少しでも心身リラックスを…有料コンテンツを無償提供エキサイト株式会社は、iOSアプリ「寝たまんまヨガ 簡単瞑想」の有料コンテンツ「Healing & Recovery」を現在無料で提供している。熊本県地震への支援の一環として、被災地の方々のストレスを少しでも緩和できれば、との思いからだ。「寝たまんまヨガ 簡単瞑想」は、文字通り「寝たまんま」行うヨガ、ヨガニドラーが誰でも簡単にできる人気アプリ。アプリをONにしたら、あとは人気ヨガスタジオ スタジオ・ヨギーのインストラクターによる音声ガイドに従うだけだ。1時間のヨガニドラーの効果は、4時間分の睡眠に相当するといわれるほど。睡眠導入だけでなく、日中に気分転換したい時、疲れを感じた時のリラックスにも効果的だ。心と体を穏やかにするコンテンツ提供されるコンテンツは、以下の3種類。「Deep Relaxation Short 1 -Introduction-(14分19秒)」では、体に緊張を作ってから緩めることで、深いリラックス感を味わえる。「Nature’s Grace(18分45秒)」では、感情を整え心を穏やかに。「Healing & Recovery(24分48秒)」 では、疲労とストレスを取り除き、自己治癒力を高める効果が期待できる。エキサイト株式会社では、今回のアプリ提供を皮切りに、今できることをできる限り行っていきたいとのことだ。無料提供は5月末まで。(画像はプレスリリースより)【参考】・エキサイト株式会社プレスリリース
2016年04月25日米Appleは3月31日(現地時間)、iOSのソフトウエアアップデートを通じて、iOS 9.3のアップデート「iOS 9.3.1」の配布を開始した。iOS 9.3.1は、Safariやその他のアプリでリンクをタップした後にアプリが応答しなくなる問題を解決する。3月21日に配布開始になったiOS 9.3にアップデートした一部のユーザーから、ユニバーサルリンク機能でフリーズが起こる問題が報告されていた。iOS 9.3へのアップデートでは他にも、iPhone 5s以前またはiPad Air以前のiOSデバイスでアクティベーションできない問題が起こっていた。9to5Macによると、この問題を修正するためにAppleはiPad 2向けに新しいビルド(13E236)をリリースしていたが、バージョン番号はiOS 9.3のままだった。
2016年04月01日スマートフォンの出荷台数がPCを上回る現代において、PC向けソフトウェアに加え、iOS/Androiアプリへの対応も急務だと思います。この連載では、数回にわたり、Xamarin(ザマリン)について今のウチに抑えておきたいアレコレをご紹介します。Xamarinとは、米Xamarinが開発する.NET Framework(主にC#)を使用してiOS/Android/Mac/UWP/Windows 8.1/Windows Phoneの「ネイティブアプリ」を開発できるクロスプラットフォーム開発環境です。また、.NET開発者が使い慣れているMicrosoft Visual Studio用アドインも用意されているため、今までのノウハウがアプリ開発にも生かせるのではないでしょうか。さらに、2016年2月25日には、MicrosoftのXamarin買収計画が発表され、一躍、Xamarinが注目を浴びるようになりました。(Xamarin CEOであるNat氏のブログエントリによれば"Microsoft has signed a definitive agreement to acquire Xamarin"であり、「買収に合意した」が正しい表現かと思います)スマートフォン利用がデフォルトになった現在において、「モバイル ファースト、クラウド ファースト」を掲げるMicrosoftが、自社の技術と非常に親和性の高いXamarinを買収するのも当然の流れかと思います。クロスプラットフォーム開発といえば、古くはJavaで言われていたように「Write Once, Run Anywhere(一度プログラムを書けば、どこでも実行できる)」といった需要が高いと考えられます。きっと、ユーザ企業も多くのプラットフォームに少ない工数で安くリリースできる方が嬉しいでしょう。実際には、フレデリック・ブルックス氏の論文にあるように「No Sliver Bullet」(銀の弾などない:ソフトウェア工学の著名な論文で『ソフトウェア開発の生産性を劇的に向上させる魔法(手法)など存在しない』といった意味)ではあるのですが、モバイル向けにおけるクロスプラットフォーム開発環境の需要は年々高まっています。近年の代表的なクロスプラットフォーム開発環境としては以下のものが挙げられます(このほかにもさまざまなものがあります)。()内は開発言語です。Xamarin (C#)Cordova (HTML5/JavaScript)React Native (JavaScript)Unity (C#/JavaScript)Cocos2d-x (C++)RAD Studio (Delphi/C++)Cordovaは非常に強力なHTML5/JS(JavaScript)を使用したハイブリッドアプリ開発ツールで、iOS/Android/Windows/Ubuntu/Blackberryなどに対応しています。日本ではMonacaがCordovaで動作するフレームワークとして有名です。React NativeはFacebookが公開したOSS(Open Source Software)で、iOS版に加え2015年9月にAndroid版をリリースし、注目が集まっています。Unityはゲーム向けのエンジンだけあって、iOS/Android/Wndows/Mac OS X/Linuxなどの主要なプラットフォームだけでなく、PlayStation 4やXbox One、Wii Uなどのさまざまなゲームプラットフォームに対応しています。○Xamarinの特徴とは今回紹介するXamarin開発環境として、Windows、Mac OS Xを使用できますが、作成できるアプリに違いがあります。以下の図を参照してください。iOS/Androidを中心とする場合はMac OS X、UWPなどWindowsアプリも対象に含めるならWindowsでの開発が良いでしょう。Xamarinには、以下の大きな4つの特長があります。新しく洗練された言語の1つ、C#で記述できるネイティブのUIとパフォーマンスを持つ、フルネイティブアプリが作れるC#から呼び出せるように薄くラップされたAPIが提供されており、APIを100%使える.NETのコードを共通化できるこれらの特長を図で表すと次のようになります。○Xamarin ネイティブこれはXamarinネイティブと呼ばれる開発手法で、大前提として記述する言語はC#のみです。