出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、友達の子どもと仲良くできる女性、「友達の娘を親友だと言う女」になりきり。相手が子どもでも垣根なく遊べる人は素敵です!今回紹介するいい女は、滝沢カレンちゃんです。私が1人目の子どもを産んだ時、「私の親友を産んでくれてありがとうございます」と言ってくれました。最初は何のことを言っているのかよくわからなかったけれど、“親友が産んだ子どもは私の親友です”ということなんですよね。ともすれば、“子どもが生まれたから、あまり飲みに誘えなくなる”のように思うことだってあるはずなのに、こんなに前向きに感じてくれていたことがすごく嬉しかった。子どもを産んでよかったな、困った時は頼っていいのかなと思わせてくれました。独特な思考回路だけど、こんなふうにポジティブにとらえられることは素敵だし、真似したいなと思ったんです。実際、うちに遊びに来た時は、子どもと同じ目線で遊んでくれます。ある日、アプリのSNOWを使って遊んでいて、当時、子どもが1歳だったので“早くない?”と思ったけれど、二人とも、顔を交換してゲラゲラ笑っていました。ある時は、プレゼントしてくれた図鑑を見ながら、子どもに言葉を覚えさせようとしていたことも。どうやら、早くおしゃべりをしたかったらしく、そんなカレンちゃんがかわいいなと思ったんです。会う時に子どもを連れていってもいいんだと思えて、すごく嬉しかったです。カレンちゃんのようになるには、生きとし生けるものを、種族関係なく愛しいと思えるようになることが大切なのではないでしょうか。地球のドキュメンタリー番組などを見ると、そうした気持ちが育まれそうです。娘が産まれた時、カレンちゃんがインスタグラム投稿した文章は、相変わらずカレンちゃんらしさ全開だったけど(笑)、すごく愛が詰まっています。他のママからも感動したと言われたので、ぜひ、読んでみてください!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。10月に第二子を出産。※『anan』2021年11月3日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年10月29日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、何をするかを伝えて驚かせない女性、「実況中継が優しい女」になりきり。状況を説明することで相手を安心させられます!先日、初めて娘を美容院に連れていきました。これまでは“目に入らなきゃいいや”と私が前髪を切っていましたが、ギザギザになったり、後ろも伸びてきたこともあって、子ども専用のサロンへ。するとそこは、まるでアミューズメントパークのような場所だったんです。座る椅子が車になっているし、子どもの目線の先にはテレビがあって、「DVDは何がいいですか?」と聞かれるわけです。そんな状況だから、子どもはもうワクワクしっぱなし。髪を切るためのケープをつける時、“何が起こるの?”と不安な顔を見せたのですが、その瞬間、目の前にスッと板が出される。そこには、アンパンマンのイラストが貼ってあり、すぐに夢中に。しかも、それを見ようとして頭を前に傾けるから、その隙に後ろを切れるという仕組みになっていて、完璧だなと思いました。その上、スタッフの方は、子どもにこれから何をするのかを、ちゃんと説明してくれていたんです。たとえば、霧吹きで髪を濡らす時は「雨を降らせるよ~」とか、「今からチョキチョキするね~」とか。シャンプーをする時は、上を向くとぬいぐるみが見えるようになっていて、「上手にシャンプーしてるから褒めてくれるんじゃない?」と話してくれました。そうやっていま何をしているかを実況中継されると、恐怖心がわかずに、安心できる。子どもだけでなく、大人に対しても使えるいいテクニックだなと思いました。そうしてナビゲートができるようになるためには、まず、状況を見て、相手がいま何をしているのかをきちんと把握することが第一歩。すると、“次はこれだな”とわかるし、先回りして何をするかを伝えられるはず。相手をしっかりと観察して、安心させられるといいですよね!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。10月に第二子を出産。※『anan』2021年10月27日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年10月23日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、テンションの上がるギフト選びができる女になりきり。外食気分を味わえるお肉は今の時期に嬉しい贈り物。おうち時間が増えている今の時期、どんなものをプレゼントすると喜んでもらえるだろうと考えていた時に、お肉の贈り物が届いたんです。受け取った瞬間、“焼き肉パーティができるじゃん!”と嬉しくなり、いいお肉は無条件にテンションが上がる、最高のギフトだなとあらためて思いました。これまでも何度かお肉をもらったことがあるのですが、送り主の一人はうちの親。「ステーキ、何グラム?」と聞いた上で送ってくれるので助かります。しかも、私が地元にいる時に通っていた大好きなお肉屋さんのもので、小さい頃にメンチカツを買って食べていたお店がこんないいものを仕入れているんだという、嬉しい驚きもありました。また、友だちから、松阪牛の三段重をいただいたことも。金粉がのっていて、まるで献上品のようで自分はお殿様なのかと思っちゃいました(笑)。冷蔵庫を開けるたびに“うわー!”っとなるし、そこだけキラキラと輝いて見えたほどです。外食するにも気を使う今、普段とは違ういいものをおうちで味わえるというのは、すごく気が利いていますよね。“今日の夜はお肉だ”と食事が楽しみになるし、食卓も明るいものに。「ありがとう!」と、心から言えるギフトだと思います。まずは、近所のお肉屋さんに行き、お肉のことを知るところから始めてみましょう。店員さんに部位のことを聞いたり、ぴったりの焼き方や食べ方を聞いて理解を深めて、自分が美味しいと思うお肉に出合っておくと、誰かに贈る時も選びやすいですよね。それに、食べ物は、その人の体を作る大切なもの。いろいろと疲れる今の時期だからこそ、体に必要な栄養やエネルギーをプレゼントするような気持ちで、いいお肉を贈ってみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組など多数出演中。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2021年10月20日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年10月16日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、気分を上げる方法を知っている女性、「自分時間を知る女」になりきり。自分の楽しみを認識するとより幸せな気持ちに!以前、子育てに関するイベントに出演した時に、参加している方たちに「自分の時間をどうしているんですか?」と尋ねたことがありました。「そんな時間がない」というような答えが返ってくるのかと思いきや、「こうしている時間が楽しいんです」という、さまざまな答えが返ってきて、私にとってすごくいいヒントになりました。たとえば、月末の金曜日にコストコに行くという人は、それをルーティンにすることで、楽しみの予約というか、“この日まで頑張ろう”と気持ちを高めることができるんだなとか。また、鍛えるのが好きですという人がいて、彼女は、子どもが寝静まった後に25kgのダンベルを上げているとか。そして、「横澤さんは何をしている時が楽しいんですか?」と聞かれた時に、棒アイスを食べている時間が好きだということに気づいたんです。食べる時は、子どもがいるので急いで凍傷になるか、ダラダラ垂れるかの二択なんですけど(笑)。毎日3本くらい食べているのですが、その質問を考えたおかげで、初めて自分がその時間を楽しいと感じているとわかりました。そして、あらためて、自分に使っている時間を考えてみることは大事だなと思ったんです。ちゃんと認識をして、「これをしている時、私、楽しいんだ!」と思いながらやることで、より幸せな気持ちにもなれますよね。