2024年戦い初めに挑むメンバーが決まった。12月7日、『TOYO TIRES CUP 2024』タイ代表戦に臨むSAMURAI BLUE(日本代表)のメンバーが発表されたのだ。メンバー発表記者会見に登壇した山本昌邦ナショナルチームダイレクター(NTD)と森保一監督は次のように抱負を語った。山本NTD「今回、元日にタイ代表と強化試合できること、『アジアカップ』、『ワールドカップ』アジア2次予選と常に強化をしていかないといけない状況で、元日に多くの人に代表の試合を観てもらう機会をいただき、ありがたく思う。元日の国立はサッカー関係者、国民に根付いている。お正月なのでライト層に楽しんでもらい、『アジアカップ』のいい準備につながればと思っている」森保「今回の『TOYO TIRES CUP 2024』でも勝利を目指しつつ、チームの戦術、個の経験値を上げるチャレンジをしたいと思う。勝って、選手たちのがんばりを見てもらい、一年のいいスタートになったと思ってもらえるような試合をできればと思っている。この元日の試合が『アジアカップ』、『W杯』2次予選、そして本大会につながる貴重な試合だと思うので、大事に戦いたい」伊東純也 (C)スエイシナオヨシSAMURAI BLUE(日本代表)メンバー23名は以下の通り。【GK】前川黛也(ヴィッセル神戸)1試合0失点鈴木彩艶(シントトロイデン/ベルギー)3試合0失点野澤大志ブランドン(FC東京)1試合0失点【DF】谷口彰悟(アルラヤンSC/カタール)24試合1得点板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)21試合1得点森下龍矢(名古屋グランパス)3試合0得点町田浩樹(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー) 5試合0得点毎熊晟矢(セレッソ大阪)3試合0得点伊藤洋輝(VfBシュツットガルト/ドイツ)13試合1得点菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)8試合1得点藤井陽也(名古屋グランパス)0試合0得点【MF/FW】伊東純也(スタッド・ランス/フランス)50試合13得点浅野拓磨(VfLボーフム/ドイツ)48試合9得点南野拓実(ASモナコ/フランス)51試合17得点伊藤涼太郎(シント・トロイデン/ベルギー)0試合0得点堂安律(SCフライブルク/ドイツ)41試合7得点上田綺世(フェイエノールト/オランダ)19試合7得点田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)24試合6得点奥抜侃志(1.FCニュルンベルク/ドイツ)0試合0得点川村拓夢(サンフレッチェ広島)0試合0得点中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)4試合4得点佐野海舟(鹿島アントラーズ)1試合0得点細谷真大(柏レイソル)2試合1得点※各選手の試合数・得点数(失点数)は国際Aマッチでの数字。今回のメンバーは年末年始にリーグ戦が組まれていないドイツやフランス、オランダ、ベルギー勢からの選出となり、イングランド、スペイン、イタリア、ポルトガル、スコットランドでプレーする選手は選ばれていない。メンバー構成で苦慮した点を問われると、森保監督はこのように返答した。「まずはこの試合で勝って喜んでいただけるようベストメンバーで戦うという我々が試合するにあたって考えられるベストメンバーでチームを編成した。まずは『アジアカップ』に向けていい準備をしないといけないと考えているが、日程上招集できない選手もいる。招集できる選手を招集し、ケガや体調不良など、何が起こるかわからないので、未定に向けてチームを底上げするためにこれまで招集できなかった選手を招集し、チームの戦略として使えるように今回の元日のゲームを使っていきたい」佐野海舟 (C)スエイシナオヨシ一方、シーズンオフの国内組は難しい調整が強いられるが、森保監督はタフさを求めた。「難しい調整になると思う。長く激しいシーズンを終えて、休んでほしい気持ちは持っている。そういう意味ではルールとして2週間は休んでもらいながら、12月28日(金)から練習があるので、元日の試合に向けてコンディションを上げてほしい。プロ選手である以上、決められたターゲットにコンディションを上げていくのはできることだと思うので、個々の調整能力を信頼して、集合日を迎えられればと思う。個人でコンディションを上げていくのは世界的な流れ、プロフェッショナルとして姿勢を見せてもらいたい。自分のペースでコンディションを上げていくというのを今後新たな流れになっていくと思うので、トライしてもらいたい。当然ケガをしてほしくないが、代表選手はほかの選手が休んでいる時にタフに戦う、国に背負って戦う。代表活動を誇りに思って戦ってもらいたい」GKで大迫敬介が選出外となり、野澤を初招集した理由を聞かれると。「ケガで今回のオフに治療、回復するということで今回招集しなかった。彼(野澤)は(FC)東京でも試合に出ているし、五輪年代で大岩(剛)監督のもと力を付けている。J1の舞台での経験と、これからの伸び代を期待して今回招集している。経験値は浅いが、自分が試合にでるというギラギラしたものを練習から見せてもらえればと思う」もうひとりの初招集・伊藤遼太郎の評価は?「いいプレーをしているからというのが理由。これまで招集していない選手も広範囲で発見・発掘をして見ている。(アルビレックス)新潟、シントトロイデンで戦っている中、日本代表で戦える戦力だと思い、招集している。彼の良さは攻撃。得点に絡む、得点を取れるところ。チームで10番や8番のポジションで非常に存在感のあるプレーをしているということで今回招集させてもらっている」森保一監督決勝でカタールに1-3で屈して準優勝に終わった『AFC アジアカップ UAE 2019』を踏まえて準備することを訊ねられると。「前回の『アジアカップ』と今回、状況は違うところはあるので、変化に対応しないといけないが、初戦から勝利を積み上げていけるよう個々のコンディションを上げる、チームのコンディションを上げる、戦術理解度を上げることはやっていきたい。『アジアカップ』での試合を最初からパーフェクトに戦えるよう準備をするが、一戦一戦成長しながら勝っていく、戦術の幅やアクシデントも起こると思うが、アクシデントを乗り越える対応力を付けていきたい。フィジカル的、戦術的な準備も必要だが、タフに戦う、どんなことも乗り越えるメンテリティを確認して大会に入っていきたい」今回のメンバーから『アジアカップ』へどれぐらいの選手が生き残るのかという質問を受けた森保監督はこう答えた。「どれぐらいということはお話でできないが、この元日の試合『TOYO TIRES CUP』のパフォーマンスを見て、最終的に『アジアカップ』のメンバーを決めるというのはおっしゃる通り」山本昌邦ナショナルチームダイレクター『アジアカップ』のメンバー発表のタイミングはいつかという問いには山本NTDが答えた。「23名のメンバー発表は元日の試合が終了した後に速やかに会見を実施する予定」森保監督は石井忠監督が就任したタイ代表を警戒した。「石井監督とこの代表戦をやることは難しい戦いになると思っている。我々のことを知っているし、すごく対策を練って試合に臨んでくることはと想定できる。石井監督は非常に賢くクレバーな対策を練る、我々のやりたいことを消してくると思う。鹿島(アントラーズ)時代も個々の良さを発揮させながら、チームとして組織的に戦えるいいチーム作りをしていいたので、難しい対戦になると思っている」果たして、史上最強の呼び声高い日本代表は新年を快勝で祝い、『アジアカップ』へ勢いを付けることができるのか。『TOYO TIRES CUP 2024』日本代表×タイ代表は2024年1月1日(月・祝)・国立競技場にてキックオフ。その後『AFC アジアカップ カタール 2023』に参戦。1月14日(日)・ベトナム、19日(金)・イラク、24日(水)・インドネシアと対戦する。タイ戦のチケットはチケットJFAにて発売中。試合の模様はNHK総合にて生中継。取材・文:碧山緒里摩
2023年12月08日ベストメンバーか、否か。11月8日『FIFAワールドカップ26』アジア2次予選に臨むSAMURAI BLUE(日本代表)のメンバーが発表された。力差が明白な2次予選をフルメンバーで臨む必要性や『UEFAチャンピオンズリーグ』『UEFA ヨーロッパリーグ』と自国リーグの過密日程を戦う古橋亨梧や三笘薫、久保建英らを温存する選択肢、さらに選手のケガのリスクなど、さまざまな側面を受けてどんな布陣になるか注目されたが、森保一日本代表監督はほぼフルメンバーと呼べる選手たちを選出。その心は?「毎回その時の活動のベストメンバーと考えて選んでいる。経験してもらうためだけの場ではないと考えている。『W杯』2次予選、最終予選、本大会と目標を持ってチームが前進するために、チームとして同じ経験をしながら前進することによってよりチームの結束力が高まる、強まると考えている。条件によっていろんな選手を試しながら、いろんな選手を入れ替えながらやっていきたいと考えている。ひとつ大きな理由としてチームとして戦うことで経験を共有し、どんな試合でも成果と課題はあるので、そこを共有しながら積み上げていくことを考えている」ベストメンバーを組むプラスとケガのリスクのマイナスについて問われると、森保監督はこのように補足した。「どんな対戦相手と戦っても成果と課題はあるし、どんな相手と戦っても我々の成長につながると思っている。今後の目標に向かって一戦一戦試すこと、経験することで、『あの時こうだったからこうしよう』とか、より多くの選手が共有でき、選手の対応能力につながるし、チームの共有につながるとも思う。ケガのリスクはいろんなところにある。サッカーは球技の中の格闘技、普段からケガのリスクはある。ただ疲労からのケガがないように、コンディションが悪い中無理やりプレーさせてケガしないようにしたい。みなさんが2次予選をどうとらえているかわからないが、2次予選はそんなに甘くない。前回大会のミャンマー戦はホームでは10点取ったが、アウェイでは2点だけ。グラウンドも悪い中、僅差で勝っている。(2014年大会のアルベルト・)ザッケローニさんの時は2次予選で2敗したこともある。前回は全勝したが、そんな簡単ではない。シリアとDPRコリアは最終予選で戦ってもおかしくない相手。我々は油断なく、隙なく戦っていきたい」久保建英(C)スエイシナオヨシSAMURAI BLUE(日本代表)メンバーフ26名は以下の通り。【GK】前川黛也(ヴィッセル神戸)0試合0失点大迫敬介(サンフレッチェ広島)6試合6失点鈴木彩艶(シントトロイデン/ベルギー)2試合2失点【DF】谷口彰悟(アルラヤンSC/カタール)22試合1得点中山雄太(ハダースフィールド・タウンFC/イングランド)19試合0得点町田浩樹(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー) 3試合0得点毎熊晟矢(セレッソ大阪)2試合0得点冨安健洋(アーセナル/イングランド)36試合1得点伊藤洋輝(VfBシュツットガルト/ドイツ)12試合1得点菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)7試合0得点【MF/FW】遠藤航(リバプールFC/イングランド)54試合2得点伊東純也(スタッド・ランス/フランス)49試合13得点浅野拓磨(VfLボーフム/ドイツ)47試合9得点南野拓実(ASモナコ/フランス)49試合17得点古橋亨梧(セルティック/スコットランド)21試合5得点守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 26試合2得点川辺駿(スタンダール・リエージュ/ベルギー)6試合1得点鎌田大地(SSラツィオ/イタリア)30試合6得点相馬勇紀(カーザ・ピアAC/ポルトガル)11試合4得点三笘薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC/イングランド)18試合7得点前田大然(セルティック/スコットランド)13試合3得点堂安律(SCフライブルク/ドイツ)39試合6得点伊藤敦樹(浦和レッズ)3試合1得点上田綺世(フェイエノールト/オランダ)17試合2得点田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)22試合6得点久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) 28試合2得点※各選手の試合数・得点数(失点数)は国際Aマッチでの数字。試合登録メンバー23名ではなく、26名を選出した理由を聞かれると、指揮官はこう返答した。「大きな理由としてはケガ人やアクシデント等、不測の事態が起きた時に26名で乗り切っていこうと、登録メンバー+3名で臨むことになった。コンディションを含めて選手を入れ替えながら戦うことも選択肢に入れて戦っていきたい」堂安律(C)スエイシナオヨシ代表復帰となった堂安、鎌田、相馬の評価を求められと。「コンディションが戻ってきたので。現地デュッセルドルフのJFAのオフィスで選手とコミュニケーションを取ってもらい、我々が日本でチェックしている中で、プレーのパフォーマンスが代表選手としてふさわしいということでケガの状況、再発リスクもないということで招集させてもらっている。堂安は親知らずの治療で再発リスクが少なく来られるようになった。本人も継続して試合に出ることが可能になったし、所属チームにとってもリスクが軽減されたと言える。本人がしっかりプレーできることで我々にとっても還元される。鎌田はヒザの痛みがあってリーグ戦と『チャピオンズリーグ』の連戦の中で代表に招集することがケガにつながるリスクが高いと判断して前回は呼ばなかったが、ヒザが良くなったのと昨日の『CL』フェイエノールト戦もチェックした上で招集させてもらった。相馬は所属チームで3-4-3のシステムの中、両ウイングでプレーすることを確認し、よりゴールへ仕掛けていく彼の良さと上下動して攻守に関わるところを確認し招集させてもらった」前川、大迫、鈴木のGKは3名とも国際経験が少ない点を指摘されると。「経験が浅い、経験豊富とは言えない3人だと思うが、それぞれの所属先でいいパフォーマンスを見せている3人なので、所属クラブで見せているパフォーマンスを見せて、チームが勝つために存在感を発揮してくれると思っている。最初から経験豊富なベテランにはなれない。彼らは伸び代があるので、アジアの厳しい戦いを経験してより逞しい選手になっていってほしいと思う」森保監督のミャンマーとシリアの評価はこうだ。「ミャンマーは前回の予選で戦った時よりも経験値を上げていいチームになっている。世界大会を経験した選手が中心になりいいチームになっている。ドイツ人監督(ミヒャエル・ファイヒテンバイナー)が来て、個々、組織で激しく厳しく戦うチームになっている。シリアは個々の局面で激しく戦い、いい守備をしながらカウンターを仕掛けてくる。試合巧者の部分がある。球際のところで勝って攻撃につなげていく。(エクトル・)クーペル監督が選手個々により高い要求をしながら、チーム力が上がっている印象がある」6月15日・エルサルバドル戦の日本代表先発イレブン(C)スエイシナオヨシ日本に対して極端に引いて守るアジア特有の戦いの難しさについて質問されると、森保監督は次のように答えた。「戦い方としては世界で勝っていくことを目標に、攻守でバリーションを持って上回ることをやっていかないといけないと思っている。アジアだからと私自身はあまり思っていなくて、力を付けていくことが大事だと思っているが、現実的に相手がより守備を固めてくる。でも世界でも強固な守備でカウンターを仕掛けてくるチームもあるし、10月に戦ったチュニジアも堅守からのカウンターのチーム。相手の守備網をこじ開けるのは10月に経験しているので、それをイメージしながらまた目の前の相手に対応していきたい」シリアは初戦・北朝鮮戦に続き、中立地・サウジアラビアでの連戦と移動のアドバンテージを得て、日本はキックオフ時間が夜8時から2時間15分早まり、高温多湿のビハインドを受けることになったが、森保監督は動じない。「決定事項の中でベストを尽くさないといけない。最善の結果を出すためにどうしなければいけないか。現実の中でベストを尽くす、現実の中で結果を残すこと。アジアの中で不測の事態はたくさんあったので、それをネガティブに考えるのではなく、現実の中で考える。そして勝っていくことで自分たちが大きくなれると考え、時間が変わって、気温が変わるとかいろいろ想定した中で対応をしていきたい。シリアはホーム・ホームで移動なく戦える。我々は長距離移動がありコンディションを整えないといけない。相手は移動なく準備できるので、我々にとってより難しくなることを覚悟しないといけない。より厳しい戦いが待っていると覚悟し、それでも我々が勝って前進していかないといけない」森保一SAMURAI BLUE(日本代表)監督果たして、SAMURAI BLUEは幸先のいいスタートを切るのか、それとも、アジアの洗礼を受けるのか。『FIFAワールドカップ26』アジア2次予選兼『AFCアジアカップサウジアラビア2027』予選・日本代表×ミャンマー代表は11月16日(木)・パナソニック スタジアム 吹田、21日(火)・プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム(サウジアラビア)にてシリア代表×日本代表がキックオフ。ホームゲームのチケットは予定枚数終了。ミャンマー戦はテレビ朝日系列にて生中継、シリア戦の放送は調整中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年11月09日勝つために残り3名は先送りと決断した。8月15日、『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』を戦う日本代表30名が発表された。登録メンバーの締め切りは8月21日(月)。ケガ人の回復具合や出場停止処分の確定を受けて3名を選出することとなった。日本代表メンバー発表会見の冒頭に土田雅人日本ラグビーフットボール協会(JRFU)会長、藤井雄一郎男子15人制日本代表ナショナルチームディレクター、ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチは次のようにあいさつした。土田会長「本日みなさんの前でメンバーを発表できることをうれしく思う。JRFUはラグビーが世界一身近な国を目指し、日本で再び『RWC』を開催して2050年までに世界一になることを目指していきたい。今回のメンバーが日本代表の自覚、桜のジャージの誇りを持って世界の頂に挑戦してくれると思う。ジョセフHCが前回大会以上の成績を収め、ジャパンラグビーの成長していることを証明してくれると思う。ジョセフHCと8年間一緒にやってきて、彼を信じて、チームを信じている。国内5試合は厳しい結果でレッドカードや選手のケガなどいろいろあったが、選手たちが一生懸命取り組んできた姿を信じている。ジョセフHCの活躍を期待し、協会として全面的にサポートすることを約束したい」藤井NTD「前回大会が終わってから長い道のり、選手も切磋琢磨してここまでたどり着いた。残念ながらメンバーから漏れた選手の分まで選ばれた選手は戦ってくれると思うし、戦ってくれる選手が選ばれたと思う」ジョセフHC「メンバー発表前に伝えたいことがある。ワイダ―グループとしてハードワークしてくれた選手たちに感謝したい。彼らがいなければ、今回のメンバーが選ばれることはなかった。2023年は大きなチャレンジになる。2019年大会以後、コロナのパンデミック後、1年間ラグビーができずに、その後ティア1とたくさん試合を行ってきた。この5試合は難しい結果になった。レッドカードが出たり、深刻なケガ人も出た。でも現代ラグビーでは起こり得ること。先週もイングランドの(オーウェン・)ファレルにもレッドカードが出た。自分たちもこういうことに慣れていかなければいけない。そういう意味も含めれば、今回の『PNS』はいい準備になった。どのチームもそう思うだろうが、自分たちも『RWC』に勝ちたい。2019年大会での自信を持って、大きなチャレンジへがんばっていきたい。それでは30名のメンバーを発表したい」(写真左より)藤井雄一郎男子15人制日本代表ナショナルチームディレクター、ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチ、土田雅人日本ラグビーフットボール協会(JRFU)会長『RWC2023フランス大会』ラグビー日本代表登録メンバー30名【PR】稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)48クレイグ・ミラー※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)12シオネ・ハラシリ※(横浜キヤノンイーグルス)0具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)24垣永真之介※(東京サントリーサンゴリアス)12ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)25【HO】堀江翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)71坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)36堀越康介※(東京サントリーサンゴリアス)7【LO】ジェームス・ムーア(浦安D-Rocks)16【LO/FL】ジャック・コーネルセン※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)15【FL】ベン・ガンター※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)7姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)28福井翔大※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)1リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)79【SH】齋藤直人※(東京サントリーサンゴリアス)14流大(東京サントリーサンゴリアス)33福田健太※(トヨタヴェルブリッツ)0【SO/FB】小倉順平※(横浜キヤノンイーグルス)4【SO】李承信※(コベルコ神戸スティーラーズ)9松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)32【CTB】長田智希※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)3中野将伍※(東京サントリーサンゴリアス)7中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)34ディラン・ライリー※(埼玉パナソニックワイルドナイツ)13【WTB】ジョネ・ナイカブラ※(東芝ブレイブルーパス東京)3シオサイア・フィフィタ※(花園近鉄ライナーズ)12セミシ・マシレワ※(花園近鉄ライナーズ)4レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛)16【FB/WTB】松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)50※は『RWC』初選出、所属チームの後の数字は代表キャップ数。『RWC2023』での目標を問われた指揮官はこう答えた。「(RWCの目標)どのチームにとっても全員のゴールは試合に勝っていくこと、優勝すること。前回ベスト8まで行った。