■これまでのあらすじ医者と結婚したいと言い始めた義姉の美穂。それには、娘がまだ若く美しいうちに結婚すべきと言う義母の影響があった。しかし美穂は見た目にばかりこだわり相手をちゃんと見ようとせずに、婚活は付き合うまでもいかずに次々と失敗する。ようやく外見ではなく、内面に興味を持つようになったように見えた美穂だったが、相手がアイドルオタクだったことから「もっといい趣味」を持たせようと考える。その考えに失望した遙だが、美穂は男性は自分の理想を女性に押し付けるのになぜ自分が理想を押し付けるのはダメなのかと訴えてきて…。世の中には、勝ち組といった言葉があり、他人が考える幸せ像というものがたくさん溢れています。でもそれらは誰かの価値観の中での幸せであって、自分の幸せと合致していないこともあります。そして誰かが言っている価値感の中にある幸せを自分の幸せだと思えて生きていかれるならそれも良いかもしれません。でも、私は「何かが違う」「私の求めるものはこれじゃない」と少しでも違和感があるのなら、その生き方はとても苦しいんじゃないかと思っています。ただ表面的部分だけで相手を選ぼうとしながらも、どこか幸せそうに見えないお義姉さん。私はそんなお義姉さんをこれ以上見ていたくありませんでした。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月16日■これまでのあらすじ義姉の美穂の婚活に協力することになってしまった遥。最初にデートしたのは、遙の父からの紹介の片平。しかし彼は美穂の美貌に無頓着で、さらに美穂を放置して怒らせてしまう。次に美穂自ら目をつけたのがイケメンの植崎だったが、見た目ばかりを気にする美穂に対してなぜか辛らつな言葉を浴びせてくる。実は植崎は遙のことを好ましく思っており、初めから美穂のことは眼中になかったのだ。外見ばかり囚われていた美穂だったが、次第に人の内面にも関心を示しだし、優しい三倉に興味を持つ。しかし結局、美穂はアイドルオタクの三倉を自分の都合よく変えようと考えていたことがわかり、美穂を応援する気持ちが芽生えていた遙は失望するのだった。 お義姉さんは、医者が良いと言ったり、見た目を気にしたりと、これまで相手の表面的な部分しか見ていませんでした。そしてそれはお義姉さん自身についても同じで、自分自身の見た目の良さと若く見えることだけが、自分の良さと考えていました。でも表面的な部分でしか判断しないカップルが、長く一緒に過ごせるとは思いません。お義姉さんは、短絡的な考え方をするけれど、それでも素直に自分の良さを向上させようとするし、努力もする人だと思います。ただその努力は、「自分がしたいから」でもなければ、「自分はこう考えるから」でもありません。私は、それがずっと歯がゆく思っていました。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月15日■これまでのあらすじ義母に義姉の美穂の婚活に協力するよう言われた遥。義母は恵まれた環境に産まれた遥と違い美穂には美貌しかないから、美しさが衰える前に結婚させたいと考えている。遥の父の紹介で出会った1人目の医師は美穂が気に入らず、2人目の医者からはフラれてしまう。弟から中身がないと言われて反省した美穂は、次に穏やかな三倉医師に目をつける。しかしその2ヶ月後再び「まともな人がいない」と遥のところに泣きついてきたのだった。私は正直言ってお義姉さんの婚活に巻き込まれることを迷惑だと思っていました。他人の恋愛事情に首を突っ込みたくないし、私自身が人を紹介することが苦手だったからです。父が紹介した片平先生とは割り勘や女性として大切にしてくれないことで自分から見合いを投げ出し、自分からアタックした植崎先生には見た目重視のことを皮肉られて怒り…そうして付き合う以前で終了してしまったお義姉さん。そんな姿を見てきたら、なんとなくお義姉さんを応援したい気持ちが芽生えてきました。いつも見た目やステイタスばかり気にしているお義姉さんが、「自分を認めてくれた」という点で関心を持った三倉先生。私はお義姉さん自身が少しずつ自分の中身について考えだしてくれたことが嬉しかったのです。でもお義姉さんはまったく変わっていませんでした。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月15日■これまでのあらすじ義母から呼び出され、義姉の美穂に医者を紹介するよう頼まれた遥。遙自身は紹介を拒むも父が紹介してしまう。しかし一人目は、デートが割り勘、大事にされないといった理由ですぐにジ・エンド。二人目は、遙の職場で偶然出会った見た目が好みの植崎。しかし見た目重視の美穂の発言に嫌味を言われてしまい、こちらも即終了となってしまう。ある日美穂が骨折で遥の病院に運び込まれてくる。自宅に付き添った遙の夫で美穂の弟である蒼太によると、義姉はかなり弱気に。しかし義母は元気になったらすぐに婚活を再開するよう促したという。美穂だけではなく、義母自身が若く美しいうちに結婚すべきと考えていることが明らかになる。そして美穂は遥の病院で対応した三倉医師が気になると言い出して…。お義姉さんと出会ったこれまでのふたりの男性。ひとりはデートが割り勘で、女性として大事にしてくれないことが原因で、デート途中にあっけなく終了。ふたりめは見た目ばかり気にするお義姉さんの発言を辛らつに否定されたことでこれも終わりに…。要するにこれまでお義姉さんはほぼ付き合う以前の問題で終わっているのでした。でもこれまでの敗因のひとつに相手の見た目や自分の好みに拘り過ぎたことがあります。だけど今回は相手の対応に好感を持った様子。職業への拘りはあるけれど、お義姉さんにしては少し成長したかと思っていたのですが…。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月14日■これまでのあらすじ30代後半の義姉の美穂は、実母からのプレッシャーもあり婚活をしている。さらに後輩から煽られ、できるだけステイタスの高い人と結婚したいと考え、遥に同僚の紹介を依頼。しかし一人目はデート代を支払わない、自分だけを大事にしてくれないとしてあっさり終了。二人目は美穂自身が気に入った遙の同僚の植崎だったが、見た目を必要以上に気にする態度に植崎から嫌味を言われてしまう。実は植崎は、遙に好意を持っており、遙について知りたくて美穂とデートしていたことが判明。とはいえ植崎も遙に気持ちを伝えるとスッキリしたのかその話はすぐに終了に。それからしばらくして、美穂が救急で病院に運び込まれる。お義姉さんはずっと派遣社員で働く、実家暮らし。お義母さんはお義姉さんの見た目の美しさが自慢であると同時に、結婚していないことを不満に思っているようでした。だからなのか必要以上に「結婚することが幸せ」「早く良い人を見つけて」と言っているように思います。そして意外に純粋なお義姉さんは実母の言葉を素直に信じていて…。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月14日■これまでのあらすじ義姉・美穂から同僚の医師を紹介して欲しいと頼まれた遙。遙自身は乗り気ではなかったのだが、遙の父が紹介することに。しかし美穂の容姿に無頓着だった男性とは、縁がなくすぐに終了。