TVゲームの中に吸い込まれてしまった4人の若者が、仲間を助けるため、再びゲームの世界にログインする『ジュマンジ/ネクスト・レベル』。ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、カレン・ギランなど、前作に引き続き豪華メンバーが勢ぞろいした本作に、新キャラクターとして登場するアジア系女優・オークワフィナに注目した!YouTubeでの投稿から一躍、音楽界を揺るがす女性ラッパーとして話題となったオークワフィナ。自主アルバムをリリースするなど音楽活動を精力的に続けていく一方で、トーク番組でMCを務めるなど、コミカルでエッジの効いたキャラクターで人気を博し、徐々に活躍の場を広げていった。さらに、2018年公開『オーシャンズ8』ではメインキャラクターのひとり、お調子者だがスゴ腕のスリ師・コンスタンス役に抜擢され、女優としての才能も発揮!また、アジア系キャスト・スタッフが集結し世界を席巻した『クレイジー・リッチ!』にも、主人公の悩みを聞き、支えとなるテンション高めの親友ペク・リン役として出演。「あんな親友欲しい」「オークワフィナが友達だったら楽しそう」と、誰もが絶賛する演技を見せた。2021年公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)史上初となる“アジア系ヒーロー”映画、『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題:Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings)』に出演することも決定!次世代のMCUを担う女優として世界中から注目を集める一方、賞レース常連の気鋭スタジオ「A24」による『The Farewell』(原題)の演技も絶賛されている。そんなオークワフィナが本作で演じるのは、謎に包まれた新キャラクター、ミン・フリートフット。ミンの姿をとらえた場面カットには、冒険家ブレイブストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)、地図専門家シェリー・オベロン教授(ジャック・ブラック)、女戦士ルビー・ラウンドハウス(カレン・ギラン)が雪山の中立ち尽くし、深刻な面持ちでどこか一点を見つめる姿が収められている。何やら不穏な空気に包まれているが、実はこのオークワフィナ扮するミンこそ、呪われたTVゲーム「ジュマンジ」に吸い込まれ行方不明になっていた本作の主人公、スペンサーのゲーム内のアバターであり、ゲームクリアの鍵を握るキーパーソン!全身真っ黒な衣装に身を包んでいるが、その“忍者”のような見た目通り、すばしっこく、忍び込んだり盗んだりすることが得意という、これまでの「ジュマンジ」にはいなかったキャラクターだ。そんなミンに加え、スペンサーのおじいちゃん2人も新たな仲間に加わっているほか、ジャングルだけではなく、砂漠に氷山、吊り橋…とレベルアップしたステージには、ゲームの“バグ”により、大量のマンドリルやダチョウなど、突如野生動物が飛び出すめちゃくちゃな展開が繰り広げられるなど、超絶破壊級(!?)の無理ゲーに進化。まさにカオスな物語の中で、ミンが一体いつ、どのステージに現れ、どんな活躍を見せるのかはまだ謎に包まれている。『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は12月13日(金)より日米同時公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュマンジ/ネクスト・レベル 2019年12月13日日米同時公開
2019年12月01日月曜日(現地時間)、トム・ヒドルストンがジミー・ファロンがホストを務めるトーク番組「The Tonight Show」に出演。『マイティ・ソー』のロキ役を得るまでの経緯を語った。『マイティ・ソー』を皮切りに数々のMCU作品に出演し、「Disney+」では単独ドラマが配信されることも決定するなど、ロキ役がハマっているトム。しかし、最初はのちにクリス・ヘムズワースに決定したソー役のオーディションを受けていたという。「観客にとってなじみがなく、まだキャリアを確立していないような俳優が求められていた。新しいキャラクターたちを、新しい俳優たちで見てほしかったんだね。6フィート(約180センチ)以上あって、金髪だったら(オーディションに)来ていいって感じだった。ロキ役としてはオーディションを一度も受けてないんだよ。受けたのはソー役だけ」と明かした。話を聞いたジミーは、トムがソー役でオーディションを受けた際の動画を入手したとして紹介。トムは手で顔を覆うほど恥ずかしがっていたが、容赦なく動画が再生された。そこに映っていたのは、金髪でグレーのタンクトップにタイトな黒いパンツ姿のトムが、ソーのセリフを叫んでハンマーを振りかざし、稲妻を起こしているフリをしているというものだった。この動画はYouTubeでも公開され、コメント欄には「ソーもロキもベストなキャスティングだった」とする声が多く寄せられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.
2019年11月27日10日(現地時間)、第45回ピープルズ・チョイス・アワードが開催された。映画部門では、MCU作品&キャストが圧勝。映画賞&アクション映画賞に『アベンジャーズ/エンドゲーム』、男優賞にロバート・ダウニー・Jr.(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)、アクション映画スター賞にトム・ホランド(『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』)、女優賞にゼンデイヤ(『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』)が選ばれた。テレビ部門では、今年シーズン3が配信された「ストレンジャー・シングス」が作品賞とドラマ賞を独占。対抗馬は最終章が話題となった「ゲーム・オブ・スローンズ」、ティーンに絶大的人気を誇る「リバーデイル」、長寿番組「ウォーキング・デッド」、批評家も高評価の「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」などだった。「ストレンジャー・シングス」からはミリー・ボビー・ブラウンが女優賞も受賞した。注目を浴びたのは、みんなのアイコン賞に選ばれたジェニファー・アニストン。『マーダー・ミステリー』で夫婦を演じたアダム・サンドラーとの友情や、「フレンズ」のキャスト、視聴者などに対する感謝を語り、観客を涙させた。さらなるインパクトを与えたのは、自動車事故で大けがを負ったケヴィン・ハートが最優秀コメディ演技賞を受け取りにきたことだった。事故後2か月、初めて公に姿を見せ、受賞スピーチで「いままでよりも人生に感謝するようになった」と語った。(Hiromi Kaku)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年11月12日10月4日から公開された『HiGH&LOW THE WORST』。今作は、EXILE TRIBEを中心にした『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ原作の不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画だ。以前であればこうした作品は男性客に訴求するイメージがあったが、映画館には女性の姿も多い。なぜこれらの作品が女性たちの心を掴んでいるのだろうか。■ステージで見せるパフォーマンスと繋がる本格的アクション本作に登場するのは、THE RAMPAGEやGENERATIONSなど、EXILE TRIBEからのメンバーも多い。彼らが繰り広げるアクションは迫力満点で何度も見たくなるものがある。アクションに関しても女性には向かないのでは?と長らく敬遠されていた感はあるが、普段からダンスやアクロバットを得意とするメンバーたちが繰り広げる本格的なアクションは、いつもパフォーマンスを見ているファンからすると、その延長戦のかっこよさを見つけられるのではないだろうか。GENERATIONSの小森隼と中務裕太の繰り広げる大人チームのダイナミックなアクションと、THE RAMPAGEの川村壱馬や吉野北人ら鬼邪高校・全日に所属する高校生の粗削りな気持ちが乗った拳と拳の戦いなど、そのメンバーの身体性や、劇中のキャラクターにあったアクションが本格的アクションチームの指導により実現していて、本作や過去のシリーズを機にアクションに興味を持った人も多いのではないだろうか。■若手俳優の魅力がさく裂で「推し」キャラが見つけられる今作にはEXILE TRIBE を中心としたLDHの面々に加え、今回からライバル高・鳳仙学園のトップとして登場する志尊淳。過去の『HiGH&LOW』シリーズから続投の山田裕貴、前田公輝といった経験豊かな俳優から、佐藤流司、神尾楓珠、塩野瑛久といった次世代を担う若手俳優までが次々と登場する。しかも、たくさんの俳優が登場しながらも、一度見ただけでそのキャラクターが観客に印象づくように作られている。それは、本作の制作陣が事前に俳優と面談をし、俳優本人の性質を生かしてキャラクター作りをするということをこれまでも徹底してきたことと関係があるだろう。また、前出したLDHの面々も含め、本作に登場する俳優たちは撮影に入ってからも、自分が演じるキャラクターについて考えた末にたどり着いたアイデアを監督に提案し、それが採用されるということも多いという。本人の魅力や、本人の演技に対する取り組み方がうまく映画に活かされたことで、多数の登場人物のキャラクターが観客に届くことになり、その中に「推し」を見つけることもできるようになっている。■尊敬やシンパシーの感情で結ばれた関係性が見られる『THE WORST』には、尊敬やシンパシーによる男同士の絆がいくつも見られた。同じ鬼邪高校の全日の仲間である楓士雄と司、楓士雄とライバル高校の鳳仙学園の佐智雄、鬼邪高校の定時の村山と全日を仕切る轟などなど。ここに書ききれないほどの関係性が幾重にもなっているのも、本作の魅力だろう。作品の中に描かれた関係性だけでなく、様々な人と人の間に絆が存在するのではないかと想像を巡らせることを自由自在にできるのは、先にも書いたようにキャラクターの強度と、あれだけの情報量にも関わらず、物語に空白が絶妙に存在していることによるだろう。しかし、ここには課題もある。そもそも『HiGH&LOW』シリーズ開始当初は、今よりも女性キャラクターが出演していた。しかし、その活躍を男性たちと同列に描くのは実際には難しく、どうすればそれがうまくいくのかの試行錯誤は今も続けているはずだ(それは我々の生きる実社会にも重なる話である)。また女性が単に男性に守られるべきか弱き存在として扱われるのは、MCUやディズニー作品などを見渡しても、もはや時代遅れということがわかるだろう。女性の観客の中には女性と男性との間にも恋愛感情だけではない、尊敬やシンパシーの感情で結ばれたものが見たいという観客も存在しているし増えてきた。それが男女間で見られる男女のバディものなども存在するが、群像劇でそれを作るのは新たな技術が必要であるし、女性はこうだ、男性はこうだという「思い込み」が存在する限りは難しい。しかし、今後も繊細に試行錯誤を続けてほしい部分でもある。【PROFILE】西森路代(にしもり みちよ)ライター。1972年愛媛県生まれ。大学卒業後、テレビ局でのOL時代を経て上京。編集プロダクション勤務、ラジオディレクターを経てフリーライターに。俳優や監督へのインタビューやテレビ、映画についてのコラムを主に執筆。現在、朝日新聞、TVBros.などで連載を持つ。