まずは、自分が何をすれば楽しいのかを知ることが第一歩。そのために、日々の幸せな時間や、これからやってみたいことを書き出して、リストを作っておくといいのではないでしょうか。「海外旅行をする」とか大きい目標もいいですが、「カルディでこれを買う」のような現実的な内容にしておくと、すぐに達成できるし気分も上がるはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年10月13日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年10月10日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、素敵な写真を飾るきっかけをくれる女性、「写真立てを贈る女」になりきり。飾ることを意識した一枚を撮ってみよう!以前、先輩の芸人であるスパイクの松浦(志穂)さんが、出産祝いに写真立てをくれました。オーダーメイドで、私をイメージして、夏っぽいひまわりやドライフラワーが飾り付けされていたんです。しかも、裏側は冬っぽいデザインで一年中使え、置くと部屋が明るくなりました。仲のいい時期に撮った写真を飾っているカップルは別れにくいという話を聞いたことがあるのですが、目に入るところに置いておくことで、楽しい思い出が蘇ってくる。写真を飾ると、視覚的にいい効果がたくさんあると気付きました。しかも今は、スマホで写真を撮る人が多く、なかなかプリントアウトをすることも少ないですよね。でも、写真立てをもらって、相手の“いい思い出をここに詰め込んでね”という気持ちが伝わってくることで、写真をちゃんとプリントアウトしようという気になる。どの一枚を飾ろうかと考えるのも楽しいですよね。そんなきっかけを贈れる人になりたいと思いました。そう、島崎和歌子さんからも写真立てをいただいたことがあるのですが、それに、和歌子さんの宣材写真が入っていたんです。面白いし、写真立てで人を笑わせられるんだと感動して、私も真似したいと思いました。家の一番高い場所に飾ってあることを伝えたら、「祀らないでよ!ちゃんと子どもの写真を入れて」と言っていましたけど(笑)。まずは、写真立てが身近な存在になるよう、飾ることを前提にした写真を撮影してみてはいかがでしょう。また、毎年写真館で撮った家族写真を階段に飾るヘア&メイクさんがいるのですが、とても素敵だと思いました。そんな写真は自然と目に付く場所に飾ろうとするだろうし、写真を撮る楽しさも感じられるはず。年に1度の習慣にするのもよさそうです。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年10月6日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年10月02日“ちょっとイラッとくる女”などのネタが大人気。さらにその観察力と会話力を生かした立ち回りで、バラエティ番組からも引っ張りだこの横澤夏子さんに、独自の会話術をレクチャーしていただきました!婚活で学んだ“したしげ”で会話術を磨きました。“お局OL”や、身近にいるクセが強い女性などの生態をシニカルに切り取りながらも、最後は“憎めない女”に上手く落とし込むネタで人気の横澤夏子さん。鋭い観察眼と優れた会話力を持つ横澤さんいわく、会話術は磨くほど自分に返ってくるという。「会話力が高い人は自分を持っていて流されず、苦手なことやトラブルの回避の仕方も知っている。変に疲れないから、ラクに楽しく生きられそう。そんな女性にまた会いたいと思うのは当然です」会話術を磨いたのは、結婚前に通っていた“婚活パーティ”で。「婚活パーティでは初対面の男性と次々会話をしなければいけない。限られた時間で相手のことを知りたいし、自分のことも知ってもらいたいから会話力が命で、大前提として相手に興味を持っていることをアピールする必要があります。そこで役立つのが、会話が盛り上がりやすい質問“したしげ”で、し(出身地)、た(食べ物)、し(仕事)、げ(芸能)。出身地は、47都道府県どこを言われても『雪国ですね』『日本酒のおすすめは?』などいくつかのワードは出てくるし、話が広がりやすい。また食べ物の好みやよく行くお店で嗜好がわかり、仕事は人となりや生活が見える。好きな芸能人やテレビ番組からは、金曜日に家にいる人だとか、深夜番組を見ているなど生活リズムがわかるんです」“したしげ”をさらに笑顔で使えるとモテにもつながるそう。「ある婚活パーティで、ずっと大笑いしている楽しそうな女性がいて、逆にあの男性はどんな話をしているんだろうと興味が出ました。でも実際に話してみたら全然面白くなかった(笑)。だとすれば、あの女性はすごいし、最終的に、彼女が一番モテていました。男女関係なく、笑顔には誰もが惹きつけられるし、楽しい気持ちになるんですよね。でも苦手な相手だったら、笑顔になんてなれない。それでも上司や仕事関係の人だったら会話をしなければいけないし…。そんな時、私はドラクエみたいに“戦う”“逃げる”などの選択肢からいろいろ選んで試して攻略本を作り、苦手な人も次からは攻略できるようにしています。さらに『夏子はすごく苦手なのであった』など、脳内でナレーションをつけて笑いに変えたりも。相槌がモスキート音みたいな女性に出会った時は心の中で、この音とハモってみたらどうなるんだろうと一人で楽しんだりもして(笑)。疲れないように自分を守りつつ、相手を傷つけずにこっそり笑いながら会話を楽しむ。これができるのが“いい女”かもしれません」横澤さんならではの鋭い視点がキラリと光る!!教えて!いい女の会話術言いたいことをリストアップしてくる女話を明確にしつつ相手の興味を惹きつける。「『今日、しゃべりたいことが3つあるの』って言われたら、なになに?って聞きたくなりますよね。そうやって言いたいことをあらかじめリストアップしてくるのも会話術の一つだし、話したいことを明確にできるから賢いと思います。ちなみに、私の会話術のお手本は仲のいいホラン千秋さんなんですが、キャスターだけあって『~かもね』とか『~みたいな感じ』、なんていう曖昧な終わり方は絶対にしません。密かに“ホラン着地”と呼んでいるんですが『私はこう思う』とか『こういう見解があります』と、気持ちいいぐらいはっきり言い切るので、何かを相談しても答えが見えてくるし、話もわかりやすいんですよね」悪口を言う前に神様にお祈りする女悪口やうわさ話をする時は、笑いながらジョークにしちゃう。「誰かの悪口や文句は、誰でも言いたくなってしまうもの。ただ、怖い顔をして悪口を言い続けると、聞く方はいくら親しい仲でも、次は誰の悪口だよ…とうんざりしてしまいます。そこで聞く相手のことを考えて、悪口でもちゃんとジョークにできるのがいい女のポイント。たとえば女同士で神社にお参りに行った帰りに、神社近くのカフェで女子トークを繰り広げる時。『まだ神様見てるから!(笑)でも神様、ちょっと今だけ言わせて。私だって本当はこんなこと言いたくないんだけどさ…』なんて笑いを交えて悪口を言うと、聞く方も笑って聞ける。悪口やうわさ話はあえて軽く、ジョーク風に言うのがいいと思います」眉毛を上手く使って話す女眉を動かしながら話すことで表情豊かに、楽しそうに見える。「海外ドラマばかり見ている女性って、眉毛をめっちゃ動かしません?感化されやすいというか、流されやすいというか…そんな可愛い一面があるんでしょうね(笑)。でも実はそれって、会話術に役立つと思うんです。だって人の目を見て話す時、目のすぐ上にある眉毛が動くことで楽しそうだし、表情豊かにも見えます。とくにコロナ禍の今は、顔の下半分がマスクに隠れていて表情が見えにくい。言葉の抑揚に合わせて眉を動かせるようになると、会話術はもうマスターできたようなもの!私のネタの“髪をかき上げながら決めゼリフを言う女”じゃないですが、眉を動かしながら決めゼリフを言ってもいいんじゃない?」よこさわ・なつこ1990年7月20日生まれ、新潟県出身。女芸人No.1決定戦『THE W2018』準優勝の経歴を持つピン芸人。本誌にて「いい女ごっこ」を連載中。※『anan』2021年10月6日号より。写真・兼下昌典スタイリスト・大瀧綾乃ヘア&メイク・豊田小百合取材、文・若山あや(by anan編集部)