『RWC』はいろんなことが起こり得る。優勝するためにまずはベスト8へ行きたい」フランスで見せたいラグビーはジャパンラグビーだ。「どのコーチが指揮してもジャパンラグビーのアイデンティティ、マインドがある。素早くボールを回してアタッキングマインドを持って戦うのがジャパンラグビーだと思っている。イタリア、チリ、イングランド、サモア、アルゼンチンという相手と戦っていくが、相手によって調整していく必要はあるものの、ジャパンラグビーという世界でもユニークなラグビーをしっかりやっていくことが大事」ジョセフHCは残り3名のメンバーの目途についても言及した。「LOでワーナー(・ディアンズ)は肩をケガし、アマト(・ファカタヴァ)も足首のケガをした。あと(ピーター・)ラピース(・ラプスカフニ)の出場停止の試合数が確定していないので、そういったいろいろな状況によって考えていきたい」キャプテンには姫野を任命した。「姫野にしっかりチームをリードしてほしい。彼はパッションを持っている。またしっかりリードするだけではなく、ほかの選手のことも信じて任せるところは任せてほしい。『RWC』でしっかりパフォーマンスを出すためにチーム一丸となって、同じ絵を見て戦っていく必要がある。リーチも主将としてたくさん経験があるし、堀江も4回目の『RWC』。30名で半分以上の選手が『RWC』を経験している。このチームにはリーダーがたくさんいることをうれしく思う」ジョセフHCはユーティリティ性を重視し、今回のメンバーを選出したと言う。「セレクションでは半分のポジションはすぐに決まった。スペシャリストのフロントローと9・10番。スペシャリストのポジション以外はいくつものポジションをカバーできるのが大事だと考えている。レメキは試合に出ていないが、10番、FB、CTBもカバーできるし、マシレワもWTBだけではなくFBもカバーできる。長田もCTB、WTBをカバーでき、ジャックもLOも7番もカバーできる。そういうユーティリティ性を重視し、セレクションした」(写真左より)流大、リーチ マイケル、姫野和樹、坂手淳史首脳陣によるメンバー発表会見第一部に続き、第二部には選手たちが登場。姫野主将、リーチ、坂手、流がメンバー入りした感想を語った。流「もちろん光栄に感じているし、責任を感じている。一番思うのは選ばれなかった選手たちの努力を無駄にしないよう僕らは結果を出すしかないと覚悟している」リーチ「選ばれることは光栄だし、前回大会以上の責任を感じている。ここまでこれたのは自分の中で奇跡。いろんなケガをして地獄まで落ちてがんばってここまできたので、大会でしっかり結果を出すことしか考えていない」姫野「光栄。落選した選手たちの思い、ファンのみんなの思いを感じながら、その期待も楽しみながらプレーしたいと思っている。(主将として) 自分のリーダーシップが代表に必要なんだと感じた。ジェイミーにも期待していると言われたので、自分の持っている情熱や愛情でチームを引っ張っていきたい」坂手「非常にうれしく思うし、光栄に思う。メンバー発表の時間はこの4年間でも一番タフな時間だった。その中選ばれた責任を持って『RWC』を戦い抜きたい。」国内強化試合5試合では1勝4敗と結果は出なかったが、主将はここから巻き返すと誓った。「ラグビー的な課題もあるが、ここからデスゾーンに行くので生きるか死ぬかの戦い。生き残るためにチームとして過ごしていくことが大事。イタリア戦で自分たちのパフォーマンスを取り戻していきたい」4名は目標は「優勝」だとキッパリ。坂手「このチームが始まってから優勝を目標に掲げてきた。まずはグループステージが大事になるのでみんなで一戦一戦成長して、自分たちの目標に近付いていきたい」姫野「優勝です」リーチ「同じ優勝です」流「たぶん今聞いたみなさんは現実的だと思っていないと思うが、でも僕らはできると信じている。2019年も僕らがアイルランドに勝つとは、スコットランドにも勝って全勝でベスト8に行くとは思われていなかったと思う。僕らはそれをできる準備をしている。見ていてください」4選手それぞれに今大会の位置付けを口にした。流「僕は今回が日本代表の最後だと決めている。でも個人的なことで関係ない。何も恐れる必要はない。しっかり前回大会を超えて、日本のラグビー、日本人は強いと見せていきたい」リーチ「2011年からここまできて、弱い日本代表から優勝を狙える日本代表を経験し、また日本代表が強いと証明したい。そのための準備を集中してやりたい」姫野「ラグビー選手の夢の舞台。自分の夢を叶える場所。だから優勝して、ラグビーを日本の国技にしたいと思っている。この舞台で勝ちたい」坂手「ラグビーを始めた時から『RWC』は特別な目指す場所。全ラグビー選手にとって特別な場所。最高のパフォーマンスを見せて、見ている人に夢を持ってほしい」姫野和樹 (C)JRFUHC、代表選手一同はその後「ラグビー日本代表BRAVE壮行会2023#選手もファンもひとつになって世界へ」に出席。姫野主将は集まった881名のファンに約束した。「暑い中これだけ多くのファンに集まっていただき身の引き締まる思いです。我々日本代表は4年間をかけて準備してきた。ともに時間を過ごし、ともに汗を流し、たくさんの犠牲を払ってここまできました。すべては『RWC』で勝つためです。我々は歴史を変える準備はできています、歴史を変える自信があります。2019年よりもたくさんの感動や勇気を感じてもらえる試合をすることを約束します。ともに戦いましょう」日本代表は8月26日(土)・イタリア トレヴィーゾでの『リポビタンDツアー2023』のイタリア代表戦を経て、『RWC 2023』へ突入。9月10日(日)・フランス トゥールーズにてチリ代表戦、17日(日)・ニースにてイングランド代表戦、28日(木)・トゥールーズにてサモア代表戦、10月8日(日)・ナントにてアルゼンチン代表戦とプールDを戦う。チリ戦とアルゼンチン戦では秩父宮ラグビー場をはじめ、札幌ドームや赤レンガパーク、スカイホール豊田、花園ラグビー場など『RWC2019』開催12都市にてパブリックビューイングを実施する。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年08月16日今季初勝利を挙げたラグビー日本代表。嫌な流れと黒星続きのプレッシャーから解き放たれた日本代表が残り2戦、加速度を増して強化を進めることができるのか。『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』に向けた国内最後のテストマッチ、『リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ(PNS)』フィジー戦ではさらなるステップアップを果たしたいところ。当然、指揮官も『RWC』を睨みつつ、フィジー戦での勝利を見据えた。「今まで7週間半準備をしてきた。最初の2試合(オールブラックスXV戦)はチームとして難しい部分があった。そしてその後のサモア戦は勝つべき試合だったが、(リーチ マイケルの)レッドカードでプレッシャーはかかってしまった。だがチームとしてあと少しで勝てるところまでいけたのは良かったと思っている。そして先週のトンガ戦では自分たちのベストラグビーができた。しかしその中でもメンタルのところで改善点があった。試合中ところどころでスイッチオフになってしまったので、そこは今週しっかり改善していきたい。ここまでチームとしてはいい形として出来上がってきている。この暑い中『RWC』までに少しずつチームを作り上げているという実感がある。フィジー戦はタフになるが、しっかりやっていきたい」『リポビタンDチャレンジカップ2023 PNS』フィジー戦の試合登録メンバーは次の通り。【日本代表】1稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)372坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)353ヴァル・アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)244ジェームス・ムーア(浦安D-Rocks)155アマト・ファカタバ(リコーブラックラムズ東京)26ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)147ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)158姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)279斎藤直人(東京サントリーサンゴリアス)1310松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)3111ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)212長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)213ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)1214セミシ・マシレワ(花園近鉄ライナーズ)315松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)4916堀江翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)7017クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)1118具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)2319下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)120ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)621流大(主将、東京サントリーサンゴリアス)3222李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)823中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)33※所属チームの後の数字は代表キャップ数。ジョセフHCは今夏初めてラブスカフニと下川のFL陣をメンバー表に記した。「(ピーター・)ラピース(・ラブスカフニ)は経験豊富だし、前回の『RWC』でもチームをリードしてくれた。彼はクボタ(スピアーズ船橋・東京ベイ)で手術して2~3週試合に出られず、なかなか準備ができなかったが、今はコンディションが上がってきた。彼は『RWC』に向けて価値のある選手なので、今回起用した。ワーナーとウヴェもいないので、ジャックがLOに回ったり、甲嗣もLができる。こういう状況は『RWC』でも起こり得るだろう。甲嗣とガンターがベンチにいることで、3つのポジションをカバーできると思う。甲嗣はワイダートレーニンググループに属しているが、彼がカバーに回ることが望ましいと思っている。(ファウルア・)マキシはスペシャルなNO.8だし、姫野が80分間出ることをチームのプランとして考えている。ガンターもそうだが、甲嗣は6番をカバーしてくれる。強さも評価しているし、練習も素晴らしいので、今回彼を選んだ」ジャック・コーネルセン (C)スエイシナオヨシFWのケガ人についても言及した。「3人がケガをしている。ワーナー・ディアンズは練習中に足首をひねってしまった。自分としても今週は試合に出てほしかったので残念。復帰まで2~3週間かかる。ウヴェは試合で肩を痛めて先週痛めて、練習にも出ていない。その代わりジャックが入った。ジャックはLOもカバーできる。テビタ(・タタフ)は手首をケガして練習に出ていない。福井(翔大)に関してはサモア戦で頬の骨にヒビが入ったので、あまりリスクを取りたくないので2週間くらい休んでいるところ」ジョセフHCはコーネルセンへの好評価も口にした。「ジャックは素晴らしく強い。フロントロー以外のポジションすべてをカバーできると思っている。頭がスマートで、ワークレートが高く、ラインアウトのコーラー(サインをコールする役割)もできる。彼はどこでもプレーできるので、我々にアドバンテージをもたらしてくれる。リーチがレッドカードで試合に出られないオプションになるし、ほかにもケガや病気の選手もいるので」ワーナーが不在のLOはファカタヴァ、シオサイア・フィフィタのいないWTBはナイカブラやマシレワがチャンスを掴んだ。「ワーナーもサイア(シオサイア・フィフィタ)も浦安合宿でケガをして、なかなか調子が上がってきていない。ワーナーのポジションはファカタヴァがルーキーながらベストプレーヤーと言えるほどのパフォーマンスを見せている。ニュージーランドXVとの初戦は難しかったが、サモア戦、トンガ戦では素晴らしいプレーを見せてくれた。サイアはフィットネスが戻ってきているが、ジョネもマシレワも安定したパフォーマンスを見せているので、彼の出場機会はなかなかない。だがそれがラグビーだ」国内最後の試合ではナイカブラとマシレワの両WTBにFB松島を置いたバックスリーで臨む。「ふたりのフィジアン(ナイカブラ、マシレワ)は本当にいい活躍している。ふたり同時にプレーすることによってスキル、ワークレートともにより素晴らしいものを出してくれている。ジョネはアタックだけではなくディフェンスでもしっかりパフォーマンスしている。前の試合ではトライも取ってくれた。セミシはチームのためにスペースを作ってくれる。今回フィジー戦というふたりにとっても特別な試合になるので、今回もメンバーに選ぶという判断をした。松島は、サモア戦ではいいパフォーマンスができなかったので、トンガ戦は山中(亮平)を出した。FBは相手がキッキングゲームを仕掛けてくることが多い。イングランドもアルゼンチンもたくさんキックを蹴ってくるので、ハイボールキャッチのスキルやそこからのカウンターやキックで蹴り出すことが重要になってくる。山中も松島もできるので、これからセレクションは難しい」80%固まった『RWC』メンバーについて、ジョセフHCは残り20%のセレクションの難しさを明かした。「先週メンバーの80%が決まっていると答えたのは、ある程度のグループでは簡単にメンバーを選ぶことができるから。それはスペシャルな選手。フロントローはスペシャルポジション。ケガやコロナなどの病気もあるので、3人ずつ選ぶ必要があり9人決まっている。9番も3人と考えるとすでに12人になる。残り20%を選んでいくのは難しいし、その難しい判断をしていかないといけない」松島幸太朗 (C)スエイシナオヨシ対するフィジー代表は7月22日・トンガ代表戦、29日・サモア代表戦で2連勝をマーク。若いメンバーが並ぶBK陣を36キャップのCTBワイセア・ナヤザレヴ主将と43キャップのSOベン・ヴォラヴォラがリードする。【フィジー代表】1エロニ・マウィ2サムエル・マタヴェシ3ルケ・タンギ4アルバート・トゥイスエ5テモ・マヤナヴァヌア6レキマ・タギタギヴァル7キティオネ・カミカミザ8メリ・デレナランギ9シミオネ・クルヴォリ10ベン・ヴォラヴォラ11セレスティノ・ラヴタウマンダ12ヴィリモニ・ボティトゥ13ワイセア・ナヤザレヴ14チウタ・ワイニゴロ15シレリ・マンガラ16テヴィタ・イカニヴェレ17ペニ・ラヴァイ18メサケ・ドンゲ19テ・アヒワル・シリキダヴェタ20チョセヴァ・タマニ21フランク・ロマニ22テティ・テラ23イライサ・ドロワセセ『リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ』日本代表×フィジー代表は8月5日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。チケットは予定枚数終了、試合の模様は日本テレビ系にて生中継。8月15日(火) には『RWC 2023』を戦う日本代表33名のメンバーを発表し、東京・丸の内で『ラグビー日本代表 BRAVE 壮行会 2023 #選手もファンもひとつになって世界へ』を開催する。その後8月26日(土)・イタリア トレヴィーゾでの『リポビタンDツアー2023』イタリア代表戦を経て、『RWC 2023』へ突入。9月10日(日)・フランス トゥールーズでチリ代表戦、17日(日)・ニースでイングランド代表戦、28日(木)・トゥールーズでサモア代表戦、10月8日(日)・ナントでアルゼンチン代表戦とプールDを戦う。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年08月04日Netflixリアリティシリーズ「オオカミちゃんには騙されない」に参加する、個性豊かなメンバーを映し出すキービジュアルおよびメンバー紹介映像が解禁され、メンバーのコメントも到着。また、主題歌は「BTS」の「Lights」、挿入歌は同じく「BTS」の「FAKE LOVE -Japanese ver.-」に決定した。本番組は、最高の恋をしたい20~30代の男女10人が参加する恋愛リアリティショー。しかし、女性メンバーの中には恋をしない「“嘘つき”オオカミちゃん」が1人以上潜んでいる。今回は、決して恋を実らせることのない「オオカミちゃん」の存在と、一筋縄ではいかない恋の駆け引きに翻弄されるメンバーの気持ちを映し出す主題歌入り予告編も解禁された。「オオカミちゃん」かもしれない女性メンバーには、ドラマや舞台で活躍する俳優の大久保桜子(24)、現役「JJ」モデル、プエルトリコと日本のダブルのギャビー(26)、中国出身のシンガーソングライターJU!iE(27)、オーディション番組「ラストアイドル」出身でマルチタレントの西村歩乃果(28)、ガールズグループFAKYで歌手・ダンサーとして活躍するMikako(28)。男性メンバーは、俳優志望の米村知希(22)、クリエイターズユニット「Who-ya Extended」として活躍するアーティストWho-ya(23)、ドラマや舞台で活躍する俳優の中尾暢樹(26)、RISEなどで活躍する格闘家の白鳥大珠(27)、ハワイにルーツを持つ俳優・カメラマンの古屋呂敏(32)。10人は番組のフィナーレとなる男性から女性への「最終告白」へと進むため、「日本の絶景を写真に収め世界に発信する」という共同作業ミッションに挑み、真実の恋を探す(※年齢は撮影時のもの)。「オオカミちゃんには騙されない」の主題歌は、国内外の様々な賞を受賞し世界的にも活躍、6月13日にはデビュー10周年を迎える韓国の7人組グループ「BTS」の「Lights」に決定。BTS2019年7月3日に発売され、「BTS」の日本オリジナル楽曲として初めて100万枚出荷を達成したシングル「Lights/Boy With Luv」の1曲。ミュージックビデオ再生回数は1億5,400万回を超え、過去「オオカミ」シリーズにも挿入歌として採用されるなど多くのファンに愛され続けている。“目を閉じればいつも互いの光を見ることができる”という希望のメッセージが込められたこの曲は、苦悩と葛藤の中、輝く景色と真実の恋を探す出演メンバーたちの背中を後押しする恋の讃歌となっている。また、挿入歌は「BTS」の「FAKE LOVE -Japanese ver.-」に決定。2018年11月7日に日本で発売されたシングル「FAKE LOVE/Airplane pt.2」の収録曲で、オリジナルの「FAKE LOVE」は「BTS」が韓国人アーティストとして史上初「ビルボード200」1位を記録した「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear'」にも収録されている楽曲。その名の通り「偽りの愛」を歌うこの曲が、メンバーの中に潜む「“嘘つき”オオカミちゃん」の心の機微を映し出す。メンバー10名のコメント到着桜子(大久保桜子)意気込み:普段大人数の中でおしゃべりするのが得意な方ではないので、この番組を通して自分自身を成長させていきたいです。私自身、10代の頃から芸能界に入ったので、恋愛経験が多い方ではなかったです。この番組で堂々とデートしたり、今まで自分が経験してこなかった青春をたくさん味わいたいです。好きなNetflix作品:「グリッチ」ギャビー(Gabby)意気込み:人生観とか中身、すごく大事にしているものは、人によって見方が変わってくると思います。参加した理由もそこにあって、大人なので、リアルに思ったこと、自分を表現して、自由に恋愛できたらいいなと思います。計算一切なしで、まっすぐな私のスタイルでやっていきたいです。好きなNetflix作品:「セリング・サンセット~ハリウッド、夢の豪華物件~」「テレタビーズ」じゅり(JU!iE)意気込み:大人になっても子供みたいなピュアな恋愛をしたい、トキメキが欲しいと思い参加しています。また日本語は私の第3言語ということもあり、番組を通して言葉以外の愛情表現を探しに行きたいと思います。好きなNetflix作品:「わかっていても」「令嬢アンナの真実」「YOU ー君がすべてー」ほのか(西村歩乃果)意気込み:出演するからには楽しみたいし、恋愛番組なので、一生の人生で一度しかない機会に、ちゃんと好きな人を見つけて悔いのないよう恋愛していきたいです。ドキドキするような出会いがしたいですね。好きなNetflix作品:「ウェンズデー」「First Love 初恋」トモキ(米村知希)意気込み:自分の魅力を出しながら楽しむことで、見ていただける方に楽しんで頂けたらと思います。好きなNetflix作品:「今際の国のアリス」Who-ya(from Who-ya Extended)意気込み:「オオカミちゃん」では普段の生活では出会えないような人たちがたくさんいるので、自然体な感じでみんなと楽しくしていきたいと思います。僕自身は恋愛に多分そんなに向いてない人間で、恋愛するとその人に猪突猛進しちゃいます。恋愛以外で、お互いが大切にしてるものを大切にできるような大人な恋ができたらいいですね。好きなNetflix作品:「ストレンジャー・シングス 未知の世界」マサキ(中尾暢樹)意気込み:職業が俳優なので、台本があって役があってカメラの前に立つのですが、ここでは僕自身が感情を揺さぶられて恋をして、いろんな感情が芽生えるのかなと。いつもより少しオープンな僕の姿を見せれたらと思います。好きなNetflix作品:「サイバーパンク: エッジランナーズ」大珠(白鳥大珠)意気込み:普段、男臭い中で過ごしているので、新しい環境で過ごして、何か自分の成長に繋がるようなこともあればいいなと思ってます。恋愛は、自分からどんどんアピールしていって、自分が好きになって相手にも好きになってもらえたら一番いいなと思います。好きなNetflix作品:「今、私たちの学校は...」「ザ・ジレンマ:もうガマンできない?!」ロビン(古屋呂敏)意気込み:仕事柄オープンに自分の恋愛感情を出すことがあまりなく、ずっと仕事ばかりしてきたので、今回改めて青春を取り戻せたらいいなと思います。年齢を重ねていくうちに色んなことを考えてしまう恋愛が多くなったので、ここでは自分の心の流れるままに、感じるままに動いていけたらいいなと思います。好きなNetflix作品:「ペーパー・ハウス」「クイーンズ・ギャンビット」「YOU ー君がすべてー」「今際の国のアリス」Netflixリアリティシリーズ「オオカミちゃんには騙されない」は6月11日(日)より毎週日曜22時~独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年06月02日FIFAワールドカップ 2022™ カタール大会で決勝へ進んだフランス代表の選手らが、今大会のためにデザインされたルイ・ヴィトン カプセルコレクションの「キーポル 50」(ブラックトリヨンレザー)を、パリ帰国時に着用しました。©Louis Vuittonフランス代表チームの、オリヴィエ・ジルー、キングスレイ・コマン、そしてスティーヴ・マンダンダが、ルイ・ヴィトン FIFAワールドカップ 2022™ 公式ライセンス製品のコレクションである、特別な「キーポル 50」と共に帰国しました。