骨盤ダイエット、骨盤のゆがみ、骨盤体操、骨盤矯正…「骨盤」が注目され始めてからだいぶ経ちます。ただ、流行のように骨盤という言葉だけがひとり歩きして、実際に何がどうよいのかわからず仕舞いだった人も多いのでは?「30代以降の女性にこそ、骨盤の何がどう大切なのかをきちんと見極めてほしい」とアドバイスするのは、ボディワークプロデューサーのkyo先生。骨盤がもてはやされるずっと前から、オリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開し、確実に女性の身体を変えてきたエキスパートです。「筋肉を鍛えている」だけでは、健康になれない?!実は、kyo先生が骨盤調整のメソッドを考案した背景には自身の不調がありました。もともとエアロビクスやアクアビクスのインストラクターだった先生は、30代になり、疲労感や倦怠感が抜けず、あちこちに不調を感じるようになったのです。「同僚も皆同じでした。健康を売り物にしているインストラクター自身が次々と不調を訴えて、整体などに通っていたんです。骨格や体幹などがまだ注目されていなかった時代、表面的に筋肉を鍛えることにばかり躍起になっていましたからね。土台を無視してはいけない、まずは土台をなんとかしなければ…という発想から骨盤のメンテナンスに辿り着いたんです。骨盤をゆるめるというメソッドによって、今の健康的な自分があると思っています」(kyo先生)そもそも「骨盤」って何でしょう? 骨盤はまさに身体の中心にあり、上半身と下半身をつないでいる部分。骨盤という名前の骨があるわけではなく、いくつかの骨が一体化した部分を指す名称です。二足歩行であるヒトは、横になっているとき以外、骨盤が動きの要。しかも、腸、膀胱、子宮などの内臓や生殖器を守るという重要な役割を果たしています。だからこそ骨盤と骨格・筋肉、骨盤と臓器のバランスの崩れは、全身の不調につながるというわけです!「骨盤がゆがむ」ってどういうこと? 骨盤のしくみを知るでは、骨盤とはどの部分を指すのか、詳しく見てみましょう。骨盤を構成しているのは、大きく分けて寛骨(左右1つずつ)、仙骨(1つ)、尾骨(1つ)という、3種4個の骨です。このうちいちばん大きな面積を占める寛骨は、腸骨・恥骨・坐骨という3つの骨が合体したもの。生まれたときはこれら3つの骨が分離していますが、10代半ば頃から融合し、成人になるまでに完全にくっつきます。ですから、恥骨や坐骨などを指し示す場合、はっきりした境目がわかるわけではありません。このことを知っている人はあまりいないですよね? また、左右の「寛骨」は、前中心でクッション性のある軟骨によってつながれていて、この部分を「恥骨結合」と呼びます。普段は関節としての可動性はほぼありませんが、女性は出産の際に靱帯が緩み、可動性が増して骨盤がやや広がり、出産を助けます。左右の寛骨の後側は仙骨へつながっています。「仙骨」は骨盤の後面を覆っている三角形をした骨。5つの仙椎からなり、こちらも生まれたときは5つに分かれていますが、成人するまでに結合して1つの骨になるのです。「仙骨」と「寛骨」(腸骨)の連結部のことを「仙腸関節」と言います。以前、仙腸関節の動きはないものとされていましたが、近年では数ミリの可動性があると言われることのほうが多くなりました。「尾骨」は、ヒトの進化の過程でシッポが退化したものと考えらている部分。仙骨と連結し、若干の可動性があります。「こんなふうに、骨盤は骨のつなぎめに若干の遊びがある程度で、骨自体が大きく動くというわけではないんです。いつも上半身・下半身の動きに反応して傾いたり、微妙に緩んだり締まったりを繰り返しています。そして骨盤を大きくしなやかに動かしているのは、周りを複雑に取り囲むたくさんの筋肉と靱帯。人の日常動作には必ず独自のクセがあり、そのクセが筋肉をこわばらせ、骨格にも影響しています。骨盤がゆがむと言われるのはそのため。実際に骨盤の形が大きく変わってしまうのではなく、凝り固まった筋肉によって身体の中心にある骨格にひずみができてしまうと思ってくださいね」(kyo先生)誰にでもある日常の動作のクセは、言わば個性。例えクセではなくても、人には「利き手」「利き目」「利き足」などがあるのですから、日常動作は偏りばかりです。毎日の偏った動きの繰り返しがその人の姿勢に影響し、それが形状を記憶していき、やがて頑固な骨盤のゆがみとなっていくのです。長い時間をかけて「自分で作り上げてきたゆがみ」と言えます。とくに30代後半からは、定期的に「骨盤メンテナンス」を!多少の骨盤のゆがみは誰にでも起こるもの。ゆがみが出ると、人には自力で元に戻す力があります。バランスを取ろうとして無意識に軽く動いたり、睡眠中の寝返りなどもそういったストレッチの一つ。寝ている間は、自然にリセットしやすい時間帯です。特に若いうちは筋肉や骨格に弾力があるため、日々リセットが効きます。子供は寝相が悪いことからもわかるように、睡眠中の動きがとても大きく、無意識にゆがみを調整するのがとても上手。それが大人になるにつれて、無意識だけではなかなかリセットしにくく、リセットできなかったゆがみが徐々に蓄積されていくのです。しかもそれが30代後半になるとどうでしょう? 長年に渡ってクセづけられた骨盤のゆがみはなかなか戻しにくく、全身に影響を与えてしまうことは想像がつきます。「動きづらい、筋肉が凝る、関節が痛い、などの不調が起こるのはそのため。また、骨盤周りの血流が悪くなることは、そのまま内臓や生殖器にまで影響を及ぼします。とりわけ、女性の骨盤には釣り鐘のように子宮が納まっているので、子宮や卵巣系の病気の元にもなりかねません。だから、30代後半以降は意識的にゆがみをリセットすることがとても大事。リセット&リセットですね! まさに、骨盤メンテナンスが必要な年齢だと思いましょう」(kyo先生)整体は3日で元に戻る。だからこそセルフケアをメンテナンスのためには、整体などに行くのがいいのでしょうか?「整体などで調整してもらった“良い状態”がもつのは、一般的に72時間と言われています。ゆがみをリセットしてもらったとしても、3日で元に戻ってしまうということですね。3日に一度、通い続けらればいいんですが、なかなかそうはいかないもの。それなら、自力で調整できたほうがいいじゃないですか。私が骨盤調整の方法をみなさんに伝え続けているのはそういう理屈なんですよね」(kyo先生)さあ、では、その方法とはどんなもの? 次回は「骨盤調整のセルフケア」をkyo先生から教えていただきます!kyo(小林 亨)プロフィールボディワークプロデューサー。1983年より幼児体操から大人の健康づくりの体育指導を始め、2001年からはフィットネス業界にて、骨盤を中心に全身を整えるプログラムをスタート。2005年にはスタジオ・ヨギーにてオリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開。2015年5月、現代人の体にマッチしたプログラムを発信するスタジオ「b-i Style」(ビィスタイル)を外苑前にオープン。しなやかな美ボディを目指す男女に人気を得ている。同時に、指導者の育成にも努める。骨盤や骨盤底筋に特化した著書も多く、近著は「ビューティ・ペルヴィス®骨盤調整でキレイになる3週間プログラム」(主婦の友社)。画像協力:有限会社ラウンドフラット発行「見るみるわかる 骨盤ナビ」
