『凶悪』の白石和彌監督と、綾野剛がタッグを組む『日本で一番悪い奴ら』の場面写真が公開になった。本作は、警察官でありながら、仲間たちとあらゆる悪事に手を染めていく主人公の姿を描いた作品で、タイトル通り“悪い奴ら”が集まりながら、どこか青春映画のような爽やかさがある画像が集まっている。『日本で一番悪い奴ら』/新画像が解禁本作は、北海道警察に勤務する警部が覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受け、警察による“やらせ捜査”や“銃刀法違反偽証”などの不祥事が発覚した実話を描いた稲葉圭昭の著書『恥さらし』を映画化するもの。綾野が“黒い警部”の異名をもつ男・諸星を演じ、中村獅童、YOUNG DAIS、デニスの植野行雄、ピエール瀧らが出演する。このほど公開になったのは、綾野演じる諸星と、“S(エス)”と呼ばれる情報提供者たちが、わいわいと騒ぎながら即席のマトに向かって拳銃を撃って遊ぶ場面や、警察署内と思われる場所で諸星たちがもみ合いになる場面など全6点。『凶悪』にも出演したピエール瀧の“悪い横顔”がおさめられた画像も登場する。『日本で一番悪い奴ら』6月25日(土) 全国ロードショー
2016年05月12日笹野高史を相手役にした初主演作『グレイトフルデッド』(’14)で国内外から評価を受けた注目の若手女優、瀧内公美が、大阪の人気ガールズバンド「yonige」と劇団「ロ字ック」の山田佳奈による映画『夜、逃げる』のメインキャストに抜擢されたことが分かった。加奈子(菅原佳子)は、舞台に立つためチケットノルマを自ら払い、深夜の漫画喫茶でアルバイトに勤しむ、売れない女優。いままでの人生、一度も注目を浴びたこともなく、学校のスクールカーストでは上位でも下位でもなく、家族は当たり前に仲が良くて悲劇なんて無縁で、男も皆無。平凡に生き抜いてきてしまった彼女は、「何か」になりたかった。誰かに憧れられる「何か」。だから演劇をやっていた、はずだった。そんな腐った思いを抱える加奈子の前に、高校の同級生であり、かつて彼氏を横取りした“あの女”、萌乃(瀧内公美)が現れる。萌乃は、いまでは別れた元彼氏のことがいまだに忘れられない。だが、その男は萌乃の前の彼女とよりを戻したらしい。萌乃はその男への“嫌がらせ”と称して、加奈子に協力を頼むのだが…。誰かの「何か」になってみたい2人の、過去も現状もぶっ飛ばす「究極の嫌がらせ」がはじまる――。本作は、数々の名作、監督、ミュージシャンを輩出していることで知られる、音楽×映画のコラボ映画祭「MOOSIC LAB(ムージック・ラボ)2016」コンペ参加作品。何か悔しいことや悲しいことがあったとしても、歯をかみしめてでも前を向いて進もうとする女子たちの「誰かの、特別な何者か」になりたい願いを、大阪・寝屋川を拠点にするガールズバンド「yonige」の新曲「センチメンタルシスター」をモチーフに描き出し、映画では全編にわたって彼女たちの楽曲が使用される。脚本・監督を務めるのは、いま注目の若手劇作家・演出家で劇団「ロ字ック(ロジック)」を主宰する、山田佳奈。この8月には、“大人の文化祭”といわれるカルチャーミックスフェスティバル「オハラ☆ブレイク,16夏」(猪苗代湖岬)への参加も発表されたばかりだ。そして、主演の加奈子と萌乃を演じるのは、山田氏による初監督映画『ワールド・ワールド・ワールド』や舞台「退カヌコビヌカエリミヌヌ」にも参加した菅原佳子と、『グレイトフルデッド』以降も『ソレダケ/that’s it』『BAR神風』と立て続けに映画に出演、綾野剛主演・白石和彌監督『日本で一番悪い奴ら』も控える瀧内さん。また、加奈子に思いを寄せる演劇男子・君嶋を、『オーバー・フェンス』にも出演する松澤匠、萌乃の元彼を、モデルとしても活躍する山田ジェームス武が演じる。なお、本作ではクラウドファウンディングによる支援者も募集中。資金提供者には金額に応じて、オリジナルグッズやメイキングDVD、「ロ字ック」公演のバックステージ招待、出演者の手書き暑中見舞いが届く権利など、ユニークなリターンが用意されている。『夜、逃げる』は8月下旬より東京・K’s cinemaほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日映画『日本で一番悪い奴ら』の完成披露試写会が4月25日(月)に開催。主演の綾野剛をはじめ、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧、白石和彌監督が映画にちなんだ“ちょいワル”スタイルの衣裳で舞台挨拶に臨んだ。実録の犯罪ルポを原作とした『凶悪』でセンセーションを巻き起こした白石監督が、前作同様に実際の犯罪を題材に映画化。北海道警察の刑事となった主人公が裏社会に作った自分のスパイを率いて捜査を進めていくさまを生々しく描き出す。この日の舞台挨拶では、綾野さんらの後ろには制服姿の警官がズラリ!綾野さんは「拳銃200丁、大麻2トン、覚せい剤130キロ…」と劇中で自身が演じた諸星が扱う凄まじい量の押収物を列挙し「身の危険を感じております」と苦笑を漏らす。だが、犯罪を扱いつつも綾野さんはこの映画を「人間讃歌!」と表現。「(出演を決めた)最大の理由は白石監督。いったいどんな映画を作るのか?プロットを読ませていただき、これは参加するしかないと思いました。諸星がどれだけ“愛されて”いたかが表現された本でした」と語る。獅童さんは、諸星と意気投合し、スパイとして働く暴力団を演じたが、獅童さんの出演について、綾野さんは「以前、大河に出演したとき、あるシーンが終わって、獅童さんが『剛ちゃん、サイコーだったわ!剛ちゃんが出る映画なら、何かあれば受けるから』と仰ってくださって、実際にこの映画もふたつ返事で受けてくださいました」と友情エピソードを告白!獅童さんは照れ笑いを浮かべ「コワモテの暴力団の役が自分には務まらないんじゃないかと思ったんです。好青年で売ってるので。でも綾野くんが主演ということで『ぜひ』とやらせていただきました」と語り、会場は笑いに包まれた。綾野さんはまた、『凶悪』に続く白石作品出演となるピエールさんとの共演について「存在自体が悪い!何も役作りの必要がないほど」と評し「現場で瀧さんが監督に『今回は何人殺せばいいですか?どんな悪いことやるんですか?』と話してて、最高だな、この現場と思いました」と嬉しそうに明かしていた。舞台挨拶の最後には、綾野さんが熊本の震災について言及。あえて、普段は禁止されることが多い観客による写真撮影を解禁し、より多くの人にニュースを広めてくれるようにと訴えた。『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月25日俳優の綾野剛が4月25日に、都内で行われた主演作『日本で一番悪い奴ら』(白石和彌監督)の完成披露試写会に出席。出演を即決した理由は、「白石監督とご一緒できること」だと明かし、「自分にとっても新しい挑戦。共演者の皆さんに“共犯者”になっていただいた」と振り返った。完成披露試写会/その他の写真実話に基づく小説を原作に、覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕され、有罪判決を受けた北海道警察の警部が“やらせ捜査”や“銃刀法違反偽証”といった日本警察史上最大の不祥事に手を染めた顛末を描く。“黒い警部”の異名をもつ主人公・諸星を演じた綾野は、「ある男の一代記であり、人間賛歌。極上のエンターテインメントに仕上がった」と自信のアピール。「脚本には、諸星がいかに愛された存在だったかが表現されていた。人間が状況や環境で、いかに変わるかを描いている」と熱弁し、ヒートアップしたのか「ここ、暑くないですか?」とスーツを脱ぐ一幕も。同席した白石監督は「僕と綾野くんが両輪となって、意気投合しながら現場を推進していった。いくら撮影しても底が見えず、ずっと見ていられる俳優。また一緒に仕事したい」と再タッグを誓った。完成披露試写会には綾野と白石監督に加えて、共演する中村獅童、YOUNG DAIS、お笑いコンビ・デニスの植野行雄、ピエール瀧が出席。中村は、諸星に極秘情報を提供する暴力団幹部を演じ、「綾野くんは大好きな俳優で、いつかご一緒したかった」。諸星を慕う情報提供者役のYOUNG DAISは、「綾野くんと一緒に、生きさせてもらった」と共演を振り返った。実写映画に初出演の植野は盗難バイヤーのパキスタン人を演じ、「画像検索したら、これはイケるなと。