エトロ(ETRO)が、ミラノのメンズファッションウィークで開催する15-16AWコレクションショーをライブストリーミングで配信する。1月19日22時(現地時間同日14時)より。ランウェイショーの様子に加え、会場、バックステージの様子を公式フェイスブックページやインスタグラムでも随時紹介する。※会場の状況により開始が遅れる場合あり。
2015年01月19日「モスキーノ(MOSCHINO)」は本日、ロンドンで開催する15-16AWメンズコレクションショーをライブストリーミングで中継する。日本時間23時(現地時間14時)より。モスキーノは、2013年からジェレミー・スコット(Jeremy Scott)がクリエーティブディレクターに就任。メンズは15SSシーズンよりジェレミーが手掛けている。※会場の都合などにより、開始時間が遅れる場合あり。
2015年01月11日ヴィヴィアン・ウエストウッドが、14-15AWの新作ライターコレクション(9,500円)を12月中旬に発売する。ベースとなるのは、英国のトラディショナルな千鳥格子をグラフィカルな星に変化させたユニークな柄。カラーは3色で、ベーシックなシルバー、ゴールドの他、赤・青・イエロー・ブラックなどを組み合わせた鮮やかなマルチカラーもそろう。さらに、やすりを回す部品のレットに、ヴィヴィアン・ウエストウッドのアイコンであるORBのマークがエッチングされているのもポイント。加えて、サイドに刻印されたブランドロゴがファン心理をくすぐる印象的なデザインだ。
2014年11月26日フルラ(Furla)が、15-16AWシーズンからのレザーシューズコレクション本格展開に向けて、15SSでデザインバリエーションを大幅に拡充した。15SSウィメンズコレクションでは、約20型で、色違いや素材違いを数えると約40種を展開している。本コレクションのデザインは、オレンジやイエローのビタミンカラーやピンクを中心としたカラーリングが特徴。カジュアルなフラットサンダルにビジューを華やかにあしらうといったアーバンなデザインが、シンプルで洗練されたテイストを得意とするフルラらしい。タッセル付きのマニッシュなローファーから、華奢なピンヒールとパテントがフェミニンな表情のパンプスまで幅広いデザインをそろえている。
2014年11月25日「アンダーカバー(UNDERCOVER)」の14-15AWコレクション。デザイナー・高橋盾が掲げたテーマは「COLD BLOOD(冷たい血)」。“暖かさと冷たさ”“高揚と恐怖”“安堵と不安”など相反する要素を表現したという。今季はストールやたすきといった“巻き物”がキーアイテム。様々なストールが縦横無尽にボディに巻きつけられ、全体のスタイルを作り上げる。ジャケットやワンピースなどのウエアにはスラッシュが設けられ、ストールと組み合わされるのが前提。スウェーデンの画家、マーカス・アーケンソン(Markus Akesson)のペインティング作品「不眠症」「夢遊病者」がプリントされた極大のストールはマントのようにスタイリング。中世ヨーロッパの王侯貴族のような雰囲気を醸し出す。ラストはクラウンを被り、陶磁器のような文様が描かれたガーメントに赤のストールが巻かれたルックが登場。リンゴ型ランプを手に持ち、メルヘンかつダークに幕を閉じた。
2014年05月29日「ビューティフルピープル(beautiful people)」の14-15AWコレクションのインスピレーション源は、1969年に行われたビートルズのルーフトップコンサート。ロンドン・サヴィル・ロウにあるアップル・コア社の屋上で行われたその伝説的ライブでのビートルズのメンバー達と、昼休みにライブを観に集まってきたスーツ姿のビジネスマンやOL達のエレガントなスタイルを現代のトラッドスタイルとして表現した。前シーズン、プレフォールと今デザイナー熊切秀典はビートルズにはまっているようだ。今季はポール・マッカートニーがライブで着ていたテーラー「トミー・ナッター」のジャケットからインスパイアされ、特にジャケットやアウターに力を入れた。長めの丈のジャケットやチェスターフィールドコート、オフショルダーのダブルフェイスのジャケットなど、テーラリングをより意識してエレガントに仕上げた。ラペルは大き目。ブランドのアイコンでもあるライダースは、ウエストベルトを省いてシャープに。ゴージャスなカルガンファーのコートは、寒空の下、ジョン・レノンやジョージ・ハリスンが妻のファーコートを羽織って演奏したという逸話から想を得たもの。名曲「GET BACK」の歌詞にも出てくるハイネックやクルーネックのセーター、そしてピーコートやモッズコート、白のシャツにピンストライプやチェックなど、60年代を代表するアイテムを今すぐ着たくなるようなバランスでアップデートしている。その頃のビートルズはブーツカットのパンツを合わせていたが、今コレクションではクロップドパンツやロールアップしたノンウォッシュデニムでブランドらしいモダントラッドスタイルに。ウィメンズではリブ編みのニットパンツやタイツなど暖かみのあるボトムも登場した。カラーはベージュやグレー、ネイビー、グリーンなどベーシックトーンをベースに、カラフルなサイドゴアブーツやローヒールのストラップシューズで色を加えた。バッグは、ボア素材の四角いクラッチや、ライダース風のクラッチを携えている。ラストの曲は、コレクションのタイトルでもある「ACROSS THE UNIVERSE」。この選曲には趣味趣向や年代を超えた服を作りたいという思いが込めたという。「キッズサイズから、(今コレクションで登場した)肩を落としたエレガントな大人のアイテムまで、服作りの幅を広げることができた。テーマはあったけれど、それを超えるコレクションが作れたと思う」と熊切。ランウエイには、LEDで光る大きなユニオンジャックが置かれ、ギターを抱えた熊切とその仲間達で結成されたロックバンドが登場。「デザイナーだけ頑張っても良いモノ作りはできない」(熊切)というビューティフルピープルのクリエーションへの姿勢を反映した演出だ。
