吉本興業と東京大学が今年3月に立ち上げた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」として、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が講師を務めるSDGs人材交換留学「漫才ワークショップ」が10日、東京・新宿の吉本興業東京本部で開催された。東京大学の「知」と吉本興業の「エンターテインメント」を掛け合わせた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」。第3弾として、学部学生が吉本興業が持つ様々なメディア・コンテンツ・プロジェクトに参加する「体験活動プログラム」を展開し、この日は石田が講師を務める特別講義「漫才ワークショップ」を実施した。「漫才ワークショップ」では、講師・石田による漫才講義ののち、学生同士でコンビを組み、ネタ作りに挑戦。学生15人に東大卒の吉本興業社員1人が助っ人として参戦し、8組がステージで漫才を披露した。石田は「堂々としている」「クオリティが高い」などと感心しながらネタを鑑賞。最後に「自分なりの組み立て方がしっかりしていて、ちゃんと表現まで落とし込めているのがすごいなと思いました。すべて面白かったですし、半分くらいネタが飛んで気まずくなりやすいんですけど、全組全部発表できたというのが感動しました。とても素晴らしかったと思います」と総評した。そして、一番面白かったコンビを「石田賞」として表彰。「難しい」と迷いながら、大島凛太朗さんと野口賢太郎さんのコンビ・39太郎を選び、「後ろの取材陣も1回つかんだ功績はでかいなと。空気もちょっと変わった。M-1もそういうことがあるんです」と選出理由を説明した。また、参加した東大生について「のみ込みが早い」と言い、「反応がよかったので僕もやっていて楽しかったです。1時間の講義で汗だくになっていました」と満足した表情。「東大生って頭が固い人が多いのかなと思っていたんですけど、実は柔軟な方が多いと思いました。隙間があるというか、人の話を聞ける。こういう人がうまいこと吸収して伸びていくんやろうなと感じました」と語った。なお、同イベントではお笑いコンビ・天狗(川田哲志、横山裕之)が司会を務めた。
2021年09月10日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が10日、東京・新宿の吉本興業東京本部で行われた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」SDGs人材交換留学「漫才ワークショップ」取材会に出席。NON STYLEとしての初ステージの思い出を語った。今年3月に始動した東京大学の「知」と吉本興業の「エンターテインメント」を掛け合わせた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」。第3弾として、東大生が吉本興業が持つ様々なメディア・コンテンツ・プロジェクトに参加する「体験活動プログラム」を実施し、9月10日には石田明(NON STYLE)が講師を務める特別講義「漫才ワークショップ」を実施した。「漫才ワークショップ」では、講師・石田による漫才講義ののち、学生同士でコンビを組み、ネタ作りに挑戦。学生15人に東大卒の吉本興業社員1人が助っ人として参戦し、8組がステージで漫才を披露した。石田は「堂々としている」「クオリティが高い」などと感心しながらネタを鑑賞。大島凛太朗さんと野口賢太郎さんのコンビ・39太郎を、一番面白かったコンビとして「石田賞」に選出した。取材会で、NON STYLEとしての初ステージの思い出を聞かれた石田は「僕たちは道端で漫才をやった。めちゃくちゃ練習しましたけど、大きい声すら出せなかったです。小さい声でしかできなくて、酔っ払いのサラリーマンにボロカスに言われた覚えがあります。井上(裕介)は『なにくそ!』と思って、僕は『辞めたい』と思いました」と振り返り、「井上が『なにくそ!』と思ってなかったらNON STYLEは続いてないです」と語った。コンビとして長く続いてきた秘訣については、「1人がダメになったらダメになる。お互い助け合いながら、お互い引っ張ってあげながら、ということをやっていくしかない。あとは干渉しすぎないのが一番。あんまり求めすぎない。個性を奪いすぎない。自由を与え合うといい感じになるのかなと思います」と説明。さらに、「爆死した日があるから今の井上がある。あそこで爆死してなかったら僕たちは解散していたと思うので、いい感じで流れていっているんだなと思います」と話した。なお、同イベントではお笑いコンビ・天狗(川田哲志、横山裕之)が司会を務めた。
2021年09月10日ハイテンポなしゃべくり漫才で人気のNON STYLEが、昨年結成20周年を迎えた。記念のライブツアーを開催しようとネタも準備していたが、新型コロナの影響でほとんどが中止に。「今年こそツアーがしたい」との熱い願いが叶って、「NON STYLE LIVE 2020・真/2021・新~あっというま~」の開催が決定!いろんな味を楽しめる、ノンスタ流“おばんざいタイプ”のライブです。石田明:僕ら毎年ライブをやって、新ネタ漫才をやるのが恒例なんです。僕はもともと面白い人間じゃないから、ネタをやるしかないという思いもあるし。単純にネタを書くのが好きなだけって感じもあります。井上裕介:去年は20周年記念のライブで全国まわる予定やったんですけど。石田:ほとんど中止になって……。なんとか東京では開催できたんです。井上:あの時は、お客さんにもたくさん入っていただきました。石田:生の舞台はやっぱりええもんですね(しみじみ)。お客さんの前でできるのが嬉しすぎて、犬の“うれション”状態の漫才でした(笑)。井上:僕らも嬉しかったけど、お客さんも、この苦しい状況をなんとか打破しよう、大笑いしてポジティブに生きようって感じがありましたね。石田:20周年からは1年遅れになりましたが、今年あらたに作ったネタとあわせて、ライブができることになりました。井上:20年前、僕は単にテレビに出る人気者になりたいって気持ちで始めたんやけど、石田とコンビ組んで、漫才って面白いなぁっていう感覚は最初からあった。それからずっと芸人として生きて芸人として死にたいという気持ちで続けてきましたね。石田:ターニングポイントは、結成8年目に東京に出てきた時。僕は大阪にいたかったのに、それまで出ていた劇場がなくなり、東京に出るしかない、という状況になって。井上:僕はせっかくなら全国区で戦いたいって気持ちが大きかった。石田:東京では仕事もほとんどなくて、正直苦しかった。でも、その1年間にじっくりネタ作りと向き合えたことが大きかったと思います。あの苦しい時間がなかったら、『M‐1グランプリ』優勝もなかった。井上:今はまたエンタメ業界全体が苦しい時期。だからこそ、どっかに光はあると信じて頑張りたい。石田:僕は去年、仕事ができない時期に家族とたっぷり過ごすことができて、仕事以外の幸せもあるんやなぁと知ることができました。意識も変わったし、新しい取り組み方も考えていきたい。井上:ネット配信やファンクラブも始めたしね。新しいメディアにも、対応できる力をつけておかないと。石田:ライブならではの面白さもあらためて感じる。今回のツアーも、“おっちゃんふたりが真剣にジャレ合ってるだけやん”みたいな生の空気を楽しんでいただきたいです。井上:うちのライブは“おばんざいタイプ”。いろんなおいしいネタがちょっとずつ見られる。女性にも楽しんでいただけると思います。石田:どんな時代になっても、自分たちのネタをやる漫才ライブは一生続けていきたいですね。井上:生で笑い声を聞くのは、芸人しか味わえない至福ですから!全国ツアー「NON STYLE LIVE 2020・真~あっというま~ NON STYLE LIVE 2021・新~あっというま~」2年ごしの開催となった20周年ライブ。9月14日より全国5か所で開催。思い出の地をめぐった映像も公開される。FANYチケットお問合せダイヤル TEL:0570・550・100(10:00~19:00)ノンスタイル共に1980年生まれ、大阪府出身の石田明(左)と井上裕介(右)が2000年に結成。2008年『M‐1グランプリ』優勝。石田さんは3女のパパとして、井上さんは“ポジティブナルシスト”として、それぞれSNSでも話題。衣装協力・meagratia※『anan』2021年9月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・難波雅恵インタビュー、文・伊藤愛子(by anan編集部)
2021年09月05日天真爛漫さが魅力の、お笑いコンビ『ANZEN漫才』のみやぞんさん。プライベートでは、保護犬のラブと過ごしています。雨の日に工場に捨てられていたラブ。みやぞんさんの友人が見つけるものの、飼うことはできず連絡をしてきたといいます。衰弱していたラブを、みやぞんさんは懸命に看病しました。今では、元気に成長しているのだとか。みやぞん、保護犬のペットサロンを選んだ理由は…ある日、ラブとペットサロンに来たみやぞんさん。はじめは、みやぞんさんが洗っていたものの、ラブは雨の日に捨てられていたこともあり、水が苦手のようです。みやぞんさんが、このサロンを選んだ理由をこのように話しました。いろんなサロン行ったんですけど、ここが一番ラブが喜んでいるんですよ。みやぞんのみやゾ〜ンーより引用きっと、みやぞんさんは水が苦手なラブのために、さまざまなサロンに行ったのでしょう。金額や、家からの距離、利便性などもある中で、一番ラブが喜んでいるところに決めたようです。これには「愛犬想いで素敵だな」というコメントも寄せられていました。また、みやぞんさんが離れるとさびしそうな声で鳴くラブ。しかし、終始大人しくしている姿に、「賢くてお利口なワンちゃん」「頑張って偉いね!」とラブへの称賛の声も上がっています。ポメラニアンが豆柴風のサマーカットに挑戦別の日、同サロンに、スタッフが飼っているポメラニアンのユッケを連れてきました。夏に向けて、毛を短くするようです。その様子を、みやぞんさんとラブが見届けます。毛の長いユッケを、豆柴風のカットにするというのですが…。だんだんと毛が短くなっていく様子をご覧ください!なんと、豆柴そっくりの仕上がりになりました!サロンに向かう途中の映像と比べると、ひと回り小さくなったようにも見えますね。みやぞんさんが、ユッケを褒めているとラブは嫉妬してしまったのかスタジオから逃走。ラブは、みやぞんさんに自分だけを見ていてもらいたかったのかもしれません。みやぞんさんとラブの愛の深さが垣間見えた2つの動画。いつまでも幸せに暮らしてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2021年05月12日●「お笑いコンビじゃなく、“漫才師”と言われたい」兄弟ならではの息の合ったしゃべくり漫才で人気を博す、お笑いコンビのミキ。『M-1グランプリ』でも毎年注目を集めている2人は、バラエティ番組に引っ張りだこで、それぞれが俳優や声優としても個性を発揮している。■「自分らのことを芸能人と思ったことは1回もない」様々なフィールドで活躍しつつ、漫才師としてコンスタントに舞台に立ち続けているミキ。初のオフィシャルブック『ミキ、兄弟、東京』(4月13日発売)では、2019年4月に大阪から東京へ拠点を移してからの2年間が記録されている。2人を直撃し、これまでの足跡を振り返ってもらい、準々決勝敗退で自分たちを見つめ直すきっかけにもなったという『M-1グランプリ』への思いや、“漫才師”という肩書きにこだわる理由を語ってもらった。――大阪から東京に拠点を移して2年経ちましたが、上京して良かった点とは?亜生:良かったのは、芸能人を間近で見られることです。僕はめちゃくちゃミーハーなので、芸能人と一緒にご飯に行けることも、一緒に写真を撮れることもすごくうれしいです。最近は永野芽郁ちゃんにメロメロです。昴生:僕もです。確かに芸能人の友達は増えました。――お二方も今や人気芸人ですし、同じ芸能人というくくりではないですか?昴生:いや、僕たちは自分らのことを芸能人と思ったことは1回もないです。だから、毎日芸能人に会えるのがうれしくて。マネージャーから仕事の連絡が来たら、どんな仕事かだけではなく、ゲストが誰かというのも、めちゃくちゃモチベーションにつながります。この前は、永野芽郁ちゃんに会えて、めっちゃうれしかったです。亜生:気合入りますが、ただただ空回りしてしまうこともあります(笑)――上京したことでのマイナスポイントはありますか?