生理の周期は人により異なり、月によって変わることもあります。一方、毎月来るはずの生理が急に来なくなってしまったら、不安になってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Aさんの場合……ダイエットに成功し、仕事も多忙ながら充実していましたが、気づいたら生理が半年止まっていました。産業医に相談できる機会があったので話してみると、「今すぐ病院に行きなさい」と言われてしまいました。診断の結果は……?卵巣機能不全と診断されました。基礎体温のチェックやカウフマン療法、漢方薬により治療しました。病院は当時家族が通っており、評判が良いところだったので通うようになりました。医師は男性でしたが、親身になって診察をしてくれました。婦人科の受診は他に比べて抵抗があると思います。しかし、違和感や「おかしいな」と思うことを放置していると、今よりもっと症状が悪くなります。健康のためだと割り切って受診することをおすすめします。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。「何か違う」の気づきを大切にAさんはダイエット成功後に生理が半年止まってしまったのが『卵巣機能不全』が原因だったと判明したそうです。生理不順はストレスや体調により一時的にになることは十分ありますが、そこで「大丈夫だと」過信し放置するのではなく時間を取って体と向き合うことも大切かもしれません。毎月の生理で何かおかしいと感じることがあるのなら、できるだけ早い段階で病院を受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年11月21日生理の重さや出血量は、人それぞれです。とはいえ、つらい症状が長期的に続いているとなると不安になってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORは、「病院を受診したきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。24歳/保育士Cさんの場合……初めての生理から規則的に来ることはなく、半年程度の間隔で来ることもありました。しかも、生理中は激痛で嘔吐や失神することもあり、月経の出血量も多く、小さめの夜用ナプキンが1時間でいっぱいになるほどでした。高校2年生の時から気になっていましたが、結局20歳になった時点で初めて病院を受診しました。診断の結果は……?ホルモン検査により、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の診断を受けました。妊娠希望するまでは、出血のリズムを整え、月経量を減らす目的でピルを服用しました。その後妊娠を希望したため、ピルを中止して自然に経過をみたのですが、排卵が起こりませんでした。そこで排卵誘発剤の使用を始め、不妊治療を行いました。担当医ときちんと相談できたためスムーズに治療することができました。まだ学生であっても病気の可能性はあるので、勇気を出して一歩踏み出してください。がんの可能性もあるので、世間体は気にせずに行くことが大事です。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。自分の未来のために踏み出そうCさんの重い生理痛や出血量の多さが気になり婦人科に受診したところ、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)が原因だったようです。病院に行くことをハードルが高いと感じたり時間がないからと後回しにしたりしてしまいがちですが、思い切って受診することで疾患の早期発見につながるかもしれません。生理で悩んでいることがあれば、近くの婦人科に足を運んでみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月21日女性にとって毎月の付き合いとなる生理。月経周期が不安定だと心配になりますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科を受診したときのエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Mさんの場合……生理が始まった頃からずっと生理不順で、毎月来ることはなかったのですが、むしろラッキーだと思っていました。ただいつ来るか分からないし、出血量もまちまち、生理痛もそのときどきで違い、なにかと翻弄されていました。1人目出産後、2人目がなかなか授からず、周囲が次々授かる姿を見て落ち込む日々が続き、基礎体温を3ヶ月ほど記録して婦人科で受診しました。卵巣の片方がほとんど機能しておらず、無排卵月経の月があることが判明。定期的に生理が来ないことを放置せずに、受診しておけば、妊活でこんなに落ち込まなかったのにと後悔しました。どんな治療を受けましたか?私の場合はクロミッドという薬を処方されました。月経5日目から1日1錠5日間で始め、効果がなければ服薬を増やしていきました。他にもエコーをしたり、糖尿病の検査など、さまざまなリスクや可能性を元に検査を受けました。大事なのは「諦めないこと」です。検査は面倒でいい気分のものではありませんが、自分の体を正常値にするには必要なことです。世の女性陣へ伝えたいことは?もし、生理不順の方がいたら、面倒でも婦人科を受診してみてください。妊活は金銭的・精神的な負担が大きく、やはり自然妊娠できることほど喜ばしいことはありません。妊活する予定がないにしても不順であることは少なからず自分の体に良からぬ影響を与えています。自分で詰める芽は早めに摘んでおいて、健やかな体を維持しておいた方がいいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。このエピソードに読者は『無月経で生理がこなくてラッキーと思ったとしても、将来の不妊に繋がりかねないので、早めに病院で診てもらうことが大切だと思いました。』『生理不順は、ついそのままにしてしまいがちな所もありますが、妊娠を望んでいるのであれば早い段階で向き合っていくべきだと思いました。』『妊娠を望んでいるなら余計に、生理不順は放置してはいけないんだと思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感を覚えたときは婦人科へMさんの生理不順は、無排卵月経の月があることが原因だったようです。その後、内服薬での治療を行なったというMさん。皆さんも、生理がいつもと違うと感じたときは、早めに婦人科で受診してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月20日女性の”生理”は、人によって体にあらわれる症状が異なることを知っていますか?なかには、動けなくなるほど生理が重い方もいるようです。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「生理重子の日常」をご紹介します。本作品は、生理をテーマに描かれたフィクション漫画です。少しでも多くの方に、生理について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品には生理の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。症状には個人差があります。あくまで一例としてお読み頂けますと幸いです。もし、本編の主人公と同じような症状で少しでも気になる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。生理の重さは、周囲になかなか理解されません……。以前は友人と生理のことでトラブルにまで発展します。生理中のある日、体育の授業が持久走で……。先生に理解されず……この漫画に読者は……『見学しようか迷う時になかなか言い出しにくい時はありました。自分の体調に合わせて自分の意思を伝えやすい仕組みがあったらいいな。』『自分も学生時代に生理で休んだらサボり扱いされたことがあるので、とても共感しました。』『生理も辛いし、たかが生理で思われてしまうのも辛い気持ち、私もありました。』『人それぞれ大変さは違うので、比較するのではなく、受け入れ合える社会になったら良いなと思いました。』など、様々な意見が寄せられました。その後は……生理痛を我慢して持久走を行なった重子。しかし無理をして走ったことで体調が悪化し、倒れてしまいます。その後、保健室で安静にしている重子に、保健室の先生が声をかけてくれます。生理の悩みを先生に相談すると、生理不順であることが判明。先生は、生理不順が続く場合は早めに婦人科を受診することが大切であることを教えてくれました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたりしら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。■作画:原ぱらこ(MOREDOOR編集部)
