漫画『ひだまりスケッチ』の作者や『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズのキャラクター原案で知られる人気漫画家・蒼樹うめ氏の自身初の個展「蒼樹うめ展」が、3日から東京・上野の森美術館で開かれ、連日多くの来場者でにぎわっている。既報の通り、開幕初日2日とも美術館前で見られた光景は入場を待つファンらの長蛇の列。あまりの来場者に入場規制もかかり、120分待ちから300分待ちになるほどの大盛況を博している。10日間限定ということもあり、以降の平日でも多くの来場者が訪れ、時には1,000人以上の行列を作ることもあった。"どこにでもいる女の子から、神さまになった女の子まで"をキャッチコピーに冠している本展は、12日まで公開。『ひだまりスケッチ』や『魔法少女まどか☆マギカ』の原画やイラストに加え、デビュー前の幼少時からの作品や他作品に寄稿したイラスト、仕事場を再現したコーナーなど多種多様な蒼樹氏の側面が展開され、オリジナルグッズも多数販売される。また、蒼樹氏本人に加え、TVアニメ版『ひだまりスケッチ』で、ゆの役を務めた声優の阿澄佳奈や『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズで、まどか役を担当した悠木碧の3人による音声ガイドも用意されている。チケットは一般・大学生が1,000円、中高生が600円、小学生以下は無料で、音声ガイドの利用は700円(全て税込)。会期中は不定期で蒼樹うめ氏が不定期で会場に来場し、ライブドローイングを公開。閉幕に備え、徐々に作品は完成に向かっているという。
2015年10月10日漫画『ひだまりスケッチ』の作者や『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズのキャラクター原案で知られる人気漫画家・蒼樹うめ氏の自身初の個展「蒼樹うめ展」が、3日から12日の会期で、東京・上野の森美術館にて開幕した。"どこにでもいる女の子から、神さまになった女の子まで"がキャッチコピーの本展は、"章"と称される5つのエリアで構成。代表作『ひだまりスケッチ』(以下『ひだまり』)や『魔法少女まどか☆マギカ』(以下『まどマギ』)の原画およびイラストに加え、多種多様な蒼樹氏の側面が展開される。サイン会も行われた4日には、閉館時間直前でも入場を待つファンたちの長蛇の列が。あまりの来場者に入場規制もかかり、120分待ちになるほどの大盛況を博している。観覧していて、すぐに気がつくのは、展示物の隣などに書かれた蒼樹氏による吹き出し(キャプション)の多さ。これは、2日に行われたマスコミ向けの内覧会で、「私は私なりに、あまり美術展ぽくない、肩肘張らず、楽しくリラックスしながらニコニコと見ていただける展覧会にできたら」「今までの私を見てくださっている方でも、楽しめる工夫をあちこちに入れました」とあいさつした蒼樹氏のアイデアによる。各作品のキービジュアルなど見慣れている作品でも、その制作背景を語るキャプションによって、新たな発見ができるような仕組みに。これはどのエリアにも共通する工夫で、優しく温かい空間ができあがっている。展覧会を訪れ、会場2階部分にあがったファンを迎えるのは、「第1章 蒼樹うめとは」。絵日記や書写などの幼少時の作品をはじめ、粘土でできた自画像やこだわりの焼きビーフンの模型などが並べられ、漫画家としてだけでない蒼樹氏の裏側をも、うかがわせるエリアとなっている。また本展のために描き下ろされた『ひだまり』と『まどマギ』のキャラクターがクロスオーバーしたメインビジュアルも披露されている。道なりに進むと「第2章 『ひだまりスケッチ』の世界」に。2004年より、漫画誌『まんがタイムきららキャラット』(芳文社)で連載され、2007年に第1期がシャフトの制作で放送されて以降、2012年の第4期にわたってTVアニメ化された同作の魅力を余す所なく伝える。原画などはもちろん、劇中で主人公・ゆのらが住む"ひだまり荘"を立体的に再現。同作の世界に紛れ込んだかのように感じられるエリアとなっている一方、蒼樹氏が考案した、ゆのの絵描き歌が楽しめるコーナーやイラストメイキングの模様を鑑賞できるコーナーも設けられている。1階部へ降りると、「第3章 原稿の部屋」。壁面には、ラフスケッチや完成イラスト、アイデアの走り書きのようなものまでおびただしい数の絵が掲出されている。ここでは、蒼樹氏が実際に仕事をしている作業場のデスクを液晶モニターから椅子、足元のゴミ箱まで忠実に再現。「第1章」とは対照的に、漫画家としての蒼樹氏の側面をうかがい知ることができる。「第3章」に隣接している「第4章 キャラクター原案『魔法少女まどか☆マギカ』」では、同作のイラストを初期設定の段階から展示。このエリアは特に蒼樹氏のキャプションが多く、漫画表現とアニメ表現との差異に悪戦苦闘しながら、主人公・鹿目まどからが出来上がっていく過程を眺めることができる。天井には、主要キャラクターのプレートがつり下げられており、かわいらしいアレンジに。大型のタペストリーも設置され、そこにも、蒼樹氏の試行錯誤の後が見られる。できあがったビジュアルも展示されており、初期からの差異をじっくり鑑賞することも可能だ。最後のエリアは、「第5章 『蒼樹うめ』の仕事」。こちらは、『ひだまりスケッチ』や『魔法少女まどか☆マギカ』以外の連載作品や他者の漫画・アニメ作品へ寄稿したビジュアル、自身が主宰する同人サークル・apricot+としてのイラスト、そして各企業とのコラボレーション作品などを多数展示。『ひだまり』や『まどマギ』だけでは飽き足りない、コアなファンでも楽しめる内容になっている。「蒼樹うめ展」は、12日までの10日間限定で開催。会期中、不定期で行われる蒼樹氏によるライブドローイングが行われるほか、多数のオリジナルグッズも販売される。また、蒼樹氏本人に加え、TVアニメ版『ひだまり』で、ゆの役を務めた声優の阿澄佳奈や『まどマギ』シリーズで、まどか役を担当した悠木碧の3人による音声ガイドも用意されている。チケットは一般・大学生が1,000円、中高生が600円、小学生以下は無料で、音声ガイドの利用は700円(全て税込)。
2015年10月05日アーティスト・藤田理麻の新作絵画展「Maya~幻想と魔法~」が、10月28日から11月3日まで伊勢丹新宿店本館5階のアートギャラリーにて開催される。藤田理麻は、ニューヨークと東京を中心に個展活動を行うアメリカ在住のアーティスト。01年には貧しい国々の子どもたちのために、絵本を制作して贈る機関「Books for Children」を設立するなどの活動も行っている。今回、開催される絵画展「Maya~幻想と魔法~」にある“マヤ”は、サンスクリット語で“魔法”や“幻想”を意味する言葉。同展では、すべての人間の心にある“他者への思いやり”という魔法のような力を信じたいと語る藤田理麻が生み出す、“マヤ”をじっくりと体感することが出来る。なお、会期中は毎日14時より、藤田理麻本人が来場。10月31日の14時から14時半まではサイン会を、11月1日、3日の14時から15時まではスライドトーク&サイン会を開催する。【イベント情報】「Maya~幻想と魔法~」会場:伊勢丹新宿店本館5階のアートギャラリー住所:東京都新宿区新宿3-14-1会期:10月28日~11月3日新宿店営業時間:10:30~20:00(最終日の絵画展は18:00終了)
2015年10月02日「お台場夢大陸presentsドリームメガガールズオーディション」のグランプリを見事獲得した“次世代の新スター”藤田菜々子が、現在フジテレビで放映中の月9ドラマ「恋仲」で女優デビューすることが決定した。本作は、福士蒼汰演じる三浦葵が恋心を抱きながらも離ればなれになってしまった本田翼演じる幼なじみの芹沢あかりと再開し、恋に仕事に悩みながら成長していく姿を描いた物語。主人公の恋敵の蒼井翔太(野村周平)や一夏を共に過ごす友人・金沢公平(太賀)、妹の三浦七海(大原櫻子)など主人公を取り巻く若者たちに、次世代を担う旬のキャストが配役されていることでも話題となっている。この度、そんな旬なキャストたちで溢れる「恋仲」の第8話(9月7日放送)にて、出演が決定した藤田菜々子。福士さん演じる葵が挑戦する新人建築設計コンクールのスタッフの吉川桃香役を演じることとなった。今回の「恋仲」出演で月9女優デビューを果たした藤田さんは、応募者3,000人の中から書類審査、2次審査、そして夏のイベント「お台場夢大陸」来場者による一般投票を経て、最終審査でグランプリに決定。最終審査には、オーディション公式キャラクターを務めた大原さんや、「恋仲」プロデューサーの藤野良太も審査員として参加。グランプリの特典として、大原さんも所属するフジパシフィックミュージックとの専属契約のほか、「恋仲」出演という即女優デビューも約束されていた。グランプリ獲得について藤田さんは「オーディションが終わって一週間ほど実家に帰らせていただいたときに実感が湧きました。家族みんなが喜んでくれて、特に姉がとても喜んでくれたんです」と獲得の実感を語った。また「恋仲」の収録現場について「私は演技自体が初めての経験になります。本当に右も左もわからない状態ですので、現場に入った瞬間からすごく緊張しました。役の衣装に着替えて、メイクさんにお化粧直をしていただくと“なんか女優さんになったみたいだなぁ”って(笑)収録が終わったあとに、やっと現実味が出てきた感じです。」「本当に一言なんですけど、ガッチガチに緊張してしまって…」と初めての演技とセリフについて語っている。さらに主演の福士さんとの共演について「ずっとテレビや映画などの映像で観ていた方なので、“実在するんだ”と思ってしまいました。そんな福士さんとお芝居をさせていただくことも信じられませんでした。私もずっと『恋仲』を見ていたので、その登場人物の方と一緒の場所にいるんですよ?そういう意味はとてもうれしい気持ちにもなりました」と初々しくコメントを寄せた。そんな藤田さんは今後“蒼七々”(アオイ・ナナ)として活動をしていく。「恋仲」で二人のアオイの話でもあり、自身の本名「菜々子」の“なな”とオーディションのエントリーナンバーが7番だったこともありこの芸名にしたという。「私にとって本当に大きく運命を変えた今年の夏、一生懸命に頑張った夏をこれからずっと忘れないで頑張っていこうという気持ちを込めて“蒼七々”としてやっていきます!」と意気込みを語った。いよいよ最終章へと突入する「恋仲」は、新人建築設計コンクールでヒロイン・あかりへの想いを込めた設計で優勝を目指して挑戦する主人公・葵と、あきらめられない思いでついにプロポーズを果たした翔太、ふたりのまっすぐな思いにヒロインがどう答えるのか。ドキドキの展開を目前に、過酷なオーディションを勝ち抜いた藤田さんがどのような演技を見せるのか注目が集まる。「恋仲」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2015年09月04日ポムフードは9月1日、「創作オムライス ポムの樹」のオムライスを自宅でも楽しめる冷凍オムライス「ポムオム」を発売した。「創作オムライス ポムの樹」は、厳選した卵を使用し、独自の厳しいオムライス検定合格者だけが卵を巻くことを許されるなど、品質と技術にこだわったオムライスの専門店。今回、同店のロングセラーメニュー「定番ケチャップオムライス」を冷凍食品にした。店の味を極力再現できるように、食材もできる限り同じものを使用し、納得いくまで追求して完成させたという。電子レンジで温めるだけで調理できる。創業当時から試行錯誤を繰り返してできたポムの樹オリジナルのトマトケチャップ付き。希望小売価格は税別398円。