2019年11月10日TEAM SHACHIが本日10月23日、名古屋・DIAMOND HALLで「TEAM SHACHI 1st Anniversary Live」をスタートさせる。愛知県出身・名古屋在住メンバーで結成されたTEAM SHACHIは、昨年末からチームしゃちほこから名義を変え、新体制で活動を展開している。今年は改名後初となるミニアルバム『TEAM SHACHI』のリリースを皮切りに、大型夏フェスへの出演やゲーム『ロックマン』とコラボした楽曲『Rocket Queen feat. MCU』の発表など話題が相次いだ。「TEAM SHACHI 1st Anniversary Live」は改名から1周年を記念した公演。先日新木場STUDIO COASTでのフリーライブ「60minutes!! TEAM SHACHI BAND Rocks You Away!」のパフォーマンスも好評を得ているだけに、この3日間の日程にも期待が高まる。本日は公演1日目、貴重なライブをぜひ体験してほしい。■公演情報「TEAM SHACHI 1st Anniversary Live」10月23日(水)名古屋・ DIAMOND HALL10月29日(火)東京・マイナビBLITZ赤坂10月30日(水)東京・LIQUIDROOM開場18:00/開演19:00(3日間ともに)
2019年10月23日『新感染 ファイナル・エクスプレス』で、ゾンビたちを素手でなぎ倒す愛妻家の役で大きな注目を集め、ついにはマーベル作品『エターナルズ/Eternals』(原題)でハリウッド進出を果たすマ・ドンソク。その主演作で第72回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門に正式出品された英題『The Gangster, The Cop, The Devil』が、『悪人伝』として2020年夏に公開されることが決定した。凶悪なヤクザのボス、チャン・ドンスがある夜何者かにめった刺しにされる。事件の捜査にあたるのは、署内でも問題刑事として知られるチョン刑事。奇跡的に一命をとりとめたドンスとチョン刑事は、共闘して犯人を追い詰めることに…。強面ヤクザ、チャン・ドンスを演じるのは『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『神と共に』、日本はもとより、本国でも主演作が立て続けに公開されるなど一躍トップスターの仲間入りを果たし、さらには先日発表されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ4の『エターナルズ』にも抜擢されたマ・ドンソク。本作でも圧倒的な肉体的存在感と、説得力ある人間味溢れる演技とアクションで観客を魅了する。韓国映画としては『新感染』『悪女/AKUJO』に続き、カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門の正式上映された本作は、会場を熱狂の渦に巻き込み、その勢いのまま本国では興行収入ランキング初登場NO.1を獲得。最終的には観客動員数300万人超えとなり、近年の韓国映画界にあってヴァイオレンス・アクション映画としては異例の大ヒット、さらにはシルヴェスター・スタローン製作によるハリウッド・リメイクも決定。さらに、映画ファン大注目の愛され俳優“マブリー”ことマ・ドンソクの魅力が炸裂する本作は、第32回東京国際映画祭にて行われるオールナイトイベント、「シン・ファンタ」復活!? 東京国際ファンタスティック映画祭ナイト(11月2日)でも上映が決まっている。『悪人伝』は2020年夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月10日ブリー・ラーソンが、「Variety」誌の「パワー・オブ・ウィメン」特集号の表紙に登場。『キャプテン・マーベル』に主演し、MCU入りを果たしたブリーは、「キャスト全員が女性」というマーベル映画実現に向けて動いているといううわさに関してコメントした。同誌の記者が、「この件に関して、本当に話し合いは持たれているのでしょうか?」とブリーに尋ねたところ、「マーベル作品の多くの女性キャストたちが、ケヴィン・ファイギに『私たち、(女性)みんなでマーベル映画をやってきたじゃない。だからこれ(女性だけのマーベル映画)をやりたいんだけど』って言ったのは確か」とコメント。「だけどそれがどう作用するかわからない。だって、私はマーベルの将来を任されているわけじゃないしね。でも、私たち女性キャストは、すごく情熱的に、やりたいとお願いしたの。世界中の人たちが同じように望んでくれたら、実現するかもしれないね」と、ファンの声に期待を寄せた。ファイギも以前、「キャスト全員が女性」のマーベル映画に興味を示していることを明かしたが、これまでに具体的な映画化の話は報道されていない。しかし、女性キャラを中心に据えた『キャプテン・マーベル』は大ヒットし、来年はスカーレット・ヨハンソン主演の『ブラック・ウィドウ』も公開される。ライバルのDCコミックス原作の『ワンダーウーマン』も数々の記録を打ち立てた。ブリーが提案するよう、ファンからの要望が十分に集まれば、「キャスト全員が女性」のマーベル映画が実現するかもしれない。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年10月10日10月4日に公開された『ジョーカー』が、大ヒット中の三谷幸喜監督作『記憶にございません』を抑え、R15指定の映画ながらもぶっちぎりのナンバー1ヒットを飾った。ご存知、DCコミック『バットマン』の最恐ヒール、ジョーカーの誕生秘話を描く作品で、第76回ヴェネツィア国際映画祭にて、アメコミ作品として初の金獅子賞も獲得。現在、世界中でメガヒット中の本作で、主演のホアキン・フェニックスだけではなく、トッド・フィリップスたち製作陣の才能も脚光を浴びている。日米同時公開となったが、全米では10月4日~6日の3日間で9,350万ドル(1ドル=106.77円換算で99億8318万円)を挙げ、10月公開作品としては『ヴェノム』(18)が保持していた8,025万ドルという数字を大きく塗り替え、日本を含む12カ国でワーナー・ブラザース映画として今年一番のオープニング記録を達成した。日本でも、土日2日間の数字で、DC映画としてダントツのNo.1をマーク。たとえば同じジョーカーが登場する『スーサイド・スクワッド』(16)との対比は140%、『ダークナイト』(08)では251%(16.3億円)となり、圧倒的な強さを誇った。アメコミ映画としては、マーベルコミックのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の成功例と比べられがちなDC映画だが、近年は『アクアマン』(18)の全世界興収がDC 映画史上No.1となり、日本でも興収16.35億円を挙げたことも記憶に新しいところだ。ただ、『ジョーカー』のメガホンをとったトッド・フィリップス監督は、本作の時代設定を敢えて70年代後半から80年代初期にしたことについて「主な理由はDCのユニバースから切り離すため」とバッサリ言い放ち、「今までの映画で観てきたジョーカーとこのジョーカーが共存することは避けたかった」と明言している。映画を観れば納得する点もあるが、DC陣営としては、2020年公開のハーレイ・クインの単独映画『バーズ・オブ・プレイ』や『ワンダーウーマン 1984』に向けて、弾みをつけたいところだ。○■24kg減量のあばら骨が物語るホアキン・フェニックスの熱演本作で描かれるのは、悪のカリスマ、ジョーカーの“0章”だ。ホアキン・フェニックス演じる主人公は、コメディアンを夢見る孤独な青年アーサー役。彼が社会から阻害され、恐ろしいジョーカーへと変貌していく様を、原作にはないオリジナルストーリーで描く。ティム・バートン監督作『バットマン』(89)のジャック・ニコルソンや、『ダークナイト』のヒース・レジャー、『スーサイド・スクワッド』(16)のジャレット・レトなど、個性派俳優陣が演じた歴代のジョーカーも、それぞれ魅力的だったが、とりわけ同役を演じたあとに急逝してからオスカーを受賞したヒースの壁は大きかったはず。正直、レジェンドとなったヒースとホアキンでは、作風や設定なども含め、同じ土俵には並べづらいが、24kgという壮絶な減量を果たした彼のあばら骨を見た時、その本気度に感嘆した。実際、その演技は絶賛の嵐を呼び、ヴェネツィア国際映画祭では、金獅子賞とW受賞が不可ということで男優賞を逃したものの、本年度のオスカー受賞の呼び声は高い。○■トッド・フィリップスとブラッドリー・クーパーの黄金タッグトッド・フィリップス監督がヒットメーカーに名を連ねたのは、ブラッドリー・クーパー主演のコメディ「ハングオーバー」シリーズだろう。フィリップスと何度も組んでいるブラッドリーは、本作でもプロデューサーを務めているが、彼の監督作『アリー/スター誕生』(18)では、フィリップスがプロデューサー側に回っていた。まさに良きパートナーシップを築いてきた2人だが、『ジョーカー』によって、改めてこの2人の才能にもスポットが当たっている。『ジョーカー』で監督・製作・共同脚本を務めたフィリップスだが、本作は“コメディ監督”という彼のイメージを払拭するくらいのインパクトがあった。脚本には、人間の心の闇が丁寧に織り込まれ、これまでのジョーカーによるめちゃくちゃな“理由なき反抗”を、なぜ彼が悪の道に足を踏み入れたのかを物語る“理由”を提示したことで、孤高さと哀しみが際立ち、観客は心を鷲づかみにされた。また、ホアキンは俳優としての演技力は言うまでもないが、何をしでかすかわからないお騒がせな一面もある。兄リバー・フェニックスの死に直面し、表舞台から姿を消したことは、その胸中を察するが、アル中や、車の横転事故、いきなり歌手への転向宣言など、かなりのやんちゃぶりだ。ただ、その不安定な危うさも彼の魅力の1つで、今回のアーサー役はドンピシャなキャスティングだったと言える。この暴れ馬の手綱をにぎり、彼からモンスター級の熱演を引き出したフィリップ監督の手腕は大いに称えたい。また、『世界にひとつのプレイブック』(12)や『アメリカン・ハッスル』(12)、『アメリカン・スナイパー』(13)など、自身の出演作でプロデューサーも務めてきたブラッドリーの目利きはすばらしい。俳優としては、何度もオスカーにノミネートされていながらも無冠ではあるが、クリント・イーストウッドからバトンを受け取って監督した主演映画『アリー/スター誕生』も作品の評価は非常に高かった。『ジョーカー』では、改めてプロデューサーとしての有能さも知らしめることになりそうだ。そういう意味で、ホアキンの主演男優賞を含め、『ジョーカー』が何冠を獲るのか、本年度のオスカー授賞式が今から楽しみでならない。(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DCComics
2019年10月09日トム・ホランドが、坊主頭になった。イラク戦争から帰還した元衛生兵を演じる『Cherry』(原題)のための役作りとみられている。退役軍人のアクティヴィストが、ツイッターに退役軍人のための医療センターを訪れたトムの動画を投稿。(現在は削除)そこに坊主頭のトムが映っていたのだ。ソニー対マーベル&ディズニーのスパイダーマン「MCU離脱問題」が解決し、ファンが胸をなでおろしたのもの束の間、トムの衝撃的な丸刈り姿に様々な反響が寄せられた。「トム・ホランドの美しい髪よ。安らかに眠れ。残念だわ」、「うちの子になんてことしてくれるの」という悲しみの声や、「これは間違いなくエミネムでしょう」、「若い頃のジャスティン・ティンバーレイクみたい」、「(アニメキャラの)カイユーみたい」とそっくりさんを挙げる声など。俳優の“毛”問題はいつも注目の的で、今年4月には「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・スノウ役から解放されたキット・ハリントンが、あのトレードマークのひげを全てそり落として大不評を買った。同月、ジェイソン・モモアも環境問題に取り組む活動の一環で、広告動画の中でひげをそり、ツルツルのほっぺを披露。ファンは悲しみに暮れるも、ジェイソンの行動を評価した。ティモシー・シャラメは来月配信開始となるNetflixの『キング』でマッシュルームヘアになり、ファンを驚かせたが、それがいい具合に伸びて出演したグレタ・ガーウィグ版の『若草物語』では“パーフェクト”な髪型が称賛されている。(Hiromi Kaku)