2023年11月20日今まで気にならなかったのに……といった体の変化ありませんか?なかには、小さな変化が大きな疾患を見つけることにつながった方もいるようです。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Fさんの場合……40歳の頃、定期健康診断にて生まれて始めて鉄欠乏性貧血という結果が出ました。貧血には今までなったことがなかったので、どうしてだろう……と思っていましたが、内科にて鉄剤を処方して様子を見ました。しかし、生理の量が異様に多くなってきたのと、なんだか子宮が痛いような気がしたので、念のため産婦人科を受診。すると、5cmの子宮筋腫ができていました。世の女性陣へ伝えたいことは?貧血がある場合は、内科を受診するのではなく、産婦人科を受診されることをおすすめします。あまりに生理の際の出血量が多いのと子宮筋腫以外に卵巣嚢腫があることもわかったため、45歳の頃に子宮を全摘。今は快適に過ごしています。このエピソードに読者は『年齢に関わらず、子宮摘出というものを経験するのは女性としては胸が張り裂けそうなほどのショックだと思います。婦人病はそれだけ女性の人生を大きく揺るがす可能性がある点も考えて、日頃から検診を受けたいと思いました。』『女性の場合は貧血と婦人系の病気が関係している場合があることを知りました。貧血の時は、婦人科にかかるという選択肢があることを頭の隅に置いておこうと思います。』『貧血=婦人科というのは経験していないとなかなか繋がらないと感じました。しかしそこから思い返して婦人科を受診しようと思い立ったことに凄いと感じました。少しの違和感に対しておかしいなと思えるように、きちんと自分の体と向き合う重要性を強く感じました。』と実にさまざまな声が寄せられました。違和感があるときは早めに病院へFさんは定期健診で鉄欠乏性貧血の数値が出たことがきっかけで、受診すると「子宮筋腫」が判明しました。皆さんも違和感を覚えたときは、早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月20日生理の周期には個人差がありますし、いつもより早くなることや遅れることもあるでしょう。しかし、あまりにも周期が不規則だと不安になってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。会社員Bさんの場合……Bさんは、生理周期が短くなる「頻発月経」に悩んでいました。ピルを処方してもらうためにクリニックを受診すると……。診断結果とは?検査の結果、「黄体機能不全」と診断されました。B黄体ホルモン製剤の投与を行いました。以前は婦人科を受診することに抵抗がありましたが、先生が親身になって治療法の相談に乗ってくれ、心が軽くなったようです。本当に些細なことでも異変でもあるのなら、婦人科を受診するべきです。少しでも違和感を抱いたら……頻発月経の原因は、黄体機能不全だったというBさん。毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋 裕一※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月19日女性にとって生理とは長い付き合いになるものの一つです。快適に過ごすためには、身体や生理の変化ともしっかり向き合いたいものですね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Wさんの場合……仕事のストレスなどで胃痛を起こすことがよくあったのですが、あるとき普段より痛みが強くなり病院に行き、お腹をエコーで検査することになりました。後日、結果を聞きに行くと「婦人科に行くように」と衝撃のひと言を告げられ、受診したところ子宮内膜症と言われました。元々生理痛が酷く、生理中は薬を飲んでいたので、それまで気がつきませんでした。どんな治療を受けましたか?手術をするギリギリ手前と言われ、今も経過観察中です。元々、胃の痛みで受診しているので、日頃から何か異変を感じたら病院へ行き検査をしないといけないと思いました。世の女性陣へ伝えたいことは身体の不調は、違う病気が隠れていることもありますので、早めに検査をしてくれる病院で受診するとよいと思います。このエピソードに読者は『胃の辺りの痛みがまさか婦人科の病気が隠れている可能性があるとは……。子宮内膜症というと下腹部に違和感が出るものだと思っていたので、本当に症状や兆候は人それぞれなんだとあらためて学びました。自分では絶対気付けないし、病院での検診って大切なんだなと感じました。』『胃痛で婦人科疾患があるとはまさに目から鱗でした。素人には胃痛から子宮内膜症を想像するのは難しいと思うので、病院で診断された時はWさんもさぞ驚かれたかと思います。私もそういうことがあるんだと頭の片隅に入れておきたいと思いました。』『胃痛から婦人科の病気につながるなんて意外だし、たかが胃痛だと放置してはいけないなと思いました。』『手術する手前だったとは、恐ろしいものだと思いました。このまま受診をしなかったらもっと大変な事態になっていたかもしれないですね……。』など、胃痛の原因に驚いたというコメントが多く寄せられました。違和感を覚えたら早めに病院へWさんは胃痛がひどく、エコー検査を受けたところ、「婦人科に行くように」と言われ驚いたというエピソード。身体のちょっとした変化も見逃さないことが大事ですね。皆さんも、日頃からセルフチェックなどで自分の体に気を配り、異変を感じたら早めに病院で受診するようにしましょう。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月19日2児の母であるシオリさんは、結婚が決まっていた20代半ばのごろ、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)を切除する手術を受けました。婦人科受診のきっかけは生理不順でしたが、検査をすると卵巣嚢腫があることが判明。その後、結婚したシオリさんは妊活を見据えて切除手術を受けることに。手術のため病院を移り、そこでシオリさんは、患者に寄り添ってくれる「仏田先生(仮名)」と出会いました。 無駄のない対応に 今回シオリさんが受けるのは、右側の卵巣にできた皮様嚢腫(ひようのうしゅ)を切除する手術。皮様嚢腫とは、腫瘍の中に髪の毛や骨、歯などが含まれているもので、ほとんどが良性とされていますが、最終的な判断は手術で切除してからの病理検査でわかります。作中の医師が語っているように、ごく稀にがん化することもあるようです。ほとんどが良性だと言われても、「がん」と聞くとやはり驚いてしまいますよね。 ちなみに、シオリさん曰く、手術をおこなってから再発はしておらず、現在は年に1度子宮がん検診の際に卵巣も診てもらっているのだとか。卵巣嚢腫は自覚症状がないことがほとんどだからこそ、定期的な検診はとても大切なことです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 シオリさんのマンガはこのほかにもInstagramやブログにも掲載されています♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター シオリ二児の母。 妊娠、出産、育児、病気など体験談を漫画にしています。
