清原果耶主演「ファイトソング」第7話が2月22日放送。花枝の“告白シーン”に共感の声とともに清原さんの演技を絶賛する投稿多数。また間宮祥太朗演じる芦田へのキスの後、花枝が発したセリフにも「かわいかった」などの声が寄せられている。耳の手術の日が迫るなか、まだ手術することを誰にも話してない木皿花枝を清原さんが演じ、一発屋ミュージシャンだったが花枝と“恋の取り組み”で、新たな創作への意欲が生まれた芦田春樹に間宮祥太朗。花枝とともに児童養護施設「あさひ学園」で育ち、今はハウスクリーニング業を経営する夏川慎吾に菊池風磨(Sexy Zone)。花枝とも慎吾とも幼馴染みの「あさひ学園」育ち、慎吾のことが好きだが彼が花枝を好きだと知っている萩原凛に藤原さくら。芦田に想いがある彼のマネージャー・伊達弓子に栗山千明。花枝に耳の事を告知した医師・立石正嗣に橋本じゅん。花枝たちが立ち寄る理髪店「バーバーサッコ」の店長・迫智也に戸次重幸。「あさひ学園」施設長で花枝の様子が気になる磯辺直美に稲森いずみ。聴覚障がいでグラフィックデザイナーをしている杉野葉子に石田ひかりといったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。花枝はついに自分の耳のことについて直美や慎吾たちに告白する。「口にしたらいやな現実がもっと本当になっちゃう気がして…」と涙を流す花枝に「つらいことは口に出すともっとつらくなるよね」「親代わりだった人たちとか兄弟同然だった人たちにこういう顔させたくないって気持ちもわかる」といった共感の言葉とともに「果耶ちゃんお芝居がリアルすぎて見入って泣いてた」と、清原さんの泣きの演技を賞賛する投稿も。そんな花枝を見ながら涙する慎吾にも「慎吾ちゃん、今何を思ってるの...」「慎吾の複雑そうな表情よ…(芦田に言わないと言ったあとね)」などの反応が。そんななか芦田が実家から届いた海産物を持ってあさひ学園に現れる。鍋をやろうと慎吾が提案し、芦田は初めて花枝の部屋に上がる。鍋を楽しんだあと慎吾と芦田がトランプからの腕相撲対決を展開。「トランプで芦田さんと対決して負ける慎吾まじ慎吾」「腕相撲対決はもう存分に腕の血管見れるので最高です」などの声が上がる一方で、未だ芦田が花枝の耳のことを知らない件に触れ「楽しく過ごす時間の意味を花枝、慎吾、凛は共有しているのに、同じ空間にいながら芦田さんだけが知らない状況がもどかしくて辛い」といったコメントも。その後部屋で2人になった花枝と芦田。花枝は「芦田さん、キスしてもいいですか? …します」と言って芦田にキスする。「花枝ちゃんからのキス息が止まるほど二人がキレイだった」「とってもキレイなキスシーンだったなぁ 吸い込まれそうだった」などの反応とともに、その後の花枝のセリフにも「キスでチュッと音が鳴ると思ってた花枝ちゃんかわいかった!」など様々な声が寄せられている。(笠緒)
2022年02月23日「第76回毎日映画コンクール」の表彰式が15日、都内で行われ、各賞を受賞した佐藤健、尾野真千子、清原果耶、片山友希、宮本信子らが登場した。今年で76回目を迎える同賞は、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社などが主催している映画賞。1935年に創設された「全日本映画コンクール」を前進に、第2次世界大戦を経て1946年に現在の「毎日映画コンクール」がスタートした。以降、時代の変化とともに選考方法や賞の区分を変えながら、作品、俳優、映画スタッフ、アニメーション、ドキュメンタリーなど幅広い分野において顕彰を続け、映画業界はもちろん、映画ファンからも高い支持を集めている。男優主演賞には『護られなかった者たちへ』で主演を務めた佐藤健が選ばれた。「改めて素晴らしい映画に携わらせていただいたという思いで、お声を掛けてくださったことに感謝したいし、現場でも自分自身の力はちっぽけで、支えられた皆さんに本当に感謝したいです」と共演者やスタッフに感謝の言葉を口にした佐藤。本作は、震災から生活保護にとデリケートなテーマを扱っており、役作りについては「自分が頑張ったというより空気に身を委ねました。震災当時の学校を再現してくださったりして美術さんのお力をお借りし、その空気に身を任せて撮影していたという感じです」と振り返り、「コロナ禍ということもあって普段のように一緒にご飯を食べることもありませんでした。阿部寛さんとの共演を楽しみにしていましたが、挨拶ぐらいで話す機会もなく、本当ならもっと話したかったなと思っていました。また別の機会に今回の皆さんとはご一緒したいと思います」と共演した阿部らとの再会を臨んでいた。女優主演賞には『茜色に焼かれる』 の尾野真千子が受賞。『茜色に焼かれる』からは尾野をはじめ、和田庵と片山友希が新人賞にも選ばれた。「頑張った結果ですね。本当にもがいたんですよ。ここにいないキャストはもちろん、スタッフさんや監督さんみんながもがいて苦しみ、色んなことを考えながら絞り出したような毎日を過ごしてお芝居をしました。その結果がこうやって繋がり、2人の自信とか色んなことが出たんだろうと思います。本当に母のようにうれしいです」と自身の受賞はもちろん、和田と片山の受賞を喜んだ。尾野の演技を間近で見た片山は「本番が始まる直前に尾野さんはいっぱい喋られていて笑顔だったんですが、スタートすると号泣されてすごいな~と思いました。私は気持ちを自分の中で考えないと撮影ができないことが多くて、切り替えのすごさは今まで出会ったことがない女優さんだと思ったしシンプルに格好良いと思いました」と絶賛し、「目指す女優さんは尾野さん? おこがましいですよね。尾野さんに憧れてますって簡単に言ってはいけない人だなと思ったので言えません」と恐縮しきり。すると尾野が「いや、もう黙っていて欲しいです」と笑いを誘っていた。なお、各賞の受賞者は、以下の通り。○■受賞一覧日本映画大賞:『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)日本映画優秀賞:『すばらしき世界』(西川美和監督)外国映画ベストワン賞:『ノマドランド』(クロエ・ジャオ監督)(ウォルト・ディズニー・ジャパン 目黒敦)男優主演賞:佐藤健『護られなかった者たちへ』女優主演賞:尾野真千子『茜色に焼かれる』男優助演賞:仲野太賀『すばらしき世界』女優助演賞:清原果耶『護られなかった者たちへ』スポニチグランプリ新人賞(男性):和田庵『茜色に焼かれる』スポニチグランプリ新人賞(女性):片山友希『茜色に焼かれる』監督賞:濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』脚本賞:吉田恵輔『空白』撮影賞:笠松則通『すばらしき世界』美術賞:原田哲男『燃えよ剣』音楽賞:林正樹『すばらしき世界』録音賞:浦田和治『孤狼の血 LEVEL2』アニメーション映画賞:『岬のマヨイガ』(川面真也監督)大藤信郎賞:『プックラポッタと森の時間』(八代健志監督)ドキュメンタリー映画賞:『水俣曼荼羅』(原一男監督)TSUTAYA 映画ファン賞・日本映画部門:『るろうに剣心 最終章 The Final』(大友啓史監督)TSUTAYA 映画ファン賞・外国映画部門:『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(東宝東和 山﨑俊)田中絹代賞:宮本信子特別賞:岩波ホール(エキプ・ド・シネマの活動)(岩波ホール 岩波律子)
2022年02月16日清原果耶&間宮祥太朗共演による「ファイトソング」6話が2月15日放送。間宮さん演じる芦田からあふれる“愛の言葉”に「愛の告白しちゃってる」など反応が集まるなか、菊池風磨演じる慎吾の直球告白からのバックハグにも大きな反響が巻き起こっている。岡田惠和がオリジナル脚本を手がける本作は、夢破れ人生どん底状態の主人公が、心の支えにしてきた曲を手がけたミュージシャンと出会い、彼の新曲作りのための“取り組み”を始める…というラブコメ。芦田との“恋の取り組み”が再開した木皿花枝を清原さんが演じるほか、契約を切られる期限が伸び、再び花枝と“恋の取り組み”をはじめる芦田春樹に間宮さん。昔から花枝を想い続けている夏川慎吾に菊池さん。慎吾のことが好きで花枝とも幼なじみの萩原凛に藤原さくら。芦田を意識している芦田のマネージャー・伊達弓子に栗山千明。花枝の耳の腫瘍を告知する医師・立石正嗣に橋本じゅん。理髪店「バーバーサッコ」の店長・迫智也に戸次重幸。「あさひ学園」施設長の磯辺直美に稲森いずみ。聴覚障がいのグラフィックデザイナー・杉野葉子に石田ひかりといったキャストも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。遊園地デートから“取り組み”を再開することになった花枝と芦田。自分のことをちゃんと呼ばない芦田に花枝は「いくつか呼んでみてください」と話す。芦田が呼んだなかから呼び捨ての“花枝”を選ばせると、今度はジェットコースターに1人で乗ってくださいと指示。芦田は1人でコースターに乗り込むことに。出発前、後ろの席がカップルだらけなのを見て思わず苦笑いしてしまう芦田。一方の花枝は下でコースターを見上げながら、一緒に乗っているのを想像する。乗り終わって花枝のもとに帰ってきた芦田は「花枝が隣にいてくれないと、世界は色あせるな急にって思った」と切り出し「隣にいて欲しいのは誰でもいいわけじゃないんだ」「世界で一番素敵な女の子は花枝なんだって思った」など、詞のような言葉が次々と口からあふれ出す…。「芦田さん歌詞しか喋らんくておもろい」「なんだ!このセリフ!聞いてるこっちが恥ずかしくなる」「黒尽くめのムササビ男子なのに、なんでこんな無邪気な3歳児のように笑ってお話ししてくれるんだ…芦田さん…」「どんどん言葉出てくるし、ナチュラルに「花枝」連呼してるじゃん?!」「いやもうね、好きなのよ。愛の告白しちゃってるのよ」など芦田の言葉に多くの反応が集まる。一方、慎吾の会社の経営状態を気にして「私雇ってる場合じゃないんじゃ」と話す花枝に「戦力として役立ってるからいてくれないと困る」と答える慎吾。花枝が「なんでそんなに私のこと」と疑問をぶつけると、慎吾は「俺は花枝のことを愛し続ける。守り続けるって決めてんの。だからお前がいらないって言ってもそうすんの」と“直球告白”からのバックハグ。「わあバックハグきたよ!」「耳元で優しい言葉は泣くぞ 愛おしい 最高の男だ慎吾!」など慎吾のバックハグにも大きな反響が巻き起こっている。(笠緒)