2015年09月02日ポムフードは7月10日、「創作オムライス ポムの樹」と「おじぱん」のコラボレーションショップ「おじぱんポムの樹meetsオムライヌ」を東京都・原宿に期間限定でオープンした。2016年1月31日まで営業予定。おじぱんは、見た目がおじさんなパンダのキャラクター。同店は、おじぱん初のコラボレーションショップとなる。オムライスのキャラクター「オムライヌ」をイメージした装飾になっており、テラスにはおじぱん、オムライヌと一緒に写真を撮ることができるフォトスポットも用意されている。メニューは、ポムの樹看板メニューのオムライスがコラボレーションして「オムライヌセット(ケチャップ、デミソース、クリームソース、とろろ明太子)」(各・税別1,450円)として登場。他にも、おじぱん型パンとカレー風味のポテトサラダが乗っている「明太パスタおじぱんセット」(税別1,000円)や、おじぱんの好物である「ささ」をイメージした「ささの一服メロンソーダ」(税別700円)がある。営業時間は11時~21時(ラストオーダーは20時30分)。(C)Q-LiA
2015年07月10日1920年代よりフランスを中心に活躍した日本人画家の藤田嗣治(レオナール・フジタ)の半生を描いた、11月14日に全国公開となる映画『フジタ(FOUJITA)』のティザーポスターが公開された。1913年に単身フランスへ渡った藤田嗣治は、1919年に美術展覧会「サロン・ドートンヌ」に6点の作品を初出品し、すべて入選。「私の部屋、目覚まし時計のある静物」、「五人の裸婦」などの作品を発表し、高く評価された。1940年に戦時の日本に戻ると、「アッツ島玉砕」、「サイパン島同胞臣節を全うす」など数多くの戦争協力画を発表する。映画では、1920年に「乳白色の肌」で裸婦を描き、パリのモンパルナスを中心に活躍した芸術家たちの中で寵児となっていた藤田嗣治が、戦争を機に日本に戻り、数多くの「戦争協力画」を描いて日本美術界の重鎮に上りつめていく様が描かれている。主演の藤田嗣治役を演じるのはオダギリジョー。台詞の半分はフランス語という撮影に猛特訓で挑んだという。その他、5番目にして最愛の妻である君代役の中谷美紀を始め、加瀬亮、岸部一徳などのキャストが顔をそろえた。ティザーポスターでは、“パリが愛した日本人”というコピーとともに、画家として活躍するきっかけとなったと言われる「ジュイ布のある裸婦」と、「戦争協力画」の代表作でもある「アッツ島玉砕」の間に、アトリエでキャンバスに向かうオダギリジョー演じる藤田嗣治の写真を配置。フランスと日本、二つの国と時代に生きた藤田嗣治の二面性や複雑さが表現された。また、中谷美紀演じる君代との2ショット写真や、モンパルナスの女王と謳われたモデルのキキとのパーティシーンなども公開されている。
2015年07月02日NTT東日本・西日本の「光コラボレーションモデル(以下、光コラボ)」が2015年2月にスタートしたことで、様々な光回線サービスが登場している。光コラボとは、NTT東西が「フレッツ光」の光回線を卸売りし、他事業者が自社ブランドで光回線サービスを提供できるようにした方式のこと。フレッツ光と同品質の光回線サービスを、割安な料金で利用できるのが特徴だ。また、現在フレッツ光を利用している人であれば、"転用"という手続きにより回線工事不要で乗り換えられることも魅力となっている。それでは、現在フレッツ光を利用している人が光コラボに乗り換えた場合、月々の料金はどのくらい安くなるのだろうか。本稿では、昨年2月にいち早く光コラボの提供を開始した光回線サービスの「U-NEXT光」を例に、フレッツ光と光コラボの料金プランを比較してみたい。○戸建向けプランでフレッツ光とU-NEXT光を比較光回線サービスには、大きく分けて戸建向けと集合住宅向けという2種類があるが、まずは戸建向けの料金プランについて、フレッツ光と光コラボを比較してみよう。本稿では、光コラボの光回線サービスとして、U-NEXTが提供する「U-NEXT光」を取り上げる。同サービスの戸建向けプラン「ファミリー1G」の月額料金は4,980円(以下、価格はすべて税抜)で、2年契約の「にねん割」を適用することで毎月780円の割引になる。また、同サービスでは、インターネットの接続に必要なインターネットサービスプロバイダ(以下、プロバイダ)を複数から選べるが、同サービス独自のプロバイダ「U-Pa!」を選択することも可能。U-Pa!の特徴は料金の安さで、「にねん割」適用後の利用料は月額780円。このプロバイダ利用料を加えた月々の合計料金は4,980円となる。一方、フレッツ光のプランについては、NTT東日本と西日本でも料金が異なっているが、今回は、NTT東日本の戸建向けプラン「フレッツ 光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ」を取り上げている。月額料金は5,400円で、2年契約の「にねん割」の適用により毎月700円が割引される。プロバイダ利用料は各社ごとに異なるが、主要プロバイダのOCN、BIGLOBE、So-netの場合、料金はそれぞれ月額1,100円、月額1,200円、月額1,000円。フレッツ光の月々の合計料金は5,700円から5,900円ということになる。戸建向けプランでは、U-NEXT光のほうがフレッツ光よりも、毎月700円から900円程度安くなる計算だ。1カ月分の差額はわずかかもしれないが、2年間の累計では最大2万円以上の違いになる。○集合住宅向けプランでフレッツ光とU-NEXT光を比較次に、マンションやアパートなどの集合住宅向けプランについて、フレッツ光とU-NEXT光を比較してみよう。U-NEXT光の集合住宅向けプラン「マンション1G」の月額料金は3,480円で、「にねん割」により毎月300円が割引される。プロバイダでU-Pa!を選択した場合、集合住宅向けのプロバイダ利用料は月額730円。月々の合計料金は3,910円だ。一方、NTT東日本の「フレッツ 光ネクスト マンション・ギガラインタイプ ミニ」の月額料金は4,050円で、「にねん割」により毎月100円の割引となる。主要プロバイダであるOCN、BIGLOBE、So-netの利用料は月額900円で同一。プロバイダ利用料を合わせた月々の合計料金は4,850円となる。集合住宅向けプランでは、U-NEXT光がフレッツ光よりも毎月940円安いことがわかる。戸建向けプランと同様に、2年間の累計では2万円以上の違いになるため、通信費を節約したい人はフレッツ光からU-NEXT光への乗り換えを検討してみるとよいだろう。○光回線と格安SIMのセット割でさらにお得になお、光コラボでは、光回線とスマートフォンをセットで契約すると割引になる「セット割」が用意されることも特徴だ。U-NEXTでは、光回線サービスの「U-NEXT光」に加え、格安SIMサービスの「U-mobile」も展開しており、これらを組み合わせた「U-NEXT光&スマホ コラボレーション」というセット割を提供している。同社のセット割では、戸建向けまたは集合住宅向けの光回線を選択できるほか、SIMカードも1回線から5回線までセットで契約して割引を受けられるなど、ラインナップが充実している。それでは、家族で利用する場合、単身で利用する場合をそれぞれ想定して、セット割で固定・携帯の料金がどのくらい安くなるのかを確認してみたい。まず、戸建に住む4人家族のケースで、U-NEXT光のセット割に乗り換えた場合と、フレッツ光とキャリアのスマートフォンを使い続ける場合で料金をシミュレーションしてみた。なお、キャリアのスマートフォン通信量は1人あたり月間5GB使用するものとして、料金はドコモのシェアプランをもとに算出している。U-NEXT光のセット割のプランとしては、戸建向けの「スーパーファミリーバリュー」(SIM 4回線)を選択。同プランは、U-mobileの音声SIMの「LTE使い放題プラン」(月額2,980円)を組み合わせたもので、4回線分の携帯料金は月額11,920円。固定料金はプロバイダ利用料を含めて月額4,980円となり、セット割による3,120円の割引を適用すると、月々の合計料金は13,780円となる。一方、フレッツ光とキャリアのスマートフォンの組み合わせでは、固定料金が月額5,700円、携帯料金が月額29,500円となり、月々の合計料金は35,200円。U-NEXTのセット割に乗り換えれば、毎月2万円以上を節約することができ、2年間の累計では50万円以上を削減できる計算だ。続いて、マンションに住む単身ユーザーのケースで、U-NEXT光のセット割への乗り換えをシミュレーションしてみよう。なお、スマートフォンの通信量は月間5GB使用するものとして、キャリアのスマートフォン料金はドコモの新料金プランをもとに算出している。U-NEXT光のセット割では、携帯回線にU-mobileの音声SIMの「5GBプラン」(月額1,980円)を選択。集合住宅向けの光回線が月額3,910円で、セット割による200円の割引を適用すると、月々の合計料金は5,690円となる。これに対し、フレッツ光とキャリアのスマートフォンの組み合わせでは、固定料金が月額4,850円、携帯料金が月額8,000円となり、月々の合計料金は12,850円となっている。U-NEXTのセット割に乗り換えれば、固定・携帯の合計料金が半分以下になり、毎月7,000円以上を節約することが可能。2年間の累計では17万円以上の違いが出てくる。フレッツ光とU-NEXT光の料金を比較してきたが、戸建向け、集合住宅向けのどちらのケースでも、U-NEXT光の料金が安くなることが確認できた。また、U-NEXT光と格安SIMのセット割も利用でき、家族ユーザーはもちろん、単身ユーザーにとっても固定・携帯料金を大幅に節約できることがわかった。ぜひ、自分や家族の固定・携帯の利用状況に照らし合わせて、光コラボに乗り換えたら、どのくらい料金がお得になるかを確認してみてはいかがだろうか。
