Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年4月スタートのテレビドラマ『インビジブル』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。『きれいはきたない、きたないはきれい。飛んでいこうよ、霧と汚れた空の中』。シェイクスピアのマクベス。三人の魔女が主人公のマクベスに語りかける、あまりにも有名なこの一節。TBS系で放送される金曜22時、重めのサスペンスに定評のあるこの枠で、新しく始まったドラマ『インビジブル』(主演・高橋一生)を見ながら上記の一節を思い浮かべていた。優秀な刑事が、同僚の事故や殉職を契機にアウトローに変貌して、法を無視した捜査を始める。周囲はそれをもてあます。これは『あるある』。そこに風変わりな(往々にして主人公の刑事とは性格が逆の)パートナーが現れる。どうやら主人公の過去の事件とも因縁がありそうだ。二人はいくつかの現在進行形の事件を解決しながら、過去の事件が動き出す。これも『あるある』。今作が違うのは、現れたパートナーが裏社会の周辺いやど真ん中、闇サイト等を通じて犯罪者を連携させ支援する『犯罪コーディネーター』という謎の存在であること。そしてインビジブルと称されるその犯罪コーディネーターは、年齢も来歴も一切不明で、中性的な容姿の女性であるということ。違法な捜査に微塵も躊躇のない暴力上等の刑事・志村貴文は、高橋一生。これまでインテリやソフトな役の印象が強いが、今回は荒んだ刑事の役にうまくハマっている。そしてインビジブルと称される犯罪コーディネーター・キリコには、柴咲コウ。性別も年齢も善悪も超えた謎めいた存在を体現するのに、これ以上の配役はないと思う。そしてこの二人といえば、やはりNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』(2017年)での共演を抜きには語れないだろう。強大な外敵に翻弄されながらも小さな領地と領民を知略で守り抜いた女領主と、月の光のように命をかけて彼女を支えた家老と。柴咲コウ演じる直虎が、高橋一生演じる小野政次を槍で突き刺して殺す場面は、名作揃いの大河ドラマの中でも屈指の名場面たり得ると思っている。その二人が再びバディとして共演する。柴咲コウが演じる奔放な女に、高橋一生演じる面倒くさい男が翻弄される。もう一度そんな二人が見られる。その一点だけでも、週末の夜の時間をこのチャンネルに捧げる価値があるというものである。ドラマの魅力を詰め込む『名刺』とも言うべき初回は、志村をめぐる警察の人間関係を整理して見せつつ、都心で起きた爆発事件とボランティア団体の寄付金詐欺をめぐる顛末(てんまつ)をテンポ良く描いていた。それまで見えていた善と悪が一瞬の種明かしでオセロのように入れ替わる驚きは、他のサスペンスにはないスリルだと思う。記憶に残るサスペンスドラマは、テンポの速さや、二番底のような衝撃、らせん状の謎の開示といったその作品独特の味わいがあるもので、今作のそれは転々と転がる善悪の価値観になるのかもしれない。キリコの助言と志村の奔走で事件は解決するが、善だと思っていたものが底深い悪で、かといって悪に見えていたものも決して潔白ではない。しかし、なんともいえない後味の苦さが、今、最前線で求められているエンタテインメントなのだと思う。今作は万人受けする勧善懲悪のシンプルな味わいよりも、複雑な後味をじっくり噛みしめたい人のためのドラマになるだろう。是非安易にわかりやすい結末よりも、見た後しばらく考え込んでしまうような、自らの善悪の境界線がぐらつくようなドラマを見せてほしいと思っている。今作のように、犯罪者がその知識を供与して主人公が捜査を行うフィクションの傑作といえばアメリカのスリラー映画『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターが思い浮かぶ。ハンニバル・レクターは人の肉を食らうが、『インビジブル』のキリコはその神秘的な魅力で見る者の魂を食う。美しく謎めいた魔女、キリコに手招きされて、私たちも主人公の志村貴文の目線で『きれい』と『きたない』の混じり合う、霧の空へと飛び立つのである。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年04月19日高橋一生主演の新金曜ドラマの「インビジブル」が4月15日から放送開始。SNSでは主人公を演じる高橋さんのハードなアクションに「まじ惚れた」などの声が多数。共演した柴咲コウの金髪ショートヘアにも「新鮮なビジュアル」など好反応が続出している。「ROOKIES」や「南極大陸」などを手掛けたいずみ吉紘がオリジナル脚本を手がけ、作品刑事と犯罪コーディネーターという相容れないはずの2人が異色のバディを組む、前代未聞の犯罪エンターテインメントとなる本作。キャストは元々は捜査一課の最前線で事件捜査に当たっていたが、行き過ぎた捜査がきっかけで一課から特命捜査対策班へ左遷された志村貴文に高橋さん。本名、国籍、年齢不明の犯罪コーディネーター“インビジブル”キリコに柴咲コウ。警察庁から出向してきた寡黙で冷静なキャリア監察官。規則やルールを重んじ志村の行き過ぎた捜査を問題視する猿渡紳一郎に桐谷健太。キリコの運転手兼、助手をしているマー君に板垣李光人。志村のことを敵視している磯ヶ谷潔に有岡大貴(Hey!Say!JUMP)。捜査一課の五十嵐夏樹に堀田茜。岸幸介に西村元貴。朝倉環に結城モエ。捜査一課から鑑識課に異動した近松延武に谷恭輔。特命捜査対策班の巡査・芝本菜穂に田中真琴。班長の塚地敬一に酒向芳。3年前、通り魔事件の捜査中に犯人に殺害された志村の元同僚・安野慎吾に平埜生成。その妹・安野東子に大野いと。東子の同僚のWebニュースカメラマン・野間昇太郎に村井良大。志村を左遷させた元上司で捜査一課課長の犬飼彰吾に原田泰造といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では渋谷の駅前で爆発事件が発生。さらに街頭ビジョンに謎の男の映像が流れ、次の爆破の情報と引き換えに志村の身柄を要求してくる。志村が指定された場所に行くと、待っていたのはキリコ。キリコは街頭ビジョンをジャックしたのは自分だが、爆発事件は“花火師”が実行犯で、過去に事故として処理されたいくつかの案件も花火師の仕業だと告げる。さらに彼女は志村に彼が追い続ける3年前の通り魔事件の情報を教えると言い出し…というストーリーが展開。冒頭では爆発に巻き込まれ、女の子を助けるため窓ガラスを割って部屋に突入。終盤では爆発から逃れるためビルの窓から川に落下…と、志村のハードなアクションに「高橋一生さんのビルから飛び降り脱出迫力満点アクションシーンまじ惚れた」「アクション、とは聞いていましたが思ってた以上に激しくて、まだまだお話も謎が多いし引き込まれました」「キリコ(柴咲コウ)が「トム・クルーズかよ」と言うくらい高橋一生のアクションシーンが凄かった」「怒涛の爆破とアクション、ビルから飛び降りダイハード、そして水も滴るイイ男…うおおおおお高橋一生てんこもり!」などの声多数。また謎の存在・キリコを演じる柴咲さんにも「インビジブルは柴咲コウの金髪ショートに惹かれた」「金髪ショートの柴咲コウ最強」「柴咲コウさんは今までに見たことない新鮮なビジュアルで魅力的だった!」と、その髪型を中心に多くの反応が集まっている。(笠緒)
2022年04月16日芥川賞作家・上田岳弘書下ろしによる、高橋一生のひとり芝居、パルコ・プロデュース2022『2020(ニーゼロニーゼロ)』が7月7日(木)よりPARCO劇場を皮切りに、福岡、京都、大阪公演にて上演することが決定した。本作は芥川賞作家・上田岳弘の文学に共鳴する高橋一生が、上田に書下ろしを提案した作品で、疫病があっという間に世界を覆い、東京オリンピックがなくなったあの年、2020年を起点に、はるか昔、人類の誕生から、はるか先?の世界の終わりまでを、高橋一生の声、肉体、動きを通して目撃する90分!(予定)「クロマニヨン人」「赤ちゃん工場の工場主」「最高製品を売る男」そして「最後の人間」。彼ら登場人物=高橋一生の挑発に、あなた=観客はどう応えるのか。舞台に立つひとりの男の叫びは、私たちの心の葛藤を浮き彫りにする。構成・演出は、これまで高橋一生と『4 four』(2012年)『マーキュリー・ファー』(2014年)『レディエント・バーミン』(2016年)で高い成果を見せつけてきた白井晃。6年ぶりの最強タッグ復活で、今、私たちが飲み込まれつつある現実と未来に強烈な光を当てる。映像、音楽、ダンスが彩る、高橋一生によるひとり芝居『2020』。高橋一生×上田岳弘×白井晃のトライアングルが奏でる“挑発の調べ”に期待したい。【キャスト・スタッフコメント】◆上田岳弘(作)僕がはじめて作品を発表した2013年、2020年の東京五輪が決まった。2020年、たかだか7年先のことで、普通に暮らしていれば普通にやってくるはずの近い未来。でもそこはなぜか遠く、手が届かないような感じがした。その感覚について、これまで色んな作品で触れてきた。デビューしてすぐに高橋一生さんという稀有な俳優と、白井さんの演出した舞台を通じて出会った。”いつか”一緒になにかをやろうと話し合った、その”いつか”が叶った今「とにかく好きに書いて欲しい」と言われ、その場で浮かんだタイトルがこれだった。白井さんの構成・演出で、高橋一生の一人舞台として具現化する舞台。ぜひご期待ください。僕も、楽しみでしかたがない。◆白井晃(構成・演出)この作品は、俳優・高橋一生と作家・上田岳弘、私との密談から生まれた作品です。2020年以降の私たちを語ること。それは、大衆が大衆の機能を無くしていく世界。他者が他者として成り立たなくなっていく世界を描くこと。私たちが過去を語るのは、今の私たちが幸福だから。未来を語るのは、今が不安で恐ろしいから。この脅威に対して身を挺して挑む、これは、高橋一生史上、最も危険で、最も幸福なステージです。おそらくそれは上田さんにとっても、私にとっても同じことが言えそうです。◆高橋一生(出演)渋谷のPARCO劇場というある意味、発信地となっている場所で舞台をやらせていただけることは、とてもありがたいです。気心が知れた上田岳弘さん、白井晃さんと何度も何度もお話をさせていただいた上で創っていく作品なので、僕自身も期待が強くあります。公演を楽しみにされているお客様は、舞台の内容を事前に知りたくなるかもしれませんが、そういった気持ちからは解放されて、実際に劇場で観て、感じて、劇場に入る前と出た後で、1週間くらいして何かが少し変わったと気づくような体験をしていただきたいと思っています。そんな体験をしていただけるように、僕らもお芝居を作っていきます。