ビルドするとiOSはipa、Androidはapk、Windowsはappx(またはexe)のファイルが生成され、ネイティブのコントロールを100%利用できるネイティブアプリとして動作します。共通化できるのは、各プラットフォーム用のMono Runtimeで動作するBCL(Base Class Library)と呼ばれる.NETの基礎クラスで、主にアプリケーションのロジック部分が該当します。例えば、「WebサービスのAPIにアクセスしてJsonデータを取得してパースして格納する」というような処理は、SwiftではAlamofireとSwiftyJSONを使用するかもしれません。Android JavaではvolleyとGSONを使用するかもしれません。このようなロジック部分の処理は、ほぼ.NETで記述できます。標準の Microsoft.Net.Http でhttp通信をし、Json.NETというライブラリでパースしたりできます。このように、ロジック部分の処理を.NETで記述することで、各プラットフォーム固有の処理を減らし、共通化の割合を高めていくと4割~7割ほどを共通化できるとされています。また、各プラットフォームで実装が異なる各種センサへのアクセスなども、Xamarin対応の共通化ライブラリが数多く出てきており、共通コード内で記述できるようになってきています。Xamarinネイティブでは、UIは各プラットフォーム標準のStoryboard(iOS/Mac)、xml(Android)を使用します。そのため、ユーザが違和感なく操作できるアプリを作成できます。以下はVisual Studio 2015で左からWindows Phone/iOS/AndroidのUIを編集している画面です。○Xamarin.Formsまた、UIを共通コードで書けるXamarin.Formsというライブラリもリリースされています。Xamarin.Formsでは、ロジック部分を共通化できる特長をそのままに、UIをXAMLまたはC#で記述できます。現時点では残念ながらデザイナがありませんので、直接コードで記述する必要がありますが、Visual Studio、Xamarin Studioのコード補完機能を活用すればそのうち苦ではなくなるかもしれません!Xamarin.FormsではiOS/Android/UWP/Windows Store/Windows Phoneの開発に対応しており、シンプルなUIやモックアプリ、低予算なアプリであればすぐに作成することも可能です。Xamarinネイティブよりもできることに制限はありますが、通常のアプリ開発でも十分に対応可能です。Xamarin.Formsもビルド時に各プラットフォームのネイティブコントロールにマップされるため、ユーザ体験が損なわれることはありません。以下の例では、TabView内にマップが表示されていますが、iOSでは画面下にタブがありMKMapViewが使用されています。Androidでは画面上にタブがありGoogle Mapが使用されています。Windows Phoneでは画面上にCarouselPageがありHereMap使用されています。○まとめXamarinはC#を使ってiOS/Androidをはじめとする各種プラットフォームのフルネイティブのアプリが作成できる開発環境です。C#をやっていてモバイルもやってみたい開発者の方、iOS/Androidどちらかをやっていて、もう片方もやらなければなぁと考えている方、iOS/Android両方を開発していて、同じ処理を別の言語で記述する大変さを知っている方などは、ぜひMicrosoftとの買収合意によって注目を浴びる今こそXamarinを始めてみてはいかがでしょうか。次回からは簡単なサンプルアプリの作成を通じて、具体的なXamarinネイティブ、Xamarin.Formsの開発手法を紹介していきたいと思います。筆者が主催しているユーザグループ、Japan Xamarin User Groupのページには各種情報へのリンクを記載しています。是非ご覧ください。facebookグループへの参加もお待ちしています。○執筆者紹介Japan Xamarin User Group 田淵義人(たぶち・よしと)エクセルソフトにてXamarinをはじめ主に開発者向けのソフトウェアのセールスを担当しています。技術者と話が出来ないと楽しくない!より深く繋がりたいとの思いから、Xamarinを触りながらC#を勉強し「IT勉強会検索」のアプリをリリースしたり、Xamarinの勉強会を開催してほしいとの要望を受け、Japan Xamarin User Groupを主催し、各所で勉強会を開催していたりします。現在はMicrosoft MVPになるべく奮闘中です。Twitterアカウントは@ytabuchi
2016年03月30日ジャストシステムは28日、提供中のiOS向け日本語入力アプリ「ATOK for iOS」の最新バージョンとなるver.1.5.0を公開した。同バージョンでは「フラワータッチ」入力が可能となる。価格は1,600円。「ATOK for iOS ver.1.5.0」では、独自のジェスチャー入力方式「フラワータッチ」に対応している。花びら状にガイドが表示され、「っ」「ゃ」や濁音の入力が少ないキータッチで入力できる。そのほか、QWERTYキーボードでは、Twitterならば「@」「#」、メールならば「@」、URLの入力欄やブラウザの検索バーであれば「/」というように、使用中のアプリに応じて使用頻度が高い記号が自動で表示される。同社では、最新バージョンの公開を記念して、アプリの価格を4割引にする「ATOK for iOS フラワータッチ入力対応記念 4日間限定40%OFFキャンペーン」を31日まで実施する。キャンペーン対象アプリと販売価格は以下の通り。ATOK for iOS: 960円(通常価格:1,600円)ATOK for Android(Google Play版): 926円(通常価格:1,543円)ATOK for Android(Amazon版): 926円(通常価格:1,543円)ATOK for Android 医療辞書セット: 5,123円(通常価格:8,538円)
2016年03月28日UQコミュニケーションズは28日、同社提供のMVNOサービス「UQ mobile」において、iOS 9.3への対応状況について発表した。iOS 9.3にアップデートした端末でも、VoLTE対応SIM(マルチSIM)であれば従来通り使うことができるという。また、SIMロック解除後のiPhone 6s/6s Plus、iPad mini4(ドコモ版/ソフトバンク版/au版)でも、VoLTE対応SIMを使えばSIMフリー版のiPhone、iPadと同様にUQ mobileを利用できる。なお、31日にキャリア各社やApple Storeで発売される「iPhone SE」、9.7インチ版「iPad Pro」については発売後、動作検証を実施し順次アナウンスするとしている。
