アディダス バイ カラー(adidas by kolor)が2017年春夏コレクションを2月15日、世界同時発売する。動物界からインスピレーションを得た「ビースト・モード」を発表した同コレクションは、事務での着用はもちろん、アウトドアやトラック競技にも適したスタイルとなっており、流行のエクササイズを楽しむためのトレーニングウエアとしてグラフィカルで力強く、鮮やかな色彩でデザインされた。動画引用元:(アディダス ジャパンオフィシャルYouTube : )同コレクションでパフォーマンス性の高いウエアとして設計されており、「クライマライト(climalite)」や「クライマチル(climachill)」、BOOSTフォームといったアディダスのダイナミックで新しい広範な技術が活用されており、ワイルドなジャガープリントやグラフィカルなゼブラパターンをキーアイテムにのせ、生命力を感じさせる動物的なコレクションとなった。「Z.N.Eフーディ」は2層構造のフードとスタイリッシュなモアレ効果を演出するオープンメッシュ・オーバーレイが特徴となっており、前衛的なボンディング素材を使用することで軽量性を保ち、より大胆なボリュームのあるシルエットに仕上がった。また、アディダス史上最も先進的なクーリング機能による快適な着心地を実現した「クライマチル フーディ」は高いパフォーマンスを追求できる。その他、トラックジャケット、トラックパンツ、トラックショーツにはアディダス バイ カラーのアイコンとなるミラー素材が今回も採用されたことに加え、クライマライトも採用された。フットウエアの新モデルとなる「ウルトラブースト アンケージド(UltraBOOST Uncaged)」では「プライムニット(PRIMEKNIT)」を100%使用したアッパーの採用により、今までにない快適な履き心地と柔軟性を実現しており、この「adidas by kolor UltraBOOST Uncaged」と「adidas by kolor UltraBOOST」は極少数ながら日本限定として発売を予定している。また、アイコニックなトレイルランニング・シューズ「レスポンス トレイルブースト(Response TrailBOOST)」ではコンチネンタル社製のラバーをアウトソールに装備し、悪路を走る際も優れたグリップ性を発揮する。なお、同コレクションは日本国内ではアディダス ブランドコアストア渋谷、三越伊勢丹新宿店 イセタン スポーツ ゲート、kolor BEACON、ELIMINATOR、阪急メンズ東京、西武渋谷店、西武池袋本店、MIDWEST TOKYO MEN、LITTLE UNION TOKYO、MIDWEST NAGOYA MEN、阪急メンズ大阪、MIDWEST HERBIS MEN、博多阪急、アディダスオンラインショップにて取り扱われる。また、日本限定モデルのadidas by kolor UltraBOOST及びUltraBOOST Uncagedはアディダスブランドコアストア渋谷、kolor BEACON、アディダスオンラインショップのみの取り扱いとなっている。
2017年02月10日アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)が、2017年春夏メンズコレクションを発表した。今季は、馴染みの深いオールアメリカンなシルエットにレジャーやスポーツの要素を歪ませ、全く異なるスタイルに再構築。アイビーリーグ出身の育ちの良さと自信を漂わせながら、折衷的な社会のスピードを生き抜く男性像を表現した。タータンチェック、ストライプ、マルチボーダー、レオパードなど、キャッチーでインパクトのある様々なパターンを取り入れ、ワンの代名詞とも言える“スポーティー”なアイデアを、時間軸を超えて融合させたルックが並ぶ。プレッピーなオーバーサイズのノーティカジャケットは、ジャカード織りのニットを合わせることでクラシカルな表情を見せ、一方で伝統的なチェック柄はシェフパンツやサッカーショーツなど、不敵とも言える組み合わせで提案する。日本製のコンパクトテックニットも、フィッシュテイルパーカーや手作り感のあるタイダイのフーディーにはループタイを装飾するなど、どこかにトラディショナルな要素を加えて見せた。昨シーズンに引き続き、カレッジのアスレチックウエアの要素も取り入れられ、ニットのラガーシャツ、ラムスキンやスエードのコーチジャケット、色褪たレフリージャージーなどが登場。お得意のグラフィックやテキストも、生意気な刺繍やジャガードに織り込まれるなどの手法でアップデートされた。アクセントとなっているのは、カンゴール(R)(KANGOL(R))とのコラボレーションにより誕生したピーブルハット。フットウエアは、スケートカルチャーからインスパイアされた印象的なカラーパレットのスニーカーや、軽快なエスパドリーユ。圧倒的なサブカルとしてのポップカルチャーのコンセプトに、ストリート、プレッピー、ワークウエア、そしてヒップホップなどの異なるコンセプトを融合させ、大人の日常をユーモラスに、そして破壊的に捉えた今回のコレクション。エキセントリックで多様な現代文化を吸収しストリートへと昇華する、モード界の革命児の挑戦はまだまだ終りそうにない。
2017年02月08日ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)が、 2017年セミクチュールブライダルコレクションと2017年クチュールブライダルコレクションを発表した。セミクチュールのオーダーメイドブライダルコレクションでは、アイコニックな8スタイルを用意。ソフトジョーゼットやシルクサテン、シルクタフタ、ダッチェスなどの素材を数色のカラーバリエーションで展開する。一方、クチュールブライダルコレクションには、新たに6型のドレスが登場する。なお、ヴィヴィアン・ウエストウッドのクチュールドレスは完全オーダーメイドのサービスとなっており、それぞれの花嫁のシルエットに合わせたデザイン画をもとにテイラーが花嫁の体に合わせて組み立てていく。コレクションは、オーダーメイド、クチュールいずれもロンドンとニューヨークの旗艦店で購入することができる。