2019年10月09日人気バトルアクションシリーズ『HiGH&LOW』と、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画『HiGH&LOW THE WORST』が、10月4日より公開中だ。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』の鬼邪高校が交差した世界を構築する同作。マイナビニュースでは今回特集企画を実施し、出演者・監督などに魅力を聞いていく。今回は、メガホンをとった久保茂昭監督にインタビュー。LDHのアーティストのMVを数多く監督し、「HiGH&LOW」シリーズにも関わり続けている久保監督だが、シリーズでも初のクロスオーバー作品に、プレッシャーと喜びを感じていたという。おなじみのキャストに加え、新キャストも多数出演していた同作について、話を聞いた。○■『クローズ』『WORST』世界観を勉強させてもらっていた――今回の『HiGH&LOW THE WORST』は、『HiGH&LOW』シリーズとマンガ『クローズ』『WORST』とのクロスオーバー作品です。2016年に『HiGH&LOW THE MOVIE』が話題になった際にも、映画『クローズZERO』も含めて、高橋ヒロシさんの作品からの影響を指摘する声はかなりありました。やはり『HiGH&LOW』においてこの影響はもともと強かった、と考えていいんでしょうか?『HiGH&LOW』では、ドラマシーズン1に向けてHIROさんと話し合っている段階から、高橋ヒロシ先生の『クローズ』や『WORST』における仲間との絆だったり、ビジュアルイメージも含めた佇まいの部分だったりを、リスペクトしながら参考にさせてもらっていました。高橋先生の世界観を勉強させてもらって、それを『HiGH&LOW』に落とし込んでいたんです。――つまり今作はオマージュ元とのコラボになるわけですよね。緊張感がすごかったのでは……。プレッシャーでしかなかったですね……。『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(以下『FM』)の編集をしている頃に「こういう企画があるんですよ」とHIROさんから聞いたんですが、そのときはオファーを受けたわけでもなかったので「そうなんですね~(大変そうだなぁ)」という感じで、ちょっと冗談かと思っていたくらいでした。その後、いざ正式にお話をいただいたときは、やらせていただける嬉しさを、プレッシャーが上回りましたね。『HiGH&LOW』はHIROさんや平沼さん、LDHのみんな、俳優のみんなと一緒に作り上げたんだという“オリジナル感”が自分の中にあるんです。そこに、『クローズ』という巨大な存在、しかもすでに映画版が3本あるものがクロスオーバーするというのは、大変なことですよね。もちろん我々はすごくリスペクトしていますが、やはり原作ファンの方々というのは強い味方でありつつ、厳しい目を持っています。僕だけじゃなく、鳳仙を演じた役者の方たちも同じようにプレッシャーを感じていたと思います。現場でも志尊(淳/上田佐智雄役)くんと「批判覚悟で臨もう」という話をしていました。――2つの世界観をクロスオーバーさせるにあたって、映像面でこれまでのシリーズと大きく変えた部分というのはあるんでしょうか?『クローズ』は三池崇史監督が素晴らしい映画を2本撮っているので、むしろそこにはない世界感を出そうと考えて、原作マンガでの鳳仙をすごく勉強しました。鳳仙という学校の持つ空気感を出すために、『HiGH&LOW』ではまず使ってこなかった色味やトーンを取り入れていこう、というところには気をつけていました。――『ザム』のとき……あ、すみません。これは非公式の略称でした。そういうのは全部わかるんで、大丈夫ですよ(笑)。――失礼しました。監督の過去のインタビューによると、もともとは『THE MOVIE』の内容までが、ドラマのシーズン1で描かれる予定だったんですよね?そうなんです。最初にホン(脚本)ができたときは、『THE MOVIE』までの話をシーズン1の全10話で撮るというとんでもないものでした(笑)。今だから言っていいと思いますが、最初に読んだ脚本では、1話30分の中で5ラウンドも10ラウンドも戦いがあったんですよ。「ノリさん(脚本家・平沼紀久さん)、これどうすんの?」「どうしようねぇ」って話してましたね。結局、いろんな人の手を借りて、それをうまくドラマシリーズ2本と映画1本に分散できました。だから、『HiGH&LOW THE MOVIE 2 /END OF SKY』(以下『EOS』)『FM』を撮っているときが“シーズン2”という感覚でしたね。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のようにいうと“フェイズ2”です。――では、今回の『THE WORST』はフェイズ3にあたるわけですね。新しい世代が登場して新しい物語を築いていく、フェイズ3が始まった感覚はすごくありますね。○■正解は役者が持っていることも――『HiGH&LOW』では、役者の方々がそれぞれに久保監督や脚本の平沼さんと相談を重ねながらキャラクターをつくっていく、というお話を聞くことが多いですが、今回の新キャストの方々とは、どんなやりとりがありましたか?(川村)壱馬や(吉野)北人とは、ホンができた時点から1カ月以上かけて一緒にリハーサルをやりました。できるだけ会う回数を増やしてリハーサルを重ねて、みんなでキャラクターを作り上げていったんです。『HiGH&LOW』には、アクションテストというものがあるんですよ。アクション監督の大内(貴仁)さんや僕が立ち会って、役者1人につき2時間ずつくらいレッスンをして、どんなパンチや蹴りが得意なのか、どういう身体の動かし方が特徴なのかを見極めるための時間です。役者はみんなゼーゼー言いながら帰るので、彼らにとってはテストというより拷問みたいなものなんですけど(笑)。そこでパンチや蹴りのひとつひとつに関してみっちりレッスンした上で、「この人はこういう動きが得意だから、こういうアクションに落とし込んでいこう」と決めていく。志尊くんにもこれをやってもらったんですが、アクション練習に入った瞬間、彼が持っている優しい雰囲気やフェミニンな感じがバッと消えたんですね。さっきも言ったように、鳳仙のトップをやるということに対して彼は相当なやりがいとプレッシャーを感じていたけれど、その雰囲気の劇的な変化を見たとき、「この子は全部を背負ってやるつもりなんだな」ということがよくわかりました。――志尊さんは、かわいらしかったり女性的だったりする役が多いですが、バラエティ番組などで見ていると、ご本人は結構“男”っぽい部分があるんだな、と思っていました。今回の(上田)佐智雄の役は、思っていた以上にハマっているように感じました。彼は芝居に対してもストイックで、本当に男らしくてかっこいい人ですよ。現場でも、鳳仙のメンバーでちょっと気が緩んでるような人がいると「監督、俺ちょっと言っていいっすか?」みたいな感じでね。鳳仙は、その特徴である「一枚岩」という部分を志尊君と四天王が最初からすごく意識していて、彼らを中心にみんなで話し合って作り上げていました。だから僕としては、彼らから質問があったときに助言する程度でした。逆に鬼邪高は、「戦国時代」とうたっているように全員がバラバラのところから始まっています。各キャラクターについて個人個人とは話していましたが、チームとしては特にこちらからどうしてほしいということは言わなかったですね。自分たちで鬼邪高の全日というものをつくりあげてほしかったので。撮影前から「『HiGH&LOW』では、自分たちでやり方を見いださないと成立しないんだよ」ということは全員に言っていました。「(山田)裕貴も(前田)公輝もそうやって自分たちの鬼邪高ってものをつくってきて、今に至ってるんだ」と。――ドラマシーズン1の頃、SWORDのほかのチームに比べて役者としての知名度に差があると感じていた鬼邪高定時の面々が、山田さん、鈴木さん、一ノ瀬さんを中心に「負けたくない」「もっといいチームにしていこう」という話をいつもしていた、というエピソードはよく知られています。今回の全日や鳳仙でも、そういう動きがあったのでしょうか?どちらかというと、その雰囲気は鳳仙のほうにありましたね。現場でもスタッフの間で「この鳳仙のまとまり方は、昔の鬼邪高みたいだね」とよく話していました。一方鬼邪高はバラバラなんだけど、それはそれでいいかな、と。そのバラバラなところに、楓士雄というマイペースでつかめないキャラクターが入ってきて、みんなが翻弄されるわけですから。また壱馬自身が本当にマイペースで、休憩時間に鳳仙のほうにちょこちょこ行っちゃったりするんですよ。普通、物語で敵同士だと、現場でもそういうふうに過ごして空気をつくるじゃないですか。だから鳳仙の子たちも「それはちょっと違うだろ」みたいな感じでとまどってましたね(笑)。そこを壱馬は、本当に素でいっちゃう。楓士雄そのまんまなんですよね。「どうしようかな」と思いましたけど、それは楓士雄らしくて良いから、カメラが回っていないところでも彼にはそのペースで過ごしてもらいました。鬼邪高がまとまらないといけないところでは、公輝に「鳳仙を見て考えてみて」と伝えました。やっぱり全日の轟ですから。公輝が少しずつ人を集めてまとめあげていって、そこに最後に壱馬が加わって、という感じでしたね。――轟は久しぶりの登場でしたが、まとっている雰囲気が『THE MOVIE』の頃とは少し変わっているように見えました。今回、ドラマの前に映画を撮ったんですが、そこで公輝と話したときに、轟の感情の流れをすごく整理してきていたんですよ。「轟も時間がたっていろいろなものを見てきたわけだから、それを踏まえて、これまでならしないような仕草・行動もするようになっていると思う」というふうに自然に話してくれて。本当に彼が自分でつくりあげたキャラクターなんだな、と改めて感じました。映画の中で1箇所、轟の内心の解釈について、僕と公輝の意見が割れたところがあったんです。最終的に「監督に任せる」と言ってくれたので、僕の考えているほうで撮り始めたら、轟が崩れだしてしまった。カットをかけて公輝に「どうした?」と聞いたら「ちょっとわかんなくなっちゃいました」と言うので、「わかった、俺が言ったことは全部忘れていい」と。それでもう一度撮ったら、いつもの轟に戻って、ちゃんと成立した。「余計なこと言ってごめんな」と思いましたね。監督だけど、僕が正解を持っているとは限らない。そういったシーンがたくさん出てくるのが『HiGH&LOW』だと思ってます。――今回の作品で、新世代の物語が始まったわけですよね。『FM』公開の際に、平沼さんがインタビューで「SWORD第1世代にとっての“青春の終わり”の物語」というようなことをおっしゃっていました。監督としても、あれだけ世界観が広がった第1世代の物語を、『EOS』と『FM』の2本でやりきった、という感覚はあったんでしょうか?僕の個人的な感じでは、まだ全然終わってないというイメージですね。まだまだ続けたいし、可能性がいっぱいある。『THE MOVIE』本編は決して終わりじゃないし、そういうつもりで撮っているスタッフは誰もいないと思います。第1世代の物語も、まだまだ終わりじゃないと僕は思ってます。■久保茂昭1973年生まれ、東京都出身。EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS、E-girlsをはじめ、安室奈美恵、倖田來未、YUIなどのMVを多数手がける映像ディレクター。VMAJにおいて“年間最優秀ビデオ賞”を2010年「ふたつの唇」、12年「Rising Sun」、13年「24karats TRIBE OF GOLD」、14年「EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~」、15年「Eeny,meeny,miny,moe!」で受賞。邦楽に関しては5年連続受賞となり、異例の快挙となる。15年ドラマ「HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」を皮切りに、同シリーズの映画公開作品を担当。
