ビューティ情報『豆由来フェリチン鉄で隠れ貧血にも期待!!関西福祉科学大学と順天堂大学の研究グループが豆由来フェリチン鉄による月経後の鉄不足状態からの回復効果を臨床研究で証明、ヘモグロビン値に限らず血中フェリチンも回復』

2024年3月18日 09:30

豆由来フェリチン鉄で隠れ貧血にも期待!!関西福祉科学大学と順天堂大学の研究グループが豆由来フェリチン鉄による月経後の鉄不足状態からの回復効果を臨床研究で証明、ヘモグロビン値に限らず血中フェリチンも回復

豆由来フェリチン鉄(まめ鉄)を配合したカプセル1粒から1日あたり5mgの鉄を5週間摂取し、6週間目から9週間後まで摂取量を2カプセルに増やして1日あたり10mgの鉄を摂取した。
結果、ヘモグロビン値の変化量にて、摂取9週間後におけるプラセボ群との群間比較で有意差(P=0.03)が示され、豆由来フェリチン鉄による月経時の鉄不足状態の回復が確認された。また、血中フェリチン値は、摂取9週後で有意差(P=0.03)が示された。また、摂取5週後、MCHC(赤血球1個当たりの平均ヘモグロビン濃度)の変化量にて群間比較で有意差(P=0.01)が示され、摂取9週後、MCH(赤血球1個当たりの平均ヘモグロビン量)の変化量で有意差(P=0.02)ならびにMCHCの変化量で顕著な有意差(P<0.01)が示された。血中フェリチン値は、基準値より高値を示した被験者2名を除外した変化量にて、摂取5週後でも値の上昇は認められたが有意差まで示されず、摂取9週後で有意差(P=0.03)が示された。
豆由来フェリチン鉄の摂取により、月経による鉄不足ならびに潜在性鉄欠乏(隠れ貧血)の状態から回復できることが確認され、鉄貯蔵量を高めるためには、鉄として5mg/日より10mg/日の摂取の方が好ましいことが示唆された。

新着ビューティまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.