2017年02月07日ズッカ(ZUCCa)の2017年春夏コレクションを紹介する。100年の時を経て、いまだ完成されていないガウディのサグラダファミリアからインスピレーションを受けた今シーズン。テーマは「UNFINISHED」だ。ヨーロッパの古い家屋で見られる壁紙風のプリントには、塗り重ねるように歪んだストライプをのせた。深い赤と青からなるレトロな風合いのはずなのにその仕上がりは斬新で、モダンな柄へと昇華されている。これは今季を象徴するテキスタイルとして、ウィメンズの軽やかなワンピースからメンズのオーセンティックなカッターシャツにまで採用された。デニムをモチーフにしたワードローブは、何かと何かを組み合わせるデザインで表現していて、サグラダファミリアが時とともに少しずつ次ぎたされ、完成に近づく工程を連想させる。トロンプイユのパッチワークは、濃淡や模様の異なる幾種類ものデニムを忠実に再現。また、フリンジデニムは軽いカットソーにドッキングしている。ヴィンテージスカーフを袖に施したようなカットワンピース、パターンを多方向のストライプで構成したシャツもそうだ。花柄の継ぎ接ぎに見えるテキスタイルはランダムに配された薔薇と小花が軽やかに舞い、ふわふわと揺れるワンピースによく合っている。
2017年02月07日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が2017年春夏広告キャンペーンを公開した。同広告キャンペーンの舞台となったのは、海に隣接した無限の美しい砂丘。フォトグラファー、ジェイミ・ホークスワース(Jamie Hawkesworth)が、モデルのヴィットリア・チェレッティ(Vittoria Ceretti)が光によって変わりゆく景色に佇む姿を撮影した。夢の中のような官能的かつエフォートレスなシンプルさを感じさせるビジュアルとなっている。
2017年02月06日シャネル(CHANEL)の2017年春夏オートクチュールコレクションが、1月24日(現地時間)にパリでお披露目された。カール・ラガーフェルドが今回の会場に選んだのはグラン・パレ。30年代のアールデコ洋式に着想を得た装飾の中、カンボン通り31番地のメゾン本店に今も残るオートクチュールサロンへと続く鏡張りの階段を彷彿させるセットを再現した。フロアに幾つもの鏡を敷き詰め、反射する銀色の景色はまるで無機質な氷の世界。中央に置かれたシリンダーは、さまざまな表情を見せるカレイドスコープのよう。ランウェイには、“クレイジーなフェミニティ”を表現したルックが並んだ。構築的なショルダーに際立ったハイウエストのライン、そしてヒップにボリュームを持たせコントラストを鮮明にしたパステルカラーのココツイードスーツに始まり、白と黒のクラシカルなツイードやメタリックな装飾を施したベアトップにサイハイブーツ、ドレープのラインを胸元で美しくアレンジしたブラックドレスなど、独創的でありながら原点回帰したようなアイデンティティのあるルックが続く。全体を通して、直線や円筒状のライン、大胆なデコルテの表現、そしてコスチュームパールのアンクレットによって強調される魅惑的なシルエットが印象的だった。イブニングドレスにはサテン、オーガンザ、タフタ、レース、チュール、ジャカード、ジョーゼットなど、さまざまな素材が使われ、光沢のある刺繍を施したシースルードレス、白やピンクのフェザーを裾と袖にたっぷりとあしらい、華やかなボリュームのあるプロポーションを完成させたミニドレスなど、エレガンスが際立つドレスがお目見えした。フィナーレには、シャネルのアンバサダーであるリリー=ローズ デップが、ペールピンクのウエディングガウンを纏い登場。この日一番の拍手を浴び、華々しくショーを締めくくった。動画引用元:(CHANELオフィシャルYouTube : )会場には、リリー=ローズ・デップの母であり、メゾンのアンバサダーも務めるヴァネッサ・パラディやアナ・ムグラリス、アルマ・ホドロフスキーなどのフランスのセレブリティに加え、シンガーのセシル・カッセルや女優のエリー・バンバーらが来場し、ショーに華を添えていた。
2017年02月05日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)が、2017年春夏コレクションのイメージビデオを制作した。同コレクションでは、“microcosm”をテーマに、小さな種が木となり実を結ぶように、ものづくりも小さなきっかけから始まることを表現。代表的なプロセスである「Baked Stretch」に加え、幾何学にカットしたピースを貼り合わせることで生まれる構築的なフォルムが特徴の新たな「Cut & Stick」を象徴するシリーズなどで構成される。イメージビデオのクリエーションは、ロンドンを拠点に活動するフォトグラファーのジャコブ・サットン(Jacob Sutton)が手掛けた。イメージビデオについてサットンは、「イッセイ ミヤケの2017年春夏コレクションは、テクノロジー素材に代表される『Cut & Stick』のように、ダイナミックな線と色で表現した。新鋭のモデルのソフィア・アーレンズ(Sophia Ahrens)とともに、エネルギッシュで光あふれる映像を、コラージュの技法を用いて創造した」と語っている。
