リコーは31日、A4モノクロ複合機「MP 401 SPF」、「SP 4510SF」、「SP 3610SF」、およびA4モノクロプリンタ「SP 4510」、「SP 4500」、「SP 3610」の合計6モデルを発表した。8月5日に発売し、価格(税別)は64,800円から。○MP 401 SPF / SP 4510SF「MP 401 SPF」は、印刷速度が40枚/分のA4モノクロ複合機。価格は350,000円(税別)。原稿の読み取り速度も30ページ/分となっている高速モデル。描画部にLED機構を採用することで光照射距離を短縮。本体の高さと奥行きを抑えコンパクトな本体となった。自動両面印刷機能を搭載し、給紙容量は標準トレイに500枚。オプションを含めた最大給紙容量は1,600枚。操作用として4.3型のカラー液晶タッチパネルを装備する。主な仕様は、印刷方式がLEDアレイ+乾式1成分電子写真方式、印刷解像度が最大1,200×1,200dpi、ウォームアップタイムが19秒以下(スリープモードからの復帰時:10秒以下)、ファーストプリントタイムが5秒以下。本体サイズはW419×D427×H484mmmm。保守形態が、カウンター式保守契約となっている。「SP 4510SF」は、保守形態が年間保守契約になっているモデル。価格はオープン。複合機としての機能は「MP 401 SPF」とほぼ共通。○SP 3610SF「SP 3610SF」は、印刷速度が30枚/分、スキャン速度が20ページ/分のモデル。価格はオープン。自動両面印刷やスキャンなどの機能は「SP 4510SF」に準ずる。主な相違点は、ファーストプリントタイムが6.5秒以下、給紙容量が標準トレイに250枚、オプションを含めた最大給紙容量が850枚、操作パネルが4行LCDであることなど。本体サイズはW400×D392×H406mmmm。保守形態は年間保守契約。○SP 4510「SP 4510」は印刷速度が40枚/分のA4モノクロプリンタ。価格は75,800円(税別)。「MP 401 SPF」をベースに、プリンタ機能のみとしたモデルで、プリント性能は「MP 401 SPF」とほぼ共通。操作パネルは4行LCDとなっている。印刷耐久性は60万ページ。ICカードを用いた個人認証への対応やHDD搭載時の暗号化、コピー抑止のための地紋印刷など、セキュリティ面にも配慮されている。本体サイズはW370×D392×H306mmmm。保守形態は年間守契約。○SP 4500「SP 4500」は印刷速度が30枚/分のA4モノクロプリンタ。価格は64,800円(税別)。印刷速度以外の仕様は「SP 4510」とほぼ共通。○SP 3610「SP 3610」は、印刷速度が30枚/分のA4モノクロプリンタ。価格はオープン。プリンタとしての仕様は「SP 3610SF」とほぼ共通。本体サイズはW370×D392×H258mmmm。
2015年07月31日Freescale Semiconductorは、ARM Cortex-A7およびCortex-M4コアを搭載したアプリケーションプロセッサ「i.MX 7シリーズ」を発表した。同シリーズは、i.MX 7Soloファミリとi.MX 7Dualファミリの2ファミリが第一弾製品としてラインアップされており、いずれも最大1GHz動作のCortex-A7と、最大266MHz動作のCortex-M4コアを搭載。コア電力効率は最大15.7DMIPS/mWとするほか、LPSR(低消費電力状態保持)モード時の消費電力250μWを提供するとしている。また2種類のコアは、必要に応じて個別に電源投入が可能。第4世代EPDコントローラも統合しており、これまで継続して行ってきた電子書籍端末市場向けサポートも継続されている。さらに同社では、コンパニオン・チップであるパワーマネジメントIC(PMIC)「PF3000」を組み合わせることで、ウェアラブル・コンピューティングやIoTに向けたセキュアかつ高い電力効率の製品を実現できるようになるとしている。すでにi.MX 7はサンプル出荷を、PF3000は量産出荷をそれぞれ開始しており、評価ボードなども利用可能となっている。
2015年07月10日エプソンは4日、ビジネスインクジェットプリンタの新製品としてA4複合機「PX-M860F」、A4プリンタ「PX-S860」を発表した。7月下旬から発売し、価格はオープン。店頭予想価格はPX-M860Fが70,000円台後半、PX-S860が50,000円台後半。○PX-M860FPX-M860Fは、印刷コスト(A4普通紙)が、カラーで約6.1円/枚、モノクロで約1.8円/枚のA4ビジネスインクジェット複合機。インクは水に強く、マーカーにもにじみにくい高発色顔料インクを採用。インクカートリッジのサイズは、MサイズとLサイズが用意されている。大容量のLサイズを使うとモノクロの場合、約5,000枚の印刷が可能。動作時の消費電力も約32Wと低い。ADFの容量は50枚で、自動両面読み取りに対応。コピー機能やプリンタ機能も自動両面印刷に対応している。操作パネルは4.3型のカラータッチパネル。また、ファックス機能を充実させ、パネル上でプレビューしてから送信する「見てからファックス送信」、受信したファックスを画面で確認してから印刷できる「見てからファックス印刷」機能などを搭載している。主な仕様は、印刷方式がPrecisionCoreインクジェット方式、プリンタ機能の印刷解像度が最高4,800×1,200dpi。対応用紙サイズはA4サイズまで。ファーストプリントタイムは約7秒、印刷速度はカラー、モノクロともに約16ipm(A4)。標準用紙カセットには最大500枚、背面のMPトレイには最大80枚の用紙をセットできる。スキャン機能は、読み取り解像度が最大9,600dpi、読み取りサイズが最大216×355mm。インタフェースはUSB 2.0、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW516×D756×H540mm(使用時)、重量は約31.6kg。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.6.8以降。○PX-S860PX-S860は、2.2型のモノクロパネルを装備するA4カラープリンタ。ファックスとスキャナの機能が省かれる以外は、上記の「PX-M860F」とほぼ共通。本体サイズはW478×D756×540Hmm(使用時)、重量は約23.6kg。
2015年06月04日アッションは6月2日、Webサイトを最適化するA/Bテストツール「Visual Website Optimizer(VWO)」を提供するインドのWingifyとの独占提携に基づき、VWOの日本語版を正式にリリースした。VWOは、ヒートマップ機能も提供するA/Bテストツールで、世界4,500社、日本国内340社以上が導入する。これまで、管理画面が英語である点が日本企業の導入障壁となっていたが、今回のアップデートによりその言語ハードルを解消したという。また、アッションはVWOの提供のほか、日本語によるテクニカルサポートや、利用者向けコンサルティングサービスを実施。料金は、ツール利用料が月額10万円(税別)~で、同プランには、無制限のテクニカルサポートと無制限のサブアカウント・登録ユーザーの作成、ツール活用事例の共有、特別セミナーへの招待等を含む。なお、コンサルティングサービスはオプションとして準備されており、料金はサイト規模に応じて都度見積りだという。
