の保釈後、沢尻は薬物依存脱却のため、都内の病院に入院。公判では、逮捕から沈黙を貫いてきた沢尻の知られざる療養生活が明らかにされた。「沢尻さんの治療を担当している主治医は、大麻について依存性があったと指摘。しかし、治療中の沢尻さんについて『びっくりするほど真面目に取り組んでいる』と絶賛していました。また、沢尻さんは外部との連絡を遮断するためにSNSを閉鎖し、携帯電話も解約したことが明かされました」(傍聴した記者)そんな沢尻を家族も支えていた。証人として出廷した沢尻の兄は、更生させる覚悟を語っていた。「エリカと話し合って、交友関係を見直します。生活のリズムを取り戻せるよう監督していきたいです」さらに、沢尻が派手な交友関係を築いていたことについても兄は「悪い人については断ち切ってもらいます」と明かしていた。沢尻の母・リラさんも、その思いは同じのようだ。公判2日前の、1月29日。自宅近くで買い物を終えた、リラさんに顔見知りの記者が声をかけた。――エリカさんの様子はいかがでしょうか?「エリカのことが心配で、心配で……。本当に私も体を悪くしてしまったの」戸惑いながらも、記者の質問に答えるリラさん。「エリカさんはもう薬物には手を出しませんよね?」と聞くと、絞り出すようにこう答えた。「もちろんです。エリカは反省していますから……」最後に、一部では沢尻の復帰を望む声もあると伝えるとリラさんは「本当にごめんなさい、ありがとうございます」と涙ながらに語って去っていった。母の涙に、沢尻は何を思うのか――。「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月04日1月31日、麻薬取締違法で逮捕・起訴されていた沢尻エリカ被告(33)の初公判が行われた。起訴状によると、沢尻は昨年11月16日に自宅マンションで合成麻薬MDMAとLSDを所持していたとされ、起訴事実を全面的に認めた。冒頭、裁判官から職業を問われ、「無職です」と答えた沢尻。被告人質問では、降板となった大河ドラマ『麒麟がくる』について「関係者の皆さんに多大なご迷惑をおかけしました。撮影中の作品も撮り直しを余儀なくされ、スタッフやキャストにご負担をおかけしました。経済的にも大きな損害になり、申し訳なく思っています」と陳謝していた。そして、沢尻の口から驚きの言葉が飛び出す。役者への復帰について問われた沢尻は、こう答えた。「女優復帰は考えていません。影響力のある立場の人間としてあまりに身勝手な行いで、多くの人を裏切り、傷付ける結果になってしまいました。その代償は計り知れず、復帰する資格はありません」今も所属事務所との契約は続いている沢尻。それだけに、いずれ復帰する人と思っていた人は多く、この“女優引退宣言”には「潔い」と称賛する声もあがっている。《潔いなあ。根は真面目なのかもしれない。周囲の人の影響等で世間一般がイメージする沢尻エリカになったのか》《えっ沢尻エリカ女優復帰しないの………復帰して………》また2005年に公開され、沢尻の出世作にもなった映画『パッチギ!』で監督を務めた井筒和幸監督(67)も、同日生放送された『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ系)で、「潔い子ですからね」と語っていた。一部で復帰待望論も持ち上がっている沢尻。果たして、彼女の決断はーー。
2020年02月02日沢尻エリカ(33)の初公判が1月31日に行われた。各メディアによると沢尻は起訴内容を認め、「しっかりと罪の重さを自覚して更生していくことが、自分のできる唯一の償いだと思っています」と宣言。いっぽうで「女優復帰については考えていません」と口にしたという。昨年11月、出演予定だった大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合)のスタート間近で逮捕された沢尻。そんな彼女を横目に、「麒麟がくる」の評判は上々だ。19日の初回放送の視聴率はタイムシフトが7・0%で、リアルタイムでは19・1%。総合視聴率は驚きの25・3%。「おんな城主 直虎」「西郷どん」「いだてん」といった過去3作を上回る数字だったのだ。「沢尻さんが逮捕された後、主演の長谷川博己さん(42)ら主要キャストが集められました。制作サイドから撮り直しをお願いされたところ、当初はやはり重々しい空気が。しかし長谷川さんは『いちばん大変なのは代役を務める方。みんなで盛り上げてフォローしていきましょう!』と呼びかけたのです。大河の座長という重役にも関わらず男気を見せた長谷川さんに、一同が感動。視聴率も追い風となり、『長谷川さんを中心にしていいものを作ろう!』といっそうチームの気が引き締まっています」(ドラマ関係者)さらに注目を集めているのが、沢尻の代わりに帰蝶を演じることとなった川口春奈(24)だ。その演技力は放送のたびに反響を呼び、ネットでも《いい帰蝶になると思った川口春奈が期待通りだったので、毎週日曜が待ち遠しい》《帰蝶は最初から川口春奈さんで良かったと思えるぐらいしっくりくる》と支持する声が上がっている。「川口さんは13年のドラマ『夫のカノジョ』(TBS系)で主演に抜擢されましたが、視聴率は跳ねませんでした。しかし地道に女優業をこなした結果、1月に放送された『教場』(フジテレビ系)では熱演ぶりが大きな話題に。大河の直前だったので、視聴者の期待がさらに高まったようです。撮影はまだまだ続きますし、女優としてさらに一皮むけるかもしれません」(前出・ドラマ関係者)19年3月、同作にちなんだ会見で「沢尻エリカの集大成をここで」「ようやく、やっと出られたという感じ」と涙ながらに語っていた沢尻。しかし、その晴れ舞台を自ら降りることとなってしまった。
2020年02月01日長谷川博己(42)が主演を務めているNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。その視聴率は初回が19.1%、第2回が17.9%と、好スタートを切っている。「昨年11月に帰蝶役の沢尻エリカ(33)が逮捕され、代役の川口春奈さん(24)は時代劇初挑戦。そのため“座長”の長谷川さんが所作や話し方など、川口さんにできる限りのアドバイスをしたのです。当初予定されていた撮影に加えて撮り直しもあり、長谷川さんは過密日程に苦しんでいますが、そんな彼を支えているのが鈴木さんなのでしょう」(NHK関係者)鈴木京香(51)と長谷川が交際を始めるきっかけになったのは、’10年放映のドラマ『セカンドバージン』(NHK総合)の共演だった。2人を知る芸能関係者が語る。「長谷川さんとしては“大河主演”をしっかりと務め上げることで、長い春にけじめをつけ、鈴木さんとの結婚生活を始めたいという思いもあるようです。そんな事情もあるため、長谷川さんと鈴木さんとの“結婚発表”は、撮影が終了した今年秋以降になると聞いています」実は京香も“新しい生活”に向けて、ひそかに準備を続けているという。京香の知人は言う。「京香さんのお母さんで所属事務所の取締役でもあるA子さん(78)は、4年前に宮城県から東京に転居しました。すでに’02年にお父さんは逝去されていますし、空き家になっていた実家を昨年9月に取り壊しているのです。いっぽうで京香さんは、都内に高級マンションも購入しています」本誌が取材を進めると、京香が都心の一等地にある物件を購入したのは3年ほど前であることも判明した。ちなみに広さは150平方メートルほど。「都心であるにもかかわらず閑静な住宅街にあり、セキュリティもしっかりしていますし、ドアマンも駐在しています。(京香が購入した)その部屋ですと、4億円以上になると思います」(地元の不動産業者)3年も前に購入したのに、京香はいまだ転居していない。その理由について前出の知人が語る。「京香さんは、そのマンションを“新婚生活を始める場所”と、考えているようです。長谷川さんとの結婚を公表した後に、引っ越しをするのだと思います」「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年01月30日世界で活躍する写真家であり映画監督の蜷川実花が、構想に7年を費やし、天才作家・太宰治のスキャンダラスな恋と人生を大胆に映画化した『人間失格 太宰治と3人の女たち』。主演に小栗旬、共演に宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみらを迎えた本作のBlu-ray&DVDのリリースがこのほど決定した。