2016年7月18日 14:00
あの楽々かあさんでも失敗するの?!支援ツールNG集【特別公開】
http://www.amazon.co.jp/dp/4180896125
参考「読み書きが苦手な子どもへの〈漢字〉支援ワーク 1~3年編 」著・村井 敏宏(明治図書出版)
http://morino.sakura.ne.jp
参考・もりの学校HP「漢字の成り立ち」動画
移動教室の困りに「行動表」を作成!ところが…
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174007517
支援級に移ってから、支援級→交流級→実技系の教室など、移動教室がとても多くなった長男。
あるとき教室を間違えてしまい、他のクラスの子達に笑われて悔しかったのだそう。
よっしゃ!かあちゃんがひと肌脱いであげよう!
先の見通しをつけて行動するのが苦手な子や、予定変更が苦手な子には「行動表」を作ってあげるといいようです。
作るポイントは・・・
・始まりから終わりまでの流れを、簡潔に順番に書く
・ゴール(終了時刻や、何をしたら終わりか)を教える
・もし、予定どおりに行かない場合は、どうすればいいかを書く
などの工夫で、落ち着いて行動できると思います。
うちでは過去、運動会の「本人用プログラム」や、家族旅行の「しおり」などでも同様の「行動表」を作って、うまくいっていました。
そこで、今回も学校用の「行動表」で落ち着いて行動できるように、サポートしようと思い立った母。
・小学生は係活動、図書館で本の返却などもあるため、時間割だけでなく、朝/昼/放課後の予定も書ける
・天気の変化に弱いので、その日の天気予報と最高気温/最低気温も書いて心の準備ができるように
・「(前日水筒を持ち帰り忘れた時)古いお茶は飲まないでね」など、母からの伝言メモ欄も
…と、工夫を凝らしたフォーマットを作り、連絡帳を元に母が書いたものを朝、担任の先生にチェックして頂くという連携体制もバッチリ整えています。無くさないよう行動表には携帯ストラップの紐もつけ、首から下げられるようにしました。
ところが、導入数日後から「行動表」を持ち帰らない長男。
理由を聴くと、衝撃の一言。
「な・く・し・た」
…んだそうです。はあ〜。
おそらく、首にかけるのが煩わしかったのでしょう。
良いアイデアでも、「本人の使い勝手が良くないと、定着しない」