実在する企業や機関を装い、ユーザーをだましてIDやパスワードといった個人情報を盗み出そうとする、詐欺メール。近年では、ネット通販を利用する人が増えたこともあり、有名な配送業者になりすますものも多く見かけます。ユーザーを信用させるため、偽物かどうか分からないほど、精巧に作られたメールもあるので注意が必要です。詐欺メールらしきものが届いたが、内容を見ると…イラストレーターの岸田メル(@mellco)さんも、詐欺メールを受け取った1人。ただ、送られてきたメールの内容は、少し変わったものでした。岸田さんは、メールを見て「近未来のバグったAIみたいで最高」と思ったのだとか。X(Twitter)に投稿された、こちらの画像をご覧ください。本来であれば、だますため、精巧に作られるはずの詐欺メールですが…。メールの中身は、ツッコミどころ満載の、でたらめな文章だったのです!ヤマト運輸株式会社を名乗ろうとしているようですが、書かれているのは『ヤマタ运输』と、中国語も混ざっていて不信感マックス。サービスを「さーbisu」と表記していたり、配送できないことを伝える文が「配送配送できでき」と誤字のようになっていたりと、信ぴょう性に欠ける内容ですね。最後に書かれている「するするする事ははは出来出来ませ」に関しては、まさにバグったAIという言葉がぴったりでしょう。思わずクスッと笑ってしまうような詐欺メールに、さまざまなコメントが寄せられていました。・「さーbisu」は笑う。もうちょい頑張れって。・「配送配送できでき」が好き。完全に笑わせにきてる。・一番下の行で耐えられなくて吹いてしまった。バグり散らかしてて好き。岸田さんに送られたメールは、すぐに詐欺だと分かるものでしたが、中には本物そっくりなものもあります。少しでも怪しいと思ったら、メールを開かず、誰かに相談するようにしましょう。被害に遭わないためにも、フィルターを設定するなどして、個人情報の取り扱いには十分注意してくださいね。[文・構成/grape編集部]
2024年04月25日お笑いタレントの厚切りジェイソンが24日、都内で行われた「投資詐欺にだまされないためのABCash 特別講座」に登場した。この日行われたABCash Technologies主催の「ABCash 特別講座」に、在日IT企業の役員も勤めている厚切りジェイソンが特別講師として登場。実際に詐欺業者に自身の画像を不正使用されたこともあり、怪しい投資詐欺などから自らの身を守るためのお金の特別講座を行った。この日の講義は、年々増え続けているSNS型の投資詐欺がテーマ。まず最初に感想を求められた厚切りジェイソンは「Why Japanese people!?」とおなじみのギャグで会場の笑いを誘いつつも「残念なことに実際にやっている人たちはJapanese peopleじゃない可能性もありますよね。追いかけてみたらどうやら出している口座が中国から来ていたという事例もあります。日本国内でやりくりしている詐欺ではない可能性もありますね」と説明したが、「本当に困っている方々が多くいると思うとなくなって欲しいんですが、難しいところですね。SNSがちゃんと片付けてくれなければ自分が自分を守るしかないようなところになってしまいますね」と語った。講座ではSNS型投資詐欺の手口としてロマンス詐欺もあげていたが、「孤独の感情を利用してさらにお金をだまし取る! 最悪ですね」と非難しながら、「基本の勉強がどうしても必要になってきます。少なくても現実的に期待できるような投資、安全な投資によってのリターンはどのぐらいなのかを視野に入れ、それを超えるものは危険と思った方がいいと思います。それに"確実"と言われたら"確実"は存在しないので、やめた方が良いです。なぜ確実と言い切れないのかというのは基礎知識を身につけたら見えてくるし、投資は何なのか、どういうやったらリスクをある程度緩和できるのか。基礎の勉強、現実的な話を知ることですね」と投資に対する基礎知識の重要性を訴えた。最近増えている著名人なりすまし詐欺。自身の写真も使われたといい、「いつからかはっきり覚えていませんが、半年ぐらい前からですかね。年末ぐらいからあったような気はします」と曖昧だったが、「怒りもありますし、自分を信頼されていることと自分のイメージ、今まで頑張って作ってきた知名度とか投資の話ができるイメージなど、全部ダメージを受けた怒りもあります」と怒りモード。続けて「それと同じぐらいな感情でいうと、被害に遭われている方の話を聞くと悲しくなります。ジェイソンのことが好きだからこういうことになったと聞くと気の毒で心が痛いですね。そういうのはなくなって欲しいですよ」と被害者に寄り添っていた。
2024年04月24日米オハイオ州の81歳の男が先月25日、配車アプリUberの運転手を殺害し逮捕、起訴された。捜査が進むにつれ、この事件の元凶は”詐欺師”の欺瞞にあることがわかってきた。AP通信などが報じている。ウィリアム・ブロック被告は事件直前に、裁判所の係官を名乗る人物から「あなたの親戚が刑務所に収監された」という電話を受けている。”釈放するために数千ドルを払え”と典型的な詐欺的な言い回しで脅されたため、ブロックはひどく動揺したという。そして同じ頃、殺された運転手のロレサ・ホールさん(61)に配車のオーダーが届いていた。「指定の住所まで行って荷物を受け取ってきてほしい」という内容だった。その住所こそが、ブロック被告の自宅だった。警察は被告に電話をかけた人物と同一人物か共犯者による依頼だったと見ているという。不審に思った被害者のホールさんは、車に取り付けたカメラで動画を撮影しながら指定された場所へ向かった。ブロック被告も脅迫してきた人物の仲間が来ると思い込み、銃を隠し持って車を待ち受けていた。TMZによると、荷物を受け取るため車から降りたホールさんにブロック被告は銃を突きつけ、「誰が脅迫電話をかけたのか言え」と迫った。事態が飲み込めないホールさんは車に乗って逃げようとしたが、ブロック被告が発砲。さらに2発撃ち込んだ後、被告本人が911に通報した。ホールさんは病院に運ばれたが、まもなく死亡した。ホールさんは配車アプリのオーダーに忠実に従っただけであり、この発注を行ったユーザーを利用停止にしたとUberはTMZにコメント。警察はこの”詐欺師”の行方を追っている。
2024年04月17日皆さんは、結婚式で思わぬトラブルに巻き込まれた経験はありますか? 今回は「彼女の浮気相手の正体」にまつわる物語とその感想を紹介します。結婚式をドタキャンされ…結婚式当日、彼女が現れず困惑する主人公。彼女に連絡すると「結婚式はキャンセルで」と言われてしまいます。なんと彼女は「陰キャと結婚できない」と言い出すだけでなく、浮気していたことも白状したのです。それ以降、彼女とは連絡が取れなくなってしまいました。1年後、主人公が仕事で成功したことを知った彼女は復縁の連絡を入れてきます。当然、主人公は復縁の要求を拒否。さらに1年前、彼女の浮気相手について調べていた主人公は…。浮気相手の正体は…出典:Youtube「Lineドラマ」出典:Youtube「Lineドラマ」「浮気相手、結婚詐欺師らしいね」と彼女に告げた主人公。まさかの事実を告げられた彼女は「へ?」と唖然とするのでした。読者の感想結婚式当日にドタキャンする非常識な彼女に絶句してしまいますね。キャンセルの原因となった浮気相手が結婚詐欺師だと判明して、自業自得だなと思いました。(30代/女性)これから結婚するはずが、ドタキャンと浮気を報告された主人公はかなりショックだったと思います。つらい思いをした主人公ですが、どうか幸せになってほしいですね。(50代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年04月15日お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造の妻・まさみさんが4日に自身のアメブロを更新。詐欺の被害に遭い警察に相談したことを報告した。この日、まさみさんは「Paypay詐欺に遭った」と詐欺被害に遭ったことを明かした自身のブログをリブログ。ブログのコメントについて「色々とご意見頂きありがとうございました」と感謝を述べ「同じような被害に遭われた方がいてビックリです!」と驚いた様子でつづった。続けて、詐欺被害について警察に相談したことを報告。警察からは「今増えてるんですよねーすぐに情報変えちゃうからお金取り戻すのは難しいですね」と言われたといい「ほぼ時間の無駄だった、、、」と肩を落とした様子でつづった。一方で「コメントで【警察で相談番号をもらい、ペイペイに保証申請中です】という方がいらっしゃった」と説明し「また警察に行きたいと思います!」とコメント。「20万円以上も持っていかれ春休みもテンションダダ下がり」と述べ、最後に「私自身も悪いんだけどなんか色々と続いてるからお祓いとかしてもらおうかな?」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月05日高齢者を狙った詐欺事件が後を絶ちません。2024年2月には、山口市の70代女性が介護保険の還付金があるとそそのかされ、740万円をだましとられました。同じころ長野県では、60代女性が「300%のリターンが見込まれる」と投資を持ち掛けられ、1600万円の被害に遭いました。これら詐欺の手口は多様ですが、共通点はきっかけが電話だということ。警察庁によると2022年11~12月に起きた詐欺事件の約85%が電話から始まっています。しかも、その約97%が固定電話です。とすると、予防は固定電話から。電話の詐欺対策を紹介します。まずは基本のキ。在宅でも、常に留守番電話に設定して。知人には名前を録音するようお願いしておきましょう。着信があってもすぐに出てはいけません。録音を聞いて知人には折り返し電話をかけ、それ以外の電話は無視しましょう。