小栗さんが太宰治を演じ蜷川監督と初タッグを組んだ本作。大幅な減量を敢行しながら、究極のダメ男でモテ男、才気と色気にあふれたセクシーでチャーミングな太宰像を創りあげた。また、宮沢さんが太宰の正妻・美知子役、沢尻さんが作家志望の愛人・静子役、二階堂さんが最後の女・富栄役を熱演。第43回日本アカデミー賞では、宮沢さんが優秀主演女優賞、二階堂さんが優秀助演女優賞を受賞している。ほかにも、成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也と豪華メンバーが集結したことでも話題に。今回リリースされるBlu-ray豪華版の特典映像には、『溺れるナイフ』の山戸結希監督がディレクションしたドキュメンタリー映像「〈解説〉人間失格 蜷川実花と幾人もの作り手たち」を収録。主要キャストに迫る撮影の舞台裏や製作秘話のほか、山戸監督が自ら行った、蜷川監督をはじめとしたスタッフインタビューも収められており、作り手たちの作品に掛ける思いやこだわりが感じられる映像となっている。また、このドキュメンタリー映像のナレーションを、劇中で太宰に「人間失格」の執筆を依頼する若手編集者・佐倉を演じた成田さんが担当しているのもポイント。ほかにも特典映像には、ジャパンプレミアや各地で行われた舞台挨拶の模様を収めたイベント映像など盛りだくさんの内容となっている。『人間失格 太宰治と3人の女たち』Blu-ray&DVDは4月2日(木)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年9月13日より全国にて公開© 2019「人間失格」製作委員会
2020年01月24日女優の川口春奈(24)が1月19日、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第1話に出演した。川口は後に織田信長の正妻となる帰蝶(濃姫)として、番組後半に登場。短時間だが、乗馬のシーンも披露し注目を集めた。各メディアによると、初回の平均視聴率は19.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と好発進だったという。川口は沢尻エリカ被告(33)が昨年11月16日に麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたことを受け、代役に抜てきされた。ドラマは1月5日に初回放送される予定だったが、放送日を19日に変更。12月から川口が撮影に加わり、急ピッチで撮り直しが行われたという。「川口さんは13年に『夫のカノジョ』(TBS系)でゴールデンタイムの初主演に抜擢されました。39歳の女性と身体が入れ替わる20歳の女性という難役を熱演したものの、結果は低視聴率。川口さんは、そのことをとても気にしていたといいます」(テレビ誌ライター)しかし、そんな川口が成長をみせている。今年1月4日と5日に放送された木村拓哉(47)主演の『教場』(フジテレビ系)では、警察学校の生徒役を熱演。視聴者からも『良い演技だった』と好評を博していた。「川口さんは警察学校のリアルな訓練シーンは、これまでで最も厳しい経験だったと振り返っていました。なかでも体力以上に、周囲と呼吸を合わせる難しさを痛感したようです。ただそこで団結力やチームワークの大切さを学んだ彼女が今回、大河に初挑戦することになりました。短期間での撮り直しが順調に進んだのも、『教場』で培った団結力が活かされたのでしょう」(テレビ局関係者)そんな川口の成長ぶりに、視聴者からはエールが寄せられている。《楽しみにしてた、今年の大河ドラマ 『麒麟がくる』 初回から私は好きになった。 とくに、川口春奈ちゃん!!めっちゃ合ってた!!違和感ゼロよ》《「麒麟がくる」の川口春奈さんは姿勢の良さとか、きびきびした男勝りな動きなどはドラマ「教場」の訓練で身につけたものが活かされてるんじゃないかな》《#麒麟がくる #教場 でも可愛くて素晴らしい演技だった川口春奈ちゃん帰蝶としても可愛い上に凛とした強さが出てましたね次の登場も楽しみ》
2020年01月20日「彼女は昨年が大厄だったのですが、その活躍ぶりはキャリアハイとも言ってもいいくらいの存在感を示していました。特に映画については、唯一無二の存在になりつつありますね」(映画関係者)1月3日に発表された、第62回ブルーリボン賞のノミネート。そのなかで昨年出演したすべての作品が名を連ねていたのは、長澤まさみ(32)だ。「主演女優賞にノミネートされている『コンフィデンスマンJP』は興収約30億円、作品賞と助演女優賞にノミネートされている『キングダム』が約57億円、『マスカレードホテル』が約46億円。3作品で約130億円ですからね。まさに“稼げる女優”ですよ」(芸能事務所関係者)3作品のうち、『コンフィデンスマンJP』に関してはすでに続編も撮影済み。今年の5月1日に公開される予定だ。「次作も最低で興収30億円を見込んでいるそうです。フジテレビとしては『踊る大捜査線』や『海猿』以来の続編モノとして、シリーズ化したい意向。すでに次回作の構想もあって、ロケ地の候補にはハワイが挙がっています。長澤さんの希望らしいのですが、聞かざるを得ないでしょうね。低迷するフジにとって、彼女は“救世主”のような存在ですから……」(テレビ局関係者)現在は大森南朋(47)、田中哲司(53)といった生粋の舞台役者とともに舞台『神の子』に出演中。ここ数年、必ず年1本は舞台にも出演している。「今年5月には新国立劇場でひとり芝居にも挑戦するなど、意欲的に女優としての幅を広げようとしていますね。昔は沢尻エリカさん(33)と比較されていましたが、今や長澤さんに並ぶ女優なんてそういません。格の面でもギャラの面でも、米倉涼子さん(44)や天海祐希さん(52)クラスではないでしょうか」(舞台関係者)今年は女優生活20年を迎えるが、活躍の場はまだまだ広がりそうだ。
2020年01月15日水川あさみ(36)&窪田正孝(31)、多部未華子(30)など、数々のビッグカップルが結婚を発表した19年。オリンピックイヤーとなる20年も期待したいところ!そこで注目の熱愛カップル20組の年内入籍はあるのか?もしくは破局の可能性は?芸能リポーターの長谷川まさ子さん、菊池真由子さん、城下尊之さんの3人に予想してもらった。結婚間近と見られるも暗雲が立ち込めているカップルが……。16年末から交際を続けている高畑充希(28)と坂口健太郎(28)。同じマンションで生活するなど順調に愛を育んできた2人の結婚確率は3人とも高い確率をつける。しかし、2人が“別居”しているという驚きの情報が!「今年のはじめに、2人が住んでいたところからかなり離れた高級タワーマンションで高畑さんの姿を見ました。犬を抱えて散歩に行くところだったので、引っ越したのだと思います」(目撃した女性)2人が暮らしていたマンションの近隣住民もこう語る。「マンションに直結しているコンビニがあり、高畑さんがそこでよく買い物している姿を見ていました。しかし昨年の春頃からめっきり見かけなくなったんです……」果たして売れっ子カップルの恋の行く末は。1月から放送される新ドラマに出演する俳優たちの恋模様も見逃せない。『テセウスの船』(TBS系)で主演を務める竹内涼真(26)は吉谷彩子(28)との交際が報じられている。菊池さんは30%と低い確率をつけるも、「将来的にはあるかも!?」と語る。「竹内さんは『自分は国民の彼氏』と認めるほど女性ファンを大切にしているので、俳優として実績を残していった先にはあるかもしれません。吉谷さんはサバサバした印象ですし、女性ファンも受け入れやすいでしょう」麻薬取締法違反で逮捕された沢尻エリカ(33)の代役で大河ドラマ『麒麟が来る』(NHK)に出演する川口春奈(24)の恋路は一筋縄ではいかなそうだ。昨年11月には一部週刊誌で格闘家・矢地祐介(29)とのお泊りデート姿が報じられ、矢地も交際を認めるなど順調な様子。しかし、長谷川さんは結婚する確率を50%とにらむ。「この1年は大河の撮影で忙しく、結婚どころではないはず。会えないイライラも募り、別れる可能性も。ただ、そうしたハードルを2人が乗り越え、大変な川口さんを彼が癒してあげられれば結婚の道も見えてくるでしょう」ハードな大河撮影を乗り越え、“結婚が来る”となるか!?「女性自身」2020年1月21日号 掲載