2016年03月28日3月22日、iPhone・iPad向けのiOS最新版「iOS 9.3」の提供が開始されました。お手元のiPhoneのアップデートはもうお済みでしょうか? え、アップデートしたけど何が変わったか分からない、ですか? ですよね!今回新たに追加・改善された機能は地味なものが多く、解説記事を書くにも苦労するほどです。しかし、細かな使い勝手は使い込むほどに気になってくるもの。ここでは知っておいて損はない(かもしれない)新機能をピックアップしてご紹介します。ところでiPhoneのアップデートって何のこと? という方は先にコチラをどうぞ。○今バージョンの目玉(地味だけど)! 「Night Shift」「Night Shift」は、夜間自動的にiPhoneの画面表示を暖色系に切り替える機能。液晶画面の光に多く含まれるブルーライトを低減することで、生体リズムへの影響を抑え「心地よい眠りに役立つ可能性が」ある、というものです。効果のほどは個人差に寄るところが大きいでしょうが、Apple Watchの「スタンド」機能と同じく根拠あって開発されたものと思われます。日頃、液晶画面を長時間見続けている方は試してみてはいかがでしょう。時間帯設定で自動的にオン/オフ○「メモ」の新機能は使い込んでいるユーザー向けiOS 9で大幅にリニューアルした「メモ」アプリ。今回は細かな追加機能や使い勝手の向上が中心です。大きなものとして、重要なメモを1件ごとにTouch IDまたはパスワードで保護できる機能。また、メモ一覧が日付やタイトルでもソートできるようになりました。その他、リスト機能・スケッチ機能などの使い勝手が向上しています。メモのパスワード保護メモのソート順を変更するその他の細かい機能改善○iCloud対応やマンガの表示を改善した「iBooks」「iBooks」がiCloud連携に対応しました。iBooksにはメールやサーバからダウンロードしたPDFを保存・閲覧する機能がありますが、これをiCloudに保存することで他の端末からも開けるようになります。また、マンガのページめくり読みやすく改善。微妙な違和感が解消されました。○「ヘルスケア」は他社製アプリとの連携強化最初から入ってはいるけどイマイチ活用しにくい「ヘルスケア」。今回は「体重」「歩数」「摂取エネルギー」などの項目別に、連携するアプリが表示されるようになりました。これらのアプリを使うと、連携してヘルスケアにデータが記録される、という仕組みです。○その他の細かい機能改善これ以外にも、写真・CarPlay・ハードウェアキーボードなどで細かな機能改善が追加されています。地味だけどハマる人にはハマるところがあるアップデート。お手元のiPhoneでもお試しください。
2016年03月28日リコーイメージングは3月25日、アクションカメラ「RICOH WG-M1」に対応するアプリ「WG-M1 LE」のiOS版を公開した。iOS 9.0以降に対応する。ダウロードは無料。Android版は2015年9月に公開されている。WG-M1 LEは、スマートフォンとRICOH WG-M1をWi-Fi経由で接続し、リモート撮影などを行えるアプリ。撮影中の映像をリアルタイムで確認する機能を持つ。撮影した動画や静止画の閲覧、SNSへのアップロードにも対応。RICOH WG-M1は、2014年10月に発売されたウェアラブルタイプのアクションカメラ。IP68相当の防塵・防水性能のほか、2mの高さから落としても動作する耐落下衝撃性能、-10℃の環境で撮影できる耐低温性能を備える。
2016年03月25日米Appleは3月22日(現地時間)、患者の健康状態を管理するために設計されたソフトウェアフレームワーク「CareKit」をiOSアプリの開発者向けに発表した。4月からオープンソースとして提供開始する。2015年4月に公開したResearchKitは、臨床研究向けに提供されていたが、CareKitは、患者が自主的に健康状態を管理するためのアプリ開発キットとなっている。患者が管理する情報を、家族や医師と共有し、積極的な疾病ケアに携わることが可能。CareKitが利用される最初のアプリはパーキンソン病患者に向けたものだという。その他にも、手術後の治療、自宅での健康状態のモニタリング、糖尿病管理、メンタルヘルス、妊産婦の健康管理のためのアプリが例に挙がっていた。アプリ開発用のCareKitのモジュールは4つ用意する。Care Cardは、服薬や理学療法など治療計画や管理に使用されるモジュール。治療に関する記録は、Apple WatchやiPhoneのセンサーによって自動的に管理される。Symptom and Measurement Trackerでは、体温や痛みなど、症状と体調の記録に使われる。傷の治癒状況を撮影したり、iPhoneの加速度センサーやジャイロスコープを使って動く範囲を数値化したりできる。Insight Dashboardは、Care Cardで集めたデータから、治療の有効性を確認するためのもの。Connectは、患者の健康状態について、医療関係や家族と共有するためのモジュールとなっている。
2016年03月23日米Appleは3月21日(現地時間)に開催したスペシャルイベントにて、iOSの最新バージョンとなる「iOS 9.3」を発表。同日より提供を開始した。iOS 9.3では、新たに「Night Shift」機能を搭載。これは、デバイスの時計と位置情報を元に現在地の日の入り時刻を推定し、夜が近くなると自動的に画面のブルーライトを抑えた暖色系の色域に切り替えるというもの。夜中にブルーライトを受けることで身体のリズムに影響があるという研究結果に配慮したものだという。朝には通常の表示に戻る。同機能はiPhone 5s以降、iPad Pro、iPad Air以降、iPad mini 2以降、iPod touch(第6世代)で使用できる。iOS 9で大きくリニューアルした「メモ」アプリでは、メモをパスワードや指紋で保護する機能が追加された。また、作成日・編集日・タイトル順でのソートも設定が可能に。メモ内のイメージファイルや添付ファイルをサムネイル化したり、メモアプリ上で撮影した写真・ビデオを自動的に「写真」にも保存する設定も追加された。「ヘルスケア」では、体重・ワークアウト・睡眠など各種データの種類に対応する他社製の関連アプリが表示されるようになる。Apple Watchの「アクティビティ」もダッシュボードに加えられ、他社製アプリがHealthKit経由でApple Watchのアクティビティにアクセスすることも可能となる。iBooksでは、PDFをiCloudに保存して全てのデバイスから使用できる機能を追加。ファミリー共有で購入済みのオーディオブックを家族と共有することが可能となる。また、マンガが読みやすくなるページコントロールやテキストの拡大機能などが追加された。教育分野向けには、1台のiPadを別の時間に別の生徒が使用できる「Shared iPad」機能を提供。生徒はデバイスを問わず自分のコンテンツを利用することが可能になる。教師向けには、アプリの起動・ロックをコントロールしたり、生徒が使用中の画面をApple TV経由で教室のテレビに映す機能、管理者向けにはデバイスやアカウントの管理をサポートする「Apple School Manager」が提供される。この他、Apple MusicやCarPlay、日本では未提供の「News」などに新機能、機能改善、バグの修正が加えられている。アップデートは同日より提供が開始され、すでに利用が可能となっている。
