全米初登場No.1を含む、世界52か国でNo.1大ヒットを記録中の『スパイダーマン:ホームカミング』。このほど、主演を務めたトム・ホランドとともに、マーベルが惚れ込んだもう1人の逸材にして、全世界を熱狂させる新スパイダーマンを生んだ新鋭、ジョン・ワッツ監督も初来日することが決定した。本作は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦した、15歳の高校生ピーター・パーカーことスパイダーマンが、憧れのアイアンマンに認められ、アベンジャーズの一員になるために、壁にぶつかりながらも“真のヒーロー”として成長していく一途な姿が青春ドラマ満載で描かれる。日本公開まで、もうまもなく。そんなスパイダーマン新シリーズの公開を待ちわびる日本のファンのため、8月7日(金)に開催されるジャパンプレミアに、新スパイダーマンこと英国俳優トム・ホランドとともにジョン・ワッツ監督の登場も決定!ワッツ監督は、1981年アメリカ・コロラド出身のまだ36歳。高校時代から映画を撮り始め、数々のミュージックビデオや広告を手掛けてきた。その後、ホラー映画界の新世代監督イーライ・ロスをプロデューサーに迎え、呪われた衣裳によって父親が人食いピエロへと変貌していくホラー作品『クラウン』(’14)で長編監督デビュー。ケヴィン・ベーコンを主演に迎えた監督2作目『COP CAR/コップ・カー』(’15)で家出少年と悪徳保安官の追跡劇を描いて高い評価を受け、本作に大抜擢された。本作は、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では好評価92%(7月31日現在)というハイスコア。「史上最高のスパイダーマンだ!」「トム・ホランドは完璧なスパイダーマンだ!」と絶賛の嵐を呼んでおり、ワッツ監督はいまや、全世界を熱狂させる映画監督のひとりとなった。先日、アメリカの映画サイト「コライダー」で、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長らが、2019年公開予定の続編『スパイダーマン:ホームカミング2』(仮題)でのワッツ監督の続投を希望していることを明かしており、監督が初来日で何を語ってくれるのかにも要注目。なお、8月7日のジャパンプレミアには、劇中で実際にアクションを披露した“本物”のスパイダーマンの来日も予定されている。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年08月01日人気グループ「関ジャニ∞」が7月27日(木)、都内で行われた米映画『スパイダーマン:ホームカミング』の日本語吹き替え版特別試写会に出席。本作のジャパンアンバサダーを務める「関ジャニ∞」メンバー7人が、ファン4,000人を前に、日本語版主題歌「Never Say Never」を生披露した。ステージにメンバーである横山裕、渋谷すばる、村上信五、丸山隆平、安田章大、錦戸亮、大倉忠義のシルエットが投影された瞬間、客席からは割れんばかりの大歓声が。歌いながら、ステージを降り、客席中央に設置されたミニステージに移動すると、会場のボルテージは最高潮に達した。本作のために書き下ろされた新曲「Never Say Never」は安田さんが作詞、作曲を担当しており、「15歳のピーター・パーカーが葛藤しながら、生きていくストーリー。僕らも同じように悪戦苦闘し、いまはこうして大きなステージに立たせてもらっているし、いつも誰かに支えられている」と楽曲を通して、主人公とグループ自身を重ね合わせた。そんな渾身の楽曲に対し「疾走感といい、歌詞の世界観といい、とても映画にマッチしている」(村上さん)、「ヒーローとはいえ失敗もする。そんな姿に共感しますし、文字通り『Never Say Never』の気持ちで強くなっていく。安田くんは、最高の曲を作ってくれた」(横山さん)とメンバーは絶賛のコメント。また、錦戸さんは「まだ若い主人公が、どうヒーローとして成長するか手探り状態で、一生懸命に考えている。僕らもそんな時期がありましたし、正直いまもそう。頑張ろうと勇気づけられる映画だし、ぴったりな曲を書いてくれた安田くんは、同じメンバーとして誇らしい」と熱く語り、丸山さんは「どうエネルギーを使ったらいいかわからない、15歳ならではの葛藤に共感した」と話していた。渋谷さんと大倉さんは、現地時間6月28日にLAで開催されたワールドプレミアに出席しており「主演のトム・ホランドにお会いしました。彼はいいやつでした!」(渋谷さん)、「ロバート・ダウニー・Jrに至近距離でお会いしましたし、チャイニーズシアターでは、キャストの皆さんと一緒に映画を拝見した。こんな経験、なかなかない」(大倉さん)とふり返った。スパイダーマンに変身し“部活ノリ”でNYの街を救う、ヒーロー気取りの高校生ピーター・パーカーが、宿敵バルチャーの悪事を前に、真のヒーローとして覚醒する。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦し、スパイダーマンとアイアンマンとの競演で話題となっている。また、来月には主演を務めるトム・ホランドが来日し、ジャパンプレミアに出席する予定だ。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年07月27日いま、映画界で“マスコット系男子”がアツイ視線を浴びているのをご存知だろうか?中でも『スパイダーマン:ホームカミング』で、“新スパイダーマン”を演じるトム・ホランドは、その愛くるしい笑顔、少年のような無邪気さ、そして会いたくなるような親しみやすさを兼ね備えた、まさに“マスコット系男子”の代表格。今回は、そんなトム・ホランドをはじめとする、いま注目すべき“マスコット系男子(ハリウッドver)”に迫った。■マスコット系男子の“芸術派”!?アーティスト一家に育った長身イケメン!アンセル・エルゴート/『ベイビー・ドライバー』(8月19日公開)音楽にノリながら驚異の運転テクニックを発揮する若きドライバーの活躍を描き、全米で大ヒット中のエドガー・ライト監督の最新作。天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー・ベイビー役を演じるのが、『きっと、星のせいじゃない。』などで知られるアンセル・エルゴートだ。アンセルといえば、父親は米ファッション誌「ヴォーグ」の写真家として活躍、母親は舞台演出や振り付けを務め、さらに兄は映像編集者、妹も父と同じく写真家という、見事なまでの芸術一家の中で育った若手イケメン俳優。193cmという高身長に加え、甘~い眼差しと、疲れも吹き飛ぶような弾ける笑顔が印象的なアンセルに癒されること間違いなし!?■マスコット系男子の“愁い”担当!?甘いマスクと切なげな瞳が美しすぎるニック・ロビンソン/『キングス・オブ・サマー』(8月19日公開)『キングコング:髑髏島の巨神』で一躍注目を集めたジョーダン・ボート=ロバーツ監督が、2013年に発表した長編監督デビュー作となる青春映画で、親への不満から家出を計画する高校生のジョー役を演じるのが、ニック・ロビンソン。10歳から子役として活躍し、その後もTVドラマから、大ヒット作『ジュラシック・ワールド』、クロエ・グレース・モレッツ主演『フィフス・ウェイブ』など話題の映画に出演、じわじわと頭角を現している。業界も大注目のニックだが、その甘いマスクと愁いを帯びた切なげな瞳は、乙女ゴコロをくすぐられてしまうはず!8月5日(土)からは、難病の少女との初恋を描いた『エブリシング』も日本公開に。■ノーラン監督も絶賛、マスコット系男子の“昭和”担当!? ハタチとは思えぬ渋さが魅力フィオン・ホワイトヘッド/『ダンケルク』(9月9日公開)第2次世界大戦中、フランス・ダンケルクを舞台に、ドイツ軍に包囲された英仏両軍の兵士・約40万人の脱出作戦を描く本作。『ダークナイト』シリーズや『インターステラー』などのクリストファー・ノーラン監督が、初めて実話の映画化に挑んだことが話題だが、トム・ハーディら豪華キャストの中で主人公を演じるのは、皿洗いをしながらオーディションに通っていたという新星フィオン・ホワイトヘッド。映画初出演で異例の大抜擢を受けた、ノーラン監督も絶賛する“シンデレラボーイ”は、初々しさを感じさせつつも、どことなく“昭和”の香りを感じさせる(!?)渋さを持ち合わせたイケメン俳優。今後の活躍にも期待大だ!■その笑顔、守りたい!?マスコット系男子の大本命!トム・ホランド/『スパイダーマン:ホームカミング』(8月11日公開)マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦し、スパイダーマンとアイアンマンとの競演で話題となっている新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』。本作では、新スパイダーマン/ピーター・パーカーを演じた“トムホ”ことトム・ホランドの魅力が炸裂。ピーターは、ふだんは親友とワルふざけをし、いじめっこにはからかわれながら、気になる女子への淡い思いは胸に秘めるという、どこにでもいそうな普通の15歳の男子高校生。しかし、放課後ともなればNYの街を華麗に飛び回る、新米ヒーローのスパイダーマンとなる。憧れのアベンジャーズ入りを目指し、部活ノリでヒーロー活動を始め、悪党を追い詰めても、若さと必死さゆえに空回りの連続…。それでも、何度も壁にぶち当たりながらも、夢を一途に追いかけるひたむきさは、ずっと「スパイダーマン」役に憧れ続けていたというトムの“まっすぐ”な一面と重なり、ついつい応援したくなってしまうはず。さらに、器械体操やダンスで鍛えた驚異の身体能力とは裏腹に、10代の少年の無邪気さを見事に表現しており、時折見せるキラキラ笑顔にも胸キュン必至。先日、彼の待望の初来日が発表されるや、SNS上では「トムホの来日嬉しすぎる!!!」「絶対会いたい!!!」と歓喜の声が続出中。ハリウッドの最旬若手俳優にも関わらず、こんなにも「会いたい!」という声が飛び交うような“親しみやすさ”を兼ね備える彼は、まさに“マスコット系男子”の大本命。トムホを筆頭に、今年大ブレイクすること間違いなしの“マスコット系男子”たちを見逃さないで!(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.ダンケルク 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
2017年07月17日マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦し、ロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマンと共演を果たすことでも話題のトム・ホランド主演『スパイダーマン:ホームカミング』。先週末7月7日(金)に全米4,348館で公開され、興行収入1億1,702万ドル(約133.5億円、1ドル=114.1円換算、7月10日現在)という予想を超えた数字で初登場No.1に輝いたことが分かった。ニューヨーク。スパイダーマンこと15歳のピーター・パーカーは、昼間は普通の高校生として自分の正体や気になる女子への淡い恋心を隠しつつ、スクールライフをエンジョイ中。しかし、放課後は憧れのトニー・スターク/アイアンマンにもらった特製スーツに身を包み、部活のノリで“ご近所パトロール”の日々。そんなピーターの目標は、アベンジャーズの仲間入りをし、1人前の“ヒーロー”として認められること。ある日、大富豪のスタークに恨みを抱く敵・バルチャーが巨大な翼を装着し、ニューヨークの街を危機に陥れる。ピーターはここぞとばかりに乗り出そうとするが、「アベンジャーズに任せておけ」とスタークに止められてしまう。自分の力を認めてもらおうと焦るピーターは、たった1人、戦いに挑むが…。本作は、全米公開に先駆けて行われた最初の公式なマスコミ向け試写での評判がすこぶる高く、本格的なレビュー(批評)解禁前に、鑑賞したマスコミの熱狂と評判の高さがSNSを通じて瞬く間に世界中に届けられるなど、公開前から驚異的な盛り上がりを見せていた。満を持して公開された後は、映画批評サイト「ロッテントマト」では93%(7月10日現在)というハイスコア。観客の出口調査シネマスコアは「A」と、観客も批評家も絶賛を贈っている。また、全米以外の50の国と地域でも、初登場No.1オープニングを達成。海外累計興行収入が1億4,000万ドル(約159.7億円)となり、スパイダーマン映画としては歴代最高の海外オープニング成績となった。特に韓国では、5日間で2,580万ドル(約29.4億円)を稼ぎ出して初登場1位となり、洋画歴代3位のオープニング成績という快挙に。主演トム・ホランドの母国イギリスでは1,180万ドル(約13.5億)、メキシコでは1,200万ドル(約13.7億円)、ブラジルでは910万ドル(約10.4億円)、ロシアでは780万ドル(約8.9億円)でいずれも初登場1位を獲得。全世界の累計興行収入は早くも2億5,702万ドル(約293.3億円)と、まさに新スパイダーマンに全世界が熱狂する形となっている。今後、フランス、ドイツ、スペイン、中国、そして日本での公開が控えており、スパイダーマン史上最高の盛り上がりが期待できそうだ。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年07月10日『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場し、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦したスパイダーマンが、アイアンマンに認められる真のヒーローを目指す『スパイダーマン:ホームカミング』。このほど、主人公ピーター・パーカー/スパイダーマンを演じるトム・ホランドの日本語吹き替え版声優を、『シビル・ウォー』に引き続き、榎木淳弥が演じることが決定。さらに先日、待望の声優復帰を発表した藤原啓治が、お馴染みトニー・スターク/アイアンマンとして映画作品に復帰。日本語吹き替え声優陣による予告編も公開された。