7歳の息子に「片づけしなさい!」「宿題しなさい!」と注意をしていた私。私からの注意ではなかなか聞いてくれず、息子はついに夫にも怒られてしまいました。そんな姿を見た3歳の娘から、驚きのひと言が! 謝らない息子へ3歳の娘が大人顔負けのアドバイス 私は7歳の息子に対して、「おもちゃ片づけて」などと度々注意をしていました。しかし、そんなとき息子は「面倒なんだもん」の一点張り。結局息子は謝りもせず、片づけなかったおもちゃを私が代わりに片づけるということが続きました。そんな兄の姿を3歳の娘はいつも黙って見つめています。 ある日、「おもちゃを片づけて!」と注意すると、すねた息子は無視するのです。私と息子の様子をその場で見ていた夫は、ついに「いい加減にしなさい!」と激怒! 夫に怒られたことで息子は泣き始めますが、それでも謝ろうとしません。するとその様子を見ていた娘が、そっと息子に近寄り「ごめんねってにっこり笑って、可愛く言ったら許してもらえるよ♡」と、驚きのひと言を放ったのです。 娘の言葉に刺激を受けた息子は、その後「ごめんなさい」と、夫と私に謝ってくれました。この件以降、息子は謝ろうとする姿勢が見えるように。遊んだあとのおもちゃは片づけるという約束も守ってくれています。振り返ると、3歳の娘は何をしたら怒られるか、どうしたら許してもらえるのかがわかっている様子。息子を反面教師に、世の中をうまく渡り歩くすべを身につけているのだと驚いた出来事でした。 作画/ひのっしー著者:佐野千佳
2024年01月06日こんにちは❤︎akaneです。今月はもうすぐ8歳になる二年生の長男と、4歳の年中さんの長女の習い事事情をご紹介させていただきます❤︎〜ECCで遊び感覚で英語に触れる時間〜年中の秋から続けているECC。インターナショナルや、ネイティブの先生でやらせたい、、っと思っていた英語でしたが、当時は下の娘もまだ小さく送迎が大変だったため、近所のECCを選び少しでいいので英語と触れ合う時間を作りたいなと思いはじめました。同学年のお友達と2人という少人数だった為、先生も子供たちのペースに合わせながら授業を進めてくれて本人も楽しく通っていました!年中の頃からしっかりホームワークもあったので、毎日CDやDVDをみながら英語を耳にする時間を作り、勉強感覚ではなく遊び感覚で取り組めているのが今も続けられてるポイントです!一年に一回ネイティブの先生とのスピーキングテストや、ペーパーテストもありしっかり実力が伸びているのか確認もできるので、親としてはそれもありがたいポイント。一年生になった時に、同じ小学校の子が入ってきてくれたので、今はその子たちと学校から直接ECCに行って楽しく授業をうけてきています❤︎ホームワークは今も変わらずあるので、毎日娘も一緒にみながら単語を言ったり、踊ったり歌ったり、、兄妹で取り組んでくれています。本格的な英語の勉強!!とまでは行きませんが、確実に単語の量は覚えているし、ここから少しずつ文法等も自ら使えるようになってくれたら嬉しいな、と思っています❤︎英語は嫌いになってほしくないので、今はまだ遊びの延長感覚で続けてくれたらいいな。っと願います!〜オススメポイント〜▪︎遊び感覚で勉強が出来る!▪︎ホームワークもあるので毎日自宅で英語に触れることが出来る!▪︎年に一回テストがあるので、伸び代がわかる!〜お習字は字が綺麗になるだけじゃない!集中力も身につき一石二鳥!〜大人になった今でも、字の綺麗な人には本当に私自身も憧れているので、息子には是非やって欲しい!と思い年長さんになったころから始めたお習字教室。未就園児の一年はひらがな帳で硬筆をメインにご指導していただきました。何度も何度も丸がもらえるまで書き直すことは5.6歳の子供にはとても大変なことでしたが、その分集中力もつき、回数を重ねるごとに帰れる時間も早くなってきました。小学生になったタイミングで協会に入会し、毎月毛筆と硬筆を提出し添削してもらうようになりました。1年間ひらがな帳でみっちり練習したこともあり、とても良いペースで進んでくれ、一年たった今硬筆毛筆共に4級まで進むことができています!こんな感じで書いては先生に直してもらい、また書いて、、と何度も何度も繰り返してその月の提出作品を書き上げるので、本当に集中力が必要になります。作品を作り上げるのに自然と集中力が身につくのは本当にありがたいし、とてもいいことだと思います。こんなふうに書いていても、普段のノートの字はびっくりするくらい汚いので、、笑そこもどうにかならないもかな、、っと思いますが、、。男の人で字が綺麗な方は、本当に素敵なことだと思うので、高校生くらいまで続けてくれたら嬉しいな、、っと密かに思っています❤︎〜オススメポイント〜▪︎集中力が高まる!▪︎鉛筆の持ち方から綺麗になる!▪︎進級ごとに字を書くことに自信がつく!〜塾では学校とは違う内容も!少しずつ受験モードに〜中学受験に向け、少しずつ取り組むのもいいかな?と思い、1年生になるタイミングで入会した進学塾。正直まだ早い、、なんて思いながら始めた塾でしたが、学校の勉強とはまた違った応用問題等にもチャレンジできて、自分の得意不得意がわかったのがとても良いと思いました。本人の中でも算数が楽しい!算数が好き!という考えに代わり、今では応用問題も投げ出さず最後までやり切る努力を見せてくれるようになりました❤︎低学年のうちは宿題量も少なく、授業も週一なので負担も少ないので通いやすいです!テストも年に数回あるので、場慣れにもいい経験にもなるのはもちろん、テストの結果や順位でさらにモチベーションが上がるのも本当に家庭学習だけじゃ得られないものだと思っています。テスト前の勉強のサポートは親も必須で大変ではありますが、以前は解けなかった問題が溶けるようになっていたり、成長を見るのはとても楽しいですし、本人も頑張ってくれているので、引き続き息子のペースでやっていけたらいいなと思っています。〜オススメポイント〜▪︎学校の授業に不安な抵抗が無くなる!▪︎学習習慣がしっかりと定着する!▪︎応用問題を解いたり、テストの結果で勉強への意欲が上がる!兄妹で習える!計算力upにはそろばんが最適❤︎息子が1何歳になった頃、計算力を上げるために公文かそろばんに行かせたいな。と思い体験に行きました。どちらも体験したのですが、そろばんの体験時に一緒に付き添いで行った娘がそろばんにどハマりしてしまい、、笑先生からの一押しもありその場で兄妹で入会することにしました。一緒に入会しても、それぞれのペースで進めるので息子は息子のテキストを、娘も幼児用のテキストから開始して毎日コツコツ進めていきました!我が家は毎朝学校と幼稚園に行く前に15〜20分ほどの短い時間ですが、朝勉の時間作っています。朝は暗記物より計算がいいと聞くので、そろばんは朝勉にピッタリ❤︎そうやって毎日コツコツ続けて、もうすぐ習い始めて一年経ちます。息子は珠算、暗算共に5級をチャレンジ中!娘は珠算7級、暗算6級にチャレンジ中です!年少のころからそろばんのおかげで、大きな数にも抵抗なく取り組むことができ、確実に計算のスピードも上がりました!通っているお教室がスピードを重視する教室なので、この他にもフラッシュ暗算やスピード検定など様々なコンテンツを受けることができ、他の子達と競い合うことで、さらにやる気が出ている気がします。また、そろばんは級が上がるごとに賞状も貰えるので、なかなかもらう機会がない子供達はとても嬉しいようで、貰った賞状をファイルに入れるのも楽しみの一つになっています❤︎まだまだ始めたばかりなので、これからも兄妹で一緒に頑張って行けたらいいなと思います❤︎〜オススメポイント〜▪︎計算スピードが早くなる!▪︎暗算力がとにかくつく!▪︎大きな数の計算に抵抗が無くなる!▪︎数字が好きになる!特に長男は結果が目に見えてわかるからこそ、継続して頑張れてるようです。2人ともまだまだやりたい習い事が沢山あるので、少しずつまた体験等に行って、本人たちのやる気を形にしてあげれたらなと思っています。一週間が7日じゃ足りない、、笑子供達も頑張っているので、私も引き続きサポートを頑張っていきます❤︎
2023年04月27日あの悪夢が再び顔舞い戻ってきた。何か話しかけるとまずは「NO」で返ってくる、そう…イヤイヤ期である。これ2歳の頃だと「やだ!」「ない!」の2文字返事だったものが、7歳になった現在では、なんとかこちらを丸め込もうと、巧みに言葉を操ってくる。「1」言えば「10」返ってくる現象なのである。2歳の頃の「やだ」とはまた違う、何かこう…言われて“もやっ”とくるものがある。7歳が繰り出す「いちゃもんレベル」の屁理屈と分かってはいるけれど、文章のテイで「NO」が返ってくると…なんかちょっと“もやっ”とするのである。こちらも心に余裕がある日や休みの日であれば特に追われるものもないので、そんな「いちゃもん」もサラッと流せるのだが、これが朝の登校前や帰宅して宿題がまだある場合など、後にせねばならんことがつかえていると母も余裕などない。伝家の宝刀「いい加減にしなさい」の雷落としたい。かなりの頻度で「NO」と言われるので、そのたびにどっかんどっかん怒っていたらこちらも気力体力が持たない。あちらも結構言葉巧みに言い返してくるので、収集はつかなくなるわ、同じ土俵に立ってしまい私も冷静さをたもてなくなるわで、なかなかの泥沼地獄絵図である。2歳のイヤイヤ期とはまた違う、7歳からの「NO」に母も心に余裕がない…!!そんなときは…。息子の顔を見る。凝視。これでもかってくらいじぃぃぃぃっと子どもの顔を見る。子の顔を見ると、いっぱいいっぱいになっていた私の心にスペースが生まれる。これ、私だけだろうか。ちなみにこの方法、今ちょっと手が離せないのにめっちゃ話しかけられるとか、自分に余裕がなくてなんだかイライラするって時にもする。だってカワイイ。わが子の顔、世界一。我も親バカと思う方、是非試してみて。まだ赤ちゃん感が少しだけ残る顔を見ていると徐々に心にゆとりが生まれ、「あー、大きくなったなぁ」「あらー、こんな理屈も出るようになったのー、覚えた言葉使いたいのー」と、脳内がみるみるうちに孫を見るじじばばのようになってくる。私だけだろうか。いや、いつもこの方法で乗り切れるわけではないのだが、「緊急!母発狂!!」となる前に、私はできるだけ子どもの顔を凝視するようにしている。するとカワイさで10回に4回くらいは怒りのボルテージがみるみるとしぼんでいくのである。親バカパワーは母の心を救う。誰にでも合う方法ではないかもしれないが、私なりの7歳の反抗期との付き合い方である。多分あと5年後くらいにやってくる本格的反抗期にはこの方法は使えなさそうなので、それまでに何か別の方法を考えないといけない。