2015年08月27日パナソニックは8月25日、骨盤まわりから太ももにかけて使用するエアーマッサージャー「骨盤おしりリフレ EW-NA75」を発表した。発売は10月21日。価格はオープンで、推定市場価格は税別25,000円前後だ。EW-NA75は、骨盤まわり、おしり、太ももをケアするエアーマッサージャー。ベルトに内蔵された12個のエアーバッグによって、骨盤まわりを締め付けて下半身をもみほぐす。エアーの力を逃さないよう設計された「X(クロス)サポートライン」、おしりの筋肉を支える「ヒップストッパー」を採用し、下半身をサポートしながらマッサージする。立った姿勢、座った姿勢、横になった姿勢のいずれでも使用可能だ。マッサージプログラムとして、骨盤まわりの「しめつけ」と「もみほぐし」、おしりの「ひきあげ」、太ももの「もみほぐし」の4コースを搭載。マッサージの強さは弱・中・強の3段階から選択できる。肘で押す感覚をイメージして突起を設けた「ほぐしパッド」が2個付属。ほぐしパッドをベルトと身体の間に挟むことで効果的にマッサージできるという。サイズはベルトがW1,310×D30×H290mm、操作器がW50×D52×H170mm、ベルトと操作器を合わせた重量は750g。ベルト対応サイズは巻きつけ周囲約80cm~約110cm。定格消費電力は9W。
2015年08月26日アンチエイジングやダイエットの特集などで「インナーマッスル」を鍛えることが重要とよく言われます。インナーマッスルとは、そのまま「内部にある筋肉」という意味で、表面からは見たり触ったりなかなかできない深層筋のこと。これが衰えると姿勢が悪くなったりメタボに拍車がかかったりすることは、なんとなくわかっていると思います。でも、女性にとって極めて重要なインナーマッスルが「骨盤底筋」であること、これこそ鍛えておくべき深層筋であること、知っていましたか? 女性の骨盤底筋に詳しい、ボディワークプロデューサーのkyo先生に詳しく聞いてみましょう。kyo(小林 亨)プロフィールボディワークプロデューサー。1983年より幼児体操から大人の健康づくりの体育指導を始め、2001年からはフィットネス業界にて、骨盤を中心に全身を整えるプログラムをスタート。2005年にはスタジオ・ヨギーにてオリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開。2015年5月、現代人の体にマッチしたプログラムを発信するスタジオ「b-i Style」(ビィスタイル)を外苑前にオープン。しなやかな美ボディを目指す男女に人気を得ている。同時に、指導者の育成にも努める。骨盤や骨盤底筋に特化した著書も多く、近著は「ビューティ・ペルヴィス®骨盤調整でキレイになる3週間プログラム」(主婦の友社)。お尻だけじゃダメ! 女性の「骨盤底筋」は “賢く鍛える”べし「男性に比べると、とても繊細で複雑に出来ているのが女性の骨盤底筋。男性の骨盤底には穴が1つ(肛門)しかなく、骨盤底筋もそれほど複雑ではないため、瞬発的にギュッと収縮できる構造になっています。対して女性は、支えている臓器が男性より多い上に、穴が3つ(肛門、膣、尿道)。骨盤底筋も面積が広く複雑に重なり合っているため、一気にすべての骨盤底筋を収縮させることが難しいんですよ」(kyo先生)そのため、女性は加齢や運動不足によっていつのまにか骨盤底筋が衰えやすく、弾力を失ってしまいます。高齢になって特に女性に「尿もれ」や「頻尿」が多くなるのもこれが理由です。また、出産によってダメージを受け、緩む人も多いよう。若くても尿もれしたり、女性ホルモンに関わるさまざまな不調が起こったり、下腹部がポッコリと出てきたり…。ひどいと“子宮脱(子宮が膣から脱出してしまうこと)”を招くことに。だからこそアラフォー世代は、骨盤底筋を率先して鍛えておきたいもの。そして、骨盤底筋を鍛えることはまさに「膣トレ」でもあります。セクシーな身体になって、パートナーに喜ばれるメリットも!「もちろんスポーツクラブや、ヨガ、ピラティスなどでも、骨盤底筋を鍛える指導はよくされています。でも、男性のトレーナーの中には『お尻を締めて』と一辺倒の指示を出す人が少なくありません。男性への指導はそれで良くても、女性に対してはそれではNG。女性は、複雑に重なり合っている骨盤底筋を後ろから前までまんべんなく鍛えなければなりません。お尻側の骨盤底筋ばかり締めると、テコの原理で前側が緩んでしまう女性だっているんですよ。よく、『運動をしているのになかなか痩せない、生理不順や尿もれがある』と不思議がる人にありがちなパターン。頑張ってお尻を締めるばかりで、実は骨盤底筋全体を正しく鍛えていない、インナーマッスルを全然上手く使えていないということなんです! 思い当たる人、いるでしょう?」(kyo先生)脱・ピーマン尻! “弾力のある” 骨盤底筋を手に入れるには?「そもそも、お尻の筋肉を締めつけてばかりいると、ふんわりした女性美からは遠ざかりますよね。いちばん大きな筋肉、大殿筋をきゅーっと締め続けたら、三角形の男性的なヒップになるのは目に見えています。アラフォー以降にそれをやったら、わざわざピーマン尻をつくっているのと同じことなんですよ」(kyo先生)アラフォー女性が目指すべきは、女性美。そして、弾力のある骨盤底筋。「弾力のある」というところがポイントで、そのためには、締めるだけでなく緩めることも大事です。本来、骨盤底筋はトイレに入ったときに意識して使えているもの。でも、なかなか骨盤底筋を意識できない人も多いのではないでしょうか?「骨盤底筋をきちんと意識できている人は、鍛えるのは簡単です。おしっこを途中でしっかり止めたり出したりできる人は、前側の骨盤底筋をきちんと使えている証拠。後ろ側はうんちを我慢するときに使っているものです。いつでもどこにいても、その感覚を思い出せば、骨盤底筋は鍛えられるものですが、うまく行かない人には、確実に意識しながらしっかり鍛えられるエクササイズをお勧めします。あえて仰向けに寝て、内臓を支えている骨盤底筋をフリーにして、重力から解放された状態で行うととても効果的です」動画でチェック!寝たままできる、1日3分の骨盤底筋エクササイズでは、kyo先生実演の動画で気軽にトライできる「骨盤底筋エクササイズ」を見てみましょう。いかがでしたか? これなら、きちんと意識を向けて鍛えられそうですね! また、スポーツをし続けている人、特にお尻を締めるクセが付いている人の中には、お尻の筋肉がカチカチに固まったり凝っていて、なかなか緩められない人もいます。そんなときは、お尻を手で叩いてほぐすのがいちばんだそう。特に叩いて緩めたいのが「梨状筋」(りじょうきん)。梨状筋は大腿骨頭と仙骨の間をつないでいる深層筋ですが、厳密にこだわる必要はなく、骨を叩かないように気をつけながら、お尻全体を叩いていきます。「握りこぶしよりは、手のひらの下側(手首に近い部分)で、丁寧に叩いて緩めましょう。柔らかくなった~と感じられるまで続けてみてください。骨盤底筋を誤った方法で締めつけてピーマン尻になってしまった方も、これを続けるとふんわり丸みのあるヒップになります。何より、骨盤底筋のゴールデンバランスを取り戻し、弾力のあるインナーマッスルに近づいていくと思います」(kyo先生)画像協力:有限会社ラウンドフラット発行「見るみるわかる 骨盤ナビ」