2020年01月10日芸能事務所・研音が創立40周年を記念し、「研音創立40周年・ニッポン放送開局65周年記念 歌あり・企画ありのエンターテイメントショー! ~KEN RADIOの時間~」を開催すると1月6日に発表した。豪華俳優陣らが所属する研音。同イベントでは彼らのトークも楽しめるとのことで、貴重な機会に期待が高まっている。研音のホームページによると、同イベントは5月9日に東京国際フォーラムで開催。第一弾発表では天海祐希(52)や唐沢寿明(56)、反町隆史(46)や速水もこみち(35)、榮倉奈々(31)や菅野美穂(42)ら23名が出演すると発表。またイベントでは歌やトークなどが予定されており、貴重なショーが繰り広げられるという。さらに今月19日から放送される大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合)で沢尻エリカ(33)の代役を務めることとなり話題を呼んでいる川口春奈(24)や、20年度後期の朝ドラ「おちょやん」(同局)で主演を務める杉咲花(22)も登場するという。豪華俳優陣らが勢ぞろいするため、ネットでは驚きとともに期待の声が上がっている。《研音のイベントって凄いな、何するかわからんけど絶対濃厚やん》《どういうイベントかよくわかってないけど、普通に豪華すぎてビビる》《研音のイベントすご、、、!!!錚々たるメンツの厚みがすごい、、、》また《研音所属タレント美形多すぎない?びっくりした 嫌味もクセもない誰もがあ~綺麗な顔してるよね?って言いそうな顔ばかり》《研音のイベントのツイート見て唐沢寿明と反町隆史が並んでるだけで「いいね…素晴らしい事務所だ……」って頭の中の大富豪のおじさんがゆっくり拍手してる》と、改めてその所属俳優たちの豪華さを讃える声も上がっている。
2020年01月06日残すところあと少しとなった19年。元号も「平成」から「令和」へと変わった激動の1年だったが、芸能界も大きく変化した1年だった。本誌が目撃した驚きのスクープから特に反響の大きかったものを今一度お届けしたい。11月に麻薬取締法で逮捕された、契約打ち切りや多額の賠償金を抱えることになった沢尻エリカ(33)。そして最も大きな代償となったのが、重要な役どころとして出演予定だったNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の降板だ。悲願と語り、生活の全てを捧げる奮闘ぶりを見せていた沢尻。さらに彼女は“大きな決断”をくだしていたーー(以下、2019年9月24日号掲載記事)9月初旬、都内にあるコインパーキングから颯爽と出てきたのは沢尻エリカ(33)。来年1月より放送されるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演する沢尻。オフだったこの日、真っ赤な花柄のバッグとスカートという華やかな装で沢尻はヨガスタジオへと向かっていた。ヨガに詳しい芸能レポーターの川内天子さんはこう語る。「沢尻さんが訪れていたのは、ハンモックを使って行う空中ヨガを扱うことで話題のヨガスタジオ。多数の芸能人やモデルも通っているそうです。沢尻さんが演じるのは織田信長の妻・濃姫という重要な役どころ。長期間にわたって撮影する大河を乗り切るには、日ごろのメンテナンスが何より重要。沢尻さんは週2回ほど通って、自分磨きに励んでいるそうです」大河に向けて奮闘を続ける沢尻。しかし、その裏で彼女は“大きな決断”を下していた。「沢尻さんは8年間交際していた恋人のAさんと最近別れたそうです。彼女から切り出したと聞いています」(沢尻の知人)11年からアパレルブランドのデザイナー・A氏との交際をスタートさせた沢尻。本誌も14年に沢尻の母・リラさんとA氏と都内の自宅で同居する姿を目撃するなど、“母公認”の関係を続けてきた。「リラさんもA氏を息子同然のようにかわいがっていたといいます。2人はつかず離れずの関係で同棲を解消したこともありましたが、それもA氏の仕事に合わせてのこと。今年に入っても六本木でデートする姿が目撃され、結婚目前といわれていました」(映画会社関係者)リラさんは17年12月の本誌取材に対してこう語っていた。「孫がいれば楽しいですよね。もちろんエリカが産んでくれればうれしいですけど、エリカと彼が結婚をどう考えているのかわからないんですよ」しかし、破局という形で裏切られた母の期待ーー。当の沢尻は、『Numero』19年10月号のインタビューで、こうほのめかしている。《結婚がすべてじゃない。幸せになるにはいろんな道があるし、選ぶのは人それぞれ/結婚という形にはとらわれなくていいと思う》突如、8年間の日々に終止符を打った沢尻。そこには彼女の役者人生を懸けた覚悟があったーー。07年に主演映画の舞台挨拶での「別に」発言により批判を浴び、女優活動を休止した沢尻。その後も高城剛氏(55)との結婚と離婚や海外移住など、波瀾万丈な芸能生活を送ってきた。しかし、最近は苦難の日々が報われつつある。「12年の映画『へルタースケルター』で女優復帰してから、沢尻さんは評価を高めてきました。16年に出演した『24時間テレビ』(日本テレビ系)でのスペシャルドラマでは両目を失明した中学校教師の妻という難役を熱演。確かな演技力が認められ、その後オファーが殺到したといいます。今年5月放送のドラマ『白い巨塔』(テレビ朝日系)や9月公開の映画『人間失格太宰治と3人の女たち』など話題作への出演が相次いでいます」(テレビ局関係者)ついに手にした大河への切符。3月に行われた発表会見で、沢尻は涙ながらに万感の思いを打ち明けていた。「芸能生活20周年目に、やっと大河に出演することができました。本当にうれしい(中略)この20年間、芸能界で培ってきたものや築き上げてきたものを作品に捧げたい。沢尻エリカの集大成をここで」沢尻の並々ならぬ熱意は撮影現場でもあらわれていた。「沢尻さんはスタッフに飲み物を差し出したり、自ら話しかけたりと常に現場を明るくしようとしています。“別に”のイメージから怖がっているスタッフもいましたが、今では“姐御”と慕われているほどです」(NHK関係者)そして沢尻は大河への情熱と引き換えに、A氏へ破局を宣告したのだった。「1年間にわたって撮影する大河の撮影に全力をつくすため、沢尻さんは『今はプライベートを封印する!』と決断。そこで未練を断つために自ら別れをA氏に持ちかけたのです。A氏と話し合った結果、双方納得する形で別れることになったそうです」(前出・知人)破局の真相を沢尻の所属事務所に聞くと、担当者は「プライベートなことは本人に任せています」と答えるのみだった。“永い春”に終止符を打ち、沢尻は新たな道を歩み始めたーー。
2019年12月31日『いだてん』のピエール瀧(52)やチュートリアルの徳井義実(44)に続き、『麒麟がくる』の沢尻エリカ被告(33)もーー。異例の逮捕劇による「撮り直し地獄」にハマっているNHK大河ドラマ。代役には川口春奈(24)が抜擢されたものの、放送延期も決定した。「現場はまさに大混乱。セットも組み直さないといけないし、撮り直しや編集作業まで入れると膨大なロスです。現場からは『もう再撮は嫌だ』と悲鳴があがっていますよ……」(テレビ局関係者)そんななか、局内では2021年の大河『青天を衝け』で主演を務める吉沢亮(25)の株が急騰しているという。発表当初は局内でもどよめきの声も聞かれるほどの大抜擢だったが、その清廉潔白さに注目が集まっているのだ。「若手売れっ子の菅田将暉さん(26)よりも先に抜擢されたのは異例中の異例。以前とは大河のキャスティングのテイストも変わってきた印象です。というのも、ピエールさんや沢尻さんの二の舞を避けたいという現場サイドの声がとにかく強いのです。薬物は言うまでもありませんが、吉沢さんの場合は女性関係の危うい噂も聞こえてきません。そのため安心して起用できるとして、人気が高まっています」(芸能関係者)吉沢の真面目さは、どの現場でも定評のようだ。「現場では、空いた時間にいつもひとりで本を読んで勉強していることが多いです。まだ大河は早いという声もあるのかもしれませんが、彼は本当に驚くほど努力しています。『吉沢なら心配いらない』という上層部の判断もあったのではないでしょうか」(ドラマ関係者)これまでの大河主演俳優たちと比べると“実績”という面では乏しいかもしれないが、そこも大きな問題にはならないとNHK関係者は話す。「朝ドラ『なつぞら』での天陽役でもブレイクし、大河のメインターゲットとなる60代以上の男女にも認知度が広がっています。なにより大河の空白層と言われる20代女性からの人気が絶大。裾野が広がる可能性もあります。大河ドラマは拘束時間の割にギャラが安いのですが、吉沢は今まさに売り出し中の俳優。制作サイドと事務所の思惑が一致したのでしょう」(前出・芸能関係者)NHKが今いちばん欲しい”真っ白さ”と、若い女性からの人気。それが、吉沢の大抜擢につながったようだ。