2016年03月22日楽天は3月17日、オンライン書店「楽天ブックス」の新サービスとして、スマートフォン(iOS)向けの読書管理アプリ「Readee」(リーディー)の提供を開始した。「Readee」は、読みたい本や購入した本、読書の進捗状況や読後の感想などを記録管理できるアプリで、ユーザーは、スマートフォンのカメラを使って、本の背表紙に記載されているISBNバーコードを読み取ると、本のタイトルや著者名、表紙画像などをアプリに登録することができる。「楽天ブックス」で購入した本は、楽天会員IDでログインすると自動的にアプリに反映され、登録した本は、「棚」を設定して分類管理できる。本のジャンルや著者名、星評価(0.1~5.0で0.1ポイント刻みの50段階)や好きなキーワード(タグ)などをあらかじめ設定しておけば、本を新たに登録すると、条件に当てはまる「棚」に自動的に分類されて収納されるという。なお、今後、Android版の提供(2016年夏頃に提供予定)や、読後の感想をアプリ内やSNSで共有できる機能の拡充を予定しているという。
2016年03月17日米セキュリティ企業のPalo Alto Networksは3月16日(現地時間)、iOSをターゲットにした新手のマルウェア「AceDeceiver」を確認したと伝えた。エンタープライズ向けの証明書を悪用することなく、脱獄(ジェイルブレイク)させていないiOSデバイスにも感染し、Apple ID情報などをユーザーから盗み取る可能性があるという。パソコンのiTunesを使ってApp StoreからiOSアプリを入手し、iOSデバイスにインストールする際に、iOSデバイスは認証コードを要求して、そのアプリがApp Storeから正規に入手されたものか確認する。このiTunesの振る舞いを疑似的に実行することで、iOSデバイスに非正規のアプリをインストールさせることが可能になる。2013年頃から海賊版アプリの配布に用いられていた手法だが、AceDeceiverはそれをマルウエアの拡散に利用している。いわゆる中間者攻撃(MITM: Man-In-The-Middle)である。Palo Alto Networksによると、2015年7月から2016年2月までの間に、少なくとも3つのAceDeceiverファミリーのアプリが、App Storeの審査を通過して同ストアで配布されていた。それらはマルウエアと判断されて2016年2月にApp Storeから削除されたが、その後もAceDeceiverの攻撃は続いている。App Storeを通じてアプリを配布しなくても、攻撃者がApp Storeから取得したFairPlayの認証情報を悪用して、悪意のあるアプリをインストールさせているからだ。具体的には、爱思助手 (Aisi Helper)というWindowsクライアントが、その役割を担っている。Aisi Helperは、iOSデバイスのシステムの再インストールや脱獄、バックアップ、デバイス管理といった機能を備えたユーティリティだが、同時にPCに接続したiOSデバイスに不正なアプリをインストールする。悪意のあるiOSアプリはサードパーティのアプリストアにアクセスし、様々な方法でユーザーのApple ID情報を求めてくる。入力してしまうと、その情報はAceDeceiverのC2サーバーに送られる。ここ数年の間に確認された非脱獄iOSデバイスをターゲットにしたマルウエアは、エンタープライズ向けの証明書を悪用していたが、AceDeceiverはエンタープライズ認証を必要としていない。PCが感染したらバックグラウンドでiOSデバイスに感染を広げるため、ユーザーが気づきにくく、Appleの対応を難しくしている。現時点でAceDeceiverの感染が確認されているのは中国のみだが、こうした攻撃手法が存在していることにPalo Alto Networksは警鐘を鳴らしている。
2016年03月17日ファイルメーカーは、同社が提供するデータベースソフト「FileMaker」シリーズをサポートするiOSアプリ「FileMaker Go」のダウンロード数が全世界で200万本を突破したと発表した。同アプリは、FileMakerプラットフォームで作成したカスタムアプリをiPadやiPhoneで実行できるというもの。カスタムアプリとFileMaker Goがあれば、ユーザーはiOSデバイスを使ってどこからでも自分のデータにアクセス可能となる。FileMakerで作られたカスタムアプリは、モバイルで使用するときも、デスクトップ用と同等のパワーと機能を備えている。昨年4月には、同アプリの全世界でのダウンロード数が150万本を突破したと発表していた。
2016年03月16日ヤフーは14日、同社提供の乗換案内アプリ「Yahoo!乗換案内」のiOS版をリニューアルし、目的地から経路検索が可能な「スポット検索」機能を追加した。「スポット検索」は、Yahoo! JAPANの地域情報サービス「Yahoo!ロコ」が持つ約650万件の施設情報を活用し、目的地である店名や施設名、電話番号から経路を検索できる機能。乗換案内サービスは、駅名から経路を検索するのが一般的だが、同機能では、目的地の最寄り駅を意識することなく、施設名や観光地名から「鉄道」「バス」「徒歩」などの移動手段を加味した経路を表示するという。そのほか、今回のリニューアルではUIの変更なども含まれている。iOS版からの先行提供となるが、Android版も近日中に公開するとしている。