2022年02月16日清原果耶主演「ファイトソング」第5話が2月8日放送。菊池風磨演じる慎吾のお人好しぶりに“お叱り”の声が殺到するなか、ラストでみせた慎吾の行動にツッコミも殺到。放送後には“慎吾ちゃん”がトレンド上位に食い込む注目ぶりをみせている。岡田惠和がオリジナル脚本を手がける本作は、夢破れたヒロインと一発屋ミュージシャン、ヒロインに片想いする幼馴染みたちが繰り広げる不器用でじれったくて切ない恋と成長の物語。キャストは空手の日本代表を目指すもケガで夢を断たれ、人生どん底だったが、心の支えにしてきた曲を手がけたミュージシャンと出会い、彼の曲作りのため“恋の取り組み”をすることになる木皿花枝に清原さん。ヒットを出さないと契約を打ち切られ家を追い出されることになり、花枝と“恋の取り組み”をはじめるも、出来た曲がコンペで落ち、契約を切る期限を早められてしまう芦田春樹に間宮祥太朗。花枝とともに児童養護施設「あさひ学園」で育ち、今はハウスクリーニング業を経営。一途に花枝を想い続けているクリーニング屋夏川慎吾に菊池風磨(Sexy Zone)。花枝とも慎吾とも幼馴染みで慎吾のことが好きな萩原凛に藤原さくら。芦田のマネージャー・伊達弓子に栗山千明。また石田ひかり、戸次重幸、稲森いずみ、橋本じゅんらも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。コンペに落ちたことで芦田と花枝の“恋の取り組み”も終わりを迎える…花枝は最後のお別れのため芦田のもとへ向かい、約束だった芦田の歌を聴かせてもらう。芦田はコンペに落ちたものの、出来た楽曲には手ごたえを感じ、再び曲作りへの意欲を取り戻し始めていた。一方“取り組み”が終わり落ち込む花枝を元気づけるため、慎吾はキャンプに行くことを提案。慎吾はそこで花枝に告白しようと考えていた。そんな折、慎吾は事務所の社長に頭を下げる芦田と出くわす。そこで慎吾は花枝とキャンプに行くことを明かす…。芦田に対しキャンプの行き先や日時まで詳細に話してしまう慎吾に「おい慎吾ちゃん行先まで言っちゃダメよ」「なんで日程も場所も教えちゃうんだよ慎吾ちゃん!」「場所も日時教えちゃダメだよ!きちゃうよ!」など“お叱り”の声が殺到。視聴者の不安は的中。花枝のおかげで自分が変わったと気づいた芦田はキャンプ先に乗り込んで、慎吾が花枝に告白するその瞬間、2人の前に現れる。「もう1度付き合ってください」と改めて“告白”する芦田に、目を潤ませ顔を緩ませる花枝。しかし2人の間に慎吾が割って入り、花枝に代わって(?)「お断りします」と芦田の告白を断る…という展開に。「慎吾ちゃんがお断りした!」「しんごちゃんどーゆーこと」「シンゴお前が断るのかよwww」などのツッコミが殺到するなか、放送後には“慎吾ちゃん”がトレンド上位に食い込む事態に。今回も菊池さん演じる慎吾に大きな注目が集まった模様だ。(笠緒)
2022年02月09日清原果耶&間宮祥太朗共演の「ファイトソング」第4話が2月1日放送。間宮さん演じる芦田の“ムササビ”にSNSが沸き、トレンド入りを果たす事態に。曲が“降りてきた”芦田の姿には「瞳の力がちがう…」「花枝ちゃんに火を灯された」などの反応も寄せられている。岡田惠和がオリジナル脚本を手がけ、空手の日本代表を目指していた頃、試合前に必ず聞いていた勝負曲を作ったミュージシャンと出会い、彼と付き合い始める木皿花枝を清原さんが演じる本作。清原さんのほか、ヒットを出さないと家を追い出されることになり、恋を知るため花枝と付き合い始める芦田春樹に間宮さん。花枝とは幼馴染みで、花枝が芦田と付き合い始めたことに気が気でない夏川慎吾に菊池風磨(Sexy Zone)。花枝や慎吾の幼馴染みで慎吾のことが好きな萩原凛に藤原さくら。芦田のマネージャー・伊達弓子に栗山千明。橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみ、石田ひかりといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。中華街デートで芦田からいきなりキスされそうになった花枝は思わず“反撃”。芦田も自分が焦って自分勝手に行動したことを謝る。一方、花枝たちを見失った慎吾と凛は露店でムササビのぬいぐるみを発見。慎吾は花枝にプレゼントしようと提案する。するとそこに花枝と芦田がやってくる。ムササビのぬいぐるみを見つけた花枝は、自分の周囲が芦田をムササビと呼んでいると話す。すると芦田はいきなり「ムササビ」と言いながら黒いコートを広げジャンプする…。このシーンに「ムササビめちゃめちゃ可愛いかったんだけど」「ムササビまみやたんかわいかた」「ツボすぎてむせたww」などの反応がタイムラインを駆け巡るなか、結局芦田がムササビのぬいぐるみを花枝にプレゼント。これには「花枝が喜ぶから、笑うからってムササビ買おうとしたのに芦田にプレゼントされちゃった慎吾ちゃん、切なくて苦しくて堪らない」「吾が買ってあげようとしたムササビ人形を芦田が買って喜ぶ花枝を見る慎吾…切ねぇ」といった“慎吾派”の視聴者からの投稿も多数。またこのシーンの直後には“ムササビ”がTwitterでトレンド入り。この事態に「ムササビがトレンド入りしてて無理wwwww」「ムササビトレンド入りしてて草」「ムササビがトレンドに入っている」などネットも大きく盛り上がる。そんななか芦田は弓子から「1週間後の新曲コンペに参加して通らなければ契約解除になる」と告げられ、花枝との“恋の取り組み”どころではなくなってしまう。コンペがダメならこの恋も終わり…落ち込む花枝は大学時代の部活仲間と再会。するとそこに芦田の姿も。そして花枝は久々に空手で汗を流す…そしてその姿を見ていた芦田の脳裏に何かが“降りてくる”。花枝を置き去りにして帰宅すると一心不乱に曲作りを始める芦田に「降りてきた!降りてきた!」「瞳の力がちがう…」「おお花枝ちゃんに火を灯されたんだね…」などの反応が上がる一方「芦田くんは花枝ちゃんに会ってすごいパワーもらってるわけだけど、花枝ちゃんに通じてないよそれ……」「芦田くん急に覚醒するわ、結局花枝ちゃんにはなーんの連絡もしないわ、どないすんねん!!こら!!」と芦田には“お叱り”の声も多数寄せられている。(笠緒)
2022年02月02日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年1月スタートのテレビドラマ『ファイトソング』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。どうして偽装恋愛・偽装結婚ものはこんなに面白いんだろう。本来、恋愛や結婚という形式から得るメリットだけを求めて感情そのものを目指さないふたりが、やがて感情に振り回されるストーリーは、概ね定型ではあるけれども独特のむず痒さがあって、目が離せなくなる。つまるところ、私たちは「ひょうたんから出た駒」だったり、「嘘から出たまこと」だったり、人が無欲な状態から何かを次から次に得ていく物語が大好きなのだと思う。だから偽装恋愛を描くフィクションは、主人公になるカップルの無欲さ具合を応援できるかどうか(リアリティももちろん大事だけれど、少々荒唐無稽だとしても、応援したくなる設定かどうかの方が重要だと思う)。そして二人の無欲さを揺さぶり、突き崩すイベントのさじ加減の両方が、縦糸と横糸のように大事だと思うのである。形だけの恋がどのように変化を遂げるのか…そういう意味で、ファイトソング(TBS火曜22時主演・清原果耶)は、『固くて手強い』偽装恋愛ドラマだと言えそうだ。目標半ば、事故で夢を頓挫(とんざ)し、更に難病を抱えていて、思い出作りをしたいヒロイン・木皿花枝(清原果耶)と、形だけでも恋を経験して、とにかくエモーショナルな曲を書きたい、今にも解雇されそうな崖っぷちミュージシャンの芦田春樹(間宮祥太朗)。不憫さでいえば、二人共に近年の偽装恋愛ドラマのなかでもトップクラスである。そして、共に状況が切実な分だけ、恋愛感情そのものに対する無欲さの鎧も固い。真面目な二人は、とにかく恋の形だけを再現しようと割り切っている上に、更に恋の条件を細かく分析して、それを優等生的にトレースしつくしてしまうのである。恋人つなぎの手のひらも、中華街のデートも、夕日のファーストキスも、アクシデントの余地がないほど優等生的である。偽装恋愛の縦糸も横糸もみっしり詰まっている。※写真はイメージそのみっしりとした詰まり具合が不憫な境遇の二人を反転させて、この3話では、ほんのりとした可笑しみを生んでいた。生真面目で、それゆえにちょっとズレている二人が、恋の形を熱心にトレースしているのと対照的に、二人を見守る周囲は本当の意味で恋に悩み、傷ついている。「それは恋の形をしてるし限りなく恋に近い何かだけど、まだ恋じゃないなあ」と思わせる主人公二人。対して、と思わせる主人公二人に対して、花枝にフルスイングの空振りで片思いしている幼なじみの夏川慎吾(菊池風磨)も、同じ幼なじみで、その慎吾にずっと片思いをしつつ、花枝のことも大事だから、自ら姐御キャラになって三角関係のバランスをとってしまう萩原凜(藤原さくら)。また、凜が働く理髪店の店主で、養護施設の施設長の磯部直美(稲森いずみ)を密かに想っているらしい迫智也(戸次重幸)の、いかにも大人らしい控えめな磯部への視線も、春樹のマネージャーとして曲が書けない春樹を叱咤(しった)しつつ、作曲のための「恋の経験」には複雑な想いで苛立つ伊達弓子(栗山千明)も、みなそれぞれに切なくて健気だ。※写真はイメージ真剣に誰かに恋をしているなら、大胆に形から入ってあえて関係のバランスを崩すことなんかできない。ジェンガのように、今の全体の形を崩さないように細心の注意を払いながら、一つ一つパーツを手に入れるしかない。しかし形だけで恋に踏み込もうとする花枝と春樹の大胆さが、静かに膠着(こうちゃく)していた周囲の『本当の恋』を突き動かす瞬間も沢山描かれるのだろうと思う。その目線のやさしさにも、安定の岡田惠和の脚本として期待したい。まったりと素敵なデートの回になった3話目だったが、どうやら予告を見る限り次回は急展開のようだ。恋の形を完璧に追い求めている主人公二人を、これからいろんなことが揺さぶるのかもしれない。それにしても、こんなにきっちり形から入って大丈夫なのかなと思いながら見ていて、ふと気が付いた。空手は、『型』から入って、それを基礎として修養を重ねて己を高めていくもの。きっとそういうヒロインの恋なのだろうと思う。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年01月28日「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を主演・佐藤健、共演に阿部寛をはじめ、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人など日本映画界最高峰の実力派スタッフ、キャストで映画化した『護られなかった者たちへ』Blu-ray&DVDが4月22日(金)に発売されることになった。連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤さんが挑み、彼を追う刑事・笘篠役を阿部さんが演じるほか、脚本は『永遠の0』『空飛ぶタイヤ』の林民夫、監督は『64-ロクヨン-前編/後編』の瀬々敬久、主題歌は桑田佳祐の「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」、音楽は瀬々監督作品『64-ロクヨン-前編/後編』や『8年越しの花嫁 奇跡の実話』ほかでタッグを組んだ村松崇継が務めている。