2023年03月19日【27歳、はじめての子宮頸がん検診 第7話】20歳以上の女性に定期的な検診が推奨されている「子宮頸がん検診」。大切な検診だとわかっていながらも、特に20代からすると「産婦人科はまだ縁がないし」「未知の検診で怖い」と、なかなかハードルが高いものなのかもしれません。イラストレーター・デザイナーとして活動している、もちみかんさんもその1人で、一歩を踏み出せずにいました。それから、友人との何気ない会話をきっかけにはじめて検診へ行くことを決意。緊張のなかはじめての検診を終えて1週間後……。「このレポートで子宮頸がん検診へのハードルが少しでも下がれば」と思いをつづる、もちみかんさんの「子宮頸がん検診」レポートマンガをご紹介します。 27歳、はじめての子宮頸がん検診 第7話※一部マスクを省略して描かれています 検診から1週間後、もちみかんさんは結果を聞きに再び病院へ。女性医師の威圧に驚かされたものの……検診の結果は問題なし。はじめての子宮頸がん検診を、ひと安心で終えたもちみかんさんなのでした。 もちみかんさんがマンガの最後でつづられているように、一度体験してしまえば次からのハードルはグッと下がりますよね。さらに、今回のもちみかんさんのリアルな体験談をご紹介したことで、「子宮頸がん検診」への不安が少しでも軽減されたらなと思っています。 家族やパートナーと変わらない幸せな日常を送り続けるためにも、定期的な検診で自分の体の状態を把握しておきたいもの。特に、子宮頸がんは初期の場合、自覚症状がなく進行していくことがほとんどです。定期的な検診をはじめ、何か不安なことがあれば婦人科を受診して先生に相談するなどもしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO もちみかんさんのマンガは、 このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん静岡在住の会社員。アラサーの夫婦です。日常を題材にして、もち(夫)とみかん(妻)のほのぼのしたエッセイ漫画や恋愛漫画を描いています。
2022年02月26日「23歳でがん!?」第7話。23歳のときに不正出血があったえみこさん。婦人科を受診すると異常が見つかり、大病院を紹介されます。すると、なんと子宮頸がんであることが判明! 子宮頸がん判明後の5年間の闘病体験をつづったマンガです。23歳でがん!? 第7話※このマンガは実話に基づいた体験談です。必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 マイちゃんから脱毛の話が出て、ようやく雰囲気が違う理由がわかりました。まつ毛が長くてロングヘアーが特徴のお姉さんだったので、どこか違和感があったのです。 抗がん剤治療が原因だったと知って驚きました。結局、マイちゃんと話せたのはそれだけで旦那さんに呼ばれてお別れしました。 でも本当に、明るくて元気な様子だったので「治療もうまくいっているのかな?」と思っていました。 まさか同じ子宮頸部の癌だったとは思いもしませんでした。 第8話に続きます! ※このマンガは実話に基づいた体験談です。必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:イラストレーター えみこクリスマス生まれ。3人の子どもを育てる、ポンコツワーママ。夫のしでかしをキッカケに、エッセイ漫画を描き始める。温泉と食と読書が好き。お菓子は大好き。
2021年11月27日「5歳で熱性けいれんになった話」第7話。長女が突然顔面蒼白になって意識を失い、3カ月ぶりの救急要請!意識が戻ったあーちゃんに呼び掛けても、無反応。なんだか様子がおかしい……!5歳で熱性けいれんになった話 #7 診断結果は「熱性けいれん」。 5歳で初めて熱性けいれんになる子は珍しいそう。 普段とってもおしゃべりなあーちゃんが、言葉を発さず、反応もいつもと違う……。 あーちゃんは大丈夫なのでしょうか。 ◇◇◇ かとさんの最新話はインスタグラムやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2021年10月04日「5歳で熱性けいれんになった話」第7話。長女が突然顔面蒼白になって意識を失い、3カ月ぶりの救急要請!意識が戻ったあーちゃんに呼び掛けても、無反応。なんだか様子がおかしい……!5歳で熱性けいれんになった話 #7 診断結果は「熱性けいれん」。 5歳で初めて熱性けいれんになる子は珍しいそう。 普段とってもおしゃべりなあーちゃんが、言葉を発さず、反応もいつもと違う……。 あーちゃんは大丈夫なのでしょうか。 ◇◇◇ かとさんの最新話はインスタグラムやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2021年01月21日私自身は兄、夫は妹と、夫婦ともに年の近い兄妹と育ったことから「将来子どもを持つのであれば2,3歳差くらいで2人は欲しいね」と話していました。しかし当初の希望とは裏腹に実際は7歳差の姉弟に。私たち夫婦が思い描いていた状況とは違ってしまいました。 長女2歳の誕生日翌週に夫が転勤に「海外転勤になるかもしれない」。夫が言い出したのは娘が1歳半のころでした。この時点ではまだ異動は確定ではなく、あくまで可能性があるというレベルでした。しかし、あれよあれよという間に正式に決まり、娘の2歳の誕生日翌週に夫は任地であるイギリスに赴任していきました。 私たち家族は2カ月以内に合流することに。引越しの準備に新生活の立ち上げと目の回るような忙しさで夫婦ともに余裕がなく、2人目を考える余地は赴任後1年近くまったくありませんでした。 ひとりっ子の覚悟をする生活に余裕を取り戻したころ、夫婦で2人目について話し合いました。夫は楽観的でしたが、私は現地での妊娠・出産に前向きになれず「第2子は帰国後に考える」という結論に……。 流産や切迫早産を経験してきたこともあり、「妊娠」というリスクを外国でとりたくないのと、現地の幼稚園に通い始めていた娘の生活を全力でサポートしてあげたい、そういったことが理由でした。一方で、夫の任期が明確でないなか妊娠を先送りにするリスクを考え、このまま娘がひとりっ子になることも覚悟しました。 7歳差姉弟でよかったこと帰国後、娘の小学校入学準備に追われるある日、妊娠に気づきました。正直に言えば「今からまた赤ちゃんを育てるの!?」と喜びよりも戸惑いのほうが大きく、それはこれまで常に家族の中心として扱われて育ってきた娘も同じだったようです。 そんな娘も今では「ひとりっ子時代もお姉ちゃん時代も満喫できてよかった」と言っています。私自身は娘と息子、それぞれの良くも悪くもまったく重ならない成長ぶりをじっくり味わえる年の差姉弟も悪くないなと感じているところです。 私も夫も年の近い兄妹と育ったため、7歳も年の離れた子どもたちがどのようにお互いを受け容れ、育つのかは想像もできませんでした。しかし泣きながら喧嘩をしていたかと思えば、次の瞬間は一緒に笑いころげている2人の姿を見るにつけ、年の差があったとしても姉弟は姉弟なのだなと実感しています。 監修/助産師REIKO著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。
2020年10月19日私は娘が1歳半前ごろから断乳について意識し始めましたが、おっぱいをいつまであげるかをなかなか決断できませんでした。そんなある日、私の身に起こったとっても恥ずかしい事件がきっかけで、断乳することを決定! 今回はその経緯をご紹介いたします。 おっぱいをいつまであげるか悩む「虫歯のリスクが高まるからある程度の年齢になったら卒乳したほうが良い」「子どもが自然と飲まなくなるまで飲ませたほうが良い」「WHOでは補完食を始めたのちも2歳かそれ以上まで授乳することを推奨している」。おっぱいをいつまであげるかについて育児本やネットで調べたら、さまざまな意見がありました。1歳半の娘は身長も体重も平均的で、離乳食もよく食べていたため、1歳半健診で助産師さんに相談しても「お母さんの方針でいいですよ」と明確な答えは返ってきませんでした。 日中何度もおっぱいを欲しがる娘が1歳半を過ぎても断乳に踏み切れていなかった私ですが、おっぱいをあげ続けることで困っていることがありました。それは娘が日中何度もおっぱいを欲しがることです。「おっぱいちょうだい」と言い出したら、あげるまでグズグズ。 「さっき飲んだからあとでね」「ごはん食べ終わってからね」「今お外だからおうちに帰ってからね」と声をかけても聞いてはくれません。要求が通るまでぐずったり泣いたりするので、根負けしてあげてしまうこともしばしば。泣いたからと言いなりになるのも、だらだらとおっぱいを飲ませるのも、良くないのは重々承知していたのですが……。 そして事件は起きた説得もごまかしも効かなくて困ったなと思っていたとき、事件は起こりました。ある日、スーパーでお会計待ちをしていたら、エルゴで抱っこされていた娘が「おっぱいちょうだい」と言い始めたのです。この日は混んでいてレジは長蛇の列。「今はあげられない」と伝えたのにずっと欲しがっていました。 ようやくお会計の順番がきて安心と思ったそのとき、娘は私のTシャツとブラトップを思いっきりひっぱり、飲もうとしたのです! 私はおっぱいポロリ状態!! 気がついた人がいたかは定かではありませんが、本当に恥ずかしく、近いうちに断乳させることを心に誓いました。 この事件がきっかけで、娘が1歳7カ月のときに断乳させました。断乳に向けて『おっぱいバイバイ』という絵本を2週間読み聞かせ、「あと◯日でおっぱいバイバイするよ」と伝えていたので、そこまで苦労せず断乳することができました。恥ずかしい思いをしましたが、一大決心をする良いきっかけだったのかなと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/しおみなおこ監修/助産師REIKO 著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2020年07月19日寝かしつけ・・・というと赤ちゃん時代だけかと思いがちですが、娘7歳、息子4歳の現在も、毎晩の寝かしつけには苦労しているぺぷりです。さすがに赤ちゃん時代とは違い、だっこして寝かしつけて~とか背中スイッチが~とかはないですが、とにかく寝ない! 全然寝ない!活発なタイプの娘は、小学校でもお友達と走り回っているらしく(先生談)家に帰ってからも息子と戦いごっこで飛び跳ねているので、それなりに運動量もありそう。学校があるので規則正しい生活を送っていて、生活リズムが崩れているとかでもなさそう。(休日もなるべくリズムは崩さないように早起きを心がけています)脳の活性化を引き起こすというスマホやテレビは、寝る少し前から見ないようにしています。思いつくことはやっているつもりなのですが、寝ないもんは寝ないんですよ。息子はねんね時間になって、暗闇で手をつないで目を閉じていると自然に眠りにつくのですが、娘は寝ない。本当に寝ない。なんで寝れないんでしょうね?(笑)子どものころは娘と一緒で目がカッチカチだった私ですが、大人になると横になったら秒速で寝落ちするし、一度寝ると全然起きなくなりました。謎です。娘もいつかはこうなるんだろうけど、成長のこととか考えると「少しでも寝てほしい」と思うのが親心。私が寝たら諦めて寝るかと思い、横で軽く “寝たふり” をするのですが、一度、けっこう長い時間で “本気寝たふり” をして過ごしてみました。1時間ほどしてから、さすがにもう寝ただろうと思って起き上がると、「ママ・・・」と娘に手をつかまれました。今までずっと起きてたん?!どんだけ寝れないんだーーーー!と、びっくらこきました。そんなことが何度もあったのです。もうね、諦めました。私もそうだったもん。寝れないもんは寝れない。夫のごはんにはラップをかけて置いておいて、お先にバタンキューです。夫には申し訳ないけど、最近はもっぱらこれでいっています。「起きてからあれやって、これやって・・・」と思っていると、なかなか寝ない子どもにイライラ。そのイライラが子どもにも伝わってさらに寝ない、という悪循環に。でも、そんな風に考えるのをやめたら精神的にすごく楽になりました。娘の睡眠時間が短めになりがちなのは、やっぱり気になるけれど、日中の活動に悪影響を及ぼしているようには感じないので、一人寝するようになるまでは、このパターンでいくと思います。