2015年06月23日光回線とスマートフォンをセットで契約すると割引になる「光セット割」に注目が集まっている。とはいえ、名前は聞いたことがあるものの、実際にどんな割引サービスなのか詳しくは知らないという人もいるかもしれない。MMD研究所が16歳以上のスマートフォン利用者、男女2,200人を対象に実施した「光セット割に関する実態調査」では、全体の82.3%が「光セット割を知っている」と答えたが、そのうち65.5%は「サービス内容をよく理解していない」と回答したという。同調査からは、光セット割自体は知っていても、内容はよくわかっていないユーザーが多いことがわかる。2015年2月にNTT東日本・西日本が「光コラボレーションモデル」(光コラボ)を開始したことで、様々な事業者が同モデルに参入し、光回線サービスやセット割を提供している。そこで本稿では、「光コラボ・光セット割とは何か?」「どのようにお得な割引サービスなのか?」をあらためて解説していきたい。○そもそも「光コラボ」って何?光コラボレーションモデル(以下、光コラボ)とは、NTT東日本・西日本が「フレッツ光」の光回線を卸売りし、様々な事業者が自社ブランドで光回線サービスを提供できるようにした方式のことだ。これまでフレッツ光を利用したいユーザーは、回線事業者であるNTT東日本または西日本と契約し、加えてインターネットサービスプロバイダ(以下、プロバイダ)とも契約する必要があった。光コラボでは、このプロバイダなどがワンストップで光回線サービスを提供することが可能になり、ユーザーはプロバイダ1社と契約するだけで光回線サービスを利用できる。プロバイダでは、OCNやBIGLOBE、@niftyなどが有名だが、各社はそれぞれ「OCN光」「ビッグローブ光」「@nifty光」として光コラボを採用した光回線サービスを提供している。また、プロバイダ以外にも、携帯キャリアや格安SIMサービスを提供するMVNOなど、幅広い事業者が光コラボに参入しており、たとえばNTTドコモは「ドコモ光」、ソフトバンクは「SoftBank光」といった光回線サービスを提供している。ユーザーにとって、光コラボを選択する一番のメリットは、フレッツ光と同品質の光回線サービスを従来よりも安い料金で利用できることだ。また、プロバイダなど事業者1社のみと契約するだけで利用でき、料金の支払い先も1カ所にまとめられることもメリットと言える。一方、事業者にとっては、自社の他サービスと光回線サービスをパッケージ化して提供できることがメリットとなっている。○光コラボに乗り換えるには、回線工事は必要?光コラボの料金の安さに魅力を感じたとしても、実際に契約する際に気になるのが回線工事の有無だろう。すでに光回線サービスを利用している人であればご存じの通り、自宅に光回線を引くには通常、立ち会いの回線工事が必要になる。工事に立ち会うために仕事を休む必要があったり、工事の順番待ちで開通までに時間がかかるとすれば、面倒に感じて乗り換えをためらう人もいるかもしれない。しかし、現在フレッツ光を利用しているユーザーが、光コラボに乗り換える場合、契約形態を変更する"転用"という手続きのみで乗り換えが可能だ。転用は回線工事が不要で、もちろん立ち会いの必要もない。光コラボを申し込んでから開通日までは既存のフレッツ光を利用でき、継ぎ目なく光コラボへ移行することができるのだ。なお、現在フレッツ光を利用しておらず、新規で光回線を引く場合には回線工事が必要になる。また、一旦転用してから他の光回線サービスへ乗り換える"再転用"は不可となっており、その場合は新規契約の扱いとなるので注意しよう。○光コラボとスマホをセットで契約するとお得になる?このような光コラボの光回線サービスとスマートフォンをセットで契約することで、利用料金が割引されるのが「光セット割」だ。前述のドコモは「ドコモ光パック」というセット割を提供しており、同社のスマートフォンとドコモ光をセットで契約すると、1世帯あたり最大3,200円/月(以下、すべて税別)の割引になる。一方、ソフトバンクも「スマート値引き」というセット割を提供しており、SoftBank光とセットで契約することで、同社のスマートフォンの利用料金が1人あたり最大2,000円/月割引される。また、格安SIMを提供するMVNO各社も、光コラボと格安SIMのセット割を提供している。格安SIMはキャリアのスマートフォンと比べて通信料が割安であることが特長であり、キャリアからの乗り換えを検討している人も多いだろう。利用したいMVNOがセット割を提供しているのであれば、スマートフォンに加えて光回線も乗り換えることで、固定・モバイルの通信費を大幅に節約することも可能だ。たとえば、格安SIMサービスの「U-mobile」を提供するU-NEXTでは、光コラボを採用した光回線サービス「U-NEXT光」とのセット割として、「U-NEXT光&スマホ コラボレーション」を提供している。同サービスの「スーパーファミリーバリュー3」(マンション向け)では、LTE使い放題プランの音声SIM3回線と光回線がセットで、2,120円割引の月額10,000円となる。これは、キャリアのスマートフォン2台分以下の料金で、光回線とスマートフォン3台分をまかなえる計算だ。なお、同サービスでは戸建向けや、SIM1回線から5回線までのセット割なども幅広くラインナップしているので、格安SIMに興味がある人はぜひチェックしておきたい。***本稿では、光コラボと光セット割について解説してきた。現在、フレッツ光を利用している人であれば回線工事不要で乗り換えることができ、料金がお得になるのが光コラボの特長だ。また、スマートフォンとのセット割も各社から提供されており、とりわけ格安SIMサービスとのセット割であれば、家庭の通信費を大幅に節約することもできる。フレッツ光やキャリアのスマートフォンの料金が高いと感じている人は、光コラボや光セット割をぜひ検討してみてはいかがだろうか。
2015年06月17日オダギリジョーが主演する、1920年代よりフランスを中心に活躍した日本人画家・藤田嗣治の半生を描いた『FOUJITA』が、11月14日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開することがこのほど決定した。1920年代、「乳白色の肌」で裸婦を描き、エコール・ド・パリの寵児となっていたフジタ。戦争を機に日本に戻り、数多くの「戦争協力画」を描いて日本美術界の重鎮に上りつめていく。5番目の妻である君代と疎開先の村で敗戦を迎えることになるが――。『死の棘』で第43回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリと国際批評家連盟賞をダブル受賞し、『泥の河』『伽椰子のために』『眠る男』など、海外で高い評価を得ている小栗康平監督が10年にメガホンをとる本作。主人公である画家・藤田嗣治役を、演技派俳優・オダギリジョーが演じる。韓国の鬼才キム・ギドク監督の『悲夢』など、海外作品への出演も目覚ましいオダギリさんだが、本作で初めての欧州進出。共演は、『嫌われ松子の一生』『縫い裁つ人』の中谷美紀や、『永遠の僕たち』『自由が丘で』の加瀬亮、小栗監督作『死の棘』に出演した岸部一徳ほか、フランスの人気の俳優らも顔を揃えている。フランス側のプロデューサーは、『アメリ』や『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』を手掛けるクローディー・オサールが務める。タイトルの『FOUJITA』は、本作の主人公である藤田嗣治の“フジタ”のフランス語表記。1913年、フジタは27歳で単身フランスへ渡り、1920年代前半に発表した「ジュイ布のある裸婦」(寝室の裸婦キキ)を始めとして、“乳白色の肌”と称された裸婦像が絶賛を浴び、エコール・ド・パリの寵児となり、社交界の人気者となった。1940年、第二次大世界大戦でパリがドイツ軍の手に落ちる寸前に、帰国。戦時の日本では「アッツ島玉砕」ほか数多くの“戦争協力画”を描いたことで、戦後に戦争責任を問われ日本を去る。その後、フランスに帰化し、カソリックになって洗礼名としてレオナール・フジタを名乗る。フジタは戦後、二度と日本には戻らなかった。小栗監督は、「パリの裸婦は日本画的といってもよく、日本での“戦争協力画”は西洋の歴史画に近い。『大東亜の理想』が叫ばれていたときである。これをフジタの"ねじれ"ととるか、したたかさ、ととるか、掘り下げるべきテーマは深い。」と語り、フジタが生きた二つの時代、二つの文化の差異に注目したという。小栗監督の静謐な映像美と共に描かれるフジタの半生。猛特訓して撮影に挑んだというオダギリさんのフランス語にも注目してみて。『FOUJITA』は、11月14日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月10日2015年2月から始まった「光コラボ」。CMや店頭などで各社こぞって宣伝しているのでだいぶ耳慣れてきました。でも、「いまひとつよくわからない」「どこが一番お得なの?」「乗り換えって面倒?」という疑問もあるはず。そこで、光コラボの基本情報とお得な光コラボ「excite光」をご紹介します。そもそも「光コラボ」ってなに?光コラボ(光コラボレーション)モデルとは、NTT東日本・NTT西日本から光回線の提供を受けた事業者(プロバイダなど)が、自社の商品と光回線をセットにして、自由な価格設定で提供できるサービスモデルのこと。いままで、回線料はNTT東日本・NTT西日本に、プロバイダ料金はプロバイダにそれぞれ支払っていましたが、光コラボを展開しているプロバイダと契約すれば、ひとつにまとめて支払うことができるようになります。また、各社個性を生かしたお得で便利なサービスを提供できるようになるため、わたしたちにとってはお得な選択肢が増えた、ということです。業界最安水準!「excite光」とは?業界最安水準の月額500円で提供しているエキサイトのプロバイダ BB.excite。「excite光」がお得な理由は、このBB.exciteと光回線のセットだから。マンションタイプでも業界最安水準の月額3,360円で提供しています。★excite光「ゲロヤス♪」CM放映中 また、契約期間の制限や解約事務手数料はありません。安価なままずっと定額で利用できるのが魅力のひとつだとか。申込み方法もカンタン。「excite光」のサイトにアクセスして、そのまますぐに申し込むことができます。編集部N子も見直してみた! どれだけお得?そこで、キレイスタイル編集部のN子が「excite光」に乗り換える前提で、自宅のインターネット料金プランを見直してみることにしました。「あれ、外したつもりだったのに…」と、自動引き落としゆえに見過ごしていた不必要なオプションサービスを早速発見。また、現在のプロバイダから乗り換えると月額290円もお得になることがわかりました。年間で3,480円、3年で1万円弱。ちりも積もれば…と考えると決して見過ごせない金額です。今回の見直しで発覚した不必要なオプションプランの合計1,150円(月額)もあわせると、合計1,440円。重い腰をあげてチェックをした編集部N子は、大幅な家計のコストカットを達成できそうです。現状を把握して見直す、無駄なコストは省く。アラフォー女子にとってこれらは重要なテーマです。「excite光」がどのくらいお得になるのかは、マンションや一戸建てなどの住宅状況、現在の契約内容などによりケースバイケース。まずはご自宅のプロバイダ契約内容を確認して、乗り換えた場合どのくらいお得になるのか見積もってみましょう。excite光 料金シミュレーターのページで簡単に確認することも可能です。それでもよくわからない場合は、悩まずにカスタマーサポートに問い合わせてみて。▼戸建てにお住まいの場合(キャンペーンを除く定価料金)▼マンションにお住まいの場合(キャンペーンを除く定価料金)「excite光」はNTT東日本・NTT西日本の光回線を使用しているので、フレッツ光と同じ高速通信が可能(最大1Gbps※3の高速通信)。安心のクオリティと納得のコストです。インターネットライフも無駄を省いてすっきりと、スマートに送りたいものですね。エキサイトの光コラボ 「excite光」 料金シミュレーターでチェック! >> ※料金は税抜金額を表示。別途消費税がかかります※一部の回線タイプをご利用の方については、excite光へ移行する際に回線タイプの品目変更工事が必要となる場合があります※3 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実効速度ではありません。また、端末、LANケーブル、その他の利用環境・状況等により、実効速度が向上しない場合があります