東日本大震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件。不可解な殺人事件というミステリーを通して震災後の貧困問題、生活保護制度に潜む矛盾や問題点を炙り出し、日本を代表する役者たちが全身全霊で演じた衝撃作。第45回日本アカデミー賞11部門、第46回報知映画賞など多数受賞昨年10月1日に全国公開された本作は、第26回釜山国際映画祭「A Window on Asian Cinema部門」で上映された際にはチケットが完売、上映後のティーチインイベントに瀬々監督がオンラインで参加し、盛り上がりを見せた。日本での公開後には、第46回報知映画賞の邦画作品賞、山路ふみ子映画賞においても新人女優賞(清原果耶)と映画功労賞(倍賞美津子)を受賞したほか、第34回日刊スポーツ映画賞では助演女優賞(清原果耶)、第76回毎日映画コンクールでは男優主演賞(佐藤健)、女優助演賞(清原果耶)を受賞。さらに、3月11日の授賞式を控える第45回日本アカデミー賞では、優秀作品賞、優秀監督賞(瀬々敬久監督)、優秀主演男優賞(佐藤健)、優秀助演男優賞(阿部寛)、優秀助演女優賞(清原果耶)など11部門を受賞するなど、日本国内の映画賞を席巻している。Blu-rayにはメイキングや舞台挨拶集など映像特典を収録Blu-rayには限定で【メイキング映像】【舞台挨拶集】などの映像特典を収録したDVDとスペシャルブックレット、アウターケースが付き、豪華仕様となる予定。【メイキング映像】はオール宮城ロケを敢行した撮影の様子を収録し、反響の大きかったロケ地マップに対応させながら各ロケ地の撮影現場を映像で見ることができる。【舞台挨拶集】は、席数制限のある中で開催された貴重な完成披露試写会の様子をはじめ、特別に編集された映像を収録。また、DVD共通の映像特典として、【予告編集】に加え、劇場公開記念としてホームドラマチャンネルほかにて放映された「護られなかった者たちへ」の約13分の特別番組も収録となる。インタビューやメイキング映像を交えた濃密な内容になっている。『護られなかった者たちへ』Blu-ray&DVDは4月22日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2022年01月28日清原果耶主演「ファイトソング」の3話が1月25日オンエア。藤原さくら演じる凛と主人公・花枝の関係性に「程よい距離感」「関係めっちゃいいな」などの声が殺到。菊池風磨演じる慎吾と凛の“デート”シーンにも「見入ってた」など多くの反応が集まっている。岡田惠和がオリジナル脚本を手がけ、夢破れたスポ根ヒロイン、一発屋ミュージシャン、万年片想いの一途な幼馴染みら、不器用でじれったくて切ない恋と成長の物語を描く本作。キャストは空手の日本代表を目指していたがケガで夢を断たれ、人生どん底だったところに、心の支えにしてきた曲を手がけたミュージシャンと出会い、彼と付き合うことになる木皿花枝に清原さん。落ちぶれた一発屋ミュージシャンで、あと2か月でヒットを出さないと契約を打ち切られ、家を追い出されることになり、マネージャーの助言で恋をしようとする芦田春樹に間宮祥太朗。花枝とともに児童養護施設「あさひ学園」で育ち、子どもの頃から一途に花枝を想い続けている夏川慎吾に菊池さん(Sexy Zone)。花枝や慎吾の幼馴染みで慎吾が好きだが、慎吾が花枝を好きな事も知っている萩原凛に藤原さん。芦田に恋をするよう助言した事務所マネージャーの伊達弓子に栗山千明。聴覚に障がいをもつグラフィックデザイナー・杉野葉子に石田ひかり。花枝の耳が聞こえなくなる可能性を宣告する立石正嗣に橋本じゅん。理髪店「バーバーサッコ」で店長をしている迫智也に戸次重幸。「あさひ学園」施設長の磯辺直美に稲森いずみといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。花枝は芦田と“期間限定の恋”をすることに。人生はじめてのデートにでかけるが行き先は高級和食店…2人は自分たちの恋愛偏差値がかなり低いことを痛感する。鼻歌まじりに帰ってきた花枝は、直美たちに芦田との出来事を報告するが、慎吾は“恋のライバル”の登場に思わずイライラ。凛は花枝の“期間限定の恋”には何か理由があるのではと気になる…というのが今回のストーリー。美容室で凛は花枝に対し、芦田との“恋”に何か理由があるのはわかるとしたうえで、その理由を花枝に問わず「なんかあるな~と思ってるから、そのつもりでいな」と伝える…決して花枝の心に必要以上に入り込まない凛の“距離感”に「凛ちゃん、優しいお姉ちゃんだなぁ…」「凛ちゃんと花枝の関係めっちゃいいな」「程よい距離感で気にかけてくれるめちゃめちゃいい友達」などの声が殺到。また凛を演じる藤原さんに「藤原さくらちゃん雰囲気違いすぎてて気付いてなかった…」「藤原さくらちゃんがバッッッ鬼かわいい。それだけで癒される火曜10時」といった反応や、花枝と芦田の中華街デートを“尾行”する慎吾に同行し、結果的に慎吾とデート状態になる…というシーンにも「この二人のデートの方がおもろいw」「風磨と藤原さくらのデートが見れてよかった。見入ってた」「今週も良かった。藤原さくら200%で良かった」といった感想が続出。“凛ちゃん”がトレンド入りを果たすほどの注目を集めている。(笠緒)
2022年01月26日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年1月スタートのテレビドラマ『ファイトソング』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。恋愛ドラマにおける、ヒロインの相手役ではなくて、ヒロインに片思いする二番手。それを『当て馬』と表現するのに、ちょっとだけモヤモヤしてしまう。「そんなに何かを当てなきゃ恋って走らないのかね」と思うけれども、ドラマとしてはストーリーの安定した展開と適宜盛り上がりのためには必要なのもわかる。大体、マラソンだってペースメーカーがついて30キロ地点まで引っ張ったほうが好タイムが見込めるものだ。連続テレビ小説『半分、青い』(NHK2018年)、テレビドラマ『♯リモラブ』(日本テレビ系2020年)、『オー!マイ・ボス!』(TBS系2021年)と、いわゆる魅惑の『当て馬』を多数演じてきている間宮祥太朗だけれども、個人的には『ハムラアキラ』(NHK2020年)の時のクールな管理官役が印象的だった。出番は多くなかったが、品の良さと体温を感じさせない美しさはずっと記憶に残った。彼のあの役を見て以来、『本気で勝負に出て、ゴールテープを切る姿が見たいな』と、ぼんやりと思っていた。それぞれの理由を抱え、期間限定の恋愛がついに始まる『ファイトソング』(TBS系火曜22時主演・清原果耶)は、きっとそんな間宮祥太朗の魅力をフルサイズで堪能できるドラマになると思う。初回では、ヒロインの花枝(空手の代表候補を事故の怪我で断念。更に将来的に失聴の可能性のある病を抱えている)と、おそらく相手役になるのだろう芦田春樹(間宮祥太朗。一発屋の落ちぶれたミュージシャン)の、それぞれの苦境を淡々とと描いていたけれども、今週の第2話で二人はそれぞれの理由を抱えながら期間限定の恋愛をしようと決心する。小説、コミック、演劇、映画、ドラマ。フィクションとして恋を描く方法は沢山あるけれども、今作『ファイトソング』が描く恋は、映像作品ならではのときめきと切なさに満ちている。こればっかりはどう言葉を尽くしても説明しようもない。「とにかく見て下さい」と懇願するしかない。それほどに細かく作りこまれた一瞬の連続なのである。もちろん、可能ならば配信等駆使して、初回から見てもらいたいけれども、とにかく2話、いや2話の開始から30分の春樹のお詫びメールあたりから、いや特に35分すぎに花束を持って春樹が花枝を訪ねてくるシーンからを、是非その目で見てもらいたい。花枝へのお詫びのメールのモノローグに重なる春樹の物憂げな表情も、会いたくて衝動的に駆けだして、でも会えなかったことに思いもよらず落胆してしまう花枝の表情も、椿の花束を差し出す春樹と、受け取る花枝のぎこちない遠い距離も、付き合ってみようと思うと告げられて数秒噛みしめて「わあ」と照れくさそうに呟く春樹の笑顔も、それを見る花枝の曇りのない笑顔も…。ミニマムに削ぎ落とされたセリフと、ベストの間合いを掴む俳優二人の演技と、二人の間で細かく切り替わるカメラの映像と、せせらぎのような美しい劇伴音楽と、全てが寸分の妥協もない精密さで組み立てられた最高の『恋の瞬間』である。更に、これだけの細心さをもって組み立てられながら作為の繋ぎ目はどこにもない。細かいパーツの組み合わせでありながら、そこにあるのは触ってもどこにも継ぎ目のない球体のような美しく繊細な恋である。これだけの最高の要素が丁寧に組み立てられて、「なんかエモい」「よくあるラブストーリーっぽいけど、何だかいい」に辿りつく。普通っぽく見えるけれども、不思議と惹きつけられる。過去にもどこかで見たような話なのに、これは目が離せない。名脚本家・岡田惠和だからこその到達点だと思う。もうひとつ、通低音としてこの作品を深く魅力的にしているのは清原果耶のしなやかな強さである。NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(2021年)で、温和ながら芯の強いヒロインを演じ、坂口健太郎演じる『菅波先生』との恋が朝ドラファンを熱狂させたことは記憶に新しい。清原果耶が持っている、どんな風にも折れないしなやかな強さは、拗らせて生きる男の息苦しさ、頑なさを容赦なく剥ぎ取って、彼らを悩み多き愛嬌のある存在に昇華する。拗らせた男を、清原果耶はその自然体で更に輝かせるのである。事前のコンセプトを聞いて食わず嫌いした方も、初回は見たけれども、もうそれでいいかなと思われた方も、ちょっと興味はあるけどまだ見ていない方も。是非、今作の2回目以降をその目で見てほしい。一見平凡に見えて、至極上質ということの答えの一つが、きっと見つかると思う。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年01月21日清原果耶と間宮祥太朗が共演する「ファイトソング」が1月18日放送。間宮さん演じる芦田の“花束”謝罪に「可愛い」の声が続出。デートに出かける花枝を切なげに見送る菊池風磨演じる慎吾にも数多くの声援が集まり、SNSではトレンド入りも果たしている。岡田惠和のオリジナル脚本で、空手の日本代表をめざすも夢破れ人生どん底の主人公が、心の支えにしてきた曲を手がけた一発屋の変人ミュージシャンと出会い…というラブコメが繰り広げられる本作。空手の日本代表を目指していたが突如その夢を断たれ、人生どん底の無気力状態だったところ、幼馴染みの勧めで始めたクリーニングの仕事で、空手の試合前に必ず聞いていた勝負曲の作者と出会う主人公の木皿花枝に清原さん。かつて1曲だけヒットを出した事はあるが今は落ちぶれ、マネージャーの弓子から「あと2か月でヒット曲を出さなければ契約を打ち切る」と言い渡され、クビ寸前の崖っぷち状態となった芦田春樹に間宮さん。