公演概要パルコ・プロデュース2022『2020』作:上田岳弘構成・演出:白井晃出演:高橋一生DANCER:橋本ロマンス公式サイト: 【東京公演】公演日程=2022年7月7日(木)~7月31日(日)会場=PARCO劇場(渋谷PARCO8F)入場料金(全席指定・税込)=¥11,000全席指定グッドプライス¥10,000※未就学児入場不可U-25チケット=¥6,000(観劇時25歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換/「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い)東京公演一般発売日=2022年5月14日(土)■お問合せ=パルコステージ03-3477-5858(時間短縮営業中)【福岡公演】公演日程=2022年8月6日(土)~8月7日(日)会場=キャナルシティ劇場入場料金(全席指定・税込)=¥10,000U 25チケット¥5.000(当日座席指定、要身分証明)※未就学児入場不可■お問合せ=ピクニックチケットセンター050-3539-8330(平日12:00~15:00)【京都公演】公演日程=2022年8月11日(木祝)会場=京都劇場入場料金(全席指定・税込)=S席¥11,500A席¥10,500※未就学児入場不可■お問合せ=キョードーインフォメーション0570-200-888[11:00~16:00/日祝休業]【大阪公演】公演日程=2022年8月18日(木)~8月21日(日)会場=森ノ宮ピロティホール入場料金(全席指定・税込)=S席¥11,500A席¥10,500※未就学児入場不可■お問合せ=キョードーインフォメーション0570-200-888[11:00~16:00/日祝休業]
2022年04月07日高橋一生主演の新ドラマ「インビジブル」に、現在放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」京都編に出演する平埜生成が登場することが分かった。本作は、刑事と犯罪コーディネーターという絶対に相容れないはずの2人が、異色のバディを組む前代未聞の犯罪エンターテインメントドラマ。舞台を中心にドラマや映画などで幅広く活動し、まもなく最終回を迎える朝ドラでは、ヒロインが働く映画村の職員役で登場、爽やかで紳士的な物腰の演技が話題を呼んだ平埜さん。今作で演じるのは、主人公・志村(高橋さん)の刑事人生を大きく揺るがせる“三年前の事件”で殉職した、志村の元同僚・安野慎吾。志村が捜査一課時代にバディを組んでいた刑事であり、周囲の人間から時として危険視される志村が、信頼を寄せる数少ない相手。しかし、通り魔殺害事件の捜査中に犯人に襲われて殉職。安野を目の前で斬殺された志村は、以後、その犯人逮捕に執着するように。その行き過ぎた捜査行動が問題視され、捜査一課から特命捜査対策班へ左遷されてしまうが、異動してからも、安野を殺害した犯人を執拗に追いかける志村。そしてあるとき、犯罪コーディネーターのキリコが現れる。果たして、志村はキリコとバディを組むことで、その犯人を逮捕することができるのか、注目だ。「インビジブル」は4月15日より毎週金曜日22時~TBSにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2022年04月05日2022年3月26日、東京都の豊洲にある劇場『IHIステージアラウンド東京』で、TBSの春ドラマ3作品の合同制作発表が開催されました。登壇したのは、同月10日スタートの日曜劇場『マイファミリー』から二宮和也さん、多部未華子さん、賀来賢人さん、濱田岳さん。同月15日スタートの金曜ドラマ『インビジブル』から高橋一生さん、柴咲コウさん、有岡大貴さん、桐谷健太さん。同月19日スタートの火曜ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』から上野樹里さん、田中圭さん、磯村勇斗さん、松重豊さん。総勢12名の豪華キャストがそろいました。ドラマの合同会見をするのは初の試みで、作品の枠を超えたクロストークも見られたといいます。日曜劇場『マイファミリー』で主演を務める二宮さんは、合同制作発表ならではのコメントを送りました。「こういう機会は僕も初めて。横のつながりもできたので、皆で一緒に4月スタートのドラマを盛り上げていきたいです」また、金曜ドラマ『インビジブル』で主演を務める高橋さんは、このようにメッセージを送っています。「各ラインアップ、それぞれ毛色の違うエンターテインメントなドラマだと思いました。僕たちは、見てくださる方々が毎週楽しみになるような娯楽性のある作品を作っていきたいと思っています」火曜ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』で主演を務める上野さんは、TBSで放送されるドラマ全体に意気込みを語りました。「この場に参加したことによって、より一層モチベーションも上がりました。皆さんと一緒にTBSドラマを盛り上げていけたらいいなと思います」このイベントの模様は、TBSのYouTubeチャンネル『YouTuboo』で見ることができます。これから始まるドラマを前に、合同記者会見の様子もチェックしたいですね![文・構成/grape編集部]
2022年04月04日高橋一生主演の新ドラマ「インビジブル」のポスタービジュアル2種類が完成した。本作は、刑事と犯罪コーディネーターという絶対に相容れないはずの2人が異色のバディを組み、闇に隠れる凶悪犯を追う異色の刑事サスペンスドラマ。公開されたビジュアルでは、事件解決のためならどんなグレーな手でも使い、“悪”を許してはならないという執念にも近い正義感を持つ、高橋さん演じる刑事・志村が、犯罪コーディネーターのキリコ(柴咲コウ)に取り込まれるかのような奇妙な関係を表現。“正義”を代表する真剣な面持ちの志村と、“悪”の代表である不敵な笑みを見せるキリコ、正反対の2人の表情が印象的だ。そしてもう一枚のポスターは、2人に加え、キャリア官僚の監察官・猿渡紳一郎(桐谷健太)、捜査一課課長・犬飼彰吾(原田泰造)、捜査一課所属の若手刑事・磯ヶ谷潔(有岡大貴/Hey! Say! JUMP)、五十嵐夏樹(堀田茜)と警視庁の面々も集結。凶悪犯罪者たちを捕らえるべくバディを組んだ志村とキリコを見守り、見届けるかのような構図となっている。今回のポスターのデザインは、ファッション関連の広告をメインとし、近年ではドラマなどのビジュアルも手掛けているizumiが担当。「交わらないはずの正義と悪が、融合はしていくものの完全には混ざり合わないマーブルのようなテクスチャーをポスタービジュアルで表現したいと思いながら、イメージしデザインしました。ポスターから視線を感じ、振り返って見て、どんなドラマなんだろうと興味をもってもらえたらうれしいと思っています」とコメントしている。「インビジブル」は4月15日より毎週金曜日22時~TBSにて放送(※初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2022年03月26日高橋一生主演、柴咲コウが共演する4月放送開始の新ドラマ「インビジブル」より、新キャストが発表された。本作は、事件解決のためなら手段を選ばない刑事・志村(高橋一生)と、犯罪をコーディネートするしたたかな女犯罪者・キリコ(柴咲コウ)がバディを組んで凶悪事件に挑む、異色の犯罪エンターテインメント。この度、個性的な新キャストが発表となった。警視庁捜査一課の面々とともに事故や事件現場に臨場する鑑識課の鑑識員・近松延武(ちかまつ・たけし)役に、舞台やドラマを中心に活動する谷恭輔が決定。主演の高橋さんとは今回で3度目の共演となる。「天国と地獄~サイコな2人~」では、高橋さん演じる容疑者を追いかけるという対立関係にある刑事役を演じたが、本作では一転、事件の解決をサポートする鑑識員役に挑む。そして、柴咲さん演じる女犯罪者“インビジブル”のキリコと深い関わりのある沢渡万太郎(さわたり・まんたろう)役には若手注目俳優、板垣李光人が決定。「青天を衝け」「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」などで高い演技力が話題となった板垣さんが演じる、キリコの片腕“マー君”に注目したい。また、志村が所属する警視庁・特命捜査対策班の班長・塚地敬一(つかじ・けいいち)役には、ドラマや映画に引っ張りだこのバイプレイヤー・酒向芳。警視庁管内で起きた未解決事件に関する記述内容に熟知しており、志村の捜査を後押しする心優しき班長役だ。そして同じく、特命捜査対策班の刑事・芝本菜穂(しばもと・なお)役を、モデル・女優としてキャリアを重ねる田中真琴、捜査一課の若手刑事で、原田泰造演じる捜査一課課長・犬飼の補佐的な立ち回りも多い岸幸介(きし・こうすけ)役に西村元貴、同じく捜査一課の刑事・朝倉環(あさくら・たまき)役には、「ドクターX ~外科医・大門未知子~」での妖艶な秘書役が話題を集めた結城モエ。さらに、捜査一課が追いかける事件や事故を発信するWEBニュースの記者・安野東子(あんの・とうこ)役に、女優・モデルとして活躍する大野いと。志村を“貴ちゃん”と呼び、親しげな雰囲気を醸し出す東子と志村の関係も気になるところ。そして、東子と共に事件を追いかけるWEBニュースのカメラマン・野間昇太郎(のま・しょうたろう)役には、舞台を中心に活躍している実力派俳優の村井良大が演じる。彼らが凶悪犯の巻き起こす様々な事件にどう関わり立ち向かっていくのか?そして志村とキリコにどんな影響を与えていくのか注目だ。「インビジブル」は4月15日(金)より毎週金曜日22時~TBSにて放送開始(初回は15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2022年03月22日岸井ゆきの&高橋一生W主演「恋せぬふたり」の最終回が3月21日放送。最後の咲子のセリフに「最後に聞けてよかった」「思わず涙が溢れた」などの反応が続出。高橋の“人生の選択”にも「二人は本当の意味の家族になった」などの声が多数寄せられている。他者に恋愛感情を抱かない「アロマンティック」であり、他者に性的に惹かれない「アセクシュアル」という双方の面を持つ「アロマンティック・アセクシュアル」の2人が同居生活をはじめ、それが友人、同僚、家族らに影響を与えていくというストーリーが展開してきた。“恋愛”を前提としたコミュニケーションに馴染めず暮らすなか、高橋と出会ったことで自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識する咲子を岸井さんが。