一人前のヒーロー気取りの15歳の高校生がスパイダーマンとなり、アイアンマンに導かれて真のヒーローになっていく成長と奮闘が描かれる本作。果たして、スパイダーマンはアイアンマンに認められ、最強チーム「アベンジャーズ」の一員になれるのか!?とはいえ、その素顔は、ヒーローに憧れながらも宿題や部活や恋愛に奮闘する、どこにでもいる15歳…。超ド級スケールのアクション映画と青春真っ只中のハイスクール・ムービーの2つの魅力を備えた新しいスパイダーマンが、この夏、日本を席巻する。トム・ホランドの声を再び務める榎木さんは、「活撃 刀剣乱舞」「カードファイト!!ヴァンガードG」などのアニメで知られる注目の若手声優。そのトム・ホランドといえば、スタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』で神木隆之介が演じた青年・翔の英国版の吹き替えとしてデビューした後、『インポッシブル』、さらに『白鯨との闘い』などで確かな演技力を発揮し、英国アカデミー賞ライジングスター賞を受賞した新進気鋭の英国俳優だ。そして、ピーター・パーカー/スパイダーマンのヒーローの師匠となるロバート・ダウニーJr.が演じるトニー・スターク/アイアンマンは、もちろん藤原さん。これまで『アイアンマン』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズなどでトニー・スタークを演じてきた藤原さんは、本作が映画としての声優復帰第1作目となる。さらにマイケル・キートンが演じる、本作最大の敵となるバルチャー役には、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のラスタル・エリオン役で知られる大川透。ジョン・ファヴロー演じるトニー・スタークの秘書ハッピー・ホーガン役には『アイアンマン』シリーズで同役を演じ続け、「銀魂」村田鉄矢役でも知られる大西健晴。ジェイコブ・バタロン演じるピーターの親友ネッド役には俳優、声優、お笑い芸人とマルチに活動する吉田ウーロン太。本作のヒロイン、人気歌手ゼンデイヤが演じるミシェル役には、TVシリーズ「シェキラ!」から現在放送中の「ティーン・スパイ K.C.」まで、ゼンデイヤの声を演じてきた真壁かずみが決定。マリサ・トメイが演じるメイおばさん役は、ナオミ・ワッツなどの吹き替えでも知られる安藤麻吹が、『シビル・ウォー』に続き演じている。また、学校一の美少女リズの声を担当するのは、人気子役から成長を遂げ、いまや「キラキラ☆プリキュアアラモード」の宇佐美いちか/キュアホイップ役でも知られる美山加恋。キャプテン・アメリカ役には、『キャプテン・アメリカ』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズで同役を演じてきた中村悠一が務める。これ以上ないほど豪華な声優陣が集結した本作。榎木さんは、「こうして引き続き吹き替えを担当させていただけるというのは本当に嬉しいですし、とてもありがたいこと」とコメント。「トム・ホランドさんの表現はとてもストレートでありながらも、動きや喋りが本当に多彩で、見ている人を飽きさせない素晴らしい俳優さんだと感じたので、ピーターを演じる際に瑞々しさを表現出来るように意識しました」と役作りに言及し、「本作ではピーターがスパイダーマンに、そして本当のヒーローへと成長していく姿を楽しんでいただけたら嬉しい」と期待を込めている。また、藤原さんは「彼(トニー・スターク/アイアンマン)の魅力は多面性ですね。シーンによって多彩な表情を見せてくれるところが。ですので、再び、演じられて嬉しいに決まってるよー!ウソじゃないよー!今回は師匠としての部分もですけど、父親的な役回りもあると思います。これまでのトニーには皆無な部分ですから、そこは楽しんで演じました」と、その喜びを激白。日本語吹き替え版を楽しみにしているファンに、「楽しみにし続けることを強く望むものである」とコメントを寄せている。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年06月28日驚異の身体能力が話題を呼んでいるトム・ホランドが主演を務める『スパイダーマン:ホームカミング』。このほど、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦する高校ヒーロー、スパイダーマンの日常や素顔をとらえた場面写真が一挙に解禁となった。本作の主人公、スパイダーマンこと15歳の高校生ピーター・パーカーはヒーロー気分で街に繰り出しては、ビルの間や住宅街を飛び回る新米ヒーロー。憧れのトニー・スターク/アイアンマンにもらった特製スーツに颯爽と着替え、NYの街を華麗に飛び回り、悪を裁く!…といきたいところだが、理想のヒーローのような姿には少し遠い。どうやらYouTube では話題になっているようだが、親友にも正体がバレてしまい、挙句の果てにはキャプテン・アメリカの盾を奪ったと自慢話をする始末。そんな彼の目標は“ヒーロー”として認められること。ある日、大富豪スタークにうらみを持つ不穏な影がNYを危機に陥れる。「アベンジャーズに任せておけ」と言うスタークの忠告も聞かずに、スパイダーマンはひとり敵を倒しに行こうとするが、襲われたフェリーはいまにも沈没寸前、ジェット機は墜落寸前に!果たして、新人ヒーローに世界を救うことはできるのか!?トニー・スターク/アイアンマンに認められる本物のヒーローになれるのか!?新米ヒーローが真のヒーローへと成長するストーリーとともに、スパイダーマン/ピーター・パーカー役を務める英国俳優トム・ホランドの人気も急上昇中の本作。今回解禁となるのはスパイダーマンでありながらも、まだまだ15歳の高校生であることが垣間見える場面写真の数々。通学途中に悪に遭遇したのか、黄色いリュックを背負い、暗い倉庫に忍び込むスパイダーマン、さらには予告映像でも注目が集まるピーターとスターク(ロバート・ダウニー・Jr.)の姿も!運転手兼個人秘書のハッピー・ホーガン(ジョン・ファヴロー)を後ろに、スタークに何か諭されたように浮かない表情で歩いている。また、ピーターがスパイダーマンであることを知る友人ネッド・リード(ジェイコブ・バタロン)と校内の廊下を歩く様子、授業中の実験の1コマなど、スパイダーマンの素顔が15歳の高校生であることを感じさせる画像ばかり。加えて、本作でスパイダーマン最大の敵となるバルチャーことアドリアン・トーメス(マイケル・キートン)が暗い部屋の中、何かを企んでいるかのように不気味な表情を浮かべている写真も…。スパイダーマンを中心とした人間関係に加え、徐々に明らかとなっていく物語にさらに期待が高まる。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年06月09日部活のノリで街を救う高校生がスパイダーマンとなり、アイアンマンに導かれて真のヒーローになっていく『スパイダーマン:ホームカミング』。いま、本作で新スパイダーマンこと主人公ピーター・パーカーを演じるトム・ホランドの驚異の身体能力が、大きな注目を集めている。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦し、スパイダーマンとアイアンマンとの競演でも話題となっている本作。主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役を演じるのは、英国アカデミー賞でライジングスター賞を受賞した新進気鋭の英国俳優、トム・ホランド。『リトル・ダンサー』のミュージカル版「ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー」で2008年から2010年まで主演を務め、スタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』(’11)で神木隆之介が演じた青年・翔の英国版の吹き替え声優として映画デビュー。ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガーと共演した『インポッシブル』で一躍注目を集め、クリス・ヘムズワース主演『白鯨との闘い』などでも確かな演技力を披露した。スパイダーマンの生みの親スタン・リーには、「トム・ホランドはスパイダーマンの役をやるために生まれてきた」と言わしめるほどの逸材。そんな彼のスパイダーマンばりの身体能力が、いま注目の的だ。先日、出演した米国の超人気番組「リップシンクバトル」では、リアーナの「アンブレラ」を本気の“口パク”&ダンスパフォーマンスで披露!その驚異的なポテンシャルの高さに世界中のファンたちが熱狂し、あの日本を代表する歌姫・宇多田ヒカルも、放送後に公式Twitter上で「The best part of my day so far:discovering Arthur Russell’s album "Another Thought" and Tom Holland’s rendition of "Umbrella"(本日のハイライト:アーサー・ラッセルのアルバム『アナザー・ソート』を発見&トム・ホランドによる『アンブレラ』の演出)」とつぶやくなど、その注目度は日に日に増すばかり。実際の撮影現場でも、ジョン・ワッツ監督がスタントの多くをトム自身にやってもらったと語っており、トムは撮影に向けさまざまなトレーニングを積んだという。「毎日できる限りたくさん腹筋をしたんだ。そのおかげで、ワイヤーからぶら下がっているときもバランスをうまく保つことができたよ。体操選手は信じられないくらい強い体幹を持っているけれど、それは何か失敗をして頭から落下しても、身体がきゅっと締まって怪我をしないためなんだ。だから僕も体幹を鍛えたんだ」と語っている。「でも今回一番役に立ったトレーニングは、ボクシングだった」とトム。「ボクシングのおかげで、朝から晩まで元気でいられる体力をつけることができたんだ。1日15、16時間撮影する日もあったからね。ボクシングが土台になっているんだ」と語る一方で、短期間で贅肉を落とすEMS(電気による筋肉刺激/Electrical Muscle Stimulation)なども取り入れるなど、肉体づくりにはかなり気を使っていた様子だ。6月1日に21歳の誕生日を迎えたトム。彼の公式インスタグラムには、肉体美を作る姿やアクロバティック映像が数多く投稿されており、劇中でもどんなアクションを披露しているのか、いまから気にならずにいられない。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年06月04日映画『スパイダーマン』の新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』が8月11日に公開される。15歳の高校生がスパイダーマンとなり、アイアンマンに導かれて真のヒーローになるまでの成長と奮闘が描く本作で新生スパイダーマン/ピーター・パーカーを演じるのは、きょう6月1日に21歳を迎えたばかりの英国俳優トム・ホランド。トムは、本作を「スパイダーマンが居るべき場所に戻ってきた作品」と表現し、また、演じるスパイダーマンに熱い思いを抱いている。マーベル・コミックの"レジェンド"にしてスパイダーマンの生みの親であるスタン・リーが「スパイダーマンの役をやるために生まれてきた」と絶賛するほどの逸材として、すでにアメコミファンや映画ファンからは熱い視線が注がれているトム。『インポッシブル』『白鯨との闘い』といった大作に出演しているだけでなく、先日全米で放送された「リップ・シンク・バトル」(口パクパフォーマンス)では、人気歌手リアーナの楽曲をキレのあるダンスと共に披露し大きな話題に。その高い身体能力は、アクションシーンが見所でもあるスパイダーマン役において、ファンの期待値をさらに底上げすることとなった。トムは、2016年に公開された『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にも同役で登場。トムにとってこの作品でのスパイダーマン役は、『スパイダーマン:ホームカミング』出演前のリハーサルのようだったという。「『シビル・ウォー』への出演は、キャラクターの雰囲気や立ち振る舞いを明確に把握するための予行演習のようだった。『シビル・ウォー』では、彼らののぞむ方向性でのスパイダーマンを演じるという部分が大きかった。難しかったのは、その彼らの決定をもとに役を作りこむことだったんだ。でもその間ずっと素晴らしいチームが正しい方向に導いてくれたから、僕は幸運だったよ。全く一人きりということが決してなかったから、すごく感謝しているんだ」またトムは、スパイダーマンを主役に展開する本作を「スパイダーマンが居るべき場所に戻ってきた作品」と表現。「これはピーターのための映画であると同じぐらい、スパイダーマンのための映画でもあるんだ。これはスパイダーマンにとってのホームカミング、帰郷なんだ。居るべき場所に彼が戻ってきた作品なんだ」とし、「彼はもともとMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にいるべきだった。ピーターはこの映画で大いに成長していて、最後の最後にある決断を下すことで、彼は今まで僕らが見てきた中で一番、成熟したスーパーヒーローになるとさえ言えるかもしれない」と熱弁する。本作では、スパイダーマンが憧れのアイアンマンを師匠とし、アイアンマンがつくった特製スーツを着用して活躍。そして、MCUの最強チーム「アベンジャーズ」に憧れ、彼らの一員として認められたい一心で戦いに身を投じる姿が描かれる。ヒーローとしても男としても半人前の彼が、仲間との出会いや戦いの中で"自分の居場所"を探そうとする様は、まさに"15歳のスパイダーマン"ならでは。演じるトムも「彼は最初、自分の居場所がわからずにいる。この映画は、彼がニューヨーク、世界、そして願わくばアベンジャーズの中で自分の居場所を見つけようとする姿を描いているんだ。スパイダーマンが今後どうなるかわからないけど、今回の映画と同じくらいエキサイティングな未来になったらうれしいよ」と彼に共感しつつ、今後のさらなる展開を期待している。(C)Marvel Studios 2017. (C)2017 CTMG. All Rights Reserved.
