2021年2月11日 16:00
「ヒップアップエクササイズをしても効果を感じない…」という場合に行っておきたいストレッチ2つ
、そして頭を付けて立ちます。次に、腰と壁の隙間に片手を入れてみます。
出典:byBirth
このとき写真Aのように四本指を折り曲げた、いわゆる「猫の手」が入る場合は「正常」と言えますが、写真Bのように握りこぶしがスッポリと入ってしまう場合は、骨盤が強く前傾している可能性が高いと言えます。
この状態でヒップアップエクササイズを行っても、“穴の空いたバケツ”に水を注ぎ続けるような状態となるので効果は期待できません!
ヒップアップ効果を高める「2つのストレッチ」
骨盤が強く前傾している場合はヒップアップエクササイズを一旦中止して、これからお伝えする2つのストレッチを行っておきましょう。
骨盤の強い前傾をもたらしている筋肉は、太もも付け根前面にある「腸腰筋」という筋肉です。腸腰筋は股関節を曲げる際に機能する筋肉ですが、大腿部を固定した場合、骨盤を前傾させる働きがあるのです。そのため、まずは腸腰筋の強い緊張を静的ストレッチで緩めていきます。ただこれだけでは骨盤後傾方向への動きの制限をクリアにしただけで、後傾方向への動きは不十分なままと言えます。
そこでもう一つ、「骨盤後傾方向への動きを高める動的ストレッチ」