子育て情報『なかなか寝ない長女の寝かしつけが苦痛です』

2016年9月28日 09:00

なかなか寝ない長女の寝かしつけが苦痛です

睡眠は、健やかな成長に欠かせないもの。子どもが寝ようとアドバイザーしないと心配になりますね。自身も子どもの睡眠で悩んだ経験がある、夜泣き専門保育士の清水悦子さんに話を聞きました。

清水悦子さん


Q、なかなか寝ない長女の寝かしつけが苦痛です
2歳の娘は、電気を消すなど環境を整えてもなかなか寝てくれず、寝たふりをしていた大人が寝落ちしてしまいます。夜もテンションが高いので、下の子が目を覚ましてしまうことも。寝かしつけが毎日苦痛で、疲れて余裕がないときは怒ってしまいます。
[愛知県・とろまる]
あんふぁんママの質問箱

illustrationATFT GRAPHICS.

A、思い切って子どもと早寝をしてみませんか?
好奇心旺盛で活発なお子さんのようですね。このくらいの年齢に効果的な寝かしつけとして、布団に入る前にトイレや洗面所、おもちゃなどに「おやすみ」を言って回る入眠儀式があります。また、絵本を何冊読んだら静かに寝ようね、と子どもと約束する方法もあります。日中の運動量も増やし、寝る前の心の準備や習慣を付けていきましょう。それでも難しい場合は、やはりママが一緒に寝たふりをして寝かしつけるのが一番良い対策だと思います。
実は私も娘が2、3歳のころはまさに同じ状況でした。寝かしつけていると一緒に寝落ちしてしまい、1時間後にハッと気付いて残りの家事をこなし、翌日はなかなか疲労感が抜けなくて…。こんなに寝落ちするならと20時半に娘と一緒に布団に入り、4時ごろに起きて自分の時間にするように切り替えました。
早く寝かせようと焦る気持ちは子どもに伝わってしまうので、思い切って家族で早寝早起きの生活にシフトするのをおすすめします。1 ~ 5歳は、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌量が大人の20倍もあり、このメラトニンは子どもの将来に大きく影響することが分かっています。最初は大変かもしれませんが、ママも子どもも「良かった!」と思う日が来ると思いますよ。

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