咲子がキャンペーン商品を見に行ったスーパーで出会い“恋愛抜きの家族”として同居することになったが、かつての“恋人”と再会することになる高橋を高橋さんがそれぞれ演じる。また高橋の元恋人で現在はイノファーム社長をしている猪塚遥には菊池亜希子。咲子の同僚で元交際相手でもある松岡一には濱正悟。咲子の母・兒玉さくらには西田尚美。咲子の妹で出産したばかりの石川みのりには北香那といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。遥から「もっと自由に生きて欲しい」と、今の家を出て地方で野菜を育てる仕事を提案された高橋だが、祖母と暮らしてきた実家を守りたいと申し出を断る。さらにやりたい仕事をやってみたらどうかという咲子の提案にも、“家族”を解消することになると猛反対。遥の提案は魅力的だが、今の生活が変わることへの怖さが勝ったと話す高橋。咲子との“家族(仮)”生活が終わり1人に戻ることを恐れる高橋に、咲子は自分がこの家で暮らし続け、高橋が地方で野菜作りをすればいいと返す。別々に暮らしたら自分たちの関係が終わりになると言う高橋だが、咲子の別々に暮らしても自分たちは家族のままだという言葉で、考えが変わる…というのが最終回のストーリー。1年後、笑顔でキャベツを収穫しながら「生まれて初めて思ってる。こんな人生も悪くない」と思う高橋と、高橋の家で暮らしながら「私の人生に何か言っていいのは私だけ。私のしあわせを決めるのは私だけ」と思う咲子の姿が映し出され、放送は終了した。最後の咲子のセリフに「今日運転しながら買い物しながら幸せについて考えてもやもやしてたからこれ最後に聞けてよかった」「咲子の言葉が見事に的を射ていて。モヤモヤがスッとなくなり、思わず涙が溢れた」「誰とどんな風に生きるか。恋愛をしようがしまいが、一緒に住もうが住むまいが、自分がよりよく生きることが大切だな」などの反応が続々と集まる。また実家を出て新たな仕事を始めた高橋の“人生の選択”にも「意外なラストでしたが、羽さんの笑顔から、ベストな選択だったのだなと感じました」「畑で作業してる高橋さんの笑顔が幸せそうでよかった」「咲子が帰る場所になったことで本当に自分のやりたかったことに踏み出せた高橋距離は離れていても他愛もない会話を電話でする二人 二人は本当の意味の家族になったんだと思う」といった声が送られている。(笠緒)
2022年03月22日「恋せぬふたり」の7話が3月14日放送。婚約指輪を遥の指にはめようとするが手が震えてしまう高橋の姿に「痛くて切ない」「辛すぎた」などの声が。また高橋さんの演技にも「手元のお芝居が本当にすごい」など絶賛の声が上がっている。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「声春っ!」などの吉田恵里香がオリジナル脚本を手がけ、恋愛感情を抱かず、他社に惹かれないアロマンティック・アセクシュアルの2人と、2人が周囲の人々に様々な影響を与えていく姿を描く本作。スーパーまるまる本社に勤務し、店員の高橋と出会ったことで自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識する咲子に岸井ゆきの。咲子から同居しないかと提案され、最初は乗り気ではなかったが“恋愛抜きの家族”としての生活をはじめる高橋に高橋一生。過去に高橋と何かあったらしい猪塚遥には菊池亜希子。過去に咲子と同じアイドルが好きだったことから交際していたことがある松岡一には濱正悟。妊娠中に夫が浮気した咲子の妹・石川みのりには北香那といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。みのりの赤ちゃんを見て「かわいいですね」とつぶやいた高橋。その言葉が気になる咲子だが、高橋との今後について話し合おうとするもなかなか切り出せないでした。そんなある日、会社の企画のため高橋から野菜の雑誌を借りた咲子は、そこに載っていたイノファームの社長・遥に会いに行く。たくさんの野菜をもらって帰ってきた咲子が高橋にイノファームのパンフレットを見せると、高橋は表情をこわばらせる。そんな高橋は同僚が結婚した余波で野菜と関わる機会の減る店長代理に昇進することに。咲子はいっそ転職してはと提案するが、高橋は亡くなった祖母の家を守りたいから働き続けると強く主張し…。咲子は高橋と遥の関係が気になり遥に質問する。すると遥は高橋と過去に付き合っていたことを認め、高橋の祖母が元気か聞く。咲子が高橋の祖母が亡くなったことを伝えると、遥は線香をあげにいきたいと言う…というのが今回のおはなし。高橋の祖母が遥に「いずれはあなたのものになるのよ」と渡した指輪を、遥の指にはめようとするが直前で手が震え、「あの…自分でつけてもらうわけには…ごめんなさい」と絞り出すように声を出す高橋。その姿に「期待を込めて突き出された指輪を待つ彼女の指 それは鋭いナイフのようでなんて無邪気でなんて残酷な凶器なんだろう」「指輪を待つ手に触れそうで触れない…届きそうで届かない距離感。指を持つ手の震え。2人の本当の距離みたいで観ていてジリジリしたよ…痛くて切ない」「指環を持つ手指が強張って震えている様も遥さんが差し出した手を引いた様も辛すぎた」といった声が次々と上がる。また「高橋さんが遥さんの指に指輪をはめようとする時の手元のお芝居が本当にすごい」など、高橋さんの演技に触れたコメントも多数寄せられている。(笠緒)
2022年03月15日岸井ゆきのと高橋一生がW主演した「恋せぬふたり」の6話が2月28日放送。みのりの赤ちゃんを見つめる高橋の表情と、回想シーンで描かれた高橋の過去に「今までで一番切なかった」「高橋さんがツラそう」などの声が殺到している。他者に恋愛感情を抱かず性的にも惹かれないアロマンティック・アセクシュアルと呼ばれる2人が同居生活をはじめていく姿を描いてきた本作。自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識して、高橋と“恋愛抜きの家族”になろうと同居をはじめるなか、親友だと思っていた千鶴から“恋愛的に好き”だったことを告白された咲子に岸井さん。咲子がキャンペーン商品を見に行ったスーパーで出会った男性で、祖母が亡くなってから近所のおせっかいが激しくなり、それを回避する思惑もあって咲子と同居をはじめた高橋に高橋さん。咲子と高橋の関係を尊重するようになった松岡一には濱正悟。咲子は親友だと思っていたが、実は咲子に恋愛感情を抱いていた門脇千鶴に小島藤子。咲子の妹・石川みのりには北香那。みのりの夫・大輔にはアベラヒデノブ。咲子の母・兒玉さくらには西田尚美。咲子の父・博実には小市慢太郎。高橋の同僚の浜岡には猫背椿。同じく高橋の同僚の豊玉には西川可奈子といった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。新年を迎えアロマンティック・アセクシュアルのイベントに参加した咲子は、そこで自分たちの将来について考えてなかったことに気付かされる。帰宅すると一にくわえ、みのりとその娘までが高橋家に遊びに来ていた。第2子を妊娠中のみのりだが、夫の大輔に浮気が発覚。離婚を考えているという。咲子の話にみのりはいら立ちを募らせ「誰かを好きにならないってことはさ、こういう苦しみとも無縁なわけでしょ。人生楽だよね」と言い、咲子の生き方に対し「なんもない人生」と言い放つ……というのが今回のおはなし。この言葉を聞いた一は「みのりちゃん、今のは言い過ぎだよ」とみのりをたしなめる。そんな一の姿に「カズくんが最初は不快で仕方なかった でもだんだん良さが分かってきた」「カズくんへの好感度がめきめきと上がっていく」「咲子の気持ちを代弁してくれてカズくんがあの場に居てくれて良かったとすら思う」などの反応が。その後みのりのもとに大輔がやってくる。娘を前に怒鳴り合いのケンカを繰り広げるみのりと大輔を高橋が止めるが、その直後みのりが破水。無事出産するがみのりは大輔に子どもを会わせないと言い、博実に促され大輔は病院から帰る。その後みのりの赤ちゃんを抱く咲子と両親、みのりを見つめ、その後赤ちゃんを見ながら「かわいいですね」とつぶやく高橋。そしてラスト、雨が降り庭の鉢を屋内にしまいながら、高橋は遥(菊池亜希子)との過去を思い出す。「今までで一番切なかったかもしれない…高橋さんの赤ちゃんを見る表情がさ…」「高橋さんがツラそうな回でしたね。いろいろ思い出してしまう過去があったのですね」「子どもを持ちたいと思った、そのチャンスがあった過去を感じさせる展開」「後半の高橋さん、どんな思いで赤ちゃんを見てたんだろう。高橋さんの過去に何があったのか…」など、今後明かされていくであろう高橋の過去についても多くの視聴者が思いを巡らせていた。(笠緒)
2022年03月01日岸井ゆきの、高橋一生がW主演する「恋せぬふたり」の5話が2月21日放送。千鶴が咲子と突如距離を置いた理由に視聴者からは「泣いてしまった」「しかたなくても辛い」などの声が。両手にカニを持った高橋には「癒された」などの反応も続々寄せられている。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「声春っ!」などの吉田恵里香がオリジナル脚本を担当する本作は、恋愛感情を抱かず、他社に惹かれないアロマンティック・アセクシュアルの2人と、2人が周囲の人々に様々な影響を与えていく姿を描く作品。スーパーまるまる本社勤務、高橋と出会い自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識。高橋と同居を始めるが“元カレ”が彼をケガさせたことでなぜか3人で同居することになった咲子に岸井ゆきの。1話で咲子から同居しないかと提案され、最初は乗り気ではなかったが同居を始めるなかで、咲子の元カレ・一にケガを負わされてしまった高橋に高橋さん。咲子と同じアイドルが好きだったことから交際、その後距離を置くが咲子が高橋と付き合ってると思い込んだ結果、高橋にケガを負わせてしまった松岡一には濱正悟。当初は咲子と一緒に暮らそうと言っていたが急遽キャンセルした親友の美容師・門脇千鶴に小島藤子といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「恋愛抜きの家族になるの、俺でよくね?」と言う一。戸惑う咲子は千鶴に相談しようとするが電話がつながらない。千鶴はいつの間にか電話番号も職場も住む場所も変えていた。高橋と一は落ち込む咲子を気にかけ、三人は旅行もかねて千鶴のいる小田原へと向かう…というのが今回のおはなし。咲子と再会した千鶴は連絡を絶ち距離を置いた理由を“咲子を恋愛的に好き”だと気づいたからだと告白。一緒に暮らす部屋を見に行って咲子を抱きかかえたときに急にわかったと語る千鶴は、恋愛に興味がない咲子に、自分の想いを黙ったまま一緒にいることはできないと感じ、咲子と離れることにしたのだという。「千鶴やっぱそやったんか…初回で考察してた人居たな…嬉しくてしんどいって…離れるしかなかったのね」「千鶴が告白するシーン泣いてしまったー。苦しいよねえ」「同じ思いの「好き」を返してもらえないのて、しかたなくても辛いよね」などの反応が上がる。その後、一との関係も“解散”した咲子は、先に帰京していた高橋の家に戻る。すると手のケガが治りつつあった高橋は帰り道で北海道フェアをやっていたからと言って、購入したカニを両手に持って咲子を出迎える。「傷つけ傷つけられる咲子がしんどい回だったけど、蟹を構える高橋さんが視聴者を癒してくれたわ」「蟹でニコニコの高橋さん可愛すぎ 自分が好きなのもあるだろうけどフザけた感じは咲子に明るく接しようとしてかな」「高橋さんの蟹をほぐす姿に癒された月曜日」など、辛いエピソードが続いた最後に映された、カニを持った高橋の姿に多くの視聴者が癒されていた模様だ。(笠緒)
