■前回のあらすじ二次面談に行くと、S野から改めて「このビジネスがやりたい理由」について質問が。いろは失業の経緯やお金に対する不安を話すも、「このビジネスに向いてない」と言われてしまい…。 S野さんの言うことは正論で何も言えなくなりました。子どもがいても、正社員でバリバリ働く女性だってたくさんいるわけで。言葉に詰まっているとI田さんが私を庇ってくれて、そんなI田さんにちょっと感動してしまいました。でもI田さんの熱弁を持っても動機が弱いと言われてしまいました。そこで私は、I田さんにもまだ話していなかった母のことを話したのです…。次回に続く「洗脳されて詐欺ビジネスに200万払う寸前だった話」(全27話)は22時更新!
2023年03月30日■前回のあらすじビジネスの面談に行くと話すと、やはり難色を示す夫。しかしいろは、「話を聞くだけ」と夫を説得。そして、「今回の面談では一切お金を払わない」という約束のもと、夫も面談に行くことを許可して…。 二次面談当日。駅でI田さんと待ち合わせをして面談をするカフェへ。I田さんは、S野さんが現れるとスッと立ち上がって丁寧に挨拶をしたので、座りっぱなしの私は「もうここから面談が始まってる?」と、少し焦ってしまいました。そして面談早々、「向いていない」と言われてしまったのです。次回に続く「洗脳されて詐欺ビジネスに200万払う寸前だった話」(全27話)は22時更新!
2023年03月29日■前回のあらすじ300万円の初期費用を、上司に頼んで200万円にしてもらったというI田。「選ばれた人にしかできないビジネス」と何度も言われ、「その中に入りたい」と思うようになった主人公・いろは、面談のためにスーツまで新調したのでした。 一応夫に許可は取りましたが、夫に何を言われても面談には行くつもりでした。お金を今すぐ払うわけじゃないし、今辞めてしまったらビジネスの内容もわからないまま。このビジネスが本物ならチャンスを逃すかもしれない…。こんなチャンス2度とないかもと思っていました。I田さんが言っていた「1%未満の世界」。このビジネスができるのは本当に極一部の限られた人間という意味。メッセージのやり取りは毎日のようにしていて、毎日繰り返される言葉。私はこの時点で、もう洗脳されかけていたと思います。次回に続く「洗脳されて詐欺ビジネスに200万払う寸前だった話」(全27話)は22時更新!
2023年03月28日■前回のあらすじ夫はビジネスのことを「怪しい」と疑い、お金はどうにかなると楽観的。しかしいろは、病気がちな母や、育児のためにもお金は必要だと考えたいた。そんな中、I田から「いくらなら用意できるのか」と連絡が来て…。 I田さんは私のために上司に頭を下げて、200万円でもビジネスができるようにお願いしてくれました。そして私は、銀行に100万円借りるくらいだったら、返済も無理はなさそうだし何とかなるんじゃないかと思いました。300万だったものが200万になるのも怪しい話ですが、その時の私は完全に信じ込んでいたのです。I田さんがやり取りの中でよく言っていたのが、「選ばれた人にしかできないビジネス」という言葉。私もその中の1人になりたい…そういう気持ちが大きくなっていきました。でもまずは面談を通過しないといけないし、ビジネスの内容も具体的に知っておきたい。そう思い面談を進めてもらうことにしました。次回に続く「洗脳されて詐欺ビジネスに200万払う寸前だった話」(全27話)は22時更新!
2023年03月27日■前回のあらすじ初期費用の300万円は用意できないとI田にメッセージを送ると、「ローンを組んでいる人もいる」などと返信が。やってみたい気持ちが捨てられないいろは、「話を聞くだけならタダだから」と次の面談に進むことにして…。 夫は昔からお金に関しては無頓着で「なんとかなる」精神の人でした。反対に私はお金に対して心配ばかりしていました。母のこともあるし、子どもの教育資金も不安。でも300万なんて用意できるはずもなく、私はI田さんにお断りの連絡をしました。するとI田さんから、意図のわからない質問が返ってきました。次回に続く「洗脳されて詐欺ビジネスに200万払う寸前だった話」(全27話)は22時更新!
2023年03月26日■前回のあらすじビジネスの初期費用に300万円かかると言うI田。あまりの金額に不安に思っていると、I田が「不安な気持ちはわかるけど、教えた通りにすれば絶対に失敗しない」と力説。話を聞いているうちに、ビジネスをやりたいという気持ちが芽生えてきて…。 子どもの貯金や家の貯金には手をつけたくない…。私が用意できるお金は50万円くらいしかありませんでした。残り250万はどう考えても無理。私には最初から縁のない話だったんだ、そう思いI田さんに断りの連絡をしました。I田さんはお金の借入先を紹介してくれたり、かと思えば辞めてもいいと言ったり…。突き放されると余計にビジネスの事が気になってしまいました。そして、お金もまだ用意する必要はないし、話を聞くだけなら…と2回目の面談の話を進めてもらう事にしました。次回に続く「洗脳されて詐欺ビジネスに200万払う寸前だった話」(全27話)は22時更新!