2017年06月01日トム・ホランド演じるスパイダーマンが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦し、アイアンマンと競演することでも話題の新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』。このほど、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でのセンセーショナルな“デビュー”の裏に隠された自撮り実況映像が初公開!いまどきの高校生は、アイアンマンやキャプテン・アメリカに大興奮していた。部活のノリで街を救うヒーロー気取りの高校生ピーター・パーカーがスパイダーマンとなり、アイアンマンに導かれて真のヒーローになっていく成長と奮闘が描かれる本作。果たして、スパイダーマンは“アベンジャーズ”の一員になれるのか!?このたび解禁となった最新予告映像で、まさかの事実が明らかに。新スパイダーマンがヒーローデビューを果たした際、衝撃の自撮り映像を撮影していたことが判明。さらには、今回の強敵バルチャー(マイケル・キートン)の最新映像も含まれている。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、人類の平和を守るはずの最強チーム、アベンジャーズが<チーム・キャプテン・アメリカ>と<チーム・アイアンマン>に二分され、禁断の戦いへと発展していた。空港で両軍が対峙する最中、物陰に隠れて両軍の危機迫る様子を撮影する者…、彼こそがスパイダーマン。興奮を抑えられない様子で「キャプテン・アメリカだ!アイアンマンもいる!あれは誰だ?」と実況する姿はヒーローというよりも15歳のやんちゃな少年そのもの。そんな中、憧れの師ともいうべきアイアンマンから「新人!」とコールされ、「呼ばれた」と慌てる様子までも自撮り!さらに両軍の激しい戦いの最中、キャプテン・アメリカとの激闘を自撮りで語ろうとするも、巨大化したアントマンによって自軍のウォーマシンが捉えられ、戦いに戻っていくスパイダーマンの姿も収められている。これまで明かされていなかった、スパイダーマン視点でのシビル・ウォーの様子が前代未聞の<自撮り&実況>という、いまどき形で明らかとなった本映像。戦いを終えても興奮冷めやらぬ様子で、当時の状況をやっぱり自撮りで語るピーターに、トニー・スターク/アイアンマンの運転手兼個人秘書であるハッピー・ホーガンが訪問。ピーターのハイテンションぶりを注意するハッピー・ホーガンとの関係性も、劇中では楽しみだ。さらに予告映像には、あることがきっかけでアイアンマンらに恨みを持った男が、「復讐してやる」と誓うシーンも収められている。『アベンジャーズ』で描かれたNY決戦で多くの命が救われた一方、人生を変えられた男は「世界は変わった、我々も変わる」と謎の羽のついた飛行装置を身に纏い、NYの空を飛ぶ回るバルチャーとして復讐の鬼と化す。彼は、NY決戦での地球外生命体の残がいで武器を作っているというが…。そんな強敵の出現に、ピーターは憧れのスタークに認められるヒーローになるチャンスとばかりに、襲われたフェリーを救おうとするが一転、大ピンチに!結局、アイアンマンに助けられることに。「調子に乗るな。責任を取れるのか?失望したよ」とアイアンマンにヒーロー失格の烙印を押されてしまい、理想と現実のギャップに悩む姿もまた、まさに思春期の少年そのもの。だが、計画を邪魔され、新たな計画を企てるバルチャーはスパイダーマンにも怒りの矛先を向けていく。バルチャーの野望をスパイダーマンは阻止することができるのか!?そんな中、ヒロイン役のゼンデイヤの姿もちらりと登場し…。かつてないスケールのアクションはもちろん、お馴染のスーツの蜘蛛のマークがドローンのように飛び出すなど、新シリーズならではの最新ガジェットの登場にも心躍る。圧倒的な身体能力を有するホランドが演じ、新人ヒーローから真のヒーローへと成長を見せるスパイダーマンの物語に、引き続き注目していて。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年05月24日ついに本日より公開された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。ノリで銀河を救いながら、とことん笑わせ、そして泣かせる銀河一“ヤバい”ヒーロー・チームが、“アベンジャーズ” と共演を果たすのが2018年公開予定の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(原題)だ。早くも同作から、ロバート・ダウニー・Jr.、トム・ホランド、そしてクリス・プラットらが登場する特別映像が公開された。『アベンジャーズ』シリーズの第3弾となる『インフィニティ・ウォー』は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアベンジャーズの面々が分裂してしまった後の世界が舞台。映像では、2017年1月23日、同作の撮影初日を迎えたスター・ロード/ピーター・クイル役のプラットに、アイアンマン/トニー・スターク役のダウニー・Jr.、そしてスパイダーマン/ピーター・パーカー役のホランドが顔を揃えている。撮影初日を迎え、「すばらしい気分だ」とプラットが語れば、ダウニー・Jr.は「今日から1年間興奮の連続で撮影が続くはず」と続ける。また、ホランドは最初の『アベンジャーズ』(’12)を見て感動していた自分が「参加できるなんて夢みたいだ。それもスパイダーマンとして」と明かし、「天にも昇る気分」と“先輩”を横目に、興奮を隠しきれない様子。その後、映像にはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を統括する、マーベルスタジオCEOのケヴィン・ファイギも登場し、一連の作品群が互いに関係しているMCUにおいて、『インフィニティ・ウォー』が「頂点を成す」と告げている。『インフィニティ・ウォー』とのタイトルにもあるように、先の『アベンジャーズ』2作でロキ(トム・ヒドルストン)の杖からヴィジョン(ポール・ベタニー)の額に組み込まれたマインド・ストーン、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でピーター・クイルが発見した紫色のオーブ、『マイティ・ソー ダーク・ワールド』でジェーン(ナタリー・ポートマン)にとりついたエーテルなど、“インフィニティ・ストーン”を巡る物語となることが明かされている本作。『アベンジャーズ』シリーズにも、『ガーディアンズ』シリーズにも登場した、最も極悪で強大な敵サノスとついに対峙することになるという。『シビル・ウォー』『ドクター・ストレンジ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、そして『スパイダーマン:ホームカミング』、先日公開が決まった『マイティ・ソー バトルロイヤル』からつながる、次の『アベンジャーズ』2作は「全く新しい映画体験となる」(ジョー・ルッソ監督)というだけに、いまからも興奮が止まらない。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は全国にて公開中。『アベンジャーズ:インフィニティー・ウォー』(原題)は製作中。2018年5月4日全米公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remixスパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年05月12日日米同時公開が決まり注目を集める『マイティ・ソー バトルロイヤル』。このほど、ベネディクト・カンバーバッチ主演『ドクター・ストレンジ』のボーナス映像から、本作のエンドロールの後に収められたソーとドクター・ストレンジが出会う“おまけシーン”のメイキング映像の一部が解禁となった。突然の事故で“神の手”を失った天才外科医ストレンジ。彼を甦らせたのは──魔術。厳しい修行により魔術師となった彼は、世界を滅亡から救うため“闇の魔術”との戦いに巻き込まれていく。神秘的な魔術により、時間と空間の概念を超えた世界を表現する驚異的ビジュアルとバトルアクション、人の命を救う立場にある医師としての葛藤も描いたドラマチックな作品となった本作。このほど、6月2日(金)に発売されるMovieNEXに収録されるボーナス映像の中から、話題を呼んだ“おまけシーン”のメイキング映像の一部が到着。マーベル作品ではおなじみの、エンドロール最後の“おまけシーン”、今回はドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)と “アベンジャーズ”のメンバーで神の国アスガルドからやってきた最強の戦士ソー(クリス・ヘムズワース)が、椅子に座って対面を果たしている。もともと、このシーンに台本はなかったと明かすのは、製作総指揮のスティーヴン・ブルサード。撮影の後半で、先日11月3日(金・祝)に公開することが発表されたばかりのソーの次回作『マイティ・ソー バトルロイヤル』の脚本を読み、ドクター・ストレンジがマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に加わる瞬間だと思い、あの“おまけシーン”が生まれたと明かす。さらに、ブルサードは「2人は笑いのツボが同じなんだ」と語り、ユーモアたっぷりの2人の共演はすばらしいものだったと絶賛。シリアスな演技派俳優(でも素はお茶目)のカンバーバッチと、肉体派アクションスター(でもコメディセンス抜群)のヘムズワースによる夢のようなワンシーンをふり返っている。果たして、ドクター・ストレンジは今後アベンジャーズとどう関わっていくのか、これからのMCUに期待感は高まるばかりだ。『ドクター・ストレンジ』はデジタル先行配信中。MovieNEXは6月2日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年05月11日唐沢寿明が演じるアツすぎる“昭和デカ”と、窪田正孝が演じる草食系“平成刑事”の凸凹コンビが文字どおりスクリーンで大暴れする『ラストコップTHE MOVIE』。ついに公開された本作と連動したスピンオフドラマ「another story of THE MOVIE」2作が、Huluで配信されている。GWの後半、本作をはじめ現在公開中の映画や、まもなく公開される人気シリーズの予習・復習として見ておきたい作品をピックアップ。また、大型連休といえば、前から気になっていたドラマシリーズをイッキ見して、その世界にひたれる絶好の機会。自宅に居ながらにして楽しめる配信作品を中心に、オススメをご紹介しよう。■最新作に備え人気シリーズをイッキ見!2015年に日テレ×Hulu共同製作のドラマとして誕生した「THE LAST COP/ラストコップ」。2人の刑事の名(迷)コンビぶりや豪快なアクション、笑って泣ける胸アツストーリーなどで人気を博し、配信ドラマから地上波ドラマを経て、その集大成となるべく映画化が実現した。30年の昏睡状態から目覚めた京極浩介(唐沢さん)は、刑事に現役復帰するも、平成生まれの現代っ子で自分の娘・鈴木結衣(佐々木希)と付き合っている若手刑事・望月亮太(窪田さん)とコンビを組むことになり、ハチャメチャながらも事件を解決していく。彼らのほか、和久井映見、竹内涼真、藤木直人、桜井日奈子、武田玲奈、伊藤沙莉、宮川一朗太、黒川智花、松尾諭、田山涼成、佐野史郎らの豪華競演も見逃せない。“伝説”といわれた生放送の地上波最終回も含め、これまでの全ドラマが配信されているので初見の人にもオススメ。また、映画のイッキ見なら、アイアンマンやキャプテン・アメリカなどのヒーローたちが同じ世界観を共有する、全世界累計興行収入1兆円超え(!)のマーベル作品はいかが?Huluにて期間限定で配信されているのは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』をはじめ、『アントマン』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』など11作品。これらは「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」と呼ばれ、それぞれの作品は密接に関連し合っている。製作順に見るもよし、ヒーロー別に見るもよし。イッキ見してみると、ヒーローたちの性格や背景、関係性などがより明確になり、『シビル・ウォー』や『アベンジャーズ』などで共演する際の人間ドラマも楽しみの1つになる。最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が連休あけ5月12日(金)より劇場公開、ベネディクト・カンバーバッチ主演『ドクター・ストレンジ』がデジタル先行配信中だが、彼らも今後“アベンジャーズ”の仲間入りを果たすだけに、チェックしておきたい。さらに、最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』が日本公開を迎え、週末3日間で興行収入8億超えというシリーズ最高の成績で大ヒットスタートを切った『ワイルド・スピード』シリーズにも注目。『ICE BREAK』は世界的にも大ヒットを爆走中で、全米では3週連続No.1、全世界興収では早くも10億ドル超え。これほどまでに右肩上がりに興収を伸ばし、人気と高評価を獲得していく超大作シリーズは本当に珍しい。しかも今回は、“ファミリー”の要であるヴィン・ディーゼルが“サイバーテロリスト”シャーリーズ・セロンの手に堕ち、ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲスらと訣別!だが、前回登場したジェイソン・ステイサムや“新顔”スコット・イーストウッドが加わり、彼らの絆のみならず、アクションも空前絶後のスケールアップ。まだストリートを疾走していたころの第1作目『ワイルド・スピード』(2001年/みんな若い!)からシリーズをふり返ってみると、在りし日のポール・ウォーカーの活躍や、いまや『ワンダーウーマン』となったガル・ガドットらの姿も目にすることができる。同じく、前作超えのシリーズ歴代最高の大ヒットスタートとなったのが、「名探偵コナン」の劇場版最新作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』。1997年公開の第1作目『名探偵コナン 時計仕掛けの摩天楼』から歴代の名作を、配信で楽しむことができる。最新作では久しぶりにコナンと平次がコンビを組むこともあり、Huluでは2人が組んだ過去のTVシリーズ回も。ちなみに、主題歌を歌う倉木麻衣の「名探偵コナン」主題歌メドレーライブも配信されている。劇場版といえば、Amazonプライム・ビデオでは『映画クレヨンしんちゃん』と『映画ドラえもん』のシリーズを配信中。「クレヨンしんちゃん」は、昨年の『映画クレヨンしんちゃん爆睡!ユメミーワールド大突撃』などの劇場版はもちろん、Amazonオリジナルの外伝シリーズも好評だ。近未来宇宙を舞台にした「クレヨンしんちゃん外伝 エイリアン vs. しんのすけ」、原作41巻の「フィギュアウォーズ」をバージョンアップした「クレヨンしんちゃん外伝おもちゃウォーズ」、最新のシーズン3「クレヨンしんちゃん外伝 家族連れ狼」と、非日常の世界観を描く外伝は休日にぴったりかも。■気になる海外ドラマのイッキ見こそ大型連休の醍醐味!?