次は、NTTの「ナンバー・ディスプレイ」の利用です。電話機に相手の電話番号が表示されるので、知らない番号からの電話は出ないように。電話機に知人の番号を登録しておくと、登録名が表示されるのでわかりやすくなります。■自治体の補助の活用で安価に詐欺対策ができるまた、「ナンバー・リクエスト」も詐欺予防には有効です。詐欺師は発信元の番号を隠して電話してくるもの。こうした番号非通知の電話に「番号を通知して掛け直して」とアナウンスして電話を切るサービスです。着信音もならずに、門前払いできて助かりますよ。ナンバー・ディスプレイは月440円、ナンバー・リクエストは月220円と有料サービスですが、電話の契約者が70歳以上、また、70歳以上の方と同居している方は無料で利用できます。すでに利用中の方も申し込めば無料になりますから、お問い合わせを。さらに、迷惑電話防止機能付きの電話機を導入する手もあります。着信したすべての電話に「迷惑電話防止のため録音します」という警告アナウンスが入り、自動で録音が始まります。詐欺師は意外と用心深いので、警告アナウンスを聞いたとたん、あきらめて電話を切るケースが多いようです。ただ電話機の購入には1万円程度かかりますが、補助金を出す自治体もあります。たとえば大分県は県内に住む65歳以上の方、65歳以上と同じ世帯の方に、購入費の3分の2(上限1万円)を補助します。また、愛知県岡崎市では、日中をほぼ65歳以上の方だけで過ごす世帯に、購入費の半額(上限7000円)を補助します。また、大阪市や群馬県前橋市などでは迷惑電話を防止する外付け機器を無料で貸し出しています。電話機につなぐだけで、警告アナウンスと自動録音ができます。お住まいの自治体でも探してみては。とはいえ、機器の取り付けや電話番号の登録さえ、むずかしいと感じる高齢者も多いでしょう。親を詐欺被害から守るため、子ども世代が率先して、電話機の防犯化をサポートしましょう。
2024年03月22日とうとう、マイナンバーカード(以下、マイナカード)の情報を悪用した高額詐欺事件が発生した。北海道警によると、被害に遭ったのは札幌市に住む70代の女性。1月中旬「総合通信局」職員や警察官を名乗る詐欺師から「口座情報が流出した」と電話が入った。被害女性は、指示されるままスマホのビデオ通話に応じて、マイナカードを見せたという。「詐欺師は、映像を基にマイナカードを偽造したのではないかと思います」そう指摘するのは詐欺・悪質商法ジャーナリストの多田文明さん。偽造マイナカードを身分証明証として使い、ネット銀行の口座を開設したのだろうと言う。その後「口座が凍結される」と聞いた被害女性は、2月28日、約1,400万円を詐欺師が作ったネット口座に振り込んだ。「詐欺師は、被害女性の名義でネット口座を開設しています。通常、高齢者が大金を振り込む際は銀行員が注意しますが、今回は自分名義の口座だから詐欺を疑わなかったのでしょう。知能犯の仕業ですね」(多田さん、以下同)これまでも、マイナポイントの手続きや還付金の支払いなどにマイナンバーが必要とだまされ、電話やメールで聞き出される事件は数多くあった。だが、ビデオ通話の映像を用いた点、おそらく偽造マイナカードで口座開設した点などが新しい手口といえる。今後、新たなマイナカード詐欺は起こるのだろうか。多田さんに、予想される詐欺の手口を教えてもらった。「詐欺師は電話で話した内容やマイナカードから情報を盗み、それを基にお金を盗むのが目的です。(1)ネット銀行の口座開設や(3)カードローンなどは直接的ですが、(2)スマホの乗っ取りも怖い詐欺です」スマホで銀行や証券会社などと取引する人は、情報が筒抜けになる危険性も。特に注意したい。■暗証番号などの情報は絶対に教えてはいけない「さまざまな手続きで、身分証明書の提示が求められます。これまでは偽造された運転免許証が使われましたが、今後は偽造マイナカードも増えるでしょう。詐欺師のターゲットとなる高齢者は運転免許証はないけれど、マイナカードは持っている人が多いからです」さらに12月以降、従来の保険証が廃止され、マイナ保険証に一本化される。つまり、頻繁に通院する高齢者は、マイナカードを持ち歩いて使用する機会が増えるのだ。「詐欺師にすると、だます口実が探しやすくなります。たとえば『地域の病院で個人情報の流出があった』などと言われると、通院している人はドキッとして、詐欺師の言葉を信じるでしょう」加えて、カバンごとひったくりに遭ったり、紛失も考えられる。マイナカードには住所・氏名のほか誕生日の記載もある。キャッシュカードなどの暗証番号を誕生日に設定していたら、あっという間にお金を盗まれてしまうだろう。マイナカード詐欺に遭わないためには、何に注意すればいい?「まず、マイナカードは他人に見せない。警察官などと名乗っても、特に暗証番号などの個人情報は絶対に教えないことです」マイナ保険証での病院受付は、自分で行うようにしよう。たとえ親切そうな人でも、マイナカードを預けてはいけない。また、マイナカードと暗証番号があれば、誰でも本人になりすまし、個人情報の宝庫「マイナポータル」に侵入できる。マイナポータルには公金受け取りに指定した銀行口座の情報もあるので、悪用される恐れがある。マイナカードの管理は徹底したい。「次に、マイナカードにかかわらず、詐欺師は電話での接触が多いので、詐欺電話の対策を」着信時に「詐欺防止のため録音します」と警告アナウンスが流れ、自動録音が始まる詐欺対策電話機がおすすめだという。常に留守番設定にして、知人からの録音がある電話だけに掛け直す手もある。「もっとも大切なのは『本物?』と疑問を持って確認することです」警察官や公的機関の職員と名乗る人を信じてしまいがちだが、いったん電話を切って折り返そう。「電話を切ったら子どもや近所の人に聞いてみて。あるいは#9110の警察相談専用電話、188の消費者ホットラインにご相談を」クレジットカードなら盗難や紛失の連絡をすれば、すぐに止めてくれるが、マイナカードの即時停止が可能かは疑問だ。国が便利だと喧伝するマイナカードは、実は隙だらけ。自分のカードやお金は自分で守るほかない。
2024年03月21日松本まりかを主演に迎えた、毎週日曜22時の4月クールの新ドラマが「ミス・ターゲット」に決定。百戦錬磨の結婚詐欺師が、本気の婚活に乗り出すエンタメラブストーリーを、映画『ハケンアニメ!』の政池洋佑のオリジナル脚本で描く。松本さんにとって、本作はGP帯連続ドラマ(地上波全国ネットのゴールデン・プライムタイム連続ドラマ)での初主演作。奇しくも、同枠で現在放送中の1月クール作品「アイのない恋人たち」で主演を務める福士蒼汰とは、今年5月に公開される注目映画『湖の女たち』のW主演同士。福士さんから松本さんへ主演リレーでバトンが引き継がれることとなる。本作で松本さんが演じる朝倉すみれは、その美貌と巧みなテクニックで数々の男を騙してきた結婚詐欺師。悪事で荒稼ぎする男たちにターゲットを絞り、騙される側にもやましいことがあるため捜査の手が及ばないことから、狙った「的」を決して逃さない“ミス・ターゲット”として暗躍するダークヒロイン。そんな彼女が突然、結婚詐欺から足を洗って本気の婚活を始めると宣言! これまでのスキルを手に、金持ちの男性と出会うべく意気揚々と婚活市場に乗り込む。信じられるのはお金=“福沢諭吉”という、詐欺師としての価値観の染みついた彼女が、本気の婚活の末にたどり着く運命の相手とは…?実は、若くして詐欺師の才能を開花させたすみれには、詐欺抜きの普通の恋愛経験がゼロ。そんな彼女が、これまでの打算的な疑似恋愛と本気の恋との違いに直面しながらも奮闘していく姿をチャーミングに描いていき、裏社会から表社会へ、騙して奪う偽物の恋から本気で落ちてしまう恋へ、1人の女性がたどる変化の大きい役どころに松本さんが挑んでいく。松本まりか「満を持して、純な恋をしたい」今回の“結婚詐欺師の婚活”は、脚本の政池さんが松本さんをイメージして当て書きしていたオリジナルストーリーだそう。「当て書きしてくださっていたとは…なんと光栄なことでしょう。これまでの自分を少し褒めたいと思いました!(笑)」と松本さん。「息を吸うように相手の心を取り込み、息を吐くようにその口から嘘を紡いでいく。その上狙ったターゲットはもれなく幸せな気持ちにさせていく結婚詐欺師。言い換えるなら恋愛のプロフェッショナル。これを演じる?…痺れます」と語りつつ、「物語はそのダークヒロインが初めて目覚める大人の純愛ラブストーリー。なんと、これがうまくいかないらしいのです!これまでひと癖もふた癖もある愛の形を演じてきましたが、私としては今回初めての王道ラブストーリーとなります。満を持して、純な恋をしたいと思います(笑)」と、初めての王道ラブストーリーに自身でも期待を込めている。また、本ドラマ枠では、昨年4月の創設以来、すべての作品をオリジナルの脚本で制作。今回も、映画『ハケンアニメ!』で第46回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した政池洋佑が筆を取り、日曜夜に気軽に楽しめるエンタメラブストーリーを紡いでいく。政池さんは「前代未聞のヒロインを松本さんが演じる。とにかく楽しみです」とコメント。「元々、オリジナルの恋愛ドラマを書きたくて、この業界に入りました。この作品が誰かの『大切な作品』になるよう、丁寧に紡いでいきます」と意気込んでいる。「ミス・ターゲット」は4月、毎週日曜22時~テレビ朝日・朝日放送テレビ系にて放送。★放送終了後、TVer、ABEMAで見逃し配信(シネマカフェ編集部)