2023年11月19日私は大学生のときに1週間ほどの短期留学をしました。これまで生理周期は正確で、留学予定とはかぶらない予定……だったのですが……。 ほぼ正確だった私の生理周期私の生理は毎月ほぼ決まった周期できていました。生理日管理アプリをずっと使用しており、だいたい予測された日の前後2日以内にはくるので、「急な生理で困る」ということはほとんどなかったのです。 友人の中には「生理が不規則で月に2回きたり、こなかったりするから困っている」と話す人もいましたが、私には当てはまらずどこか他人事として聞いていて……。そういった油断が、今回の事件につながったのだと思います。 慣れない土地でのまさかの…20歳を過ぎ、大学生になったある夏、私は1週間ほどの短期留学に参加しました。生理管理アプリによると、その期間中に生理がくる予定はなく、私は生理用品をひとつも持たずに出国。 留学先では、もちろん日本語は通じず、生活環境も違って戸惑うことも多くありました。ですが、海外の人たちと語学の授業を受けたりコミュニケーションをとったりする時間は、とても刺激的。毎日を楽しく過ごしていました。 事件が起きたのは短期留学5日目の夜のことです。その日は夜に同じクラスのみんなで食事に行くことに。私は異国でのおいしいお酒にテンションがあがってしまい、気づけばほろ酔い状態に。そして、ちょうどそのときに生理がきたような嫌な感じがあって……。 しかし正直、酔いがあり「もしかして生理かも」なんて、このときは気が回りませんでした。その後、場がお開きになり、帰宅しようとなったときに……。 友人に救われた帰り道この短期留学で友だちとなった現地の友人に「カーディガンを腰に巻いたほうがいいよ」と言われたのです。さりげなく言ってくれて、そのときに「やっぱりあの感覚は生理だったのかも」とハッとしてしまいました。そして触ってみるとボトムスのおしりの部分が経血で汚れているではありませんか。 嫌な感触はありましたが、まさか生理がくるとは思っていなかったので、私はかなり動揺してしまいました。その友人に生理用品を日本から持ってきていないことを相談すると、彼女は持ち歩いていたようでいくつか渡してくれて、なんとスーパーへ一緒に買い物も行ってくれたのです。 「私もそういう経験があるし、大丈夫だよ」と声をかけてくれて、とてもありがたかったです。 この経験から、環境の変化やストレスなどが生理周期に影響を及ぼすこともあるのだと知った私。同時に、生理に関する不安や恥ずかしい経験は世界共通なんだとも感じました。そして、あのときの友人のやさしさにとても助けられ、今でも感謝しています。 このときをきっかけに、予定日ではなくても、ポーチに生理用品を入れておくことを習慣づけるように。自分のためだけではなく、同じように友人が困っていたら渡してあげたいと思います。 著者/木村馨作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年11月19日皆さんは、婦人科を受診した経験はありますか?なかには、経血量が増えたことがきっかけで婦人科を受診した方もいるようです。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。会社員Eさんの場合……30代前半の頃に経血量が増え、いつものナプキンでは追いつかないほどになりました。ある日意識が遠のくほどの生理痛があり、救急車を呼ぶか救急でやっている病院を探すかであたふたしたことがあります。近くの婦人科を受診し、超音波検査をしてもらいました。診断の結果は……?検査の結果、子宮内膜症、子宮筋腫と診断されました。その後5ヶ月程度通うも症状はひどくなり、1ヶ月のうち生理がない日が1週間しかない程度になりました。入浴や着替えさえも息が切れ、医大へ紹介状を書いてもらい受診することに。最初の婦人科では人工的に閉経状態にして出血を減らし、筋腫、内膜症を小さくする点鼻薬が出され、治療を行いました。良くなることを期待して、5ヶ月近く続けましたが症状は良くなりませんでした。医大では入院してすぐに腹腔鏡手術で筋腫を切除したところ、完全に通常の生理に戻りました。生理で「いつもと違う」と感じたら、すぐ婦人科へ行くべきです。「何か違う」と思ったらすぐ相談を重い生理や経血量の増加は、子宮内膜症・筋腫が原因だったというEさん。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてください。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月18日皆さんは、子どもに性教育を教えたことはありますか?なかには、経血を見た子どもが生理だと知らず思いもよらぬ言葉を言われた方もいるようです。そこで今回は、MOREDOORに寄せられた「生理を見た子どもからのひと言」をご紹介します。子どもと一緒にお風呂に入ったら……2歳の男の子と一緒にお風呂に入っているときに経血が垂れてしまいました。すると子どもから、衝撃のひと言を言われたのです……。経血を見た我が子が放った言葉とは「ママ絵の具たれてるよ」と言ったのでした。私が「血だよ」伝えると私の体調をとても心配してくれました。自分は慣れているけど、子どもから見たらかなりの出血でびっくりしたんだろうなと思います。一生懸命、血を止めようとしてくれて可愛かったです。(36歳/パート)心配する子ども……生理のことを知らない子どもは、母親が出血しているのをみて不安になる子も多いはず。コクリコのHPによると、オランダでは早いと4歳前後から性教育をスタートする学校もありますが、まずは前提となる「愛情の大切さ」「自分の意思の伝え方」「他人の気持ちの尊重」といった、「他者との関わり」から始める場合が多いといいます。その後、10歳前後から「生殖や妊娠出産の仕組み」について学ぶそうです。性教育を受けることで、正しい知識を持って相手の気持ちを尊重できるかもしれませんね。あなたも似たような経験はありますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年11月18日生理時につらい症状があっても、「生理痛だから仕方ない」と終わらせていませんか?なかには、婦人科を受診したことで疾患が見つかった方もいるようで……。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Eさんの場合……20代からのずっと生理痛に悩まされていたEさん。1度は鎮痛剤で乗り切ってきましたが、30代後半になって痛みがさらに激しくなりました。ベッドから立ち上がることもままならず、夫の助けを借りて病院へ。診察の結果、体にはチョコレート嚢胞や子宮筋腫が存在していることが判明しました。どんな治療を受けましたか?定期的に病院に通い、血液検査や超音波検査を受けることに。医師からは生理痛を和らげるために「ディナゲスト」という薬を処方されました。この薬は卵巣の働きを抑えて排卵を止め、生理を止める効果があります。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛が辛くても、一時的に鎮痛剤でしのぐことに慣れてしまっている方へ。痛みに我慢することなく、早めに婦人科で診てもらうことが大切です。自分の体を大切にするためにも、専門医のアドバイスを受けることをおすすめします。このエピソードに読者は『痛みを耐えるのが当たり前とされているところがありますが、自分の体を大事にすることは本当に大切だと思います。』『意外とその2つで入院された方が周りに多く、生理痛も侮れないとビクビクしています。』『全く違う症状から色んな病気につながるのは怖いなと思います。』と実にさまざまな声が寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へEさんはつらい生理痛で病院を受診したことにより、チョコレート嚢胞や子宮筋腫が原因だったと判明しました。「生理痛が年々ひどくなっている」「経血の量が多い」など体の違和感を見逃さず、拾い上げることが重要ですね。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月18日彼と温泉へ行く予定の2日前。私は生理が終わりかけで少しだけ経血が出ていました。彼に相談すると、ある生理用品の使用をすすめられたのです。アドバイスはうれしいけれど、生理用品に詳しい彼にモヤモヤもしてしまって……!? 温泉旅行のはずが、まだ生理中楽しみにしていた彼との温泉旅行が2日後に迫ったある日。私は生理の終わりかけで、茶色の経血が少しだけ出ていました。「せっかく宿の予約もしたけれどこのまま温泉に入るのは抵抗があるし……」と悩んだ私は、彼に相談してみることに。 相談すると言っても、「生理なのはどうしようもないから今回の温泉旅行はキャンセルかな」と、半ばあきらめ気味でした。 しかし、彼は予想外の提案をしてきたのです。 「使い捨てビデを使ったら?」彼に生理の状態を話すと、「使い捨てビデを使ったら? そしたら残りの経血が全部体外に出て、旅行までには生理が終わるんじゃない?」と言うのです。 「え? 使い捨てビデって何?」と、その名前も聞いたことがなかった私は、彼の口から生理用品らしき言葉が出てきたことに驚きました。 『使い捨てビデ』とは腟内洗浄ができるものだと彼が教えてくれました。