2015年05月29日伊勢丹新宿店では、画家・藤田嗣治の作品を紹介する作品展「~素描と版画~ 藤田嗣治が描く子どもたち展」を同店本館5階アートギャラリーで開催している。5月26日まで。フランスで成功をおさめ、フランスに帰化し、フランスに没した日本人洋画家、藤田嗣治(1886-1968年)。同展では、異国の地で繊細な描線を絶賛され、パリ画壇に揺るぎない地位を確立した同氏が、第二次世界大戦後に好んで制作したという“子ども”をモチーフとした素描(デッサン)や版画作品を中心に紹介。同氏が描く生き生きとした子どもの表情のほか、当時のパリの風俗も同氏の作品に表現されている。会場で紹介される作品は、『花を持つ少女(君代夫人コレクション)』(鉛筆・紙、22.4×16.5cm/370万円)、『ブラシで床掃除(君代夫人コレクション)』(1958年、鉛筆・紙 17×10cm/125万円)、『三つボタンの少女』(1964年、リトグラフed.HC 21×16cm/100万円)、『猫と少女』(1955年、リトグラフed.220部、39×25cm/270万円)、『猫の本:アヒノア』(1930年、コロタイプed.550部、26×19.8cm/70万円)、『チン』(1927年、リトグラフed.50部、27×33.5cm/160万円)、『小さな職人:バガボンド』(1960年、木版ed.261部、19×19cm/35万円)など。尚、2015年、年内には藤田嗣治を題材にした映画『FOUJITA』がオダギリジョー主演で公開される予定。
2015年05月22日ポムフードはこのほど、「トロピカル&白くまフェア」を全国の「創作オムライス ポムの樹」ほかグループ店舗にて開始した。フェアは9月1日まで。同フェアには、かき氷「白くま」をイメージしたパフェや南国のフルーツを使用したパフェなど、夏ならではのデザートが登場する。「トロピカル白くまパフェ」(630円)は、マンゴーとパイナップルをたっぷりと使用した白くまのデザート。「ミニパフェ」は400円。「白くまパフェ」(530円)は、フルーツと小豆、練乳を組み合わせた毎年恒例のデザートで、「ちびパフェ」(380円)も用意している。「杏仁パイントールパフェ」(680円)は、杏仁にマンゴーソースをかけてパイナップル果肉をトッピングした。「ミニパフェ」(400円)も用意している。「杏仁マンゴーパフェ」(650円)は、杏仁に大きめのマンゴー果肉をトッピングした1品。実施店舗は、「創作オムライス ポムの樹」「ポムズファーム」「ポムドテール」「ポムズグリル」「キッチンパレット」(フードコート、一部店舗を除く)。※価格は税別
2015年05月18日ポムフードはこのほど、「明太子オムライスフェア」を全国の「創作オムライス ポムの樹」ほかグループ店舗にて開始した。フェアは9月1日まで。同フェアでは、博多めんたい「かねふく」の明太子を使用したオリジナルオムライス3品を提供する。「明太子とチコリのイタリアントマトソースオムライス」(SSサイズ・税別1,030円)は、冷製トマトソースに、シャキシャキ食感のチコリとピリッとした辛さの明太子を合わせた。夏でもさっぱりと食べられる味わいとのこと。「サルシッチャとデミソースの明太子クリームオムライス」(SSサイズ・税別1,080円)は、イタリア風ソーセージ・サルシッチャのうま味が溶け込んだ明太子クリームソースと、デミグラスソースの2種類が味わえる。「揚げ茄子と明太子おろしオムライス」(SSサイズ・税別1,030円)は、ポン酢をかけて食べる和風オムライス。丸ごと1本を使用した揚げ茄子にピリ辛の明太子をトッピングしている。なお、フェア対象のオムライス1品にサラダ、ドリンク、期間限定のミニパフェが付いたセットメニュー(税別1,480円)も用意。対象店舗は、「創作オムライス ポムの樹」「ポムズファーム」「ポムドテール」「ポムズグリル」「キッチンパレット」(フードコート、一部店舗を除く)。
2015年05月18日「睡眠には光を浴びるとよい」というのは聞いたことがあるけれど、どのくらいの量をいつ浴びればよいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか? 今回は、光を浴びるタイミングや量などのポイントを探ってみました!睡眠改善には光が必要?不眠の人の睡眠改善や冬季うつの治療法として用いられる高照度光療法。これは日中に太陽光に似た人工的な光を数時間浴びるというもので、即効性があるとして注目を集めています。この治療法が発案されたのは1980年代初めのこと。夏と比べて日の出ている時間が短い冬は、不眠や冬季うつになる人が多かったため、人工的な光を使って夏と同じだけ光を浴びることでそれを防ごう、という狙いだったそうです。ここで気になるのが光を浴びると、私たちの体にはどのような効果・影響があるのか、ということですよね。具体的に何が変化するのでしょうか?セロトニンがカギを握る!目から入った光は、脳幹部にある神経核に到達します。神経核は光を受けると、心身の安定と深い関係のある神経伝達物質セロトニンを合成し、脳全体に行き渡らせると考えられています。セロトニンは自律神経をコントロールする役割を担っていて、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌を活発化させる働きがあると言われています。また、セロトニンが不足すると、睡眠不足や情緒の不安定にもつながるのだそうです。このことから、浴びた光の量が不眠や冬季うつとつながりがあると考えられているのです。必要な光の量とは?それで高照度光療法では、どのぐらいの光を浴びる必要があるのでしょうか。ちなみに、照度の目安は次のようになっています。・10万ルクス晴天時の屋外・1万ルクス 曇天時の屋外・5千ルクス 雨天時の屋外・2千5百ルクス 晴天時の室内(東や南側に窓がある場合)・1千ルクス オフィスの照明・5百ルクス 住宅の照明これらをふまえたうえで、光療法で効果を得るには「1万ルクス×1時間」程度が必要だと言われています。ただし、夜にこれだけの光を浴びると体内時計が大幅に狂ってしまい、眠れなくなるのでNGとのこと。ただ、夜以外であれば、必ずしも朝である必要はないと考えられています。現在はLED光源を用いたポータブル型の光療法器も販売されているとのことなので、気になる人はチェックしてみては?Photo by Mateus Lunardi Dutra
2015年04月16日固定インターネット回線でにわかに注目を集めているのが、NTT東日本・西日本が光回線を卸売りする「光コラボレーションモデル」だ。同モデルにはインターネットサービスプロバイダ(ISP)や携帯キャリアなどが相次いで参入し、自社ブランドで光回線サービスの提供を開始している。光コラボレーションモデルの光回線サービスは、既存の「フレッツ光」よりも低価格で利用でき、すでにフレッツ光を利用している人であれば、契約形態を変更する"転用"手続きによって、工事不要で乗り換えられることなどが特長。とはいえ、実際どのような手続きが必要なのか、よくわからないという人も多いかもしれない。本稿では、U-NEXTが光コラボレーションモデルを採用して提供する光回線サービス「U-NEXT光コラボレーション」(以下、U-NEXT光)に、実際にフレッツ光から乗り換えてみたので、その手続きの流れを紹介していこう。○光コラボレーションモデル「U-NEXT光」とは?まずはじめに、U-NEXT光の概要をおさらいしておきたい。U-NEXT光は、格安SIMサービスの「U-mobile」やビデオ配信サービス「U-NEXT」などを提供するU-NEXTが、2月1日より提供開始した光回線サービス。同サービスは、NTT東西の光コラボレーションモデルを採用したもので、「フレッツ光」より低価格で提供されるのが特長だ。U-NEXT光の月額料金は、2年契約による割引を適用した場合、戸建て向けが月額4,200円(以下、金額はすべて税抜)、マンション向けが月額3,180円。同社が提供するISP「U-Pa!(ウーパ)」のプロバイダ料金を含めても、戸建て向けが月額4,980円、マンション向けが月額3,910円となり、従来のフレッツ光の一般的な料金と比べて、毎月1,000円程度安くなっている。また、U-NEXT光では、格安SIMサービスのU-mobileと組み合わせたセットプランの提供も行っている。たとえば、マンションに住む家族向けの「スーパーファミリーバリュー」では、LTE使い放題プランの音声SIM3回線と光回線をセットで月額10,000円、音声SIM2回線と光回線をセットで月額8,000円で利用することが可能。もちろん、戸建向けにも同様にセットプランが提供されているほか、単身者向けに光回線とSIMカード1枚からの割引も用意されている。このように自社の他サービスと組み合わせて、よりお得な料金で提供できるのも光コラボレーションモデルならではのメリットと言える。○フレッツ光から乗り換える"転用"とは?U-NEXT光をはじめとする光コラボレーションモデルでは、既存のフレッツ光のユーザーが乗り換えやすいのも特長だ。契約形態を変更する"転用"手続きのみでフレッツ光から乗り換えることができ、立ち会いの回線工事などは不要。転用手続きでは、まずフレッツ光を契約しているNTT東日本または西日本に問い合わせて、"転用承諾番号"を取得し、その番号を使って転用先の事業者で申し込みを行う。ちなみに、U-NEXT光の転用についてのページでは、そもそも転用とは何か、転用における全体的な流れや注意事項などがわかりやすく解説されている。