2016年03月14日マネーツリーは、iOS向けに提供していた資産管理アプリ「Moneytree」のAndroid版の正式バージョンを公開した。Google Playより無料でダウンロードできる。「Moneytree」はこれまで、iOS向けに提供されていた資産管理アプリ。昨秋、Web版を公開し、今年になってからAndroidユーザー向けにパブリックβを公開していたが、この度、Android版の正式バージョンがリリースされた。アプリでは、iOS版と同様、銀行口座、クレジットカード、電子マネー、ポイントカードの管理などが行える。今回リリースされたAndroid版は、同社が提供する、国内2,400社以上の金融機関から、明細データを自動的に取得できるクラウドサービス「MT LINK」上に開発されたものであることがアナウンスされている。対応OSはAndroid 4.3以上。なお、iOS版において有料で提供されている経費精算サービス「Moneytree PLUS」、法人口座アグリゲーションサービス「Moneytree PRO」は現時点で非対応。同社は、世界中で高まるフィンテックの勢いの中で、国内外を問わず、様々な業界において、機会均等に利用できるサービスを目指していくとステートメントを発しており、今回のAndroid版の公開についてもプラットフォームを問わず利用が可能であるというスタンスを打ち出すための施策とみられる。
2016年03月08日3日、日本マイクロソフトより、「Cortana(コルタナ)」のiOS版アプリがリリースされた。音声認識に対応しており、話しかけることで調べ物などが可能なパーソナルアシスタント機能だ。海外ではすでにリリースされていたが、今回日本語に対応したiPhoneアプリ版が登場した。音声アシスタントといえばiPhoneでは「Siri」という強力なライバルがいるが、Cortanaはどう差別化していくのか。さっそくCortanaを使ってみた。○CortanaができることCortanaはApp Storeからダウンロードし、マイクロソフトのアカウントでログインすることで利用できる。Siriとの大きな違いは、Cortanaがアプリだということだ。ホームボタン長押しでどこからでも起動できるSiriと異なり、Cortanaはアプリのアイコンをタップして呼び出す必要がある。画面を見なくても起動・操作が可能なSiriにはさすがに及ばない。起動後の画面はかなり違う。Siriはとてもシンプルで、話しかけないと何も起こらない。対するCortanaは話しかけなくても、最初の画面で現在地の天気やニュースなどを表示してくれる。何を表示するかについては設定から変更することが可能で、さらに気になるキーワードを登録しておくと、それに関するニュースを配信してくれるなど、最近流行りのキュレーション機能も備えている。また、Cortanaは音声入力に対応しているが、フリックでも普通に入力できるのがポイントだ。Cortanaにはリマインダー機能もあり、設定しておくと「時刻」や「場所」をトリガーに通知してくれる。たとえば、21時に自宅の近くまで来たら「トイレットペーパーを買う!」と自分にお知らせしたりできるのだ。Siriにも同様のリマインダー機能はあるが、音声で入力しないといけないので、結局リマインダーアプリを起動して手で入力した方が早かったりもする。逆に声を出せる環境なら、ホームボタン押しっぱなしで音声認識まで可能なSiriの方が、2タップを要するCortanaよりもスピーディーだ。○Cortanaちゃんにプロポーズ!さて、ここからはお約束ではあるが、CortanaとSiriそれぞれに同じことを話しかけて反応を探ってみよう。Siriのツンデレっぷりはよくネタにされるが、Cortanaはどうか。基本的にツンデレのSiriに対してCortanaは好意的だが、プロポーズまでいくとCortanaもマジトーンで断ってくる。ちなみに、定番のネタふりに対しては両者ともうまいこと返してきた。さすがである。できることは似ているが、操作感が限りなくシンプルなSiriと違って、Cortanaは音声アシスタント+αという感じ。この+αが必要かどうかでどちらを使うか選んでもよさそうだ。
2016年03月03日iOS版の「Googleマップ」アプリで、ナビゲーション中の経由地の検索・追加が可能になる。2月29日(米国時間)からロールアウトが始まった。たとえば、目的地に向かっている途中で給油が必要になった時に、ナビゲーションを離れることなく最寄りのガソリンスタンドを見つけてルートに追加できる。経由地の検索・追加は、昨年10月にAndroid版のGoogleマップで提供され始めた機能だ。ナビゲーションを開始すると、右上に検索アイコンが現れ、タップすると「ガソリンスタンド」「レストラン」「スーパー」「カフェ」などをカテゴリ検索できるほか、任意のキーワードを入力して検索したり音声検索も可能。検索はナビゲーションルート沿いで行われ、結果がマップ上に表示される。ガソリンスタンドならリアルタイムのガソリン価格も確認できる。結果の場所の1つを選択すると、その場所を経由するようにルートが変更される。
2016年03月01日いつも「女子トピ」アプリをご利用いただき、誠にありがとうございます。2月もいくつかのアプリをご紹介しましたが、今回はその中でもダウンロード数が多かったアプリをランキングで発表! まだダウンロードしていないアプリがある方は、ぜひお試しください。第1位:meuron(ミューロン)(記事は コチラ )85%以上の人が続く、ダイエットの秘密とは?2カ月で-12キロの減量に成功した会員さんもいるようです。・ App Store:無料ダウンロード 第2位:メチャカリ(記事は コチラ )新作アイテムが何度でも借り放題なアプリ。60日間借り続けると…、自分のものにできるんです!・ App Store:無料ダウンロード 第3位:PONTEオトナ女子のためのファッションコーディネートアプリ。気に入ったアイテムは直接購入が可能です。・ App Store:無料ダウンロード どれも無料のアプリです! シチュエーションにあわせてご活用下さい。引き続き「女子トピ」アプリもよろしくお願いします。※アプリ以外で見る場合はコチラ meuron(ミューロン) / メチャカリ / PONTE
2016年02月26日ピクセラは2月24日、VR映像に対応したテレビ視聴アプリ「ワイヤレスTV2」を、2月末までに配信すると発表した。アプリは無料。対応OSは、iOS 8.4以降、Android 4.4以降。ワイヤレスTV2は、Windows PC・Mac向けのテレビチューナーやワイヤレステレビチューナーと併用するテレビ視聴アプリ。新しく「VR視聴モード」を追加し、ヘッドマウンドディスプレイ使用時にVR映像を視聴できるようになった。動作確認済みのヘッドマウントディスプレイは、Google Cardboard、ハコスコ(2眼モデル)、ZEISS VR ONEの3機種。従来の「ワイヤレスTV」アプリは、iOS版とAndroid版でそれぞれ異なるユーザーインタフェースを採用していたが、ワイヤレスTV2ではOSやディスプレイサイズに左右されない統一インタフェースを実現した。また、ページをめくるように画面を操作する「フリップビュー」に対応している。現段階で番組の録画は行えない。対応するテレビチューナーは以下の通り。ワイヤレス テレビチューナーPIX-BR320、PIX-BR321、PIX-BR310L、PIX-BR310W、PIX-BR310L-DV(iOS版のみ)Windows向け テレビチューナーPIX-DT460、PIX-DT295Mac向け テレビチューナーPIX-DT195