2022年02月22日2022年4月から放送をスタートするTBSの新テレビドラマ『インビジブル』で、高橋一生さんが主演を務めることが発表されました。高橋一生がTBS連続ドラマ初主演高橋さんにとって、TBSの連続ドラマ初主演作となる『インビジブル』は、刑事と犯罪コーディネーターという異色の2人がバディを組む犯罪エンターテインメントドラマ。主人公・刑事の志村貴文(しむら・たかふみ)役を高橋さん、そして志村とタッグを組む犯罪コーディネーターを柴咲コウさんが演じます。『インビジブル』で4度目の共演となる、高橋さんと柴咲さん。コメントでは、お互いに対する信頼感ものぞかせています。高橋一生さんコメント僕が演じさせていただく志村は、捜査畑を歩んできたものの、行き過ぎた捜査手法で独断専行をしてしまうことが多いので問題となり、左遷という形で警視庁管内の未解決事件の継続捜査をする部署に異動させられた刑事です。台本を読ませていただいて、今までに僕が演じたことのないキャラクターで、作品に対するワクワク感と共に志村を演じることがとても楽しみだと思いました。今回、アクションシーンにも挑戦するのですが、僕41歳なんですけれどというぐらいのアクションになってくると思うので、とにかく体を壊さないように頑張りたいと思っています。柴咲さんとは何度も共演させていただいていて、お芝居で会話ができる方なのでとても心強いです。柴咲さん演じる犯罪コーディネーターと刑事の志村は今後どういった関係になっていくのか…皆さんが毎週楽しみになるようなアクションあり、心理戦ありのおもしろい作品になると思っていますので、是非注目して見ていただけたらと思っています。柴咲コウさんコメント私が演じるのは、“インビジブル”と呼ばれる犯罪コーディネーター役です。原作のない作品で、オリジナルのキャラクターなので、スタッフの方と意見を交わしながら、どういうキャラクターなのか、1から構築していくのが大変でもあり楽しいですね。まずはビジュアルからと思い色々と試行錯誤を繰り返していますが、相手の演技やお芝居のぶつかり合いでもどんどん変わっていく。その感覚をキャラクターに落とし込んでいけたらなと思っています。一生さんとは久しぶりの共演になりますが、佇まいや演技の間合いが天才的な方なので、とても安心しています。これからの撮影がとても楽しみです。一般的に“正義と悪”っていうのは、白と黒で分けられることが多いと思うんですけど、時には白と黒が入れ替わることもあると思うし、本質では真逆だったりすることもあると思うんですよね。この作品で描かれる“正義と悪”ではそういう部分が見え隠れしてくると思うので、その人間模様も楽しんでもらえたらうれしいです。脚本を手掛けるのは、テレビドラマ『ROOKIES』(TBS系)をはじめ、シリアスな世界観や特殊なジャンルの人々を扱う作品を得意とする、いずみ吉紘さん。数々のヒット作を生み出してきたTBSが仕掛ける、これまでにない犯罪エンターテインメント作『インビジブル』は、2022年4月、金曜の夜10時からスタートです。TBS新ドラマ『インビジブル』あらすじ裏社会を牛耳り、あらゆる凶悪犯罪者たちの取引を仲介する犯罪コーディネーター『インビジブル』。その存在は警察内部でも一部の人間しか知らず、しかもその実像に迫ったことがないゆえに、都市伝説とささやかれていた。そんなインビジブルが突如、自身が関わってきた未解決事件や凶悪犯罪者の情報を提供し、犯人逮捕に協力すると警察に申し出る。条件はたった1つだけ。捜査一課から左遷された刑事・志村貴文を担当にすることだった。異色のバディが相対するのは、個性的すぎる犯罪のプロフェッショナルたち。悪を誰よりも憎む刑事の志村と、悪を誰よりも熟知したインビジブルが闇に隠れていた凶悪犯たちをあぶりだす!やがて2人に芽生える絆は、信頼か、友情か、それとも…。[文・構成/grape編集部]
2022年02月09日今春スタートのTBS新金曜ドラマは、高橋一生主演の「インビジブル」を放送。“刑事×犯罪コーディネーター”という異色のバディを描く。裏社会を牛耳り、あらゆる凶悪犯罪者たちの取引を仲介する犯罪コーディネーター“インビジブル”。その存在は警察内部でも一部の人間しか知らず、その実像に迫ったことがないゆえに、都市伝説とささやかれていた。そんなインビジブルが突如、自身が関わってきた未解決事件や凶悪犯罪者の情報を提供し、犯人逮捕に協力すると警察に申し出る。その条件はたった一つ。捜査一課から左遷された刑事・志村貴文を担当にすること――。警察すら存在を知らない凶悪犯、通称“クリミナルズ”によって行われている犯罪がある。本作は、そんなクリミナルズを捕らえるため、刑事と犯罪コーディネーターという相容れないはずの2人が異色のバディを組む、前代未聞の犯罪エンターテインメント。「ROOKIES」や「南極大陸」などを手掛けたいずみ吉紘オリジナル脚本作品となっている。「岸辺露伴は動かない」「天国と地獄~サイコな2人~」「スパイの妻」などが近年話題となり、今回TBS連続ドラマ初主演となる高橋さんが演じるのは、事件解決のためにはどんなグレーな手でも使う刑事の志村貴文。警視庁管内で起きた未解決事件の継続捜査を行う、特命捜査対策班所属の刑事で、元々は捜査一課の最前線で事件捜査に当たっており、犯人逮捕への熱意は捜査一課の中でもひときわ強かった。しかし、その行き過ぎた捜査がきっかけで、一課から特命捜査対策班へ左遷されたのだ。台本を読み「今までに僕が演じたことのないキャラクターで、作品に対するワクワク感と共に志村を演じることがとても楽しみだと思いました」と語る高橋さんは、「アクションシーンにも挑戦するのですが、僕41歳なんですけれどというぐらいのアクションになってくると思うので、とにかく体を壊さないように頑張りたいと思っています」と意気込む。そして「皆さんが毎週楽しみになるようなアクションあり、心理戦ありのおもしろい作品になると思っていますので、是非注目して見ていただけたらと思っています」とメッセージを寄せている。そんな志村が手を組むことになる、“悪の代表”犯罪コーディネーター役には、高橋さんとは大河ドラマ「おんな城主 直虎」や『世界の中心で、愛をさけぶ』などで共演し、今回4度目の共演となる柴咲コウ。“インビジブル”と呼ばれる彼女は、突如、キリコと名乗り、犯人逮捕に協力すると警察に申し出、条件として志村を担当に指名。警察組織がまだその存在すら掴んでいないクリミナルズの情報に精通しており、志村が追う数多の未解決事件を解決する鍵を握っているようだが…。柴咲さんは「一生さんとは久しぶりの共演になりますが、佇まいや演技の間合いが天才的な方なので、とても安心しています。これからの撮影がとても楽しみです」と心境を明かし、「一般的に“正義と悪”っていうのは、白と黒で分けられることが多いと思うんですけど、時には白と黒が入れ替わることもあると思うし、本質では真逆だったりすることもあると思うんですよね。この作品で描かれる“正義と悪”ではそういう部分が見え隠れしてくると思うので、その人間模様も楽しんでもらえたらうれしいです」とコメントしている。金曜ドラマ「インビジブル」は4月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年02月09日俳優の高橋一生が出演する、キリンビール「氷結 無糖レモン」シリーズの新CM「氷結 無糖レモン 心の声・本音編」が1日より放送される。新CMでは、美しい海と青空を背景にした爽快な世界観のなか、高橋が登場。チューハイを口にし「あぁ〜、サイコー!」と思わず声を漏らすと、偶然にも隣の女性客と声が揃ってしまい、高橋が「あ……どうも……」と恥ずかしそうに苦笑いを浮かべる。CM撮影について、高橋は「今回初めての屋外でしたが、海の間近で撮影できたので最高でした」とコメント。「スタッフの皆さんの顔も、心なしか爽やかさを感じましたね」と感想を述べた。またCMの内容にちなみ「最近経験した『最高な出来事』」を聞かれると、「この間、餃子を皮から作って食べたときは『サイコーだな』と一人で漏らしていました」と回想。続けて「餃子と一緒に『氷結 無糖レモン』……これは本当に『あぁ〜、サイコー!』って思います」と、CM中に登場した自身のセリフを用いてみせた。
2022年02月01日高橋一生主演、川平慈英、伊原剛志、前田敦子、村岡希美、野田秀樹、白石加代子、橋爪功が出演し、“フェイク”が蔓延る現代に、野田秀樹が、「コトバ」というものに正面から向き合った意欲作『フェイクスピア』。2021年5~7月、東京・大阪にて上演され、多くの観客から好評を博した同作品が、NODA・MAP初の試みとして有料配信される。配信は2月19日(土)19時より、東京芸術劇場プレイハウスで行われた東京公演の本編映像と主演・高橋一生にフォーカスした<高橋一生カメラ>の映像という2つのアングルで堪能できるほか、本編終了後には特典映像としてキャストの座談会も収録。「第29回読売演劇大賞」において作品賞、男優賞、演出家賞の3部門で優秀賞を受賞。「演劇の力」を体現する仕掛けと熱量に満ちた舞台で、野田秀樹の緻密な脚本と大胆な演出、そして高橋一生の真摯に響く台詞としなやかな演技体に加え、橋爪功と白石加代子が醸し出す圧倒的な存在感が観るものを魅了し続けた同作品。開幕後しばらくの間は緊急事態宣言下にあったため、さまざまな理由で観劇を躊躇したり、当日券販売ができなかった為にもう一度観たいけれど観ることができなかったという状況をふまえ、「なんとしても観たい!」「もう一度観たい!」という多くの声に応えるべく、野田秀樹、NODA・MAPとして本作をより沢山の人たちに届けたいという思いから、NODA・MAP作品としては初めての配信が決定した。【初配信!】NODA・MAP「フェイクスピア」配信期間:2022年2月19日(土)19:00~2月27日(日)23:59Blinky(ブリンキー)にて配信【特典映像】本編終了後、高橋一生、橋爪功、白石加代子、野田秀樹による座談会インタビュー映像を収録配信チケット発売期間2022年2月5日(土)10:00~2022年2月27日(日)18:00配信チケット料金:¥3,500(税込)チケットぴあ 配信プラットフォームBlinky(ブリンキー) ※視聴には会員登録が必要になります。※ご利用端末によってはご視聴いただけない場合がございますので、事前にBlinkyオフィシャルサイトにて視聴可否をご確認の上、チケットをご購入ください。出演:高橋一生川平慈英伊原剛志前田敦子村岡希美白石加代子野田秀樹橋爪功石川詩織岩崎MARK雄大浦彩恵子上村聡川原田樹白倉裕二末冨真由谷村実紀手打隆盛花島令間瀬奈都美松本誠的場祐太水口早香茂手木桜子吉田朋弘作・演出:野田秀樹収録日・収録場所2021年6月12日(土)・東京芸術劇場プレイハウス【配信スポット映像】問い合わせ先本作品に関するお問合せ: (NODA・MAP)視聴方法、操作方法に関するお問合せ: (Blinky)チケットに関するお問合せ: (チケットぴあ)