まったく違和感がなかった」と笑いをさそった。また、『凶悪』に続き白石監督とタッグを組む瀧は「犯罪者の優しさや、何かを楽しむ姿に着目するのが白石監督らしい。語弊があるが、楽しい映画」とアピールした。『日本で一番悪い奴ら』6月25日(土) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年04月25日『凶悪』の白石和彌監督と、綾野剛がタッグを組む『日本で一番悪い奴ら』の新ポスターが公開になった。特別映像はこちら本作は、北海道警察に勤務する警部が覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受け、警察による“やらせ捜査”や“銃刀法違反偽証”などの不祥事が発覚した実話を描いた稲葉圭昭の著書『恥さらし』を映画化するもの。綾野が“黒い警部”の異名をもつ男・諸星を演じ、中村獅童、YOUNG DAIS、デニスの植野行雄、ピエール瀧らが出演する。このほど公開になったポスターは、警察の制服姿の諸星が手錠を掴んでいる姿が大きくデザインされたもの。諸星を演じた綾野は、劇中で諸星がたどる25年間を演じるために、ドラマの流れに沿って体重を10キロ増減させるなど徹底した役づくりを行ったという。また、ポスター公開に合わせて、赤ペン瀧川が映画の見どころを紹介する特別映像も公開になった。映像では瀧川が「本年のナンバー1」という本作の魅力を熱く語っている。『日本で一番悪い奴ら』6月25日(土) 全国ロードショー
2016年04月23日綾野剛を主演に、『凶悪』の白石和彌監督とタッグを組む『日本で一番悪い奴ら』。この度、本作のポスタービジュアルと、映画コメンテーターの赤ペン瀧川が解説する特別映像が到着した。大学時代に馴らした柔道。その腕っ節の強さを買われ、北海道警・刑事となった諸星要一(綾野剛)。強い正義感を持ちながらも、うだつの上がらない日々を過ごしていた。ある日、署内随一の敏腕刑事・村井(ピエール瀧)から刑事の“イロハ”を叩き込まれる。それは「刑事は点数。点数稼ぐには裏社会に飛び込み、“S”(“エス”=スパイ)をつくれ」というものであった。村井に言われた通り裏社会の“S”を率い、「正義の味方、悪を絶つ」の信念の元、規格外のヤバすぎる捜査をまっとうしていく諸星だが――。本作は、やらせ捜査が発覚し<日本警察史上、最大の不祥事>といわれる実際の事件を題材に、警察へ忠誠を誓いすぎた男の歪んだ正義が暴走する激ヤバエンターテインメント。監督には、2013年の国内映画賞を総なめにした白石監督が務め、キャストには、主人公の“黒い警部”こと諸星要一役の綾野さんをはじめ、諸星の捜査協力者で“S”と呼ばれる裏社会のスパイを演じるのは、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)。そして、先輩刑事役のピエール瀧が、不敵な笑みで諸星が悪に手を汚すきっかけを与えるキーパーソンを演じる。そのほか中村倫也、木下隆行(TKO)ら個性豊かな面々が集結している。ポスタービジュアルでは、制服に身を包み手錠を掴む綾野さんが目を引く1枚。己の信じる正義を貫きとおす警察官の強固な意思を感じるよう。さらに下には様々な表情で写る出演陣の姿も。そして特別映像では、ポスターとは違ってインパクト大な“悪”顔を披露!日本テレビの「映画天国」内で2003年までコーナーを務めるなど、一人で様々な角度から添削しまくることで注目を集める添削家・赤ペン瀧川さんが「これはヤバイ!」と連発し、本作の登場人物を説明していく。「おいおい、綾野さん!急にどうしちまったんだ!?」と赤ペン瀧川節は最後まで続き、わずか約60秒で本作の要点を説明している。『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月23日『凶悪』の白石和彌監督と、綾野剛がタッグを組む『日本で一番悪い奴ら』の主題歌を、東京スカパラダイスオーケストラとKen Yokoyamaが手がけることが発表になった。予告編動画本作は、北海道警察に勤務する警部が覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受け、警察による“やらせ捜査”や“銃刀法違反偽証”などの不祥事が発覚した実話を描いた稲葉圭昭の著書『恥さらし』を映画化するもの。綾野が“黒い警部”の異名をもつ男・諸星を演じ、中村獅童、YOUNG DAIS、デニスの植野行雄、ピエール瀧らが出演する。主題歌『道なき道、反骨の。』は、谷中敦が作詞を、川上つよしが作曲を務めた楽曲で、Ken Yokoyamaがヴォーカルを担当。谷中は「僕らの時代には反骨のヒーローが輝いて見えました。彼らの生き様には社会人として不適切な行動があったとしても、世俗的な時流や不当な権力に対して抗う姿に、閃きや気づき、世の中を新しくしていこうという生命力の輝きを感じたのです。今は反骨精神の時代ではないのかも知れませんが、今回は敢えて、スカパラと横山健でそれを謳おうと思った」と言い、「夢を持って時流に反骨し、挫折しながら世の中を学び、仲間の大切さを知る。これは人生に於いてとても大切なプロセスだと思うのです」とコメントを寄せている。完成した楽曲に綾野は「諸星要一として、一言。最後の最期で、正しい道を示して頂けました。感謝の極みです」と述べ、白石監督は「この曲を聴いて僕自身映画の見え方がまた違った色を帯びました!そう、反骨!まさに諸星の人生を体現し、そして映画に新たな熱と速度をもたらしてくれる素晴らしい曲です!お楽しみに!」と語っている。『日本で一番悪い奴ら』6月25日(土) 全国ロードショー
2016年03月23日綾野剛を主演に『凶悪』の白石和彌監督とタッグを組み、“日本警察史上の最大の不祥事”を描く『日本で一番悪い奴ら』。この度、本作の主題歌を「東京スカパラダイスオーケストラ」とギタリスト・Ken Yokoyamaが最強タッグを組んで担当することが決定。併せて本主題歌入りの予告編が到着した。大学時代に馴らした柔道。その腕っ節の強さを買われ、北海道警・刑事となった諸星要一(綾野剛)。強い正義感を持ちながらも、うだつの上がらない日々を過ごしていた。ある日、署内随一の敏腕刑事・村井(ピエール瀧)から刑事の“イロハ”を叩き込まれる。それは「刑事は点数。点数稼ぐには裏社会に飛び込み、“S”(“エス”=スパイ)をつくれ」というものであった。村井に言われた通り裏社会の“S”を率い、「正義の味方、悪を絶つ」の信念の元、規格外のヤバすぎる捜査をまっとうしていく諸星だが――。原作は、稲葉圭昭の「恥さらし北海道警悪徳刑事の告白」。“日本警察史上の最大の不祥事”と呼ばれる「稲葉事件」で“黒い警部”と異名を残す実在の男をモデルにした北海道警察の警部が、逮捕されるまでの壮絶な26年間を描いている。監督には、2013年、国内映画賞を総なめにした白石監督が務め、キャストには、その主人公の“黒い警部”こと諸星要一役の綾野さん、諸星の“S”で諸星に極秘情報を提供し、違法薬物密売組織の泳がせ捜査を持ちかける暴力団幹部の黒岩勝典役に中村獅童、諸星を慕う重要な“S”として活躍する山辺太郎役にYOUNG DAIS、中古車販売業者の盗難バイヤー、パキスタン人のアクラム・ラシード役に「デニス」植野行雄、暴力団組織と密接な関係をもち、諸星に刑事のイロハをたたきこむ敏腕先輩刑事・村井定夫役にピエール瀧、そのほか青木崇高、「TKO」木下隆行、音尾琢真、矢吹春奈、瀧内公美、白石糸という個性的な豪華キャストが集結した。そして今回決定した主題歌は、“Tokyo Ska”で世界を股にかけ活躍する「東京スカパラダイスオーケストラ」と、カリスマ的人気を誇る伝説のバンド「Hi-STANDARD」やソロでも活躍するギタリスト・Ken Yokoyamaさんが最強タッグを組んだ楽曲「道なき道、反骨の。」。かねてからコラボを希望していたKen Yokoyamaさんをゲストボーカルに迎え、作詞を谷中敦、作曲を川上つよしが担当し制作された。なお、「Hi-STANDARD」からソロ活動時を含めて、Ken Yokoyamaさんが日本語歌詞で歌った楽曲リリースは、オリジナル作品としては今回が初で、さらに、映画主題歌を歌うのも初となった。「東京スカパラダイスオーケストラ」の谷中敦は、「彼らの生き様には社会人として不適切な行動があったとしても、世俗的な時流や不当な権力に対して抗う姿に、閃きや気づき、世の中を新しくしていこうという生命力の輝きを感じたのです」と本作の感想を語り、また「いまは反骨精神の時代ではないのかも知れませんが、今回は、敢えて、『スカパラ』と横山健でそれを謳おうと思ったのです。