2024年02月16日皆さんは、犯人だと疑われた経験はありますか?今回は「詐欺師だと勘違いされた男」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言詐欺師呼ばわりされて驚き事業に成功し、念願の高級車を買ったばかりの主人公。ある日、そんな主人公のSNSアカウントに大量のメッセージが届きました。そこには「この詐欺師!」「訴えます」など、身に覚えのない言葉が並んでいて…。なんと主人公は、情報商材詐欺師だと勘違いされていたのです。主人公は、被害者たちからその商品を紹介しているSNSアカウントを聞き、調べることに。すると犯人と思われるそのアカウントで、主人公がSNSに投稿した写真が無断で使われていたのですが…。不自然な点を発見出典:モナ・リザの戯言犯人のアカウントには、主人公がSNSに載せていない私物の写真まで投稿されていたのです。主人公は「犯人は俺に詳しすぎる…」とゾッとしました。しかしその投稿のおかげで、主人公は犯人が身近にいる友人だと気づいて…。犯人を特定するため、巧妙な作戦にでたのでした。読者の感想突然身に覚えがない情報商材詐欺で訴えられそうになったら、驚きますよね。そのうえ犯人が身近にいる友人かもしれないなんて、なんだかショックでした…。(40代/女性)SNSに載せていない私物の写真が投稿されていたことに主人公が気づけてよかったです。身近にいる友人が主人公を詐欺師にしようとしていたなんて悲しいですね…。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2024年02月09日昨今の社会問題として、ますます深刻化する少子高齢化。それに伴い、高齢者をターゲットにした『オレオレ詐欺』の被害が後を絶ちません。2024年の正月、祖父母宅でのんびり過ごしていた筆者。滞在中、祖母からとんでもない手口を使った詐欺電話の話を聞きました。本記事では、最近特に巧妙になった『オレオレ詐欺の手口』について、祖母の実体験をもとに紹介します。祖母にかかってきた『オレオレ詐欺』の電話筆者の祖母は80代後半で、今までにもオレオレ詐欺の電話が何度もかかってきていました。パターンとしては、典型的な「オレだよ、オレ!」から始まり、「借金を返せなくてお金を貸してほしい」「交通事故を起こしてしまい、すぐに大金が必要だから助けてほしい」などバリエーションはさまざま。しかし、祖母は電話のはじめに必ず自分の名前を名乗る息子たちの性格を加味して、すぐに見破ることができていました。※写真はイメージそんなある日、A病院の従業員を名乗る男性から祖母に電話が。祖母の息子の1人に関連するような内容で、鬼気迫るものだったそうです。「A病院のBと申します。息子のCさんが先ほど運び込まれまして、現在意識がありません。手術が必要なのですが、Bさんに手持ちがなく診療費を払えない状況で困っています」※実際の病院名や人名は伏せています。『Cさん』は祖母の息子の名前と一致していたため、祖母は一瞬「本当かもしれない…」と信じかけたといいます。しかし、詐欺の可能性も否定できないため、冷静にこのように伝えたといいます。「ご連絡ありがとうございます。念のため本人の自宅や仕事先に電話をして確認したいので、病院の代表番号に折り返す形でもよろしいでしょうか」すると、電話の相手は…。「輸血を伴う緊急事態なので、早く支払いを!」相手が確認電話をさせまいと急かしてきたところで、祖母は怪しさを感じて電話をガチャリ。念のため、祖母は息子の自宅に電話すると、在宅勤務をしていた本人がピンピンした状態で電話口に出たので、詐欺電話だったことが判明しました。母親の子供への愛情を利用した、なんとも卑劣な手口ですよね。すぐに祖母は警察に電話をし、自宅を訪れた警察官に事情を話しました。その際、電話の相手がなぜか息子の本名を持ち出してきたことを説明すると、このようにいわれたそうです。「個人情報保護に関する意識が薄かった時代の『卒業者名簿』は、氏名や住所、電話番号が書かれているものも多く、そこから漏れたのかもしれない」どうやら、「一定以上の有名大学の卒業者はお金を持っている可能性が高い」ということで、卒業名簿の個人情報が特殊詐欺界隈に出回っているらしいのです。今回は祖父と祖父の息子の名前が名簿でヒットし、名字と住所などを照合した結果、親子関係があることが判明。そして、自宅の電話番号に電話かがかかってきたという可能性があるそうです。詐欺被害を防げるグッズも効果的祖母の住む地域では、各家庭でできるオレオレ詐欺の予防策として、電話をかけると発信音が鳴る前に、「この電話は振り込め詐欺防止のため、会話内容が自動的に録音されます」という音声が流れる『詐欺防止装置』を高齢者を対象に配布しているとのこと。警察によると、固定電話の受話器に貼り付けるだけなので、誰でも簡単に装着できるほか、実際に装着してから被害が減少するなど防止効果もあるといいます。ちなみに、祖母の場合もこの機械を使用している間はオレオレ詐欺が激減したものの、壊れてしまい放置している間に今回の電話がかかってきたようです。※写真はイメージ警察のすすめで、祖母は新しい装置をもらい装着してからは、怪しげな電話はぴたりと止んだとのこと。このように最近のオレオレ詐欺の手口は多岐にわたり、巧妙化しています。詐欺防止装置を使用しているからといって安心せず、少しでも「怪しいな」と思ったらすぐに電話を切り、『110』番や警察相談専用窓口の『#9110』に相談しましょう。[文/キジカク・構成/grape編集部]
2024年01月31日先進国で高齢化が進む中、「オレオレ詐欺」は日本だけでなく世界各国で問題になっている。大事なわが子、あるいは孫がトラブルに巻き込まれ、大金を工面したら、身も知らない人物による嘘だったという、許せない手口だ。サンダンス映画祭でお披露目された『Thelma』は、その時事的なテーマを扱うアクションコメディ。主人公のテルマは、夫に先立たれ、ひとり暮らしをする93歳。優しい孫息子はしょっちゅう訪ねてきてくれては、コンピュータの使い方を教えてくれたり、車でどこかに連れて行ってくれたりする。そんなある日、そのかわいい孫息子が交通事故に巻き込まれ、お金が必要になったと電話がかかってきた。言われたとおり、急いで1万ドルを用意し、指示されたところに現金を郵送するテルマ。しかし、すぐその後に、孫息子には何もなかったと判明。警察に話しても埒があかず、娘夫婦には「もう忘れるように」と言われるも、納得がいかないテルマは、高齢者施設に住む友人の協力を得て、犯人を探し出し、金を取り戻そうとする。テルマを演じるのは、『アバウト・シュミット』『ネブラスカふたつの心をつなぐ旅』など数々の映画に出演してきた大ベテラン女優ジューン・スキップ。昨年11月で94歳になった彼女は、この映画のエグゼクティブ・プロデューサーも務める。監督は、この映画で長編映画監督デビューを果たすジョン・マーゴリン。多少気になるところはあるが、ポジティブな意図のもとに作られたことが伝わってくる作品。とりわけ、孫息子とテルマの家族愛に心が温まる。文=猿渡由紀
2024年01月26日子どもの教育資金の準備のために、株を始めようと奮闘していた私。勉強しているとき、夫から「そういうの詐欺も多いから気を付けなよ」と言われましたが、YouTubeやSNSを見てるだけだったので「大丈夫だよ」と答えていました。まさか自分がこんな目に遭うとは思いもよらなかったのです――。 自己責任の重み株の情報収集を続けるうち、優良株を教えてくれるライングループに参加することになりました。 実績を上げたり、他の人たちが購入しているのを見ているうちに、知らぬ間にすっかりその情報を信用しきってしまった私。情報収集のつもりが、行動に移していました。 しかし、これこそまさに投資詐欺のグループだったのです…! 投資は自己責任。わかっていたはずなのに、目の前の利益に目が眩んでしまい、まんまと会社員時代に貯めたお金が水の泡になってしまいました。無知がこんなに怖いということを身をもって知りました。 夫に気を付けるように言われていた私は、詐欺にあってしまったとはまだ言い出せていませんが、折をみて話すつもりでいます。そして今後は人のことを信用しすぎず、自分で調べて考えて行動することを胸に誓いました。一度失ったお金は戻りませんが、少しづつ前を向いていきたいと思っています。 イラスト/海乃けだま著者:ほしのことり
2024年01月24日■これまでのあらすじ離婚後、関係をもっていた女と再婚した夫…その衝撃の末路とは―…。「お金にだらしなくないこと」結婚するなら絶対に譲れない条件を持っていた花子。太郎と付き合って半年で妊娠が発覚し、安定した収入があることから結婚したのですが…。太郎には総額300万円ほどの借金があることが判明。離婚を決意するが、1人で育児は大変だと義両親に説得され離婚はしないことに。産後、義実家でお世話になっていたある日、飲み会代を要求してきた太郎に違和感を感じた花子が家に戻ると、なんと女を連れ込んでいて…。その場でえい子と縁を切らせた花子でしたが、太郎への復讐心は消えず、次第にメンタルはボロボロに。心配した義母は、自身の子育ての後悔について話すとともに「子どものこれからの人生を考えて欲しい」と伝えたのでした。ある日太郎とえい子の関係が続いていることを突き止めた花子は離婚を決意。慰謝料・養育費は払わないと反発した太郎でしたが、義両親のサポートもあり、無事に離婚成立。離婚後すぐにえい子と再婚した太郎でしたが、半年後、花子のもとに義母から連絡があり…。 このお話は作者3chaさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■えい子と太郎の末路■息子とふたり、幸せに生きていく…!花子と婚姻中に多額の借金を抱えていたにもかかわらず、両親の反対も押し切り再婚したことから、義両親はえい子が借金のこともすべて知ったうえで結婚したものだと思っていたようです。それどころか、借金はさらに膨れ上がり、一千万にまで…。もう普通には返せないほどの額です。嘘でまみれた太郎のことを信用することができなくなり、義母も頭を抱えている様子。花子は話を聞くことしかできないけれど、いつでも連絡をして欲しいと義母に伝えました。義母の気持ちが痛いほど理解できるのは今や花子だけですね。花子は息子に人に優しく、嘘だけは絶対につかないようにと教えていました。愛情をたっぷり注ぎ、これから息子との人生を楽しく幸せに生きていって欲しいです!最後までお読みいただきありがとうございました!こちらもおすすめ!いつもスマホを見ている夫、まさか…いつもは携帯でゲームしているはずの夫。でも、ふと見た時に彼が開いていたのはSNSのDM画面だった…! まさかと思いつつ浮気調査に乗り出したされみは、夫の衝撃的な浮気の実態を知ることに…! 「夫の浮気が引き起こした家族崩壊」1話目はこちら>>