2022年01月29日岸井ゆきの、高橋一生がW主演する「恋せぬふたり」の3話が1月24日放送。「だから私は推しました」に登場したサニーサイドアップの登場にSNSが沸くなか、高橋のポイントカードへのこだわりにも「あるある」「わかる」など共感の声も寄せられている。アロマンティックとは、恋愛的指向の一つで他者に恋愛感情を抱かないこと。アセクシュアルとは、性的指向の一つで他者に性的に惹かれないこと。どちらの面でも他者に惹かれない人はアロマンティック・アセクシュアルと呼ばれる。本作はアロマンティック・アセクシュアルの2人が同居生活を始め、両親、上司、元カレ、ご近所さんたちに波紋を広げていく様を描いていく作品。スーパーまるまる本社勤務で、キャンペーン商品を見にスーパーへ訪れた際に高橋と出会い、高橋のブログを読んで自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識。前回、家族に自分がアロマンティック・アセクシュアルであることを明かした咲子に岸井ゆきの。1話で咲子から同居しないかと提案され、最初は首をかしげていていたが、祖母が亡くなってから近所のおせっかいが激しかったこともあり同居を始め、前回は彼氏のふりをして咲子の家族に会いに行った高橋に高橋さん。勝手に咲子と付き合ってるつもりの同僚・松岡一には濱正悟。咲子の親友の美容師・門脇千鶴に小島藤子。咲子の妹・石川みのりに北香那。みのりの夫・大輔にアベラヒデノブ。咲子の母・兒玉さくらに西田尚美。咲子の父・博実には小市慢太郎。過去に高橋と何かあったらしい猪塚遥には菊池亜希子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。一から「俺らギリ付き合ってる」と言われた咲子は意味が分からずポカンとする。2人は過去に付き合っていたが“活動休止”という形で距離を置いていた。咲子のなかでは関係が終わったつもりだったが、一にとってはあくまで活動休止で関係は終わっていなかった…。咲子と一が親しくなるきっかけになったのが、2019年のよるドラ枠でオンエアされた「だから私は推しました」に登場した地下アイドルのサニーサイドアップだと判明すると、視聴者からは「サニサイが出てきたのも嬉しい。同じ世界に存在してる」「一瞬、別のグループかと思ったけど黄色だし、卵だし、絶対そうだと確信。好きなドラマだったから嬉しかった~~」「序盤にサニサイが一瞬出ててビックリしてたら、その後名前もガッツリ出てきて嬉しい」などの反応が上がる。その後、高橋が貯めたポイントカードのポイントを消化するため、咲子は仕事帰りに高橋と待ち合わせる。ポイントカードを貯めてから「満を持して使う」という高橋だが、そのせいでたくさんあるポイントカードの有効期限が全部“今日”だった…という展開に「うわーーーーーー、わかる、ポイントの有効期限忘れがち」といった共感の声や、「ああいう何気ない小さな幸せを分かち合える人生は本当に素敵だと思う」「押し付けでもなく、自然に時間を共有出来る関係は良いなと思った」など、咲子と高橋の関係性を讃える声も多数SNSに投稿されている。(笠緒)
2022年01月25日岸井ゆきの、高橋一生が共演する「恋せぬふたり」の2話が1月17日オンエア。咲子の妹役で出演した北香那と高橋さんに「再共演嬉しい」といった反応や、終盤で高橋さん演じる高橋が口にした「味方」というワードにも多くの反応が集まっている。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「声春っ!」などの吉田恵里香がオリジナル脚本を手掛ける本作は、恋愛感情を抱かず、他社に惹かれないアロマンティック・アセクシュアルの2人が同居生活を始め、両親、上司、元カレ、ご近所さんたちに波紋を広げていく様を描いていく。出演はスーパーまるまる本社勤務、商品を見に行ったスーパーで出会った店員の高橋に“恋愛感情抜きで家族になりませんか?”と提案する咲子に岸井ゆきの。咲子が読んでいたブログの作者でもあった高橋に高橋さん。2人のほかスーパーまるまる本社でマーケティングの仕事をしている松岡一に濱正悟。咲子の妹・石川みのりに北さん。みのりの夫・大輔にアベラヒデノブ。咲子の母・兒玉さくらに西田尚美。咲子の父・博実には小市慢太郎といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。高橋に「家族になりませんか?」と提案した咲子。最初は首をかしげていた高橋だったが“お互いにメリットがあるかも”と前向きな姿勢を見せる。高橋によれば祖母が亡くなってから近所のおせっかいが激しいといい、2人は試しに高橋の家で暮らすことに。それから1週間後、高橋との同居をさくらに知られ、実家にカニを食べにくるようしつこく言われた咲子は高橋に相談。すると高橋は彼氏のふりをして実家に行ってもいいと言い出す……というのが今回のおはなし。実家に向かう2人に後ろから声をかけたのが、咲子の妹、みのり。彼女を演じるのは「バイプレイヤーズ」シリーズや「アバランチ」で話題を呼んだ北さん。視聴者からは「北香那ちゃんも役によってガラッと雰囲気や話し方が変わるなぁ」といった感想とともに「相河先生と尾崎さん、一生さんと北さん、再共演嬉しいなぁぁ」と、高橋さんとの共演作「僕らは奇跡でできている」を思い出した視聴者からの声も。「父・小市慢太郎…竜の道 母・西田尚美…凪のお暇 姉・岸井ゆきの…天国と地獄 妹・北香那…僕らは奇跡でできている 既視感あるなーって思ったら、この一家全員高橋一生とドラマ共演済み」と、北さんだけでなく咲子の家族を演じたキャストが皆、高橋さんと共演していることに触れた投稿も。だが、家族から“普通に幸せになればいい”“普通の家庭を作って…”といった言葉をかけられた咲子は我慢できなくなり、自分がアロマンティック・アセクシュアルであることを明かす…という展開に。2人の関係に納得できないと取り乱すさくらに高橋は「納得も理解もしなくていいんじゃないか」と口にし「僕たちは僕たちなりに幸せな家族を作れるかどうか、試してる」と続ける。帰宅後、高橋は咲子を自分の「味方」と表現する…。「一緒に暮らす理由が恋愛感情じゃなくていいし自分の味方って考え言い方しっくりきた。いいな。味方と暮らしたいな」「「味方」は恋人という概念でなくても作れる、そうだよね」など、高橋が口にした“味方”というワードにも様々な反応が寄せられている。(笠緒)
2022年01月18日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年1月スタートのテレビドラマ『恋せぬふたり』(NHK)の見どころをレビューします。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。昭和が終わって34年、ミレニアムで数えれば22年。例えば四半世紀。25年という年月を振り返ってみたとき、世の中は良くなったような、悪くなったような。何かが解決に向かえばそこで新たな問題が起きるし、振り子のように左右に大きく振れる価値観もあって、世の中が良い方向に向かっている実感は一向に得られない。それでもこの25年で確実に社会の認識が変容したもののひとつに、性的マイノリティに対する理解の広がりがあると思う。もちろん、まだ十分に理解が進んだ訳ではなくて、今はまだ『こういう人たちが少数派として実在して、社会の一員である』という認識が定着した程度なんだろうと思う。じゃあ、どうすればみんなが生きやすい社会になるのか。その模索はこれからも続く。その模索の過程に、揺れる水面の写し絵のように、優れた映像作品が浮かび上がることがある。とりわけNHKは、これまで性的マイノリティを描いたドラマの秀作を送り出してきた。テレビドラマ『弟の夫』『女子的生活』(2018年)、『腐女子、うっかりゲイに告る。』(2020年)これらの一連の秀作の中に、おそらく今作『恋せぬふたり』(NHK月曜22時・主演岸井ゆきの/高橋一生W主演)も入ることになるのだと思う。価値観を揺さぶる、ドラマ『恋せぬふたり』今作が描く性的マイノリティは、『アロマンティック・アセクシャル』。大まかに、乱暴に言ってしまえば、他人に恋をしない・他人に性的に惹かれないことが指向という人たちのことである。最初に概要を見た時にまず思った。そういう、恋愛にあまり興味のなさそうな、世間でいうところの淡白な人は自分の知人にもちらほらいる。そういうのとは違うのか。はたまた、最近巷に溢れている偽装結婚から何だかんだで恋愛になってしまうパターンのドラマ(それはそれで定番として楽しいが)なんじゃないのか。※写真はイメージだが、実際に初回を見て、すぐにそういう定型を徹底的に、用心深く取り除いた作品だということがわかった。主人公の一人、兒玉咲子(こだまさくこ岸井ゆきの)は、仕事熱心でコミュニケーションの能力も高い。両親と既婚の妹、家族との関係も概ね良好だが、恋愛感情を持てない、わからないという一点ゆえに、まるで単語の半分を聞き取れない外国語の中で暮らしているような不安とともに生きている。その点を周囲に説明する言葉を持たないことが、彼女の内面の恐れと不安をさらに増大させている。※写真はイメージ仕事で親身になった異性の後輩から恋愛感情を持たれたことで仕事の信頼関係が破綻し、家族から未婚を腫れ物扱いされることに疲れて、友人と予定していたルームシェアは友人の恋愛優先の決断で流れてしまう。疲弊した咲子の前に現れるのが、もう一人の主人公、高橋羽(たかはしさとる高橋一生)である。羽には自分の恋愛・性的指向に自認があり、表現できる言葉と意思がある。