次に美穂は遥の後輩の植崎に目をつけて、デートまでこぎつける。しかしデート中に見た目の話ばかりする美穂に対して、植崎は「見た目は重要なのか?」と突きつけられ、美穂の自信を折られてしまう。自分の容姿と若く見えることにこだわる美穂に、弟の蒼太は他に何かないのか尋ねる。遥もまた、条件の良い男と結婚することに囚われず自分が何を楽しいと思うかを探すべきだと提案するのだが、美穂は聞き入れることはなく…。植崎先生は、研修医時代から知っている先生で、男女問わず優しく、そつがなく誰からも好かれる先生です。だからお義姉さんが怒りだす原因を作ったのは植崎先生ではないんじゃないかと考えていました。でも植崎先生から言われたのはあまりに驚きの内容で…。もしかして植崎先生がお義姉さんとデートしたのも、話し相手になったのも理由があったのかもしれません…。ただ一緒に仕事する同僚として私はこれ以上踏み込まない方がいいと判断しました。そんなお義姉さんがまさか病院に運び込まれて…。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月13日■これまでのあらすじ遥は、義姉の婚活に協力するよう義母と義姉・美穂から求められる。なぜなら遙が医者であり、社会的ステイタスを求める義母たちは同僚の医師を紹介して欲しいと考えていたからだった。そして遙の父が片平という医者を紹介するが、片平に女性としてエスコートしてもらえなかったと感じて美穂は怒ってしまう。次に美穂は遥の同僚で20代の植崎に目をつける。遥の忠告を無視して植崎とデートまでこぎつける美穂だったが、見た目の話ばかりする美穂に対して、植崎は「見た目がそんなに重要?」と言われてしまう。さらには美穂に対して植崎は「お母さんにしては若いって言われますね」と辛らつな言葉を浴びせる。普段そつなく誰とも話せる植崎の意外な一面に遙は驚くも、美穂は怒り心頭で…。 私自身は、患者さんや一緒にいる人に対して不快感を覚えさせない程度に清潔感や見た目に対して意識していますが、お義姉さんほど若く見えることに拘ってはいません。だからといってその努力をしているお義姉さんをバカにする気持ちはなく、純粋にすごいなと思っています。でも自分の魅力を「若く見える」ことと「美人」だけと思い込んでいることが気がかりでした。そのふたつの魅力でも結婚はできるかもしれませんが、その後長く一緒に過ごす時間において仲良くやっていかれるのかが不安です。私はお義姉さんには幸せになって欲しいと思ったのです。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月13日■これまでのあらすじ婚活中の義姉・美穂から医者を紹介しろと言われた遥。最初に紹介した医者は、美穂の見た目に無頓着だったため美穂の怒りを買ってしまう。次に美穂は自分よりも年下の植崎に目をつける。女性関係が噂される植崎に近づくことを心配する遙だが、美穂は遙の嫉妬と決めつけて聞く耳ももたない。そんな時に義母からも喜びの連絡がくる。植崎との行く末を心配する遥に対して義母は「美人でいられる時間は限られている」のだから協力すべきだと言われてしまう。そして後日、美穂が遙の家に突然やってくる。そして「あんなサイテーな男紹介するなんてひどい!」と怒り始めるのだが…。職場での同僚としての植崎先生しか知らない私にとってプライベートはわかりません。ただ職場では気が利き、人の気分を察するのがとても上手な人です。そんな植崎先生がお義姉さんに対してそんなことを言うのは驚きでした。特にお義姉さんは、自分が若く見えることに絶対の自信があり、それを自分の最大の武器だと考えている節があります。若く見えることに努力することは悪いとは思いません。ただ「若く見られる」ことにしか価値を置かないのは、正直疑問でした。だからと言って植崎先生の言葉も辛らつすぎる気がするのですが…。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月12日■これまでのあらすじ義姉である美穂に医者を紹介しろと言われて悩む遥。結局、遙ではなく父が紹介するも、美穂が望む気遣いができず、美穂を怒らせてしまう。遙はその後も紹介はできないと断り続けるが、美帆は遙の職場まで強引に来てしまい…。遥の職場を訪れた美穂はさわやかな植崎に目をつける。しかし植崎は20代で、遊んでいるという噂があり、心配する遙。しかし美穂には、遙が植崎を好ましく思って嫉妬していると思われてしまう。そこで遥はそれとなく植崎の心づもりを探ろうとするが、植崎には義姉とまた会う約束をしたと告げられ…。自分が作り上げた大切な商品であるお義姉さんを高く売りたい…お義母さんの言葉からはそんな風に感じられて、正直不快でした。もっとお義姉さんの考えや気持ちを尊重してあげて欲しい。でなければお義姉さんはお義母さんが良しとした価値観のなかから抜け出せないままになってしまう。たしかに産まれ育った環境によってできることやできないことが決まってしまうこともあると思います。それでも自分のしたいことを自分の力で切り開こうと努力しなければ、その先は見えてこないのではないでしょうか。お義姉さんの抱える問題は、親との関係性にあるのではないかと私が思い始めた頃、お義姉さんがまたも大騒ぎをし始めて…。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月12日■これまでのあらすじ大学時代に一番早く結婚するのでは? と言われていた義姉・美穂は、現在でも結婚しておらず、義母はそんな娘の状況に焦り気味。そこで医者である遙に婚活相手を探すように依頼する。義姉への紹介を拒む遙だったが、なぜか父が相手を紹介することに。しかし父が紹介した片平に対して、義姉は尊重してくれなかったことにはらを立てる。ある日、職場の病院まで来た義姉は見た目がタイプの植崎を気に入ってしまう。植崎は女性関係が派手という噂があり、遥は心配するが、義姉は遥も植崎に気があるから止めるのだと思い込んで忠告を無視するのだった。義姉と植崎先生が、お互い好意を持って付き合うのだとしたら、ふたりとも良い大人なのだから私にはそれを止める権利などありませんし、反対するつもりもありません。ただ見た目がタイプで浮かれているお義姉さんと何か含むところがありそうな植崎先生。いったいこの二人はどうなってしまうのでしょうか?※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月11日■これまでのあらすじ義姉の美穂に医者を紹介してほしいと頼まれた遥。親戚づきあいの一環として義姉のサポートはしたいが、男性の紹介には気が引けていた。しかし父が何を思ったか片平という医者を紹介する。しかし義姉は自分を女性として大事にしてくれない片平を気に入らず、紹介した遥に怒りをむける。これ以上は紹介できないと遥が伝えるが、それを無視して職場の病院まで突撃して来る。そこで見た目が好みの医者の植崎に目をつけた義姉は植崎と強引にお茶をすることに…。しかし植崎は女性関係が派手だという噂があり、遥は心配になる。お義姉さんが言うようにたしかに年齢差は、お互いが気にしないのであれば周りがとやかく言うことではありません。