調べてみると、生理が終わりかけの際に使用すると、腟内の残血を洗い流せるとのこと。まさにそのときの私にぴったりなものでした。 助かった! けど、モヤモヤ…その後、すぐ薬局へ買いに行き使い捨てビデを試してみたところ、旅行の当日には茶色い経血は出なくなっていました。おかげで温泉にも入ることができ、私たちは旅行を満喫。 しかし……彼に使い捨てビデのことを教えてもらえてよかったと思う反面、「どうしてそこまで生理用品について知っていたのだろう?」と私はモヤモヤ。「男兄弟で育った彼が生理用品について詳しいなんておかしい。元カノに教わったのかも……」と思うと、嫉妬心が出てきてしまって複雑な気持ちにもなりました。 どうして彼が使い捨てビデを知っていたのかは最後まで聞くことができませんでした。当時の私は嫉妬心が強く、もし元カノの話題になったら嫌だという気持ちが勝ってしまったのです。今でも薬局で使い捨てビデを見るたびにこのことを思い出します。彼と別れた今となっては、何をきっかけに使い捨てビデを知ったのか聞いてみればよかったなと思います。 ※頻繁に膣内を洗浄すると、自浄作用の効果を薄めてしまい、感染症を引き起こす可能性があるため、製品に記載されている使用方法や回数を守るようにしましょう。 著者/宮田しほり作画/モリナガアメ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
2023年11月18日2児の母であるシオリさんは、結婚が決まっていた20代半ばのごろ、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかり切除する手術を受けました。婦人科受診のきっかけは生理不順でしたが、検査をすると卵巣嚢腫があることが判明。手術を急ぐ大きさではなかったため経過観察となり、シオリさんが結婚した約半年後、シオリさんは妊活を見据えて切除手術を受ける決意を固めたのでした。 紹介された医師は… これまでお世話になった医師から紹介状を書いてもらい、この総合病院の婦人科長であるという「エラ医師」(仮名)の診察を受けることとなったシオリさん。 しかし、エラ医師から「私のような(偉い)医師が診る病気ではない」と言われ、新しい医師を紹介されることとなりました。まさかの言葉に圧倒されるシオリさんたち。イライラも募り、「紹介される先生が微妙だったら転院してやる!」と憤っていたのですが……。 エラ医師から紹介された「仏田医師」(仮名)は、シオリさんが「仏」と仮名をつけるほど、いい先生だったのだとか。わかりやすいように丁寧に症状を説明してくれ、患者や家族の不安を取り除こうとしてくれる姿に、シオリさんもシオリさんの母もとても感動したと言います。 病気や手術には不安がつきもの。自分が今どのような状態なのか、どのような症状なのか、どのように手術をするのかというのは、しっかり理解しておきたいですよね。そういう意味でも、信頼できる医師との出会いはとても大切なことだと感じます。シオリさんが安心し、信頼できる医師と出会うことができて本当によかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 シオリさんのマンガはこのほかにもInstagramやブログにも掲載されています♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター シオリ二児の母。 妊娠、出産、育児、病気など体験談を漫画にしています。
2023年11月18日生理に違和感がある場合、婦人科疾患が隠れていることもあるようです。中には、生理がつらく、婦人科を受診した方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修:医療法人沙月理事長、月城沙美医学博士/日本専門医機構認定産婦人科専門医/母体保護法指定医福井医科大学(現 福井大学)医学部を卒業後、名古屋市立大学病院で研修、名古屋市立大学医学部大学院を卒業、複数の医療機関で勤務。東京都内の婦人科や美容皮膚科でも経験を積み、2021年に〈レディクリニック名古屋伏見〉を開業し、2023年医療法人沙月を設立。「安心•納得の医療を提供する」ことをモットーに、女性の健康の増進に美容が助けになるという思いから、婦人科•美容皮膚科の〈レディクリニック八事山手通〉を令和5年11月11日に開院。Cさんの場合……生理がとてもつらくて、いつもお腹が痛くなりやすく、黒い塊も出ていました。どうしたらよいか友達に聞いてみてもわからなかったので、思いきって婦人科に行きました。結果、子宮内膜症ということがわかりました。どんな治療を受けましたか?一時的に生理を止める点鼻薬を処方されました。はじめはとても調子がよかったのですが、だんだんと更年期障害のような症状が現れ辛くなり……。しかし、薬をやめてしまうと元に戻ってしまうので、先生の処方通り続けることにしました。※今では更年期症状の副作用が軽減された錠剤タイプや低用量ピルを処方されることが多いです。あくまで一症例として捉えていただきますと幸いです。世の女性陣へ伝えたいことは?おかしいなと思ったら、迷わずに婦人科に行ったほうがよいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ生理がつらいのは、子宮内膜症が原因だったというCさん。点鼻薬を処方されて、治療しているようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修:医療法人沙月理事長、月城沙美※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月18日初めて生理が来たときのことを覚えていますか?いきなり生理になると戸惑ってしまいますよね。そこで今回は、MOREDOORに寄せられた「初めて生理が来たときのエピソード」を、話の展開を予想していただくクイズ形式でご紹介します。Bさんは、初めての生理で……人より生理が来るのが遅かった私。中2の林間学校で、急に生理になってしまいました。おりものに色が付いている程度だと思っていたら、思ったよりも血が出ていたらしく、辛い出来事を経験することになりました……。(35歳/主婦)ここでクイズです!初めての生理が林間学校のときに来てしまったというBさん。そこで友達がある言葉を言ったようです。それは一体?ヒントは、部屋の中に友達といて……。言われたこととは!?友達の1人が突然、「この部屋、なんか臭くない?」と臭いのありかを探し始めたのです。とても恥ずかしく辛い思いをしました。しかし気づいたほかの友達が、「それ生理だよ。」と教えてくれ、ナプキンを貸してくれ事なきを得ました。とても優しい友達ばかりだったので助かりました。正解は「なんか臭くない?と言われてしまった」このように、初めての生理で、戸惑ったり勘違いしたりしてしまう子も多いはず。コクリコのHPによると、オランダでは早いと4歳前後から性教育をスタートする学校もありますが、まずは前提となる「愛情の大切さ」「自分の意思の伝え方」「他人の気持ちの尊重」といった、「他者との関わり」から始める場合が多いといいます。その後、10歳前後から「生殖や妊娠出産の仕組み」について学ぶそうです。初めての生理が近づいているお子様には、お家でも少しずつ教えてあげられるとよいかもしれませんね。あなたも似たような経験はありませんか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年11月17日生理のとき、お腹の痛みや倦怠感などいろいろな症状が出ることありますよね。実際に病院で検査をしてみたら、婦人科疾患が潜んでいたということもあるようです……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……私の場合は、卵巣チョコレート嚢腫が見つかり、現在も治療中です。33歳の頃、生理前から生理中にかけて足の付け根が引きつるような症状が出るようになりました。足の付け根の引きつりを自覚してから数ヶ月後、たまたま受けた「子宮頸がん検診」の際に先生にその話をしたところ、追加で超音波検査をすることになり卵巣チョコレート嚢腫が見つかりました。通常は「強い生理痛」の自覚症状で発覚することが多く、私のようなケースは珍しいそうです。どんな治療を受けましたか?現在も「ジェノゲスト」という薬を1日に2回服用し、2ヶ月に1回のペースで通院をしています。私の場合は、すでに出産を終えていたのと嚢腫の大きさがそれほど大きくなかったので薬物療法になりましたが、出産希望があったり、嚢腫の大きさが基準を超えていたりする場合は手術になるそうです。