2017年02月05日HaaT(ハート)の2017年春夏コレクションから、2月の新作を紹介する。メキシコで出会う里山の風景、そこには豊かな自然と共に生活する人々の営みがある。今シーズンのハートは、里山とそこに暮らす美しくも力強い女性像を、テキスタイルやフォルムにのせて描く。 自然と人が織りなす、心打つような情景や美しさを表現したコレクションだ。REBOZO / REBOZO KNIT藍染の久留米絣のストライプ生地とドビー織の絣柄を合わせて、メキシコに伝わる伝統的な織物、レボソを表現したシリーズ「REBOZO」。インナーとしても、羽織ってもレイヤードを楽しめるニットなどが展開される。SINGLE ST STRIPE「SINGLE ST STRIPE」シリーズではストライプストレッチ織を製品染めにすることで、縦横に波打つ独特のシルエットを生み出す。ストライプの揺れるワンピースは、見る角度による違いを楽しみたい。KASURI LIKE SILK STOLE / Si/Ca CRAPE STOLEハリと艶、風合いの異なる2種類のシルクを使用した、豊かな表情を合わせもつストール「KASURI LIKE SILK STOLE」。2色の糸をランダムに織り上げることで絣模様を作り出している。シルクとカシミヤならではの軽く柔らかなクレープストール「Si/Ca CRAPE STOLE」とあわせて。詳細HaaT 2月の新作■REBOZO・ロングジャケット 68,000円・ドレス 58,000円・トップス 48,000円・パンツ 50,000円■REBOZO KNIT・トップス 40,000円・カーディガン 45,000円・チュニック 53,000円■SINGLE ST STRIPE・ドレス 70,000円・ジャケット 58,000円・チュニック 60,000円・パンツ 48,000円・パンツ 43,000円■KASURI LIKE SILK STOLE・ストール 38,000円■Si/Ca CRAPE STOLEストール 38,000円【問い合わせ先】ISSEY MIYAKE INC.TEL:03-5454-1705
2017年02月05日ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)が2017年春夏キャンペーン広告を展開する。今回公開されたのは、ヘザー・ケメスキー(Heather Kemesky)とジュリアン・シュナイダー(Julian Schneyder)がリラックスしたポーズで春夏の軽やかな服をまとい、そのナチュラルな瞬間が切り取られたモノクロのポートレートビジュアル。タイムレスなブラック&ホワイトのカラーには、光の奥行きを感じる。撮影は、ファッションフォトグラファーのマート・アラス(Mert Alas)とマーカス・ピゴット(Marcus Piggott)が行い、そのスタジオシューティングの写真も公開されている。その他にも同キャンペーン広告には、ララ・ミューレン(Lara Mullen)、マールチェ・フェホーフ(Maartje Verhoef)といった女性モデルや、アンドレイ・ザハロフ(Andrey Zakharov)、アレクサンダー・ルシッチ(Aleksandar Rusic)といった男性モデルも起用された。
2017年02月03日mame(マメ)が発表した2017年春夏コレクションのテーマは「TIMELESS」。これは、芥川賞受賞作家・朝吹真理子の小説から影響を受けたものである。デザイナー黒河内真衣子は、作中の一節、例えば、使い捨てカメラを表現した‟そこらじゅうでジージー樹脂製の歯車の音がする。”といった言葉に、自身の記憶を重ね合わせるときがあり、そういった体験が今季のインスピレーション源となっている。そしてもう一つ、フリーダ・カーロも黒河内の心を揺るがした。遺品を撮る写真家・石内都が捉えたフリーダのドレス、靴、化粧品から彼女の生涯、女としての一面を感じとり、2017年春夏シーズンの物語へと繋げた。2人の女性が生み出した物からのヒントは大きく、特にフリーダの遺品からの影響は、ランジェリー、コルセットへの完成へと結びついた。しっかりと腰回りをホールドするその力強さに反して、出来上がった女性らしい曲線的なシルエット。コルセットに由来したレースアップのディテールは、ニットやワンピースにも落とし込まれ官能的な魅力を放っている。懐かしいアイテムからのささやきは、テキスタイルへの探求心をもくすぐった。今回は、古い生地やアーカイブのレースを巡り、その経験が海外で見つけたレースを胸元にあしらったロングドレスやトライバル模様をのせた今治タオルのガウンなどの登場へと導く。制作中に花を咲かせた桜は、シーズンアイコンへ。淡いピンクや濁った桃色などがコレクションを駆け抜け、異国でみた絣のような生地に桜の面影を落とし込んだ。軽やかなジャカードは差し込まれたフラワーモチーフは、桜の塩漬けのような姿で、どこか懐かしく気持ちをなだめてくれる。
2017年02月02日季節は冬でも気分は春へ!LACOSTEの2017年春夏展示会にお邪魔しました。今年9月にNYコレクションで開催されたランウェイ会場の雰囲気をそのままに、展示会もトロピカルなムードが満載。ご機嫌なモデルたちが会場に華を添え、スポーツウェアからデイリーウェア、小物までずらりと並んでいます。17年春夏コレクションはトロピカルムードラコステらしいスポーティーな雰囲気をそのまま現代へと落とし込んだデイリーウェアはどれも取り入れやすいアイテムばかり。ダイナミックな葉柄はグラフィカルな黄色のラインによって色付けられ、ポップで生き生きとした印象に。男女でミックスして着るのも可愛いかも!シンプルな白のスニーカーにはワニのスタッズがチラリと潜んでいます。遠目だとドットのように見える柄はよーく見るとハート柄といういたずらっぽさもLACOSTEの魅力。Musée de Lacoste展示会の目玉となったのは、一夜限りで開かれた Musée de Lacoste(ラコステ美術館)と題された展示スペース。ここでは創業者であるフランスのテニス選手René Lacoste(ルネ・ラコステ)がブランドを立ち上げた歴史から貴重なラケット、定番ポロシャツの分解図まで展示されていました。パリに生まれたルネ・ラコステは1921年、17歳で初めてトーナメント優勝を果たし、1924年には全仏オープンで優勝。一躍世界一の男子テニスプレーヤーとなりました。当時のテニススタイルは今振り返ってもおしゃれですね。その粘り強いプレースタイルから「ワニ」というニックネームを付けられていたラコステ。ここからシンボルマークであるワニが生まれます。