子育て情報『失読症とはどんな障害?ディスレクシアとの違いは?文字が読めなくなる原因や詳しい症状、治療法を解説!』

2017年2月28日 17:00

失読症とはどんな障害?ディスレクシアとの違いは?文字が読めなくなる原因や詳しい症状、治療法を解説!

III 除外項目
1.脳の器質的病変に基づく認知障害のうち、身体障害として認定可能である症状を有するが上記主要症状(I- 2)を欠く者は除外する。
2.診断にあたり、受傷または発症以前から有する症状と検査所見は除外する。
3.先天性疾患、周産期における脳損傷、発達障害、進行性疾患を原因とする者は除外する。

IV 診断
1.Ⅰ~Ⅲをすべて満たした場合に高次脳機能障害と診断する。
2.高次脳機能障害の診断は脳の器質的病変の原因となった外傷や疾病の急性期症状を脱した後において行う。
3.神経心理学的検査の所見を参考にすることができる。

http://www.rehab.go.jp/brain_fukyu/rikai/
また、以下の東京都福祉保健局のサイトのように、高次脳機能障害に対応できる医療機関をまとめて紹介している団体や地方自治体もあります。東京近辺にお住まいの方は参考にしてみてください。


http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shinsho/kojino/iryo.html
「高次脳機能障害に対応できる医療機関一覧(東京都内)」東京都福祉保健局


失読症は治るの?治療法は?

失読症とはどんな障害?ディスレクシアとの違いは?文字が読めなくなる原因や詳しい症状、治療法を解説!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017019308

程度に個人差はあるものの、本人の努力やリハビリによって失読症の症状が改善することは多くあるといわれています。言語脳は非常にフレキシブルで、たとえ元々言語をつかさどっていた領域が損傷したとしても、他の部分が働くことで言語能力を取り戻せる可能性があるのです。

失読症のリハビリに関する報告はあまり多くはなく、また一致して効果を得たという方法はないようです。

脳の損傷部位や損傷の大きさなどにより文字が見えにくくなる細かいメカニズムは異なる可能性があり、そのために同じ訓練をおこなっても、人によって違った結果になるのではないかと考えられています。

リハビリの具体的な方法としては、小学生用の国語のドリルを使って読み書きの練習をしたり、新聞の見出しの書き写しなどをすることが多いようです。

読みの訓練をするときには「なぞり読み」という方法によって読めなかった文字が読めるようになることがあるようです。なぞり読みとは、文字通り、書いてある文字を指でなぞりながら読む方法を言います。

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