夢を持って時流に反骨し、挫折しながら世の中を学び、仲間の大切さを知る。これは人生に於いてとても大切なプロセスだと思うのです」と語っている。さらに楽曲を聞いた綾野さんは「諸星要一として、一言。最後の最期で、正しい道を示して頂けました。感謝の極みです」とコメントし、監督も「もう最高な奇跡のコラボに一瞬にして体温が跳ね上がります!この曲を聴いて僕自身映画の見え方がまた違った色を帯びました! そう、反骨!まさに諸星の人生を体現し、そして映画に新たな熱と速度をもたらしてくれる素晴らしい曲です!」と熱く語っている。同時に解禁された予告編は、髪を掴み相手の頭を叩きつけたり、これでもかというように蹴りつけたりとすでに解禁されている特報映像ではなかった綾野さん姿が映し出されている。そして今回の主題歌「道なき道、反骨の。」も流れ、楽曲で謳われている反骨のヒーローが、綾野さんが演じる主人公・諸星を想起させる。『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月23日人気お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹によるベストセラー小説を、オンラインストリーミングサービスのNetflixが自社オリジナルドラマとして映像化する「火花」。昨年11月のクランクインから約4か月にわたって撮影が行われ、先頃そのクランクアップも報告された本作だが、去る2月某日、クライマックスの撮影が行われる現場を目にすることができた。第153回芥川賞にも輝いた「火花」は、売れないお笑い芸人の先輩後輩2人が夢と現実のギャップに揉まれながら、自らの道を貫こうともがく青春ストーリー。その後輩芸人にあたる主人公・徳永を林遣都が、天才肌の先輩芸人・神谷を波岡一喜が演じる。撮影が行われていた場所は、都内の劇場・神保町花月。若手芸人の活躍の場としても知られる同劇場に、徳永が組むお笑いコンビ「スパークス」のライブシーンに挑む林さん、そして客席から後輩の舞台を見守る神谷役・波岡さんの姿があった。観客役のエキストラが場内を埋め尽くす中、林さんは相方役の好井まさお(井下好井)と共に軽快な漫才を披露。その冒頭からラストまでが、一連で撮影されていく。「基本的に、漫才シーンはワンカットで撮っていただくんです。演じる側としての流れ、ノリ、反応のどれを考えても、すごくありがたいことです」と、自身の漫才シーンも振り返りながら解説してくれる波岡さん。「大事なシーンですし、緊張していると思いますよ」と舞台上の林さんに理解を示す顔は、先輩芸人そのもののようだった。そんな中、熱演で応えた林さんは、「あまりにも好井さんが緊張していたので、僕は逆に冷静になってしまいました(笑)。台本を読んだときはやっぱり、“漫才シーンをどうやって演じよう?”と悩みましたが、実際に演じさせてもらえる幸せが不安に勝りました。あとは、今までやってきたことを信じてやるのみでしたね。とは言え、昨日の晩は、舞台の袖で本番をひたすら待つ悪夢をずっと見続けていましたけど(苦笑)」と撮影前日のほろ苦いエピソードまで披露。だが、その顔には漫才シーンを演じ切った満足感がにじんでいた。劇中の徳永は神谷を師と仰ぎ、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとするが、演じる林さんと波岡さんも息はぴったり。「波岡さんと初めてお会いしたのは僕が16~7歳の頃でしたが、今回の撮影でもっと波岡さんに近づけた気がします。いろいろなことを教えてくれる波岡さんの姿が、神谷さんの役ともリンクしますね」と林さん。「僕は自分のことを棚に上げて駄目出しをしたり(笑)、すごいなと思ったときは褒めたりするんですが、最近は遣都のことを褒めっぱなしです」と波岡さんも目を細める。『余命1ヶ月の花嫁』『甥の一生』などの廣木隆一が総監督を務めるほか、『凶悪』の白石和彌、『南極料理人』の沖田修一らが各話の監督として参加。全10話の連続ドラマではあるが、林さんも波岡さんも「連続ドラマではなく、長い映画を撮影している感覚」と口を揃え、映画界の名匠たちが集結した環境を喜ぶ。「廣木さんという柱がありながら、“凶悪テイスト”があったり、“料理人テイスト”があったり(笑)。贅沢だし、めちゃくちゃ面白いですよ」と締めくくる波岡さん。キャストたちが楽しみながら撮影に臨んでいることも、作品の味わいにつながるだろう。出来上がりが観られる日を、楽しみに待ちたい。(text:Hikaru Watanabe)
2016年03月11日「鏡」、私たちは一日何回目にするでしょうか? 朝起きて顔を洗うとき、化粧ポーチの手鏡、お手洗いにある洗面台の鏡、お店の姿見、駅のホームなんかにもありますね。様々な場面で身だしなみを整えるのに普段から使っている鏡ですが、日本では古来より信仰の対象でした。今回は「和鏡」と「魔鏡」の不思議な歴史と秘密を紐解いていきます。「鏡」の始まり童話『白雪姫』では女王が「鏡よ鏡、世界中で一番美しいのは誰?」と魔法の鏡に語りかける場面がありますね。魔力さえも持つと思われてきた鏡は古くから我々の生活の中で様々な使われ方をしてきました。そんな鏡、起源はどこなのでしょうか?最初に作られた鏡はさすがにまだわかりませんが、確認されているもので最も古い鏡はトルコ中部の遺跡で発見された黒曜石を磨いた6000年前の鏡だと言われています。そして古代メソポタミア、エジプト、ギリシャなどでは銀や銅を磨いた鏡が作られました。その貴重さから鏡は神聖で霊力が宿るものとして昔から世界中で大切にされてきました。また、「mirror」(鏡)の語源は、「mirari」(英語: miracle)奇跡、不思議という意味のラテン語に密接に関連していると言われ、いかに鏡が人々を驚かせていたのかがわかります。 古事記にも登場する「和鏡」とは?日本には弥生時代前期に中国から鏡がもたらされ、当時は宗教・祭祀用具としての意味合いが強かったとされています。皆さんが学校の教科書で見た卑弥呼の鏡「三角縁神獣鏡」(さんかくえんしんじゅうきょう)もそのひとつです。その後、古墳時代には日本でも製造できるようになり有力者の埋葬品として多く使われるようになりました。平安時代後期には、中国からもたらされた唐鏡をもとに製作した鏡「和鏡」が確立しました。そして、日本流の文様の山吹や桜、萩、長尾鳥や鶴、千鳥、雀など自然の動植物が描かれるようになりました。しかし、鎌倉時代に入ると鏡の信仰が薄れ、江戸時代になると細密な図案の描き込まれた鏡や柄のついた鏡、懐中鏡が大量生産され婚礼道具の一部など庶民にも使用が広がりもっと実用的な用途で使われるようになりました。古事記や日本書紀にも登場し、古くから鏡は剣や勾玉とともに祭具として、重要な意味を持って扱われていました。そんな鏡を現在一番身近にみられるところは「神社」です。もともとは、神社にお祀りされる神様には具体的な姿や形は無く、岩や木などに神様が宿ると考えられていて、またその中で鏡も神様が宿る“依代(よりしろ)”の一つと考えられています。 信仰を秘めて守った「魔鏡」神社では神の依代だった鏡ですが、実は江戸時代は、「魔鏡」(隠れ切支丹鏡)が迫害を受けていたキリスト教信者の心のよりどころになっていました。フランシスコ・ザビエルが来日した1549年以降、キリスト教の布教がおこなわれて改宗した(キリシタン)が国内では増えていましたが、1614年に徳川家康による禁教令でキリスト教信仰は禁止されることになりました。続いて1637年に起きた島原の乱の前後からは幕府によって徹底したキリシタンの取り締まりが行われました。当時のカトリック信徒(キリシタン)やその子孫は、国内にカトリック司祭が一人もいなくなった1644年以降、表向きは仏教徒として生活しながら密かにキリスト教の信仰を代々伝えていきました。そんな中でキリシタンたちは慈母観音菩薩を聖母マリアに「見立て」、また一見、普通の鏡にしか見えない鏡に光を反射させることによって、内部に隠されたキリスト像を光で投影することができる「魔鏡」などを使って、明治維新後の宗教の自由まで200年以上も信仰を守ってきました。しかし、キリスト教を信じることが許されると「魔鏡」も必要ではなくなり、ガラス製の鏡が普及したことで、銅鏡自体が衰退し、魔鏡も姿を消し作れる職人もいなくなってしまいました。