亜生:物価が高い。昴生:そこはびっくりしましたね。亜生:正直、東京で1カ月の駐車場代だけで、大阪ではワンルームが借りられます。昴生:家賃などいろんなものが高いので、僕は嫁に任して、一切見ないようにしています。飯も高い。でもまあ、東京に住むのが長くなったらその感覚も変わるとは思いますが。■コンビ歴9年も兄弟歴32年「漫才師として武器に」――テレビ出演が増えたことで、漫才に注ぐ時間が減ってしまうという葛藤もあったそうですが、今はその葛藤は解消されましたか?昴生:はい。マネージャーにお願いして、そこのバランスは保ってもらっています。でも、テレビに出ないと劇場の出番ももらえないので、両方とも大事にせんとあかんなと。僕はテレビの仕事も大好きやし、頑張りたいけど、主軸はあくまでも漫才なので。ほんまは全部漫才の仕事をしたいけど、世の中、そんなに甘くないので。亜生:お兄ちゃん、本にも書いているんです。「芸人じゃなく、お笑いコンビじゃなく、“漫才師”と言われたい。」って。昴生:やめろや、いじってるやろ(笑)。亜生:そこは覚えておいてください。――昴生さんは、いつ頃から“漫才師”にこだわるようになったのですか?昴生:亜生と漫才をやり始めた頃からです。僕はずっとしゃべくり漫才がやりたくていろんなコンビでやっていたんですが、どこか違うなと感じていて、亜生と組んだ時に、「これや!」と思いました。お笑いの世界では、多才な人がめちゃくちゃ多いけど、僕らがどこで勝負できるかなとなったら、漫才しかないなと。だからそこを強くしたくて。――そこから漫才を突き詰めていこうとされたのですね。昴生:そうです。でも、しゃべくりってめっちゃ難しくて、地でしゃべらんとウケへんし、形にもならへんのです。でも、亜生とだと、それがすんなりいけたので。亜生:まあ、僕がおらんかったら、今のこの人はないでしょうね。昴生:いやいや、こいつが泣きついてきたんです。助けてくれと(苦笑)。――ご兄弟なので、子供のころから、今のように丁々発止な漫才のやりとりをされてきたんですか?亜生:いや、それはないです。中学時代のお兄ちゃんは思春期で、ぜんぜんしゃべってくれへんかったし。昴生:家にいて2人でお笑いをするようなことは1回もなかったです。ただ、関西人なので、普通にしゃべっていても、ボケとツッコミがあるので、そこの違和感はなかったかなと。僕らはコンビ歴9年ですが、兄弟で一緒にいて32年になるから、そこは漫才師としては武器になりますね。最初に初めて人前で漫才をやった時、先輩から「ずっとやってたん?」とも言われたんです。そこはだいぶ得しているなと思います。●M-1挑戦を終わりにしようと思った過去■昴生・妻の言葉で「優勝するまで出よう」と決意――『M-1グランプリ2020』では準々決勝で敗退され悔しい思いをされましたが、自分たちを見つめ直すきっかけになったそうですね。昴生:ほんまにおごりやったなと。『M-1』を舐めてたわけではないけど、自分らの普段と変わらんスタイルの漫才で優勝しようと思っていて、『M-1』はそんなに簡単なもんじゃなかった。自分らは天才やないのに、そのままでいけると思ったのが大きな間違いでした。亜生:そうそう。『M-1』に合わせて調整とか全くしてなかったので。昴生:でも、『M-1』だけを考えていたら、漫才がおろそかになっちゃう気がして。ただ、今となれば、1年間、『M-1』に照準を絞ってもいいのかなとも思っています。『M-1』はそういうことを、いろいろ気付かせてくれるありがたい大会です。――今年は攻め方を変えますか?昴生:それは企業秘密ですが、去年とは意気込みが違います。もちろん、毎年モチベーションは上がっていますが。亜生:過去に1回下がった時もあったしね。――モチベーションが下がったというのはいつ頃ですか?昴生:2019年に、もう今年でやめよう、優勝できなくてもやめようって思っていたら、決勝にさえ行けへんかった。ちょうどミルクボーイさんが優勝した年です。その時は悔しさもあったけど、嫁から「やめる必要ないやん。出られるんやったらずっと出や」と言われて。ほんまにそうやなと思ったので、亜生と話して、優勝するまで出ようと思いました。――奥様は素敵なアドバイスをされますね。昴生:嫁はミキを俯瞰で見ているからこそ、時々ええことを言ってくれます。僕らはすでにこれまで『M-1』に出させてもらったことで、十分恩恵を受けているので、もう出る必要もないのかなとも思っていたんです。ただ、そういうことではないなと。■コロナ禍で「お客さんのありがたさを再確認」――7月2日からは全国ツアー「ミキ漫 2021全国ツアー」が始まりますが、昨年はコロナ禍で中止になったことで、特別な思いがあるのではないでしょうか。昴生:お客さんのありがたさを再確認しました。もともとお客さんがおらな僕らが漫才している意味はないんじゃないかと思っていましたが、コロナ禍になって、余計にそう思いました。無観客でやった時、僕たちは一体、誰に向かって漫才をやっているんやろって思いましたから。亜生:僕も、本当にコロナ禍でそのことに気づきました。単独ライブは特に、わざわざ僕たちのために、足を運んでくれるというありがたさを感じましたが、それはコロナ禍になるまで気づかなかったなと。そういう意味で、いい緊張はありますし、全国ツアーはほんまにありがたいです。昴生:確かにいい緊張はあります。でも、緊張せえへんかったら、漫才師として終わりやし。この年で、こんなに毎日毎日緊張することってあんのかなとも思います。そういう意味では、刺激が多いから恵まれているなとも思いますし、全国ツアーは気合入れていきたいです。■ミキ2012年に結成した兄弟漫才師。ツッコミ担当の兄・昴生が1986年4月13日生まれ、ボケ担当の弟・亜生は、1988年7月22日生まれで、共に京都出身。『M-1グランプリ2017』3位、『M-1グランプリ2018』4位。また、2019年に「第54回上方漫才大賞」新人賞、2020年に「第5回上方漫才協会大賞」大賞を受賞。昴生は俳優として、TBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(20)に出演、亜生は、実写版『ライオン・キング』(19)に声優として参加。『トロールズ ミュージック★パワー』(20)では兄弟で声優を務めた。
2021年04月03日はごろもフーズ株式会社は、2021年3月27日(土)より、ANZEN漫才・みやぞんさんを起用した、「パパッとふりかけ」ブランド初となるWEB CM『パパとふりかけ』篇(15秒)の配信を開始します。配信に先がけて、2021年3月26日(金)には、「パパッとふりかけ」の公式YouTubeチャンネルにおいて新WEB CMを先行公開。また、「パパッとふりかけ」スペシャルサイトにおいて、WEB CMの続編エピソードを描いたWEB限定のオリジナル動画も公開します。「パパッとふりかけ」シリーズ「パパッとふりかけ」は、お子様が好きな定番の味から、大人も好む辛みシリーズまで、幅広い層に受け入れられるバラエティ豊かなフレーバー10種類を展開する、はごろもフーズの人気ふりかけシリーズです。ふりかけは、食卓においておかずやごはんの影に隠れがちな存在。しかしながら、お子様がごはんをモリモリ食べるのに役立ったり、不足しがちな栄養素を補ったりと、実はさりげなく食卓をサポートしてくれるアイテムでもあります。今回のWEB CMは、こうしたふりかけの存在を、家庭におけるパパたちの立ち位置と重ねあわせた作品です。ふりかけがつなぐ親子の絆…父と子の心あたたまるストーリーふりかけ同様、家では普段目立たないことが多いけれども、いざというときに頼りになるパパ。そんなパパを主役に据え、息子とのちょっぴり切ないけれど、あたたかいストーリーを描くことで、ふりかけがつなぐ親子の絆を表現しています。パパ役には、バラエティ番組で大活躍中の、ANZEN漫才・みやぞんさんを起用。いつもニコニコ笑っているイメージが強いみやぞんさんですが、本作では、笑顔だけではなく、物悲しい表情や、つらさを隠し切れない姿など、さまざまな演技を見せてくれます。続編エピソード動画もスペシャルサイトで公開「パパッとふりかけ」の公式YouTubeチャンネルおよび「パパッとふりかけ」スペシャルサイトでは、WEB CMの続編エピソードを描いた、限定のオリジナル動画も公開します。息子のことが大好きなのに、ちょっと距離を感じて寂しいみやぞんパパ。鉄分・カルシウムの入ったふりかけで、毎日の健康を考え、あの手この手で、息子と仲良くなろうと孤軍奮闘する毎日。ふりかけをきっかけに、父と息子の距離は縮まるのか?そして、気になるママの行方は…!?公開エピソードは、全部で6本。エピソード1~5は「パパッとふりかけ」の公式YouTubeおよびスペシャルサイトでの公開、エピソードFinalは、スペシャルサイトのみでの限定公開となります。みやぞんさんのファンはもちろん、WEB CMの続きが気になる方はぜひお見逃しなく!【参考】※「パパッとふりかけ」新WEB CM『パパとふりかけ』篇(15秒)(「パパッとふりかけ」公式YouTubeチャンネル内)※「パパッとふりかけ」スペシャルサイト
2021年03月26日1月4日、『日テレ系お笑いの祭典 NETA FES JAPAN』(日本テレビ系)で漫才を披露したお笑いコンビ・チュートリアル。昨年2月に正式に復帰した徳井義実(45)だが、相方・福田充徳(45)と地上波で漫才を披露するのは約2年ぶり。「徳井がやってみたいこと」や「理想のデート」といった“45歳の妄想”をテーマに、テンポの良い掛け合いを見せた。終了後、徳井は「1年目の気持ちでやらせてもらっています」と感想を述べた。2人が見せる久しぶりの漫才に、Twitterでは歓迎する声が続々と上がった。《チュートリアルのネタ面白かったなぁ。2年振りなんやね。おかえりやで、徳井さん》《徳井さん復活おめでとうーチュートリアルってこんなに面白いんだな》《本当にチュートリアル復活しておめでとう……徳井さんテレビで見れるの嬉しい……》徳井が地上波に復帰したのは、昨年10月14日放送の『今夜くらべてみました 秋の2時間スペシャル』(日本テレビ系)。MCとしての復帰であり、番組冒頭で反省の弁を述べたが否定的な声も少なくはなかった。そんな逆風のなか、チュートリアルはコンビとして地道な活動を続けている。まず徳井が復帰した昨年2月24日には、コンビそろってイベントに出演。それから約1カ月後は、「ルミネtheよしもと配信寄席」で漫才を披露した。さらにコンビの新企画として、配信を兼ねたトークイベントも定期的に開催している。「ラジオや舞台、配信ライブなど、目立たない活動から出直しました。コロナ禍ではオンラインが普及し、“見たい人だけが集まる”といった条件も後押しに。とはいえ、徳井さんはYouTubeを復帰の手段にはしませんでした。あくまでもコンビ活動を重視したのです。福田さんもメディアでは多くを語りませんが、徳井さんを励まし続けてきました。『いつになれば一緒に漫才ができるんだろう』と悩んでいた福田さんのためにも、徳井さんは原点回帰を目指したのでしょう」(芸能関係者)そして、最近ではそうした努力が徐々に実を結び始めているという。「徳井さんの起用を“解禁”した日本テレビは、他のレギュラー番組への復帰も検討中だといいます。他にも、BSフジや地方局でも起用は広がっています。もともと芸人仲間からの信頼は厚く、徳井さんが謙虚に努力しているのも彼らは見ています。このままいけば、地上波でのオファーは増えていくのではないでしょうか」(テレビ局関係者)復帰当初、徳井はメディアでの取材にこう語っていた。「お仕事をいただけたなら、一つ一つ、ただただ一生懸命にやる。そして、いつか『あ、こいつ少しは人間として信頼できるようになったかもな』と思ってもらえるように、一歩一歩進むしかない」(『Yahoo!ニュース』2月24日)相方との絆を深め、風向きはゆっくり変わりつつあるようだ。
