今週末に公開を控えた映画『花戦さ』に主演する能楽師で俳優の野村萬斎が、5月29日(月)今夜放送の日本テレビ系バラエティ「しゃべくり007」に出演。「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」らとトークや企画を繰り広げる。狂言の世界だけでなく映画、テレビなどで幅広い活躍を見せる野村さん。大河ドラマ「花の乱」の細川勝元役や映画『陰陽師』シリーズでの安倍晴明役、最近では『のぼうの城』での成田長親(のぼう)役などが印象深いなか、昨年公開された『シン・ゴジラ』ではゴジラのモーションアクターを担当。同作のゴジラの独特の動きやポーズを生み出したことも大きな話題となった。そんな野村さんが今回トークで狂言の型を紹介する。「月を見る」「笑い方」などからトークが広がり、狂言風に「タクシーを止める」など狂言の型を使った様々な表現を見せる野村さんに注目だ。また企画は「狂言か?真実か?野村萬斎のウワサ007」ということで野村さんにまつわる数々のウワサの真相に迫っていく。「女優に会いたいからドラマに出る」というウワサは果たして真実なのか!?また今回は野村さんのほか、話題の芸人・みやぞんもゲストで登場。「イッテQ!」で見せる驚異的な身体能力が話題のみやぞんの様々な特殊能力が紹介される。野村さんの主演最新作となる映画『花戦さ』は、豊臣秀吉の圧政に立ち向かった実在の花僧“池坊専好”の姿を描いた作品。16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中、町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連る花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく、命ある花の美しさだった――。野村さんが信長、秀吉といった戦国武将と関わりを持ち、天下統一の茶の湯者・千利休とも親交があった京都の花僧・池坊専好を演じるほか、専好と対立することになる天下人・豊臣秀吉役に市川猿之助、茶人・千利休役に佐藤浩市、織田信長役に中井貴一、前田利家役に佐々木蔵之介、吉右衛門役に高橋克実、れん役に森川葵、そのほか山内圭哉、和田正人、吉田栄作らが出演。また竹下景子が専好の良き相談相手として頼りにする尼・浄椿尼役を演じる。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。「しゃべくり007」は5月29日(月)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年05月29日俳優の野村周平が17日、都内で行われた映画『帝一の國』応援上映&大ヒット御礼舞台挨拶に、菅田将暉、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳と共に登場した。同作は古屋兎丸による同名コミックを実写化。生徒会長を勤めれば将来の内閣入りが確約されるという日本一の名門校を舞台に、菅田演じる1年生・赤場帝一が生徒会長選に挑む。個性的なエリート男性キャラクターが集まり、2014年には舞台化も話題を呼んだ。今回は観客がサイリウムやうちわを持ち込み、声を出しながら見るという「応援上映」が行われた。菅田は15日に行われた応援上映に参加、また他のキャスト陣もこの日に裏で観客の様子を観察していたという。菅田は応援上映の感想を求められると「笑いました!」と笑顔に。「『ありがとう東宝~! ありがとうフジテレビ~!』言うてたから、そこから感謝すんねやっていう」と振り返った。菅田は「人生で初めて自分の映画を映画館で見たんですよ。今まで見る勇気がなく見てなかったんですけど、ああいう上映でよかったです」と喜んでいた。また、野村が「サイリウムでめっちゃ光ってたから、みんなすげえ顔怖くなってた。お前たちのことだからな」と観客を脅すと、本気の悲鳴が上がっていた。キャスト陣もサイリウムを出すように促されると、野村は自分のシャツをめくってゴソゴソ。菅田に「どこに入れてんねん!」と言われると、野村は2本のサイリウムを手に「3本目のサイリウムが」と下ネタを飛ばし、菅田から「やかましいわ! 何が3本目のサイリウムや。何が"俺のサイリウム"や」とつっこまれていた。「自分が応援上映に参加したらどこで盛り上がりたいか」という質問に、野村は「校歌の時に一緒にこうやる」と、帝一の校旗掲揚シーンをピックアップした。応援上映経験者の菅田は、作中の”ふんどし太鼓”を挙げ「祥太朗たちがケツをこうやる時があるんですよ、あそこでめっちゃはしゃぎたいですね。ケツに『いいぞー!』って」と構想を練っていた。竹内は「帝一がピアノ弾くところで、こう、テテテテテテテテテン」と頭を振りながら奇妙な動きで飛び跳ね出し、菅田が「座りながら無理やん!」とツッコミを入れる。また志尊が「『榊原光明だにゃん』ってやってくれたら嬉しい」と観客に語りかけると、野村から「お前自身がどうやりたいかだよ」と厳しいダメ出しが飛び、志尊は「じゃあ、”よろちくび”って言って乳首出します僕!」とやけになった様子だった。さらに間宮が「”マイムマイム”をやっていないんで。5人くらいで見に行っておもむろに席から立って、全員でマイムマイムやりたいです」と願いを語ると、菅田がマイムマイムシーンの裏話を披露。菅田が「(野村の)セリフで『どうだ帝一、俺のマイムマイムのキレは! あっはっはー』と言ってるんだけど、キレがなかったからカット」と暴露すると、野村は「それに関してはコメントを控えさせていただきます」と渋い顔をしていた。
2017年05月17日映画『帝一の國』の発声、拍手やサイリウム、コスプレ可能な“応援上映会”が5月17日(水)に開催。上映後には菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳が舞台挨拶に登壇した。古屋兎丸の人気漫画を原作に、高校の生徒会長になるために執念を燃やす男たちの熱いバトルを描き出す本作。興行収入は12億5千万円に達し、この日で観客動員数は100万人を突破した。応援上映では、多くのファンがサイリウムを手に劇場に詰めかけ、それぞれ好きな登場人物を“当選”させるべく、熱い声援を送っていた。菅田さんらが登場すると、再び劇場は歓声と拍手に包まれたが、この空気に登壇陣もノリノリでトークを展開!もしも、自身が応援上映で本作を見るなら、どのシーンでどんな応援をしたいか?という問いに、菅田さんは「太鼓を叩くシーンで、祥太朗たちがケツを前にグッと出すとこがあるので、そこでハシャぎたい!『いいぞ!』とか声援を送りたいですね」と語り、間宮さんは、自身が参加できなかったマイムマイムを踊るシーンで「友だち5人くらいと行って、席を立っておもむろに劇場でマイムマイムを始めて、そのノリが全体に伝わって、みんなでやるのが夢ですね」と語る。志尊さんは、自身の挨拶シーンで「『よろ乳首~!』って乳首を出します(笑)」と宣言し、ファンを歓喜させた。この日の舞台挨拶が、本作の最後のプロモーション活動となることが濃厚だが、この機会に、主演の菅田さんに一人ずつ思いを吐露!竹内さんは、この世界に入る前から菅田さんをTVで見ていたと明かし「93年、94年(生まれ)のトップを走ってる存在。いつか一緒にやりたいと思ってました」と語り「何年か後に、また一緒に日本映画界を盛り上げられるように僕も頑張りたい」と再共演を誓った。劇中で菅田さんの“相棒”を演じた志尊さんは「菅田さんが、2人の間柄をずっと引っ張ってくれました」と感謝の思いを口にする。10代の頃から菅田さんと付き合いのある間宮さんは「帝一は主席だけど、僕らの世代の主席は菅田将暉。僕らの世代の代表作になったと思う」と語り、「ヤバいね、この空気…」としんみり。ちなみに間宮さんは、菅田さんの歌手デビュー曲を聴いて、本作を思い出し「ウルッと泣きそうになった」という。そして、野村さんは、冗談めかした口調ながらも菅田さんとの関係を「ライバル」であり「腐れ縁」と表現し「これからも頑張っていってもらいたいし、負ける気もないし、後ろで菅田将暉のポストを狙ってる輩もいるので、ずっと走ってもらいたい」とエール。そして、観客が見守る中で菅田さんとマウス・トゥ・マウスでキスを交わし、会場は悲鳴のような歓声に包まれた。そんな同世代の仲間たちからのメッセージを受け取った菅田さんは、改めて本作について「学生の頃に見ていた『クローズ ZERO』とか『バトル・ロワイアル』のような熱量を持った、俺らなりの“果たし状”になればという思いを、何も言わずともみんなが汲み取ってくれて、幸せでした」と語り「また10年後、20年後と節目にみんなで集まって、何か面白いことを日本に叩き込めれば嬉しいです」とさらなる飛躍を誓った。『帝一の國』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年05月17日映画『帝一の國』(公開中)に出演する菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、千葉雄大が3日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催中の「GirlsAward 2017 SPRING/SUMMER」に登場した。ステージの大型ビジョンが映画のビジュアルに変わると、会場の熱気は一気にヒートアップ。大歓声が響き渡る中、主演の菅田をセンターに5人でランウェイを歩き、先端では踊ったり、じゃれ合ったり、笑顔をはじけさせた。菅田は「人がたくさんいて緊張しました」とランウェイの感想を語り、野村は「みんなのエールがバンバン届いていました」とコメント。続いて、竹内が「最高ですね! 『帝一の國』観てくれた人ー!? 愛してるぜ!」と盛り上げると、間宮も「『帝一の國』これから観るよって人ー!? 愛してくれ!」と叫び、「いい慣れてなさすぎるやろ!」とツッコミが入ると会場から笑いが起こった。千葉は、舌ペロ&ピースで観客を魅了し、「男に生まれて良かった!」と大ブレイク中のお笑い芸人・ブルゾンちえみの持ちネタを男バージョンにして披露。野村も、ブルゾンがいつも率いているwith Bのように上着を脱ぎ、会場を沸かせた。さらに、着用している白い衣装が一番似合う人を選ぶ場面では、自ら手を挙げた竹内に票が集まり、「さわやかで商売してます!」と宣言して笑いを誘った。同作は、古屋兎丸による同名コミックを実写化した映画。生徒会長を勤めれば将来の内閣入りが確約されるという日本一の名門校を舞台に、菅田演じる1年生・赤場帝一が生徒会長選に挑む。撮影:宮川朋久