2019年12月26日「上がる人」もいれば、もちろん「下がる人」もいる。その代表格は薬物逮捕の有名人だろう。3月にコカイン使用で逮捕されたピエール瀧(52)。11月にMDMA所持容疑で逮捕された沢尻エリカ被告(33)も半減以下に。「逮捕前のピエールさんは役者業の評価で3,000万円から1,500万円。沢尻さんは大河ドラマ『麒麟がくる』出演決定で5,000万から一挙に2,000万円まで激減しました」(広告代理店関係者・A氏)ちなみに、大河で沢尻被告の代役となった川口春奈(24)は、期待値込みで4,000万円から5,000万円に。19年は吉本興業の騒動が目立った1年でもあった。流行語大賞にノミネートされた「闇営業」問題の中心にいた宮迫博之(49)も田村亮(47)も4,000万円から1,500万円に大幅ダウン。「宮迫さんは不倫疑惑もまだ記憶に残っている矢先の事件だっただけに、テレビ復帰をしたとしても金額アップは難しいでしょう。亮さんは相方の田村淳さんが新会社を立ち上げ、そこでマネジメント契約することで活動再開する予定だそうです。まずはネットの露出を増やす方針で、元来の好感度も高いことから将来的には宮迫さんよりCM復帰できる可能性は高いと思います」(広告代理店関係者・B氏)「松本動きます」発言で、闇営業問題の解決を図った松本人志(56)も、CMギャラが1億5,000万円から1億3,000万円に下がっている。これには深いワケが――。「今回の問題に対し“後輩らの尻拭いする姿勢”がギャラに影響しているようです。『自分たちのギャラは削ってええから他に回して』と松本さんも浜田さんも自らギャラ減額を提示したようです」(広告代理店関係者・C氏)約1億1,800万円の申告漏れが発覚し、活動休止に追い込まれた徳井義実(44)も前途は厳しい。「もともと好感度が高く、逮捕された訳でもないのですが、金銭的にルーズだと判明したことで、3,500万円から2,000万円に大幅ダウン。クライアントが尻込みするタレントになってしまいました」(A氏)同じく「タピオカ店恫喝騒動」で芸能活動自粛中の木下優樹菜(31)も2,000万円から1,000万円に半減。「“好きなママタレント”の常連だっただけに“事務所総出”の恫喝報道は完全にイメージダウン。率先して起用しようとするスポンサーはまずいないでしょう」(B氏)お笑いBIG3の一角、ビートたけし(72)も1億5,000万円から2割ダウンの1億2,000万円に。「クライアントからは“糟糠の妻”との離婚が影響しているようです。たけしさんの全盛期を知らない10代~20代からの支持が低く、今後は低落傾向になるのでは」(C氏)「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月25日11月16日に合成麻薬MDMAを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された沢尻エリカ(33)。12月6日に保釈されて以降、公の場に姿を現してはいない。そんななか、薬物依存からの脱却を目指して都内の病院へと入院した沢尻。選んだのは超VIPな病院だった。「特別個室も用意されており、高級ホテルのスイートルームのような豪華さだそうです。その分、費用も高め。1泊20万円以上かかるといわれています。薬物治療の入院は、通常2カ月以上かかるともいわれています。総額1千万円は超えることになるでしょう」(芸能関係者)事件による損害賠償額が20億円ともいわれている沢尻。さらに高額な入院費用がかかるとあって、最近は転院を計画しているという。「場所は、関東近郊にある心療内科専門の病院。プライバシー保護が徹底されていることから政治家や芸能人に人気で、最近だと元TOKIOの山口達也さん(47)も静養していました。ここの施設も超豪華で、トレーニングルームやスパが完備。さらにはアロママッサージなども受けられるそうです。にもかかわらず、費用は1泊1万円程度。長期療養も視野に入れているため、治療計画の見直しを考えていると聞きました」(前出・芸能関係者)12月13日、所属事務所は沢尻の現在についてこう発表した。《家族や弊社も支援しながら、日々更生に向けて医師の皆様の指導を受けて真摯に努力しております》治療を受けることで、沢尻は支えてくれる家族に笑顔を取り戻すことができるのだろうか――。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月20日12月中旬、都内の病院から1人の女性が姿を現した。沢尻エリカ被告(33)の実母・リラさんだ。11月16日に合成麻薬MDMAを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された沢尻。12月6日に保釈されると、即入院。以降、公の場に姿を現してはいない。そんななかで娘を支えるべく、母が見舞いに訪れていたのだ。本誌記者は、病院から出てきたリラさんに沢尻の様子を尋ねた。だが、リラさんは頭を下げるばかり。沈黙を貫いていたが、最後は謝罪するように両手を合わせた。すると、リラさんのそばにいた沢尻の兄がこう答えた。「今は何もお答えできないんです。本当にごめんなさい。実は、母も今は病気なので……」療養の心労からか、母も衰弱しているようだ。そこで母の様子についても聞いてみたが、兄は再び「ごめんなさい」と一言。そして足早に駐車してあった車に母を乗せると、走り去っていった――。家族を支えるため、小学生時代から芸能界入りを決意していたという沢尻。20年1月からは大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)出演が決定していたが、まさかの逮捕――。その余波は母にも暗い影を落としていた。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月20日麻薬取締法違反の罪で起訴され、6日保釈された女優の沢尻エリカ被告が所属するエイベックス・マネジメントが13日、「沢尻エリカ更生に向けたお願い」と題したコメントを発表した。同事務所は「沢尻エリカが12月6日に保釈され、今後の更生方針を決定致すべく現在都内の病院にて 検査、治療を行っております。本人も、保釈以降弁護士の方の意見を素直に受け入れ、家族や弊社も支援しながら、日々更生に向けて医師の皆様の指導を受けて真摯に努力しております」と現状を報告。「更生を支援する弊社と致しましては、本人との面会を継続するなど更生状況を監督し、定期的にご報告申し上げる所存でございます」と伝えた。そして、「メディア関係の皆様におかれましては大変恐縮ではございますが、本人を更生に専念させていただきたく、本人や家族、病院への取材、問い合わせにつきましては差し控えてくださいますよう、何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます」と報道関係者に向けて配慮を求めた。