©Louis Vuitton©Louis Vuitton【ルイ・ヴィトンについて】1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」という精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2022年12月23日自信を持ってベストメンバーを選出した。11月1日、『FIFA ワールドカップ カタール 2022』に挑むSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)メンバー26名が発表された。発表記者会見に出席した森保一監督は次のように意気込みを語った。「“このカタールでの『W杯』で日本代表として日本のために戦いたい”と多くの選手が気持ちを見せてくれた。すべての選手を招集できないが、日本のために戦うと思ってくれたすべての選手に敬意と感謝を申し上げたい。これから発表する26名にはカタールの『W杯』でプレーしたくてもプレーできない選手の思いや、我々を支援・応援してくれた方がいて前へ進めることを胸に刻み、カタールで日本人として、日本代表としての誇りと責任を持って戦ってほしい。国内外で力を発揮してくれる選手が多く、難しい選考となったが、これまでの活動を振り返りながら、スタッフで議論し、今のベストとして自信を持ってみなさんにお伝えしたいと思う。カタールの『W杯』では日本人の誇りを持って、チーム一丸となって最後まで粘り強く戦い抜く姿をサポーター・国民にお見せしたい。そして我々はベスト8以上の結果を目標にしている。簡単な目標ではない。サポーター・国民のみなさんの力が必要。応援とともに共闘をお願いします。日本人一丸となって戦って、新しい景色を見たいと思います。どうぞよろしくお願いします」【FIFA ワールドカップ カタール 2022 SAMURAI BLUEメンバー】【GK】川島永嗣(RCストラスブール/フランス)権田修一(清水エスパルス)シュミット・ダニエル(シントトロイデンVV/ベルギー)【DF/MF/FW】長友佑都(FC東京)吉田麻也(シャルケ04/ドイツ)酒井宏樹(浦和レッズ)谷口彰悟(川崎フロンターレ)柴崎岳(CDレガネス/スペイン)遠藤航(VfBシュツットガルト/ドイツ)伊東純也(スタッド・ランス/フランス)山根視来(川崎フロンターレ)浅野拓磨(VfLボーフム/ドイツ)南野拓実(ASモナコ/フランス)守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)中山雄太(ハダースフィールド・タウンFC/イングランド)相馬勇紀(名古屋グランパス)三笘薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC/イングランド)前田大然(セルティック/スコットランド)堂安律(SCフライブルク/ドイツ)上田綺世(セルクル・ブルージュKSV/ベルギー)田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)冨安健洋(アーセナル/イングランド)伊藤洋輝(VfBシュツットガルト/ドイツ)久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)発表を終えた率直な心境を聞かれると、森保監督はこのように答えた。「発表した今も難しい選択だなと思っている。先ほども話したが、今のベスト。今回の『W杯』に臨むベストの選手を選択としたと自信を持っているが、このメンバーに入ってもおかしくない力がある選手はまだまだいる。その選手たちのことを思うと複雑な心境だが、すべての選手の思いを持って『W杯』で戦いたい」選手選考のポイントはこうである。「重要視したポイントはこれまでの活動、今の選手が置かれている状況、『W杯』の戦いを見通した時に総合的に考えて今のベストを選考させてもらった。個のストロングポイントを持ちつつ、チームとして気持ちをつなぐことができる、連携連動して戦うことができる選手を選考させてもらった。すべてのポジションで26名に入っていてもおかしくない選手がいるので、そこで誰を選ぶかということは非常に難しさがあった」大迫勇也が外れ、経験が浅い人選となったFWについて問われると。「そこは議論が出た。選ぶ時に『W杯』経験者は我々の考えるポイントのひとつだったが、こうやって選んだ今でも経験者の力を借りて戦いたい思いもこうして選んでおきながらまだあるが、経験がない選手の『W杯』で成功したいという野心を持って戦ってくれることを期待してメンバー選考に至った。大迫であったり、古橋(亨梧)であったり、これまでの活動で今回の『W杯』につながる道を作ってくれた素晴らしい選手だと思うが、色んなシミュレーションをした上で優先順位をつけこういうメンバーになった。今回選んだ選手と同等の力を持っているので、日本のために戦う気持ちを持ち続けてくれればと思っている」今大会は23名から26名に登録選手数が変わったが、選手選考の難しさは変わらないと言う。「あらゆる想定をした上で、日本のストロングポイントを少しでも出していける特徴を持った選手を選考した。いい選手がたくさんいる。たとえば登録が30名だったとしても迷う選考になっていたと思う。23名の選考枠から26名になって、もっと選びやすくなると思ったが、まったくそんなことはなかった。選手たちの思いを感じながら、今回の選考をさせてもらった」浅野、守田、田中、板倉、久保らケガ人も『W杯』に間に合うと口にした。「日本協会のメディカルチームと所属クラブのメディカルの間で常に情報を共有しながら選んでいる。選手に関しては『W杯』に向けてチームでの見通し、『W杯』でトップパフォーマンスでプレーできるということを情報共有している。情報共有だけではなく、日本協会の欧州支局の津村(尚樹)さんが常に各チームを回ってくれて、トレーナーとドクターが同行し、選手たちの状況を直で確認してくれた。情報をもらって安心して選ばせてもらった」監督は現在の心境を四文字熟語で表した。「四文字熟語で言えば、行雲流水。この場はすごく緊張しているが、『W杯』の本大会を考えた時は非常に楽しみだし、ワクワクするが、気持ちの高揚はあまりなく、普段やっていることを『W杯』に向けて積み上げていくことを自然体で考えられている」現役時代、苦い思い出のあるドーハを歓喜の場所に変えるつもりである。「私が現役の時、ドーハの地で夢を叶えられなかった場所で、悔しい悲しい思い出のある地だが、リベンジの思いはない。素晴らしいメンバー、スタッフととともにカタールの地で戦うことを楽しみにしている。ドーハの悲劇をドーハの歓喜に変えられるよう、残された時間で最善の準備をして、カタールでは選手たちに伸び伸びプレーしてもらい、みんなで喜び合える結果を出せればと思っている」森保監督は改めてベスト8進出を誓った。「まずは日本代表を応援してもらっている日頃からの活動の応援を感謝申し上げたい。カタールでは日本の代表として、日本人の誇りを持って、日本人らしくチーム一丸となって最後まで戦い抜いてみなさんの期待に応えたいと思っている。我々はベスト8以上の目標を持っている。強豪ばかりの『W杯』で簡単ではないが、みなさんの応援の力を借りれば、必ず目標は達成できると思っている。みなさんには応援とともに一緒に戦っていただき、世界の舞台にみんなで挑み、新しい景色を見て喜びたいと思っている」田嶋幸三会長と反町康治技術委員長は、記者会見で次のようにあいさつした。田嶋会長「7度目の『W杯』、これから発表される26名としっかり戦っていきたい。グループステージではドイツ、スペインという優勝経験がある国、またブラジル大会ではベスト8に進んでいるコスタリカと同じグループ。簡単な相手ではないが、私たちの目標の新しい風景を見るために勝っていかないといないといけない相手。そして2050年までにW杯で優勝したいというJFA2005年宣言を叶えることを考えると、公式戦で強豪と戦えるのはこの上ない喜びであり、幸せなこと。簡単なことではないが、まずグループリーグを突破し、ベスト16、そしてベスト8と駒を進めるべく日本サッカー協会一丸となって進んでいきたいと思います」反町技術委員長「今回の『W杯』、SAMURAI BLUEの団長として最初から最後まで責任を持って臨みたい。今回で7度目の『W杯』、しかし残念ながらいつも脇役で終わっている。今回はカタール『W杯』で主役として、ベスト8以上の成績を残して、新しい風景を見たいと思っている。ここまでコロナもあり、思うような強化ができず、最終予選も苦しい戦いだった。そうした中で培った我々の強さをこの本大会で披露したいと強く思っています」11月15日(火) にSAMURAI BLUEへ応援を届けるイベントとして、『新しい景色を2022 SAMURAI BLUE 壮行会』を実施。壮行会はドーハにいる監督、選手たちと日本の会場をオンラインでつなぎ、その模様はJFATVとSAMURAI BLUE公式Twitterでライブ配信(無料)される。日本代表は11月9日(水)・カタール・ドーハへ旅立ち、17日(木) にUAEアルマクトゥームスタジアムでカナダ代表と親善試合を行った後、『W杯』へ突入。11月23日(水・祝) ・ハリファ国際スタジアムにてドイツ、27日(日) ・アフマド・ビン・アリ・スタジアムにてコスタリカ、12月1日(木) ・ハリファ国際スタジアムにてスペインと戦い、グループE組上位2を目指す。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年11月02日もうすぐワールドカップが開幕。11月1日には日本代表のメンバーが発表されます。サカイクではそれに先がけて、みなさんが子どもと一緒に考える「理想のスタメン」を募集しました。みなさんからの投票の結果を発表します。あくまで読者のみなさんがお子さんと話し合いながら「こんなスタメンが見たいね」と投票いただいたものなので、ご理解ください。★サカイク読者が選ぶ「日本代表理想のスタメン」はこちら!いかがでしたか?予想と当たった!という方もいれば、あのポジションは意外だった!という結果もあるかもしれません。みなさんから寄せられた応援コメントの一部もご紹介します。----------------------------------------------------勝ってください!ただそれだけです!個々の輝きと連携のとれたパスサッカー楽しみにしてます一つでも多く勝ってワクワクさせて下さい ガンバレニッポン!しっかりゲームマネージメントをしながら、戦って欲しい期待してます!厳しいグループだけど行けると思う。頑張れ日本代表ずっと寝ないで観ます。応援してます。----------------------------------------------------明日選出されるワールドカップ出場メンバーの皆さんには、悔いのない戦いをしてきてほしいですね。みなさんも4年に1度のワールドカップを親子で楽しんでください。
2022年10月31日2022年10月現在のBTSのメンバーたち。長男JINは、今年の12月4日に30歳を迎えます。JONG KOOK(ジョングク→グク)は末っ子(=マンネ)だということは有名だと思いますが、一番高身長のRM(アールエム)はしっかり者に見えたり、いつでも落ち着いているSUGA(シュガ)も年齢不詳かも!? ということで、一人ずつ年齢を確認していきます。最年長でもうすぐお誕生日を迎えるJINからチェック♡ この投稿をInstagramで見る Jin of BTS(@jin)がシェアした投稿 2022年10月28日には、ソロ・シングル『The Astronaut』のリリースを控えているJIN。イギリスのロックバンドColdplayとの共作のため、Coldplayのワールドツアー『Coldplay Music Of The Spheres』アルゼンチン・ブエノスアイレス公演で初披露されることも発表されました! それもまた、全国の映画館でライブビューイングされるというから、チケットも争奪戦必至。そして本題のJINの生年月日は、1992年12月4日。もう少しで、30歳を迎えます。(韓国での年齢の数え方がややこしいので、日本の数え方でお送りしていきます笑)次男はラップが特技で音楽プロデュースもしているSUGA! この投稿をInstagramで見る SUGA of BTS 민윤기(@agustd)がシェアした投稿 最近、少し長髪気味で色気が漂うSUGA(ARMYにはユンギ と呼ばれている)。9月末には、日本で開催されたNBAの試合観戦で来日し、ホテル滞在中にキーボードで『戦場のクリスマス』を演奏する姿をインスタに投稿するなど、ARMYにはたまらん姿を見せてくれました。一応、その投稿もご覧ください(笑) この投稿をInstagramで見る SUGA of BTS 민윤기(@agustd)がシェアした投稿 はい、素敵! そんなSUGAは、1993年3月9日生まれで現在29歳。長男JINとも3カ月しか変わらないので、追って入隊しそうですね。今、髪を伸ばしているのも、しばらくしたら坊主にするからかな〜なんて思ってしまったり……。三男は才能溢れるエンターティナーのJ-HOPE この投稿をInstagramで見る jhope(@uarmyhope)がシェアした投稿 メンバーの中で最もダンスやラップ、パフォーマンス中の見せ方、ファッション、明るい人柄など、どこをとっても「才能が溢れてる!」と感じるJ-HOPE(ARMYはホビさんと呼ぶ)。すでにソロ活動もしていて、様々な表情を見せてくれています。そんなホビさんは、1994年2月18日生まれで現在28歳です。BTSメンバーの投稿にちょこちょこコメントも入れていて、メンバーとの仲の良さも魅力!四男はIQ148のラップモンスター=RM この投稿をInstagramで見る RM(@rkive)がシェアした投稿 BTSの誕生のきっかけでもあるリーダー、ラップモンスターことRM(キム・ナムジュンなので愛称ナムさん)。国連で何度も英語でスピーチを行い、英語圏でのテレビ出演の際はほとんどナムさんが質問の対応をしていたり、素晴らしい英語力の持ち主! それも母親が教育熱心で、ナムさんが中学生の頃、アメリカのコメディドラマ『フレンズ』のDVDセットをプレゼントされ、それを何度も繰り返し見たお陰だと言っていたことも(※諸説有り)。It was great to meet with you, @bts_bighit . Thanks for all you’re doing to raise awareness around the rise in anti-Asian hate crimes and discrimination.I look forward to sharing more of our conversation soon. pic.twitter.com/LnczTpT2aL — President Biden (@POTUS) June 1, 2022 バイデン大統領と会話している姿も堂々としていてかっこいい♡ しっかり者に見えるから一見長男に見えますよね!けれど、RMは、1994年9月12日生まれで現在28歳です。五男はダンスの表現力が優れているJIMINちゃん♪ この投稿をInstagramで見る JIMIN(@j.m)がシェアした投稿 マンネ(末っ子)ではないのに、メンバーたちにかわいがられているJIMIN。なんといっても、特技はダンス。釜山芸術高等学校で、首席入学だったことも本人が口にしていますが、元々はヒップホップではなくモダンダンスを専攻していたそう。ゆえに、『Black Swan』のしなやかな踊りというか、もはや舞が神々しいからぜひご覧ください(貼ります笑)。JIMINだけでなく、みんなかっこよすぎます!!そして、本題に戻りますが、JIMINは1995年10月13日生まれで27歳になったばかりです。六男は王道イケメン&低音ボイスのV この投稿をInstagramで見る V(@thv)がシェアした投稿 BTSの顔のような存在のV(テテ)は、世にも珍しい一重イケメン! 個人インスタのフォロワーが、現在5246万とメンバーの中でも飛び抜けてNo.1。甘めフェイスなのに、低音の歌声がまたまたグッとくるポイント。ファッションも好きなようで、ファッション誌への登場率も高く、たかが雑誌の1ページなのに、どれもポスターにしたいくらいかっこいいのです。 そんなテテは、1995年12月30日生まれの26歳。末っ子はメインボーカル・ダンサーも務める実力派JUNG KOOK この投稿をInstagramで見る 전 정국 이올시다(@jungkook.97)がシェアした投稿 インスタ投稿が一度全削除されて、一気におしゃれ投稿になったこともあるJUNG KOOK(ジョングク=グク)。歌もダンスも完璧で、力強く男らしいところに惹かれているARMY。キャラにあっているのかどうかは置いておいて…、手に入れているかわいらしい数々のタトゥーはARMYへの愛のこもったメッセージ。そんなグクは、1997年9月1日生まれの25歳! これからのソロ活動が楽しみです♪見た目のイメージと実年齢、いかがでしたか?デビュー時から努力を重ねて積み上げてきたからこそ、世界で認められる存在になったBTS。K-popアイドルたちの兵役問題議論は、これからも続きそうですが、そのロールモデルにもなっていってくれたらいいですね。そして、7人全員がそろい “さすがBTS♡” と思わせてくれるLIVEパフォーマンスを見せてくれることに期待して、2025年を心待ちにしたいと思います。あわせて読みたい🌈80万超の大反響!「BTS< Yet to Come> in BUSAN」が生中継決定!現地観覧は諦めていた人は必見
2022年10月24日秋の日本代表シーズンまで2週間。そして『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』フランス大会まで1年。男子日本代表候補メンバー52名がそれぞれの思いを胸に別府合宿で汗を流している。自ら率先してトレーニングに励み背中でチームを引っ張るリーダー陣に出場機会確保にアピールしたい若手、戦線復帰した主力にレギュラー取りに燃えるベテランなど立場は異なるが、目指すはチームの勝利である。9月16日、選手たちのオンライン取材が行われた。70キャップを誇るSO田村優に夏シーズンで初キャップをマークした21歳のSO李承信、夏シリーズはケガやコンディション不良で見送り今回代表復帰したSH流大とCTB中村亮土、『NTTジャパン ラグビーリーグワン2022』新人王に輝いたWTB根塚洸雅、今回初キャップを目指すLO下川甲嗣がメディアの質問に答えた。6月25日・ウルグアイ戦で初キャップ、続くフランス戦では急遽先発するとともにティア1の圧力を体感した李承信は、前回持ち帰った課題をクリアしようと代表キャンプに臨んでいた。「夏のツアーでも10番として一貫性のあるパフォーマンスでチームのプランを100%遂行することを求められていたので、それを実行できれば自ずとメンバーに入ることができると思う。世界的にテストマッチでもキックはすごく増えている。そこの精度とコントロールとバランスが大事。自陣でどのタイミングで蹴るのかはキャンプでずっと求められている。中盤でボールを持ちすぎると指摘される。何フェーズも重ねてアタックした時、勢いのない時にキックへの切り替えが求められる。早い段階で判断してスペースを見付けて蹴るように言われる。うまく9番とコミュニケーションを取りながらやっていきたい」アピールする立場であることは理解している。「今自分が何をしないといけないのかは夏よりも明確になっている。首脳陣がどういうプレーしてほしいか、チームのゲームプランは誰よりも理解して、どれだけ遂行できるのか。もっとチャレンジして、強い気持ちを持ちながら挑んでいきたい」李は6試合すべてに出場したいと貪欲だ。「自分としてはすべて出場したい。テストマッチに出ることで気付くこと、課題であったり、通用することが出てくると思うので、1試合1試合積み重ねてレベルアップして『RWC』へ向かいたい」ひと回り上の田村を手本にしている。「優さんはスキルレベルが高いし、コミュニケーション部分でも学ぶところが多い。夏は1週間しか一緒にできなかったが、今は練習後にお互いにレビューし合ったり、10番の役割を意識できるようにアプローチしてくれるので刺激になっている。お手本と言うか、学べる選手が近くにいるので助かっている」その田村本人に若手の手本という意識はない。2大会連続で『RWC』に出場した百戦錬磨の司令塔はポジション争いの序列は最下位だと語った。「僕自身最下位だと思うので、がんばらないといけないと思うし、僕はチャレンジしていかないといけない」山沢拓也、中尾隼人、李の若いSO陣にアドバイスするという認識もなかった。「僕が代表から離れていたので、逆に僕が聞いている。僕はチャレンジするしかないので。毎日チャレンジしてがんばっている」田村は追う立場を楽しんでいた。「チャレンジできる図式なのもいい。がんばらないといけないし、意義あるものにできればいい。若い選手、年を取った選手もいるが、練習からチャレンジしていくのもいい。歳を重ねると難しくなることもあるが、モチベーションを保てている」求められているうちが花である。「必要とさせているうちは、あとケガが直ってきたのと休めた面もある。動けるのでまだ。がんばれないと思ったらやめる。身体に不調が出たり、モチベーションを保つのが無理になったり、向上心がなくなったり、ラグビーが楽しくなくなったりしたら、高いレベルでやるのは無理。今は動けるし、がんばれるのでがんばります」フランス戦以降、オフに入っていた田村は徐々に感覚を研ぎ澄ませていた。「フランス戦後、ラグビーはこの合宿に来てから初めてだったので徐々に慣らしている。離れていた部分、身体はきついがフレッシュな気持ちでラグビーに取り組めている。(代表のプランを)やりながら覚えている、肌感覚的なところとチームのプランをすり合わせて自分の良さを出していこうとしているところ」SOとハーフ団を組むSH流大は『RWC2023』を最後の舞台だとキッパリ。「(『RWC2023』後は)もし招集していただいても絶対に行くことはない。僕の中で前回の『RWC』が終わった時に覚悟を決めてしっかり取り組むと決めたこと。まだまだ続くラグビー人生、プレイヤーか指導者はわからないが、しっかり次の準備をしていきたい」30歳のSHは若いSOを称賛した。「承信、隼人とは初めて組ませてもらい、承信はポテンシャルがあって思い切りのいいプレーをするので本当に感心したし、いいプレイヤーだなと感じた。この合宿でもチームを引っ張って、アタックをリードしているので本当に素晴らしい選手。隼人は東芝(ブレイブルーパス東京)との大雨のゲームで完敗した時(『NTTリーグワン2022』第15節3-27⦆も素晴らしい選手だと感じたが、コミュニケーションが取りやすく10番に隼人が入るとやりやすい印象がある」9月13日からフルメニューを消化している流は手応えを口にした。「この3日間でだいぶラグビーの感覚が戻っている感覚がある。体力的には90%くらいなのであと10%、オーストラリアAとの初戦から出られる準備をしたい」ケガ明けで別メニューの中村はオーストラリアAとの3連戦のいずれかに照準を合わせていた。「僕個人としてはベストコンディションに戻すところにしか目を向けていない。そこに戻してから考える。今チームについては考えていない。順調に回復している。急に戻ってもケガをするので、時期とかタイミングを見ながら、メディカルと話している。ただアピールしないといけない立場なので、オーストラリアとの3試合の内のどこかで出られようにしたい」首の手術を経て、死に物狂いで巻き返そうと誓った。「ずっとラグビーしっぱなしの生活から1か月何もできなくなり、コンディションは落ちたが、家族と過ごす時間でリセットされた感じがした。『あとこの1年は死ぬ気でがんばろう』と、ケガしていた時に考えた」代表1キャップの根塚とノンキャップの下川も、この秋チャンスを掴もうと虎視眈々。根塚「ポジション争いで言うとマツ(松島幸太朗)さん、アサイア(シオサイア・フィフィタ)とすごい選手がいるので、自分が一喜一憂しても仕方ない。