2017年05月03日今夏、世田谷パブリッシアター開場20周年記念公演として上演される『子午線の祀り』。1979年初演の、木下順二による不朽の名作に、同劇場芸術監督の野村萬斎が満を持して演出に挑む。舞台『子午線の祀り』チケット情報「『子午線の祀り』は、いわば僕の演劇の原体験なんです」と萬斎は語る。父(野村万作)が初演から出演していたこともあり、1979年の初演時から折あるごとに観劇していたと言う。そして1999年、32歳で平知盛役に初めて抜擢され、2004年の再演にも出演した。「古典的な『平家物語』の世界と現代劇との融合、歌舞伎や新劇など色んな出自の方々が己のスタイルをぶつけあって最終的にひとつの作品をつくりあげる、今の僕のすべての精神は『子午線の祀り』から始まったと言っても過言ではありません」萬斎にとって今作を演出するのは初めて。「今回の新しい演出の重要なテーマは“レクイエム”です。作品を通じて、観客は歴史や宇宙の運行という自分ではコントロールできない大きな世界と出会い、人はただ生かされているということを知る。それはひとつの“弔い”の儀式と言えるのではないかと思うんです。生も死も、等しく肯定せざるを得ない」主人公の知盛は13年ぶりに演じる。「クライマックスでの知盛の“見るべき程の事は見つ”という台詞は死が見えていない人には言えないものです。年齢を重ねた今なら、より真に迫って言えると思う。抗えない老化もひとつの無常ですから。諦念を持ちながらも、自分の生を全うしたという思いを持たないと、この台詞に真実味を持たせるのは難しい」。共演は、近年活躍目覚しい成河をはじめ、前進座の河原崎國太郎、実力派俳優の今井朋彦、村田雄浩、若村麻由美らが名を連ねる。「今回成河君にお願いする義経は、私の父や歌舞伎俳優の市川右近さんなどが演じてきた、古典的様式美が必要とされる役でした。でも今回は様式性よりも(萬斎がモーション・アクターを務めた)『シン・ゴジラ』ならぬ“シン・義経”にしたかった(笑)。成河君は身体にキレがあるし声も高くてよく響く。新しい義経像を作っていただけると期待しております」最後に、世田谷パブリックシアター20周年に寄せて、自身の芸術観を語ってくれた。「現代のアートは、ほとんどの作家が一代限りですよね。古典芸能は後継者に自分のDNAを入れこみ、無形文化財という伝統の厚みをつくる。芸術監督たるもの、パブリックに文化を担っている意識で、狂言が滅びないようにするのと同じように、現代演劇の天才たちのつくる演劇文化を残していきたいです」東京公演は7月1日(土)から23日(日)まで。世田谷パブリックシアターにて。なお、チケットぴあでは5月1日(月)よりインターネット先行申込みの受付けを開始する。チケットは5月14日(日)一般発売。取材・文:落 雅季子
2017年05月01日元グリモワール(Grimoire)バイヤーの野村仁美とマネージャーの三好香織による、ヴィンテージブティック「マルテ(MARTE)」が1周年を迎え、ファッションブック『PAPER MOON』を創刊。2017年5月6日(土)より発売を開始し、先駆け5月3日(水)から5日(金)の3日間、MARTE 1周年&PAPER MOON 創刊イベントを原宿・Gallery ZOOMANで行う。「マルテ」とは?「マルテ」は、2016年春原宿・キャットストリートにオープンした、ヴィンテージブティック。店名は、イタリア語で火星を意味する‟マルテ”から取ったもので、「新たなる土地、未知なる感覚」をコンセプトに掲げる。中心となるのは、1900から80年代のレディースヴィンテージ衣類。どれも幅広い知識と経験を持つバイヤーが、北米・欧州・アジアなどへ直接赴き買い付けたものだ。また、彼女たちの感性が宿ったオリジナルアイテムも、ファンの心を掴んで離さないもの一つである。年代別ヴィンテージ解説も!新刊『PAPER MOON』ファッションブック『PAPER MOON』には、「マルテ」の魅力を存分に詰め込んだ。野村仁美が、青柳文子、佐々木茜などをモデルに撮り下ろした写真が並び、春・夏・秋・冬、季節に応じた「マルテ」流コーディネートを発信。また、バイイング経験の長い野村仁美が教えるヴィンテージコレクションの解説や、「マルテ」メンバーオススメの写真・音楽・アート・映画が年代別に紹介されたページも。「マルテ」と縁の深いアーティストも参加し、ブティックをイメージした漫画やアートページも用意される。表紙・巻頭を飾るのは、モデルのSUMIREだ。記念イベント内に「マルテ限定ショップ」オープン発売に先駆けたイベントでは、野村仁美、佐々木茜をはじめ「マルテ」スタッフが会場に。『PAPER MOON』の先行販売や、写真・アートの展示、フォトブースなど、多数のコンテンツが設けられる予定だ。さらに「マルテ限定ショップ」もオープン。ここでしか買えないオリジナルアイテムや、『PAPER MOON』誌面でモデルが着用したヴィンテージアイテムも発売される。アイテム詳細マルテ『PAPER MOON』 2,000円(税込)発売日:2017年5月6日(土)取り扱い店舗:マルテ店頭およびマルテ オンライン※全国書店でも取り扱い予定。予約開始日:4月3日(月) ※事前予約ノベルティ特典付きページ数:128ページサイズ:210×274mm(A4変形サイズ)参加者モデル:SUMIRE、青柳文子、るうこ、佐々木茜、阿久津ゆりえ、タカハシマイ、弓ライカ、中田クルミ、本山順子、松下サニー、Chloe、織田エリカ■MARTE 1周年&PAPER MOON 創刊イベント開催日時:・5月3日(水)11:00~16:00・5月4日(木)11:00~20:00・5月5日(金)11:00~18:00会場:Gallery ZOOMAN住所:東京都渋谷区神宮前3-21-18入場料:500円(税込)※特典付き先行予約セット(イベント前売り券+PAPER MOON) 2,400円(税込)※予約限定ノベルティ付き(ステッカーまたはポストカード)
2017年04月06日女優の広瀬すずと俳優の野村周平が28日、ライブ配信サービス「LINE LIVE」で生配信された「広瀬すずチャンネル VOL.10」に出演した。同チャンネルは、広瀬が主演する映画『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の公開を記念して開設されたもの。10回目となる今回、ティーンズ対象の体験型フェス「超十代 - ULTRA TEENSFES - 2017@TOKYO」の控室から行われ、ゲストとして映画『サクラダリセット前編』が公開中の野村が登場した。広瀬と野村は映画『ちはやふる-上の句・下の句-』での共演以来交流が続いており、野村の誕生日に広瀬が「私の数少ない友人の中でも、本当に何でも話せる人。なんだかんだ割と真剣に話を聞いてくれて心ある言葉をくれます」とメッセージを送ったほど。つい先日もツイッター上で仲睦まじいやり取りを交わしていることが話題となったばかりだ。この日もそんなふたりの仲の良さは健在。まず、「どうも、福士蒼汰です」と登場した野村に広瀬の鋭いツッコミが炸裂。いつもは野村を「ちっち」というあだ名で呼んでいることや、一緒に餃子を食べに行ったエピソードも明かされた。また、広瀬の印象を聞かれた野村は、「天真爛漫だけど、役への入り方はすごい。俺から見たら…可愛い子かな」と大絶賛。「こういうこと言うとバッシングされる」と怯えると、広瀬は「みんな、怒らないでね」と可愛く訴えた。最後には、ステージに出演のため一度席を外した野村が再び現れ、広瀬に誕生日プレゼントを渡す場面があり、「誕生日6月だけどね」とすかさずツッコミを入れる広瀬。ツイッター上では、「広瀬すずと野村周平のコンビまじ神」「やっぱりこのコンビ面白いし、お似合い~笑」「最強コンビ」「いいコンビ」といった声が上がり、「嫉妬」「羨ましい」という意見も見られた。