2023年03月25日■前回のあらすじ自分にも子どもが2人いて、このビジネスに出会うまでは生活が大変だったというI田。親近感を覚えるが、無料で外国に行ける、外車がもらえる、といった話の後に、「ただし初期費用はかかる」と言い出して…。 ビジネスにかかる費用はなんと300万円。高くでも50万円位だろうと思っていただけに驚きました。しかしI田さんに「私なら大丈夫」とか「サポートをする」と言われると、ビジネスの内容が気になってしまい、もしかしたら私にも稼げるのでは…?という気持ちが芽生えてきてしまいました。まだ怪しいという思いのほうが強かったですが…。次回に続く「洗脳されて詐欺ビジネスに200万払う寸前だった話」(全27話)は22時更新!
2023年03月24日■前回のあらすじI田からの質問に、本当は「150万円稼ぎたい」と思いながらも「まずは30万円」と返答。しかし、それは本心ではないと見破られ、“ある道具”を使って1回で150万稼げるビジネスがあると誘われて…。 景気が良すぎる話に圧倒されていると、I田さんは「ビジネスだから初期費用がかかる」と言い出して…。次回に続く「洗脳されて詐欺ビジネスに200万払う寸前だった話」(全27話)は22時更新!
2023年03月23日■前回のあらすじ突然職を失うことになり、仕事を探していた主人公・山吹いろ。「ビジネスパートナー募集」という求人情報を発見。さっそく話を聞きに行くと、いきなり「月に150万と30万、稼ぐならどっちがいいですか?」と質問されて…。 I田さんは私の本心を見抜いていました。恥ずかしくなったけど、みんなが同じことを言うと聞いて少し安心。でも、このビジネスは誰にでもできるものではないそうです。選ばれし者になるには、あと2回の面談をクリアしなくてはいけない。そして大金を稼ぐ【ある道具】って一体何なんだろう…。次回に続く「洗脳されて詐欺ビジネスに200万払う寸前だった話」(全27話)は22時更新!
2023年03月22日突然、職を失うことになり求人情報を見ていると、目についた「ビジネスパートナー募集」の文字。幼児2人を育児中の私にとって勤務時間が自由なのは魅力的で、話だけでも聞いてみようと思い連絡をしてみました。そこに現れたのは20代前半の若い女性。彼女との出会いで、私は一時的に洗脳状態になっていきました。次回に続く「洗脳されて詐欺ビジネスに200万払う寸前だった話」(全27話)は22時更新!
2023年03月21日2021年に亡くなった尼僧で小説家の瀬戸内寂聴さんの秘書、瀬尾まなほさんは、2023年2月6日にInstagramを更新。瀬尾さんは、寂聴さんの関係者を語った詐欺への注意を呼び掛けました。投稿によると、寂聴さんの関係者や後継者を名乗り、投資話を持ち掛けたり、瀬尾さんの名前を使い、金銭の授受を要求したりする詐欺行為の相談が寄せられているといいます。 この投稿をInstagramで見る 瀬尾まなほ(@manaho_seo)がシェアした投稿 多くの人の悩みに寄り添い、その発言にも影響力があった、寂聴さん。著名人の名前を聞くことで相手を信頼し、詐欺の被害に遭ってしまうケースは少なくありません。瀬尾さんは「実際の関係者、また、私瀬尾まなほが、金銭の授受に関係するお話を持ちかけたり、メールや電話をすることは絶対にありません」とつづっています。著名人の肩書きを悪用する詐欺は後を絶ちません。もし、少しでも違和感を抱くような連絡があったら、まずは警察に相談をしたほうがいいでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年02月06日ネット詐欺の情報メディア「ネット詐欺SOS」を運営するホワイトベアー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:横尾 秀徳)は、韓国人男性を装ったロマンス詐欺師にだまされる日本人女性が増えているという実態をまとめた記事を2023年1月に公開しました。・国際ロマンス詐欺のニセ韓国人詐欺師の手口や特徴と事例を紹介URL: ■国際ロマンス詐欺とは国際ロマンス詐欺とは、外国人詐欺師が恋愛感情を持たせて、様々な手口でお金を入金させてだまし取る特殊詐欺です。世界中いろんな国に拠点を置く詐欺グループがあり、詐欺師はSNSなどを介してメッセージを送って近づいてきます。愛をささやき女性を気持ちよくさせた後、投資話を持ちかけてきたり、プレゼントを送るために手数料が必要などと言って入金させる手口をよく使います。欧米や東アジアなどの経済的にゆとりがある国に住む男女がお金をだまし取られる被害が相次いでいます。・国際ロマンス詐欺とは?URL: ■日本人女性は韓国人ロマンス詐欺師にだまされるケースが多い日本人女性もSNSやマッチングアプリなどからアプローチしてくる外国人ロマンス詐欺師にだまされるケースが増えています。日本人女性が騙されるケースで特徴的なのが、韓国人男性詐欺師に騙されるケースが多いことです。日本人女性のロマンス詐欺被害の約5割近くが韓国人男性でした。韓流スターやKPOP歌手のようなイケメンで若き成功者、しかもマッチョな肉体を持つ男性に引っかかるケースが多く見られます。そんな相手を信用してしまい、2,500万円もの大金を投資詐欺でだましとられたという女性もいます。…(本記事より)■イケメン韓国人詐欺師は本物の韓国人ではなかった実はそれら詐欺師は本物の韓国人ではないケースがほとんどです。イケメン画像は勝手に盗用したもので、実際は別な国籍の詐欺グループが勝手にキャラクターを作って演じています。詐欺グループは日本人女性が韓国人男性に好意的であることを知っており、それをうまく悪用してロマンス詐欺の手口に使っているわけです。盗用画像の例■本記事の目的韓国人を演じる悪質なロマンス詐欺の実態を多くの日本人女性に知っていただき、注意を促す目的で本記事を作成しました。