焦らずしっかり学んで成長した姿を練習で見せていければと思っている。相手との間合いをしっかり見極めれば、自分でも勝負できるとウルグアイ戦、練習で感じた。足りないのは経験値。マツさんとかアサイアは危機管理能力も高い。そこを高めていけば勝負できるのかなと。加速力、思い切りのいいアタックを見せられればアピールになると思う。ミッチー(ジョン・ミッチェルAC)に練習を見てもらっているので、ディフェンスもアピールできれば」下川「ウルグアイ、フランスとの試合を積み重ねてきたチームに僕が参加する形なので、フレッシュなメンバーとしてチームに勢いを与える立場だと感じている。先週1週間でインストールされることがあったので、それにプラスしてこれまでのことを学んだ。先輩から教えてもらいシステムも頭で理解できた。グラウンドで実際プレーすることが大事なので、ミスを恐れずにやっているところ。驚いたところは代表のタフな練習に自分はびっくりしたが、それに驚いていない周りにまたびっくりした。スキルフルな選手が多い。自分も自分の特徴を生かしていこうと思っている。一番の武器は運動量だと思うので、誰よりも動き回ること。ボールキャリーのところでフィジカルがまだ足りないので、ハンドオフとかスキルを使ってアピールしたい」男子日本代表候補別府合宿参加メンバーは以下の通り。【PR】淺岡俊亮(トヨタヴェルブリッツ)1稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)42垣永真之介(東京サントリーサンゴリア)11海士広大(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)1木津悠輔(トヨタヴェルブリッツ)5クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)6具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)18三浦昌悟(トヨタヴェルブリッツ)9【HO】坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)30橋本大吾(東芝ブレイブルーパス東京)3日野剛志(静岡ブルーレヴズ)5堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)5【LO】秋山大地(トヨタヴェルブリッツ)1飯野晃司(東京サントリーサンゴリアス)1ヴィンピー・ファンデルヴァルト(浦安D-Rocks)20大戸裕矢(静岡ブルーレヴズ)5小瀧尚弘(コベルコ神戸スティーラーズ)11サナイラ・ワクァ(花園近鉄ライナーズ)2ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)9ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)4下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)0【FL】布巻峻介(埼玉パナソニックワイルドナイツ)9ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)13古川聖人(トヨタヴェルブリッツ)4リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)75【No.8】姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)22ファウルア・マキシ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)4テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)12【SH】茂野海人(トヨタヴェルブリッツ)16小山大輝(埼玉パナソニックワイルドナイツ)0齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)8高橋敏也(リコーブラックラムズ東京)0流大(東京サントリーサンゴリアス)27【SO】田村優(横浜キヤノンイーグルス)70中尾隼太(東芝ブレイブルーパス東京)0山沢拓也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)4李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)3【CTB】梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)2シェーン・ゲイツ(浦安D-Rocks)4中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)2中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)30ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)7ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)28【WTB】ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)0ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)3シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)9根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)1松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)44【FB】野口竜司(埼玉パナソニックワイルドナイツ)14メイン平(リコーブラックラムズ東京)1尾崎晟也(東京サントリーサンゴリアス)4山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)24※所属チームの後の数字は日本代表キャップ数。日本代表候補は9月18日(日)まで別府合宿、9月18日(日)より宮崎合宿を実施。『アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022』JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)×オーストラリアA代表第1戦は10月1日(土)・秩父宮ラグビー場(東京)、第2戦は10月8日(土)・ベスト電器スタジアム(福岡)、第3戦は10月14日(金)・ヨドコウ桜スタジアム(大阪)にてキックオフ。『リポビタンDチャレンジカップ2022』日本代表×ニュージーランド代表は10月29日(土)・国立競技場(東京)、『リポビタンD TOUR2022』イングランド代表×日本代表は11月12日(土)・トゥイッケナムスタジアム(イングランド・ロンドン)、フランス代表×日本代表は11月20日(日)・スタジアム・ド・トゥールーズ(フランス・トゥールーズ)にて開催。豪州A戦のチケットは9月17日(土)午前10時より一般発売。オールブラックス戦のチケットは9月22日(木)よりSAKURA CLUB TICKETにて各種先行販売がスタート、10月1日(土)午前10時~2日(日)午後11時59分までTICKET RUGBYおよびチケットぴあにて先行抽選、10月8日(土)午前10時より一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)アサヒスーパードライ JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022のチケット情報リポビタンDチャレンジカップ2022のチケット情報
2022年09月16日AKATSUMKI JAPNAが新たなチームで次なる戦いに打って出る。『FIBA アジアカップ 2022』ベスト8進出を果たしたバスケットボール男子日本代表が、メンバーを入れ替えて『FIBA バスケットボールワールドカップ 2023 アジア地区予選』Window 4に臨むのだ。しかも今回は国際強化試合から異例のイラン3連戦となる。8月8日、トム・ホーバスHC、選手たちがメディア対応を行い、指揮官は「『アジアカップ』でイランと試合し負けたが、いい勉強になった。イランがどんなメンバーで来るかわからないが、うちは短い時間で新しいチームを作っている。プラスイランのスカウティングをしている。今のメンバーでいい練習している。もう少し時間がかかるかもしれないが、イラン戦が楽しみ」と抱負を語った。今回の代表合宿に参加している16名中『アジア杯』メンバーは6名。ホーバスHCは毎回メンバーを入れ替える理由をこう説明した。「Windowごとに新しいメンバーが入っている。そのたびに最初からチームを作っている。大変だが、こうしないと『W杯』にベストメンバーを選べない。もちろん『アジア杯』の時よりもいいバスケットをやりたい。短い期間にできるかわからないが、がんばりたい」数値目標を問われると、ホーバスHCはこのように返答した。「合宿初日に『アジア杯』のデータを見せた。平均96点、3ポイントシュート成功率41%、2ポイントシュート成功率51%、フリースロー成功率81%と素晴らしい数字を残した。さらにステップアップしたい。難しいことだが、『アジア杯』のデータが良かったからこそ、もっと良くしていきたい」各選手のチェックポイントも挙げた。「今回ニカ(・ウィリアムス)の力をどうやって上手に使えるかやっている。馬場(雄大)選手はNBAサマーリーグに出場し、「もっと3Pを打った方がいい」と言われて、それは日本代表でも同じ。もっともっと3Pが上手になったら彼のプレーの幅も広がり、うちのチームも強くなる。『アジア杯』のメンバーで若い吉井(裕鷹)選手、井上(宗一郎)選手、若くないが須田(侑太郎)選手がいい勝負した。継続してチャレンジしていけば、レベルアップする。岸本(隆一)選手のロング3Pが入るか、コー(・フリッピン)のディフェンスとかリバウンドも面白い。(シェーファー・)アヴィ(幸樹)のことも見ているし、川真田(紘也)選手もいい仕事をしている。(川真田は)何回も呼んでいるが、毎回レベルアップしている。何年後かすごいいい選手になるだろう。天井が高そう」さらに馬場について言及した。「馬場選手がいい選手なのはわかっている。ディフェンスが上手だし、特別なフィジカルを持っている。彼は10回ボールを持ったら、8回ドライビングする。逆にしたい。彼のマインドセットを変えたい。ディフェンスが空いたら打つというように、彼の考え方を変えたい。NBAを目指すならば3Pがうまくならないといけない。この合宿はそこがメイン。シューターのマインドセットになれるか取り組んでいる」馬場もまた指揮官の期待を理解している。「今までのようにトランジションやディフェンスをがんばるところはもちろん、ホーバスHCのバスケのスタイルとして3Pが重要視されていると思うので、今までとガラッとプレースタイルを変えるくらい積極的に打っていきたい。3Pに関しては海外でプレーするために必須。ずっと練習してきたので、ゲームで打つ機会を増やすには代表がぴったり。新しいスタイルを築いていければと思っている」具体的に3Pのどこを課題としてとらえているのか。「ホーバスHCのバスケはパス&ゴーやカットが多くて、ハーフコートでも展開が速いイメージ。スポットだけではなく、ムーブメントの3P、動きながら3Pを打つ機会が増えてくると思う。ディフェンスが中途半端だったら打てというスタンスなので、ボールを持ってパスを探しつつ守備の位置を見て打つ。今までにないくらい3Pのアテンプトが増えていくと思う。ディフェンスを見て、自分がいけると思えばショットを打っていきたい」各選手のコメントは以下の通り。富樫勇樹主将「イランとは『アジア杯』でも対戦していて、前回やられてはいけないところでやられてしまったので、この合宿で準備して進めたい。『アジア杯』でかなり良かった中、新たなメンバーを加えて準備しているので、またいいチームを作りたい。メンバーが変わってもやりたいことは変わらない。『アジア杯』で良かった点を継続してやりたい。(やられていけないところ)たとえば8番のシューター(ベフナム・ヤクチャリ)に決められた。試合前から一番気を付けなければという話をしていたにも関わらずやられてしまった。チームとしてしっかり対策をして徹底できるようにしていきたい」比江島慎「(イランは)アジアの強豪国なのは間違いない。世界と戦うためには超えていかないといけない相手。『アジア杯』では負けているので、しっかり成長した姿を見せ、しっかり自分たちバスケをして勝ちたい。自分の得意としているのはドライブなので、まずドライブを試みようとしていたが、トムさんからは『3Pを打ってほしい』と言われている。まずシュートを狙う。少しのズレができたら3Pを打とうとマインドチェンジしているところだし、そこを課題として取り組んでいる。8:2の感覚で3P。僕の感覚ではドライブだったところでも3Pを打ってほしいとのことなので、今見直しているところ」岸本隆一「少しでも日本代表の力になれるよう、まずは練習から自分のベストを尽くしていければいいかなと思っている。以前は探り探りで自分自身難しい面があったが、『アジア杯』で選手たちが楽しそうにプレーしているのを見て、結果以上に楽しそうなイメージを持った。自分の強みは3Pなので、この場所でもしっかり発揮できればと思っている」アヴィ「2月以来の代表合宿、『アジア杯』でチームとしての基盤がしっかりできているので、自分もそこにしっかり入れるようにしたい。イランは『アジア杯』で負けていて、Window 4でも当たるのでしっかり勝って臨みたい。自分が入っているのはサイズを評価されていると思うので、リバウンドは考えている。『アジア杯』になかったサイズで貢献したい。全員がリバウンドの意識を高めることが大事。シュートを決め切る。ルールを決めてやっているのでオフェンスリバウンドの数も増やせると思うし、ディフェンスリバウンドではファストブレイクをやらせないことが大事。サイズで負けているので、全員が取りにいく意識が必要。僕自身も絶対取らせない意識を大事にしている」ニカ「イラン戦へ向けて楽しみ。今トレーニングしてかなりいいチームを作れている手応えを感じている。強豪相手にいい試合ができると思っている。個人的にも海外のチームと対戦できる機会は限られているので、非常に楽しみにしている。自分の役割は泥臭い仕事をすること。オフェンスとディフェンスの切り替え時にしっかりと走ったり、ゴール下でのフィジカルなプレーで貢献したい。日本代表でもしっかりと持ち味を発揮し、チームの助けになりたい」須田侑太郎「『アジア杯』でチームとして悔しい思いをしているので、まずは気持ちを持って戦いたいというのと、今のチームがより良くなるよう、一戦一戦一つひとつのプレーを大切にチームとしてもビルドアップしていけるような試合にしたい。トムさんのバスケットは3P主体。僕に対しても役割が明確で、やりやすく感じている。3Pとディフェンスとシンプルに割り切れる。迷いのなさが3Pの確率につながっていると思う。『アジア杯』のメンバーがベースとなり、練習でも自分たちが気付いてきたことを率先して体現していき、一日も早くチームとして良くなるようにしていきたい」寺嶋良「シーズンが終わってから試合感覚がつかめなかったが、対人練習を重ね、5対5の試合感覚も掴んできたので、イラン戦ではがんばりたい。僕らは足で勝つしかないと理解している。Bリーグの時以上に足を動かして、足で勝つことを意識していきたい。ロールプレー、スピードは持ち味だと思うので、そこを存分に生かして、どれだけイランに通用するか楽しみにしている」西田優大「イラン戦は強化試合を含めて3試合あるので、『アジア杯』で勝つことができなかったので、しっかりやりたい。アウェイのイラン戦は『W杯』がかかっていて気合いを入れてくるので、僕らも負けないようにしたい」河村勇輝「この『アジア杯』でイランには大事なところで負けているので、日本という場所で絶対リベンジし、日本のファンに勝利を届け、2連勝してWindow 4に勢いを付けたい。トムさんのバスケットはファイブアウトで、スピードのミスマッチを生かして戦う感じ。『アジア杯』でもリバウンドも課題になったが、それ以上にスピードを生かしたオフェンスやアグレッシブなディフェンスをブラさずにやっていきたい。8番のヤクチャリを抑えられれば、イランのバスケを抑えられると思う。相手のキーマンであり、自分がマッチアップする相手なので、ゲームの流れを持っていかれないようにしたい」【『FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選』Window 4 直前合宿参加メンバー】ニカ・ウィリアムス(C/島根スサノオマジック)岸本隆一(PG/琉球ゴールデンキングス)比江島慎(SG/宇都宮ブレックス)アキ・チェンバース(SF/群馬クレインサンダーズ)永吉佑也(PF/ライジングゼファー福岡)須田侑太郎(SG/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)富樫勇樹(PG/千葉ジェッツ)馬場雄大(SG/-)コー・フリッピン(SG/琉球ゴールデンキングス)寺嶋良(PG/広島ドラゴンフライズ)シェーファー・アヴィ幸樹(PF/シーホース三河)吉井裕鷹(SF/アルバルク東京)川真田紘也(C/滋賀レイクス)西田優大(SG/シーホース三河)井上宗一郎(PF/サンロッカーズ渋谷)河村勇輝(PG/横浜ビー・コルセアーズ)『SoftBank CUP 2022 バスケットボール男子日本代表国際強化試合』日本×イランは8月13日(土)・14日(日)・ゼビオアリーナ仙台にてティップオフ。『W杯 2023 アジア地区予選』Window 4・イラン×日本は8月25日(木)・アザディ・バスケットボール・ホール、日本×カザフスタンは30日(月)・沖縄アリーナにて開催。イラン戦のチケットは予定枚数終了、カザフスタン戦のチケットは発売中。13日(土)の試合の模様はテレビ朝日系列、14日(日)の試合は日テレ系にて生中継。FIBA ワールドカップ 2023 アジア地区予選 Window4のチケット情報
2022年08月09日納得のメンバーである。現時点のベストメンバーと言っていいだろう。ラグビー日本代表の秋のツアーは、モヤモヤが溜まる戦いを強いられている。初戦ホームでのオーストラリア戦こそ一時はあわや逆転かと思われる善戦を見せたが、ダブリンでのアイルランド戦では100キャップ目の記念試合となったSOジョニー・セクストンがキレキレのパフォーマンスを見せるとともに徹底的に日本対策を実践されて5-60の大敗。アイルランド戦から先発10人を入れ替えたポルトガル戦では、フレッシュなメンバーが苦戦。最後はFB山中亮平がインターセプト、自陣からの独走トライで38-25としたが、薄氷を踏む勝利に終わった。次の相手はスコットランドだ。『ラグビーワールドカップ(RWC)2015』でベスト8進出を阻まれ、『RWC2019』で初のベスト8入りを決めた因縁の相手は日本が10月23日・23-32で敗れたワラビーズに11月7日・15-13で勝っている。『リポビタンD TOUR2021』最終戦、そして年内最後の試合へ指揮官はどんなメンバーを送り出すのか注目された。序列を重んじて『RWC2019』出場メンバーに全幅の信頼を寄せるジェイミー・ジョセフのこと、アイルランド戦と同じ顔触れが並ぶと思われたが、そうはしなかった。ケガ人やこの1週間の準備を加味しつつ、この3試合のパフォーマンスを反映した試合登録メンバーを選出したのだ。スコットランド戦に臨む23名は以下の通り。■日本代表試合登録メンバー1クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、2坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、3ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、4ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、5ジェームス・ムーア(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)、6リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)、7ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、8姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)、9流大(東京サントリーサンゴリアス)、10松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、11シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)、12中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)、13中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)、14松島幸太朗(クレルモン・オーヴェルニュ/フランス)、15山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)、16堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)、17稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、18垣永真之介(東京サントリーサンゴリアス)、19ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、20テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)、21齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)、22田村優(横浜キヤノンイーグルス)、23ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)どうだろう。もしかしたらHOやSHのスタメンやLOのリザーブに本職がいないことに不安を覚えるファンもいるかもしれないが、おおむねファンの支持率の高いメンバーと言っていいのではないだろうか。11月18日、メンバー発表会見に出席したジョセフHCはメンバー構成について説明した。「ポルトガル戦からケガ人から戻ってきた。ラピース(・ラブスカフニ)が7番、ムーアがLOに戻ってきた。ほかにも流もハーフに戻り、松島も14番に入った。すごく大きなチャレンジになるが、スコットランド戦はいい試合ができると考えている」アウトサイドCTBはラファエレ ティモシーではなく、中野をチョイスした。その理由を指揮官はこう語った。「中野は若く新しい選手、ポルトガル戦ではトライも取った。先を見据え、経験を積ませるのが重要だし、問題ない。若く、未成熟な部分はあるかもしれないが、今後を見据えて起用することにした」SOのスターターには松田を選出した。「彼は前回の試合でもしっかりコントロールしてくれたので、今回も試合に出る権利がある。ポルトガル戦ではいいパフォーマンスをして、キックもしっかりと蹴ってくれて、自信をつけている。今週彼がどんな試合をするか、自分も楽しみにしている」松島はWTBに回り、山中はFBに位置する。「松島は『RWC』でもWTBで戦っている。セミシ・マシレワのケガによって、山中がFB、松島がWTBに入ることになる。