特定非営利活動法人アンチエイジングネットワークはこのほど、「第8回アンチエイジング大賞2014」の受賞者を発表した。今年で8回目の開催となる同賞は、11月14日(いいとしのひ)にちなんで、"すてきに年齢を重ね、いつも輝き続けている憧れの著名人"に贈られる。大賞は、同法人内で構成する実行委員会が会員アンケートをもとに選出したという。大賞として、男性部門では俳優の片岡鶴太郎さん(59歳)、女性部門では女優の川島なお美さん(54歳)が選ばれた。選出理由として、「絶えず変化し続けるその姿が素晴らしい」(片岡さん)や「美しいプロポーションを維持し続けている」(川島さん)などの声が寄せられたという。川島さんは今回の受賞について、「私は54カラットになったばかりですが、年齢とともに輝いていけるすてきな60カラット70カラットを目指していきたいです」とコメント。また、その活躍が見ている人に感動を与えた方に特別に贈る「アンチエイジング大賞 特別賞」には、スキージャンプのソチオリンピック銀メダリスト、葛西紀明さん(42歳)が選ばれた。
2014年11月19日日本一の温泉自然湧出量を誇る草津温泉は、観光経済新聞社主催の第26回「にっぽんの温泉100選」において第1位に選ばれ、2003年度の第17回から10年連続第1位となる偉業を達成した。他団体主催の温泉ランキングでも、常に1位か2位を獲得しているが、なぜそんなに人気なのか調査してみた。○全国1位を全町的に祝賀まず、資料収集を兼ねて草津町役場へ。庁舎内へ入ると、よく目立つ場所に掲げられたポスターを発見。「にっぽんの温泉100選」第1位獲得を祝い、告示する内容である。登別、湯布院、黒川など、並み居る強豪を抑えての10年連続第1位獲得は、さぞかし感激の極みだろう。さて、役場を出ると、まずは地域のランドマークであるとともに観光名所となっている湯畑(ゆばたけ)周辺で取材を開始した。湯畑とは温泉街の中心部に湧く源泉で、周囲がロータリー状に整備されている。デザインは芸術家の岡本太郎氏が手掛けたと言われる。お湯が滝のように湧き出る光景は全国的にも珍しく、観光客を喜ばせている。まずは観光客に、草津温泉に来た理由や感想などを尋ねてみたところ、「湯畑を中心に宿泊施設や店舗、その他の施設が集中的に集まっているから動くのにも都合が良いですからね」とコメント。さらに、「温泉の質が良いと聞いていたので、一度訪れてみたかったんです」という理由も目立った。やはり、地の利のよさや泉質のよさが人気の理由なのだろうか?そう推測しつつ、地元の商業主や団体の職員さんなどにもその理由を尋ねてみたところ、「温泉湧出量が全国一だから」「江戸時代の温泉番付じゃ、当時の最高位・東大関に格付けされたよ」「昔から湯治場として有名」「温泉の温度を下げる湯もみが名物だから」など。様々な意見が飛び出して収拾がつかないので、旅館、ホテル関係者へ突撃取材することにした!○泉質主義を掲げ、温泉に全てをかけるするとまず、古風な梁造りと懐石料理が有名な某旅館の男性は、「草津の人たちは仲がいいので、通常のことはもちろんのこと、難しいことにもみんなで立ち向かい、克服できるんです。それが私たちの誇りであり、自慢できることです」と話してくれた。また、露天風呂や貸し切り風呂の風情の良さが人気の某ホテルの女性は、「草津温泉は10年以上前から『泉質主義』を掲げ、温泉へ熱くこだわり続けてきました。今もこれからもずっと努力を重ねていきます。来るたびに何か新しいものを発見できるところ。それが草津温泉なんですよ」と、温泉のように熱い語り口で聞かせてくれた。「泉質主義」とは、源泉を薄めず、加熱もせずそのままの湯を楽しんでもらうことをモットーとすること。草津温泉には100数カ所の源泉があり、それぞれ泉質は異なるが、総じて弱酸性で(硫酸塩・塩化物温泉)で、湯内では雑菌や最近はほとんど繁殖できないという。