2019年12月13日《多くの方々を裏切ってしまったことを心の底から後悔しております》麻薬取締法違反で起訴され12月6日に保釈された女優・沢尻エリカ被告(33)。所属事務所を通じてコメントを発表したが、東京湾岸署の裏口から車で出てきて、報道陣の前に姿を現すことはなかった。沢尻被告は来年1月からNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に主要キャストの1人として出演予定だった。4社のCMにも出演しており、そのすべてがお蔵入りに……。「賠償金が5億円や10億円との報道がありますが、大河ドラマの撮り直しやCM降板、そのほか細かい仕事の補填などの費用がかさんでしまい、社内では20億円まで膨らんでしまったといわれています」(所属事務所関係者)ベッキー(35)が不倫報道でCMを降板した際の違約金は、芸能界史上最高クラスの約5億円といわれた。沢尻被告は、その4倍!「大河は10話まで撮影が進んでいましたが、初回から撮り直し。代役には川口春奈さんを立て、今月3日から急ピッチで撮影していますが、NHKは初回放送を2週間遅らせる大河史上初の変更を余儀なくされました。ロケができずセットの一部を壊してしまったため、スタジオ撮影で対応していますが、これまで以上にCGを駆使するなど、時間と人件費がかかりすぎています」(NHK関係者)大河の制作費は通常、1話約6千万~7千万円だという。「大河の賠償額は10話分の制作費だけでなく、撮り直し費用も請求の対象になります。ポスターの回収や新ポスター作り、新たな宣伝費、グッズなど物販回収なども含めると、10億円は超えてしまうでしょう」(前出・NHK関係者)広告代理店関係者は、彼女のCM賠償金についてこう語る。「逮捕直前の沢尻さんのCM出演料は4~5千万円。賠償額は残りの契約期間で日割り計算して出します。撮り直しが必要になった場合はその費用も補償が必要です。また、一部の外資系企業は“商品のイメージを損なった”として違約金請求するケースもあります。そのため、今回のCMの賠償額は合計5億円に達することまで考えられます」さらに沢尻被告は映画『人間失格太宰治と3人の女たち』に出演し、その公開中の逮捕だった。「このままではDVDが発売できなくなる可能性があります。見込み収入分まで請求されることもあるでしょう」(映画関係者)沢尻は6日の保釈後、《今後、違法薬物と決して関わりを持つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切断つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します》とコメント。沢尻被告の所属事務所は今後の処分について《裁判の結果を踏まえて決定》するというが、沢尻被告が背負った十字架は、あまりに重い。
2019年12月10日沢尻エリカ被告(33)が12月6日に保釈された。先月16日に合成麻薬MDMAの所持容疑で逮捕された沢尻被告だが、再び波紋を呼んでいる。同日、沢尻被告の保釈を伝えるニュースが速報で駆け巡った。大きな注目を集めるなか、勾留先の東京湾岸署から釈放された沢尻被告。しかし車に乗り込んで走り去ったため、報道陣の前に姿を現すことはなかった。大麻取締法違反の罪で逮捕された田口淳之介被告(34)は6月、報道陣を前に「誠に申し訳ございません」と保釈時に謝罪。20秒ほどにわたって土下座をし、話題を呼んだ。4月にもピエール瀧被告(52)が保釈の際に「申し訳ございませんでした」と述べ、深々と頭を下げている。著名人の保釈時の、恒例となっていた報道陣を前にしての謝罪。しかし今回、沢尻被告はそうしなかった。保釈後、沢尻被告は所属事務所であるエイベックス・マネジメントの公式ホームページでコメントを発表した。そこで沢尻被告は「多くの方々を裏切ってしまったことを心の底から後悔しております」とつづり、違法薬物との関わりを絶つとも宣言。そして「書面でのお詫びとなることにつき、ご理解とご容赦を賜りますようお願い申し上げます」と結んでいる。そうした沢尻被告の行動を疑問視する声が上がっている。小柳ルミ子(67)は7日にアップしたブログで沢尻被告に対し、「私はむしろ 釈放された時こそ チャンスだったと思う」「彼女によって苦労を強いられた 大勢の方々の怒りを 少し緩和出来るチャンスだった」と述べ、“謝罪は1秒でも早い方がいい”とつづっている。Twitterでも同様の声が上がっている。《一礼だけでも良かったのに。一目見たかった》《謝罪なし 文書ではなく直に謝罪すべきだった》いっぽうで「不特定多数に謝罪する」という、これまでの慣習に否定的な声も上がっている。《謝罪の対象や理由が明確でないカメラの前で頭下げなきゃいけない理由はなにかね?謝罪がないと憤慨してる人は、彼女の逮捕により自身の生活にどんな不利益がもたらされたのか、よく考えたほうがいい》《彼女は迷惑をかけた相手にだけ謝罪すれば済むことで,釈放される姿を必要以上に晒される必要はないし,関係ない不特定多数を相手に謝罪することもない》また同日、エイベックス・マネジメントも公式サイトでコメントを発表。「様々なご意見があるとは存じますが、弊社といたしましては弁護士を含めた専門家の指導の下、本人を更生するための支援をいたします」と明かし、「本人に対する処分につきましては今後の裁判の結果を踏まえて決定させていただき、改めて皆様にご報告させていただきます」とつづっている。ネットでは「更生の支援をする」という言葉に《一般企業なら社員が薬物やって、『本人が更生するための支援』なんて絶対にあり得ない》《薬物で起訴されりゃ当然解雇。どんな仕事も。なぜ更生を支援するんだ?》と否定的な声が。だがいっぽうでは、こんな声も上がっている。《医療支援まで公表するのは立派な態度。薬物犯罪で解雇するだけでは、本人の治療意欲を阻害し転落をもたらすだけで、会社の損失回復に繋がらないしね》《立ち直ろうとする人には支援しないと同じことになる》
2019年12月07日麻薬取締法違反の罪で起訴され、12月6日に勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈された女優・沢尻エリカ被告(33)。連日のようにその続報を、各スポーツ紙が報じている。各紙によると保証金は所属事務所のエイベックス・マネジメントと家族が工面し、身元引受人は母・リラさんに。同署で迎えの車に乗り込んだ沢尻被告は集まった報道陣に姿を見せることなく、薬物依存治療のため都内の大学病院へ入院したという。また沢尻は所属事務所を通じて《今後、違法薬物と決して関わりの持つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切断つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します》とコメントを発表した。「入院したのは、多くのVIPも受け入れる病院。治療に専念できることはもちろんのこと、報道陣からの取材攻勢を気にすることもありません。今後、報道陣の前に姿を見せるのは初公判になりそうです」(芸能デスク)沢尻被告の逮捕を受け、出演予定だった来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」は川口春奈(24)が代役に決定。そのほかKaoruAmane名義で発売したCDの出荷停止、音源のデジタル配信停止を所属レコード会社が発表した。またWOWOWは放送予定だった出演作「食べる女」を別の映画に差し替えた。「ただ動画配信サービス『Amazonプライムビデオ』で『沢尻エリカ』と検索すると、主演映画『ヘルタースケルター』やヒロインをつとめたTBS系ドラマ『タイヨウのうた』など、22本の作品が視聴可能となっています。ほかの動画配信サービスなどでも、沢尻被告の作品はそのまま残されているようです」(芸能関係者)そこには芸能人の逮捕後の規制に対する視聴者の反応も影響しているようだ。「まず有料で視聴するコンテンツはスポンサーに配慮する必要がありませんし、何よりも見るかどうかがユーザーの選択に委ねられています。また最近では有名人の逮捕による作品の規制に対し、『作品に罪はない』などの声が上がることも増えてきました。そうした世論を考慮して、様子を見ている状況なのでしょう」(前出・芸能関係者)一部では逮捕による損害賠償額が10億円にのぼる可能性も指摘されている沢尻被告。その余波はどこまで広がるのか、今後も注目を集めそうだ。
2019年12月07日歌手で女優の小柳ルミ子が7日、オフィシャルブログを更新し、前日に保釈された沢尻エリカ被告へのメッセージを再びつづった。合成麻薬MDMAやLSDを所持したとして麻薬取締法違反の罪で起訴された沢尻被告は保釈時、勾留先の東京・警視庁東京湾岸署で報道陣の前に姿を見せることなく、謝罪しないまま裏口から同所を後に。沢尻被告が乗ったワンボックスカーの車内は、カーテンで締め切られていた。小柳は先月17日もブログを通じ、沢尻に対して「これ以上のお騒がせは許されない」と厳しい言葉を投げ掛けつつ、「世間はそんなに甘くない」「人として成長した沢尻エリカちゃんを期待してます」「頑張るんですよ!!!!!!」とエールを送っていた。保釈翌日に投稿した記事のタイトルは「私の母なら何と言っただろう」。小柳は、86歳で他界した母を思い浮かべ、「鬼の様に厳しくて子供の頃私は母が大嫌いだった」と告白しながらも、「でも社会に出てあの厳しい躾こそが本当の愛情だったと知った」と感謝。母からは繰り返し、「芸能人だからって、売れたからって、偉い訳じゃないんだからね。勘違いしなさんなよ! 芸能人である前に、社会人なんだから、皆と一緒なんだからね」と言い聞かされていたという。そして、「もし母なら今回の沢尻被告の保釈の時何と言っただろう」と思いを馳せ、「おそらく…『迷惑お掛けした皆さんに、ファンの皆に、ちゃんと謝りなさい!!! 甘えるのもいい加減にしなさい!!! 問題から逃げる様な子に育てた覚えはない!!!』ときつく叱っただろうな」と推測。沢尻被告に「事務所の考え弁護士の考えあっての事だろうが」「果たして本人の考えは? 気持ちは?」と問い掛け、「私はむしろ釈放された時こそチャンスだったと思う」「彼女によって苦労を強いられた大勢の方々の怒りを少し緩和出来るチャンスだったと」「謝罪お礼感謝の意は1分でも1秒でも早い方が良い」と苦言を呈した。「エリカちゃん」「ピンチの時こそチャンスだよ!」と呼び掛ける小柳。「薬の力を借りなくたって真面目に頑張ってれば楽しい事は沢山ある」「まだまだ若いのだからやり直すチャンスは幾らでもある」「貴女の本当の力が試されるのはこれからですよ」と励ましの言葉で結んでいる。