児童養護施設「あさひ学園」で育ち花枝とは幼馴染み。ハウスクリーニング業を経営し花枝を想い続けているが、彼女と芦田が出会うきっかけを作ってしまった夏川慎吾に菊池さん。また芦田のマネージャー・伊達弓子に栗山千明。花枝の耳に腫瘍があり「耳が聞こえなくなるかもしれない」と宣告する医師・立石正嗣に橋本じゅん。理髪店「バーバーサッコ」の店長・迫智也に戸次重幸。「あさひ学園」の施設長・磯辺直美に稲森いずみ。聴覚障がいのグラフィックデザイナー・杉野葉子に石田ひかりといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話では芦田から「付き合って」と言われた花枝が、その申し出を一度は断ったものの、芦田からの謝罪メールを見てその真意を知り、彼の自宅に向かう。インターホンを鳴らすもちょうど芦田は曲作りの最中で2人はすれ違ってしまう。花枝はクリーニングのチラシにメッセージを書き郵便受けに入れる。それを見つけた芦田は花枝のもとに赴き謝罪の花束を渡す。そんな芦田に花枝は「やっぱり付き合います」と返答。2人は早速デートに向かうが、慎吾は2人を切なげに見送りながら「何も言えねえじゃねえかよ」とつぶやくのだった…というストーリー展開。椿の花束を持って花枝の元に現れる芦田に「不器用でも、花枝ちゃんに会う時は花束用意する芦田さんかわいい」「花束用意する芦田、何なん?可愛すぎやろ」「芦田さんいいな!!告白のために用意した花束かと思ったら謝罪用だったところとか、花枝ちゃんから付き合うって言われた時の驚きと嬉しさが混じったリアクションとか」「花束を用意するところやご飯行くのにめっちゃ高級店に連れでってしまう所可愛いし、芦田のちょっとズレている所好き」といった声が続々と寄せられる。一方、芦田とのデートのためにおしゃれして現れた花枝の姿を、切ない表情で見つめながら見送る慎吾には「デートするって言われた事よりも、オシャレして駆け寄って来るところ見たらねぇ…」「慎吾ちゃんがかわいくて…かわいそうで…あぁ…」「ちょっっっとまだ2話なのに慎吾ちゃんがツラすぎる……」「この表情の慎吾ちゃん見る準備してなさすぎるから無理」といった反応多数。Twitterのエンタメトレンドでは放送後に「#ファイトソング」が1位を飾るとともに、「慎吾ちゃん」というワードもトレンド入りしている。(笠緒)
2022年01月19日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年1月スタートのテレビドラマ『ファイトソング』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。名作ドラマの恋は往々にしてどん底で始まる。例えば結婚式当日に婚約者が失踪したり(1996年『ロング・バケーション』フジテレビ系)、就職難から派遣社員として働いていたのがその上に派遣切りにあったり(2016年『逃げるは恥だが役に立つ』TBS系)。今作『ファイトソング』(TBS系火曜22時主演・清原果耶)のヒロイン・木皿花枝もまた、どん底である。しかもピンポイントで「今どん底になりました」という設定ではない。どん底が長期間続いていて、すでに固定化したどん底である。児童養護施設で育った花枝は、空手の才能と負けん気と努力で、一度はオリンピックも狙える日本代表になろうというところまで来たものの、交通事故でその夢を絶たれてしまう。薄幸な少女が努力で栄光を掴むという『物語』から逸脱した上に、その後に別の道を目指して立ち直ることも出来ず、事故当初は「かわいそう」と同情していた周囲からも、今やその堕落ぶりを失望されている。このとき、児童養護施設の後輩から、「あなたのようになりたくない」と辛辣な言葉を投げつけられても、花枝が全く意に介さないやりとりが印象的だ。花枝自身、もう他人が自分に投影する物語のレールに乗ることにうんざりしているようである。※写真はイメージそれでも、旺盛な食欲や養護施設の施設長である磯部直美(稲森いずみ)との口の減らない会話から、花枝の根っこにある生命力はまだすり減っていないことがわかる。そんな花枝と出会うのが、落ちぶれたミュージシャンの芦田春樹(間宮祥太朗)である。いわゆる『一発屋』であり、10年以上前の一曲の大ヒット以来は鳴かず飛ばずで、所属事務所からは見放される寸前になっている。(このただ一つのヒット曲が、花枝の人生を支えてきた、いわゆる『勝負曲』である)※写真はイメージ10年以上、新しいものを生み出せない苦しみの中で、春樹は自室のあるビルの屋上から夜中に何度も下を見下ろしている。時に手をたたいてその反響で高さを実感してみたり、手すりに乗り出してその瞬間に遠くの救急車のサイレン音で驚いて、乗り出した体を慌てて戻したりする。些細な何かが、まるで背中を引っ張るように、そのたびに用心深く彼を連れ戻す。明確な言葉にもならないし、そうとはっきり描くわけではないけれど、このあたりの繊細な表現はさすがだと思う。どん底にあっても豊かな生命力に溢れた花枝とは対照的に、春樹は空っぽで枯れかけて静かに疲弊している。※写真はイメージ春樹の部屋のハウスクリーニングをきっかけに、そんなどん底の二人が出会う物語ではあるけれども、ドラマ全体の色合いは決して暗くはない。淡くくすんではいても、優しくて暖かい色だ。それは名脚本家・岡田惠和が紡ぐ数々のセリフの柔らかさでもあるだろうし、物語の中でもう一人、重要な位置を占めている夏川慎吾(菊池風磨)の朗らかな存在感が大きいように思う。恋愛ドラマにおいて、最初からヒロインを片思いしている立ち位置の男性の役割は決して小さくないし、その説得力と魅力は時に作品の成否を左右する。しかし今回の慎吾のそれは、単なる恋愛部分のスパイスだけではなくて、ドラマ全体の明度と彩度の調節を担っている。あの鬱陶しいほどの明るさに、見ている私たちは無意識に「こういう人がいるのなら大丈夫かな」と感じ取っているのである。※写真はイメージ初回のラストで、花枝は仕事で出会った相手が、人生の勝負曲を作ったミュージシャンであると知る。沢山の悲しい思い出とともに溢れだした花枝の大粒の涙は、枯れかけて疲弊していた春樹の心に恵みの雨として降り注ぐ。だが、同時に花枝の抱えている秘密、つまりこの先、病で耳が聞こえなくなる可能性が高いこともまた、ここで視聴者に対して明らかになる。美しい音、大好きな歌声。直接触れた瞬間だからこそ、いつか失われる悲しみが花枝の中で切実なものになっていく。これは恋愛ドラマの形をしているけれども、恋愛の駆け引きを見て楽しむドラマではないのかもしれない。もう既に十分失ったのに、更に小さく閉じていく世界の中で差し込む光はあるか。忙しい神様は自分たちを一顧だにしてくれないけれども、それでもこの残酷な世界には真摯に生きるだけの値打ちがあるか。名手・岡田惠和はきっとその答えを聴かせてくれると思う。どんな音、どんな歌が私たちを待っているのか、楽しみにしたい。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年01月14日清原果耶民放ドラマ初主演作「ファイトソング」が1月11日放送開始。花枝を演じた清原さんの“号泣”シーンに「すごい女優だ」「涙やばすぎた」など絶賛が集まるとともに、間宮祥太朗演じる春樹が歌う楽曲の配信を望む声も多数寄せられている。夢破れたスポ根ヒロイン、一発屋ミュージシャン、万年片想いの一途な幼馴染み…不器用な3人のじれったくて切ない恋と成長の物語を岡田惠和のオリジナル脚本で描く本作。児童養護施設「あさひ学園」育ちで、空手の日本代表を目指していたが突如その夢を断たれ、人生どん底の無気力状態となっている木皿花枝に清原果耶。かつて1曲だけヒットを出した事はあるが今や落ちぶれた一発屋ミュージシャンで、あと2か月でヒットを出さないと契約を打ち切られる芦田春樹に間宮祥太朗。児童養護施設「あさひ学園」育ちで花枝の幼馴染み、ハウスクリーニング業を経営し一途に花枝を想い続けている夏川慎吾に菊池風磨(Sexy Zone)。芦田の才能をいち早く見出した事務所マネージャーの伊達弓子に栗山千明。花枝にある“宣告”をする医師の立石正嗣に橋本じゅん。「あさひ学園」の近所にある理髪店の店長・迫智也に戸次重幸。「あさひ学園」施設長・磯辺直美に稲森いずみといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では空手の日本代表を目指していたが、試合で勝利した帰りに事故に遭い、夢を絶たれてから1年後、全てを失い無気力でぐだぐだした日々を送る花枝が、幼馴染みの慎吾が経営するハウスクリーニングでバイトとして働くことになり、依頼先で幼い頃から心の支えだった曲を作った春樹と出会う…というストーリーが展開。花枝が自分の曲を幼いころから心の支えにしてきたことを知った春樹は、部屋のピアノで曲を奏でながら歌い出す。それを聴いて号泣する花枝…この号泣シーンに「清原さん何て泣き方をするんだ!すごい女優だなと改めて」「花枝ちゃんが泣いてるシーン…清原さんの泣きの演技凄かった!」「花枝っていうか清原果耶ちゃんの涙やばすぎた…」「清原果耶ちゃんの涙のシーン、見入ってしまったー。」など絶賛の声が続出。また間宮さん演じる春樹の歌唱シーンに「間宮さんの歌声が聴けるなんて幸せ」「間宮くん歌声素敵すぎん?!優しくて落ち着く声…」といった反応も。また劇中で春樹が歌う「スタートライン」はPerfumeの「STAR TRAIN」が原曲。「間宮くんのピアノ弾き語りver.もすごくよかったな」「間宮くんの歌ったスタートライン配信してくれないかな」「あと間宮くんの歌がとっても良いので配信でいいから販売してほしい」など同曲の“春樹バージョン”の配信を望む声も数多く寄せられている。(笠緒)