2015年06月03日キヤノンマーケティングジャパンは21日、ドキュメントスキャナ「imageFORMULA」シリーズの新製品として、高速スキャンと用紙の搬送力に優れたA4対応モデル「DR-C240」を発表した。5月28日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格(税別)は49,800円前後。A4サイズ対応のドキュメントスキャナ。自動両面スキャンに対応し、カラーで30枚/分、モノクロで45枚/分(A4縦200dpi時)とスキャンが高速。原稿の重送を検知する「超音波重送検知」を搭載し、重送による読み取りエラーを抑止する「リタード方式」を採用。個人はもとより、店舗や店頭窓口といった業務用途で威力を発揮するとしている。ADFの給紙性能も向上しており、普通紙のほか、薄紙 / カード / パスポートなどもスキャン可能。発注書 / 領収書 / 名刺などもスムーズに連続読み込みできる。頻繁に利用するモードや操作を最大9件まで登録でき、本体の操作パネルから実行可能。電源をオフにした時点で使用していたジョブを記憶する機能も搭載しており、スキャンを一時的に中断して再開するときなど、設定を気にすることなく作業に戻れる。操作パネルには DFR(DoubleFeedRelease)ボタンを搭載。付箋紙が貼られた原稿や封筒などが重送と検知されたときに押すことで、スキャンを継続できる。スキャンソフトには「CapturePerfect3.1」を同梱。ファイルの暗号化やファイル名の自動生成などをサポートし、1回のスキャンで複数の画像を生成できるマルチストリームに対応する。主な仕様は、イメージセンサーがCIS、光学解像度が600dpi、光源がLED。対応原稿サイズは幅が50.8mm~216mm、長さが54~356mm、長尺紙が最大3.000mm。最大トレイ積載量は60枚。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズはトレイを閉じた状態でW291×D253×H231mm、トレイを開けた状態でW291×D603×H363210mm、重量は約2.8kg。
2015年05月25日NECは20日、業務用ページプリンタ「MultiWriter」シリーズとして、A4モノクロモデル「MultiWriter 5150」と「MultiWriter 5140」の2モデルを発表した。7月14日より出荷を開始する。価格(税別)は「MultiWriter 5150」が39,800円、「MultiWriter 5140」が34,800円。○MultiWriter 5150「MultiWriter 5150」は、きょう体の高さが500mlのペットボトルよりも低いA4コンパクトページプリンタ。印刷速度が従来モデルよりも約40%高速化しており、A4サイズで約30枚分での印刷が可能。両面印刷にも対応する。ファーストプリントタイムが約10秒、ウォームアップタイムが27秒。無線LANインタフェースも標準で搭載しており、様々な業務に柔軟に対応できる。主な仕様は、プリント方式がレーザービーム乾式電子写真方式(半導体レーザ)、最大解像度が2,400×600dpi相当。対応用紙サイズはA4サイズまで。標準トレイに普通紙250枚、手差しトレイに普通紙1枚をセット可能。インタフェースは10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW356×D360×H186mm、重量は6.8kg(消耗品含む)。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.7.5以降。○MultiWriter 5140「MultiWriter 5140」は無線LAN環境を標準で搭載しないモデル。印刷速度が26枚/分となっている。それ以外の仕様は「MultiWriter 5150」とほぼ共通。
2015年05月21日エスエス製薬は、解熱鎮痛薬「イブA錠(24錠)」の限定パッケージ第4弾として、アートディレクターの増田セバスチャンがデザインしたパッケージ2種を数量限定で発売した。出荷開始日は5月18日。希望小売価格は810円。「イブA錠」限定パッケージは、初めて自分で解熱鎮痛剤を購入しようとする若い女性を対象に、自分にあった解熱鎮痛薬を楽しく選び、前向きに対処してほしいとの思いを込め、2013年5月より展開。第1弾・第2弾はタレントのローラが、第3弾は写真家で映画監督の蜷川実花がデザインを担当し、好評を得ていたという。今回発売された第4弾パッケージでは、原宿Kawaiiカルチャーの第一人者であるアートディレクター・増田セバスチャンがデザインを担当。ボードに素材やモチーフを接着し撮影するという同氏独自の手法を用いて、"ポップで持ち歩きたくなるパッケージ"をコンセプトとした「CUTE版」と「COOL版」の2種類を制作した。CUTE版は毛糸やファーを使用したデザインで、柔らかく痛みを軽減してくれるようなイメージに、一方のCOOL版は透明感のあるビーズやモチーフを使用したデザインで、スーッと痛みが引いていく涼しげなイメージを表現したという。
2015年05月19日パナソニックはウェアラブルカメラ「HX-A1H」の発売日を6月11日延期することを発表した。発表当初は5月21日を発売予定日としていた。延期の理由については、「ソフトウェア開発の遅れのため」としている。HX-A1Hは、重さわずか45gのウェアラブルカメラ。フルHD(1,920×1,080/30p)の動画撮影に対応している。価格はオープンで、推定市場価格は税別30,000円前後。パナソニックはこれまで、本体部とカメラ部を分けたスタイルのウェアラブルカメラを展開してきたが、「HX-A1H」では一体型スタイルを採用。φ26×L83.1mmのカメラ部にバッテリーと本体機能を収め、ゴルフボールとほぼ同じ45gの軽さを実現した。なお、拡張バッテリー「VW-BTA1」など、HX-A1Hの純正アクセサリーについても発売日を6月11日に延期する。
