2018年8月8日 12:00|ウーマンエキサイト

おすすめメーカーも紹介! 赤ちゃんを支えるスリングの特徴・種類・選び方

目次

・新生児から使えるスリングの特徴とは?
・スリングの種類
・スリングの選び方
・スリングの使い方
・スリングのおすすめメーカー
・ぴったりのスリングでもっと快適な生活を
おすすめメーカーも紹介! 赤ちゃんを支えるスリングの特徴・種類・選び方

© Halfpoint - stock.adobe.com



赤ちゃんを支える大切な抱っこひものひとつである「スリング」。ママと赤ちゃんの密着度が高いので、新生児も安心して使える便利アイテムです。そのため、赤ちゃんが生まれる前に用意しておくママがたくさんいます。

しかし、いざスリングを購入しようとしたときに「どんな種類があるの?」「どうやって選べばいいの?」と悩んでしまうのではないでしょうか。

そこで今回は、スリングのメリット・デメリットや種類、選び方などについて徹底解説していきます。スリングを販売しているおすすめのブランドもピックアップするので、新生児のママは要チェックですよ。

■新生児から使えるスリングの特徴とは?


おすすめメーカーも紹介! 赤ちゃんを支えるスリングの特徴・種類・選び方

© Arkady Chubykin - stock.adobe.com


「スリングってどんなアイテムなの? 抱っこひもとはどう違うの?」と、よく分かっていないママも多いのではないでしょうか。

スリングとは、ハンモックのような形で赤ちゃんを抱っこできる布製の抱っこアイテムです。さまざまな種類がありますが、多くのスリングは布1枚で作られています。ママの体に布をかけるようにして使うもので、布の面積が広くて赤ちゃんの体をしっかり支えてくれるため、安定感があるんですよ。

もともと海外で使われていて、最近では日本でも多くのパパやママが利用するようになりました。たくさんのメリットがあるので、これからさらに普及していくことでしょう。

▼抱っこひもとの違い


スリングは抱っこひもの一種ですが、肩ひもやストラップをかけて赤ちゃんを支える通常の抱っこひもとは違います。では、スリングと通常の抱っこひもは、どのような違いがあるのでしょうか。


通常の抱っこひもは、ママの肩に肩ひもやストラップをかけ、腰にはベルトを巻きます。そして、ママの胸のあたりに赤ちゃんを入れて、赤ちゃんの体を支えながら抱っこをするアイテムです。

一方、スリングの多くは大きな一枚布を肩からかけて、ハンモックのような形で赤ちゃんを抱っこして支えるアイテム。スリングの方がママと密着する面積も広く、安定しやすいのが特徴です。また、ほとんどが布でできているので、洗濯しやすいのも通常の抱っこひもとの違いといえるでしょう。

▼スリングのメリット


スリングには、さまざまなメリットがあります。「赤ちゃんが安心して眠ってくれる」「軽いので持ち運びに便利」など、子育てや家事に忙しいママにとって、うれしいポイントばかり。


・スリングは首が座っていない新生児でも使える


スリングの大きなメリットといえるのが、首が座っていない新生児でも安心して使えること。通常の抱っこひもは、赤ちゃんの頭を支える面積が少ないので、首がすわっていないと危険な場合も。

スリングであれば赤ちゃんに応じてさまざまな抱き方や調整がきき、大きな布で新生児の首や頭をしっかりと支えることができます。

新生児は2~3時間おきに授乳をする必要があります。毎回赤ちゃんの首を支えながら授乳していると、腕も肩も疲れてしまい、ママの体に大きな負担がかかってしまいますよね。そんなときにスリングを使えば、体にかかる負担を少なくして、新生児を抱っこすることができますよ。家の中でも、お出かけのときにも便利です。

<関連記事>
スリングで新生児を抱っこする際の正しい使い方と選び方をご紹介

・子どもの成長が促される


スリングを使っていると、子どもの成長が促されやすくなるという説も。
ハイハイの姿勢が良くなったり、手先が器用になったりする姿に、成長を実感できるとうれしいですね。

また、スリングを使えば、赤ちゃんにとって楽な「丸い姿勢」をキープしながら、背骨を歪ませないメリットもあります。

・密着することで安心できる


スリングを使うと、赤ちゃんはママの体とより密着するようになります。そのため、ママの体温が感じられたり、鼓動が聞こえたりすることによって、赤ちゃんは安心することができます。ママのおっぱいの匂いを感じられてうとうと…なんてことも。