消えた「魔鏡」を再び 親子が引き継ぐ技術2014年1月、京都国立博物館の発表で、「卑弥呼の鏡」とも言われている古代の青銅鏡「三角縁神獣鏡」の精巧な金属製レプリカを3Dプリンターで製作をしたところ、鏡の背面に刻まれた文様が、光の反射で浮かび上がる「魔鏡」と呼ばれる現象が起きることが分かり、世間を驚かせました。しかし、この再発見よりも前から国内で唯一手作りで魔鏡を作る父と息子が京都にいます。江戸末期の創業で、神社や寺に納める金属製の和鏡を製作する「鏡師」を代々継承してきた山本合金製作所では1974年に3代目山本真治さんが復元に成功しました。その技を受け継ぐ「日本最後の鏡師」と呼ばれる5代目の山本晃久さんに作り方や職人としての思いを伺いました。【山本晃久Akihisa Yamamotoプロフィール】鏡師。1975年生まれ。大学卒業後,国内では数少ない古来製法による手仕事で和鏡・神鏡・魔鏡を製作する山本合金製作所に入る。祖父山本凰龍に師事し,伝統技法を受け継ぎ,神社仏閣の鏡の制作や修理,博物館所蔵の鏡の復元に携わる。平成26年には,安倍首相がバチカン訪問時に,ローマ法王へ贈呈した隠れ切支丹魔鏡を制作。京都神祇工芸協同組合。 「魔鏡」の作り方魔鏡はヘラで模様を施した鋳型に地金(青銅・白銅・銀等)を流しこみ反射させる背面の文様を作り、鏡面側を専用の道具で一か月かけて鏡面を4ミリメートルから1ミリメートルまで薄く削り、硬さの異なる炭を使い丁寧に磨いていくと微細な凸凹が生まれ、そこに光を当てると乱反射して背面の模様を映し出されます。とても緻密で集中力のいる繊細な作業です。削り足り過ぎても魔鏡現象は起こらなくなってしまいます。「魔鏡はなかなか見ることが出来ないかもしれませんが、和鏡は神社などに行けばみることができます。こうして伝統産業にたずさわっていると、よく人に『残してほしいわね』って言われますが、では残すためにどうアクションをするかがすごく大事だと思うんです。だから “伝えたい” んです。必要とされないと絶対に残らないから。必要とされないものは消えていくから、必要であり続けないといけない。残したいと思ってくれる人がいてくれなくては消えてしまう。だから残すにはどうすればいいのか考えます。つまり、人に思ってもらえるようにならないといけないと思う。どうやって儲かるかを考えるのではなくて、どうやって本当に良いものを作るかを考える職人でありたい。工場にはよく修理に昔の鏡が持ち込まれます。作り手の思いや、持ち主が大切に残したいという気持ちをしっかりと汲み取りたい。きっとその時に僕らの技術が生きてくるのだと思う。残したい思い出がある人のために、それを残してあげられる職人でありたいと考えています」山本さんは手作りの鏡の技術を多くの人に見てもらえるようにペンダントの魔鏡作りを始め、色々な場所での実演や工場見学の機会などを作り職人の思いを「伝え」続けています。鏡は古くから不思議な力を持つと世界各地で信じられてきました。様々な歴史や伝承、言い伝えがあります。これから神社や博物館で鏡を見る時、その鏡が何を映し、何を伝えようとしていたのかを考えてしまいます。取材協力/山本合金製作所住 所:京都市下京区壬生川通七条上る連絡先:tel.075-351-2338神具製造,仏具製造,仏壇製造
2016年03月06日“日本警察史上最大の不祥事”と呼ばれる「稲葉事件」をモチーフに、主演の綾野剛が日本一ワルな警察官を演じる映画『日本で一番悪い奴ら』。本作に、染谷将太主演『ソレダケ/that’s it』で綾野さんと共演を果たし、映画・ドラマ・舞台・TVCMと幅広い活躍をみせる新星女優・瀧内公美が出演することが決定。コメントが届いた。大学時代に馴らした柔道。その腕っ節の強さを買われ、北海道警・刑事となった諸星要一。強い正義感を持ちながらも、うだつの上がらない日々を過ごしていた。ある日、署内随一の敏腕刑事・村井から刑事の“イロハ”を叩き込まれる。それは「刑事は点数。点数稼ぐには裏社会に飛び込み、S(スパイ)をつくれ。」というのであった。言われるがままに“S”を率い、「正義の味方、悪を絶つ」の信念の元、規格外のヤバすぎる捜査をまっとうしていく諸星だが――。原作は稲葉圭昭の「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」。2002年7月、北海道警察の生活安全特別捜査隊班長・稲葉圭昭警部が、覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受けた「稲葉事件」を題材に、その事件の中で“黒い警部”と異名を残す実在の男をモデルにした北海道警察の警部が、逮捕されるまでの壮絶な26年間を描く。メガホンを取るのはメジャーデビュー作となる山田孝之主演の『凶悪』が、国内の各映画賞を総ナメにした最注目監督、白石和彌。いま日本で一番忙しいといわれる綾野さんと初タッグを組み、中村獅童、ピエール瀧ら個性派俳優も揃えて、衝撃作を誕生させた。実力派&個性派俳優の出演が明らかになる中、今回、初主演作『グレイトフルデッド』が2014年ゆうばり国際映画祭「特別招待枠作品」に選出されるなど、ネクストブレイクが期待される新星・瀧内さんの出演が決定。NHKドラマ10「美女と男子」などTVドラマ出演をはじめ、舞台、TVCMなどマルチな活躍を見せる彼女だが、本作の出演が決まったときには「最初にお話を頂いた時に白石和彌監督の『日本で一番悪い奴ら』って、『凶悪』よりもっと悪い奴なのか?どんな人物たちなのだろうと監督・タイトルを見ただけでワクワクしました。そして台本を読ませて頂き、想像以上にその世界にのめり込んでいる自分がいました」と、出演を喜んだことを明かした。北海道で実際に起こった“日本警察史上、最大の不祥事”をモチーフにした本作に出演するにあたり、「個性豊かな人物たちが国を守りながらも日本一の悪に染まっていく姿が描かれており、その中で、私は悪なのか、何なのか、自分の居場所はどこなのか、迷いながらもその瞬間を表現していきました」と、役作りの苦労についても触れた。また、撮影をふり返り「撮影現場は、ジェットコースターに乗っているかのようなスピード感と自由に表現出来る中に存在する波に乗っていかなければ取り残されてしまうような感覚でした」と話し、新星女優としてこれからの成長を期待させるコメントを寄せた。『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月29日『凶悪』の白石和彌監督と、綾野剛がタッグを組む『日本で一番悪い奴ら』に、中村獅童、YOUNG DAIS、デニスの植野行雄、ピエール瀧ら強烈なキャスト陣が顔を揃えていることが発表になった。『日本で一番悪い奴ら』特報映像本作は、北海道警察に勤務する警部が覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受け、警察による“やらせ捜査”や“銃刀法違反偽証”などの不祥事が発覚した実話を描いた稲葉圭昭の著書『恥さらし』を映画化するもの。綾野が“黒い警部”の異名をもつ男・諸星を演じる。中村は諸星に極秘情報を提供する暴力団幹部の黒岩を、YOUNG DAISは諸星を慕う情報提供者の山辺を、植野は中古車販売業者の盗難バイヤーのアクラム・ラシードを、ピエール瀧は諸星の先輩刑事、村井を演じる。その他、青木崇高、TKOの木下隆行、音尾琢真、矢吹春奈、瀧内公美、白石糸らも出演。個性的なキャストで“日本史上最悪”の事件の顛末を描く。「撮影直前に瀧さんにお会いした時、『鬼畜監督はやっぱり鬼畜だったね』とニコニコしながら言われました(笑)。光栄です」という白石監督は現在、作品の仕上げ作業の最終段階に差し掛かっており「出演者すべての人が悪者になるように愛情を持って作りました。生まれながらに罪を背負った映画、間も無く完成します」と報告。『凶悪』に続いて白石監督とタッグを組んだピエール瀧は「また白石組に参加できて光栄です。今回も悪事を爆笑しながら楽しくやれました。すごい映画です。是非観て下さい」とコメントしている。『日本で一番悪い奴ら』6月25日(土) 全国ロードショー