携帯電話やスマートフォンで、番号を変えずにキャリアを乗り換えるMNP(携帯番号ポータビリティ)にもよく似ているが、転用(開通)が行われるのが即日ではなく、数日後になることが大きな違いだ。また一旦転用してから他の光回線サービスに乗り換える"再転用"は不可となっており、その場合は新規契約になることにも注意しておきたい。○実際に、フレッツ光からU-NEXT光に乗り換えてみたそれでは、フレッツ光からU-NEXT光に乗り換える際の転用手続きの流れを紹介しよう。なお、筆者はこれまで、都内の自宅で「フレッツ光ネクスト マンション・ハイスピードタイプ ミニ」を利用してきた。転用手続きの流れは、U-NEXT光の利用までの流れでも詳しく解説されている。同ページで説明されている通り、まずはNTT東日本から転用承諾番号を取得することになる。NTT東日本の場合、フリーダイヤルまたはフレッツの公式Webサイトから転用承諾番号の取得が可能だが、今回はWebサイトから番号の取得を行った。フレッツの公式Webサイトにある転用手続きページにアクセスしたら、注意事項を確認の上、同意して、お客様情報の入力画面へと進む。なお、入力画面では、契約者情報を確認するために、フレッツ光の「お客さまID」「ひかり電話番号」「契約者の連絡先電話番号」のいずれかの入力が必要になる。そのため、手続きの際は、NTT東日本から送付されてきた請求書や開通の案内を手元に用意しておくのが良いだろう。入力画面では、このほかフレッツ光の契約者名や利用場所の住所を入力し、現在の支払い方法などの選択も行う。さらに、転用承諾番号発行のお知らせメールの送信先メールアドレスを指定して、次の画面で入力内容を確認しよう。確認後、[お申し込み内容を送信する]ボタンをクリックすれば情報が送信され、続いて表示される画面で転用承諾番号を確認することができる。なお、先ほど入力したメールアドレスに送られてくるメールには、転用承諾番号は記載されていないため、忘れずに番号を控えておくこと。転用承諾番号の有効期間は15日間。有効期間内にU-NEXT光への申し込みが必要となり、有効期間を過ぎてしまうと、再度、転用承諾番号を取得しなければならない。転用承諾番号を取得したら、U-NEXT光の申し込みフォームで必要な情報を入力しよう。転用の場合、"お問い合わせ内容"で「フレッツ光から乗り換え希望」を選択し、氏名、住所、電話番号、メールアドレスと、先ほど取得した転用承諾番号を入力する。[入力内容を確認]ボタンをクリックし、次の画面で内容を確認して、問題がなければ[入力内容を送信]ボタンをクリックして情報を送信可能。送信が完了したら、U-NEXTからの連絡を待とう。数日後、U-NEXTの担当者から電話がかかってくる。この電話で、今回は転用のため工事不要であることや、再転用が不可であることなどの説明を受け、同意すれば、電話口でそのまま申し込むことが可能。また、今回はプロバイダもU-NEXTのU-Pa!に変更したため、プロバイダの申し込みも同時に行った。なお、プロバイダを変更する場合は、現在使っているプロバイダを自身で解約する必要がある。申し込み後、10日前後で転用が完了し、その2、3日前にU-NEXTから届く「ご契約内容確認書」に転用予定日が記載されている。また、プロバイダのU-Pa!からも会員証が届くので、U-Pa!を利用してインターネットに接続するには、会員証に記載されている接続用IDとパスワードを自宅のルーターなどに設定すればよい。以上がフレッツ光からU-NEXT光への転用手続きとなる。フレッツ光ユーザーの場合、工事不要で乗り換えられるのが光コラボレーションモデルの最大のメリットと言えるだろう。あらかじめ転用承諾番号を取得してから申し込む必要があるものの、あとは申し込みフォームへの入力と電話の対応だけで手続きを完了できるため、工事に立ち会う時間がない人でも簡単に低価格の光回線に乗り換えることが可能だ。とりわけU-NEXT光では、格安SIMサービスのU-mobileとのセットプランも用意されており、自宅の光回線とあわせてスマートフォンの料金の節約も図ることができる。毎月の通信費を負担に感じている人は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。
2015年03月31日宇都宮大学、埼玉医科大学、早稲田大学、三次元工学会、アリゾナ大学による共同研究グループは、任意の偏光を持つテラヘルツ光の偏光状態をスナップショットで解析する手法を開発した。同技術はテラヘルツ光の偏光を制御するために重要となる。同研究では、テラヘルツアクロマティック軸対称波長板(TAS plate)とテラヘルツ検光子で透過後のテラヘルツ光の光強度分布をパイロカメラによって1枚撮像するだけで、テラヘルツ光の偏光を決める手法を実証した。詳しく調べるために、テラヘルツ検光子の角度方向に対するテラヘルツ強度分布を複数枚測定し、フーリエ変換することにより、入射偏光のストークスパラメータをすべて算出。このストークスパラメータを用いてテラヘルツの強度分布を再計算することにより、未知の入射偏光だけでなく、TAS plate透過後のベクトルビームの偏光状態も解析できることを示した。さらに、TAS plateを用いると、検出するだけでなく、逆に発生に使うこともでき、テラヘルツ光ベクトルビームの生成にも適用できることを示したとのことで、これらのことから、任意の偏光をもつテラヘルツ光の偏光を解析する革新的な手法が開発されたことになる。今回の成果は、ベクトルビームとしてのテラヘルツ光の偏光を解析する新しい手法を実証した。これにより、テラヘルツ波の偏光を制御するために必要な計測系ができたことを意味する。今後は、同手法でテラヘルツ光の電場の向きをモニタしながらテラヘルツ光の偏光を設計することによって、物性科学、情報通信、生体計測、天文学、セキュリティなどのテラヘルツ光に関する分野への貢献が期待される。例えば、偏光状態がよく制御されたテラヘルツ光により分子振動や物質の構造骨格などを解析する物性科学などに寄与することになり、将来的にはレーザ加工機や高密度記録媒体、顕微分光分析装置の開発を目指した応用発展も期待される。また、この偏光解析法は、テラヘルツ光のみならず、遠赤外線から、可視光、X線にいたる電磁波全般にも今後活用されるものと期待される。同研究は、宇都宮大学大学院工学研究科の東口武史准教授、及川大基(博士前期課程大学院生)ら、埼玉医科大学保健医療学部の若山俊隆准教授、米村元喜客員教授ら、早稲田大学理工学術院総合研究所の坂上和之講師、鷲尾方一教授ら、三次元工学会の吉澤徹理事長、アリゾナ大学のタイヨスコット教授、宇都宮大学オプティクス教育研究センターの大谷幸利教授との共同研究として実施され、研究成果の詳細は、3月24日付の英科学誌「Scientific Reports」オンライン版に掲載される予定だという。
2015年03月25日三菱電機は3月19日、100Gbps高速光通信用「25Gbps光通信用DFBレーザ―」を開発したと発表した。同社は今回、高速応答性を損なうことなく、発光層に効率良く電流注入できる低容量電流狭窄層を開発。従来製品に比べて発光層への電力注入効率を約12%改善し、高温時(+85℃)でも10mW以上の高い光出力を実現した。高温動作が可能となったためデバイスの冷却が不要となり、光通信機器の低消費電力化につなげることができる。また、合波時に生じる光損失を補うことができる高光出力を実現したことで、異なる4波長の25Gbps DFBレーザー光を合波する100Gbps光通信用集積型TOSAの高性能化に寄与する。この低用量電流狭窄層の開発とDFBレーザー部分を従来比75%縮小したことで、広い動作温度範囲(-20℃~+85℃)で業界トップレベルの高品質な変調波形(マスクマージン20%以上)を実現した。さらに、レーザー駆動回路設計の調節が容易となり、光通信機器の設計をよりシンプルにすることができるようになる。同社は今後、光通信機器の高密度実装化・低消費電力化に対応するため、動作温度範囲のさらなる拡大と、電流から光への変換効率の向上を図っていくとしている。
2015年03月20日ポムフードは4月1日より、「焼きたてチーズタルト専門店PABLO(パブロ)」のチーズタルトを、全国のポムの樹や他グループ店舗(フードコート除く)にて、期間限定で販売する。今回、期間限定で提供するチーズタルトは2種。「PABLOミニチーズタルト」は、サクサクのタルトにとろけるチーズクリームを詰めた。ポムの樹グループ店だけでしか食べられないPABLOオリジナルチーズタルトとのこと。価格は350円、ドリンク付きは500円。「コニャックショコラと抹茶チーズタルト」は、コニャック漬けしたフルーツの甘酸っぱさがアクセントのチョコチーズタルトと、チーズ生地を重ねて抹茶のグラサージュでコーティングした抹茶チーズタルトをセットにした。価格は350円、ドリンク付きは500円。また、PABLOのミニチーズタルトとコニャックショコラ、抹茶チーズタルトが全部楽しめる「PABLOコラボスイーツセット」も用意する。価格は730円、ドリンク付きは880円。※価格はすべて税別
2015年03月18日●契約したいと思う理由は?3月1日よりNTTドコモ、ソフトバンクは光回線と携帯電話回線をセットで契約すると割安になる光セット割(ドコモは「ドコモ光パック」、ソフトバンクは「スマート値引き」)を提供開始する。これによりすでに「auスマートバリュー」を提供しているKDDIと合わせ大手3キャリアから光セット割が出揃った。そんな光セット割はユーザーの目にどう映っているのだろうか。マイナビニュース会員500人を対象に、光セット割を契約したいと思うかアンケート調査を行った。○約4割の人が「契約したい」と回答まず、光セット割を契約したいと思うか質問した。結果は、「はい」(契約したい)と回答した人が500人中42.0%となる210人、「いいえ」(契約したくない」と回答した人が58.0%となる290人だった。なお、すでに光セット割を契約している人も「はい」に含まれている。「いいえ」と回答した人の方が多かったものの、約4割の人が「契約したい」と回答した。○一番人気は「ドコモ光パック」次に「契約したい」と回答した人にどのサービスを契約したいか聞いてみた。結果は、210人中45.2%となる95人が回答したドコモの「ドコモ光パック」が最も多く、2番目は39.0%となる82人が回答したKDDIの「auスマートバリュー」、続いて15.7%となる33人が回答したソフトバンクの「スマート値引き」だった。そのサービスを選択した理由を聞くと、「ドコモ光パック」を回答した人の意見では、「ドコモユーザーだから」、「ずっとドコモを使っているから」、「家族がみんなドコモ使っているから」など、現在利用しているキャリアから「ドコモ光パック」を選択した人が多いようだった。そのほか、「回線が安定してそう」、「現在はソフトバンクを利用しているけれど、価格と性能がドコモの方が良さそう」など、ドコモのブランド力に魅力を感じる意見も散見された。