2017年03月29日俳優の野村周平が、17日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ダウンタウンなう』(毎週金曜21:55~22:52)にゲスト出演。人気女優との写真をSNSに投稿する理由を明かした。お酒を飲みながら本音で語り合う「本音でハシゴ酒」企画に、前週に引き続き出演した野村は、共演女優との写真をたびたびSNSに投稿しているが、番組ではそれらの投稿を紹介。広瀬すずとの2ショットでは「はいみんなーすずだよー。」、本田翼との2ショットでは「世の中の男の子。ごめん。」と挑発的なコメントをしている。坂上忍が「これどういう感覚でやってるの? ケンカ売ってるの?」と聞くと、「炎上されたい気持ちがある」と告白。「絶対にこっちのファンの人がかみついてくるじゃないですか、『コノヤロー、俺のすずを』とか』。お前のではない、お前の翼でもない、どっちかっていうと俺の方が知ってる」と続け、「本田翼とドラマをやっていたんですが、炎上させると観る人が多くなる。炎上させながら注目を浴びせられたら」と狙いを明かすと、坂上は「ハート強い」と称えた。野村は、投稿について相手側に「許可とってます」と説明。また、武井咲と有村架純との写真も公開された後、「今、名前が挙がった人とは何もないの?」と聞かれると、「何もないです」と答え、「向こうから誘って来られたら?」と言われても、「裸でいた
2017年03月18日主人公を演じた映画『サクラダリセット』の公開が控える野村周平が、3月10日(金)放送の「ダウンタウンなう」人気企画「本音でハシゴ酒」に出演することが決定した。「本音でハシゴ酒」は、「ダウンタウン」と坂上忍の3人が、豪華ゲストたちとお酒を飲みながら本音で語り合う人気企画。で語り合う人気企画「本音でハシゴ酒」。今回のゲストは、野村さんほか梅沢富美男、片山さつき。また、飲み仲間として、福田彩乃を迎え様々なトークを繰り広げる。「フラジャイル」「好きな人がいること」や『ライチ☆光クラブ』『ちはやふる』など話題作への出演が続く野村さん。また3月からは『サクラダリセット』、4月には『帝一の國』、6月には『22年目の告白 -私が殺人犯です-』の公開が控えるなど、いま注目の若手イケメン俳優だ。野村さんは神戸市の出身、同じ兵庫県出身の浜田雅功と松本人志とは同郷ということで、早々に地元トークで盛り上がる。また、野村さんと福田さんは、同じオーディションに参加しデビューした同期だそうで、そんな福田さんが当時の野村さんの印象について、「一番目について、一番鼻について、一番生意気だった」とまさかの暴露。さらに、2人が参加した当時のオーディション映像も公開。そして、柳沢加奈子のモノマネや長澤まさみの顔マネを披露した福田さんに対し、野村さんがオーディションで披露した意外な特技も公開!?この日は、「毒舌コメンテーター」として再ブレークをしている梅沢さん、元大蔵省出身のスーパーキャリアで現在は自由民主党所属の参議院議員の片山さんが登場する。今回のゲスト、野村さんが出演する映画『サクラダリセット』は、特殊な能力を持つ人々が半数を占める街“咲良田“を舞台に、「記憶保持」の能力を持つ高校生・浅井ケイ(野村さん)と、世界を最大3日分巻き戻す=「リセット」の能力を持つ春埼美空(黒島結菜)らが、「リセット」の影響を受けて死んでしまった同級生をよみがえらせるために、様々な能力を組み合わせた作戦に挑戦していく、時制が錯綜する緊迫のミステリーであると同時に、刹那のときめきと哀しみが胸打つ青春ラブストーリー。本作は、前後篇2部作で、前篇は3月25日(土)、後篇は5月13日(土)より全国にて公開される。「ダウンタウンなう」は毎週金曜日21時55分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:サクラダリセット 前篇 2017年3月25日より全国にて公開(C) 2017映画「サクラダリセット」製作委員会
2017年03月09日大人気テクノユニット「Perfume」が、「野ブタ。をプロデュース」「Q10」で知られる木皿泉のオリジナル脚本で、地上波ドラマ“初”の主演を務めることが決定。3人の女の子を通して描かれる青春物語「パンセ」がドラマスペシャルとしてテレビ東京にて放送される。OLの“どんちゃん”(あ~ちゃん)、実家の家業手伝いの“おかみど”(かしゆか)、フリーターの“のりぶう”(のっち)。小学校のときに帰り道が一緒で仲良くなった3人の女の子が、非日常を求めて洋館を買うことになった。昔から気になっていた憧れの洋館。不動産屋さんに交渉をすると、びっくりするくらいの格安!ただし“力丸”の面倒を見るという条件付き。3人は二つ返事で快諾し、ついに引っ越しの日を迎える。噴水のある素敵な洋館、うっとりする3人――。 だがそこには、大きな大きな落とし穴があった。「夢ってなんだった?」「働くってどういうこと?」「死ぬとどうなる?」 3人の女の子を通して見えてくる摩訶不思議な物語――。あ~ちゃん、かしゆか、のっちの3人からなる「Perfume」。近年では国内のみならず海外ツアーでも大成功を収め、主題歌を担当する現在放送中のドラマ「東京タラレバ娘」では、あ~ちゃんが主人公だけが見える謎の生き物“レバ”の声も担当。そんな大人気の彼女たちが、ついに本気でドラマに挑戦する。「すいか」「野ブタ。をプロデュース」「セクシーボイスアンドロボ」「Q10」など視聴者の心に残る様々な名作を残してきた木皿氏が手掛ける本作は、何てことのない毎日の中に舞い降りた偶然の出会い…その出会いの中で、ふと 立ち止まって考えたくなるテーマを3人の他愛ないおしゃべりを中心に展開していく。しかしそこは稀代の脚本家・木皿泉。単なるワンシチュエーションドラマでは終わらせないという。今回の出演にあ~ちゃんは、「17年『Perfume』として、歌しかやって来なかった私たち。お話を、いまのタイミングで持ってくるテレ東さんは本当に変わってるな、と思いました(笑)」と感想を明かし、「“もしも私たち3人がPerfumeじゃなかったら”という想像ができるような作品になりました」と本作について語る。かしゆかは「撮影しているときはワクワクと緊張が入り混じり、音声さんに心音がすごく聞こえると言われるほどにドキドキしていました(笑)」とふり返り、「いつも見ている『Perfume』のような、だけど違う3人が現状や将来に悩み、何かを変えたくて動き出す。どこか切ないけれど笑えて優しくなれる、そんなドラマになっているのであたたかく見守っていただけると嬉しいです」とコメント。またのっちは、「驚きましたか?いや、それ以上に!私が!驚いています!!」と心中を述べ、今回のオファーを引き受けるにあたって「こんな幸せな事は二度とない!が、音楽畑の私たちが足を踏み入れてよい世界なのか云々、3人で悩みに悩みに悩みました」と告白。それでも懸命に取り組んだそうで、「『Perfume』らしい空気感、なのに少しだけズレた世界線の3人、としてみると不思議楽しいです。へへ。 素敵な方たちに囲まれて一緒にものづくりできたこと、とっても幸せです」と喜んだ。木皿氏は、「『パンセ』というタイトルは、『Perfume』の3人にちなんで三色スミレがいいかな、と思ってつけました。たまたま本棚にパスカルの本があって、その題名も『パンセ』だったので、ドラマの中で引用させてもらいました。はずさないつもりで書きましたが、もしかしたら、思いっきりはずしてるかもしれません。どっちにしろ楽しんでいただけると思います」とコメントを寄せた。ドラマスペシャル「パンセ」は3月31日(金)24時52分~、4月1日(土)25時15分~テレビ東京にて2夜連続放送。(cinemacafe.net)
2017年02月28日昨年末で解散したSMAPの中居正広が、16日に放送されたテレビ朝日系特番『中居正広VS芸能人50人! 世代別クイズバトル ジェネレーションチャンプ』(19:00~21:48)で、「いろんな再スタートがあるから!」と意味深発言をした。SMAP解散後、初の特番MCを務めた中居は、冒頭で「俺も年明け1発目って感じで頑張ろうと思ってるから!」と気合たっぷりに宣言。「いろんな再スタートがあるから!」と加えると、スタジオから笑いが起こった。また、「同世代の友達の結婚式で流れていた結婚ソングといえば?」というクイズで、野々村真が「SMAPある?」と尋ねると、中居は「うわーどうだろ! 今なんかコメントしづらい!」と自虐発言。再びスタジオから大きな笑いが起こり、野々村が「らいおんハート」と答えて不正解になると、中居は「たぶんスタッフが気を遣ってくれると思う」とコメントした。同番組は、20代からオーバー60代までの各世代チームが世代別クイズに挑戦するというクイズ特番。各世代10人ずつ総勢50人の芸能人が、全国一万人に実施したアンケート調査をもとにした5世代の上位ベスト5の正解を目指して奮闘した。