2016年01月29日綾野剛主演で贈る白石和彌監督の待望の新作『日本で一番悪い奴ら』。この度、日本警察史上最悪の“チーム日悪”に中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧らが参加することが明らかとなった。またこれに併せて本作の特報映像が解禁された。大学時代に馴らした柔道。その腕っ節の強さを買われ、北海道警・刑事となった諸星要一。強い正義感を持ちながらも、うだつの上がらない日々を過ごしていた。ある日、署内随一の敏腕刑事・村井から刑事の“イロハ”を叩き込まれる。それは「刑事は点数。点数稼ぐには裏社会に飛び込み、S(スパイ)をつくれ。」というのであった。言われるがままに“S”を率い、「正義の味方、悪を絶つ」の信念の元、規格外のヤバすぎる捜査をまっとうしていく諸星だが――。原作は、稲葉圭昭の「恥さらし北海道警悪徳刑事の告白」を原作に、“日本警察史上の最大の不祥事”と呼ばれる「稲葉事件」で“黒い警部”と異名を残す実在の男をモデルにした北海道警察の警部が、逮捕されるまでの壮絶な26年間を描いたもの。その“黒い警部”こと諸星要一を演じるのは、『新宿スワン』「コウノドリ」など出演作が続き、本年度も『リップヴァンウィンクルの花嫁』『64 -ロクヨン- 前編・後編』『怒り』など公開を予定している俳優・綾野さんが好演する。そして今回、諸星の“S”(スパイ)として抜擢されたのは、諸星に極秘情報を提供し、日本警察史上類をみない壮大な拳銃摘発計画を実行するため諸星に違法薬物密売組織の泳がせ捜査を持ちかける暴力団幹部の黒岩勝典役に中村さん、諸星を慕う重要な“S”として活躍する山辺太郎役に、YOUNG DAISさん、中古車販売業者の盗難バイヤー、パキスタン人のアクラム・ラシード役の植野さんだ。そのほか、暴力団組織と密接な関係をもち、諸星に刑事のイロハをたたきこむ敏腕先輩刑事・村井定夫役に声優、ナレーターとしてマルチな才能で幅広く活躍し、白石監督作品には2度目の出演となる超個性派俳優・ピエールさん、同じく先輩刑事・栗林健司役に青木崇高、関東ヤクザ・加賀谷力役に「TKO」の木下隆行、警視庁 銃器対策室・国吉博和役に音尾琢真、高級クラブのホステス・田里由貴役に矢吹春奈、美人婦警・廣田敏子役に瀧内公美、YOUNG DAISさん演じる山辺太郎の恋人役に白石糸といった個性的な豪華キャストが集結した。また、今回特報映像と新しく“S”たちがうつったビジュアルも公開された。チャイコフスキーの曲と共に流れる映像では、綾野さん演じる真面目な諸星が映されるも、「この男、日本一悪」というナレーションの後一変して「治安守るのは簡単じゃねえんだよ」と話す悪い諸星が登場する。今回発表されたピエールさんや植野さんらも登場し、映画に期待ふくるませる内容となっている。<以下、キャストコメント>■中村獅童えっ公開出来るの?あ~うれしい、ヤバいでしょ!!■YOUNG DAISこの衝撃的な作品に関われた事は私の人生をも左右する大きな出来事であります。この映画に生きる意味とは、善悪では語り尽くせない男たちの苦悩や世の中の矛盾と闘うこと。そう信じて白石和彌監督の指揮の元、全てを覚悟して体当たりで臨みしました。公開を楽しみにお待ち下さい。■植野行雄白石監督の映画に出演させて頂けるとマネージャーから聞いた時はテンションが上がり自分の顔が怪しくて良かったと人生で初めて思いましたよ(笑)。大阪育ちの僕ですが、カタコトを勉強したおかげで、撮影中はスタッフさん達に「本当のパキスタン人にしか見えない」と褒めて頂いたのですが、中身が日本人の僕は少し複雑な気持ちでした(笑)。撮影が始まった時、映画の現場は慣れてなく不安でした。でも、剛君とダイス君が同い年という事もあり初日から仲良く接してくれたおかげでリラックスして撮影に参加出来ました。獅童さんにも凄く良くして頂きプライベートも遊んで頂いたりしてます。ただ、剛君も獅童さんもダイス君も撮影中は役に入り込んでいて本当に悪い奴にしか見えなくて怖かった(笑)。さすがプロです。■ピエール瀧また白石組に参加できて光栄です。今回も悪事を爆笑しながら楽しくやれました。すごい映画です。是非観て下さい。『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月29日歌舞伎俳優・中村獅童、俳優のピエール瀧、ヒップホップアーティストのYOUNG DAISらが、綾野剛主演の映画『日本で一番悪い奴ら』(6月25日公開)に出演することが明らかになり29日、チラシビジュアルと特報映像が公開された。本作は2002年、実際に起きた"日本警察史上、最大の不祥事"とも呼ばれる「稲葉事件」をもとに、警部と"S"(スパイ)と呼ばれるチンピラなどの捜査協力者たちを映したクライム・エンターテイメント。『凶悪』でメジャーデビューを果たし、数々の映画賞を獲得してきた白石和彌監督が最新作としてメガホンを取る。綾野が演じるのは、"黒い警部"の異名を残す実在の男性をモデルにした北海道警察の刑事・諸星要一で、逮捕されるまでの26年間に及ぶ驚愕の半生が描かれる。3人のほか、追加キャストはお笑いコンビ・デニスの植野行雄、TKOの木下隆行、俳優の青木崇高、音尾琢真、女優の瀧内公美、矢吹春奈、白石糸の7人。白石和彌監督作初出演となる中村は、"S"・黒岩勝典を演じる。暴力団幹部として、諸星に極秘情報を提供し、壮大な拳銃摘発計画を実行するため、違法薬物密売組織の泳がせ捜査を持ちかける役どころだ。中村は「えっ公開できるの?」と驚きのコメント。「あ~うれしい、ヤバいでしょ!!」と意味ありげに感動を表している。『TOKYO TRIBE』(14年)で俳優として演技を初披露したYOUNG DAISが務めるのは、山辺太郎役。山辺もまた、黒岩同様に"S"で諸星を慕っている。「この衝撃的な作品に関われたことは私の人生をも左右する大きな出来事」とまで口にする。「この映画に生きる意味とは、善悪では語り尽くせない男たちの苦悩や世の中の矛盾と闘うこと」と捉え、「白石和彌監督の指揮の下、全てを覚悟して体当たりで臨みました」と打ち明けた。『凶悪』では元暴力団組長で死刑囚の役で狂気的な演技を見せた瀧。白石和彌監督とは2度目の仕事となる本作では、暴力団組織と密接な関係を持ち、諸星に刑事のイロハをたたき込む先輩刑事・村井定夫を演じ、『凶悪』とは異なる存在感を見せるという。「また白石組に参加できて光栄です」と語る瀧は、「今回も悪事を爆笑しながら楽しくやれました」と白石監督との現場も板についてきたようだ。このほか、木下は関東ヤクザ・加賀谷力役を、青木は村井と同じく諸星の先輩刑事・栗林健司役を、音尾は警視庁・住器対策室の国吉博和役を、瀧内は美人婦警・廣田敏子役を、矢吹は高級クラブのホステス・田里由貴役を、白石糸は山辺の恋人役をそれぞれ担当。中古車販売業者の盗難バイヤーのアクラム・ラシード役を務める植野は、「白石監督の『凶悪』の大ファンだった」と告白しながら、映画のオファーを受けた際を思い出し、「テンションが上がり自分の顔が怪しくて良かったと人生で初めて思いましたよ」と笑みを浮かべる。公開されたチラシビジュアルの裏面は、諸星を中心に"チーム日悪"の5人がマグショット(容疑者の記録写真)で収められたもの。特報では、誰よりも正義を信じる警部・諸星が、その正義を守るために奔走すればするほど悪に落ちてしまう不条理な一面を捉えている。暴力や情事のシーンも収録されており、残酷な描写が続くために、終盤ではカラーバーとともに「不適切な表現がありましたことをお詫びいたします」とのテロップも映しだされる扇情的な映像に仕上がっている。(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会
2016年01月29日俳優の綾野剛が主演を務め、『凶悪』(13年)の白石和彌監督と初タッグを組む映画『日本で一番悪い奴ら』(6月25日公開)のティザーポスターが13日、公開された。本作は2002年、実際に起きた"日本警察史上、最大の不祥事"とも呼ばれる「稲葉事件」をもとに、警部と"S"(スパイ)と呼ばれるチンピラなどの捜査協力者たちを映したクライム・エンターテイメント。綾野が演じるのは、"黒い警部"という異名を残す実在の男性をモデルにした北海道警察の刑事・諸星で、その26年間にわたる驚愕の半生が描かれる。また、出演オファーに関して、脚本内容にほれ込んだ綾野は、「何を犠牲にしても出演するべき作品」と感情をあらわにしながら、わずか3日で出演を快諾したという。ティザーポスターのビジュアルでは、映画化決定の報以降、劇中写真が一切公開されていない状況で、初めて諸星の姿を披露。正義の象徴とも言える警官の制服に身を包み、敷き詰められた拳銃の上で手錠をつかみながら、うつろなまなざしを向けている。さらに、本作の原作となった元北海道警察警部・稲葉圭昭氏による『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』の文庫版が15日に発売することも決定。公開されたティザービジュアルが全帯として施され、全国の書店に並ぶ。(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会