手術については、腹腔鏡手術と開腹手術の2種類があるようですが、より体に負担が少ない腹腔鏡手術を希望する場合は、手術可能な病院が限られてしまうのでしっかり情報を集めておくことが大事だと思います。身近な人に打ち明けましたか?同居の家族、実家の両親にはありのままを説明しました。皆、私の体を心配してくれ、温かい言葉をかけてくれました。病気発覚時は子どもがまだ小さかったので、通院や検査の際には子どものお迎えやお世話をお願いするなど、さまざまなサポートもしてもらいました。卵巣チョコレート嚢腫の自覚症状は「激しい生理痛」が多いようですが、私のように「足の付け根の引きつり」であったり「普通の生理痛と変わらない痛み」だったりする人もいるようです。小さな体の異変でも、大きな病気が潜んでいる可能性もあるので、決して軽視せず病院で受診するのが「早期発見・早期治療」につながると思います。このエピソードに読者は『同年代の知人からもちらほらチョコレート嚢腫ができた話を聞いていたので、読んでいて本当に他人事ではないなと感じました。足の付け根の違和感など、自分なら病院にも行かず見逃してしまうに違いない……。あらためて検診の大切さを忘れないようにしなければと思いました。』『ひどくなってしまうと手術が必要になるような疾患なので早めに気づいたり検査をすることが大切だと思いました。』『足の付け根が痛くなることで婦人科疾患って気づかないですよね。いろんな症状を見逃してはダメですね。』などさまざまなコメントが多く寄せられました。違和感を覚えたら早めに病院へ日常のちょっとした違和感や変化を見逃さず、病院で検査を受けたことで早めに卵巣チョコレート嚢腫が原因だったと見つけられました。皆さんも、体に異変を感じたら後回しにせず早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月17日株式会社G-Place(本社:京都府長岡京市)でライフスタイルを快適にする製品をつくり続けるブランド「ナチュラムーン」は、ダイドードリンコ株式会社が展開する『女性ヘルスケア応援自動販売機』にて、生理用ナプキンの販売を開始します。ナチュラムーン 生理用ナプキン 詳細URL: 女性ヘルスケア応援自販機_イメージ●「必要な時に少量だけ購入したい」ニーズにお応えします厚生労働省の発表※によると、生理の状況に関する問いに対し『生理が不規則』と回答した人が約20%いる結果となっています。『生理が不規則』であるといつ生理になるか本人も予測がしづらく、外出先で突然生理がはじまってしまい、生理用品の持ち合わせが無く困ってしまうケースがあることが予想されます。またこの場合、必要なときに、必要な場所で、必要な分だけ(その場で使用する少量だけ)購入したいという、潜在的なニーズがあることも予想されます。生理用品の身近な購入先としてはコンビニエンスストア、薬局・ドラッグストア、スーパーマーケットなどがありますが、いずれで購入する場合も自宅などでストックして使用できるように複数枚入りの大袋で販売されているのが基本となります。少量で購入できる場として、一部のショッピングモール、百貨店・デパート、アミューズメント施設などのトイレには、生理用品を少量だけ購入できる販売機が設置されていますが、少量だけ購入したいためにそういった施設へ足を運ぶのも負担になると考えられます。今回、ダイドードリンコ社が展開する『女性ヘルスケア応援自動販売機』に、ナチュラムーンの生理用ナプキンを設置いただくことが決定しました。今後は駅や商業施設での展開を予定しています。これにより、自動販売機という身近にある場で生理用品を購入できるようになり、「必要なときに、身近な場所で、必要な分だけ購入したい」という消費者の潜在的なニーズにお応えできればと考えています。※参考:厚生労働省/「『生理の貧困』が女性の心身の健康等に及ぼす影響に関する調査」単純集計結果(公表 2022-03-28) ●ナチュラムーンの“ナチュラル”生理用品とは?デリケートな肌に触れるトップシートに天然コットン100%の不織布を使用し、吸収体にも綿状パルプという天然素材を採用しているのが特徴です。コットンも綿状パルプも吸湿性と通気性に優れているため、汗や経血を吸収してもかぶれにくく、快適にお過ごしいただけます。販売商品_イメージ<製品概要>製品名 :生理用ナプキン(多い日の昼用 羽つき)ブランド名:NaturaMoon(ナチュラムーン)容量 :2個価格 :160円(税込み)原産国 :日本●NaturaMoonとは?2011年、日本初の“コットン100%のトップシートと高分子吸収材不使用を両立した生理用品”として誕生したナチュラムーン※。『ナチュラル&ハピネス』をキーワードにサニタリーグッズ、化粧品、アパレル、入浴剤、洗剤などを開発しています。製品開発の原動力は愛用者の皆様から湧き出る「こんな製品があれば良いのに…」という想い。ナチュラムーンは愛用者の皆様と一緒に発展していくブランドです。※医薬部外品認可を受けている生理用ナプキンとして(2011年当社調べ)ナチュラムーン_ブランドイメージ【NaturaMoon公式SNS】Instagram : Facebook : X(旧:Twitter): 【NaturaMoon(ナチュラムーン)公式サイト】 <株式会社G-Placeについて>1968年に「日本グリーンパックス」として事業をスタート。2019年5月、創業50周年を機に現社名に変更しました。「アイディアで未来をつくる、創造総合商社」を掲げ、さまざまな分野で独自性のある商品やサービスを提供しています。創業から一貫して、全国自治体のごみ減量を支援する事業を柱にしており、現在では、高所安全対策製品や再生樹脂製品の販売、天然成分由来にこだわったオリジナルの化粧品や雑貨類の企画・販売、海外家電製品の輸入販売なども行っています。海外にも拠点を設け、積極的に事業を展開中です。2020年からは当社の株の100%を一般財団法人辻・山中財団が保有する体制に移行しており、当社の得た収益の一部は配当金として財団に支払われたのち、社会に対し意義のある事業に寄付される仕組みになっています。【会社概要】商号 : 株式会社G-Place(読み:ジープレイス)所在地 : 〒617-0835 京都府長岡京市城の里10-9創業/設立 : 1968年5月7日/1969年5月16日代表取締役社長: 綾部 英寿公式HP : 【製品の取り扱いに関するお問い合わせ先】株式会社G-Place ライフスタイル事業グループEmail: contact@g-place.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月17日いつもの生理と違うなと感じたことはありませんか?生活に支障が出る場合は、ホルモンバランスの乱れが影響している場合も……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科を受診したときのエピソード」をご紹介します。監修:医療法人沙月理事長、月城沙美医学博士/日本専門医機構認定産婦人科専門医/母体保護法指定医福井医科大学(現 福井大学)医学部を卒業後、名古屋市立大学病院で研修、名古屋市立大学医学部大学院を卒業、複数の医療機関で勤務。東京都内の婦人科や美容皮膚科でも経験を積み、2021年に〈レディクリニック名古屋伏見〉を開業し、2023年医療法人沙月を設立。「安心•納得の医療を提供する」ことをモットーに、女性の健康の増進に美容が助けになるという思いから、婦人科•美容皮膚科の〈レディクリニック八事山手通〉を令和5年11月11日に開院。Dさんの場合……生理が終わったあとも少量の不正出血が2週間くらい続き、その後の生理の量が今までにないほど大量の出血がありました。もともと貧血気味でしたが、貧血がさらにひどくなり、フラフラしたり眩暈や疲れで生活に支障が出始めたため、婦人科を受診。子宮内エコー検査を受け3cmほどの子宮筋腫が2つ見つかりました。※不正出血の期間により症状は異なりますが、1ヶ月ほど続く不正出血の場合は、ホルモンバランスの乱れも関係しています。毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。どんな治療を受けましたか?ホルモン治療で出血を止めるため、ホルモン剤(錠剤)の処方と、貧血改善のために鉄剤を処方してもらいました。治療後、生理は落ち着いています。貧血はまだ数値が低めだったので、鉄剤を飲み続けています。世の女性陣へ伝えたいことは?