2019年10月05日ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオ&ディズニーが話し合いの場を持ち、『スパイダーマン』がMCUに戻ってくることが決定した。ファンが大喜びなのはもちろんだが、スパイダーマンを演じているトム・ホランドも反応を見せた。トムはインスタグラムに、レオナルド・ディカプリオ主演の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のワンシーンを投稿。ディカプリオ演じるジョーダン・ベルフォートが、スピーチ中に目の前にいる社員たちの予想に反して、「(社長を)辞めないよ。絶対辞めないからな!」と宣言し、拍手と喝采を浴びるというシーンだ。ジョーダンの決意と、スパイダーマンとしてMCUを去らないという自身の決意を重ねたのだろう。トムは「にやり」と笑う絵文字のみで現在の心境を表した。『スパイダーマン』共演者のゼンデイヤは「うれし泣き」の絵文字、MCU作品で共演してきたハルク役のマーク・ラファロは「スナップ(指パッチン)で戻ってきたね! また会える気がするな」と、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のファンが喜ぶような言い回しでトムのMCU復帰を歓迎した。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年09月30日1か月以上前にスパイダーマンがMCUを離脱すると報じられ、世界中のファンが悲しんだ。スパイダーマンがMCUに復帰するのは絶望的とみられていたが、ここにきて、マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズが、スパイダーマンのMCU離脱を撤回する声明を発表。驚きの展開となっている。マーベルの社長ケヴィン・ファイギは「スパイディーのMCUの旅が続くことになって、本当にうれしい。マーベル・スタジオのみんなも、製作を続けられることをとても喜んでいます」、ソニーは「私たちはこの4年間で素晴らしいコラボを行ってきました。多くのファンと同じように、私たちもこの関係を続けられたらと強く感じていたのです。一緒に前進することが決まり、うれしく思います」とコメントしている。「Variety」誌によれば、木曜日夜(現地時間)、ソニー、ディズニーの重役とファイギが話し合いの機会を持ったという。前回はマーベル・ディズニー対ソニー間の利益の配分で交渉が決裂したと言われているが、今回はファイギのプロデューサーとしての手腕をソニーに“貸し出す”ことを条件に、マーベルとディズニーは利益の25%を受け取ることで合意に至ったとのこと。MCUに戻ったトム・ホランドが演じる『スパイダーマン』第3弾は、2021年7月16日に米国公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開© Marvel Studios 2016. © 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2019年09月28日『キャプテン・アメリカ』シリーズや、『アベンジャーズ』シリーズを手掛けてきたアンソニー・ルッソが、スパイダーマンがMCUから離脱することに対してコメントした。「彼(スパイダーマン)を『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に出演させるのは、本当に大変だったんだ。長く、困難な過程があった。でも、実現させるには仕方のないことだった。だけど、マーベルのケヴィン・ファイギは、なんとかやってみせたんだ」と「Tronto Sun」紙に過去をふり返るアンソニー。「ディズニーとソニーの良識ある人々は、それを何作かの映画で可能にする方法を見つけた。ぼくたちにとってもすごくいい経験になったし、観客も(ディズニーとソニーの)“結婚”を喜んだと思うんだ。だけど、そもそも最初の時点で“結婚”が難しかったことを知っていたから、今回、うまくいかなくなったことにはぼくもジョーも驚きやしないよ」とスパイダーマン離脱へ対する見解を語った。「すべてのプロセスを通して希薄で危なげな関係だった。それはわかっていても、一歩下がってできる限り客観的に考えると、ソニーは悲劇的な過ちを犯していると思うんだよね。ケヴィン・ファイギが何年もかけて伝えてきた素晴らしい物語と成功を、複製できると思うことは。本当に大きな間違いだと思うよ」と率直な意見を述べた。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開© Marvel Studios 2016. © 2016 CTMG. All Rights Reserved.スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年09月17日“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”の最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』がついにMovieNEXにてリリース。この度、MovieNEXに収録されるボーナス映像より、昨年、惜しまれながらこの世を去ったアメコミ界のレジェンドにして、マーベルの名誉会長でもあるスタン・リーのカメオ出演の歴史をふり返る映像が解禁となった。スタン・リーといえば、これまでのマーベル作品に必ずといっていいほどカメオ出演をしており、劇中での彼の登場を楽しみにしていたファンも多い。今回解禁となった映像では、スタン・リー本人がこれまでのカメオ出演について、「クリエイティブな人、特に映画を作る人々との仕事は、ワクワクする。考えるととんでもないことだ。自分のことだとは信じられない。こんなに運に恵まれるとはね。忘れられない経験だ」と嬉しそうに語る姿が。さらに、ロバート・ダウニー・Jr.やクリス・エヴァンスらと一緒の過去作品のカメオ出演の舞台裏も収められており、撮影の邪魔になっていないか気にかけ、出演者やスタッフに何度も「ありがとう」と感謝の言葉を述べるスタン・リーの姿が印象的。また、最後に「最初からすべて覚えてる。私は運のいい男だ」と笑顔で話す姿を見ると、思わず涙がこぼれそうになるだろう。『アベンジャーズ/エンドゲーム』がMCU作品の中で最後のカメオ出演となったスタン・リー。本作では、アベンジャーズのメンバーが“タイム泥棒作戦”によって、1970年にタイムトラベルしたシーンに登場している。監督を務めたルッソ兄弟と、脚本のスティーブン・マクフィーリー&クリストファー・マルクスは、そのシーンのスタン・リーについて“視覚効果で1970年代の姿に若返らせた”とMovieNEXに収録される音声解説で明かしており、「1970年代のスタンの写真と同じだ。服装も同じ、髪型も同じだね。最高のカメオだよ」と話している。『アベンジャーズ/エンドゲーム』はMovieNEX発売中(初回限定でブルーレイボーナス・ディスク付き)。デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年09月10日『アイアンマン』から『アベンジャーズ/エンドゲーム』までの11年間に渡って絶大な人気を誇り、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズの中で唯一無二の存在感を放つアイアンマン/トニー・スタークとして知られるロバート・ダウニー・Jr.が、ついにディズニー・レジェンド入りを果たした。8月23日(米・現地時間)、カリフォルニア州アナハイムで開幕した「D23 Expo 2019」にて明らかになったもので、アイアンマンを演じてきたロバートといえば、この11年間続いてきた超大作シリーズに大きく貢献してきた立役者のひとり。ディズニー・レジェンドとは、1987年に創設され、ディズニーに多大な貢献をした人物に授与される賞。受賞者には、ミッキーマウスの右手がモチーフのブロンズ像が贈られるほか、米・ディズニー本社にサインと手形が刻まれる。ロバートは受賞に際し、「僕は、トニーをこんなに長く演じることができ、テクノロジーは人類にとっていいものを与えることもできれば逆に破壊を導くこともできるというテーマを語ることが出来ました。それは僕がいただいたすばらしいギフトです。これはファンの皆さんのおかげです」とファンへの感謝をコメント。「僕は2008年からそれをやってきたのですよ。これからも拡大し続けるマーベル・シネマティック・ユニバースの一部に、僕はずっと存在していけるのです。ということで、未来へ乾杯」と、喜びを言葉にした。彼のほかにも、『アイアンマン』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズで監督・製作総指揮を務め、自らハッピー・ホーガン役としても出演、大ヒット公開中の『ライオン・キング』でも監督を務めているジョン・ファヴローや、「エージェント・オブ・シールド」シリーズのメイ役のミンナ・ウェン、「ディセンダント」シリーズを手掛けるケニー・オルテガなども選出されている。また、「D23 Expo 2019」ではディズニー・レジェンドの授賞式のほかにも、『Eternals』など今後のラインアップや新たな情報が続々発表!フェイズ4に向けて、ますます盛り上がりを見せるMCUに注目だ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は9月4日(水)にMovieNEX発売(初回限定でブルーレイボーナス・ディスク付き)。先行デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年08月27日ソニーとディズニーの交渉決裂により、MCUの脱退がほぼ決定したスパイダーマン。“同僚”のホークアイ(ジェレミー・レナー)や“マーベル仲間”のデッドプール(ライアン・レイノルズ)は、この件にコメントしていたが、スパイダーマンを演じるトム・ホランド本人は沈黙を貫いていた。しかし先週末、ディズニーによるイベント「D23 Expo」にトムが登場。ついに自らこの件に関して口を開いた。「大変な一週間だったよ。でも、みんなに知っておいてほしいのは、ぼくは心の底から感謝していて、3000回愛してるってこと」と『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアイアンマンことトニー・スタークが娘に伝えたセリフを引用し、心境を表した。『スパイダーマン』や『アベンジャーズ』シリーズで、師と弟子のような関係を築いてきたスパイダーマン&アイアンマン。それぞれの役を演じているトムとロバート・ダウニー・Jr.