「スリングを使って抱っこをすれば、すぐに寝てくれる」「大泣きしていても、スリングを使うことで泣き止んでくれる」など、日々スリングに助けられているママはたくさんいますよ。

家でゆっくりと落ち着きたいときや外出中のときなどに、赤ちゃんが暴れないよう、あえてスリングを使う方も多いのです。


・スリングはデザイン性がいい


おしゃれなデザインがたくさんあるのも、スリングのメリットとして挙げられます。ストールのような柔らかいデザインから、パパでもつけられるスタイリッシュなデザインまで。さまざまなブランドからスリングが販売されているので、カラーも形も気に入るとっておきのデザインが見つかるでしょう。

日々の子育てに忙しいママは、なかなかおしゃれができなくなってしまうのが現状。そこで、こだわって選んだスリングをつけて、おしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。

・スリングを手作りするのも簡単


おすすめメーカーも紹介! 赤ちゃんを支えるスリングの特徴・種類・選び方

© alekseyliss - stock.adobe.com


スリングは、手作りするのが簡単なところもメリットです。基本的に一枚の布でできているため、複雑な作りをしていないのです。材料や使う道具も、布・リング・ミシン・ミシン糸・ハサミのみ(リングタイプの場合)。
高いお金をかけることなく作れるため、お財布にもやさしいのがうれしいですね。

▼スリングのデメリット


メリットがたくさんあるスリングですが、デメリットもあります。
では、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

・スリングは使い方が難しい


一見、布の面積が広くてシンプルなスリングですが、使い方が難しいデメリットがあります。使い方が甘いと赤ちゃんが落下してしまう可能性もあるため、しっかりと使い方をマスターする必要があるのです。

まずはキャベツなどの大きめな野菜を赤ちゃんに見立てて、スリングを使う練習をしてみていはいかがでしょうか。落とさないように、片手で体を支えながら赤ちゃんを抱きかかえてくださいね。

・赤ちゃんが慣れるまでに時間がかかることも


スリングはママ・パパとかなり密着した状態になるので、赤ちゃんにとって逆に窮屈に感じてなじまないこともあるため、赤ちゃんも慣れるまでに時間がかかるでしょう。

・片方の肩に負担がかかってしまう


スリングは、片方の肩に布をかけて使用するため、片側にだけ負担がかかり、首や肩こりがひどくなってしまうことが考えられます。体のゆがみを引き起こす可能性もあるため、交互の肩にかけて使うバランスよく使うとコリやゆがみの予防にもなります。

■スリングの種類

ただたんにスリングと言っても、さまざまな種類があります。タイプは大きく分けて「リングタイプ」「チューブタイプ」「バックル式」の3つ。それぞれにどんな特徴があるのかを、詳しくご紹介していきましょう。

▼リングタイプ


おすすめメーカーも紹介! 赤ちゃんを支えるスリングの特徴・種類・選び方

© Andrii - stock.adobe.com


リングタイプのスリングの特徴は、大きな輪に布を通して固定していること。赤ちゃんを抱っこしてからスリングの長さ調節をおこなうので、ママにも赤ちゃんにもしっくりとくる位置に調整できます。ハンドメイドで簡単に作れるスリングはリングタイプのものが多く、市販の商品にはたくさんのデザインがあるのがうれしいポイントです。

ただ、そんなリングタイプのスリングは、使い方が難しいのも特徴。最初はなかなかうまく調整できないかもしれませんが、使っているうちにだんだんと慣れてくるでしょう。店舗でリングタイプを購入するなら、店員さんに使い方を聞いておくのがおすすめですよ。

▼チューブタイプ


おすすめメーカーも紹介! 赤ちゃんを支えるスリングの特徴・種類・選び方

© nataliaderiabina - stock.adobe.com


チューブタイプのスリングの特徴は、ママの肩へたすきのようにかけること。ショルダーバッグのようなイメージです。サイズ調節をすることなく使えるので、「楽で使いやすい」とチューブタイプを愛用するママもたくさんいます。