最初は「年齢的にも生理が終わるからの症状かな」と思いましたが、結果筋腫が影響していた出血でした。いつもの生理と違う場合は、早めに婦人科を受診したほうがよいと思います。違和感を覚えたときは婦人科へ不正出血や貧血は、子宮筋腫が原因だったというDさん。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科を受診したときのエピソード」をお届けしました。※監修:医療法人沙月理事長、月城沙美※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月17日おりものについて、正しい知識をもっていますか?中には、おりものの知識がなく、びっくりした方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「予想外の生理エピソード」をご紹介します。監修:森女性クリニック院長、森久仁子産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。Eさんの場合……中学生になったばかりのころ、授業中に突然お漏らしのような感覚がありました。尿意もないのに勝手に出てきてしまい、恥ずかしさと焦りを感じ、授業が終わってトイレに駆け込みました。確認すると、下着が白っぽいもので濡れていて、初めての経験でびっくり……。恥ずかしかったのですが、保健室の先生に相談し、おりものであることを知りました。その後、どう行動しましたか?トイレに駆け込み、予備で持っていた生理用ショーツに履き替えました。事前に、どんな知識があればよかった?おりものについて、色や形状などさまざまな状態があるということを、知識として知っておけばよかったです。世の女性陣へ伝えたいことは?月経以外にも、婦人科疾患の症状や、女性の身体の機能についての知識は、ある程度知っておくとよいと思います。(26歳/派遣社員)もしもの対策を……下着が白っぽいもので濡れていて、初めてのおりものにびっくりしたというEさん。体調管理アプリで自分のおりものの量が多い日を記録し、傾向を把握しておくと安心かもしれませんね。今回は「予想外の生理エピソード」をお届けしました。※監修:森女性クリニック院長、森久仁子※おりものとは、子宮頚部や子宮内膜、膣から出る酸性の分泌物のこと。膣内部のうるおいを保って粘膜を守り、バイ菌などが子宮内に侵入するのを防ぎ、汚れを排出しています。女性のカラダをまもる大切な役割があるものです。(引用ソフィHP)※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月17日2児の母であるシオリさんは、結婚が決まっていた20代半ばのごろ、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかり切除する手術を受けました。きっかけは生理不順でしたが、婦人科を受診した際に「卵巣に異常がある」と言われ、MRI検査を受けることに。そして、結果を伝えられるときが……。 奇形…ですか? ※皮様嚢腫(ひようのうしゅ)とは:卵巣嚢腫の一種で、腫瘍の中に髪の毛や骨、歯などが含まれています。若年の女性に多く、良性である場合がほとんどです。 医師の話は続きます。 MRI検査の結果、右側の卵巣に嚢腫ができていることがわかりました。シオリさんが医師から告げられた「成熟嚢胞性奇形腫(せいじゅくのうほうせいきけいしゅ)」とは、皮様嚢腫(ひようのうしゅ)とも呼ばれる卵巣嚢腫の一種で、腫瘍の中にドロドロとした脂肪や毛髪、歯や骨などが溜まっているもの。良性であることがほとんどで、シオリさんの場合は、このときまだ急いで摘出が必要な大きさではなかったとのことです。そのため、一旦は経過観察をすることとなりました。 その後、シオリさんはギンジさんと結婚し、妊活を見据えて切除することを決意。マンガ中の医師も言っているように、直径が5〜6cmほどになると、卵巣が捻じれて激痛を伴う「茎捻転(けいねんてん)」のリスクが高まります。加えて、もし妊娠中の場合には、子宮が大きくなるにつれて茎捻転が起こると緊急手術になるということも。妊娠を希望する際には、医師とよく相談をしながら今後の方針を決めていくことが大切ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 シオリさんのマンガはこのほかにもInstagramやブログにも掲載されています♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター シオリ二児の母。 妊娠、出産、育児、病気など体験談を漫画にしています。
2023年11月16日生理中は体調はもちろん、メンタルも落ち込みやすい期間。そのようなときに、酷な言葉をかけられると辛いですよね……。そこで今回は、MOREDOORに寄せられた「生理中に子ども言われて衝撃を受けたひと言」を、話の展開を予想していただくクイズ形式でご紹介します。Fさんは、子どもをお風呂に入れているとき……私はほとんどワンオペの日々で、生理中も子どものお風呂などの面倒は見なければいけません。湯船に子どもを入れ、自分はシャワーで体を洗っているとき経血が出て、お風呂の床に血が……という状況になってしまいました。すると子どもから、衝撃のひと言を言われたのです……。(34歳/主婦)ここでクイズです!お風呂で経血を見た子どもから、衝撃のひと言を言われたそうで……。その言葉とは、一体どんなものだったのでしょうか?ヒントは、子どもはストレートにものを言うということです。その言葉とは!?「ママ、血出てる。怖い!」と言われました。確かに何も知らない状況で血を見たら怖いと感じると思いますが、ストレートに言われて少しショックでした。幼いからという理由で知らないのはいけないな、ちゃんと簡単なことから説明しようと決めました。正解は「血出てる。怖い!」何も知らない子どもからしてみると、急に血が流れているのを見たら怖いと感じてしまう子も多いはず。コクリコのHPによると、オランダでは早いと4歳前後から性教育をスタートする学校もありますが、まずは前提となる「愛情の大切さ」「自分の意思の伝え方」「他人の気持ちの尊重」といった、「他者との関わり」から始める場合が多いといいます。その後、10歳前後から「生殖や妊娠出産の仕組み」について学ぶそうです。性教育を幼いうちから始めることで、正しい知識を持ちながら周囲と接することができるようになるかもしれませんね。あなたも似たような経験はありますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年11月16日尿漏れは、婦人科疾患が影響していることもあるようです。中には、子宮筋腫の影響で、生理前後に尿漏れがある方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「予想外の事態に驚いたエピソード」をご紹介します。監修:森女性クリニック院長、森久仁子産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。Dさんの場合……数年前から下着が濡れていることがあり、驚きました。生理前後に尿漏れすることが多く、子宮筋腫を持っているので、そのせいだと思います。子宮筋腫の影響で尿が漏れることがあるということを聞いていたのでよかったです。その後、どう行動しましたか?生理前後に吸水パッドやナプキンを使っています。事前に、どんな知識があればよかった?子宮筋腫には尿漏れが伴うと知っていれば、それほど慌てないと思います。ナプキンなどで対処できる量なので、普通に生活できています。世の女性陣へ伝えたいことは?子宮筋腫があるとさまざまな症状が出てくることがあります。尿漏れやお腹にこぶのようなものを感じるので、情報を把握しておくと安心です。(50歳/翻訳)違和感を覚えたときは婦人科へ尿漏れの原因は、子宮筋腫が影響していたというDさん。Dさんのように、同じように悩んでいる方は、吸水パッドやナプキンを使って対応すると安心です。もし、少しでも体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「予想外の生理エピソード」をお届けしました。※監修:森女性クリニック院長、森久仁子※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月16日ナプキンやタンポンなど、生理用品の使用について誤解していたことはありませんか?