なお、本記事を作成するにあたって、国際ロマンス詐欺の専門家で被害者からの相談を受けていらっしゃる「姐さん」に実際のニセ韓国人詐欺師の事例や情報提供にご協力していただきました。■記事の内容・日本人女性が韓国人男性に惹かれるのはなぜ?・国際ロマンス詐欺で日本人女性をカモにするのは圧倒的に韓国人詐欺師が多い・韓国人ロマンス詐欺師は本物の韓国人ではなかった…・韓国人を演じるロマンス詐欺師のだましの手口・ニセの韓国人ロマンス詐欺師の10の事例事例1. 不動産業「ジェイソン」事例2. 整形外科医「チャンヌ」事例3. アパレル経営「ヒョンジュン」事例4. 形成外科医「ヒョンウエンジュン」事例5. 貿易会社「キム・ジェジュン」事例6. 料理店経営「Allen」事例7. 貿易会社「Peter」事例8. 石油エンジニア「ボム」事例9. 設計事務所経営「ポール」事例10. 貿易会社「アレン」詐欺師のLINE■ネット詐欺SOSとはネット詐欺SOSネット詐欺SOSは、詐欺大国とも言える日本から「詐欺被害者を減らす」「被害者がすぐに専門家に相談できる場を提供する」という目的で開設したネット詐欺専門情報メディアです。さまざまな詐欺の種類や手口、騙されたときの対処法などをご紹介しています。 ■ホワイトベアー株式会社が運営するお悩み解決Webメディア当社では、ネット詐欺SOS以外にも様々な分野のお悩み解決メディアを運営しています。今後もユーザーに役立つ情報配信をおこなってまいりますのでご期待ください。◎運営メディア・探偵SOS : ・債務整理SOS: ◎提携メディア・闇金掲示板STOP!: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月26日美容の悩みはさまざまですが、多くの人が悩むのが、自身の顔にかかわることなのではないでしょうか。エステサロンなどには、顔をマッサージして小顔を目指す『小顔マッサージ』のメニューがあります。自身の理想に近付くため、施術を受けようと思っている人もいるかもしれません。そんな人たちの参考になる体験を、もいもい(moimoimoi2712)さんは漫画に描いています。施術を受けた後、もいもいさんはスタッフから渡された手鏡を見て、変化に驚きました。しかし、その手鏡には秘密があったのです…実際よりも顔が横長に映るよう、歪めて作ってあるという秘密が!面長の人がこの手鏡を使うと、本来の横幅より幅広く映るため、丸顔に近付いたように見えるのです。手鏡の向きを変えると、縦の幅がより強調されて、面長が加速!もいもいさんは、背後の楕円形の鏡まで、正円に近付いたことに違和感を覚えたことで、からくりを見破りました。客を錯覚させる手法に嫌悪感を抱く人は多く、漫画を読んだ人からは「詐欺ですね」「やばすぎ。マジふざけんな」など、怒りの声が上がっています。店側は、客を確保するために、実際以上の効果があるように見せかけるため、小細工をしているのでしょう。客側からしたら、そのような方法で客を騙す店は信用できないもの。エステサロン選びの際には、同じような方法を取り入れていないか、チェックしたほうがいいかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年01月21日悲しいことに、世の中には人をだまして利益を得ようとする人たちが存在します。身分を偽ったり、虚偽の情報を流したりする許しがたい詐欺行為。いつの時代も、そういった卑劣な手口はなくなりません。直接顔を合わせず、遠方にいる人にも気軽に声をかけられるようになったインターネットの発達も、詐欺に利用されています。クロネコヤマトが『詐欺メール』を注意喚起2023年1月5日、ヤマト運輸株式会社(通称:クロネコヤマト)がウェブサイトを更新。最近急増しているという、クロネコヤマトをかたった詐欺メールについて、注意喚起を行いました。クロネコヤマトによると、「クロネコヤマトをかたった迷惑メールが届く」「セキュリティに必要な情報を聞き出そうとする電話がかかってきた」「なりすましサイトを見つけた」といった問い合わせが増えているのだとか。以下のメールは、クロネコヤマトがウェブサイトで詐欺メールの1例として公開しているもの。筆者のメールアドレスにも、たびたび届いています。実際に筆者へ届いたもの文末には、クロネコヤマトの連絡先が記載されていますが、このメールはまったくの偽物。記載されたURLにアクセスしてしまうと、個人情報の入力を求められるほか、インターネットウイルスに感染してしまう可能性もあるのです。クロネコヤマトは詐欺メールを警告し「ショートメールでの不在連絡や、お届け予定の告知は行っていない」「暗証番号を電話で確認しない」と呼びかけています。ネットでクロネコヤマトの注意喚起は拡散され、多くの人から「広まってほしい」「怖すぎる」といった声が上がっています。中には、既に引っかかってしまった人もいるようです。どうすれば、詐欺メールを見抜ける?クロネコヤマトに限らず、さまざまな企業や著名人をかたった詐欺メールが横行している現代。では、どのように詐欺メールを見抜けばいいのでしょうか。まず、分かりやすいのはメールアドレスです。送信者のメールアドレスを確認すると、かたった企業とはまったく関係ないワードが入っていたり、ドメインが不自然だったりします。また、詐欺メールはやたらとURLに誘導しようとしていたり、個人情報を求めてきたりするのも特徴。文面の日本語がおかしい場合も、怪しいといえるでしょう。詐欺師は巧妙な手口で人をだまそうとしてきます。だからこそ「自分は引っかからない」と過信せず、慎重に確認をしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月05日人は誰しも、何らかの『欲』を持っています。生きるために必要だったり、何かを頑張るための目標となったり、すべての欲が悪いものではありません。