とはいえ缶コーヒーを一緒に飲んだだけで相当浮かれてしまったお義姉さんを見ていると、植崎先生がどう感じたのかは不安になりました。私は正直自分の見た目には、まったく自信はありません。付き合っていた頃から蒼太はかなりモテていたので、世間一般的にはカッコいい男性なのでしょう。でも蒼太は私のことを大事にしてくれて、お義姉さんが心配するような植崎先生とどうこうなろうという気はまったくないのですが…。ご機嫌なお義姉さんは今後どうなっていくのでしょう。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月11日■これまでのあらすじ義姉の婚活に協力を求められた遥。事情を知った院長の父が片平という医師を紹介するが、その婚活デートは義姉にとって最悪のものだった。女性として尊重されず、トラブルとなった子どもの方を大事にする片平に愛想をつかして帰ってきてしまう。そんな片平を紹介した遙に怒りをぶつける義姉。遙は義姉との窓口を夫の蒼太に任せて、義姉の婚活をスルーし続けるが、ある日職場まで義姉がやって来てしまう。そこで会ったのが義姉好みの医師の植崎。実は植崎にはある噂があって会わせたくなかったのだが、見た目を褒められた美穂は植崎を気に入ってしまう。蒼太との結婚記念日。毎年、誕生日もイベントごともほぼ私の仕事で一緒に過ごすことはできないでいたのですが、今年は運よく一緒に過ごすことができることに。しかしそういったプライベートなことは、職場では公にしたくなかったのですが…。 お義姉さんは行動力はとてもあります。ですがおそらくこれまでにその行動が実を結ぶことは少なかったのではないでしょうか…。相手を表面的な部分でしか見ておらず、また自分自身も表面だけを見せようとします。人間関係で深く相手を知ろうとせず、自分で感じた印象だけを大事にしてしまう。そんなところがお義姉さんにはあるように思います。そしてもうひとつ困ったことは、相手の植崎先生。同僚として仕事はできるし、話をしていても楽しい先生です。そして見た目も女性に好印象を与えるタイプの人で…。他の同僚からの噂話が、彼へのやっかみからなのか、それとも本当のことなのかは私にはわかりませんでした。お義姉さんも植崎先生も良い大人。私がそこに介入すべきことではないとわかってはいるのですが、ちょっと心配で…。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月10日■これまでのあらすじ義姉の美穂から婚活のために医者を紹介するよう頼まれた遥と院長の父は、片平という40代半ばの医者を紹介する。しかし片平は初婚活デートにレストランの予約をせず、ランチは自腹のキッチングカー、さらに美穂よりも子どもの心配ばかりするという散々なもの。結局、美穂は片平と進展することなく別れてきてしまう。そして遙にデートのためにお金と時間をかけ努力したのだから、相手にはそれをわかってほしいと主張。遥は美穂の気持ちに理解を示しつつも、これ以上紹介できる人はいないと伝える。しかし美穂は、仕事が終わった遥を直撃してきて…。しかも偶然その場に居合わせたのは…?お義姉さんやお義母さんから何度も次の相手を紹介して欲しいと連絡がありましたが、すべて蒼太に任せていました。蒼太はふたりに断ってくれていたようだったのですが、らちが明かないと思ったのかお義姉さんが病院までやって来てしまい…。そこにたまたま私と同じ診療科の植崎先生がやって来ました。とてもマズイことに植崎先生は、お義姉さんの好みをすべて兼ね備えた先生だったのです…。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月10日■これまでのあらすじ義姉の美穂から医者を紹介してほしいと言われた遥。事情を知った遥の父は部下の片平を紹介する。しかし片平と会った義姉は、激怒しながら遥に電話をかけてきた。話を聞くと片平はホットドッグスタンドで食事を済ませようとしたうえに美穂に奢ることもしなかったと言う。さらに、美穂が子どもにぶつかられてドリンクをこぼしてしまっても子どものことばかり気にして、帰ろうとする美穂を引き留めもしなかったというのだ。話を聞いた遥は、美穂の怒りをわかろうとはするものの、それでも今のままでは婚活は厳しいのではないかと考えて…。 お義姉さんは確かに若く見えるし、美人だし、明るい。きっとモテてきた人生だとは思います。でも周りにおだてられているということに気づかず、自分自身のアピールポイントを見誤ってしまっている気が…。見た目だけを武器に生きてきたお義姉さんにとって、一生のパートナーをシビアに選ぼうと考える婚活の場でうまく相性の良い人を見つけるのは至難の業のような気がします。そう思ってお義姉さんからの連絡を夫の蒼太に任せスルーし続けてきたのですが、まさか病院の外で待っているとは。しかも間が悪いことに同僚の植崎先生が来てしまい…。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月09日さくらは夫と3ヶ月の娘の3人暮らし。娘に会いたいという義両親のために義実家に行くと、「子持ち様」を毛嫌いする義妹がいて…。■子持ちをあからさまに敵視する義妹義妹の恵梨香は子持ちにとても厳しいのです。ただ、義母から聞いた恵梨香の職場事情は、さくらにとって耳が痛いものでした。■義妹が「子持ち様」を嫌う理由は…しばらくして、さくらは職場に復帰しました。ある日、娘が熱を出したと保育園から連絡が。さくらは親切な同僚に感謝しつつも心苦しく思う日々でした。そんななか、義父の誕生日にさくらは家族で義実家に行くことに。恵梨香と会うのは1年ぶりでしたが、また子持ち批判が始まったのです。恵梨香がここまで子持ち様を嫌うのは、やはり職場の事情が大きく影響していました。7人いる同僚のうち、3人は時短ママ、2人が育休中。そのしわ寄せが、恵梨香と新人に集中していたのです。恵梨香の職場では予定していた新しい人材の採用がなくなり、新人も授かり婚で休むことになり、ますます窮地に陥る恵梨香。子持ち様嫌いもエスカレートしそうですが、さくらはそんな恵梨香との関係を変えられるのでしょうか。こちらは投稿者のエピソードを元に、2024年3月28日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。■「気持ちわかる」義妹に共感する声多数今回は実にさまざまな意見が寄せられました。まずは義両親に対するコメントです。・両親の配慮が足らなすぎる。双方が嫌な気持ちになるってわかるよね?・これは朝一で中止の連絡をしなかった両親が悪い。どんな事情があるのかまだわからないけど、嫌なものは嫌なんだから怒っても仕方がないと思う。・これでは子どもが可哀想。 義両親が配慮なさ過ぎ。 会いたいなら、息子の家に行くとか、外で会えばいい話。・義妹が悪みたいな出だしだけど、娘(義妹)が疲れて寝てたりするのに赤ん坊呼ぶのはどうかと…。義妹の気持ちもわかる。自立すればいいとかいう意見あるかもだけど、なぜ兄夫婦の子どものために家を出なければならない? という話だし。義妹は被害者でもあるよね。・こういうのって、どうして義両親は義実家に呼びたがるんでしょうね。外で食事とかやりようはあるのに。