は、30歳ほど年の差があれど、劇中のみならず実生活でも絆は固いようだ。トムが「D23 Expo」に出席する前に、2人でハイキングに出かけ、「やったね、スタークさん!」とキャプションを付けた写真をSNSに投稿。1200万以上の「いいね!」がついた。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年08月26日『アバター』(’09)を超えて全世界歴代興行収入ランキング1位を獲得し、映画界の歴史を塗り替えた超大作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、早くも9月4日(水)にMovieNEXで発売。この度、MovieNEXに収録されるボーナス・コンテンツの中から、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の女性ヒーローを演じたキャストたちが、クライマックスシーンの舞台裏を語るメイキング映像を独占入手した。本作のクライマックスでは、それぞれの作品でMCUを支え続けた女性ヒーローたちが、ついに大集結。インフィニティ・ストーンを運ぶスパイダーマンことピーター・パーカーを守るため、一丸となってサノスの軍に突撃する彼女たちのチームプレイはまさに圧巻で、「本当に夢みたいなシーン」「女性ヒーロー達が頼もしすぎるし美しすぎる!」「このシーンは正直めっちゃアガった」と、SNSなどでも話題になった。映像では、ブラックパンサーの側近オコエ役を演じるダナイ・グリラは、この女性ヒーローたちの関係を「マーベルがつなぐ姉妹のよう」だと例えている。そして、「それぞれが順番に活躍して助け合うのが楽しかったわ」と笑顔でふり返るのは、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役を演じるエリザベス・オルセン。本シリーズでは特殊メイクで顔を覆っているネビュラ役のカレン・ギランも素顔でインタビューに登場し、この撮影は「とんでもない1日だった」と興奮気味にコメント。また、本作で『アイアンマン3』以来のパワードスーツ姿を見せるペッパー・ポッツ役を演じたグウィネス・パルトロウは、普段は撮影後のモニターチェックはしないというが、このシーンの映像は見返したそうで、「すごくパワフルで見ていてワクワクした」と絶賛。さらに、「映画を見てくれる女性たちも何らかの形で刺激を受けると思うの」と話している。今回解禁となった映像には、ときに撮影現場で真剣に話し合い、ときに抱き合って喜ぶ彼女たちの素顔が収められ、まさに“ファミリー”ともいえる雰囲気が伝わってくる。強さと美しさを兼ね備える女性ヒーローたちの活躍を何度も堪能してみてほしい。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は9月4日(水)にMovieNEX発売(初回限定でブルーレイボーナス・ディスク付き)。先行デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年08月24日先日、ソニー・ピクチャーズとディズニーおよびマーベルの契約交渉が決裂し、スパイダーマンがMCUから脱退することが報じられた。マーベルファンたちはソニーに対する不買運動を展開し、10月31日のハロウィンにはみんなでスパイダーマンのコスチュームを着て、スパイダーマンを「家(MCU)へ帰す」イベントを開催予定。同イベントでは「平和的なデモ」を行うという。マーベル映画でヒーローを演じている俳優たちも、スパイダーマンのMCU脱退に反応を見せている。『アベンジャーズ』シリーズでクリント・バートン/ホークアイを演じているジェレミー・レナーは、「ヘイ、ソニー。ぼくらはスパイダーマンに、スタン・リーとマーベルのもとに帰ってきてほしいんだ。頼むよ。ありがとう。#おめでとう #スパイダーマンかっこいい #お願い」とソニーに懇願している。ディズニーがFOXを買収したことで、今後MCU作品に参加が期待されている『デッドプール』のライアン・レイノルズは、「私たちはスパイダーマンとデッドプールの共演作を望むことはできるの?」というファンの問いに、「もちろんできるよ。でも、ぼくの心の中だけでね」とツイッターで答え、早くも諦めモードなのかもしれない。(Hiromi Kaku)
2019年08月22日ソニー・ピクチャーズとディズニーが、契約交渉において衝突したという。ディズニーの子会社であるマーベルは、ソニーと利益を折半することを提案したがソニーは拒否。従来通り「ディズニーは5%のまま」で契約することを望んだとのこと。「Deadline」などが伝えた。2015年、スパイダーマンの映画化権を所有するソニーは、ディズニー、マーベルとパートナーシップを結んだ。以来、トム・ホランド演じるスパイダーマンは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ』シリーズ、スパイダーマン単独作品に出演。このままソニーとディズニーが契約交渉で合意に至らない場合は、今後ソニーが2作品製作するといわれている『スパイダーマン』映画をマーベルのCEOケヴィン・ファイギがプロデュースすることはなくなり、MCU作品にスパイダーマンが登場することもなくなる。ファンたちは「ソニーがこんな風にファンの世界を汚すだなんて。全然大丈夫じゃない」、「今日はすごくいい日だった。スパイダーマンがMCUから消えると聞く前までは。ソニーよ、なぜこんな仕打ちを…」と悲痛の叫びを上げている。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開© Marvel Studios 2016. © 2016 CTMG. All Rights Reserved.スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年08月21日『マイティ・ソー』シリーズ第1作、第2作でジェーン・フォスター役を演じたナタリー・ポートマンが、第4作『Thor:Love and Thunder』(原題)に帰ってくる。この報道に対し第3作『マイティ・ソー バトルロイヤル』でソーの姉ヘラを演じたケイト・ブランシェットが「すごく、すごく楽しみ!観るのを心待ちにしているの。だって、すべての作品を子どもたちと観てとても楽しかったから」と「ETonline」に期待を語った。「でもね、本当に大好きなのは『キャプテン・マーベル』。(前作・今作の監督の)タイカには気を悪くしないでほしいんだけど、『キャプテン・マーベル』が私のお気に入りの作品」とも。ケイトは『Thor:Love and Thunder』でナタリーが女性版ソーを演じることにあたり、「彼女はマーベル・ユニバースにおける、素晴らしいフェミニズムの主導者になるでしょうね。原作のコミックがもともとそうであるように、マーベル映画は最先端を行くべきだし、それが正しいことだと思う 。だからこそ、ナタリーが重要な役を演じることがとても楽しみでしかたない」と、フェミニストの視点からの期待も語った。ケイト自身がMCUに復帰することはあるかと問われると、「それはマーベルに対しての質問だと思う」と答えを濁しつつ、「私はいつでもここにいるから…」と否定はしなかった。(Hiromi Kaku)■関連作品:マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年08月16日前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の興行収入をわずか10日間で抜くという、驚異のスピードで日本中を席巻し、この記録破りの大ヒットで映画界の歴史を塗り替えた超大作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が9月4日(水)にMovieNEXで発売。これを記念し、この度、MovieNEXに収録されるボーナス映像の中から、涙なしには観ることができない、あの悲劇のラストシーンの直後を描いた未公開シーンの一部が公開された。公開となった映像は、アイアンマンへの敬意を称えるヒーローたちの姿を納めた、涙腺崩壊の貴重な未公開シーンだ。本編では、アイアンマンが力尽きて目を閉じ、アイアンマンことトニー・スタークの妻、ペッパー・ポッツが最期のキスをするところまでが映し出されている。だがこの映像では、その後のヒーローたちの姿を見ることができる。サノスからインフィニティ・ガントレットを奪い、自らを犠牲に世界を救ったアイアンマンの死を目の当たりにし、ショックと悲しみに打ちひしがれるアベンジャーズたちだが、それぞれの思いを胸に、片膝をついてアイアンマンへの敬意を示す。ホークアイをはじめ、キャプテン・マーベルや今にも泣き崩れそうなキャプテン・アメリカが映し出される中、この悲しい結末を知っていたドクター・ストレンジの表情はあまりにも切なく、涙なしでは見られない。さらに、この映像にはヒーローたちの様子を見ながら、どこかへ去っていくガモーラの姿が映されている。つまり、トニー・スタークが指を鳴らしたことでサノス軍は消滅したが、サノスの義理の娘・ガモーラは生きていることが確認できるのだ。このあと、果たしてガモーラはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに戻るのか?今後のMCU(“マーベル・シネマティック・ユニバース”)シリーズにも期待が膨らむ描写となっている。この悲劇のラストシーンはもちろん、全編に渡って監督や脚本家たちが本作やMCUについて語っている“音声解説”が見られるのはMovieNEXだけだ。初回限定のボーナス・ディスクには、今回公開された映像の他にも、“スタン・リーの功績”をはじめ、製作の舞台裏や未公開シーン、ファン必見の貴重映像を多数収録(デジタル配信(購入)にも一部収録)されている。さらに現在、『今すぐアッセンブル!“We love you 3000”ルッソ監督へ届けこの想い!キャンペーン』が公式サイトにて実施中だ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』9月4日(水)発売『アベンジャーズ/エンドゲームMovieNEX』/4,200円+税『アベンジャーズ/エンドゲーム 4K UHD MovieNEX』/8,000円+税『アベンジャーズ/エンドゲーム 4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(数量限定)』/10,000円+税先行デジタル配信中