中には、タンポンの交換時間が思っていた時間とは違い、驚いた方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「タンポンを使用して焦ったエピソード」をご紹介します。監修:森女性クリニック院長、森久仁子産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。19歳、学生のCさんの場合……今はピルで生理の経血量はかなり少ないですが、ピルを飲んでいなかった高校生のころは、生理の経血量がとても多かったです。プールの授業のとき、休むと補習授業があったので生理のときはタンポンを使用していました。ある日、プールの授業前からタンポンを使用していましたが、「タンポンだから大丈夫だろう」と思いそのまま使用していると、3時間後には漏れていました。「こんなに早く漏れるの!?」と更衣室で驚きました。そのときの心情は?かなり衝撃的で、周りに漏れていることを知られてしまったのではないかと不安でした。大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?タンポンの使い方を教えてほしいです。8時間くらいで交換すればよいと思っていたので、交換時間など一般的なことから経血量が多い人まで、詳しい使用方法を知りたいです。子どもに向けた性教育にどんなことを期待しますか?タンポンの使い方や使用上の注意点など、基本的な使い方を教えてほしいです。また、ナプキンやタンポンだけではなく、月経カップなどの生理用品についての教育もしてもらいたいと思います。(19歳/学生)正しい情報を……タンポンが思ったより早く漏れてしまい、驚いたというエピソード。Cさんのように漏れてしまった理由として、「タンポンが正しい位置に入っていない」「経血の量とタンポンのタイプがあっていない」などが考えられます。ユニ・チャームのHPには、タンポンの使い方ガイドが記載されています。このようなサイトから正しい使い方の知識を身につけておくと、安心して過ごせるかもしれませんね。皆さんも、「タンポンを使用して焦った」経験はありませんか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。※監修:森女性クリニック院長、森久仁子※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月15日生理になると、だいたい2、3時間に1回はナプキンを交換するようにしています。しかし、生理の終わりごろになると経血量が減って、頻繁にナプキンを交換するのがもったいないと感じたことも……。そんな私が高校生のころにナプキンを交換するのを怠ったせいで起きたトラブルがありました。 ナプキンを替えるのがもったいない!私が高校生だったころの話です。そのときは生理が終わりかけで、経血量が少なくなっていたので、ナプキンの汚れがあまり気になりませんでした。そしてふと、ナプキンを着け替えるのをもったいなく感じた私。「汚れていないし」と、私は5時間〜6時間ほど、同じナプキンをつけたまま過ごしていました。 長時間ナプキンをつけたままにし、交換する頻度を少なくする日が何日か続きました。すると異変を感じるようになったのです。 なんだかムズムズするような…数日が経ったある日、なんだか股の辺りがむずかゆく感じるようになりました。「終わりかけといってもまだ生理中だからその影響かな?」と思っていたのですが、生理が終わっても続くその感覚。 それと同時にトイレへ行く回数が増え、トイレに行っても残尿感が消えません。「これは絶対におかしい……」と思った私は母に相談し、病院へ行くことにしました。 医師から言われたことは…医師に診てもらうと、なんと膀胱炎になっているとのこと。経血量が減っていたとはいえ、同じナプキンを長時間にわたってつけたままにしていたことで、雑菌が繁殖してしまったのではないかと言われました。 もったいないという思いがあったとはいえ、ナプキンの交換頻度を少なくしたせいでまさか膀胱炎になってしまうなんて……と、情けない気持ちになったのを覚えています。その後、私の場合は処方された薬のおかげですぐに症状は治まりました。 この一件以降は、生理が終わりかけで一見ナプキンの汚れが少なく感じても、長時間つけすぎないよう改めてナプキンをこまめに交換するようになりました。 学生だった私にとっては汚れていないのにナプキンを使い続けることに「もったいない」と思ってしまい、衛生について考えてもいませんでした。大人になった今ならわかることですが、当時はまさか膀胱炎になるなんて思いもしていなかったのです。痛い思いはしましたが、いい勉強になった体験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/宮田しほり作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年11月15日生理がいつもと違うなと感じたことはありませんか?大きな症状はなくても、婦人科疾患が隠れている可能性もあるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Bさんの場合…卵巣のう腫が見つかりました。きっかけは、生理の周期が乱れていたことで、婦人科の病院に行って気づきました。とくに症状はありませんでしたが、おへそのあたりが張っていて、うつぶせになるとボールが入っているような感覚でした。辛かったことは、妙に体が重くなったことです。どんな治療を受けましたか?大きくなりすぎていたので1週間程度入院し、検査をして手術を行いました。治療についてですが、基本的に進行を遅くする薬などはないようです。また、卵巣のう腫ができる原因も明らかにされていないようなので、対策を講じることはできないと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?おなかに何かあると思ったら、すぐ病院に行ったほうがよいと思います。大きくなりすぎると腫瘍が破裂してしまうこともあるようです。再発の可能性が高く、付き合いが長くなる病気なので一緒に頑張りましょう。このエピソードに読者は『手術は怖いと思いますが、放っておいても良い事は無いので、お医者さんの言う通りに手術するのが1番ベストだと思います。自覚症状が少ない病気は厄介ですね。』『破裂する恐れもあるとは、かなり怖いですね……。』『生理周期はかなり重要で、私は常に異常がなかったので良かったのですが、今は閉経前。周期がバラバラになって不安でしかありません。この年になって生理の大切さを改めて知った感じで、この話を聞いて更に感じました。』『婦人系の病気は症状がないことが多いと聞きます。生理周期の乱れがあったようですが、それが当たり前になってしまうと危機感が薄れてしまうのだと感じました。症状がないながらも体に感じた違和感から受診したことで発覚しており、少しの変化にも敏感であることが発覚の近道だと感じました。変化を見逃さないためにも受診の重要性を強く感じました。』と実にさまざまな声が寄せられました。違和感を覚えたときは婦人科へBさんは生理周期が乱れたことがきっかけで婦人科を受診すると、卵巣のう腫が原因だったと判明しました。治療として1週間の入院と手術を受け、完治したようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月15日毎月の生理の痛みや出血量に、悩みを覚える女性もいるでしょう。重い生理は思わぬ疾患が原因の可能性もあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Wさんの場合……2人目を妊娠中に定期健診でエコー検査をしたところ、お腹の中の赤ちゃんがいるスペースがいびつな形をしていて、先生に子宮筋腫があると言われました。元々、生理のときに出血量が多く痛みも強かったのですが、まさか筋腫があるとは思わず驚きました。どんな治療を受けましたか?妊娠中と出産後には大きな変化はなく、その後8年ほど経ちましたが、特に治療はせず経過観察中です。今後の生理の状況によっては、もしかしたらホルモン治療や、場合によって筋腫を取り除くことになるかもしれません。自分は普通の生理がどうなのかわからなかったので、少しでも「変だな」とか「他の人と違うな」と思ったら、病院に行ってみてください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。このエピソードに読者は『子宮筋腫があっても、治療なしの現状維持というパターンがあることを知りました。