たぶん、出かけるのが面倒とか、息子一家が来るのをご近所に見せつけたいとかいう理由なんだと思いますが、怖い義妹が在宅でそうなるのをわかっているのに、一番面倒なのは義両親では?・どうみてもそういう思考の娘がいるってわかっていて呼びつける義両親が悪い。義妹はわざわざ自宅に乗り込んで文句いいに言ってるわけじゃなく、いるところにわざわざ義両親が呼びつけてることの方に目を向けるべき。自分の会いたい感情優先で嫁にも自分の娘にも不快な思いさせてもいいと思ってるから呼べるんでしょう。・ハッキリ言って、偏見のある娘とお嫁さんをバッテインングさせている配慮のない義両親の方が問題でしょ。その内、孫に辛く当たることだって出てくるでしょうから。 孫が傷ついたらどうフォローするの? みんなが楽しくないのに、一体何をしたいんだか理解できない。・この義両親、娘が子持ちの人を敵視してるの知ってて息子家族と接触させるって何なの?新手の嫁いびりとしか思えない…子持ちを毛嫌いする恵梨香に対しては賛否両論。否定的なコメントには八つ当たり、といったものが目立ちました。・子どもが嫌いは嫌いでいいけど、 それを子供のいる人の前でダダ洩れで話すのは別でしょ。大人として配慮に欠けている。・自分の考えを押しつけるなよ。お前の考えを否定してないだろ。・義妹は子どもを持つという選択を不思議がっているが、その選択を親がしたから、自分がいるということを考えたことあるのかな? 職場での子連れの態度が気に入らないなら話し合って改善すれば良い。転職等選択も可能。それを無関係な兄家族に当たるのはお門違い。・仕事を押しつけられ、子持ちの人を嫌うのは構わないが、完全に八つ当たり。仕事の流れは上司に相談するべきだし、子持ちの相手が違うのに、主人公に当たるのは、あり得ない。・会社の事情は兄夫婦に関係ありませんよね。子持ちの社員の仕事のしわ寄せがきて大変なのは気の毒だけど、それは会社の体制に問題があるだけで、子持ちのせいではない。少子化は先進国の深刻な問題で、子どもが生まれない社会は将来の労働力と税収の不安のもと、今は確かに「子持ち様」の尻拭いをしているかもしれないが「子持ち様」のお子さんが働けなくて、介護が必要になった恵梨香さんの将来の年金を払って支えてくれると考えてください。・ほかの誰かの価値観やほかの誰かのやったことを子持ち様とひとくくりにされて、八つ当たりされても。 自分のやったことになら、なに言われても仕方ないと思えても、やってもないこと言われても。 妹はそんなことの違いもわからなくなってるなんて、相当頭悪いね。あなたも子供だったのなら、少なからず周りに迷惑はかけていたわけで、それはなかったこと、知らなかったこと、親が選んだことって、責任はないのかね。・この妹は子持ちじゃないにせよ、他人に迷惑かけることはないのだろうか。 そんなに目の敵にするのなら、実際に迷惑かけられている人にやってみればいいのに。 その原因の人にはできないくせに、 実際に迷惑かけられていない兄や兄嫁に当たるのは違う気がするし、そんな中に 付き合わせている兄や義両親もなにを 考えているのか。・この人はどうしたら満足なの? 結局、自分が幸せじゃない八つ当たりにしか見えないよ…。・上司も悪いが、子供がいる人達を悪く言う妹もかなりの悪だよ!・いえいえ。こんな余裕のない人、結婚どころか彼氏もできないでしょう。・実際に迷惑な子持ちがいたとしても、無関係な義姉までひとくくりにして義姉にメンチ切ることが問題だとなんだよな。 ・思うのはいい。言うな。私も子どもは苦手だし、金銭面的にも大変だから作りたくない派だけど、それをわざわざ子どものいる人の前で言ったりしない。恵梨香の気持ちもわかる、といったコメントもたくさん届きました。・恵梨香さまに1票。世は少子化のため、子持ち、または子持ちで働く女性が最優先。政府も子ども手当てや、子持ちで働く女性の優遇ばかりで、同僚は文句も言えず手当てもない。家族に当たらなくても、と言う気持ちもわかるが、世の中が子ども最優先になっていて、子どもがいなくて働いている女性にばかり負荷がかかっている。恵梨香様がかわいそう。・この義妹さんの気持ちわかる。全員というわけじゃないけど、つわりがひどいからって休んだり、仕事を楽にさせてもらって、こちらは大変なことばかり押し付けられるし。子どもがいたら当然です! という考えじゃなくて、対策を考えてほしい。・極端過ぎるけど義妹の気持ちもわかる。この奥さんも心の中で批判してないで本人に言えばいいんじゃ? 腹黒いなー。・私も恵梨香さんと同じ思いです。私がOLの頃、結婚と同時期に面接があり「いつ退職しますか?」と言われます。 また、妊娠が発覚したら辞めなさいと強要されていました。上司となった今、あのときの上司と同じ気持ちです。・この恵梨香さんの言うこともわかります。しょっちゅう仕事を押し付けられてヘロヘロになりながら帰っていたら、子持ち様と嫌味を言いたくなる気持ちもわかります。こういうときはお互い様だと言いますけど、子どもを持たない人からしたらお互い様じゃ全然ないですしね。そのワーママさんたちが帰った後にその人たちが残した仕事を、独身さんやあるいは子どもがいない既婚者さんにしわ寄せが行くのも事実で、恵梨香さんにしたら、そういった背景もあって当たりがキツくなりますよ。朝まで仕事してやっと寝れるってところに、子どものうるさい声と、孫に会えるとテンションの高い両親二人の声が聞こえてきたら、怒鳴り込みにも行きたくなる。・義妹さんが正しい。主人公さんは同僚さんたちに感謝をしているので違うと思うが、ウチの会社は何回も朝、突然休日出勤をさせられた。子持ち様から御礼感謝は一切なし。大変で健気な私を醸し出していて迷惑だった。会社や上司が悪いは当然だけど、誰が休日返上などで後始末をしているか、意に介さない態度が腹立つ。・私は恵梨香さんの言う通りだと思いますね。子どもがいるからといって、何でも免罪符にしないでほしいです。・義妹さんが可哀想だと思いました。もちろん主人公が何の非もない無関係な存在なのはわかりますが、職場に恵まれず、倒れる寸前まで使い倒されるのは誰でも辛い…。愚痴りたくなる気持ちも分かります。私はむしろ、スカッと展開じゃなくても構わないと思うくらいです。 ・義妹の言ってることわかるわ〜。子持ちを選択したなら、それなりにいろんなことに責任持てよと思う。子どもを盾に周りに迷惑かけないでほしい。・義理の妹の考えに同感です。別に国から産んでくれと言う手紙が来るわけでもないですし、大変なのは承知の上で作ったんでしょうから自業自得です。 他人に迷惑を掛けないでほしいです。 ・妹さんの言うこと、私の意見に近いかもしれません。でも「産んだこと」と「育児してる」と言うことを印籠にしてるように義妹さんの立場からすればそう見えるんだろうなーと…。・やっぱり、わたしも子なしだから、義妹の言ってることにわかりみしかないな〜。 ・気持ちはわからなくもない。子連れがでかい顔をしているとムカつくし、子連れ様って言われるのもよくわかる。自分も子ども3人いるけど、子連れだから特別扱いしてほしいって思ったこともないし、むしろ悪いことをしてる子供がいたら嫌悪感すら沸くし。子どもファーストすぎるのもどうかと思う。恵梨香が悪いのではなく、会社の体制が悪いという意見も多数。・義妹の子ども嫌いを差し引いても、会社自体が不均衡に仕事を押しつけすぎて知らん顔してるのが問題。