ニックネームを気に入ったラコステは友人のロベール・ジョルジュにロゴ制作を依頼し、1926年には今では世界中で知られているワニのワッペンがルネ・ラコステのブレザーに付けられることになります。ポスターのワニはちょっぴりリアルで怖いかも...?ポロシャツの解体図はなかなか見ることのできない貴重な図。一着の服はこうしてさまざまなパーツからできているんですね。どこがどの部分かわかりますか?この一着を作るのに、27人の職人の手が必要です。22mmのワッペンを刺繍するのに1,400のステッチが必要なんだとか!襟付けのチェック、ボタンの位置調整などもすべて手によって行われる、まさに職人技が詰まったこだわりの一着なのです。ポロシャツのカスタムオーダーに挑戦!ポロシャツといっても形は様々。定番の型からボタンラインが長めのもの、襟が立ったシャツ仕様で五分丈のものなど、個性豊かなラインナップです。マネキンは後ろがメンズ、前がレディース。1951年にラコステで初めてカラーレンジが設定されてから、現在では40以上の色展開があります。この美しい発色を実現するため、強い自然光に生地を2,000時間晒して色を安定させるそう。レインボーカラーに並んだポロシャツは見ているだけでも気分を上げてくれますね。カラーポロシャツを使ったコーデはこちらも参考にどうぞ。こんなにカラーと形があったら悩んでしまう!という方にはポロシャツを自由にカスタマイズできる「CUSTOM POLO」オーダーサービスが便利。メンズは80年以上変わらない大定番の型「L.12.12」、ウィメンズは新定番「PF958E」の袖、襟、ボタンの色をカスタマイズできます。最後にワニエンブレムの種類を決めて完成!商品到着は約1ヶ月。今から頼めばギリギリクリスマスに間に合うかも...? ポロシャツが映えるのはコートの上だけじゃない!日常に取り入れるおしゃれな歴史をラコステで感じてみませんか?Text : Azu Satoh
2017年02月02日チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ2017(Salon du Chocolat2017)」が、有楽町・東京国際フォーラムで2017年2月2日(木)から5日(日)まで、京都、大阪、福岡、札幌、名古屋、仙台で2月1日(水)から14日(火)まで開催される。今回は各出店ブランドが提案するテイクアウト&イートインメニューから“ひんやりスイーツ”をピックアップ。各種チョコレートと合わせて、熱気あふれる会場内でクールダウンできる冷たいアイスやドリンクをチェックしてほしい。<ショコラティエ パレ ド オール>からは、白いのにカカオの風味がするなんとも不思議なソフトクリーム「ソフト パレ ド オール ブラン プリュス」が登場。コーンの中にはサロン・デュ・ショコラ限定の味わいが隠れているとのこと。サロン・デュ・ショコラ参加10回目となる<ヨシノリ・アサミ>の新作スイーツは、アップルパイを砕いて、練り込んだミルクアイスとビターチョコレートを組み合わせたアイス「クレーム グラッセ ショコラ アップルパイ×ビター」。定番のミルクチョコレート×アールグレイもラインナップ。また会場ではショコラのドリンクも充実。鎌倉の生チョコレート専門店<ca ca o>が提案するのは、カカオの香りがふんだんに愉しめるショコラのフローズンドリンク。飲み始めはしっかりとしたカカオ感がありながら、後味はすっきりとした一杯に仕上がっている。ストロベリーソースをかけたホワイトチョコレートのフローズンドリンクにも注目だ。“森のキャビア”と呼ばれている「フィンガーライム」の果肉を使用した珍しいドリンクを考案したのは、<トーキョーチョコレート>。カカオパルプスムージーに果肉を「フィンガーライム」トッピング。甘みと酸味のハーモニーと、プチプチ食感で後引く美味しさに。【イベント開催概要】■サロン・デュ・ショコラ2017 東京会期」2017年2月2日(木)~5日(日)午前10時~午後8時会場」東京国際フォーラム ホールE住所:東京都千代田区丸の内3丁目5番1号<問い合わせ先>伊勢丹新宿店大代表TEL:03-3352-1111■サロン・デュ・ショコラ2017 京都、大阪、福岡、札幌、名古屋、仙台会期:2017年2月1日(水)~14日(火)会場:・札幌会場:丸井今井札幌本店 大通館9階催事場TEL:011-205-1151(代表)・仙台会場:仙台三越 仙台三越本館7階ホールTEL:022-225-7111(大代表)・名古屋会場:名古屋栄三越 7階催物会場TEL:052-252-1111(大代表)・京都会場:ジェイアール京都伊勢丹10階=催物場TEL:075-352-1111(大代表)・大阪会場:イセタン フードホール ルクアイーレ店 9階 LUCUAホール※大阪は最終日 19:00終了TEL:06-4301-3802(イセタン フードホール直通)・福岡会場:岩田屋本店7階=大催事場TEL:092-721-1111(大代表)
2017年02月02日ヴァレンティノ(VALENTINO)の2017年春夏オートクチュールコレクションが発表された。マリア・グラツィア・キウリが退任し、ピッチョーリが単独でクリエイティブ ディレクターを務める最初のオートクチュールコレクションである。一枚の布が体を覆うような古典的なシルエットのドレスは、歩くたび靡き、身体のラインに沿い、美しさのかたちを瞬く間に変える。煌めく草花の刺繍や細やかに並べられたフリルは、より一層美しさの在り方を強調している。肌が透けるシアーなプリーツは、神秘的な儚さをそれぞれのドレスに注ぐ。色はホワイトが主流。まさに純粋無垢を体現するパレットだ。そこに優しいグリーンやピンク、時として官能的な赤が加わり女性の多面的な部分を表現している。ヴァレンティノが守り続けてきた美のシルエットに、今シーズンは少しだけマスキュリンなエッセンスが垣間見える。それを体現したのがジャケット型の羽織。刺繍があしらわれたラペルは、私たちが知っている硬さのあるものではなく柔らかな形状だ。もはやジャケットというよりは、トレーンを引く長いショールといったほうが近いだろう。洋服は小さな現実の積み重ねであって、ヴァレンティノが創り上げる幻想的な世界に近いものなど完成するまではないかもしれない。ジャケットはまさにその象徴的なアイテム。生地を図って、調整して、縫い付けて……。ただ、その先にある幻想的世界を一度目にすると、どうしてもその超現実的工程に目を向けたくなるのがクチュリエたち。そして彼らが創り上げるファンタジーに浸りたいと、私たちはそのクリエーションに期待してしまう。
