2022年11月18日 06:00
堀ちえみ、和田アキ子、宮根誠司も悩んだ「眼瞼下垂」…花粉症、涙もろい人は要注意
また、これらの症状を抑制するために脳でセロトニンというホルモンが分泌されますが、使いすぎて足りなくなるとうつ状態になってしまうのです」
松尾さんによると、眼瞼下垂はまぶたをこすることがリスクになるという。そのため、コンタクトレンズを使用している人、強く目をかいてしまう花粉症の人、逆さまつげがあったり涙もろく、目をいじってしまう人は要注意だ。
「アイメークをゴシゴシと洗い流す人も多いので、女性のほうがなりやすい病気といえます。実際に、当院で手術を受けるケースは、女性は男性の5倍。まずは、目をこすらないことが大切です」
■テープを貼って眼瞼下垂の症状を改善
さまざまな症状に苦しめられる眼瞼下垂だが、じつは多くの人が45歳までに見た目にはわからない軽度の眼瞼下垂を起こしているという。以下のセルフチェック表に複数該当する人は、眼科や形成外科の受診をおすすめする。
「手術が必要な場合、形成外科では左右同時に、1日で行うケースが多いと思います。所要時間は1~2時間ほど。
保険適用されるので、自己負担額3割の人で、手術や麻酔、薬代を合わせ5万円弱です」
また、手術による“見た目”の問題も気になるところだ。