2017年2月23日 11:00
5歳の息子に下りた「発達障害」の診断。悩む私に友人が言ったのは…
といわれるものに非常に近い状態ということを知った私は、専門書を買って、最初から最後まで、一字一句逃さず何度も何度も読み返しました。
本を読めば読むほど、息子の行動にあてはまるものがたくさんあり、「あぁ、やはり息子はADHDなのかもしれないな」と思いました。
発達障害に関してまだ知識が浅い私は、「今後、母親としてどうすればいいのか」「息子はこれからどのように成長していくのか」という漠然とした不安と闘うことになったのです。
1人で悩み、行き詰まっていた私を変えたのは…友人の一言だった
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10250003103
先述のとおり、我が家は、親1人子1人の母子家庭であるため、夫がおりません。本来であれば、こうした困難を1番に相談できる相手が夫なのでしょう。しかし、私にはその夫がいないという心細さをどこかで感じていました。
しかし、私の周りには、夫以上に頼れるような友人がいてくれたこと、それが唯一の救いでした。
彼女は、私よりも6歳年上。私にとって、家族よりも身近な存在といっても過言ではありません。無論、彼女は、こうした分野の専門家ではありませんが、1児の小学生女児の母として、子育て、そして自分自身の生き方に1本筋がとおったような信念をもつとても強い女性です。
私は彼女に、息子にADHDがある可能性が濃厚になったことや、本を読んで感じた漠然とした今後への不安、すべてを話しました。頭では理解したつもりでいたものの、心のどこかで、「まさか自分の子が発達障害とは…」と納得までできておらず、その困惑ぶりは、彼女にも伝わっていたのでしょう。
そんな彼女は、私にこう言いました。
「あなた自身が、どれだけ息子さんを理解してあげられるか、どれだけ受け止めてあげられるか、それが要になるだろう」
彼女の一言があったからこそ、今の私たち親子がある
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発達障害と一言でいっても、障害は障害。
語弊があるかもしれませんが、「あぁ、私は障害児を生んだのか…」「私1人でこの子を育てられるのかな?」「将来、この子がいくつの困難にぶち当たるのだろう」