2017年01月16日2016年12月1日(木)、JR東京駅グランルーフ2階のペデストリアンデッキに、ビアバー「常陸野ブルーイング・ラボ Tokyo Station」がオープンします!世界で一番売れている日本のクラフトビールである「常陸野ネストビール」を10種類、ビールにあわせたフードも20種類取り揃えている、ビール好き必見のお店です。ビールがすすむ!充実のフードをチェック!ビールとあわせて楽しみたいフードも充実しています。●「BIN‘S FOOD」 (税込 380 円~780 円)ビールにぴったりの料理をお酒のカップに詰めたユニークなおつまみです。できたてを新鮮なまま保存し、無添加で作るヘルシーフードなので安心ですね。「北欧風〆さばとジャガイモの酢漬け」などの18 種類を、お好みのビールにあわせて楽しめます。●「常陸野さばサンド」(税込 600 円)茨城県産の肉厚なサバをオリジナルビネガーでマリネしたサンド。ビネガーの心地よい酸味とサバの豊かな旨みがマッチし、常陸野ネストとの相性ばつぐんです!●「ポークカツサンド」(税込 600 円)厚切りの国産豚肉を贅沢に使ったカツサンド。自家製のタルタルソースがアクセントになっています。オープン記念のうれしいサービスも!オープンを記念し、限定ビール「常陸野ネストビール 東京駅限定スペシャルビール」が登場!日本で収穫されたフレッシュなホップを使用しています。柑橘系の香りや、フローラルな香りがたのしめるスペシャルなお酒です。※限定醸造のため、無くなり次第終了。「常陸野ネストビール 東京駅限定スペシャルビール 」(税込 680 円)また、オープンを記念して、12月1日(木)~4日(日)のあいだに税込 1,000 円以上を利用すると、先着でオリジナルのエコバック、ゴブレットグラス、オリジナル栓抜きから好きなノベルティを選べます。オリジナルデザインのふくろうがとってもキュートなので、ぜひゲットしてくださいね!※各ノベルティは無くなり次第終了となります。■店舗詳細店舗名:常陸野ブルーイング・ラボ Tokyo Station所在地:東京都千代田区丸の内1丁目9番1号 グランルーフ2階 ペデストリアンデッキ電話番号:03-6551-2515席数:17席+スタンディングカウンター営業時間:11:00~23:00(ラストオーダー22:30)定休日:無休TEL:03-6212-1737
2016年11月24日俳優の坂上忍が19日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。番組内で実施した浮気に関する調査の結果に驚いた。番組では、京都の芸妓との不倫疑惑が報じられた歌舞伎俳優の中村橋之助の謝罪会見と、妻でタレントの三田寛子の会見を特集。また、視聴者を対象に「パートナーが正直に浮気を認め謝罪したら"許す"か"別れる"か」という調査を行った。その調査では、「許す」が51%、「別れる」が49%と、「許す」の方がわずかだが多いという結果に。坂上は「えー! 許すの方が多いの!?」と驚き、「だったら、もうちょっと寛容になってもいいのかなって」と芸能界の不倫騒動に関する世間の厳しい声について言及した。出演者も「許す」「別れる」かどちらか答え、小杉竜一、IKKOらは「許す」、吉田敬、ホラン千秋、野々村真らは「別れる」を選択。アーチェリー五輪メダリストで日本体育大学教授を務めている山本博は「許す」を選び、「学校現場にいるので…親が離婚して子供が悩んだり、そこから子供の人生が大きく変わっていく。会見で三田さんが『別れない』って言った言葉は子供にとってはものすごく安心だったと思う」と話すと、「なるほどー!」という声があがり、坂上も「子供がいるかいないかによって変わってきますよね」と話した。
2016年09月19日タレントの野々村真(52)が、30日に放送されたTOKYO MXの情報番組『バラいろダンディ』(毎週月~金21:00~21:55)で、高畑裕太容疑者(22)の母で女優・高畑淳子(61)の謝罪会見について、持論を述べた。23日に強姦致傷の疑いで裕太容疑者(22)が逮捕されたことを受け、母・淳子は26日、都内で会見を開いて涙ながらに謝罪。被害女性と関係各所に向けて詫びの気持ちを語り、「こんなことは不謹慎で言ってはいけないんでしょうけども」と前置きしながら、裕太容疑者との面会時に「私はどんなことがあってもお母さんだから」と伝えたことを明かした。野々村は1男1女の父で、長女は女優やモデルとして活動している香音(15)。2世タレントの不祥事により親が振り回されるケースは過去に何度も起きていて、番組内でそのことが取り上げられると、「それぞれの教育の仕方は家庭によって違いますが」と気を使いながら、淳子の会見は母親としての優しさが出てしまったのではと分析した。さらに、「僕は息子がいますけど、やっぱりどうしても」と言いつつ、拳をつくって殴るような仕草を見せた。司会の長谷川豊アナウンサーから、息子が不祥事を起こした場合に会見を開くのかを聞かれると「します。しなきゃいけない」と即答。「ただ、高畑(淳子)さんのような会見にはならないと思います。やっぱり、男親は厳しく突き放す」と真剣な表情で語っていた。
2016年08月31日庵野秀明が総監督を務め、12年ぶりに日本で製作された『ゴジラ』シリーズ最新作『シン・ゴジラ』が7月29日、全国441スクリーンで封切られた。同日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台あいさつが行われ、狂言師の野村萬斎がモーションキャプチャの技術を駆使し、劇中のゴジラを“演じている”ことが明らかに。撮影は昨年夏に行われ、萬斎の出演はこれまで極秘扱いだった。その他の写真ビデオメッセージを寄せた萬斎は「狂言650年のDNAを引き継ぐ私が、ゴジラというDNAを継承しております。嬉しいですし、光栄です」とコメント。シリーズ最大となる全長118.5メートルのゴジラを演じるにあたり、「狂言や能の様式美を意識されたんだと思う。どっしりとゆっくりした動きの中で表現したいと思った」といい、「神なのか、罪(SIN)を負うものなのか、深いゴジラというものの存在感が、とても引き込まれました」と話していた。舞台あいさつには長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、樋口真嗣監督が登壇し、「霊的ともいえるゴジラは、まさに萬斎さんの動き。メイド・イン・ジャパンを再確認させてくれる」(長谷川)、「(海外では)絶対にマネできない。見ていて嬉しくなるし、興奮しました」(竹野内)、「ただいるだけ、ただ歩くだけのゴジラを見て、切なくて苦しくなった」(石原)と“萬斎ゴジラ”に興奮しきり。樋口監督は『のぼうの城』で萬斎とタッグを組んでおり、「今回のゴジラはCGだが、器に魂を入れたいと思った。やはりゴジラは人が演じることで初めてゴジラになる。まさに新しいゴジラ」と強い自信を示した。『シン・ゴジラ』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年07月29日映画『森山中教習所』の主演・野村周平と豊島圭介監督、原作漫画を手掛けた真造圭伍が公開初日から約3週間を経た7月28日(木)に都内劇場にて舞台挨拶を行なった。ひょんなことから再開した高校の同級生で大学生の清高とヤクザになった轟(とどろき)の、山奥にある謎の自動車教習所でのひと夏を描き出す。この日、東京の梅雨明けが宣言されたが、野村さんは「夏バテしてます。公園を自転車で走ってたら頭が痛くなっちゃって…」と熱中症になりかけたことを明かしつつも、ハイテンションでトークを盛り上げる。清高というキャラクターについて、豊島監督は「漫画の絵を見ても、何を考えているか分かんなくて、漫画で成立していても映画の生身の俳優でどうしようか?と思ってました」と苦労を述懐。それでも「最初の清高が松田さん(岸井ゆきの)をふるシーンを、野村君が微妙な塩梅でやってくれて『清高の実写ってこういうことか』と逆に野村くんに教えてもらった」と明かす。一方の野村さんは、そんな監督の苦労もどこ吹く風で「漫画を読んで、すごく映画向きだなと思いました。変な生物も出てこないし、火星にも行かないし。僕自身、お芝居するときは楽しければ何でもできるし、楽しくないと何もできない。清高も現場で楽しく作り上げていきました」と飄々と語っていた。原作者の真造さんから「清高と似てるところはある?」と問われると、野村さんは「似てるようで似てなかったり…。でも、こういうワケ分かんないヤツは得意です。僕も他人からよく分かんないヤツに見られるんで。『何考えてるか分かんない』『自由だね』って言われるけど、一番傷つきます(苦笑)。実はめっちゃ気にしいのAB型なんで…」と本音を漏らした。事務所の先輩でもある賀来賢人と元同級生役で共演することに緊張やプレッシャーもあったそう。特に清高が泥酔するシーンでは「酔っぱらってる芝居、大丈夫かな?と気になった」と“先輩”の視線が気になったと明かす。一方で、麻生久美子、岸井ゆきのとの共演について問われると「『麻生さん、キレイだな』『岸井ちゃん、かわいいな』と思ってました」と再びノリノリで語り笑いを誘う。ちなみに、清高は童貞か否か?が監督にとっては重要なテーマであり、悩んだポイントだったそうだが、豊島監督は「漫画では童貞っぽいけど野村周平が演じるとどうなのか?でも、ある女性スタッフが『童貞じゃないと信用できない』というのでそうなった」と明かした。これに野村さんは「よかったです(笑)。そういうのよくわかんないんで」ととぼけた口調で語り、会場は再び笑いに包まれた。『森山中教習所』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月28日「エヴァンゲリオン」シリーズの生みの親にして、世界中にその名を轟かせている庵野秀明が脚本・総監督を務める『シン・ゴジラ』。完成報告会見で強い手ごたえを語った庵野総監督自らが構成・編集を務めた最新予告編がこの度公開された。今回、公開された予告編にはゴジラが襲撃する現代日本の政府関係者・矢口蘭堂役の長谷川博己、同じく政府関係者・赤坂秀樹役の竹野内豊、米国エージェント、カヨコ・アン・パタースン役の石原さとみに加え、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、市川実日子らが登場。話し合いが行われる間、日本中が混乱し、国民が逃げる様子が映し出されている。さらに自衛隊から攻撃を受けるゴジラや、映像の終盤には雄叫びと共に紫色の光を放つ姿も…。