2017年2月23日 11:00
5歳の息子に下りた「発達障害」の診断。悩む私に友人が言ったのは…
保育園生活最後の面談で、息子が担任の先生から言われたのは…
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私は、いわゆるシングルマザーです。息子が2歳の頃に離婚をし、私と息子は実家に戻って生活をしていました。当時は保育園に息子を預け、私は毎日働いていました。
トイレトレーニングからお箸の持ち方にいたるまで、すべて保育園の先生がやってくださり、まさに第2の母のような存在でした。
しかし小学校進学前の最後の面談、担任の先生のある一言から私たちの生活は一変したのです。
「お子さんは、小学校での授業の45分間、椅子に座り続けることが難しいかもしれません。」
言われてみれば確かに息子は、普段の保育園の様子を聞いていても、立ち歩いたり、興味のないことには参加せず、マイペースに過ごしていました。
しかし家庭では特にこれといって変わった様子はなく、レゴブロックが大好きで夢中になったり、テレビを観ては踊ったりと、私からすれば、何の違和感もありませんでした。
当時の私には、保育園での素行も「ただの暴れん坊将軍なのでは…?」という認識しかなかったのです。
しかし、保育のプロである先生に懸念されるということは、それなりの問題であるということです。楽観視していた私でしたが、今まで自治体の教育研究所に相談にいった経験もなかったこともあり、「せっかくだからいろんなことを相談してみようかな」という前向きな気持ちで支援機関に相談することにしました。
息子が受けた知能検査。「発達障害」というものを初めて知る
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いざ、自治体の教育研究所にて相談をすると、発達や知能の指標を見定めるため、「WISC」というテストを受けてみることを勧められました。
5歳の子がそのテストを受けることで何かわかるのかな……という思いもありましたが、専門家の手に委ねることに。
結果は、「言語理解能力」は著しく高い割に、「問題処理能力」が著しく低いとのこと。
このように、能力の高低差が大きい場合、社会生活に困難が生じることもあるということを聞き、一気に不安が押し寄せました。
息子がいわゆる「ADHD(注意欠如・多動性障害)」