2019年08月16日次々と公開され、話題に上る、マーベル・コミックスから生まれたマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)の映画シリーズ。話題になっているのは知っていても、どうも踏み込む機会がなかった方へ、マーベル映画を愛してやまない6人の方々が、その魅力を全力で伝えてくれました。ひとつでも心に引っかかる言葉があったら、ぜひ手に取ってみてください。そして、ファンが絶対に伝えたいことは…。「マーベル映画は必ずエンドロールの最後まで観て!」「正義とは何かを考えさせられる」リョウガさん(超特急、ダンサー)「キャプテン・アメリカをはじめ、登場するヒーローたちが魅力的なのはもちろんですが、ぶっとんだ発想や、アクションのかっこよさ、何より観ていて、映像と音楽とのリンク具合に鳥肌が立つ瞬間が何度もあるんです。超人たちも、特別な力を得たからヒーローになるわけではなく、大切な人を亡くすなど犠牲を払っていたりするんです。なかには悪に手を染める者もいて、正義とは何かを考えさせられる。ドラマとして深いんですよね」1994年10月23日生まれ。神奈川県出身。超特急のリーダーで、ガリガリ担当。8月17日まで、グループ史上最大規模となるホールツアー中。最新シングル『Hey Hey Hey』も好評。「きっと共感できるヒーローがいて、あなたはひとりじゃないって伝えてくれます」宇垣美里さん(アナウンサー)「マーベルのヒーローは、一人ひとりがタイプの違う能力を持っています。一方で、すごい力を持っているはずなのに、みな一様に個々の悩みを抱えていて、思い悩む姿はとても人間らしい。その個性豊かな部分に惹かれますし、誰でもきっと共感できるヒーローが見つけられると思います。世界はとてつもなく広くて、だからこそ、同じ悩みを持つ人もいる。あなたはひとりじゃないって伝えてくれているようで、勇気をもらえるんです」うがき・みさと1991年4月16日生まれ。兵庫県出身。フリーアナウンサー。東京コミコン2019(11月22~24日)の広報部長を務める。ファーストフォトエッセイ『風をたべる』(集英社)が発売中。「かっこ悪いところも、ヒーロー」藤田貴大さん(「マームとジプシー」主宰、演出家)「いろいろなヒーローのあり方が描かれているのがMCU。これまでのヒーローはだいたい世間に素性を隠すのが当たり前でした。しかし第1作の『アイアンマン』のラストシーンで、スタークは「私がアイアンマンだ」と明かします。つまり、過去の定石を破るところからMCUは始まったように思います。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、いったい誰が誰に対してヒーローなのかわからない感じがたまらないです。どうしようもない奴らが、でもこれもこれでヒーローだと感じられるのが面白いし、好きなんですよね」ふじた・たかひろ1985年4月27日生まれ。北海道出身。現在、作・演出する舞台『めにみえない みみにしたい』が公演中。8月9日~10月14日、京都国立近代美術館で開催の「ドレス・コード? ―着る人たちのゲーム」展にも「マームとジプシー」として参加。「男性も女性も“イケメン”だらけ!」すみれさん(女優、歌手)「マーベル映画には、外見はもちろん内面的にもイケメンがいっぱい。たとえばキャプテン・アメリカは、強くて、優しくて、ロマンティックで…。憧れの男性です。イケメンなのは女性も同じで、とくに悪役として登場するスカーレット・ウィッチは、かっこいい系のクールキャラ。女性陣の描かれ方が、守られる立場というより自らも戦いに加わって、しかもめちゃくちゃ強いというところに惹かれます。魅力的だし、観ていて爽快」1990年7月15日生まれ。東京都出身、ハワイ育ち。高校から演劇活動を始め、米カーネギーメロン大学演劇科へ。2017年『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』でハリウッド映画デビュー。「1作品ごとに楽しめるから、どこからでも入っていける」山中綾華さん(Mrs.GREEN APPLE、ミュージシャン)「物語やキャラクターがクロスオーバーする長いシリーズものではありますが、単体映画として考えてもそれぞれ見応えたっぷりなので、1作品ごとに楽しめます。また、通して観ると、さりげない1シーンや、ひとつのセリフが次の作品のフラグになっていたりして、先を観たあとに、前の作品を観返したくなったり。新たな発見があるので、何度観ても面白い!そうして観ているうちに全作品制覇して…と気づいたらマーベル映画にどっぷり沼落ち」やまなか・あやか1995年2月5日生まれ。東京都出身。5人組のバンドMrs.GREEN APPLEのドラム。10月2日にアルバム『Attitude』を発売。12月7日からアリーナツアーがスタート。「これだけの作品数がありながら、世界観が統一されていてどれを観ても面白い」尾上松也さん(歌舞伎役者)「現在までの23作品、ひとつとしてマンネリがなく、次を期待させる展開があって、どれを観ても面白いんです。作品ごとに監督は違うのにもかかわらず、世界観が統一されているのも素晴らしい。オススメは『アベンジャーズ/エンドゲーム』なんですが、これに感動するためには全作品を観ていただきたい。そして、これだけの作品を同じ世界線に繋ぎ合わせようと企画し、実現させた製作陣の途方もない熱量に驚いてほしいです」おのえ・まつや1985年1月30日生まれ。東京都出身。近年は歌舞伎のほか映像作品やミュージカルの舞台でも活躍。8月24~25日に山梨で上演されるオリジナル公演『百花繚乱』に出演。演目には歌舞伎講座も。『アベンジャーズ』ディズニー公式エンターテイメントサービス「ディズニーデラックス」で配信中TM & ©2012 Marvel & Subs.※『anan』2019年8月7日号より。文・望月リサ保手濱奈美(by anan編集部)
2019年08月04日アンジェリーナ・ジョリーが、来年11月6日に公開される『The Eternals』(原題)でマーベル映画デビューを果たす。「People」誌に6人の子どもたちーーマドックスくん、パックスくん、ザハラちゃん、シャイロちゃん、双子のノックスくん&ヴィヴィアンちゃんが大喜びしていることを語った。「私がすごく感動したのは、子どもたちが私の強い姿を見たがっているということ。私が強く、そして楽しんでいる姿にとても喜んでいるのよ」。超人的なパワーを持つエターナルズのひとり、セナを演じるアンジーは、「剣からバレエ」に至るまで様々なトレーニングを積んでいるという。「彼女は戦士だから。MCUにふさわしいセナを演じるには、本当にしっかりとトレーニングをしなきゃいけないと思っているわ」。過去には女優業を引退して監督業に専念すると宣言し、ファンにショックを与えたアンジーだが、今後も『マレフィセント』の続編『Maleficent: Mistress of Evil』(原題)、映画版『世界一幸せなゴリラ、イバン』、スリラー映画の『Those Who Wish Me Dead』(原題)など、出演作が目白押しだ。(Hiromi Kaku)
2019年08月01日『アバター』を抜き、ついに全世界歴代興行収入ランキング1位を獲得した“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”の最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』。この度、MovieNEXに収録されるボーナス映像の中から、MCUの全ての始まりであるロバート・ダウニー・Jr.の“アイアンマン”キャスティング秘話が明かされる貴重な映像の一部が解禁となった。解禁となった映像では、『アイアンマン』の監督・製作総指揮で“ハッピー・ホーガン”としても知られるジョン・ファヴローが、「彼のキャリアは素晴らしかったし、準備が整っていると思ったんだ。大きなことに挑戦する準備がね」と、当初からダウニー・Jr.を起用することに乗り気だったことを語る。しかし、それでも即決とはいかず、「スクリーンテストを提案した」と語るのは、数々のMCU作品でキャスティング・ディレクターを務めてきたサラ・ハリー・フィン。映像では、その貴重なスクリーンテストの様子も垣間見ることができるが、ダウニー・Jr.本人は「信じられないほどの高揚感だったよ。大きな競技場で戦う前の選手のような気分だ。気絶するか大成功かどっちかさ」と、彼らしく当時をふり返っている。さらにサラ・フィンは、「上機嫌だけどすごく落ち着いた様子」とそのスクリーンテストについて語り、「まさに魔法よ! キャスティングの私やケヴィン(・ファイギ)やジョン(・ファヴロー)、全員があの瞬間を待っていた。“これこそアイアンマンだ”と思ったわ」と、テスト当日に全員がダウニー・Jr.こそが適役であると確信したことを明かしている。キャップ&ソーのWクリスからも絶大の信頼「ロバートは真のリーダー」共演者たちからの信頼も厚く、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスは別のインタビューで、「初期の頃には、僕やクリス・ヘムズワースのような、これほどスケールの大きい映画に初めて挑戦する人たち全員をまとめあげ、みんなが同じ方向に向かっていけるようにしていたんだ」と、MCU作品にとっての彼の存在の大きさを語っていた。さらに、ソー役のクリス・ヘムズワースも「ロバートは真のリーダーとして道を先導してきた。11年間こうして成功を続けてきているのに、彼の態度が昔とまったく変わらないのが素晴らしいよ」と絶賛。まさにロバート・ダウニーJr.はMCUの「ゴッドファーザー」といえる存在で、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギも、「もしもロバート・ダウニーJr.がいなかったらMCUは存在していない」と言い切っており、彼のキャスティングが全ての始まりだったのだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は9月4日(水)よりMovieNEX発売、8月7日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年07月26日マーベル・スタジオは2019年7月20日、アメリカ・サンディエゴで開催された「コミコン」にて、「マーベル・シネマティック・ユニバース(以下:MCU)」の「フェイズ4」で公開される映画・ドラマ10作品を公開した。MCU「フェイズ4」作品、一挙に制作発表マーベル・コミックを原作にしたキャラクター達を“1つの世界”に住まわせた、壮大なクロスオーバー作品群「MCU」。その物語の進行の目安として、6〜11作品ごとに「フェイズ」と呼ばわれる“区切り”を付けて制作が進められていることは、マーベルファンにはもはや説明不要だろう。今回は、2019年7月22日(月)に公開された『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の公開と共に幕を閉じた「フェイズ3」※に続く新たなチャプター「フェイズ4」の作品ラインナップを、映画・ドラマシリーズに分けて紹介したいと思う。これまでのフェイズでもテレビシリーズやNetflix、Hulu等で関連作品が公開されることはあったが、本フェイズでは過去作を含む映画とドラマ作品の関連性が、より一層強いものになると予想される。※『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』までの11作品で構成。「フェイズ3」までのMCU作品の流れについては、下記記事に詳しい。【保存版】映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開記念!MCU作品を年表&公開順でイッキ見せ映画作品『The Eternals』(原題) - 2020年11月6日米国公開イベント会場で最初に発表されたのが、2020年11月6日に米国公開となる映画『The Eternals(ジ・エターナルズ)』(原題)。監督はクロエ・ジャオ、脚本はマシュー&ライアン・ファーポ兄弟が務める。原作は、マーベルコミックのスタン・リーの元で、歴史に残る数多くの人気キャラクターを生み出したジャック・カービーのよる同名のアメリカンコミック。百万年前に地球にやってきた、人類の始祖的存在のセレスティアルズ(Celestials)が遺伝子操作で生み出したエターナルズ(Eternals)と、その相対物であるディヴィアンツ(Deviants)の戦いを描く作品。エターナルズが地球の防衛者であり、ディヴィアンツがいわゆるヴィランにあたる。キャストは、セナ(Thena)役にアンジェリーナ・ジョリー、イカリス(Ikaris)役に「GOT」シリーズのリチャード・マッデン(Richard Maden)、キンゴ(Kingo)役にクメイル・ナンジアニ(Kumail Nanjiani)、マッカリ(Makkari)役に「ウォーキング・デッド」シリーズのローレン・リドロフ(Lauren Ridloff)、ファストス(Phastos)役にブライアン・タイリー・ヘンリー(Brian Tyree Henry)、エイジャック(Ajak)役にサルマ ハエック(Salma Hayek)、スプライト役にリア・マクヒュー(Lia McHugh)、ギルガメッシュ(Gilgamesh)役にドン・リーらが決定している。『Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings』(原題) - 2021年2月12日全米公開MCUにとって初のアジア系ヒーローを主役に据えた映画となる『Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings(シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス)』(原題)は、2021年2月12日に全米公開。監督は、映画『ショート・ターム』で知られるデスティン・ダニエル・クレットン(Destin Daniel Cretton)。“マスター・オブ・カンフー”の異名を取る主人公シャン・チー(Shang-Chi)と、彼の実の父親でもあるヴィランのフー・マンチュー(Fu Manchu)の戦いを描いた作品。原題の「Ten Rings」は映画「アイアンマン」シリーズに登場するテロ組織で、原作ではアベンジャーズにも加入しており、トニー・スタークがシャン・チーに“気”を高めるブレスレットやリパルサーヌンチャクといった装備を提供していることから、これに関連した物語になるのではと予想される。主演でシャン・チー役を務めるのはシム・リウ(Simu Liu)で、「Ten Rings」のリーダーである“本物”のマンダリン役でトニー・レオン(Tony Leon)が出演する。『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』(原題) - 2021年5月7日全米公開映画『ドクター・ストレンジ』の続編となる『Doctor Strange in the Multiverse of Madness(ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス)』(原題)は、2021年5月7日に全米公開。主演はベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)、監督はスコット・デリクソン(Scott Derrickson)と第1作目のタッグが続投する。ストーリーはホラー映画のようなものになると監督によって示唆されているほか、スカーレット・ウィッチとビジョンにフィーチャーするドラマシリーズ『WandaVision(原題)』と直結した内容になると明言されている。『Thor: Love and Thunder』(原題) - 2021年11月5日全米公開「マイティ・ソー」シリーズ4作目となる『Thor: Love and Thunder(ソー: ラブ・アンド・サンダー)』(原題)は、2021年11月5日に全米公開。監督は、シリーズ第3作目『マイティ・ソー バトルロイヤル』を手がけたタイカ・ワイティティ(Taika Waititi)。本作では、シリーズでヒロインのジェーン・フォスター(Jane Foster)役であり、『アベンジャーズ/エンドゲーム』にもさりげなく出演していたナタリー・ポートマン(Natalie Portman)がなんと、新たなマイティ・ソーとなる。ドラマシリーズ化が決定している『What If…?(原題)』では「ジェーン・フォスターがソーのハンマーを見つけたらどうなる?」というテーマで女性版ソーとして描かれているが、本作でどのような成り行きとなるかは未だ不明だ。また、ソー役でお馴染みのクリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソン(Tessa Thompson)も続投する。『Black Widow』(原題) - 2020年5月1全米公開スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)演じるブラック・ウィドウ(Black Widow)ことナターシャ・ロマノフ(Natasha Romanoff)の単独映画として、『Black Widow(ブラック・ウィドウ)』(原題)が2020年5月1に全米公開。アベンジャーズのメンバーとして同シリーズの映画で活躍してきたブラック・ウィドウにとって初の単独作品となる本作。メリーナ(Melina)役にレイチェル・ワイズ(Rachel Weisz)、レッドガーディアン(Red Guardian)ことアレクセイ(Alexei)役に『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のデヴィッド・ハーバー(David Harbour)、イレーナ(Yelena)役にフローレンス・ピュー(Florence Pugh)、メイソン(Mason)役にO・T・ファグベンル(O-T Fagbenle)らが出演予定。監督は、第85回アカデミー賞外国語映画賞のオーストラリア代表作品『さよなら、アドルフ』を手がけたケイト・ショートランド(Cate Shortland)が務める。『Blade』(原題) - 公開日未定 ※本作は「フェイズ5」作品となるまた、1998年に同名のマーベル・コミックを実写化した映画『ブレイド』が、MCU作品として新たに映画化される。映画『グリーンブック』のマハーシャラ・アリ(Mahershala Ali)がブレイド(Blade)役を務める。ドラマ作品『The Falcon and the Winter Soldier』(原題) - 2020年秋放送予定『The Falcon and the Winter Soldier(ザ・ファルコン・アンド・ザ・ウィンター・ソルジャー)』(原題)アンソニー・マッキー(Anthony Mackie)演じるファルコン/サム・ウィルソンと、セバスチャン・スタン(Sebastian Stan)演じるジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ/ウィンター・ソルジャーにフィーチャーするドラマ作品。2020年秋、ディズニーの新動画配信サービス「ディズニー+(Disney+)」での限定配信される。『WandaVision』(原題)- 2021年春配信『WandaVision(ワンダビジョン)』(原題)は、エリザベス・オルセン(Elizabeth Olsen)演じるワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(Wanda Maximoff/Scarlet Witch)と、そのパートナーでポール・ベタニー(Paul Bettany)演じるビジョン(Vision)にフィーチャーしたドラマシリーズ。2021年春に「ディズニー+」にて配信予定。『Loki』(原題) - 2021年春配信「マイティ・ソー」シリーズに登場する、アスガルドの第2王子にして主人公ソーの弟であるロキにフィーチャーするドラマシリーズ『Loki(ロキ)』(原題)。2021年春に「ディズニー+」にて放送開始予定。ロキ役を演じるのはもちろん、トム・ヒドルストン(Tom Hiddleston)。原作のベースとなっている北欧神話で“いたずらの神”とされるロキが起こす、様々なトラブルを描くという。『What If…?』(原題) - 2021年夏配信『What If…?(ホワット・イフ…?)』(原題)は、MCUにとって初となるアニメーションシリーズで、2021年夏に「ディズニー+」で配信がスタートする。本作は、“What If=仮に”のタイトルが意味する通り、「もしもスパイダーマンがファンタスティック・フォーに加わったら?」「もしもアベンジャーズが結成されなかったら?」「ジェーン・フォスターがソーのハンマーを見つけたらどうなる?」という、MCUの世界における“もしも”の物語を描く作品。物語の“語り手”となるウォッチャー(Watcher)役を、ジェフリー・ライト(Jeffrey Wright)が演じるほか、MCUに出演する多くの俳優・女優陣が、それぞれのキャラクターの声優を務めるという。『Hawkeye』(原題) - 2021年秋配信『アベンジャーズ』のチームメンバーであり、ジェレミー・レナー(Jeremy Renner)演じるホークアイ(Hawkeye)にフィーチャーしたドラマシリーズ『Hawkeye(ホークアイ)』(原題)は、2021年秋に「ディズニー+」にて配信開始予定。ホークアイことクリント・バートン(Clint Barton)に加え、MCUの2代目ホークアイと噂されるケイト・ビショップ(Kate Bishop)についても掘り下げる内容になるようだ。
2019年07月25日土曜日(現地時間)、サンディエゴのコミコンで、マーベルのCEOケヴィン・ファイギが今後のマーベル作品について、予定を語った。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「フェーズ4」として公開されるのは、以下の作品となる。【映画】・『Black Widow』(原題)2020年5月1日全米公開予定スカーレット・ヨハンソン主演。舞台は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後の世界。・『The Eternals』(原題)2020年11月6日全米公開アンジェリーナ・ジョリー、リチャード・マッデン、サルマ・ハエックらが出演。・『Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings』(原題)2021年2月12日全米公開リウ・シムが、マーベル史上初のアジア人男性で主役に。・『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』(原題)2022年5月7日全米公開ベネディクト・カンバーバッチがドクター・ストレンジを再演。エリザベス・オルセン演じるスカーレット・ウィッチも登場。・『Thor: Love and Thunder』(原題)2021年11月5日全米公開ナタリー・ポートマンがジェーン・フォスターとして久々にカムバック。女性版・ソーとしての活躍も見られるとのこと。【Disney+で配信予定のドラマ】・「Falcon & Winter Soldier」(原題)2020年秋に配信予定アンソニー・マッキー&セバスチャン・スタン主演。・「WandaVision」(原題) 2021年春に配信予定エリザベス・オルセン&ポール・ベタニー主演。・「Loki」(原題)2021年春に配信予定トム・ヒドルストン主演。舞台は2012年ではあるが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』とのつながりがある。・「What If...?」(原題)2021年夏に配信予定ジェフリー・ライトがウォッチャーを演じる。・「Hawkeye」(原題)2021年秋に配信予定ジェレミー・レナ―主演。そのほか、これまではウェズリー・スナイプスが演じた『ブレイド』をマハーシャラ・アリ主演でリブート、『キャプテン・マーベル』と『ブラックパンサー』の続編、『ファンタスティック・フォー』の新企画なども進めていることを明らかにした。(Hiromi Kaku)■関連作品:マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年07月21日世界興行収入歴代1位の『アバター』の記録に迫る大ヒットとなっている『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、早くも9月4日(水)よりMovieNEXで発売、8月7日(水)より先行デジタル配信開始。