2015年08月17日「骨盤」が美と健康に大切な役割を果たしていることは、今やすっかり浸透していますが、「骨盤底筋」の重要性を知っている人は少ないかもしれません。でも実は、この骨盤底筋を意識しているかいないかで、女性の人生が左右される?! ほど “美の要” であることをご存じでしょうか。これまであまり語られなかった女性の骨盤底筋のこと、知っておくべき “美の秘密” について、ボディワークプロデューサーのkyo先生にお話を伺います。そもそも「骨盤底筋」って、どこにあるの?骨盤底筋(たくさんの筋肉でできているので「骨盤底筋群」と呼ばれることもありますが、ここでは骨盤底筋と呼ぶことにします)は、あまりクローズアップされることも少なく、どこの筋肉かよくわからない人もいるでしょう。若いうちは「中高年になってからの尿もれと関係がある」…そんなイメージではないでしょうか? 「骨盤底筋は、文字からわかるように骨盤の下側にある筋肉です。女性の場合、自転車に乗ってサドルに腰掛けたときに、サドルに当たっている部分がほぼ全部骨盤底筋だと思ってください。普段の生活で、この骨盤底筋を意識している人は少ないですよね。でも、ここを意識できるかできないかで、今後の人生にもとても大きな影響を与えます。この筋肉は、他では類を見ないくらい男女差がありますから、特に女性にとっては美の要なんです」(kyo先生)女性にとって、骨盤底筋がどうしてそんなに大切なのかといえば、その役割を考えてみればわかります。人間は2足歩行になったことで、骨盤は下側にぽっかり穴が空いたような構造になってしまいました。その穴から臓器が落ちないように下から支えている筋肉が骨盤底筋。同時に、尿や便、女性なら月経血を排泄する役割。また性交や出産を助ける重要な役目も果たしています。「支えるには筋肉は強靱でなくてはなりませんが、さまざまな動きに対応するには柔軟さも必要。そのため、骨盤底筋は細かな筋肉を何層にも重ねることで繊細な動きが可能になっています。そう、理想は“弾力のある骨盤底筋”なんですよ!」(kyo先生)では、男女別に骨盤底筋を見てみましょう。加齢や運動不足、出産… 「骨盤底筋」が衰えるとどうなるの?男性と女性では、そもそも骨盤底筋の構造が異なっています。男女では何が違うのかというと・・・【女性】・穴が3つ(尿道・膣・肛門)・横長で広い。支えているものが多い(腸・膀胱・子宮・卵巣)【男性】・穴が1つ(肛門)・縦長で狭い。支えているものが少ない(腸・膀胱)「縦に細くて穴が1つという男性の骨盤底筋は、瞬発的にギュッと収縮でき、重いものを持つのにも適しています。対して女性は、支えているものもたくさんある上に、穴が3つで面積が広いため、一気にすべてを収縮させるのに向いていません。素早い動き、大きな力を発揮しにくい弱さから、レディーファーストが生まれたといっても過言ではないと思いますね」(kyo先生)そんなふうに複雑な女性の骨盤底筋は、他の筋肉と同じように加齢や運動不足によっていつのまにか衰えて弾力を失ってしまいます。ましてや出産によってダメージを受け、緩む人もいます。そうなると、尿もれどころかさまざまな不調の原因になったり、下腹部がポッコリと出てきたり…。ひどいと“子宮脱(子宮が膣から脱出してしまうこと)”を招きます。骨盤底筋を見くびってはいけない理由はそこにあります。体幹を支える「骨盤底筋」、若いうちは9cm、衰えると3cmに! 女性の骨盤底筋を詳しく見てみると、本当に複雑にできていることがわかります。次の図は女性の骨盤底筋を下から見たところ。自分の体に置き換えて想像してみてください。すごいでしょう? 骨盤底筋は、排泄や性交の時の感覚からわかるように、尿道、膣、肛門を引き締めたり緩めたりしています。その証拠に、筋肉の一部が肛門で一周、尿道と膣で一周していて、8の字型を描いていますね。女性の骨盤底筋の面積は120〜150平方cmくらいで、若い女性なら9cm程度の厚みがあると言われます。9cm! そんなに厚いとはびっくりです。骨盤底筋を横から見てみると、3層構造になっていることがわかります。いちばん深いところ、内臓側にあるのが骨盤腔内の臓器の間を埋める「内骨盤筋膜」。次の層は骨盤内の臓器を持ち上げて支える「骨盤隔膜」、いちばん浅い表面の層、つまり下側から手でも筋肉の動きが感じられるのが「尿生殖隔膜」です。それぞれの層はさらに細かな筋肉で構成されており、とても複雑な構造となっています。これら3層は、尿道、膣、肛門を収縮させるほかに、腹腔内のインナーユニットと協調して、体幹を安定させる役目も果たしています。骨盤底筋がダメージを受けたり、衰えてしまったりすると9cmもあった骨盤底筋は、わずか3cmほどに薄くなってしまうのだそう! さまざまな不具合が出てくるのもわかります。「特に日本は、昔に比べて骨盤底筋が早く衰えてしまうライフスタイルになっています。昔は畳の生活、和式トイレ、床の雑巾がけ、草むしりなど、しゃがむという行動、歩く時間も長く、日常生活そのもので骨盤底筋が鍛えられていました。現代人は便利な家電や交通機関、デスクワーク、椅子に座る生活によって、衰えるのも早くなっているんですよ。しかも昔は、骨盤底筋に弾力のある若いうちに出産するので、ダメージを受けても回復が早かったのですが、現在のように30代40代の出産では、産前産後のケアが必要でしょう」(kyo先生)フランスでは大人の女性の常識! 骨盤底筋ケア欧米諸国では、骨盤底筋は女性にとってとても重要だという考え方が広く根付いています。特にその意識が高いのがフランス。フランスでは、妊娠、出産、産後ケアがひとつの流れ。リハビリ施設が一般的に普及していて、産後に関わらず、骨盤底筋ケアにかかる費用は保険が適用されています。「フランスなどは、年を重ねても女性らしくありたい、美しくありたいという思いが強い国民性。また、骨盤底筋を鍛えることはホルモンバランスが整うだけでなく、実質的な“膣トレ”にもなるので、パートナーにも喜ばれることは間違いありません。日本女性も、これからはそういった意識を持ってほしいと思いますね」(kyo先生)弾力のある骨盤底筋なら、生理のコントロールもできる!また、最近は布ナプキンの普及によって「月経血コントロール」を意識する人がわずかながら増えてきました。よく考えてみると昔の女性は、みんな経血コントロールができていたのですね。月経血コントロールとは、生理中に膣口を軽く締めて経血を膣の奥や子宮内にためておき、トイレに行ったときに腹圧をかけて一気に排出すること。そんなことができれば、量の多い日にトイレに行けずにハラハラしたりすることもなくなります。「昔は生理用品もなく、布や脱脂綿を使っていたので、経血が漏れることは必至だったと想像できます。だから自らのコントロールが必要だった。膣を締めたり緩めたりできるような弾力のある骨盤底筋を保つ必要があったんですね。意識的に鍛えれば、誰でもできるようになると思いますよ」(kyo先生)次回は、骨盤底筋の鍛え方レッスンをお届けします。kyo(小林 亨)プロフィールボディワークプロデューサー。1983年より幼児体操から大人の健康づくりの体育指導を始め、2001年からはフィットネス業界にて、骨盤を中心に全身を整えるプログラムをスタート。2005年にはスタジオ・ヨギーにてオリジナルの自己骨盤調整メソッド「ビューティ・ペルヴィス®」を展開。2015年5月、現代人の体にマッチしたプログラムを発信するスタジオ「b-i Style」(ビィスタイル)を外苑前にオープン。しなやかな美ボディを目指す男女に人気を得ている。同時に、指導者の育成にも努める。骨盤や骨盤底筋に特化した著書も多く、近著は「ビューティ・ペルヴィス®骨盤調整でキレイになる3週間プログラム」(主婦の友社)。画像協力:有限会社ラウンドフラット発行「見るみるわかる 骨盤ナビ」