シリーズ初のフルCGで描かれる本作のゴジラは、史上最大の体長118.5mという、想像を遥かに超える最強の完全生物として日本に上陸するのだ。『ゴジラ FINAL WARS』以来、約12年ぶりの日本製作のゴジラシリーズとなる『シン・ゴジラ』。長谷川さん、竹野内さん、石原さん主要キャストほか斎藤工、前田敦子ら総勢328名豪華キャストが集結している。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月19日野村周平と賀来賢人の初タッグ&W主演で贈る、ひと夏の自動車教習所を舞台にした『森山中教習所』。このたび、本作から野村さん、賀来さん、そして麻生久美子が無邪気に水風船で遊ぶ、夏休みらしい本編映像が解禁。本番中にまさかのアクシデントが発生するも、そのまま映画に採用されていたことが分かった。夏休み。マイペースでテキトーな大学生・清高(野村さん)と、ポーカーフェイスでクールなヤクザの組員・轟木(賀来さん)は高校の同級生。ある日とんでもない再会をし、一風変わった教習所に通うことに。境遇も性格も全く違う2人が、どこまでもユル~い「森山中教習所」でひと夏を過ごす。清高は教官・サキ(麻生さん)に恋心を抱き始め、楽しくて甘酸っぱい夏休みが平穏にすぎていくと思っていたが…!?子どものようにフリーダムな清高と、高校を中退しヤクザの道へ足を踏み入れた轟木という、正反対の同級生2人が織りなす、たった一度きりの短い夏休みを描く本作。今回到着したのは、水風船で無邪気に遊ぶ野村さんと賀来さん、麻生さんの3人が登場する、夏らしい爽やかな本編映像だ。賀来さん演じる轟木がコンビニのクジで当てたという水風船を発見し、ワクワクしながら水を入れ始める、野村さん演じる清高。麻生さん演じるサキとテンポよくキャッチを繰り広げるが、驫木はその様子をクールに見つめている。しかし!途中でアクシデントが発生。野村さんがパスした水風船を賀来さんがキャッチすると、水風船が破裂し、賀来さんがすっかりびしょ濡れに。リハーサルでは落としてもなかなか割れなかった水風船だっただけに、まさかの事態にキャスト・スタッフも一瞬騒然。先輩である賀来さんに水風船をぶつけてしまった野村さんは驚きと焦りの表情が前面に現れ、麻生さんは「キャー」と驚きの声をあげながらも笑ってしまい、思わず2人とも素の顔に。一方、予想外のアクシデントに襲われた賀来さんは、びしょ濡れになりながらも微動だにせず、クールな轟木役を貫き通すという役者魂を見せた。そんなアクシデントも、そのまま本編に採用されているので要チェック。また、“ワケあり”の自動車教習所が舞台だけあって、3人の後ろで砂煙をあげながら暴走している車も見逃せない。この「森山中教習所」のロケ地は、栃木県の那須烏山にある旧須賀川小学校跡。現場を訪れた原作者の真造圭伍氏も「ここを見て(漫画を)描いた気がする」というほど、原作の趣にぴったりのロケーションだったという。撮影は2015年9月下旬より約16日間というハードスケジュールで行われたが、キャスト・スタッフ一同笑いの絶えない現場は本作の空気感そのものだったようだ。『森山中教習所』 は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月18日映画『森山中教習所』が7月9日(土)に公開を迎え、W主演の野村周平と賀来賢人、ヒロインの岸井ゆきの、豊島圭介監督が舞台挨拶に登壇した。真造圭伍の同名漫画を初共演の2人で映画化。ノーテンキな大学生の清高とネクラなヤクザの轟木という高校時代の同級生2人が、非公認の自動車教習所で過ごすひと夏を描き出す。登壇陣は、浴衣姿で登場!野村さんはリクエストに応えてクルリと一回転し「チャームポイントは笑顔です!」となぜか浴衣の柄ではなく自らの笑顔をポイントとして強調し笑いを誘う。現場のムードもこの日の舞台挨拶の空気そのままの和気あいあいとした雰囲気だったそうで、野村さんは「雰囲気も景色も天気も良くて、のほほんとしながらゆったりとした時間で撮影できた」と述懐。「こんなに楽しかった現場は初めて。『この先の人生を楽しもう!』って思えました」と笑顔で明かす。賀来さんも「タイトなスケジュールでしたが、スタッフさんがみんな明るくて、そこにひょいと入ってのびのびとお芝居できました」と語る。豊島監督とは『ソフトボーイ』でも一緒に仕事をしているが「5~6年前にご一緒して、今回、気合いも入ってたし、ヘタこけないって気持ちも『成長したな』と思われたいという欲もありましたが、現場に行ったらみなさんが土台を作ってくださりすっと入ることができました」とリラックスして臨めたを語った。岸井さんは、野村さんとのシーンが多かったが「ずっと楽しかったです。(野村さんは)さわやかなイメージでしたが、ずっと元気なんですよ!周りを明るくしてくれる愛されキャラです。私は現場で物静かになるタイプなんですけど、現場で楽しくなっちゃった自分にビックリしました(笑)。野村さんが心を開かせてくれました」と感謝を口にした。野村さんは、撮影、プロモーションと長く一緒に過ごしてきた賀来さんについて「いい感じで、距離が縮まってない」と説明。「会うとすごく話すけど、でもプライベートでご飯に行ったりはしない」と語り、賀来さんも「ずっと同じ距離。気を遣って会話を返す必要もないし、いとことか親族に近い」と明かした。いよいよ夏到来ということで、この夏やってみたいことを尋ねても、2人の答えはバラバラ。野村さんが「バーベキューもしたいし海水浴も行きたいし、花火も見たいし海外旅行も行きたい」とアクティブに語るも、賀来さんは「貯金ですね。大人だからいいかげんにって感じで」と真剣に(?)将来を見据える…。さらに岸井さんは「夏は苦手。野村さんが言ってた海水浴とか花火とか、全部『(私は)いい』って感じ(笑)」とつれない反応。それでも「男の人にこれしようって言われて嬉しいことは?」と食い下がられると「すごく高いかき氷を食べに行こうって言われたい」と語っていた。『森山中教習』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月09日野村周平と賀来賢人が初共演にしてW主演を果たす映画『森山中教習所』。このほど、野村さんの体育着姿と賀来さんのクールな学生服姿がまぶしい、高校生時代の場面写真がシネマカフェに到着した。野村さん演じるマイペースでノーテンキな大学生・清高と、賀来さん演じるポーカーフェイスのヤクザ・轟木。高校時代の同級生だった2人が、とんでもない再会を果たしたことから、一風変わった非公認の自動車教習所「森山中教習所」に通うことになる、ひと夏の物語を描いた本作。境遇も性格も全く違う2人が、へんてこな教習所で過ごす夏。清高は教官・サキ(麻生久美子)に恋心を抱き始め、楽しくて甘酸っぱい夏休みが平穏にすぎていくと思われたが…。このたび本作から到着したのは、2人の高校時代の回想シーン。体育着姿の清高と、学生服を着たままの轟木が、誰も居ない昼下がりの教室で出会い、クラスメイトながら初めて言葉を交わす場面となっている。数年前の設定とはいえ、高校生の2人の姿はとても初々しい。轟木が読んでいた小説に目をつけた清高が、「何読んでるの?」と話しかけたのが、2人の友情(?)の始まり。轟木が読んでいたのは、“ジンジャー山口”という謎の作家が書いた「熱海の女」という官能小説だった!興味深そうに手にとる清高に対して、なぜか外の様子を気にしている轟木の目線が気になるところだが、実はこの日、轟木は退学届けを高校に提出し、ヤクザの仲間入りをするため、迎えの車を待っている最中だったのだ。そんなこととはつゆ知らず、官能小説「熱海の女」を読みふける清高を見て、読みかけの本をついあげてしまった轟木。2人の最初で最後の会話はそれで終わり、2人の再会は数年後、思いがけない形で訪れる。さて、この“ジンジャー山口”の「熱海の女」は、大学生になった清高と、ヤクザになった轟木にどのように関わってくるのか、本編を乞うご期待!『森山中教習所』 は7月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月08日福山雅治ロス、西島秀俊ロス……俳優やタレントが結婚をすると、ファンならずともショックを受け、時には会社を休みたいと言い出す人もいる。芸能人は遠くの存在でありながら、結婚するとなぜショックを受けてしまうのか。ニュースをどのように受け止めても個人の自由だが、その裏にある心理は一体どのようなものだろうか? マイナビニュース会員にアンケートをとり、「ショックを受けた経験がある」と答えた人に、その理由を聞いた。Q.好きな俳優・アイドル・歌手等の結婚でショックをうけた経験はありますか?ある 27.4%ない 72.6%○ショックを受けた理由は?■イメージが崩れる・「その人が奥さんとイチャイチャしているのを想像してしまうから」(35歳女性/鉱業・金属製品・鉄鋼/事務・企画・経営関連)・「恋愛とかするんだ! という偶像崇拝的なものが壊された感じがしたから」(28歳女性/建設コンサルタント/建築・土木関連技術職)・「現実にひきもどされる」(48歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「アニメのキャラのようにいてほしいので」(40歳女性/精密機器/事務・企画・経営関連)■仕事の内容・受け取り方が変わってしまう・「その時からそのアイドルが、"ファン(みんな)のもの"ではなく"結婚相手だけのもの"になってしまった気がしたから。