2024年01月12日「雑貨店をオープンさせたい」キラキラした目で夢を語るマコトに惹かれて交際し出したミカ。優しくて頑張り屋の彼を、知れば知るほど好きになっていったのですが…マコトが作り出した嘘の世界は少しずつほころびを見せていくのでした。夢を語る彼に惹かれて…幸せだったある日、マコトがある秘密をミカに打ち明けます。この話を聞いてミカは嫌いになるどころか、ますますマコトを信頼するようになります。実はお金に困ってる!? 彼に限ってそんなはずは…仲間と雑貨店をオープンさせようとしているマコト。ミカにも仲間たちを紹介しました。まさかマコトに限って…友人もミカもその日はマコトを信じることにします。しかし…今度はマコトをにらみつける二人組の女性が登場。ミカの友人やマコトの友人も、マコトの人柄には太鼓判を押している状況。ミカがマコトの人間性を疑うはずもありません。しかし…実はマコトはミカにも友人たちにもいくつもの嘘をついていたのです。マコトの嘘が積み重なり、最後に大きくはじけます。嘘だらけ男の衝撃の末路は?こちらは2022年10月10日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。息をするように嘘つく男に読者怒り心頭!・騙された方に非はない。当然ながら騙した方が100%悪い。・友だち騙して人生狂わせるなんて最低最悪ですね。・マコトほんとにクズ。・一体どこまでドクズなんでしょう… 創作でもここまで酷いのはおもいつかないんじゃないでしょうか? 誠実そうでみんなが信じてたマコト…こんな最低最悪な奴だったなんて! 読者も怒りと驚きを露わにしていました。巧みな嘘や誠実そうな雰囲気でみんなを騙していくマコト。こんなに嘘がうまいヤツに接近されたら、どうやって見抜けばよいのでしょう!?・恋は盲目との言葉もあるけど、信用しすぎることの怖さも感じました。・違和感あったらもっと慎重になるべきだと思います。 まして結婚を考えているなら信頼関係ないと無理なんで行動の怪しい人と結婚なんてあり得ないですね。・「お金を女性に出させる男は相手にしないこと」自分はそれを実行しています。 男性は、お金関係、ビジネス関係なら会社を辞めたりお金を建て替える前にしっかり相手の素性を確認すべきかなと思いました。・自分は騙されないと過信してる人ほど騙されやすかったり、二次被害に遭いやすかったりします(自分の判断を過信してるから)。マコトのような人は、息をするように嘘をつくので、本当のことのように聞こえてしまうんですよね。・マコトさんみたいな詐欺師くずれ結構世の中にいます…このタイプって女の人を口説くことも簡単に出来るので案外、結婚して子どもがいることが多いです。因みに過去2人ほどきっかけがあり知り合っていますが、結局金銭を騙して巻き上げていくタイプなので、ことが発覚すると2度と会いません…大概子どもの写真は持っていますが、奥さんとも離婚(別居)しており会っていないようです。又、話すことが一つ一つでかい事ばかり並べてきます。そして勤めることに向いていないから会社経営者とか少し若ければフリーランスと言って近づいてきます。簡単に信じないこと、お金絡みの話はとくに慎重になること…自衛でできることってこれくらいでしょうか。でも嘘をつかれる前に好きになってしまっていたら、見抜けるかわからないですね…。この先ミカは真実に気づくことができるのでしょうか。▼漫画「みんな知らない」
2023年12月29日パート先が閉店して困っていたところ、目に飛び込んできた「ビジネスパートナー募集」の広告。しかしそれは危険な詐欺ビジネスのトラップだったのです!突然の失業に困っていたところ、渡りに船!?最初は「怪しい」と思った…なのにいつの間にか大金を稼げることを匂わせたI田さん。そして話はビジネスの内容に移ります。不信感を抱いた山吹さん。しかしI田さんは不信感を払しょくする話術を持っていたのです。一応面接に進むことにはしたのですが、この時はちゃんと疑いの気持ちも持っていた山吹さん。にもかかわらずこの後洗脳され騙される寸前まで行ってしまった、驚くべき詐欺の手管が明かされます。しかし、すっかり信じていたにも関わらず、矢吹さんはあることをきっかけに詐欺に気付くのです。それはいったい…?こちらは作者である山吹いろの体験をもとに2023年3月23日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。詐欺ビジネスはすぐ近くに…!たくみな詐欺ビジネスの手口を紹介した本作品。「ぜひもっとやり口を紹介して注意喚起してほしい!」という読者の声が多く届きました。自分や身の回りの人もいつ被害者になるかわからないですよね。・主婦の方々が詐欺に遭ったケースを漫画で発表していってほしいです。 洗脳された人が目を覚ますきっかけになるのではと。・注意喚起も兼ねて詐欺商法やネットワークビジネスに手を出した方、人間関係がバラバラになった方、家族に全力で目を覚まされて冷静になった方等色んなパターンの紹介を連載でして貰えたら毎日読みます!・こういう詐欺の人たちって、よくこんな酷いことが出来るなと思うんですが、割とよくいるんだとも思うとゾッとします。自分も他人事ではないなと。また、読者からも「詐欺のカモにされそうになった」「あやうく騙されるところだった」という体験談が送られてきました。悲しいことに、詐欺は身の回りにありふれているのかもしれません。・私もあやうくこういった罠に引っかかりそうになった者です。被害者を出さないために、このような手口を教えるマンガをもっとたくさん出してほしいです。・あるあるだな~と思いました。金額や業務形態がまったくおなじものではなくても、こういったねずみ講やマルチ商法ってほんとうにありふれていて、私自身も"お偉い人"の話をカフェに聞きに行ったときがあってそのことを思い出しながら読ませていただきました。・とても参考になるお話でした。私自身も「ちょっとお金に困っているワーママ」なので、詐欺のカモになりそうだな…と。「もう少し収入が欲しい!」と思っていた時に、詐欺には当たらないけれど、ネットワークビジネスなるものには実際に手を出したことがあって、後からものすごく後悔しましたし、今だったら「やめた方がいいよ!」って言えますね。・友人が昔、このような詐欺ビジネスにお金を払ってしまいました。 当時、かなり説得して止めましたが「あなたのような人をドリームキラーというの。話を聞いてはダメだと言われたから!」と、完全に洗脳されていて止められませんでした。 その後、数ヶ月後にはビジネスに行き詰まり、友人は稼ぐことはできずに目が覚め、大金を払っただけで終了。 後日、「洗脳に気づかなった自分が悪い。高い勉強代と思って諦める」と。最後に、詐欺を見分けるアンテナを磨くには? 読者から貴重な意見が届いていました。・そもそも美味い話があれば人になんか話しませんて。金の話をされ始めたら全力で逃げないと。 自分磨きと一緒。お金も地道にコツコツに勝るものなし。・本当に稼げるネタって人に話しますか? 私ならば黙ってますね。 自分を中心に人を集めるビジネスって基本ネズミ講。過去にたくさん事件になってるのに何故か自分は違うって思い込んでしまうのも先方の話術の巧さでしょうか? 気をつけたいですね。弱った心に付け込む輩は多いのです。・うまい話にゃ裏がある。そんな簡単に稼げる話なんてないんだから。・1日に何回もメールが来るなんて確かにおかしいですよね。うまい話には何とやらです。詐欺なんてなくなればいいのに、と願うものの一向に詐欺に関わるニュースは減らず、毎年あの手この手と新しい手口が出てきているように思われます。もう自分の嘘を見分けるアンテナを磨いて自衛するしかないようですね。「怪しい」と思っていたのにもかかわらずお金を払う寸前まで洗脳されてしまった山吹さん。たくみな詐欺ビジネスの手口はいったいどんなものか…ぜひ本編を読んでみてください。▼漫画「洗脳されて詐欺ビジネスに200万払う寸前だった話」