創作漫画をTwitterに投稿している、ハミタ(@hamita1220)さんの作品『欲を売るセールスマン』をご紹介します。『欲を売るセールスマン』スーツを着た怪しげな青年が、突然、会社員の男性に声をかけてきました。「欲はいりませんか?」その青年は、会社内で噂になっていた、欲を売るセールスマン。男性は、欲を持っても損にしかならないと考えていたため、すぐに「いらない」と断りました。すると…。欲を売るセールスマン pic.twitter.com/twtnCyYl72 — ハミタ (@hamita1220) December 6, 2022 セールスマンが勧めてきたのは『詐欺欲』。男性はそれを買い、普通の水を万能水として売る、詐欺師になってしまいました。人をだますことに快感を得て「詐欺というのは本当に面白い」と愉快そうに話す、男性。そんな男性の言葉に、セールスマンが返事をします。「はい、身をもって実感しております」つまり、セールスマンが『欲』を売っているというのもウソ。詐欺師になった男性のことを、同じ手口でだましていたのです。まさかの結末に、衝撃を受けた人が続出しています。・あまりにもきれいなオチ。・今まで無欲と自負していたのに、思い込みだけで変わるの怖いな…。・なるほどね。すごく面白い。・すげぇ…。ゾクッとした。男性が本当にいらなかったのなら、セールスマンから『詐欺欲』を買うことはなかったはず。セールスマンは、退屈な日々を過ごしている男性が「本当はこうしたい」という欲を、見抜いていたのかもしれませんね。予想外な展開の物語に、多くの人が惹きつけられたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年12月09日このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ店に突然現れたある女性。結婚資金を渡した途端、連絡が取れなくなり、マコトをずっと探していたと話し始めたのでした。■彼女もマコト同様、店の常連客で…■「金はある!」と断言できたのは…マコトの預金口座にあるお金とは、彼女が結婚資金として渡したお金で間違いないでしょう…。結婚詐欺の事実が明らかになると、マコトは突然叫びだしたのです。次回に続く「みんな知らない」(全57話)は21時更新!
2022年11月29日振り込め詐欺組織に潜入した元刑事の死闘と復讐を描く『声/姿なき犯罪者』よりアクションシーンの本編映像が解禁された。本作は、近年深刻化する振り込め詐欺を韓国で初めて描いた、ピョン・ヨハン主演のリアル犯罪アクション。振り込め詐欺の実態を徹底的にリサーチしたストーリーと、俳優たちがリアルさを追求したアクションが観客を魅了し、韓国では「振り込め詐欺へのワクチンのような映画」と話題になり、2021年9月に韓国公開されるとオープニング成績1位の大ヒットを記録した。この度、本作のキム・ソン監督が「映画の中でとても重要なシーンだった」とふり返る本編映像が解禁。ピョン・ヨハン演じる元刑事ソジュンが、振り込め詐欺集団の本拠地に潜入。自分の妻や仲間を詐欺の罠に陥れた張本人の振り込め詐欺犯クァク(キム・ムヨル)とついに対決し、激しい一騎打ちとなるアクションシーンだ。完全に外から隔離された振り込め詐欺のコールセンターがある本拠地の場所を何とか外に知らせようと、管理者クァクの部屋に忍び込んだソジュン。スマホで位置情報を確認するソジュンの姿を見つけたクァクがゴルフクラブで殴りかかる。「何してる!」と怒鳴るクァクに、殴られ倒れ込んだソジュンは「キム・ヒョンス弁護士。俺の友達なんだろ?」と返す。実はこのクァクこそ、ソジュンの妻に弁護士を装って詐欺電話をかけ、金をだまし取った張本人だった。一方でソジュンを追って中国に来た韓国警察の知能犯罪捜査隊のチーム長ギュホ(キム・ヒウォン)らも必死で行方を探し、その警察の動きを察知したコールセンターの監視者チョン本部長(パク・ミョンフン)は「事務所を移す!」と慌てて指示。コールセンターで働く人々に証拠隠滅を命じ、逃走の準備を急ぐ。そうとは知らずに激しく殴り合うソジュンとクァク。ついにソジュンの怒りが爆発し、蹴り飛ばされたクァクは「話し合いで解決を」と言いながらナイフで襲い掛かり、2人の一騎打ちに目が釘付けになるシーンとなっている。このシーンのために、撮影前からアクション監督の指導を受けたピョン・ヨハンとキム・ムヨル。キム・ソン監督いわく「二人の運動神経が抜群だったのですごく早く習得してくれた」。そして「撮影当日、二人はほとんど全てのアクションを自分たちで演じ、スタッフたちを驚かせた」とふり返り、ピョン・ヨハンについては「とても真面目で情熱的な俳優。これまでのダンディなイメージを果敢に脱ぎ捨てて、荒々しく切迫した元刑事になり詐欺グループに乗り込む彼にぜひ期待してください!」と絶賛。ピョン・ヨハン自身も本作でのアクションについて、「ソジュンはヒーローのような存在ではなく、命を懸けて金を取り戻さなければならない切実さ、壮絶さを見せたかった」とキャラクターの感情がアクションにも溶け込むよう情熱を注いだことを明かしている。『声/姿なき犯罪者』は10月7日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:声/姿なき犯罪者 2022年10月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開ⓒ 2021 CJ ENM Co., Ltd., SOOFILM ALL RIGHTS RESERVED