2021年10月02日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手を喜ばせる褒め方ができる女性、「100点をくれる女」になりきり。自分のしたことが満点の評価だと嬉しくなるもの。以前よしもとに勤めていた女性がいるのですが、先日、その方が私にプレゼントを送ってくれました。そこで、“いい女がお礼をするなら手書きでしょ!”と思い、手紙を送ったところ、「さすがだね」というメッセージが。それに対して、「どれもこれも、あなたに教わった技です!」と返した時に、「なんですか、その百点満点の返信は」と褒められたんです。大人になると、子どもの時のように100点をとったり、大きな花まるをもらうようなことって、なかなかないですよね。完ぺきな仕事をして褒められるということも少ないもの。だからこそ、すごくありがたい言葉に感じました。百点満点をもらうというのは、それ以上にいいものがない、よくできた行動だったということ。嬉しくて、思わず自分が送ったメッセージを読み返してしまいました。しかも、ちょっとくだけた、カジュアルな雰囲気で使えることもいいですよね。「よかったよ」と言われるよりも上から目線に感じないし、いい褒め言葉だなと。私もこれから真似して使ってみようと思いました。きっと、百点満点と言う人は、80点や40点などほかの点数をつけることがないに違いありません。80点と言われた相手は、「マイナス20点の理由はなんだろう…」と気になってモヤモヤしてしまうもの。点数をつけるのであれば、潔く、気持ちよく満点をつけることが大切だと思います。百点満点をあげられる人になるには、まず、いいところを見つけられることがポイントになりそう。たとえほかのところが低い点数だったとしても、満点をつけられるところが必ずあるはずなので、探すようにしましょう。100点をもらった人は嬉しくなって、またとろうと頑張るはず。そういう効果が生まれることも素敵ですよね。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年9月29日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年09月25日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手のことを思って注意ができる女性、「姿勢を正してくれる女」になりきり。指摘してくれる存在はとてもありがたいもの!このあいだ、デビューしたばかりのタレントさんと仕事で一緒になったのですが、マネージャーさんがいろいろなことを注意していたんです。「姿勢が悪くなっているから正して」とか、「椅子に深く座らないで」「脚がだらけてるよ」「人の話を聞くときは、ちゃんとリアクションして!」とか。テレビの映り方というのは自分ではわかりにくいものだから、そこをちゃんと指摘してくれるのは、すごくありがたいことだなと思いました。そういう、生徒指導の先生のような人が近くにいるのは安心できますよね。細かく注意してくれるなんて、普通、親くらいしかいませんから。しかも、姿勢や椅子の座り方は意外と悪目立ちしてしまう部分でもあるので、教えてくれると、本当に助かります。私も最初はわからなくて、椅子に深く座ったりしていたことも。大人に注意をするというのは言いづらいこともあると思うんです。私のこれまでのマネージャーさんは、仕事の相談には乗ってくれるけど、姿勢のことはもちろん、服の襟が変になっていたり、髪の毛が顔に1本かかっていたり、つけまつげが取れていても何も言わず、言ってほしかったなと思いつつ、言うまでもないという気持ちもわかります。それに、注意をすると、「うるさい人だな」と思われたり、嫌われる可能性もあるのに、相手のためを思って指摘をする。しっかりとプロデュースしようというプロ意識にも感動しました。まずは、人に指摘をする前に自分の姿勢をよくすることに意識を向けてみるのはどうでしょうか。周りにいる姿勢や所作のきれいな人を探してお手本にして、真似するのもよさそう。実際に、どのくらい見た目やイメージが変わるかということを知ることで、自然と姿勢がよくなるはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年9月22日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年09月18日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自分のセンスで空間を飾る女性、「トイレコーディネートをする女」になりきり。トイレも一つの部屋。インテリアにこだわろう!私、人の家のトイレを見ることがすごく好きなんです。狭い空間だけど、趣味や清潔感の度合いなど、住んでいる人のセンスが表れている場所なんですよね。花柄の壁紙が貼ってあると“産婦人科のトイレみたいだな”、青を基調にしていると“清潔感があるな”とか、いろいろ想像します。以前、家を建てたばかりの友だちの家に遊びに行った時は、まるでホテルみたいなトイレで驚きました。光沢のある凸凹した壁に、黒い床。そこに金色のスリッパが置かれていたんです。手を拭くタオルの色はスリッパに合わせたものを選んでいて、なんてオシャレなんだろうと感動しました。黒い床はゴミが目立たないし、コントラストがつくためか、便器の白さが輝いて見えました。それを見て、もっとインテリアを頑張りたいと思ったんです。それに、友だちと一緒に誰かの家に遊びに行ったり、ごはんを食べに行くと、「トイレかわいかったよ」「じゃあ、行こうかな」という会話になることもありますよね。結局、みんなトイレのコーディネートをチェックしているんです。うちのトイレは、とにかくシンプル。そこに、アンミカさんの日めくりカレンダーだけを置いていて、縁起がよさそうです。うちの母親がトイレに予定を書き込んだカレンダーを貼っていたけど、そのセンスが遺伝したのかもしれません(笑)。まずは、“こういう空間にしたい!”と思う理想のインテリアを見つけるために、リサーチをしてみましょう。インスタグラムで「#トイレインテリア」と検索すると、おしゃれなトイレがたくさん出てくるはず。あとは、小さい空間を飾る練習として、玄関まわりのスペースに力を入れるのも手。トイレも一つの部屋。センスを反映して楽しみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年9月15日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年09月12日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ちょっとした遊び心を加えられる女性、「色紙に絵を描く女」になりきり。上手なサインには描く人のセンスと技が光ってます!このあいだ、大好きなけろけろけろっぴをデザインした地井明子さんのサイン会に行きました。色紙にサラサラと絵を描き、目の前でけろっぴが描き上がっていく姿を見て、なんて楽しいんだろうと思ったんです。私も仕事柄、サインを書くことがあるけれど、絵心がないので名前を書くことしかできません。でも、イラストレーターさんや漫画家さんはそこに絵を描くことができ、色紙それ自体が一つの作品のようになる。それがすごく素敵だと思ったんです。色紙に絵を描けるのは、センスがある証拠。飾られることもあるので変なものにはしたくないけれど、色紙は意外といい値段がするので、失敗しても「もう一枚書かせてください」と言いづらい。だからこそ描く人の技が光るものでもありますよね。また、以前に壁にサインがずらりと並んでいるごはん屋さんに行った時、石塚英彦さんのサインがあったのですが、見たらすぐに石塚さんだとわかるかわいい絵と、「まいう~!」というおなじみのフレーズが描いてありました。チョコレートプラネットさんのサインには、IKKOさんや和泉元彌さんなどモノマネをしている人のおなじみのフレーズがぎっしりと書いてある。誰のサインなのかよく見ないとわからないことも多い中、一発でわかるものを作るのは、手に職がある人だからこそできることだと思いました。普段、なかなか絵を描くことは少ないので、まずはお絵かき帳などに絵を描いてみると、いい練習になると思います。あと、人に渡すふせんやメモに、ちょっとしたイラストを描いたりと、遊び心を加えてみるのもいいのでは。