2015年08月10日通気性の悪いお風呂場の悩みの1つは、シャンプーやリンス、ボディーソープの容器の底がヌルヌルになること。これって入浴時やお風呂掃除の際に、テンション下げる原因にもなりますよね。そんなヌルヌルを防止する100均グッズ活用方法を紹介します。○ワイヤーネットとワイヤーカゴ、S字フックヌルヌル防止のために用意する100均グッズは、ワイヤーネットとワイヤーカゴ、S字フックです。ワイヤーカゴはフックがあるタイプを選んでください。まずワイヤーネットに、ワイヤーカゴをぶら下げます。あとはお風呂場のタオル掛けにS字フックで引っかけるだけ。これだけで、ヌルヌル掃除から解放されます。カゴに入れて収納管理をすることで「最後まで使い切ってから新しいモノに取り替える」ことが容易になり、中途半端な残量のシャンプーが2つも3つも……ということがなくなります。また、透明のボトルに移し替えると「残量」が見やすくなります。「あと少しでなくなるな……」というタイミングでシャンプー類を買いに行けるので、"持ちすぎ" も防げますね。シャンプーやボディソープ容器の底のヌルヌルは100均のS字フックで解消!○教えてくれたのは……収納コンサルタント 岩佐弥生さん株式会社アイギルド 代表。整理収納講師・整理収納アドバイザー。司会者・ナレーター・レポーターとしても活動し、テレビやラジオ、イベントへの出演多数。また、企業や認定講座での実績も豊富。自身が「片付け下手」だった経験を生かし、同じ目線での話し方が好評。最近は、ムック本やキッチンメーカーの収納監修、ファーストフードチェーンのコンディメントボックス、収納ラベルシールのデザイン提案も手掛けている。執筆:Canaフリーランスのライターです。フラを踊り、絵を描き、中学生の息子を持つガテン系の母でもあります。人生は冒険。頭の中はいつでも南国の風が吹いています。どこにいてもたくさん笑ってのんびり楽しく暮らしています。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年07月05日整体師のりょうです。骨盤のゆがみは自らの生活習慣が原因になっていることをお話ししながら、骨盤の矯正法をご紹介しております。3回目の今回は、生活習慣の言葉の意味についてお話したいと思います。○生活習慣とは癖のことです生活習慣は日常においてよく聞く言葉ですが、「身体に良くない生活習慣」というのは、癖のことなんです。癖というのは自分では気づいていないことが多いですよね。気づいていないものを正すことなんてなかなかできません。だからこそ、生活習慣を正すことは難しいのです。皆さん、骨盤はゆがんでいるものとしてストレッチすることで、気づいていないゆがみを正すことも可能ですよ。○足を左右に動かすことで骨盤矯正ができるでは今回の矯正ストレッチをご紹介しましょう。まず、足の下に敷く少し高さのあるもの(クッション、枕、座布団など)をご用意ください最初に右の骨盤から矯正しますので、右の太ももの下にクッションを入れてうつぶせになり、肘を立てます。右足を曲げて床と90度くらいになるようにしましょう。○ゆっくり左右に足を動かしますではここからストレッチを行っていきます。90度の状態から、足先を左へゆっくり倒してみましょう。無理せずいけるところまで倒してください。ある程度まで倒したらゆっくり戻し、今度は右側へ倒しましょう。右側も同じくいけるところまで無理なく倒してください。そしてまた中央へ戻します。この一連の動きを1回として、これを10回繰り返し行います。○骨盤が動くことをしっかり意識しましょう一見、足の運動のように見えますが、やってみると骨盤の右側がグーっと動くため、骨盤に効いていることが分かります。骨盤を矯正するということは、骨盤周りの筋肉を柔軟にするということなのです。その動きを意識することが大事です。ストレッチをする際は、動きや部位などを意識するのとしないのとでは、その効果が半減します。身体の硬い人は、写真のような角度までいかずにあまり足が倒れないと思いますが、無理せずご自身のできる範囲で行ってください。今回はクッションを敷きましたが、このクッションがとても重要な役割を果たしていますので必ず使用してくださいね。右側ができたら左側も同様に行ってください。毎日行うことが大切です。○著者プロフィール鮎川 良奈良県の学園前にて「RYO整体院」を営む整体師ランナー。整体師だからこそ分かる身体のメカニズムを基に、ストレッチの重要性を説き、クリニックも開催する。ストイックにタイムを追求するよりも、健康で楽しいマラソンライフを提案。筋肉痛になりにくい身体作りや疲労回復のケア方法、自身が提唱する疲れにくいランニングフォーム「エンジョイラン走法」で、フルマラソン走破を目指す人のサポートをしている。著書に『がんばらないで楽に長く走る』(学研パブリッシング)がある。また、累計240万アクセス超の人気ブログ「整体師に学ぶ~マラソンによる筋肉痛改善方法と、フル完走ノウハウ」も執筆している。
2015年01月29日服の下に着ける『骨盤バランスソフトクロスサポーター』発売株式会社ポーラは、笠原接骨院院長の笠原巖氏監修のもと開発した、骨盤と股関節をケアするサポーター『骨盤バランスソフトクロスサポーター』(4色3,900円~4,100円)を2015年2月3日に発売する。全国のポーラレディ、コスメ&エステショップ「ポーラザビューティ」約600店を含む全国約4800店舗のポーラのお店、カタログ販売にて取り扱う。『骨盤バランスソフトクロスサポーター』M・L3,900円(税込4,212円)LL4,100円(税込4,428円)「カラー」ブラック、ベージュ、ミント(限定)、マンゴー(限定)「素材」身生地:ナイロン92%、ポリウレタン8%レース部:ナイロン・ポリウレタン※日本製(プレスリリースより引用)『骨盤バランスソフトクロスサポーター』の特長フロントのクロス型立体テーピング編みにより、骨盤と股関節をサポートする。テーピング部を骨盤と股関節の位置にあたるよう着用すれば、優れた伸縮性により下腹をキュッと押さえ、気になるお腹のシルエットもスッキリとさせる。骨盤と股関節のケアをしながら、快適な着け心地を実現するべく、マチをなくしているため通気性にも優れている、バックはヒップをすっぽり包む丈となっており、裾にレースを使用し、デザイン面でも、段になりにくく、服の下に着けても目立ちにくい、見た目のオシャレを妨げない仕様だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・ポーラ株式会社プレスリリース/日経プレスリリース
2015年01月16日整体師のりょうです。さまざまなメディアなどで、「多くの人の骨盤がゆがんでいる」と見聞きしても、「自分は大丈夫」と思っていませんか? 骨盤は、ある日突然ゆがむものではありません。年齢と共に少しずつゆがんでいくメカニズムについて解説しながら、骨盤を矯正するストレッチを紹介します。○首だけ横に向けず、身体ごとまっすぐ骨盤は生活習慣からゆがむということを前回に少し触れましたが、その"生活習慣"にはこんなことも含まれるのですよ。■食卓テーブルでは座る位置がいつも決まっている■テレビを見るときに身体がまっすぐになっていない「こんなことでゆがむの? 」と思われるかもしれませんが、この2つの例は身体がまっすぐ向かず、首だけ横を向いている可能性のある姿勢です。日常のささいな行動が身体のゆがみを作りだしていることに、ご自身で早く気づきましょう。○グッと足を引き上げるでは骨盤の矯正をするストレッチをご紹介しましょう。前回と形が似ていますが、足を後ろへ出す角度が違いますのでよくご覧ください。まずは四つん這(ば)いになります。ストレッチは片足ずつ行いますが、写真では右足を動かしますので、骨盤の右側に意識を集中させます。一連の運動を10回繰り返しましょう。大事なポイントは、足を後ろへ蹴り出すときに息を吐き、息を吸いながら胸に近づけることです。前回よりも骨盤周辺の筋肉がしっかり動くはずですので、どの程度、どの筋肉が動いているのかを意識することが重要です。○骨盤をしっかり動かすストレッチを横から見てみましょう。一人ひとりで身体の硬さが違いますので、ご自身の身体に合わせて無理なく行ってください。このストレッチが10回できましたら、足を変えて同様に行ってください。左足を動かすときは、左の骨盤を意識してくださいね。なお、写真では膝の下にクッションを置いています。床に直接当たると膝を痛めることがありますので、保護材を敷くことをオススメします。骨盤のゆがみを気にされている人は、ぜひ試してみてくださいね。○著者プロフィール鮎川 良奈良県の学園前にて「RYO整体院」を営む整体師ランナー。整体師だからこそ分かる身体のメカニズムを基に、ストレッチの重要性を説き、クリニックも開催する。ストイックにタイムを追求するよりも、健康で楽しいマラソンライフを提案。筋肉痛になりにくい身体作りや疲労回復のケア方法、自身が提唱する疲れにくいランニングフォーム「エンジョイラン走法」で、フルマラソン走破を目指す人のサポートをしている。著書に『がんばらないで楽に長く走る』(学研パブリッシング)がある。また、累計240万アクセス超の人気ブログ「整体師に学ぶ~マラソンによる筋肉痛改善方法と、フル完走ノウハウ」も執筆している。