2014年03月19日「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は14-15AWコレクションを発表した。新アーティスティックディレクター、ニコラ・ジェスキエール初コレクションのテーマは「タイムレス」。今季最注目となるランウエイショーはルーブル宮に設えられた会場で開催され、各シートにはニコラからの意気込みがつづられた手紙が用意された。ショーは、ブラインドが上がり、外光を取り込んで清々しくスタートした。トップ・パンツは細身のシルエット。袖が細くニコラらしい。ワンピースやジャケットの切り替えや配色も彼らしいデザインだ。ウエストは高めで絞られ60年代の雰囲気。素材にエキゾチックレザー、フェイクレザー、スパンコール・金糸刺繍、リブ編み、ツイードなどクラシック・フューチャリスティック様々な素材が用いられ、タイムレスなスタイルを紡ぎ上げる。スカートは膝上丈で統一。フレアが程よく揺れるトラペーズラインにはパッチポケットがアクセントとなる。また、スパイラル状に切り替えた型も登場。一部にプラスチックを縫い付け、クロコダイルレザーのように見える。タイトスカートは斜めにスラッシュされ、異素材で切り分けられた。バッグはユニークなデザインが続々と登場。片側ハンドルのみのハンドバッグやトランクを縮小したポシェット、フタを互い違いに配したクラッチなど、どれも目を引いた。ショー終了後、顔を見せたニコラには盛大な拍手が贈られた。
2014年03月10日「コム デ ギャルソン・シャツ(COMME des GARCONS SHIRT)」が14-15AWコレクションを発表した。デザイナーは川久保玲。日本を中心に活動する仏出身アーティスト、ニコラ・ビュフ(Nicolas Buffe)とコラボレーションし、彼のグラフィックを用いたルックを多く見せた。ビュフは日本の漫画やアニメをモノクロのアールデコ調に落とし込んだ作風が特徴。その独特なキャラクターがプリントされたシャツや、Tシャツが披露された。シャツは多く展開され、前立てをフリルで切り替えたもの、タックを取り、フレアを入れたものなどパターンに凝ったものも登場した。
2014年02月08日「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARCONS HOMME PLUS)」が14-15AWコレクションを発表した。デザイナーは川久保玲。ポケット部分に穴が穿たれたジャケットを多く披露。穴からは内に着たシャツのフリルが覗く。この穴はジップでも表現される。今回のテーマは「holy(神聖な)jacket」。このholyは穴(hole)との言葉遊びともとれる。ジャケットのバリエーションは様々に提案され、ポケット口を別布で切り替えたもの、チェンジポケットを複数配したものや、背面に抽象的な紋様縫い付けたものが登場した。ラペルのみのベストを上から羽織ったルックなど、レイヤードでも遊ぶ。ボトムはかなりゆとりのあるワイドパンツが目を引いた。
2014年02月05日アレッサンドロ・デラクアが手掛ける「No21(ヌメロ・ヴェンティウーノ)」のメンズラインが14-15AWよりスタートする。1月12日、ピッティ・イマージネ・ウオモ85の特別プロジェクトとしてフィレンツェの国立図書館(Biblioteca Nazionale)においてインスタレーション形式で発表された。スタジアムジャンパー、カレッジトレーナー、チェスターフィールドコート、ショートダッフル、フィッシャーマン、ハワイアンモチーフなどリアルなトレンドを巧妙に組み合わせ、デラクアらしくキュートに上品にまとめたコレクション。シューズのカラーリング、スタッズやラメをあしらったストッキングなどをくるぶし丈の細身のパンツにコーディネートするスタイリングもマーケットで話題を集めそうだ。ローゲージニットの裏地をダブルフェイスにするなど、着心地にこだわったクリエーションを、「EFFORTLESS(力を抜いて)」とボンディング素材のトレーナーに表現したのがナポリ出身のデラクアらしい。
2014年01月16日創業デザイナーが去るデザインチームが手掛けた「ジル・サンダー(JIL SANDER)」の14-15AWメンズコレクションが発表された。ニットと布帛のミニマルなスタイルを見せた。トップは少しゆとりがあるシルエット。アウター類は肩が落ち気味で親指の付け根が隠れる位の袖丈。張りのある素材でボディが立体的に作られる。素材は凹凸やメランジ風で表情が付けられたもの。それらがダークトーンのブルー、グリーン、レッドとグレー・ブラックの無彩色のバリエーションを見せる。パンツは膝下から急速にテーパードし、足元のポインテッドシューズにつながる。小物は折りたたんだクラッチをメインに携える。ウエアと共布で作られたバッグも登場した。
2014年01月16日