2015年05月15日エプソンは5月13日、2014年8月から提供を開始しているプリントサービス「エプソンのスマートチャージ」に、従来のA3複合機に加え、新たにA4複合機、A3プリンタ、A4プリンタの3モデルを追加し、A4プリンタは月額使用料が5千円(税別)から提供すると発表した。6月中旬から順次提供を開始する予定だ。従来の「エプソンのスマートチャージ」は、本体・インク・保守サービス込みのオールインワンで月額1万円(税別)からの低価格な基本使用料金で利用できる製品。また、購入者自身によるインク購入や交換も不要で、消耗品管理が必要ない。今回は新たにA4複合機、A3プリンタ、A4プリンタをラインアップに加え、コピー・ファクス(オプション)・スキャン機能を利用している場合も、プリントのみ利用している場合も、必要サイズや用途にあわせて製品を選択できるようになった。A4複合機は、基本使用料が月額6千円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ1,000枚/カラー400枚のスタンダートBプランか、モノクロ/カラーそれぞれ700枚のフルカラーBプランが選べる。カセット2段(給紙枚数831枚)のベーシックなA3プリンタは、基本使用料が月額8千円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ2,000枚/カラー600枚のスタンダートBプランか、モノクロ/カラーそれぞれ1,000枚のフルカラーBプランが選べる。カセット4段のフルセットだと、基本使用料が月額1万円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ2,400枚/カラー720枚のスタンダートFプランか、モノクロ/カラーそれぞれ1,200枚のフルカラーFプランが選べる。A4プリンタは、基本使用料が月額5千円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ1,000枚/カラー400枚のスタンダートBプランか、モノクロ/カラーそれぞれ700枚のフルカラーBプランが選べる。エプソン販売 取締役 販売推進本部長の鈴村文徳氏は、発売からの同製品の反応について次のように語った。「コストや手間・煩わしさなどの課題を抱えているお客さまにとって、『エプソンのスマートチャージ』はコスト削減やインク交換の手間の払拭、インク購入の工数削減を実現してきた。また、導入費0円、月額1万円からという公平な価格設定によって、早くに導入を決定いただけるケースが多い」セイコーエプソン プリンタ事業部 プリンタ事業戦略推進部長の吉田潤吉氏は、同製品の戦略について次のように語った。「従来のA3複合機ではコピー市場のみをターゲットとしていたが、今回のラインアップ拡充によって、プリンタ市場も視野に入れていく」また、ページプリンタやインクジェットプリンタを利用している顧客に対してリプレイスや、既存複合機への追加導入を提案していくという。「旧製品であるページプリンタ『LP-S820』だと、トナーや感光体を36本消費するところを、『エプソンのスマートチャージ』A4プリンタだと、インク4本分でカバーできる。また、消費電力も旧製品は最大電力1,100W以下に対して、新製品だと100W以下と、環境負荷の低減が可能だ。カラー出力費用をみても、旧製品は1枚あたり約12.4円だったのに対して、新製品は1枚あたり約5円となる。インクジェットプリンタについても、消耗品管理の軽減、カラー出力時の低コスト化を実現させ、さらに生産性を向上させている。旧製品『PX-205』と比べると、旧製品の印刷スピードはカラーが9.5ipm、モノクロが15ipmに対して、新製品はカラーもモノクロも20ipmとなっている」(吉田氏)エプソン販売 販売推進本部 BP MD部 部長の北村光一氏は、同製品の販売戦略について、次のように説明した。「2014年度末時点で、同製品の導入件数は250社。ラインアップを広げたことによって、複合機との分散配置やグループ割引などの提案ができるようになった今年度は、1社あたりの販売台数を増やしていきたい」今年度の販売目標台数は3万2千台と掲げられた。今回の新製品の価格や詳細は下記のとおり。
2015年05月14日アウディ ジャパン(アウディ)は5月12日、プレミアムコンパクトカーAudi A1およびA1 Sportbackの装備、仕様を一部変更し、6月18日より発売すると発表した。今回の改良、仕様変更では両モデルに新開発の直列3気筒直噴ターボ1.0 TFS1エンジンを新たに導入。同社にとって初めての3気筒エンジンとなり、最高出力95ps、最大トルク160Nmを発揮し、JC08モード年燃費は22.9km/lを達成した。また、2014年より導入した気筒休止システムCylinder on Demandを備えた1.4TFSIエンジンは140psから150psへと出力が向上。いずれのエンジンも7速Sトロニックを組み合わせ、新燃費基準である2020年度燃費基準を達成しているため、エコカー減税対象車となる。エクステリアではヘッドライトやLEDテールランプ、前後バンパーやワイドになったシングルフレームグリルなどのデザインを変更、全長が20mm長くなりよりシャープで力強い印象となった。インテリアではアルミニウムルックやハイグロスブラックの装飾を増やし上質さを高めた。また、電動パワーステアリングを新たに採用し、燃費向上と高い走行安定性を実現。1.4TFSI Cylinder on Demand には、アウディドライブセレクトを標準装備している。安全面では、衝突のあとに自動的にブレーキをかけて二次衝突の危険を防ぐマルチコリジョンブレーキが採用された。さらに、新グレードとしてスポーツシートやスポーツサスペンションなどを備えた「Sport」を設定。これ以外にもA1シリーズならではのコントラストルーフやS lineスポーツパッケージなど数多くのオプションが用意された。車両本体価格はエントリーモデルが249万円となっている。
2015年05月12日A/Bテストツール「Optimizely」を提供する米Optimizelyは4月27日(日本時間)、Android向けソフトウェア開発キット(SDK)を一般公開したと発表した。同社は2010年にWebサイト用のA/BテストツールであるOptimizelyを発売した後、2014年11月にマルチチャネル化の第一歩として、iOSアプリ用SDKを公開している。今回の新しい開発キットでAndroidアプリの開発が可能になったことにより、OptimizelyはWebサイトとモバイルの両方に対応したマルチチャネルプラットフォームとなった。同社によると、OptimizelyのiOSアプリ用SDKでは、1日あたりのアプリ訪問者数がすでに100万人を超えており、今回、Android用SDKが加わったことで、洗練度と規模の両面でモバイルのビジネスチャンスをさらに活かせるようになるという。
2015年04月27日コンビニエンスストアや書店などを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」の最新作『一番くじ ベイマックス』が、4月25日よりローソン、書店、ホビーショップ、ゲームセンターなどで順次販売される(一部店舗を除く)。価格は1回620円。『ベイマックス』は、天才科学者・ヒロが、事故で亡くなった兄タダシの遺したケア・ロボット"ベイマックス"とともに、サンフランシスコと東京を融合させた架空都市・サンフランソウキョウを舞台に感動の冒険を繰り広げる物語。第87回米アカデミー賞の長編アニメーション映画賞を受賞し、世界的な大ヒットを記録している。今回の「一番くじ」は、映画『ベイマックス』を題材に、A賞~D賞の4等級9種+ラストワン賞のアイテムがラインナップ。A賞に丸いフォルムをそのままデザインした約35cmの『いつでも包みこんでくれるベイマックス』(全1種)、B賞にいつでも一緒に持ち歩ける『なにがあっても一緒の小さなベイマックス』(全2種)と、上位賞にはぬいぐるみを用意。そして、C賞の『ゆったりした時間に癒されて~湯呑み~』(全1種)や、D賞の『一緒にいるとケアしてくれる~はんかち~』(全4種)は、本作の舞台である架空都市「サンフランソウキョウ」の世界観にピッタリな和テイストのデザインとなっている。恒例となったラストワン賞には、全高28cmの『すっぽり腕に包みこめるベイマックス』(全1種)。なお、くじの半券を使って応募するダブルチャンスキャンペーンも同時に展開され、抽選で100名にA賞のぬいぐるみが"だららん"とした約40cmの『一緒にくつろぐ!ふんわりリラックマぬいぐるみ~だららんver.~』がプレゼントされる。(C)Disney