2015年01月14日季節はすっかり秋。気候がいいと、気分までポジティブになれますよね。読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋などといわれていますが、実は「骨盤の秋」でもあるのです。夏の暑さでゆるんでしまった体は秋を迎えるために少しずつ締まってくるそうで、骨盤を整えるのにぴったり。女性の心身にさまざまな影響を及ぼす骨盤のゆがみ、今のうちに矯正しちゃいましょう!<骨盤は女子力と直結!>◆骨盤の役割「骨盤のゆがみは良くない」とわかっていても、その理由が曖昧な方も多いのではないでしょうか。まずは骨盤の役割からおさらいしてみましょう。骨盤とは、大腿骨(だいたいこつ)と背骨の間に位置している骨のことで、「仙骨(せんこつ)」、「寛骨(かんこつ)」、「尾骨(びこつ)」という3つの骨から成り立っています。体の中心にあるため、上半身と下半身をつなぐ重要な役割を果たすところ。また骨盤は生殖器や内臓を守る役目もあります。ところが「仙骨」と「腸骨」をつなぐのは「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」という関節のみ。その周りは筋肉と靭帯の力だけで支えられているため、骨盤はゆがみやすいのです。ゆがんでしまうと血行不良が起こりがちで、冷えやむくみ、生理痛の原因になる他、骨盤や周囲の筋肉に痛みが起こることもあります。骨盤のゆがみは、まさに女性の美容と健康の大敵ですね!◆ゆがみ方にもタイプがある?ヘルスケア製品「ピップエレキバン」や「スリムアップウォーク」でおなじみのピップ社によると、骨盤には3種類のゆがみ方があり、それによって不調の出方も変わってくるそうです。【1】反る…下腹部ポッコリ・出っ尻・猫背【2】左右に開く…ヒップが四角くなる・O脚【3】前後や上下にずれる…左右非対称なくびれ・ももが太くなる女性にとっては重大な、プロポーションの崩れを招くことがよくわかりますね。放置したら、もちろん健康面にも影響してきますから、すぐにケアすることが大切です。<骨盤のゆがみを徹底ケア>◆まずはゆがみをチェック!【1】両足を肩幅に広げて立ち、リラックスした状態で両手を広げます。目を閉じて人差し指を立てます。【2】目を閉じたまま、両手を顔の正面まで動かし、左右の人差し指を合わせます。無理に合わせようと意識しすぎず、自然な状態で行ってください。【3】目を開けて、指先がどのような状態かを確認します。・指がぴったり合っている→ゆがみはありません。・右手の位置が高い→右肩、右骨盤が上がっているゆがみです。・左手の位置が高い→左肩、左骨盤が上がっているゆがみです。・右手が前に交差する→右肩、右骨盤が前にねじれています。・左手が前に交差する→左肩、左骨盤が前にねじれています。◆ストレッチモデルの道端カレンさんは、以下の骨盤ストレッチを実践しているそうです。出産を経てもなお、抜群のプロポーションをキープし続ける彼女が行っていると聞けば、説得力がありますよね。・骨盤周りの筋肉をほぐす筋肉のコリや緊張をほぐしながら、骨盤の位置を整えていきます。【1】両足を肩幅に広げ、腰を時計回りに回します。このとき、上半身全体を回さないように注意してください。【2】同じ体勢で反時計回りに回します。☆【1】と【2】をセットで10回行ってください。・骨盤底筋を鍛えるゆがみを治すとともに骨盤の筋力を鍛えることで、より健康な体を手に入れましょう。背もたれのない椅子に座ってやってみてください。【1】椅子に座り、足を肩幅に広げます。【2】腰(骨盤)を後ろに倒しながら(骨盤だけが背もたれによりかかるような姿勢をイメージしてください)、肛門を締めます。頭の位置をできるだけ変えないようにしましょう。【3】骨盤を元の位置に戻してください。いかがでしたか?女性の美と健康は、骨盤にかかっているといっても過言ではありません。ゆがみリセットはまさに今がチャンス。さっそく今日から美しい骨盤づくりに励んでみませんか?(文=mayu110)【プロフィール】人間観察とショッピングが大好きな韓国通ライター。日本と韓国を股にかけ、ミーハーな視点で人々の恋愛事情を探ります。あなたの運命がゆがんでしまった理由【無料占い】
2014年10月27日よく「骨盤が歪んでいる」というコトバを見聞きします。骨盤が歪むとは、どんなことなのでしょうか 。こんにちは。ゆる体質改善アドバイザーの佐々木メグミです。ストイックに短期的にではなく、ゆるーく続けられる体質改善を広めています。たとえば、「生理痛がきつい」「腰痛持ち」「靴の減り方が左右で違う」「動いているうちにスカートがまわってしまう」など、心当たりのある方は骨盤が歪んでいるかもしれません。■「骨盤のゆがみ」とは? ゆがみと聞くと怖い気がしますが、骨盤はカラダの真ん中に位置し、上半身と下半身のバランスをとっています。そのため、多少左右に傾いたりしています。カラダはつながっているため骨盤だけが歪むのでありません。日常動作の癖などがあり、結果として骨盤にも負担がかかっていたりします。そのため根本的な原因を見つけないと、骨盤だけケアしてもすぐにもとに戻ってしまいがちです。でも骨盤体操を習慣にすることで、骨盤まわりの筋肉の緊張を取り、痛みの緩和や血流を良くすることが期待できるのです。筋力アップになるので、今までと同じ動作をしても症状が現れにくくなります。骨盤矯正などに通っている方も、実は自分で簡単にできるのです。まずは、やってみしょう。■ウォーミングアップのツボ押し衝門(しょうもん)というツボです。足の付け根にあり、動脈の拍動が触れるところにあります。ツボでもあり、リンパの流れる際に重要な場所でもあります。腰痛持ちや、骨盤に違和感のある方はこの場所が固く感じたり、凝り固まっているため痛みを感じるかもしれません。もみほぐすことで次に行う「おしり歩き」がラクに行えます。仰向けに寝て、指の腹を使い2〜3分ぐるぐる円を描くようにマッサージしておきます。■おしり歩きで骨盤を整えよう1.床に座り、両足をまっすぐに伸ばします。2.右のおしりを持ち上げ、おしりから一歩前に進みます。このとき両足はまっすぐ伸ばした状態です。右足と右肩が同時に前にでます。3.左のおしりを持ち上げ、おしりから一歩前に進みます。両足はまっすぐ伸ばし、おしりだけで歩きます。左足と左肩が同時に前にでます。4.これを3分程度行います。上半身の重みが骨盤に乗るため、矯正力があります。おしり歩きを習慣にすると、骨盤まわりの筋肉が強化されることで腰痛や運動不足による便秘が改善されたり、血流がよくなって生理痛の緩和も期待できるのです。代謝があがるためダイエットにもつながります。効果は1つだけでなく、複数あるのが嬉しいですね。1日では劇的な変化を実感しにくいですが、これが積み重なると1ヵ月後、3ヵ月後のカラダはかなり良い方に改善されているはずです。コツコツ頑張ると、その先に今より健康で美しい自分が待っています。楽しみながらやってみましょう!