2016年02月24日モーガン・フリーマンが、アメリカのナビゲーション・アプリの声を担当している。モーガンの声が目的地までの行程を指示してくれるのは、ナビゲーション・アプリ「Waze」。これは来月に全米公開される彼の最新作『エンド・オブ・キングダム』のプロモーションの一環で、モーガンは『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編にあたる同作で米国副大統領を演じている。深みと温かさのある声でナレーションに定評のあるモーガンが「そこを右に曲がって」などと指示してくれるのを聞きながら、運転できるというわけだ。「Waze」はアーノルド・シュワルツェネッガーの声もアプリに収録しているが、残念ながら、彼らの声が聞けるナビの設定はアメリカ国内のみの対応だ。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月24日iOS 9のSiriは、アプリとの連携(リンク)が強化されている。残念ながら一部のアプリに限定されるが、かんたんな言葉を伝えるだけで、Siriを起ち上げたときの状態を『リマインダー』アプリに記録してくれる。その魔法の言葉が「このページをリマインド」だ。典型的な活用例が、Safariで表示中のページを記録したいとき。「このページをリマインド」とSiriに命令すれば、そのページタイトルを題名とした項目が『リマインダー』に作成され、ページへのリンクが張られたSafariアイコンが追加される。『メール』や『メッセージ』も同様に、Siriを起動する直前に見ていたメッセージへのリンクが『リマインダー』に作成される。と、ここまではiOS 9の機能紹介でよく取りあげられる話。あまり知られていないが、ほかにも「このページをリマインド」が通用するアプリがいくつか存在するのだ。『メモ』がそのひとつだ。メモへのリンクを『リマインダー』に登録できれば、文章作成作業を思い出させたいときに使えそう。『マップ』についても、ピンを立てた場所をリマインドする用途に使えるだろう。それ自体にアラーム機能がある『カレンダー』は微妙だが、リマインド情報を1箇所にまとめることが可能になる。意外なほど便利なのが『連絡先』。Siriに命令する時点で表示していた相手の連絡先をリマインドできるので、電話するなりメールするなり思い出させるにはピッタリな手段といえる。『電話』アプリも同じ使い方ができるので、覚えておこう。一方、『時計』と『ヘルスケア』は使い途がよくわからない。Siriに「このページをリマインド」と命令して登録することは可能なものの、役立つかどうかは……ストップウォッチで時間を測ることを覚えておきたいとき、1日に歩くべき歩数を思い出させたいときに使うといいかもしれない。○操作手順をカンタン解説(マイナビニュース・携帯ch)
2016年02月20日○MacでiPhone/iPad用のアプリを管理する前回解説したiTunesで購入し、ダウンロードしたiOSアプリは、iTunesで管理できる。iPhoneへのインストールやiPhone上の表示整理も可能だ。今回はそれらを解説しよう。ダウンロードしたアプリはアプリボタンをクリックし、「マイ App」を見ればすべて確認できる。デフォルトではアプリの詳細情報付きの大きなアイコンで購入日順に並んでいる。右端の「App リスト」のところをクリックすると表示方法を変更できる。「App」側を選べばアイコンのみになり、並び順も表示順序などで確認できる。ここでアイコンの絵が抜けているものは、アプリそのものが見つからなかったもの。これらはApp Storeですでに配布終了になっており、iPhoneへのインストールは出来ないので注意しよう。「マイ iPhone App」と「マイ iPad App」はそれぞれiPhone用、iPad用のアプリで分類されている。対応しないアプリは表示されない。アップデートは、アプリの更新があった場合ここにアイコンが表示される。アイコンをクリックすると更新された新機能が確認できる。また、[すべての App をアップデート]をクリックすれば表示されたアップデータをまとめてダウンロードできる。○iPhoneと接続して同期、整理しようではiPhoneをiTunesに接続してみよう。iPhoneをMacに接続すると、メニューバーにiPhoneのアイコンが表示され、これをクリックするとiPhoneの詳細情報を確認できる。サイドバーには上にiPhoneの同期のための設定画面が配されており、下部では実際にiPhoneに中に何が入っているかを確認できる。ただし、iPhoneの中身は基本的に他のところで同期して管理するので、中身が見えても削除したりコピーしたりすることはできないので注意しよう。音楽の同期は26回で紹介した通り、プレイリストからチェックを入れて同期する。その他の項目も、メニューバーの各項目をクリックすると同期するためのページが表示される。チェックを入れて同期しよう。iPhoneのアプリに関しては少しだけ画面が違う。まず左側にはアプリの一覧が表示され、iPhoneに同期したいものはここで[インストール]ボタンをクリックすると、ボタンが[インストールする]という表示に変わり、右側のホーム画面へとアイコンが表示された状態になる。またすでにiPhoneに入っているアプリを取り除きたい場合は[削除]をクリックしよう。注意するのはこの時点ではアプリのインストールや削除はされておらず、最終的な[適用]ボタンを押したときにそれらの動作が実行される点だ。削除を押しただけでiPhoneをMacから外すと内容は更新されない。アプリ一覧の右側には、アプリのアイコンが並んだ画面がある。これはiPhoneのホーム画面そのものを表示してあり、ダブルクリックすると大きく表示できる。ここでアイコンを選んで[×]をクリックしてもアプリの削除ができる。またアイコンの並び替えをすれば、iPhoneの画面のアプリも同じように並び替えられる。アイコンを重ねるとフォルダーを作ることができる。この画面上で並び替えもできる。またホーム画面側をスクロールすると、フォルダーに収めているものが別々に表示されている。これらも大きく表示して削除したり順番を並び替えたりすることができる。画面下部にはファイル共有機能のあるアプリが表示されている。ここにはiPhoneにインストールされている一部のアプリが並んでおり、右側にファイル一覧が見える。これはアプリによってはファイルを扱うものがあるためで、そこで作ったファイルをiPhoneからMacに保存したり、逆にMacからiPhoneにファイルを渡すことができる。ファイルの受け渡しはドラッグ&ドロップだけで行われ、[適用]ボタンを押すことなく行える。アプリのインストール/削除をし、画面の整理ができたら、最後に必ず[適用]ボタンをクリックしよう。必要なものがインストールされ、iPhone上のアイコンの並びなども整理される。この方法を使えば増え続けるiPhoneアプリを見やすく管理し、ホーム画面などの編集もしやすくなるはずだ。