・わかる。私も毎日毎日、複数の人から子ども連れの仕事を引き受けて、ストレスで退職しました。しかも引き受ける人って、一部のスタッフに決まってくるんですよね。上司も現場で何が起きているのか、把握していない人が多い。その経験からわたしは産休、育休をとり、人に迷惑をかけたくないと思い、妊娠後は退職しました。仕事ができないスタッフの仕事を他の人が引き受ける構造がおかしいと思いませんか? 育休後退職する人の話も良く聞きます。よっぽど能力がある方は別かもしれませんが、決まった時間働けないなら、働けない母親がパート勤務にしたらいいんだと思います。不公平、不平等が起きすぎるから、現場に歪み、子持ち批判が起きるんですよね。・子ども嫌いなのは自由。大人なら普通我慢できるけど、仕事場がブラック。・会社の側に「万全の体制」をとってもらえませんかね? 長く勤められる社員がいないと、苦しくなるのは会社の方でしょうに。・日本社会特有? 仕事もジョブ制にすれば不公平がないかも。ママさんが早退して給与減額されなければ、独身は割りが合わない。せめて、独身に残業手当と代わってあげた手当があればいいのに。復帰1年は雑用係にした方が皆ハッピー。それか、ママさんの仕事を交代制で回すとか。特定の独身だけ、タダ働きさせたら、不満溜まるわ~。・職場がダメすぎるから、義妹が闇落ちしてる。・「独身に仕事がまわってくる」と言ってるけど、既婚で子なしにも容赦なく仕事まわってきますよ。子どもや介護で早退したり、休むのは仕方ないことだけど、なんかモヤモヤするのよね~。ウチも子なしだから、仕事のしわ寄せが来て、持病悪化して仕事を辞めました。・これは会社の体制が悪い。小さいお子さんがいる女子社員はこういう状況になる事が多いんだから、1人の社員にそのしわ寄せがいくのはダメだ。確かに会社の体制は良くないですよね。また、子持ちで仕事をしている人の大変さも、恵梨香のように他の人の仕事を回されてしまう人の大変さ…それぞれの言い分もご尤も。さくらと恵梨香は果たして歩み寄れるのでしょうか。▼漫画「「子持ち様は迷惑」とキレる義妹 」
2024年05月08日■これまでのあらすじ院長の娘で医者の遥は義姉の美穂から医者を紹介するよう頼まれる。話を聞いた遥の父は部下の片平という医者を紹介する。しかし、数日後美穂は怒りながら遥に電話をかけてきた。片平先生は初デートだというのにレストランの予約をしておらず、さらには食事はキッチンカーで自腹だったと言うのだ。さらに、子どもにぶつけられ持っていたドリンクをこぼした美穂を心配せず、子どもの心配をする片平先生。子どもの親に注意しようと振り向くと、そこにいたのは、美帆が最も苦手とするヤンキー風の女性で…。初めての婚活デートで奢って欲しい、大切にしてほしい…そんなお義姉さんの気持ちはすごくわかります。ただ片平先生には、あまりそういった部分での細やかさはありません。代わりに子どもや弱者には、徹底的に寄り添い、大事にする人。相手が自分にとって合わないマイナスばかりを見つけて憤慨するのではなく、できれば相手が大事にしていることを尊重して欲しかったのですが…。残念ながら片平先生とは食事すらできずにエンドを迎えてしまいました。そしてやはり私には、お義姉さんの婚活サポートは厳しいと思っていたのですが…。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月08日■これまでのあらすじ医者の遥は、義姉の美穂から医者を紹介してほしいと頼まれる。遥が働く病院にまでおしかけてきたため、院長である遥の父は片平という医者を美穂に紹介した。医者を紹介され早くも「これで安心」と義母は喜んだのだが、片平と会った美穂は激怒しながら遥に初デートの顛末を話す。片平先生は見た目も年齢よりは年上に見えて、初デートだというのにレストランの予約もしておらず、ホットドッグを自分で買って食べようと提案。数百円も奢ろうとしなかったことに義姉は怒り出したのだが…。片平先生は気が利かないけれど、真面目で勉強熱心な先生です。だからお義姉さんが、片平先生の素敵なところを見つけて、そして一緒に歩んでいかれるなら良いとは思うのですが…。どうやらお見合いでの初デートで、自分を一番にしてくれない片平先生に対してお義姉さんは気を悪くしたようで…。そして見た目最重要視のお義姉さんにとって、自分が素敵だと思うファッション以外は認められないようでした。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月07日■これまでのあらすじ父の病院で働く遙は、医師ということで義母から、義姉・美穂の結婚相手として医者の知り合いを紹介するように頼まれる。美穂は美人で行動力もあるのだが、人の言葉を真に受けてしまったり、相手の表面的部分しか重要視しないところを遙は気になっていた。このため遥は義姉の婚活に関わりたくないと考えていたが、なんと美穂は遥の勤める病院にまでやって来て、遥の父に直談判。父は美穂に片平という医者を紹介し、義母も売れ残っていた娘にふさわしい縁ができたと喜ぶが…。片平と会った美穂は「あんな人を紹介するなんてひどい」と遥を責めてきて…。お義姉さんは、父が紹介した片平先生とデートすることに…。片平先生は仕事熱心で、患者さんに寄り添うお医者さまとしては最高の人です。ではなぜ40代半ばまで結婚していないかというと…。プライベートでは素朴な人柄のまま女性を立てたり、気が利いたりするセリフや行動ができるスマートなタイプではありません。優しいし真面目なんですが、お義姉さんのように「女性をエスコートして当たり前」なタイプには一番不向きな人なんです。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月06日■これまでのあらすじ遥は医師として父の病院で働いている。そんな遥を勝ち組だと思っている義母と義姉・美穂から「医者の知り合いを紹介しなさい」と詰め寄られる。美穂は、たしかに美人で若く見えるのだが、素直すぎてズレているところがある。会社の後輩に言われた「素敵な人と結婚するんだろうな」という嫌味を真に受けて、医者との理想の結婚を目指していた。義姉の婚活に関わりたくない遥は、美穂と医者との結婚を成立させるのは難しいとみて頭を抱えていた。数日後、美穂がアポなしで遥の勤める病院にやって来る。事情を聞いた父は「ちょうど結婚相手を探している医者がいる」と話に乗るのだが、父が紹介した「片平」という名前を聞いて遥は驚く。片平先生はとても腕のいい先生で、院長の信頼も厚いですし、同じ医者として私も尊敬をしています。ただ、お義姉さんのようにその人の表面的な部分しか見ない人には片平先生の良さは見抜けない可能性が高い。父はおそらくお義姉さんがどれくらい度量がある人なのか測ろうとしたのだと思います。さらに片平先生の将来も心配していて、もし良いご縁があればと思っていたのかもしれません。また片平先生であれば、院長への忖度なしに判断することができることも、父が推す理由だったかもしれません。とはいえ、見た目にこだわるお義姉さんが片平先生を気に入るかどうか。また片平先生もお義姉さんのようなタイプを好むのか。正直、かなり厳しいだろうと思いながらも、うまくいくことを願っていました。