まずは、8年ぶりに帰ってきた「プリズン・ブレイク」のシーズン5が、dTVでCS「FOXチャンネル」の放送に合わせてリアルタイム配信中。また、シーズン1から4まで過去の全シーズンも一挙配信中だ。ハマった海外ドラマとして、「24 -TWENTY FOUR-」や「LOST」などと並んでよく名を上げられる本作だけに、楽しみにしていた人も多いはず。今回は、死んだと思われていたマイケル(ウェントワース・ミラー)が、実は中東イエメンの刑務所で生きているかもしれない…というところから物語が始まっている(各エピソードは配信開始日から20日間の限定配信なので御注意を)。また、5月病とはいかないまでも、新年度から1か月経ち、ちょっと疲れ気味…という人には、Netflixオリジナルドラマからご紹介。ファッションサイト「ナスティ・ギャル」のカリスマオーナーだったソフィア・アモルーソのベストセラー自伝を基にした“アメリカ版ビリギャル”「ガールボス」は、オシャレ女子にオススメ。ソフィアは学なし、職なし、金なし、でも自分を押し殺して誰かの下で働くなんてまっぴら、という女の子。自ら古着販売サイトを立ち上げ、さまざまな事態に巻き込まれながらも年商100億円超えのサイトオーナーとなっていく。主演のブリット・マーリングは、そんなソフィアのぶっ飛び半生を独創的なファッションも体現しながら好演。製作総指揮には、『ピッチ・パーフェクト』シリーズの脚本家ケイ・キャノンとソフィア本人、さらにシャーリーズ・セロンが名を連ねている。一方、『ロミオ+ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が描く「ゲットダウン」では、若きヒップホップグループ“ゲットダウンブラザーズ”のクールなパフォーマンスと、ヒロイン・マイリーンの圧倒的な歌声を楽しみたいところ。だが、ディスコクイーンとしてスターダムに押されていくマリーンとのすれ違いや、仲間との音楽活動と堅実な将来との間で葛藤を抱えていく主人公“ジーク”ことエゼキエルのように、若者たちの恋と友情、人生を見つめながらの成長にはほろ苦さも…。70年代後半のニューヨーク、ヒップホップの黎明期にタイムスリップしてみては?さらに、女性のお仕事ドラマとしては、1920年代のマドリード、当時最先端の職場だった国営電話会社を舞台に、境遇も性格も異なる4人の女性交換手が火花を散らす「ケーブルガールズ」も登場。現在のアメリカの若者たちを映し出す作品として、有名大学を舞台に“ダイバーシティ”に辛辣なツッコミをいれる「親愛なる白人様」、高校を舞台に生きづらさを抱える若者の姿を描くセレーナ・ゴメス製作総指揮「13の理由」なども、じっくりと観ることができそう。なお、マーベル×Netflixのドラマ「Marvel アイアン・フィスト」も要チェック。飛行機事故で行方不明になっていた大富豪ダニー・ランドが、炎を操る神秘の技“アイアン・フィスト(鋼鉄の拳)”を手に入れてNYに舞い戻り、奇怪な犯罪組織との壮絶なバトルを繰り広げていく。これまで、「デアデビル」2シーズンに「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」と配信されてきたが、今夏には、彼らが一堂に会して最強ヴィラン(シガニー・ウィーバー!)に立ち向かっていく「Marvel ディフェンダーズ」が控えている。まさにNetflixドラマ版の“アベンジャーズ”といえる作品だけに、いまのうちに個性的なヒーローたちについて知っておきたいところだ。いずれも魅力的な映画・ドラマばかり。見たいものが多すぎて、結局、時間が足りなくなってしまいそう!?(text:Reiko Uehara)
2017年05月06日5月12日(金)に日本公開される、最強に笑えるアクション・アドベンチャー超大作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。この度、本作に主演するピーター・クイルを演じるクリス・プラットとジェームズ・ガン監督が、現在六本木にて開催中の「マーベル展」を訪問した。この日は、4月10日より3日間に渡って実施された本作の来日ツアー最終日。初日のギャラクシー・カーペットでは、クリスをはじめとしたガーディアンズのメンバーに加え、日本語吹き替えキャストも参加し、ファン約500人を沸かせた。続く11日のアジア合同記者会見では、本作の情報を少しでも得ようと海外メディアが大挙して押し寄せ、本作の世界的な人気の高さを伺わせた。また、クリスのピーター・クイルらしいテキトーなコメントが会場を賑わせ、ガーディアンズらしい破天荒な来日会見となっていた。そして今回、「マーベル展」に訪問した2人。入口付近に展示されている、身長5mの巨大アイアンマンを見たクリスは、思わず「ワオ!」と驚き、アイアンマンの足元で監督と肩を組みながら記念撮影。また、会場内に張り出された本作のポスターを見つけると、“I’m STAR LORD”とサインする場面も。劇中小道具の展示エリアでは、ピーター・クイルが身に着けているロングコートを発見し、クリスと監督のテンションはさらにヒートアップ。そして、アイアンマンとキャプテン・アメリカの衣装の前で立ち止まると、その間に立って2人揃って、今度はピースサインで撮影していた。今回が初来日となったクリスは、「日本は素晴らしかったよ!ギャラクシー・カーペットも超盛り上がったしファンも最高!」と大興奮。また、「この映画を頑張って製作した何千人もの名前を全部読んで、最後まで席を立たないで下さい!!なぜならエンドロール後にMCU史上最高のオマケがあるよ!ポップコーンを片手に楽しんで下さい!」と公開を待つファンへメッセージ。一方監督も、「日本は最高でした!日本からこのツアーをスタートできて本当に良かったです。みなさんが声援を送ってくれてとても嬉しいのはもちろん、熱いマーベルのファンに会えたときは、僕が泣きそうになってしまうくらい嬉しかったです」と来日の感想を語っていた。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は5月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2017年04月12日オンライン動画配信サービス「Hulu」では、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を含むマーベル映画11作品を、4月26日(水)から期間限定で一挙配信することになった。アイアンマンやキャプテン・アメリカ、スパイダーマンなど、数々のヒーローを生み出してきたマーベル映画。コミックスをベースにマーベル・スタジオが実写映画化した各作品は、同じ世界観を共有しており、一連の作品群は総称して「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」と呼ばれる。これまで製作されたマーベル映画の全世界累計興行収入は、1兆円を超えている。そんな中、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『アントマン』、『アベンジャーズ』シリーズ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『マイティ・ソー』シリーズなど、話題の11作品を期間限定で一挙配信。Huluでは今後も長期にわたり、マーベル映画を配信していく予定で、今回がその第1弾となるという。なお、超個性的なヤツらが銀河を救う(?)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が5月12日(金)に、スパイダーマンがアイアンマンと競演する『スパイダーマン:ホームカミング』が8月11日(祝・金)に公開されるなど、マーベルは今年も話題を提供してくれそうだ。第1弾配信作品としては、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『アントマン』が4月26日(水)~6月6日(火)にて配信。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『マイティ・ソー/ダーク・ワールド 』『アイアンマン3』『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』『マイティ・ソー』『アイアンマン2』は4月26日(水)~5月23日(火)にて配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年7月4日より全国にて公開(C) Marvel 2015ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remixスパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年04月09日『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場し、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦したスパイダーマンが、アイアンマンに導かれながら真のヒーローになっていく姿が描かれる『スパイダーマン:ホームカミング』。このたび、その内容にさらに踏み込んだ最新予告が解禁となった。自由の女神のすぐそばで、真っ二つに割れるフェリー。摩天楼の上空でいまにも落ちて行きそうなジェット機。ニューヨークが大惨事になりかけたそのとき、現れたヒーロー。それはスパイダーマン。正体は15歳の高校生ピーター・パーカーだ。憧れのトニー・スターク/アイアンマンにもらった特製スーツに颯爽と(?)着替え、ニューヨークの街を華麗に飛び回り、悪を裁く!…といきたいところだが、理想のヒーローのような姿には少し遠い。ヒーロー気分で街に繰り出しては、ビルの間や住宅街を飛び回るが、その姿はまだ初々しい。どうやらYouTubeでは話題になっているようだが、親友にも正体がバレてしまい、挙句の果てには、キャプテン・アメリカのシールド(盾)を奪ってみせたと自慢話をする始末。そんな彼の目標は、“ヒーロー”として認められること。そんなある日、大富豪トニー・スタークにうらみを持つ不穏な影がニューヨークを危機に陥れる。「アベンジャーズに任せておけ」と言うスタークの忠告も聞かずに、スパイダーマンはひとり敵を倒しに行こうとするが、フェリーはいまにも沈没寸前、ジェット機は墜落寸前!果たして、新人ヒーローは世界を救うことはできるのか…?早くも大きな注目を集める新鋭トム・ホランドが、ロバート・ダウニー・Jr.演じる憧れのアイアンマンを狙う敵に立ち向かい、NYを救うために奮闘する本作。すべての戦いがアベンジャーズへの道となるのか、解禁となった最新予告でも、ピーター・パーカー(ホランド)はトニー・スターク/アイアンマン(ダウニー・Jr. )に「アベンジャーズに入るって試験とかあるの?」とアベンジャーズ入りを懇願する姿もとらえている。そんな中、スタークを狙う悪の手が…。「スタークのような金持ちは我慢ならない。世界を変えてやる!」と敵・バルチャー(マイケル・キートン)が叫ぶ。ピーターは憧れのスタークに認められるヒーローになるチャンスとばかりに、襲われた街を救おうとするが一転、大ピンチに!結局、アイアンマンに助けられ「調子に乗るな。スーツを着る資格はない!」と、ヒーロー失格の烙印を押されてしまう。理想と現実のギャップに悩むピーターの姿は、まさに思春期の少年そのもの。かつてないスケールのアクションはもちろん、スーツの蜘蛛のマークがドローンのように飛び出すなど、最新ガジェットの登場も見逃せない。まさに、1人の少年が本当のヒーローに成長するまでの物語。この夏、ヒーロー誕生の瞬間を見逃さないで。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(祝・金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月29日男子高校生のスパイダーマンと、お馴染みトニー・スタークことアイアンマンとの競演で話題の『スパイダーマン:ホームカミング』。本作のポスターが緊急解禁となり、ニューヨークでもひときわ目立つ“あのビル”に登っている姿がとらえられている。ニューヨーク。15歳のピーター・パーカーはスパイダーマンだ。ピーターの能力を見出し、真のヒーローとしての“道”へと導こうとするのがアイアンマンことトニー・スターク。スタークに新しいスーツまで作ってもらい、興奮するピーターは、自分の力を認めてもらおうと街に飛び出す日々。そんなある日、巨大な翼で飛行する怪物が街に突如現れる。ピーターはここぞとばかり、ニューヨークの平和のために怪物退治に乗り出そうとするが、スタークに「アベンジャーズに任せておけ」と止められてしまう。「ガキ扱いは、ゴメンだ!」と、ピーターはその忠告を聞かずに戦いに挑むが――。部活のノリで(!?)街を救う高校生がスパイダーマンとなり、アイアンマンに導かれて真のヒーローになるまでの成長と奮闘が描かれる本作。今回解禁となったのは、ニューヨークの象徴ともいうべきエンパイア・ステート・ビル、そしてワン・ワールドトレードセンターの2大高層ビルをバックに、スパイダーマンが、あるビルの上から街の平和を見守っているかのようなビジュアル。そのビルとは、アイアンマン/トニー・スタークら“地上最強のヒーローチーム”アベンジャーズの基地であるアベンジャーズ・タワー。そして、スパイダーマンが身に着けているのは、憧れのトニー・スタークが彼のために作った最新のテクノロジーを駆使したスーツだ。そんな師であるアイアンマンたちの拠点、アベンジャーズ・タワーの象徴である「A」のロゴの先端に手をかけるスパイダーマンの姿は、いったい何を意味するのか?いまからも想像が膨らむビジュアルとなっている。本作で主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役を演じるのは、英国アカデミー賞でライジングスター賞(新人賞)を受賞した期待の英国俳優トム・ホランド。また、トニー・スターク/アイアンマン役はもちろん、同役が8作目となるロバート・ダウニー・Jr。敵・ヴァルチャー役には『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートン、ピーターの叔母メイおばさん役には『レスラー』のマリサ・トメイなど、ベテラン勢が集結。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に加わった若きスパイダーマンを支える。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月25日マーベルが放つクールでダーク、かつスタイリッシュな世界観の最新ドラマシリーズ「マーベル/ジェシカ・ジョーンズ」シーズン1が、本日3月3日(金)よりブルーレイ/DVDリリース&一挙デジタル配信が開始。これにあわせて、新たな女性ヒーローの活躍をとらえた本編の一部が到着した。欲望渦巻くニューヨークのスラム街“ヘルズ・キッチン”。タフで腕の立つ私立探偵ジェシカ・ジョーンズは、人目を避けて静かに暮らしていた。ある日、浮気調査を得意とする彼女の元に、行方不明者の調査依頼が舞い込む。報酬目当てで引き受けた調査だったが、その足跡を辿って行くうちにジェシカは奇妙な既視感を覚える。それはかつて、ある男に洗脳された彼女自身が取った行動と酷似していた――。