2019年10月25日入園入学の準備、新生活のスタート……。懸命に記憶をたどるのですが、なんか頭の中から飛んでいるというか。保育園の入園ならまだしも、娘の小学校入学はたかだか3年ぐらい前。しかし、僕はその入学直前のことをほとんど覚えていない……。それはなぜって? そう、子どもを持つ親にとって、3月は記憶がなくなるくらい忙しいのです…。そもそも、3月って2月の日数が短い分、突然やってくる感じがありませんか? その突然からはじまって、会社員の人たちは期末の忙しさも大詰め、私のような個人のフリーランスの人間にとっては、その年の最大の事務作業といっていい確定申告が待ち構えている。そこにほとんど未知の作業で、馴れない初めてのわが子の入学準備が加わると、もうそれだけで慌ただしいし忙しいし、いっぱいいっぱい。なんか一気にダダダッと新入学まで日々が過ぎていった感覚があるんです。忙しかった記憶は確かにありますが、具体的になにが忙しかったのか、何だか忘れてしまうほどなのです…。そんな記憶をたどっていくと、まず思い出すのが、名前入れ。教科書から文房具まで、何から何まで名前を書かないといけない。これが単純作業ながら、なかなか大変だったなと。「たかが名前入れでしょ?」と昭和に小学生時代を過ごした人は思うかもしれません。でも、平成をなめちゃいけない。まあ、われわれの時代は教材って教科書とドリルぐらいだったと思うんですけど、今の教材ってけっこう多いんですよ。特に小学校低学年は……。あなどるなかれ、おはじきに全部に名前入れ…!算数の数を覚えるボードの教材があったんですが、マグネットのおはじきみたいなものが何十個とあって、それにもひとつひとつ名前を書かないといけない。ジャポニカ学習帳のようなノートなら本人に名前を書かせるところなんですが、鉛筆とか小さいものへのネームタグとなると、そんな小さな文字、入学前の子どもじゃ書けませんから、親が全部書き入れることになる。お名前スタンプでも用意しとけばよかったのかもしれないけど、大きさがまちまちでそうもいかない…。この不甲斐ない作業は今でも覚えています。ちなみに余談ですが、これも驚きました。教材を入れた際のランドセルの重さ。今のランドセルってたぶん昭和に比べたらかなり軽量化されているはず。それなのに、大人がもってもずっしりくるほど、体に食い込んでくるんですよ。それもそのはず、昭和に比べて、現代の小学生は、確実に教材が増えている気がします。今でもわが子がランドセルをしょって前かがみになって、一生懸命歩いていく姿が思い出されます。小学生ともなると、もう親としては手もかせないので“頑張れ”と心の中でつぶやくしかありませんでした。給食費の引き落としは子ども名義の口座が必用だった…!そして、次にやってくるのは、給食費やPTA会費など銀行から引き落としなので、この手の事務手続き。しかも、物によっては親の名前の口座ではダメで、子どもの名義の指定の口座が必用って言われたりして、なんか郵便局や銀行に何度もいった記憶があります…。この手のことは、事前に情報入手して処理しておくと少し入学準備も楽になるかもしれません。緊急連絡先に学童保育…登録の嵐! ランドセルの中はしばらくチェック。これだけじゃありません…。学校からの緊急連絡メールを受け取るサービスへの登録に、学校や学童保育、わが家の場合、民間の学童保育にも入ったので、なんかそれらがごったになり、「あれ、これって登録したっけ?」と「こっちはしてなかったっけ?」と混乱していった記憶があります。また、この時期、入学前から入学後にかけて異常に保護者に向けたプリントがあって、とにかくプリントにひたすら目を通していた気が……。それでもって、親がうっかりして、なんなら子どももぼんやりしていると(笑)、知らないうちに誰の眼にも触れないままランドセルの中で、大量のプリントが眠っていたりする。その中に重要なプリントがあって、「期限が過ぎてる…やってしまった!!」ということになりがちなので、ランドセルの中はしばらくの間、常にチェックする心構えを… !前日、きちんと翌日の準備をするしっかりしたお子さんならば大丈夫でしょうが、何を隠そう、わたくしもそうですがわが子も自身もうっかりタイプの人は忘れべからず。提出物はアナログが当たり前それから基本的に、学校の提出物はアナログで手書きが求められる。もはやメール馴れした私は、メールなら即レスするのだけれど、手書きだと後回しにしがち。もちろん、考えてから答える、時間がかかるものもある。でも、即断できることは、その場で書いてしまうのがベター。たいてい後回しにしたこと、仕事でないとかなりの確率で忘れます(笑)。わたくしが忘れっぽいだけかもしれないのですが……。3ヶ月を乗り切ればなんとかなる…!入学準備に関するアドバイス…? いや、ちょっと愚痴っぽい話になってしまった感じもありますが…、ただ、こうしたあわただしさも3ヶ月もすれば解消されるはずです。何より、不慣れな新生活が始まり、大変なのは決して親だけではありません。子どもたちも新生活が始まってドキドキしているはず。親子でこの忙しさをどうにか乗り切りましょうね…!!
2018年03月15日息子について初めて疑問をもったのはトイレの中でした出典 : 秋が深まり、少しずつ寒さが体にこたえるようになってきましたね。毎年、夏の終わりになると「今年はどうだろう?」と私をドキドキさせるのは、自閉症スペクトラム&ADHD、そして発達性協調運動障害の診断がおりている息子のおトイレ事情だったりします。体が冷えてトイレの回数は増えるはずなのに、寒くて動くのが面倒でトイレに行かなくなる秋冬は、お漏らしの季節といっても過言ではありません。息子が生まれた当時、私は娘のトイレトレーニングに悪戦苦闘していました。一方、春に生まれた息子のトイレトレーニングの時期を逆算すると、比較的やりやすい季節に訪れることが予想され、そういう意味では「よい季節に生まれてくれたなあ。」と淡い期待を抱いていました。あれから7年。小学1年生になった息子は、いまだに日中でも夜中でもお漏らしをしてしまうことが多く、残念ながらトイレトレーニングの卒業には至っていません。初めて息子について「あれ、おかしいな?」と思ったのは、実はトイレの中でした。「おしっこが漏れそう!」とじたばたしていた息子をトイレに連れて行っても、トイレに座った途端に「出ない」となることが多かったのです。そして、いざおしっこを出すという段になると、「う~ん!」と思い切り力を入れなければ排尿することができない様子。うんちでもないのに、どうしてそんなにいきまないと出せないの?不思議に思って観察していると、「せっかくトイレに来たのだからおしっこをぜんぶ出してしまおう」と無理をしているのではなく、いつでもどこでも、毎回力を入れなければ出すことができない状態だったのです。これはおかしいと思い泌尿器科に連れて行って検査をしてもらいましたが、膀胱や尿道などの器官には問題はなく、「尿を押し出す筋力不足」もしくは「筋力は足りているがうまく機能していない」のどちらかであるという結論でした。発達性協調運動障害の診断がおりたのは、それから数年後のことですが、自分自身の体をうまく操ることができない息子は、自分で意識して動かす筋肉だけでなく、無意識に動かしているはずの筋肉についても、コントロールが難しいということなのかも知れないなと考えています。長く苦しいトイレトレーニングの日々出典 : 上手くおしっこを出せないという体の不便さに加えて、尿意を察知する機能も弱いことがわかってきました。膀胱はパンパンなのに尿意が湧かず、漏れても気づかない。逆に、膀胱はからっぽなのに尿意を感じてパニックに陥る。本人もどうすればよいのかわからず大変だったと思いますが、私も疲れ果てていました。「この子の体は上手く機能していない部分があるのだから仕方がない」と頭では重々わかっています。でも、・ おまたを押さえてぐるぐる回りながら「漏れる!漏れる!」と半泣きになっている息子を抱えて慌ててトイレに走っても出ない・ 家を出る前にトイレに連れて行ったのに、玄関を出た瞬間に漏らす・ 夢中になって遊んでいる息子を見ると、服も床も濡れている・ 30分毎にトイレに連れて行っているのに、合間に漏らす・ トイレでズボンとパンツをおろした瞬間、泣いた腹圧で漏らすこんな調子で毎日毎日、何度も何度もあちこちでお漏らしが発生し、私の心はいつも怒りにあふれていました。頭では「この子のせいではない」とわかっていてもどうすることもできず、その怒りは息子へと向かっていたのです。荒々しい態度で這いつくばって床を掃除し、洗濯かごに雑巾を投げつけ、「ごめんね、ママ、ごめんね」と必死に謝る息子を黙殺し、罵声を浴びせたこともありました。ひどい母親だったと思います。小学生になった息子に聞いてみてもその頃のことはあまり覚えていませんが、「ママ、あの時すごく怒っちゃってね、つらい思いをさせたと思うの。本当にごめんね」と、辛く苦しい日々のことを思い返すたびに息子に謝っています。負のスパイラルを断ち切ってくれた「ウンチ事件」出典 : 苦しい日々が何年も続いたある日のこと。用を足そうとトイレのドアを開けてみたら、床にウンチが転がっていました。そのブツを見た瞬間、私の中の何かが崩壊し、気がつくと笑いが止まらなくなっていました。息子と一緒に何年もがんばってトイレトレーニングをしてきたけれど、こんなところにウンチが転がってる。どうしてこんなことに目くじらをたててやってきたんだろう。きっと息子は「またママに怒られる」と思って、怖くてなにも言い出せなかったんだな・・・すごく困ったはずなのに。「どうしよう、ママ!」そう言って、助けを求めたかったはずなのに。子どもが困ったときに、手を差し伸べられる存在になりたかったんじゃないの?いったい、今まで何をしてきたんだろう。漏らしたら、着替えればいいだけじゃない。床を汚したら、拭けばいいだけじゃない。ウンチが転がったら...どうしたらいいんだろ。ママも初めてだから、わかんないよ。トラブルのない世界なんてないんだから、「どうしてトラブルを起こすの!」と叱るより、「これ、どうしたらいいかな?」って一緒に考えて一緒に動けばいいんじゃない。このウンチ事件以降、私の中でお漏らしに対する怒りはスッと消えてなくなりました。「漏らしちゃった」と泣きながら申告する息子に、「おっ、トラブル発生だね。そうだよね、自分が一番悔しいよね。泣くだけ泣いたら、解決方法を一緒に考えよう?」と声を掛けられるようになりました。