ただ今回の婚活に巻き込まれて、初めてお義母さんの言葉に違和感を持つようになりました。美人と評判の自慢の娘が「売れ残っている」ことに納得がいっておらず、だからこそ、周囲もうらやむような結婚相手を血眼になってさがしてるようでした。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月05日娘が2歳になる春、私たち夫婦は家の購入を考え始めました。義父母にその報告をすると、信じられない申し出があったのです。義父母との距離感を考え直した体験談です。マイホームの購入を検討家の購入を考え始めたのは、娘が2歳になるころのこと。結婚して5年目、2人暮らしなら問題なく暮らしていた2DKのアパートも、娘が成長するにつれどんどん手狭になってきていました。「そろそろ一戸建ての購入を考えよう!」と夫婦の意見は一致しました。 私の両親は隣の市に住んでいて、将来的には通いで老後をサポートするつもりでした。私たちが家の購入を考えていることを伝えると、「○○(娘)のために、頑張れ!」と喜んでくれました。 そこまではよかったのですが、問題は県外に住む夫の両親です。夫は長男でしたが、私の地元に進学して就職、結婚し、拠点を移したのです。こちらで家を購入するとなると、「家やお墓はどうなる?」、「老後はどうするの?」という話も出ないとは限りません。 義父母のどちらかがひとりになったら、わが家に呼び寄せることもあるかもしれない。そんなことも考えてはいましたが、まだ2人は若いのでそこまで切羽詰まった問題ではないはず。義父母に「こちらで家を建てようと思っている」と伝えると、拍子抜けするほどあっさり賛成してくれました。 新居の計画を進めるなか、義父母が訪ねてきて…それからは、土地探し、住宅メーカー、展示場めぐりなど忙しい日々が続きました。ようやく住宅メーカーが決まり、家の設計相談にかかるころ、アパートに義父母が訪ねてきました。 「楽しみねぇ。素敵な家になるでしょうね。○○ちゃん、いいわねー。大きなおうちに住めるのねぇ」。 娘に猫なで声で語りかける義母。嫌な予感しかしませんでした。「まさか、今さら同居の申し出か!?」と内心、身構えた私。しかし、続く彼らの言葉は私の予想をはるかに超えたものだったのです。 「私たちは、いずれ今の家を二世帯にリフォームするつもりだった。君たちは、そのうちこちらに戻ってくると思っていたからね。しかし、君たちがこの地に家を建てるのなら、その意思を尊重するつもりだ」。 ゴクリと唾をのみ、続きを待ちます。 「実は今、義妹の結婚話が進んでいる。義妹は私たちと一緒に住んでもいいと言っている。だから、義妹夫婦のために二世帯住宅を準備するつもりだ」。 ずいぶん急展開だなと思いましたが、私たちに口を出す権利はありません。とうに家を出て独立しているわけだし……。そう思った直後、ついに信じられないひと言が。 「そこでだが、大おばあちゃんを君たちの家で同居させるわけにはいかないだろうか」。 「……はい?」。理解がなかなか追いつかない私に、話を続ける義父。 「祖母と同居というのは、義妹たちにとって重荷だろう。幸い、大おばあちゃんは君たちのことを気に入っている。そうしてくれれば、君たちの家の資金援助もできる限りのことをするよ」。 ちょっと待ってほしい。この人は何を言っているのだろう? どうして新居に祖母を引き取らないといけないの? すると、大きく頷く義母の顔が見えました。そこで私は悟ったのです。 義父母の思惑義母は大好きな娘と(その夫と)同居できるから、そりの合わない姑をこの機会に追い出したいのです。でもそれはあんまりというもの。決して義祖母が嫌いというわけではありませんが、私たちにお世話を頼むというのは筋違いです。 あまりに唐突な申し出に鼻白んだものの、かえって冷静になり、「無理です」「私には大おばあちゃんのお世話はできません」「別に援助はいりませんから」を繰り返し、お引き取り願いました。夫があまり驚いていないことも私には驚きでした。 夫は「ダメ元で言いだしただけだよ。あんまり気にするな」と言いましたが、「いや、気になるわ!」と内心思っていました。結局、新築したわが家には夫と私と娘で入居。義父母の二世帯住宅には、両親と若夫婦が入りました。義祖母は古いかつての家にそのままいます。 それ以来、私にとって義父母は怖い存在です。夫の嫁になら何を頼んでもいい。義祖母のお世話もしてもらおう。そんなふうに考えていることを知って本当に衝撃でした。夫の両親とはいえ、引き受けられることとそうでないことがあります。今後はその境界線を守りながら接していこうと思ったのでした。 著者:青山 桜中学生女子と小学生男子、2児の母。ひっそりと在宅ワークをしながら、育児、介護、日常エッセイを執筆。
2024年05月05日■これまでのあらすじ父の病院で働く遥。ある日、義実家に呼び出された遥は「美穂に医者の知り合いを紹介しなさい」と義母に詰め寄られる。美穂は、夫・蒼太の5つ上の姉で37歳未婚。自分のことを美人で若く見えると思っている。会社の後輩の亜弥に「どんな人と結婚するのか楽しみ」と煽られて、医者相手なら申し分ないと考えたらしい。遥や蒼太は亜弥が嫌味を言っていると察するが、当の本人の美穂はまったく気づいていないようだった。普段忙しさにかまけて親戚付き合いができない遥なりに、何か助けになりたいとは思うものの、紹介するのは難しいと考えていて…。 職場でもある病院にアポなしで乗り込んでくるお義姉さん。自分のプライベートのこととなると猪突猛進となってしまうあたりが空気が読めない…。悪い人ではないけれども、その行動は世間一般の婚活をしたいと思っている女性の考えとはズレていて…。前向きで行動力もあるので「理想の結婚」に縛られなければ、それなりに縁があるはずと思うのに…。それでも父もこんな無茶なことを言ってくる親戚はすぐに断るだろうと思っていたのですが、まさか独身の先生を紹介すると言い始めて…。院長から声をかけられたら、部下の先生たちは断れないと驚いた矢先、父が名前をあげたのは、ある先生で…!※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月04日■これまでのあらすじ「重大な話がある」と休日に義母から呼び出された遥と夫・蒼太。義実家には義姉・美穂もいて、義姉の婚活をサポートするようにという話だった。遙は父の病院で医者として働いており、その同僚を紹介して欲しいというのだ。相手の人間性は重要視せずに、条件だけで理想な相手と考える義母や義姉の考え方に疑問を持つ遙。しかし遙自身も医者であることから「勝ち組なのだから紹介して当然」と言われてしまう。どうやら義母の中には、娘が結婚していないことに対して恥ずかしいという感情があるようで…。美人だからステイタスある人間と結婚できると思っている義姉に対して、遙はどう断ろうか考えるのだが…。 蒼太いわく、「残念な素直」のお義姉さん。会社の後輩だという「亜弥ちゃん」の言葉はどれも明らかにお義姉さんをあげるふりをして、見下した発言だと思うのですが、本人はまったく気づいていないようで…。お義姉さんは「亜弥ちゃん」の憧れの先輩であると自分では思っているのかもしれません。そんな後輩のお手本になるべく、完璧なスペックの男性と、理想の結婚をしようと張り切っているお義姉さん。