2021年01月08日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの富澤たけしが22日、オフィシャルブログを更新。20日にABCテレビ・テレビ朝日系で生放送され、自身も審査員を務めた漫才王座決定戦『M-1グランプリ2020』を振り返った。2007年に敗者復活から優勝を果たしたサンドウィッチマン。富澤は2015年と2018年、2019年、2020年大会の審査員を務めている。「今年のM-1グランプリはマヂカルラブリーの優勝で幕を閉じました。おめでとう!」とまずは優勝を果たしたマヂカルラブリーに賛辞を送り、「後輩の東京ホテイソンもがんばっていい経験になったと思うので、ますます今後に期待です! 敗者復活にまわったランジャタイもね!」と、同じ事務所に所属する後輩たちにエール。さらに「コロナウイルスの影響もあってライブの数も減り、みんな今年はネタをみがくのが相当大変だったと思います」と、コロナ禍で開催された大会だったことにふれ、出場芸人たちに寄り添った。放送ラストに「転がって優勝できるのはすごい」とコメントした富澤だが、ここでも「決勝の決勝でほぼ喋らずに転がってるネタをやる勇気は凄い。怖くて自分ならできません。一歩間違えば大惨事になる可能性もあるネタです」と前置きをしたうえで「それで爆笑をとった」と、自身も投票したマヂカルラブリーを評価。また「毎年のように『あれは漫才か!?』みたいな話題があがります。僕らの漫才もよく『コントじゃん』という方もいます」と、SNS等で話題となった“漫才の定義”に言及。改めてWikipediaで「漫才」を検索したといい、「調べてみたら『シンプルな会話体を基本とすることから、演者の個性に合わせ、音曲、踊り、物真似など、ネタ中に“何をやっても許される”自由な演芸形式となっている。日常生活、流行文化、政治経済など幅広い題材を扱うことが可能で、時流に合わせてネタを細かく、また大きく変化させることができる。』とのこと。ネタ中に「何をやっても許される」、つまり幅は広いわけですね」と引用しながら説明する。続けてM-1グランプリの参加規定を「審査基準は『とにかく面白い漫才』とあります」と振り返り、「漫才は色んな形があっていいし、だからこそ新しい形が産まれ、進化していくんだと思います。変化と進化を止めないからM-1は、漫才は面白い」と熱い持論を展開。「今後、M-1で見る漫才について話すなら『漫才かどうか』ではなく『好きな漫才かどうか』が正解なのかもしれません」と提言した。また「名誉でツラい役目」だという審査員については「自分が何者かをさらけ出し、数十秒のうちに判断して人の人生が変わるかもしれないボタンを押したことがありますか?」と呼びかけ、「また数ヶ月、あそこはあの点数で良かったのか……とか考えるのでしょうね。何年も続けるには体に良くない仕事かもしれません」と結んだ。なお、21日には相方・伊達みきおも自身のブログで「センターマイクに向かって舞台袖から出てきて『どうも』と始まれば、それは漫才。漫才の定義なんて、それくらい。漫才と言うのは………みたいな、そんな難しいもんなんか無い」とつづっていた。
2020年12月23日20日放送の『M-1グランプリ2020』(ABC・テレビ朝日系)で第16代目王者に輝いたマヂカルラブリー。日本一の漫才師となったマヂカルラブリーだが、その内容が賛否を呼んでいる。マヂカルラブリーはボケの野田クリスタル(34)とツッコミの村上(36)からなるお笑いコンビ。審査員の上沼恵美子(65)から「よう決勝残ったな」と酷評され最下位に沈んだ17年以来、3年ぶりの決勝進出となった。リベンジを誓うなか、今大会で彼らが1本目に選んだのは、高級フレンチに行く際のマナーを村上が野田に教えるというネタ。激しいジェスチャーを交えたハチャメチャなボケでルール全無視の野田を、村上がひたすらツッコむというものだった。会場を大いに沸かし、因縁の上沼も「そのバカバカしいを突き抜けるは芸術や」と絶賛。2位の好位置につけ、そのまま3組だけが出場できる最終決戦へ。最終決戦で披露したネタは、つり革に掴みたくない野田が尋常じゃなく揺れる電車内で七転八倒するというもの。野田が地面に寝転がり、ほぼ無言でひたすらじたばたする姿が披露された。言葉を使ったボケはほとんどなく、野田は最長で79秒間無言でジェスチャーのみでボケ続けていた。最終審査では、見取り図2票、おいでやすこが2票、マヂカルラブリーが3票を獲得し、1票差の僅差で優勝した。従来の喋りを中心とした掛け合うスタイルの漫才ではなく、ほぼ喋ることなくジェスチャー中心のボケで優勝を掴んだマヂカルラブリー。しかし斬新すぎる内容だっただけに、SNSでは“マヂカルラブリーのネタが漫才かどうか”についての論争が起こっている。《床をのたうち回るあの決勝ネタは「漫才を冒涜しているレベル」 漫才じゃないというのは百歩置いても、ツッコミが死ぬほどつまらない 「ただ声を張り上げて当たり前の感想を垂れてるだけ」で聞くに耐えない 私はあれを芸とすら呼びたくない》《そこそこおもろかったけど「漫才」ではないわな。》審査員の立川志らく(57)も、優勝後に「あれだけしゃべらずに笑いをとるというのは、やっぱり漫才を超えた喜劇なんですよね」とコメントするなど、審査員の間でも判断のわかれるところだったようだ。いっぽうで、“笑わせた以上、漫才である”と擁護する声も。《誰がなんと言ってもマヂカルラブリーは漫才だよ!あの場で1番笑かした人が正義なんよ!》《批判的な意見が多いみたいだけど、ボケとツッコミとして成立してる時点で漫才だと自分は思うし、何よりマヂラブは肩で笑えた。》『M-1』放映直後に行われた優勝会見では、野田も『オレはチャンピオンです。文句言わせません。あれは漫才です』と宣言。当人たちにとっても、そうした“ツッコミ”が来ることを想定していたことが伺い知れる。そんななか、志らくは21日放送の『グッとラック!』(TBS系)で「漫才の戦いで喜劇に票を入れていいのかという葛藤があった」と吐露したうえで、「でも、明らかに村上さんのツッコミの間は漫才。胸を張って漫才と言っていいんじゃないでしょうか」とエールを送っていた。果たして、来年はどんな新しい漫才が誕生するのか。今から楽しみだ。
2020年12月21日お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーが『THE MANZAI 2020 マスターズ』(フジテレビ系)に出演。桜を見る会や原発問題を批判した漫才に、波紋が広がっている。「お客さんが若いので、今日は『桜を見る会』の話をしましょう」と、切り出した村本大輔(40)。安倍政権が公文書をシュレッダーにかけたことを持ち出し、「安倍政権支持者が俺のことを嫌いで、普段からSNSで攻撃を仕掛けてくるのはそいつらなんですよ」と息巻いた。さらに「GoToトラベル」にかけて、「中曽根首相の葬式に税金1億円使われたから、あの世はGoToの対象だと思いますよ」と痛烈に皮肉った。過去にツイートを削除したことから、「逃げた」とフォロワーから非難されたという村本。「安倍政権が公文書をシュレッダーにかけたことは許して、お笑い芸人がTwitterを削除したことは許さない」と繰り返し、「わかったことは1つ。俺のTwitterは公文書より上だ!」と叫んだ。後半は東日本大震災の話に切り替え、救援物資や原発問題、朝鮮学校に至るまで早口でまくし立てた。最後に、「お笑い芸人は悲しい話を笑いにすることができる、痛みに触れて笑うことができるわけですよ」と“使命感”を力説。そして、「フジテレビ、絶対にこのネタ、改ざんすんなよ」と締めくくった。スタンドマイクを1人握りしめ、5分間の独壇場を展開した村本。相方・中川パラダイス(39)は、ほとんど「はい」や「うん」など相槌のみだった。最高顧問として出演したビートたけし(73)は、「ああいうの北千住の駅前によくいたな」とコメント。苦笑気味に見ていたMCの矢部浩之(49)は、「ロックやな」と反応。Twitterではトレンド入りするほど、議論が巻き起こっている。《年に1回テレビで正論をバシッと言ってくれる日。すかーっとするわー》《村本、よくやった。臭いものに蓋し続けて平和と微笑むこの国は腐ってるからな。しっかり笑いも起こってたしよく頑張ったと思う》賛辞が広がるいっぽう、否定的な意見も上がっている。《漫才でもない自分の偏った考えを喋るだけなのはもうTwitterとかYouTubeとかでやれよ……》《ウーマンラッシュアワー、村本の相方が可哀相になってきた。 なにこの漫才?》放送後、村本は《ずっと言いたいこと言い続けるよ。誰が不快になろうともね。今後ともやるからよろしくな》などとツイート。昨年も同番組で社会問題を展開し、注目を集めたウーマンラッシュアワー。『モーニングショー』(テレビ朝日系)の取材にその真意を問われ、「無関心の人の耳のシャッターを開けたい」とコメント。村本は、大飯発電所のある福井県・おおい町が出身地。父親の同級生に拉致被害者がいたことなどから、社会問題とされていることを話すのは「普通のこと」だったとも明かした。しばしばツイートが炎上する村本だが、「間違っていてもいいから発信し続けること」「どっちの意見だとしても喋らないといけない」と発言。そのうえで、「炎上したら広がる。広がったら考える人がいる」と述べていた。年に一度、地上波で披露する漫才。そこには村本の強い意志が込められているようだ。
2020年12月07日漫才コンビのおぼん・こぼんが4月19日放送の『笑点』(日本テレビ系)の演芸コーナーに出演。テレビ等で話題となっている不仲ネタを取り入れながらの漫才を披露し、ネット上で反響を呼んでいる。おぼん・こぼんは、今年で芸歴55年を迎える漫才協会所属のベテランコンビ。だが近年は“コンビ仲の悪さ”がフューチャーされ、『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ系)にも度々出演。「解散ドッキリ」は本当の解散になりかけ、「仲直り企画」は全くの失敗に。そうした様子が、若者世代の間でも話題となっている。この日の『笑点』で披露した漫才でも、おぼんが「おぼん・こぼんの漫才の特徴は、まず(コンビ)2人の目線が合いません」と早速不仲ネタをフリに。またそれを受けたこぼんも「(おぼんを)見たくもございません」「そっぽ向いとこか」などと応戦。世間に認知された不仲ぶりで、きっちり掴みの笑いを取っていた。しかしネタが進んでいくと途中でボケ・ツッコミを入れ替えながら、あうんの呼吸で漫才を展開。定番の歌ネタなどを披露しながら、互いに笑顔で漫才を進めていく。大ベテランに、一切のぎこちなさは感じられなかった。ネット上でも幅広い世代から、おぼん・こぼんの不仲漫才の完成度の高さを称賛する声が続出していた。《おぼんこぼん、ちょっとだけ仲良くなっているんじゃないか説w》《子ども達がおぼん・こぼんが仲良くしてる!!と反応してる。水曜日のダウンタウンで若い世代におぼん・こぼんの名前広まったね》《タップに歌に漫才にモノマネ、仲が良かろうが悪かろうが今日も息ピッタリ。動きが完全にシンクロ、さすが大御所です!》
2020年04月20日お笑いコンビのEXITが4月6日に、YouTubeチャンネルを更新。『コロナに負けるな!!?EXITのコロナ注意喚起漫才ぶっかま!!?』と題した漫才を公開した。“ネオ渋谷系漫才”と称されるEXITのチャラさを生かした、新型コロナウイルスへの注意喚起が話題だ。EXITは「パンデミック」や「オーバーシュート」といった片仮名の“コロナ用語”を、ユーモアあふれる掛け合いで説明。加えて「これを見ているあなたは大丈夫かもしれないけど、あなたの大切な人は大丈夫じゃないかもしれないんだ!」と強く呼びかけた。7日16時の時点で22万回を超える再生回数を記録し、視聴者から《わかりやすい》《説得力ある》という声が広がっている。シンガーソングライターの大黒摩季(50)も、《若い子ちゃん達これ見てお仲間に拡散してねわかりやすい現状解説だから》と絵文字を添えてリツートした。さらに政府が布マスクを1世帯あたり2枚配布する方策にも触れ、兼近大樹(28)は「マスク2枚の政治を批判できるほど、若者って真剣に政治と向き合って参加してたかな?」と投げかけた。だが「こんな時だけ喚いてんじゃねえよ」とピシャリ。「今は助け合って生きていくべきで敵はウイルスなの」とし、「間違えてしまった誰かを攻撃している暇あるんだったら、今できること、誰かに伝えられることを考えて動こうぜ」と訴えている。この呼びかけを讃える声も上がっている。《マスク二枚批判で攻めたなと思いきや、それは若者ってそもそも選挙行ってない・政治に参加しようという流れへのフリだった。完璧じゃん》《政治批判ばっかして得意げになってる著名人とは格が違う ちゃんと注意喚起になってる発信をしてるのすごい》《批判ばかりしないでみんなで協力しあって乗り越えていければいいね》また “コロナ漫才”が生まれた発端は、タレントの志村けんさん(享年70)の死でもあったという。りんたろー。(34)は7日に更新したブログで、強い危機感を抱いたきっかけを《日本の喜劇王の訃報だった》と綴った。それからはウイルスの知識や情報を集め、予防対策に努めたという。さらに多くの人に危機感を伝えるため、《僕達を引き寄せEXITを生み出した「ザイマン」しかないだろう》と3日間で漫才を作ったとも明かした。EXITの真摯な思いが詰まった漫才で、危機感が高まる人が増えることを願いたい。