ふたりとも素晴らしい選手、今週の試合を楽しみにしている」1番は稲垣ではなく、ミラーだ。ジョセフHCはこのように語った。「彼は調子がいい。試合に出る権利がある。1番のできる選手は3人いるが、彼が一番経験があり、一番コンディションがいいのでミラーを選んだ」さらに指揮官は稲垣、田村がリザーブに回った理由も明かした。「先発に選んだ選手の方がいい仕上がりだから。戦術的にふたりがリザーブに回るということではない。先発の選手に出る権利がある。田村と稲垣は後半から大きな役割を果たすべきだし、それを期待している。試合を勝ち切るには後半もいいパフォーマンスを出せないといけない」勝利のために規律が求められる。この3試合、ペナルティが多すぎた。豪州戦ではWTBレメキ ロマノ ラヴァ、アイルランド戦ではHO坂手、ポルトガル戦に至ってはFLリーチとPR中島イシレリがシンビン(10分間の一時退場)となっている。これでは金星獲得も大勝劇も望めない。ペナルティがスコッドランド戦の課題となることはジョセフHCも理解している。「ペナルティの件は選手に伝えているが、ペナルティをするなと言って実践するのは難しい話。ポルトガル代表戦では、選手ががんばりすぎてミスを犯し、そのミスを取り返そうとして……という悪循環が起きていた。リーチもイエローカードをもらったが、これはメンタリティの問題からだと認識している。アイルランドにタフな敗戦を喫し、次はポルトガル代表戦へ緊張感を持って練習してきた。そして今週はマレーフィールドで5万人の前でプレーする。基本的に自分たちのラグビーをすることが重要だ」バックローの出来も勝敗を左右するとジョセフHCは睨んでいる。「向こうのフォワード第3列はディフェンスでもブレイクダウンでもジャッカルでもいい選手が揃っている。まず自分たちの精度を上げることが大事。フィフティ・フィフティの状況でペナルティを犯さないことも重要だと選手たちには話している。ただ我々にもリーチ、ラピース、姫野と経験のある選手がいる。どういう試合になるのか楽しみ」ジョセフHCのメンバー発表会見の後には選手たちのメディア対応も実施された。スコットランド戦でベンチへ回った稲垣、スタメンに戻ってきた松島はこのように意気込みを語った。稲垣「スタートだから、ベンチだからということでやることは変わらない。しっかり自分のやるべきことにフォーカスしたい。それがチームに反映されれば結果が近付いてくるし、選手全員がやるべきことの精度を高めていきたい」松島「一人ひとりが戦術の理解をするところとスキル。試合当日風が強いという情報が入っているので、そういう中自分たちのスキルをどう生かしていくか」ペナルティの多さについても質問が飛ぶと、ふたりはこう答えた。稲垣「スコットランド戦で大事にしたいのはディシプリン。連戦連戦でペナルティが多いのでフォーカスすべきだが、そこだけを意識しすぎて萎縮したり、消極的になったりしてはいけいない。そのための準備は1週間してきたつもり。一番は判断。みんなやりたくてペナルティしているわけではない。瞬間瞬間の判断やレフリーとコミュニケーションを取って、判断していかないといけない」松島「ペナルティが多いので、レフリーに寄せたプレーをするとか。試合中に改善しないといけない点があるので、レフリーがどんなペナルティを取るのか、リーダーだけではなく、チーム全員が毎回ペナルティを気にしながらやっていくべきかなと思う」ポルトガル戦での辛勝にネガティブになる必要はないとふたりは語った。稲垣「みんなが納得いく勝利ではなかったと思う。反則も多かったし、思った通りにできなかった選手も多かったと思う。ただテストマッチに勝ったのだから喜んでいいと思う。でも反省すべきところを反省する。そもそも簡単に勝てるテストマッチはない。自分たちがそんなに上に立っていると思っていない。自分たちがやるべきことをやって結果がついてくる、最初から大勝できるほど甘くはないという話をした」松島「最後の最後までどうなるかわからない状況だった。自分たちのやりたいラグビーでしっかり勝てなかったので落ちている部分はあるが、選手もいろいろ試しているし、経験している途中なので、そこはポジティブに捉えていいかなと思う」稲垣はスクラム、松島はキックチェイスについて言及した。稲垣「豪州戦が今ツアーで一番良くないスクラムだった。原因は我々が取るべきはずのヒットを相手に取られた。先手を取られた、それがすべて。アイルランド戦では改善できた。我々がペナルティを取れたので。ポルトガル戦は置いておいて、スコットランド戦でどう消化するか。やるべきことは変わらない。やろうとしていることのクオリティを変えていけるか。時間帯、場所、シチュエーションによって、ゲームシナリオ通りのスクラムを組めるかどうかがキーになる。スクラムはゲームの転機となる。実際、スクラムでのひとつの反則で勝敗を分けたゲームを見ているし、経験している。そういうものをスコットランド戦に見せていきたい」松島「レシーブしている時はエスコートが大事になってくる。エスコートでは競りにきている相手の選手を邪魔しないといけないので、そこの精度をどんどん上げていかないといけない。自分たちが競りにいく時もしっかりボールに絡んでいく、無理ならしっかりタックルへ入っていく、そこで早い判断をするのが大事になってくる」ふたりはコロナ禍での活動期間の少なさにエクスキューズを求めなかった。稲垣「時間は言い訳にできない。コロナ禍でチームとして取れる時間は少なかったが、個人個人でやるべきことはできた。時間がなかったというのは言い訳にはならない。ほかの国は日本より試合をしているが、だからと言って我々が能力的に下になっていいわけではない」松島「ほかの国に圧倒的に試合数少ないのは仕方ない。今はいろいろ試しているところ、ピークは『RWC』に持っていくので今は完成しなくていい。ただ最低限、毎試合ベストを尽くし、ある程度のレベルの試合をしたい。しっかりパフォーマンスを出す意識をどんどん上げていきたい」また稲垣がチームメイトの1~4番について「みんな状態は良さそう。アイルランド戦で大敗を喫してしまったが、気持ち切り替えて準備してきた。選手個々の調子はいいのでは」と語れば、松島は中野について「体も強いし、ラインブレイクできる選手なので、将伍が裏へ出た時に自分たち回りの選手がどれだけもらえる位置にいるかが大事だし、サポートしていきたい。先にもらってもいいし、ぎりぎりに渡しても体が強いので、前へ出られる。どっちもやれる選手なのでそういった意味ではやりやすい」と期待を寄せた。果たして、日本代表が『RWC2019』の再現を見せるのか、それともスコットランド代表がリベンジするのか。『リポビタンD TOUR2021』スコットランド代表×日本代表は11月20日(土)・マレーフィールドスタジアム(エディンバラン)にてキックオフ。試合に模様はWOWOWにて生中継。日本テレビ(関東ローカル)にて録画放送。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年11月19日秋の代表シーズンへ、ラグビー日本代表が宮崎合宿をスタートさせた。日本代表候補メンバー39名とともにナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS=将来日本代表に選出される可能性の高いポテンシャルを持った人材)5名が汗を流し、まずは10月15日(金)に発表される日本代表メンバーに向けて、サバイバルを展開する。10月16日(土)~27日(水)には別府合宿を実施し、23日(土)・昭和電工ドーム大分にて『リポビタンDチャレンジカップ 2021』オーストラリア戦を開催。ワラビーズ戦後は『ラグビー日本代表 リポビタンD TOUR2021』へ出発。11月6日(土)・ダブリンでのアイルランド代表戦、13日(土)・リスボンでのポルトガル代表戦、20日(土)・エディンバラでのスコットランド代表戦と欧州3連戦を行う。宮崎合宿に参加したメンバーは次の通り。■日本代表候補メンバー39名【RP】稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、垣永真之介(東京サントリーサンゴリアス)、具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)、中島イシレリ(コベルコ神戸スティーラーズ)、クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、森川由起乙(東京サントリーサンゴリアス)【HO】坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、庭井祐輔(横浜キヤノンイーグルス)、堀越康介(東京サントリーサンゴリアス)【LO】ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪ドコモレッドハリケーンズ大阪)、ジェームス・ムーア(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)、リアキ・モリ(横浜キヤノンイーグルス)【FL】小澤直輝(東京サントリーサンゴリアス)、ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、德永祥尭(東芝ブレイブルーパス東京)、長谷川崚太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)【No.8】テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)、アマナキ・レレイ・マフィ(横浜キヤノンイーグルス)、姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)【SH】荒井康植(横浜キヤノンイーグルス)、齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)、茂野海人(トヨタヴェルブリッツ)、流大(東京サントリーサンゴリアス)【SO】田村優(横浜キヤノンイーグルス)、松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)【WTB】髙橋汰地(トヨタヴェルブリッツ)、ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)、シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)、レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛)【WTB/FB】セミシ・マシレワ(花園近鉄ライナーズ)【CTB】シェーン・ゲイツ(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)、中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)、ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ)、ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)【FB】山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)■NDS5名【PR】淺岡俊亮(トヨタヴェルブリッツ)【HO】武井日向(リコーブラックラムズ東京)【LO/FL】ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)【FL/No.8】福井翔大(埼玉パナソニックワイルドナイツ)【WTB】中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)9月29日・30日にはオンラインメディアインタビューが実施された。『ラグビーワールドカップ2019』以来となる代表復帰を果たした中島イシレリ、徳永、流、今回代表資格を得たリアキ・モリ、ジョネ・ナイカブラ、ディラン・ライリー、若いNDSの5名が取材対応を行った。春の代表シーズンを辞退した流はモチベーションも新たに参加、徳永とイシレリは負傷も癒えて代表に戻ってきた。流「『W杯』が終わった後と次の年はモチベーションを高くやっていたが、テストマッチがなくなり、自分の気持ちの持っていき方がわからなくなり、ジェイミー(・ジョセフHC)にも相談して、辞退という形になった。やはり代表は心も体も100%でなければ参加すべきではないと考えているので。敵地でライオンズに食い下がったり、アイルランドと接戦している姿を見るとまた代表に入りたいと考えるようになった。最終的に負けてしまったが『トップリーグ』も充実したシーズンを送れたので、チャンスが来たら代表へいきたいと思ったし、代表に来た以上2023年『W杯』が最大のターゲットになるし、そこがモチベーション」徳永「2019年にあごを折って、プレートを取って、また折れた。ケガをしていたのもあって、昨季『トップリーグ』では2試合しか出ていなかったので、今回呼んでもらったのは素直にうれしい。シンプルにラグビーを楽しみたい。このようなトップレベルに呼ばれることだけでも恵まれたことなので、その中でスキルを高めていきたい。相手がどこであろうと試合に出たい気持ちには変わりない。そのために日々の準備をするだけ。バックローは激しく体を入れないといけないポジションなのでその中で絶対前へ出たいし、スキルも使っていきたいし、自分が一番前へ動くという気持ちでやっていきたい」イシレリ「(5月のツアー不参加について)コンディションが足りなかった。右ヒザを手術したので、治さないといけなかった。まだ完璧ではない。(代表合宿について)楽しい。やっぱり目標があるから、トレーニングが楽しい。(目標は)今の一番の目標は今までで一番のコンディションを出したい。(W杯は)まだ考えていない。まず今のこと。コンディションのところを考えている。コンディションさえ良ければ何でもできる」モリ、ナイカブラ、ライリーは日本代表の一員として戦う喜びを口にした。モリ「日本に来てから日本代表としてプレーしたいと思っていたのは間違いない。だからここにいる。自分の役割を遂行する。自分のベストを尽くし、チームのためにアグレッシブさを出していくのをやらなければならない。ケガをしてもっともっとハングリーになった。サンウルブズで日本代表と試合をしてモチベーションが高くなった。もっと競争の高い環境の中で勝負したいという気持ちが沸き上がってきた。『W杯』はラグビーの頂点。そこを目指していきたい」ナイカブラ「日本代表に選ばれて本当にうれしかった。このキャンプでチェイスして、がんばっていきたい。この秋のツアーを非常に楽しみにしている。この数週間ハードワークして、毎日いい練習をして、コーチからいい報告を受けたい。(ポスト福岡堅樹と言われることについて)自分はまだそこまで速くないし、そこまでのレベルまでいっていない。毎日スピードとフィットネスをしっかりハードワークして、彼のような道へいけたらいいなと思う」ライリー「日本に来てからラグビーの楽しさ、日本のラグビーの良さをしっかり体感してきた。(W杯について)どのラグビー選手もみんなが『W杯』を夢見て、ゴールに設定している。今自分にできることはしっかり準備していて、日々全力でやること。まず自分のポジションを取ることを意識したいし、高いレベルでプレーすることを考えると自分の経験に生きてくると思う」202cmの19歳ワーナー・ディアンズ、東福岡高からパナソニック入りして4年目の22歳になったばかりの福井、春のシーズンは脳震とうの影響でチャンスを逃した中野らNDS勢は前向きなコメントを口にした。淺岡「代表合宿に呼ばれてうれしいし、先輩PRから色々学びたい。全試合ではないが『トップリーグ』で試合に出させてもらって、代表選手らとは繊細なスキルで違いを感じた。稲垣さんは相手の読みづらいパスのスキルがある。あとタックル成功率で差があると感じた。前のシーズンよりかは成長したと思うが、サントリーやパナソニックと当たった時、押されてしまったので、トヨタの3番としてスクラムの課題をもらった。体重を落とさなくても動けるようにしたいし、ゲームフィットネスを上げていきたい」武井「代表のスタートラインに立ててうれしく思う。自分の持ち味であるフィールドプレーをまだまだ伸ばしていかないといけないし、セットプレーも積み上げて、信頼を得ていきたい。この合宿では一日一日を大切に過ごしていきたい。NDSだからではなく、日本代表としてやるべきことをやっていくことが大切だと思っている。(アピールポイントは)フィールドプレーのジャッカルの部分とワークレートの部分。リコーとは違うスクラムだとは思うがそこにコミットし、わからないことをすぐ聞いて、合宿後半にはジャパンのスクラムを組められればと思っている」ディアンズ「東芝に入ってからまず自分の身体を世界で戦えるよう大きく強くなってきて、この合宿に参加して、自分の強さ、大きさは同じレベルだなと思った。ここで経験して次の合宿やツアーとかいけるようがんばりたい。(リーチの存在について)東芝に入ったのはリーチさんが大きかった。細かいスキルやラインアウトのジャンプの仕方をリーチさんから学んでいる。自分の一番大きな目標は世界で一番のLOになりたいと中学・高校で思った。世界一のLOになるためにきついトレーニングをやらないといけないと思った」福井「チャレンジしようと思ったのが第一。代表候補とは違う立場で呼ばれているので、自分がどれだけ通用するのかチャレンジしたい。ビッグネームと言うか、目指している選手たちが目の前にいるので、緊張感がある。ラグビーをやり始めてから日本代表になって『W杯』に出たいという目的でやっているので、やっとそのスタートラインに立てたなという思い。胃がキリキリ痛い緊張感の中でやっている」中野「しっかり遠征メンバーに選ばれるようがんばるのはもちろん、そのためにも毎回の練習でパフォーマンスに波がなく、自分の力を出し切ることが大事だと思っている。今までやっているCTBで勝負したい気持ちもあるし、『トップリーグ』でWTBもやって、CTBとWTBのどちらで出てもいいパフォーマンスをする選手にもなりたい気持ちもある。早く試合に出たい気持ちもあるが、そのためにも自分のいいパフォーマンスを出し続けていくことが近道だと思うので、まずはそこをしっかりやっていきたい。昨季『トップリーグ』でたくさん試合に出させてもらって、いいパフォーマンスができた試合、できなかった試合があったので、自分自身常にスタンダード高くやることが大事だと感じた」10月23日(土)・昭和電工ドーム大分での『リポビタンDチャレンジカップ 2021』日本代表×オーストラリア代表のチケットは10月9日(土)午前10時より一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)『リポビタンDチャレンジカップ 2021』日本代表×オーストラリア代表チケット情報
2021年10月01日A代表に『東京2020オリンピック』を戦ったU-24日本代表が融合する。『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選に臨むメンバー24名が発表された。8月26日、日本サッカー協会・反町康治技術委員長と日本代表・森保一監督がオンライン記者会見に出席、最終決戦を前に意気込みを語った。反町委員長「いよいよ『W杯』本大会へ向けた最終予選がスタートする。コロナの状況がよろしくなく、厳しい中での最終予選となる。でも我々は日本で初戦をスタートできることをうれしく思う。最終予選は今まで行ってきた2次予選とは全然違うものになると思う。初戦の重要性やアウェイの過酷な環境、そしてコロナ禍の大変な状況で行われる。そんな中でも日本の良さを前面に出していきたい」森保監督「いよいよ最終予選を戦うことになる。厳しい戦いの連続になると思うが一戦一戦最善の準備をして、厳しい最終予選を戦い、『カタールW杯』へ駒を進めたいと思う。我々はホームでスタートすることができる。コロナ禍でたくさんの地域が緊急事態宣言の制限があり、国民は大変な生活を強いられている。選手のがんばりを見て、励ましのエールとなるような戦いをしたいと思うので、応援をよろしくお願いします」9月2日(木)・オマーン戦、7日(火)・中国戦に臨むSAMURAI BLUEのメンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、権田修一(清水)、谷晃生(湘南)【DF】長友佑都(-)、吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、佐々木翔(広島)、酒井宏樹(浦和)、山根視来(川崎F)、室屋成(ハノーファー/ドイツ)、植田直通(ニーム/フランス)、中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、冨安健洋(ボローニャ/イタリア)【MF】原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、柴崎岳(レガネス/スペイン)、遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、伊東純也(ヘンク/ベルギー)、南野拓実(リバプール/イングランド)、守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、板倉滉(シャルケ/ドイツ)、堂安律(PSV/ドイツ)、久保建英(マジョルカ/スペイン)【FW】大迫勇也(神戸)、古橋亨梧(セルティック/スコットランド)オーバーエイジを除いた『東京五輪』組は久保や堂安をはじめ、冨安に板倉、中山、谷の6名にとどまった。U-24世代からの昇格の少なさについて指摘されると、森保監督はこう答えた。「メンバー招集に関して、『東京五輪』から『カタールW杯』最終予選への流れもあるが、今回谷だけがA代表の経験を持っていなくて最終予選に臨む。多くの選手はA代表ですでに活動していたので、そういう印象になるのかなと。『東京五輪』のメンバーでこの中に選ばれてもおかしくない選手はいる。ただ本人のコンディションであったり、クラブでの日常も考え、それが本人のため、日本のため、クラブのためになると考え、今回の選考につながった点はある」オマーン、中国に対する分析、戦い方などを問われると、指揮官はこのように返答した。「これまでのオマーン、中国の2次予選を見た時、個々の良さを生かしながら、かつ組織的に戦える2チームと思っている。オマーンは(欧州での事前合宿で)1か月、中国は(すでにドーハ入りし)2週間、戦術の上積みがあり、我々に対する対応策を持って試合に臨んでくると思う。アタッカー陣はゴールへ向かって推進力があり、ゴールに絡む選手も多い。守備陣は個の力で止められる、組織的にも守れる、洗練した戦術も持っているという印象。(オマーン戦について)過去のデータの部分ではポジティブに受け止めたいが、最終予選に出てくるチームは難敵ばかり。オマーン代表とは私が監督になってから『アジアカップ』で戦ったことがあるが、監督も選手も代わっている。チーム力は非常に上がっていると分析している。どの試合も難しい戦いになると思うが、選手の持っている力を100%発揮できるよう準備したい。難しい試合ばかりだと思うが、我々が勝つんだという強い気持ちで臨みたい。(中国代表の帰化選手について)今把握している中では4名の帰化選手と理解している。アタッカー陣、帰化選手を中心に攻めてくるので準備していかないといけない」『東京五輪』を経て、森保監督はチーム作りについて次のように手応えを口にした。「五輪は五輪で目標を持ちながら戦ってきた中で、これまでの五輪代表の活動、A代表の活動すべてが日本のサッカーのためになると考えながら1チーム2カテゴリーで戦ってきた。五輪代表は守備の選手がオーバーエイジで加わり、五輪メンバーをそのままA代表に移行しながら、また融合しながらチームのレベルアップにつなげていきたいと考えている。