2019年12月07日麻薬取締法違反の罪で6日に起訴された女優の沢尻エリカ被告が同日、所属するエイベックス・マネジメントを通じてコメントを発表した。沢尻被告は「この度、関係者の皆様、ファンの皆様をはじめ、たくさんの方々に大変なご迷惑とご心配をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。多くの方々を裏切ってしまったことを心の底から後悔しております」と謝罪。「今後、違法薬物と決して関わりを持つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切断つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します」と誓い、「本日は、その第一歩として、検査を受けるため、医療機関へ向かわせて頂きました。書面でのお詫びとなることにつき、ご理解とご容赦を賜りますようお願い申し上げます」と記した。
2019年12月06日合成麻薬MDMAやLSDを所持したとして麻薬取締法違反の罪で起訴された女優・沢尻エリカ被告が6日に保釈されたことを受け、沢尻が所属する芸能事務所エイベックス・マネジメントは公式サイトを通じて謝罪した。同社は、「沢尻エリカは、本日違法薬物所持の容疑で起訴されました」と報告し、「ファンの皆様を含め関係各方面の方々には多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを改めてお詫び申し上げます」とファンや関係各所に謝罪。「皆様におかれましては様々なご意見があるとは存じますが」と前置きし、「弊社といたしましては弁護士を含めた専門家の指導の下、本人を更生するための支援をいたします」と宣言した。また、「メディア関係の皆様におかれましては大変恐縮ではございますが、本人を更生に専念させていただきたく、本人や家族、更生先への取材、問い合わせにつきましては差し控えてくださいますよう、何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます」とメディアに向けて要請し、「また、本人に対する処分につきましては今後の裁判の結果を踏まえて決定させていただき、改めて皆様にご報告させていただきます」と結んでいる。
2019年12月06日「沢尻は捕まったときから、薬は自分のものではないと供述していました。彼女は長らく交際していた横川容疑者と半年前に破局したのですが、最近まで2人で会っていました。彼より薬が恋しかったんじゃないか、と話す関係者もいます」(映画関係者)合成麻薬MDMAを所持していたとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕された沢尻エリカ容疑者(33)。その10日後の11月26日に、共同所持でファッションデザイナーのNAOKIこと横川直樹容疑者(34)も逮捕された。「2人は’11年から8年間交際し、一時期はエリカの母・リラさんと3人で生活するなど、結婚は秒読みと思われていました。しかし今年5月に破局。エリカは別の男性と交際をスタートさせましたが、すぐに別れてしまい、事件の1カ月ほど前に横川容疑者とまた会うようになったようです」(沢尻の知人)最初に交際を始めたばかりのころ、沢尻は「NAOKIを売り出そう」と必死だったという。「エリカは知名度のない横川容疑者を自身の人脈に紹介し、テレビ番組に彼がデザインした服を着て出演するなど、PR活動を積極的に行っていました。そのおかげで横川容疑者はパーティなどで顔が売れるようになりましたが、周囲はファッションデザイナーというよりも、いつも一緒に付いてくる“エリカの彼氏”という認識でした」(前出・知人)それほど“ほれていた”横川容疑者と、沢尻はなぜ別れようと思ったのだろうか。「去年、初めて大河ドラマのオファーが舞い込んだのがきっかけです。『別に』騒動でどん底まで落ちた彼女が大河ドラマに出られるなんて思ってもいなかったことでした。出演するなら自分の“代表作”にしたいと決意し、横川容疑者と決別することにしたんです」(前出・知人)大河ドラマ『麒麟がくる』では濃姫役。横川容疑者と別れた翌月からクランクインしていた。「2~3年前から個性派女優として沢尻さんの評価が高まっていました。NHKも沢尻さんを再評価し、今回の大河では番宣にも積極的に起用。彼女を押し出す姿勢を示しました。ただ、プレッシャーもあったのでしょうね。初の大河収録の連日の緊張感から再び横川容疑者と連絡を取り合うようになってしまったようです」(前出・知人)沢尻と横川容疑者に、忸怩たる思いでいっぱいなのは母・リラさんだろう。まだ交際中だった4年前の本誌の直撃にこう語っていた。「いまは3人で住んでいます。彼はとても優しい子でね。私も、もう息子のように接していますよ。2フロアあるので、2世帯住宅みたいな感じで暮らしています」一軒家で同居し、家族の一員のようにかわいがっていることを満面の笑みで明かしてくれたのだ。さらに2年前、リラさんはこんな逸話まで本誌に語ってくれた。「彼とは一緒に住み始めてもう5年。こないだ主人の十七回忌があったのですが、そのときも家族と同様に出席してくれて。長男は結婚しているんですが、子供はいないんです。孫がいれば楽しいですよね。もちろん、エリカが産んでくれればうれしいですけど……」リラさんは愛娘と、信頼していた横川容疑者との結婚を“後押し”までしていたのだ。だが今回の沢尻逮捕を受け、リラさんは捜査員に対して横川容疑者について「(娘は)彼氏のものを預かった(だけ)。娘の女優としてのキャリアに全く必要のない人物」と切り捨てたという。「息子同然に心を許していただけに、リラさんには裏切られた思いが強かったようです。ショックは計り知れません。今は憔悴しきっているようです」(前出・知人)愛娘の幸せな結婚を夢に描いていたリラさん。悔恨の思いが消える日は来るのか――。
2019年12月06日女優の沢尻エリカ容疑者(33)が合成麻薬MDMAを所持した疑いで警視庁組対5課に逮捕されましたが、11月26日に知人男性が薬物共同所有の疑いで逮捕。さらに沢尻容疑者の10日間の勾留延長も12月6日まで延長されたと報じられました。10年前からMDMAだけでなく、大麻やコカインなどの違法麻薬も使用していたと供述しているという沢尻容疑者。これによりCMや決定していた年明けの大河出演などがキャンセルとなり、違約金は5億円とも10億円ともいわれています。今をときめくトップ女優の逮捕とあって、芸能界への視線はより厳しさを増しています。今後は年末へ向けて芸能界の浄化が進むことを願うばかりですが、ある意味で彼女の逮捕は芸能人としての意味を捉え直すきっかけにもなるのかもしれません。■すでに聞こえる復帰の声に疑問が残るも……2019年3月に発覚したピエール瀧さん(52)の逮捕よりも話題性を集める今回の逮捕劇。しかしながら違和感を覚えるのは、まだ勾留中なのに彼女の今後を思案するコメントが多いことです。たとえばテリー伊藤さん(69)は「小劇場に出てもいいじゃないか」などと発言。芸能界の身内への甘さもそうですが、放っておくことのできない彼女の実力と才能の高さを感じずにはいられません。一昔前であれば芸能人とは“ぶっ飛んでいる人”ほど向いていると例えられたものです。そういう意味で沢尻エリカという女優は、生粋の芸能人といえるのかもしれません。