「auスマートバリュー」を選択した人の意見では、「すでに契約している」という人を除くと「携帯がauだから」という意見のほか、「一番始めに提供を開始したのはauだし、信頼感がある」、「CMが好き」、といった意見が見られた。「スマート値引き」については、他2キャリア同様「現在使っている携帯がソフトバンクだから」という意見が最も多かった。他の意見としては「ソフトバンクが好き」、「人気があるから」、「利用しやすそう」といった意見があった。どのサービスも共通して、現在契約しているキャリアからサービスを利用しようと思っている人が多いようだった。●契約したくない人たちの理由は?○認知度はまだ低い光セット割一方、「いいえ」(契約したくない)と回答した人は、なぜそのように思っているのだろうか。理由を聞いてみた。最も多かったのは、「まだよくわからない」、「メリットが理解できていない」、「どの程度安くなるのかわからない」、「本当に得なのかわからない」など、光セット割自体をよくわかっていないという意見だった。また「めんどくさそう」、「勧誘が激しそう」、「手続きに手間がかかりそう」、「家族に説明するのが手間」という意見も多かった。加えて、「固定回線を引く必要がない」、「マンションで決められたプロバイダしか契約できない」、「パソコンを持っていない」といった光回線自体が必要ないという意見や、「電話番号が変わるとしたら嫌だ」、「まだ様子をみていたい」、「プランが複雑でわかりにくい」などサービスに不安を感じる意見も散見された。そのほか、「ドコモの携帯を長い間利用しているが、新規ユーザー向けのプランが多く、既存客に対するお得感が全く感じられない。光セットの前に月額の携帯料金を割り引いて欲しい」、「外出先で利用することを考えたら、固定回線ではなくモバイルルーターの方が便利」、「スマホがそもそも高いからセット割と言われてもお得感がない」などの意見も見られた。ドコモの加藤薫社長は、光セット割についてモバイルから固定回線まで、問い合わせやアフターケアをワンストップで提供できるため、安心して利用できるようになるとアピールしているが、サービスの認知度などを考えると、光セット割が普及するにはもう少し時間がかかるかもしれない。調査時期:2015年2月10日~2015年2月12日調査対象:マイナビニュース会員調査数:500件調査方法:インターネットログイン式アンケート(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月01日NTT東西が光回線を卸売りする「光コラボレーションモデル」を採用した光回線サービスが話題となっている。同モデルの仕組みについては、マイナビニュースの別稿でも詳しく解説しているが、インターネットサービスプロバイダ(ISP)や携帯キャリアなどの事業者が自社ブランドで光回線サービスを提供し、自社の他のサービスと組み合わせてパッケージ化できることなどがメリットとなっている。光コラボレーションモデルで特に注目すべきは、格安SIMサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)各社が参入し、格安SIMと光回線との"セット割"の提供を開始したことだ。スマートフォンの料金を節約できる格安SIMに、光回線を組み合わせることで、固定回線の料金まで節約して、家庭で利用する固定・携帯の通信料金を大幅に削減することが可能になる。そこで本稿では、2月1日より光回線と格安SIMのセット割をいち早く提供開始したU-NEXTの「U-NEXT光&スマホコラボレーション」について紹介しながら、主要キャリアの光回線・スマホのセット割との比較を行ってみたい。○現状のスマホ利用料で光回線&スマホが使える!?格安SIMサービスの「U-mobile」やビデオ配信サービス「U-NEXT」などを提供するU-NEXTが、2月1日より提供開始した光回線サービスが「U-NEXT光」だ。同サービスは、NTT東西の光コラボレーションモデルを採用したもので、「フレッツ光」の速度・品質はそのままに低価格で提供されるのが特長だ。U-NEXT光の月額料金は、2年契約による割引を適用した場合、戸建て向けが月額4,200円(以下、金額は税抜)、マンション向けが月額3,180円。同社が提供するISP「U-Pa!(ウーパ)」のプロバイダ料金を含めても、戸建て向けが月額4,980円、マンション向けが月額3,910円となり、従来のフレッツ光の一般的な料金と比べて、毎月1,000円程度安くなっている。また、同サービスで特筆すべきは、光回線と格安SIMをパッケージ化した「U-NEXT光&スマホコラボレーション」だ。光回線とセット加入することで、U-mobileのダブルフィックス/1GB/3GB/LTE使い放題の各プランに応じて、最大500円の割引が適用される。たとえば、音声通話付きのLTE使い放題プランの場合、戸建て向けの光回線を含めた月額料金は6,680円(別途プロバイダ料金)。現在、スマートフォンの利用料金が毎月7,000円程度のユーザーであれば、その金額でスマートフォンと固定回線の両方を賄える計算だ。さらに、ファミリー向けとして、さらにお得な「スーパーファミリーバリュー」というパッケージも提供される。同パッケージは、光回線とLTE使い放題プランの複数回線を組み合わせたもので、最大5回線のSIMをセットにできる。たとえば、戸建て向け光回線では、SIM2回線とのセットが月額9,000円、SIM3回線とのセットが月額11,000円。また、マンション向け光回線の場合、さらに1,000円安く、SIM2回線とのセットが月額8,000円、SIM3回線とのセットが月額10,000円となる(いずれもプロバイダ料金は別)。家族全体の固定・携帯の通信料金を1万円程度に抑えることができ、かなり節約することが可能だ。○U-NEXTと主要キャリアの光回線・スマホのセット割を比較!それでは、「U-NEXT光&スマホコラボレーション」がどのくらい安いのかを、主要キャリアが提供する光回線・スマホのセット割と比較して確認してみよう。なお、主要キャリアでは、NTTドコモとソフトバンクが「光コラボレーション」に参入し、自社ブランドの光回線サービスとスマートフォン・携帯電話のセット割である「ドコモ光パック」「スマート値引き」をそれぞれ3月1日より提供する。また、KDDIは独自の光回線サービス「auひかり」などの固定通信サービスと、スマートフォン・携帯電話をセットにして割引く「auスマートバリュー」を以前より提供している。今回は、光回線と家族4人分のスマートフォン回線をセットで契約した場合の各社の合計月額料金を比較してみた。なお、光回線は2年契約の戸建向けを選択したほか、各社のスマートフォンのプランは、1人あたり月間5GB程度のデータ通信量を利用することを想定して選択し、月額料金をシミュレーションした。ドコモでは月間20GBプランを選択して4人でシェアした場合で、KDDIとソフトバンクでは各人が月間5GBプランを選択した場合で、それぞれ計算を行っているが、主要3キャリアの固定・携帯の合計月額料金はいずれも3万円以上となっている。一方、U-NEXTでは、LTE使い放題プランの「スーパーファミリーバリュー」の4回線を選択しているが、合計月額料金は13,780円と、キャリアの半額以下となった。U-NEXTの光回線・スマホのセット割がいかに割安なのかがお分かりいただけるだろう。また、キャリアのプランでは、1人あたり月間5GB、4人で月間20GBといったデータ通信量の上限が定められており、超過すると通信速度が制限される。しかし、U-NEXTのLTE使い放題プランでは、データ通信量の上限がないため、通信速度が制限されることなく、快適に利用できることが特長。たとえ、データ通信量を使い過ぎてしまった月でも安心だ。なお、U-NEXTの音声通話付きLTE使い放題プランでは、音声通話は定額ではなく従量制で、通話発信することに20円/30秒の通話料がかかる。ただし、同サービス専用の通話アプリ「U-CALL」が提供されており、同アプリから通話発信すれば、通話料を半額の10円/30秒(不課税)にすることが可能だ。この通話料を考慮した場合でも、よほど頻繁に通話しない限り、キャリアの光回線・スマホのセット割の半額程度に抑えることができ、家庭の通信料金をかなり節約できると言える。○フレッツ光ユーザーなら"転用"で簡単に乗り換えできるちなみに、U-NEXT光をはじめとする光コラボレーションモデルを採用した光回線サービスは、現在すでにフレッツ光を利用しているユーザーであれば、"転用"という手続きにより簡単に乗り換えできる。転用は契約形態を変更するだけの手続きとなり、工事が不要なのが特長だ。具体的な手続きの流れは、U-NEXTのWebサイトでも紹介されているが、まずフレッツ光を契約しているNTT東日本または西日本に問い合わせて"転用承諾番号"を取得し、U-NEXTのWebサイトまたはフリーダイヤルの電話から申し込みを行える。なお、現在フレッツ光を利用していないユーザーは新規契約となり、U-NEXTへの申し込み後、自宅の光回線工事を行うことでインターネットの利用が可能になる。また、U-NEXTでは、4月30日までの期間限定でキャンペーンを実施中だ。Webサイト経由でスーパーファミリーバリューに申し込んだ場合、U-mobileの新規契約の事務手数料3,000円のほか、転用の事務手数料2,000円または新規契約の光回線工事費24,000円がいずれも無料になるキャンペーンとなっており、初期費用をかけずにU-NEXT光の利用を開始することができる。***本稿では、U-NEXTが提供する「U-NEXT光&スマホコラボレーション」を例として、MVNOとキャリアのセット割を比較してきた。NTTドコモとソフトバンクが光コラボに参入したことで、主要3キャリアの固定・携帯のセット割が出揃ったが、月額料金の総額では3社にそれほど大きな違いはない。しかし、U-NEXTをはじめとするMVNOのセット割を利用すれば、固定・携帯の通信料金を大幅に節約することができそうだ。U-NEXT光&スマホコラボレーションなどを参考にしながら、この機会に自宅の固定回線だけでなく、家族1人ひとりが使っているスマートフォンもあわせて、家庭の通信料金を見直してみてはいかがだろうか。