「あのね、ズボンが濡れて気持ちが悪いよ」と泣く息子に上から指示を出すのではなく、同じ目線に立ってお話をします。「そうだよね。そのままだと冷えちゃうし、どうしたらいいんだろうね?」と悩む姿勢を見せると、しばらく考えた後に、世紀の大発見をしたように嬉しそうな顔で「そうだ!全部脱いで着替えればいいんだよ!」と返してくれるようになりました。「汚れたところはきれいにお掃除すればいいだけだよね!」と、一緒に床を拭くようにしていると、いつの間にか自分で拭ける範囲のところは拭いてから、「できるだけキレイにしたけど、まだ汚れてるかもしれないから見てくれる?」と私を呼びに来るようになりました。おかげで、私も安定した気持ちでお漏らしを迎えられるように。負のスパイラルを断ち切って前に進めるようになったウンチ事件に、今はとても感謝しています。そしてやってきた、8回目の冬。出典 : そして今年も、トイレトレーニング中には鬼門の季節がやってきました。急に寒くなり、息子は例にもれず、久しぶりに2日続けておねしょをしてしまいました。「あのね、おかしいの、パンツは濡れてないからおしっこじゃないんだけどね。でも、ズボンが汗でびっしょりになっちゃってさ」とおどおどしながら必死に言い訳をします。何年か前、初めて息子がこうやって言い訳をしたときに「これはこれで知恵がついてきたということかも知れない」と思い、「そうかも知れないね。気持ちが悪いからとにかく着替えようね」といったんは受け止める形で返事をしました。以来、息子はおねしょをしてしまったときは、一語一句たがわずこの言葉を口にするようになったのです。一つひとつの状況を把握し、その都度考えることが難しい特性を持つ息子にとっては「こう言えば怒られずに済む」というマニュアルがインプットされたに過ぎないのでしょう。また、そのマニュアルが成長にともなって自然に更新されることはないのです。そこで、正しいマニュアルをインプットし直す作業を行うことにしたのです。「あのね、怒らないからちゃんと言ってごらん?汗をかいたらパンツだって濡れちゃわない?」「いや、でも、あのね・・・、怒らないの?」「もう怒らないよ。失敗は誰にでもあるから、正直に話して解決策を一緒に考えるほうがよくないかな?」「うん、でも・・・、あの、ちょっとだけお漏らししちゃったかも」と恐る恐る息子が口を開きます。「そっか!本当のことが聞けて良かった!お布団もお洗濯すればいいだけだしね!でも、どうすればお漏らしを減らせるのかな?」と一緒に対策を考え、眠る前には尿意がなくてもとにかくトイレに行ってひねり出してみるという対策を共有することができました。トイレ問題はまだまだ続く出典 : まだまだ続くトイレの失敗。外出先での失敗を考え、お出かけをするときは着替えを持ち歩くのは必須ですし、トイレのない住宅街などでふいに漏れそうになってしまった時に備えて、車などで使う緊急用の携帯トイレも持ち歩いています。男の子ですので、お行儀は悪いですが空のペットボトルで難をしのいだこともありました。今まさにトイレトレーニングでお悩みの方も大勢いらっしゃると思います。いつまで続くの!?どうしてちゃんと出来ないの!?と沸々と怒りを抱えていらっしゃる方もいらっしゃるかも知れません。私も「失敗したときに対処する方法を学べればいいか」と思えるようになるまでには何年もかかりましたので、今お悩み真っ最中の方に安易に「考え方を変えれば楽になりますよ」とは言えません。おしっこだけでなく、大便や下痢を漏らされたときのとてつもない疲労感、どう処理すればよいのかわからないいらだちが怒りに変わることも当然のことだと思います。お母さんも苦しい、お子さんも苦しい。誰かに任せることもできず、本当に苦しいんです。それぞれのご家庭で負のスパイラルから抜け出すためのきっかけがどこにあるかは誰にもわかりませんが、やはり解決の根底には「ママだけではなく、子どもだけでもなく、親子で一緒に決めていく」というスタンスが必要ではないかと思うのです。「また漏らした!」とイライラしている時ではなく、親子ともにリラックスした状態のときに「失敗したときはどうすればいいかな」と一度と話し合ってみませんか?失敗しない方法を考えるのも大切ですが、失敗してしまった後の対処法を決めておいたほうが、楽に接することができるかもしれませんよ。
2017年11月26日子どもの成長を祝い、幸せを願う七五三。うれしいイベントである反面、着物を着せたり記念写真を撮ったりと、なにかと準備も大変です。とくに子どもが小さいうちは、予期しないハプニングも起こりがち。当日慌てないためにも、見落としがちなポイントをチェックしておきましょう。■当日の持ち物をチェック! あると便利なお役立ちアイテムお参り当日は、着つけの用意や初穂料など、持ち物がたくさん。貸衣装を利用する場合は、当日必要なものをリストで渡されることも多いようです。それ以外にも、子ども用に準備しておくと役立つアイテムがあります。持ち物リストに加えて、いざというときに慌てないようにしておきましょう。・履きなれた靴慣れない草履で歩くのは、子どもにとって大変なこと。足が痛くなってご機嫌ななめに…ということにもなりかねません。履きなれた靴やサンダルを用意して、移動の際には履きかえるようにしましょう。・飲み物はストローで着物を着る前には必ずトイレをすませ、お参り中は水分をとりすぎないようにしましょう。飲み物を衣装にこぼしてしまわないようストローを忘れずに。100円均一ショップでも売っているペットボトル用ストローが便利です。・おやつはひと口で食べられるものを気分転換のためのおやつも、着物にこぼさないようひと口で食べられるものを。おすすめはアメやグミ。チョコやガムは汚れやすいため、避けた方が無難です。・食事会は着替え持参でお参りのあとに親戚そろって食事会、というケースも多いもの。長い時間着物でいると子どもも疲れてしまうため、着替え持参がベストです。着物のまま食事をする場合は、汚れ対策のための大きめのハンカチやタオル、袖をとめるための洗濯バサミやひもを用意しておきましょう。・女の子にはヘアピンやスプレーを用意せっかくかわいくヘアセットしても、当日動いているうちに乱れてしまうことも。ヘアピンやスプレー、ムースなどを用意して、髪が崩れそうなときはサッと直してあげましょう。■両家の親戚への事前確認も忘れずに意外と忘れがちなのが、一緒にお参りする親戚への事前連絡です。当日の朝、忙しいさなかに、急に祖父母から「迎えに来てほしい」と言われるのは避けたいもの。あらかじめ、集合場所や交通手段の確認をしておきましょう。両家の祖父母が参列する場合は、ドレスコードを決めておくと◎。片方は正装で片方はカジュアルだと、記念写真もちぐはぐな印象になってしまいます。服装の希望がある場合は、前もってお願いをしておくとよいでしょう。■ぐずり防止はどうすればいい? 子どもの気分を盛りあげるコツ動きづらい着物や慣れないヘアメイクは、子どもにとっては窮屈なもの。とくに3歳のお参りの場合は、「疲れた」とぐずってしまうことも多くあります。できるだけ子どもが楽しく過ごせるよう、上手に気分を盛りあげたいですね。お参りの前には、「○○ちゃんがお兄さん(お姉さん)になったから、神様に見てもらおうね。これからもいっぱい幸せになれますようにって神様にお願いしようね」と、子どもにもわかるように七五三の意味を教えてあげるといいでしょう。着つけがすんだら、「かっこいい!」「お姫様みたい!」などとその気にさせるのもコツです。お気にいりのぬいぐるみやおもちゃなどがある場合は、一緒にお参りするのもひとつの手です。普段は外に持ちださないぬいぐるみと一緒なら、スペシャル感もよりアップするはず。また、お参り当日は、時間がたつほど、着物が着くずれたり子どもの機嫌が悪くなったりする可能性があります。スナップ写真は、着つけが終わり次第、早めにたくさん撮っておくとよいですよ。
2016年10月29日子どもの小学校入学は、ママにとっても楽しみなことのひとつですよね。けれども、同時に不安があることは否めません。特に、「小学校は幼稚園などよりも厳しいのでは?」というイメージを持っている人も少なくないでしょう。そこで、子どもが学校に楽しく通えるようになるために今からできることを、小学校教師だった経験を踏まえ、5つ考えてみました。起きる時間を早めにする小学校の登校時間は、一般的に8:00過ぎからの30分間です。登園していた頃より早くなる場合は、今から起きる時間を早めにしてあげましょう。余裕をもって起床し、朝ごはんをしっかり食べて登校させたいですね。決まった時間にトイレに行く習慣をつける小学校では、基本的に休み時間を利用してトイレに行きます。できるだけ決まった時間にトイレに行く習慣をつけておきましょう。たとえば、食事の後、遊んだ後、テレビを観た後など、何かをした後に行くようにすると、授業と授業の合間に行く習慣がつきます。とはいえ、学校では休み時間だけしかトイレに行けないかというと、そんなことはありません。行きたくなったら先生に伝えて行けばよいのです。先生に伝える方法も教えてあげてください。給食の牛乳を飲む練習をしておく牛乳は毎回メニューにある学校が多く、量は200ml位です。中には学校で出された牛乳を全部飲むことができない子もいます。それが気になるようであれば、家庭で同量の牛乳を飲む訓練をしておくこともひとつの方法です。もし、その量が本人にとって多いようであれば、事前に担任の先生に伝えておくのもよいでしょう。今は、給食を無理に全部食べさせることは基本的にしません。に好き嫌いがあっても大丈夫です。残してもよいことを子どもに伝えてあげましょう。授業の時間感覚に慣れさせる授業時間は45分間が基本です。入学してすぐに45分間の授業を開始するわけではありませんが、できるだけひとつのことに長い時間、集中できるようにしておきたいものです。そこで、家庭でテレビを観る、本を読む、絵を描く、おもちゃで遊ぶというときに、時間を決めるとよいでしょう。設定する時間の長さは子どもの集中できそうな時間で問題ありません。45分間にする必要はなく、「できた」という達成感を経験させること、これが大切です。ママ自身が不安にならないようにする小学校はいくつかの幼稚園などから集まって、ひとつの学校に通うようになります。知らない子ばかりで孤立しないかと、ママは不安になるかもしれません。そんなママの不安は子どもに伝わりやすいものです。心配せずにおおらかな気持ちでいてください。「いろいろなお友だちや、お兄さん、お姉さんがいるから楽しみだね」などと話すのもよいでしょう。そのほか、学校の広さにストレスを感じる子どもも少なくありません。幼稚園などにくらべると学校はとても大きく、広く感じる場所です。さらにいろいろな教室があるので、自分がどこにいるのかさえわからなくなる子もいます。子どもが毎日楽しく学校に通ってくれることはどのママたちも願っていることです。学校という初めての空間に入った子どもたちに「今までと違っても大丈夫だ」と思えるようサポートしながら、まずは、元気に入学式を迎えることができるようにしたいですね。(のりこ<フォークラス>)
2016年03月04日あり子のワーママ奮闘記
PUKUTY(プクティ)只今育児奮闘中!
