2021年4月26日 12:00
ゴールキーパーのファンブルとは? 防ぐためのポイントについても解説
サッカーにおけるゴールキーパーは、ピッチ内で中唯一手を使用できるなど、フィールドプレーヤーとは特徴が大きく異なります。そのため、プレーに関する用語も聞き慣れないものが少なくありません。この記事では、キーパーの「ファンブル」とはどのようなプレーなのかその概要について解説します。キーパーをやっているお子さんがいらっしゃる方はぜひ参考にしてみてください。
ファンブルとは
ファンブルとは、ゴールキーパーが相手のシュートなどを一度はボールをキャッチしたものの、落としてしまうことです。ファンブルは、サッカーにおいて一般的に使用されている言葉ですが、サッカー以外の球技スポーツにおいても使用されています。
ファンブルするとどうなる?
ゴールキーパーがファンブルすると、ピンチを招く可能性があります。これはシュートを打つ場合、基本的に相手選手はゴール前につめてくるためです。そのため、試合中、特にゴール前の混戦時などは、ゴールキーパーはファンブルを避けなければいけません。
ファンブルはどういう時に起こる?
ファンブルは試合中のさまざまな場面で起こりますが、特に無回転ボールによるブレ球シュートや回転がかかったシュートをキャッチしようとするときに起こりやすいとされています。また、クロスやコーナーキックのボールをジャンプしてキャッチしようとしたものの、ファンブルしてしまうケース、スピードのある力強いシュートのキャッチを試みようとした時などにもファンブルするケースなどもあります。
そのほかにも、雨の日の試合は手が滑りやすくなるため、ボールを落としやすくなっているため注意しなければいけません。
ファンブルしないためのポイント
勝敗にも大きく影響する恐れのあるファンブルは、絶対に避けなければいけません。ここでは、ファンブルをしないための基本的なポイントについて解説します。
キャッチできるかどうかを素早く判断する
ファンブルをするケースの1つに、キャッチが難しいボールを無理してキャッチしようとしたためにボールを落としてしまうというものがあります。このようなケースは、ボールをキャッチできるかどうか素早く判断できれば回避することができるでしょう。例えば、無回転ボールのシュートを打たれた場合でも、キャッチングではなくパンチング(フィスティング)や、手のひらの固いところではじくディフレクティングなどで回避することもできます。