2020年04月07日せいやさんが跳びはねてハイテンションでボケて、粗品さんがキラーワードで突っ込む。若さとセンスと笑いへのパッションがまぶしい漫才コンビ。平成生まれ初の『M-1グランプリ』チャンピオン。お笑い界期待値No.1の霜降り明星が『M-1』優勝後の変化や、今後の目標について語ってくれました。――’18年『M-1グランプリ』初の決勝進出にして、優勝となったんですね。せいや:嬉しかったです。去年1年は『M-1』のことだけ考えてふたりで死ぬほど努力したんで。寝る間を削って毎日ネタ考えて、作戦会議もいっぱいしたよなぁ。粗品:自分らの個性とか、『M-1』の性質とか、あらゆること考えて、どの段階でどのネタをするかもかなり話し合いました。――凄い。おふたりともとてもクレバーで、しかも努力家ですね。粗品:でないと、激戦の『M-1』は取れないと思います。――優勝して人生変わりました?粗品:変わりましたね。誇りを持って仕事できるようになりました。家族も喜んでくれたし。――そういえば、粗品さんは1000万円の賞金で親孝行するって宣言されてましたが。粗品:僕、高校時代に父ちゃんが亡くなってるんですけど。お墓買えてなくて、ずっと母ちゃんの部屋にお骨があったんですよ。だから、賞金でお墓を買いました。けど、お墓ってめっちゃ高くて、賞金だけでは足らんかったです(笑)。――優勝してモテるようになったとかは、ないですか?せいや:モテかぁ……。粗品:モテるようになったかどうかはわかりませんけど、女性ファンは増えましたね。ただ、20代のコンビにしては、女性ファンの比率は高くなくて、シブいですけど。せいや:うちはわーきゃー言わず、ネタをしっかり聞いてくれるファンが多いんで、ありがたいですね。――せっかくなので、読者に「相方のここがモテ要素だ」というアピールをしてもらえますか?せいや:粗品はスタイルがいいんで。もっとファッションとか気をつかったらモテると思うんですけどね。はっきり言って“イモい”。しかもオタク気質やから、アニメのTシャツを着たりする、“イモオタ”なんですよ(笑)。粗品:“イモオタ”って言うな!これは理由があんねん。『M-1』優勝してから急にオシャレになったりしたら、気持ち悪いやろ?だから、あえて昔から持ってる服ばっかり着てるんですよ。――対して、粗品さんから見たせいやさんのモテ要素は?粗品:せいやは母性本能をくすぐるところがあるじゃないですか。見た目、ほぼ2歳児ですから(笑)。せいや:2歳児よりは大きいわ。――では、相方より自分のほうがモテるぞと自信のあるところは?せいや:僕は粗品より女性に対して優しいという自信があります。粗品:えー、そうかぁ?せいや:僕は妹が2人いる長男なんで、女の子に優しくするのが当然 と思ってるんです。だから女の子に顔蹴られても、怒らない。粗品:それは怒れよ。っていうか、好きなプレイってだけやろ(笑)。せいや:僕は女性には思いっきり甘えてほしいタイプなんですよ。粗品:それをいうたら、真っ向からかぶるけど。僕は、父ちゃん亡くなってからひとりで、母ちゃんを支えてきたんで。女性ファーストでいったら、僕のほうが意識高いと思う。――どちらも女性に優しいということで。では、最後にこれからの目標を聞かせてください。粗品:テレビやいろんな場で活躍していきたいというのもあるんですけど、劇場でお客さんの前で漫才をすることは、ずっと大切にしていきたいと思っています。どんな時も、漫才は僕らの味方やから。せいや:僕も同じ気持ちです。僕らは出会ったきっかけも漫才、人生を変えてくれたのも漫才。根っこに漫才があって、その上でいろいろな活動があるわけですからね。――本当に漫才が好きなんですね。ひょっとして『M-1』にもう1回出たいと思ってますか?せいや:出られるなら出たいです。あの緊張感の中で漫才するのは好きなんで。でも、難しいのがわかってるから、出ませんけど。その分の熱量を「しもふりチューブ」で燃やしていきたいんです。まだ慣れないメディアですし、また下積みからやっていく覚悟です。粗品:そしてゆくゆくは、劇場でトリを務められて、大きな笑いもとれる“最高峰の漫才師”になりたいというのが、僕らの目標です。しもふりみょうじょう2013年結成。『霜降りバラエティ』(テレビ朝日系)が毎週木曜25:59~放送中。ボケ担当のせいやは1992年東大阪市生まれ。高校時代いじめられた時にお笑いでハネ返した経験があるタフなハートの持ち主。ツッコミ担当の粗品は’93年大阪市生まれ。ピン芸ネタを競う『R-1ぐらんぷり』2019年で優勝した、卓越したセンスとテクを持つ実力派。「しもふりチューブ」という公式YouTubeチャンネルを開設し、毎日18時にアップ中。目標としている「漫才100本」を披露していくほか、オリジナルゲームや、さまざまな企画にも挑戦している。最新情報は、Twitter(@shimofuri_tube)で発信。企画や質問、コメントはメール(shimofuri@omo.jp.net)にて随時受付中。※『anan』2019年9月4日号より。写真・小林真梨子インタビュー、文・伊藤愛子(by anan編集部)
2019年09月01日●今年で10回目を迎える「ナイツ独演会」お笑いコンビ・ナイツ(塙宣之、土屋伸之)が10月からスタートさせる「ナイツ独演会」は今回で10回目の節目を迎える。独演会に加え、現在も多くの舞台に立ち続けるナイツの2人は、漫才においてどんなことを意識しているのだろうか。また、最近話題になった、時事ネタ漫才の反響については「なんであんなに反響があったのか、いまいち分からない」と率直な感想も明かした。○■漫才は「新鮮な感じでやりたい」――2010年から始まった「ナイツ独演会」は今年で10回目を迎えます。これまでを振り返ってみていかがですか。塙:毎年やっていますが、去年の方が良かったなと思わないようにやっている感じですね。土屋:初日の新鮮な手ごたえが、公演を重ねるにつれて変わったりするんですけど、その新鮮さをキープしながらどう全国を周っていくかが段々分かってきましたね。その辺も経験、積み重ねだなと思います。――塙さんが先日発売された本(『言い訳』)には、「新鮮味がなくなるため、ネタ合わせをしない」という旨が書かれていました。独演会用のネタでも、そこまで練習することはないんですか。塙:練習をしなきゃいけないものはするんですけど、やっぱり新鮮な感じでやりたいですね。言ってしまえば、15公演のうち7公演ぐらいから飽きてくるので、全部違うネタを途中からやりたいぐらいの気持ちではあるんですよ(笑)。新鮮じゃなくなってくるのが1番嫌なので、そこは工夫して、その日だけしかできないことをやるのもいいのかなと思います。土屋:時事ネタやお芝居っぽいものなど、毎年色んなタイプのネタがあります。ものによってはすごい練習しなければいけないものもあるし、そういう意味ではバリエーションがあるから楽しみです。でも見ている人は、全部新鮮で面白く笑えるのが一番いいので、そうなるようにやりたいですね。○■ナイツの信頼関係「コンビを19年やってますから」――ネタ合わせをしなくても、土屋さんがしっかりとツッコミを入れられるのはすごいですよね。土屋:まったく新しいものだと、ちゃんと漫才っぽくはツッコめないと思いますが、ずっとやってきた傾向があるので、その中で遊んでいる分には全然できますね。コンビを19年やってますから。――ところで近年、塙さんは『M-1』の審査員を務めたり、漫才に関する本を出されたりと、審査や論評をする機会も増えました。そういったことがプレッシャーになることはありますか。塙:全然ないですね。別にいつ死ぬか分からないし、気にしてないです。そんなの気にしていたら、オファーを受けないですよ(笑)。――土屋さんはそういった塙さんの活動について、どう感じていますか。土屋:すごい活き活きしていますよね。やっぱり漫才のことを語るときは心から楽しんでいるなと思います。――お2人で「あのコンビが良かったね」といった漫才の話はするんですか。土屋:しないです。でも、「こういうことを考えているんだろうな」とは、大体分かりますね。――そこも長年の経験で、言わずとも分かるんですね。塙さんはお忙しい中ですが、多くの新作ネタを作っていますよね。塙:そちらが本業で、別に働いているのと一緒なので、たいしたことないですよ。忙しいとか大変とかはあまり思ったことはないですね。むしろドラマを26本もよく見ているなと自分でも思いますよ。仕事でもなんでもないのに見ているだけですから。●話題になった「水ダウ」&時事ネタ漫才――塙さんはドラマ『警視庁・捜査一課長』にもご出演されましたが、「演技が棒読み」とネット上で書かれたことをラジオで明かしていました。塙:役者でも26本も見ている人はいないと思うので、もう演技力で抜いた人もいるんじゃないでしょうか。ただ最近、ドラマばっかり見ていて、バラエティをまったく見なくなっちゃって。マジでヤバいと思ったのは、普通にドラマを見ていて、裏の『水曜日のダウンタウン』を見てなかったのはヤバいな、終わってるなと思いましたけどね(笑)。土屋:芸人としてね(笑)。塙:それはさすがに、すぐチャンネル変えましたけど(笑)。――『水曜日のダウンタウン』といえば、「おぼん・こぼん解散ドッキリ」がかなり話題になりましたよね。塙:独演会でもネタで入れられたらいいなと思っていますけどね。おかげでいろいろなネタができるので、助かっています。枝葉がいっぱいある方が漫才がしやすいですから。――話題になったといえば最近、事務所ライブや大阪ドームの試合前に披露した時事ネタ漫才もかなり反響がありました。反響の大きさについては、どう感じましたか。塙:なんであれがあんなに反響があったのか、いまいち分からないですね。寄席芸人なんてみんなあんなのやってますから。だからよっぽどみんな漫才をやっていないんだなと思いますけどね。漫才師が100人いたら80人くらいはやってもいいようなネタです。あれを「すごいね」とか「やるんだ」と言われることがあんまり理解できないですね。当たり前の感じでやっていましたから。土屋:ネタを選んだり作ったりするのは塙さんで、僕はただ漫才のツッコミのテクニックとかで見られたいと思っているので、ドームという広いところでやった漫才がそのままテレビに流されるのが恥ずかしかったですね。そういうことしか感じなかったです。塙:僕らからすると、ひねくれているとかじゃなくて、本当にテレビとかで流してほしくないんですよね。舞台に来た方に向けてやりたいというのが一番なので。○■「見たことない、なにこれ!」と思われたい――直後のラジオでも、塙さんは「寄席とかライブに来たお客さんが『また寄席に来たい』『ここでしか見れない』と思われるように、一生懸命作っている」との旨を話していました。塙:テレビで流されてネットでも拡散されて、どんどん消費されていくとやっぱり「このネタは見たことある」ってなっちゃうので、嫌だなと。「見たことない、なにこれ!」と思われたいというモチベーションだけでやってます。土屋:ちょっと反応が悪い瞬間に「これ、見たことあるのかな」とか、舞台上で頭によぎるだけでも嫌ですね。――冒頭でも挙がった、「新鮮な感じでやりたい」ということですよね。塙:独演会は、お金を払って見に来ている人が一番笑ってくれるのがベストです。お笑いってそういうもんじゃないかなって思うんですけどね。そこに来た人たちだけの共有というか。●塙が分析する「時事ネタ漫才が少ない理由」――ナイツさんは時事ネタ漫才をやることも多いですが、時事ネタ漫才をやる芸人さんが全体的に少ないことは、どんな理由があると考えますか。塙:爆笑問題さんがいるから、というのもあるんじゃないですか。長井秀和さんやいつもここからさん、波田陽区さんだって、時事ネタだったわけじゃないですか。ただ、漫才で時事ネタをやろうとすると、どうしても爆笑問題さんぽくなるし、みんな爆笑問題さんよりは面白くはできないですから。僕らも「言い間違え」というものがあるから、時事ネタができるということだと思うんですよ。だから言い間違えとか、切り口を変えることが大事かなと思います。○■土屋が語る1人遊び「消しゴムサッカー」――話は変わりますが、土屋さんは10歳から約30年間、ご自身が考えた1人遊び「消しゴムサッカー」をやっていたそうですね。8月13日には、「消しゴムサッカー」の大会も開催されました。土屋:夢がかなって本当に感無量です。僕の中では大満足です。ただの自己満足ですが(笑)。――今大会で優勝したのも10歳の男の子でした。土屋:家族も応援に来ていて、その10歳の男の子がシュート決めたら、お母さんが泣き出したりとか、妹が祈るように見ていたりとか。