妊娠していると特に体調には敏感になりがちですが、気持ちの問題だと思うのではなく、病院に行ってきっちりと検査することが必要なんですね。』『出産に影響がなくて何よりでした。何もないからといっても油断せず、定期的にチェックしておかないとダメですね。』『妊娠時に筋腫が見つかることに驚きました。普段からベストな状態を保つためにも、検査は大事だと思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感を覚えたときは婦人科へ生理の痛みと出血量が多いのは、子宮筋腫が原因だったようです。その後、経過観察で様子をみることになったWさん。皆さんも、少しでも生理に違和感を覚えたときは、早めに婦人科で医師に相談してみてくださいね。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年11月15日「不正出血」の経験はありますか?生理でもないのに出血があるとびっくりしてしまいますよね、中には婦人科疾患が隠れているケースもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Kさんの場合……現在、40代のシングルマザーで、子どもが3人います。20代の頃、3人目を産んだ後、膣の出入り口辺りから少量の不正出血がありました。当時出産も兼ねて通っていた婦人科で診てもらったところ、「異常はないので、様子見でいい」と言われました。とくに目立つ症状もなかったので、気にしていませんでした。それから20年経ち、子育てが落ち着いてきたので、友人の紹介で知り合った男性とお付き合いすることに。その方に「膣の不正出血が気になるから病院に行こう」と言われました。正直めんどくさいと思い、適当に誤魔化していたのですが、「一緒に行くから!」と何度も言われたので、渋々行くことに。子宮がんの検査をし、結果は子宮頸部高度異形成と言われました。症状としては、彼と付き合う前から下着に着くか着かないかの少量の出血がありました。当時、たまたま低用量ピルを使用する機会があり、使っていたところ出血がなくなったため、余計に大したことはないと思ってしまっていました。それからもとくに大きい症状がなかったため、受診を促してくれた彼には本当に感謝しています。どんな治療を受けましたか?家の近くの個人産院で子宮がんの検査をした後、先生に「紹介状を書くので大きい病院に行って再検査して下さい」と言われ大きい病院で再検査しました。その結果、子宮の一部摘出か全摘出かと言われました。一部摘出でもよいけど、ごくまれに5〜10年後、再発という可能性もゼロではないと言われたので、全摘出を選びました。世の女性陣へ伝えたいことは?この病気は、まったく症状のない方もいるようなので、家族やパートナーのアドバイスや定期的な健診はとても大事だと思います。一部でごくまれに、再発や進行で苦しんでいる方もいらっしゃるみたいです。子宮頸部高度異形成は5〜10年ほどで進行する場合、子宮頚がんになることもあるそうです。痛みなどの症状がなかった上に、シングルマザーだったので、毎日育児と仕事でバタバタしていて気にもしていませんでした。自分には関係ないことだと思い込んでいましたが、定期的に検診に行くことは、大事だと思います。このエピソードに読者は『少しでも異変に気づいたら、お医者様に頼るといいと思えました。ですが、受診には勇気がいると思うので、Kさんに受診を促してくれる男性が現れてくれて本当に良かったと思います。お医者様以前に親身になってくれたり、信頼できる存在があることはとっても大切にも感じました。』『婦人疾患の話は男性はしづらいにも関わらず、彼氏が偉いなあと思いました。』『彼氏に感謝ですね。言いづらいですし、嫌がれるのがわかっていても言ってくれたのですから。』『もし自分の立場でも病院に行くことはないだろうと言うような症状から、子宮の摘出を指示されると言うことが本当に恐ろしいと感じました。彼の存在があって本当によかったと思います。』と実に様々な声が寄せられました。違和感を覚えたときは婦人科へ不正出血があったのは、子宮頸部高度異形成が原因だったKさん。忙しい毎日を送っていると、自分の身体のことは後回しにしてしまいがちですよね。皆さんも忙しい日々の中でも、身体に異変を感じたときは病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年11月15日おりものは、体調の変化などによって変わることがあるようです。中には、ドバッと出る感覚があり、おりものとはわからずに驚いた方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「体の異変を感じたエピソード」をご紹介します。監修:森女性クリニック院長、森久仁子産婦人科専門医、医学博士。大阪医科大学を卒業後、同大学産婦人科学講座に入局、同大学産婦人科学講座助教、和歌山労災病院をへて、平成25年和歌山市に森女性クリニックを開院。産婦人科としての枠組みだけではなく、女性医療の充実を目指すべく診療を行っている。Cさんの場合……大学で授業を受けていたところ、いきなりドバッと出る感覚があり、自分の身体に異常が起きたのかとびっくりしました。トイレに行って確認すると、生理の血のような塊が出ていたので、驚いてすぐに病院に行きました。当時は未経験だったので妊娠は考えませんでしたが、大病かもと思い……。結果は、おりものの一種ということで安心しました。その後、どう行動しましたか?授業が終わり次第すぐにトイレに駆け込みました。事前に、どんな知識があればよかった?おりものや成長期の性の知識があれば、焦ることもなかったと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?成長するにつれ体に変化が訪れるのは当たり前のことなので、いつもと違うことが起きても焦らず冷静に対処すれば大丈夫だと思います。(29歳/会社員)違和感を覚えたときは婦人科へドバッと出る感覚があり、生理の血のような塊が出ていたというCさん。病院に行き、おりものの一種ということがわかり、安心したようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「予想外の生理エピソード」をお届けしました。※監修:森女性クリニック院長、森久仁子※おりものとは、子宮頚部や子宮内膜、膣から出る酸性の分泌物のこと。膣内部のうるおいを保って粘膜を守り、バイ菌などが子宮内に侵入するのを防ぎ、汚れを排出しています。女性のカラダをまもる大切な役割があるものです。(引用ソフィHP)※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月15日2児の母であるシオリさんは、結婚が決まっていた20代半ばのごろ、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかり切除する手術を受けました。きっかけは生理不順でしたが、婦人科を受診した際、「卵巣に異常がある」と医師から告げられることに。大きい病院で検査することとなり、検査当日……。 彼と一緒に大きな病院へ… 最初に受診した婦人科では詳しい検査をすることができず、シオリさんは大きな病院へ紹介状を書いてもらうかたちで、MRI検査をすることになりました。このときMRI検査は2度目だったというシオリさん。慣れと横になっての検査ということもあり、検査中は夢うつつの状態だったのだとか。 これまでムーンカレンダーで紹介してきた婦人科系でMRI検査をしたという方の中には、閉鎖空間であることや大きな音で緊張してしまったり恐怖を抱いたと言う方も多く、シオリさんはとてもリラックスして受けられていたようです。ただ、検査後はめまいやふらつきがあったよう。シオリさんの場合は、検査後休んだことで症状は落ち着いたとのことですが、検査を受けた際、もし不調が続くようであれば、我慢せずに病院のスタッフに相談してくださいね。 また、シオリさんの場合は、後の夫となるギンジさんが付き添ってくれていたことにとても助けられたそう。「付き添いのありがたさが身に染みた」とのことで、可能であれば、シオリさんのように誰かに付き添いにきてもらうと安心かもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 シオリさんのマンガはこのほかにもInstagramやブログにも掲載されています♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター シオリ二児の母。 妊娠、出産、育児、病気など体験談を漫画にしています。
2023年11月14日