2017年4月4日 11:00
大音量は苦手…でも映画館に行きたい!凸凹姉弟、挑戦の行方は?
誰かのセリフだけが劇場の左右からドーンと聞こえてくる演出があるのですが、驚いてびくりと肩を震わせ、緊張の糸が切れたように私にもたれかかっていました。
ストーリー自体はとても楽しめたようです。ただ覚悟はしていたとはいえ、やはり心身に及ぼされる影響は強かったように見えました。二人ともぐったりとして機嫌が悪くなり、私とも目を合わせずに下を向いて歩き、自分の殻に閉じこもっしまいました。
実は夕方から習い事の予定があったのですが、とても出掛けて行けるような状態ではなく、お休みすることにしました。
子どもたちが、自分自身の成長を振り返るいい機会に
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272005152
DVDを待たずに映画が観れたことを考えると、また来年も観に行きたい!
でも、こんなに疲れるなら正直なところ、もう二度と映画館には行きたくない…。
そんな相反する思いが二人にはあるようです。
今のところ、「また来年も挑戦してみる」と言っていますので、その際には
・ 一日の予定は映画だけにして、帰宅後にしっかり心を回復させる
・ 目の前がスクリーンでいっぱいになると刺激が強すぎるので、少し後ろの方の座席を選択する
・ タオルやぬいぐるみなどの安心グッズを持ち込んで、緊張を緩和させる
などの対策を取ろうと話し合っています。
子どもは急には成長しません。
ですが、一年に一度「映画館に挑戦してみる」というミッションをこなすことで、「最初は泣いていたのにね」「去年はこうだったのにね」と子ども自身も、自分の成長を確かめられるいい機会になるのではないかと思います。
親が「やりなさい」と押し付けるのではなく、子ども自身の「やりたい」をサポートする形で、親子で一緒に成長し楽しめるものが少しずつ増えていくといいですね。
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