そういうのが目の前で行われていたのも、うれしかったです。――今後、大会は続けていくんですか。土屋:僕のなかでは1つの絶頂を迎えはしたので、後は流れに任せます(笑)。みんながやりたいってなったら、自然と第2回は開催されると思うんですけどね。あそこまでくだらないものを、どこまでみんなが真剣にやってくれるかが面白いですね。――今回の独演会でも、「消しゴムサッカー」についての話題を取り入れたりするんですか。塙:大会の模様をちょっと映像で流そうかなとは考えていますね。土屋:楽しんでくれたらいいですけどね。何人が消しゴムサッカーの映像を見たかったと言ってくれるか分かりませんし、「もう消しゴムサッカーはいいよ」という人も必ずいると思いますけど、悪いことではないので(笑)。塙:そういう人たちとも戦いですね。土屋:覚悟のうえで誰にも言えなかったものをカミングアウトしたので、今は楽しんでいます。――最後に独演会を訪れるファンの方々に向けてメッセージをお願いします。塙:本当に凝縮した内容となっています。なかなかぶっ飛んだネタも考えていますし、テレビでは見れないこともやるので、楽しみにしていただきたいです。地方はゲストを呼ばない構成になっているので、それがなんなのかも予想しながら、楽しんで来ていただきたいです。土屋:僕が関わっているところは消しゴムサッカーくらいですが(笑)、初の試みもありますし、今まで以上に漫才の内容はしっかりやらないとなと思っています。10周年、気合を入れて臨みますので、よろしくお願いします。■ナイツボケ・塙宣之、ツッコミ・土屋伸之によるコンビ。2001年にコンビ結成。2008年~10年「M-1グランプリ」決勝進出、「THE MANZAI 2011」準優勝など、受賞多数。コンビとしてTBSラジオ「土曜ワイドラジオ TOKYOナイツのちゃきちゃき大放送」などに出演中。■「ナイツ独演会 エルやエスの必需品」10月12日の福岡公演を皮切りに、13都市で開催。現在購入可能な公演は、金沢(10月19日)、新潟(10月26日)、札幌(11月10日)の3公演。また、11月19日に東京・草月ホールで「凱旋公演」を開催。チケットぴあで8月26日(~11時)までプレオーダー受付中。8月31日(10:00~)から一般発売開始。
2019年08月23日「がむしゃらに、自分のやりたいことに向かって熱くぶつかっていく若者たちの姿が描かれています。ドラマを見て、漫才師になりたいという人が出てきてくれたら、こんなうれしいことはないです!」そう語るのは、ドラマ『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系・土曜23時15分~)で、漫才に初挑戦中の渡辺大知(29)。彼が演じる辻本潤は、高校生ながら元プロのお笑い芸人だ。転校先で出会った主人公・上妻圭右(間宮祥太朗)の笑いにかける情熱に心を揺さぶられ、圭右を誘って漫才コンビの相方となる。「撮影中は、漫才ができているのかどうかわからない不安はありました。でも、漫才って楽しい!と思いましたし、間宮くんと徐々に息が合っていくのを感じました。ドラマの制作発表で漫才を披露したときも、ネタ合わせを1回したくらいでしたけど、お互い安心感があるなかでやれたのはよかった。“間宮くん、こういうノリは面白がるだろうなあ”とわかるようになったのは自分でも驚きました(笑)」演出は、芸人であり、クリエーターとしても活躍する劇団ひとり(42)。「ひとりさんは、僕を“辻本さん”と役名で呼んで、本当にドラマの登場人物と話すように接してくれました。演者もされているので、僕らの気持ちの部分を大事にして『この場面、どういう気持ちになりますか?』と聞いてくださる」俳優デビューから10年。音楽活動と並行し、その独特の存在感で、近年は主演作も急増している。「音楽と演技を両方やっていることが自分には向いている。そう思うようになってから、1本、1本の作品に勝負を懸けて臨むようになりました。作品がよくなるんだったら、演出の方とかに嫌われてもいい覚悟でぶつかっていこうって思ってやっています」
2019年08月19日タレントの丸山桂里奈、お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞん、あらぽんが19日、都内で行われた「エアトリ杯~格安航空券 de 夏休み~」に出席した。オンライン総合旅行サービスを展開しているエアトリ主催の同イベントに、サッカー日本代表として海外遠征を多く経験してきた丸山桂里奈、バラエティー番組で海外ロケを数多くこなしているANZEN漫才のみやぞんとあらぽんがスペシャルゲストとして登場。多くのファンを前にして、海外にまつわるエピソードを披露した。日本代表として訪れた国の中で、一番印象に残った思い出を2011年にワールドカップが開催されたドイツを真っ先に挙げた丸山は「試合の前では観光ができないので、ホテルを抜け出して試合の前にケルンの大聖堂に行きました」と語りつつ、「準々決勝で開催国のドイツに勝ったら、何をされるか分からないので、それからはホテルと試合会場の往復でホテルから出られませんでしたね」とドイツに勝ってからはホテルに缶詰状態だったという。数々のバラエティー番組で男性遍歴を告白して話題を集めている丸山は、この日も元カレについて言及。フィラデルフィア・インディペンデンスに在籍していた頃は「その時に付き合っていたのがサッカーの代理人だったんです。代理人の契約も選手としてしてたし、彼女と彼氏の契約もその時に結んでいました」と明かして笑いを誘った。イベントの最後には3人でサッカー対決を実施。元サッカー選手の丸山や学生時代にサッカー部だったあらぽんを尻目に、みやぞん一人だけが成功した。みやぞんは、日本テレビ系のバラエティー番組『世界の果てまでイッテQ!』のインドロケ中に左足首を骨折し、この日は足を引きずる場面も。「固めてはいますが、今日は驚いたと思いますよ(笑)」と苦笑いで「負担がかからないようにすぐ蹴りました」と問題がなかったことを強調。続けて「日常生活ではほとんど支障はないですね。階段を昇るときだけです。その他は特にないですよ」と順調に回復しているようだった。
2019年06月20日結成25年を迎えたお笑いコンビ・タカアンドトシが、13年ぶりとなる全国ツアー「タカアンドトシ日本全国漫才行脚~この漫才が目に入らぬか!?~」を7月26日より開催する。13年ぶりに開催しようと思ったのはなぜか!? 2人に話を聞くと、漫才への強い思いを明かしてくれた。○■漫才だけで魅せるチャレンジ13年ぶりの全国ツアーについて、タカは「結成25年ということもあり何かやろうと。あと、新しい漫才をやっていきたいと思い始めて。営業で地方に行くこともあるんですが、いつも8組くらいでやるので、1組だけで漫才だけで魅せたいと思って」と説明。トシは「地方の方々に漫才を見に来ていただくようなライブはあんまりやっていなかった。25年目ですし、ということでやることに決めました」と語った。このツアーでは、新ネタ漫才をはじめ、訪れたご当地の漫才など、さまざまな漫才を披露する。ネタはまだこれから仕上げていくそうだが、タカは「漫才だけだと飽きてしまうので、いろんな形の漫才を入れていかないといけない。飽きさせないでできるかチャレンジ。違う感じの漫才が作れれば」と意気込み、「令和になって初のツアーなので、みんなが知っているような時事ネタから入って、というイメージ」と明かすと、トシも「平成を振り返ろうという漫才もやろうかなと思っています」と加えた。○■「欧米か!」の呪縛から放たれ自由にタカアンドトシといえば、「欧米か!」で知られる「○○か!」漫才で大ブレイク。今回のツアーで「欧米か!」に続く第2のキラーワードを狙っているのか尋ねると「そういう話はない」と即答。タカは「『欧米か!』も、面白い漫才を突き詰めていったら偶然できたネタの中のフレーズ。面白い漫才を作ろうと思って偶然出てきたらうれしいですけど、狙って作れるものでもないので」と語った。トシも「よく『欧米か! の次は?』って言われてどうしたらいいか悩むこともあったんですが、結局、狙って作れないなって。だったらそれに縛られてうまいこと漫才できないよりは、そのとき面白いと思った漫才をやろうと。だからそこはまったくこだわっていない」ときっぱり。「結婚して子供もできて、13年前とは状況が全然違う今の僕らができる、今の僕らが面白いと思う漫才をやっていけたら」と続け、呪縛から放たれて自由な漫才ができるようになったかという問いに「そうですね。いまだに『欧米か!』って言っていただけるのはありがたいんですけど」と答えた。○■楽しむ余裕ができ“究極の形”に進化中!?芸人として日々努力していることはあるのか尋ねると、トシは「何もないですけど、好きなのでバラエティは見ます」とのこと。それに対し、タカは「それがすごい。俺はまったく見ないですからね。バラエティを見ると、自分だったらこうボケるとか考えちゃうんですよ。だからあえてオフの時間を設けるようにしています」と真逆のようで、テレビでは風景や動物を見て癒やされているという。また、タカは「前は考えすぎていた。すべての仕事の前に『こうボケなきゃ』とかいろいろ考えていたんですけど、今はあまり考えなくなりました。自由気ままに」と25年間での変化を告白。トシについても「最近変わった。前は自分がツッコまないといけない、回さないといけないって、それに縛られて自由度がなかったんですけど、最近ボケたりもしますし楽しみ出した」と変化を感じているようで、トシ本人も「肩の力を抜くことは覚えました」と話した。そしてタカが「芸人になり始めている感じがしている」と上から目線で評価すると、トシは「25年目にして!?」と笑った。さらにタカは「中学時代、コイツは俺を笑わせるために、俺はコイツを笑わせるために、2人だけのお泊まり会とかしていた。それが仕事になって2人で人を笑わせなきゃいけないってなっていったけど、2人だけで楽しむのが本来の姿。コイツを笑わせようと思ってやったら、それを見ている人も笑ってくれるっていう」と熱く語り、「あの頃に戻り始めているというか、究極の形になっていくんじゃないか」と手応え。今回のツアーでもその“究極の形”を見せられるかもしれないと言い、「腹抱えてツッコめないくらいコイツを笑わせてやるぞと思ってアドリブ入れたりするかもしれない」と話した。トシは「誰なんだよ、お前は! 究極の形って…」と突っ込み、「僕はなんとでもなるんですよ。コイツが変わるか変わらないか。なんで僕が最近ボケられるようになったかっていうと、コイツが『俺だけを見て突っ込め! 1個も逃すなよ!』っていう考えだったけど、最近ふわってなってきているので僕も余裕が出てきた。だからコイツの出方次第ですね」と冷静に分析。2人とも力を抜けるようになり、楽しむ余裕ができたようだ。○■解散危機は一度もない同級生コンビのタカアンドトシは仲の良さも有名だが、解散危機はなかったのか尋ねると「本当にない」「多少のケンカはあっても、そこからコンビ解散に飛躍することはない」ときっぱり。お互いに心がけていることも特にはないそうだが、タカは「以前番組で交換日記みたいのをやって、『楽屋の洗面所で歯を磨いてペッてやるときに水しぶきがかかるから腰を曲げてやってくれ』って言われて、腰を曲げてやるようになりました」と細かいエピソードを披露。トシが「しょうもねーな!」と突っ込むと、「相手が嫌がることはしないっていうことですよ」と返した。○■「漫才が面白い」と言われるコンビで最後に、安定した地位を確立している2人の今後の目標は何か質問。タカは「ずっと出続けていられるようになりたいですけど、テレビが昔ほどメディアとしてダントツに強い時代ではなく、SNSもあったり、ネットの番組も増えていたり、どうなるかわからない。でも、テレビに出られなくなっても漫才をちゃんと極めておけば飯は食っていけるんじゃないかというところもあり、このツアーをやろうとなった」と漫才を磨いていくことを第一に。トシも「漫才で出てきた意識もありますから」と同じ気持ちで、「テレビは減ったり出ていたりというのがあると思いますが、安定して面白い漫才が常にできるような2人でいたい。そこがなくなると不安です。あいつら漫才面白くないよなって言われるのは一番しんどい。『タカトシの漫才面白いよね』って言ってもらえるコンビでありたい」と漫才への強い思いを明かした。■プロフィールタカアンドトシタカ(1976年4月3日生まれ、北海道出身)とトシ(1976年7月17日生まれ、北海道出身)のコンビ。中学の同級生で、1994年5月に結成。1997年に「全国吉本若手漫才」で優勝。『爆笑オンエアバトル』(NHK)のチャンピオン大会では、第7回(2005)と第8回(2006)の2年連続優勝。タカのボケにトシが「○○か!」とツッコミを入れる漫才でブレイクした。2016年には北海道観光大使に就任。東京進出後も地元・北海道での活動にも力を入れ、北海道ローカルの冠番組も持つ。