しかし同時に他者に対する不信感や深い諦念を抱え込んで生きているように見える。※写真はイメージ物怖じのない咲子が、羽に恋愛感情抜きの家族として一緒に暮らさないかと無鉄砲に提案するところで初回は終わる。作中で咲子を少しずつ削りとっていく、周囲との軋轢(あつれき)と受ける痛みがひりひりしてリアルだ。それは性的マイノリティではなくても、職場に恋愛感情を一切介入させたくないと思っている人には近似の痛みだからだ。羽が周囲の無神経な対応に苛立つ言葉もまたリアルだ。それもまた性的マイノリティならずとも、皆同じ価値観で生きていると無邪気に信じている人相手に言葉が通じない絶望に近似の苛立ちだからだ。互いの閉塞感と諦めの中で、羽の「どんなセクシュアリティであれ、誰かと一緒にいたい、独りは寂しいという思いはわがままじゃないと思います」という言葉が小さな灯火のように薄暮を照らす。※写真はイメージ脚本、演出、演技、全てが丁寧に作られた初回だったが、そのセリフひとつだけでも、今作を最後まで見届ける価値があると思わせる美しい言葉だったと思う。このドラマの初回を見てから、これまでの人生で「ちょっと面倒くさがりでも自分は普通」だと信じて疑いもしなかったけれども、じゃあ普通って何だろう、その普通の基準点はどこにあるのか、そして、もしもその基準点が存在するとして、自分の位置はどこなんだろうと考え込んだ挙句に、立っている足元がおぼつかなくなった。見るものの価値観を揺さぶる。きっと、いい作品になると思う。[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年01月13日岸井ゆきのと高橋一生がW主演する「恋せぬふたり」が2022年1月10日放送開始。「嬉しい」「肯定された気持ちになった」といったストーリーに共感する声とともに、高橋さんの演技を賞賛する投稿も寄せられている。アロマンティックとは、恋愛的指向の一つで他者に恋愛感情を抱かないこと。アセクシュアルとは、性的指向の一つで他者に性的に惹かれないこと。どちらの面でも他者に惹かれない人は、アロマンティック・アセクシュアルと呼ばれる。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「声春っ!」などの吉田恵里香がオリジナル脚本を手掛けた本作は、アロマンティック・アセクシュアルの2人が同居生活を始め、両親、上司、元カレ、ご近所さんたちに波紋を広げていく様を描いていく。“恋愛”を前提としたコミュニケーションになじめず日々暮らしている咲子を岸井ゆきのが、咲子が、会社の後輩が企画したキャンペーン商品を見に行ったスーパーで出会う、店員の高橋を高橋さんがそれぞれ演じる。またスーパーまるまる本社のマーケティング課で働く松岡一に濱正悟。咲子の親友で美容師をしている門脇千鶴に小島藤子。かつて高橋と何かあったらしい猪塚遥に菊池亜希子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。咲子は会社の後輩が企画した「恋する〇〇」キャンペーン商品を見にスーパーへ訪れる。なんでも恋愛に結び付ける上司と、自らに対し恋愛感情を抱く後輩に囲まれるなか、スーパーで野菜の陳列やポップを描いている店員、高橋から「いると思いますよ、恋しない人間」と言葉をかけられる。咲子は実家を出て親友とのルームシェアを計画していたが、その親友が元カレとヨリを戻したことでドタキャンされ、計画は立ち消えに。心が折れそうになった咲子はネットで“恋愛”“しない”“わからない”“おかしい”といったワードを検索。すると「羽色キャベツのアロマ日記」というブログにたどり着き、そこから“アロマンティック・アセクシュアル”という言葉と出会う。自分が他社に恋愛感情を抱かないアロマンティック・アセクシュアルでは?と思い始めた咲子は、その後高橋がブログを書いた羽色キャベツだと気づく…というのが1話の展開。アロマンティック・アセクシュアルをテーマにしたことに「ハッキリそのワードが発せられた時ドキっとしたし嬉しいと自分は感じた」「ドラマから新しい事を教えてもらえるのは嬉しい」「こんな関係、こんな生き方もあるんだなと新しい発見が出来そう」といった反応とともに「恋愛しないなんておかしい。というのがおかしい」になんか、肯定された気持ちになった」「このドラマでアセクアロマが広まって、いろんな人がいるってわかってもらえたら嬉しい」といった声も。また高橋役の高橋さんにも「ぐいぐいくる咲子に戸惑ってる感じの演技がやりすぎじゃなく、高橋さんの性格がつかめてよかった」「一生さんのお芝居がすき。顔の表情が見えず背中や後ろ姿しか見えないのに伝わってくる」など、その演技を讃える感想が数多く寄せられている。(笠緒)
2022年01月11日高橋一生が岸辺露伴を演じる「岸辺露伴は動かない」の6話が12月29日放送。ラストに「ほんとにらしさ全開」「オチとして大好き」など絶賛の声が上がり、放送後には次回作に期待する視聴者からのリクエストも殺到、“密猟海岸”がトレンド入りを果たしている。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、さらに指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた漫画家、岸辺露伴を主人公にした本作。昨年末放送された3エピソードに続き、今年も年末に3エピソードが連続放送。今回は“六壁坂”の妖怪たちと露伴の物語が描かれた。キャストは六壁坂があるだろう地域の土地を買い占め破産状態となっている岸辺露伴役に高橋さん。大手出版社“集明社”で露伴の担当編集となり、自分なりに妖怪伝説を調べた泉京香に飯豊まりえ。また4話では笠松将が六壁坂の何かに憑りつかれた駆け出しのモデル・橋本陽馬役で、5話では市川猿之助が六壁坂で妖怪に憑りつかれた乙雅三役でそれぞれ出演。今回の6話では六壁坂村で300年続く味噌づくりで成功した大郷家の一人娘、大郷楠宝子を内田理央が演じるほか、渡辺大知、白鳥玉季らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ついに露伴は六壁坂へと取材に向かう。なぜか京香もついてくるのだが、そんな2人の前に村一番の名家の跡取り娘、大郷楠宝子が現れた。子どもが露伴のファンだと言う楠宝子はサインを求め、露伴はサインを描いた後“ヘブンズ・ドアー”で楠宝子の生い立ちに触れる。30年前、楠宝子の両親は彼女を育てるためにこの地に戻り、楠宝子は家を離れることを許されず育ってきた。庭師の郡平(渡辺さん)と離れで逢瀬を楽しんでいた楠宝子だったが、婿養子と結婚することを知った郡平に殴られ、思わず死なせてしまう。死んだはずの郡平だが流れる血が止まることはなく…というのが6話の展開。楠宝子は彼との娘(白鳥さん)もまた露伴の眼前で転び、死んで露伴に憑りつこうとするのだが、すんでのところでヘブンズ・ドアーを使い回避した露伴は、これからも妖怪たちが六壁坂に住み続けるが、それは自分がどうにかするべきことではないとして「僕は学者じゃなくジャーナリストでもない、漫画家だからな」とつぶやく。このラストに「マジでいいオチだったなぁほんとにらしさ全開って感じで」「これからもあの妖怪は生き続けるだろうけど僕漫画家だから知~~~らね!」岸辺露伴のオチとして大好き」「六壁坂村を「ああいう訳わからん存在もあるけどどうする事も出来ないね」ってオチで終わらすの岸辺露伴は動かないっぽさに溢れてて好き」「これが「岸辺露伴は動かない」なんよ好奇心を満たせればいい、彼が解決する必要は無い」など賞賛の声が殺到。そして「来年の岸辺露伴、家が燃えるか、アワビとバトルするか…………(笑)」「来年は懺悔室とか密漁とかじゃんけん勝負とか見たいよォォ~ッ!」「来年はアワビと戦うな、これは」「来年岸辺露伴は密漁海岸やってくれ」など、早くも次回作の“リクエスト”を投稿する視聴者も。特に「密漁海岸」に対するリクエストが数多く投稿されている模様で、“密漁海岸”がトレンド入りを果たす状況に。「密猟海岸トレンド入りwwwそりゃ見たいよね私も見たい」「密猟海岸がトレンドに入っててニッコリした」「密猟海岸がトレンド入りしてんのマジでワロタ」とタイムラインをざわつかせている。「岸辺露伴は動かない」は放送から7日間はNHKプラスで視聴可能。(笠緒)
2021年12月30日高橋一生主演「岸辺露伴は動かない」の4話が12月27日放送。視聴者からは露伴のトレーニングウェアへのツッコミと、橋本陽馬を演じた笠松将の肉体への賛辞の声が続出。櫻井孝宏とファイルーズあいの出演にも多くの反応が寄せられている。1986年から連載がはじまりアニメ化のほか、2017年には実写映画も公開された超人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」。同作に登場するキャラクター・岸辺露伴を主人公に、昨年3話がドラマ化されたのに続き、再びこの年末に3話が放送される本作。相手を「本」にしてその生い立ちや秘密を知り、更に書き込みを行って指示を与える特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を持つ岸辺露伴を、自らも露伴のファンだという高橋さんが演じるほか、大手出版社“集明社”に勤務し、露伴の担当編集となった泉京香に飯豊まりえ。2人のほか4話では、走る体をデザインするためスポーツジムに通う駆け出しのモデル・橋本陽馬役で笠松将が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。打ち合わせに現れた京香に露伴は前借りを頼む。驚く京香に「つい最近破産した」と話す露伴。「はい!?」と驚く彼女に借金はしていないが「家も売ってしまった」と続ける。呆然とした顔で「なんで破産するんですか」と問う京香に「当然ネタのためだよ」と返す露伴。露伴は古い妖怪伝説が残る山を取材するために全財産をはたいて買ったという。「不思議なことはあるかもしれませんけど、さすがに妖怪は…」と妖怪伝説に半信半疑な京香に、露伴は他人の話だとして、自分の体験を話し始める…。露伴が会員制のスポーツジムで出会った橋本陽馬という若い男。彼は駆け出しモデルで、事務所の社長から「体を作れ」と指示されてジムに通っていたのだが、陽馬はランニングにのめり込むようになり、走りに対する執着が次第に常軌を逸するように。何かにとりつかれたようになった陽馬は露伴にランニングマシンで勝負を挑むが、その勝負は露伴の“不正”で陽馬の敗北に終わる。その後走るために“邪魔”なものを殺めるなど陽馬の走りへの執着は加速し…というのが今回の物語。1年ぶりの高橋さん演じる露伴の姿に視聴者からは「雰囲気もなんだけど喋り方の抑揚のイメージがすごく合ってるんだよな高橋一生の岸辺露伴」「ただ立ってるだけで岸辺露伴になってるのが本当に凄いのよ」「いちいち一生の顔の角度がめっちゃ露伴ちゃんなのよ」などの声が上がるとともに、露伴のトレーニングウェアにも大きな注目が。「岸辺露伴、そんなかっこでトレーニングするのかw」「露伴ちゃんのトレーニングウェアどうなっとるんやなんやそれは」「岸辺露伴のトレーニングウェアすごい岸辺露伴っぽくないですか」などの反応が続々とSNSに投稿される。また陽馬を演じた笠松さんの鍛え上げられた肉体にも「橋本陽馬の笠松将さんの鍛えられたお体も正直驚愕レベルでグレート」「「ザ・ラン」をここまで再現して下さったことに敬意を表します!」「これは完全に実写の勝利!筋肉に取り憑かれた男の異常さを見事に表現」等々、絶賛の声が殺到。さらにエンドクレジットに櫻井孝宏とファイルーズあいの名前を見つけた視聴者からの「櫻井さんとファイルーズあいさんが声で出演していたのか!!」「櫻井さんあの声か!!!一瞬 ん?とは思ったけどストーリーに惹き込まれてそこまで考えなかったのが悔しい」「6部アニメで徐倫役のファイルーズあいも出てた事知ってビビった」などの反応も多数寄せられている。※「岸辺露伴は動かない」は放送から7日間はNHKプラスで視聴可能(笠緒)