2022年01月12日Perfume(パフューム)の新曲「Flow」が、2022年3月9日(水)にCD発売。「Flow」は清原果耶主演のTBS火曜ドラマ『ファイトソング』の主題歌だ。Perfume新曲「Flow」がドラマ主題歌に2021年は自身初のEP『ポリゴンウェイヴEP』をリリースし、注目を集めたPerfume。そんな彼女たちの新曲「Flow」は、11年ぶりのTBSドラマ主題歌だ。PerfumeがTBSドラマ主題歌を担当するのは、2011年の金曜ドラマ『専業主婦探偵〜私はシャドウ』以来のことで、火曜ドラマ枠では初。新火曜ドラマ『ファイトソング』のために書き下ろされた新曲「Flow」は、つかみどころのない時代の空気と、人と人との距離感、自由さを、空に浮かぶ雲にたとえた楽曲だ。速いような遅いような、両方の時間を感じることができるサウンドに仕上がっている。新曲「Flow」MV公開新曲「Flow」のミュージックビデオは、”ダンス“に重点を置いたもの。クリエイティブ集団Kidzfrmnowhere.(キッズフロムノーウェア)の映像監督YUANNがメガホンを取った。CD発売&ライブで披露した“謎の新曲”も収録新曲「Flow」はCDシングルとしても発売。カップリング曲として、2021年8月に開催したライブ「Perfume LIVE 2021 [polygon wave] 」で初披露し、ファンから“謎の新曲”として注目を集めていた「マワルカガミ (polygon wave live ver.)」を収録する。販売形態は、通常盤と、特典ディスクが付いた初回限定盤の2形態。初回限定盤はスリーブケース仕様となっており、特典グッズとして「Flow オリジナル特製付箋」が封入される。清原果耶主演のTBS火曜ドラマ『ファイトソング』なお、新曲「Flow」が主題歌となる『ファイトソング』は、空手の日本代表をめざすも夢破れ、人生どん底の主人公・木皿花枝(きさら・はなえ)が、持ち前のスポーツ根性で逆境に立ち向かうヒューマンラブコメディ。岡田惠和のオリジナル脚本となっており、不器用な若者たちのじれったくて切ない、だけどどこか笑える恋と成長の物語を描く。花枝を演じるのは、清原果耶。また、三角関係の恋を繰り広げる一発屋の変人ミュージシャン役で間宮祥太朗、 花枝を想い続ける幼馴染役でSexy Zone菊池風磨が出演する。Perfumeはドラマ主題歌を務めるにあたり、下記の通りコメントを寄せている。<Perfumeコメント>主演の清原果耶ちゃんは私たちのことを応援してくれているので、ドラマ主題歌に決まりとてもうれしかったです。今回の楽曲はすごくおしゃれな曲です。『ファイトソング』は誰かの背中を押してくれて、“歌っていいな”“夢っていいな”“頑張っている人っていいな”という熱い気持ちを思い出させてくれるそんなドラマだと思います。私たちも本当に楽しみにしています。ドラマを観てくださる方々に寄り添える曲を彩られたらうれしく思います。<かしゆかコメント>“流れ雲になる”という歌詞が好きです。“どこかに定まっていないといけないというルールはないんだ”、“どこにでも流れていてそこに馴染んでいて、変化してもいいじゃない”という意味が最終的に歌われている気がして、そのフレーズが好きです。<のっちコメント>『ファイトソング』の3人のことを考えながら歌いました。“戦う日々”や“恋をしたあの日”をドラマを見ていくうちに3人に重ねて合わせていくんだろうなと思って歌っていました。色々な人に合うような歌詞、抽象的な言葉を使っているので、自分自身にあてはめながらも聞ける曲だろうなと思います。<あ~ちゃんコメント>歌詞がすごく強いので言葉が心に残る歌です。“あの日から心は変わらない”や“わがままでいたいだけさ”など、普段あまり言葉にしないような言葉がリズムに乗っていますが、レコーディングの時鳥肌が立ちながら歌っていました。自分たちも突き動かされるものがあるし、変わりたくないけど、変わらないといけないこともある、でも変わらないところもある。と、ありのまま今の自分を認めて一緒に生きていこうよ!という優しい歌でもあります。【詳細】■Perfume 新曲「Flow」CD発売日・配信日:2022年3月9日(水)・初回限定盤A(CD+Blu-ray):2,800円スペシャルパッケージ仕様(スリーブケース/デジパック)、スペシャルグッズ付、特典Blu-ray付・初回限定盤B(CD+DVD):2,100円スペシャルパッケージ仕様(スリーブケース/デジパック)、スペシャルグッズ付、特典DVD付・通常盤(CD):1,500円<収録曲>1.Flow2.マワルカガミ (polygon wave live ver.)3.Flow (Instrumental)4.マワルカガミ (polygon wave live ver. / Instrumental)<特典DISC>・マワルカガミ (polygon wave live ver.)@Perfume LIVE 2021 [polygon wave] -New Edit-・Perfume View -Perfume LIVE 2022 [polygon wave]-■火曜ドラマ『ファイトソング』放送日時:1月11日(火)スタート 毎週火曜よる10:00~10:57(初回は15分拡大 よる10:00~11:12)放送局:TBS出演者:清原果耶、間宮祥太朗、菊池風磨(Sexy Zone)、東啓介、藤原さくら、若林時英、窪塚愛流、莉子、栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみ
2022年01月08日清原果耶が空手の日本代表をめざすも夢破れた主人公を演じる火曜ドラマ「ファイトソング」の主題歌に、「Perfume」の新曲「Flow」が決定した。本作は、清原さん演じる木皿花枝(きさら・はなえ)が逆境だらけの運命に立ち向かっていくヒューマンラブコメディ。花枝と三角関係の恋を繰り広げる一発屋の変人ミュージシャン・芦田春樹(あしだ・はるき)役で間宮祥太朗、一途に花枝を想い続けている幼なじみの夏川慎吾(なつかわ・しんご)役で菊池風磨(Sexy Zone)が出演。さらに、東啓介、藤原さくら、若林時英、窪塚愛流、莉子、栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみが出演する。今回主題歌に決定した「Perfume」がTBSドラマの主題歌を担当するのは2011年の金曜ドラマ「専業主婦探偵~私はシャドウ」以来11年ぶりで、火曜ドラマ枠では初となる。本作のために書き下ろされた「Flow」は、逆境の中でも不器用ながら自分の心にまっすぐ生きていく主人公・花枝たちに寄り添う楽曲となっている。岡田惠和オリジナル脚本で描く、清原さん、間宮さん、菊池さんが演じる不器用な3人の若者たちと、そんな彼らを取り巻く個性豊かなメンバーによる、じれったくて切ない、けどどこか笑える恋と成長の物語。「Perfume」は、「主演の清原果耶ちゃんは私たちのことを応援してくれているので、ドラマ主題歌に決まりとてもうれしかったです」とコメント。「『ファイトソング』は誰かの背中を押してくれて、“歌っていいな”“夢っていいな”“頑張っている人っていいな”という熱い気持ちを思い出させてくれる、そんなドラマだと思います。私たちも本当に楽しみにしています。ドラマを観てくださる方々に寄り添える曲を彩られたらうれしく思います」と期待を込める。あ~ちゃんは「歌詞がすごく強いので言葉が心に残る」と言い、「普段あまり言葉にしないような言葉がリズムに乗っていますが、レコーディングの時鳥肌立ちながら歌っていました。自分たちも突き動かされるものがあるし、変わりたくないけど、変わらないといけないこともある、でも変わらないところもある。と、ありのまま今の自分を認めて一緒に生きていこうよ! という優しい歌でもあります」とふり返りながらコメント。のっちは「(主人公)3人のことを考えながら歌いました」と明かし、「“流れ雲になる”という歌詞が好きです」と、かしゆかも語っている。火曜ドラマ「ファイトソング」は1月11日より毎週火曜22時~TBS系にて放送(初回は15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2022年01月05日清原果耶主演、来年1月スタートの新火曜ドラマ「ファイトソング」に栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみが出演することが明らかになった。本作は、空手の日本代表をめざすも夢破れ、人生どん底の主人公・木皿花枝(清原さん)が、持ち前のスポーツ根性で逆境だらけの運命に立ち向かっていくヒューマンラブコメディ。間宮祥太朗が花枝と三角関係の恋を繰り広げる一発屋の変人ミュージシャン・芦田春樹、菊池風磨(Sexy Zone)が花枝を想い続ける幼なじみ・夏川慎吾を演じることがすでに発表されている。今回新たに出演が決定した栗山さんが演じるのは、芦田の才能をいち早く見つけた事務所マネージャー・伊達弓子。曲が書けなくなってしまった芦田に最後通告をしながらも、どこかで芦田の才能を信じている。「今までにないような役柄にチャレンジさせていただける事に感謝しています」と話す栗山さんは、「台詞の掛け合いも楽しく、どの登場人物も愛らしく、切なくも素敵なお話です。お楽しみに!」と呼びかける。清原さんとは初共演となる橋本さんは、花枝が抱えるある“秘密”を知る唯一の人物、医師・立石正嗣役で出演。「『ファイトソング』は日本全国の皆様へ向けた応援歌だと思っています。塞ぎ込んだ今の状態からみんなで前に! 上を向いて立ち上がって行ける!! そんな笑顔と元気をきっとお届け出来る作品になると信じています!」とコメントを寄せている。また、花枝たちが育った児童養護施設「あさひ学園」の近所にある理髪店の店長・迫智也を戸次さんが演じる。花枝や慎吾にとって何でも話せる相手で、為になるようなアドバイスは出来ないが、天然で真っ直ぐかつ面倒見のよい兄貴肌な男。保護者的存在として作品を温かく包み込む役柄の戸次さんは「昔で言うスイカに塩をかけるような役割を果たせたらとも思い、精一杯務める所存です」と意気込み、「若い世代の織りなす純粋さと不器用さの連続。良い意味でのむず痒さを、存分に感じてお楽しみください」とメッセージ。さらに、空手選手引退後すっかりぐだぐだになってしまった花枝を叱咤する母親的存在、「あさひ学園」の施設長・磯辺直美役で稲森さんが出演。「元気をもらえる、元気づけられるドラマになっていると思います」と本作を説明した稲森さんは、「恋愛の話だけではなく人間ドラマの部分も見どころで、清原果耶さん演じる花枝が様々な逆境を乗り越えていくポジティブな姿が印象的です。個性豊かなキャラクターたちで台本を読めば読むほど展開が楽しみになります。またこの役を通して児童養護施設について色々なことを知ることができました。花枝たちにとっては母親的存在でもありますし、元気に明るく温かく見守る施設長でいようと思っております。三角関係の行方、そして結末がどうなるのか、お楽しみに」と話している。「ファイトソング」は2022年1月11日より毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月14日清原果耶が民放ドラマ初主演、岡田惠和オリジナル脚本で描く火曜ドラマ「ファイトソング」に、間宮祥太朗と菊池風磨(Sexy Zone)が出演。お互いのドラマデビュー作以来、約13年ぶりに共演する今年度前期放送のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロインを務めた清原さんが、本作では空手の日本代表を目指すも、突然その夢を絶たれてしまった主人公・木皿花枝(きさら・はなえ)を演じる本作。花枝が空手の試合前に必ず聞いていた勝負曲の作者で、現在は落ちぶれた一発屋のミュージシャン・芦田春樹(あしだ・はるき)役に間宮祥太朗。ハウスクリーニング業を経営し、一途に花枝を想い続けている幼馴染の夏川慎吾(なつかわ・しんご)役を菊池風磨(Sexy Zone)が演じることが決定。間宮さんと菊池さんは、2008年10月期の連続ドラマ「スクラップ・ティーチャー 教師再生」(NTV)で、共にクラスメイト役でドラマデビューを果たしている。