でもこればっかりは、正直言って、頼られても困るのですが…。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月03日私の母は長男である父の家に嫁いで30数年、姑との同居を続けています。家庭を守るタイプの祖母と、いわゆるワーママタイプの母。そんな2人の反りはなかなか合わず、長年犬猿の仲です。私も物心ついたころから、度々母が口にする祖母の愚痴を聞きながら育ちました。「長男の嫁が墓守するなんて、一体いつの時代よ!」 母を通して語られる「姑」はいくつになっても厄介な存在で……。 義母のお墓に対する考え方とは 帰省時は義母の手料理を褒めたり、贈り物をしたり、義母に気に入られようとしていた私。結婚当初から孫を楽しみにしていた義両親からの「赤ちゃんはどうなの?」という質問に、放っておいてほしいと思いながらも、愛想笑いで対応することもありました。ものすごく不快感を抱くような出来事はありませんでしたが、母に刷り込まれた「姑=わずらわしい存在」という先入観のせいで、義母の発言にモヤモヤすることも。 お盆を少し過ぎ、久しぶりに義実家に帰省したときのこと。義母に連れられ向かったのは夫のご先祖様が眠るお墓でした。「ここがうちのお墓よ」 とうれしそうに話す義母に「ついに私も墓守をすることになるのか……」と、苦々しい気持ちに。 帰宅後、一息つくと義父が「お母さん、あの話」と切り出します。「ついに墓守の話がきたか……」と身構える私に、義母は「私たち永代供養を頼んできたから」と言うのです。続けて「あなたたちのお墓は、自由にしてね」と言い、びっくりした私は「そうなのですね」と答えるのが精いっぱい。子どもたちに負担をかけないよう、早めに終活を終えている親がいるとは思ってもいませんでした。私の知っている「姑像」をいとも簡単に壊してくれた義母。「姑」というフィルターで勝手に毛嫌いしてしまっていたことを反省し、今も良好な関係を築いています。 作画/mosu 著者:斎藤アキ
2024年05月03日■これまでのあらすじ久しぶりにゆっくりできる休みだというのに、「重大な話がある」と義母に呼び出された遥と夫・蒼太。義実家に行くと、遥は義母からなぜ義姉・美穂に知り合いの医者を紹介しないのかと詰め寄られる。美穂は以前から若く見えることを自慢していて、会社でも後輩から褒められると言う。そんな美帆に苦手意識を持つ遙。仕事が忙しく義実家との親戚づきあいが満足にできない負い目を抱えつつも、義姉の婚活に巻き込まれなくないと思う遙だったが…。私は、父の病院で医師として働いていて、表面的には恵まれているように見えるかもしれません。ですが、激務続きで夫と過ごせる時間は少ないし、職場でも女性であることでの偏見がないわけでもありません。自分自身がなりたくてなった職業だからこそ誇りはあるけれど、正直付き合ったり結婚したりは大変な職業でもあると思います。世間のイメージ的に経済力がある、社会的信用があると思われることはわかるのですが、結婚相手に職業だけを重視するのには違和感がありました。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月02日定年退職し、夫にも先立たれた美恵子はひとり暮らしをしています。近くに住む息子の妻である菜帆が気にかけてくれますが、実はその行動に困っていました。美恵子が惣菜を購入していると知った菜帆が、体調のために料理を作って持参すると宣言して…。しかし美恵子の口に合わず、量も持て余している状態で、さらに好みではない手作り化粧水やヨーグルトまで差し入れてくる菜帆。しかしその好意を断ることもできず、仕方なくお金を包んでいたのでした…。■嫁の手作り料理 断れなくて…夫に先立たれ、一人暮らしの美恵子の悩みは、嫁の菜帆が頻繁に手作り料理や化粧品を持ってくること。何度断っても美奈子の体調を「心配している」と言って決して止めてくれず、仕方なく金銭を渡し続ける羽目に…。■欲しくないのにお金を支払うストレス…美奈子は次こそは断る!と思うものの、菜帆にはどうしても伝わりません。さらに、物価高だからと言い出す嫁に、いつもより多めにお金を渡すことに…ほしくない物にお金を支払うことにストレスを感じていたそのとき…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントを紹介します。■手料理を押し付けてくる嫁に読者は?まずは、圧倒的に多かった、嫁の行為が「迷惑でしかない」という意見です。相手のことを考えていない手作り料理に批判が集まりました。・断ってるのに勝手に作ってきたものに、お金を徴収するっていやらしい…。息子に言えないのかな。善意には見えないよ、義母側は一人暮らしで嫁が持ってくるのは胃もたれしやすいものばかりだし、断ったら普通の人なら辞めるけど辞めない時点で悪意しか感じられないよ。・まさか嫁が困ったちゃんとは…。こってりした料理ばかりで見ていて気持ち悪くなった。味噌バターオエェェ。・え…。自分もそのこってりメニューいちどに全部食べてるの?年配の方に新手の嫌がらせ?化粧水タダでもらえてラッキーですねとか何様だし親切の押し売りやめて~!物言いも失礼だしもう来ないで。・あげるならあげるでメニュー考えてほしいし、いらないって言ってるのを遠慮だと思う人って何なんだろうね。次に、義母に手料理を作って、お金をもらう事への意見です。縁を切った方が良いと言う意見も。・えー、わたし義母からお金もらうって誕生日の時くらいだよ。そんな恩着せがましいことしたくないー。・えっ…お金目当て…?私も一時期料理作って持ってってたけど、年齢に合わせて好み聞いたりコッテリしたものより和食やあっさりしたもの中心で作ったよ…。化粧品は肌に合わない可能性あるから種類聞くやろ普通…。・勝手に作ってきてお金もらって帰るんか。ストレスすげぇな…。しかも好み聞いてくれもせんし、美味くもないし、肌にも合わんし 最悪やん…(笑)・いらないって言ってる物を「遠慮しないで~」ってもってきて金銭を要求されたら、早くクーリングオフしないと駄目ですよ!・お金を要求してる時点で嫌がらせをしてるんですよ。良い嫁のふりした姑イビリしてるんですよ。縁切った方が長生きできますって!また、義母が嫁に断れない事に対しての意見です。・はっきり、言わへんのが悪い。嫌われたくないんやね。嫌われる勇気!!・はっきり断らない義母にもイライラする。なんでお金渡してるの!?・向こうも善意のつもりかもしれないので、はっきりいらないといったほうがいいかと。といっても難しいですよね。こちらもお金ないので節約するから何もいらないと理由づけのはっきり断り方したらいいかも。最後に嫁の性格を分析する読者の声です。詐欺では?と、恐怖を感じる読者もいました。・こういう人って、気が弱くてしかたなくでもお金出しちゃう人を嗅ぎ分ける能力は半端ないんでしょうね…。・義母にこんな事するより営業の仕事でもした方がいいと思う。向いてるよ。腹黒い感じ出てるけど何にお金使ってるんだか。・なーんでお金渡しちゃうかな。特殊詐欺より怖いかも。今回、「姑が嫁に…」という話はよく聞かれますが、逆に迷惑な嫁の手料理にお金を払っていたということに読者の批判が集まりました。この後、義母が嫁の手料理をハッキリ断れない理由、そして「義母のため」と言う嫁の思惑やいかに…?▼漫画「嫁の手料理はいりません!」