2017年02月02日ビルディングブロック(BUILDING BLOCK)の2017年春夏コレクションが、2017年2~3月から順次展開される。東京発、アメリカ・ロサンゼルスベースというユニークな環境に身を置くビルディングブロックはキンバリー・ウー、ナンシー・ウー姉妹が手掛けるバッグ&小物ブランドだ。形、素材のクオリティ、技術などを、遊び心溢れるバランスで融合し、実用的なものを再構築した無駄の無いデザインが特徴。アイテムはシンプルなデザインが多く、ベーシックでコーディネートしやすい。2017年春夏は、新素材としてPVCを採用。クリアなカラーリングは、暖かくなるこれからの季節にぴったり。また、定番で人気のあるRuck Sack、巾着型の「Bucket」のミニサイズも展開され、グレーとライラックが新色として仲間に加わる。【アイテム詳細】ビルディングブロック(BUILDING BLOCK)2017年春夏コレクション展開時期:2017年2~3月から順次発売取り扱い店舗:デスペラード(DESPERADO)、ポストインタイム(post in time)、ペニーレイン(PENNY RAIN)、アンテンヌ ドゥ(ANTENNE DEUX)、Viastique、スティーブン アラン(Steven Alan)、アダム エ ロペ(ADAM ET ROPÉ)、ニド ア ドゥ(n id a deux)<アイテム例>・BASKET in CLEAR 65,000円+税・DISK in CLEAR 39,000円+税【問い合わせ先】DUNE(デューン)TEL:03-5784-5840
2017年01月31日シャネル(CHANEL)が2017年春夏プレタポルテコレクションの広告キャンペーンを公開した。白い背景に際立つグラフィックなシルエットが、まるでアートコラージュのような同広告キャンペーン。バックの白とコントラストを感じさせる大胆なカラー、躍動感にあふれるポーズが印象的なビジュアルに仕上げられている。斬新なネイビーブルーのシルククレープとレースのドレスには、電子回路を連想させる刺繍が施されたツイードジャケットを組み合わせ、ニットカーディガンからはミニ丈のジャンプスーツのレースを覗かせた。オフホワイトのシルクとレースのコートの下にはブラックのベビードール、足元にはタッチファスナーが付いたスエードのブーティが合わせられている。また、印象的なファインジュエリーを重ね付けることで、シルエットにまとまりを感じさせた。目がくらみそうなプリント柄のシルクジャケットには、ホワイトゴールドとイエローゴールド、ダイヤモンド、マルチカラーのパールを使用したネックレスを重ね付け。さらにホワイトゴールドとダイヤモンドをあしらったリングとイヤリングもプラスしている。また、パテントレザーのジャケットにはレジンとシルバーに輝くメタルカフスを組み合わせた。コットンツイードのジャケットとスカートのセットアップには、陽気なバッグを合わせている。さらに、足元にはディテールの効いたローヒールのブーティやバレエシューズを使用した。動画引用元:(CHANELオフィシャルYouTube : )動画引用元:(CHANELオフィシャルYouTube : )動画引用元:(CHANELオフィシャルYouTube : )
2017年01月31日ユニクロ(UNIQLO)がクリストフ・ルメール率いるパリのデザインチームによる「ユニクロ ユー(Uniqlo U)」が2月17日、2シーズン目となる2017年春夏コレクションを発売する。人々のあらゆるライフシーンをより快適に豊かにする“Life Wear”を提案するユニクロの新ライン「ユニクロ ユー」。2017年春夏コレクションでは、ウィメンズ61型、メンズ43型、グッズ8型の新アイテムを順次展開する。ラインアップは、ジャケットやワンピース、Tシャツなどの定番アイテムの他、コットンタッチの新素材を使ったウルトラライトジャケットや、通気性と撥水機能を備えセットアップでも着られるメンズのライトウエイトジャケットやパンツなど。さらに、夏に向けてスイムウエアやラッシュガードなどのアイテムも展開される。価格帯は、アウター4,990円から9,990円、パンツ2,990円から3,990円、スカート3,990円、シャツ2,990円から3,990円、カットソー1,000円から3,990円、ニット2,990円から4,990円、ワンピース4,990円から6,990円、スイムウエア990円から2,990円、グッズ1,990円から3,990円。なお、現在「ユニクロ ユー」のスペシャルウェブサイト()では、2017年春夏コレクションのアイテムや同コレクションの世界観を表現したキービジュアルなどを紹介している。
2017年01月31日オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)が、2017年春夏コレクションを発表した。今シーズンは、日本の伝統文化の要素をモダンに、かつスポーティーに表現。ブラックやライトグレーなど、デイリーウエアに取り入れやすいベーシックカラーを展開する「BASICS」シリーズに加え、日本古来の伝統色から着想を得た、くすみのあるカラーをシーズナルアイテムのMonthly Colorに採用。建築的なプリーツとスポーティーなフォルムの中に、古くから日本で培われている藍や浅葱といった絶妙なニュアンスの青や緑の色合いや、同系色のグラデーションにアクセントの挿し色を加えることで、日本らしいエッセンスを取り入れている。「TAILORED LINE」シリーズには、浮世絵に描かれた庶民の着物の柄からイメージを広げたテーラードジャケットやセットアップなどが登場。