2016年7月18日 14:00
あの楽々かあさんでも失敗するの?!支援ツールNG集【特別公開】
という教訓です。
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苦肉の策。あのひみつ道具を実際にやってみた!
4年生の通常学級の時。
長男のクラスでは、1年間百人一首の暗唱に取り組んでいました。
ところが、3学期になっても一首も暗記できていないのは長男だけ。
先生からは「せめて一首だけでもいいので、がんばって下さい」とのお願いが。
そんなこと言われてもね。
私もこれまで、できることは全部やってみたんですよ。
CD付きの百人一首一式を買って一緒にやってみたり、学習マンガで楽しく内容を理解させてみたり。
身近な例で面白おかしく例えてみても、それでも1年間できなかったんですから…。
良いアイデアが、なんッッッ!!にも思いつかないときは、片っ端から参考になりそうなものをとりあえず丸パクりでもいいので、実際にやってみることも大事です。
そうやっているうちに、うちの子に合った支援のコツを掴んでくるので「アタリ」が増えていきます。
そんな訳で、万策尽きて心折れそうな母はついに、苦肉の策に手を出してしまいました。
暗唱テストのある日の朝食。
もう、私にできるのはこれくらいしか思いつかないのです…
ジャーン!
「暗記パン!!」
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母「どう?」
長男「うん、フツーにうまいよ。もぐもぐ」
母「覚えた?」
長男「別に」
…で・す・よ・ね~(笑)
時には「ムリなものはムリ!」とスッパリ諦めることも必要です。
そして、支援がなかなかうまくいかない時には、本人の話をじっくり聴いてみることが解決への糸口になります。
そこで、長男本人に「どんなことなら覚えられそう?」と聞いたところ、明解な答えが。「おれが覚えられるのは、興味のあることと、サバイバルに必要なことと、うまいもの情報。それから、母ちゃんがイヤがりそうなコトだけ!脳みそのメモリ容量は限られているんだから、百人一首は入る場所がないよ」
…とのこと(笑)
がんばっても興味の持てないことは入力自体ができないように、長男の脳はとても合理的にできているのかもしれません。
そして、健全な凸凹男子は母のイヤがりそうなことだけは、本当によく覚えていて、毎日有言実行できるのです。
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参考「ドラえもんの国語おもしろ攻略 百人一首で楽しもう (ドラえもんの学習シリーズ)」