2016年01月14日山田孝之主演の『凶悪』で日本映画界を震撼させた白石和彌監督が、いま最も多忙な俳優・綾野剛と初タッグを組む『日本で一番悪い奴ら』。このほど、本作待望のティザーポスタービジュアルが解禁。役作りのためクランクインからアップまで体重を10kg増減させたといわれる綾野さんが、手錠をつかみ、どこかうつろな視線を投げかける姿が明らかとなった。“日本警察史上最大の不祥事”と呼ばれる「稲葉事件」をモチーフに、綾野さんが日本一ワルな警察官を演じる本作。「稲葉事件」とは、2002年7月、北海道警察の生活安全特別捜査隊班長・稲葉圭昭警部が、覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受けた事件。公判において、道警察による「やらせ捜査」や「銃刀法違反偽証」などの不祥事が明るみに出るとともに、道警の裏金事件が2003年に発覚するきっかけともなった。『凶悪』で国内の各映画賞を総ナメにした白石監督が、同作のプロデューサーチームと再び社会のタブーに挑む本作で、綾野さんは“黒い警部”の異名を残す実在の男をモデルにした刑事・諸星を演じ、その26年間にわたる驚くべき半生が描かれる。綾野さんが多忙な身でありながら、白石監督の最新作であること、脚本の圧倒的な内容に惚れ込んだことから、「何を犠牲にしても出演するべき作品」と感情を露わにオファーからわずか3日で出演を快諾した意欲作だ。映画化決定の第1報以降、いっさい劇中スチール等が解禁されていない中、初めて到着したのは綾野さん演じる諸星を映し出したティザービジュアル。警察官の制服に身を包み、敷き詰められた拳銃の上で手錠をつかみ、どこかうつろで睨みつけるような目をこちらに向けている。また、その姿は正義の象徴ともいえる警察と『日本で一番悪い奴ら』というタイトルのギャップを一層際立たせ、警察のシンボルマークも銃弾が撃ち込まれたようになっているなど、インパクト大。さらに、本作の原作「恥さらし 北海道警悪徳刑事の告白」が本ティザービジュアルが全帯として施された新装文庫版として、1月15日(金)より全国の書店にて発売されることも決定。今後の続報が、ますます気になるところだ。『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月13日『凶悪』の白石和彌監督と、綾野剛がタッグを組む『日本で一番悪い奴ら』のポスター画像が公開になった。本作は“日本警察史上最大の不祥事”と評された実在の事件を基に描く衝撃作で、綾野演じる主人公に手錠がかけられたビジュアルになっている。その他の情報本作は、北海道警察に勤務する警部が覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受け、警察による“やらせ捜査”や“銃刀法違反偽証”などの不祥事が発覚した実話を描いた稲葉圭昭の著書『恥さらし』を映画化するもの。綾野が“黒い警部”の異名をもつ男・諸星を演じる。原作『恥さらし 北海道警悪徳刑事の告白』は15日(金)に文庫版が発売され、このほど公開になったビジュアルがデザインされた帯が施される。『日本で一番悪い奴ら』6月25日(土) 全国ロードショー
2016年01月13日俳優の綾野剛が、『凶悪』(13年)で知られる白石和彌監督の最新作『日本で一番悪い奴ら』(2016年6月25日公開)で主演を務めることが4日、発表された。綾野と白石監督がタッグを組むのは今回が初で、映画には『凶悪』のプロデューサーチームが再集結した。『凶悪』でメジャーデビューを果たし、第5回TAMA映画賞や新藤兼人賞2013など国内の数々の映画賞を獲得して以来、さまざまな企画が持ち込まれている白石監督。北海道出身の白石監督は、2002年に実際に起きた"日本警察史上、最大の不祥事"とも呼ばれる「稲葉事件」をモチーフとした構想を温めており、「この映画を撮らずに、次のステージに進めない」と語っていたという。本作は、その「稲葉事件」をもとに、綾野演じる警部と、"S"(スパイ)と呼ばれるチンピラなどの捜査協力者たちを映したクライム・エンターテイメント作品だ。綾野は、「実話を元にした白石和彌監督作品『日本で一番悪い奴ら』通称"日悪(ニチワル)"が、少しずつ皆さまに近づいている。まるで獲物の狙いを定め、ギリギリの極致まで爪を見せない何物のように。何かのプレイのように」と緊張に満ちた語り口で、「始まってしまう」「武者震いします」と告白。同時に、白石監督との現場では「私の役者人生に無二の影響を与えていただきました」と大きな刺激を受けたことを明かす。さらに、本作を、「私が来年出演する映画でも、最も衝撃で愚かでいとおしい、何物にも代えがたい問答無用の最狂最愛物語」とまで表現。「どうか、1人の男の人生を目撃ください」とアピールしている。初タッグとなった白石監督は、そんな綾野との撮影を「綾野剛という希代の映画俳優と共に粉骨砕身して取り組みました」と振り返った上で、「1人の人間の半生を描くことが、これほどまでに困難で苦しく、そして極上の輝きを持つのかと驚嘆しています。それもこれも全ては綾野剛!」と絶賛。正義だと信じて疑わずにどんどん悪に染まっていくという不条理な役柄を振り切って演じた綾野の役者精神を力強くたたえた。本作は、2015年6月初旬から7月上旬に撮影。来年2月の完成を予定している。(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会
2015年12月04日『凶悪』の白石和彌監督と、綾野剛がタッグを組む『日本で一番悪い奴ら』が来年6月に公開されることが決定した。本作は“日本警察史上最大の不祥事”と評された実在の事件を基に描く衝撃作だ。その他の情報本作の基になったのは、2002年に北海道で実際に起こった“稲葉事件”で、北海道警察に勤務する生活安全特別捜査隊班長の稲葉圭昭警部が覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受けた。公判では、単なる犯罪ではなく、警察による“やらせ捜査”や“銃刀法違反偽証”などの不祥事が発覚し、日本中に衝撃を与えた。映画は、稲葉圭昭の著書『恥さらし』を原作に描くもので、綾野が“黒い警部”の異名をもつ男を演じる。綾野は映画・ドラマ出演作が続き、多忙を極めているが、脚本を読み「何を犠牲にしても出演するべき作品」と出演を快諾。「白石和彌監督との出会い、撮影現場、過ごした時間は、私の役者人生に無二の影響を与えて頂きました。この作品は、私が来年出演する映画でも、もっとも衝撃で愚かで愛おしい、何物にも変えがたい問答無用の最狂最愛物語です。皆様、どうか、一人の男の人生を目撃ください」と語っている。また、「この映画を撮らずに、次のステージには進めない」と『凶悪』の製作陣と再び新作に着手した白石監督は「綾野剛という稀代の映画俳優と共に粉骨砕身して取り組みました。一人の人間の半生を描くことが、これほどまでに困難で苦しく、そして極上の輝きを持つものかと驚嘆しています。それもこれも全ては綾野剛! 苦く哀しく、どうしようもなく楽しい極上のエンターテインメントになっています。楽しみにお待ち下さい」と意気込みを語っている。映画『凶悪』は実話を基に、そこで生きる人々の生々しい欲望や悲しみを容赦なく描き出し、高い評価を集めており、多くの映画ファンが『日本で一番悪い奴ら』に高い期待を寄せることになるだろう。本作の撮影はすでに終了しており、来年2月に完成。6月に全国で公開される。『日本で一番悪い奴ら』2016年6月25日(土) 全国ロードショー