とはいえ時代は違いますし、やはり犯罪者であることには変わりません。今後の捜査が進み、彼女がどうなっていくかはおのずと分かってくるでしょう。そこで1つ思うことは「芸能人としての本当の意味での価値が、逮捕劇を通して見えてくるのではないか」ということです。■沢尻エリカを通して芸能人という存在の意味が問われる?尿検査の結果、薬物反応は出ず陰性。そのため不起訴になるのではないかといった噂もあります。しかし、テレビやドラマといった今までの活動を継続するのは絶望的でしょう。業界内でもかわいいと評判の彼女だっただけに残念でなりません。とはいえメディアが多様化するこの時代。スポンサーがつかないというだけで、あのポテンシャルと存在感が消えてしまうのか。その点は考えみる必要があるように思います。そもそも昔の芸能人はスポンサーがいたとはいえ、それがすべてだったわけではありません。周りが放っておけないほどの美貌や演技力があった人が、自らの求心力を“お金を稼ぐという仕組み”に乗せる。その結果としてスポンサーがつき、人気芸能人という存在になっていたのです。現在のインフルエンサーやyoutuberは、ある意味で原点回帰しているともいえるといえるでしょう。メディアが多様化し、個人でいくらでも活動できる時代。“エリカ様”の存在は、本当の意味での芸能人の求心力を目の当たりにできるかもしれません。と、まだ釈放もされていないのに不謹慎なことばかり考えてしまいます。そんなふうに思わせてしまうほど、やはり彼女のビジュアルもキャラも実力もオーラもすごい。まあそんなものばかり持っている人でも薬に頼ってしまう弱さがあるのは、なんとも人間らしいのですが……。2019年もあと1カ月。年末に向けてさらなる衝撃ニュースが飛び込んで来ないよう、祈るばかりです。(文・イラスト:おおしまりえ)
2019年11月29日11月16日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された沢尻エリカ容疑者(33)。家宅捜索で合成麻薬のMDMAが発見され、「私のものに間違いありません」と容疑を認めていたという沢尻。来年1月スタート予定のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』やCM各社など、関係各所が対応に追われている状態だ。いったい、沢尻はこれからどうなってしまうのか。一部では、彼女が不起訴になる可能性もささやかれ始めているという。「所持は認めたものの、その量はわずか。さらに過去の違法薬物使用を認めたものの、尿検査では陰性という結果でした。沢尻さんは所持していたMDMAについて、『知人からもらった』と供述しています。ただこれも“違法薬物と認識して所持していた”という証拠が明らかにならないと、不起訴になる可能性もあります。逮捕した警視庁組織犯罪対策部5課は証拠集めに奔走しています」(警視庁関係者)しかしたとえ不起訴になったとしても、彼女は賠償責任を免れられないようだ。「大河はもちろんのこと、スポンサー各社にも多額の被害が出ています。そのため、損害賠償の総額は10億円超に上るともいわれています。しかも今回の賠償金は事務所ではなく、沢尻さん自身が負担することになりそうだとも聞きました。話し合いはこれからになるでしょうが、悪質性を考えると十分に考えられます。しかし彼女がいくら売れっ子だといっても、10億円もの大金を払うのは決して容易ではないはず。’17年に未成年女性との飲酒問題が発覚した小出恵介さん(35)は、5億円超の損害賠償請求を受けて個人事務所倒産へと追い込まれました。沢尻さんもこれから女優業のオファーがくるとは思えませんし、このままだと破産してしまう可能性もあるのではないでしょうか」(芸能関係者)これから待ち受ける地獄に、沢尻は向き合うことができるのだろうか――。
2019年11月27日「西麻布にあるバーで、沢尻さんを見たんです。逮捕される少し前のことで、カウンターに1人で座っていました。店員のバーテンダーとは顔見知りのようで、親しげに会話していました。沢尻さんは『オーナーのことが好きなんです』と言っていて……。大河ドラマの撮影中なのに、夜も遊び歩いているんだなと思いました」(目撃した客)11月16日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された沢尻エリカ容疑者(33)。家宅捜索で自宅から合成麻薬のMDMAが発見され、「私のものに間違いありません」と容疑を認めていたという。その後、“乱れた生活”が次々と明らかになってきた。「今年9月に破局が報じられたデザイナーのA氏とは、’11年から交際を開始していました。つまり、沢尻さんはその当時から麻薬に手を染めていたことになります。さらに沢尻さんはA氏と別れた直後に飲食店経営者のBさんと交際していたとも報じられました。しかしA氏とは破局後もいっしょにクラブにいる姿が目撃されています。彼らのほかにも親密な男性がいたといわれており、複数の男性と交流を深めていたようです」(沢尻の知人)いったいなぜ、彼女は違法薬物に手を染めたのか。取り調べでは「10年以上前から大麻やMDMA、LSD、コカインを使用していました」と供述していたという沢尻。だが学生時代から知る芸能関係者は、彼女が落ちた原点についてこう語った。「沢尻さんは高校時代から、夜な夜な遊ぶ生活を続けていました。学校も休みがちで、後に中退しています。お金持ちの年配男性と知り合ってからは、よく西麻布の会員制のお店に行っていました。そのころ、“ある噂”が広がったんです。『沢尻さんが大麻にはまっている』と。当時、彼女は10代。夜の社交場で違法薬物に触れることが、“大人な世界”に映ったのかもしれません。当然、当時の知人は彼女と距離を置くようになっていきました。結果、沢尻さんの周りには止めてくれる人がいなくなったのではないでしょうか」
2019年11月27日11月16日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された沢尻エリカ容疑者(33)。それから1週間がたった今も、余波は広がり続けている。家宅捜索で自宅からMDMAが発見され、「私のものに間違いありません」と容疑を認めていたという沢尻。夜な夜なクラブへ足を運び、酒と薬におぼれる生活。しかし、その代償はあまりにも大きかった。来年1月スタート予定のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で織田信長の正室・濃姫役に抜擢されていた沢尻。代役は川口春奈(24)に決定したが、キャスティングは難航を極めたという。「演技力があって、撮影終了まで長期間スケジュールが空いている女優なんていませんからね。出演女優さんにはほかの仕事を断るなど、調整してもらうことになってしまいます。貫地谷しほりさん(33)や広末涼子さん(39)という噂もありましたが、のんさん(26)の名前も候補に浮上していました。しかし、いずれも実現には至りませんでした。1月の放送開始まで時間がないこともあり、スタッフは頭を抱えていました」(ドラマ関係者)さらに役者変更に伴い、これまでの撮影分はお蔵入り。代役決定後も、予断を許さない状況が続いているようだ。「6月から撮影がスタートし、すでに10話分まで撮影済みでした。沢尻さんは初回から出演していたので、ほぼ全話で撮り直しが発生することになります。また共演者のスケジュール調整なども必要になってくるため、すぐ撮影開始とはいきません。番宣活動も満足にできないため、初回放送の延期も検討され始めています。そんななか、出演者たちは一丸となって危機を乗り越えようとしています。沢尻さん逮捕後の18日に、主演の長谷川博己さん(42)ら主要キャストが集まりました。制作サイドから事情説明と撮り直しのお願いが伝えられると、やはり終始重々しい空気が流れていました。それでも長谷川さんは『いちばん大変なのは、代役を務める方。みんなで盛り上げてフォローしていきましょう!』と言って、団結を呼びかけていました」(前出・ドラマ関係者)