2023年12月14日皆さんはパートナーに騙されたことはありますか? 今回は「夫の浮気」にまつわる物語を紹介します。突然届いたメッセージ夫と2人で暮らしている主人公。ある日、見知らぬ女性から「お願いがあります」とメッセージが届きました。あやしく思い「これって詐欺とか?」と返信した主人公でしたが…。衝撃的な話をされる出典:Youtube「Lineドラマ」相手の女性は「あなたと話したかったんです」と言って、衝撃的な話を始めました。女性は夫と交際しており、夫と離婚してほしいとお願いしてきたのです。突然の話に困惑しつつも、夫に確認してみた主人公。すると夫はその女性とは面識もないと話し、無視するように言いました。しかし夫は本当はその女性と浮気をしていて…。煮え切らない夫の態度に苛立った女性が、勝手に主人公に再度連絡をとったのです。その真実に呆れた主人公は夫と女性に慰謝料を請求して離婚したのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2023年12月01日大学時代にK男と親しくなったもちこ。地元も一緒で気が合うK男から「結婚するならもちこがいい」と言われてトキメキを覚えたのですが…その後親を巻き込んだゴタゴタに発展するとは、その時は想像もしていませんでした。「俺たち結婚したらうまくいくだろうな」と言われて…こんな何気ない言葉でちょっとときめいてしまったもちこ。でもこの時はお互いに「ただの友達」にすぎませんでした。事態が動き出すのは、地元で一緒に遊んだことから。どこからか見ていたK男の母がもちこを気にいってしまったと言うのです。結婚はするけどつき合わない!? 気軽な気持ちで親同士を引き合わせたもちこたち。しかし食事会の内容は思わぬ方向に転がっていったのです。食事会をきっかけに双方の親はすっかりその気。K男の母はもちこを嫁候補として扱うようになりました。そして当のK男の気持ちは…?K男のことも嫌いではないし、もちこ自身もK男との結婚に前向きになりかけていたのですが…いずれ結婚するけれど、それまではお互い他の人と遊ぼうと提案してきたK男。そんなのあり!? こちらは2023年9月19日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。自分を守れるのは自分自身さんざんK男に振り回されたもちこでしたが、読者からは「逃げて」とのコメントがたくさん届いていました。自己中な人間と遭遇するのは避けられない。それなら、自分をしっかり守らないとですね。そして、自分を守るためには「自分軸」を持つということが大切です。・ バカ親とバカ息子バカ実親から逃げて! 自分の人生をだめにする連中と付き合ったら後悔する。・他人軸じゃなく、自分軸で生きろと伝えたい。・無理しないで別れて!・K男とK男母は、もちこのことは全然考えていなくて。 全部、自分たちの思うようにしているよね? 許せないけど、こういう人は世間に沢山いる。また、自分を「キープ」扱いしてくる男には、こちらも同じようにしてやればいいという強者もいました!・こっちもこの男キープで ほか探したらいい。指輪やら結納金もらったわけじゃないし、義理立てする必要ないんじゃない?・好き勝手に好きな男と付き合って、そっちの方が良かったらそっち行ってもいいよって話なんだし、結納だってしてないから正式の婚約者でもなんでもない。男の母親に会う必要もないし、なんとなくキープ君扱いでいいじゃない。・やり返せ、もちこ。男女の関係においても、芯の強さって大事。騙されないために、騙されても毅然としているために、自分という軸が必要なんですね。真面目なあまりうまく自分を守れず、K男の言いなりになっていくもちこ…K男とK男母はどうなっていくのでしょうか。▼漫画「家族ぐるみで結婚匂わせ…勘違い一家の末路」
2023年11月12日ニュースでよく見かけるオレオレ詐欺。「どうしてだまされるんだろうね~」と他人事のように見ていました。しかしあるとき、身内がその標的に! 今回は、義実家に実際にかかってきたオレオレ詐欺の電話の手口をご紹介します。義母との電話の会話がおかしいその日は平日でしたが、たまたま夫が有給休暇を取り、朝から在宅していました。せっかくの休みだし、どこかに行こうかという話になりましたが、しばらく訪ねていなかった義実家の家に遊びに行こうということになりました。自宅から義実家は、車で30分ほど。夫が、これから向かう旨を電話で話したのですが、どうも義母との会話が一致せず、イライラしている様子を見せました。「何言ってるの? ボケてるのか? 大丈夫?」と怒り口調で話す夫に「どうかしたの?」と横から尋ねました。夫によると、義母が「風邪大丈夫? 声ちゃんと出るようになったの?」と夫の体調を心配しているというのです。「風邪なんかひいてないし、声もちゃんと出てるよ!」と話すと義母は、数十分ほど前に夫から自宅に電話があったと話しました。しかも、風邪をひいたから声が出なくて病院に来ている、後で相談があるからまた掛け直すけど、この電話があったことは誰にも言わないで……と話されたと言うのです。夫を名乗る不審電話で警察に相談義母の話を聞き、夫は自分がまったく風邪をひいてないこと、電話自体していないことを義母に説明しました。また、義父・義母に連絡を取るときは、携帯電話に直接電話するため、自宅へ電話することもないと話すと、義母もこの電話が怪しいことに気が付きました。夫を名乗る不審な電話に「これ、もしかしてオレオレ詐欺?」とピンと来た私は、警察に相談しようと提案。義母には、こちらから電話するときは携帯電話にするので、自宅にかかってきた電話には絶対に出ないようにと伝えました。そして110番に電話し、義母から聞いた話を相談しました。 義実家の管轄の警官が義実家に向かう、とのことでしたが、警官を名乗るオレオレ詐欺の一員が義実家に来る可能性もあるとのことで、私たちは大至急義実家へ向かったのです。おとり電話で捜査に協力義実家に到着すると、見慣れぬ車が止まっていました。私たちが到着する少し前に、管轄の警官と一緒に刑事さんがすでに到着していたようですが、警察手帳をインターホン越しに見せても信用しないので、目の前で管轄の警察署に電話し、きちんとした刑事であることを証明してもらったとのこと。そのあたりの義父母の用心深さには安心しました。警官は立ち去り、義実家には刑事さんが1名、状況の聞き取りと捜査のため、残ることに。刑事さんによると、義実家周辺でここ数日、急にオレオレ詐欺を名乗る電話が急増し、被害に遭った家庭もいくつかあったとのこと。逆探知をしたいので、電話に探知機を取り付けてよいかと問われ、捜査に協力することにしました。ドラマで見るような光景にドキドキしましたが、刑事さんと話をしていると、義実家の電話が鳴ったのです!刑事さんは「落ち着いて出てください」と話し、義母が緊張の面持ちながらも電話に出ると、やはり相手は夫を名乗る電話でした。探知機が取り付けられている電話から、相手の声が聴こえてきますが、夫とは似ても似つかぬ口調で、夫本人が少し笑いをこらえる様子が見られました。夫を名乗る相手は、喉にポリープができて、声が出ないからと、ヒソヒソ声で話し、体調の話や無難な会話をした後、「会社の取引で失敗してしまい、弁償をしないといけない」と、ニュースで見たことのある文言を話し始めました。目の前の出来事に驚きの連続夫を名乗る電話と落ち着いて話す義母。刑事さんから筆談で「一旦電話を切ってください」と指示され、少し考えるからまた5分後に掛けてと相手に話し、義母は電話を切りました。刑事さんからは、おそらくどこかにお金を持ってきてほしいと言われるが、そのときのおとり捜査にも協力してもらえるか? と問われました。しかし、もしお金を持っていったところで義母の身に何かあってはいけないからと、そこまでは義母にさせたくないとお断りをしたところ、電話の声を録音するだけでも大きな捜査協力になるため、できるだけ電話を引き延ばしてほしいと言われました。そして5分後、再度電話があり、刑事さんの予想通り、お金を準備してほしいと相談されたのです。義母は時間を延ばすために、無理やり関係ない話題などをしたり、義母なりに頑張っていたのですが、相手の後ろで男性が「もっとやれ」とつぶやく声が漏れてきました。おそらく、世間話ではなく早く本題に移るよう指示しているのだろうと思いました。こちらも無駄に話を引き延ばすと、向こうの気持ちを逆なでしてしまう恐れがあると筆談で指示され、刑事さんに電話を代わり、そして相手を一喝! すると「ヤバイ!」という声と共に、電話が切られました。刑事さんによると、一旦失敗した家には二度と電話はかかってこないとのことでしたが、しばらくはこの周辺のパトロールを強化します、と言ってくれました。まとめたまたま夫が有給休暇を取っていたことで、オレオレ詐欺の被害を防ぐことができた今回の事件。しかし、夫がいつも通り仕事に行っていれば、普段は用心深い義母もだまされていたかもしれません。今回のこの出来事を機に、義実家とは連絡や相談する際のルールを定めました。「明日はわが身」という言葉がありますが、他人事と思っていても本当にいつ降りかかってくるかわからないと実感した出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/☆まかりな☆著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2023年11月07日“因果応報”という言葉があるように、過去の悪い行いや執着は自分に返ってくるものです。世の中には、お金に執着しすぎた結果、詐欺に遭い、人生が狂ってしまう人も……。今回は人気クリエイターのぱるる絵日記(@palulu_diary)さんが描いた創作漫画『婚約者から突然別れを告げられた理由』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!婚約者が二股……入籍当日、突然彼女の破棄子から別れを告げられたうえ、婚約破棄を自分のせいにされてしまったサトシさん。さらに、一連の事情を相談していた共通の知人T橋が、実は破棄子と4年間も二股していたと知り、サトシさんは破棄子との結婚を諦めます。ところがなんとT橋も破棄子に“婚約破棄”をされてしまう結果に。その後、破棄子には経営者の“新たな婚約者”がいることが判明。しかし、その相手は実は詐欺師で、破棄子は200万円を騙し取られた挙句、“何かの保証人”にさせられてしまったのです。数ヶ月後、親の紹介で見合いをした破棄子は、別の人と結婚式を挙げることに。その矢先、破棄子は金持に自分の名義を悪用され、消費者金融から督促がきていることを知ったのです……。ついに催告書が届いた破棄子は消費者金融に電話をして、事情を説明したのですが……!?為す術のない破棄子……ここでクイズです!この後、破棄子は“ある行動”をします。その内容とは、一体どんなだったでしょうか?ヒントは、破棄子には返済のアテがないようです……。