インスタグラムなどにアップされた、絵や文字を描く動画を見て、ペンが走っていく楽しさを味わうのも絵心が刺激されそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年9月8日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年09月04日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、必要なものが見つかる整理できている女性、「冠婚葬祭の服を準備している女」になりきり。大事な場面で焦らないよう日頃からの準備が大事。このあいだ法事があったのですが、妊娠していることもあって、持っている礼服が入らず、他の黒い服を着ていくことになりました。さらに、ストッキングのはき忘れや少しラメ感のあるパンプスを選んでしまったりと、いろいろなミスも連発。久しぶりなこともあって色々準備が間に合っておらず、反省しました。お葬式と違って法事は前々から決まっていることなのにと、自分にがっかり。結婚式にも、つま先のあいた靴や肩が出ている服は避けるなどのルールがありますよね。こういう冠婚葬祭にきちんと対応できてこそ大人だなと思いましたし、数珠を入れる袋などのちょっとした小物も含めて、クローゼットの中に用意しておかないとダメだなと気づきました。普段から準備ができていると、数珠が見つからないとかハンカチがシワだらけだとか焦ることもありません。久しぶりに靴箱の奥から取り出したパンプスがカビ臭いなどのマイナートラブルが起こったとしても、ちゃんと対応できますよね。そういう人は、防災バッグもきちんと準備していて、定期的に中身も更新しているはず。ホームパーティで人の家に行く時に靴下をはき忘れることもなければ、結婚式の時に遠方から来た人に渡すお車代も、ちゃんと準備できているようなタイプだと思います!冠婚葬祭の時に焦らないようにするために、まず、クローゼットを整理整頓してどこに何があるかを把握してみましょう。それから、礼服や数珠、バッグなど、条件をクリアしたアイテムをまとめておく場所を作ってみましょう。整理する習慣を身につけるために、冷蔵庫の中身を定期的にチェックして賞味期限を確認してみるのもよさそうです。普段からきちんと対策をして、いざという時にあたふたしないようにしましょう。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年9月1日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年08月29日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人が嫌だと思うことを率先してやる女性、「下処理をしてくれる女」になりきり。料理で手間のかかる工程を体験してみることが大事。実家にいた時、ご近所に住んでいる奥様からエビをいただいたことがあったのですが、そのエビはすでにお刺し身になっていて驚きました。おそらく、ご自身でさばいたのか、頭や殻、背わたなどもきれいに取り除かれていました。その、“あとは食べるだけ”という状態にしてくれていることに、“手間をかけてくださって、なんてありがたいんだろう…!”と思いました。この出来事を思い出したのは、先日、エビフライを作った時に、あまりの下処理の面倒くささにうんざりしたことがきっかけでした。エビフライでこれだけ大変なら、お刺し身にするのはもっと手間がかかっただろうし、その近所の奥様をもっと敬えばよかったなと。私からすると、料理でスポットライトを浴びるのは、やはり焼くや揚げるといった一瞬で、その前にある下ごしらえは地味なんです。労力を使う大変な工程だからこそ、そこを請け負ってくれる人はありがたいなと感じました。スーパーで売られている三枚におろされた魚もそう。カットされた唐揚げ用のお肉も、ヌルヌルのまな板を洗う手間が省けるだけで本当に助かりますよね。料理番組に出演した時も、食材がすでに切られた状態なのでスムーズに作れて、心から崇拝しました。まずは、下処理をしてくださる人のありがたみを知るために、自分でエビやレバーなど手間のかかる食材を使って料理をしてみるといいと思います。すると、外食に行った時にもていねいな処理に気づけて、食材を育てている人に対しても「虫の駆除をしてくれてありがとう」と、手間をかけていることへ感謝の気持ちが生まれるはず。いま流行っているミールキットで料理をして、食材をすぐ使えるように準備してくれた人に思いを馳せるのもよさそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年8月25日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年08月22日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手のことを思って勇気が出せる女性、「後ろ姿を教えてくれる女」になりきり。相手の気持ちをケアする一言を添えることが大事!雨の日に子どもを保育園に送りに行った時、保育園の先生に「お母さん!後ろびしょびしょですよ」と言われました。振り返って見てみると背中が雨に濡れていて、子どもを抱っこした瞬間に、差していた傘の水が落ちてきたことが原因のようでした。もし、この時に何も言ってくれなければ、そのまま座ったりして、雨がパンツまで染みたりと被害がもっとひどくなっていたかもしれないし、仕事に行った先々でいろいろな人から言われたに違いありません。後ろ姿は自分で確認することが難しい場所だからこそ、あの時、引き留めてまで教えてくれて本当によかったと思いました。こういう注意をするのはタイミングが難しいし、もし自分だったとしたら“濡れてるな…”と思うだけで終わってたかもしれません。最近、マスクを逆につけている人を見た時も、どう言えばいいのか迷ってしまいました。昔、テレビ番組の収録をしている時に、「一回中断します!」となり、なんだろうと思ったらスタッフさんに「実は、横澤さんの歯に赤いものがついていて…」と言われて、確認してみたら口内炎用のシールがついていたんです。深刻に言われるとちょっと気まずいですし、気軽に言うのは難しいなと思いました。だからこそ、保育園の先生のように深刻に感じさせず、スマートに声をかけられる人はすごいなと感じました。サラッと注意ができる人になるには、変に考え込まずパッと言う瞬発力を持つことが大事。変なタイムラグが生まれると、“この人、ずっと考えていたんだ”と相手に気を遣わせることになりそう。また、指摘をした後に「私もよくやるわ~」という一言を添えると相手の気持ちもケアできます。相手の立場を自分に置き換えて、勇気を出して伝えてみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年08月09日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、会話のない時間を受け止められる女性、「沈黙を楽しめる女」になりきり。相手が話すタイミングを待てることが大事。私が出演している恋愛リアリティショー『オオカミくんには騙されない』での話なのですが、番組には、リアルだからこその、沈黙が続く場面が少なくありません。普通、“何かしゃべらなきゃ…”と焦りそうなものなのに、とあるカップルが、沈黙の時間さえも楽しんでいる姿を見て衝撃を受けました。自分が投げかけた言葉に対して相手が考えている時間を受け止め、表情を見ながら、言葉を交わさない時間を有意義なものとして共有できている。会話の一つとして沈黙が存在していることが本当にすごい。そしてなにより大人だと思いました。ちなみにこのカップルが登場したのは番組のスピンオフ企画で、以前いろいろあった二人が久しぶりに会うという状況で、相手のことを信頼しているからこそ実践できることなんだろうなとも思いました。他の共演者やスタッフも、「このカップルだから沈黙がいいんだよね」と話していて、本当にそうだなと感じたんです!私は30歳にしてようやく沈黙もいいものなんだと気づくことができました。つい、「で、どうなの?」と急かすばかりの自分には味わえないもの。人それぞれに自分の間というものがあるし、相手の間を読むことは難しいからこそ、それができるような人になりたいと思いました。まずは、話している相手の表情をよく見て、まだ考えている途中なのかどうかを見極めることが大事だと思います。