2020年10月12日 16:00
肩こりや腰痛の原因にも!「背中の左右差」を整えるエクササイズ
そのため、エクササイズを行うにあたり、まず緊張の強い筋肉を静的ストレッチで緩めておきます。
また、一方の筋肉の緊張が強いと、その反対方向への動きが制限されてしまい、もう一方の筋肉が十分に収縮できなくなってしまいます。そのため、もう一方の筋肉が十分に収縮できるように、動的ストレッチで動きを高めておきます。
例えば先程のチェックで「左に倒しにくい」と感じた場合、右の体側部の筋肉である体幹側筋群への静的ストレッチを行い、次いで左方向への側屈動作を高める動的ストレッチを行っていきます。
(1)体幹側筋群への静的ストレッチ
出典:byBirth
右脚を一歩後ろに引いて、反対側の脚とクロスします。左手は骨盤に添えて、右腕は上に上げます。左手で骨盤を右方向に軽く押し出しつつ、上体を左側に倒すことでストレッチされます(写真赤矢印参照)。体側部が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間ストレッチを行います。
ストレッチ中は自然な呼吸を心がけ、呼吸を止めないようにしましょう。ストレッチは、反動や弾みをつけず、心地よく伸ばされた状態で静止するようにしましょう。
(2)側屈動作を高める動的ストレッチ
出典:byBirth
イスに腰掛けて、両手を後頭部に添えます。