2021年12月28日あなたが彼と「結婚したい」と考えているなら、彼も同じようにあなたのことを「一生一緒にいたい」と思っていてほしいですよね。そこで今回は、男性が「彼女と一生一緒にいたい」と思った瞬間をご紹介します。一生一緒にいたい存在になることができれば、大好きな彼との結婚だって、そう遠い未来の話ではないはずです。■ 困難を乗り越えられると確信したとき「正直、自分の職業や経済力で一緒にいてくれると思っていたけれど、『あなたとなら貧乏になっても楽しくいられそう』と言われたときに、この子とずっとやっていけると確信が持てました」(28歳/外資系)結婚相手ともなれば、経済力や職業も重要項目。しかし、それ以上に重要なのは、「仮に生活が苦しい状況がきても、笑って一緒に乗り越えられそう」と思える相手を選ぶこと。一緒ならどんなことも乗り越えられるという確信を持つと、男性は一生一緒にいたいという気持ちにつながるようです。とくに男性は、結婚となると少なからず責任を感じるもの。だからこそ、「一生幸せにして」というプレッシャーではなく、「一緒に幸せになろう」という彼女の姿勢に心が軽くなり、支えとなるのでしょう。■ 夢を応援してくれたとき「長年の夢を叶えるために仕事を辞めたとき、将来の不安もあるし彼女にフラれても仕方ないと思っていました。でも『私のことは気にせず、やりたいことを頑張って』と背中を押してくれた。一生大切にしようと思いました」(30歳/自営業)彼女目線から見ると、パートナーの決断はときに素直に応援できないこともありますよね。そんなとき、彼の気持ちを理解し、1番の味方でいることができれば、男性は大きな心強さを感じるようです。いつでもどんなときでも彼を応援し、1番の味方でいてあげましょう。■ 家族と仲良くしてくれたとき「家族に紹介したときに、今後もうまく付き合っていけそうな気がした。反対に、彼女の家族に会ったときも居心地の良さを感じたし、一生一緒にいる相手なんだろうなと思った」(27歳/サービス業)お互いの家族とうまくやっていける!というイメージも、生涯のパートナーだと確信するきっかけになるようです。どんなにお互いが愛し合っていても、家族とうまくやっていけそうにないと感じ、結婚の自信をなくしてしまう男性もいるよう。結婚を意識しているのであれば、彼の家族に会うときのマナーや礼儀にも気を付けてくださいね。■ ずっと一緒にいるために「お互いに支え合っていける」という自信は、男性の「一生一緒にいたい」という気持ちにつながるもの。お付き合いしている方は、支えられるだけではなく、支えることも意識してみてください。まずは今日できることをコツコツと重ね、かといって彼のために自分を犠牲にしすぎないこともお忘れなく!ふたりが同じように笑っていられる関係でいてこそ、「一生一緒にいたい!」と思われることに意味があるはずです。(白藤 やよ/ライター)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年12月14日岸井ゆきのと高橋一生がW主演するよるドラ「恋せぬふたり」の新たな出演者が発表された。“恋愛”を前提としたコミュニケーションに馴染めず日々暮らしている咲子(岸井ゆきの)。ある日、会社の後輩が企画した“恋する〇〇”キャンペーン商品を見にスーパーへ訪れた際、店員・高橋(高橋一生)から「恋しない人間もいる」と言われ、ハッとする。咲子は結婚を急かす母親のいる居づらい実家を出て、親友とのルームシェアを計画するが、その親友が元カレとヨリを戻したことでドタキャン。心が折れそうになった咲子は、ネットで「アロマンティック・アセクシュアル」という言葉と出会う――。今回新たに発表されたのは、咲子と高橋、アロマンティック・アセクシュアルの2人をとりまくキャラクターを演じる7名。スーパーまるまる本社のマーケティング課で働き、咲子と同期で何かと絡んでくる松岡一役を「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の濱正悟。咲子の親友で美容師の門脇千鶴役を「35歳の高校生」「百合だのかんだの」の小島藤子。かつて高橋と何かあったらしい猪塚遥役をモデルの菊池亜希子。濱正悟咲子の妹・石川みのり役を「バイプレイヤーズ」シリーズの北香那。みのりの夫・大輔役を監督としても活躍するアベラヒデノブ。そして、咲子の母・兒玉さくらを西田尚美。咲子の父・博実を小市慢太郎が演じる。北香那なお、本作の主題歌は、4人組NEO - ニュー・エキサイト・オンナバンド「CHAI」が本作のために書き下ろした新曲「まるごと」に決定した。よるドラ「恋せぬふたり」は2022年1月10日より毎週月曜日22時45分~NHK総合にて放送(全8回)。(cinemacafe.net)
2021年12月09日高橋一生と奈緒が共演、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」から始まる、川端康成の代表作「雪国」をドラマ化することが決定した。発表後90年近くたった今もなお各国語に翻訳され、世界中で愛読されている川端康成の代表作「雪国」。雪景色が作り出す風景美のなか、文筆家・島村と芸者・駒子の恋愛が、「純粋」「情熱」「虚無」「徒労」をキーワードに繊細な心理描写でつづられ、日本人初のノーベル文学賞作品となった。ドラマ化にあたっては、原作の行間に隠された感情や行動を丁寧にときほぐしていく。トンネルを抜けた先の「雪国」は、主人公・島村(高橋さん)にとっての異世界。表情を変える雪景色は、芸者・駒子(奈緒)への島村のまなざしを表す心象風景。そして、現実を覆い隠す雪。風景と心理をクロスオーバーさせながら、物語を紡いでいく。“白”の繊細な陰影を背景に見え隠れする人間ドラマを、映画テイストあふれる叙情的な映像で描き出し、世界にもアピールする映像コンテンツに仕上げる予定という。あらすじ雪国に向かう汽車の中で、島村は病人の男・行男に寄り添う若い娘・葉子を見る。ガラス窓に映る2人は夫婦のようにも見え、どこかこの世ならぬ幻灯のようでもあった。そして、宿に入った島村が半年ぶりに再会した駒子は、芸者になっていた。一晩をともに過ごす島村と駒子。翌日、駒子の住む部屋を訪れた島村は、そこで葉子に会う。病の行男も同居しているようだった。行男と自分が幼なじみであると語る駒子。しかも、駒子が芸者に出たのは、行男の治療費のためだったという。それなのに、なぜ行男に寄り添っていたのは葉子だったのか。駒子、行男、葉子――。3人を結んでいる糸が次第に明らかになっていく。だが、全てが「徒労」であると感じる島村の目に映っていたのは…。ドラマ「雪国-SNOW COUNTRY-」は2022年春、BSプレミアム・BS4Kにて放送予定(90分)。2022年度、NHKワールドJAPAN(英語字幕)ほかにて放送予定(NHKワールドJAPANは各50分の前・後編)。(text:cinemacafe.net)
2021年11月30日前を駆けていく女性の姿を、立ち止まって優しげに見つめるのは青いブルゾンに身を包んだ高橋一生(40)。相手の女性は、岸井ゆきの(29)だ。11月上旬、横浜でドラマ『恋せぬふたり』(NHK総合)の撮影をしていたーー。今年の1月期の大人気連続ドラマ『天国と地獄〜サイコな2人〜』で高橋は、綾瀬はるか(36)扮する刑事と入れ替わるサイコパスな殺人鬼役として出演した。そして今回、再び難役を演じるという。「高橋さんは『恋せぬふたり』で、アロマンティック・アセクシュアルといって、他人に恋愛感情を抱かず、性的にも引かれることのない男性になりきります」(映像制作関係者)これまでにないキャラクターに挑む高橋だが、自らの性格についてこう語っている。《僕は基本的に、自分ができることはやらないんです。芝居にしてもなんにしても、たぶんこれは、普通だったら思いつきもしなかっただろう、ということが反射的に出てこない限り、あんまり動きたくないんです》(『CUT』’21年6月号)新しいことにやりがいを感じるという高橋。今回の現場でも“豹変”しているとテレビ局関係者は証言する。「性欲と恋心がない役の高橋さんですが、現場ではすっかり“鬼座長”。率先して現場を取り仕切っています。本来はスタッフが声をかけることが多いのですが、カメラを構えていた野次馬に向かって自ら『撮影はご遠慮ください!!』と叫んでいました。高橋さんはこの作品に多大な愛情を注いでいるため、注意したのでしょう」さらにこう続ける。「高橋さんは出番がないときも集中している様子です。岸井さんの演技を熱心に見守り、通行人役の人が彼女の邪魔をしてしまった際には、自ら指をさしてスタッフに指示を出しトラブルを解消していました」高橋がスタッフの仕事まであえてこなす理由とはーー。「高橋さんが演じている最中に、スタッフのミスでNGが出たことがありました。そのとき思わず悔しそうな表情を……。高橋さんほどの芸歴でしたらスタッフのことを考えて、受け流すこともできたと思います。しかしあえて表に出すことで、よい作品にするため緊張感を持ってもらおうとしたのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)スタッフと一体になるために、高橋は“サイコ豹変”していたーー。