2016年02月19日ヤフーは2月19日、「Yahoo!地図」アプリ(iOS、Android)において、全国102カ所の観測点の花粉飛散量予報を5段階の花粉アイコンで地図上に表示する「花粉情報」の提供を開始したと発表した。「Yahoo!地図」アプリでは、“外出先の花粉飛散量は?”“洗濯物を屋外に干してもいい?”などの花粉症対策の参考として活用してもらうことを目的に、5月中旬まで「花粉情報」を提供する。「花粉情報」は、毎日朝・夕2回更新され、当日・翌日・翌々日の3日分の情報が確認できる。「花粉情報」の利用には、検索窓横のメニューをタップして「花粉情報」を選択する。また、指定地点の翌日の花粉飛散量予報が“非常に多い”場合には、前日19時頃に通知を受け取ることも可能だという。
2016年02月19日2月18日(現地時間)、MicrosoftはiOSのアプリケーション(以下、アプリ)をUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリへの移植を容易にする「Windows Bridge for iOS」用チュートリアル記事の第3回を公開した。この取り組みは1月20日(現地時間)から始まり、第1回は、iOS用の統合開発環境であるXcodeで単純なToDoリストアプリを作成し、UWPアプリへ移植する方法を解説。第2回は、iOSアプリ開発者向けのVisual Studioツアーを解説していた。今回はiOSの電卓アプリをStoryboard(画面レイアウトや画面間の遷移を管理するUIビルダー。Xcode 4.2から導入された)を使って作成し、UWPアプリ化する手順を解説している。Microsoftは「Project Islandwood」というプロジェクト名でiOS用アプリをUWPアプリ化する取り組みを、開発者向けカンファレンス「Build 2015」で発表し、未完成ながらもオープンソースとしてGitHub上で2015年8月から公開してきた。Microsoftによるチュートリアル記事の公開は、Windows Bridgeの基盤が整いつつあることを示している。他方で「Project Astoria」というプロジェクト名で進めている「Windows Bridge for Android」は姿を見せていない。2015年11月には海外メディアがプロジェクト停滞を示唆する記事を取り上げていたが、Microsoftは進捗状況を明らかにしなかった。阿久津良和(Cactus)
2016年02月19日米Mozillaは2月18日(現地時間)、iOS版のFirefoxブラウザ「Firefox for iOS」のバージョン2.0をリリースした。iPhone 6sシリーズの3D Touchに対応、検索機能が向上している。iPhone 6sまたはiPhone 6s Plusで、ホーム画面のFirefoxのアイコンを押し込むと3D Touchメニューが開く。「新規タブ」「新規プライベートタブ」、ブックマークしていたら「最後に追加したブックマーク」などに直接アクセスできる。「Peek」と「Pop」にも対応しており、タブ画面でタブのサムネイルを軽く押し込むとプレビューが開き、さらに強く押し込むとプレビューしたタブが開く。またプレビュー表示(Peek)時に押し込んでいる指をスワイプアップすると機能メニューが現れ、「リーディングリストに追加」「ブックマークに追加」「端末に送信」「タブを閉じる」などを行える。検索機能は、表示しているWebページのテキストを長押して選択した際に、ポップアップするメニューから「ページ内検索」が可能になった。またSpotlight検索で、Firefoxで開いているタブも検索結果に表示される。パスワード管理機能を利用している場合、「設定」の「ログイン情報」で、デバイスで保存またはFirefoxアカウントを通じて同期したログイン情報の検索、絞り込み、閲覧、編集を行えるようになった。
2016年02月19日米Appleは18日(現地時間)、「iOS 9.2.1」のアップデートの提供を開始した。エラー53が表示されてiPhoneやiPadが完全に機能しなくなる問題に対応した。Touch IDセンサーを搭載したiOSデバイスでは、部品の交換などによる不正行為を防ぐために、Touch IDセンサーと他のコンポーネントの適合性や動作のチェックが行われる。その際に想定外のTouch IDモジュールが検出されたり、またはTouch IDモジュールを確認できなかった場合にエラー53が表示される。そのエラー53が表示され、画面の指示に従ってiTunesに接続してもエラー状態のままアップデートも復元もできなくなる問題が報告されていた。Appleのサポート文書によると、エラー53問題の対処方法は最新バージョンのiTunesをインストールし、エラー53が表示されたデバイスを強制再起動して、デバイスの復元を試す。復元後、iOS 9.2.1は最新のiOS 9.2.1(13D20)になっている。なお、エラー53問題への対処であるiOS 9.2.1(13D20)は通常のOSアップデートとは異なる。すでに一つ前のiOS 9.2.1(13D15)にアップデート済みの場合、ワイヤレス経由ではソフトウエアアップデートは表示されない。iTunesに接続した時のみiOS 9.2.1(13D15) からiOS 9.2.1(13D20)へのアップデートが表示される。Touch IDセンサーを搭載したiOSデバイスの部品を交換した場合、安全保護のための機能が動作する可能性があり、エラー53が表示され続ける場合はAppleサポートに問い合わせるように同社は呼びかけている。