2015年12月04日国内の各賞を総ナメにした『凶悪』の白石和彌監督が描く待望の新作『日本で一番悪い奴ら』の公開が決定。さらに、本作の主演に日本一忙しい俳優と言われる綾野剛が日本一の悪を演じることも分かった。本作は、稲葉圭昭の「恥さらし北海道警悪徳刑事の告白」を原作に、“日本警察史上の最大の不祥事”と呼ばれる「稲葉事件」で“黒い警部”と異名を残す実在の男をモデルにした北海道警察の警部が逮捕されるまでの26年間を描いたもの。題材となる「稲葉事件」とは、2002年7月、北海道警察の生活安全特別捜査隊班長である稲葉圭昭警部が、覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受けた。公判において、単純な犯罪ではなく、北海道警察による「やらせ捜査」や「銃刀法違反偽証」などの不祥事が明るみに出るとともに、北海道警裏金事件が2003年に発覚するきっかけともなった。日本警察史上、最大の不祥事が明るみになったという世間を騒然とさせた事件だ。そして今回その“黒い警部”を今年だけで公開作5本、来年度も既に5本の公開を予定し、現在も「コウノドリ」(TBS)に出演するいまや出演オファーが絶えない俳優、綾野さんが演じる。キネマ旬報ベスト・テン、ヨコハマ映画祭など数々の映画賞を受賞する綾野さんは、今回の出演オファーに関して、白石監督の最新作であり、脚本の圧倒的な内容に「何を犠牲にしても出演するべき作品」とオファーから、わずか3日で出演を快諾したという。また「情報解禁というだけで、武者震いします。実話を基にした白石和彌監督作品『日本で一番悪い奴ら』(通称:日悪<ニチワル>)が、少しずつ皆様に近づいている。まるで獲物に狙いを定め、ギリギリの極致まで爪を見せない何物のように。何かのプレイのように。白石和彌監督との出会い、撮影現場、過ごした時間は、私の役者人生に無二の影響を与えて頂きました。この作品は、私が来年出演する映画でも、もっとも衝撃で愚かで愛おしい、何物にも変えがたい問答無用の最狂最愛物語です」と本作についてコメント。さらに本作の監督には、メジャーデビュー作となる山田孝之主演の『凶悪』が、国内の各映画賞を総ナメにして以来、さまざまな映画企画が持ち込まれている白石監督。今回その『凶悪』のプロデューサーチームと再びタッグを組んで挑む意欲作となる。そして本作が綾野さんと初のタッグを組む白石監督は「綾野剛という稀代の映画俳優と共に粉骨砕身して取り組みました。一人の人間の半生を描くことが、これほどまでに困難で苦しく、そして極上の輝きを持つものかと驚嘆しています。それもこれも全ては綾野剛!苦く哀しく、どうしようもなく楽しい極上のエンターテインメントになっています」と綾野さんを絶賛している。持ち込まれた脚本に惚れ込み、俳優として最高の侠気をみせている綾野さん。役作りのためクランクインからアップまで体重を10kg増減させた上、激しい柔道練習にも毎日のように取り組み、撮影に挑んだそう。白石監督が、「この映画を撮らずに、次のステージには進めない」と語る本作の続報にも期待がかかる。『日本で一番悪い奴ら』は2016年6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月04日又吉直樹が第153回芥川龍之介賞を受賞した「火花」を映像化し、「Netflix」が世界独占配信する連続ドラマの監督、及びメインキャストが決定!主人公の若手芸人を林遣都、その先輩芸人を波岡一喜、その同棲相手を門脇麦が演じ、全10話の総監督を『ストロボ・エッジ』や『娚の一生』などを手がけてきた廣木隆一が務めることが分かった。現段階での発行部数は239万部に達し、芥川賞受賞作品としての単行本発行部数が歴代1位となるなど、社会現象化した又吉さん原作「火花」の初の映像化となる本作。全10話の連続ドラマではあるものの、「Netflix」により一斉ストリーミング配信開始となるため、一般のTVドラマのように毎週1話ずつ、決まった放送時間枠などの形式はなく、1話ごとに異なった尺で各話約40~50分ほどになるという。売れない先輩後輩の芸人2人が、様々な人との関わり合いの中で「笑いとは何か」「生きるとは何か」を模索する、若者の苦悩と葛藤を描いたこの作品で、お笑いコンビ「スパークス」のボケ担当で、常に憂鬱な性格の主人公・徳永を演じるのは、2007年に映画『バッテリー』の主演で俳優デビュー、日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト・テンなど多くの新人賞を受賞し、その後も映画やドラマで活躍中の林遣都。そして、その徳永が師と慕う「あほんだら」のボケ担当で天才肌の芸人・神谷を演じるのは、映画『パッチギ!』や『クローズZERO』シリーズなどに多数出演、最近では『図書館戦争』シリーズにも出演するなど、実にさまざま役柄をこなす波岡一喜。その神谷と同棲し、作品中で“絶対的な美”として描かれている女性・真樹を演じるのは、映画『愛の渦』での体当たりの濡れ場が話題となり、NHK連続テレビ小説「まれ」での好演も記憶に新しい新鋭女優・門脇麦。さらに、全10話の総監督を廣木監督が務め、各話の監督には、『凶悪』で第37回日本アカデミー賞「優秀監督賞」「優秀脚本賞」を受賞した白石和彌をはじめ、『ストロボ・エッジ』『マエストロ!』などで助監督を務めてきた久万真路、『横道世之介』や『モヒカン故郷に帰る』の沖田修一の3名がそれぞれ担当する。本作の製作陣は、今回の起用に関してそれぞれ、「(徳永役:林さんは)繊細に見える容姿の中に熱い信念が感じられる俳優で、彼の技量と努力によって芸人がリアルに表現できる」、「(神谷役:波岡さんは)これまで芸人を演じた経験や芸人との親交も厚く、強さと哀愁を兼ね備えた演技力は、神谷役に適任」、「(真樹役:門脇さんは)人間の温かみと神秘性を併せ持ち、原作にある儚い距離感を表現できる」とコメント。大きな注目を集める本作で、又吉さんの分身のような芸人役を演じることに「命懸けで取り組みます」と気合い十分の林さんは、「神谷さんを師と敬い、ただ一人の相方・山下と向き合い続けたいと思います。波岡一喜さんは本読みの段階から“神谷さん”でした。お芝居を超えた、芸人さんが放つ空気感を目指します」とコメント。原作を読み、「シュールなやり取りの中に光る芸術的な表現、一人一人の人間らしさがひしひしと伝わってきて、夢中になり引き込まれました。この本に詰め込まれている又吉さんのお笑い哲学、お笑い愛を必死に読み解きながら、責任を持って徳永を演じさせていただきたいと思います」と意気込みを語った。また、若き名バイプレイヤーとしてさまざまな作品を経験してきた波岡さんは、「ただただ芸人さんの稽古と同じように、僕も相方と共に漫才の稽古を日々やるつもりでいます。稽古が自信に変わるまで」と語る。「又吉さんが大好きなのでとても嬉しかった」という門脇さんは、「火花」を読み、「自分の思い出と重なってほろ苦く甘酸っぱい気持ちを久しぶりに鮮明に思い出し、でも読み終えた後、その思い出にあたたかい眼差しを向けている自分がいました。心の片隅にあるいつかは忘れてしまいそうなほど脆い感情が凝縮されている素敵な作品でした」と、心を動かされたことを明かし、芸人を支える女性の役を「強くしなやかに表現できたらと思います」とコメントした。廣木総監督も、「芥川賞受賞作品の映像化ということはとても光栄であり、太宰治にも通じる暗さが現代にも通じると信じられる作品にしたい」と意気込みを語る本作。今後は、11月上旬にクランクイン、2016年2月ごろにクランクアップ予定だ。連続ドラマ「火花」は2016年春、Netflixにて全話を一斉配信予定。(text:cinemacafe.net)
2015年10月19日リーガロイヤルホテル(大阪)のメインラウンジが9月より、新メニュー「和・アフタヌーンティー」と「ロイヤルハイティー」の提供を開始した。「和・アフタヌーンティー」(税込3,500円、10月31日まで限定提供)は、ホテル館内の寿司専門店「すし萬」の押し寿司やひと口サイズの赤飯、黒豆寒天、わらび餅、抹茶マカロンなど、和の食材を用いたメニューの数々を揃えた一品。セットのドリンクは、抹茶、冷抹茶、和紅茶の3種からセレクト出来る。また、17時から提供される1日20食限定の「ロイヤルハイティー」(税込4,800円)では、コーヒー、紅茶に加え、夕食前のアペリティフ(=食前酒)としても楽しめるようワインやシャンパン、ウイスキーなどのアルコール類が揃えられ、トレーの上段には酒に合う日替わりのタパスメニューが用意されている。