2021年11月20日2020年末、高橋一生主演で大きな反響を呼んだ荒木飛呂彦原作のドラマ「岸辺露伴は動かない」の新作(第4~6話)が、12月27日(月)~29日(水)22時より放送決定。各エピソードが発表された。漫画家の岸辺露伴「今、心の扉は開かれる――」相手を本にして、生い立ちや秘密を読み、さらに指示を書き込むこともできる力“ヘブンズ・ドアー”。そんな特殊能力を備えた漫画家の岸辺露伴(高橋一生)が、遭遇する奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かっていく本作。露伴の担当編集・泉 京香役で飯豊まりえが続投、第4話ゲストに笠松将、第5話ゲストに市川猿之助、第6話ゲストに内田理央を迎えることが発表されている。第4話「ザ・ラン」「岸辺露伴は動かない」より露伴は会員制のスポーツジムで橋本陽馬という若い男と出会う。陽馬は駆け出しのモデルで、事務所の社長から「体を作れ」と指示されてジムに通う、無気力でつかみどころのない青年だった。だがこの日を境に陽馬はランニングにのめり込むようになり、「走り」に対する執着は次第に常軌を逸していく。ある日、久しぶりに露伴の前に姿を見せた陽馬は見違えるほど自信に満ちあふれていた。そして陽馬は、露伴にマシーンを使った「あるランニング勝負」を提案する…。第5話「背中の正面」「ジョジョの奇妙な冒険」より露伴の家に、リゾート開発を請け負う会社の営業部に勤める乙雅三が尋ねてきた。家の中に招き入れると、男は背中を壁につけたまま這いずるようにして入ってくる。靴を脱ぐときも、椅子に座るときも、紅茶を飲むときも、愛想笑いは返しても、男は決して露伴に背中を見せようとしなかった。その奇妙な行動に猛烈に好奇心をかきたてられた露伴は策を弄して無理やり男の背中を見てしまう。すると背中を見られた乙を異変が襲い、その異変はやがて露伴にも…。第6話「六壁坂」「岸辺露伴は動かない」より露伴は妖怪伝説を取材するためだけの理由で「六壁坂村」の山林を買い破産してしまう。「財産よりもネタが大事」な露伴は妖怪伝説の謎を追って京香と村を訪れるが、手掛かりは見つからない。そんなとき露伴の前に現れたのは、村一番の名家の跡取り娘、大郷楠宝子だった。楠宝子は露伴が村を訪ねた理由を探ってくるが、自らも何かを隠しているようだ。楠宝子の記憶をヘブンズ・ドアーで読んだ露伴は、楠宝子と六壁坂にまつわる驚がくの真実を知ることになる。「岸辺露伴は動かない」第4話は12月27日(月)、第5話は12月28日(火)、第6話は12月29日(水)それぞれ22時~NHK総合にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年11月12日岸井ゆきのと高橋一生がW主演する、NHK総合月曜のよるドラ「恋せぬふたり」が2022年1月10日より放送スタートすることになった。“恋愛”を前提としたコミュニケーションになじめず日々暮らしている咲子(岸井ゆきの)。ある日、会社の後輩が企画した“恋する〇〇”キャンペーン商品を見にスーパーへ訪れた際、店員の高橋(高橋一生)から「恋しない人間もいる」と言われ、ハッとする。咲子は結婚を急かす母親のいる居づらい実家を出て、親友とのルームシェアを計画するが、その親友が元カレとヨリを戻したことでドタキャン。心が折れそうになった咲子は、ネットで「アロマンティック・アセクシュアル」という言葉と出会い…。人を好きになったことがない、なぜキスをするのか分からない、恋愛もセックスも分からずとまどってきた女性に訪れた、恋愛もセックスもしたくない男性との出会い。恋人でも、夫婦でも、家族とも違う。アロマンティック・アセクシュアルの2人が始めた同居生活は、両親、上司、元カレ、ご近所さんたちに波紋を広げていく。アロマンティックとは、恋愛的指向の一つで他者に恋愛感情を抱かないこと。アセクシュアルとは、性的指向の一つで他者に性的に惹かれないこと。どちらの面でも他者に惹かれない人は、アロマンティック・アセクシュアルと呼ばれる。岸井さんは、演じる咲子について「まわりの人たちとの関係になじめず、とまどいながら生きています。でも人は好きだしひとりは寂しい、恋愛抜きで家族を作ろうとがんばります。人は、誰にもわかりっこないと思っている人もみんな、本当は自分のことをわかって欲しいと思います」と語り、「性格が違う、価値観が違う、それでも同じ社会で生きてます。その中でこんな生き方もあるのだと感じていただければ幸いです」と思いを寄せてコメント。また、高橋さんは、「誰かにとってのあたりまえが、別の誰かにとっては当てはまらず、理解しにくいことなのかもしれません。今回参加させていただく作品を機に改めて自分の『あたりまえ』を見つめ直してみたいと思います」と期待を寄せて語っている。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「声春っ!」などの吉田恵里香がオリジナル脚本を手掛けた。よるドラ「恋せぬふたり」は2022年1月10日より毎週(月)22時45分~NHK総合にて放送スタート(全8回)。(text:cinemacafe.net)
2021年10月25日高橋一生扮する漫画家・岸辺露伴が、奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かう新作ドラマ「岸辺露伴は動かない」。この度、本作の放送日が年末に決定し、高橋さんからコメントも到着した。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、さらに指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた露伴を描く本作。昨年末放送された第1~3話に続き、今回は第4~6話を3夜連続で放送。ゲストには、笠松将、市川猿之助、内田理央が決定している。去年の撮影の最中、続編が決定していないにも関わらず、「続編が出来るのならば…」と考えていたという高橋さんは、「俳優部の一人としては、一つの役を長く演じることが出来る幸福感を噛み締めると同時に、『次に出来ること』を楽しみながら、その時出来ることを詰め込みました」と思いを明かす。そして「益々洗練されたこの奇妙な世界をご一緒に、冒険しましょう」と放送を待つファンへメッセージを寄せている。また、露伴を写した本作の新ビジュアルも到着した。「岸辺露伴は動かない」は12月27日(月)22時~NHK総合にて3夜連続放送。(cinemacafe.net)
2021年10月14日俳優の高橋一生が出演する、ジョンソン・エンド・ジョンソン「ワンデー アキュビュー オアシス 乱視用」の新CM「乱視」編が、きょう17日より全国で放送される。「ACUVUE 瞳思いラボ」という研究所を舞台に、高橋演じる所長と部下の研究員たちが登場するシリーズの最新作。休憩中、ラボの片隅で卓球を始める所長の高橋。高橋がサーブを打つと、受け手側の研究員には球がブレながら迫ってくるように見えて「うわっ!」と避けてしまう。そこで相手が乱視だと気づいた高橋は……というストーリーだ。卓球のシーンについて「うまくできるか心配」と不安げな表情を見せていた高橋だが、指導役のコーチとのわずかな練習時間で感覚をつかみ、本番ではラケットの握り方からサーブの打ち方、返球まで自然な美しいフォームを披露。部下の研究員と激しい打ち合いを繰り広げる場面では、球をCGで合成するため息の合ったパントマイムのアクションを行うという難しい演技が求められたが、高橋はコーチに相談しながら練習を繰り返し、臨場感あふれるラリーを展開した。
2021年09月17日俳優の高橋一生が出演する、ブルボン・アルフォートの新CM「アルフォート、ある?」編、WEBCM「アルフォート、ある?WEB限定版」編が、7日より公開された。新CMでは、楽屋の高橋が真剣な表情でアルフォートミニチョコレートを両手で持ち、目の前にあてたり、同商品を頬張ったりと飾らない姿を披露する。Web限定版では、我慢できずにパッケージに手を伸ばし最後の一個を食べてしまい、ヘアメイクに「アルフォート、ある?」と小首をかしげながら問いかける姿も。また、Web限定ムービー「アルフォート×Vaundy Special Movie 『出会い』編」も公開。アルフォートを食べていている高橋の想像の中で繰り広げられる物語で、互いを求めて旅をするミルクチョコレートと全粒粉入りビスケットの姿を描いたストーリーになっている。採用楽曲のVaundy「napori」の歌詞とリンクするシーンやコマ撮りで撮影された映像にも注目だ。■高橋一生インタビュー――今回の新CM撮影はいかがでしたでしょうか?とても力が抜けた状態で、日常的なシーンの切り取りをしていただけたようで、楽しかったです。――今回は楽屋設定のCMでしたが、 普段どのように過ごされていますか?今回のCMのようにさせていただいています。メイクさんとかスタイリストさんとお話ししたり、本を読んだり。用意してくださっている本が、 結構面白くて。(好みを)すごいリサーチしてくださっているんです。山の本とか。あまり僕は雑誌を読まないので、夢中になって読みますね。――チョコと全粒粉入りビスケットの丁度いい関係がテーマのCMですが、高橋さんにとって丁度いい関係のものはありますか?お芝居ですかね。ますます、年々、いい関係、いい距離感(になっている)というか。(昔は)ある意味(お芝居と)恋愛しているみたいなところはありましたが、最近は、お芝居といい関係を築けているなとつくづく思います。――普段からアルフォートを食べますか?(CM出演の)お話をいただいてみなさんとお会いした時に、まず「いつも食べています」とお話ししました。大好きなので結構はしゃいでいました(笑)やったー! と。チョコとビスケットの組合せがすごく好きで、本当によく食べています。――一度にどのくらいの量を食べますか?この間、2箱一気にいただきました。友人と話している間に、2箱出したんです、常備しているので。並べて、開けて食べようと言って、話している内に(食べました)。結果、友人は一口も食べていなかったみたいです。友人は怒っていました(笑)。――新発売のストロベリーのご感想をいただきたいです!ではストロベリー味、いただきます。美味しいですね、しっかりイチゴで。地域限定のイチゴは食べたことがあって、そのイチゴはちょっと酸味があったんですけれど、これは甘いイチゴな感じで。これはこれでまた美味しいですね。と言いながらもう2個食べているので、 抑えます。美味しいです。――最後にCMをご覧の方に一言お願いします!この度アルフォートの新しいCMをやらせていただくことになりました。日常の中に僕がアルフォートを取り入れていると言うと大袈裟かもしれませんが、僕はアルフォートが日常にいつもあるので、その雰囲気をCMを通じて皆さんに感じていただきたいです。そしてよかったら手に取って食べていただけると嬉しいなと。そんなCMに出来上がっていると思います。ぜひ、食べてみて下さい。
2021年09月08日