2021年11月13日 14:15
海外での発達障害子育て。日本の専門家による個別相談、使い放題のオンライン教材がベトナムでの毎日の支えに
は活用されていますか。
はい。教材は、ダウンロードし放題というところが助かっています。息子はなぜか、話し言葉は出ないのに、五十音を先に覚えたんです。まさかこんなに早く、いわゆる「あいうえお表」が必要になると思わなくて、次に一時帰国したときにでも、ひらがなのワークブックを買おうと思っていたところでした。でも今は、帰国もなかなかできない状況。日本にいたらお金を出せば買えるはずのものがここでは買えないので、ダウンロードしてすぐ使えるというところが、とても頼りになります。絵本などは母に送ってもらっていますが、こうした教材の場合、使ってみたけどうちの子に合わなかったということもありますよね。
息子は好き嫌いがハッキリしているから、響かないものはまったく使えないんです。せっかく日本で買って送ってもらっても、見もしなかったらもったいないですしね。
――ダウンロードした教材は、どんな風に使っていますか。
「ひらがな よみ 50 おんひょう」を、1枚ずつ切ってラミネートしてカードとして使っています。夫の仕事柄ラミネーターが自宅にあるので、自家製カードができちゃうんです(笑)。50音なら、自分で書けばいいかとも思われますが、ちゃんとした字体のもののほうがいいですから。『発達ナビPLUS』を見れば、必要なものが何かしら手に入ると分かっていれば、ネット上で迷子になることもないし、ほんとうに手軽です。
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――専門家による『ライブ配信』勉強会については、どうでしょうか。
実は半年ほど前に見たときにはピンとくるテーマがあまり見つからなくて、しばらく利用していなかったんです。でも、最近また見てみたらメニューが増えていて、ライブで受ければよかった!と思うテーマもたくさん見つかりました。そのときに参加できなくても、見逃し配信があるのはいいですね。
――どんなテーマに興味がありますか。
保護者のストレスケアやレスパイトについてです。子どもといったん離れて心身ともに疲れを癒す、ということですね。『発達ナビPLUS』で初めて知った言葉でした。
それから、これから配信になるセミナーですが、専門家による子どもとのかかわり方をテーマにした勉強会も参加したいと思っています。
――今後、活用したいと思われるのは、どのサービスですか。
やはり「特別支援教材」を活用したいです。