以降、バラエティ番組での共演はあるものの、ドラマでの共演は約13年振りとなる。間宮さんは、昨年「麒麟がくる」でNHK大河ドラマに初出演。今年1月期に放送された火曜ドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」では、主人公に思いを寄せる先輩編集部員役を好演した。清原さんとは同じドラマへの出演経験はあるものの、本格的な共演は今作が初となる。そんな間宮さんが本作で演じる芦田は、コミュニケーション能力が底辺で、本気で人を好きになったことがなく恋愛経験もほぼない落ちぶれたミュージシャン。マネージャーから「人の心が分からないから良い曲が書けないんだ」「あと2か月でヒット曲を出さなければ契約を打ち切る」と言い渡され、クビ寸前の崖っぷち。そんな彼が、ひょんなことで出会った花枝と、人の心を知って良い曲を書くために「嘘だけど本気の恋愛」にチャレンジしていく。恋愛を通して再起をしようと奮闘する芦田の成長も見どころの1つとなる。一方、菊池さんは「Sexy Zone」のメンバーとしてアイドルの顔を見せる一方、今年7月に放送されたドラマ「イタイケに恋して」(NTV)では主演を務めた。TBSの連続ドラマに出演するのは、2015年の金曜ドラマ「アルジャーノンに花束を」以来、実に7年振り。清原さんとは今作が初共演となる。菊池さんが本作で演じる慎吾は、キャンピングカーに道具を積んでハウスクリーニング業を営む、花枝の幼馴染。優しくて明るく天真爛漫な性格で、一途に花枝を想い続けてきたという健気な役どころ。しかし、突然現れた芦田と花枝の急展開の関係に焦りを感じ…。花枝への愛情全開な慎吾とそれを気にも留めない花枝の、コミカルながらどこかキュンとするやり取りにも注目だ。清原さん、間宮さん、菊池さんが演じる不器用な3人の若者たちによる、じれったくて切ない、けどどこか笑えるヒューマンラブコメディ。不器用でも真っ直ぐなヒロインがたどり着く、“人生最初で最後の恋”の行方を描いていく。一発屋のミュージシャンを演じる間宮さんは、「ピアノを弾いている役ですが、小さい頃ピアノを少し習っていましたがすぐ辞めてしまいました。苦戦していますが、今回本格的にピアノの練習をしています。ピアノ演奏にもご注目ください」と明かし、「『ファイトソング』というタイトルからも伝わる通り、このご時世、大変なことがあったりした中で応援歌になれるようなドラマになれば」と期待を込めて語る。菊池さんは「まっすぐな恋愛ドラマに出させてもらえて本当に感謝しております」と語り、「『ファイトソング』の登場人物全員がとにかくまっすぐ。色々な人のまっすぐな矢印が、色々な所に向いているので、演じてきっと楽しいだろうなと期待があります。様々な歯がゆいシーンを見ることが今から楽しみです」とコメント。ドラマデビュー作が一緒の間宮さんとは「当時は『デビュー作一緒だね』と話していましたし、仲が良かったです。バラエティ番組では共演していますが、まさかこんな形でまた共演できるとは思っていなかったので、うれしい」と語っている。火曜ドラマ「ファイトソング」は2022年1月、毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年12月05日2022年1月からスタートするテレビドラマ『ファイトソング』(TBS系)。2021年度前期に放送された、連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK)でヒロインを演じた俳優の清原果耶さんが民放のドラマで初主演を務めます。同年12月5日に、清原さん演じる主人公・木皿花枝の恋の相手役となる2名のキャストが発表されました。花枝が空手の試合前に必ず聴いていた勝負曲の作者で、現在は落ちぶれた一発屋の変人ミュージシャン、芦田春樹役に俳優の間宮祥太朗さん。そして、ハウスクリーニング業を経営し、一途に花枝を想い続けている幼馴染の夏川慎吾役をアイドルグループ『Sexy Zone』のメンバー、菊池風磨さんが演じます。清原さんと三角関係の役柄となる間宮さんと、菊池さん。2人は2008年10月期に放送されたテレビドラマ『スクラップ・ティーチャー 教師再生』(日本テレビ系)で共演し、お互いにこの作品がドラマデビューだったそうです。ドラマでの共演は、なんと約13年ぶり!そんな2人からのコメントが届いています。【間宮祥太朗さんコメント】2021年の1月期火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』に出演させていただいたので、もうこの枠に呼ばれないかなと思っていましたが、まさか1年後にまた呼んでいただけてうれしかったです。僕が演じる芦田は一発屋のミュージシャンです。ピアノを弾いている役ですが、僕は小さい頃ピアノを少し習っていましたがすぐ辞めてしまいました。苦戦していますが、今回本格的にピアノの練習をしています。ピアノ演奏にもご注目ください。また、菊池君とはドラマデビュー作が一緒で、その頃からの明るい印象は変わっていないですね。今回また共演できて本当にうれしいです。『ファイトソング』というタイトルからも伝わる通り、このご時世、大変なことがあったりした中で応援歌になれるようなドラマになればと思っています。毎週火曜日が楽しみになるよう、僕らも頑張りますので是非よろしくお願いします。【菊池風磨さんコメント】僕が火曜よる10時枠に呼んでいただけると思ったことがなかったので、オファーを受けて、率直にびっくりしました。まっすぐな恋愛ドラマに出させてもらえて本当に感謝しております。僕が演じる慎吾はとにかく恋に一途な花枝の幼馴染です。『ファイトソング』の登場人物全員がとにかくまっすぐ。色々な人のまっすぐな矢印が、色々な所に向いているので、演じてきっと楽しいだろうなと期待があります。様々な歯がゆいシーンを見ることが今から楽しみです。間宮くんとはドラマデビュー作が一緒で、当時から背は高いですし、印象は変わらないですね。当時は「デビュー作一緒だね」と話していましたし、仲が良かったです。バラエティ番組では共演していますが、まさかこんな形でまた共演できるとは思っていなかったので、うれしいです。今作はピュアな作品で、一人一人強いところも、弱いところも見えるような、そんなドラマになっていると思います。ぜひみなさんも自分と重ねてみていただいて、また明日から前向きに頑張ってみようと思ってもらえるようなドラマにしたいと思います。みんなで楽しく明るく元気にやっていきますので、ぜひご覧ください!じれったくて切ない、けどどこか笑えるヒューマンラブコメディ『ファイトソング』は、2021年1月の火曜22時から放送です!【あらすじ】空手の日本代表をめざしていたが、突如としてその夢を絶たれてしまった木皿花枝(清原果耶)。全てを失い人生どん底…無気力でぐだぐだした毎日を送っていたが、試合前に必ず聞いていた勝負曲の作者・芦田春樹(間宮祥太朗)との運命の出会いが訪れる。と思いきや、芦田は今や落ちぶれた一発屋。こじらせまくった変人ミュージシャンになっていた!今まで空手一筋で恋もしたことがなかった花枝と、「人の心が分からないから良い曲が書けないんだ」とクビ寸前の芦田。そんな崖っぷちの2人がひょんなことから手を組み、『嘘だけど本気の恋愛』にチャレンジしていくことに!さらに、チャラいが花枝を一途に想っている幼馴染の夏川慎吾(菊池風磨)を巻き込み、やがて三角関係の恋に発展していく。だが花枝は誰にも言えない、ある『秘密』を抱えており、『これが人生最後の恋』と決めていて…。[文・構成/grape編集部]
2021年12月05日元プロ野球選手の清原和博さんが、2021年12月1日、自身のYouTubeチャンネル『清ちゃんスポーツ』を更新。人生に悩む男性にアドバイスを送ったところ、その内容にファンが称賛しています。清原和博に相談したのは、かつての田中将大のチームメイト相談者は、野球の経験がある34歳男性。2021年12月現在、プロ野球チーム『東北楽天ゴールデンイーグルス』に所属する田中将大選手が高校生の頃、ともに戦ったチームメイトだといいます。2005年に行われた、『第87回全国高等学校野球選手権大会』。当時、田中さんが所属していた、駒澤大学附属苫小牧高等学校は、優勝を果たしました。相談者は、16年前の優勝した時に抱いた、達成感や喜び以上の気持ちを味わうことができず、「何をやっても、熱が出ない日々を送っていること」に悩んでいるとか。いわば、16年前の優勝が人生最高の思い出となってしまっているのです。清原さんも、「プロ野球は何回もあるけど、高校野球は1回きり。甲子園以上に、燃えたものはない」と共感。そのうえで、次のようにアドバイスを送りました。まだまだ34歳でしょ?なんでもトライしたほうがええんちゃう。同じ野球人として、野球は失敗のスポーツやんか。取り返すチャンスはあるわけだから。人生も一緒だと思う。俺もしゃべりながら自分にいい聞かせてるんだけど、思ったらまず一歩前に出ることが大事なことだとちゃうんかと思うんでね。清ちゃんスポーツーより引用清原さんが送った言葉に対し、「素敵な言葉」「目に涙が溜まった」と多くの人が感動したようです。相談者のように、過去のある一地点が、「これまでの人生で一番よかったな」と思っている人もいるのではないでしょうか。そんな時、「あの時はよかったけど、今は…」といったように、過去と現在を比較し、落ち込んでしまうこともありますよね。人生を長い目で見れば、過去のひと時の輝きも、気持ちが上向かない今も、ほんの通過点に過ぎません。清原さんがいうように、「取り返すチャンスはいくらでもある」と思って行動することが大切なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月03日2022年1月からTBS系で放送がスタートする新ドラマ『ファイトソング』で、清原果耶さんが初主演を務めることが発表されました。TBS新ドラマ『ファイトソング』で清原果耶が初主演NHKの連続テレビ小説『おかえりモネ』でヒロインを演じ注目を集めた清原果耶さんにとって、民放ドラマ初主演作となる『ファイトソング』。児童養護施設で育ち、持ち前の明るさとスポーツ根性で、あらゆる逆境を跳ね飛ばしていく木皿花枝(きさら・はなえ)を主人公にした、ヒューマンラブコメディです。『ファイトソング』あらすじ全てを失い人生どん底・・・無気力でぐだぐだした毎日を送っていた花枝だが、試合前に必ず聞いていた勝負曲の作者・芦田春樹(あしだ・はるき)との運命の出会いが訪れる。と思いきや、芦田は今や落ちぶれた一発屋。こじらせまくった変人ミュージシャンになっていた!今まで空手一筋で恋もしたことがなかった花枝と、「人の心が分からないから良い曲が書けないんだ」とクビ寸前の芦田。そんな崖っぷちの2人がひょんなことから手を組み「嘘だけど本気の恋愛」にチャレンジしていくことに!さらに、チャラいがずっと花枝を一途に想っている幼馴染の夏川慎吾(なつかわ・しんご)を巻き込み、やがて三角関係の恋に発展していくが…。