破棄子がとった行動とは……?正解は「同僚にお金を無心した」借金の肩代わりをお願いする破棄子。でも今までの破棄子の言動からすると、お金を返してくれるとも思えませんよね……。その後、破棄子は無心した結果、友人だけでなく、家族にまで見放されてしまうのでした……!こんなときどうする?破棄子の無心に同僚はどう答えるのでしょう……?快く引き受けてくれるとは思えませんよね。その後の話で同僚は、無心を拒否し、ついに破棄子を見放します。借金の肩代わりを頼まれたら……あなたなら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年10月11日電話による詐欺が後を絶たない。9月17日には長野県上田市の80代女性が3千885万円を、12日には栃木県宇都宮市の89歳女性が5千810万円を、電話での詐欺でだまし取られたことが発覚した。電話による詐欺で増えているのが「還付金詐欺」だ。国民生活センターによると、’22年度は過去5年間で最多の相談数、4千849件を記録した。実は本誌記者の79歳の母も12日、還付金詐欺で約70万円をだまし取られた。その手口とはーー。その日母が帰宅すると、家の電話が鳴っていた。慌てて取ると、「○○市役所の△△ですが……」母はまったく疑わず話を聞くと、なにやら返金が2万8千円ほどあり、今日中の手続きが必要とのこと。母はいったん断ったという。「いま帰ってきたばかりで疲れている。そのお金はいらない」詐欺師は“お金に余裕がある”と思ったのだろう。獲物を逃すまいと、執拗に説得が続く。「1円だってお母さんの大切なお金です。ぜひ受け取ってください」しぶしぶATMに行くと、電話での誘導が始まった。「私どもが還付金を振り込む口座を入力してください。私どもはみずほ銀行なので、みずほ銀行をポンと押して。そう。次は支店を……」本当は振込先を指定しているのだが、母は還付金を送ってくる「振込元」だと思わされていた。「次はお母さんの受領番号の登録です。6ケタの番号を言いますよ。1・9・5・3・6・9です」ATMの画面には「振込金額」という表示があるはずだが、機械に疎い母は操作することで精いっぱい。金額という認識はないまま、まんまと19万5千369円をだまし取られた。さらに詐欺師は、「エラーが出て登録できません。ゆうちょ銀行なら確実なので、ゆうちょの口座を持っていませんか」都市銀行からゆうちょ銀行にATMを“ハシゴ”させられ、被害総額は約70万円。翌日警察や銀行に被害を届け出たが、お金が戻る可能性は限りなく低いそうだ。いま記者がもっとも恐れているのは、母が再び詐欺にあうことだ。詐欺被害者は、詐欺師からするとだましやすい“カモ”。新たな詐欺の標的にされやすいという。実際“オレオレ詐欺”に2度あった事例を警察庁が紹介している。当時73歳だった女性は息子を名乗る男からの電話でオレオレ詐欺にあい、200万円をだまし取られた。6年後、再び息子を名乗る男からの電話を受け、女性は「窮地の息子を助けるのは当然」と現金250万円とキャッシュカードを渡してしまう。数日後、金融機関からの連絡で詐欺被害が発覚。3つの銀行にあった1千200万円が根こそぎなくなっていたそうだ。冒頭の詐欺被害も、被害者は複数回現金を送っている。詐欺師はだましやすい人から徹底的にお金をむしり取るのだ。■念には念を!だまされない対策5 電話による詐欺被害を防ぐにはどうしたらいいのだろう。国民生活センターに聞いてみた。【1】「役所からお金の返還」は詐欺。電話は“ガチャ切り”を役所の返金手続きは、電話ではできない。返金の話が出たら詐欺。それ以降は話を聞かずガチャンと切って。詐欺師との長話は危険だ。【2】迷惑電話防止機能を使おうかけてきた相手の電話番号が表示される「ナンバー・ディスプレイ」を見て、番号非通知や知らない電話番号には出ないで。ナンバー・ディスプレイは有料だが、’23年4月から70歳以上の人、70歳以上の人と同居する人は無料で利用できるようになった。また、呼び出し音の前に「詐欺防止のため録音します」とメッセージが流れ、通話を自動で録音する電話機を使うのもおすすめ。無料で貸し出しを行う自治体も。【3】いったん切ってかけ直そう公共機関を名乗る電話には「いま忙しいからかけ直す」作戦を。本当の公共機関なら後日の電話でも問題ないはず。「いますぐ」などと急がせるのは詐欺の可能性が高いので注意しよう。かけ直しは相手から聞いた番号ではなく、自分で調べた番号に。さらに高齢者を守る対策を、高齢者支援に注力し日本弁護士連合会副会長などを歴任した弁護士の延命政之先生はこう話す。「詐欺にあう高齢者は身近に相談相手がいないという状況が多いです。第三者も加えて高齢者を守るネットワークを作りましょう。方法は2つあります」【4】社会福祉協議会(社協)の「日常生活自立支援事業」を利用しようこれは、社協の生活支援員が日常生活に不安のある高齢者などをサポートする制度だ。医療・介護の費用や税金、公共料金、家賃などの支払いや、預貯金の出し入れを手伝う「日常的金銭管理サービス」。介護サービスなどの案内や手続きをサポートし、困りごとを相談できる「福祉サービス利用援助」。年金証書や預貯金通帳、実印などを預かる「預かりサービス」を行う。知らずに詐欺にあい預貯金を引き出す際も、生活支援員に相談が必要なので安心だ。料金は地域や利用者の収入によるが、生活保護受給世帯は無料、訪問1回が平均1千200円。【5】ホームロイヤーを持とうホームロイヤーとは暮らしと財産を守るため、総合的な法的支援を行う“かかりつけ”の弁護士だ。元気なうちの「見守り契約」では、弁護士と対面で話したり電話で相談する機会もあるので安心だ。資産に余裕がある人は検討してみては。判断能力が不十分になった後は「任意後見制度」がある。たとえば、遠くに住む認知機能が不十分になった両親の財産も手厚く守ってくれる。「契約内容は希望に沿って組み合わせます。私の場合、費用は見守り契約だと基本料が月1万円と訪問1回が1万円。毎月訪問の方だと、月2万円と交通費です。身近で信頼できる弁護士を探してください」(延命先生)いますぐに、詐欺にあわない対策を講じよう。
2023年09月29日配送会社や通信会社などの企業を名乗り、クレジットカードや個人情報を抜き取ろうとする、悪質な『詐欺メール』が巧妙化している昨今。各企業がウェブサイトなどで公開している注意喚起に目を通すのはもちろん、いざ自分のもとに詐欺メールが届いた時、気付けることが大切です。ヤマト運輸を名乗る詐欺メールを見分けるには?複数のショッピングサイトを利用している筆者。商品の注文後、配送会社からお届け予定日を知らせるメールが届くことがあります。筆者がメールをチェックしていたある日、ヤマト運輸を名乗るメールが複数届いていたのです。…しかし!以前も詐欺メールを受け取ったことがある筆者は、ある部分をチェックしてすぐに見抜くことができました。それは、差出人のメールアドレス。ヤマト運輸は、お届け予定日や不在連絡を送ってくる時のドメインに、『.com』を使用していません。筆者に届いた詐欺メールには、『.com』が使用されていました。また、メールの本文も変な改行や半角スペース、誤字があるため、じっくりと読めば見分けることができるでしょう。『ヤマト運輸』を名乗る詐欺メールの内容とメールアドレスヤマト運輸から筆者宛てに届いた、本物のメールは以下の通り。メールアドレスも『@kuronekoyamato.co.jp』で、ロゴや荷物の情報など、ユーザーに伝わりやすいよう配慮されたデザインになっています。本物の『ヤマト運輸』のメール内容とメールアドレスちなみに、ヤマト運輸は、3つのドメインを使用しているとのこと。以下のドメインに当てはまらないメールは詐欺メールの可能性があるとし、注意をうながしています。ヤマト運輸では、下記3つのドメインを使用しメール送信いたします。身に覚えがないメール、ショートメール(SMS)につきましては、開封せずに削除していただきますようにご注意願います。【ヤマト運輸が使用するドメイン】@kuronekoyamato.co.jp@ml.kuronekoyamato.co.jp@ml2.kuronekoyamato.co.jp【ヤマト運輸が使用するメールアドレスの一例】mail@kuronekoyamato.co.jp個人のお客さま宛ても、法人のお客さま宛ても、同じドメインを使用しております。上記ドメイン以外からのメールは、「ヤマト運輸を装ったなりすましサイト」の可能性があります。また、送信元のメールアドレスのドメインが、「@kuronekoyamato.co.jp」となっている迷惑メールも発生しておりますのでご注意ください。ヤマトホールディングス株式会社ーより引用メールアドレスのドメインだけで判断できない場合は、メールのURLなどは開かず、ショッピングサイトの購入履歴や、配送会社のウェブサイトで確認しましょう。いつ、誰に送られるか分からない『詐欺メール』。自衛はもちろん、家族や友人とも声を掛け合い、少しでも被害を減らせるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年09月22日■結婚の焦りを逆手にとられ…20代後半のもちこは結婚への焦りから、悪質な結婚するする詐欺に遭うことに。相手は東京の大学で出会った学生時代の元カレ・K男。家族ぐるみでもちこを騙すために画策するのでした。■数年に渡って結婚を匂わせてくるK男「付き合ってうまくいかなかったなら、結婚してもうまくいくはずがない」と今ならわかるが、恋愛経験が乏しかったこの時のもちこは、K男の「結婚したらうまく行くんやろうなぁ」「価値観似てる」という言葉をつい信じてしまい…。さらにやっかいな人物の登場で、事態はこじれていくのでした。次回に続く「家族ぐるみで結婚匂わせ…勘違い一家の末路」(全34話)は22時更新!