たんこんちは ボロボロゆかい
“当たり前の防災”を体現すべく、全国の保育園・幼稚園を中心にIP無線機や緊急地震速報機器を提供している株式会社ニシハタシステム(本社所在地:大阪府堺市)は、保育防災に特化した保育者向けの動画研修サービス『保育防災まなべる』を2024年4月1日に提供開始しました。保育防災まなべる: 保育防災専門の動画研修サービス 『保育防災まなべる』◆社会課題の解決こどもたちの成長をサポートし、日本社会の未来を支えている保育施設は大きなやりがいと共に重い責任があることから、保育者の負担を軽減するために『保育防災まなべる』は生まれました。2023年にBCP策定が努力義務化されるなど、災害対策等の重要性が保育業界全体で見直されてきています。その中で、1人でも多くの方が当事者意識をもち防災に取り組むことと、こども目線の「こどもまんなか防災」を普及していのちを守るための学びを提供していきます。◆『保育防災まなべる』が生まれた背景株式会社ニシハタシステムが運営しているオンラインセミナー「保育防災カンファレンス」が、参加者満足度98%以上と高い評価をいただく一方、「都合が合わなかったので期間を限定せずに開催して欲しい」「職員研修でセミナー動画を使いたい」といったお声を数多くいただいたことが『保育防災まなべる』立ち上げのきっかけです。◆サービスの特徴1:いつでもどこでも、保育防災を学べる『保育防災まなべる』はパソコンやスマートフォンからアクセス可能です。また1講座10分程度のため、忙しい保育者がスキマ時間を活用して学習いただけます。2:保育防災に特化した研修動画保育防災や保育のBCPに特化した専門家を講師に迎え、様々な角度から必要な知識や実践的なノウハウを収録しています。3:充実したコンテンツ現在収録中の講座も含め、累計100本以上の研修動画の配信を予定しています。また、効果的なスキルアップをサポートするための専門性の高いカリキュラムや、専門資格を取得するための独自講座も準備中となりますのでどうぞご期待ください。◆ご利用の流れ無料会員登録後に動画視聴が可能となります。 ■サービス概要サービス名:『保育防災まなべる』提供開始日:2024年4月1日(月)利用料 :無料(※一部有料機能あり)■会社概要商号 : 株式会社ニシハタシステム代表者 : 代表取締役 西畑 恭二本社所在地: 大阪府堺市堺区戎島町3-22-1 南海堺駅ビル 4階東京支社 : 東京都千代田区紀尾井町3-32 紀尾井町WITH 3階事業内容 : IP無線機、緊急地震速報機器をはじめとした防災商品の取扱い 他会社URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月30日女性活躍・ダイバーシティと言われていても、「仕事か家庭か」の選択肢を迫られるのは、女性が多いのが現実です。結婚後も女性は、妊活、家事育児との両立、産休・育休後の職場復帰など悩みが尽きません。積み上げたキャリアを維持するのか、手放すのか決めなければならない局面で、どのように考えるとよいのでしょうか。36歳の時には楽天グループにおいて最年少の執行役員になるなど華々しいキャリアを歩むCMOの河野奈保さんも、ライフステージが変わっていく同世代を見て“35歳の壁”や“適齢期”という言葉に縛られ考えていたと言います。その後40歳を過ぎて結婚・出産。人生観を大きく変える決断でした。それぞれのライフステージをどのような考えで過ごしたのか、話を聞きました。■仕事中心で駆け抜けた20~30代、「結婚・出産への不安は少なからずありました」28歳で楽天市場のモバイルサイトを立ち上げるための事業責任者に指名され、リーダー、副部長、部長と昇進。36歳の時には最年少の執行役員になるなど、順風満帆に昇進した河野奈保さん。楽天市場内のモバイル事業の責任者となって150人の部下をマネジメントし、悩みながらも事業拡大を推進し成功を収めるなか、プライベートでは早期に結婚・出産していく同年代の女性たちを見て、つい比べてしまう自分がいたと言います。「一番悩んだのは20代の最後をどう暮らすのか、でしたね。学生の頃は子どもを早めに産んで、友達みたいな関係で子供と一緒に成長する…そんな自分を思い浮かべていたので、同年代の友人が結婚・出産していく中、その流れにのれない自分についてふと考えてしまうこともあれば、適齢期という言葉にがんじがらめになっていたこともありました。30代を超えると『35歳の壁』、妊娠・出産適齢期の壁があることに不安を感じていました。 結婚や出産は自分ひとりの選択肢ではないにも関わらず、『こうありたい』と自分で変にレールを引いてしまう。それでがんじがらめになって、苦しんでいた時期もあったと思います」今では社内の重役たちが集まる会議で、どんなに重たい議題であっても、河野さんの発言によって「ポジティブに対処することができる」と評されるほど、常に朗らかな河野さんですが、実は物事をネガティブにとらえてしまうクセが過去にはあったと言います。「仕事でもプライベートでも、昔はマイナス面に目を向けてしまいがちで、自分のネガティブ思考を切り替える方法を模索していました。ポジティブシンキングについて学べる本は複数冊読んだと思います」。その結果、「仕事でもプライベートでも、人生を楽しむのって自分の考え方次第だな、という感想が残ったんです」と河野さん。40歳で常務執行役員になるなど順調にキャリアを積み上げていき、周囲から「働く女性の代表」や「楽天で働く女性の代表」として見られる機会も増えていきました。そのなかで家庭を持つ自分はなかなか想像できずにいたと言います。「当時の私が一番大事にしていたのは、『自分がどうありたいのか』という軸をしっかり持つことでした。ライフステージが変わっていく友人たちを見て比べるのではなく、自分に素直になること。一歩一歩しっかりと歩んでいくことしかないと意識を変えました。割り切って考えていたので、40代を迎えた頃には、正直、子どもがいない人生もありだなと思っていました。子どもを育てることだけでなく、仕事できちんと自分らしく生きて社会に貢献することも、人として十分価値があると思っているからです」。■ライフステージに大きな影響を与えた“母の介護”人生観が変わり、家庭を持つことも視野にその考え方に今も変わりはないですが、「家族があってこそ、仕事に打ち込める」と河野さんの意識を変えるきっかけとなったのが、40歳を迎え経験した“母親の介護”でした。「私が40歳になったころ、母が癌だとわかったんです。一緒に病院に行き、そこで告知されたときにはステージ4。余命何ヵ月とは明確に言われなかったですが、明らかにもう最終ステージだというのがわかりました。その時に私が仕事に100%の力を注いでこられたのは、家族が元気でいてくれたからであって、何も心配することなく仕事と向き合えた自分は恵まれていたんだと気づきました」昼休みに抜け出して病院へ通い、仕事帰りにも病院へ。良い治療法がないかと探し、仕事中も母の病気のことを考えてしまう日々。精神的にも肉体的にも追い込まれる厳しい状況だったと言います。「この経験は、私の働き方に大きな影響を与えた出来事でした。ガムシャラに働いていた私を支えてくれていたものにあらためて気づくことができた…人生に対する価値観がガラリと変わった瞬間でした」。河野さんはお母様が亡くなった後、結婚と出産を経験。「何よりも自分の人生に寄り添ってくれる人を大事にしたいと考えました。当時を思いだすと涙が出てくるほど、私にとって大きな存在だった母がいない寂しさを、今は主人や子どもが補ってくれています。学生の頃に思い描いていた『子どもと一緒に成長していく関係』ではないけれど、親が歩んできた道をたどる経験ができています。子どもを見て可愛いなぁと思った瞬間に、母もそう思ってくれていたのかなと想像してみたり…。子育てを通して母の気持ちを追体験することができて、悲しさと楽しさですごく充実しているというのが今の状態です」。■「早く会社に戻りたい人の支援にも目を向ける」、社会における育児支援のあり方と課題40代で家庭を築き、「仕事と家庭の両立」を迫られるようになった河野さん。出産予定日の1週間前まで勤務し、出産後は6週間で会社に戻り、復帰1日目からフルタイムで働いたといいます。河野さん自身、「そのような働き方を推奨するわけではない」と言いながら、そこまで早く復帰したのはなぜだったのでしょうか。「子どもと向き合うためにも、まずは”自分らしく”あることが大事と考えたときに、早く社会復帰したほうがいいとなりました。何十年もずっと仕事をしてきた人生だったので、6週間だけとはいえ仕事から離れた時に自分がわからなくなったんです。自宅で子どもだけと向き合うことを続けていたら、私の場合は産後うつになっていたかもしれません。むしろ、社内にある託児所『楽天ゴールデンキッズ』は0歳児からの受け入れが可能なので、子どもが生後 8 週で入園したことで、子育ての相談をすることもできました。それが私にも子どもにとっても大きな支えとなりました」河野さんはさらに、“女性の選択肢を広げること”にも目を向けたいと話します。「休みたいと言ったら休める、子育てに集中したいといったら集中できるように。一方で会社に戻りたいといったら、本当に戻れるのか。長く休みたい人の選択肢はどんどん広がっているのに対し、早く戻りたい人を支援できる環境は多くは語られていない課題があることも感じました」。急な早退やお休み、保育園・幼稚園のお迎え。復帰後は働く上で、様々な制限がかかります。河野さんもお子さんが幼稚園に入園した際に言われたことが「他のママは早くお迎えに来るのに、なんでママだけ遅いの?」ということでした。「会社でも大変な思いをして、慌てて走って迎えに行っているのに、それでも遅いと言われてしまう。でもそういう時こそ、子どもとしっかり話をすることにしています。目線を合わせて、『ママはこういう仕事をしていたから今日は遅くなって、明日は早く帰って来てほしいというけれど、明日も遅いの。でも、明日行ったらその後は2日間お休みなんだよ。そのとき何をしたいか考えておいてね』と一所懸命説明するんです」。これは、働く親であれば誰しもが経験したことかもしれません。とにかく今は家族で一緒に走り続けようと、河野さんは「子どもが寂しがったら話し合うことを徹底しています」と話します。「ある時、子どもを預けた後に、『ね、うちのママ、かっこいいでしょ』と先生に言ってくれたみたいで、聞いたときは胸が熱くなりました。子どもに寂しい思いをさせているだけじゃない、カッコイイと思ってくれている部分もあるんだな、と。割り切って色々な人の手を借りながら育てていくことも、正解のひとつなんじゃないかと思っています」■自分らしく生きるためには、“ワークライフバランス”より、“ワークライフインテグレーション”仕事にまい進してきた20代30代。40代で訪れた結婚・出産。これらの経験を経て、河野さんは女性が自分らしく生きるためには「頑張りすぎないことも大切」だと思い始めたといいます。「子育てってサステナブルじゃなくてはいけなくて、持続可能なライフスタイルであることに加え、精神状態も安定していないといけません。そのためにも無理をしないことが大切で、その時の自分のやりたいことを、ちゃんとやり続けるのが大事じゃないかと思います。これは私の考えではあるんですが、ワークライフバランスという言葉があるために、子育てと仕事のバランスに悩む方も多いと思うんです」そんな河野さんの推奨する考え方は「ワークライフインテグレーション」。仕事とプライベートを分けて考える「ワークライフバランス」と違い、「ワークライフインテグレーション」は、仕事もプライベートも生活の一部であり、両方が充実することで人生が豊かになるという考え方なので、無理にバランスを整える必要がなくなります。「私は、仕事と家庭どちらかではなくて、双方の相乗効果で頑張っていきたいと思っているので、バランスを取ることに負荷をかけて、ストレスにしないほうがいいんじゃないかと思っています」積み上げたキャリアを維持するのか、家庭のために手放すのかではなく、両方とも自分の生活の一部と考え、相乗効果を狙う…これを実現するには、本人の意識に加え、周りの環境も必要なため、一朝一夕で叶うものではないかもしれません。ただ、いずれのライフステージでも、河野さんが大切にしてきたのは「自分の考えをしっかりもって、一歩一歩進むこと」。既存の考え方や理想像にがんじがらめになることなく、「自分は何をしたいのか」を見つめ直し、「その時やりたいと思ったことをきちんと続けること」、それが後悔しない選択肢を選ぶためのヒントなのかもしれません。取材・文/森下なつ
