2016年11月24日 14:00
「親亡き後に」発達障害のある子ども達に私が遺したい4つのもの
私がいなくなってもーシングルマザーの私が子どもたちに遺したいもの
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10367007143
私は、子ども4人を育てるシングルマザーです。
4人の子どもたちは、下は11歳から、上は18歳まで。4人中3名に発達障害や難病があり、本人に告知もしています。
自分の特性ゆえに悩んだり、学校環境とうまく合わず不登校になったりもしましたが、子どもたち一人ひとりが、それぞれの方法、それぞれのペースで育っていってくれているのを見守るとともに、母である私も色々学ばせてもらっています。
一方で、シングルマザーの私がいつも考えるのは、親亡き後ー私がいなくなった後のこの子たちの人生のこと。
過去に出産時の事故で軽い脳梗塞も経験し、現在も後遺症が残るなか、いつ、また倒れるかも分かりません。
常に「死」を意識しながらの子育て。そんな私がわが子に遺したいと思っているもの。
今日はそんなお話をしたいと思います。
私があなたに遺すもの: 「他人に相談する力」
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10230001663
私が子ども達に残したいもの。
それは、「困った時には他の人に頼る、相談する力」です。
人生は思いのほか短い。
その人生を少しでも幸せに生きる為にも、頑張りすぎないようにすること。そのためには、上手に他の人の力をお借りすることが大事だと思っています。
困ったことを誰にも相談せずに1人で解決しようとすると、もの凄く多くのエネルギーを使い消耗してしまいます。結果、体調を崩してしまう事もあるかもしれません。
「自分は〇〇で困っています。助けてください。(手伝ってください)」と言えるように。子ども達には「困った時には周りの人に聞きなさい。困った時は頼っていいんだよ。」と伝えています。
そのためにも、まず私から子どもたちの手本になるように実践しています。
「お母さんは、風邪ひいて体調悪いからゴミ出ししてくれたら助かる。お願いできる?」
「お母さん1人で外出は寂しいから付いてきてくれる?」
と伝えたりして、母自らがわが子に頼ることを通して、見本を見せるようにしています。