染めの色や縞模様を手描き調のデザインに落とし込み、和の雰囲気を強めている。「PLEATS BOTTOM」では、シグネチャープリーツをあしらった、シルエットやレングスの異なるパンツを展開。伸縮性に優れた素材は、大胆なムーブメントにも対応できるしなやかさがある。さらに、ガーメントプリーツ加工のカットソーやポロシャツ、ユニークなラウンドストライプが目を引くドロップショルダーのプルオーバー、タンクトップなどがラインアップ。インナーアイテムの充実は、今シーズンの特徴のひとつ。さらに、プリーツタイやキャップ、バッグなど、アクセサリー類も見逃せない。軽やかに着こなせるプリーツ独自の快適な着心地や伸縮性に加え、ウォッシャブルで高い速乾性が、これからの季節に活躍してくれそうな予感。存在感と機能美を兼ね備えた、現代男性の新しいデイリーウエアになりそうだ。
2017年01月30日グッチ(GUCCI)の2017年春夏コレクションより新作アイウェアが登場。2017年2月より順次発売される。春夏の主役はウェブモチーフのスクエアサングラスで大胆なフォルムのスクエアサングラスは、都会でもバカンスでも自由奔放に楽しむあなたへ。グリーンとレッドのウェブモチーフをフロントに大きく配置したモダンなビジュアルは、洗練されたルックに磨きをかける。個性的なラウンドシェイプにGGロゴをガーリーで個性的なラウンドシェイプのアセテートサングラスは、代表的なGGロゴとウェブモチーフが華やかなスタイルを演出。グリッターとシャインブラック、グリーン/レッド、ハバナ、エメラルド、シルバープラスポップスオブフクシアといったカラーコンビネーションで登場する。ウェブモチーフを独創的に表現したラウンドメタルサングラスラウンドメタルサングラスは、独創的なフロントのウェブモチーフが特徴。テンプル部分に小さなGGロゴとビー(蜂)モチーフが添えられている。豊富なカラー展開で、各パーツごとにチョイスも可能。フロントはゴールドなど3色、テンプルはシャイニーブラックなど4色、そしてレンズはシャイニーグレーからグリーン、ヴァイオレット/ライトピンクまでの6色から自分に似合うものを見つけて。ブランドアイコンが凝縮されたオプティカルフレームジェンダーレスなオプティカルフレームは、どんなコーディネートともマッチする。テンプル部分にはGGロゴをはじめとしたブランドのアイコンが採用されており、正面から見てもサイドから見ても華麗なデザインだ。詳細グッチ 2017年春夏アイウェアコレクション発売時期:2017年2月より順次価格:サングラス・GG0083S 001 60,000円+税・GG0061S 003 45,000円+税・GG0036S 007 42,000円+税・GG0035SA 003 40,000円+税オプティカル・GG0039O 002 40,000円+税・GG0038O 004 43,000円+税・GG0040O 003 40,000円+税【問い合わせ先】ケリング アイウエア ジャパン カスタマーサービスTEL:0800-555-1001
2017年01月30日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)2017年春夏ウィメンズコレクションが、2017年2月上旬より発売開始。新作バッグの中から、オススメアイテムをピックアップして紹介する。パリ・ヴァンドーム広場で2017年春夏コレクションを発信したルイ・ヴィトン。自身のスタイルを確立し、独自のファッションセンスを持つパリジェンヌたちに今季はフォーカスを当てている。新作バッグもコレクションのムードを受け継ぎ、オリジナリティ溢れる仕上がり。ルイ・ヴィトンを象徴するモノグラム・キャンバスやエピ・レザーによるクラシックな世界に、モダンなスパイスを融合させ、独自性を生み出した。オールブラックのシックな「ツイスト」ブランドロゴの「L」と「V」をツイストさせて開閉する、アイコニックな金具をあしらった「ツイスト」シリーズには、ブラックカラー一色でまとめた新作がラインナップする。ロック部分まで黒で仕上げモダンな印象に。ベースにはエピ・レザーを用い、マットな表情を持たせている。パリの荘厳な建築からインスピレーションを得た「プティット・マル」トランク作りの伝統を受け継いだスクエア型の「プティット・マル」には、モノグラム・キャンバスを使用したニューモデルが仲間入り。持ち手とバッグの開閉部分にはパリの街並みやモニュメントを彷彿させるディテールを添えて、華やかなアクセントを加えた。メゾンのロゴが輝るキーを添えた「チェーン イット」ワンハンドルがポイントの「チェーン イット」は、今季初登場の新しいモデル。モノグラム・キャンバスにブラックカーフレザーを合わせて上品な仕上がりだ。中央には、大振りなチェーンとメゾンのロゴが輝るキーを添えて。クラシックな中に浮かび上がるモダンなディテールが、ルイ・ヴィトンのクリエーションの高さを体現している。【アイテム詳細】ルイ・ヴィトン 2017年春夏コレクションバッグ発売時期:2017年2月上旬取扱い店舗:ルイ・ヴィトン表参道店、六本木ヒルズ店、松屋銀座店など一部取扱い店舗【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2017年01月28日CUNE(キューン)の2017年春夏コレクションは、洋服を発表することをやめた。洋服の代わりに、今季は「室外機」をテーマにしたルックを発表した。独特の白いデコレーションが施された室外機2台を撮影した8枚のフォトのみである。1台は大輪の薔薇がファン部分を隠すようにあしらわれ、とげとげしい蔓が室外機全体に巻き付いたもの。もう一方は、菌類を思わせるような物体が、室外機を土台にむくむく成長しているようなルックだ。本コレクションには、2人のトップクリエイターが関わっている。写真家のレスリー・キーと、シャネルやアンダーカバー、ジュンヤワタナベ・コム デ ギャルソンといった最前線のブランドのファッションショーを手掛けてきた、ヘアスタイリスト/メイクアップ・アーティストの加茂克也だ。なお、これまでもCUNEは、肉塊の上にモデルが直立する「生肉 IN THE SKY」と題した16年春夏コレクションや、馬に引きずられた感を再現した16年秋冬コレクションなど、奇想天外なコレクションを発表してきている。2017年春夏コレクションは2017年1月28日(土)よりスタートする。