舞台となるのは、「マーベル/デアデビル」と同じ、「アベンジャーズの戦い」の後のニューヨーク。主人公のジェシカは驚異的な怪力と跳躍力を持つ能力者ではあるが、人目をさけ私立探偵として暮らしている。心に深い傷を持ち、贖罪を背負って孤独に生きる女性だ。本作では、ジェシカが忘れたい過去と対峙しながら、マインドコントロールを操る最強の敵・キルグレイブを倒すために心理戦に挑む。強くて美人で超ドSなジェシカの活躍と、罪を背負った彼女の心の葛藤を描き、緊張感あふれる刺激的なストーリー展開が話題を呼んでいる。そんななか、解禁された本編クリップ映像は、ジェシカ(クリステン・リッター)の“恋人”であるルーク・ケイジ(マイク・コルター)が経営するバーで大人数に襲撃されていることを知り、ジェシカが助けに向かうシーン。ルークが闘う様子を見たジェシカは、彼も能力者であることを知る。また、自分より大きな男性を軽々と持ち上げるジェシカに、ルークも驚きを隠せない。鋼鉄の肌を持つルークが魅せる、迫力満点のアクションシーンは必見。本編には、さらにスリルあるアクションシーンや心理サスペンス要素も満載となっている。主演のクリステン・リッターは、モデル出身で人気の海外テレビドラマ「ブレイキング・バッド」でジェシーの恋人ジェーン役を演じブレイクし、女優業だけでなく、ミュージシャン、ファッションデザイナー、TV、映画の制作などマルチに活躍中。そして彼女の宿敵、最凶の“洗脳者”キルグレイブ役には「ドクター・フー」の10代目ドクター役で人気を博し、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』バーティ・クラウチ・ジュニア役でも知られるデヴィット・テナントなど、脇を固めるキャストも実力派俳優陣が勢揃いする。緊張感が連続する刺激的なストーリー展開、どこまでも孤独で、どこまでも力強く美しい、かつてないヒーローとなるジェシカ・ジョーンズ。「マーベル/デアデビル」ともストーリーやキャラクターがクロスオーバーし、ますます楽しみが広がっていく見応えたっぷりのマーベルのドラマ。そして、強くて美しい女性ヒーローは見逃せない。なお、“マーベル・シネマティック・ユニバース”(MCU)の核となる、あの「アベンジャーズ計画」を行った国際平和維持組織、S.H.I.E.L.D.(シールド)誕生へとつながっていく「エージェント・カーター」シーズン2も本日、同時リリース。主人公となるのは、キャプテン・アメリカと生き別れになった恋人ペギー・カーター。クラシカルなファッションをまとうクレバーでエージェント、ペギー・カーターが華麗なアクションや格闘術をたっぷりと披露する。「マーベル/ジェシカ・ジョーンズ」シーズン1のブルーレイ&DVDは発売中(※DVDレンタル中、一挙デジタル配信中)。「エージェント・カーター」シーズン2のブルーレイ&DVDは発売中(※DVDレンタル中、一挙デジタル配信中)。(text:cinemacafe.net)
2017年03月03日『アベンジャーズ』シリーズや『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』など、“マーベル・シネマティック・ユニバース”(MCU)とのクロスオーバーも話題を呼んでいる本格アクション・ドラマ「エージェント・オブ・シールド」。そのシーズン3のDVD BOX Part2・3がリリースされることに合わせ、ブルーレイに収録されているボーナス映像からNGシーンの一部と本編クリップ映像がW解禁された。現在公開中の『ドクター・ストレンジ』をはじめ、数々の世界的大ヒット映画を製作するマーベルが贈る本格アクション・ドラマの新シーズンとなる本作。同じ世界観を共有しながら数々のスーパーヒーローの活躍を描く“MCU”の核『アベンジャーズ』のその後を描いたスピンオフドラマであり、『アベンジャーズ』の戦いで死亡したと思われていたフィル・コールソンをリーダーに、“国際平和維持組織シールド(S.H.I.E.L.D.)”の活躍を描いていく。TVドラマの常識を覆す圧倒的スケールのアクションや、VFX(特殊視覚効果)、世界規模の壮大な陰謀と危機に立ち向かうスリリングなストーリーで人気を博している本作の、もう1つの見どころは魅力的なキャラクター。今回は、シリアスなシーンが多い中での貴重なNGシーンと、「かわいい!」と人気上昇中のエージェントに迫った特典映像が公開された。◆クールなエージェントが大爆笑!?NGシーン解禁このたび解禁となったのは、本編では決して見ることができないキャストたちの意外な一面を垣間見ることができる貴重な映像集。常に冷静沈着で口数少ないエージェント、メリンダ・メイ(ミンナ・ウェン)が大爆笑する様子や、「ムニャムニャ」「モニョモニョ」とセリフを噛んでごまかす(?)コールソン(クラーク・グレッグ)のおどけた表情など、ファンにはたまらないNGシーンばかり。映像から伝わってくる撮影現場の雰囲気の良さはもちろん、キャスト同士の強い信頼関係があるからこそ、複雑なアクションシーンやシリアスな演技を可能とし、この人気シリーズのクオリティをさらなる高みへと押し上げているに違いない。なお、このNGシーンのほかにも、ブルーレイには作品の舞台裏が分かるボーナス映像を多数収録する。◆SNSで「かわいい」と話題!本編クリップ映像公開本作には、SNS上で「かわいい」「綺麗」と話題を呼んでいる注目の女性ヒーローが登場する。その名はデイジー・“スカイ”・ジョンソン(クロエ・ベネット)。実はこのデイジーは、“インヒューマンズ”と呼ばれる特殊能力者でもある。解禁となった本編クリップ映像には、本格的なキレキレアクションを披露し、特殊能力で敵を倒していくシーンも収められている。彼女は、もともとシールドの崩壊を企むハッカーだったが、その能力を買われシールドのメンバーになり、武器や格闘技の猛特訓を経て、いまや一流のエージェントへと成長。コールソンにとってはまるで娘のような存在で、シーズン3ではさらに重要な役割を担っていくという。強くて美しいデイジーの、今後の快進撃にも期待が高まる。エージェント・メイやデイジーをはじめ、マーベル作品には強くて美しい女性たちがたくさん登場する。今後、3月3日(金)には、元スーパーヒーローの女性が主人公となる「マーベル/ジェシカ・ジョーンズシーズン1」と、キャプテン・アメリカの恋人だった凄腕エージェントが活躍する「エージェント・カーターシーズン2」のブルーレイとDVDがリリースされ、デジタル配信も開始。そんな中、公式サイトでは、マーベル“戦う女性ヒーロー”総選挙がスタート。お気に入りの女性ヒーローをチェックしてみて。「エージェント・オブ・シールドシーズン3」は2月17日(金)より第2弾DVDレンタル開始、DVDPart2・3リリース、ブルーレイ発売中。全話デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年02月17日マーベル・スタジオが新たな異色のヒーローを描く『ドクター・ストレンジ』。初日金曜日を含む週末3日間の興行成績が5.1億円(動員310万人)を突破し、NO.1の大ヒットスタートをきった本作で、“ラスボス”であるドルマムゥを、なんとドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチ自身が一人二役で演じていることが明らかとなった。全てを失った天才脳外科医スティーヴン・ストレンジが、人知を超えた“魔術”の力を修得し、しだいに強大な敵との戦いに巻き込まれていく本作。“ラスボス”となるドルマムゥは、ストレンジの宿敵カエシリウス(マッツ・ミケルセン)が“不老不死”を追い求めるあまり、“闇の魔術”に手を染めるきっかけとなった存在。その力は想像以上に強大で、ストレンジの魔術の師匠エンシェント・ワン(ティルダ・スウィントン)もかなわないほど。地球を含めた全世界をわがものにしようとする、“純粋な悪”だ。主人公ドクター・ストレンジに加え、ドルマムゥを演じたカンバーバッチは、「ちょっと気恥ずかしいですが、あれは私のアイデアでした。そして、このアイデアを制作陣が気に入ってくれて実現したのです」と明かす。しかも、ドルマムゥの声だけでなく、“フェイスモーションキャプチャー”によって、その強大な悪役の表情をも演じているとか。カンバーバッチの顔の動きから作られたドルマムゥと相対するドクター・ストレンジの様子は、実はカンバーバッチVSカンバーバッチ。なぜ最後の敵であるドルマムゥを演じたかったのかについて、彼は「最後のボスですから、単純な“悪役”にしたくなかったのです。そのためにストレンジがかつて上から目線で傲慢だったころのエゴを、最後のボスに反映することで、より深みが出ると思いました」と語り、「こんなことを考えたのは、私にとっては初めてのことでした」と役者人生初のチャレンジだったことを述べている。実際の撮影では、「自分を相手に演技をするということは、とても不思議な体験でしたね」と普段と異なる雰囲気に少し戸惑ったというカンバーバッチ。しかし、このラストシーンをよりドラマチックにするために、「私の演じるストレンジとドルマムゥのお互いの狙いや意志は何か?そして互いがぶつかり合ったときのドラマはどこにあるのか?面白味はどこか?などを何度も何度も監督と話し合いました」と、ラストの対峙のシーンへのこだわりを明かす。カンバーバッチは、自身のアイデアから生まれたこのシーンに関して「ロサンゼルスのワールド・プレミア試写会のときに初めて観たのですが、完成した映像の素晴らしさと驚きに、しばらく席から立てなくなりました」と驚きを隠せなかった様子。「これまでに映画を観てくれた人々も口々に、その凄さを証言してくれています」と語り、手応えも覗かせている。ヒーローを演じた人物がラスボスも演じるという前代未聞の試みは、全世界大ヒットという形で答えをみた。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品が単なるヒーローものでは終わらない理由の1つには、このようなスタッフ&キャストによるチャレンジ精神がある。エンドロールでも暗示されているように、今後、ストレンジはMCUに深く関わるキャラクターとなっていく。では、次なるMCU作品は、我々にどんな驚きと感動を与えてくれるのか、いまからもワクワクがとまらない。『ドクター・ストレンジ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年02月03日『アイアンマン』シリーズや『キャプテン・アメリカ』シリーズに続く、マーベル・スタジオの最新作『ドクター・ストレンジ』が、いよいよ今週末1月27日(金)より公開となる。本作から、ドクター・ストレンジを含む“アベンジャーズ”のメンバーがなぜか全員 “犬”になっているという、キュートな衝撃映像が解禁となった。“神の手”を失った上から目線の天才外科医ドクター・ストレンジが、厳しい修行により人智を超えた力を手に入れ、世界を滅亡から救う戦いに巻き込まれていく本作。今回の映像では、ドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチが、アベンジャーズならぬ“アベンジャーズ犬”たちを次々と紹介するという衝撃的にキュートなもの。「最初は鋼鉄のヒーロー!」と紹介されたアイアンマン…と思いきや、現れたのは軍用犬を起源とし、いまでは人命救助犬として知られるセント・バーナードの子犬。アイアンマンの着ぐるみをまとって、じっとこちらを見つめている。そして、次の“怒れる科学者”はかわいらしいチワワ、その周りに緑色の煙が立ちこめると狩猟犬のラブラドールへと変化する!さらに、ソー、キャプテン・アメリカと、アベンジャーズの面々の特徴に合わせた可愛い犬たちの紹介が続いていく。大トリを飾るのはもちろん、トレードマークの赤い浮遊マントをまとった“ドッグ”ター・ストレンジのパグ。愛嬌のあるかわいらしい見た目ながらも、もとは貴族に愛された犬だけあり、そのプライドの高さでも知られるパグとなったヒーローを、カンバーバッチが「ドクター・ストレンジの威厳をご覧あれ!」とカッコよく決めるが、パグはつぶらな瞳を向けるだけ…。流石の上から目線なヒーローも、愛くるしい犬の前には成す術がない。他者への攻撃を好まない穏やかな気性といわれるパグは、まさにストレンジにぴったり。そんなパグのキュートな瞳にタジタジになるカンバーバッチの姿にも、思わず笑みがこぼれる。本映像の中では、何の芸も見せられなかった “ドッグ”ター・ストレンジ。しかし、ドクター・ストレンジは、アベンジャーズたちと並んで新たなヒーローとして紹介されたことから、今後のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)において重要な役目を負うことは確かなようだ。マーベル・スタジオのトップ、ケヴィン・ファイギは「いつの日かドクター・ストレンジが、アイアンマンやキャプテン・アメリカなど、そのほかのアベンジャーズの面々の横に立つ日が来る可能性はとても高いですから」と話している。さらには、「マーベルには、『アイアンマン』や『キャプテン・アメリカ』のように“地球”を舞台にした作品、『マイティ・ソー』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などの“宇宙”を舞台にしたもの、そして超自然現象を扱う作品があるのです。ドクター・ストレンジはその扉を開く重要なキャラクターなのです」と明かしている。先に公開されている予告でも、ストレンジの仲間の一人が「アベンジャーズは物理的な敵から世界を守り、我々は神秘的な脅威から世界を守らねばならない」と語っているが、アベンジャーズの面々が揃ってようやく防ぐことができた敵以上の脅威が、ほかにも存在していることを匂わしている。ストレンジの存在が、今後どのように他のアベンジャーズたちに影響を及ぼすのか?そしてこの世界を狙う神秘的な脅威とはどんな敵なのか?このドクター・ストレンジの物語から始まる新たな世界に、いま注目が集まっている。『ドクター・ストレンジ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年01月25日ベネディクト・カンバーバッチがマーベル・スタジオの新しいヒーローを演じる『ドクター・ストレンジ』。本日1月9日の「成人の日」に、なんとカンバーバッチから新成人に向けたお祝いコメントが到着!“地道な努力”が実を結ぶと身を持ってアドバイスする(?)新成人の心を打つ修行シーンの特別映像も解禁となった。本作は、『アイアンマン』や『アベンジャーズ』など、シリーズ累計興収1兆円を突破するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作。すでに公開された全米では初登場1位を獲得し、MCU作品として14作連続の第1位を達成している。そんな大注目である本作の日本公開を控え、主人公の異色ヒーロー、ドクター・ストレンジを演じる人気者カンバーバッチから、日本の新成人に向けたお祝いコメント映像が到着。冒頭では、カンバーバッチが「今年20歳になる皆さん、“オメデトウゴザイマス!”」と、日本語を交えてお祝いの言葉を披露。「人生にさまざまな挑戦が生まれてくることでしょう。他の年と比べて、大変なこともあるかもしれません。でも、あなた方は必ずそれらを乗り越えることでしょう。幸運を、皆さんのために祈ります」と、将来への期待に胸を膨らませつつ成人式を迎える多くの若者たちへ、アツいメッセージを送った。ハリウッドスターが、日本の新成人にこうしたお祝いコメントを出すのはきわめて異例。