本日7月19日は「スーパーウーマンの日」ということで、劇中でも印象的だった女性ヒーローが大集結する、あの胸アツシーンの本編クリップ映像が到着。さらに、MovieNEXに初回限定で収録されるブルーレイボーナス・ディスクの激レアな内容を収めた、新たな予告編映像も解禁となった。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品には、パワーと知性、繊細さ、そして何より芯の強さを併せ持つ“スーパーウーマン”である女性ヒーローたちが多数登場する。今回は「スーパーウーマンの日」に合わせ、本作でインフィニティ・ストーンを運ぶスパイダーマンことピーター・パーカーを、キャプテン・マーベルをはじめとした女性ヒーローたちが守り、サノスの軍隊と戦うシーンの本編クリップ映像が到着。「アベンジャーズ」の一員であるスカーレット・ウィッチやアントマンの相棒ワスプだけでなく、ブラックパンサーの妹シュリと側近のオコエ、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のガモーラ、マンティス、ネビュラに、アスガルドの女戦士ヴァルキリー、そしてアイアンマンことトニー・スタークの妻であるペッパー・ポッツもアーマースーツを着て登場!さらに、MCU最強の呼び声も高いキャプテン・マーベルが、圧倒的な強さで敵をなぎ倒していく姿が圧巻となっている。なお、MovieNEX初回限定のボーナス・ディスクには、「スタン・リーの功績」をはじめ、「ロバート・ダウニーJr.の存在」「キャプテン・アメリカを振り返る」など、製作の舞台裏や未公開シーン、ファン必見の貴重映像を多数収録しているが、解禁となった新たな予告編映像では、その一部を見ることができる。ロバートやスカーレット・ヨハンソンら豪華キャスト陣の素顔が収められた撮影舞台裏や、スタン・リーのカメオ出演のメイキング映像は必見。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は9月4日(水)よりMovieNEX発売、8月7日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年07月19日7月5日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」は、シリーズ最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の公開を記念して、2017年に公開された新シリーズ1作目となる『スパイダーマン:ホームカミング』を地上波初放送する。トビー・マグワイア主演による3部作、アンドリュー・ガーフィールド主演でリブートされた『アメイジング・スパイダーマン』2部作に続き、アイアンマンやキャプテン・アメリカと共に“マーベル・シネマティック・ユニバース”(MCU)の一員として新たにスタートしたトム・ホランド主演による本作。本作のピーター・パーカー/スパイダーマンはヒーローとして戦う顔とともに、初恋や学業との両立に悩む15歳の高校生らしい一面も併せ持つ“等身大ヒーロー”として描かれており、シリーズ史上最も若いピーター・パーカーを演じるのは、本作で大抜擢され『アベンジャーズ』シリーズなどに出演、いま注目の若き実力派トム・ホランド。さらに「MCU」シリーズとなったことでアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンス、ハッピー・ホーガン役のジョン・ファヴローなど“アベンジャーズ”の面々も登場するほか、『バットマン』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのマイケル・キートンが悪役・バルチャーとして出演。フレッシュな次世代ハリウッドスターと名優たちの競演も見どころ。さらに2.5次元俳優として人気の榎木淳弥をはじめ藤原啓治、大川透、中村悠一、美山加恋ら豪華吹き替えキャスト陣の声もしっかりチェックしたいところだ。憧れのトニー・スターク=アイアンマンにもらった特製スーツでスパイダーマンとして活躍する15歳の高校生ピーター・パーカー。N.Y.の街を華麗に飛び回り、悪を裁く…といきたいところだが、ヒーロー気分で街に繰り出してはビルの間や住宅街を飛び回るその姿はまだ初々しい。YouTubeで話題になっているものの親友にも正体がバレ、挙句の果てにはキャプテン・アメリカのシールドを盗んだと自慢話をする始末。そんな彼の目標は<ヒーロー>として認められることだった。大富豪・トニー・スタークに恨みを持つ不穏な影がN.Y.を危機に陥れると、ピーターはアベンジャーズに任せておけと言うスタークの忠告も聞かずに、ひとり敵を倒しに行こうとする。果たしてわずか15歳の新人ヒーローに世界を救うことはできるのか…というストーリー。なおシリーズ最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』も現在大ヒット公開中。『アベンジャーズ/エンドゲーム』とバトンタッチするように公開されたこともあり、大きな盛り上がりを見せる同作も是非チェックして。金曜ロードSHOW!『スパイダーマン:ホームカミング』は7月5日(金)今夜21時~日本テレビ系で地上波初放送。(笠緒)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開© Marvel Studios 2016. © 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2019年07月05日アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーなどヒーローたちが大集結する「アベンジャーズ」シリーズの完結編『アベンジャーズ/エンドゲーム』。この度、あの興奮と感動が再びよみがえる、数々の名場面が収められた特別映像が解禁となった。記録破りの大ヒットで映画の歴史を塗り替えた本作。この度到着したのは、本編で多くのファンたちが涙した数々の名場面を収めた特別映像。ソーが『マイティ・ソー バトルロイヤル』で手放した武器ムジョルニアを手に取るシーンや、全ヒーローが集結する胸アツの「アッセンブル」のシーン、またトニー・スタークによる「私がアイアンマンだ」の名セリフなど、本編中の名場面が凝縮!ソーとヴィジョンしか持ち上げられなかったムジョルニアをキャプテン・アメリカが扱う場面なども収められており、あの興奮と感動が再びよみがえる内容となっている。怒涛の展開で繰り広げられる予想不可能なストーリーと、涙なしでは見られない感動のラストなど、“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”の1つの集大成といえる本作。MovieNEX初回限定のボーナス・ディスクには、「スタン・リーの功績」をはじめ、「ロバート・ダウニーJr.の存在」「キャプテン・アメリカを振り返る」など、製作の舞台裏や未公開シーン、ファン必見の貴重映像も多数収録されている。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は9月4日(水)よりMovieNEX発売、8月7日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年07月05日日本で世界最速公開となった『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が初日3日間で興行収入10億円を突破、7月2日(現地時間)より公開された全米では火曜日の歴代最高興収の記録を樹立。まさに勢いに乗る本作から、トム・ホランドが本作に登場するスパイダー“スーツ”について語るメイキング映像が到着した。今回到着したのは、スーツに特化したメイキング映像で、スパイダーマン/ピーター・パーカー役のトム・ホランド(トムホ)が本作で着用した4つのスーツに迫りつつ、彼の撮影風景も交えて、スーツに隠された想いにも触れていくものとなっている。1つ目は、ヒーローの師匠であるアイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)から送られたメタリック調のアイアンスーツ。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』で初登場し、宇宙空間での戦闘時に着用した。背中から伸びる自在に動かせる4本のスパイダーアームや手から放つリパルサー・ウェブなどの性能があり、本作でも、その機能が十分に発揮されていることが予告映像からも分かる。2つ目は、「思い入れのある」ホームカミングスーツ。MCU作品初登場となった『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアイアンマンから初めて送られたハイテクスーツ。多彩な形状の糸を放つウェブシューターをはじめ、脇に装着したウェブ・ウィングで宙を飛び、胸のクモのエンブレムとしてドローンを格納。さらに、スーツはサイズフリーで、着た後に空気を抜いて体にフィットさせるオート・フィット機能も完備されている。本作ではヨーロッパの旅行先に忍ばせて持ち歩く。3つ目は、本作初登場のステルススーツ。劇中ではこれを着たスパイダーマンは“ナイトモンキー”という愛称で呼ばれ、ヨーロッパが敵に襲われた時に正体を隠すために作られた。歴代のスーツには似つかわしく黒で覆われている。トムホも一番のお気に入りのようで、ニック・フューリーが作った力作だ。衣装スーパーバイザーのグラハム・チャーチヤード曰く、「シールド」の特殊用素材を使用していることからも分かる通り、スパイダーマンを頼りにするニックの心情が伝わる。“スパイダーマン風キャプテン・アメリカ”とトムホが表現するように、素性を隠した素早い動きで相手を惑わせる。4つ目は、赤黒スーツ。本作ではトニー・スタークが残した装置を、ボディガード兼ドライバーであるハッピー・ホーガン(ジョン・ファヴロー)が受け継ぎ、ピーターがそれを使用して作った新たなスーツ。「赤と黒で施されており、いかにも壁を登れてクモ糸を出せそうな見た目だ」とトムホも絶賛。新たなアイアンマンが必要ないま、トニーの意志を受け継ぐかのようなシーンにも注目。MCUの父でもあるアイアンマンのオマージュとしてさらなる活躍が期待される。全米公開で新記録を樹立!世界1.9億ドル突破全米では4,634館で公開を迎えると、火曜日初日のみで国内興行収入3925万ドルを記録、北米における火曜日の歴代最高興収の記録を樹立。公開初日の7月2日(火)から週末7月7日(日)の6日間にかけて、およそ1億2500万ドルの成績をおさめることが予想されている。また、日本と同日公開となった中国では、オープニング週末で9800万ドルという数字を叩き出し、全米より1日早く7月1日(月)に公開したオーストラリアでもソニー・ピクチャーズ作品史上最大のオープニング成績をおさめ、累計の世界興収は7月2日(火)時点ですでに1億9000万ドルを突破!日本では7月4日(木)時点で、累計動員89万1,950人、興収13億2281万4,730円を記録し、快進撃が続いている。さらに、本作の公開を記念し、新シリーズ第1弾である『スパイダーマン:ホームカミング』が今週7月5日(金)21時より日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて地上波初放送。スパイダーマン旋風がこの夏を席巻することは間違いなさそうだ。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定
2019年07月04日