2024年04月30日子どもを保育園に預ける親御さんが増えるこの時期、耳にする機会が多くなる「3歳児神話」。実は根拠がないって本当!? 3児のママ小児科医で、高円寺こどもクリニック院長の保田典子先生に、「3歳児神話」について教えてもらいました。こんにちは。小児科医の保田典子です。今回は子どもを保育園へ預ける親御さんを悩ませる「3歳児神話」について解説したいと思います。 実は「3歳児神話」に根拠はありません!「子どもが3歳になるまでは母親によって育てられるべき」という考え方から生まれた「3歳児神話」。これはイギリス出身の精神科医ボウルビィの報告書がきっかけになっています。3歳児神話が生まれた背景を遡ってみると、実は、もともとの考え方とちょっと違う解釈が広まってできた言葉のようです。 第二次世界大戦後、戦争孤児や家族から離れた経験のある子どもの多くに、精神発達に遅れが見られるという報告がありました。しかし、保護者のいない子どもが暮らす施設の環境や療育状況の改善とともにそれらが減少したため、「3歳以前の母性的養育の欠如が、発達障害の要因である」と分析され「子どもが健やかに成長するためには、3歳までに少なくとも一人の養育者との愛着関係が必要」と唱えられました。 これが「愛着理論」として広まったそうです。日本では、この母性的養育という言葉が、母親による養育として広まってしまったようです。 また、厚生白書(平成10年版)でも「3歳児神話には,少なくとも合理的な根拠は認められない」とされています。 家庭で母親と過ごした子と、共働き家庭の子に違いはある?アメリカでは1990年代に1357家族を対象として、大規模で長期的な研究が行われました。その研究結果では、母子間の愛着の質は、保育時間や保育開始時期、保育所の質によって影響を受けることはない、ということでした。 愛着の質に影響を及ぼすのは、一緒にいる時間の長さではなく、母子間の関わり方そのものだったのです。子どもの発達は、母親が働くか育児に専念するかという形だけでは、議論できないのです。 保育園に通わせた方が、言語発達が良い傾向があるとも言われています。人より早く言語発達する必要はありませんが、言語発達があると、かんしゃくなども減りやすいので、保育園のメリットもあるのではないでしょうか。 子どもの愛着形成、発達に大切なのは、母子ずっと一緒にいることではなく、母子の信頼関係を強固なものに構築することだと言えます。 保育園でも、家庭保育でも子どもとの時間を幸せなものに子どもの健やかな発達のためには、人の目を見て、表情を感じてコミュニケーションを取っていくことがとても大切です。そして「親(母)が自分にとっての安全基地で、一番応援してくれる人」であることが、子どもが生き生きと過ごせる一番大切なことでしょう。 そのためにも親の心身が健康であることが大切です。働いていても、働いていなくても、ママたちはご自身を大切にして、自分を大切にした分で子どもに笑顔を向けてあげてください。 監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
2024年04月30日いつでも親にべったり……いつ母子分離は終わるの?みんなの母子分離不安エピソード!「母子分離不安」とは、子どもが保護者などの愛着対象から離れることに対して不安に感じることです。発達段階でこのようなことは誰にでも起こることですが、新学期や環境の変化のある今の季節、子どもの母子分離不安や不安感が長期間続くことによって現れる身体的症状(腹痛・頭痛など)、精神的症状(引きこもり・無気力になるなど)、さらに通園・通学拒否などにも悩んでいる方もいるのではないでしょうか。今回は発達ナビのみんなのアンケート内で募集した「小学校高学年『親離れ』『子離れ』の悩み」についての結果や、発達ナビ連載ライター陣の書いた、お子さんの母子分離不安に関するエピソードなどをまとめました。「小学校高学年『親離れ』『子離れ』の悩み」アンケート結果は……小学校高学年になると思春期や第二次性徴が始まり、心も体もグッと大人になる時期となります。発達障害や特性のあるお子さんの保護者の中には、周りの子どもと比べて親離れが遅いのではないかと不安に思う方もいるかもしれません。今回発達ナビでは「小学校高学年の『親離れ』『子離れ』の悩み」についてのアンケートを実施し、小学生高学年の子どもの「親離れ」「子離れ」に悩んでいる方は80%という結果になりました。Upload By 発達ナビ編集部参考:みんなのアンケートここからはご回答いただいた読者のみなさんの声をいくつか紹介させていただきます。今まで先回りして排除してきた事を置き石でも置くかのようにトラブルに発展するのを知りながらあまりてを出さないで、見守り、対処を伝え、成長を促すとても大変な上に反抗期。鬱陶しい事この上なかった息子。毎日毎日頭と胃が昇天するかと(略)(梛丹さん)前は一緒に準備をしていましたが、声かけのみにしています。すぐに準備をしていないこともあり忘れ物していますが、忘れたらどうなるのかの経験もしてほしいため、声掛けのみにしています。こちらが購入しておくべきものも、事前に伝えてほしいことを話しています。(略)(まみしこさん)娘は小6。自我もあるし、反抗期でもあります。なのに、自分で決められない。ママどう思う?と聞いておいて自分の方向性と違うと癇癪私の言ったとおりにして失敗すると癇癪声かけにも癇癪を起こすから日々がまわっていきません…。(略)(にゃこさん)サポートと自立のバランスや反抗期とのつきあい方に悩む方が多くいらっしゃいました。ほかにも参考になるコメントがたくさんありますので、ぜひアンケート結果を確認してみてください。母子分離で癇癪、パニック、トラブル続出!小6でも親にべったり?発達ナビ連載ライター陣の母子分離不安エピソードまとめ1歳半健診で言葉の遅れを指摘され、2歳から何度か受けた発達検査では「言葉が遅いだけ」と診断された星あかりさんのお子さんのスバルくん。星さんもその言葉のままに様子を見守る日々でしたが、プレ幼稚園に通い出し「これは言葉が遅いだけではないぞ……?」と気づきはじめて……!?知的発達症(知的障害)を伴うASD(自閉スぺクトラム症)と診断されているみんさんの次男のPくん。何をするにもどこへ行くにも、みんさんと離れられず、みんさんは自由になれない苦しさを感じる日々でした。そのような中、療育での母子登園中に「離れる為の訓練」を積み重ねて来たお話です。知的発達症(知的障害)を伴うASD(自閉スぺクトラム症)と診断されている、ぼさ子さんのお子さんのほぺろうくん。場所見知り、人見知りが激しく、母子分離がなかなかできませんでした。そんなぽぺろうくんがどのように保育園に慣れていったのか……トラブル続出の年少時代のエピソードは必見です。ASD(自閉スぺクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)のリュウ太くんは保育園から小学校6年生までお母さまのかなしろにゃんこ。さんにべったり!だったそうです。恥ずかしくなるぐらいに甘えるリュウ太くんに困ったかなしろにゃんこ。さん。でも甘えるのには「理由」があるようで……。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年04月30日2015年生まれの娘と2018年生まれの息子を子育て中のあいぽんさんが描く育児マンガをご紹介! 今回は、育児中にあいぽんさんの妄想がさく裂したときのエピソードをお届けします♪ある日、眠った息子をそっと床におろそうとしていると、ぐっとあいぽんさんの服を息子が掴んできました。その瞬間、あいぽんさんの妄想スイッチがONに!イケメンと化した息子に思わずあいぽんさんの態度が激変して……!? ママの脳内で、妄想がどんどん広がっていき…!? 「行くなよ……」 そう言うと、眠りながらあいぽんさんをグイッと引き寄せたほか、食事のときは「あいに食べさせてほしい」と口を開ける息子。 またあるときは、「お前じゃなきゃダメなんだ」と潤んだ瞳で見つめてくる息子に、あいぽんさんは「ハイ!喜んで!」と即答。 脳内でそんなことを妄想しながら、日々の育児を楽しんでいるのでした。 ◇◇◇ 脳内で存分に妄想をさく裂させるあいぽんさん。日々の育児はしんどいことも大変なことも多いと思いますが、このような妄想を取り入れるのも、ママの気分が変わるのでアリかもしれません! 著者:マンガ家・イラストレーター あいぽん2015年生まれの女の子、2018年生まれの男の子を育てる田舎のお母さんです。娘が生まれた時からゆるゆるとInstagramで子供との何気ない日常を絵日記で発信しています。日々の忙しさに追われ、記録に残していないと忘れてしまいそうなほど「なんでもない日々」を、できるだけ忘れたくないな、でも最近物忘れひどいな……そんな毎日です。