2015年04月21日エレコムは、固定に工具が要らないアルミ素材のiPhone 6/6 Plus向けバンパー「PM-A14ALBG1シリーズ」と、「PM-A14LALBG1シリーズ」を4月中旬より発売する。価格はオープン。「PM-A14ALBG1シリーズ」と「PM-A14LALBG1シリーズ」は、落下や接触による傷から端末を保護するiPhone 6/6 Plus向けアルミバンパー。衝撃を受けやすい側面だけをカバーする形状で、iPhoneのデザインイメージを損なうことなく、破損や傷から保護する。特に衝撃を受けやすいコーナー部分は厚みを持たせた形状になっている。電源ボタンと音量ボタン部分には、アルミ合金製のボタンカバーが使われているほか、ドライバーなどの工具を使わずに装着できる「ボルトレスデザイン」が採用されている。また、特殊なフレームデザインを採用したことで、同製品を装着したままでも、様々なデザインのイヤホンやLightningケーブルを接続できる。カラーバリエーションは、iPhone 6用の「PM-A14ALBG1シリーズ」が、ブラック、ゴールド、レッド、シルバーの4色、iPhone 6 Plus用の「PM-A14LALBG1シリーズ」がブラックとシルバーの2色。
2015年04月19日パナソニックは4月14日、重さわずか45gのウェアラブルカメラ「HX-A1H」を発表した。フルHD(1,920×1,080/30p)の動画撮影に対応している。発売は5月21日で、価格はオープン。推定市場価格は税別30,000円前後。パナソニックはこれまで「HX-A100」「HX-A500」と、本体部とカメラ部を分けたスタイルのウェアラブルカメラを展開してきたが、今回の新製品「HX-A1H」では一体型スタイルを採用。φ26×L83.1mmのカメラ部にバッテリーと本体機能を収め、ゴルフボールとほぼ同じ45gの軽さを実現した。ヘッドマウント「VW-HMA1」が標準で付属しており、自分目線での撮影を楽しめる。また、ハウジングなしでIPX8相当の防水(水深1.5m・30分)、IP6X相当の防塵、1.5m高からの落下に対する耐衝撃、-10度の耐寒性能を持つ。「0ルクスナイトモード」用のガラスカバーも同梱しており、別途赤外線ライトを用意すれば、真っ暗闇の状況でも撮影できる。W-Fi機能も標準搭載。スマートフォンからリモート操作を行えるほか、同社のビデオカメラ「HC-WX970M」「HC-W870M」「HC-W570M」と組み合わせて、HX-A1Hをサブカメラとしたワイプ撮りも楽しめる。主な仕様は、撮像素子が有効約287万画素の1/3型MOS、F値がF2.8、画角が最大約150度、最短撮影距離が約30cm。記録メディアにはmicroSD/SDHC/SDXCカードを使用する。記録形式はMPEG-4(.mp4) AVC/H.264。バッテリー性能については、本体のみで約75分の録画が可能。純正オプションの拡張バッテリー「VW-BTA1」を併用すると録画可能時間はさらに約90分延びる。
2015年04月14日LGエレクトロニクス・ジャパンは4月9日、幅27cmとA4用紙より設置面積が小さいブルーレイディスクプレーヤー「BP250」を発表した。発売は4月17日。価格はオープンで、推定市場価格は11,750円前後(税込)。BP250は、本体サイズがW270×D195×H43mmのコンパクトなブルーレイディスクプレーヤー。HDMI接続したLG製テレビのリモコンからも、音源オン・オフや再生などの操作を行える「SIMPLINK」機能を持つ。前面にはUSBポートを装備。USBメモリや外付けHDDなどに保存されたファイルの再生を行える。USBポートは録音にも対応しており、音楽CDの楽曲をMP3形式で保存することが可能だ。再生できるメディアは、BD-Video、BD-R/RE、DVD-Video、DVD-R/RW、音楽CD、CD-R/RW。AVCRECとAVCHDにも対応している。USBポートを装備しており、USBメモリや外付けHDDに保存したコンテンツも再生可能だ。音楽CDをMP3形式でUSBメモリに保存できる機能も持つ。重量は0.83kg。HDMIケーブルが付属する。
2015年04月09日ソニーは4月7日、ウォークマン NW-A16およびNW-A17について、高音質Bluetoothコーデック「LDAC」に対応するシステムソフトウェアの提供を開始した。今回のソフトウェアアップデートを適用することで、ウォークマンAシリーズでもLDACが利用可能となる。LDACは、Bluetooth A2DPのSBC (328kbps/44.1kHz)に比べて約3倍のデータ伝送(990kbps)能力を持つコーデック。2月に発売された「ウォークマン NW-ZX2」で初めて搭載された。LDACを利用するには、ヘッドホンやスピーカーもLDACに対応している必要がある。ソニーはLDAC対応ヘッドホンとして「MDR-1ABT」、LDAC対応スピーカーとして「SRS-X55」「SRS-X33」をリリースしている。
2015年04月07日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)はこのほど、ANAホールディングスがA321を7機(シャークレット付きのA321従来型が4機、新型エンジンを搭載したA321neoが3機)を正式契約したことを発表した。同契約は1月に発表された発注が正式契約となったもの。これにより、今後合計37機のA320ファミリー機(A321neoが26機、シャークレット付きのA321従来型が4機、A320neoが7機)がANAグループに引き渡される。これらの3機種を日本で運航するのはANAグループが初となる。A321neoは、客室スペースを効率的に活用するエアバスの「キャビン・フレックス」(Cabin-Flex)によって快適な座席幅18インチを確保し、標準で240座席を装備する。A321従来型は220座席、A320neoは180座席を備える。エアバスのジョン・リーヒー顧客担当最高業務責任者(COO)は、「今回の正式契約により、ANAグループのような優れたエアラインがエアバス機の導入を拡大していることを非常に誇りに思います。単通路型機のなかで最も快適な客室空間と優れた燃費性能を提供するA320ファミリーは、ANAグループのオペレーションに最適な機材となるでしょう」とコメントしている。単通型機のA320ファミリーは、これまでに1万1,500機以上の受注を獲得し、400社以上の顧客に約6,400機が引き渡されている。このクラスで最も広い胴体幅を持つA320ファミリーの1座席の幅は、エコノミークラスでも標準で幅広い18インチ。A320ファミリーの最新機種となるA320neoは新世代のエンジンとシャークレットを装備し、15%以上の燃費削減を実現する。なお、2020年度までには20%の燃費削減を目指している。NEOに対する受注は、70社からの顧客より3,600機以上を獲得している。A320neoは2014年9月に初飛行に成功し、現在は飛行テストを行っている。