2017年01月26日クロエ(Chloé)2017年春夏コレクションのシーズンビジュアルが公開された。夏の日差しの中、水辺で戯れるクロエガールは、自由気ままで何にも囚われないスピリットを体現している。ビジュアルではボリューム感のあるプリーツスカートやオフショルダートップス、初々しい印象のフラワープリントのトップス、そしてブロックカラーのセパレートなど、軽やかさに溢れたウェアが映し出された。さらにレッドに染められたサマーサンダルやスクウェア型のアイウェアも。「このコレクションは、美しいバランスのエフォートレスな装いという、フレンチスタイルのルーツとシンプリシティに回帰したものです。スクエアボリュームに清々しいファブリック、イノセントなフローラルのニュアンスは、グラフィカルで強くコレクションのメッセージを表現しています。」とクリエイティブ・ディレクターのクレア・ワイト・ケラーはコメントした。そんなクロエのスピリットを体現したモデルは、2016-17年秋冬コレクションのランウェイにも登場した、ルナ・ベイルとウルリッケ・ホイヤーだ。ユニークでハッピーな自信に満ち、気負いのない優雅さを表現した。また今回の撮影は、初起用となるイギリス人フォトグラファーのシャーロット・ウェールズが手がけている。なお、本コレクションはオンラインで先行予約を受け付け中なので、気になった人はぜひチェックしてみて。【クレジット】フォトグラファー:シャーロット・ウェールズ(Charlotte Wales)モデル:ルナ・ベイル(Luna Bijl)、ウルリッケ・ホイヤー(Ulrikkr Hoyer)【問い合わせ先】クロエ カスタマーリレーションズTEL:03-4335-1750
2017年01月26日ジバンシィ(GIVENCHY)が2017年春夏コレクションの広告キャンペーンを公開した。同広告キャンペーンではフォトグラファーのマート・アラス & マーカス・ピゴットが撮影を担当しており、ブランドの根底にあるクラシックな美学がストーリーのように表現された。大胆で芯の強さを秘めた男女のビジュアルが二面に配され、響き合い、引き立て合うことでジバンシィの二面性が表現されている。
2017年01月25日クロエ(Chloe)が2017春夏コレクションの広告キャンペーンを公開した。今回撮影を手掛けたのは、メゾンにとって初起用となるイギリス人フォトグラファーのシャーロット・ウェールズ。2016秋冬コレクションのランウェイにも登場した、ルナ・ベイル(Luna Bijl)とウルリッケ・ホイヤー(ULRIKKE HOYER)をモデルに起用し、夏の日差しの中、水辺で戯れる二人の姿を撮影した。ベイルとホイヤーは、グラフィカルなシルエットに、ロマンティックなディテールがもたらすフェミニティと明るいプリントが象徴するフレッシュさ、プリーツのボリューム感、空気のようにふわりとしたテキスタイルなど、軽やかさに溢れたコレクションを纏い、自由気ままでなにものにも囚われないスピリットを体現している。
2017年01月24日アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood)が2017年春夏コレクションの広告ビジュアルを公開した。地中海に着想を得た今シーズン。コレクションは、ギリシャ神話の女神にちなんで「エウロパ(Europa)」と名付けられた。舞台となったのはギリシャのヒドラ島だ。むき出しなった岩肌に散らばる古い板や木造の家屋。地中海の強い日差しを受け輝く海。そこにはヨーロッパの海辺の街に特有の、時間が止まったような感覚と、どこか色褪せたような懐かしい空気感が漂う。そんな街を舞台に、モデルたちが身にまとうコレクションの色彩や素材が、個性的で美しい世界を作り出す。デザイナー、ヴィヴィアン自身も登場した。ダメージを施したブラウンのサマーニットや、肌が透けるようなベージュのレースのスカートが放つゆったりとしたムードは、午後の日が差す地中海の小さな町にしっくりと呼応する。一方で、シルクのドレスを着たモデルは、地面に転がる岩や木片とユニークなコントラストを成している。砂浜で太陽の光を全身に受けるように立っているモデルが身につけているのは、大胆にショート丈にカットしたジャケットとパンツのセット。レインボーのグラデーションが、海と空が混じり合う真っ青な背景や日の光に美しく溶け込んでいる。【問い合わせ先】ヴィヴィアン・ウエストウッド インフォメーションTEL:03-5791-0058
2017年01月24日ディオール(Dior)は、2017年春夏オートクチュールコレクションをパリ・ロダン美術館で発表した。会場内には青々とした草花が敷き詰められ、天井からは色とりどりのリボンを結んだライトが吊るされている。まるでおとぎ話のような世界を構築するインスピレーションとなったのは「迷宮」である。アーティスティック ディレクターのマリア・グラツィア・キウリにとって、初めてのオートクチュールコレクションとなった2017年春夏。伝統と歴史あるメゾンの中に踏み入れ、オートクチュールという新しいチャレンジに挑む自身の姿を、複雑に入り組み、抜け出すことはほぼ不可能な「迷宮」と重ね合わせた。出発時点のエピソードを耳にすると、困難な道のりのように聞こえるが、出来上がった世界は、詩的な表現と少しの毒っ気が混じり合い、とてもマリアらしく仕上がっているように感じる。始まりはワイドなクロップドパンツ、丸襟のショートジャケット、フード付きトップスなどを並べた男性性を香らせるブラックルック。フェミニンなタキシードといった表現がぴったりのピースでデビューショーの勝負に挑む。シックな世界に浮かぶマスクやハットも、ゴシックなアクセントとなり、新鮮味を差し込んでくる。ほどかれたレースをのせたオーガンザ、プリーツをあしらったチュールといったフェミニンな素材と複雑なカッティングによる新解釈が得意なようで、ムッシュの“8ライン”を想起させるジャケットもヘムラインや装飾で遊びを加え、モダンによみがえらせている。かの有名な「バージャケット」は分解されケープの姿へ。ドレスは、ムッシュの時代から大切にし続けている“フラワー”をポイントにした。花のモチーフをブルーやピンク、グレーといったパウダーカラーのチュールの間に差し込み、さらに上からチュールを重ね、まるで植物標本のように花の命を保存する。ドレスの上にも刺繍で花々が加えられ、さらにムッシュが好んだタロットカードのモチーフで彩りを添えた。花々、植物、寓意的なイメージが散りばめられた姿は、「迷宮」のように魅惑的な力と神秘的な輝きに満ちている。