スリングは慣れるまでつけるのに苦労しますが、このタイプならかけるだけなので初心者でも安心。スリングデビューをするママにおすすめですよ。

▼バックル式


おすすめメーカーも紹介! 赤ちゃんを支えるスリングの特徴・種類・選び方

© ivolodina - stock.adobe.com


バックル式のスリングの特徴は、カチッとワンタッチでバックルをはめられること。リングタイプのスリングよりも簡単につけられて、手間が少ないのがメリットです。一度サイズを調節しておけば、毎回調節する必要がないのもうれしいですね。

ベルトが太くて安定性もあるため、ママの負担も少なく、しっかりと支えられて赤ちゃんも安心できるでしょう。ママと赤ちゃんの密着度が高いのも、このバックル式のスリングですよ。

■スリングの選び方

購入したいと思えるスリングのタイプは見つかりましたか? 店舗に足を運んで買う場合は、実際に試着してみるのがおすすめです。

「楽そうだし安定性も高いし、バックル式にしようかな」と思っていても、いざ自分の体につけてみるとリングタイプのスリングの方がしっくりくる場合も。赤ちゃんとスリングとの相性もあるので、できれば赤ちゃんを抱っこした状態で試着をすると失敗が少ないでしょう。

ここからは、スリングを購入するときの具体的な選び方についてピックアップしていきますね。

▼ママ・パパの使いやすさを優先


なんといっても使用する本人がスムーズに使えることが重要。

バックルタイプはバックルで着脱が容易にでき、安定性が高いため、スリング初心者にはおすすめのタイプです。

チューブタイプは長さの調節は不要で、すっぽり頭からかぶるだけで着脱がとても簡単なのですが、赤ちゃんの体勢をうまく安定させたり、体になじませたりするのが難しく、サイズ調整ができないことで、パパママが共用することが難しい面もあります。

またリングタイプは、長さの微調整が可能なため、成長に合わせてうまく使いこなすことができますが、使い方が難しく、慣れるまでに時間がかかったという意見もあります。

総合的に見て、どれが使いやすいかを判断するとよいでしょう。

▼シチュエーションを考えた使いやすさ


スリングを購入したら、どんなシチュエーションで使うか決まっていますか? 外出先や授乳中など、使うシチュエーションによって最適なスリングのタイプは変わってきます。

ベビーカーや自動車などで移動し、必要な時にさっと抱っこしたいという場合には、着脱しやすく、かさばらず持ち運びしやすいチューブタイプが便利ですよ。

外出先で肌寒くなったときにはリングタイプのスリングなら。ストールとしても大活躍しますよ。

使いたい場面に最適なタイプのスリングが分からなかったら、店員さんに相談してみてはいかがでしょうか?

▼ママやパパに合ったサイズ


ママやパパに合ったサイズをチョイスするのも、スリング選びにおいて重要なポイントです。なぜなら、どんなに使い勝手が良くて便利なスリングを購入しても、そもそも抱っこする人のサイズに合っていないと使えないから。

体につけられたとしても、小さすぎたり大きすぎたりすると、肩や腰への負担が大きくなってしまいますよ。「スリングで肩や腰を痛めて、赤ちゃんを抱っこできなくなった」なんて事態は、避けたいですよね。

パパ・ママ兼用で使いたいという場合には、赤ちゃんや抱っこする人の大きさに合わせて紐の長さが微調整できるリングタイプがおすすめです。

▼肩パットがあるか


スリングに肩パットがついているかどうか、これも選ぶときにチェックしていただきたいポイントです。いくら赤ちゃんと体が密着して、通常の抱っこひもよりも体への負担が少ないとはいえ、スリングは少なからず肩に圧がかかるもの。ずっとスリングを使って抱っこをしていたら、疲れてしまいます。そんなときに肩パッドが入っていれば、赤ちゃんを楽に抱っこできるのです。

肩にかかる負担が少なくなり、肩こりも緩和されやすいので、肩が凝りやすいママやパパにもおすすめします。

■スリングの使い方

念願のスリングが手に入ったら、次に気になるのは使い方ですよね。スリングにはさまざまな抱き方がありますが、共通して注意していただきたいポイントがあります。それは、赤ちゃんが成長して歩けるようになるまで、股を閉じずに開いた状態で抱っこすること。