ラブソングとか歌っても、その相手に向けているようで、しらけてしまうと思ったから」(43歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「結婚そのものにはショックは受けませんでしたが、結婚後に明らかに仕事の質が変わったのがショックでした」(35歳女性/ソフトウェア・情報処理/専門サービス関連)・「歌手で、あまり幸せなラブソングなどを歌わない人だったので、結婚したら曲調が変わってしまう、と思ったから。そして本当に幸せや平和を歌う曲ばかりになり、あまり聴かなくなった」(28歳女性/ソフトウェア・情報処理/営業関連)■みんなのものでいてほしかった・「結婚して、誰かのものになってしまったのがショックだったので」(27歳女性/繊維・アパレル/事務・企画・経営関連)・「何となくみんなのものであって誰かのものになる事を想像していなかった。」(47歳女性/ホテル・旅館/クリエイティブ関連)・「特定の人を愛したりせず、永遠に結婚をしない人だと勝手に思っていたので」(26歳女性/広告・出版・印刷/IT関連技術職)■相手が……・「相手が一般の方だったから」(22歳女性/その他/クリエイティブ関連)・「相手が好感持てなかった」(40歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「相手が嫌いなタイプだったから」(28歳女性/その他/その他・専業主婦等)■内容に驚いた・「好きなわけではないが、ずっと独身でいそうだったのでとてもびっくりした」(49歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「それまでまったく気配がなかったのにいきなりできちゃった結婚」(53歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「高齢で、同性婚をしたから」(52歳女性/その他/その他・専業主婦等)■福山ロス・「福山雅治の結婚は衝撃的でした」(33歳女性/サービス/営業関連)・「福山雅治さんが結婚したときは、とてもショックで絶望感に見舞われたから」(33歳女性/専門商社/事務・企画・経営関連)・「福山雅治さん。とくにファンというわけではないけど、やはり結婚には衝撃がはしった。結婚しないものだとばかり思っていたので。けど、あれほどのイケメンはもうさっさと結婚して ジュニアを生んでこれからも期待をさせてほしい!(笑)」(25歳女性/化粧品・医薬品/販売・サービス関連)■具体的にショック・「GLAYのJIROさんが世界で一番好きだったから」(34歳女性/生命保険・損害保険/営業関連)・「野々村真」(35歳女性/その他/その他・専業主婦等)■恋愛感情があった・「大好きだったので……自分にもあわよくばチャンスあると思い込んでいた」(28歳女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)・「多分、恋愛感情があったんだと思う。軽いジェラシー」(50歳女性/その他/その他・専業主婦等/フリーター)・「ばかげた考えですが、その人が独身なら自分にもいつかチャンスがあるかと思えるから」(54歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「好きだったから。一緒になれるはずがないものの、やっぱり」(74歳女性/その他/その他・専業主婦等)■公表しないでほしい・「付き合いたいとか思ってるわけではないけど、空想上の心の支えというか、公表しなくて謎のままでもいいです」(32歳女性/食品/販売・サービス関連)・「現実逃避やストレス解消の手っ取り早い手段として、好きな俳優等が独身であれば、その人との恋愛を妄想や夢を見て楽しめるが、現実で結婚するとなんとなく妄想しづらくなるから。ただし自分にチャンスはあると思っているわけではないので、好きな俳優だからこそおめでたいなぁと思う気持ちの方が大きい」(27歳女性/教育/事務・企画・経営関連)・「恋愛公開しないといっていたのにあっさりと公開したから。また、その相手が意外な人物だったから」(36歳女性/その他/その他・専業主婦等)■その他・「自分が取り残された感じがしたから」(45歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「別れた彼氏に似ていて、感情移入してしまっていたから」(29歳女性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/事務・企画・経営関連)・「遠くにいってしまった気がした」(22歳女性/その他/その他・専業主婦等)■総評自分の好きな男性芸能人が結婚して大きなショックを受けた経験のある女性は約3割と、決して多くはないが一定数存在した。理由は様々だが、「イメージが崩れる」「仕事の受け取り方が変わる」「みんなのものでいてほしかった」という理由が、多くを占めていた。「自分が相手と結婚できるとは思っていなかったが、誰か一人のものになってしまった」となると、失恋の一種と言えるのかもしれない。また、芸能人は偶像でいてほしい、生活感を出さないでほしい、という気持ちは、「遠い存在」だからこそ起こるものだといえるだろう。ちなみに具体名を出した人はほぼ福山雅治について語っており、"福山ロス"の深刻さが伺えた。また、実際に恋愛感情を抱いていた、という気持ちももちろん誰にも否定されることではない。時が経てば、失恋のショックを乗り越え、また新たな気持ちで好きな芸能人を応援することもできるのかもしれない。調査時期: 2016年6月27日~2016年6月29日調査対象: マイナビニュース会員(女性限定)調査数: 368名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年07月08日野村周平と賀来賢人が初タッグ、W主演を果たす『森山中教習所』の完成披露試写会が6月8日(水)、都内で行われた。同級生を演じた2人は「僕は甘えん坊なんで」(野村さん)、「僕にとっては可愛い弟」(賀来さん)と壇上で仲良しアピールし、会場を沸かせた。高校の同級生で、マイペースでテキトーな大学生・清高(野村さん)と、ポーカーフェイスでクールなヤクザの組員・轟木(賀来さん)が、教習所で再会し、甘酸っぱい夏休みを一緒に過ごす青春映画。完成披露試写会には野村さん&賀来さんに加えて、共演する教官役の麻生久美子、ヤクザを演じる光石研、原作者の真造圭伍、豊島圭介監督が出席した。豊島監督は、野村さんについて「すごくなんかバカみたいな人(笑)。台本を読んで、『これ、おれですよ』って。清高とグルーブが合っていて、野村周平としてイキイキ演じてくれた」。現場でも2人は仲が良かったそうで「僕たち、友だちですよ」(野村さん)、「僕が年上なのに、圭ちゃんって呼んでくる」(豊島監督)とこちらも負けじと仲良しアピール。豊島監督と賀来さんは2度目のタッグで「今回は賀来くんの陰りの部分を捉えたかった」と語った。また、紅一点である麻生さんに話題が及ぶと、豊島監督は「今回ご一緒して、だからみんな惚れるんだと分かった気がします。いつもこんな風に周りを手玉に取るんですか?」とデレデレ。主演コンビも「本当、麻生さんはヤバイ!」(野村さん)、「僕らのレベルに自分を落として、一緒に遊んでくださった」(賀来さん)と麻生さんにゾッコンだった。当の麻生さんは「2人とも性格がとても良くて、現場をいい雰囲気にしてくれた。野村くんはとっても可愛くて、こういう息子が欲しい」とこれ以上ないコメントで、野村さん&賀来さんの“男子ごころ”をくすぐっていた。『森山中教習所』は7月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月08日TBS系クイズ番組『世界ふしぎ発見!』(毎週土曜21:00~21:54)が放送30周年を迎え、レギュラー出演者の草野仁(72)、黒柳徹子(82)、野々村真(51)、出水麻衣アナウンサーが28日、都内で報道陣の取材に応じた。1986年4月19日にスタートした『世界ふしぎ発見!』は、「世界へ行こう、世界を知ろう」をテーマに世界のあらゆるふしぎを、クイズとトークで解き明かす番組。4月30日の放送で1393回を数える。放送開始から司会を務める草野は、「テレビの世界では10年続けば大成功。ゴールデンアワーの競争激しい中で30年生き延びられたことは本当に幸運なこと。そういうお仕事に関わることができたのは放送人としてこの上ないすばらしいことだとつくづく感じています」と感慨深げに語り、「"歴史と楽しく遊ぶ知的エンターテインメント番組"というコンセプトを守り通してきたことが、ここまで長続きできた大きな背景になっている」と分析。「『もう君たちの番組は見たくないよ』と言われないように、一つ一つの番組を高校野球のように一戦必勝主義で頑張っていくしかない」と決意を新たにした。初回から出演するレギュラー解答者の黒柳徹子は、この番組に出るまでクイズ番組は避けきたが、「クイズというより歴史を勉強する番組」と聞き、「死ぬまでに歴史を勉強しないと死ねない」という思いもあって出演を決意したと30年前を振り返った。そして、毎回テーマを教えてもらい本を読んで勉強していく黒柳だが、「だんだんテーマのヒントがアバウトになってきた」とポツリ。「クリミア戦争と教えてもらって、ナイチンゲールというのが当たった。山かけが当たった時はうれしい」と言うも、「最近は当たりません」と、正答率59.4%、パーフェクト217回を誇る黒柳へのヒント出しは難しくなっているそうだ。草野は、黒柳が前日夜から一睡もせずに勉強して収録に挑んだことや、モーツァルトの時に15冊も読んできたことを明かし、「これはすごい。30年1回も休まず、情報を得たらきちんと準備をしてチャレンジすることを繰り返し続けていることは驚異的としか言いようがない」と称賛。「80歳を過ぎても芸能界の第一線で活躍されている黒柳さんの背中を押すパワーの一端を構成しているのではないか」と続け、「文化功労者に選ばれましたましたが、そういう方と一緒にお仕事できるのは本当に幸せなこと」と熱く語った。すると黒柳は「だからお嫁に行けないの」と笑いを誘い、さらに、「野々村さんが長く考えるようになって私デートもできない。お嫁に行けなかったのは野々村さんが長く考えるから」とジョーク。野々村は「もうちょっと回答を短くするように頑張ります!」と返していた。取材会には、重延浩ゼネラルプロデューサーも出席。「毎回40本くらい企画を考え、企画で困ったことはない。まだまだ1万回までいけますよ!」と笑顔で話し、貴重な1986年4月19日放送の第1回の台本もお披露目した。