2024年04月30日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変でした……。しかし、初めての妊婦健診で赤ちゃんのエコーを見て感動し、「おなかの子も絶対に守る!」と心に誓ったのでした。娘からおなかが空いたと言われ、夕飯をつくることにした夫は、たしか冷凍のうどんが常備されていたはず……と、冷凍庫を探します。すると、そこには自分の好物が「パパ用」と書かれた袋に入っていくつもストックされていました。 つわりで大変ななか、自分のために頑張って料理をしていたくれたことを知り、夫は涙が止まらなくなりました。自我が芽生えた証拠? 相変わらずりささんとして過ごしている夫。ここ最近、特に困っているのが娘のイヤイヤ期で、やることすべてがお気に召さないようで「いや。」と泣き続ける超ハードモードです……。インターネットで見つけた対処法を試しても通用せず、なにかいい案はないかと悩む日々。 しかし、ふとしたときに、夫はりささんもこのイヤイヤ期に困っていると話していたことを思い出します。ただ、当時は話半分で聞いていたため、具体的にどう接していたのかという一番大事なところが思い出せません。 仕事中、同僚にも相談してみたところ、同じように苦労したという話を聞いて、すこしだけ安心しました。同僚いわく「自我が芽生えた証拠」なのだとか。娘も何かと葛藤しながら、成長しているようです。 数年経てば笑って話せるイヤイヤ期も、そのときは子どもが何を考えているのかわからず、何をしても泣き叫ばれ、どうすればいいのか途方にくれる人もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、りささん(夫)の同僚と話していたように、実はまわりにも同じように悩んでいるママもいるのかもしれません。りささん(夫)のようにひとりで悩まず、周りに相談してすこしでも悩みが軽くなればいいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年04月29日藤井爽子(そうこ)はやさしい夫・拓也、3歳の娘・未来(みくる)と慌ただしくも幸せな毎日を送っていた。ある日、爽子は家の掃除中に、娘と同じ「未来」という名前の女性に宛てた夫の手紙を発見、さらに身内の形見だと言って結婚指輪の代わりに身につけている指輪に「MIKURU」という刻印があることを知ってしまった。どうやら、夫には娘と同じ名前の恋人がいたようだ。不信感を抱えたまま、2人目の妊活を考え始めた爽子だが、娘が慕う保育園の先生の先生の下の名前が未来(みくる)であることを知ってしまう。 やさしいふりしてみんなを傷つける…カナエ先生は、夫の元恋人「未来(みくる)」だった。 夫に未来(みくる)という女性に向けた手紙を見つけたこと、指輪の裏に「MIKURU」と刻印がしてあるのを発見したこと、そして大学でカナエ先生の写真を見つけたことを明かし問い詰めると、夫はたしかに大学のときにカナエ先生と付き合っていたと認めた。 そして夫は、いまはメンタルが不安定なカナエ先生のために「支えになりたい」と思って会ったこと、娘の名付けの際は「そのときはその名前が1番いい名前だと思っていた」と告白した。 爽子は夫から愛されていると思っていた間にも、夫の中にはカナエ先生がいたと言うことがどうしても許せず、夫に結婚指輪を投げつけ娘とともに家を出たのだった。 家を出て会社の先輩のもとへ身を寄せた爽子。夫が娘の「未来(みくる)」という名前を呼ぶことは、もう許せそうにない。 そのころ、夫はまたカナエ先生と会っていた。爽子に隠しごとがバレてしまったことで、ある意味スッキリしたような夫。時間がかかっても、爽子と話し合うつもりのようだった。一方のカナエ先生は「どんな話でも合える口実ができて嬉しい」と夫に甘えていて……。 保育園の日。爽子はカナエ先生にはっきりと「必要以上に関わるのはやめてください」と告げた。その日は「変な噂が立つと困るのはお互いさま」といって別れたが、去り際にカナエ先生は義母と同じ陶芸教室に通っていることを明かす。 爽子はカナエ先生の執着に、ゾッと背筋を凍らせるのだった──。 ◇◇◇ 不安を抱え、悩みながらも仕事や育児に奮闘する爽子さん。しかし、信じていた人に裏切られた気持ちを考えると、そう簡単に消化できるものではないですよね。爽子さんには無理をせず、会社の先輩など信頼できる人に頼っていってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 樹ユウマ
2024年04月29日娘が小学2年生のとき。保育園から一緒のA子ちゃんが「足にケガをした」と言い、娘と一緒に家にきました。軽いケガだったので簡単に処置をして、そのまま娘と家で遊んでいました。そして、A子ちゃんのママが迎えにきたときのこと。急にまさかのお願いをされ……。 ママ友からの急なお願いに困惑A子ちゃんを預かっているとママに連絡。ですが、夕食の時間になってもA子ちゃんのママから連絡がなく……、仕方がないのでみんなで夕食を食べました。20時を過ぎてようやくママが迎えにきたのですが、いきなりA子ちゃんを怒鳴り始めました。 そして私に、「月曜は仕事が忙しくて遅くなるから、A子を月曜だけ預かってくれないか」と言ってきたのです。保育園のときから押しが強く苦手に感じていましたが、A子ちゃんを不憫に感じて預かることに。 2カ月ほど預かったのですが、一度もお礼はありませんでした。段々とA子ちゃんママへの不信感が募り、預かるのをお断りしました。 その後、A子ちゃんのママから「預かってくれたお礼に親子でコンサートへ行きませんか」と誘われて行くことに。ですが、コンサートの内容は大人向け。娘は飽きたのか、少しあくびをしました。すると、ママが鬼のような形相で娘をにらみつけ……。やはり相性が合わないなと思い、お付き合いをやめました。 ◇ ◇ ◇ 急にお願いされると、こちらも断りづらかったりしますよね。相性が合わないと感じたら、少しずつ距離を置くなどでストレスをなくしていきたいですね。 イラスト/森田家著者:楠田千代
2024年04月29日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?何を伝えてもいつも屁理屈ばかりの麻耶さんに、亮太さんはいつしか「話し合うだけ無駄」と考えるように。その内亮太さんは体や心の異変から仕事に集中できなくなってしまい、ある日社長から早退を促されます。ところが、帰宅した亮太さんの耳に入ってきたのは、麻耶さんが浮気相手らしき男性と電話で楽しそうに会話している声。思わず問い詰めたい気持ちに駆られる亮太さんですが「子どもの手前、夫婦喧嘩はできない」と一旦自分の感情を抑えることに。けれども肝心の和馬君の姿が、家のどこにも見当たらないのです。 電話に夢中になって和馬君を見ていなかった麻耶さんに、苛立ちを募らせる亮太さん。 しかし、今は喧嘩している場合ではありません。2人で協力して、麻耶さんは家の中を、亮太さんは外を探すことにしたようです。 和馬君の行方は…? ※開けれなかった→開けられなかった 亮太さんが外に出ようとしたタイミングで、玄関のインターホンが鳴り響きました。 出てみると、そこにいたのは、隣に住む山田さんと和馬君。 山田さんによると、和馬君は家の前で泣きながらウロウロしていたとのこと。 家に麻耶さんがいながらも、このような状況になってしまったことを不思議に思いながら、和馬君を無事に家まで送り届けてくれたのでした。 まずは和馬君の無事を何よりも喜ぶべき場面で、麻耶さんが最初に口にしたのは、責任逃れのための言い訳。 こんな状況ですら、真っ先に保身に走る麻耶さんには呆れて言葉も出てきませんね……。 しかし、どうやら山田さんには、今回の事件の真相は麻耶さんに原因があるということがわかっているようです。 隣人の山田さんに嘘が見破られてしまったように、いくら口先だけで見繕っても、心の内で思っていることは自然と言動に表れるものなのかもしれません。 麻耶さんには、この機会に日頃の和馬くんへの接し方を見直し子どもが安心して過ごせる状況を作ってもらいたいものですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月29日2児のママ・モグさんの夫はイケメンですがモラハラ気質を持っています。ある日の夕食後、娘・ハナちゃんが熱を出してしまいました。夕飯前まで機嫌がよかったことを思うと、急な発熱だったに違いありません。それなのにパパは、ハナちゃんの体調不良に気付かなかったモグさんを責め立てました。いつもの病院は閉まっている時間なので、家から距離のある夜間診療を受診するしかありません。 ハナさんは、病院への送迎か長男・タロくんのお世話をパパにお願いしたのですが、パパはゲームのイベントがあるからと拒否。挙句の果てには「ただの風邪なのに大げさ」と言い始めました。「病院に連れていかないくせに!?」パパの頼み事とは? これ以上パパに頼んでも無駄だとわかったモグさんは、タロくんも連れて病院へ行くことにしました。 そんなモグさんにパパは、“ついで”と言って買い出しを頼みます。しかし、単身家で過ごしているパパのほうが身動きがとりやすいのは明らかです。 それなのにパパは「ゲームで手が離せない」と冷たく言い放ち、またしてもゲームを優先させたのでした。 本当なら子どもは寝ている時間。体調不良の子どもがいるとなると、一刻も早く帰って寝かせてあげたいと考えるはずです。子育てが他人事のパパにはわからないのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2024年04月29日娘が3歳のとき。体調を崩して保育園をお休みしたのですが、その日はどうしても仕事を休めず、義母に預かってもらいました。そのとき娘が義母に、「ママのごはんが食べたい!」と言ったのですが、そのごはんの正体というのが……。とっても焦りました。 “ママのごはん”の正体は…!?仕事を終えてスマホを見ると、義母から着信がありました。折り返したところ、「⚪️⚪️ちゃんが『ママのごはんが食べたい!いつも風邪のときに食べる』と言うからおかゆを作ったんだけど、これじゃないって言うの。『お母さんがいつも作る大根とかおあげが入ってるおかゆがいい』って言っていたけど、どうやって作るの?」と聞かれました。 義母は料理上手で、その日のおかゆも土鍋で生米から作ってくれたそうです。でも「これじゃない!」と言い張る娘。それはそうです。娘が言っているのは、冷やご飯に残ったお味噌汁をかけただけの“ねこまんま”のことなのです。土鍋も使わず、2秒で完成します。正直に答えたところ、義母が大爆笑してくれたのがせめてもの救いでした。 ◇ ◇ ◇ 子育てをしていると、子どもの思わぬ発言で恥ずかしい目にあったりしますよね。ときに焦ってしまいますが、小さいうちならではの子どもらしい発言を楽しみたいですね。 イラスト/あやこさん著者:今 幸子
