子育て情報『その育児ちょっと古いかも…良かれと思ってやっているじぃじ・ばぁばのNG子育てとは!?』

2022年7月28日 18:00

その育児ちょっと古いかも…良かれと思ってやっているじぃじ・ばぁばのNG子育てとは!?

そのため、抱き癖は気にせずに抱っこしてあげてください。

おっぱいは1歳ごろは栄養がなくなるので断乳した方がよい!?

平成7年の厚生省が出した「改訂・離乳の基本」では、母乳育児については、「一歳以降は断乳するとよい」という記載があり、母子手帳にも1歳健診で卒乳できているか確認する項目があったくらいでした。

平成19年「授乳・離乳の支援ガイド」より、断乳の時期については記載されなくなりました。今は、卒乳の時期はママと赤ちゃんに合わせてすすめていくものであって他の人に決められるものではありません。WHOとUNICEFにおいても2歳までの母乳育児をすすめています。母乳の成分は、産まれてすぐの免疫が豊富な黄色っぽい初乳から、乳糖が増える白っぽい成乳に移行していきます。移行後は、母乳の栄養成分は変わらずに分泌していきます。

補完食(離乳食)を進めながらも栄養のベースとなる母乳もしくはミルクを続けていくことで、栄養のバランスがとれていくとされています。
卒乳の時期は、それぞれの親子で決めていくことが大切です。

まとめ

娘達の育児を先輩として支えていきたい祖父母達は、その他にも様々なアドバイスがあるかもしれません。 変化していく育児情報もお互いに共有しながら、育児を一緒に行えるように過ごせると良いですね。

監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。

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