ビューティ情報『「閉経後トラブルは軽視されてきた」医師語る“50歳以上女性専用”クリニック開業の訳』

2021年9月21日 11:00

「閉経後トラブルは軽視されてきた」医師語る“50歳以上女性専用”クリニック開業の訳

を改善する大事な治療として、相談できる医療機関も増えています」

「高齢社会になれば、更年期に泌尿器のトラブルに悩む女性が増えるはず」と考え、泌尿器科専門医を志した関口先生。大学医学部を卒業後、勤務医として泌尿器科の経験を積んだ。さらなる知識を得るため、大学院に入学。出産や子育てをしながら、海外でも学び、女性特有の病気を治療する“女性医療”の道を究めていった。

’05年、満を持して女性医療クリニックLUNAを開業。

’18年に世代別の女性の体の悩みに対応できるように、50代以上の女性向けの「LUNAネクストステージ」も創設した。内科や美容皮膚科、形成外科のほか、骨盤底筋トレーニングなどを受けられるスタジオも備えている。

「うちに来て、やっと尿もれなど女性特有の悩みを打ち明けられたという患者さんは多いです」

関口先生が、数多くの更年期以降の女性を診ていて気になるのが、GSMの原因のひとつとなっている骨盤底筋の衰えだ。


「骨盤底は、骨盤の底にあり子宮や膣・膀胱などを支えているプレートです。骨盤底筋はこのプレートを構成する筋肉のこと。骨盤底筋は妊娠や出産でもダメージを受けるのですが、40代を過ぎて女性ホルモンが減少してくると、徐々に皮下組織のコラーゲンが減って弾力がなくなっていく。

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