ビューティ情報『おやすみ前の「舌のトレーニング」で“いびきの悩み”を改善』

2023年6月14日 15:50

おやすみ前の「舌のトレーニング」で“いびきの悩み”を改善

(白濱理事長、以下同)

この状態を放置すると、睡眠時無呼吸症候群に陥るリスクが高まることになる。

「睡眠時に無呼吸になると血液中の酸素濃度が低下し、慢性的な睡眠不足に陥ります。さらには不整脈や高血圧などが生じ、心筋梗塞や脳梗塞などの血管疾患のリスクが高くなり、突然死へとつながることもあるため放置は厳禁です」

ただのいびきと軽視せず、早い段階で対処しておきたいところ。いびき解消のために白濱理事長が勧めているのが、就寝前に行う「舌のトレーニング」だ。意識的に舌を動かすことが習慣化されることで、舌が喉へ落ち込む状態を軽減できるのだという。

やり方は簡単。最初に行う「舌の前後運動」は、できるだけ前に舌を突き出して5秒静止。その後、舌の先を上の前歯の裏に付け、そのまま後ろに引き込み再度5秒間キープ。
続けて舌を上下させる「舌の上下運動」、口を閉じて舌で歯の表面と歯茎をなめまわすように回転させる「舌の回転運動」、口を大きく開けて「あいうえお」と発声する「舌とあごの運動」、最後に頰を膨らませた後にすぼめる「頰の運動」を行う。「5種類行って3分程度。毎日続けると、2週間ほどで効果が見えてきます。それでも改善が見られない場合は、専門医に相談して、きちんと検査してもらいましょう」

これからただでさえ寝苦しい季節が到来することに。快眠を妨げる悩みは早めに解決しておきたい。

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