2019年06月19日お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞん(34)が日本テレビ系バラエティー番組「謎とき冒険バラエティー世界の果てまでイッテQ!」のロケ中に左足首を骨折したと、5月28日に同局が公表した。ロケは現地時間24日午後にインドで行われたもの。みやぞんは走って木の板を踏んでジャンプして火の輪をくぐるという挑戦で、着地する際に左足首をひねったとのこと。すぐにロケを中止して、病院で応急処置を受けて27日に帰国。左足首の左距骨の関節面から7ミリ程度の骨がかけており、骨折と診断。痛みが引くまで1~2週間程度で、約2カ月の治療期間を要する見込みだという。みやぞんは足に負担のかからない形で仕事を続けるというが、番組関係者はあることを危惧し始めているという。「昨年に『週刊文春』(文芸春秋)で祭り企画の“やらせ疑惑”を報じられ、現在は企画を中止しています。それもあってか、このところ裏番組のテレビ朝日系『ポツンと一軒家』の視聴率を下回ることが多くなってきていました。そんな焦りから『とにかく視聴率を!』という空気が強まっています。今回も重大なできごとですが、そのうち取り返しのつかない事態になるのではと危惧されていますね……」(日テレ関係者)人気番組はいま、重大な転機を向かえているといえそうだ。
2019年05月29日5月28日、お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞん(34)が『世界の果てまでイッテQ!』のインドロケで左足首を怪我したことが明らかになり話題になっている。各メディアの報道によると、日本テレビは「現地時間5月24日午後5時30分頃、『世界の果てまでイッテQ!』のインドでのロケ中にみやぞん(ANZEN漫才)さんがけがをしました」と発表。みやぞんが走って木の板を踏んでジャンプし、火の輪をくぐるという挑戦の際に、着地で左足首をひねったという。ただちにロケを中止し、病院で応急処置を受けたみやぞん。27日に帰国してあらためて診察を受けたところ、左足首の左距骨の関節面から7ミリ程度の骨がかけており「骨折」と診断されたという。みやぞんはの足の状態は痛みがひくまで1~2週間程度、約2カ月の治療期間を要する見込みだと伝えられている。怪我の発表がされると、みやぞんは自身のInstagaramで動画を投稿。「みやぞんです!今日も楽しく仕事をしております」と挨拶して「お騒がせしてすみません」と謝罪。「足の方なんですけどね、全然大丈夫ですから心配しないでください!」と笑顔を見せ、「今日も明るく楽しくやるぞ~やるぞ~やるぞ~!」とコメントした。この投稿は7万回再生され500を超えるコメントが寄せられている。コメント欄には《こんな風に動画を投稿してくださるみやぞんさん…すごく優しさを感じました》《無理なさらないで?どうぞ、お大事に》と心配するコメントが寄せられた。また番組に対しては《これでイッテQのこと批判する人いたらただじゃおかないから》《ゆっくり療養してまた頑張れみやぞん!!イッテQ!も楽しみにしてます》とみやぞんのファンだけあって好意的な意見がみられた。しかしネットでは《あー…器用な人だから、無茶振りされないか心配してたら…番組側も少し考えようぜ…みやぞんさん、お大事に…》《ついにテレビ局が原因でみやぞん大怪我したぞこれは慰謝料。みやぞんに怪我をさせたのは安全対策がなってない想定が甘いこれはテレビ局の落ち度》と局に苦言を呈するコメントも見られた。
2019年05月28日6月28日公開の映画『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』の公開アフレコが9日、都内のスタジオで行われ、榮倉奈々、ANZEN漫才のみやぞん、あらぽんが出席した。『アンパンマン』の生みの親でもあるやなせたかし氏の生誕100年記念作品となる本作は、『アンパンマン』の劇場版31作目。舞台となるアイスの国のバニラ姫とアンパンマンたちがアイスの国を救うために奮闘する、というストーリーだ。バニラ姫には榮倉奈々、バニラ姫の教育係・ジェラート大臣にはみやぞん、バイキンアイスロボ約にはあらぽんが担当している。バニラ姫の声を務めた榮倉は「子どもの頃からアンパンマンっ子でずっと見てましたし、私の子どもも大好きで、家で自慢できるお仕事でうれしかったです」とオファー時の感想を。また、ANZEN漫才の2人とはこの日が初対面で「今日初めましてですが、私がアフレコをやる時に(2人の)声が入っていたんですけど、本当に素晴らしいジェラード大臣でした。お陰ですごく楽しみながらやらせてもらいました」と好印象の様子。そんな榮倉についてみやぞんが「10年前に見ているんですが、その時から変わらずおキレイで謙虚で素敵だなと思いました」と称賛し、あらぽんも「実際に姫だなと思いましたよ。役もピッタリだしお姫様みたいな感じですごい素敵な方でした」と褒めちぎっていた。子どもたちにとって永遠のヒーローでもあり大人気のアンパンマンにちなんだ「自身にとってのアンパンマン的な存在は?」という質問に榮倉は「変わらずずっと相談させていただいているのは飯島直子さんです。女性らしいし色っぽい方ですが、母性があるというか私の中のヒーローという感じですね」と回答。続けて、本作で演じている、アイスクリームを一生懸命作り出そうとするバニラ姫に関連した「継続して努力しているものは?」という質問には「続けることって難しくて、一つのことを続けているというよりは、楽しむことを大事にしています。何事も楽しく出来るようにという気持ちは継続して頑張っていますね」と回答していた。映画『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』は、6月28日より全国公開。
2019年05月10日青春マンガの巨匠・森田まさのりの最新作“漫才漫画”「べしゃり暮らし」の連続ドラマ化が決定。主演の間宮祥太朗が渡辺大知と漫才コンビ役、劇団ひとりが連続ドラマの初演出に挑戦する。併せて、キャストによるコメント映像が到着した。■あらすじ主人公・上妻圭右は、学校一笑いに貪欲な“学園の爆笑王”。ある日、高校生ながら元プロの芸人だった辻本潤が大阪から圭右と同じクラスに転校してくる。初めはぶつかり合う2人だったが、やがて漫才コンビを組むことになって…!?■「ろくでなしBLUES」「ROOKIES」を生み出した人気漫画家・森田まさのり、渾身の最新作“漫才漫画”が初映像化原作者は、「ろくでなしBLUES」「ROOKIES」と、青春漫画の金字塔となる作品を生み出し、単行本累計7,500万部以上を記録した人気漫画家・森田まさのり。2005年から2006年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)、2007年からは「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載されてきた彼の渾身の最新作“漫才漫画”が今回、初めての映像化となる。演出を担当するのは、お笑い芸人としてはもちろん、小説家や映画監督としても知られる劇団ひとり。バラエティー番組のレギュラー5本、ラジオ、CMに出演するほか、初の小説「陰日向に咲く」が100万部を超えるベストセラーとなり、その映画化作品も大ヒットを記録。さらに2014年には自ら著した小説「青天の霹靂(へきれき)」で初めて監督を務めたほか、脚本・出演も務め、卓越した才能で活躍している。そんな彼が本作で連続ドラマの初演出に挑戦する。主人公・上妻圭右を演じるのは、若手実力派俳優の筆頭・間宮祥太朗。2008年にドラマ「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」で俳優デビューし、映画「闇金ウシジマくんザ・ファイナル」や「帝一の國」では強烈なキャラクターを見事に演じきり、演技力の高さに注目が集まっている。ドラマや映画、さらにCM出演と数多くの豊富な経験と確かな実力を持つ彼は、テレビ朝日での連続ドラマ主演は今回が初となる。そして、圭右の相方・辻本潤を演じるのは、渡辺大知。ロックバンド黒猫チェルシーのボーカルとしても活躍する一方、2009年に演技未経験にもかかわらず2,000人の中からオーディションで映画『色即ぜねれいしょん』の主演を勝ち取り俳優デビュー。同作品で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、以後『勝手にふるえてろ』「恋のツキ」「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」などさまざまな作品に出演する、唯一無二の存在感を放つ実力派俳優だ。今回到着した映像では、キャストの2人が漫才形式かつアドリブで、今回の出演決定について想いを語っている。■キャストコメント間宮祥太朗(上妻圭右役)原作が好きで、オファーを受けたときに嬉しさしかなかったと語る間宮さんは、実際に漫才の練習をしてみた感想について、「楽しいです。他の芸人役の演者さんたちは、かっちりしたネタを練習されていて大変な部分もあると思いますが、僕たちはアドリブの“べしゃり”が多いです。その場の空気感を大切にするために、あえてあまり練習をしない方がいいという劇団ひとりさんからの提案どおりに、何が起こるかわからない、一発本番の緊張感ある空気で撮影する予定です。」と語った。また、「この作品は、僕たちが演じる2人だけではなく、みんなが面白く、すごい生きざまがあります!たくさん笑った結果、“カッコいい”に行きつければ本当に嬉しいです。」と本作への意気込みを語っている。渡辺大知(辻本潤役)元々お笑いを見るのが好きだったと語る渡辺さんは、今回の役柄について「僕は高校の頃からバンドをやっていて、どうやったら音楽で食べていけるのかを真剣に考えていたので、そういうやりたいことに向かって突き進んできたところが、内容や役柄ともリンクしているように感じます。」と自身との共通点を語った。主演・演出の2人については、「(間宮さんは)パワフルなのにどこか繊細さを感じさせるところもあり、そういう部分が圭右っぽいですね。」「(劇団ひとりさんは)的確な演出をされる方です。まさにこの作品に出てくる登場人物のように、モノを作ることに対してすごく真摯。妥協せず、モノづくりのことを考えている方だと感じています。」とコメント。また、「お笑いをする人たちの青春の話ですが、笑いに限らず、そして年齢も関係なく、やりたいことに向かって突き進んでいく人たちのうずきというか、熱さみたいなものを感じ取ってもらいたいです。」と本作に込めた想いを語った。劇団ひとり(演出)今回の連続ドラマ演出について劇団ひとりさんは、「以前からやってみたかったので嬉しいです。」とコメント。また「早速、時間と予算の重圧に押し潰されそうな日々を送っておりますが、いい物を届けられるよう現場の皆さんと奮闘しております。」と現在の撮影状況も明かした。森田まさのり(原作者)「絶対漫画にできないと言われて、一度は連載を断念せざるを得なかった、このお笑いというジャンルですが、あんなにドラマチックな芸人さんたちが漫画にできないわけがないと信じていました。そして連載開始から今年で14年目を数える僕の最高傑作と自負するこの作品は、色んな方々のご尽力により、ついにテレビドラマ化を果たしました!」と喜びの声をあげた。また今回の映像化について、「生命を吹き込まれた圭右や辻本たちがどんな声で、どんなしゃべり方で笑わせに、また泣かせに来てくれるのか、楽しみで仕方ありません。」と期待のコメントを寄せた。若き漫才コンビの成長を追いながら様々な人間模様を描き出す、笑えて泣ける、熱き男たちの青春群像劇。才気あふれる2人が漫才師という役柄を通して、どのような化学反応を見せてくれるのか?続報にも期待したい。土曜ナイトドラマ「べしゃり暮らし」は7月、毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2019年04月26日●幼少期から変わらない2人の関係性『第46回NHK上方漫才コンテスト』(2016年)優勝、『M-1グランプリ2017』3位、そして昨年も敗者復活から『M-1グランプリ2018』で4位になるなど、多くの実績を残すお笑いコンビ・ミキ。そんな彼らは3月から全国ツアー『ミキ漫2019 全国ツアー』を開催する。