2014年10月11日出産の後も意外と体重って減らないよ、という経産婦さんの言葉を聞いたことはありませんか? 実際に私も、妊娠中に7kg増えた体重が産後すぐでは3kgしか減っていなくて、残り4kgは脂肪!? と驚愕しましたものです。とはいえ、産後は骨盤が緩んでいる時期なので体型を整える絶好のチャンスです。出産を機に、妊娠前よりもスタイルが良くなったという人もいます。私は、骨盤ケアと授乳効果で、産後1ヵ月で妊娠前より2kg痩せることができました。そこで今回は、自分でできる産後骨盤矯正についてお伝えします。■あなたの骨盤はどのくらいゆがんでいますか?まずは骨盤のゆがみ具合をチェックしてみましょう。仰向けに寝て両足を腰幅に開き、左右の骨盤の一番高いところに親指を、床に中指をつけて、高さを比べてみましょう。骨盤の左右で高さに差があれば、骨盤がゆがんでいるサインです。もっと簡単に見分ける方法として、靴底の減り方を見る方法もあります。靴底の内と外のすり減り方に違いがあれば、骨盤がゆがんでいるといえます。■お尻歩き体操私が産後行った骨盤矯正運動とは「お尻歩き体操」です。やり方は簡単。1.足を伸ばして床に座る2.腕を体の前で組んで、お尻を左右交互に動かしながら前に10歩、後ろに10歩移動を繰り返すというものです。進む時にはお尻が床から離れないように注意してくださいね。■骨盤ケアベルトを使ってみましょう骨盤は分娩台から降りる一歩目からゆがむといわれています。そのため、産後はすぐに「さらし」で骨盤を締めるのが効果的です。私も、産後2ヵ月間は24時間骨盤ベルトをするようにしていました。骨盤は正しい位置でしっかりと固定されると、ウエストの引き締めやO脚改善にも効果があります。ただし、つける位置を間違えると骨盤がゆがんだ状態で固定されてしまうので逆効果になることも。しっかりと着け方を確認し、「気持ちいい」「楽」と感じる場合は着用を続けてください。妊娠中についた脂肪は、水分を多く含んでいて落ちやすい脂肪だといわれています。しかし、産後6ヵ月を過ぎると、それも定着した脂肪になってしまいます。そうなる前に、しっかりと骨盤ケアをして、妊娠中についた脂肪を落としましょう。
2014年08月24日ドリームが展開する"骨盤を科学する"ブランド「ラボネッツ」はこのほど、「ニッポンのコツバン~おそらく日本初の骨盤実態大調査~」の結果を発表した。同調査は2013年10月8日~11月30日にインターネット上で実施。10代~80代の男女4,318名から回答を得た。○若い時は「骨盤前傾」、年を重ねるほど「骨盤後傾」に「お尻の状態」を尋ねたところ、35歳未満では40%以上が、20歳未満では49.6%と約半数の人が「出っ尻・反り腰」であることがわかった。55歳以上で16.5%、60歳以上では1割以下だった。また、「恥骨が腸骨よりも前に出ている」と回答した人も年代が上がるにつれて減少。若い人ほど「出っ尻・反り腰」を傾向としてもつ「骨盤前傾」、年を重ねるほど「扁平尻」を傾向としてもつ「骨盤後傾」だった。○"若者の骨盤"が危ない!?うつぶせ寝が多い、頬杖をつく、O脚比率が高い、あひる座りなど各種の動作習慣を調べたところ、若い世代ほど、骨盤の状態に悪影響を与える動作習慣(うつぶせ寝、あひる座り、頬杖)や、歩きの不均等から引き起こされる状態(O脚など)が高い割合で見られた。とくにO脚であると答えた人は、34歳以下では半数以上、20歳未満では53.4%もいた。「家で座ってくつろぐときの姿勢」については、20歳未満では「横座り」が27.1%、「あひる座り」が21.6%と多く、骨盤へ悪影響を与える座り方が目立つ傾向にあった。
2014年03月28日国立環境研究所(NIES)は2月6日、朝日航洋と共同で、サンゴ礁や藻場などが分布する浅海域を効率的に調査する浅海底観測システムを開発したと発表した。近年、サンゴの白化や死滅、藻場の衰退など、浅海域の生態系の変化が観察されており、同域を反復して詳細に観測し、変化を定量的に明らかにして原因を究明する必要性が高まっている。従来、浅海域海底の詳細な観測は、スノーケリングや潜水調査により行われ、広域を対象とした調査には限界があった。また、水中ではGPSなどの衛星測位システムが利用できないため観測対象の精確な測位が困難であり、これが反復調査の妨げとなっていた。このため、サンゴ礁や藻場など浅海域の生態系においては、海底地形やサンゴ・海藻の3次元形状と現存量の把握や、生息位置の特定および経年的な変化に関する情報が乏しいのが現状である。そこで、群体の判別を可能とする高解像度画像の撮影、ステレオ解析による海底地形や生物の3次元情報と現存量の取得、生物の生息位置を特定するための地理座標の付与、撮影画像を接合することによる詳細かつ3次元的な浅海底の広域画像の作成など、反復して調査を行い変化を定量的に明らかにできる観測システムの開発が求められていた。今回、開発されたシステムは、小型フロートボートの左右に配置した水中ビデオカメラで海底の撮影を行うというもの。フルHD(1920×1080画素)のビデオカメラを用いることで、水深5m程度での観測時には1cmよりも細かい解像度で撮影が可能。また、同一の観測対象を左右のビデオカメラでステレオ撮影することにより、対象の3次元形状を数値化し、3次元モデル(DSM:Digital Surface Model)を作成することができる。またビデオカメラの撮影と同期してGPSによる位置座標と姿勢センサ(ジャイロ)によるフロートボートの傾き情報を収録する。DSMに撮影画像を投影し3次元化するとともに、同時収録したGPSおよび姿勢センサの情報に基づき、3次元化した画像に緯度・経度を付与する。小型フロートボートにシステムを実装したことにより、小型漁船でも座礁する危険のある極めて浅い海域でも観測できる。これまで浅海底の反復調査では、GPSが使えないことから、調査対象を特定するために目印などを使う必要があったが、同システムによる撮影画像は全画素に位置情報を持つことから、精確な反復調査が容易になる。また、高さ情報も同時に得られることから海底地形やサンゴ・海藻などの3次元形状と現存量の経年変化の抽出も容易となる。今後、地球温暖化で注目されるサンゴ礁の白化現象や再生状況のモニタリング、藻場をはじめとした浅海域の漁場評価、河川・湖沼の水底調査、さらには水中構造物の点検などへの活用が期待されるという。また、ナビゲーションシステムの搭載などにより、自動航行と観測を行うシステムへと発展させ、手軽な調査やモニタリングを実現することが期待されるとコメントしている。
