ビューティ情報『軽い身体活動が多い高齢者ほど認知機能が高い -座っている時間や睡眠時間を減らして活動時間を増やすと効果的-』

2023年2月22日 14:00

軽い身体活動が多い高齢者ほど認知機能が高い -座っている時間や睡眠時間を減らして活動時間を増やすと効果的-

公益財団法人 明治安田厚生事業団(本部:東京都新宿区、理事長:中熊 一仁)は、高齢者の24時間の行動と、認知機能の関連性を検討しました。その結果、1日に占める身体活動の中で、ゆっくりした歩行や家事などの低強度の活動時間が多い高齢者ほど、目的に向かって自分の行動や思考を制御する「実行機能」を評価する課題のスコアが高いことがわかりました。さらに統計学的予測により、1日あたり30分の座位行動や睡眠時間を低強度身体活動に置き換えることで、スコアが5-10%程度向上すると試算されました。

この研究の成果は、神経科学系の国際学術雑誌「Frontiers in Human Neuroscience」で公開されました。

軽い身体活動が多い高齢者ほど認知機能が高い -座っている時間や睡眠時間を減らして活動時間を増やすと効果的-

概要

【ポイント】
●活動量の実測データに基づき高齢者の1日の行動と認知機能の一つである実行機能※1 の関連性を検討しました。
●24時間に占める低強度の身体活動※2 の時間が多い高齢者ほど実行機能スコアが高いことがわかりました。
●統計学的予測※3 により、1日あたりの座位行動や睡眠時間を30分減らして、低強度の身体活動に充てることで実行機能スコアが5-10%程度向上すると試算されました。

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