『五輪』をどう生かすかというよりA代表のさらなる強化のために2チームで活動していたので、違和感なく融合してチーム作りを進められるのかなと思っている。どれぐらい前進したかはみなさんに評価していただければ。『五輪』に出た選手は間違いなく全員がレベルアップにつながる経験ができたと思っている。日本代表を目指している選手は『五輪』の戦いを見てくれたと思っている。計6試合世界の強豪と戦った中で日本代表の強みと最後に足りなかった部分が出てきた。そこは一人ひとりが感じて、選手個々の成長につなげてくれると思う。準決勝、3位決定戦と勝利することはできなかった。スペインは6名A代表の経験があり、そこにオーバーエイジ3名が入り、A代表に準ずるチームで臨んでくれた。我々はこれを基準に世界で戦うためにレベルアップしていきたい」2020年11月の欧州遠征以来の招集となる柴崎岳についてはこうコメントした。「このタイミングでの招集だが、これまでも3・6月と招集しようとしたが、所属クラブの状況を見ながら様子を見ていた。所属クラブで結果を出し、1部昇格してもらった方が本人のため、日本のため、クラブのためになると思っていた。ただケガもあり招集できなかったことが現実としてある。スペインでの新シーズン、レガネスでも中心としてやってくれている。コンディション的にも非常にいいということで招集させてもらった。ボランチとしてチームの勝利に導いてくれるよう攻守に貢献してほしいと思っている。彼は『ロシアW杯』でも中心として戦ってきた。世界で戦うため、世界に勝つために我々がやらないといけないことを彼は把握している。目の前の試合に勝ちにいくとともに高い基準を持ってチームを引っ張っていくようプレーしてもらいたい」さらに森保監督は新天地セルティックで活躍する古橋、所属クラブが決まっていない長友について言及した。「まず古橋から。セルティックへ移籍して得点という形でもチームの勝利という形でも、セルティックというスコットランドの強豪の中で力を発揮している。素早い動きからゴールを奪う、チームメイトと連携しながらチャンスを作るという彼の良さを生かしている。長友は現在所属クラブがなく、一般的に不透明なところがあると思われ、コンディションもわからないところがあるかもしれないが、彼の所属先の道筋も聞いているし、コンディションも把握して招集している。メンバーに選んでいるので、試合に臨んでもらうつもりでいるが、トレーニングでコンディションを確認し、起用法を考えていきたい」日本代表は『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選グループBでオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと上位2枚のキップを争う(3位はプレーオフに進出)。初戦のオマーン戦は9月2日(木)・市立吹田サッカースタジアム、中国戦は7日(火)・カタール・ドーハにてキックオフ。抽選販売において引き換えられなかったオマーン戦のチケットはチケットJFAにて8月28日(土)午前10時より追加販売。オマーン戦はテレビ朝日系列、DAZN、中国戦はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年08月27日ハロー! プロジェクト屈指の個性派集団・アンジュルムのメンバーたちが、お互いの魅力を紹介し合います。メンバーしか知らないそれぞれの素顔を、ちらっと覗き見!佐々木莉佳子、川村文乃、伊勢鈴蘭、橋迫 鈴佐々木莉佳子伊勢鈴蘭“れら”は笑顔が素敵で人懐っこい子。だけどすごく切り替え上手。人知れず悩んでた時期もあると思うけど、自分の意見をはっきり言えるし、真面目だし、そのままで大丈夫。何よりずっと一緒にいて思うのは、成長のスピードの速さ!今だってセンスを見せているけど、れらがもっと先輩になった時、どんな才能を見せてくれるのか…。今からわくわくしています。川村文乃佐々木莉佳子元気で明るくて、太陽のように眩しい佐々木さん。自分でやると決めたことを貫く姿勢がカッコいいんですが、他のメンバーのことはとびきりの愛で包んでくれます。二人とも海の街で育ったので、通じるものを感じますね。私とはシンメになることが多く、「負けないように頑張ろう」と刺激を受けます。あと、すごくオシャレ!毎日どんな服を着て登場するか楽しみです。橋迫 鈴川村文乃文乃ちゃんはイラストが上手で、ヘアアレンジもいつも凝ってて…その器用さは私の憧れです。舞台上では変幻自在。キュートな曲はすうっと耳に入ってくる普段のかわいらしい声で、クールな曲は声も表情もきりっとカッコよく。そのギャップも魅力です。そしてライブのDVDを観る時は「ここ、よかったよ!」といいところを見つけて励ましてくれるメンバー思いな人です。伊勢鈴蘭橋迫 鈴鈴ちゃんは加入した時は口数が少なくて、大人びた印象だったんですけど、実は年相応の悪ガキ(笑)。ハロウィンの日の握手会で、誰だかわからないくらい血のりを塗ってはしゃいでいたのがかわいかった!歌も踊りも覚えるスピードが速くて完璧にこなしてくるので、いつも驚かされます。私の中では鈴ちゃんは妹みたいな存在。まだ“りんりん”コンビのつもりでいます(笑)。写真右から、ささき・りかこ2001年5月28日生まれ、宮城県出身。’13年にハロプロ加入。アイドル業の傍らモデルとしても活躍を続け、今夏『CanCam』の専属モデルに。一層期待が集まる。愛称りかこ。タンクトップ¥4,840パンツ¥10,780(共にナディア フローレス エン エル コラソン TEL:03・5772・6661)ネックレス¥6,600(イロリエール/ロードス TEL:03・6416・1995)かわむら・あやの1999年7月7日生まれ、高知県出身。同県の観光特使や高知市PR大使を務める。美脚の持ち主で「特に膝下が好き。ちぎれるくらい揉んでます」。夢はアリーナ規模でライブ。シアーTシャツ¥9,900(オードリー アンド ジョン ワッド/ランドワーズ TEL:03・6415・3511)インナートップス¥1,490(ベルシュカ/ベルシュカ カスタマーサービス TEL:03・6415・8086)スカート¥5,390(ナディア フローレス エン エル コラソン)イヤーカフ¥1,980(ヘンカ/ロードス)いせ・れいら2004年1月19日生まれ、北海道出身。’18年加入。趣味は宝塚鑑賞。あざとキャラとしても注目を集めている。「人狼ゲームは一番弱いです。ルールが理解できなくて(笑)」オールインワン¥6,900(mite)イヤリング¥2,090(ゴールディ TEL:0120・390・705)はしさこ・りん2005年10月6日生まれ、愛知県出身。ハロプロ研修生を経て’19年にアンジュルムに加入。清潔感あふれるショートカット姿と技術力の高いダンスが魅力。愛称りんちゃん。シャツ¥2,990ショートパンツ¥2,990(共にベルシュカ/ベルシュカ カスタマーサービス)インナーはスタイリスト私物笠原桃奈、上國料萌衣、竹内朱莉笠原桃奈竹内朱莉最近痛感するのは、竹内さんは永遠の男子小学生だということ(笑)。一番うるさくて、にぎやかで、みんなが前日の仕事で疲れている時も、容赦なく“かまちょ”してくるんですよ。でもそのおかげでみんなの距離が縮まっているので、結局、アンジュルムにいい影響を与えてるんだと思います。どんな時も竹内さんがいると安心できるというところがあって、尊敬しますね。竹内朱莉上國料萌衣最近、雑誌やテレビにすごく出てるんですが、「アンジュのために頑張ります」って言ってくれている、たぶんメンバーいち「アンジュルム愛」が強い子。すべてに対してまっすぐで、曲がったところがどこもなく、歌もダンスも「そんなに!?」っていうくらい本番ギリギリまで研究して練習するんです。そうやって身につけたことを積極的に後輩に教えてくれる真面目な努力家です。上國料萌衣笠原桃奈私が説明するのが申し訳ないほど、奥深い人。桃奈にはいつも深い考えがあって、その最善の伝え方を常に考えてるんです。視野が広くて、ファンの方のことをすごく考えながらも、自分自身のことも大切にしていて、だからこそ悩みも多いと思います。余談なんですけど桃奈って、朝起きた時、唇がプクッとむくんでるんです。それを見ていつもかわいいなって思います(笑)。写真右から、かさはら・ももな2003年10月22日生まれ、神奈川県出身。特技はバレエで、その歴は9年。2021年いっぱいの活動でアンジュルムを卒業し、海外で歌とダンスを学ぶことを発表。キャミソール¥1,980(selectMOCA )イヤーカフ¥2,200(シースキー/ロードス)スカートはスタイリスト私物かみこくりょう・もえ1999年10月24日生まれ、熊本県出身。『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)でブレイク。『ヒルナンデス!』(日テレ系)の水曜シーズンレギュラーも務める。ショートパンツ¥3,990(ザラcontact.jp@zara.com)イヤリング¥2,090(ゴールディ)トップスはスタイリスト私物たけうち・あかり1997年11月23日生まれ、埼玉県出身。アンジュルム2代目リーダー。『60TRY部』(ラジオ日本)では火曜日レギュラーを務めている。特技は正師範の資格も持つ書道。パンツ¥5,500(selectMOCA)イヤリング¥2,090(ゴールディ)トップス、インナーはスタイリスト私物川名 凜、松本わかな、為永幸音川名 凜為永幸音最初は真面目でしっかりしてると思っていたんですが、最近は天然な一面が見えてきて、全部ひっくるめて、ピュアな人だということがわかりました。いつもスマホのデータ容量が足りなくて、写真を撮っても必ず、後になって「撮れてなかった!」って言うんです(笑)。あと、プライベートで写真を撮ると、いつもブログに絶対載せられないレベルの変顔をするんですよ。為永幸音松本わかな同期3人の中で最年少のわかなちゃんは、誰もが認めるしっかり者。赤ちゃんみたいにあどけないけど、実はかなり達観してる同期のお姉さんポジションです(笑)。周りをよく見ていて「朝ごはん食べてないの?」とか私たちのことを心配してくれたりします。舞台上では天性のアイドル。曲のニュアンスを掴んだダンスは存在感抜群。パフォーマンス面でも頼りにしてます!松本わかな川名 凜オーディションで初めて会った時はクールビューティで、ちょっと話し掛けにくい感じがあったんですけど、全然そんなことなくて。私が落ち込んでいると笑わせてくれますし、明るくて初対面の印象がガラッと変わりました。天然というか、ふわっとしたとこもあって、一緒にいて飽きません。まつ毛バサバサの、大きくてキラキラした目で見つめられるとキュンとしちゃう!写真右から、かわな・りん2003年12月6日生まれ、千葉県出身。2020年11月2日にアンジュルム加入。小中学校では吹奏楽部などでトロンボーン、バイオリンを担当。高校の部活はチアリーディング部。ブラウス(インナーセット)¥8,250(kaene/ロダン TEL:092・622・2552)ショートパンツ¥3,990(ザラ)イヤリング¥6,600(イロリエール/ロードス)まつもと・わかな2007年9月1日生まれ、神奈川県出身。’20年11月加入。澄んだ高音が魅力。中2とは思えないしっかり者。「7年間テニスを続けて、肉体面と負けん気が鍛えられました」ワンピース、インナーはスタイリスト私物ためなが・しおん2004年2月9日生まれ、長野県出身。力強いダンスと、柔らかな素顔がギャップ。中学校の放送部で培った澄んだ美声で、声のメディアや演技にも興味津々。愛称は為ちゃん。イヤーカフ¥12,000(メメル/ロードス)その他はスタイリスト私物アンジュルム2009年4月に前身の「スマイレージ」が結成。その後’14年にフランス語のange(天使)とlarme(涙)を組み合わせた「アンジュルム」に改名し、再スタートを切る。最新シングル『はっきりしようぜ/泳げないMermaid/愛されルート A or B?』が好評発売中。※『anan』2021年7月21日号より。写真・東 京祐スタイリスト・高垣鮎美(LOVABLE)ヘア&メイク・白水真佑子鈴木海希子kika取材、文・大澤千穂小泉咲子古屋美枝撮影協力・AWABEESTITLES(by anan編集部)
2021年07月19日金メダルを目指す18名が決まった。6月22日、『第32回オリンピック競技大会(2020/東京)』へ臨むU-24日本代表メンバーが発表となった。メンバー発表会見に登壇した日本サッカー協会・反町康治技術委員長とU-24日本代表・森保一監督は次のように抱負を語った。反町技術委員長「ここまで来るのに長い道のりがあった。ここまでこれたのも各クラブの協力があったからこそ、感謝を申し上げたい。選ばれたメンバーが歴史を作り上げる。みなさんには応援してほしい」森保監督「この『東京五輪』を目指して延べ90人が最大限努力してくれた。関わってくれた選手たちに、『五輪』を目指してくれた多くの選手に感謝したい。できるならばすべての選手を参加させたいが、18名と限られたメンバーでチームを編成しないといけない。メンバー選考は非常に難しい作業だった。我々は金メダルを目指している。金メダルを獲得するために現時点のベストのメンバーを選ばせてもらった。選手にはこれまで戦ってきた仲間の思いを胸に刻んで戦ってほしいし、日本のために全力を出し切ってほしい。残された時間、最善を尽くしたい。『五輪』では結果をもって応援してくれたサポーターに喜んでもらいたい。我々の戦いで励ましのエールになるメッセージを届けたい」U-24日本代表のメンバーは以下の通り。【GK】1大迫敬介(広島)、12谷晃生(湘南)【DF】5吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、2酒井宏樹(浦和)、4板倉滉(フローニンゲン/オランダ)、3中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、13旗手怜央(川崎F)、14冨安健洋(ボローニャ/イタリア)、15橋岡大樹(シントトロイデン/ベルギー)【MF】6遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)、16相馬勇紀(名古屋)、8三好康児(アントワープ/ベルギー)、11三笘薫(川崎F)、10堂安律(PSV/オランダ)、17田中碧(川崎F)、7久保建英(レアル・マドリード/スペイン)【FW】9前田大然(横浜FM)、18上田綺世(鹿島)※バックアップメンバーはGK・22鈴木彩艶(浦和)、DF・20町田浩樹(鹿島)、21瀬古歩(C大阪)、FW・19林大地(鳥栖)。選手の選考基準を問われると、森保監督はこう答えた。「まず個で局面を打開できる、守れる。個の強さを持った上でチームのために走れる、仲間のために戦える選手を選んだ。『東京五輪』では酷暑の中で過密日程なため、複数のポジションをできる選手を選んだ」指揮官は吉田、酒井、遠藤のオーバーエイジ(OA)の頼もしさをこのように語った。「OAがディフェスラインや中盤に入ってくれることによってゲームがより安定して戦えることになったのは映像でも確認できたし、想像していたことがスムーズにピッチ上で表現できていた。でもまだまだ『東京五輪』で結果を出すためにはお互いの良さを100%発揮できるよう準備していかないといけない」三笘、旗手、相馬の『ACL』組の合流時期と海外組の練習状況を質問されると、森保監督はこのように返答した。「『ACL』は集中開催で戦うことになるので、疲労度の高い戦いになる。何が起こるかわからないので選手たちの状況は確認し、合流後どの程度疲労があるかは読めないが、しっかりリカバーしてもらって『東京五輪』に向けて戦力になってもらえればと思っている。海外組はフィジカルコーチにコンタクトを取ってもらい、個々で自主トレーニングをしてもらっている状況。また招集した際、いい形でつないでいきたい」三笘に期待することを質問されると、森保監督はこう語った。「三笘は個で局面を突破できるスペシャルなものを持っている。個で局面を突破してもらい、攻守で貢献してもらい、勝利を届けてほしい」改めて指揮官は『東京五輪』での金メダル獲得を誓った。「残された期間、最善の準備をして、選手には持っているものを出し尽くしてもらい、目標である金メダルを取りたい」また、指揮官はメンバーから漏れた選手たちへのメッセージも忘れなかった。「『東京五輪』は人生をかけられる大きな大会だが、ここがゴールではない。今回選ばれなかった選手にはこれからも成長していってほしい」サポーターへのメッセージを求められると、このようにコメントした。「日本代表、サッカーの応援をしていただき、ありがたく思っている。感謝しても感謝し切れないほど応援してもらい感謝申し上げたい。『東京五輪』でも一戦一戦勝利をサポーター、国民に届け、金メダルを獲得しともに喜べるようにしたい」森保一監督(C)JFA『東京五輪』メンバー発表後に川崎Fが『ACL』決戦の舞台・ウズベキスタンから取材対応を行った。三笘、旗手は以下のように意気込みを語った。三笘「すごく身が引き締まる思い、昔からの夢だったのでうれしく思う。選ばれなかった選手の分までがんばらないといけないし、メダル獲得に貢献できるようがんばりたい。(対戦相手のイメージは)南アフリカは身体能力が高いイメージがある。フランス、メキシコは強豪で本当に隙を与えてくれないが、今の日本は能力高い選手が揃い、後ろも安定しているので、そういう試合ができれば。(『ACL』後に『東京五輪』があることについて)今は『ACL』にしっかり合わせていくことが大事、『五輪』と『ACL』、チームは違うし、緊張感も違うが、しっかりアジャストしていきたい。本大会ではどれだけボールを持てるかわからないが、スペースのない中ドリブルはひとつの武器になる。そこではがせばチャンスになるし、そこで取られればピンチになる。そういう勝負を左右する意識を持ってプレーしていきたい。こういう大舞台で結果を残せるか残せないか、今後を左右する。そういう緊張感の中でも結果にこだわってプレーしたい」旗手「これまでフロンターレがやってきたことが評価されてうれしく思う。やる以上は優勝を目指してがんばりたい。すごくうれしい思い半分、優勝を目指してやらないといけないという高ぶりの両面ある。サイドバック(SB)をやっていなかったら今回メンバーに選ばれていなかっただろうし、SBでやったとことで自信になった。前のポジションを戻っても生かさせた部分もあるので、(鬼木達)監督に感謝している。まず試合に出たいので、どこのポジションでも試合に出たい。すべての試合が楽しみ。前でも後でもゴールへ向かうプレーを出していきたい。SBに出た時は失点しない。サッカーの醍醐味であるゴールを奪う、失点をしないということをやっていきたい。僕自身人生を変えるきっかけになる大会になると思うので、出るだけではなく、活躍したい」6月12日・ジャマイカ戦後に久保はOA3人ついて「大会の構造的に3人までOAが入れるという理由を考えた時にやっぱり経験だと思うし、OA3人が入ることで試合も面白くなるし、大人のサッカーにもなるし、余裕が生まれる。今回の3人のようにすごくレベルの高い3人が入ったことで自分たちの底上げにもなる。融合と言うより助っ人外国人みたいな感覚」と言及した。OAの3人も6月の代表活動期間に『五輪』への思いを口にした。吉田「(『ロンドン五輪』3位決定戦・韓国戦は)自分のキャリアで悔しい試合は何試合もあるが、その中でも悔しさが残る試合であるのは間違いない。あと一歩でメダルを逃したのが今回のチャレンジにつながったし、『五輪』はメダル取ってなんぼ。オリンピアとメダリストの差はある。3回出てメダルを取れないのは情けない。18名しかいないので、ローテーションも鍵になる。日本の暑さ、連戦、ホスト国かなと思うほどの相手、まずは予選(グループリーグ)を突破することを一番考えないといけない」酒井「想像してなかったが、選んでもらって光栄に思う。期待に応えられるよう覚悟を決めて臨んでいきたい。すべて、ピッチ上もそうだし、ピッチ外もそう。そこまでコミュニケーションを取って引っ張っていくタイプではないが、若い選手の得になるようにしていきたい。(『ロンドン五輪』では)僕は初戦のスペイン戦でケガをして動けなかったので、チームに迷惑をかけた印象しか残っていない。4位という結果だが、悔しさしか残っていない」遠藤「自国開催ででき、すごく光栄なこと。選んでもらったチームに応えたいし、快く送り出してくれたクラブにも感謝。選ばれた想いと責任を持ってプレーしたい。リオの時に悔しい思いをしているので、この5年で自分がどれだけ成長したかを見せなければいけないし、若い選手たちにはピッチ内外でこういうプレーをするんだというものを見せられればと思う」U-24日本代表は7月5日(月)から合宿へ入り、7月12日(月)・ヨドコウ桜スタジアムでの『キリンチャレンジカップ2021』U-24ホンジュラス戦、17日(土)・ノエビアスタジアム神戸での『キリンチャレンジ杯』U-24スペイン戦を経て、『東京五輪』を迎える。『東京五輪』では7月22日(木)・東京スタジアムでのU-24南アフリカ、25日(日)・埼玉スタジアム2002でU-24メキシコ、28日(水)・横浜国際総合競技場でU-24フランスと対戦する。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年06月23日日本代表×ライオンズ。ラグビーファンにとって、まさに夢のカードだ。ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとは4年に一度、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドを代表する選手で編成される英国オールスターチームのこと。100年以上の歴史を誇るこのドリームチームは基本的に北半球では試合を行わず、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカを4年ごとに順次遠征している。日本ラグビーにとって今回初めてのドリームマッチが実現するのだ。日本代表×サンウルブズもある意味ドリームカードである。サンウルブズとは2016年から5年間『スーパーラグビー(SR)』に参戦した日本のチームのこと。『ラグビーW杯(RWC)2019』へ向けて日本代表の強化の目玉として編成されたチームである。NZ、豪州、南アの強豪クラブとアルゼンチンのジャガーズに揉まれた日本代表選手たちはインターナショナルレベルのラグビーとタフな移動を連戦で感じ、逞しく成長していったのだ。日本代表の強化に多大な貢献をしたサンウルブズだが、ラストの2020シーズンは新型コロナウイルスの影響で途中で打ち切りとなり、消化不良のまま2020年8月8日・秩父宮ラグビー場での『ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズメモリアルセレモニー』で歴史に幕を閉じたのだった。そのサンウルブズが再び日本代表のために立ち上がる。対戦相手の来日が困難なコロナ禍において、サンウルブズが一日限りの復活を果たし、日本代表に腕試しの場を提供するのだ。5月30日のメンバー発表メディアブリーフィングにて、藤井雄一郎ディレクターが今回の経緯を説明した。「国内で試合をするのがなかなか難しい状況だが、何とかライオンズ戦の前に試合をしたいということで、国内の最強チームのサンウルブズを再結成してもらった。一番のセレクションポリシーは最も強いチームで挑むということ。強い相手となると候補はトップリーグ選抜かサンウルブズしかいない」藤井ディレクターは日本代表からサンウルブズへ回るメンバーもいると語る。「代表全員を試合をした上で遠征へ連れていきたいということと、もっとも強度の高いチームとやりたいということ。代表が強度の高い練習をしているので、代表からサンウルブズへメンバーを回した方が強度の高い試合になるだろうと。大久保(直弥)コーチ、沢木(敬介)コーチに指揮してもらって、6月8日(火)から完全にふたつに分かれて準備を行う。日本代表の試合メンバー23名以外からサンウルブズへ回すのではなく、通常のサブをサンウルブズへ回す考え。リザーブだとどうしても出場が短くなるので、基本的にゲーム時間を多く作りたいという考え」日本代表メンバーは以下の通り。