2016年04月29日狂言師・野村萬斎と芸人・宮迫博之が初共演を果たす『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』。公開を間近に控えた本作のように、野村萬斎×宮迫博之にみられるような面白いバディが、過去の映画にも多く存在しているようだ。たった1人薄暗い部屋で、熱帯魚相手に日ごと繰り返す男・仙石和彦(野村萬斎)。実はこの仙石、残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情)を読み取ることができるという、特殊な能力を持っていた。その能力をひょんなことから芸能事務所=峠プロダクションの社長・峠久美子(高畑淳子)に見込まれ、丸山竜司(宮迫博之)と「マイティーズ」というお笑いコンビを組まされる。一時はかなりの人気を博したものの、あえなく解散となって以来、仙石はマンションの管理人としての職を得て極力、人と会わないですむ生活を選び、一方の丸山はマイティ丸山として売れない芸人に逆戻り。「マイティーズのおふたりの力を借りたいんです。人を探してほしいんです」と突然、峠プロダクションを訪ねてきた女子高生・秋山亜美(杉咲花)。どこか思い詰めた様子の亜美の依頼は、長年慕ってきたピアノ教師・沢村雪絵(木村文乃)を探し出してほしいというもの。なんとか雪絵が失踪した現場の思念を読み取った仙石は、犯人と思しき謎の女の姿をとらえる。警察もあてにならないと踏んだ2人は、独自に捜査を開始することを決意する。果たして謎の女の正体とは?目的は?そして雪絵の行方は?事件の裏の裏をスキャンした仙石が見たものは、予想をはるかに超える残酷であまりにも美しい真実だった。「人間は醜い」そう心を閉ざし切っていた仙石が、ラストに流す一筋の涙の意味。人が人を想う強い気持ちが、優しく切ない奇跡を起こす── 。本作は、「相棒」シリーズ、『探偵はBARにいる』シリーズなどを手掛ける稀代のヒットメーカーとなった人気脚本家・古沢良太が書き下ろした、予測不能な異色の謎解きミステリー。キャストには、人間嫌いの超ネガティブな主人公・仙石を演じる萬斎さんをはじめ、かつてマイティーズとして仙石とお笑いコンビを組んでいた丸山竜司役に「雨上がり決死隊」の宮迫博之、そしてこのコンビを支えるキャスト陣には、「関ジャニ∞」安田章大、 杉咲花、木村文乃 、ちすん、 梶原善、風間杜夫、 高畑淳子が顔を揃えた。また、『デスノート』『デスノート the Last name』の金子修介監督がメガホンをとり、謎解きのミステリーとユニークなキャラクターたちが織りなすコメディを絶妙なバランス感覚で描き、一歩踏み込んだ深い人間ドラマとして本作を見事に昇華させている。映画の中心になって活躍するのは、かつて「マイティーズ」という名のもと、お笑いの地で活動していた仙石と丸山の”凸凹バディ”。真逆の性格を持ち、まさに火と油のようなふたりがどのように協力し、事件に挑んでいくのか行方が気になるところではあるが、世の中にはそんな凸凹バディの活躍する面白い物語が数多く存在する。まず、 本作の脚本を書いた古沢氏のバディ映画といえば、やはり『探偵はBARにいる』。 少し破天荒で名前のない”探偵”(大泉洋)と、なんだか頼りなく感じる相棒・高田(松田龍平)の探偵コンビは凸凹の性格ながらに続編を通して共に難事件を解決してきた。そのほかにも、『トリック』シリーズでは自称天才美人奇術師・山田(仲間由紀恵)と天才物理学者(阿部寛)のコンビ、また海外映画では、型破りな性格のJ(ウィル・スミス)と寡黙なJ(トミー・リー・ジョーンズ)主演の『メン・イン・ブラック』シリーズや、『最強のふたり』の車いすで生活している大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)と彼の介護者として働く羽目になった黒人青年のドリス(オマール・シー)の友情物語などなど、 お互いをいがみ合っていた関係から”最強のバディ”へと関係が変わっていく姿に心が打たれる作品も多い。そんな歴代バディたちに負けず劣らず、 本作のコンビも几帳面で真面目な仙石と、がさつで無神経な丸山という真逆っぷり。さらに仙石役の萬斎さんは狂言師、丸山役の宮迫さんはお笑い芸人という、今まで交わることのなかった異色のコンビということも話題だ。はたして、仙石と丸山のコンビは事件の謎を解くことができるのか!?そして、古沢作品史上“最強のバディ”になれるのか。ぜひ劇場で確かめてみて。『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』は4月29日(祝・金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月25日元グリモワール(Grimoire)バイヤーの野村仁美とマネージャーの三好香織が、ヴィンテージショップ「マルテ(MARTE)」を原宿キャットストリートに2016年4月30日(土)オープンする。またオープニングスタッフには、独自のファションセンスを発信する佐々木茜を迎える。「MARTE」はイタリア語で“火星”を意味し、“新たなる土地、未知なる感覚”をコンセプトに掲げる。内装・ブランディングに至るまで従来のヴィンテージショップでは見る事のできないクリエイティブな感覚を刺激する店作りを目指すようだ。店内では、レディースヴィンテージ衣類を軸に、オリジナルアイテムやセレクトアイテムなども取り扱い、新たなスタイルと価値を提案。ヴィンテージアイテムは、欧米・欧州・アジアなどに直接赴き、商品を一点一点セレクト。1920〜80年代を中心としたヴィンテージワンピースやボトムス、トップスなどを中心に、シューズ、ベルト、バッグ、アクセサリーなどの服飾小物も展開する。■店舗情報マルテ(MARTE)オープン日:2016年4月30日(土)場所:東京都渋谷区神宮前6-6-11 ヴィラハセ202営業時間:13:00〜20:00(平日) / 12:00〜20:00(土・日・祝日)■商品価格帯・ヴィンテージ ワンピース 6,800円〜・ヴィンテージ トップス 5,000円〜・ヴィンテージ スカート 4,500円〜・ヴィンテージ バッグ 5,000円〜・ヴィンテージ アクセサリー 5,000円〜■オープン記念キャンペーンオープン記念として、10,000円以上の購入者の中から、先着100名にマルテ オリジナルクリアポーチをプレゼント。
2016年04月21日ドラマ化もされ話題となった、21歳でのデビュー作『野ブタ。をプロデュース』から12年近く。白岩玄さんが久々に学園小説を上梓した。その名も『ヒーロー!』。「『野ブタ。~』を出した後でスクールカーストを書いた小説と言われたのが頭に残っていて。そういう造語が使われることで、なおさら教室内の階級が固定され、学生を幸せにしないような気がしたんです。それで、もっと違う形でいじめの問題を書きたいなと思っていました」ヒーロー好きの新島英雄は高校2年生。彼は学校のいじめをなくすため、演劇部の佐古鈴に無理やり演出を頼み、休み時間に大仏のマスクをかぶってパフォーマンスを開催。いじめの標的からいじめっ子たちの目をそらすことに成功する。「明るく解決する話にしたくてヒーローものにしました。パフォーマンスの内容は考えれば考えるほど出てきて楽しかったです。後から思い出したんですが、中学生の時、大仏のマスクをかぶった主人公の劇を演出したことがあったんです。やっていることが変わりませんね(笑)」やがてライバルが登場、闘争心に燃える鈴は本来の目的を見失う…。鈴の視点で描かれる本作。最初は、英雄の視点で最後まで書いたという。なぜ書き直したのか。「英雄の立場から書いたら、彼一人にとっての正義を書くことになる。でもこの本では、今の世の中にはいろんな正義があるということが書きたかった。それで、英雄にとっての正義を冷めた目で見る女の子の目から書くことにしたんです」やがて鈴の心も大きく動き、さらにパフォーマンスも変化していく。久々に学園ものを書いてみて、自身の変化にも気付いたという。「演劇部の愚直で真面目な先輩が出てくるんですが、昔はああいう存在が書けなかった。今は、ああいう人こそ裏のヒーローだと思う。それに、信頼できる大人が書けるようになりました。自分も年を重ねて、大人は大人で苦しんでいるんだと分かったからでしょうね」◇しらいわ・げん作家。1983年、京都市生まれ。2004年『野ブタ。をプロデュース』で文藝賞を受賞しデビュー。同作は芥川賞候補にも。他の著作に『空に唄う』『愛について』『未婚30』など。◇いじめを防ぐため、みんなの関心を無理やりさらう。そんな狙いで英雄と鈴が始めた休み時間の大仏マンショーは、意外な方向へ…。河出書房新社1400円※ 『anan』2016年4月20日号より。写真・土佐麻理子(白岩さん)森山祐子(本)インタビュー、文・瀧井朝世