2014年02月07日現代人は、パソコン作業や運動不足による筋肉の硬直、ストレスなど、様々なことが原因で、骨盤が歪みがちになります。骨盤は、子宮やお腹を守る体の中でも女性にとって大切な部分です。そして骨盤の歪みは、太りやすい体質になりダイエットの大敵です。そこで今回は、日々の生活から骨盤を整え骨盤力をUPする方法をお伝えしたいと思います! ■骨盤が大切な理由美肌や美ボディー作りには、「大切なこと」を意識しながらケアすることが結果の出るポイントとなります。骨盤が大切な理由は下記の2つです。・大切な内臓(子宮・消化器官など)がおさめられている・骨盤の周りには、体を支え、移動させる大きな筋肉(太もも、お尻、腹筋、背筋)がある骨盤の動きを良くし正しく整えると、関係している骨や内臓の働きが活発になるので、体の調子が良くなります。さらに、骨盤を整えることで下垂している内臓が正常な位置に戻ると、便秘や下痢、冷え性などの症状も緩和されるので、美肌の効果も高まります。特に、女性の場合、子宮や卵巣に負担がかからなくなるので、ホルモンバランスが整い、女性特有の悩みも改善されることになります。また、普段のライフスタイルで歪みがちな背骨や腰椎が矯正されるので、姿勢も良くなり、バストアップも期待できるのです! 逆に骨盤が歪んでいると、その中にある内臓や筋肉などが正常に機能しなくなったり、負担が大きくなったりするので、色んな箇所に悪影響をおよぼします。さらには、正しく内臓がおさめられていないと、ポッコリお腹の原因に…恐るべし、骨盤の歪みです。■日々の生活で骨盤力UP!! 女性らしさを保ち健康的なライフスタイルを送るためには、骨盤力を身につけることが大切。日常生活での行動を意識すると、徐々に骨盤が整ってきます。1.立つ「歩く」「走る」ための器官である足ですが、女性の場合は、卵巣の一部と言っても過言ではないほど足は生殖器の動きと連動していると言われています。卵巣は、足首と深く関係があると言われているので、足首の緊張を取ると良いでしょう。立つ事は、卵巣や子宮を元気にするために大切なこと。普段の何気ない立つ動作は、ついおろそかにしがちですので、足の裏の感覚を大切にして足裏全体で大地を掴むように立ってみましょう。2.歩く歩くことは美しい骨盤作りのためには必要不可欠です。沢山歩けば骨盤周囲が活発になり、動きも柔らかくなります。 そして歩くと、物ごとを論理的に組み立てる時に働く腰椎に刺激が伝わるので、頭の中を整理する事ができると言われます。また、腹横筋や骨盤底筋など体幹を安定させる筋肉が鍛えられるので、骨盤だけでなく腰痛や肩こり、外反母趾を予防する効果もあります。3.座る日本人は骨盤が重いので、それを支える筋肉が必要です。正座や和式トイレなど、昔からの日本人の動作は、全て重心が下にあるので、骨盤にとってはとても良い動きです。「立つ・しゃがむ」を繰り返すと、骨盤を支えてしなやかに動ける筋力が発達します。雑巾がけや姿勢を正しく座ることによって、骨盤力がUPします。美しい骨盤作りは、特別な運動もそうですが、基本的な動作を大切にすることが大切。日々の意識で、骨盤力をUPさせましょう!
2014年01月24日その症状、骨盤のズレかも?山本縫製工場はダイエットや産後ケアのための女性用骨盤矯正ベルト「なでしこSlim」を2013年11月1日(金)に発売しました。年齢を重ねるごとに体型の崩れ、腰痛、肩こり、冷え性などが気になってきませんか?その症状、毎日の生活で骨盤にズレが生じたことが原因かもしれません。女性に優しいポイントがたくさん「なでしこSlim」は、腹圧を高め、骨盤を正しい位置に戻すことで様々な症状を緩和するための骨盤矯正ベルトです。また、従来の骨盤矯正ベルトは、動いているとズレてきてしまったり、ゴム素材のものが多く、直接着けているとすぐに蒸れてしまったりすることも多かったと思いますが、「なでしこSlim」は立体裁断を採用することでズレを防止し、吸水機能の高い素材を速乾性素材で挟んだ三層構造で蒸れの防止を実現しました。ベージュや白が多かった骨盤矯正ベルトですが、「なでしこSlim」は小花・ボーダー・水玉などの柄のバリエーションや、オレンジやブルーなどの色も豊富で、ソフトな着け心地かつ、薄型でアウターに響かないのも女性に優しいポイント。また、職人が一枚ずつ丁寧に縫製しているメイド・イン・ジャパンなのも嬉しいところです。■商品概要【素材】メイン生地:ポリエステル100%、サブ生地:ナイロン100%、表面生地:綿100%中綿:アクリル40%、レーヨン20%、ポリエステル20%、指定外繊維20%【サイズ】S、M、L、LL【カラー】ベージュ、ブラック、オレンジピンク、ブルーグリーン、グレー、ボーダー(ネイビー、グレー)、小花、水玉【価格】6,900円(税込)(引用:プレスリリースより)【参考リンク】▼「なでしこSlim」プレスリリース
2013年11月08日骨盤と肩甲骨が女性らしさのポイントWACOAL BODYBOOK(ワコールボディブック)「教えてドクター」において、美しい姿勢や動作と、骨盤と肩甲骨の関係について特集されています。肩甲骨の動きをよくすると"しぐさ年齢"が若返り、女性らしさもアップ、女性の美に肩甲骨が深く関わっていることがわかりました。今回も、肩甲骨について、引き続き山口光國先生にお話をお伺いしています。(News2u.netより)これによると、骨盤と肩甲骨はセットで動くものであり、片方が歪むともう片方も歪んでしまい姿勢や動作が悪くなるのだそうです。女性らしく美しい姿勢や動作をつくるには、骨盤と肩甲骨の両方が柔軟に動き、正しく整っていることが重要とのことです。歪みのもとは下着にある美しい姿勢や動作をつくるのに重要な、骨盤や肩甲骨が歪んでしまう原因は、その人の動きの癖など、様々なことが挙げられます。その一つとして、着用する下着も歪みの原因となるようです。自分に合っていない小さいサイズの下着を着用していると、肩が前に引っ張られ、背中の筋肉が張った状態になるため、肩甲骨にも負担がかかり歪みの原因となるのです。肩甲骨が歪むと骨盤も歪んでしまいます。骨盤と肩甲骨が歪んでしまっては、美しい姿勢や動作は得られません。下着を購入する際は、サイズをしっかりと測り、適正な下着を着用することが勧められます。【参考リンク】▼ワコールボディブック元の記事を読む
2013年06月24日骨盤のゆがみはO脚や肥満、便秘、不眠、肌荒れ等、様々な女性のキレイを妨げる原因となります。足を組むクセがある、手足が冷える、歩いているうちにスカートが回転してしまう、仰向けに寝ると左右の足の長さが違うなど、骨盤のゆがみの特徴に心当たりがある方は要注目! これからご紹介する骨盤のゆがみを矯正してくれるストレッチを試してみて下さい。■上半身を動かして骨盤のゆがみをリセットあぐらをかいて座り背筋をピンと伸ばします。タオルの両端を肩幅より少し広めにつかんで腕を前に伸ばしたら、息を吸いながら腕を頭上に持ち上げます。このときヒジを曲げないように注意。ゆっくり息を吐きながら腕を後ろに回し、息を吸いながら前に戻すのを3回繰り返しましょう。次にタオルの両端を持って頭上に上げ、息を吐きながら横に倒します。この体勢をキープしたまま、伸ばしている側の斜め上を見つめ、ゆっくりと深呼吸を5回繰り返しましょう。反対側も同様に3回繰り返して。このときお尻が浮かないように注意しましょう! ■下半身を動かして骨盤のゆがみをリセット仰向けに寝転んだら、片足の裏にタオルをかけて両手で持ち、脚の後ろ側をピンと真っすぐ上に伸ばします。かかとを前に押し出すようにして、太ももやふくらはぎの後ろ側を伸ばしながら、ゆっくりと5回深呼吸を繰り返します。反対側の脚も同様に行います。カラダが硬くて足を真っすぐ伸ばせない人は、ヒザを軽く曲げながら行いましょう。気持ちいい程度に脚の後ろ側が伸びていればオッケーです。次は左足の裏にタオルをかけて、タオルの両端を合わせて左手で持ちます。かかとを突き出すようにして脚を真っすぐ伸ばし、そのまま45度くらい外側に倒した状態で深呼吸を5回行います。このとき右側の骨盤の上に右手を置いて、お尻が床から浮かないようにそっと押さえましょう。今度はタオルを右手に持ち替えて、脚を内側に45度くらい倒します。左の手の平を床につけて肩が浮かないようにするのがポイント。この姿勢をキープしたまま、深呼吸を5回くり返します。この骨盤矯正ストレッチは寝る前に行うのがおすすめ。全身をほぐしながら骨盤のゆがみをリセットすることで、副交感神経が活発になって心地よい眠りにつけますよ。一日の終わりに気持ちよく骨盤の凝りほぐして、若々しくキレイなカラダを手に入れましょう!
