しかし、変な歪みのあるような寝姿勢では意味がありません。
壁に背を当ててまっすぐ立った姿でのように、 踵、お尻、背中、頭が寝具に触れるような状態で仰向けになるのが良い姿勢だとされています。仰向けで、自分に合った枕を頭の下に入れると、この寝姿勢をキープしやすくなります。
基本的には、この姿勢で眠ると考えられています。
■腰痛で悩む人の場合
腰痛の重い方が仰向けで眠る場合は、膝の下にクッションを入れて、硬めの寝具で眠ると良いでしょう。横向きで眠る場合には、脚をやや曲げて膝の間にクッションを挟むと腰への負担が軽減されます。うつ伏せで眠る習慣がある方も、軽く膝を曲げると、負担が減ります。
■肩こりで悩む人の場合
身体が沈み込まない程度の固さの寝具で、仰向けで寝ると負担がかからないといわれています。
ただし、合わない枕を使うと肩こりを深刻化させてしまう可能性があるので注意をしましょう。また、肩を冷やさないようにすることもポイントです。横向きで眠る場合には、10~15センチほどの高めの枕を使うと負担が減るでしょう。
もしもあなたが身体に合わない寝姿勢で眠っていたら!?
自分に合わない姿勢で眠ると、持病が悪化したり過度の負担がかかり痛みを覚えたりするものです。