子育て情報『シカトでOK!? 「子なしの既婚女性」を責める社会との向き合い方』

2016年3月22日 18:00

シカトでOK!? 「子なしの既婚女性」を責める社会との向き合い方

シカトでOK!? 「子なしの既婚女性」を責める社会との向き合い方

【女性からのご相談】
40代女性。既婚。旦那と二人で暮らす日々がとても楽しく、気がついたら子どもがいないままアラフォーになっていました。

別に“仕事に生きる女”をやってきたわけでも何でもなく、収入は高くなくても今の仕事が自分に向いていたため楽しんで携わること20年。

今さらもうこの暮らしをやめて子育て生活に入ろうとは思いません。

でも最近、「少子高齢化は生理的な問題がないのに子どもを持とうとしないアラフォー既婚女性のせいだ」と言う人が職場にいて、息苦しくなることがあります。

直接的に私が言われているのではありませんが、ひどいときは胸の痛みが現れ気分も重く沈んでしまいます。

同じ部署の同じ立場の友人も全く同じ症状を訴えることがあります。
これは“うつ病”の一種なのでしょうか?

●A. 今の暮らしが楽しければOK。念のため精神科を受診してもいいが多分大丈夫。

こんにちは。エッセイストでソーシャルヘルス・コラムニストの鈴木かつよしです。ご相談ありがとうございます。

ご相談者様も旦那様も、お二人での結婚生活がとても楽しくて幸せであるならば、それ以上何を望むことがあるでしょうか。何もありません。

心ない人たちの妄言など、気にするだけバカバカしいです。
無視して、そういう人たちの悪口を言ってご夫婦で楽しんでしまってください。

念のために胸の痛みや気分の落ち込みについて、精神科や心療内科を受診されるのもいいかとは思いますが、多分そんなに心配なさらなくても大丈夫 かと思います。

宮子あずささんという看護学の博士号を持つ現役の看護師で著述家でもある、お子さんのいないアラフィフの既婚女性がいらっしゃいます。

その方が各方面のメディアに書かれた文章をご紹介しながら、ご相談者様のお悩みが“悩むことなどない”問題であることを、お話しさせていただこうと思います。

●だって幸せなんだもん~ある子なしナースのホンネ~

**********

『少子高齢化をめぐる議論が盛んですね。マスコミで関連の話題を目にするたびに、「子なし」の宮子は、「私も一役買っているよなあ」と思います。高校の同級生だった夫と学区内結婚をしたのが26歳のとき。そろって42歳になる宮子夫婦に子どもはなく、猫を愛でながら暮らしております。
この先も十中八九、家族構成に変化はないでしょう。こうなった理由は簡単で、看護師として働き、雑文を書き、夫と楽しく遊んで暮らしていたら、子なしのまま来てしまいました。

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