【PR】稲垣啓太(パナソニック)/ヴァル アサエリ愛(パナソニック)/垣永真之介(サントリー)/具智元(Honda)/クレイグ・ミラー(パナソニック)/森川由起乙(サントリー)【HO】坂手淳史(パナソニック)/堀越康介(サントリー)/彦坂圭克(トヨタ自動車)/ 庭井祐輔(キヤノン)【LO】マーク・アボット(宗像サニックス)/ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ)/ヘル ウヴェ(ヤマハ発動機)/ジェームス・ムーア(宗像サニックス)【FL】小澤直輝(サントリー)/ベン・ガンター(パナソニック)/ジャック・コーネルセン(パナソニック)/ピーター・“ラピース”・ラブスカフニ(クボタ)/リーチ マイケル(東芝)/長谷川崚太(パナソニック)【NO8】テビタ・タタフ(サントリー)/アマナキ・レレイ・マフィ(キヤノン)/姫野和樹(ハイランダーズ/トヨタ自動車)【SH】荒井康植(キヤノン)/齋藤直人(サントリー)/茂野海人(トヨタ自動車)【SO】田村優(キヤノン)/松田力也(パナソニック)【WTB】シオサイア・フィフィタ(近鉄)/レメキ ロマノ ラヴァ(宗像サニックス)/セミシ・マシレワ(近鉄)/高橋汰地(トヨタ自動車)【WTB/FB】ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタ)/松島幸太朗(クレルモン)【CTB】シェーン・ゲイツ(NTTコム)/中村亮土(サントリー)/ラファエレ ティモシー(神戸製鋼)【FB】山中亮平(神戸製鋼)※姫野、松島は欧州遠征から参加。サンウルブズのメンバーは次の通り。【PR】北川賢吾(クボタ)/三浦昌悟(トヨタ自動車)【LO】秋山大地(トヨタ自動車)【FL】エドワーク・カーク(キヤノン)/布巻峻介(パナソニック)【SH】中嶋大希(NEC)【SO】前田土芽(NTTコム)/山沢拓也(パナソニック)【WTB】ホセア・サウマキ(キヤノン)【CTB】梶村祐介(サントリー)/ディラン・ライリー(パナソニック)【FB】尾﨑晟也(サントリー)/野口竜司(パナソニック)(写真左より)沢木敬介コーチングコーディネーター、大久保直弥ヘッドコーチ(C)JSRA photo by H.Nagaokaサンウルブズのラストシーズンを率いた大久保HCはこのように意気込みを語った。「私も沢木も再びサンウルブズで仕事できることを光栄に思う。もともと地球3周半するようなチーム、準備期間が短く、タフな環境でやっているのがサンウルブズ。初めてやる選手もいるが、そういうアイデンティティを持って試合に臨みたい」キャプテンにはカークを指名した。「カークをキャプテンにしたのは彼がミスターサンウルブズなので。若手たちに戦う姿勢などを引き出してくれるのを期待している」対日本代表に秘策があるか問われると、こう返答した。「相当練習しているようなので、ライオンズが牙を剥く前に我々に狼らしい牙の剥き方ある。意表を突くではないが、いくつか策を考えている。ジェイミー(・ジョセフHC)とブラウニー(トニー・ブラウンAC)が指揮する日本代表になかなか勝てる秘策はないが、1週間覚悟を積み上げていけばいい試合ができるのでは」指揮官はファンに熱戦を約束した。「最後のシーズンがああいう形で終わったので、静岡でサンウルブズのジャージを着てサンウルブズとして戦えるのはうれしく思う。亮土、姫野、坂手もサンウルブズでインターナショナルの強度で戦える自信を得て代表へ定着していった。サンウルブズの選手にはインターナショナルレベルでやれる自信を得てもらいたい。ファンに楽しんでもらえるゲームをしなければならない」また大久保HCはメンバーのモチベーションも心配してはいなかった。「僕らがモチベートしなくても、選手たちにはこの試合で活躍すればインターナショナルの扉が開く。キープハンティング80というスローガンのもとチャレンジし続ける、トライを狙い続ける、ボールを奪い続けることを80分間追い続けるよう選手に求めたい」一方、日本代表選手たちのモチベーションは言うまでもない。選手たちは『RWC2019』後初めての合宿へ集合。選手たちは5月24日から順次オンライン取材機会に出席し、コメントを発した。「『RWC2019』が終わってブランクが空いてここからのスタート、言い訳せずにやっていくことが大事。僕らはティアⅠのチームとして行動していくが大事。若い選手が入って来て、スタンダードをがっかりさせない、見本になるように意識している。一番フォーカスしないといけないのがトランジション、攻守の切り替えで世界一を目指さないといけない。立ち上がるスピードも世界一を目指さないといけない。タイトな試合の勝ち方、どうやって勝つかをチームに落とし込むことが大事。まずはそこをフォーカスしたい。『トップリーグ』のスタンダード、ティアⅡのスタンダード、ティアⅠのスタンダードは明らかに違う。リーダー陣がひとつのことにフォーカスすることが大事」(リーチ)「(『RWC2019』での代表引退を口にしていたが)コロナでいろんな人が大変な思いをしている人が多かったが、僕にとってはラグビーから離れる時間も多く、それでまたそういう思いが湧いてきた。その中でジェイミーからチャンスをもらえて、自分の気持ちが整理できた。心が充実した状態で『トップリーグ』に臨めたのが大きい。そんなに先のことは見られないので、このツアー、この合宿をがんばる。日本代表でコミットして持っているものを100%チームに還元したい」(田村)「ティアⅠの高いスタンダードを持とう、もっと成長しないといけない、常に成長にしないと後退していく。小さいことをしっかりすることによって前へ進んでいくと自分は考えている」(ラブスカフニ)「ジェイミーとはコミュケーションを取った。内容は言えない。このきつい合宿をがんばりたい。監督が僕のことを信じてくれてありがたい。このチャンスをしっかりつかみたい。モチベーションはたくさんある。第一は家族、第二は日本のファン。どんなきつい練習であってもそう思って臨む。ステップバイステップでこの合宿だけにフォーカスしたい」(マフィ)「世界一のスクラム目指す。前回、世界一のスクラムの南アフリカにコントロールされて負けたので、そこを超えないといけない。目的はプレッシャーをかけること。マイボールでも相手ボールでも、ライオンズ、アイルランド、イングランドはセットピースでペナルティを狙って来る。そういう中こっちでプレッシャーをかけてコントロールしなければならない」(稲垣)「次の2023年へ向けてもっともっと成長しないといけない。追う立場、追われる立場は関係なく、10番として試合に出るため一日一日過ごしていくことが大事。優さんの経験値や落ち着きは自分も高めていかないといけない。『トップリーグ』で10番でたくさん出られたのはブラス、優さんとコミュニケーションを取って高めていきたい」(松田)「2019年にかけた思いが強かったが、現役を続ける以上高いレベルでラグビーしたいと思っていた。日本代表のみんな、ジェイミー、ブラウニーと一緒にラグビーするのは楽しい。リーチも優も同期が多いので最年長という感じはない。そこは意識せずにがんばっていきたい。同期が多いので引っ張っていきたい」(山中)5月29日にはジョセフHCがメディアブリーフィングで意気込みを口にした。「(1年半ぶりに選手と対面し)すごくワクワクしている。その反面ナーバスな気持ち。マイナスなことではなく、大きな試合が2試合ある。不安もあるが、明日7時に練習を始めれば、不安は消えるだろう。一番キーになるのは選手が主体性を持って主体的に動くこと。コーチが言ってやるのではない。ただコーチは選手と同じ絵を見ないといけない。このチームは彼らのチームなんだ、自分たちのチームなんだという気持ちを持つことが大事。我々はなぜ『RWC2019』で成功したのかを考えないといけない。我々コーチがコーチとして仕事がないくらい選手が主体性を持っていくことが理想」『リポビタンDチャレンジカップ2021』日本代表×サンウルブズは6月12日(土)・エコパスタジアムにてキックオフ。チケットは本日6月2日午後6時より一般発売。日本代表はサンウルブズ戦後に英国遠征『ラグビー日本代表リポビタンDツアー2021』を実施。6月26日(土)・エディンバラ(スコットランド)にてブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦、7月3日(土)・ダブリン(アイルランド)にてアイルランド代表戦と対戦する。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)チケット情報
2021年06月02日野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督が1日、都内で記者会見を開き、10月31日と11月1日に沖縄セルラースタジアム那覇で開かれる「ENEOS侍ジャパンシリーズ2019 日本VSカナダ」に出場する28人の選手を発表した。世界ランキング上位12カ国が世界の頂点を争う「第2回WSBCプレミア12」(11月3日開幕)も同じメンバーで臨む。28人の内訳は、投手13人、捕手3人、内野手7人、外野手5人。稲葉監督は、「国際大会に勝つためには、スピードとパワーが必要だと痛感した」と海外視察を振り返り、「さらにスペシャリストとベテランを加え、最高のメンバーが選べたと思っている。今大会はもちろんのこと、東京五輪で金メダルを取りたいと気持ちを新たにした」と意気込みを語った。また、投手陣の柱として千賀滉大(福岡ソフトバンク)を挙げ、主将を指名しない考えを示し、「ここぞというときに頼りになるのがベテラン。松田(宣浩)はムードメーカーでもある。プレー以外の部分でも期待したい」と選出理由を明かしていた。■侍ジャパンメンバーのコメント【投手】(氏名の前の数字は背番号)11 岸孝之(東北楽天)今年の成績で選んでいただき、正直、驚いています。選んでいただいたからには、自分の役割を果たしたいと思います。チームの勝利に貢献できるよう、ベストを尽くしたいと思います。13 山岡泰輔(オリックス)代表に選んでいただき、光栄です。チームを勝利に導くピッチングができるように、日本の代表という自覚と責任を持って頑張ります。16 松井裕樹(東北楽天)再び日の丸を背負ってプレーできることを嬉しく思います。世界での自分のレベルを知り、レベルアップすることができる良い機会だと思っています。そのなかで日本の勝利に貢献できるよう、精一杯頑張ります。18 山口俊(読売)はじめての国際大会ですし、選ばれたことに大変光栄に思います。日本の代表、チームの代表として精一杯頑張ります。19 山崎康晃(横浜DeNA)横浜DeNAベイスターズの代表として、また日本代表としての誇りを持って、日本の強さを示したいと思います。2020年東京オリンピックに向けて、チームの結束力と団結力を高めたいと思います。21 今永昇太(横浜DeNA)選出していただき非常に光栄です。代表として日の丸を背負う責任を感じ、一戦必勝を目指してチームのピースになれるよう頑張りたいと思います。22 大野雄大(中日)目標としていた日本代表に選出していただき、大変光栄に思うとともに、日の丸を背負うという責任も感じております。選ばれたことがゴールではなく、プレミア12でしっかりと自分の投球をし、結果を残すことが恩返しだと思います。チームの勝利に貢献できるように全力を尽くします。28 高橋礼(福岡ソフトバンク)選んで頂き、本当に嬉しく思っています。ホークスの看板と日の丸を背負っていると意識して、どこで投げることになっても力を尽くして相手をしっかりおさえたいです。過去の国際大会同様、今回もこれからの野球人生に活かせるようないい経験を積みたいと思います。41 千賀滉大(福岡ソフトバンク)日本代表に必要と思って頂いたのだとすれば、本当に光栄ですし嬉しいです。選んでもらったからには、評価してもらった部分をしっかり出して、精一杯頑張りたいと思います。43 山本由伸(オリックス)国際大会は初めてですし、楽しみです。日本のトップチームとして選んで頂いたので、しっかりと自分らしいピッチングでチームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。44 森原康平(東北楽天)今年の春に続き、日本代表に選んでいただき大変ありがたく思います。今の自分の持っている最高のパフォーマンスを出しきり、チームの勝利に貢献したいと思います。47 中川皓太(読売)※初選出初めての選出となりドキドキしていますし、とても光栄です。トップチームですし、緊張はしますが自分の持ち味を発揮して日本の勝利に少しでも貢献できるように頑張ります。90 田口麗斗(読売)選ばれると思っていなかったので驚いていますが、選出していただき光栄です。自分ができること、自分の役割を全うしてチームの勝利に貢献したいです。【捕手】10 小林誠司(読売)選んでいただいて光栄です。少しでもチームの力になれるように精一杯、頑張ります!27 會澤翼(広島東洋)選んで頂き大変光栄に思います。日本代表の一員として、優勝目指してチームにしっかり貢献できるように頑張ります。ファンの皆様、応援宜しくお願いします。62 甲斐拓也(福岡ソフトバンク)選出して頂いて、野球選手として本当に光栄な思いです。同時に、強いチーム・良い選手を相手に勝ち続ける責任もありますし、身が引き締まる思いです。自分が何をすべきかを考えながら持っている力をしっかり出し、勝ちに繋がるプレーをしていきたいです。【内野手】1 山田哲人(東京ヤクルト)選出していだき、大変光栄に思います。ありがとうございます。日本代表として恥じないプレーで全力を尽くしたいと思いますので応援宜しくお願いします。2 源田壮亮(埼玉西武)プレミア12のメンバーに選出いただき、本当に光栄に思います。とても身が締まる想いです。1球1球、緊張感のある国際大会の中で、日本の勝利に貢献することができるプレーをできるように一生懸命頑張ります。3 浅村栄斗(東北楽天)侍ジャパンに選んでいただき光栄です。日本を代表する選手が集まる中でプレーできることは素直に嬉しいです。しっかり準備をし、いつも通りのプレーをすることでチームに貢献したいと思います。4 菊池涼介(広島東洋)選んで頂きありがとうございます。チームの勝利に貢献できるように、全力プレーで最善を尽くします。5 外崎修汰(埼玉西武)初めてプレミア12の舞台でプレーさせていただけること、とても光栄に思います。国際大会ではより色々な役割を求められると思いますので、しっかりそれにこたえることができるように頑張ります。そして、走攻守で日本の勝利に貢献することができるよう、しっかり準備をして挑みます。6 坂本勇人(読売)大変光栄です。選んで頂いたからには、最高のプレーができるように万全準備をして、試合に挑みたいと思います。7 松田宣浩(福岡ソフトバンク)選んで頂き正直驚きましたが、また侍になれて嬉しいです。若い選手に国際大会の経験を伝えたり、みんなが力を発揮できる雰囲気を作ったりすることも期待されていると思っています。僕はまだ世界一を経験したことがないので、熱男・松田宣浩、世界で羽ばたきたいと思います。【外野手】8 近藤健介(北海道日本ハム)侍ジャパンに選んでいただいて大変光栄ですし、非常に身が引き締まる思いです。今の自分の力を最大限に発揮し、バッティングで持ち味を出せるように頑張りたいです。チームの勝利に貢献できるプレーができるよう全力を尽くしたいと思います。23 周東佑京(福岡ソフトバンク)※トップチームには初選出本当に信じられない気持ちです。チームメイトはすごい選手ばかりなので、人見知りする僕としては今から緊張しています。しっかり先輩たちについていきます。出場する機会があれば自分の持ち味を出して、グラウンドを誰よりも速く駆けたいと思います。34 吉田正尚(オリックス)日本の代表として選んで頂いたので、最高のパフォーマンスを見せられるように、しっかり準備したいと思います。チームの勝利に貢献できるようなプレーを見せられるように頑張ります。51 鈴木誠也(広島東洋)選んで頂いて光栄です。稲葉監督の力になれるよう全力で頑張ります。55 秋山翔吾(埼玉西武)4年前にできなかった優勝を目指してやっていきたいです。稲葉監督の期待に応えられるように、そしてチームの勝利のために色んな役割を果たしていきたいです。【コーチ】88 金子 誠 ヘッドコーチ兼打撃コーチ81 建山義紀 投手コーチ84 村田善則 バッテリーコーチ82 井端弘和 内野守備・走塁コーチ87 清水雅治 外野守備・走塁コーチ
2019年10月03日お笑い芸人のエハラマサヒロ(36)が3月6日、自身のブログを更新。湘南乃風のメンバー・HAN-KUN(40)になりきり、読者から「本人かと思った」とコメントが寄せられている。エハラは『似てる人』というタイトルでエントリー。「僕、日本中の色んな人に似てるみたいで、色んな人に“私の友達がエハラさんにソックリなんですよー”的な声をかけて頂きます」と書き出した。芸能界では以前から俳優の遠藤要(35)と顔がそっくりで知られており、遠藤が’17年に違法賭博疑惑を報じられた際には、エハラのSNSに2人を勘違いコメントが殺到したこともあった。ほかにも俳優の石井智也(34)とも似ているとされ、ネットでは顔を見分ける検証記事が多く作成されている。この日のブログでも「俳優の遠藤要には未だに間違えられるし……どこかのサイトで詳しく解析されてたし(笑)」とネットの画像を引用し、エハラ自身もそっくりであることを認めた。また、男性レゲエグループ・湘南乃風のHAN-KUNにも似ているといい、「真剣にやってみました」と黒のターバンに黒のジャケットを着ているHAN-KUNの画像と、マフラーでターバンを再現した自撮りを公開。最後に「似てます?(笑)」と読者に投げかけた。読者からは「似てまーす!」「本人かと思いましたwww」「ホンマやぁ~!」「爆笑しました。似てます(笑)」といった反応があがっている。
2019年03月06日元SMAPの中居正広が、6月30日に放送されたラジオ番組『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送/毎週土曜23:00~23:30)で、サッカー日本代表のメンバーを空で言えるほどに知り、また、自分が思うスタメンを毎試合考えるほど「サムライブルー愛」が強いことを明かした。長谷部誠読売ジャイアンツの熱烈なファンで、ワールド・ベースボール・クラシックの際は公認サポーターを務めるなど、大の野球好きとして知られる中居。しかし、Jリーグなどを見ないため「ニワカといえば、ニワカかも知れないよね」と謙遜しつつも、サッカー日本代表の試合はよく見ているという。続けて中居は「じゃあ、どんくらい好きかって言うとそうだね…」と前置きした上で、「一応、試合を見ながら自分が監督だったらどうするかのスタメンを紙に書くくらいはやる!」と、非常に真剣な態度でサムライブルーの戦いを追いかけていることを告白した。また、スタメン選定の際、中居はかなり頭を悩ませるらしい。「昌子、植田、長谷部と、酒井も2人入れちゃうだろ?」と考え、さらに「大島入れて、原口入れて、あ、武藤も入れなきゃいけないべ? で、本田も入れて…」と言う具合に、どんどん選手を増やしていくと明かす。「そうやってやってると、中居ジャパンね、ピッチの中に14人になっちゃうのよ」と語り、スタッフに「無理かな? 無理? じゃあ俺、監督になれないわ(笑)」と言って、笑いを誘っていた。
2018年07月02日auのCM“三太郎”シリーズのメンバーが総出演する「au BLUE CHALLENGE」の新CM「全力アイーダ」編が12日より全国で放映される。新CMは、三太郎シリーズのメンバーが本人役でサッカー応援歌「アイーダ」を歌いつなげていくストーリー。屋上で一人、「オーオー・・・」と街に向かって歌い始める松田翔太に続き、桐谷健太は路地で、濱田岳は歩道橋の上で、有村架純はタクシーの中で空を見上げながら歌う。その歌声が街へ広がり、街全体が盛り上がりを見せる中、ガードレールに座り楽しそうに歌う菜々緒や、街の歩道で指揮をするかのように歌う川栄李奈、そして線路脇のガード下を走りぬけながら歌う菅田将暉が続き、さらなる盛り上がりを見せるサポーターたちの声援が、サッカー日本代表の全力を全力で後押しする。同CMは、サッカーを応援するサポーターに視点を置き、「全力を全力で応援する。」と選手を鼓舞するメッセージを三太郎メンバーから発信する作品。三太郎CMシリーズの役柄ではなく本人として出演する初めての作品で、撮影は日中に限らず、早朝や深夜、都内にて様々なシチュエーションで行われた。それぞれが別の場所での撮影となったが、メンバー全員が全力の「アイーダ」を披露し、気持ちのこもった応援歌に。そして、三太郎メンバーによって歌いつながれた「アイーダ」を約100人のサポーターが歌うと、より一体感のある撮影現場となった。
2018年06月12日「やさしいママのひみつ」特別編は、グラフィックデザイナーで、ウーマンエキサイトのママ読者モデル「ママリーダーズ」のメンバーでもある、望月麻子さん。5歳と2歳、二人の女の子のママです。望月麻子さん娘さん:ふうかちゃん(5歳)、ゆいりちゃん(2歳)グラフィックデザイナーとして会社に勤務する傍ら、ママのコミュニティサイト「foundMUM」を運営。親子で楽しめるイベントやワークショップなどを開催している。HP: 仕事柄、ものづくりが得意な望月さん。笑顔のママでいるための方法は? そのヒミツに迫ります。■親子のコミュニケーションに欠かせない、手づくりの時間ご主人共々、グラフィックデザイナーである望月さん。家の中には、仕事やプライベートで作った作品がいっぱい。「仕事では、プロダクトも紙もウェブのデザインや、イラストを描くこともあります。夫婦2人どちらかが、週に1回は子どもと一緒に描いたり作ったりしますね。子どもたちは特に粘土が大好き。つい熱中してしまうから、土日の時間があるときにじっくり遊ぶようにしています」樹脂粘土を使った作品は、きちんと固まり、飾っておけるのが魅力だそう。また、捨てられずに溜まってしまう子どもたちの絵は、コラージュしてファイリングするのが、夫婦の楽しみな時間だといいます。「子どもたちとの遊びのアイデアは、基本的に私がやりたいことです(笑)。小さいときに、父と一緒に新聞紙を粘土代わりにして花瓶を作ったり、絵を描きに行ったりした、楽しい記憶があって、子どもと一緒にやりたいなとずっと思い描いていました。そういうことが今の仕事にもつながっているのかもしれませんね」今や自分のお子さんだけにとどまらず、親子イベントの企画やワークショップを開催するほど、活動的な望月さん。子どもたちはもちろん、自分自身も楽しめるものづくりは、望月さんにとって、子どもたちとコミュニケーションをとる上でも欠かせないこと。それが笑顔でいる秘訣だと言います。「普段は18時頃まで保育園なので、できる限り一緒の時間を作りたいなと思っています。仕事で作っているものが完成すると、子どもたちが「こんなのできたんだ!」と喜んでくれるので、私もうれしい。そういった、ものが形になる楽しさを伝えていきたいですね」画材がたくさんある望月家。絵の具をたっぷり使って、粘土を色付けして、手が汚れてしまった後は、きちんと手洗いするのもいつもの光景です。 ■みんなの健康が、笑顔の秘訣! 家庭内感染をしっかり防止そんな望月さんは、「できる限り、食事は大人数でにぎやかに」という思いから、実両親と二世帯で一緒に暮らしています。だからこそ、手洗いは徹底したいのだとか。「一度、上の子が流行性ウイルスにかかったとき、おじいちゃん以外全員が感染してしまったんです。子どものウイルスは大人がかかると体力的にきついし、私も仕事が休めないので、それ以来、徹底的に手洗いをするようにしています。身近だから、一人一人が身体に気をつけないといけないですね」そんな望月さんが愛用しているのが、「サラヤ」のハンドラボシリーズ。まずは、帰宅後すぐ、家の中にバイ菌やウイルスを持ち込まないため、玄関で「手指消毒スプレーVH」をシュッ。そのあと、「ハンドラボ 薬用泡ハンドソープ」で隅々まで洗い、再度「手指消毒スプレーVH」または「手指消毒ハンドジェルVS」を使って、ダブル除菌を心がけています。最後に、タオルは家族一人一人専用のものを使って家庭内の感染もしっかり防止しているのだそう。 ■家族総倒れを防ぐため、子どもたちも気軽に予防「これからの季節は特に、さまざまなウイルスが心配。保育園で流行って、娘のどちらかがかかると、必ずもう一人に移ってしまいます。きちんと効果があり、信頼できるものを使いたいので、幅広いウイルスや細菌を除去できる、プロ仕様の、サラヤのハンドラボシリーズを選びました。ほかのハンドソープに比べて、泡がきめ細やかで、さっと洗い流せるから、洗い残しがないところもいいなと思います。さらにスプレーやジェルを使えば、子どもたちも気軽に手指の洗浄、消毒ができるので、安心感があります。消毒・除菌スプレーやジェルはピリピリとした刺激を感じるものもありますが、保湿成分が配合されているので小さな子どもの手肌にもやさしいです。家族全員で安心して使えるのがうれしいですね」いつも笑顔のママでいるためには、家族もママ自身も元気でいることが必要。しっかり感染対策ができる「サラヤ」のハンドラボシリーズなら、この冬、忙しく働くママの心強い味方になってくれるはずです。取材/文:赤木真弓 撮影:タドコロミズホ[PR]サラヤ株式会社 【やさしいママのひみつ 一覧】