2022年10月05日実在する企業を名乗り、偽ったメールなどを配信して、人々のクレジットカード情報といった個人情報を不正に取得する犯罪の『フィッシング詐欺』。『フィッシング詐欺』についての情報をまとめている、『フィッシング対策協議会』によると、2021年の1年間で52万件もの報告が確認されているそうです。偽装メールの特徴として、『緊急』『重要』といった言葉を強調し、手続きを急がせるような文面があるといいます。しかし、中には本物のメールであるかと思わせるような、巧妙なものも実在しているのです。本物かと思ってしまった偽造メール筆者が「本物ではないか」とヒヤヒヤした、実際に届いた1通の『フィッシング詐欺』のメールを紹介します。メールの送り主は、百貨店で有名な株式会社三越伊勢丹ホールディングスのグループ会社である、クレジットカードを発行する株式会社エムアイカードを装ったもの。「ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたい取引がありました」と、不正利用を注意する文言とともに、URLへと誘導する文章が書かれていたのです。文章を見ると、あたかも本物の情報であるかと思ってしまいそうですよね。しかも、巧妙な点はこれだけではありません。メールアドレスやウェブサイトのURLなどで使われる『ドメイン』と、会社名と住所の組み合わせが、本物にそっくりなのです!ドメインと住所を調べてみると?この『フィッシング詐欺』のメールアドレスは、『info@mistore.jp』。『mistore.jp』を検索すると、本物の三越伊勢丹オンラインストアに移動しました!メールの発行者は株式会社エムアイカードと、実在する会社と同じです。しかし、正しい同社の本社所在地は東京都中央区晴海一丁目8番12号。メールには、中野区の住所が書かれていることから、正しくありません。会社所在地を調べず、本物であるかと思い、URLをクリックしていたら…怖いものです。株式会社三越伊勢丹ホールディングスは2022年7月、同社を装った『フィッシング詐欺』のメールに注意するよう、客に呼びかけています。身に覚えのない不正利用を知らせるものであっても、まずは同社の担当問い合わせ先に電話するなど、届いたメールが本物であるかどうかを確認しましょう![文・構成/grape編集部]
2022年10月04日辻村深月さんの新作『嘘つきジェンガ』は、詐欺をテーマにした3作を収録。実はこれ、2012年に直木賞を受賞した『鍵のない夢を見る』と繋がりがある作品だ。『鍵~』は、どこにでもいそうな人々がままならない成り行きで泥棒や誘拐などの罪を犯す様子を描いた作品集で、初出は雑誌『オール讀物』だった。「次は詐欺の話を考えていたら、“枚数が揃ったのでこれで本にまとめましょう”と言われて書き損ねてしまったんです。それで、今度『オール讀物』で書く時は詐欺の話にしようとずっと思っていました(笑)」本書で最初に書いたのは、巻頭の「2020年のロマンス詐欺」。大学進学で上京した春にコロナ禍で入学式が延期となり、一人孤独に部屋にこもる青年が友人からネット上のロマンス詐欺に誘われる。「以前は振り込め詐欺などを考えていたんですが、10年経つうちに詐欺の形もずいぶん変わったので、人の恋する気持ちに付け込むロマンス詐欺を書きたくなって。実際に2020年は給付金詐欺に学生たちが協力してしまった出来事などもありましたよね。あの時期ってみんな不安で、情報が欲しくてネットにアクセスした結果、道を踏み外した人も多かったと思う」これを書き上げた時、今回は詐欺をテーマにした作品集にまとめようと決めた。「詐欺は人の願いや不安に付け込む犯罪。今を生きる人が何を望んでいるのか、何を怖がっているのか、時代の空気感が滲みますよね。それを小説の形で真空パックしてみたいな、と。それと、詐欺ってなんだかジェンガみたいだなと思って。自分が絶妙なバランスをとりながら相手がバランスを崩すことを祈り、崩壊したら終わるゲームですから」2編目の「五年目の受験詐欺」は、息子が私立中学入試に臨む際、合格させるために夫にも黙って学校関係者という相手に金を払った母親の話だ。5年後、あれは詐欺だったと判明するのだが…。「あらゆる詐欺の被害者が感情移入できる要因を持つ被害者を描き切りたいと思いました。被害者の中には、騙されたと分かった後も、当時の心理状態ではお金を払わない選択肢はないと感じる人も多いと思うんです。それにこの母親が息子の実力を信じられなかった後悔や、息子が実力で受かったんだと喜ぶ権利を奪われた悔しさを抱くように、いろんな感情が入り交じるんじゃないかな、って」3編目は「あの人のサロン詐欺」。SNSで人気漫画の原作者と間違えられたことを機に、本人になりすまし、創作講座まで開き、長年にわたりファンを騙し続けている紡という女性が主人公だ。「書いていてめちゃくちゃ楽しかったです。もしも自分になりすましてサロン詐欺を働いている人がいたら、私は絶対に参加しに行きたい(笑)。偽者の言動を見て、私ってこういう発言をする人だと思われているのか、とか自分を客観的に知れそうです」紡は、作品解釈でも講座でのアドバイスでも、本人が言いそうなことを徹底的に研究している。「彼女はお金のために騙しているのではなく、充実感や高揚感、自己実現感が欲しいんですよね。やっていることは詐欺ですが、そのためにめちゃくちゃ努力していて、なんだか愛おしい」しかし、予想外のところに落とし穴が待っていて…。どの話も、終盤に予想外のもう一展開が待っていて、さらなる驚きだけではなく、読み手の心を揺さぶる結末となる点が秀逸だ。「3編とも詐欺というジェンガは崩壊しますが、今回はその先を書きたい、というのがあって。失敗してもう終わりだと思っても、意外と人生って終わらない。そこからも生きていかなければならない強さを書きたかったんです。現実の世界で人のミスを許さない風潮がすごく強くなったと感じるので、あえてこういう話にしたくなった気がします。誰かの生き方を他者が正解か間違いか、幸せか不幸かを評価することなんてできない、ということが3編ともに表れていたら、嬉しいです」『嘘つきジェンガ』大学進学で上京したが、コロナの影響で入学式は延期。自宅で孤独に苛まれる耀太は妙なアルバイトに誘われ…。「2020年のロマンス詐欺」ほか2編。