ゆえに、草津の湯に入ることで傷が癒えたり、身体の疲れが軽減したりといった効能が期待できるのだ。今回の調査では、草津温泉旅館協同組合事務局長・星野敏雄さんの説に一番納得したので、以下に紹介させていただこう。「草津というところは、昔から産業は非常に乏しかったんです。農業も林業も商業も工業も育たないこの地で、草津の人々は温泉に生きることの全てをかけ、草津温泉を作り上げてきました。その結果が、今日の草津温泉の実情だと思います」。○近くには美術館にスキー場も聞き込みを終えて温泉街をブラブラと歩いていると、片岡鶴太郎美術館にたどり着いた。この一帯には、実はこちらの美術館の他にも、草津運動茶屋公園、草津熱帯圏、草津国際スキー場、草津白根山などといった観光地や名所がたくさんあるのだ。気になるスポットがあるなら、行き帰りの際には是非とも立ち寄っていただきたい。また、草津温泉最新スポットとしてグランドオープンした、湯畑の南側にある共同浴場「御座之湯」も注目スポットだ!○隣接の嬬恋村や長野原町などもチェック旅行の時間に余裕がある場合は温泉への道すがら、隣接の嬬恋村や長野原町などを訪れてはいかがだろうか。嬬恋村のバラギ高原地区にあるバラギ湖は、湖面が夕日に輝き、幻想的な空間を生み出す。短時間の滞在ではもったいなく感じるほど、心を打つ風景に出合えるだろう。また、同地区には嬬恋バラギ温泉があるほか、少しクルマを走らせると「愛妻の丘」などの名所もある。長野原町には、軽井沢町に隣接してリゾート地に発展した北軽井沢や、川原湯温泉、鬼押出し・浅間園などがあるので、たっぷり時間をとってスケジューリングしてほしい。
2013年05月10日NHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の撮影が8月24日(金)にクランクアップを迎え、主演の堀北真希と松坂桃李が最後の撮影に臨み、その後、報道陣の取材に応じた。終戦直後の東京・蒲田を舞台に、女医の梅子を中心とした下町の人々の人情あふれる人間模様を描いた本作。昨年6月に堀北さんの主演が発表され、11月に撮影が開始し、撮影は10か月におよんだ。ラストは庭で梅子と夫の信郎が梅の木を見つめるシーンが撮影され、無事撮影が終了した。堀北さんと松坂さんは衣裳のまま登場し、2人で用意されたくす玉を割りクランクアップをお祝い。既に前日までに撮影を終えていた片岡鶴太郎、高橋克実、南果歩、鶴見辰吾らも2人のために駆けつけ、花束を手渡した。撮影を終えたばかりで堀北さんは「本当に終わったのかな?という感じ」とまだ実感がわかない様子。「長かったような短かったような10か月でした。戦後の蒲田で梅子として生きることができて充実していました」と笑顔で語り「スタッフ、キャストのみなさんが支えてくださってこの日を迎えられました。ひとりの力ではここまで来られなかったです」と感謝の思いを口にした。松坂さんは「(登場当初の)ボロボロの汚い格好から始まって気づいたら社長になってました(笑)。信郎に体を貸してもう一つの人生を歩んだような気持ちです」と感慨深げに語った。改めてこの「梅ちゃん先生」が自分の中でどんな作品になったかを尋ねられると、堀北さんは「いままでにない緊張やプレッシャーを感じながら取り組んできました。期間も長く、どうなるか先が見えないまま目の前のことに必死に取り組む10か月で不安は常にありましたが、貴重な経験でした」と充実した表情。印象深い出来事として2人が揃って挙げたのは、2人の結婚とこれから梅子が迎える出産のシーン。「どちらも私自身、経験したことがないことなので演じてみて印象的でした」と堀北さんが言えば、松坂さんも「いままでやったことがない役で嬉しかったです。『俺の子だ!やったぞ』という気持ちでした(笑)」としみじみと喜びを語った。共に人見知りだという2人は共演シーンの増えた6月頃から積極的に言葉を交わすようになったそう。「最初は会話が続かなかったけど(笑)、いまは楽しい良い関係で、夫婦で撮影を乗り切れました」(堀北さん)、「最初はクールな感じがしたけど、すごくピュアなんです」(松坂さん)と仲睦まじい様子で微笑み合っていた。「梅ちゃん先生」は9月29日(土)まで放送。