2015年04月02日桐谷美玲がキュートなヴァンパイアに扮した映画『恋する・ヴァンパイア』の完成披露試写会が3月25日(水)に開催。桐谷さんを始め、共演の戸塚祥太(A.B.C-Z)、田辺誠一、大塚寧々、主題歌を歌う三戸なつめ、柄本明、鈴木舞監督が揃って舞台挨拶に登壇した。ヴァンパイアの一族に生まれ、親を亡くしてパン屋を営む叔母夫婦の家に身を寄せ、世界一のパン職人を夢見るキイラ。ある日、幼なじみで初恋の相手である哲と再会する。ヴァンパイアと人間の壁に悩むキイラだったが…。この日は、開演の数時間前から会場の入り口前には長い行列ができており、桐谷さんは「ずっと取材を受けていて、早くからみなさんが並んでくださっていて、お喋りの声とかが聞こえてきて嬉しかったです」と感激の面持ち。映画初出演となる戸塚さんは「念願かなって映画初出演で、特別な思いが入ってます!」と強い思いを口にする。キイラは初恋の相手への一途な思いを真っ直ぐに伝えようとするが、桐谷さんはどうやって好きな相手に想いを伝えるのか?桐谷さんは「頑張ります(笑)。頑張りますけど…最後の『好きだよ』とかそういう言葉は(相手に)言ってほしい。そうなるまでを頑張って、最後は待ってます!」と恋する乙女モードで語る。また哲を想うがゆえにある行動を選択するキイラにちなんで「好き過ぎて、やってしまったこと」を告白するコーナーでは桐谷さんはフリップに「アドレス」を記入。これは、あえてメールアドレスを変更し、その変更を伝える際に「普通は一斉送信ですけど、好きな人にだけは個別に送り『絶対に登録してね』と入れる」と好きな相手とのきっかけを手に入れるための高等テクニックを明かす。ちなみに戸塚さんは、同じように好きな女の子の気を引くために「(学校の教室の)ザリガニを(好きな女の子の)机に置いた」と告白。これには会場に詰めかけた戸塚さんのファンも引き気味…?桐谷さんからは「サイアクですね」と冷たい言葉を浴びせられ、戸塚さんは「(桐谷さんと)動機は一緒なんですけど…」と苦笑を浮かべ、会場は爆笑に包まれた。『恋する・ヴァンパイア』は4月17日(金)よりTOHOシネマズ新宿(オープニング作品)ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月25日世界シェアNo.1のA/Bテストツール「Optimizely」を提供する米Optimizelyは3月25日、同ツールの日本市場での拡販を目指し、リクルートホールディングス、およびイー・エージェンシーを日本国内パートナーとして認定したことを発表した。同社は、本年中に日本法人の設立を目指している。同ツールは、A/Bテストを手軽にかつ迅速に行うことができる最適化プラットフォーム。ユーザーのターゲティングや、高度な統計エンジンによるテスト結果検証、ネイティブアプリのA/Bテストなどの機能が搭載されている。同社によると、2012年時点で世界No.1のシェアを誇るという。日本国内におけるA/Bテストの認知とニーズが高まるなか、同社はアメリカに次ぐマーケットの獲得を期待し、グローバル展開の一環として日本法人を設立する予定だ。海外拠点としては、オランダに次ぐ2国目となる。今回のパートナーシップ締結により、同ツールの各種国内プロモーションを3社共同で行い、日本市場でのシェア向上を目指していくとのこと。
2015年03月25日B’zが6月13日(土)より「B’z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」のスタジアムツアーを開催する。【チケット情報はこちら】同ツアーは3月4日にリリースした約3年8か月ぶりのオリジナルアルバム『EPIC DAY』を引っ提げて行なわれる。スタジアムツアーは6月13日(土)の東京・味の素スタジアムを皮切りに、福岡・大阪・愛知の4会場で9公演実施。なお、B’zは現在同ツアーのホール・アリーナ公演を5月24日(日)沖縄・沖縄コンベンションセンターまで開催中。チケットぴあでは6月13日(土)・14日(日)東京・味の素スタジアム公演、7月2日(木)・4日(土)・5日(日)の大阪・京セラドーム大阪公演の先行抽選プレリザーブを実施中。受付は3月25日(水)午前11時まで。■「B’z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」スタジアムツアー6月13日(土)味の素スタジアム(東京都)6月14日(日)味の素スタジアム(東京都)6月27日(土)福岡 ヤフオク!ドーム(福岡県)6月28日(日)福岡 ヤフオク!ドーム(福岡県)7月2日(木)京セラドーム大阪(大阪府)7月4日(土)京セラドーム大阪(大阪府)7月5日(日)京セラドーム大阪(大阪府)7月25日(土)ナゴヤドーム(愛知県)7月26日(日)ナゴヤドーム(愛知県)
2015年03月16日●4チップで最大12OAまで出力が可能なデジタルDC-DCコンバータ米Alteraは米国時間の3月11日、単体で30A、4チップで最大120Aまでの出力が可能なデジタル制御DC-DCコンバータである「EM1130」を発表した。このEM1130に関する説明会が都内で開催されたので、その内容をお届けしたい(Photo01)。まずは簡単に背景を紹介。Alteraは2013年5月に、電源ICなどを手がけていたアナログ半導体ベンダーのEnpirionを買収、同社の製品ラインアップを自社製品に取り込んだ。その後、同社は自社のFPGA向けの電源ソリューションを拡充しており、今回発表されたEM1130はその最新のもの、ということになる。基本、Enpirionは同社のすべてのFPGAに対するソリューションとなっており(Photo02)、これに向けてさまざまな製品がすでにリリースされている。さて、今回のEM1130はハイエンドのPowerSoCに属する製品で、Arria 10やStratix 10に向けたDC-DCコンバータである(Photo03)。Photo03にもあるように、EM1130自身は非常に小さいパッケージに納められており、実装面積の削減に効果的である(Photo04~06)。さて、ではなぜArria/Stratix向けに新製品を出したのか? という理由がこちらである(Photo07)。これらのFPGAを使って、例えばLTEの基地局とかバックボーン向けのアプリケーションを作成するといったケースでは、多数のLEを利用したりInterLakenの様な高速リンクを多数接続したりといった事が考えられる。当然これは膨大な消費電力にそのまま直結するから、これを安定供給できるようにするための電源回路をシステムデザイナーは用意しなければならない。この問題に対するAlteraの回答がEM1130というわけだ。そのEM1130であるが、構造はこんな具合だ(Photo08)。個別の特徴は後述するとして、4.5V~14.5Vの入力電源に対して0.7V~5Vの範囲で、0.5%未満の精度と10mVp-p未満のリップルを保ち、90%近い効率を実現するという、かなり効率の良い製品となっている。