2024年05月01日私も蒼太も仕事で忙しい毎日を送っていますが、夫婦仲は良好です。ただ、蒼太のお姉さんがちょっぴり苦手です。「私、いくつに見える?」という質問への模範解答は何が正解なのでしょうか? 女子力の高いお義姉さんの若見えアピールにどう受け答えればいいのか、毎回、ヒヤヒヤしてしまいます。仕事で忙しく義実家との付き合いをあまりしていないことに負い目を感じる私にとって、お義母さんからのお願いを簡単に断ることはできない。でも、お義姉さんの婚活に協力することは避けたいと思うのですが…。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月01日■これまでのあらすじ近所に住む息子の妻の菜帆からの、おかずや手作り化粧水などの差し入れがずっと負担になっていた美恵子。とうとう話し合いの場を設ける決意をする。そこで働きに出ること、自分のペースで食べたいものを食べるから今後は必要ないと宣言する。しかし菜帆は、自分が家のことをやれば義母を助けることになると譲らない。そこまで誰かのために料理を作りたいならとボランティアを勧めるが、「なんの得にもならない」と一蹴する。自分の得しか考えていないことを加奈が問い詰めると、菜帆は「そんなこというならお義母さんの老後の面倒は見ません!」と告げる。世間で話題となる「嫁姑問題」は、嫁側の悩みが多く溢れています。子どもたち家族に干渉したかったわけではなくても、歳を取り身体が動かなくなってくると、とたんに将来への不安が増していきます。そんな時に子ども家族を頼りにしたくなる気持ちはすごくわかります。ただ姑側が悩んでいないわけでもないと知って欲しいなとも思います。自分の子どもだったとしても自立し、パートナーを見つけて新たに築いている家庭の考え方は、わからない場合もあります。今回は自分でもどうすべきか悩み過ぎてしまったことを、娘に大きく助けてもらうことができ大変感謝しています。「できるだけ子どもに迷惑をかけたくない」そう思いながらも、いざその時になったらどうなるかは誰にもわかりません。自立した子どもたちとどう付き合いながら老後を過ごすかは、日々課題を見つけてクリアしていければと思っています。※この漫画は実話を元に編集しています原案:ウーマンエキサイト編集部、脚本:高尾、イラスト: ニタヨメ こちらもおすすめ!私はお手伝いさんじゃない! 強引に家に住み着いた義姉離婚して住むところがなくなったという義姉が、恭子夫婦が建てた家で、夫の両親も同居する家に戻ってくる。しかし義姉は、まるでその家の子どものように好き勝手に振る舞い、一向に出ていくつもりもなく…。義姉に歯向かうと私がクビになる…!? 夫の実家が経営していたケーキ屋さんを人気店にまでした恭子だったが、その試作ケーキに義姉は文句をつけて捨ててしまう。「あなたなんていつだってクビにできる」とまで言われてしまい…。 「離婚した義姉が同居宣言」1話目はこちら>>
2024年04月26日大人気マンガシリーズ、Lineドラマさんの『【LINE】嫁の手料理をけなす義父』第9話を紹介します。催促をしてきた義父に、翌日の昼の12時に料理を届けると伝えた主人公。しかし翌日、用事が入ってしまった主人公に代わり、夫が料理を届けることになりました。すると夫が来るとは思っていなかった義父は…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:Youtube「スカッとドラマ」#9【LINE】嫁の手料理をけなす義父出典:Youtube「スカッとドラマ」玄関開けてくれる?出典:Youtube「スカッとドラマ」すると義父は…出典:Youtube「スカッとドラマ」野球の方が大事出典:Youtube「スカッとドラマ」食べたら感想を…出典:Youtube「スカッとドラマ」そろそろちゃんと見て出典:Youtube「スカッとドラマ」ガラッと変わった印象出典:Youtube「スカッとドラマ」今では立派な料理人出典:Youtube「スカッとドラマ」料理がおいしかったら…出典:Youtube「スカッとドラマ」次回予告出典:Youtube「スカッとドラマ」料理を届けにきた夫に会おうとしない義父。主人公のために義父と話をする夫でしたが、まったく聞く耳を待ってくれません。そんな義父に夫は料理がおいしかったら主人公を認めるように言ったのですが…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年04月26日■これまでのあらすじ一人暮らしの美恵子の家に、息子の妻である菜帆はしょっちゅう差し入れを持ってくる。「もうしなくてもいい」と言っても聞き入れてくれず、それがストレスになっていた美恵子。実は差し入れをやめないのには理由があった。菜帆は親切にしてあげた対価として、金銭の援助や同居を求めていたのだ。フェアではないこのやり口に、美恵子は初めて自分の気持ちをはっきりと告げる。それを聞いた菜帆は…?私は本来はハッキリ物事を言うタイプですが、お嫁さんというものは私にとってどう接していいのかわからない存在でした。世間的には姑側がいじめているイメージが強く、私にしても息子が選んだ人とはうまくやっていきたいと自分の気持ちを抑えるようになってしまいました。その遠慮していた気持ちに菜帆さんは、どんどん無遠慮に押し込んできたのです。そして「老後」に突入していく人間にとって、将来の不安は少なからず誰にでもあります。私には配偶者がなく、「もしも」のことはつい考えてしまいます。そういった弱みに菜帆さんはつけ込んできて…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全12話)毎日更新!2話以降は12時と21時の1日2話更新
2024年04月25日■これまでのあらすじ近所に住む息子の妻・菜帆からの差し入れが負担になっている美恵子。親切心でやってくれているのだが、ありがたいと思えないことに悩んでいた。もはやその親切にストレスを感じていたところ、衝撃的な事実が明らかになる。美恵子の息子である良平が配置転換によって給料が削減。その補填のためにお金目当てで食事を持ってきていたのだ。さらには菜帆は、姑に尽くしたことにより同居を持ち掛けてもらうことを狙っていたという。その計画を知った美恵子は、息子夫婦との付き合い方を改めて考えることに…。菜帆さんが私の食事を作るきっかけとなったのは、私の健康状態を心配したから。それだったらまずはその問題を解決しようと思ったのです。仕事を辞め、夫を亡くし、たしかに私は食事量が落ち、痩せていきました。長く仕事をしていたため幸いにも職は意外に早く見つかったのです。そしてもうひとつは菜帆さんに自分の問題は自分で解決することを見せるためでした。菜帆さんや良平の抱える問題は、家族の問題であって私の問題ではありません。もちろん本当に術がないのであれば、何か手を貸すことはあっても解決すべき当事者は私ではないと思ったのです。ですが菜帆さんは…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全12話)毎日更新!2話以降は12時と21時の1日2話更新
2024年04月25日