文藝春秋1815円つじむら・みづき2004年「冷たい校舎の時は止まる」でメフィスト賞を受賞しデビュー。’11年『ツナグ』で吉川英治文学新人賞、’12年『鍵のない夢を見る』で直木賞、’18年『かがみの孤城』で本屋大賞を受賞。※『anan』2022年9月28日号より。写真・増田彩来(辻村さん)中島慶子(本) インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2022年09月26日詐欺被害に遭ったため、捜査してほしいというM美さんに対し、警察官がいくら被害に遭ったのか聞いてきました。約3万だと答えると、「多いんですよ。小額の被害……泣き寝入りを狙ってるんでしょうね」と言われ……「私からしたら大被害なんですけど!? 早く捕まえないと、逃げられちゃうじゃない!」と、取り乱すM美さん。さらに「被害届を出すから早く捜査を……」とM美さんが訴えると、警察官から「あなたは出せませんよ」と言われてしまい……!? 被害届が出せず、弁護士へ相談すると… 「いやいや被害者はカード会社ですよね? お金を払うのはカード会社なんですから。となると、被害届はカード会社が出す必要があるんですよ」 「は? お金を払うのは私なんですけど?」「じゃあどうしたらいいのよ? 警察が役に立つないなら、どうしてやってお金を取り戻したらいいの?」納得できず、騒ぎ立てるM美さん。 「お金を取り戻したいなら、まず弁護士に相談するのも手ですけどね。専門にやってるところもありますから」「もういいわ! じゃぁ弁護士に相談します!!」そう言って警察署を飛び出したM美さん。 しかし、無料法律相談に電話しても、詐欺アカウントは海外のサーバーを経由していることが多く、解決まで時間と費用かかるため、警察に相談した方が良いと言われてしまいました。 カード会社、警察署、無料法律相談にたらい回しにされ、怒りのぶつけどころがないM美さんは……!? 詐欺被害に遭ったのはM美さんでも、お金を払うのはクレジットカード会社のため、被害届は出せないと言われてしまいました。さらに、警察署で「弁護士に相談したら……」と言われてその通りにしたのに、無料法律相談の電話では「まずは警察に……」とたらい回しにされるM美さん。こういった状況は、やり場のない怒りで誰でもイライラしてしまいますよね……。M美さんが冷静に動いて、問題が早期に解決するといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。クレジットカードが不正利用された場合や不正利用のおそれがある場合は、ただちにカード会社へ連絡して不正利用された旨を伝え、クレジットカードの停止措置を依頼しましょう。不正利用されてしまった場合のカード会社による補償や盗難保険の適用等については、各カード会社や保険会社にご確認ください。お困りの際は、警察、消費生活センター、弁護士等の専門家にご相談ください。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月17日カード会社が調査し、詐欺だと認定されなければ詐欺被害に遭ったお金は返金してもらえないと知り、衝撃を受けるM美さん。さらにカスタマーセンターの担当者に促され、急いで警察署へ向かい……「フィッシング詐欺事件です! 即捜査してください!」M美さんは大きな声で力強く訴えました。最近そういった詐欺被害が多いと語る警察官に対し、「一刻も早くお金を取り戻さないと!」と必死に訴えるM美さん。いくら盗られたか聞かれると……? 被害金額なんて関係ない!でも…? 「2万8,000円だけど……金額なんて関係ないでしょ!」「あぁそれもねぇ、多いんですよ。小額の被害!」「6割くらいが1万円以下の被害額らしいですよ。泣き寝入りを狙ってるんでしょうね」 警察官の言葉に、またもや取り乱すM美さん。「私からしたら、れっきとした大被害なんですけど!?」「 1秒も早く捕まえないと、どんどん逃げられちゃうじゃない!」 すると警察官は……「まぁそう慌てないでください。慌てると二次被害に遭いますよ。一度詐欺に引っかかると、犯罪者の“騙されやすい人リスト”に載ります」「そうすると、事件解決を装って二重にお金を騙し取られるケースもあるんです」これ以上M美さんが被害に遭わないよう、二次被害の話をしてくれました。 「じゃぁ早く捕まえてよ! 被害届を出すから早く捜査してください!」またもやM美さんが強く訴えると……「被害届? あなたは出せませんよ?」警察官から、M美さんには被害届が出せないと告げられました。 「は? 被害者が被害届を出せないって何? 日本の警察どうなってんのよ?」「わかった! 被害届出されたら仕事が増えるから嫌なんでしょ? ネットで見たことあるわ!」警察官を前にブチ切れるM美さんですが……? 詐欺被害に遭い、警察官にまで八つ当たりしているM美さん。警察官の方の言う通り、あまりに取り乱しているとまともな判断ができなくなり、また別の被害に遭いそうです。被害届を出せないと言われ、「仕事が増えるから嫌なんでしょ? ネットで見たわ」と言うM美さん。以前娘ちゃんが駅のホームで事故に遭いそうになったとき、助けてくれた見知らぬおじいさんから説教されたときも「そういうの老害っていうんですよ。SNSで見たわ」と言っていました。ネットやSNSの情報を自分に都合よく解釈して、相手を責めています……。M美さんが落ち着きを取り戻し、警察官の言葉をしっかり理解できると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年08月16日■前回のあらすじ英語を習っている相手について聞いても、はぐらかすばかりの夫。あまりのあやしさにスマホをのぞき見すると…そこには「ジェシカ」という女性と夫の甘いやり取りが!! >>1話目を見る 【妻sideSTORY】次回に続く(全8話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・さくら