そんなカンバーバッチ自身は、“人生において「大人になった」と思った瞬間”について「幸運なことに、(ドクター・ストレンジのように)私自身は、彼が苦しんだような大きな事故に巻き込まれることもなくこれまで生きてきました。彼がたどった習熟の軌跡はとても刺激的なものでしたが、それに比べれば、私のそれはかわいいものですし、じっくり長い時間をかけて起こったことだと思います」と謙虚にコメントする。カンバーバッチが語るように、本作では主人公ストレンジが瀕死の事故から立ち直り、修行の末、身につけた魔術を操って戦ていく成長の様子も描かれる。映像の後半では、彼が過酷な魔術の修行を積む本編シーンが登場。“上から目線”の天才外科医だったストレンジは、良き兄弟子であり戦いのパートナーであるモルド(キウェテル・イジョフォー)と共に修行をするさなか、彼から手痛い一発をくらうシーンとなっており、これまでのイメージを一新するような地道に鍛錬を重ねる姿は、これから幾多の困難を経験するであろう新成人たちのお手本ともなりそう。カンバーバッチもそんな主人公を例に、「この映画『ドクター・ストレンジ』で私が演じたスティーブン・ストレンジも、困難な場面に直面しました。もうすぐ公開される映画の中でその姿を見てください。皆さんが見てくれることを願っています」と語り、新成人を勇気づける(?)エールを贈っている。苦難と過酷な修行を乗り越えて、ヒーローとなった“ドクター・ストレンジ”。カンバーバッチが見せる努力の果てのヒーローに、新成人たちも心震えることになりそうだ。『ドクター・ストレンジ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月09日新星トム・ホランドを主演に迎え、大人気ヒーローがスクリーンに帰ってくる『スパイダーマン:ホームカミング』。このほど、日本“初解禁”となる場面写真とともに、新スパイダーマン・スーツの全容がわかる映像が本国のTwitterアカウントによって明らかにされた。主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役を演じるのは、20歳の英国俳優トム・ホランド。昨年、東京コミコンで来日したスパイダーマンの生みの親スタン・リーには「トム・ホランドはスパイダーマンの役をやるために生まれてきた」と言わしめるほどで、すでに世界中から人気と期待を集めている。また、トニー・スターク/アイアンマン役としてロバート・ダウニー・Jrも登場する一方、スパイダーマンが対峙する敵ヴァルチャーを演じるのは、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『スポットライト 世紀のスクープ』などで知られるマイケル・キートン。そして、ピーターの叔母であるメイおばさん役には『レスラー』『Re:LIFE~リライフ~』のマリサ・トメイ。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に加わった若きスパイダーマンを、ベテラン勢が支える。今回解禁となった新スパイダーマン・スーツの解説映像では、「DESIGNED BY TONY STARK FOR PETER PARKER(デザイン by トニー・スタークfor ピーター・パーカー)」と、15歳の高校生ピーターを“真のヒーロー”スパイダーマンへと導こうとする師匠ともいうべきトニー・スタークが、ピーターへ新しいスーツを贈ったことが表明されている。天才発明家でもあるスタークが作ったスーツには、最先端のテクノロジーが活かされている。スパイダーマンの代名詞にして最大の武器でもあるウェブ・シューターに「SELECTABLE WEB TYPES (ウェブ・タイプをセレクトできる=セレクタブル)、「LASER TARGETING SYSTEM(レーザー・ターゲティング・システム)」なる新たな機能が備わったことが紹介されている。さらには、ビルから飛び降りる際にムササビのように羽を広げ飛ぶことができる新スペック「WEB WINGS (ウェブ・ウィングス)」はスパイダーマンシリーズに新登場。この機能は、本作で登場するヴィラン・怪鳥ヴァルチャーとの対決の際に重要なカギを握る機能となりそうだ。また、右腕に搭載された敵の位置情報を確認するためであろう「GPS TRACKING SYSTEM(GPSトラッキング・システム)」や、表情が豊かとなったマスクには「EYES ARE EXPRESSIVE(感情を表す目)」の機能がアップグレードされるなど、実際にスクリーンで目にする日が待ちきれないものばかりとなっている。『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月06日2016年12月、ついに日本上陸を果たした世界最大級のポップカルチャーイベント「東京コミックコンベンション2016」、通称「東京コミコン」。プレビューナイトを含め計3日間にわたり行われたイベントは、3万2,000人もの入場者数が発表された。初日には、アメコミファンとして知られる若手俳優・竹内涼真と、「スパイダーマン」「アイアンマン」「X-MEN」などマーベル作品の生みの親スタン・リー氏(御年93歳!)が開幕式典に参加して対談が実現。“アベンジャーズ”の一員、弓の名手ホークアイとして知られるジェレミー・レナーなども来日し、サイン会や記念撮影には長蛇の列ができていた。また、ワーナー ブラザースのブースでは、2017年冬公開の『ジャスティス・リーグ』特別映像が巨大モニターにて上映され、注目を集めた。アメコミ人気はいま、日本でも大きな盛り上がりを見せている。しかも2017年は、注目の新ヒーローが次々と登場し、大ヒット作の待望の続編も目白押し。そこで、年の初めにアメコミ界の2大巨頭マーベルとDCの怒涛のラインナップをざっと予習しておこう。■最強軍団“アベンジャーズ”に加わる異彩のヒーローたちまずは、2017年1月27日(金)よりベネディクト・カンバーバッチ主演の『ドクター・ストレンジ』が登場。すでに各国で公開されており、世界興収は6億ドルを突破。マーベルの単独ヒーロー第1弾作品としては、あの『アイアンマン』(’08)を超える特大ヒットを記録中、辛口で有名な映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも9割の高評価を維持している。天才外科医だった傲慢な男が交通事故で“神の手”を失い、人生を取り戻すために託した最後の望みが、神秘に満ちた魔術の力。観たこともない新しいパワーを身に着けたマーベル史上最もミステリアスなヒーローは、驚異の映像世界でどんな戦いを見せてくれるのか、期待大。もちろん今後は“アベンジャーズ”に仲間入りし、「マーベル・シネマティック・ユニバース/MCU」の一角を担っていく。『マイティ・ソー:ラグナロク(Thor: Ragnarok)』(原題)にも登場する模様で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の面々とともに宇宙を舞台にした『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー(Avengers: Infinity War)』(原題/’18予定)にも参戦するという。また、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の日本公開が、2017年5月12日(金)に決まった。宇宙一不運なトレジャー・ハンターで音楽好きのお調子者“スターロード”ことピーター・クイル(クリス・プラット)をリーダーに、宇宙一凶暴なアライグマの“ロケット”(声:ブラッドリー・クーパー)、セクシーな暗殺者“ガモーラ”(ゾーイ・サルダナ)、破壊王“ドラックス”(デイヴ・ バウティスタ)、そして「I am Groot.(私はグルート)」としか話せない動く木、“グルート”(声:ヴィン・ディーゼル)という、およそヒーローチームらしからぬ個性的な面々が再集結。同作のIMAX3D版の予告編が、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のIMAX版限定で上映されたが、前回の戦いで小っちゃくなってしまった“ベイビー・グルート”が大画面で大活躍。これが最強に「カワイイ!」ため、今年はベイビー・グルートに萌える女子が続出するはず。なお、マーベルのもう1つの有名シリーズ『X-MEN』からは、ヒュー・ジャックマンの代名詞的キャラ、“ウルヴァリン”のスピンオフ最新作『ローガン(Logan)』(原題)が6月に公開となる(全米公開3月3日)。ヒューがウルヴァリンを演じる最後の作品といわれており、ウルヴァリン最後の戦いを描くという。ローガンとは、あらゆる物質を切り裂く超金属の爪を持ち、ワイルドな風貌に孤高の魂を宿したウルヴァリンのもう1つの名前。映画は、彼自身のアイデンティティーにも迫っていくらしい。ウルヴァリンといえば、肉体再生能力を持ち、どんなキズもあっという間に治癒する“不老不死”のヒーローだったが、先日公開されたオンライン予告編では傷跡だらけの姿が衝撃的だった。2016年は『デットプール』にたくさん笑わされ、キュンキュンさせられたが、2017年はウルヴァリンことローガンの物語によって、泣ける『X-MEN』シリーズとなるのかもしれない。■女子人気の高い注目作が今夏に激突!?DCコミックスの実写映画化シリーズ「DCエクステンデットユニバース」でも最強といわれる、ガル・ガドット主演『ワンダー・ウーマン』が7月に公開予定だ。ガル演じるワンダーウーマンは、DCの2大ヒーローが激突した『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』で鮮烈なデビューを飾り、クールビューティな存在感と圧倒的な強さで観客を魅了、男女問わず絶大な人気を獲得した。本作では、女性だけの王国で暮らしていたダイアナ・プリンスの運命が、ある日、浜辺に不時着したパイロット(クリス・パイン)を助けたことによって大きく動き出す。自身の持つ大きなチカラに気づいた彼女は、初めて知る人間世界でどんな活躍を見せてくれるのだろうか?スーパーヒーローは、男性ばかりじゃない!コミック登場75周年を迎えた『ワンダー・ウーマン』には、もはや期待しかない。一方、マーベルからは2017年8月11日(金・祝)より、キャストや内容を一新して贈る『スパイダーマン:ホームカミング』が公開。主人公のスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じるのは、20歳の新進英国俳優トム・ホランドだ。彼もまた『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にてチーム アイアンマンの助っ人として初登場、その軽口やギーク(メカオタク)ぶりが話題を集めた。先日公開された予告編では、アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)との親子のようなコンビネーションもバッチリの様子!?また、高校を舞台に、迷えるティーンエイジャーとしての一面も描かれるようで、ヒロインを務めるゼンデイヤをはじめとする若手キャストも楽しみ。■まだまだ続く豪華競演作!TVシリーズもぜひチェックさらに、バットマンやワンダーウーマンらDCのヒーローたちが勢ぞろいする『ジャスティス・リーグ』が冬に公開となる(全米公開11月17日予定)。『スーサイド・スクワッド』が悪党たちの大集団なら、こちらはベン・アフレック演じるバットマン/ブルース・ウェインが中心となるザ・正義チーム。バットマンが“特別なチカラ”を持ったヒーローを探し出し、究極のチーム=ジャスティス・リーグに勧誘していく。「東京コミコン」でも上映されていた特別映像では、無骨な海の王者アクアマン/アーサー・カリー(ジェイソン・モモア)にはむげなく断られていたが、フラッシュ/バリー・アレンは「友だちがほしいから」とノリノリの様子。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でもファンを増やしたエズラ・ミラーのフラッシュには、特に注目しておきたい。ジェシー・アイゼンバーグ演じる悪役レックス・ルーサーの登場も明らかになっている。ちなみに、2017年4月1日(土)からは、“レゴバットマン”を主人公にした『レゴバットマン ザ・ムービー』が日本上陸。ひと足先にスーパーマンやワンダーウーマン、フラッシュ、ジョーカーなどが集結するようで、実写バットマンとは正反対キャラ(?)のレゴバットマンの活躍もまた楽しませてくれそう。一方、全米で11月3日公開の『マイティ・ソー:ラグナロク』は、『シビル・ウォー』のバトルに参戦していなかった神の国の最強戦士ソー(クリス・ヘムズワース)が主人公となるシリーズ第3弾。極度の恐怖心や怒りから巨大なハルクへと変貌してしまうブルース・バナー(マーク・ラファロ)と競演し、宇宙でのバディ・ロードムービーのような作りとなるという。もちろんソーの弟ロキ(トム・ヒドルストン)も登場。オスカー女優ケイト・ブランシェットが悪役を演じるという点も気になる!最後に、TVシリーズにも言及しておきたい。マーベルは「エージェント・オブ・シールド シーズン3」や「エージェント・カーター シーズン2」などリリースが続くが、MCUの一環として映画にも関わる部分が多々あり、チェックしておくと映画の世界観がより楽しめる。「マーベル/デアデビル」「マーベル/ジェシカ・ジョーンズ」といった新機軸のTVシリーズとも、もしかすると融合を果たすかもしれない。また、DCコミックスのTVシリーズも「GOTHAM/ゴッサム」「ARROW/アロー」など、すでに高い人気を誇っている作品が勢ぞろい。つい先日、本国ではウェントワース・ミラー出演の「レジェンド・オブ・トゥモロー」と「SUPERGIRL/スーパーガール」「ARROW/アロー」に「THE FLASH/フラッシュ」の4作品が大規模なクロスオーバーを果たしたばかり。日本ではどんな形で登場するのか、楽しみにして待ちたい。(text:cinemacafe.net)
