子育て情報『癇癪(かんしゃく)を起こす原因は?自閉症やADHDなど発達障害がある場合の対応は?薬を飲ませる?みんなの癇癪の疑問への解説と対策を小児科医が回答【発達ナビQAコーナーから】』

2023年1月9日 14:15

癇癪(かんしゃく)を起こす原因は?自閉症やADHDなど発達障害がある場合の対応は?薬を飲ませる?みんなの癇癪の疑問への解説と対策を小児科医が回答【発達ナビQAコーナーから】


どうして癇癪(かんしゃく)を起こすの?癇癪にまつわるギモン

子育てしていく中のお悩みとして多い「癇癪(かんしゃく)」。大声で泣き叫んだり、壁や床に頭を打ちつけるなど、激しい癇癪への対応に周りの保護者の方もヘトヘトになってしまうという声も多くあります。発達ナビQ&Aコーナーでも、これまで癇癪に関する質問の投稿が1,000件以上寄せられています。
発達障害との関係や、家での対応策、服薬するボーダーラインまで、みなさんの疑問とは。

「子どもはどうして癇癪を起こすの?」

「優しく声をかけてもダメ、怒ってもダメでノイローゼになりそうです。子どもの癇癪はどう対応したらいいのでしょうか」

「2歳3ヶ月の癇癪が激しく、切り替えが極端に苦手、落ち着きのないなどの特性もあり、発達障害があるのでは?と感じています」

「癇癪がひどく、小児科医で薬を処方されましたが、飲み始めてから子どもの元気がないような気がしていてこのまま飲ませ続けてよいのか心配です」

このコラムでは、癇癪のなぜ?から、癇癪への対応、服薬についてなど、体験談や、専門家の先生のアドバイスを交えてご紹介します。

癇癪(かんしゃく)とは具体的にどのような状態のことをいい、原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

◆癇癪(かんしゃく)とは
癇癪(かんしゃく)とは興奮を伴う混乱状態を指します。
個人差はありますが、大声で泣き叫ぶ、壁や床に頭を打ちつける、物を投げるなどの激しい行動が見られることが多くあります。赤ちゃんのころから幼児期、児童期にも見られ、人によっては思春期や大人になっても続くこともあります。気持ちのコントロールがうまくできないときに起こりやすく、コミュニケーションの手段として習慣化することもあります。

◆癇癪(かんしゃく)の原因
赤ちゃんの癇癪は、空腹や眠気、痛み、おむつが濡れたなど生理的に不快な刺激によって引き起こされることが多いです。幼少期以降になると発達段階やその場の状況によって原因は異なるものの、癇癪が起きているときには、「何か不都合を取り除こうとしている」そして「困っているというサインを発している」と考えられます。

発達ナビのQ&Aコーナーに寄せられた、具体的な悩みと解答について紹介します。

年少の娘は自閉症です。上手くいかない事があれば、すぐ大声をだしたりグズグズします。

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