2017年01月23日ディオール(Dior)が、パリで開催する、アーティスティック ディレクター マリア・グラツィア・キウリ初のオートクチュールコレクションをライブストリーミングで配信する。日本時間1月23日22時半(現地時間23日14時半)より。※会場の状況により開始が遅れる場合あり。 ■閲覧にはAdobe Flash Playerが必要です。ストリーミング動画URL:()動画引用元: (ディオールオフィシャルYouTube:
2017年01月23日サンローラン(Saint Laurent)の2017年春夏コレクションで発表された、新作ヒールシューズ「OPYUM SHOES」が2017年2月より発売される。新クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロを迎えた初のコレクションとなった今シーズン。1972年のスキャンダラス・コレクションを着想とし、刺激的なミニドレスやセンシュアルなトップスが展開された。そんなコレクションの中で印象的であったヒールシューズ「OPYUM SHOES」は、「YSL」のブランドロゴを象ったインパクトのあるヒールが特徴。ブラックのパテントレザーが使用され、無駄のないシンプルでシックな一足となっている。なお、「OPYUM SHOES」が登場する新作ムービーも合わせてチェックしてみて。【詳細】OPYUM SHOES発売時期:2017年2月価格:145,000円+税サイズ展開:34〜38取り扱い:サンローラン 表参道店、梅田阪急店、大阪高島屋店、伊勢丹新宿店(2Fシューズ売場)【問い合わせ先】TEL:057-001-6655
2017年01月22日ユニクロ(UNIQLO)とイネス・ド・ラ・フレサンジュとのコラボレーションライン「イネス・ド・ラ・フレサンジュ コレクション」の2017年春夏コレクションが、2017年1月19日(木)東京・六本木にてランウェイショー形式で発表された。ファッションモデルとして活躍し、カール・ラガーフェルドのミューズとして輝いたイネス。ユニクロと7シーズン目を迎えるコラボレーションでは、彼女が生まれ育った南フランスに焦点を当てる。燦々と降り注ぐ太陽と海風が似合う南仏の中から、港町として栄えたマルセイユをセレクト。人々が活発に行き交い多彩な文化が交差する、町の情景をファッションに落とし込んだ。キーカラーとなるのは海を想起させる藍色。イネスも好むインディゴカラーに、深みのあるベリー、爽やかなホワイトを差し込んで南仏のバカンスを表現する。アイテムは、パリジャン・シックにシンプルなものを選択。薄手のカーディガンやクロップド丈のパンツ、膝丈のワンピースなどに、ドットやストライプ、フラワーなどの模様を合わせ、アクセントカラーのステッチやウエストシェイプさせるリボンといった細かなディテールで繊細さを添えている。アイコンとなるのは、MA-1を変形させたスタジャンや軽やかなシャツ風ブルゾンといったスプリングアウター。そして、スウェットパンツやポロシャツ風ニットといったスポーティなウェアが、ベーシックな世界に旬の風を運んでいる。ショーの中でユニークに映ったのは、ストールの取り入れ方。ロングシャツのレングスを調整したり、シャツワンピースの上からパレオ風に巻いたり、キャミドレスの襟元から差し込んで1枚レイヤードしているように見せたり…。様々な方法でスタイリングのバリエーションを指し示していた。なお、イネス・ド・ラ・フレサンジュ コレクションの2017年春夏コレクションは、2017年1月27日(金)よりユニクロ店舗にて順次発売される予定だ。
2017年01月22日ミュウミュウ(MIU MIU)2017年春夏コレクションのシーズンビジュアル「Suddenly Next Summer(夏は突然に)」が発表された。ビジュアルには、映画『ネオン・デーモン』が公開中の女優エル・ ファニングやカレン・エルソン、キャロリン・マーフィー、ララ・ストーンといった、ファッション界のアイコンたちが登場。舞台となったのは、サマームービーを彷彿とさせる太陽の光が降り注ぎ、開放感に満ち溢れたカリフォルニアのビーチだ。切り取られたリュクスなレザーバッグや花と刺繍のアップリケが施されたスイムキャップは、今シーズンのアイコニックアイテムの1つ。またコートやニットビキニをはじめとする、あらゆるアイテムのプリントは拡大され、コラージュによって多面的に表現された。【クレジット】フォトグラファー:アラスデア・マクレラン(Alasdair McLellan)主演:エル・ファニング(Elle Fanning)、ソニア・ベン・アンマー(Sonia Ben Ammar)、キャロリン・マーフィー(Carolyn Murphy)、ララ・ストーン(Lara Stone)、エルサ・ブリシンガー(Elsa Brisinger)、カレン・エルソン(Karen Elson)、ビルギット・コス(Birgit Kos)、メイヨーワ・ニコラス(Mayowa Nicholas)、エレン・ローザ(Ellen Rosa)【問い合わせ先】プラダ ジャパンカスタマーリレーションズTEL:0120-559-914
2017年01月21日