2012年08月24日映画『手塚治虫のブッダ―赤い砂漠よ!美しく―』の公開にあわせて、東京タワー内のギャラリーにて「鎮魂と慈悲ブッダの素顔展―手塚治虫と四大巨星(スター)―」が開催されるが、同展のためにブッダの絵を描いた片岡鶴太郎、工藤静香、八代亜紀が、3月30日(水)に会見を行い、それぞれの描いた絵もお披露目された。片岡さんは、日本画で正式な形式の仏画としてブッダを描き上げたが、手塚治虫の漫画を読むことから始めて様々な資料を3か月にわたって読み込んだ上で絵を完成させたという。自身の美術館を福島に持つ片岡さんは、悲痛な表情で今回の大震災の悲しみ、「いま、ブッダを描くということが偶然ではなくミッションに思える。被災された方々の行動を見た世界中のメディアがメッセージを発しているのを見て、仏心(ぶっしん)が日本人の心にはあるんだと感じました」と被災者への思いを語り、「この世はひとつに繋がっている」というブッダの教えに触れ「みんなで命を守って頑張っていきたい」と訴えた。工藤さんも片岡さんと同じように「偶然ではないと感じました」と明かし、「何ができるかと考え、一つ一つ、被災された方の力になれるようにやっていきたい」と改めて被災者を支援する決意を述べた。工藤さんが描いたのは片岡さん、八代さんと比べてかなり大きなサイズの色鮮やかな油絵。瞑想するブッダが雨に濡れないように、ヘビが傘の代わりになったというエピソードに着想を得たとのことで「天地を表現したくて、ヘビ(地)とワシを入れ、命、魂を表す泡を描きました」と説明。今後、展示が終わったのちは「被災地に寄付できれば」というプランも明かしてくれた。八代さんは、「八代亜紀が描くブッダ」として、これから修行に入るブッダの姿を描いた。八代さん曰く「無償の愛を与える、母であり父であり、幼い子供であるブッダを描きました」。「大変な時期ですが、歌と絵で愛を伝えたい」と決意を語った。もうひとり、この展示のためにブッダの絵を描いた石坂浩二は、この日は欠席となったが、会見に際してメッセージを寄せた。ブッダの絵を描くことになったきっかけや過程を説明し、大震災にも触れ「多くの亡くなられた方々や、被災され、なにもかも失われ避難する多くの、余りに多くの方々、あの日から数日、何もまったくできない自分を省みて、無力感におそわれ、唯々呆然としておりました。そんな中でやっと描き上げた、この絵は私の祈りです。どうか、この大災害に遭われた方々の心にも、光とわずかにでも希みが生まれます様に心より祈っています」と思いを託した。4人が描いたブッダの絵はそれぞれポストカードとして展示会で販売され、収益は震災の義援金として寄付されることも併せて発表された。「鎮魂と慈悲ブッダの素顔展―手塚治虫と四大巨星(スター)―」は3月31日(木)より4月17日(日)まで、東京タワー・フットタウン3階タワーギャラリーにて開催。その後、4月23日(土)より京都の東映太秦映画村でも展示される。『手塚治虫のブッダ―赤い砂漠よ!美しく―』は5月28日(土)より全国にて公開。■関連作品:手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく 2011年5月28日より全国にて公開© 2011「手塚治虫のブッダ」製作委員会■関連記事:堺雅人が声優で参加!『手塚治虫のブッダ』試写会に10組20名様ご招待『手塚治虫のブッダ』漫画無料配信、主題歌担当のX JAPAN全米デビュー決定!X JAPANアニメ版『ブッダ』の主題歌で壮大な手塚ワールドを表現!手塚治虫の「ブッダ」初の映画化!声優陣に吉永小百合、堺雅人ら
2011年03月30日