花枝は誰にも言えない、ある“秘密”を抱えており、「これが人生最後の恋」と決めている。清原果耶コメント清原さんが演じる主人公・木皿花枝は、空手の日本代表の夢を絶たれるも、持ち前のポジティブさで逆境をはねのけていくという役どころ。清原さんは、民法ドラマ初主演に加え、空手にも初挑戦となり、クランクイン前から練習を重ねているといいます。ドラマのお話をいただいた時は、私がやってもいいのだろうか? という気持ちが少しありました。緊張していますが、民放ドラマ初主演という形で作品に参加させていただくので、自分にできることを120パーセント出せたらいいなと思います。私が演じる主人公の花枝は、ずっと空手一筋で恋もしたことがなかったスポ根女子で、人との出会いで成長していき、持ち前の明るさとスポーツ根性で、逆境を跳ね飛ばしていく、とてもポジティブな女の子です。今まで演じたことのない役柄の女の子との出会いでこれからとても楽しみですし、新しい一面を見せられたらいいなと思っています。また、空手に初挑戦できたことがうれしく、練習を頑張っていますので、空手シーンもぜひ見ていただきたいです。毎週火曜日、皆さんに楽しんでいただけるようなドラマをスタッフ、キャストの皆さんと作っていけたらと思います。脚本を手掛けるのは、テレビドラマ『この世界の片隅に』(TBS系)や、映画『いま、会いにゆきます』など数々の名作を世に送り出してきた、岡田惠和(おかだ・よしかず)さん。岡田さんにとってもまた、ラブコメディのオリジナル脚本を手掛けるのは今回が初となります。清原さん演じる主人公・花枝と恋の三角関係を繰り広げる、ミュージシャン・芦田春樹役と、恋に一途な花枝の幼馴染・夏川慎吾役は後日発表とのこと。続報にも期待が寄せられています。[文・構成/grape編集部]
2021年11月18日「朝ドラ史上初の3人ヒロインとなる今作は3月26日、京都で撮影が始まりました」(NHK関係者)11月1日からスタートしたNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』。3世代のトップバッターとしてヒロイン・安子を演じるのは、上白石萌音(23)だ。安子は岡山の和菓子店で育ち、ラジオ英語講座で英語を学び、未来を切り開いていく。上白石は前作『おかえりモネ』の主演・清原果耶(19)と10月22日、恒例のバトンタッチ会見を行ったが、実は2人は私生活でも仲のよい友人だという。「’18年公開の映画『ちはやふる』で共演し、意気投合。コロナ禍の前には、よく一緒に食事したり、遊びに行ったりしたそうです。上白石さんと同い年のLittle Glee Monsterのかれん(23)さんと3人でカラオケに行ったこともあるとか。上白石さんと清原さんはお互い椎名林檎さんのファンで、林檎さんの曲をデュエットしたそうです」(音楽関係者)2人は女優としてリスペクトし、エールを送り合っているという。「上白石さんは『おかえりモネ』を熱心に見ていて『理想の朝ドラの主役。受けのお芝居を完璧にやっている。私も果耶みたいになりたい』と絶賛していました。2人の朝ドラ撮影期間が重なっている時期がありました。お互いSNSで励まし合い“一緒にご飯行けないから、自宅でスタミナつけよう”と和牛を贈り合ったと聞いています」(NHK関係者)上白石は、大の“肉食”で知られている。9月4日放送の『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)でも「ご褒美もお肉だし、何かを頑張る前の景気づけもお肉。お肉に支えられているんです」と明かしている。「上白石さんは、自分を甘やかしたいときは『お肉と白いご飯の組み合わせがベスト』とも口にしていましたね。コロナ禍のため、もう2年近く焼き肉店には行けていないそうですが、最近は出前やテークアウトで焼き肉を堪能しているといいます」(テレビ局関係者)上白石は’16年には歌手としてもデビュー。カバーアルバムを発売して全国ツアーを開催。今年10月13日には初のシングルCD『I’ll be there/スピン』もリリースしている。「清原さんも昨年9月にCoccoさんプロデュースの『今とあの頃の僕ら』で歌手デビューしています。女優と歌手の両立法も、2人共通の話題になっているようですね」(前出・音楽関係者)東京と大阪で飲食店営業時間の短縮要請が全面解除となったいま、Wモネ焼き肉会開催の日も近い!?
2021年11月05日「9月のツイッター上のハッシュタグ“#俺たちの菅波”が前月の約3倍と圧倒的な出現数をマーク。坂口さん演じる菅波先生人気がデータでも実証されました。最終週、いよいよ菅波先生が百音の両親に挨拶するため気仙沼を訪れます。さらなる盛り上がりが期待されます」(NHK関係者)今週、最終回を迎える清原果耶(19)主演のNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』。清原演じる気象予報士・百音の恋人で医師の菅波役を演じる坂口健太郎(30)の人気が止まらない。坂口は菅波を演じるうえでのポリシーを『おかえりモネメモリアルブック』でこう語っている。《面白さよりも菅波の生真面目な思いがモネに伝わることが大事だと思ったので、菅波の「本気」を細かく解釈して、誇張せずに演じて。結果として彼があたふたしている様子を、クスッと笑ってもらえたらいいなと》撮影現場でも2人の仲はよく、“プレゼント交換”まで。「坂口さんは1月の清原さんの誕生日に金色のコップをプレゼント。7月の自分の誕生日には清原さん自ら古着屋で選んだシャツをもらったそうです」(番組関係者)坂口はロケの最初から清原を全力でフォローしていたという。清原は坂口への感謝を『ステラ』10月29日号でこう語っている。《ほぼ初対面にもかかわらず、ちゃんと話を聞いてくださり、「これからだもんね。そのつど考えていこう」と言って、私が悩むたびに声をかけてくださいました。撮影で私が腑に落ちないままにスタジオを出ると、「俺ちょっと言ってくる」と、すぐに監督にお話ししてくれるなど、たくさん助けていただいて》坂口は肩に力が入るヒロインの代わりに、現場の雰囲気作りに心を砕いていたという。「クランクアップの際、清原さんも『坂口さんは毎日、私たちを現場で笑わせてくださいました』と笑顔で振り返っていました。思えば最初の登米編のとき、まだ緊張感のある現場を盛り上げるため、空き時間は頻繁に出演者やスタッフを和ませていましたね。“異常にテンションの高い菅波”にしたりとか、いっこく堂さんの腹話術のモノマネをしたりとか。笑い声が絶えませんでした」(前出・番組関係者)地方ロケはどうしても待ち時間が長くなってしまうという。「坂口さんは出演者の方々やスタッフさんのいわば“つなぎ役”として、現場でムードメーカーになっていました。絆が深まったことで、お互い積極的に意見交換できる態勢になったのだと思います」(前出・番組関係者)“俺たちの菅波”は現場でも健在。言葉数少ない菅波の“腹芸”が名作を生み出した原点だったのかも。
2021年10月29日現在放送中の連続テレビ小説「おかえりモネ」と、11月からスタートする「カムカムエヴリバディ」のヒロイン、清原果耶と上白石萌音が参加するヒロインバトンタッチセレモニーが本日10月22日(金)、東京・渋谷にて行われた。放送中の「おかえりモネ」にて、気象予報士を目指していくヒロイン・永浦百音を演じている清原さんは「萌音ちゃんは、わたしがヒロインに決まったときも連絡をくれたり、撮影期間中も気にかけてくれたりして、ずっと大好きで尊敬している方なので、こうしてバトンを渡せてうれしいです」とコメントし、3人のヒロインが登場する「カムカムエヴリバディ」にて、初代ヒロイン・橘安子を演じる上白石さんは「同じ時期に“朝ドラ”をそれぞれ頑張っていたことがすごくうれしくて、お互いに優しいことばをかけ合ったり、精がつく食べ物を贈り合ったりしていて本当に心の支えでした」とエピソードを明かし、「こうして(清原)果耶からバトンをもらえてとても幸せです。撮影、本当にお疲れ様でした」とねぎらいの言葉を贈った。そして来週、ついに最終回を迎える「おかえりモネ」。最終週の見どころについて清原さんは「気仙沼の家族や幼なじみ、気仙沼のひとたちと重ねる尊い奇跡のような日々が繊細に描かれています。愛を込めて作った大切な作品ですので、みなさんの心にぜひ残るものがあればうれしいです。最後までモネたちのことを見届けていただけたらと思います」とメッセージ。また上白石さんも「すごく温かい人間の愛やつながりが描かれていますので、少しでも穏やかな気持ちになっていただけたらと思います。そして、ヒロインが3人いる分、物語は3倍速で進んで行きます。ぜひ毎日見逃さずに見ていただけるとうれしいです」と第1週の見どころを説明。また、ドラマゆかりの品を贈る、恒例のプレゼント交換では、清原さんからは“手作りのインディゴのストール”を、上白石さんからは“御菓子司「たちばな」の特製紅白まんじゅう”が贈られた。連続テレビ小説「おかえりモネ」は毎週月~土曜日8時~NHK総合、月~土曜日7時30分~BSプレミアム・BS4Kにて放送中。「カムカムエヴリバディ」は11月1日より毎週月~土曜日8時~NHK総合、月~土曜日7時30分~BSプレミアム・BS4Kにて放送。※土曜日は1週間をふり返る(cinemacafe.net)
2021年10月22日佐藤健や阿部寛をはじめ、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人と豪華俳優陣で贈る第一級のヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』が現在公開中。この度、佐藤さんが演じる容疑者・利根の幸せだった過去を映し出す本編映像が到着した。公開されたのは、利根が避難所で出会う遠島けい(倍賞美津子)、小学生のカンちゃんと食卓を囲むシーン。“避難所よりも、自分の家が一番落ち着く”からと、被災した自宅で過ごすけい。利根は、カンちゃんに誘われ、そこへ足を運ぶ。そして、けいとカンちゃんが用意したうどんを勢いよく頬張る姿が映し出されており、お腹を空かせていた様子が伺える。けいは、利根の身辺について話を聞くが、友人はおらず、職場も津波で流されたという。そんな利根にけいは「笑顔でいなさい。そしたら、人はあなたにもっと優しくしてくれるから」と優しく語りかける。身寄りのない3人が、家族のように肩を寄せ合うように生きていく、始まりの場面。3人の絆は徐々に強くなっていき、そして9年後の連続殺人事件へと繋がっていく。『護られなかった者たちへ』連続殺人事件のきっかけとなる始まり…そんなうどんをかきこむシーンは、何度もテイクが重ねられたそう。完成披露試写会では、倍賞さんが佐藤さんの食べっぷりを明らかにしており、なんと約10杯も平らげたという。またSNSでは、佐藤さんの箸の持ち方に注目する声が上がっており、そんな細かい演出・役作りも話題となっている。