兄弟でコンビを組むに至った経緯や、2人の関係性、そして漫才やラジオへの想いなどを語った。○■弟・亜生「お兄ちゃんは絶対やと思っています」――兄弟でコンビを組まれていますが、どのような経緯があったのですか。昴生:僕が先に芸人になって活動していました。亜生は社会人として働いていましたが、「しんどい、芸人になりたい」という夢があったらしく、相談されてコンビ結成にいたりましたね。――元々、お2人はお笑い好きだったんですか。昴生:好きでしたね。テレビもずっとお笑い番組を見ていましたし。亜生:『ごっつ』(『ダウンタウンのごっつええ感じ』)は一緒に見てましたね。僕はちょっと世代ではなかったんですが、お兄ちゃんの影響で見ていました。昴生:でも『ごっつ』を今見ると、「あの時、なんで笑ってたんやろ」って思いますね(笑)。「トカゲのおっさん」の哀愁とか、子どもからすれば訳が分からないはずなのに、当時は本当に理解して笑っていたのかなと思います。亜生:兄ちゃんもそれを言っているぐらいですから、僕はまったく分かってなかったです。「お兄ちゃんが笑ってる=面白い」と、笑っていましたね。○■兄弟の関係性は「すごくちゃんとしているかも」――そういった兄弟の関係性というのは、現在では変化しているんですか。亜生:いや、変わっていないです。基本的に僕の中では、お兄ちゃんは絶対やと思っていますね。昴生:変わらないですよね。舐めた口きいたらしばきますし(笑)。亜生:「お兄ちゃんが笑っているということは面白いんやな」ということは植え付けられています。昴生:いまだにやりますからね。ひな壇に座っていても、僕の顔を見て「笑っていいんやな」と笑いだすんです。亜生:小さい頃からのクセが抜けないんですよ。時々、僕だけ笑っていて「ヤバい」って(笑)。昴生:別にええねん! 笑っても。亜生:人の感性だから別にいいのに、ヤバいことしてると思っちゃうんです。昴生:楽屋の大部屋で僕が話していて、亜生は離れたところにいて聴こえてないのに、僕が笑ったりすると「ハハ!」って笑ったりしますから。亜生:心がこもってない笑いですよね。とりあえず笑っとけみたいな。僕が舞台とかでボケたときも一番最初にお兄ちゃんを見ますもん。これ笑ってくれてるのかなって。昴生:めっちゃ視線感じるわ~。亜生:今年31歳でこれやから、一生クセが抜けないでしょうね。ただ、そういった意味では、お兄ちゃんと弟という関係性がすごくちゃんとしているかもしれないです。昴生:兄ちゃんってまだ呼んでる段階でね。この年で兄ちゃんはなかなかですよ(笑)。●下積み時代は「ボロクソに言われた」――2012年にお2人はコンビ結成されて、2016年には『NHK上方漫才コンテスト』で優勝、その翌年には『M-1グランプリ』で3位になりました。結果だけを見ると、かなり順調なように感じます。昴生:コンビを組んで1カ月後にオーディション受かって、劇場のメンバーになれました。ただ、そこから賞を獲る4年間はしんどかったですね。劇場のメンバーから落ちて、また受かってを繰り返していたので。亜生:正直、最初の1カ月で受かった時に、「俺、キングコングになれる」って思いましたもん。すぐ売れるって。昴生:当時腐らなかったから、今の自分たちがあるなとは思いますね。亜生:作家さんとかに「漫才が古い」とかめちゃくちゃボロクソに言われてました。でも、お兄ちゃんは「変えへん」って言ったから、「じゃあ、これでやろう」と。そしたら、賞レースも取れたので、「ざまあみろ」と思いましたね(笑)。昴生:芯だけはブレたらアカンなと思っていました。ただ、霜降り明星とか和牛さんの新しい漫才を見ると、「このままじゃアカンかな」とブレそうになることもあったんですが(笑)。○■ミキが漫才で大事にしていること――大事にしている芯というのは、具体的にはどんなことですか。昴生:昔から変わっていないのは、「2人だけの会話を大事にしたい」ということです。みんなは新しいお笑いを作るのをすごく頑張っていますが、僕らはそれは無理やと思っていますし、昭和の古い漫才が好きなので。天才じゃないから、僕らの物差しで「無理せんとこ」と(笑)。いかに昔から受け継がれてきた伝統的な漫才を昇華して、その灯を絶やさないことが出来たらいいなと思っていますね。亜生:(笑)。「伝統の灯を絶やさない」とかカッコイイこと言いますよね(笑)。ホンマにインタビューでこういうことを残すんですよ。僕はそのたびに恥ずかしくなるんです(笑)。「人を傷つけない漫才をしたい」とか、そういうのを残したがるんですよ。昴生:「人を傷つけない漫才」って言って、1年間マジでしんどかったです(笑)。亜生:僕らの漫才を見て、「コイツら、伝統を受け継ぐやつか」と思われるのも(笑)。僕は純粋に漫才が楽しくなりましたね。舞台に出る前はしんどいと思っていても、出たらめちゃくちゃ楽しい。NGK(なんばグランド花月)でやった後とかも、絶対に袖で「ええわ~!」って言っちゃうんですよ。漫才をしていて鳥肌が立つような感覚です。●いつか東京でラジオをやりたい――昨年も様々な場でご活躍されたお2人ですが、個人的には『ミキのオールナイトニッポン0(ZERO)』や『爆笑問題カーボーイ』へのゲスト出演など、ラジオでのご活躍も印象的です。昴生:ラジオはやりたい仕事の1つですね。今もKBS京都で『ミキの兄弟でんぱ!』という番組をやっていますが、日曜のお昼放送なので、ちゃんと言葉を選んで話しています。ミキを好きな人は面白いと感じていただけると思いますが、『オールナイトニッポン』を聴いてくれた方には物足りないと思うんですよ。『オールナイトニッポン』はかなりアダルトな内容だったので(笑)。僕らもそういう内容にしようとは考えてなかったんですが、作家の(奥田)泰さんが仕向けるからああなってしまいました。亜生:でも、泰さんも僕らのことをすごく好いてくれて、台本もペライチで「2人はフリートークが面白いから、フリートークをしてください」と言ってくださってありがたいですね。ただ、内容は全部下ネタなんですが(笑)。――それこそ、奥田さんが作家として携わっている『オードリーのオールナイトニッポン』も、かなりフリートークが多いことで知られていますね。昴生:オカンは「あんなラジオやめて」と言ってましたが、オトンは「あれがラジオだ」と言ってました(笑)。僕らもいつか東京でラジオをやりたいですね。深夜の生放送ができれば最高です。亜生:生のラジオはやりたいですね。○■『爆笑問題カーボーイ』での裏話――『爆笑問題カーボーイ』に出演した際には、同番組の常連ハガキ職人「ひろだ☆つの」さんが、亜生さんと高校時代に同じサッカー部だったことが話題を呼びました。亜生:高校時代のサッカー部の先生が手紙をくれるというネタだったんですが、「なんでこれ知ってるの? インタビューでも言ったことないのに」ということばかりで。「怖いな」と思っていたところ、CM中にディレクターさんが「本名はこういう方で」と言ったときに「え~~!」と驚いて。僕らはただビックリでしたけど、リスナーさんや爆笑問題さんは感動してましたね。「え、そことそこ繋がってるの?」って。彼にもすぐ連絡したんですが、いつもネタを投稿している番組に後輩が出て、「めっちゃ感動した」と言ってましたね。昴生:実力はあるし、「作家に誘ったらええやん」って言ったんですけどね。ハガキ職人から作家になるパターンは結構ありますし。亜生:でも彼も他に夢中になっていることがあるので。そういうのを知っているくらい仲良いんですよ(笑)。――昨年、もっとも印象的なお仕事はなんですか。昴生:去年はやっぱり全国ツアー(『ミキ漫2018』)ですね。『M-1』の前でしたが、「「おっしゃ~! やり切った! 今年はこれでええわ」って思ったくらいです(笑)。かなりしんどかったんですが、「やって良かったな」という達成感がありましたね。――今年も全国ツアー『ミキ漫2019』が開催されます。意気込みをお聞かせください。昴生:昨年は「漫才を見てもらいたい」と思ってやりました。今年ももちろん漫才が中心ですが、2人をもっと見てもらいたいなと思っています。漫才の他にも、VTRを使ったりコーナーで2人で遊んだりという企画を考えています。亜生:去年と違うことをやりますので、ご期待ください。個人的にも、2019年は色々やってみる、チャレンジの1年にしたいですね。■ミキ兄・昴生、弟・亜生による兄弟漫才コンビ。2012年4月にコンビ結成後、2016年『第46回NHK上方漫才コンテスト』優勝、2017年『M-1グランプリ2017』3位。コンビとして『ミキの兄弟でんぱ!』(KBS京都ラジオ)などに出演中。■ミキ漫2019 全国ツアー【料金】前売3,000円/当日3,500円3月22日(金)東京:銀座ブロッサム 中央会館4月5日(金)愛知:日本特殊陶業市民会館5月1日(水)鹿児島:鹿児島県民交流センター 県民ホール5月19日(日)岩手:盛岡劇場 メインホール6月2日(日)愛媛:内子座6月23日(日)北海道:道新ホール7月6日(土)福岡:ももちパレス 大ホール7月15日(月・祝)富山:富山県民会館8月4日(日)島根:島根県民会館 中ホール8月25日(日)長野:北野文芸座9月29日(日)大阪:新歌舞伎座※チケットに関する詳細はチケットよしもとホームページ。
2019年02月06日お笑いタレント・ビートたけしが認めた若手芸人をたけし自ら表彰する漫才コンテスト「ビートたけし杯 漫才日本一」が28日、東京・浅草の東洋館で行われ、マッハスピード豪速球が優勝した。たけしが名誉顧問を務める「江戸まちたいとう芸楽祭」の一環で行われた同コンテストは、“その日一番ウケたヤツ”が優勝というもの。初開催の今回、芸歴10年以下の若手漫才コンビ31組がエントリーし、映像審査で選出されたオッパショ石、がじゅまる、ヤマメ、ブラットピーク、ゆかりてるみ、いい塩梅、マッハスピード豪速球、キープランニング、ザ・パーフェクト、モンローズの10組が本戦に出場した。観客投票、放送作家の高田文夫氏、お笑いコンビのナイツの審査により、優勝に輝いたのはマッハスピード豪速球。たけしによって発表されると、2人は「やったー!」と喜びを爆発させた。昨年5月までオフィス北野に所属し、現在はフリーで活動しているコンビで、それを知るとたけしは「選ぶんじゃなかった」と笑いを誘った。マッハスピード豪速球は「オフィス北野にいた時にたけしさんに1回挨拶できたことがあって、その時に『漫才師か?』と聞かれて『コント師です』って答えたら『あ、そっか』って。あのとき『漫才師です』って言ってたら何かあったのかなと思って、そこから漫才を始めた」と、たけしがきっかけで漫才を始めたと告白。「そうしたら、たけしさんがオフィス北野からいなくなっちゃって、一生見せられないんじゃないかなと思ったら、今日の話がきて、優勝して本当にうれしいです」と喜びを語った。たけしは、「浅草を中心に関東の漫才ブームがくればいいなと思って」と同コンテストを立ち上げた思いを告白。マッハスピード豪速球の優勝に「第1回でうまいチャンピオンも出た。盛り上がってうれしい」と満足の様子で、「基本的にはなんの評論もなく、ただウケたヤツ、おもしろい人にあげようということ。客席もお客さんも我々もみんな順位が同じだったので、笑いっていうのは面白いと思ったらみんなが面白いって思うんだろうなと思った」と語った。見届け人として宮藤官九郎、服部征夫(台東区長)も登場した。
2019年01月29日お笑い芸人・ANZEN漫才のみやぞん(33)が1月24日、アメーバブログで公式ブログを開設。音声と文字を投稿できる「こえのブログ」でブログを初投稿した。みやぞんは『自己紹介』と題し、エントリー。「皆さん初めましてANZEN漫才のみやぞんです。お笑い芸人をやっていて今年で33歳になります」と挨拶した。つづけて「今日からこの声のブログをはじめます。三日坊主いや4日坊主にならないように頑張りますので皆さんよろしくお願いします」と意気込んだ。音声では「みなっ、みなっ……」と開始からつまづいたり、最後は「切りまーす!」という声も録音されており、みやぞんワールド全開。ファンからは「今人間で一番の癒し」「楽しみにしてます!」「みやぞんの声が大好きなので毎日聴けるなら嬉しいな」と開設を喜ぶコメントが寄せられている。