また、会話は、必ずしもすぐに言葉を返さなきゃいけないわけじゃないということを理解しておくことも、焦らないためには大事ですよね。たとえ無言の時間が生まれても、“この人は私の問いかけに対してちゃんと考えてくれているんだな”と理解できれば、きっと沈黙も怖くないはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年7月28日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年07月26日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ポジティブに動く、先手を打つ女性、「すぐアクションを起こす女」になりきり。寝かせていいのは料理だけ。「ママもラクしよ!」という子育てトークショーをやらせていただいているのですが、そのスタッフでとにかく仕事が早い方がいるんです。どれだけ早いかというと、その打ち合わせで「次のトークショーのゲストはどんな人がいいですか?」と聞かれて、「片付けのプロの方に話を聞きたいです」と答えたら、その日の夜には「連絡とりました!」とLINEがくるほど。その後も「打ち合わせをしたので、次回のゲストで来ることになりました」と連絡が。物事が流れるように決まっていって見事でした。きっと話している時から、“あの人に電話してみよう”とか、“これもできるかも”と頭の中に浮かんでいて、即行動しているんだと思います。しかもその方は、旦那さんと息子さんの趣味が魚釣りということで、だったら自分が魚をさばけるようになろうとさばき方を学んだり、ユーチューブの企画だったイベントも「生配信できるように勉強します」と独学で挑戦し始めたりと、とにかく前向きにすぐ動いていました。私は、つい、「明日の方がいいアイデアが浮かぶかも」とか、「落ち着いて話せるように」と一晩寝かせちゃったりするんですけど、寝かせて意味のあるのは料理だけで、状況は何も変わらないんですよね。“明日には”“今日中には”という先延ばしの癖を捨てて、“今が一番良いタイミング”精神を持ってみることから始めようと思います。私も彼女に負けじと「何かできることはありますか?」と聞くんですが「横澤さんは、そのままで大丈夫よ~!」と既に一歩も二歩も先を進んでいるんです。先手を打ちたいのに全然打てないので、聞く前に行動して「早いね~!」と驚かれるくらい、彼女の三歩四歩と先の先を読んで動こうと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年7月21日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣(by anan編集部)
2021年07月18日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、無償の愛で健気に応援する女性、「デビューさせる女」になりきり。オーディション番組は人生を学べます。少し前にとあるオーディション番組の仕事があり、ハマってしまいました。でも、実は私よりマネージャーさんがハマってて、「この子はあがりやすくて…」「人のために泣ける子なんです!」と母のような見守り方で、色々な視点から練習生のことを私に教えてくれました。そして最後には、決め台詞のように「絶対この子をデビューさせてあげたいんです…!」と、真剣な顔で毎回言ってくるんです。そう思って見てみると、私も彼らの一生懸命なところや人間性に胸を打たれてしまいました。オーディション期間中、ずっとドキュメンタリーで見ていたので情が移るし、“私たちが投票する清き1票が必要なんだ!”と思うと、たとえ間接的だとしても、びっくりするくらい健気に応援してたんです。毎日投票できるシステムで、私も同時期にサンリオキャラクター大賞でずっとけろけろけろっぴに投票していましたが、投票することが毎日の楽しみだったし、頑張ってる彼らを見ていると、自分も毎日を頑張ろうと思うようになりました。朝ドラの『エール』で“頑張るはつながる”という大好きな言葉があるんですけど、そうやって努力したり、まっすぐ応援する気持ちって爽やかですごくいいですよね。まずは相手のいいところを3つくらいリストアップするクセをつけておくとよさそうです。日常生活でも、悪いところじゃなく、いいところに目がいくようになるはず。あと、番組ではセンター決めで自己アピール場面もあって、自分とは無縁だと思ってたけど、これからはやりたい仕事があったらやりたいですと正直に言おうと思いました。オーディション番組から人生を学べるという発見も。見返りを求めずに、健気に、これからも応援していこうと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年7月14日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣(by anan編集部)
2021年07月11日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、思い出のあるものを上手に処分できる女性、「手紙を捨ててあげる女」になりきり。懐かしさより恥ずかしさが勝る手紙は捨てるべし!このあいだ、友だちから久しぶりにLINEがきたのですが、「これ、即捨てるから夏子も捨てておいて」というメッセージとともに写真が送られてきました。それは、中学時代、授業中にやりとりした手紙だったんです。見た瞬間、私も“早く捨てて!”と思いました。テストについてあーだこーだと言っていたり、「好きになってもしょうがないんだけど」と中学生なりに恋話をしていたり、「HK=話変わるけど」という言葉を使っていたり。そして何よりも嫌だったのが、手紙の端々に、自分が笑いをとろうとしている雰囲気が滲み出ているところ。見ていられないし、ゾワッとしました。彼女だけでなく、他の友だちの家にもあるかと思うと、すぐにでも回収に行きたい気持ちに…!読み返して元気が出たり、励まされるような手紙は活力になるので取っておくといいと思うのですが、こういう手紙は早く捨てた方が、やりとりをしている相手のためにもなると感じました。友だちがすごいのは、お互いに捨てようという提案をしてくれたことです。罪悪感が生まれることなく、すんなりと処分できました。終活への第一歩だな、90歳になってからこの手紙を処分することにならなくてよかったなとすら思いました(笑)。上手に捨てられる人になるには、まず、手紙を見た時に懐かしいより恥ずかしいが勝ったら捨てるというルールをつくるとよさそうです。やりとりをした相手が恥ずかしいと思うことを消してあげるのは優しさだと考えると、ポジティブに処分ができますよね。手紙を捨てたからといって、友だちとのこれまでの思い出が消えるわけではありません。相手の立場になってみて、残しておかない方がいいと感じたものは、思い切って捨ててしまいましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年7月7日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年07月03日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、できることを全力でやろうとする女になりきり。逆境への適応力が高い人はどんな環境でもうまくいく。大阪のテレビ番組に出演しているのですが、スタッフの方が用意してくれるケータリングがとにかくすごい。“温かいものを食べてください”という気持ちでやってくださっているようで、かつてはラーメンやおでんをその場で作ってふるまってくれました。それを出演者みんなで食べるのがすごく楽しかったんです。でも、コロナ禍でできなくなってしまい寂しい気持ちに。すると、今度は楽屋に、1人用のおやつやフルーツなどがたくさん並んでいて驚きました。なかには大阪にしかないコロッケやお団子などご当地のものも。出演者も多い番組なのに、スタッフの方一人で百貨店などいろいろな場所に行って探してきてくれたことに、思いやりの気持ちや気遣いの心が伝わってきました。“こういうご時世だから”と言い訳をすることなく、今できることを最大限に全部やろうとする姿がカッコいいと思いました。また、私の友だちが婚活を頑張っているのですが、「今、コロナだから婚活パーティに行けない」と嘆きながらも、絶対に諦めたくないと3つのマッチングアプリを掛け持ちし始めたんです。