2023年09月19日“因果応報”という言葉があるように、過去の悪い行いや執着は自分に返ってくるものです。世の中には、お金に執着しすぎた結果、詐欺師に騙されて人生が狂ってしまう人も……。今回は人気クリエイターのぱるる絵日記(@palulu_diary)さんが描いた創作漫画『婚約者から突然別れを告げられた理由』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!婚約者が二股……入籍当日、突然彼女の破棄子から別れを告げられたうえ、婚約破棄を自分のせいにされてしまったサトシさん。さらに、一連の事情を相談していた共通の知人T橋が、実は破棄子と4年間も二股していたと知り、サトシさんは破棄子との結婚を諦めます。ところがなんとT橋も破棄子に“婚約破棄”をされてしまう結果に。その後、破棄子には経営者の“新たな婚約者”がいることが判明。しかし、その相手は実は詐欺師で、破棄子は200万円を騙し取られた挙句、“何かの保証人”にさせられてしまったのです……。数ヶ月後、親の紹介で見合いをした破棄子は、別の人と2ヶ月後に結婚式を挙げることになり……。ここでクイズです!この後、破棄子は“不審な出来事”に襲われます。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントは、どうやら電話は一度だけではなかったようです……。破棄子を襲う出来事とは……?正解は「しつこく電話がかかってくる」知らない番号から何度も電話がかかってくる破棄子。一体どこからの電話なのでしょうか……。その後、破棄子はこの電話がきっかけで、とんでもない事態に巻き込まれていくのでした……!こんなときどうする?結婚を控えた破棄子に何やら不穏な空気が漂っていますね……。その後の話で破棄子は、金持に保証人にさせられたせいで新たな婚約者と破談になり、借金を背負うことになります。見知らぬ番号からの電話……あなたなら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年09月14日人を巧妙にだまし、金品を奪い取ろうとする詐欺行為。さまざまな手口が存在しますが、現代でよく耳にするのが、身内をかたって振り込みを要求する、いわゆる『オレオレ詐欺』でしょう。電話越しだと、声を聴き間違えやすいもの。また、身内が事故などに巻き込まれたと知ったら、不安や焦りから正常な判断ができなくなってしまいます。『オレオレ詐欺』のターゲットにされた女性伊東(@ito_44_3)さんが描いたのは、今まさに『オレオレ詐欺』の毒牙にかけられそうになっている女性。息子のふりをして「俺だよ、俺!」とお決まりのセリフを発する詐欺師を前に、女性はどうなってしまうのでしょうか…!よりにもよって、あまりにも個性的な一人称を持つ家族を相手にしてしまい、ツッコミに回らざるを得なくなった詐欺師。唯一存在した一人称が『俺』の男性は、そんな家族についていけなくなったのか、そっと家から去っていったようです…。きっと詐欺師は、本来の目的を完全に忘れ、まともだった男性に心から同情してしまったことでしょう…!完全に『ショートコント「オレオレ詐欺」』と化してしまった2人のやり取りに、読者からは「どんな家族だよ!」「これは勝てない」といった声が続出。この一家なら、どんなに小賢しい詐欺師が現れても撃退してくれることでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年09月13日ウエスト50.7cmという抜群のスタイルなどで注目されるインフルエンサー・ゆりにゃ。そのInstagramアカウントで、彼氏であるたいちが詐欺案件をPRしたとしてSNS上で謝罪した。ゆりにゃのInstagramアカウントは、9月9日ごろ、“このストーリー投稿から登録すると31000円分のキャッシュバックがなされる”として、ポイントサイトへの会員登録を促すストーリー投稿をアップ。ストーリーには“三井住友銀行”や“Tポイント”などの文字とともに誘導リンクが設置されていた。しかし、X(旧Twitter)上では、ゆりにゃの投稿から同キャンペーンに登録したところアイフルの口座を開設されるよう要求され、指示に従った結果数十万円が出金されてしまったとの被害が報告されることに。編集部が確認できた被害金額はそれぞれ20万円、30万円だった。9月10日の夜、ゆりにゃはInstagramのストーリーを更新。《たいちです。昨日のTポイントカードの公式LINE今すぐブロックしてください。この案件はゆりかは一切関与しておらず僕の独断で行ったものです。当初企業と話していた内容と全く違く三井住友銀行の口座登録、ポイントカードの作成では無くアイフルに登録を促す様に仕向けられていました。詐欺ですので今すぐブロックお願い致します。パスワード、ID、ピンコードなどは教えないように、 よろしくお願い致します。ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした。後ほどインスタライブで説明させて頂きます》とし、紹介した案件が詐欺であったことを報告した。さらに9月11日の午前1時ごろ、ゆりにゃのアカウント上で彼氏のたいちが「本当に申し訳ないです……」と号泣する動画とともに今回の詐欺案件についての謝罪文を掲載。《齊藤太一です。この度はゆりかのファンの皆様を詐欺被害に遭わせてしまい大変申し訳ございませんでした。謝罪の一言では足りない大変な事を自分はしてしまったのだと重々承知しております》と陳謝した。また、《当時の僕は詐欺だと気づいておらず、悪気は全くありませんでした》《最初からアイフルへの口座登録の誘導と分かっていたら、紹介などしておりません。案件の金銭も一才もらっておりません。大企業からのお仕事で正常な判断が付いておらず、その巧妙な詐欺の手口に引っ掛かってしまい、ファンの皆様を巻き込んでしまった形です》と、当初この案件が詐欺であることは把握していなかったと明かした。今回の案件について、たいちはゆりにゃはかかわっておらず、たいちの独断で投稿したことを強調。《いつもならストーリーはゆりにゃが投稿しておりますが、今回だけは僕の独断でお得な物なら皆様に共有したいなという気持ちでストーリーを投稿しました》《普段からゆりにゃの事を応援し、好きでいて頂いてるファンの皆様にとって、非常に最悪な結果となってしまいました。心の底からお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。》とし、ゆりにゃのファンに対し重ねて謝罪した。そのうえで、注意喚起として詐欺の手口を紹介。LINE追加後、アイフルで個人情報を入力し口座開設しただけの状態の場合については、現状お金を抜き取られたという報告はないという。しかし、アイフルで口座登録完了後にLINEで、名前、ID、パスワードなどを教えると出金される被害に遭ってしまうという。たいち側では現在、3名ほどについて詐欺被害にあったことを確認していると報告。しかし、被害者はこれから増える可能性があるとし、登録してしまった人に対しては、《LINEはブロックをし、アイフルへ口座解除依頼の連絡をお願い致します。今回詐欺に遭われてしまった方は警察へ相談して頂きたいです》と呼びかけた。今後の対応については、《僕も一被害者として明日アイフル、T-moneyへ連絡をし、警察署で今後どの様に動いたら良いか相談致します。進展ありましたら僕から皆様にご報告させて頂きます》とコメントした。
2023年09月11日自分のために整形しても、それを周囲から批判されることもあり……。今回は、MOREDOORのオリジナル漫画『整形は詐欺って言われました』より漫画の展開を予想していただくクイズをお届けします。【あらすじ】主人公のユイには、美人な姉がいました。ユイはその姉と比較され、親戚から「川から拾われてきた」と言われたことがトラウマになります。その後、大学生になったユイ。整形をしてみたいものの、周囲からの意見が気になり……。友人同士の話に……化粧は詐欺……?ここでクイズです!整形に反対派の友人と、すでに整形した友人。2人は意見が食い違います。すると、ユイがある提案をします。それは一体、何でしょうか?ヒントは、ユイは両者の気持ちが分かり……。ユイの提案は?正解は、中立案を提案する!ユイは、「真ん中じゃダメなのかな?」と2人に伝えます。「整形が詐欺なのか、それとも違うのか…それは自分の価値観を、自分だけで考えていればいいんじゃない?」というものでした。この意見に、はたして言い争っていた2人が納得するのでしょうか?意見は人それぞれ……整形をすることに対して、確かに賛否両論ありますよね。今回の友人たちは、意見の食い違いが起きてしまいました。もし、あなたがこの話し合いの場にいたら……、どうしますか?※この漫画はフィクションです。■脚本:華丘侑果■作画:simme(MOREDOOR編集部)
2023年09月09日自分のために整形しても、それを周囲から批判されることもあり……。今回は、MOREDOORのオリジナル漫画『整形は詐欺って言われました』より漫画の展開を予想していただくクイズをお届けします。周りが気になり……主人公のユイには、美人な姉がいました。ユイはその姉と比較され、親戚から「川から拾われてきた」と言われたことがトラウマに。その後、大学生になったユイ。整形をしてみたいものの、周りからの意見が気になりだします。友人とも「整形は詐欺」「化粧は嘘」など言い合いになり……。正解はない……持論を提案し……ここでクイズです!ユイは、人それぞれの価値観があるものの、「言わない」という提案をします。友人2人は、この意見を聞き……。そして2人は、この後どうしたでしょうか。ヒントは、2人とも、ユイの意見は一理あると感じ……。友人の返答とは?正解は、謝罪した!お互いに言い過ぎたことを、謝った2人。ユイは2人の言い合いが収束したことに安心し……。意見を押し付けないことが大切ユイの意見は、確かに現実的な解決策ですね。今回のユイは、整形に関しての価値観を、相手に言わないことを提案しました。もし、あなたの身近に整形をした人がいたら……、あなたなら、どうしますか?※この漫画はフィクションです。■脚本:華丘侑果■作画:simme(MOREDOOR編集部)