2024年04月29日息子の同級生Aくんのパパは、SNSでAくんの様子や自身の趣味などを発信しています。そのSNSに、なんとわが子の写真が名前つきで勝手に投稿されていてビックリ! 慌ててAくんママに電話をすると……? SNSに息子の写真が!? 事の発端は、家族ぐるみで仲が良い息子の同級生のAくんパパのSNSでした。Aくんパパは、非公開設定をしていないSNSアカウントに、ほぼ毎日のようにプライベートな写真をアップ。行った場所やしたことについて詳しく書いていたので、内心、「いつかわが子の写真が載せられたら嫌だな……」と思っていました。 そんなふうに考えていた矢先、Aくんパパの投稿にわが子を含む同級生数名の写真が……。しかも、写真は文字加工がされていて、子どもたちそれぞれの名前が添えられています。慌てて私はAくんママに電話をかけると、開口一番「ごめんなさい! うちの夫がご迷惑をおかけしました」と謝ってくれたのです。聞くと、他のママ友からも電話があり、SNS投稿の件を知ったそう。「すぐに削除してもらったから! 本当にごめんなさい」とAくんママの言葉通り、該当の写真が載った投稿もすでに削除されていました。 後日、Aくんパパからも直接謝罪があり、今後はわが子やほかのママ友たちの子どもの写真やプライベートな内容を投稿しないよう約束してくれたのです。心の中で「こうなったら嫌だな…」と思っているだけではなく、事前に載せてほしくない旨を伝えておけばよかったなと感じた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:田中 里奈
2024年04月29日初めての育児は不安ばかりで、自分なりに頑張りつつ義母にも少し手伝ってもらっていました。するとある日、義母からまさかの発言をされ……。そんなこと言わないで…私には0歳の子どもがいます。初めての出産、育児はわからないことだらけで不安だったので、義母に家事や育児を手伝ってもらいながら頑張っていました。 しかしある日、1歳の子どもがいる向かいの家の夫婦を見て、「お向かいさんはよく夫婦2人だけで0歳の時期を乗り越えたわよねぇ」と言ってきたのです。義母に手助けしてもらっている私への嫌味のように感じましたし、義母に頼りきりにならないように自分なりに努力をしていたので、この言葉にはとてもショックを受けました。 もしかしたら嫌味のつもりはなかったのかもしれませんが、何気ないひと言で人の心を傷つけることがあるんだと身をもって実感。相手の置かれている状況をよく考えてから言葉を発するようにしようと、改めて思った出来事です。 作画/さくら著者:見夜
2024年04月29日母でありデザイナーであるたろすさんが、2021年生まれの娘・じーたんの育児体験をマンガ化!愛するわが子との生活が始まるのは、赤ちゃんが誕生してからとも限りません。子どもがママのおなかに宿ったその日から、始まっています。妊娠したことに驚き、喜び、時にはつわりに苦しんだり。 おなかの中の赤ちゃんと共に過ごす期間も、大切なひとときですが……? 会えるのが楽しみだけれど… 出産を目前に寂しい気持ちになりながらも、たろすさんの脳裏に浮かぶのは、誕生したわが子との幸せな毎日なのでした。 そして、誕生前からわが子との暮らしを思い浮かべるのは、ママだけではありません。たろすさんの夫、つまりは未来のパパは、赤ちゃんを宿すための妊活に励んでいた当時から、子どもの姿が見えていたようで……? いったい、どんな夢…!? 「子どもを『じーたん』って呼んでたんだよ。顔は見えなかったけど、ちゃん付けしてたし、なんか女の子って感じした」——。 夫がそんな夢を見た数日後に、たろすさんの妊娠が判明! たろすさんは数カ月後に誕生する子どものことを「じーたん」と呼ぶ姿を想像し、「いつか名前の由来を伝えたい」と思うのでした。 たろすさんの夫が見た夢は、まるで予知夢……! その夢が名前の由来になっているなんて、とても素敵なお話ですよね。成長したじーたんが名付けのエピソードを聞いたなら、どんな表情をするのだろう? なんて、想像が膨らんでしまいます。 たろすさん夫婦のように夢が由来になっていたり、画数を元に名前を考えたり、はたまた、子どもの未来を想像しながら、思い描く姿にぴったりの漢字を探し当てたり……。 子どもの名付け方も、子どもの名前に込めた想いも、まさに十人十色。皆さんはどんなふうに、お子さんの名前を考えましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター たろす
2024年04月29日天気が良く暖かかったので娘とお散歩へ行き、公園で遊び帰るときのことでした。今まではお散歩に行っても「そろそろ帰るよ~」と言うと帰ってくれていたのですが、イヤイヤ期が始まった娘はその日まったく帰りたがらず困っていました。帰りたくない娘の攻撃に涙目に…夜ご飯も作らないといけないし暗くなってきてしまうので、抱きかかえて強制的に帰ろうとするとやはり大泣き! 大暴れがはじまり、普通に帰れば5分もかからない道を10分以上かけて帰ることになりました。周りの視線も気になるし大暴れされ、顔を叩かれた私は泣く寸前でした。そんなとき、通りかかった見知らぬおじいちゃんが「大変だね、えらいね。お疲れ様」とひと言声をかけてくださいました。そのときは「ありがとうございます」としか言えませんでしたが、とても気持ちがラクになりました。 ◇ ◇ ◇ 今でも遊びやお散歩の帰宅時は、イヤイヤと大騒ぎされ対処方は見つかっていません。しかし、冷たい目線が向けられているわけではない、と気持ちを落ち着かせることが出来るようになりました。外に出るときは、なるべく予定は入れず時間に余裕を持たせるように気をつけています。 作画/まげよ著者:佐山実20代、イヤイヤ期の3歳の娘を育てる母。スマホで凝った写真を撮りたくて頑張り中。
2024年04月29日子どもをお風呂に入れているから、ゴミ出ししているからってドヤ顔しているパパ、いませんか。パパの「やってるつもり」な家事・育児に、ママたちも慣れてしまっているかも? パパの「やってる」とママの「全然やってない」の気持ちのズレは認識の違いはどこから生まれるのでしょうか。パパの潜在能力を引き出すにはどうすれば? 父親の育児参加について詳しい大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に伺いました。「パパの”やってるつもり”育児あるある」を全2回シリーズでお届けします。 何も分からない新米パパ…ママのハードル高くない?元保育士の小崎先生は、男の子3人の子育てを経験した先輩パパ。それぞれに育児休暇を取り、積極的に参加してきました。新米パパだった当時を思い出し、パパを代表してこう弁明します。「パパがつらいのは、パパもどうやったらいいか分からないということです。僕は保育士だったけど、自分の子の育児となると、最初はよく分かりませんでした。パパだけが悪いのではない。ママのハードルが高いんです(笑)上手にできないとイライラするでしょ?」 確かに露骨にイライラしてしまっているかもしれません……。 「だけどママの気持ちも分かるんです。今まで自分のやり方でやってきたので、いちいちパパに教えるのはめんどくさい。だから自分がやった方が早い。だけどもっと寛容になることが必要です」 小崎先生はプレパパママセミナーで、ママたちに対して「子どもを育てるように、パパも育てて欲しい」と呼びかけるそうです。 「だって家事育児が苦手という男性は、一気にできないんです。初めての育児の時、ママもよく分からないわからないうちに“ママ”になっていったと思うんです。出産まで赤ちゃんのおむつを替えたことがなかった人も多いですよね。やってるうちになんとなくできるようになる。子育てのゴールはまだまだ先。先は長いですから、パパを巻き込んでいくことは大事です」 一方で、パパにも苦言を呈します。「パパもママはなんでも分かってる! と勘違いしたらダメです。ママもゼロからのスタートです。生まれる時点から主体的にパパには関わってほしいですね。子育ては大変だけど楽しいことでもありますから」 そこで、パパの”やってるつもり”育児あるあるについて、小崎先生に検証してもらいました。 パパやりがちNG1! ゴミは出すが、まとめるのはママ朝ゴミを出してくれるのは助かるけど、ただゴミを出すだけ。あとは知らん顔というパパにイラっとしちゃいます。 小崎先生:「洗濯という家事は、干して終わるわけではない。適当に干したら乾かないし、洗って干して乾かして畳むところまでやって初めて“洗濯”は終わる。ゴミ出しも同じです。ママが朝、玄関にまとめたゴミを出しただけでは“ゴミ出し”とは言わない。“ゴミ移動”ですよね(笑)収集日を理解して、分別して、たまったゴミ袋をまとめて、ゴミ箱に新しいゴミ袋を掛ける。これがゴミ出しです。そうなるとゴミ袋の厚さまで気にするようになる。洗濯もゴミも他人事ではなくて、自分の仕事として考えないとだめなんですね」 パパやりがちNG2! お風呂は入れるが、着替えはさせないお風呂には入れてくれるけど、お風呂の準備や着替え担当は当然のようにママ。でも子どものお風呂って実は前後の方が負担ありますよね?小崎先生:「パパが先にお風呂に入っていて、『ママー!連れてきて〜』ってパターンですね。そのあとは『もう上がるよ〜』ってママに子どもを引き渡す。他人事ですよね。『パパ! 一人でお風呂入れてみぃ』って思いますよね(笑)ママが一人で入れる時はどれだけ大変か。風邪引かさないようにってママ一人で奮闘するんですよ。新生児だったらおへその処置もしないといけない。それをパパに知ってもらうべきですね。でもきっとパパが一人でやっているのを見ると、手際の悪さにママはまたイライラするかもしれませんね(笑)」 パパやりがちNG3! 遊び相手はするが、うんちがでたらママを呼ぶいつもは遊んでくれるしおむつ替えもしてくれるのに、うんちになった途端「ママ! うんち出た」と言ってくるパパ。うんち=ママの仕事をなんとかしたい! 小崎先生:「うんちのおむつ替えになった途端『ママを呼んでいるよ〜』とか言って子どもを渡してくる(笑)これもあるあるですよね。これは最初が肝心なんです。初めて子どもがうんちしたら誰が替えますか?パパに『パパ替えて!』と言ったらいいんです。『やったことないからママやって!』と言われたら『私もやったことない!』と言い返せる。ママ自身、ママの仕事と思い込まない方がいいですね。二人で話し合うことが大事です。 夫婦の価値観のメモリを合わせてパパの「やってるつもり」とママの「やってくれない」は価値観の差に原因があるそうです。「ママとパパの価値観の物差しの目盛りが違うんですね。パパの「1やったつもり」は1センチです。ママの「1」は1メートル。これでは生活の中で大きなズレができても当然です。“やった”の目盛りが違う。その目盛りの幅を両方が合わせていく意識が必要ですね。パパはもちろん当事者意識をもって、普段ママがやっていることは全部やってみる。そして分からないことはママに聞いてみるべきですし、ママもパパの経験不足などを理解し、ハードルを下げてあげてパパに教えてあげてほしい。両者歩み寄って家事・育児について見直してみたらどうでしょうか」 「ビジネススキルを育児に生かすといい」と小崎先生は言います。ビジネスマンパパが育児で大活躍するスイッチとは!? 詳しくは次回の「パパの”やってるつもり”育児あるあるパート2」でお届けします。 取材・文/大楽眞衣子 監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘 著者:ライター 大楽眞衣子
2024年04月29日