もし閉じたまま抱っこをしてしまうと、赤ちゃんの股関節が脱臼する可能性があるのです。

また、スリングの安定性がいくら高いからといっても、何が起こるかわかりません。スリングで赤ちゃんを抱っこするときには、片手で赤ちゃんの体を軽く支えてあげましょう。支えるときに、リズミカルに軽くトントンとすると、心が落ち着いて眠りにつきやすくなりますよ。

「何か違和感がないか」「赤ちゃんに不快感を与えていないか」を確認するためにも、こまめに表情をチェックしてくださいね。

またスリングを使った抱っこの仕方には、「横抱き」「縦抱き」のほかに、横抱きよりも上体を起こした「ゆりかご抱き」、ママ・パパと同じ方向を向いた状態の「カンガルー抱き」、ママ・パパの胸にぴったりくっついた状態の「コアラ抱き」など多彩な抱っこな仕方があるため、成長や状態に合わせて抱き方を変えることができます。

■スリングのおすすめメーカー

最後に、スリングを販売するおすすめのメーカーをご紹介していきます。

▼トンガ


トンガのベビースリングは、天然素材の木綿を使ったメッシュ生地。湿気が外に発散されていくので、赤ちゃんもママも蒸れにくいのがうれしいですね。夏におすすめしたいスリングです。

>>トンガのスリングはコチラ

▼ベッタ


ベッタが販売するスリング「キャリーミー!」は、軽くて250gしかないのがポイント。小さく折りたためるため、持ち歩きをするときにおすすめのスリングですよ。

>>ベッタのスリングはコチラ

▼ババスリング


オーストラリアから上陸したババスリングのスリングは、立体ポケットがついているのが特徴。お出かけ時に必要なおしゃぶりなどの細かいアイテムを入れておけるので、便利だと親しまれています。

>>パパスリングのスリングはコチラ

▼ミニモンキー


ミニモンキーのスリングは、ショルダークッションがついていたり、落下を防止するストラップがついていたり、機能性に富んでいるのが特徴です。使いやすさを重視する方におすすめ。

>>ミニモンキーのスリングはコチラ

▼カドルミー


カドルミーのスリングは、ニット素材を使っているため、伸縮性があるのがポイント。かぶりやすく外しやすいので、手軽に脱ぎ着したい方にぴったりといえるでしょう。

>>カドルミーのスリングはコチラ

▼バディバディ


バディバディのスリング「おしりスッポリ」は、その名の通りおしりをしっかりと支えてくれます。そのため、安定感が強いのが特徴です。首は支えられないので、新生児に使うのは避けましょう。

>>バディバディのスリングはコチラ

▼AKOAKO


AKOAKOのスリングは、サイズが9種類あるのが特徴です。小柄なママから大柄なパパまで、ぴったりのサイズが見つかるでしょう。楽天の口コミランキングにも入っている、ママからの支持が熱いスリングですよ。

>>AKOAKOのスリングはコチラ

▼ピースリング


ピースリングのスリングは、美しいグラデーションになっていて、デザイン性が高いのが人気のヒミツ。京都友禅染めの生地を使っていて、「良いものを長く使いたい」という方にぴったり。

>>ピースリングのスリングはコチラ

▼ファムベリー


ファムベリーのスリングはポーチ付きなので、赤ちゃんを抱えてのお出かけが多い方にいいでしょう。肩には綿が入っているため、疲れにくいのもメリットです。

>>ファミベリーのスリングはコチラ

▼北極白くま堂


北極白くま堂で人気のベビースリングは、「キュットミー」という名の商品。グッドデザイン賞を2009年に受賞した、高級感漂うしじら織りのスリングです。

>>北極白くま堂のスリングはコチラ

■ぴったりのスリングでもっと快適な生活を

赤ちゃんとママが快適な生活を送るためのサポートをしてくれる「スリング」。自宅にいるときも外出するときも、さまざまな場面で使えるので、持っておいて損はありませんよ。

サイズもデザインの好みもぴったり合うようなスリングを見つけて、楽しい生活を送ってくださいね。

<関連記事>
赤ちゃんもごきげん!先輩ママが愛用中のスリング&抱っこひも全部見せます
スリングorキャリー? 赤ちゃんの抱っこ紐の種類と選び方のポイント
抱っこ紐、スリング、おんぶ紐、それぞれのメリット・デメリットとは


新着子育てまとめ
もっと見る

ウーマンエキサイトで人気のコミックが動画でも!

チャンネル登録よろしくお願いします!

記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.