2015年09月14日和コスメショップ「よろし化粧堂」がオープンコスメに関心の高い女性なら、和コスメに興味津々に違いない。7月28日、よろし化粧堂は、和コスメを取りそろえた「よろし化粧堂」が浅草にオープンしたと発表した。日本人の肌にあった日本人のための商品作りにこだわり、和の原料で作られたハンドクリームやリップバームをはじめ、フェイスパックや入浴剤までそろう。注目したいのが「米ぬか洗顔粉」。米ぬかは昔から日本人に愛されてきた美容原料で、「敏感肌の方にも好評です」と店長もイチオシだ。和柄のパッケージも素敵で、雅な雰囲気が漂う。和装袴で記念撮影が人気また、商品を購入した人には特別サービスが。和装袴での記念撮影が楽しめる。和装と聞くと「着付けに時間がかかりそう」と尻込みしがちだが、同店では、わずか3分で着替えが完了!観光客に人気を呼んでいる。店内には商品だけでなく、大正時代を満喫できるコーナーもあり、ちょっとしたアミューズメント感覚で買い物ができるのも嬉しい。プロ用化粧品メーカーの子会社ならではの高品質なのに、お値段はお手頃。自分へのご褒美、また、気の利いた浅草土産を買いに、「よろし堂」に立ち寄ってみてはいかがだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】・よろし化粧堂 プレスリリース(@Press)
2015年08月01日きちみ製麺はこのほど、白石温麺「幸村の願い」(税込476円)を数量限定で発売した。同社は宮城県白石市に位置しており、400年の歴史を持つ白石温麺(うーめん)を製造・販売している。白石温麺は油を使用しない手延麺の製法による麺で、通常のそうめんに比べてひと回り太い。そのためコシが強く、舌触りがよいという。また長さは9センチと短いため、茹(ゆ)でやすく食べやすいのも特徴とのこと。今回販売を開始した同商品は、真田幸村とその娘・阿梅(おうめ)、白石城主の片倉小十郎公をイラストに使用した白石温麺のセット。イラストに描かれた「片倉小十郎公」は、仙台藩・白石城の主であり「白石温麺」という名称の名付け親でもある。「真田幸村」は、今から約400年前の大阪夏の陣で、片倉小十郎とは敵同士だった。激戦の末、自らの死を覚悟した幸村は片倉小十郎を知勇の兼備の将と見込み、娘の「阿梅(おうめ)」らの後事を託したという歴史がある。同商品には、真田幸村と片倉小十郎のイラストを描いた白石温麺各1束と、梅パウダーが入った阿梅姫柄のピンク色の温麺1束が入っている。3食分一緒に茹でれば白とピンクのコントラストが鮮やかな温麺に仕上がるという。冷やしでも温めてもおいしく食べることができるとのこと。同社直営売店、インターネット通販、各種販売店にて3,000袋限定で販売している。
2015年07月30日『仮面ライダーウィザード』の白石隼也主演映画『鏡の中の笑顔たち』の初日舞台あいさつが30日、東京・角川シネマ新宿で開催され、白石、夏菜、松下由樹、松原智恵子、喜多一郎監督が登壇した。本作は、白石演じるカリスマ美容師が、訪問美容を通じて技術より大切な物があることに気付き、成長していくという感動作。同僚美容師役に夏菜、母親役に松下由樹、キーパーソンのさくら役を松原智恵子が演じた。白石は、実際に美容室で実技訓練をしたそうで「ハサミの持ち方からカット、ブローの仕方などを学びました。カーラーを巻くシーンで、会話をしながら1カットでやるのが難しかったです」と撮影苦労話を語った。クロストークでは、夏菜や松原からシャイだと言われた白石は「お芝居でいっぱいいっぱいで。女性陣に囲まれて緊張して、自分を出してなかったです」と恐縮する。松原は夏菜について「ワンシーンだけいっしょでしたが、控室ですごく気を遣ってくれました。白石くんはすごくシャイなんですが、やさしいというか、そばにいても(松原を)邪険に扱わなかったです」とここでも白石をいじった発言をすると、会場は大爆笑。白石は「とてもシャイな役で、僕は現場でも役と正反対にすることができないタイプなんです。役に引っ張られおとなしくいたけど、夏菜さんや松原さんに盛り上げてもらって、感謝しています」と照れながら、夏菜たちに礼を述べた。
2015年05月31日江崎グリコは2月10日、大人のためのチョコスナック「和織り抹茶」「和織りさくら」を発売する。○抹茶や桜の焼き菓子をチョコレートでコーティング同商品は、和素材の上質な味わいを楽しむ大人のためのチョコスナック。愛知県西尾産のほろにがい抹茶や、ほんのり香る桜葉エキスパウダーを使用した焼き菓子を、優しい甘さのチョコレートで全面コーティングした。各3袋入。「和織り抹茶」は通年販売。「和織りさくら」は3月頃までの限定発売。価格は各オープン価格(希望小売価格各200円・税別)。
2015年02月01日アイドルグループ・乃木坂46の白石麻衣(22)が23日、都内で『乃木坂46 白石麻衣 1stフォトブック MAI STYLE』(主婦の友社刊)発売記念お渡し会の前に取材に応じた。11枚目のシングル(タイトル未定)で選抜メンバーに入った白石は、センターへの意欲を聞かれ「どこの場所でもやる気はあります。5作同じポジションなので、私なりにできることをしたい」と意気込んだ。【誌面カット】キュートな表情満載!ウエディングドレス姿もセンターは6thシングル「ガールズルール」以来経験していないが、「私はどこでもいいです。センターだけじゃなくて全員が輝きたい」と前向き。握手会などで「ファンの方から『まいやんのセンターをもう一度見たい』と言われることがあります。何て言ったらいいかわからないですが、私がどこの場所でも負けないように輝けばいい」と笑顔で、今年の目標に「乃木坂46の知名度を上げたい」と掲げるなど、グループへの貢献を誓っていた。同作は、ニューカレドニアで撮影を敢行。本人とスタッフが撮りためた私服スナップや、得意料理の写真などのほか、水着姿ではしゃぐシーンなどを収録し、憧れのウエディングドレス姿も撮影したが「私は仕事に没頭して結婚は遅くなると思う」と苦笑していた。
2015年01月23日江崎グリコは1月27日、「ポッキー和ごころ<北海道あずき>」を全国で発売する。同社は2014年秋、和のおいしさにこだわったポッキーのシリーズとして、「ポッキー和ごころ<宇治抹茶>」を発売した。今回、同シリーズの第2弾として、日本では古くから親しまれている和の素材「あずき」を使用した同商品を発売する。北海道産あずきを使用したプレッツェル、クッキークランチを、まろやかなミルクチョコレートでつつんだ。かむほどにあずきのコクと香りが広がり、深みのある味わいが楽しめる。パッケージも和をテーマに、質感のあるシンプルでスタイリッシュなデザインとした。価格はオープンで、希望小売価格は280円(税別)。
2015年01月22日アイドルグループ・乃木坂46の白石麻衣(22)が17日、都内で1st写真集『清純な大人白石麻衣』(幻冬舎)発売記念イベントを行った。2011年に結成された同グループにとってメンバー初のソロ写真集となった白石は、「初めて出せてうれしいです」とにっこり。篠山紀信氏が撮影した同写真集の出来栄えは「100点で!」と満点をつけた。【写真集カット】ボディラインあらわな水着ショットも披露お気に入りカットは、「おしりが写っているバックショット」といい、「生駒(里奈)ちゃんが『あれが一番好きだった』って言ってくれた」とメンバーからもお墨付き。褒め言葉も「メンバーからの言葉がうれしい」と喜んでいる。タイトルは“大人”とあるが、理想の女性像は「常識を持っていて、色気を出せる素敵な人」と明かし、「(自分は)中身が子どもっぽいので…。写真は清純なのかなって思うけど、私はしゃべったらダメなので…」と照れ笑いを浮かべた。
2014年12月17日キリンビールは同社のチューハイ・カクテルブランド「氷結」シリーズにおいて、「和梨」「アップルヌーヴォー」を11月4日(火)より期間限定で発売開始した。「和梨」は福島県産の和梨果汁を、「アップルヌーヴォー」は東北産りんご果汁を使用している。なお、新商品の発売に先立ち、和梨の産地である福島と東京の2会場でサンプリングイベントを実施。合計約4,000名の方に新商品のテイストを味わってもらったという。出発式となる福島のイベントでは福島県農林水産部長 畠利行氏が登壇。「風評被害払拭にはまだ至っていない所もあるが、とてもおいしく出来上がっているので、氷結を通じて福島県のPRとなれば」と、同商品への期待を語った。一方、東京のイベントでは商品サンプリングのほか、福島県の和梨生産農家に対するメッセージを収集。「美味しい梨をありがとう!」「上を向いて歩こう!東北の皆様!」といったメッセージを、11月6日(木)に福島県庁に届ける予定だという。同社によると、各地域のこだわりの果実でつくった氷結の発売により、地域の活性化を支援し、ブランドを通じて果実の魅力を全国へ伝えていくとしている。
2014年11月04日