2023年09月07日元カレの「K男さん」から28歳で結婚しようと言われ続けていたもちこさん。けれど彼は、28歳になると別の女性と結婚! 大ショックを受けたもちこさんは彼と決別しますが、それから3年経ったある日なんと彼から「離婚したからもちこと結婚してやる」と連絡が。あまりに身勝手な彼に呆れたもちこさんは……? 捨て台詞の果てに…… 元妻とうまくいかなくなった途端、一度裏切ったもちこさんに復縁を求めてきたK男さん。悪びれる様子はなく、「結婚してやる」という上から目線な態度の彼に、もちこさんはこれまでの思いを晴らすかのごとく反撃しました。 自分の欠点を並べられ、「なにもかも無理」と拒絶されたK男さんは逆ギレ。「高スペックな俺とは釣り合わんし!」と捨て台詞を吐き、最後まで態度を変えずに去っていきました。 風の噂で聞くところ、その後のK男さんは元妻やもちこさんのことを愚痴りながら婚活しているそうですが、再婚には至っていないようです。自分を高スペックイケメンだと思い込み、母親とともに相手の女性を品定めするような姿勢をとり続けていたK男さん。あれほど望んでいた跡取りも失い、今は1人です。 高飛車な態度で人を傷つけてきたK男さん一家ですが、その代償は大きかったようです。彼らにさんざん振り回されてきたもちこさんでしたが、最終的には自分自身で幸せをつかみ、K男さんと決別できてよかったですね。 もちこさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちこ
2023年08月20日元カレの「K男さん」から28歳で結婚しようと言われていたもちこさん。しかし彼は別の女性と突然結婚し、双子のパパに。散々結婚をちらつかせていたもちこさんに最大の裏切りをした彼ですが、それから3年後に離婚。すると、もちこさんに「今度は結婚してやる」と連絡してきて……!? どこまでも自分本位に考える彼に… もちこさんに結婚すると言っておきながら、別の女性と結婚したK男さんは、元妻とうまくいかず離婚。そして、もちこさんに身勝手な話を持ちかけます。 以前のように親を巻き込んで、強引に結婚話を進めようとするK男さんにもちこさんも我慢の限界。「あなたと結婚するのはシンプルに嫌」とはっきり伝えます。 さらに、彼のよくないところをいくつも挙げ、最後に「なにもかも無理。結婚は絶対にない」と締めくくると、「行き遅れのくせに!」とK男さんは逆ギレ。ところが、もちこさんには心を決めた相手がいて「もうすぐ入籍する」と伝えます。 それでも「どうせ嘘やろ」と一歩も引かないK男さん。もちこさんは動じずに「もし嘘なら、“行き遅れ女”にフラれてるアンタのほうが悲惨では?」と、とどめの一撃! これまでの思いを晴らすことができました。 どんなにひどい扱いを受けても、グッと飲み込んできたもちこさん。身勝手な振る舞いをするだけでなく、「行き遅れ」とひどい言葉までぶつけるK男さんに対し、彼との結婚は「罰ゲーム以下」と伝える様子はスカッとしました。もちこさんが自分の気持ちをハッキリ伝えることができてよかったですね。 もちこさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちこ
2023年08月18日7カ国、18歳以上の成人を対象にAI音声詐欺の遭遇実態を調査システムとネットワークのセキュリティサポートを行っているマカフィー株式会社では、日本を含む世界7カ国(日本・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・インド・オーストラリア)の18歳以上の成人7,054人を対象に「音声AIを悪用した詐欺」に関する調査を行いました。その結果、日本ではまだ少ないようですが、世界では音声詐欺による被害者が増加傾向であることがわかりました。AI音声詐欺の遭遇率、日本はどのくらい?「あなた自身、もしくは知人が、AIを悪用した音声詐欺に遭遇したことがあるか」という設問に対し、自分自身が遭遇した人は全体の10%、知人が遭遇したという人は15%でした。国別でみると、とくに多いのがインドで「自分」が20%、「知人」が27%。次いでアメリカが「自分」が14%、「知人」が18%でした。調査を行った7カ国の中では、日本は最も少なく、「自分」が3%、「知人」が5%にとどまりました。日本国内ではまだそれほど多く発生しているわけではない印象です。とはいえ、SNS全盛の現在、今後日本でもこうした詐欺が増えてくる可能性は十分に考えられます。AI(人工知能)を悪用したオンライン音声詐欺の現状に関するレポート「The Artificial Imposter」(マカフィー)より音声のオンライン共有が詐欺の材料にそもそも音声詐欺とはどういうものなのかと言うと、AIを使用して人の声(声紋)のデータをクローン化させ、それを詐欺に活用するというものです。では、詐欺師はどうやって声のデータを入手するのでしょうか?彼らは人々が自らSNSやボイスメモなどを使ってオンライン共有したものをコピーして悪用しています。実際に今回の調査でも「自分自身の声をどのくらいの頻度で共有しているか?」という設問に対して、7か国全体で26%の人が「1週間に1~2回」共有していると回答しています。また、全体の10%は1週間に5回以上、オンラインで共有していることが明らかに。多くの人が日常的に自分の声などをオンライン上にアップしていることがわかります。とくに、音声詐欺が多いとされているインドでは、43%と半数近くの人が最低でも「1週間に1~2回」、それ以上の人を加えると、8割以上の人が音声データのオンライン共有を行っています。このことから、音声データのオンライン共有とAI音声詐欺には、やはり関連が高いことがうかがえるでしょう。詐欺の遭遇率が他国と比べて低かった日本は、音声データのオンライン共有の割合も少なく、「1週間に1~2回」でも16%にとどまっていますが、オンライン共有をする人が増えれば、詐欺のターゲットになっていくことが考えられます。AI(人工知能)を悪用したオンライン音声詐欺の現状に関するレポート「The Artificial Imposter」(マカフィー)よりAI音声詐欺の手口画像や動画の送信や声のクローンを悪用することは、AIの発達によりかなり容易になっているのが現状です。McAfee Labsの調査によると、AIボイスクローニングツールを活用し3秒で一致率85%(※1)のクローン音声を作成できるといいます。実際の手口としては、AIで作成したクローン音声で本人になりすまし、「お金に困窮している」という嘘のボイスメールを家族や知人に送ったり、電話をかけて、相手からお金を騙し取っていることが、今回の調査でわかりました。実際に詐欺にあってしまったとき、クローン音声と本人の声を聞き分けることができるか、自身のない人が多いのではないでしょうか。調査でも、「その声を聞いたときに、本人かどうか識別できるか?」と質問した結果、7割が「識別できるかどうか分からない」「識別できないと思う」と回答しました。AIによるクローン音声を使われてしまった場合、多くの人が騙されてしまう可能性が懸念されます。(※1)音声照合精度は、McAfeeのセキュリティ研究者によるベンチマークと評価に基づくAI音声詐欺から身を守るには?マカフィーでは、AIを悪用した音声詐欺から身を守る方法を紹介しています。✅口頭でのパスワード(合言葉)家族や知人などの間でのみ通用する「合言葉」や「パスワード」のようなものを設定しましょう。とくに、高齢者や家族、友人が電話や電子メール、ボイスメールなどで救済を求めてきた場合には、必ずそうした「パスワード」を求めて確認してから対処するようにしましょう。✅発信者を疑う知らない発信者からの電話やメールなどはもちろん、見覚えのある番号などからの発信でも、その場で対処しようとはせず、一度電話を切って、相手の電話にかけ直すなどの確認を。✅SNSでのアクションは慎重にSNSなどでのアクションに注意することが重要。声はもちろん、画像や動画などでも個人が特定されてしまうような情報をアップするときには、要注意。不特定多数の人がこうしたデータにアクセスできないような設定を行ったり、ダークウェブにデータが流出した場合には通知を受けられれる設定を行うなども大切です。被害が少ない今から注意したい日本でも詐欺被害は多く、家族や知人をかたって電話をかけてくる「振り込め詐欺」(特殊詐欺)は、ますます巧妙化していて社会問題となっています。音声詐欺はその更なる巧妙化したものとも言えるでしょう。しかも、「振り込め詐欺」の場合は、とくに高齢者を狙ったものが多い印象ですが、クローン音声を悪用したものは、全世代を対象とした詐欺とも考えられ、いつ自分自身に降りかかってくるかもしれないという怖さがあります。まずは、音声データをむやみにインターネット上で共有しないことと、こうした詐欺の存在と実態を知ることが大事でしょう。「まだ日本では少ないから」と安心するだけではなく、少ない今だからこそ、しっかり注意喚起していくことが大切です。(マイナビ子育て編集部)※画像はイメージです調査概要調査地域:世界7カ国(アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・インド・日本・オーストラリア)調査対象:18歳以上の成人調査時期:2023年4月13日~19日有効回答数:7,054サンプル(アメリカ(1,009人)、 イギリス(1,009人)、ドイツ(1,007人)、フランス(1007人)、 インド(1,010人)、日本(1,004人)、オーストラリア(1,008人))<関連記事>✅中高年のひきこもり、65~69歳が約45%!4人に1人が独居という生活実態も明らかに✅53%以上の日本人が「不愉快で許せない」と嫌悪感を露わに、多くの人が問題視するモラルとは✅「老後破産」のリスク回避のためには?夫婦二人で月に38万円が望ましいという現実
2023年08月17日