2015年02月24日NTT東日本・NTT西日本は2月1日より、光回線サービス「フレッツ光」を卸売りする「光コラボレーションモデル」の提供を開始した。これを受けて、インターネットサービスプロバイダなどの事業者が、同モデルを採用した光回線サービスを相次いで発表している。とはいえ、「"光コラボレーションモデル"って何?」「どうすれば利用できるの?」「利用料金は安くなるの?」など、光コラボレーションモデルについて疑問がある人も多いはずだ。そこで本稿では、新たな形態の光回線サービスである光コラボレーションモデルについて、詳しく解説していきたい。○そもそも光回線サービスとは?自宅の固定回線として、光ファイバー(光回線)を利用しているという人はかなり多いのではないだろうか。光回線は通信速度が最大1GbpsでADSLなどと比べて高速であり、なおかつ通信速度が安定しているのが特長。ちなみに、1Gbpsとは1Mbpsの1000倍であり、ADSLの通信速度が最大50Mbpsだとすると、理論値では20倍のスピードとなる計算だ。また、ADSLの場合、NTT収容局から自宅までの距離が離れているほど速度が低下してしまうが、光回線は距離が離れていても速度が低下しない。住んでいる地域に関係なく、快適な通信速度で利用できることも光回線の特長のひとつだ。自宅で大容量ファイルをダウンロードしたり、YouTubeやニコニコ動画などのネット動画を視聴する機会が多い人にとっては、光回線は必須の環境だと言えるだろう。代表的な光回線サービスとしては、NTT東西の「フレッツ光」のほか、KDDIの「auひかり」などがあり、それぞれ独自の光ファイバー網を用意してサービスを提供している。基本的に、ユーザーが光回線サービスを利用したい場合、回線事業者であるNTT東西やKDDIなどと契約するのに加え、インターネットサービスプロバイダ(以下、プロバイダ)とも契約が必要になる。プロバイダとは、インターネットへの接続サービスを提供する事業者であり、OCNやSo-net、BIGLOBEや@niftyといったプロバイダが有名だ。日頃からプロバイダのメールアドレスを使用している人にとっては、とりわけ馴染みが深いだろう。このように、従来のフレッツ光では、光回線部分はNTT東西と、接続サービス部分は各プロバイダと契約する必要があり、料金の請求元も異なっていた。しかし今回、提供開始された光コラボレーションモデルを採用すれば、プロバイダなどがワンストップで光回線サービスを提供することが可能になる。○「光コラボ」では自社ブランドで光回線を提供できる光コラボレーションモデルでは、NTT東西がプロバイダなどの事業者に光回線を卸売りし、事業者が自社ブランドで光回線サービスを提供する。前述のプロバイダ各社では、OCNが「OCN光」、So-netが「So-net 光 コラボレーション」、BIGLOBEが「ビッグローブ光」、@niftyが「@nifty光」として、それぞれサービスの提供開始を発表した。事業者にとっては、光回線の設備を持つことなく光回線サービスを提供できるほか、自社の他サービスとパッケージ化して販売できることなどがメリット。一方、ユーザーにとっては、プロバイダなどの事業者のみと契約するだけで「フレッツ光」と同じサービスを安い料金で利用でき、料金の支払先も1カ所にまとめられることがメリットとなっている。なお、すでにフレッツ光を利用しているユーザーが、光コラボレーションモデルに乗り換える場合、契約形態を変更する"転用"の手続きのみで乗り換えが可能であり、工事は不要。乗り換えによって、現在よりも光回線の利用料金が値下げになる場合があるほか、事業者が提供するモバイル通信サービスとのセット割が適用されるケースもある。携帯キャリアでは、NTTドコモとソフトバンクが光コラボレーションモデルに参入し、光回線と携帯電話・スマートフォンをセットにして料金を割引く「ドコモ光パック」「スマート値引き」をそれぞれ3月1日より提供予定だ。また、格安SIMを提供するMVNO各社からも、光回線とSIMカードのセット割が発表されている。2月1日より光コラボレーションモデルの光回線サービス「U-NEXT光」を提供開始したU-NEXTでは、同社のモバイルデータ通信サービス「U-mobile」と組み合わせたセット割の提供も行っている。たとえば、マンションに住む家族向けの「スーパーファミリーバリュー」では、LTE使い放題プランの音声SIM3回線と光回線をセットで2,120円割引の月額10,000円(税別)、音声SIM2回線と光回線をセットで1,140円割引の月額8,000円(税別)で利用することが可能。もちろん戸建向けにも同様にセットプランが用意されている。また、単身であっても「U-NEXT光」と「U-mobile」1契約からの割引もあるので、U-mobileのSIMサービスを利用しているユーザーであれば、ぜひチェックしておきたい。***NTT東西が提供開始した光コラボレーションモデルについて、本稿では従来の光回線サービスとの違いをまじえながら解説してきた。プロバイダや携帯キャリア、MVNOなど、さまざまな事業者が続々と参入している同モデルでは、モバイルとのセット割にも注目だ。とりわけ現在、フレッツ光を利用しているユーザーにとっては、簡単な手続きで乗り換えが可能となっているため、どのくらい安くなるかをよく吟味しながら、光コラボレーションモデルへの乗り換えを検討するとよいだろう。
2015年02月17日ソネットは光ブロードバンドサービス「So-net 光 コラボレーション」の提供を開始した。光回線とインターネット接続をセットにしたサービスで、各種割引が適用されると、新規利用者の場合、戸建て向けが月額税別4,800円、マンション向けが同3,700円で利用できる。「So-net 光 コラボレーション」は、NTT東西が提供する光コラボレーションモデルを採用した光ブロードバンドサービス。NTT東西提供のフレッツ光と速さ品質で同等のサービスとなり、最大約1Gbpsの高速通信が行える。通常料金は、新規、転用ともに、戸建て向けが同5,700円、マンション向けが同4,600円。割引については新規・転用で異なる。新規利用者の場合、「月額料金30カ月400円割引キャンペーン」と「So-net 長割 for 光 コラボレーション」(月額税別500円割引)が適用されることで、通常料金から同900円が割り引かれる。転用(すでにフレッツ光を利用)の場合も「So-net 長割 for 光 コラボレーション」で月額税別500円が割り引かれるが、新規の場合と異なり、利用年数に応じた割引に変わる。利用年数に応じた割引は戸建て向け、マンション向けで、割引額が変わる。戸建て向けでは、利用開始1年目の月額100円割引から、1年毎に同100円割引が加算され、5年目以降は同500円割引かれる。5年目以降は各種割引が適用されることで、同4,700円で利用可能。マンション向けでは、1年目の同100円割引から、1年毎に同50円割引が加算され、5年目以降は同300円割引かれる。5年目以降は各種割引が適用されることで、同3,800円で利用可能。なお、「So-net 長割 for 光 コラボレーション」は30カ月の契約期間があり、自動継続となる。契約中は継続して割引が適用されるが、契約更新月以外に解約すると、解約金として7500円(不課税)かかる。また、各種キャンペーン期間は2月28日まで。
2015年02月09日「ドコモ光」の発表など、「光のサービス卸」が話題になっていますが、それに関して、総務省がガイドラインを作成しました。その理由と内容について説明します。○光のサービス卸とは?NTTのフレッツ光を丸ごと他の事業者に卸して、他の事業者のブランドとして売ることを指しています。光のサービスをするためには、光ファイバーだけでなく、色々な制御装置などが必要で、小規模の事業者には負担が大きいのですが、この新しいサービス卸では、そうした装置についてもフレッツ光と同じものを丸ごと貸し出すことになるので、卸を受ける事業者は小さなコストで光のサービスを開始することができるようになります。一方、こうした仕組みができると、言い方は悪いですが「筋の悪い会社」が光サービスに絡みやすくなる恐れが大きくなってきます。光サービスは簡単に乗換えがしにくく料金も高額なので、最終的に利用者に対する弊害が大きくなりがちです。そうした事態を防ぐために、総務省がガイドラインを策定することになりました。このガイドラインの目的は、大雑把に言ってしまうと「卸も含んだ上から下まで、きちんと法律に違反しないようにしましょう」というものです。実のところ、きちんと上(NTT)から下(勧誘代理店)までが法律を理解して遵守していれば、このようなガイドラインは必要ありません。しかし、電気通信事業法や関連の法令群は極めて難解で、経験のない事業者にとっては何が違反なのかさえ分からないのが実情です。そのため、簡易な表現のガイドラインを策定することになったのです。また、意図的に脱法的な公平性の阻害行為を行う事業者が出てくる懸念もあります。そうした行為に関しても、それは違反として指導する可能性がありますよ、と釘を刺す役割も持っています。ここで言う公平性とは、NTTとNTTから卸を受ける事業者(以下、卸先事業者)に対する、他のブロードバンド事業者です。特に、ケーブルテレビなどは地域営業が義務付けられているため、東日本・西日本という大きな単位で設備・コストを共有して弾力的な値付けができる卸先事業者に対して非常に不利な競争を強いられます。仮に卸先事業者の一社でも異常に大きな割引をしたりすると、その割引期間中に地域事業者が破綻に追い込まれる恐れさえあります。その後、割引を廃止することで利用者には実質値上げとなるなど、最終的には利用者の不利益になってしまうのです。具体的なガイドライン案の内容について、特に重要なものをいくつかピックアップしてみました。○NTTが行うと違法になるかもしれない行為合理的な説明なしにケータイ事業者それぞれに異なる料金で卸すこと抱き合わせやダンピング、エンドサービス料金を上回る貸し出しをすること卸先事業者の事業計画や顧客情報を聞いたり活用したり、口出ししたりすること卸先事業者が行うと違法になるかもしれない行為* 地域事業者を潰すような競争阻害的料金を設定すること* 利用者に対してNTTやその関係者であると名乗り、勘違いさせること* 「原価割れ覚悟!」みたいな説明をすること* 苦情に対応しないこと○代理店が行うと違法になるかもしれない行為利用者や勧誘相手に対してNTTやその関係者であると名乗り、勘違いさせること勧誘相手に対して、勧誘相手が現在利用中の事業者やその関係者であると名乗り、勘違いさせること違約金などに関して誤認を誘う説明をすることちなみに、上記の「料金」には、販売奨励金・機器割引・キャッシュバックなどの一時金による実質的な割引も含んだもの、とされています。ただ、具体的にどの程度やると「競争阻害的」なのか、などの数字が示されていないため、いずれも解釈次第の甘いガイドラインになってしまっています。また、特に利用者の不利益を起こしやすい代理店そのものの把握が法的に困難で、その違法行為を取り締まるのが難しい状況です。こうした点について、今後、意見が出てくるのではないかと思います。過去の事例から言うと、それで総務省案が改正されることはほとんどありませんが、将来的な見直しの機会にそうした点も取り入れ、ガイドラインの強化や法令の改正などで対応をお願いしたいですね。なお、総務省では2月19日まで、このガイドラインに関する一般からの意見募集をしています。何か思うところがあったらぜひ意見をしてみてください。■ 記事提供:gooスマホ部3万件ものスマホやアプリ、タブレット等Q&Aをストック。あなたのお困りごとにスマホ部員が回答します!!