2013年04月14日頑張って食べる量を少なくしているのになかなか痩せない、そんな経験をしたことはありませんか? 反対に、たくさん食べるのに全然太らない人もいますよね。体質だからと諦める前に、ちょっと待って! その原因、骨盤の歪みのせいかもしれませんよ。体の中心にあり、内臓を支える土台のような役割をしている骨盤。その骨盤が歪み、外側に開いてしまうと、支えられていた内臓が下がってきます。圧迫された内臓の機能はにぶくなるので、代謝が悪くなり、どんどん痩せにくくなってしまうのです。骨盤の歪みは、ポッコリお腹や下半身太りなどを引き起こす原因になります。また、生理痛、生理不順、便秘、O脚、X脚など、女性に多い悩みの原因になっていることも少なくありません。骨盤は、ある日突然歪むのではありません。日々の生活習慣や運動不足などによって、少しずつ歪んでいくのです。普段の生活の中での“骨盤の歪み度”をチェックしてみましょう。・すわるときに足を組むクセがある。・バッグを持つ手はいつも同じ。・左右の靴で底の減り方が違う。・デスクワークが多い。・いつもヒールの高い靴をはいている。・寝るときは横向きや丸まった姿勢が楽。いかがでしたか?あてはまる項目が多かった人は、もしかしたら骨盤が歪んでいるかもしれません。悪化させてしまう前に、日常生活の中で歪みを改善していきましょう。まず「立つ」「座る」「歩く」といった毎日の基本的な動作を見直してみましょう。1.背筋を伸ばして立つ立つときは、背筋をスッと伸ばすよう意識しましょう。足の向きはまっすぐに、あごを引いて前方を見ます。両足に重心をかけ、お尻をキュッと引き締めるようにして立ちます。2.椅子には深く腰かける椅子に座るときは、背筋を伸ばし、骨盤をまっすぐな状態に保って、深く腰かけます。足を組んだり、からめたりするのは、骨盤の歪みのもとになってしまいます。3.やや大股でまっすぐ歩く歩くときは、骨盤の周りの筋肉を意識しながら、姿勢よく歩きます。目線は前に、足を腰からまっすぐに出し、かかとから地面に着いてつま先で蹴りだします。少し大股で歩くようにするとよいでしょう。また、いつも重いバッグを片方の肩にばかりかけるクセがある人は、左右交互に持ちかえるようにしてみましょう。普段のちょっとした意識で、痩せ体質を手に入れることができるかもしれませんよ。
2012年08月07日ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカル カンパニーは、女性特有の疾患である、骨盤臓器脱に関する「骨盤底ケア通信」を発行。同疾患の認知向上をはかるとともに、患者のQOL向上を目指すという。同疾患は、臓器が本来の位置より下がり、場合によっては腟(ちつ)の外に出てきてしまう病気である。女性の骨盤の中にある子宮、ぼうこう、直腸、腟(ちつ)などを支える骨盤底の筋肉や、靱帯(じんたい)の力が加齢とともに低下することが原因だそうだ。排尿や排便のトラブルなどの症状が現れ、中高年女性のQOLを著しく下げるといわれている。同社によれば、アメリカでは女性の10人に1人が生涯のうちに骨盤臓器脱か尿失禁の手術を受けており、スウェーデンの調査では、20~59歳の女性の31%、出産経験者の44%が骨盤臓器脱だという報告があるという。しかし、日本における同疾患に関する認知は低く、同社が2011年に同疾患のリスク層である50歳以上の女性530名を対象に実施した意識調査によれば、64%の女性が「知らない」ことが明らかになっている。同通信では、骨盤底筋の緩みを予防・改善する「骨盤底筋体操」を紹介。尿漏れ、頻尿の改善はもちろん、臓器がすでに腟(ちつ)から出てきている人でも、症状が軽度であれば、体操で改善することもあるそうだ。また、一般の人からの電話相談を受け付けている「ウロギネホットライン」も紹介している。看護師などの専門家が、同疾患に関する症状や日常生活の悩みについて一緒に考え、アドバイスを行うという。WEBサイトでは、尿漏れや同疾患について詳しく解説している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月01日ワコールと社団法人日本助産師会が共同開発した出産後の骨盤の戻りをサポートする『産後骨盤ベルト』が2012年3月初旬より発売される。『産後骨盤ベルト』は、からだに添う立体パターンで伸度の異なる素材を組み合わせ、二重構造のベルトで巻きやすく、安定感のある着けごこちを実現した。腹部はほどよく押さえつつ、骨盤をヒップの下から斜め上にしっかり支えて引き締め、バランスよく快適に出産で負担のかかったからだをサポートする。ここ数年、一般女性の間でも骨盤への注目度や意識が高まり、特に出産後に取り組みたいこととして開き気味の骨盤の引き締めが大切と言われている。『産後骨盤ベルト』は、快適性・機能性にこだわり、骨盤が戻ろうとする動きをサポートする機能はもちろん、ヒップのまるみに添う立体設計やベルト部分を“より伸ばしやすく、且つサポート力も強い”素材になっている。全国の百貨店、下着専門店のマタニティ売場、ワコールウェブストアで購入できる。出産の入院準備品にもおすすめの商品だ。産後骨盤ベルト価格:4,725円(税込希望小売価格)サイズ:M・L・LLカラー:BL(ブラック)・PI(ピンク)素材:ナイロン、ポリエステル、その他お問い合わせ:株式会社ワコール お客様センターフリーダイヤル 0120‐307‐056(平日9:30~17:00)プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2012年02月27日KARAが「骨盤ダンス」でファッションイベント会場を悩殺韓国の人気アイドルグループKARAが27日に開催された日韓合同ファッションイベント「Kiss (KoreanInternational Style Show)」に登場した。KARAは「Kiss (KoreanInternational Style Show)」の大トリに超ミニスカートで登場し、韓国でのミュージックチャートNo1の楽曲「STEP」でライヴをスタート。「STEP」はバックダンサー6名を従え攻撃的なダンスで展開。過去最高のセクシーな振付「骨盤ダンス」で会場を悩殺した。他には「MR.」「Jumping」「ジェットコースターラブ」「ウィンターマジック」を次々に歌いあげ、会場を完全魅了した。4月から単独日本ツアー開催ジヨンが4月にコンサートがありますと、初の単独日本ツアーを報告すると、会場から大歓声が巻き起こった。全国ツアーの会員先行予約は1月28日からスタート30日まで。詳細は下記の外部リンクのKARA公式サイトまで元の記事を読む
2012年01月29日