2016年12月30日マーベル・スタジオが贈る最新作『ドクター・ストレンジ』。この度、今年レコード大賞新人賞を受賞した「BOYS AND MEN」の吉原雅斗が、本作で声優に初挑戦していることが分かった。上から目線の天才外科医ドクター・ストレンジ。突然の交通事故で神の手を失った彼を甦らせたのは──魔術。厳しい修行により、人智を超えた力を手に入れ魔術師となった彼は“闇の魔術”の存在を知り、世界を滅亡から救う戦いに巻き込まれていく。だが、たとえ敵であっても、医者である彼に命を奪うことができるのか?大いなる葛藤を抱えたまま、いまドクター・ストレンジの本当の戦いが始まる…!すでに11月4日に全米で公開された本作は、全米初登場1位を獲得。公開3日間では興行収入約8,500万ドル(約88億4千万円)の大ヒットスタートとなり、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品としては14作連続の第1位を記録。さらに公開2週目の週末も、約4,300万ドル(約46億円)で2週連続No.1を獲得す大ヒットとなっている。吉原さんが演じるのは、不慮の事故で腕の機能を損なわれたベネディクト・カンバーバッチ演じるストレンジが、様々な治療方法を探しもとめている中で出会うバングボーンと一緒にバスケをしている友達。自身の年齢よりも年齢が高い役どころとあって、今回の収録のために“ナイスミドル”な声を練習してきたそう。映画の中では顔出しはない役であり、バスケをしながらの躍動感のあるセリフに当初は悪戦苦闘している様子も見られた。「BOYS AND MEN」メンバーの中でも、自他ともに認める程の大のマーベルファンでもある吉原さん。今回のオファーには「すごく嬉しかったです!でも声優初挑戦なのですごく緊張もしました!」と語る。また難しかった点については、「いろんな表現をしてくれというリクエストに必死に応えようとするものの、オーダー通りの声にならなかったりとすごく難しかったです」と話すも、「『ドクター・ストレンジ』に関われているというところですごく楽しかったです!僕が初めて声優に初挑戦した作品、ドキドキ・ワクワクする作品です。ぜひ劇場でご覧ください!」とメッセージを寄せた。『ドクター・ストレンジ』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月26日『アベンジャーズ』シリーズを筆頭に、次々と全世界でメガヒットを放つマーベル・スタジオ。2016年に大ヒットした『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』MovieNEXは発売中、2017年2月3日(金)にはTVシリーズ「エージェント・オブ・シールド シーズン3」、さらに3月3日(金)には「エージェント・カーター シーズン2」のブルーレイ&DVDリリースが控えており、その勢いは止まるところを知らない。そこで今回は、マーベル作品の人気を支える要素の1つである、美しくカッコいいヒロインたちに注目。繊細さと芯の強さを併せ持つ女性キャラクターは、数々のマーベル作品にとって欠かせない存在。魅惑的な人気ヒロインにフィーチャーした映像が到着した。マーベルの映画やTVシリーズは、登場人物やストーリーが同じ世界観の中でクロスオーバーするマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)として知られている。今回の特別映像では、MCUに登場する戦うヒロインがずらり。まずは、キャプテン・アメリカの恋人だった凄腕エージェント、ペギー・カーター。彼女はあの「アベンジャーズ」計画を行った国際平和維持組織、S.H.I.E.L.D.(シールド)の創設メンバーの1人。約70年前の世界を舞台に、顕著な女性蔑視もものともせず華麗なアクションや格闘術をたっぷり披露する。また、現代のシールドの精鋭チームの活躍を描く「エージェント・オブ・シールド」からは、チームの中核を担う女性が登場。天才ハッカー、デイジー・“スカイ”・ジョンソンは、ある秘密を抱える陰影のあるキャラクターだが、陽気でチャーミング、努力家な一面もあり、そのキュートな容姿から日本でも人気を集めている。さらにもう1人、戦闘・操縦のエキスパート、メリンダ・メイ。ファンからは“メイ姐さん”と呼ばれる沈着冷静なクールビューティで、ガンファイトからバイクアクションまでをこなす活躍ぶりには惚れ惚れする。そのほか、アイアンマンことトニー・スタークの公私に渡るパートナーであるペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)、史上最強の女スパイとしてアベンジャーズ・チームを牽引するブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)、人体実験によって特殊能力を得たスカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)など、個性豊かな女性たちが紹介されており、マーベル作品の魅力が凝縮された映像となっている。さらに今回、キャプテン・アメリカの恋人ペギー・カーターが主人公となる「エージェント・カーター」から、シーズン2の予告編も同時解禁。シールドの創設メンバーのひとりでもある彼女が、そのシールドの前身となるSSR(戦略科学予備軍)で活躍するスパイ・アクション・ドラマ。前シーズンではニューヨークを舞台に活躍していたが、今回はハリウッドで起きた怪事件の解明に挑む。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で初登場したペギー・カーター。本作では、キャプテン・アメリカが氷漬けになり、生き別れになった後のカーターの知られざる活躍(と彼への思い)にスポットを当てる。舞台は、戦後1946年のニューヨーク。戦略科学予備軍に所属するカーターは、大富豪ハワード・スターク(アイアンマンことトニー・スタークの父)から極秘ミッションを任され、執事ジャーヴィスとコンビを組んでアメリカの国家的危機に立ち向かっていく。ロサンゼルスに舞台を移したシーズン2では、新たなる敵が登場。クラシカルなファッションをまといながら、クレバーで激強のカーターは、ハリウッドで起きた怪事件の解明に挑み、さらにスケールアップした壮大なアクションとサスペンスが繰り広げられていく。同じ世界観を共有しながら数々のスーパーヒーローの活躍を描く“MCU”の核となる組織、シールドの誕生へとつながっていく「エージェント・カーター」。このTVドラマシリーズをイッキ見した後、もう一度『キャプテン・アメリカ』シリーズを観直すと、新たな感動や発見が楽しめるはず。もちろん、今後のヒロインたちの華麗なる活躍にも注目だ。「エージェント・カーター シーズン2」は2017年3月3日(金)よりブルーレイ&DVD発売、レンタル開始(※同日、一挙デジタル配信開始)。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 MovieNEXは発売中、デジタル配信中。「エージェント・オブ・シールドシーズン3」は2017年2月3日(金)よりブルーレイ&DVD発売、レンタル開始(※同日、一挙デジタル配信開始)。(C) 2016 MARVEL & ABC Studios(text:cinemacafe.net)
2016年12月24日『アベンジャーズ』シリーズや『アイアンマン』シリーズなど、数々の世界的大ヒット映画を製作するマーベルのTVドラマシリーズ「マーベル/ジェシカ・ジョーンズ」が、ついにDVDで登場。「マーベル/デアデビル」と同じ“アベンジャーズの戦い”の後のニューヨークを舞台に、強く美しく“超ドS”な元ヒーロー、ジェシカが宿敵に立ち向かう。欲望渦巻くニューヨークのスラム街“ヘルズ・キッチン”。タフで腕の立つ私立探偵ジェシカ・ジョーンズは、ヒーローとしての自分を隠し、人目を避けて静かに暮らしていた。ある日、浮気調査を得意とする彼女の元に、若い女性の行方不明者の調査依頼が舞い込む。報酬目当てで引き受けたが、その足跡を辿っていくうちにジェシカは奇妙な既視感を覚える。それはかつて、洗脳された彼女自身が取った行動と酷似していた。忘れようとした過去の悲劇を再現され、心の均衡を乱していくジェシカ。彼女は過去と向き合い、宿敵を倒すために難事件を解決できるのか――。本作の舞台は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に連なる世界にして、「マーベル/デアデビル」と同じニューヨークのスラム街“ヘルズ・キッチン”。忘れようとした過去の悲劇を再現され、心の均衡を乱していく主人公の元ヒーロー、ジェシカが、過去と対峙し、宿敵の“最凶の洗脳者”を倒すために難事件を解決していくサスペンス・アクションドラマ。主人公のジェシカ・ジョーンズを演じるのは、エミー賞受賞の大人気TVシリーズ「ブレイキング・バッド」のジェーン役や、『お買いもの中毒な私!』のスーズ役などで好評を博し、ミュージシャンやファッションデザイナー、TV・映画制作など多岐にわたり活躍、日本のファッション誌にもたびたび登場するなど、若い女性にも人気のクリステン・リッター。そして彼女の宿敵、最凶の“洗脳者”キルグレイブには、「ドクター・フー」シリーズや『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』、舞台などでも活躍中の英国俳優デヴィット・テナント、ジェシカの唯一の親友トリシュ役には『トランスフォーマー』などのレイチェル・テイラー。また、ビジネスパートナーの敏腕弁護士役には『マトリックス』のキャリー=アン・モスと、脇を固めるキャストも実力派が集結。緊張が連続する刺激的なストーリー展開、どこまでも力強く美しく、どこまでも孤独な、かつてないヒーローの姿は一瞬たりとも目が離せず、彼女の心の葛藤もまた丁寧に描かれている本作。すでに発売中の「マーベル/デアデビル」(主演:チャーリー・コックス)と登場キャラクターがクロスオーバー、また、今後リリース予定の「マーベル/ルーク・ケイジ」(主演:マイク・コルター)も本作に登場し、ジェシカと恋愛関係になるなど、マーベルの世界らしく見応えたっぷりのTVシリーズ最新作となっている。「マーベル/ジェシカ・ジョーンズ」シーズン1は2017年3月3日(金)よりブルーレイCOMPLETE BOX、DVD Part1・Part2発売(※同日DVDレンタル、デジタル配信開始)。(text:cinemacafe.net)
2016年11月20日NXPセミコンダクターズ(NXP)は3月3日、低消費電力な汎用MCUの次世代ファミリ「LPC5411x」を発表した。LPC5411xは、LPC54000シリーズに新たに追加されたもので、電力効率の向上、各種シリアルペリフェラルの搭載、柔軟性の高い実行モード、CPU停止時の自律的動作、音声認識DSPハードウェアなどが特徴。低消費電力と常時オンプロセッシングを要求するコンシューマ機器や産業機器をターゲットとしている。具体的な用途としては、ゲーム機、USBアクセサリ、ヘルスケア・デバイス、患者モニタリング、IoT、ビル・オートメーションなど。同ファミリは、ARM Cortex-M4を採用しており、アクティブ動作モード電流は80μA/MHz。また、デュアルコアオプションによる消費電力の切り替えモードを備えており、処理負荷の低いタスクの実行にあたっては消費電力低減のためCortex-M4をシャットダウンし、代わりにCortex-M0+を使用できるため、動作モード電流を60μA/MHzにまで低減することが可能。また、最大256kBのフラッシュメモリと192kBのSRAMを備えており、さらに組み込み機能として、クリスタルレスフルスピードUSB、12チャネルの5MSPS 12ビットADC、CRCエンジン、8チャネルのシリアル通信ブロック、2チャネルのI2S、Cortex-M0+用シングルサイクル乗算器を搭載している。現在、数量限定でサンプル出荷中で、LQFP品は2016年5月に量産開始予定。
2016年03月03日米国半導体市場調査会社IC Insightsが8月19日(米国時間)公表した「IC産業レポート年央改訂版」によると、マイコン(MCU)は、数量的には今後とも大きく伸びるが、前例のない価格下落により、売上高の増加には余りつながらないようだ。スマートカード、組み込みセンサ、IoTへの応用などが、低価格32ビットMCUの数量の伸びをけん引している。この結果、MCUは2015年に数量ベースで前年比33%増加し254億個に達する見込みである。金額ベースでは、2014年159億ドル、2015年166憶ドルといずれも新記録を達成しているが、いずれも前年比4%の伸びに留まっている。数量ベースでは2桁増を続けているにもかかわらず、金額ベースでは微増にすぎない。図1に示すように、MPUの平均販売価格(Average Sales Price:ASP)は、2014年は前年比12%減の0.83ドルだったが、2015年には21%低下して0.65ドルへと落下が継続すると予想される。IC Insightsは、2016年には数量ベースで25%成長し316億個、金額ベースで7%成長し177憶ドル、平均販売単価は14%の低下を予測している。MCUの販売数量の増加は2014年から始まったが、これは、おもに、電子バンキングやクレジットカード決済、運賃精算カード、政府系ID(例えば、電子パスポート)、医療記録や警備などに使われるスマートカード向けに低コストMCUの出荷を急上昇しているためである。 ICカードマイコンの出荷台数は、2014年に26%増加したが、今年は41%と驚異的な成長をとげ129億個に達し、来年は さらに25%成長し161億個に達するとみている、米国のクレジットカード会社、銀行、小売業、政府機関、およびその他の産業分野が2019年に向けて広く、安全な「チップカード」技術を採用し始めるためにMCUが大きく伸びるとみている。すでにヨーロッパや他の国々では1990年代から実施されてきたことである。米国では、個人情報の盗難が多発しており、この対策が迫られている。IC InsightsはIoT関連MCUの販売は2015年に金額ベースで16%成長し4.05億ドル、数量ベースでは40%成長し4.31億個に達すると予測している。IoT向けのマイコンの平均販売価格は0.94ドルと、マイコン全体の平均販売価格よりも4~5割高い。
2015年08月21日●MCUをあまり知らないユーザーに向けたソリューションルネサス エレクトロニクスは6月16日、Cortex-Mシリーズを利用した汎用向けMCUのラインナップとして「Renesas Synergyシリーズ」を発表した。このRenesas Synergyの詳細は米国にて10月に開催される「Renesas DevCon America」で発表され、また製品というかプラットフォームそのものは今年12月に発売予定ということで、現段階ではコンセプトと概略の発表に留まっている。この発表に先駆け、同社にて事前説明会が開催されたので、この内容をお届けしたい(Photo01,02)。さて、そもそもRenesas Synergyシリーズのコンセプトは何か? といえば、「より高レベルなアプリケーションを簡単に構築できるようにすること」、である。概略説明を行った同社の中沢氏はWebカムを例に挙げ(Photo03)、「従来のソリューションというのは、Webカムを作って納入して終わりだったが、今はそのWebカムをクラウドと繋いで、例えば留守中の監視サービスとか、特定の人間がいる場合に合わせて調光などの自動調節といった、より新しいソリューションに移りつつある」とした。そもそもルネサスはIoTに自律という考え方を持ち込んでいるが、ここで同社がターゲットとするのは、従来のルネサスの顧客ではない、より幅広い開発者である(Photo04)。つまり、アプリケーションサービスは慣れているが、MCUは知らないあるいは余り経験がない、というユーザー向けのソリューションが、従来の同社には欠けていた。このソリューションのキーは、Photo05に示された3つの課題を解決することである、と同社は説明する。具体的にどう解決するか? というルネサスの解がこちらである(Photo06)。これはつまり、アプリケーションエンジニアはMCUの事を(まるっきりではないにしても、それほど)知らなくても、「X-Wave」のAPIさえ知っていればアプリケーションが記述できることになる。これにあわせてルネサスはRTOSのみならずドライバ類まですべてをまとめて「SSP(Synergy Software Package)」として提供する形だ。さらにToolやKit類もあわせて提供される事になり、開発者から見るとワンストップの形ですべての環境が揃う事になる。●Cortex-Mシリーズを採用した4種類のMCUをラインアップ具体的に提供されるものがこちら(Photo08)である。先ほどPhoto07で「完全かつ品質認証されたプラットフォーム」とあったが、この品質認証とは何かといえば、機能と性能、テスト条件が明示されるということである。