2015年02月02日NTTドコモが先月29日に発表した光回線サービス「ドコモ光」について、Twitter上で、「フレッツ光の転用」が話題になっている。現在、フレッツ光の契約者は、ドコモ光に「転用」が可能だが、「ドコモ光」の解約後はフレッツ光への再転用が不可能となる。この点についてTwitter上では「(転用後は)ずっとドコモ使えってことか?」「注意が必要だな」などのツイートが散見される。真相はどうなのか。何か問題は生じるのか。同社広報部に話を聞いた。フレッツ光からドコモ光に移り、ドコモ光を解約後、フレッツ光へ再転用することについて同社広報部に聞くと「再転用はできない。ドコモを解約してフレッツ光に戻る場合は、新規契約での手続きとなる」との回答だった。つまり、「転用」という形でフレッツ光と再契約することは不可能だが、「新規契約」として戻ることは可能ということになる。この場合、問題になるのが、フレッツ光で使用していた固定電話の電話番号についてだ。その点について、「フレッツ光と新規契約という形になるため、これまでお使いいただいていた電話番号は引き継げない。変更していただくしかない」(同)という。また、ドコモの携帯電話の解約後の、「ドコモ光」自動解約については、「携帯電話を解約してもドコモ光が解約されることはない。携帯電話を解約してもドコモ光はそのままお使いいただける。また、今後はドコモ光単独での提供もしていきたい」との回答だった。具体的な時期等については未定とのことだが、将来的には「ドコモ光」単独での契約も可能になるようだ。2月3日14時30分更新本稿では当初、ドコモ光の自動解約について、NTTドコモ広報部のコメントとして「サービス開始時点では、携帯電話を解約すると、自動的にドコモ光も解約される」と表記していましたが、同社の公式見解に変更があったため、一部表記を変更させていただきました。
2015年02月02日NTTドコモは、最大1Gbpsの高速通信が使い放題の光ブロードバンドサービス「ドコモ光」と携帯電話回線をセットで契約することで、月々の利用料金を割引く「ドコモ光パック」を3月1日より提供する。サービス開始にあわせて2月16日より事前受付を開始する。「ドコモ光パック」は、2014年6月にスタートした新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の契約ユーザーが対象の割引きサービス。割引額は、新料金プランで契約する毎月の利用可能データ量に応じて異なり、この利用可能データ量が多い契約ほど、割引額が多くなる仕組み。個人利用ではなく、家族でデータをシェアしている場合も同割引は適用される。具体的には、新料金プランにおいて、毎月の利用可能データ量が5GB(個人利用)の「データMパック」を契約している場合の毎月の割引額は800円、毎月の利用可能データ量が8GB(個人利用)の「データLパック」を契約している場合の毎月の割引額は1000円といったように増えていく。ドコモ光パックの利用料金は以下のとおり。ただし、下表の月額利用料は、ドコモ光の利用料と、携帯電話・スマートフォンのデータ定額を合算したものとなり、実際の月額利用料としては、音声定額分が加算されることになる。なお、ドコモ光では、「ドコモ光 単独型」、「IPS料金一体型 (タイプA/タイプB)」の2プランが用意されており、さらに利用料金は戸建向けと集合住宅向けで異なる。下表は3月1日にサービスが開始する「IPS料金一体型 タイプA」の料金となる。2年契約時、契約満了月以外で解約する場合、戸建向けでは13,000円、集合住宅向けでは8,000円の解約金が必要となる。「ドコモ光」のプランが「ドコモ光 単独型」の場合は上の表の料金から200円差し引いた金額となり、「ISP料金一体型 タイプB」の場合は200円増しの金額となる。個人向けのほかにも、最大1,000回線までデータ容量をシェアできる法人向けのプランも用意している。申込みは、ドコモショップ店頭か、My docomoより可能。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月29日NTTドコモは、最大1Gbpsの高速通信を使い放題で利用できる光ブロードバンドサービス「ドコモ光」を3月1日より提供する。利用料金は2年契約の場合、月額税別(以下同)3,800円から。提供開始に先立ち、2月16日より事前受付を開始する。「ドコモ光」は、最大1Gbpsの高速通信を使い放題で利用できる光ブロードバンドサービス。回線のみの提供でISP(インターネットサービスプロバイダ)との契約が別途必要になる「ドコモ光 単独型」と、ドコモが提携するISPのインターネット接続サービスをセットで利用できる「ISP料金一体型」より選択できる。なお、「ISP料金一体型」については、選択するISPによって「タイプA」と「タイプB」が設定されており利用料金が異なっている。また、それぞれの提供タイプにおいて、戸建て向けと集合住宅向けの区分が設定されている。月額の利用料金は以下の通り。2年契約時、契約満了月以外で解約する場合、戸建向けでは13,000円、集合住宅向けでは8,000円の解約金が必要となる。工事に関する初期費用については以下の通り。なお、派遣工事については工事内容によって料金が変動する。また、初期費用として契約事務手数料3,000円が別途必要となる。提供エリアは、東日本電信電話および西日本電信電話が提供する「フレッツ光」の提供エリア。XiまたはFOMAを契約しているユーザーであれば申し込むことができ、契約しているプランなどは問わない。申込みは、ドコモショップ店頭かMy docomoにて可能となっている。なお、「ISP料金一体型 タイプB」については2015年6月に提供開始を予定しており、事前の受付には対応していない。
2015年01月29日ソーラートーンはこのほど、光の目覚し時計「Bright Up Clock(ブライトアップ クロック)」を発売した。○秋から冬にかけて起床できない人に向く、"光の目覚し時計"同商品は、起床時間を設定しておくことで、最大約3万lx(ルクス)の明るい光と音により睡眠リズムを調整し、快適な目覚めを可能にする、"光と音"の目覚し時計。朝起きられない・目覚めが悪い・日中も頭が働かない・朝になっても部屋が暗い人にオススメの目覚し時計となる。人間は朝日が昇ることで目覚め、陽が沈むことにより眠りへと導かれるようになっているという。とくに、秋から冬にかけては日照時間が短くなるため、朝の起床が辛く感じたり、起きてもスッキリしない症状の人が多くなる。同社では、このような秋から冬に気分がすぐれない症状について、同商品の光を取り入れた起床を推奨している。「プリウェイク機能」で、睡眠中に瞬間的な光の刺激で睡眠リズムを調整し、起床を容易にする。また起床時間になると、最大約3万lxの高照度光とアラーム音でスッキリ起こしてくれる。特殊な専用蛍光管を使用しており、紫外線カット、演色性がRa93、インバーター内蔵でチラツキもなく、読書などで使用しても目に安全な光となっている。色は、ホワイトとブラック。サイズは、約110x535x135mm(本体のみ)。重量は、約1.52kg。使用ランプは、専用15Wランプ×2本。価格は1万6,200円(税込)。
2014年11月17日ソフトバンクBBは31日、NTT東日本、NTT西日本が提供する光回線を使った独自の光ブロードバンドサービスを開始すると発表した。同時に、ソフトバンクモバイルは、同光回線サービスとセットで契約することで、ソフトバンクのスマートフォンなどの通信料から一定額を割り引くセット割引を提供すると公表した。一連の詳細は今後公表される。スマートフォンと光回線のセット割引は、本日、NTTドコモも提供を表明。KDDIはすでに「auスマートバリュー」という名称で割引サービスを提供しており、これで大手3キャリアの光回線を使ったセット割引が揃うことになる。ソフトバンクグループはこれまで、ADSL回線を使ったセット割引の「スマホBB割」をメインに取扱ってきており、今回の光回線サービス提供で、割引サービスが拡充される。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月31日NTTドコモは31日、NTT東西の光回線を利用した「ドコモ光」を来年2月より開始すると発表した。合わせて携帯電話回線とセットにした割引サービス「ドコモ光パック」も2015年2月より提供する。「ドコモ光」は、NTT東西の光回線を利用して提供するブロードバンドサービス。下り最大1Gbpsで、多様なISPが選択できる一体型料金を提供する。ドコモの携帯電話回線とセットでの割引サービス「ドコモ光パック」も合わせて用意する。具体的な料金については発表されなかったが、携帯電話の新料金プランの毎月の通信容量が多い上位プランほど、安く利用できる料金体系になる。同社の加藤薫社長は、「簡単・便利でリーズナブルな価格で使える、インターネット環境を提供したい。料金体系については、携帯電話の上位プランほどお得に使えることで、お客さまのメリットを高めていきたい」と話した。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月31日