2022年08月11日交通安全・防犯PR用品の企画販売を行う株式会社フシミ(所在地:静岡県静岡市清水区、代表取締役社長:伏見 充史)は、脳トレしながら特殊詐欺対策の知識を高める事ができる「特殊詐欺防止クロスワードパズル」を、2022年8月1日より発売いたしました。初級「特殊詐欺防止クロスワードパズル」URL: ■開発背景「チラシを渡しても読んでくれない、特殊詐欺についてもっと楽しみながら学べる手段はないか?」そんな話を特殊詐欺の予防啓発をしている警察関係者から寄せられていました。そこで特に被害の多い高齢者に人気のあるクロスワードパズルに目を付けました。警察関係者の方々の助言をもらいながら、特殊詐欺の対策を問題に取り入れることで、脳トレにもなり詐欺対策の知識も高まる商品が完成しました。■商品の特徴*特殊詐欺に関する豊富な問題を楽しめ、答えに辿り着く迄にいつの間にか詐欺対策の知識が身につきます。*難易度は初級・中級・上級の3種類より選択可能。まずは初級からチャレンジするのも良し、いきなり上級からチャレンジするのも良し、お好きなコースで楽しめます。*文字サイズは高齢者にも読みやすい大きいフォントを使用しています。*ラベルには主催者のお名前を印刷します。■商品概要商品名 : 特殊詐欺防止クロスワードパズル マスク1枚入り発売日 : 2022年8月1日(月)種類 : 商品番号 007-013(マスク1枚入り)他価格 : 48円(税抜)/1,000個以上より受付内容 : 不織布マスク(個包装PP袋)×1枚※マスク入りの他 カイロ入り・フリーザーバッグ入り、スポンジ入り・おりがみ入りタイプなどもありますサイズ : 外装サイズ 約縦225mm×横160mm素材 : 上質紙販売場所: カタログ通販(電話、FAX、Eメールにて受付)URL : ■会社概要商号 : 株式会社フシミ代表者 : 代表取締役社長 伏見 充史所在地 : 〒424-0212 静岡県静岡市清水区八木間町782設立 : 1982年1月事業内容: 交通安全・防犯PR用品の企画販売資本金 : 1,000万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社フシミTEL : 054-369-4543FAX : 054-369-0194MAIL: info@fushimi-so.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月10日ファイナンシャルプランナーからの電話で、資産運用のため預けていた100万円が消えてしまったことが分かった。相手の話しぶりから、お金はもう戻ってこない、詐欺に遭ったことを悟った主人公・マキ。信頼した相手に騙されたことにショックを受けるが……。あの時もっと調べていれば…押し寄せる後悔FPサトウさんから「運用のため預かっていた100万円を持ち逃げされた」と電話で告げられたマキ。私、騙されたの……?思考停止状態の中、なんとかしなきゃと色々調べ始めるが……。 ついにサトウさんからの返信も途絶え、為すすべもなく途方にくれるマキさん。「なんて愚かで馬鹿なんだろう」調べれば調べるほど“詐欺に遭った”という事実を突きつけられ、情けなさで涙が溢れてきます。 同じような被害が繰り返されないためにも、家計を預かる身としては、しっかりとした予備知識はつけておきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて弁護士や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ますまゆ
2022年08月01日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ家族との大切な時間をこれ以上失わないため、100万円を諦めた私。その後、サトウさんから2万円の振り込みがあるが、返済意思があるように思わせるための作戦なのだと思うのでした。そして夫に話すことを決心し…。■夫の反応に驚く私■今回の詐欺を漫画にしていることを話すと…今回のことで「幸せってなんなんだろうな?」としみじみ考えさせられました。たとえば、大切なものを素直に大切だなって思えたり、もっとシンプルにアイス食べて「美味しいな~」って思えたり。そんなことで、もう幸せなんですよね。そう考えると、私たちの周りって案外幸せだらけだなと。みなさんが、ひとつでも多くそんな毎日の幸せに触れ、救われますように。祈りを込めて、ラストを描いてみました。ちなみに、夫は本当に小姑みたいに細かくて、ズボラな私はいつも怒られるので、今回どれだけ怒られるのだろうと覚悟していたのですが、こういう反応で心底びっくりしました。多分私がいつもと違う様子だったから、なんでもないことのように流してくれたんだと思います。そして、それに私はすごく救われました。大したことではあるけど、そこまで大したことではなかったんだなって思えたんですよね。本当にありがたかったです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