面白いのは、このうちBSPあるいはHALドライバに関しては、ソースコードの形で提供され、必要なら開発者が手を入れることも可能とされている点だ。もちろん手を入れたものに関してはサポート対象とはならないのだが、逆に何か袋小路に陥った場合はそこを元に戻せば再びサポート対象となるわけで、そこから開発をリスタートできる形だ。さてこのSSPが動作するハードウェアプラットフォームとしては、S1~S7までの4種類のMCUが提供される。利用されるコアは冒頭に述べた通り、Cortex-Mシリーズで、具体的にはCortex-M0+とCortex-M4であるとする(Photo09)。S7はCortex-M7かと思ったが、今のところCortex-M7に関するプランは無いとか。またCortex-M3を採用する予定は無いとの事で、当面はこの2つの組み合わせになるだろう。まだ詳細は発表されていないが、恐らくS1/S3はCortex-M0+、S5/S7がCortex-M4で、S7のみが40nmプロセス(他は130nmプロセス)というあたりではないかと思う。Photo07にあるように、ピン互換とスケーラビリティが確保されるというのも特徴である。では、先ほどのPhoto05の問題がRenesas Synergyシリーズでどう解決されるか? まずは開発期間の短縮である(Photo10)。これは、単なるBSPのみならずRTOSのポーティングやスタック/ミドルウェアまで提供されているから、システムコードの開発は最小に抑えられる事になる。同社はこれによって短縮された開発期間を、さらなるイノベーションに振り分けて欲しい、としている。2つ目がTCOの削減。同社に言えば、いわゆるBOMのような目に見えるコスト以外に、ソフトウェア的な隠れコストが馬鹿になっておらず、これの削減が強く求められていたとする(Photo11)。Renesas Synergyではこの隠れコストに当たる処理をルネサス自身が分担することで、相対的に隠れコストの削減に繋がる、というものだ(Photo12)最後が開発障壁の削減である。ここで出てくるのが、先ほどPhoto07で出てきたGalleryである。敢えて言えばこれはmbedのDeveloper siteに近いものと考えるのが判りやすい。これはmbed OSの話ではなく、すでに広く使われているプロトタイプボードとしてのmbedの方だが、これを使う場合はまずmbed.orgにmbedボードを登録すると、オンラインのIDE経由でそのボードを使っての開発が可能になる。ここでさまざまなサンプルコード、あるいは他の開発者が作成したプロジェクトなどがImportできるし、コミュニティ経由で質問をすることも出来る。Galleryは似たような形で、ここでSynergyプロセッサを登録すると、以後はそのプロセッサ用に開発環境やサンプルコードなどを入手できるようになるとする。またさまざまな開発キットが提供され、これで参入障壁を少しでも下げよう、という働きかけである。というか、提供される環境は、mbedのそれを非常に参考にした節がある。こうなってくると、では既存のMCUのラインアップとの整合性は? ということになる。これに対して葛西氏は「IoTという世界は広いので、例えばギリギリまで消費電力を削りたいといった用途は無くならないし、こうした用途向けには引き続き従来のRX/RLシリーズを提供し続ける」とした上で、端的に言えばMCUが何をベースにしているかなどに拘らない様な用途向けにRenesas Synergyシリーズを提供する、としている。●実はアメリカ主導で開発されたRenesas Synergyプラットフォームこの製品分けは非常に面白いと思う。もしRenesas SynergyシリーズがMCUのみで提供された場合、それは既存のCortex-MベースのMCUを提供しているベンダーとの喰い合いになる。それどころか自社のRX/RLシリーズとも間違いなく喰い合いになるだろう。ところがThreadXとのパッケージで提供することで、Cortex-Mを使いつつも実際は「ThreadXが利用できる汎用プラットフォーム」というポジションで製品を提供することになるからだ。実はこのRenesas Synergyシリーズの企画は日本ではなくアメリカサイドから出たものらしい。アメリカではThreadXが広範に使われており、実際ルネサスも幾つかの製品でExpress Logicと提携している(例えばコレ)。もちろんThreadXはルネサス専用な訳ではなく多くのMCU(もちろんCortex-Mもそこに含まれる)をサポートしている( の左ペインを参照)から、逆にここで使いやすいMCUパッケージを提供することで、より多くのThreadXを採用する開発者を集めたいという意図であると思われる。また国内に関して言えば、ThreadXそのものがμiTRONとのCompatible Kitを提供しており、これを利用する事でμiTRON採用の開発者を集めたい、という意図もあるようだ。ただ、では例えばARMの提唱するmbed OSとか、OICやAllSeenなど、IoT向けには多くの標準規格が存在している。こうしたものへの互換性は? と確認したところ、それにあたるのがPhoto08に出てくるAdd-Onだという話だった。Photo08でSSPの脇にグレーで記されているBSPやVerified Software Add-Onがこれにあたる部分で、例えばmbed Deviceの振る舞いをするようなAdd-Onを提供すればmbed Device Serverとかに繋がるし、OIC(になるのかIoTivityになるのかは不明だが)のClientにあたるAdd-Onを用意すればOICに接続できることになる。これはデバイスも同じで、S1~S7のRenesas SynergyプロセッサそのものにはWireless Connectivityが入る可能性は少ないようで、これは外付けの形で接続することになる。現時点ではどんなサードパーティが何を提供するか、に関してはまだ水面下で色々やっている状況で発表は出来ない(これが発表されるのは10月のRenesas Devconだろう)との話だが、こうしたデバイスはサードパーティがBSPやVerified Software Add-Onを提供する形になるとする。こうした拡張の余地があらかじめ用意されているという話であった。現状はどちらかというとコンセプトの発表に近いので詳細はまだ未公開(というか未定)であるが、面白い形でのソリューション提供に踏み切ったな、というのが正直な感想である。当面の主戦場はアメリカと思われるが、国内ではどんな形でこれを普及させてゆくのかちょっと楽しみである。
2015年06月16日●SVGA/24bitカラー表示が可能な2D GDCを搭載したMCU「S6E2DHシリーズ」米国時間の2月2日、SpansionはHMI(Himan Machine Interface)向けにCortex-M4FベースのMCU2製品を発表した。この新製品に関する記者説明会が6日に都内で開催されたので、その内容をお届けしたい(Photo01)。Spansionは2020年のIoTには5つの柱があるとしており(Photo02)、そのうちの1つがHMIである。今回発表する製品は、そのHMIの中のVoiceとGraphicsをそれぞれ担う目的の製品となる。さすがにVoiceとGraphicsを両方担うのは無理(というか、現時点ではターゲットが異なる)であり、それぞれ別の製品という形になる(Photo03)。具体的に今回の製品のターゲットはこんな分野である(Photo04)。まず1つ目がグラフィックMCUである。名称は「S6E2DHシリーズ」とされる。このシリーズの特徴は、最大でSVGA(800×600pixel)、24bitカラーが表示可能な2D GDC(Graphics Display Controller)を搭載したCortex-M4F MCUである(Photo05)。こちらに搭載される2D GPUはご覧の通り非常に多くの機能を持つ(Photo06)。確認したところ、このGDCは、元々富士通が長らく自動車用や家庭向けなどに開発してきた「GDC」とルーツは同じであり、2Dのみにした上でMCU用に省電力化や機能の最適化を図ったものだそうである。内部構造はこんな感じ(Photo07)で、CPUコアとGDCが鎮座する形である。CPUコアはPhoto05にもあるようにCortex-M4Fの160MHz駆動で、Flash 384KB/SRAM 36KBが基本となる。これとは別に外付けSDRAM(これは66MHzのノーマルなSDRAMとの事)が接続可能で、色数あるいは画面サイズが大きくなって内蔵VRAMでは足りなくなった場合に利用される。この際には内蔵VRAMとSDRAMの両方が利用されるとの事だった。66MHzのSDRAMと内蔵の高速SRAMではだいぶアクセス速度が異なるが、そのあたりはGDCがうまく調整するとの話であった。またGDCはAlpha Brendingなどの機能を持つことからも判るように複数のレイヤが利用できる。グラフィックMCUの場合、最低でも5つのレイヤが利用でき、最大どこまでかは「メモリサイズに依存する」そうだ。また外部FlashあるいはSiPの形で接続されるQuad SPI Flashは先に説明した様にイメージ格納用である。ここに表示すべき画像を圧縮して格納しておき、利用時にはGDCが自動的に伸長してVRAMに展開するといった使い方になる。ちなみにSiPのパッケージは今のところ2MBのもののみ展開しているが、シリーズとしてはこれがハイエンドで、例えば4MBのものとかは考えていないとの事で、逆に今後はもう少し小容量のものをラインアップする可能性があるそうだ。またSiPパッケージ+外部HyperFlashという構成は考えていないとの事だ。ところでPhoto07を見直すと、液晶のタッチセンサはI2C/SPI、キーパッドはGPIOといった形で接続されるが、これを例えば(一緒の会社となった)CypressのCapSenseの様な容量式タッチセンサで接続する案は? と確認したところ、TFTパネルの90%にはすでにタッチセンシング用のコントローラが内蔵されているので、これとI2C/SPIで繋げば十分、という返事がかえってきた。会場では実際に、複数の画像の重ね合わせなどを含む動作デモが行われた(Photo08)。●100語以上の言葉を認識可能なMCU2つ目の製品がボイス制御MCUである(Photo09)。こちらはそのもので、複数の言語を認識するMCUである。具体的には100語以上の言葉をテキストファイルの形で定義して格納しておく(Photo10)と、それを認識して結果を返してくれる。もちろん用意されるのは音声の認識までなので、その先はアプリケーション次第ということになる。会場ではマイク入力でコマンドを認識すると、その結果をPCに送り、PCの側にリモコン機能を実装する形でTVを操作するデモが行われた(Photo11)。Photo12が内部構成であるが、動作周波数は160MHzないし200MHzということでやや高速である。さて、肝となるのがCPUの中にある「ASR(Automatic Speech Regognition)」であるが、これはハードウェアではなくソフトウェアである。核になる技術は、同社が2012年に発表したAcoustic Coprocessorである。これはNuance Communicationsをベースにしたものだが、今回の技術もこの延長線上にある。ただし同社はあれから実装の最適化をずっと進めていった結果、Cortex-M4ベースのMCUの50%程度の処理負荷で同等の音声認識機能を実装できるようになった、という話だそうだ。ちなみに音声辞書は0.5MB程度で済んでおり、Acoustic Coprocessorの世代で必要とされた2MBから大幅に削減が出来ている。また50%の処理負荷に関しては、CPUコアだけでなくDSPユニットもフル活用しているとのことだ。逆にFPUは(内蔵はしているものの)音声認識では特に利用しないという話で、むしろ先にでたグラフィックMCUで映像処理にFPUが多用されるとの事だった。ちなみに環境ノイズの有無とかしゃべり方(特にイントネーションの違い)などには処理負荷はほとんど影響しないそうである。面白いのはDual Flash Bankであるが、辞書が0.5MB程度なのでこれにプログラムを含めても1MBあれば十分である。最初は160/200MHz駆動に0waitで間に合わせるために、Interleave的な使い方をするのかと思ったのだが、確認したところそういう使い方はしない(Flash Accessは平均1~2waitが入るそうだ)との事。これはWi-Fiなどを経由したOver-the-Air Firmware Updateに対応したもので、片方のバンクをアクセスしながら、もう片方のバンクをUpdateし、完了したらそのままon-the-flyで切り替えといった事もできるとしている。またCodecが外付けとされたのは、とりあえず汎用的に利用してもらう(特定用途向けMCUではない)ために、あえてCodecは内蔵しなかったという話であるが、将来的に特定用途向けのニーズが強くなった場合は内蔵することもありえる、との話だった。どちらの製品も現在はサンプル出荷中であり、1万個発注時の価格はグラフィック制御MCU(S6E2DHシリーズ)が5.05ドルから、ボイス制御MCU(S6E2CCxxFシリーズ/MB9BF568Fシリーズ)が6.95ドルからとされる。また開発キットとしてはFM4 Graphics MCU Starter Kit、FM4 Voice Command Starter Kitともに3月から提供予定とされる。ついでにもう少し先の話も。同社はすでにCortex-M7のライセンスを受けており、すでにロードマップにも記載されている(Photo13)が、登場時期は「今年の後半にアナウンスを予定している」という話であった。さて、今回の2製品は90nmプロセスでの製造となるが、既に同社は40nmのeCT(embedded Charge Trap)の技術をモノにしており、2013年末にはこれをUMCに提供する事を発表しているので、普通に考えればCortex-M7ベースのFM7はUMCの40nmプロセスを使っての製造となると思われ、Handa氏もこれを肯定した。実際、氏は今年中に40nmを利用した製品の製造が始まるとしている。90nm→40nmというのは結構大きなジャンプであり、普通は中間ノード(65nmあるいは55nm)を挟みそうなものだが、氏によれば自動車向けMCUは55nmを利用するものの、汎用品は直接40nmに以降するようだ。理由は明確には述べて下さらなかったが、55nmのEmbedded FlashはすでにMatureな技術であり、複数社がこれを利用してMCUの開発を手がけている(自動車向けでは結構なメーカーがすでに55nmプロセスを使った製品の出荷あるいはサンプリングを行っている)から、ここでの差別化は難しい。ところが40nmは今のところ利用できるFabが限られており(UMCはすでに可能とされるが、TSMCはまだ開発中)、なので先行者利益を得やすいというあたりにアドバンテージがあると想定しているのではないかと思われる。またCypressの製品との統合に関しては「今まさにやり始めたところで、まだ答えるには早すぎる」ということ。それでも「数カ月後には何らかのロードマップが発表できるかもしれない」との事であった。
2015年02月09日