2022年3月17日 11:00
健康寿命から献立を考える「夕飯にはチキンソテーとスティックサラダ」
:+8.03分
※ミシガン大学の論文より抜粋して本誌作成。一部、品目名は日本で身近な食品名に置き換えた
「具体的な数字が示されているぶん、マイナス食材を敬遠しがちですが、食べたいものを食べないというストレスも体によくない。牛肉や加工肉なども、野菜などのプラス食材と合わせることで、マイナスを“帳消し”にすることができます」
そこで、管理栄養士で料理研究家の松尾みゆきさんに、論文をベースに夕食での健康寿命を延ばす“食べ合わせ”を提案してもらった。
■夕食での健康寿命を延ばす“食べ合わせ”
【エビカレーとツナサラダ(きゅうり入り)】+12.82分
「市販のカレールーは飽和脂肪酸が多いことから、カレー粉を使用したエビカレーを想定。タンパク質やビタミン、ミネラルをバランスよく含むツナサラダに、きゅうりを添えたサラダをつけ合わせに」(松尾さん・以下同)
エビカレー+ツナサラダ+きゅうり(+3.34+5.7+3.78=12.82)
【ステーキとりんごサラダ】+10.26分
「赤身肉は低脂質で高タンパク質の食材で鉄・亜鉛・マグネシウムなどの不足しがちな栄養素も多く含みます。レタスの代わりに、β-カロテンを多く含んでいるサニーレタス、リーフレタスでもOK」