私はすぐにできない理由を見つけて言い訳にしがちだけど、こうして逆境ともいえる状況を前向きに頑張っている人がいるんだなと。工夫をする力や状況に適応する力を持っている人は、どんな環境でもうまくやっていけるんだろうなと感じました。まずは、予想外のネガティブな出来事が起こってもうまく対応している、お手本となるような人を見つけて学び、真似して行動してみるのがよさそう。自分がされて嬉しかったことを覚えておいて、自分で実践してみるのも役立つはずです。どんな状況をもポジティブにとらえて向き合える、柔軟な発想の持ち主を探しましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年6月23日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年06月20日お笑いタレントの横澤夏子さんが、自身のInstagramで第2子の妊娠を発表しました。第1子妊娠発表時に、「ママチャリが似合う母になる準備を進めていきたい」とコメントしていたのと同じく、今回も「さらにママチャリが似合うお母さんになれるよう頑張ります!」とつづりました。 この投稿をInstagramで見る 横澤夏子(@yokosawa_natsuko)がシェアした投稿 2020年2月に第1子を出産した横澤さん。第2子妊娠というおめでたいニュースに、横澤さんとプライベートでも親交がある、モデルでタレントの滝沢カレンさんからは「わたしの親友が、1人から2人へ、さらに3人になるのですね」と祝福のコメントも寄せられています。出産した横澤夏子への『滝沢カレンの投稿』に涙「これはずるい」「泣いてしまった」なお、横澤さんによると、第2子は秋に出産予定とのこと。無事に元気な赤ちゃんが生まれてきてくれることを、滝沢さんはじめ、多くの人が待ち望んでいることでしょう。横澤さん、本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2021年06月18日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の気持ちを楽しく軽くできる女性、「極端な例え話をする女」になりきり。想像しやすい内容選びが共感を呼ぶポイントに。離乳食のことで悩んでいた時に、井桁容子先生という子育てのプロの方から、「じゃあ、ジャングルで子どもを育てようと思ってみてください」と言われました。先生曰く、ジャングルにも子どもがいて、その子たちはそこにあるものを食べて大きくなってきた。また、縄文時代のような狩猟を行っていた時代でも、子どもはきちんと育ってきたからこそ今の私たちがある。だから、“離乳食は絶対に七分粥じゃなきゃいけない!”なんてことはないし、その子の体に合った食べられるものを食べていれば大丈夫なんだと。その話を聞き、最初は、“子育てって、そんなにざっくりでいいの!?”と思ったけれど、気持ちがすごく楽になりました。“ジャングルだと思えばなんでもいいじゃん!”“ジャングルにしてはいいもの食べてるよね”と、一度不安になっていた気持ちが落ち着いたんです。その言葉を友だちに伝えたところ、彼女も心が軽くなったと言っていて、こうした極端ながらも悩んでいる人を助けられる例え話ができる人って素敵だなと思いました。以来、SNSで素敵な子育てをしている写真を見ても、“ジャングルにいたら見なくていい情報だよな”と思えるようになり、うちはうちでいいんだと前向きに受け止められるようになったんです。きっと、井桁先生自身、いろいろと悩んだ経験があるのだろうし、さまざまな人を見てきたからこそ、こういう素晴らしい例えができるのだろうと思います。そんな先生のように説得力のある例えをするには、極端だけど言われた相手がスムーズに想像できるような、絶妙な内容を選ぶ努力をすることが必要だと思います。想像が全然できないと、共感できないですよね。絶妙なラインを見極めましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年6月16日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年06月13日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人を不安にさせない気遣いができる女性、「正直に言う女」になりきり。事情を素直に伝えることが、人を安心させる第一歩に。このあいだ健康診断を受けに病院へ行った時のことです。結果を待っていると、先生が「あ、ちょっと待ってね」「え~っとこれは…」と普段より時間がかかっていたので、診断結果に何か悪いところがあったに違いないと一瞬、思ったんです。でも、すぐに「ごめんなさいね。病院のシステムが変わって、横澤さんが初めてだから…」と事情を教えてくれてホッとしました。どうやら、4月の新年度を機に病院のシステムがすべて変わり、先生やスタッフの方もまだ慣れていないということでした。本来なら、言わなくていいことかもしれないけど、正直に言ってくれたおかげで無駄に心配せずにすみました。「そういうことなら、第一人者として、見届けてみましょう」「新年度は大変ですね~」とおおらかな気持ちにも。こうして、何に手こずっているのか、時間がかかっているかということをきちんと素直に伝えるほうが、相手のためになるんだと気がついたんです。たとえば乗っていた新幹線が止まった時も、理由がわからないと困惑するけれど「動物が線路を横断しています」と一言、理由を伝えられるだけでスッキリする。「あら、鹿かな?」などと考えられる余裕が生まれますよね!そうした気遣いができる人になるには、まず、待たされている側の気持ちを想像してみましょう。すると、ここが不安の理由なんだろうなと理解でき、安心させる一言を添えられそうです。あとは、相手が自分に対して聞きづらそうなことを考えたり、人が不安に思いそうなことを予測して答えを用意しておくのもよさそう。ネットショップのお問い合わせのところに書いてある「よくある質問」のようなイメージですね。“もはや質問はさせない”くらいの気持ちでいるようにしましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年6月9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年06月06日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、短い言葉を繰り返して場を収める女性、「早口で聞こえない女」になりきり。「大丈夫早口4連発」は、気を使わせない魔法の言葉。私が大好きな吉本興業の社員さんのことなのですが、このあいだ、「私からもあの人にお礼を言った方がいいですか?」と尋ねた時に、「大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫~」と言いながら、絶妙なタイミングで扉を閉めて、どこかに消えていきました。その、早口で「大丈夫」と繰り返すニュアンスからは、“気にしないでいいよ”“ここは私が片付けておくから”という彼女の気持ちが伝わってくる。「いいですよ、私がやりますよ」とは言わせない空気を作るのがとても上手で、私は素直に「ありがとうございます!」と甘えることができたんです。相手に気を使わせないスキルを見て、本当にすごいなと思いました。短い言葉を何度も言われることで、自分の引き際が見極められる。しかも彼女は言い方が上手で、声がどんどん小さくなっていくところが、また相手に気を使わせなくていいですよね。たとえば、友だちと食事をして自分が払いたい時に、この「大丈夫早口4連発」スキルを使うとスムーズではないでしょうか。「ここは払っちゃうから。大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫~」と、おばちゃんのような包容力を感じさせるキャラをあえてやってみることで、意外とみんな引いていくはず。日常生活のいろいろなシーンで役立ちそうです。まずは一度、「大丈夫」と早口で4回言ってみましょう。まさに今、やってみてください!すると、案外おばちゃんのキャラになれることに気づくし、「甘えていいよ!」という気持ちが芽生えてくるはずです。