まずEfficiecyであるが、もちろん電圧や出力電流値、スイッチング速度によって効率に多少の差はあるものの、競合製品と比較して3~6%の効率改善が可能としている(Photo09)。例えば30A出力のケースでは出力電圧が1Vとすると30Wほどになるが、ここで3~6%というのは1~2Wの節約になる訳で、必要とされるFPGAの数が多いデータセンターなどではトータルすると数百~数千Wの節約に繋がり、これは運用コストの削減にもなるとする。ちなみにスイッチング速度は、システムの負荷変動状況を見ながら、変動が少ない場合にはスイッチング速度を下げて安定した供給を行い、逆に変動が多い場合はスイッチング速度を上げて応答性を上げるといったAdaptive Compensationの機能も搭載されているという。またこの機能を利用することで、例えば外部に接続したコンデンサが劣化してきた場合でも、その特性をある程度まで補償することが可能になるそうだ。その実装面積の話がこちら(Photo10)。EM1130では必要となる周辺回路をすべて内部に統合しているため、必要となる周辺部品を最小限に抑えられる。このため、同じボード面積であれば、より多くの機能を搭載できるようになると説明した。●電圧変更機能により、システムトータルでの電力消費量の低減を実現そのEM1130であるが、動作パラメータなどをPMBusなどを経由して外部から制御できるようになっている。このためのGUIも用意されており、これを使ってテストとか動作パラメータの設定、あるいは後述する複数のEM1130の協調動作の設定なども可能とされる。EM1130そのものは8つのプリセットを保持可能で、このプリセット値をGUI経由で設定/変更できる仕組みだ。次が電圧変動周り(Photo12)であるが、昨今のハイエンドFPGAは動作周波数・消費電力共に汎用プロセッサ並みになってきており、これに伴い電源品質も高いものが求められている。EM1130はこうした目的に十分見合う品質を提供できる、としており副次的な効用として、電源応答の速度が高速なので、チップ周辺に必要となるパスコンの数や容量を減らすことも可能となり、実装面積とBOMの両方も削減できるとしている。また先にちょっと触れたが、EM1130自身を組み合わせて最大120Aまでの出力が可能となっている(Photo13)。この場合、EM1130そのものは全部独立して動作する(どれか1つのEM1130の中のコントローラが、他の3つのEM1130を制御するわけではない)が、Current Share Busを経由して協調動作を行うことになるという話であった。またこの際に、どう協調動作するか(Single Phaseで動作するのか、Multi-Phaseで動作するのか。あるいはMulti-Phaseだとどんな形になるのか)といったパラメータは、Photo11で出てきたGUIで設定できるとの事だった。またちょっと目新しいのが、SmartVIDによる電圧変更である(Photo14)。FPGAもいわゆる半導体だから、定格電圧そのものは決まっているが、実際の動作電圧は定格電圧の範囲の中である程度変化する。定格ぎりぎりで動くものもあれば、ずっと低い電圧で動作するものもあるわけで、この「実際の電圧」にあわせて電圧を変化させられる機能である。最大で40%程度の電力削減が可能というのは、消費電力が電圧の2乗で効いてくる事を考えればそれほど不思議ではない。ただ残念ながらこのSmartVIDは、FPGAの起動時に一度設定されるだけで、動作状況に応じて動的に電圧を変化させる機能は持っていない。これはEM1130が対応しているPMBus 1.2にそもそもそうした機能が無いからで、動的な電圧変化に対応したPMBus 1.3準拠になったらそうした機能が入ることになると思うが、それは次世代の製品で、という話であった。今のところ(Arria 10の内部のCortex-Aプロセッサとかはともかく)FPGA Fabricそのものはダイナミックに電圧を変化させる機能を持っていないから、そこまでの機能は不要という事なのだろう。ただいずれはFPGAもPower GatingやClock Gatingを本格的に使うことになるだろうし、動作周波数もダイナミックに変わる事が予想されるから、その世代では動的な電圧変化に対応するようになると思われる。ここまではEM1130はFPGA向けと説明してきており、実際Primary TargetはAlteraのFPGAなのだが、実際にはそれ以外の用途向けにも提供をしているとか。実際に、FPGA以外のデバイス向けに利用されている顧客もあるそうで(Photo15)、こうした用途にむけて拡販を進めてゆきたいとの事だった。このPhoto15の様な構成では、EM1130の稼働状況をPMBusあるいはI2Cを経由してモニタリングが可能であり、これを利用してシステム全体の管理が可能となるという説明もあった(Photo16)。ちなみに現時点ではまだ価格などは発表されていない。
2015年03月12日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)は現地時間の3月9日、ターキッシュ エアラインズが貨物専用機A330-200Fを4機追加発注したことを発表した。A330-200Fは子会社であるターキッシュ カーゴによって運航され、貨物市場における同社のシェア拡大に貢献する。ターキッシュ エアラインズは現在5機のA330-200Fを運航させており、追加発注した4機とともに成長する貨物市場の需要に対応する。ターキッシュ エアラインズは現在合計で139機のエアバス機を運航させており、エアバスにとってはトルコ最大の顧客。保有機の内訳は、エアバス単通路型ファミリーが91機、A310貨物機が2機、A330-200が17機、A330-300が18機、 A330-200Fが5機、A340が6機となっている。A330-200Fはペイロード65tから70tを運び、4,000海里を飛行することができる。ユニットコストがより大型の貨物機と同等レベルで、新規路線開拓や路線の拡充にリスクを最小限に抑えながら運用できる中型貨物専用機となっている。
2015年03月10日メイコムは3月16日、肌と化粧品の融合をコンセプトにした4つの血液型別専用化粧水「Blooty(ブラッティ) ローション」(全4タイプ: A・B・O・AB / 各150ml / 各・税込4,104円)を発売する。同社は、肌と化粧品の融合を「スキンフュージョン」と名づけ、1人ひとりの肌質や嗜好(しこう)、起こりやすいトラブルなどを研究。4つの血液型別に選べる専用の化粧水を開発した。同商品は、羅臼海洋深層水、シラカバ樹液、リンゴ果実培養細胞エキス、ピクノジェノール、アルガンオイル、ナールスゲンなどの美容成分配合。高い保湿効果が期待できるという。なお乳液(エマルジョン=E)とクリーム(=C)の2つの機能をあわせもった「Blooty EC-in-oneクリーム」(30g / 税込4,536円)も同時発売。やわらかな乳液としっかりしたクリームそれぞれの特徴をもち、バランスのとれた質感を実現したとのこと。