2019年11月27日NHKは11月26日、来年の大河ドラマ「麒麟がくる」の初回放送日を当初予定していた1月5日から19日に延期すると発表した。同ドラマは出演を予定していた女優の沢尻エリカ容疑者(33)が麻薬取締法違反の疑いで逮捕され、代役に川口春奈(24)が起用されることが発表されていた。各メディアによると、NHKは放送日延期を決定した理由を「撮り直しや編集のスケジュールなどを総合的に勘案して決定した」と説明。沢尻容疑者は斎藤道三の娘で織田信長の正妻となる帰蝶(濃姫)役として初回から登場予定で、すでに第10話までの撮影を終えていたという。「代役に決まった川口さんだが、時代劇は未経験。そのため、来月頭からの撮影に向けて所作などをたたきこんでいるそうです。そうした準備期間が必要なため、撮影を終えて1月5日放送に間に合わせるのは至難の業だったようです」(放送担当記者)その結果、新たな問題が浮上しているという。「大河の初回がスタートするまで、大河の枠をどう埋めるかが深刻な問題となっています。もともと予算は限られている上に、撮り直しで製作費がかさんでいる状況。特番を制作して放送するのは難しいでしょう。現実的には、これまで放送された番組を再放送する可能性が高いと思われます。ただ、そうなると視聴率は期待できないかもしれません……」(NHK関係者)埋めた放送枠がいい形で大河の初回放送につながればいいのだが……。
2019年11月26日NHK Eテレの番組「ねほりんぱほりん」が11月20日、「元薬物中毒者」を特集した回を再放送すると発表した。相次いで報じられる芸能人の薬物問題。番組の下した判断は、大きな反響を呼んでいる。同日、「買い物依存症」を特集した「ねほりんぱほりん」。放送終了後、公式Twitterアカウントはこう投稿した。《来週の「ねほりんぱほりん」は、今だからこそ薬物の恐ろしさをお伝えすることが大事だと判断し、予定を変更して2016年放送の「元薬物中毒者」の回を再放送いたします》NHKといえば今月6日、公式サイトで公開されていた「バリバラ」の田代まさし容疑者(63)の出演回を一時的に非公開にした。同日、覚せい剤取締法違反の疑いなどで逮捕された田代容疑者は番組で薬物依存の実態について語っていた。「大切なものよりも魔力が勝っちゃうんだ」などリアリティのある話をしていたため、《局は、内容を見て判断していない》《依存だったり犯罪犯した人の更生を妨げるテレビの報道に警鐘鳴らしていたのにね》と否定的な声が上がっていた。20年の大河ドラマ「麒麟がくる」に出演する予定だった沢尻エリカ容疑者(33)が麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたばかり。そんななか、“今だからこそ”と「元薬物中毒者」の回を再放送すると決めた「ねほりんぱほりん」。ツイートは現在1.9万件のリツイートと4万件の“いいね”を記録。さらに、その決断を称える声が上がっている。《今まさに伝えるべき事だし、この番組だから伝えられる事ですね》《覚えてます、答えてくださっていたブタさん、警察に捕まって安心したっておっしゃってましたよね。沢尻さんも、自らアクセサリーケースから出したと聞いて、そうだったのかなって思いました》《NHKさんには、そう判断していい権利があると思いますし、NHKだからこそ啓蒙出来るノウハウも持っているので賛成です》《ねほりんぱほりんさん英断だと思います》
2019年11月22日女優の川口春奈(24)が20年の大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合)で、沢尻エリカ容疑者(33)の代わりに濃姫の役を演じると11月21日に発表された。しかしネットでは思わぬ反応が上がっている。今回の起用は、沢尻容疑者が麻薬取締法違反容疑で逮捕されたことを受けてのもの。大河初出演となる川口だが、濃姫は織田信長の正妻となる役柄。作品に欠かせない重要なキャラクターを演じることとなる。思わぬタイミングでの大抜擢となった川口。Twitterでは「川口春奈」がトレンド入りを果たし、さらに《めっちゃプレッシャーやろなぁ でも、チャンスやと思って頑張ってほしい!》《春奈ちゃんがやったらいいのにって思ったんだ。綺麗だし強さもあるからピッタリだって思ってた》《超うれしい。来年も全話観るぞ!》と喜ぶ声が上がっている。そんななか、川口が過去に演じたキャラクターにスポットライトが当たった。それは宮藤官九郎氏(49)が脚本を務めた13年の映画「謝罪の王様」での女優役だ。同作で川口は07年の映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶に登壇した当時の沢尻容疑者のような格好で、「別に」と発言していたのだ!そのため、ネットではこんな声が上がっている。《謝罪の王様の映画の時の、川口春奈が沢尻エリカの「別に」を真似してたやつ。大河ドラマ、沢尻エリカの代役、川口春奈抜擢されてて面白い》《エリカ様の代役としてキャスティングされた川口春奈ちゃん、過去作品で「別に」パロやってたって知ってめちゃくちゃ笑った しかも今年の大河コンビの作品だし》《川口春奈ってクドカン映画で『別に』って言うだけ役の女優じゃねえか!プロの沢尻エリカじゃねえか!NHK攻めすぎ!(歓喜)》
2019年11月21日女優・沢尻エリカ容疑者(33)逮捕により揺れる20年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」。その収録済み回を放映するよう望む署名が、11月18日に「change.org」で始まった。18年の映画「孤狼の血」などを手掛ける白石和彌監督(44)を筆頭に、すでに3万人以上の賛同者が。これからさらに注目を集めそうだ。その署名は沢尻の出演回の放送を求める理由として、こう説明している。「薬物事件を起こした芸能人に対し刑罰以上の私的制裁を加え、吊るし上げや辱めを与えることは、薬物問題に苦しむ一般の当事者や家族にも多大なる悪影響を与えており、社会からの孤立や私的制裁恐れ、支援や相談に繋がることを困難にさせています。また、薬物依存の回復施設への排除運動などが各地で加速しています」また欧米では薬物事件を“メンタルヘルスの問題”として扱っているとして、「薬物事件を起こした人は、なんらかの生きづらさや依存症の問題を抱えており、これは刑罰では解決せず治療が必要です」としている。さらに依存症問題を抱える当事者や家族について「『回復すれば再び輝くことができる』というロールモデルがいることで、回復への希望を見いだすことができ、辛い治療を乗り越えることができます」と騒動を必要以上に大きくしないよう求めている。Twitterでは《芸能人じゃなくても社会復帰はできる。それに始まりは、自分の意思で薬に手を出したんじゃないの?子供がいる親からしたら、薬物の罪は重いと言うことを教えたいし、賛同できない》《薬物は今回だけではなく10年間もなんでしょ?治す意志そのものがあったんかいな?》と厳しい声も上がっている。いっぽうで、署名を支持するこんな声が上がっている。《私的制裁や必要以上の自粛は、一般人をビビらせて遠ざけることはできるかもだけど、回復したい助け求めたい人も怖くて声を出せない。回復を阻害するよね》《芸能人が不祥事を起こすと、収録した番組を放送しないとか編集して外すとか、それで損害出たから賠償しろとか、私的制裁以外の何物でもないと思う。悪い部分は法が裁くのだから。特に薬物の場合、偏見を助長することにもマスコミは気付いてほしい》各メディアによると20日に開催された定例会見でNHK・木田幸紀放送総局長は「麒麟がくる」について、すでに10話分を撮り終えていると明かしたという。さらに沢尻容疑者の出演シーンが多いために、カットできるレベルではないとしながらも「警察の捜査も進んでおり、対応は検討しているところです」と言葉を濁したという。しかしNHKは民放と違い、スポンサーがついていない。そのため、「一体何のために放映をためらっているのか」といった意見も存在する。例えばこんな声だ。《民放なら百歩譲ってスポンサーのお顔を伺わなきゃいけないから取り下げるのは許す。NHKは集金なんだからもう流せよ》《途中で役が変わるの嫌とか、不快感持つ人には、『見ない』という選択肢がある。NHKならスポンサーもいない》《民放はスポンサー配慮で致し方ないが、NHKが受信者ファーストで考えれば問題ないのでは?》いっぽうで《逮捕者が出ているドラマを流すなと反発して、受信契約を解除する世帯が出てこないとも限らない》《NHKなら公共料金 つまり視聴者のお金 そしてそのお金が反社勢力に渡っている》といった反論も上がっている。3月に開かれた同作の会見で「沢尻エリカの集大成をここで」と誓っていた沢尻。今のところその集大成は10話分だが、日の目を見ることはあるのだろうか。
2019年11月20日