2016年02月19日iOS 9で追加された機能のひとつに、「○に戻る」ボタンがある。あるアプリから他のアプリを呼び出したとき、ステータスバーの左端に表示されるあれだ。ディープリンク実装の改良に伴い登場した「ユニバーサルリンク」に関連する機能で、タップひとつで1つ前のアプリに戻ることが可能になる。ユーザにとっては、ホームボタンのダブルクリックでAppスイッチャーを呼び出す回数が減るため、メリットが大きい新機能といえる。この「○に戻る」ボタンは、呼び出したアプリに制御を戻す機能を果たすため、ホーム画面やAppスイッチャーで起動したアプリは除外される。たとえば、『メール』の文中に含まれたリンク(URL)をタップしてSafariを起動すると、ステータスバーには「メールに戻る」と表示されるが、ホーム画面から起動したSafariには表示されない。いちどでもホーム画面やAppスイッチャーを利用してしまうと、「○に戻る」が消えてしまうことにも注意しよう。例外は「通知センター」だ。通知センターに登録されたアプリは、通知センターを表示する直前に利用していたアプリを戻る対象のアプリ(呼び出したアプリ)として認識する。たとえば、Safariを利用しているときに通知センター経由で『天気』や『株価』を起動すると、左上に「Safariに戻る」と表示されるはずだ。このしくみを利用すると、アプリをスピーディーに切り替えできるようになる。通知センターに登録可能なアプリ限定だが、ホーム画面やAppスイッチャーではなく通知センター経由で起動すれば、直前に利用していたアプリが「○に戻る」の対象となる。通知センターに登録可能なアプリは意外に多く、『LINE』などのSNSアプリや多数のニュース系アプリが対応している。通知センターの下に表示される「編集」ボタンから登録できるので、いちどチェックしてみよう。
2016年02月16日スクウェア・エニックスは、iOSおよびAndroidアプリ「FINAL FANTASY IX」の配信を開始した。人気RPGのスマートフォン版となるが、Twitter上ではユーザーの戸惑いのツイートが散見される。スマートフォン版の「FINAL FANTASY IX」は、エンカウント無しや高速モード、オートセーブなど独自の機能を搭載している。Twitter上では、ユーザーから「クオリティが高い!」「スマホでもプレイできるのは嬉しい」といった好意的なツイートが投稿されている。一方で、ダウンロード時にストレージの空き容量が8GB以上必要であることから、「ダウンロードできない」「無理だ」「8GBも容量なくて諦めた」といったツイートも見られる。容量が大きくなったことについて、同社広報に問い合わせると「FINAL FANTASY IXのインストール時のサイズはAndroid版が約3.2GB、iOS版が約3.9GBになっております。実際にダウンロードしていただくファイルは圧縮されており、適切にファイル展開するにはアプリ本体の約2~3倍の領域が必要となるため、8GB程度を必要サイズとして表示させていただきました」との回答が得られた。なお、ユーザーからの問い合わせがあったことも踏まえ、今後は厳密に必要容量を表示する予定だとしている。「FINAL FANTASY IX」は、2002年に発売されたファンタジックな世界観が特徴のRPG。FINAL FANTASYシリーズの9作目となる。App StoreおよびGoogle Playよりダウンロードでき、価格は税込み2,500円(2月21日までは2,000円)。対応端末は、iOS 7.0以降を搭載した、iPhone 5s/6/6 Plus/6s/6s Plus、iPad(第4世代)、iPad Air/Air 2、iPad mini Retina ディスプレイ、iPad mini 3/4、iPod touch(第6世代)、Android 4.1以降を搭載した端末。
2016年02月15日情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンターは2月12日、iOSアプリ「Akerun - Smart Lock Robot」にSSLサーバー証明書の検証不備の脆弱性があるとして、注意喚起を行った。Akerunは、フォトシンスが提供するスマートロックアプリで、ドアに専用デバイスの「Akerun」を取り付けるだけで、アプリによってドアの開閉が可能になる。同様のソリューションでは、Qrioなどがある。この脆弱性では、悪意のある第三者が用意したWi-Fiネットワークに接続した場合、通信内容の一部を読み取られる中間者攻撃を受ける恐れがある。なお、フォトシンスによるとログインに必要な情報を読み取られる可能性はあるという。ただ、第三者がなりすましてログインしても、「ほかのスマートフォンからログインされた場合は、現在登録しているスマートフォンがログアウト状態になるため、すぐに気づくことができる」としている。対象となるアプリのバージョンはAkerunのiOSアプリ「1.2.4」未満。脆弱性を修正した最新版の1.2.4が公開されているため、アップデートすることで問題は解決できる。なお、アップデート後はAkerunアカウントのログインパスワード変更を推奨している。また、Android向けアプリについては、脆弱性が存在しなかった。
2016年02月13日ヴェルサーチ(VERSACE)がブランドアイコンのメデューサを加工できる絵文字アプリ「VERSACE EMOJI」をバレンタインデーに向けてローンチする。アプリは無料。iOSとアンドロイドに対応している。また、このアプリのローンチを記念して世界各地のヴェルサーチブティックで、メンズとウイメンズのTシャツのカプセルコレクションを発表。サングラスを掛けたメデューサや目がハートのメデューサのTシャツが用意され、日本では2月中旬より銀座店で発売が予定されている。同アプリはさまざまな表情を持ったメデューサをユーザーが選択し加工。ステッカー、背景、フィルターやテキストのカラーなどでメッセージが表現できる。また、アプリで加工した写真に「#VersaceSharesLove」のハッシュタグでSNSで共有できる。今春夏、来秋冬シーズンに向けて「絵文字(Emoji)」は欧米のファッションシーンでも大きなトレンドとして浮上する気配を見せており、「バレンタインデーのこのタイミングで新しいこの絵文字アプリを使えるのはとても楽しみ」とドナテラ・ヴェルサーチ本人もコメントしている。Text: 野田達哉
2016年02月12日写真サービス「Instagram」のモバイルアプリ(iOS、Android)にマルチアカウント機能が加わる。要件はバージョン7.15以上。今週よりロールアウトを開始する。個人用や仕事用、趣味専用というように複数のアカウントを使い分けたいという要望に応えて、Instagramは数カ月前からマルチアカウント機能のテストを行っていた。登録できるのは最大5アカウント。プロフィールタブのオプションからアカウントを追加し、プロフィールでアカウントの切り替えを行う。複数のアカウントが登録されている場合、ユーザーがアクティブなアカウントを確認できるようにアプリ全般にプロフィール写真が表示されるようになる。
2016年02月09日