2016年04月19日ドラマや映画に大活躍中の俳優・野村周平が20日(日)放送の「おしゃれイズム」(日本テレビ系)に出演する。「おしゃれイズム」はゲストの普段見ることができない私生活やこだわりなどを探るトーク番組。今回のゲストは、16日に最終話を迎えたドラマ「フラジャイル」、少年たちの狂気と愛憎劇を体当たりで演じた映画『ライチ☆光クラブ』、人気コミックの実写化でも話題の映画『ちはやふる』などに出演し、いま旬な顔の俳優と言える野村さん。果たしてどんな素顔を持っているのだろうか?番組では野村さんの幼少期に撮影されたスノボ映像を公開。デビュー前はスノーボーダーとしても活躍していたというが、そんな才能が垣間見える可愛らしい映像にも注目。また新CM女王&野村さんの母が彼の素顔を告白!さらに自宅も公開するほか人生初のスカイダイビングに挑戦した様子は必見だ。今最も“旬”な俳優のひとり、野村周平の素顔を楽しめる30分。「おしゃれイズム」は20日(日)22:00~放送。(笠緒)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月20日生理学研究所(生理研)は3月18日、新しいものを「見て触れる」経験をすることで、視覚の情報処理を司る脳部位「視覚野」が変化することを、サルを用いた研究によって明らかにしたと発表した。同成果は、同研究所 感覚認知情報研究部門 郷田直一助教、小松英彦教授らの研究グループによるもので、3月18日付けの米科学誌「Current Biology」オンライン版に掲載された。視覚野は脳の後頭葉にあり、入力された視覚情報を分析し認知・判断している。その機能はこれまで実際に体験してきた視覚の経験によって変化するが、触覚や聴覚などといったほかの感覚の経験の影響は受けないとこれまで考えられていた。同研究グループは今回、セラミックやガラス、布といったさまざまな素材で作られた棒状の物体を実際に見せ、触れさせるという課題をサルに遂行させ、素材の見た目と手触りを十分に経験させた。これらの素材はサルにとってはもともと馴染みがないものだが、自身の経験としてすでに知っているものと知らなかったもの、それぞれを実際に「見て触れる」経験をさせる前と後で、サルが各素材の写真を見ているときの脳活動がどう変化するか、fMRI(機能的磁気共鳴画像法)を用いて計測した。この結果、脳の視覚野の下側頭皮質の活動が、「見て触れる」経験後には、滑らかさ、硬さ、冷たさなどといった手触りが似た素材に対しては似たような反応をし、手触りの違う素材に対しては異なったパターンの反応を示す結果となった。下側頭皮質後部は、視覚の情報処理に特化した脳領域であると考えられていたが、今回の研究結果は、素材の外観を見るだけでなく手触りを合わせて経験することで、その反応パターンが手触りの違いを反映したものへと変化したことを示している。同研究グループは今回の成果について、「脳がさまざまな物を認識したり質感を感じるメカニズム」の全容を解明するための重要な足がかりとなると説明している。
2016年03月18日野村萬斎が自身の演出・主演により実に4度目となる『マクベス』(6月、東京・世田谷パブリックシアター)に挑む。今回、新たに座組に加わり、マクベス夫人を演じるのは、シェイクスピア初挑戦となる鈴木砂羽。某日、ポスター撮影が行われた現場にて、和洋折衷の何とも不思議な衣裳に身を包んだふたりに話を聞いた。舞台『マクベス』チケット情報萬斎は過去に『間違いの喜劇』『リチャード三世』を翻案した作品を手掛けるなどいくつものシェイクスピア作品に携わってきたが、中でも本作は4演目と突出している。『マクベス』の何にそこまで惹かれるのか?そんな問いに作品を“酒”に例えこう語る。「海外(ニューヨーク・ソウル・シビウ・パリ)での成果を踏まえつつ、新たな要素を加え、じっくりと熟成させたい。役と演じる俳優自身の“化合”が行われるのがシェイクスピアの作品であり、その醍醐味がストレートに伝わるのが『マクベス』。それは僕らの中身が問われるということでもあるのですが(笑)」。新たに加わる鈴木とはNHKの朝ドラ『あぐり』以来19年ぶりの共演。当時「ハチャメチャやっていた(笑)」という萬斎を面白がっていたのが鈴木だったとか。萬斎は「たった5人の芝居ですから、相手役が変われば大きく変わる。年下の奥さんをもらって(笑)、またリフレクション(反響)が変わってくると思います」と期待を寄せる。鈴木はシェイクスピア初挑戦を自ら「新境地」と語る。既に頭の中には自分なりのマクベス夫人に対する様々な思いが渦巻いているよう。「よく“魔性の女”とか“強い女”と言われてますが、私が受け取った印象は一途で必死で“けなげな女”なんです」。その言葉に萬斎も「一生懸命に生きることが功罪を生み出していく。それが人生の難しさであり、シェイクスピアの面白いところだと思います」と嬉しそうにうなずく。さらに鈴木は、マクベスと夫人の“夫婦像”についても言及。「このふたり、すごく親密ですよね。これは持論ですが、共通の夢や野望を持った親密なふたりであるほど、互いの存在だけで満たされているから、子どもをなさないものなのかもしれないなと。まさに合わせ鏡のような夫婦だなと感じます。もしも子どもがいたら、ふたりは凶行を思いとどまっていたかもしれないけど、家族とか世継ぎの必要性とか、そういうものを超えたふたりの世界観が出来上がってる。夫人に関して言うと、面白いと思うのが、シェイクスピアはどんな小さな役にも名前を付けているのに、彼女はあくまで“マクベス夫人”なんですよね。そこに、女性の根本とも言えるような普遍性を付与してるのかなと感じますね」。そんな鈴木を頼もしそうに見つめる萬斎。このふたりが舞台上でどんな夫婦像を作り上げるのか?期待が高まる。東京公演は6月15日(水)から22日(水)まで。チケット前売りは4月16日(土)午前10時より。チケットぴあでは3月26日(土)より《いち早プレリザーブ》、4月5日(火)より《プレリザーブ》先行抽選を受付。取材・文:黒豆直樹
2016年03月14日野村萬斎が自身の演出・主演により実に4度目となる『マクベス』(6月、東京・世田谷パブリックシアター)に挑む。今回、新たに座組に加わり、マクベス夫人を演じるのは、シェイクスピア初挑戦となる鈴木砂羽。某日、ポスター撮影が行われた現場にて、和洋折衷の何とも不思議な衣裳に身を包んだふたりに話を聞いた。舞台『マクベス』チケット情報萬斎は過去に『間違いの喜劇』『リチャード三世』を翻案した作品を手掛けるなどいくつものシェイクスピア作品に携わってきたが、中でも本作は4演目と突出している。『マクベス』の何にそこまで惹かれるのか?そんな問いに作品を“酒”に例えこう語る。「海外(ニューヨーク・ソウル・シビウ・パリ)での成果を踏まえつつ、新たな要素を加え、じっくりと熟成させたい。役と演じる俳優自身の“化合”が行われるのがシェイクスピアの作品であり、その醍醐味がストレートに伝わるのが『マクベス』。それは僕らの中身が問われるということでもあるのですが(笑)」。新たに加わる鈴木とはNHKの朝ドラ『あぐり』以来19年ぶりの共演。当時「ハチャメチャやっていた(笑)」という萬斎を面白がっていたのが鈴木だったとか。萬斎は「たった5人の芝居ですから、相手役が変われば大きく変わる。年下の奥さんをもらって(笑)、またリフレクション(反響)が変わってくると思います」と期待を寄せる。鈴木はシェイクスピア初挑戦を自ら「新境地」と語る。既に頭の中には自分なりのマクベス夫人に対する様々な思いが渦巻いているよう。「よく“魔性の女”とか“強い女”と言われてますが、私が受け取った印象は一途で必死で“けなげな女”なんです」。その言葉に萬斎も「一生懸命に生きることが功罪を生み出していく。それが人生の難しさであり、シェイクスピアの面白いところだと思います」と嬉しそうにうなずく。さらに鈴木は、マクベスと夫人の“夫婦像”についても言及。「このふたり、すごく親密ですよね。これは持論ですが、共通の夢や野望を持った親密なふたりであるほど、互いの存在だけで満たされているから、子どもをなさないものなのかもしれないなと。まさに合わせ鏡のような夫婦だなと感じます。もしも子どもがいたら、ふたりは凶行を思いとどまっていたかもしれないけど、家族とか世継ぎの必要性とか、そういうものを超えたふたりの世界観が出来上がってる。夫人に関して言うと、面白いと思うのが、シェイクスピアはどんな小さな役にも名前を付けているのに、彼女はあくまで“マクベス夫人”なんですよね。そこに、女性の根本とも言えるような普遍性を付与してるのかなと感じますね」。そんな鈴木を頼もしそうに見つめる萬斎。このふたりが舞台上でどんな夫婦像を作り上げるのか?期待が高まる。東京公演は6月15日(水)から22日(水)まで。チケット前売りは4月16日(土)午前10時より。チケットぴあでは3月26日(土)より《いち早プレリザーブ》、4月5日(火)より《プレリザーブ》先行抽選を受付。取材・文:黒豆直樹
2016年03月14日