2022年05月25日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ娘と目と目を合わせ、寂しい思いをさせていたのだと気づく私。そして、本当に大切なのは子どもたちとのかけがえのない時間なのだと思い、もうこれ以上、100万円のことで家族の時間を無駄にしないと誓うのでした。■母に報告をすると…■サトウさんから振り込みが!「人は捨てがたきを捨てたとき、その人にとって最高の新しい何かを手に入れるのよ」。こういう言葉って、気休めにも聞こえるし賛否両論あると思います。それでも母のこの言葉に救われたのは確かだし、誰かの救いにもなるかもしれないと思い描きました。また、悪い縁を断ち切るには「今までありがとう、さようなら」と思うとよい、と聞いたことがあります。まさに怒りを通り越して笑えたとき、不思議とそんな気持ちになりました。そして…。詐欺に遭ったことを、実はこの連載を描き始めてしばらくしてから夫に話しました。話さなきゃいけない、自分を鼓舞するために描き始めたという…。つまりこのお話は、ある種長い長い夫への懺悔だったというわけです。そしてまた、ひとりで抱えきれなかった私が、これを読んでいただくことで、みなさんに何度も何度も救っていただいていたのです…!次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月24日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ弁護士への相談を経て、「サトウさんは本物の詐欺師なのだ」と確信。それでも何かお金を取り戻すために手段はないかと調べる日々…。しかしあるとき、大切なものを忘れていたことに気づくのでした。■つらいときはいつも一緒にいてくれた…■大切なものはここにあった…!この子がどこまで理解していたかはわかりませんが、きっと母親が心ここにあらずで、寂しい思いもしていたはず。いい子にしていてくれたのに甘えすぎていたことに気づいて、子どもたちとのかけがえのない時間こそ今私が守るべきなのでは、というところに至りました。もちろん詐欺にあった金額が中途半端だったことや、もうどうにもならないことを悟っていたから、という背景もあります。ちなみに「ヒカリ」は次女の仮名ですが、最後まで迷った命名の候補でした。どちらにしても、私にとって希望の光であることには変わりません。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月23日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ弁護士にお願いすると費用がかかるので、自分でできないかと弁護士に助言を求めると「支払い督促の申し立て」という、書類を送るだけで簡易裁判所が支払いを命じてくれて、差押えが可能になる方法を伝授してもらうが…。■サトウさんは名前を捨てている…!?■打つ手を探す日々、すると…実は、弁護士さんがもう少しヒントをくれたこと、サトウさんが以前話していたこと、そして自分でいろいろ調べた結果、サトウさんの手口の全容を突き止めてしまいました(多分ですが)。どこまで描くか迷ったのですが、詳細を記事に描くことは本意とはずれるため、このような形でまとめさせていただきました。「名前を捨てる」は語弊があるかもしれませんが、どちらにせよ「周囲も家族も欺いて残るものは何かな?」と考えたときに、社会的死に違いないと思いました。それと、保全には少し穴があるというか、保全をかけた後に入金された分は保全対象ではないので…、そのあたりも気になる方は調べてみてください。やっと描きたかったところまできました。私がずっと100万円を取り戻すことに心を奪われていたときも、ひたむきに愛を投げかけてくれていた存在があったのだと気づくのです。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月22日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ弁護士によると、一番具体的なのは民事訴訟を起こし、判決を取って資産を差押えるという流れだという。しかし、それには100万円取り戻せたら成功報酬を入れて40万円、取り戻せなければ30万円の費用がかかるということがわかり…。■弁護士頼まずに自分でやるのは現実的?■お金が戻って来る確率の低さに落胆…弁護士さんが親切で、自分の手で動く方法を教えてくれました。支払い督促の申し立ては、ネットで見てやってみようと思ったりもしたのですが難しそうで…、そこで止まっていました。しかし、勝訴と同じ効力があるとは! 相手方から異議申し立てがあると普通の裁判になってしまい、相手方の居住地の裁判所で裁判になるというデメリットはありますが、とにかく手数料が安いのが大きいです! 不在で受け取らなくても居住していれば「付郵便送達」というので強制的に送達されるそうです。さて、どうするか…?※弁護士相談の回答はケースによってその都度異なります。詳しくは専門家にご相談ください。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月21日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ警察の相談窓口を訪れるも「警察はお金の取り戻しをする機関じゃない」と取り合ってもらえず。次に消費者センターに連絡してみるが責任を訴えるのは難しいとのこと。さらに「なぜ信じてしまったのか」と言われ…。■相手方の口座を知っているのは有利!?■弁護士に頼んだ場合、いくら掛かる?ついに弁護士に相談へ。この方は、つかず離れずの距離感でいい弁護士さんでした。そして金額面も、相場と比べてだいぶ控えめです(あとで調べたところ、もっと額が高いところもありました)。それでもやっぱり、裁判ってお金がかかりますよね…! わかってはいたけれど…。弁護士さんへの成功報酬が10%で10万円なので、100万円取り戻すのに成功したら40万円かかって、手元に60万円残る。何も取り戻せなかったら、100万円失っている上にさらに30万円の持ち出しが必要、ということになります。次回、弁護士を頼らず自分でできることは? を聞いていきます(弁護士さんもよく答えてくれたなと思います…)。※弁護士相談の回答はケースによってその都度異なります。詳しくは専門家にご相談ください。次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月20日