ただし、言っておきながら大丈夫じゃないというのはダメなので、当たり前ですが、この技を使うのは、本当に自分が受け止められる時だけにしましょう(笑)。押すと「大丈夫」が4回鳴るようなアプリがほしいです。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年6月2日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年05月29日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、買ったものを大事に愛用し続けられる女性、「サステナブルを意識する女」になりきり。地球のためにできることは日々の生活の中にあります。近頃よく、「サステナブル」や「SDGs」という言葉を耳にします。でも、正直なところ、どういうことを意味しているのかわからないことも多かった私。そんな時、小さい頃から使っていたぬいぐるみをクリーニングに出して娘にあげたという話をした相手から、「それってサステナブルな行動ですよ」と言われ、“これもそうなの!?”とすごく驚きました。そのぬいぐるみは私にとって大事なもので、上京する時にも持ってきたし、R-1ぐらんぷりで自転車を使ったネタをした時にも小道具として使っていました。それを子どもに渡すということで、受け継いでいくような感覚はあったけれど、まさかサステナブルなことだとは思いもよらず。その瞬間、視野がすごく広がって、まるで自分が地球を救っているかのような、壮大なことをしている気持ちになれました。こうして物を大事にすることもそうだし、普段、流通せずに廃棄される魚を扱うお店で食べることや、蜜蝋で作ったラップを使うこともサステナブル。自分にもできることがたくさんあると気づいたことで、もっと頑張ろうと思えたんです。本当にちょっとしたことが、環境にいいことへと繋がっていくんですよね。まずは、自分が今持っているものを大事にして、むやみに物を捨てたり、買い替えることをやめるのが、サステナブルへの第一歩になりそうです。そう、高校を卒業する時に担任の先生が「ゴミの分別ができるような大人になれ」と話していて、当時は“なぜ今この話?”と不思議に思っていたけど、今になってようやくその意味がわかりました。当たり前に思える小さなことを日々、しっかりとやっていくことが大切で、その結果、世界が良くなっていく。できることを探して、取り組みたいです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年5月26日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年05月25日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、車中を豊かな時間に変えてくれる女性、「移動を充実させてくれる女」になりきり。相手の事情を考えて楽しませてくれる人は素敵。今回紹介するいい女は、私のマネージャーさんです。前の現場と次の現場のあいだに移動時間しかないケースがあるのですが、そうなるとお昼を買ったり、食べたりする時間が取れず、困ることも。先日も、いつお昼が食べられるんだろうと落ち込んでいたら、マネージャーさんが「これ、移動の車で食べてください」とおにぎりを渡してくれました。私より早い時間に現場入りしているはずなのに…と嬉しい気持ちに。しかも、私が好きなお菓子まで用意されていて、彼女のおかげで最強の移動時間になりました。さらにすごいのが、移動している時に、面白い話をしてくれるところ。「催眠術の講座に通ったことがある」とか、「恋人と結婚するかしないかの瀬戸際なんです」など、ゾクゾクするような話を小出しにしてくれるんです。しかも、話の尺がすごく絶妙で、いつもいいところで話が終わるから、「さっきの話はどうだったの?」とその後も盛り上がれる。「昨日あった怖い話なんですけど…」と続きが気になるフレーズから話し始めるのもうまい。結局、その話は「目の前にいた知らないおじさんが突然、袋をくれたんですよ。私がお弁当を手に持っていたからそれを入れなよということなんですけど」と、期待に応える内容を提供できるのもすごいと思いました。まずは、ちょうどいい時間のエピソードを選べるよう、自分の話の長さを普段から計算しておくとよさそうです。また、「これ、どう思います?」と問題提起するなど、相手が自分の意見を言いたいと思うようなトーク選びをすることも、楽しい会話につながるはず。マネージャーさんと別々に移動する時はすごく寂しい気持ちになるのですが、私もそんなふうに思われる人になれるよう頑張りたいです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年5月19日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年05月16日音楽デュオ・コブクロの黒田俊介が11日、黒田の不倫疑惑と相手女性の自殺未遂疑惑が文春オンラインで報じられたことを受け、公式サイトに謝罪コメントを発表した。黒田は所属事務所との連名で、「本日配信されました、『コブクロ』の黒田俊介に関する『週刊文春』の記事につきまして、記事に掲載されている女性、ご家族に対して大変ご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」とコメント。「このような記事に至ったことは、黒田の不徳のいたすところであり、大変責任を感じております」としながら、「ファンのみなさま、関係者のみなさまに多大なご迷惑ご心配をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。そして「このような事態に至り、普段から応援していただいているファンのみなさま、大変お世話になっている関係者のみなさま、そして家族、友人を含め、信頼してくださっているみなさまに対して、ご迷惑をおかけしましたことを、大変重く受け止めております」と伝え、「この度は、誠に申し訳ありませんでした」と改めて謝意を示した。
2021年05月12日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、白米に対して自由な発想を持っている女性、「ご飯のお供に強い女」になりきり。おにぎりには無限の可能性があります!私も含め新潟の人は、日頃から美味しいお米を食べていることもあり、「白米の味を邪魔されたくない」「結局、塩がいちばん」など、ご飯のお供に対するハードルがすごく高いんです。以前、『バナナマンのせっかくグルメ!!』に出演した時に、バナナマンのお二人から「新潟のご飯のお供って何があるの?」と聞かれたのですが、たくさんあるけどせっかくなら唸るようなものを言いたくて、“うわ~!どうしよう!”と焦りました。そんななか、このあいだの『王様のブランチ』で、とあるおにぎり屋さんが紹介されたのですが、そのお店では40~50種ものメニューを扱っていました。梅干し、明太子、昆布、おかかなど、王道のものしか思いつかない私からすると、それだけたくさんの種類があることに驚いたんです。しかも、人気ベスト3具材の中にウインナーがあったりして、“これもおにぎりに入れちゃうんだ!”というような、あまりにも意外なラインナップを見て、おにぎりには無限の可能性があったことに気付かされたんです。そんな自由な発想ができる人が羨ましい!そして、もちろんご飯のお供にも詳しいはずですよね。自炊をする時の献立の組み立て方も上手に違いありません。私自身も、白米には意外と何でも合うんだなとわかり、ご飯のお供に対するハードルも下がりました。ご飯に合うものを知るためには、新潟をはじめ米どころのアンテナショップなどに行くのがよさそうです。必ず、お米と相性のいい食材に出合えるはず。おにぎり屋さんのショーケースを見て、インスピレーションをもらったり、定食屋さんで白米にぴったりのおかずを知ることもためになりそう。いろいろ試して、人におすすめできるお供を見つけましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年5月5日-12日合併号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2021年05月10日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の失敗に対して優しい女性、「“安心する”と言う女」になりきり。