2015年03月03日ソニーは2月24日、エントリー層向けのハイレゾ対応ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1A」を発表した。発売は3月21日の予定で、価格はオープン。推定市場価格は税別30,000円前後。PHA-1Aは初めてポータブルヘッドホンアンプ(ポタアン)を使う人に向けて開発された製品で、本体厚18.5mm、重量約300gの薄軽設計を特徴としている。DACチップにWolfson WM8740を採用し、192kHz/24bitのハイレゾ音源の再生に対応する(DSD再生には非対応)。高精度のクロックジェネレーターを搭載し、USB 2.0に対する非同期伝送方式を採用。DACチップに対してピュアなクロックを供給することで、DA変換後の音質を向上させている。ハイレゾ対応のウォークマンやXperiaシリーズ、iPhone/iPadとはデジタル接続が可能だ。バッテリー駆動時間は約6時間で、PHA-1A本体の充電時には、接続したウォークマンにも同時に充電できる。
2015年02月24日4月3日(金)より京都・南座で上演される舞台『広島に原爆を落とす日』の制作発表が2月19日、都内で行なわれ、演出・脚色を務める少年隊の錦織一清、主演のA.B.C-Z、戸塚祥太らが出席した。同作は劇作家、つかこうへいが作・演出を手がけ、1979年に初演。以降、様々なカンパニーにより再演されている。第二次世界大戦を背景に、白系ロシアの血を引く日本海軍少佐のディープ山崎を主人公に、究極の愛を描いた作品。演出・錦織、主演・戸塚のコンビは、2013年の『熱海殺人事件』、2014年『出発』に続き、今回で3作目。錦織は「年に1度つかさんの作品をやらさせていただくというのは、ご褒美だと思っています。つかさんのお芝居は出演者の生身の力で作っていく力強い作品だと感じているので、諸先輩方、そして後輩のとっつー(戸塚)の力を借りて良い作品にしたい」とコメント。同作への印象については「つかさん版『ロミオとジュリエット』なんじゃないかと思っています。タイトルは『広島に原爆を落とす日』というタイトルで、第2次世界大戦を背景に、ということではありますが、必ずしも“戦争”ということだけではなく、そこを生きていく人間を描いていければと思います。そのうえで、今年で戦後70年という節目にこの作品を見ていただいて、当時の事を考え直すきっかけになれば」と語った。主演を務める戸塚については「昨年の『出発』では等身大で合っているお芝居だったと思っているんですが、この作品では今までにない狂気のとっつーが見たいですね。とっつーってこんな人だったのか、ってファンの方がちょっと引いてしまうくらいの演技が見たい」とリクエスト。ディープ山崎を演じる戸塚は「台本のセリフ量の多さに尻込みして弱気になっているんですが・・・(笑)、絶対にいけます!やります!」と自分に言い聞かせるようにコメント。同役は1997年に事務所の先輩でSMAPの稲垣吾郎も演じた役だが、「稲垣さんも自分自身のディープ山崎を見つけて演じていた筈なので、僕も全身全霊をかけて自分なりのディープ山崎を見つけるために、もっと台本を読み込みたい。つかさんの言葉を皆さんに伝えて行ければ」と意気込んだ。また錦織の演出については「稽古場では出演者の誰よりもエネルギッシュで、その場でアイデアがポンポンと出てきて凄い」と語った。舞台『広島に原爆を落とす日』は4月3日(金)から6日(月)に京都・南座、4月7日(火)に広島・アステールプラザ 中ホール、4月8日(水)に兵庫・神戸文化ホール 中ホール、4月11日(土)に静岡・静岡市清水文化会館(マリナート)大ホール、4月12日(日)に愛知・刈谷市総合文化センター、4月14日(火)から23日(木)に東京・サンシャイン劇場で上演。なお、京都公演は一般発売に先がけて、電話抽選先行を実施中。受付は2月23日(月)午後6時まで。電話番号は0570-02-9580。
2015年02月20日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)は2月18日、アルキア・イスラエル・エアラインズ(以下、AIZ)がA330-900neoを最大4機発注する覚書(MoU)を締結したことを発表した。これにより、AIZはイスラエルにおけるエアバスのワイドボディ機の初めての顧客となり、またこの地域で同機を運航させる最初の航空会社となる。A330-900neoによって、AIZは増加する長距離路線およびレジャー路線へのサービスを拡大する。A330-900neoは同サイズの航空機の中で最もコスト効率に優れ、座席当たりの燃費を14%を削減。航続距離を最大400海里(740.8km)延長し、整備コストも削減することが可能となる。AIZは2012年のファーンボロ航空ショーでA321neoを4機発注。エアバスの相互乗員資格(Cross Crew Qualification)によって、パイロットやエンジニアは単通路型のA320ファミリーからワイドボディ機のA330への移行訓練時間を短縮することができる。そのため、航空会社は同じパイロットやエンジニアで両機を運用、整備することが可能となる。A330neoは最新の第四世代機内エンターテイメントシステムを提供。また、携帯電話通信やインターネット、Wi-Fiサービス、個人の電子機器の使用もできる。A330ファミリーはこれまでに約1,400機の受注を獲得。A330neoはA330ファミリーをベースに最先端のロールス・ロイス製トレント7000エンジンを装備、空力性能を改良し、新しい客室を装備する最新型派生機となっている。
2015年02月19日リコーは18日、A3モノクロレーザープリンタの新製品として、「RICOH SP 6400」シリーズ(4機種7モデル)を発表した。2月25日から発売する。価格(税別)は99,800円から。○RICOH SP 6440 / 6440M2009年12月に発売した「IPSiO SP 6300」シリーズの後継となるA3モノクロレーザープリンタ。価格は148,000円(税別)。自動両面印刷機能を搭載しつつも、本体をコンパクトにまとめている。印刷速度は片面38枚/分で、耐久性も120万ページと高い。独自の重合法による「PxP-MCトナー」を採用することによって、定着部の熱量を抑制し、コントローラーの低消費電力化に成功している。「ECOナイトセンサ」を内蔵し、周囲の明るさを検知して自動的に主電源をオンオフする。復帰時間は10秒以下。給紙容量は、標準トレイに275枚、手差しトレイに100枚。オプションを含めると最大2,025枚までを給紙しておける。操作用として4.3型のカラー液晶タッチパネルを装備。そのほか主な仕様は、印刷方式がLEDアレイ+乾式一成分電子写真方式、印刷解像度が最大1,200×1,200dpi、ウォームアップタイムが19秒、ファーストプリントタイムが6.5秒以下。インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、USB2.0。本体サイズはW475×D392×H416mmmm、重量は19.6kg。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012R、Mac OS X 10.5以降。「RICOH SP 6440M」は、M-PaC保守契約専用モデル。