『護られなかった者たちへ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年10月17日映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が7日に都内で行われ、佐藤健、清原果耶、瀬々敬久監督が登場した。同作は中山七里の同名小説の映画化作。全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた。今回初共演となった佐藤と清原だが、佐藤は「満を辞して共演させていただきました! (清原は)現場では、あまり人を寄せ付けない感じでしたが……」と振り返り、清原は「めちゃくちゃ集中してたんです!」と焦る。そんな2人にお互いに聞いてみたいことを尋ねると、清原が「最近新しく生活に取り入れてよかったことありますか?」と佐藤に質問。佐藤は「僕は生活に何かを取り入れないんですよ! 謎解きとかは変わらずしてますが、新しい何かを取り入れるとかはないんですよね。暗いんです……すみません」と素顔を明かした。佐藤は清原に聞いてみたかったこととして「まだ未成年でいらっしゃるんですよね。なるほど……。考えられないです! 20代中盤で、もう主演作品を10本以上やってきているような貫禄を、撮影の時から持ってらっしゃったんですが、何ででしょうか? 色々な人に意見するときも全く物怖じしないというか、10代というのが信じられないんですが、本当ですか!?」と清原に質問する。清原は「佐藤さんの中で、どんなイメージがあるんですか!?」とつっこむが、監督も「最初に朝ドラ『なつぞら』を見た時に、最後30代の役をやっていて、びっくりしました! 本当に大人っぽいですよね。秘訣は?」と加勢。清原はそんな2人に「ずっと緊張しているんです、私。動かないくらい緊張していて、堂々としている風に見えているだけかもしれないです」と答え、佐藤は「初日舞台挨拶の時も変わらず凛としていたのですが、『緊張しているんです』と言った時は可愛かったですね」と、清原の舞台裏の姿を明かした。
2021年10月07日映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)の公開初日舞台挨拶が1日に都内で行われ、佐藤健、阿部寛、清原果耶、瀬々敬久監督が登場した。同作は中山七里の同名小説の映画化作。全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた。「コロナが落ち着いたらやりたいこと」というテーマに、佐藤は「今やってる作品とかも、共演者とごはんとか行けないのが苦しくて。今回も宮城でごはんに行ったりもできなかったので、まずは『護られなかった者たちへ』の皆さんと食事に行きたいのが1番です」と答える。阿部も「本当に、それが1番ですね。仙台で撮影している時も、僕はテイクアウトで毎日、7回くらい焼き鳥を食べていたんですけど、『佐藤くんは何を食べてたのかなあ』と心配してました」と同意し、佐藤を気遣う。佐藤は「僕もUber EATSができるところはなんとか生き延びられる。できないときはけっこうひもじい思いをしていました」と振り返った。また、タイトルにちなみ「食事」「睡眠」「趣味の時間」の三択で「護りたいもの」を聞かれると、阿部は「どれも護れない。食事も現場に入ったりすると……だし、睡眠も早く寝ればいいのに落ち着けなくて、いろいろしてるうちに3時くらいになっちゃう。趣味も持ってない」と困惑する。佐藤から「過去、1回もないですか?」と聞かれ、「1回釣りをやり出したんだけど、やめた。船酔いして」とバッサリ。MCから「楽しいことってないんですか?」と心配されると、「すごい、僕が楽しいことがないみたい……」と苦笑しながら「身体を鍛えてます。あとは現場で皆さんにお会いすればそれが楽しかったりする」と語った。
2021年10月01日映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)の公開初日舞台挨拶が1日に都内で行われ、佐藤健、阿部寛、清原果耶、瀬々敬久監督が登場した。同作は中山七里の同名小説の映画化作。全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた。タイトルにちなみ「食事」「睡眠」「趣味の時間」の三択で「護りたいもの」を聞かれると、佐藤は「睡眠かな? 寝ないで働くのは良くないよ」としみじみ。ふだんから忙しいのではないかという質問に「めちゃくちゃ忙しい時と暇な時と差が激しくて。たまに『この1週間は激務だったな』みたいな時はありますけど、そこはアドレナリンが常に出てるので乗り越えられるんです。そういうのがずっと続くのは良くないです」と答える。また瀬々監督は「清原さんは今回初のてっぺん越え(24時過ぎまでの撮影)を経験して。なぜなら今まで18歳だったから、22時以降は撮影できなかった」と明かす。「そうなんです。初めて朝まで撮影して、睡眠って大事だなと思いました。年齢的に、できるようになってしまいましたねえ」と頷く清原は、撮影環境についても「解禁されてから1年経ったんですけど、徐々に変わって来ています」と言いつつ、「やっぱりでも、早く寝ないと。スタッフさんも大変ですし、健康第一ですね」とまとめていた。
2021年10月01日映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)の公開初日舞台挨拶が1日に都内で行われ、佐藤健、阿部寛、清原果耶、瀬々敬久監督が登場した。同作は中山七里の同名小説の映画化作。全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤健)という男。刑事の笘篠(阿部寛)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた。11年ぶりの共演となった阿部に対し、佐藤は「少しでも成長した姿を阿部さんにお見せしたいなという気持ちもあった」と明かす。阿部は「もう十分に成長したよ。ずっと役でいられるんですよね。その姿を見て背筋が伸びる思いがしましたし、今回もいろんなキャンペーンをやっている中でも非常に立派になられたなというか、この11年、もっとその前からだったかもしれないけど、すばらしい俳優さんになられたなと思っています」と絶賛した。また、9月20日に行われた公開直前イベントでは佐藤が阿部のLINE事情を気にしていたが、「僕は阿部さんの連絡先を知らず、まさかの林遣都くんは交換してたという情報を後で知り、衝撃を受けました」と苦笑し、その場で無事に連絡先を交換したという。「阿部さんがどういうスタンプだとか、絵文字だとかを使ってるのかなあと、興味深かったんですよ。僕が『佐藤です。よろしくお願いします』と初めて送ったら、(阿部からは)『お願いします』ってシンプルな一言に、最後、"ぴえん"の顔がついてましたね」と驚き混じりに報告する。阿部は「打ち上げもできないし食事もできなかったので、今後機会があったらぜひとも」と今後の交流にも意欲的だった。
2021年10月01日佐藤健、阿部寛、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都らが出演する『護られなかった者たちへ』から、豪華キャストのメイキング&インタビューを交えた15分もの公開記念特番が解禁。YouTube「松竹チャンネル」ほか、「佐藤健チャンネル」に映像がアップロードされている。今回解禁されたのは、本編映像、メイキング映像、そしてキャストのインタビューと、新着映像たっぷりに本作に迫った特別番組。連続殺人事件の容疑者・利根(佐藤健)と刑事・笘篠(阿部寛)ら、登場人物の背景が丁寧に描かれ、物語の核心に迫っていくもの。緊急事態宣言による撮影延期を経て、ようやくクランクインできた本作。各キャストのインタビューでは、制作中止の危機を乗り越え、撮影に挑んだキャストそれぞれの、本作への想いや現場でのエピソードが明かされていく。作品への思い、そして利根という役を演じる覚悟を話す佐藤さん、印象深い撮影シーンや本作で伝えたいメッセージを話す阿部さん、自身の役柄について語る林さん。また、清原さんは本作で初めて経験したことがあったと語り、倍賞さんは佐藤さんとの散髪シーンの撮影秘話を語る。佐藤さんの「人と人の繋がりだとか絆だとか愛が見ている方に伝わってくれたら嬉しいなと思います」、そして阿部さんの「心というものがこの作品に表れてくる」というメッセージとともに、映画への余韻を残した映像となっている。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月28日佐藤健が主演、阿部寛や清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人などが集結した『護られなかった者たちへ』。 この度、佐藤さんが身体を張って迫真の演技を魅せる1シーンのメイキング映像が解禁となった。今回解禁されたのは、予告映像の冒頭でも使用されている佐藤さん演じる主人公・利根が泥水に浸かり「ふざんけんな!」と絶叫するシーンの裏側。震災後の避難所で、利根がほかの被災者とトラブルになり地面に押さえつけられる場面だ。「不器用で、熱くなったら止められない」と佐藤さん自身も語る、“利根泰久”という人物のエネルギーが高まった瞬間をとらえたシーンとなっている。初映像となる特報映像が解禁された際から話題となった本シーンは、一連の動きを入念にチェックして挑み、現場でも慎重に撮影されたという。撮影合間には、共演の波岡一喜と笑顔で談笑する様子も見せた佐藤さんだが、カメラが回った瞬間、感情が溢れ出る”利根”となり、その人となりの違いに驚かされる。佐藤さんはグラウンドにできた泥の水たまりを見て、「遠慮せず、僕の顔を泥水に全力で突っ込んでください」と共演者に告げ、このシーンに入り込んでいき、倒れ方や顔の浸かり方を細かくスタッフ・共演者と確認し、率先して段取りを進めていく。結果、顔の半分が泥水に浸かった状態で絶叫するという衝撃的なシーンが誕生した。全身全霊で芝居に臨む佐藤さんの熱情とスタッフがひとつになった瞬間であり、観る者の心を震わせるシーンとなっている。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月24日俳優の成田凌、女優の清原果耶がW主演を務める映画『まともじゃないのは君も一緒』が、dTVで配信スタートした。外見はいいのに、数学一筋でコミュニケーション能力ゼロの予備校教師・大野康臣(成田)と、自分を恋愛上級者だと思っているが、実は「恋愛経験ゼロ」の女子高生・秋本香住(清原)。予備校で出会ったふたりは、噛み合わない会話を繰り広げる中で、香住が大野に恋愛をレクチャーするという展開になる。その狙いは、香住が憧れている「普通」の青年実業家・宮本功(小泉孝太郎)に近づくこと。そのために、宮本の婚約者・戸川美奈子(泉里香)と大野を近づけさせる作戦を立てるが、予想外な言動を取る大野により、香住の気持ちにも変化が。事態は意外な方向へ転がっていく。果たして、「恋愛経験ゼロ」のふたりが行き着く先とは――。
2021年09月19日