2019年01月24日お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞん(33)が24日、アメブロにてブログを開設した。「自己紹介」と題して初めてブログを更新。同日、スマートフォンブラウザで先行リリースした声で手軽にブログ投稿ができるアメブロの新機能「こえのブログ」を使って投稿した。「みな、みな、皆さん初めましてこんにちは ANZEN漫才のみやぞんです お笑い芸人をやっていて今年で33歳になります」と元気よくあいさつ。続けて、「今日からこの声のブログをはじめます」と宣言し、「三日坊主いや4日坊主にならないように頑張りますので皆さん応援よろしくお願いしまーす」と決意を語った。ファンからは「結構早口だなー笑」「声を聞くだけでほっこり」「声を聞くだけで元気が出ます!」「ブログでもみやぞんさんのこえを聞けるの、嬉しいです~!」「みやぞん!!!待ってました!」「イッテQのロケ先での更新お待ちしてます」「本当に可愛くて大好き」「楽しみにしてるので三日坊主にならないことを願います」「めちゃめちゃ嬉しい」などとコメントが寄せられている。
2019年01月24日2017年に初演され、大好評を博した舞台『夫婦漫才』が、待望の再演だ。妻として漫才師として明るく生きる信子に大地真央、その夫の伸郎に中村梅雀という最強コンビ。さらに川崎麻世のほか、村上ショージ、竹内都子、正司花江といった漫才界を肌で知る面々や、上杉祥三、吉沢京子ら手練のメンバー、大地と宝塚の同期で、在団中はいぶし銀の演技で魅せた未沙のえるなど、初演メンバーも再集結。そこに今回初参加の野添義弘が加わり、盤石の役者陣で挑む。【チケット情報はこちら】昭和初期の大阪。幼なじみとして育った信子(大地)と伸郎(梅雀)は、「のぶ」コンビとして長屋の人気者だ。戦後になり、晴れて夫婦となったふたりだったが、昼も夜も働き詰めで家事にも奮闘する信子にくらべ、伸郎は定職にも就かずフラフラ。自然と口喧嘩も多くなるが、明るい掛け合い漫才のような様子が評判を呼び、ついには芸能プロダクションがスカウトに訪れる。漫才師となった信子と伸郎は、高度成長期とテレビ黄金時代に乗って、売れっ子になっていくが……。初演時は、「現代に近い日本人を舞台で演じるのは初めて、関西弁でセリフを言うのも、宝塚のトップお披露目公演以来」だったという大地。それだけに、初演の好評を受けての再演は「本当に嬉しくて、お客様の再演希望が後押しとなりました。再演では、よりパワーアップしたものをお見せできるよう、お稽古に励みたいと思います」と意気込む。中でも注目されるのは、やはり梅雀との漫才シーンだ。「今回も大阪公演があるので、笑いの本場でご覧いただく緊張感はありますが、ここでの“漫才”は、信子と伸郎の会話の中から出来上がったもの。より自然な“おもろい夫婦”を目指したいですね。梅雀さんとは『夫が多すぎて』、そして『夫婦漫才』初演と、今回で3度目の共演。さらに息の合った夫婦ぶりをご覧いただけるはずです」と大地は笑う。その言葉通り、漫才が本作の横糸だとすれば、縦糸は夫婦の愛のドラマだ。「戦前から始まり、昭和、平成の時代にかけて夫を支えて生きた信子は、とても愛情の深い人。そこに日本人の持つ強さや優しさが見えるから、お客様はご自身と重ね合わせて感動していただけるのだと思います」と大地は語る。再演を得て、東京会場となる明治座に新たなレパートリーが加わった予感だ。「歴史がある明治座は、味わいがあって大好きな劇場です。ロビーに並んだお土産屋さんをのぞくのも楽しいですね。老若男女問わず、ご夫婦でも独身でも、お友達同士でもおひとりでも、思いきり笑って泣いて、心が温かくなる作品ですので、ぜひ劇場にお越しください!」公演は2月8日(金)から17日(日)まで、東京・明治座にて。その後全国を周る。取材・文:佐藤さくら※川崎麻世の「崎」は立つ崎が正式表記
2018年12月17日ウーマンラッシュアワーが12月9日、「THE MANZAI 2018」(フジテレビ系)に出演。社会問題を盛り込んだ漫才を披露し、大きな反響を呼んでいる。特に、終盤の村本大輔(38)による問題定義が評判だ。村本は得意の早口で「LGBTの人たちにカミングアウトという言葉を使わせている。自分が自分のことを言うのにカミングアウトという言葉を使わせている社会は普通じゃない」「沖縄の海ってだれのもの?日本のもの?アメリカのもの?違う。沖縄県民のものなんです。今こそ沖縄県民の怒りの声に耳を傾けるべき」とまくし立てた。さらに「この漫才は1人でもできる」と差し込み相方・中川パラダイス(37)で笑いを取ると、「漫才師だから最後は笑いに変えたけど、笑って誤魔化すなよ」と言い切って去っていった。Twitterでは賛同の声が上がっている。《ウーマンラッシュアワー、「BTSを不謹慎だと叩くなら、いまこそ被爆者の気持ちに寄り添おう」とか、時事ネタを入れつつ最後の「笑って誤魔化すなよ」は本当に刺さった》《同調圧力、予定調和に乗っかって、弱者を見てみぬフリして笑ってんじゃねぇって話》《日々のニュースやワイドショーよりよっぽど「ニュース」してるのだけは確かだ》いっぽうでその内容から《ウーマンのはちょっと笑えん。漫才として成立してなくない?》《漫才を披露するとこで自分の偏った政治的意見を言うこと自体が間違ってるだろ》《言いたいことを早口でまくし立ててるだけでしょ》といった声も。しかし賛同派はこう述べている。《ウーマンラッシュアワーは漫才の体はなしてないかもしれないけど、嫌いじゃない》《ちゃんと聞いてみたら、否定してるんじゃなくて、関心を持てって言われてる気がした》《風刺と言っていいのかはわからないけど、また次の漫才も楽しみだなと思った》放送終了後、村本はTwitterを更新。「僕の漫才には知り合った人の怒りがあります。朝鮮学校の生徒さん、沖縄の劇場のスタッフさん、被災地で知り合った人など。センターマイクの前に1人でも人がいたら僕の居場所です」「またおれの思う漫才を作ります。ありがとうございました」と感謝の気持ちを述べている。
2018年12月10日8月25日・26日に放送される『24時間テレビ41~愛は地球は救う~』(日本テレビ系)で番組史上初のトライアスロンに挑戦するANZEN漫才みやぞん(33)。「実はスタッフたちが心配しているのは『果たして無事に完走できるのか?』ということではなく、『運動能力が高すぎて、早くゴールしすぎてしまうのではないか』『苦しげな表情もあまり見せないのであまり盛り上がらないのではないか』ということなのです」(テレビ局関係者)そんな彼を14年も前から、応援し続けている女性たちがいる。ソプラノ歌手の田口芳子さん(74)と、女優の鷹觜喜洋子さん(68)だ。実はみやぞんは19歳のころから3年間ほど『常笑気流歌劇団』で、“俳優・DAI”として活動していたことがあったのだ。鷹觜さんは言う。「彼の出身地でもある足立区をベースに活動していた『常笑気流歌劇団』には、小学生ぐらいの子供から年配の方まで、幅広い年齢の人々が所属していました。演技だけではなく、歌ったり踊ったりと、ミュージカル要素も重視していた劇団です。劇団の仲間は、親しみをこめて彼のことを“大ちゃん”と呼んでいました」田口さんは歌唱指導、そして鷹觜さんは歌唱と演技の指導を担当していた。恩師たちから見て、“俳優・DAI”はどんな存在だったのだろうか?鷹觜さんが続ける。「大ちゃんは演技力という意味ではあんまり……(笑)。まぁ若いですからね、ただ最初は、大丈夫かな?というレベルなのに、教えると意外に器用なのか、いつのまにかそつなくこなすようになるんです。それは立派だと思っていました。それに彼の場合は“将来はお笑い芸人になりたい”という意思を明確に持っていました。だから演出担当者もその気持ちを汲んで、毎舞台、彼のための見せ場を用意していたんです。セリフを決めずに彼がアドリブで観客を笑わせるという試みでした。……でも、観客は誰も笑ってくれなくてね」演技力はイマイチだったというが、子供たちからの人気は絶大だったという。鷹觜さんは「大ちゃんが入団したばかりのころは、“ずいぶん若いパパだなぁ”と勘違いしたことがありました」と懐かしそうに語った。田口さんもこう言って微笑む。「子連れの女性劇団員がいたのですけれど、大ちゃんが彼女の子供をずっと面倒みていたので、私もほかのみんなもてっきり親子だと思っていました。ごく自然な感じで接していたし、子供もすごく大ちゃんになついていたんです。表裏のないキャラクターはとても貴重で、子供たちにもそれがわかるのでしょうね。彼には天性の“人を和ませる才能”がありました。あの笑顔で周りがみんな助けたくなってしまうんです。高いハードルがあっても、『え~』とは言っても『嫌だ』とは言わない。気がつくと何でも乗り越えているんです。だから今回の24時間トライアスロンも、何だかんだ笑顔で完走する気がしています」昔から“愛され力”はピカイチだったみやぞん。恩師たちも彼の力走・力泳を楽しみにしていた。
2018年08月24日いま最も勢いのある漫才師・千鳥が贈る、年に1度のスペシャルステージ『千鳥の大漫才』。年々人気に拍車がかかり、今では開催の度に満員御礼と、大好評を博している本公演。今年はこれまでの開催地である東京、大阪に加え、広島、福岡もめぐる4都市での開催が決定した。「千鳥の大漫才2018」チケット情報バラエティ、CM等で今や飛ぶ鳥を落とす勢いの彼らが、漫才番長としての実力をたっぷりと見せつける新作漫才、そして昨年の単独ライブで話題を呼んだスペシャル企画など、今回も“クセがすごい”と唸らずにはいられないラインナップでお届けする。公演は、10月11日(木)東京・中野サンプラザ、11月8日(木)広島・JMSアステールプラザ大ホール、11月15日(木)大阪・梅田芸術劇場メインホール、11月29日(木)福岡・博多座にて開催。チケットは8月11日(土・祝)10:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、チケットぴあでは7月28日(土)10:00よりプレリザーブの受付を開始。『千鳥の大漫才2018』【東京公演】日時:10月11日(木) 18:15開場 19:00開演会場:中野サンプラザ料金:5800円(全席指定)※5歳以上有料、4歳以下ひざ上無料(座席が必要な場合は有料)。【広島公演】日時:11月8日(木) 18:15開場 19:00開演会場:JMSアステールプラザ大ホール料金:5800円(全席指定)※5歳以上有料、4歳以下ひざ上無料(座席が必要な場合は有料)。【大阪公演】日時:11月15日(木) 18:15開場 19:00開演会場:梅田芸術劇場メインホール料金:5800円(全席指定)※5歳以上有料、4歳以下ひざ上無料(座席が必要な場合は有料)。【福岡公演】日時:11月29日(木) 18:00開場 19:00開演会場:博多座料金:5800円(全席指定)※4歳以上入場可(有料/ひざ上不可)。
2018年07月16日ANZEN漫才・みやぞん(33)が8月に放送される「24時間テレビ41」(日本テレビ系)のチャリティーランナーに6月3日決定。反響を呼んでいる。 同日放送の「世界の果てまでイッテQ!」(同局)にて発表された今回の起用。さらに今年はマラソンだけでなく、水泳や自転車も加わったトライアスロン方式であるとも判明。例年以上に“ハード”と予想されるが、みやぞんはこう意気込む。 「どんなことがあったとしても明るく楽しく、苦しいとは思いますけど、やれるだけやってみようと思います!やるぞー!やるぞー!やるぞー! 」 イッテQで過酷ロケの続くみやぞん は、現在も番組中で「45度あります」「ダチョウが走っています」と表現したエチオピアに滞在中。4月の放送でも、「インドの虹の滝の下で1曲歌う」というミッションのために片道一週間の旅へ。行く先々に待つ、眠れない寝台列車や6,000段の階段といった過酷な環境に耐え見事達成。ロケ中には「自分の機嫌は自分で取って、人に取ってもらおうとしない!」と自らを鼓舞し、“金言”と話題を呼んでいた。 ファンからは過酷な仕事の続くみやぞんを心配する声とともに、エールが上がっている。 《最初は心配でたまらなかったけど、みやぞんが頑張るときめたのだから、心の底から応援するよ 大変だろうけど、体だけは壊さないでね》《何でもできて当たり前と思われてる人のプレッシャーって想像を絶するものだと思います。その重圧と闘いながらも笑顔を絶やさないみやぞんを心から尊敬しているよ。今回のチャレンジ、体が心配だけど、全力で応援するね》《みやぞん忙しすぎて心配ですが、応援しております!!健康第一で頑張って下さい!》 翌4日、相方・あらぽん(32)が「PON!」(同局)に出演。みやぞんの起用について「知らなかった。ドキドキしながらテレビで知った」とし、「あらぽんと2人で走る気持ちでやるぜ!」というみやぞん からのLINEを公開。さらに「最近太り気味。作ったスーツがパンパン」とみやぞんがストレスと多忙から過食気味であるとも明かしつつ、「(みやぞん を)支えます。ひょうたんで首の後ろを冷やしてあげたい」と独特の表現でサポートを誓った。
2018年06月04日