共感力の高い人はフォロー上手になれる!新潟で放送されているテレビ番組にリモート出演をした時のことです。家の白い壁の前に座っていたのですが、共演者の方に「横澤さん、いいおうちに住んでいるんですね」と言われたので、「写っているところだけですから、きれいなのは!」と、ノリで散らかっている部屋を見せたんです。すると、明らかにみんなドン引きしていて、やめておけばよかったと後悔しました。さらに、「ちなみに下ははいていますか?」と聞かれたのですが、その時、私はももひきみたいなものだけを身につけていたので、それがバレたと思い、「はいているわけないじゃないですか!いつから気づいていたんですか?」と聞き返したんです。すると、「いやいや冗談で聞いたんですよ」との答えが。さらに落ち込まんとしていた瞬間に、アナウンサーの方が、「でも、なんだか安心しました。子育てもお仕事もやっていたらそうなりますよね」とフォローして、場をなんとか丸くおさめようとしてくれたのです。失敗したと思い焦っていた私はその言葉を聞き、「安心できたのならよかった」と救われました。散らかった部屋も人間らしくていいかと思えたし、その言葉には、“完璧そうに見えているのに”という褒め言葉の意味合いが含まれているところも、見事だなと。そのサポート力に感動したんです。そんな言葉が咄嗟に出るようになるためには、日頃から失敗した人に向けた優しい言葉を用意しておくことが大切。残念な状況をプラスに言い換える力は、日々のトレーニングがあってこそ身に付くものではないでしょうか。また、共感力が高く、落ち込んでいる人に寄り添えるようになることも大事。完璧な人に対しても、“みんな、同じ人類ですよね~”という思いで向き合いたいものです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年4月28日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年04月25日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、言葉のチョイスが素敵な女性「言葉に深みがある女」になりきり。本をたくさん読むことで語彙力と表現力を高めよう。家事代行のプロの方にお話を伺うという内容の番組があったのですが、そのディレクターさんに、「今日、お話ししていただく先生は、声が鈴の音のような方です」と言われて驚きました。実際にお会いしてみると、とても上品で優しそうな方で、ディレクターさんの表現がぴったりだと思ったのですが、その言葉のチョイスが面白いと思ったんです。ほかにも、あまり聞いたことのないような敬語をさらりと会話に交ぜてきたり、「くったくのない」などの言葉を使っていて、思わず、“どういう意味だっけ”と調べた場面もありました。ただきれいなだけではない、普段使わないような言葉たちをどうやって知り、ボキャブラリーとして身につけたのか、気になって仕方がありません。その人自身は、明るいけれど声のトーンが低くて品があり、忙しかったり大変そうなイメージの強いテレビ業界の雰囲気には、いい意味であまり染まってなさそう。どちらかというと図書館とかにいそうなタイプで、余裕を感じました。彼女のようになるためには、まず、いろいろな言葉をインプットするために、本をたくさん読むことがいいのではないでしょうか。勝手なイメージですが、東野圭吾さんの作品が好きそうなので、ミステリーとかを中心に手に取ってみるといいかもしれません。純文学のようなものもよさそうです。あとは、日頃から一つのことについてさまざまな言葉で表現してみたり、同義語を調べてみるなど、トレーニングをすることで、自然とボキャブラリーは増えていきそうです。ほかにも、いろいろと気になる言葉を使っていたのですが覚えていないものもあり、メモをとっておけばよかったと後悔中。また彼女と仕事でご一緒できる日を楽しみにしています!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年4月21日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2021年04月18日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手のことを思って勇気を出せる女になりきり。ハンカチから始めてハードルを上げていこう!もう何年も前になるのですが、『オオカミくんには騙されない』という番組でMCを始めたばかりの頃。収録用の2回分の衣装を、自分で用意する必要があったのに手違いでそれを知らずに現場に行ったことがありました。その日、私が着ていたのは毛玉だらけのどす黒い色のトレーナー。でも、どうしようもないので1本目はそれで出たのですが、問題は2本目です。困っていたら、番組のアシスタントプロデューサーの方が、「これでよかったら…」と自分が着ていたニットを脱いで貸してくれたんです。この間、たまたまその時の話になったのですが、なかなかできないことだよな、よく貸せたなと思いました。家に泊まりに来た友だちにパジャマを貸す時だって、「変な匂いとかしないかな?」と気を使うのに、着ているものをその場で渡せるというのは、すごいスキルです。なかなか貸すほうの立場になることってないし、相手にどう思われるんだろうと考えたら、私にはできないなと。しかも、最悪の場合、相手が汚したとしても何も言えません。「大丈夫ですよ~!」と許すしかないと思うと、実践できる人は広い心を持っているに違いありません。また、貸せる人と同様にすごいと感じるのが、自分が着ていた服を後輩とかにあげる人です。ハリセンボンの(近藤)春菜さんがまさにそうで、センスがいいからもらうほうも嬉しそうにしています。私の服なんて基本毛玉だらけなので、欲しい人いるのかな?と思っちゃうし、勇気のいる行動ですよね。まずはハンカチを2枚用意しておいて、一枚は人に貸すためだけに持っておく。そこからスタートして、マフラーやストール、カーディガンとどんどんハードルを上げていくと、貸すことへの抵抗も少なくなりそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年4月14日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年04月11日お笑いタレントの横澤夏子さんが、2021年4月6日にInstagramを更新。お笑いコンビ『オリエンタルラジオ』の藤森慎吾さんからもらったものを公開し、話題となっています。横澤夏子が、藤森慎吾からもらった粋なプレゼント1人で活動するお笑いタレントのコンクール『R-1グランプリ』で、日常生活で使うシティサイクル(通称・ママチャリ)を使ったネタを披露したことがある、横澤さん。コントに使うほど、ママチャリへの憧れが強く、プライベートでも乗るのが夢だったといいます。横澤さんの願いを知っていたのでしょうか。藤森さんは、楽にこぎやすいとされる電動アシストの自転車を購入し、横澤さんにプレゼントしたのです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 横澤夏子(@yokosawa_natsuko)がシェアした投稿 嬉しそうに自転車に乗る横澤さん。マスクを着けていても、満面の笑みを浮かべているのが分かりますね。横澤さんは「ママチャリに乗りたいという、大きな夢が叶った」と大喜びし、ハッシュタグを添えて、藤森さんへの感謝の気持ちをつづっています。#大切に大切にコントの延長線上だと思いながら走りますー!#藤森さんに感謝なのよー!yokosawa_natsukoーより引用藤森さんのチョイスに対し、ネット上では「優しすぎる」「分かってるなあ。これはありがたい」「かっこいい!黒を選ぶのもセンスがあるわ」といった声が上がっています。親にとって、幼い子供を連れて移動するのは、大変なもの。子育てに励む横澤さんにとって、藤森さんからもらった自転車は、心強い味方になるに違いありません。コントだけでなく、実際の生活でも自転車を手に入れた横澤さんは、ますます『ママチャリが似合うタレント』として、活躍することでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年04月07日