導入の際にM-PaC保守契約を結び、トナー・定期交換部品の供給、定期保守サービスを実施する。○RICOH SP 6430 / 6430M「RICOH SP 6430」は、給紙容量が550枚に拡張されているモデル。価格は158,000円(税別)。最大給紙容量は2,300枚となっており、内蔵HDDはオプション。液晶は4行LCDに変更されている。本体サイズはW459×D392×H348mm、重量は20.4kg。そのほかの仕様は「RICOH SP 6440」とほぼ共通。「RICOH SP 6430M」は、M-PaC保守契約専用モデル。○RICOH SP 6420 / 6420M「RICOH SP 6420」は、給紙容量が275枚のモデル。価格は118,000円(税別)。最大給紙容量は2,025枚となっており、内蔵HDDはオプション。液晶は4行LCDに変更されている。本体サイズはW459×D392×H286mm、重量は19.1kg。そのほかの仕様は「RICOH SP 6440」とほぼ共通。「RICOH SP 6420M」は、M-PaC保守契約専用モデル。○RICOH SP 6410「RICOH SP 6410」は、印刷速度が32枚/分のエントリモデル。価格は99,800円(税別)。製品寿命が60万ページとなっているほかは、「RICOH SP 6440」とほぼ共通の仕様。
2015年02月18日エアバス(本社: 仏トゥールーズは1月30日、ANAホールディングス(以下、ANA)がA321を7機(シャークレット付きのA321従来型が4機と、新型エンジンを搭載したA321neoが3機)追加発注することを発表した。ANAは2014年7月にも30機(A320neoを7機、A321neoを23機)を確定発注している。今回、ANAが7機を追加発注したことにより、同社がすでに発注済みの30機と合わせ、合計37機が現在ANAで運航中の機材と入れ替えられる。シャークレット付きのA321を運航するのも、A321neoを運航するのも、日本ではANAが初めてとなる。エアバスのジョン・リーヒー顧客担当最高業務責任者(COO)は、「ANAのような優れたエアラインがあらためてA320ファミリーを選択されたことを非常にうれしく思います。単通路型機の中で最も快適な客室空間と優れた運航性能を提供するA321は、ANAのオペレーションに最適な機材となるでしょう」と語った。最先端の客室設計を取り入れたA321は座席幅が広く、乗客一人ひとりの快適性が高い設計になっている。また、A320ファミリーの4機種は操縦方式が共通化されているため、運航上における柔軟性も高い。単通型機として人気の高いA320ファミリーは、これまでに1万1,500機以上の受注を獲得し、400社以上の顧客に約6,400機が引き渡された。このクラスで最も広い胴体幅を持つA320ファミリーの1座席の幅は、エコノミークラスでも標準で18インチと広い。A320neoは2014年9月に初飛行に成功。現在は約3,000時間におよぶ飛行テストを行っている。初号機の引き渡しは2015年第4四半期を予定。なお、ANAが始めてエアバス機を発注したのは1987年で、この時A320を10機発注し、1995年にはA321を7機発注したという。
2015年01月30日誰もが一度は耳にしたことがある血液型占い。A型B型O型AB型の4タイプに分類して、それぞれの血液型の性格や相性、傾向を読み解く占いの1ジャンルです。4タイプで分かりやすいので話題としても上がりやすい血液型占い。その当たる理由と活用法を考えてみましょう。■1.一般的な血液型占いA型は几帳面、B型は好奇心旺盛、O型はマイペース、AB型は感受性豊か。これが一般的な血液型占いで言われている性格区分です。とはいえこれに当てはまらない人はたくさんいるでしょうし、誰もがこの全ての要素を持っているとも言えます。しかし、それぞれの血液型の人がそれぞれの血液型占いに納得することが多いのも事実です。■2. 4種類の血液型の正体正確にはABO式分類法と呼ばれている血液型。血液の形がどうなっているかということではなく、赤血球がどんな抗原を持っているかで分けられています。A型抗原を持っている人はA型。B型抗原を持っている人はB型。どちらも持っていない人はO型。どちらも持っている人はAB型。なので、4つに分かれているように見える血液型の分類は、実は2種類の抗原があるかどうかだけで分けられているのです。■3. 血液型と性格の関係性血液型の違いと性格の違いについて、科学的な根拠はありません。血液型の違いは抗原の違いであり、その抗原も実際は200種類以上存在していて、血液型占いではそのうちの代表的な2つを取り上げたにすぎず、抗原の有無が人の性格に影響を与えるという事実はありません。つまり、血液型占いそのものには全く根拠が無いと言っても過言ではないのです。■4. 血液型占いが当たる理由それでも血液型占いを聞くと当たっていることが多くあります。その理由のひとつは子供のころから聞き続けてきたからです。「あなたはA型だから几帳面だよね」とか「AB型ってことは二重人格なんじゃないの」とか、何度も何度も聞いているうちに、自分がその血液型占いの性格に沿った行動を取ってしまうと言われています。成人するまでA型だと信じていた几帳面な人が、検査をしてO型だと分かってからルーズな性格に変わったという例もあります。環境によって性格は培われていくものなのです。■おわりに血液型占いは現代日本に根強く広がっています。ちょっとした会話のアクセントに血液型を聞いてみると、意外と話がはずむことも多くあるので、軽い話題のひとつぐらいの意識で使うことが肝心です。血液型占いを恋に活かすのであれば、血液型の話を聞きつつ気になる相手の反応を見ることが大切です。その場の話題として優しく話を合わせてくれる人であれば、大人の対応ができるいい人。異常に掘り下げてきたり強い態度に出たりするような人は、思い込みが強い要注意人物の可能性が高いです。血液型占いに振り回されずに性格判断のネタに利用するぐらいの気持ちで使ってみてはいかがでしょうか。(桜田ケイ/ハウコレ)
2015年01月22日独ハイブリスソフトウェア(ハイブリス)は1月21日、フォレスター・リサーチが発行したB2Cコマース分野に関する最新レポート「The Forrester Wave:B2C Commerce Suites, Q1 2015(2015年1月13日付)」において、B2Cコマース・スイート分野の「リーダー」に認定された。同レポートによると、単にeコマース・プラットフォームのみを求めている企業はほとんどなく、eビジネスにおいて、オムニチャネルの高度なフルフィルメント・ツールやオンライン・マーチャンダイジング・ツールに対するニーズが高まっていると分析。こうした企業では、コアなコマース機能やオーダー管理システム(OMS)、エクスペリエンス管理、製品情報管理(PIM)からなるコマース・テクノロジー・スイートの購入が進んでいるという。また、ハイブリスに関しては、SAPによる買収以降の12カ月間で大きく成長したと説明。こうした機運の背景として、ハイブリス・プラットフォームのコアな価値提案が買収後も維持されたことや、SAPのグローバルな基盤により、アジア太平洋などの新興市場においての機運が著しく高まったことなどをあげた。
2015年01月22日