2016年11月24日anan読者が選ぶ、今年の顔である“大人の男”。今年も大アンケートを実施した結果、日本を代表する、カッコよく、そして色っぽい俳優40名が選ばれました。今回はそのなかから、絶対的に格好よくて、でもどこかチャーミングな俳優・遠藤憲一さんにお話をうかがいました。***優しい顔立ちと言えばうそになるし、悪役も多めではあるのは事実。けれど、組長を演じていたと思ったら裸踊りをしたり、医者や総理大臣になったり、給食を作ったりもする。クセが強いのに芝居の振り幅は無限大、そんな俳優・遠藤憲一さんは、とても魅力的な大人だ。話していると、その内側にあるまじめな性格が伝わってくるし、役に対する想いは人一倍熱い。そして照れ笑いの顔は“人十倍”キュートなのである。撮影中はカメラマンのどんな要求にもすぐに応じ、それを楽しむようにカメラの前に立つ。何度もジャンプをし、最後はこの最高の笑顔で締めくくったのだ。「俺が大人になったとすれば、最近の話かな。前みたいにむやみに遊びほうけなくなったしね」と笑う遠藤さん。そうそう、強面でありながら時折見せる笑顔、そのギャップがたまらないのだ!「40代で一人飲みを覚えちゃったのね。バーとか鮨屋とかにふらっと入っては、赤の他人にバンバン話しかけて。その瞬間は俺だって気づかれても、そのうち相手も俺も話に夢中になっちゃってさ、そうやって喋ることでお互いに何かが発散されていたんだろうね。あ、一人飲みが大人だってわけじゃなくて、大人って何かって聞かれてもよくわからないんだけど…。主婦でもサラリーマンでも役者でも、自分が今やっていることに責任を持つことなのかな」遠藤さんが「なりゆきで」劇団に入ったのは、10代の頃。「怖い先生がいて、当時持っていた大人のイメージといえばその人のこと。声を張りあげて怒ったりするというより、もっと本を読め、勉強しろって弱点をどんどん指摘してくるし、心の内までじーっと見透かされているようで。劇団には偶然入ったんだけど、“人物を作ること”を面白いって思い始めてから、役者が好きになったの。手先は器用じゃないけど、何かを作るのが好きだったから。それからは、必死で本を読んで勉強を始めたんだよね」12月に公開を控えている映画『うさぎ追いし-山極勝三郎物語-』では、人工的な癌の発生実験に成功した病理学者・山極勝三郎の生涯を演じている。「勝三郎が家族や自分を犠牲にしながらも研究に没頭する様子を、医学に興味のない人でも楽しめるようにしたかった。だから監督たちと何度も話して、ギリギリまで脚本を練り直してもらいました」勝三郎も遠藤さんも、目の前のことに責任を持とうと必死で生きる大人なのだろう。実際の勝三郎の写真を見るとわかるが、奇しくも二人はよく似ている。「勝三郎の姿で撮影所をぶらぶらと歩いていたら、みんなから『わ、出た!』なんて驚かれたぐらい、我ながら似てたよ(笑)。勝三郎みたいに家族を犠牲にしてまで俳優にのめり込むつもりはないけど、俺も毎回もがき苦しみながら役を作っている。俳優と病理学者、分野は違えどひとつを突きつめていくという過程には、俺と勝三郎に共通する部分があったんだよね」新人の頃は経験のなさから芝居をするのが苦しかったが、意外なことに今はもっと苦しいと言う。「役者も経験を積んでいくといろんな引き出しが増えるんだけど、30年やってると引き出しも使い果たしちゃうの。それなのに周囲からの期待は高まるし、それを裏切れないとなると、追い込まれていくばかり。他の人なら、こんなもんかな、って思うようなところからさらに考えていくのが、俺の役作りの過程なんだけど、そのしつこさだけは若い子にも負けないかな。俺の心をほじくり出して見せたら、みんな驚くと思うよ。毎日面白くないでしょ、ってぐらい、役のことをひたすら考えちゃってるから。それで答えが出ないと落ち込むし、可哀想な人だよ、俺。いっそのこと芝居をしなきゃ楽なんだけど、無職になっちゃうからね。だけど、基本的にどんな作品でも、役作りのテーマを心の中に当てている限りは無限なはずで、この先も、自分のまだ知らない何かを見つけていかないと」一方、プライベートな部分でのこだわりをたずねると「俺ほど頼り甲斐のない男はいないよ」と顔を緩ませた。こちらの引き出しはめっぽう少ないらしい。「仕事以外では一切こだわりのない人間だから、たとえば今、家のリフォームをやっているんだけど、すべて女房任せ。前もってああしたいこうしたいって言うよりも、できあがったそこに慣れていく力の方があるんだよね」◇えんどう・けんいち1961年、東京都生まれ。俳優、声優、ナレーター、脚本家と幅広く活躍。現在放送中のドラマ『Chef~三ツ星の給食~』に出演中。主演映画『うさぎ追いし-山極勝三郎物語-』が長野にて先行上映中。12月17日からは、有楽町スバル座ほかにて全国お正月ロードショー。◇ニットジャケット¥63,000(Drumohr/ドルモア東京TEL:03・5778・3721)シャツ¥30,000(マーガレット・ハウエル/アングローバルTEL:03・5467・7874)ニットタイ¥13,000(JOHN SMEDLEY/リーミルズ エージェンシーTEL:03・3473・7007)パンツ¥39,000(INCOTEX/ジャケットリクワイヤード 表参道店TEL:03・6427・1961)靴¥38,000(42ND ROYAL HIGHLAND/42ND ROYAL HIGHLAND 代官山店TEL:03・3477・7291)その他はスタイリスト私物。※『anan』2016年11月16日号より。写真・田島一成(MILD)スタイリスト・中本コーソー(vitamins)ヘア&メイク・村上まどかインタビュー、文・若山あや
2016年11月14日「ウーマンエキサイト ママリーダーズ」第一期募集は終了いたしました。たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました!「家庭に仕事に忙しい毎日だけど、自分自身や家族のために、きちんと暮らしたい、かしこく選びたい」。そんなウーマンエキサイトのママたちをリードする読者代表メンバーとして、このたび「ウーマンエキサイト ママリーダーズ」を広く募集いたします。対象となるのは、ウーマンエキサイトが好きなママの方で、子育て、暮らし、インテリア、食、美容、ファッションなどに興味があり、ご自身のFacebookやInstagram、Twitterなどで情報発信をされている方。「ママリーダーズ」に選ばれた方には、ウーマンエキサイトへの出演、商品モニターやイベント、座談会などへの参加、ソーシャルメディアでの拡散など、サイトづくりに積極的に参画いただきます。妻として母としてのこれまでの経験を生かしたい方、自分の趣味やライフワークを広く世の中に紹介したい方、ママのためのイベントや記事作りに参加してみたい方、そんな皆さまからのたくさんのご応募、お待ちしております!「ママリーダーズ」に選ばれた方にもれなく「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」のオリジナルステッカーをプレゼント!エッセイスト紫原明子さんの呼びかけによりウーマンエキサイトが発足させた 「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」 。 楽しいことだけでなく、大変なことも多い子育て。でも、社会全体が赤ちゃんに“愛”を向けることによって、よりよい環境が生まれるのかもしれない…。 そんな願いを込めた、オリジナルのステッカーです。 スマートフォンやノートパソコンに貼って、一緒にWEラブ赤ちゃんの輪を広げましょう!(実サイズ縦38mm×横55mm)「ウーマンエキサイト ママリーダーズ」第一期募集は終了いたしました。たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました!【ウーマンエキサイト ママリーダーズ 第一期 応募締切】・2016年8月22日(月)【応募資格】・ウーマンエキサイトのサイトへの出演可能なママの方(顔写真など、写真の掲載を含みます)・ご自身のFacebook もしくはInstagramもしくはTwitterのアカウントをお持ちの方(企業や所属団体のSNSアカウントでのご参加は不可といたします)【注意事項】・編集部で選考の上、ママリーダーズに選ばれた方にのみご連絡させていただきます。・登録料や会費はかかりません。
2016年07月20日サッカー日本代表・本田圭佑選手のものまねで知られるお笑いタレント・じゅんいちダビッドソンが、日本代表メンバーとそっくりの芸人たちとともに、小学生チームとのサッカー対決に挑む。この模様は、4月1日(9:58~10:53)にABCテレビで放送される『2016フジパンカップ関西小学生サッカー ~未来への覚悟~』で紹介される。これは、小学生のサッカー大会「フジパンカップ」の優勝チームへのサプライズ企画として行われるもの。じゅんいちダビッドソン率いる"そっくり日本代表"(浅野智秋、橋本まさを、フルカウント千葉、ガブリエル・デル・エルバ)が、7分1本の真剣勝負を繰り広げ、元日本代表の森島寛晃氏が解説する。試合を終えたじゅんいちは「相手は大会で優勝しているチームですからね、強かったですよ」と強敵を称えるコメント。子供たち全員から「じゅんいち!」と呼び捨てにされたそうだが、「でもかわいいですね」と余裕の表情を見せる。外見はそっくりで「見栄えは完全に日本代表です」と胸を張るが、実はサッカー経験者は誰もいないそうで、「レフェリーはきっちりPKやフリーキックの見せ場を作ってくれました。審判が一番のファインプレーでしたね」と、空気を読んだ判断に感謝していた。この番組ではほかにも、本田圭佑(ACミラン)、香川真司(ドルトムント)、山口蛍(ハノーファー)、権田修一(SVホルン)という本物の現役選手から、小学生たちへのメッセージも放送。さらに、夢を追い求めて石川県から京都サンガF.C.ジュニアチームに所属する中学生や、海外クラブでの挑戦を決意した高校生への密着ドキュメンタリーも放送される。
2016年03月29日8月31日、『ラグビーワールドカップ(RWC)2015』に臨む日本代表代最終登録メンバー31名が発表された。エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は、「31名の選手は4年間、日本のラグビーを変えるために戦ってくれた。イングランドでは究極の試練が待っている。我々は明日、胸を張って成田を旅立つ。そしてベスト8に入って、また胸を張って成田に戻って来たい」と意気込みを語った。日本代表メンバーは以下の通り。【FW】アイブスジャスティン(キヤノン)、伊藤鐘史(神戸製鋼)、稲垣啓太(パナソニック)、大野均(東芝)、木津武士(神戸製鋼)、ツイヘンドリック(サントリー)、トンプソンルーク(近鉄)、畠山健介(サントリー)、マイケル・ブロードハースト(リコー)、ホラニ 龍コリニアシ(パナソニック)、堀江翔太(パナソニック)、真壁伸弥(サントリー)、アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコム)、三上正貴(東芝)、山下裕史(神戸製鋼)、湯原祐希(東芝)、リーチマイケル(東芝)【BK】クレイグ・ウィング(神戸製鋼)、小野晃征(サントリー)、五郎丸歩(ヤマハ発動機)、マレ・サウ(ヤマハ発動機)、立川理道(クボタ)、田中史朗(パナソニック)、田村優(NEC)、廣瀬俊朗(東芝)、日和佐篤(サントリー)、福岡堅樹(筑波大)、藤田慶和(早稲田大)、カーン・ヘスケス(サニックス)、松島幸太朗(サントリー)、山田章仁(パナソニック)9月19日(土)、日本代表は1995・2007年と2度『RWC』を制している南アフリカとの初戦を皮切りに、ベスト4・1回、ベスト8・5回のスコットランド戦(23日(水))、サモア戦(10月3日(土))、アメリカ戦(11日(日))とプール戦がラインナップされている。過去7大会で1勝2分21敗と悔しい思いをしてきた日本代表にとって、厳しい戦いが待っているが、エディーHCはブレない。「『RWC』では日本よりも大きくて力強い相手と戦うことになる。日本は運動量、賢さ、情熱で相手よりも上回る必要がある。この4年間、今回のジャパンほど努力してきたチームはいない。その成果をグラウンドで見せたい」と指揮官は自信を覗かせた。桜のジャージを身にまとう選手たちも同様だ。リーチ主将は「日本のラグビーの歴史を変えられるのはこのメンバーだけ。責任を果たす」とキッパリ。副将の五郎丸も「日本のラグビーを変えることが一番重要。勝たないと始まらない」と誓った。3度目の『RWC』出場となる最年長37歳の大野が「過去2大会は悔しさが残る大会だった。ファンに誇りに思ってもらえるような結果とパフォーマンスを見せたい」と言えば、ふたりの大学生も「すべてを出し切って笑顔で帰国したい」(福岡)、「歴史を変えるワンチャンスを生かして帰って来たい」(藤田)と語った。史上最強の日本代表の、史上最大のチャレンジがいよいよ始まる。
2015年08月31日anan読者200人で作る「anan総研」のメンバーに、「最近のぜいたく」をテーマにアンケートを実施。すると、1回当たりの予算平均は77,583円という結果に。特別な日には奮発する人が多いよう。MAX50万円という人も…。回数は平均年5回で、およそ1シーズンに1回、贅沢をしているようです。日常とのギャップが贅沢を楽しむカギかも知れません。ほかにも「最近のぜいたく」について細かく聞いてみました。■最近どんな贅沢をした?「いつもは発泡酒だけど、プレミアム系のビールを買ったこと」(29歳・アパレル)、「おかあさんをごはんに連れてった。お会計が2人で1万8000円のイタリアン!」(32歳・技術)、「一人でゆったりする時間が好きなのですがちょっとお茶を飲むだけじゃなくて食事にデザートまで食べた」(30歳・事務)、「漫画を1巻~17巻まで大人買いして、2日間ずーっと何もしないで読んでました!」(25歳・販売員)■どんなときに贅沢をしたくなる?1位:お祝いごとのとき2位:疲れがたまっているとき3位:自由な時間がもらえたとき4位:金銭的な余裕ができたとき5位:大きな目標が達成できたときanan女子が贅沢したくなる瞬間は、自分を鼓舞して元気をつけたい「充電系」と、日常を忘れてやりたいことを追求する「解放系」に二分できそう。あなたはどっち派?■贅沢を楽しむなら、誰と一緒がいいですか?1位:家族2位:彼氏3位:女友達4位:幼なじみ、地元の友人5位:一人日頃から距離感が近く、心許せる人たちが上位にランクイン。一方で意外にも多かったのが「一人」という回答。「誰にも邪魔されず好きに過ごせることが最高の贅沢」(25歳・OL)という声も。■もし、お金も時間も気にしないで「贅沢」ができるとしたらどんなことをしてみたいですか?「ディズニーが好きなので、海外のディズニーランドに1週間くらい行きたい!母も旅行とディズニーが好きなので、親孝行で贅沢旅行をさせてあげたい」(28歳・事務)、「一人で、ニューヨークで値段を気にしないお買い物。ここからここまで全部~とか言ってみたいです」(20歳・学生)、「恋人とななつ星に乗ってみたい!!」(21歳・学生)、「ひたすら自分磨き。ジムとか、買い物とか、エステとかに通います」(19歳・学生)、「彼氏がいたら彼と(笑)世界一周旅行。豪華客船に乗ったり、世界のラグジュアリーホテルに行ってみたい。のどかな自然やビーチに行くだけでも贅沢!」(31歳・自由業)※『anan』2015年9月2日号より。文・中村朝紗子写真・mjp
2015年08月30日8月3日、来る8月13日(木)から始まる『東日本大震災復興支援バスケットボール日本代表国際強化試合2015』に挑む“ハヤブサジャパン”男子日本代表チームのメンバーが以下の通り発表された。バスケットボール日本代表国際強化試合2015 チケット情報田臥勇太(リンク栃木ブレックス)石崎巧(三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ)比江島慎(アイシンシーホース三河)富樫勇樹橋本竜馬(アイシンシーホース三河)古川孝敏(リンク栃木ブレックス)田中大貴(トヨタ自動車アルバルク東京)松井啓十郎(トヨタ自動車アルバルク東京)田口成浩(秋田ノーザンハピネッツ)広瀬健太(日立サンロッカーズ東京)小野龍猛(千葉ジェッツ)竹内譲次(日立サンロッカーズ東京)満原優樹(日立サンロッカーズ東京)荒尾岳(千葉ジェッツ)太田敦也(浜松・東三河フェニックス)なお、男子日本代表はチェコ代表と、女子日本代表はチャイニーズ・タイペイ代表と、女子ヤング隼日本代表はタイ代表と戦う。日程は下記の通り。【8月13日(木)・千葉ポートアリーナ】女子ヤング隼日本代表×タイ代表/女子日本代表×チャイニーズ・タイペイ代表【8月14日(金)・千葉ポートアリーナ】男子日本代表×チェコ代表【8月15日(土)・国立代々木競技場第2体育館】女子日本代表×チャイニーズ・タイペイ代表/男子日本代表×チェコ代表【8月16日(日)・国立代々木競技場第2体育館】女子ヤング隼日本代表×タイ代表/女子日本代表×チャイニーズ・タイペイ代表/男子日本代表×チェコ代表9月23日(水)~10月3日(土)には、中国・長沙で開催される『第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2016年リオデジャネイロオリンピック アジア地区予選)』を控える。また、9月13日(日)には、アイシン三河・比江島、橋本×浜松・太田、トヨタ東京・田中、松井×秋田・富樫、田口が対戦するプレシーズンゲーム『リサイクルショップ ベクトルpresents NBL×TKbjリーグ DREAM GAMES』が、大田区総合体育館で開催される。公益財団法人日本バスケットボール協会・川淵三郎会長が「今までやりたくてもやれなかった、バスケットボールファンにとってはこの上なく魅力のある試合」と語るこのゲームは、昨シーズンに両リーグのファイナルに進出した4チームの優勝クラブ同士、準優勝クラブ同士が対決する。8月13日(木)・14日(金)・千葉ポートアリーナ、8月15日(土)・16日(日)・国立代々木競技場第2体育館でティップオフを迎える『東日本大震災復興支援バスケットボール日本代表国際強化試合2015』はチケット発売中。
2015年08月04日7月23日、中国で開催される『EAFF東アジアカップ2015』日本代表メンバー23名を発表した。韓国、中国、北朝鮮と覇権を争うヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「負けるための準備はしない。勝つためのトライをする。国内組にとっていいテストになるだろう。高温多湿の気候、悪コンディションのピッチ、準備期間の少なさなどネガティブな要素もいいテストだ」と語った。日本代表×カンボジア代表 チケット情報23名のメンバーは以下の通り。【GK】東口順昭(G大阪)/西川周作(浦和)/権田修一(F東京)【DF】水本裕貴(広島)/丹羽大輝(G大阪)/槙野智章(浦和)/森重真人(F東京)/太田宏介(F東京)/米倉恒貴(G大阪)/藤春廣輝(G大阪)/遠藤航(湘南)【MF】柏木陽介(浦和) /武藤雄樹(浦和)/山口蛍(C大阪)/米本拓司(F東京)/谷口彰悟(川崎F)/柴崎岳(鹿島)【FW】興梠慎三(浦和)/倉田秋(G大阪)/永井謙佑(名古屋)/川又堅碁(名古屋)/宇佐美貴史(G大阪)/浅野拓磨(広島)武藤、倉田、米倉、遠藤が初選出となった。遠藤と浅野はU-22日本代表からの選出である。最も選手を輩出したのはガンバ大阪の6名だ。『1stステージ』優勝の浦和レッズからは西川、槙野の常連組とともに、興梠、武藤、柏木の3人が呼ばれた。また、ケガを抱える太田、柴崎については、7月29日(水)に状況を見て、選手を入れ替えるか否か判断すると言う。『東アジア杯』が国内組にとって、サバイバルになるとハリルホジッチ監督は語った。「(欧州組が合流すると)日本代表に50%ほど国内組が入るだろう。次のカンボジア戦で誰がメンバーに入ってくるか見極めたい」。さらに「私の大きな仕事は点を取れる選手を見つけること。リーグ戦で25~30点奪い、強豪国が相手でも点を取れる選手。これが一番の問題」とテーマを明確にした。テストだけではない。あくまで勝利が最優先だと指揮官は言う。「大事なのは結果だ。結果を求めながら、新しい選手を見つけないといけない」。『EAFF東アジアカップ2015』で日本代表は8月2日(日)・北朝鮮戦、5日(水)・韓国戦、9日(日)・中国戦に臨む。9月3日(木)・埼玉スタジアム2002で行われるカンボジア戦、8日(火)・イランで開催されるアフガニスタン戦と『2018 FIFA ワールドカップロシア アジア2次予選 兼 AFC アジアカップUAE 2019 予選』も控える。戦える選手は誰か? ゴールを奪うのは誰か? ハリルホジッチ監督の御眼鏡に適うのは誰だ! 日本代表×カンボジア代表のチケットは発売中。
2015年07月23日6月22日、『国際親善試合』U-22コスタリカ代表戦に臨むU-22日本代表メンバーが発表された。3月の『リオデジャネイロ五輪』一次予選を戦ったメンバー11名とともに、手倉森誠監督は「所属チームで活躍をしたり、J3(U-22選抜)で成長が見て取れた選手」を加え、21名を選出した。『国際親善試合』チケット情報メンバーは以下の通り。【GK】18櫛引政敏(清水)/1牲川歩見(磐田)/21山田元気(京都)【DF】15櫛引一紀(札幌)/6亀川諒史(福岡)/2伊東幸敏(鹿島)/23奈良竜樹(FC東京)/17川口尚紀(新潟)/4岩波拓也(神戸)/5植田直通(鹿島)/22高橋壮也(広島)【MF】3遠藤航(湘南)/12矢島慎也(岡山)/8野津田岳人(広島)/13喜田拓也(横浜FM)/10中島翔哉(FC東京)/11前田直輝(松本)/20井手口陽介(G大阪)【FW】14金森健志(福岡)/19豊川雄太(鹿島)/16浅野拓磨(広島)「一次予選が終わって、自チームでどれだけやれるか見せてほしいと選手たちに言った。コスタリカを相手に戦術的、フィジカル的、メンタル的に何ができるかというテストにしたい」と指揮官はテーマを語った。ハリルジャパンのコーチにも名を連ねる手倉森監督はA代表との連動性も突き詰める。「縦への速さもチャレンジしたい。それができない時のタクティクス変更も考えていきたい。継続性とできない時の割り切りが必要。メリハリを考えた試合をしたい」と続けた。テストだけではない。「今回選ばれた選手は何かを成さないと次からは呼ばれない。今回選ばれなかった選手は、『自分だったら何ができるか』を考えて、コスタリカ戦を見てほしい」とサバイバルを強調した。『国際親善試合』U-22日本代表×U-22コスタリカ代表は7月1日(水)・ユアテックスタジアム仙台にてキックオフ。チケット発売中。
2015年06月22日